カープ日記


95年11月1日〜11月30日

10月30日

水谷実雄氏、ダイエーの打撃コーチに

前近鉄監督代行の水谷実雄氏が、ダイエーの打撃コーチに就任した。

水谷氏といえば第一期広島の黄金時代を支えた打者のひとり。 江藤、前田らを育てたことでも評価が高いのだと思います。 それにしてもダイエーは広島の血を入れますね。


10月29日

ダイエー石貫に戦力外通告

今季広島からダイエーに移籍した石貫宏臣投手が、 球団から戦力外通告を受けた。

駄目なんでしょうか?怪我さえ治れば、貴重な左の中継ぎなんですけどね。 広島は面倒見がいいですから、帰ってくるってこともあるのでは?


10月28日

山内、新人王に輝く

山内泰幸投手が今年度セ・リーグ新人王に選ばれた。 14勝10敗防御率3.03。

山内投手、おめでとうございます。贅沢は言いませんから、 来季も今季並みの成績を挙げて下さい。

江藤、野村、金本がベストナインに

江藤智三塁手、野村謙二郎遊撃手、金本知憲外野手がセ・リーグのベストナインに 選ばれた。

こちらもおめでとうございます。 江藤、野村は当確だと思っていたのですが、金本は少し意外でした。 どちらかといえば、緒方に可能性があるかなと思っていました。

若林の入団を発表

中日から移籍の若林隆信投手(21 右投左打)の入団発表が行なわれた。

よーし、こーなったらローテーション入りを目指せ!


10月27日

チェコ問題でダン野村氏と交渉

広島はチェコ問題でダン野村氏と初交渉を行なった。 球団は来季もチェコと契約の意志があることを示し、 野村氏も「チェコもそうなることを望んでいる」と述べた。 今後も交渉を続ける予定。

結局、球団は代理人交渉を認めたわけですね。こじれないことを望みます。

黒潮リーグ終了

黒潮リーグの全日程が終了した。成績は3勝9敗3分。
黒潮リーグの結果

黒潮リーグでも走りまくっているようです。 打者ではドミニカ勢を除けば浅井・朝山。投手では菊地原、ラミーレス。 ドミニカ勢は即戦力とはいかないようですが、ペレスが3割台後半の打率、 デラクルーズが常時140キロ以上の速球。


10月26日

ヤクルト日本一

日本シリーズ第5戦、ヤクルトはオリックスを3対1で破り、 4勝1敗で日本一の座についた。

ヤクルトファンの皆様おめでとうございます。 オリックスファンの皆様残念でした。 それにしてもいい試合が多かったですね。 ちょっとの差が大きな差。 そのちょっとの差のせいで広島は負けたのです。 ヤクルトはペナントレースそのままの力を出したという感じです。


10月25日

加藤伸一と契約

広島は、テスト中だった元ダイエーの加藤伸一投手と契約を結んだ。 背番号は12。推定年俸1200万円。

先発ローテーションに入れれば言うことなしですが、 中継ぎ、谷間の先発あたりになるのでしょうか。

外国人3人枠は出場選手登録に

外国人3人枠が支配下選手から出場選手登録に変更される。 これにより球団は、何人でも外国人選手を保有することができるようになる。 一軍ベンチ入りは3人まで。

カープはドミニカの選手を何人も支配下選手にするでしょうね。 で、とっかえひっかえってことにでもなるのでしょう。


10月24日

西田、中国放送の解説者に

今季限りで現役を引退した西田真二氏が、TBS系の中国放送の野球解説者となる。

来年は、テレビとラジオで西田節が響くことでしょう。

鈴木健ら、台湾から帰国

台湾の時報イーグルスに野球留学していた鈴木健、サンギルベルト投手が帰国した。 鈴木投手は12試合で2勝4敗、サンギルベルト投手は15試合で2勝6敗。 10勝10敗のリベラ投手は、11月4日のオールスターに出場のため、 11月5日に帰広の予定。

サンギルベルト?誰それ?(^^;) ドミニカ選手の扱いは、よーわからん。 リベラは使えるかも。


10月23日

湯布院キャンプ始まる

この日から主力組の大分県湯布院キャンプがはじまった。

要するに温泉旅行ですわ、って前にも書いたなあ(^^;)。

ダン野村氏と接触へ

27日にチェコ投手との契約問題でダン野村氏と球団が接触する。

ふっかけてこなければいいですけど。

ダイエー矢野投手、三軍コーチに

ダイエーを自由契約になった矢野未乗投手が三軍コーチとなった。

今までの三軍コーチって誰だったのでしょうね?

白武・加藤をテスト

この日からロッテの白武投手、ダイエーの加藤投手の入団テストが始まった。 一次テスト合格者は秋季キャンプで最終的な合否判定をされる。

加藤投手は怪我さえなければ、今頃ダイエーのエースだったのではないでしょうか? 期待してます。


10月20日

元ロッテ白武、元ダイエー加藤、入団テストへ

ロッテを自由契約になった白武佳久投手(35)と ダイエーを自由契約になった加藤伸一投手(30)が23日からの 入団テストを受ける。

白武投手は広島にいたときはローテーションの谷間での先発とか、 リリーフを主にやっていたという記憶があります。 年齢を考えるときついような気がしますが、ものになるならラッキーですね。


10月19日

秋季練習始まる

この日から広島県佐伯郡大野町の大野屋内総合練習場と 山口県玖阿郡由宇町の由宇練習場で秋季練習が始まった。 11月7日からの日南秋季キャンプまで続く。

主力組は怪我をしないように、若手組は実力を延ばすようにやってください。 我ながらつまらないコメント(^^;)。


10月16日

野村がセ・リーグ特別賞

3割30本30盗塁を達成した野村謙二郎内野手が、 セ・リーグから特別賞を受けることになった。

よかったねー。


10月14日

音・山田、中日へトレード

音重鎮外野手・山田和利内野手と中日の若林隆信投手プラス金銭での トレードが決まった。

なんなんでしょうねー、このトレードは。ぷんぷん!
音と山田で投手の補強をしようという考え方はわかりますが、 若林投手って一軍での実績ってあるんですかあ?21歳で若いのは確かですけれど。 今から育てるつもりなのかなあ?最近若手投手の育成の成果が上がってませんし、 音と山田だったら、 一軍での実績がある投手を取らない手はないと思うんだけどなあ。
というわけで、今年は音と山田の年俸も大幅アップでしょうし、このトレード、 広島お得意の口減らしトレードじゃないでしょうか?。貧乏球団の悲しさよ。 ひょっとすると、本人の希望かも知れませんけどね。
とか言ってたら、中日と広島の間で以前から約束があったみたいですね。 失礼しました。
音は敵になるとこわいぞー!

来季のスタッフが決まる

来季のスタッフが発表された。一軍は今季と同じ。 二軍は投手コーチに外木場義郎氏が復帰。 三軍は守備走塁打撃コーチに原伸樹氏、 熊沢秀浩ブルペン捕手がブルペンコーチに昇格。

外木場コーチに期待。若手投手をなんとかしてください。


10月13日

セ・リーグ全日程終了

セ・リーグは、この日の広島対阪神戦、横浜対ヤクルト戦で全日程を終了した。 広島の最終成績は74勝56敗1分の2位。
広島からのタイトルホルダーは以下の通り:

打撃の方では広島からたくさんタイトルホルダーが出ましたね。 江藤は40本塁打いかなかったし、野村は打率を落としたし、 最後はちょっと尻切れトンボになってしまいましたけど。 でも、まあ打撃陣はよしとしましょう。 やっぱ、投手陣だよねー、問題は。

山崎、プロ入り初勝利初完封

西田、最後の打席、安打で花道

山崎、藪の投手戦で両軍無得点で迎えた8回裏、リリーフの竹内から一死後、 この試合で現役引退となる西田がレフト前ヒット。山崎の送りバントの後、 緒方がセンター前へ。代走の金本は本塁をうかがうも3塁ベースを蹴ったところで 転倒、本塁へ帰れず。緒方二盗の二塁三塁から正田が2点タイムリー。 山崎は9回も無得点に抑え、プロ入り初勝利を完封で飾った。

この試合、市民球場の外野席で見てきました。 西田選手は最後に勝利に貢献するヒットを打ってよかったです。結構感動しました。 引退セレモニーは、正田選手会長から花束を渡されて胴上げされて、 ファンに手を振って終わりでした。 巨人の原選手の派手な引退セレモニーを見た後だっただけに、 ちょっとあっさりしてるなあという印象でした。
先発が山崎と聞いて、消化試合だなーと思っていたのですが、 どさくさにまぎれて完封しちゃったという感じです。 テレビで見ていると解説者の言葉や真近に見れる点などから、 いいピッチングをしているなあというのがわかるのですが、 球場で見ているとよくわからないんですよね。山崎がいいのか、阪神打線が駄目なのか。 ま、完封したんだからいいピッチングだったんでしょう。 来季への自信になればいいんですけど。 何せ消化試合ですからねー、気合の入り方が違うと思うんです。 どーせならもう少し早くやってほしかったよなー。 とりあえずおめでとー!
蛇足ながら、金本は間抜けだなあ、またこけちゃったよ。 こけた後、腕を目のところにやって泣くような仕草をしたように見えました。 こけると骨を折るからあぶないぞー(^^)。

秋村、鈴木哲、金銭トレード

秋村謙宏投手が日本ハムへ、 鈴木哲投手が西武へ金銭トレードされることが決まった。

秋村は日本ハムですか。金石や長冨のように活躍するかも知れませんね。


10月12日

西田、現役引退

西田真二外野手の現役引退が発表された。13日の今季最終戦終了後、 引退セレモニーが行われる。今後、広島の民放の解説者になる予定。 西田選手は主に代打の切り札として活躍。91年は4番打者として優勝に貢献した。

というわけで、正式な発表がありました。どんな解説者になるか楽しみではあります。

チェコ、帰国

チェコが帰国の途についた。代理人のダン野村氏には「来季も広島でプレーしたい」 と伝えているという。

来季来たとしても、今年の後半のような調子だと困りますよね。

湯布院リハビリキャンプ参加者発表

23日から始まる湯布院リハビリキャンプの参加者が発表された。参加者は、 紀藤、片瀬、山内、佐々岡、大野、井上祐、瀬戸、西山、高、正田、小早川毅、 野村、江藤、緒方、音。

要するに温泉旅行ですわ。

ドミニカ5選手、黒潮リーグ参加

ファーム委員会でドミニカ5選手の黒潮リーグ参加が認められた。 これは来季から二軍に限って外国人選手枠が撤廃されることによるもの。 ドミニカ5選手は、黒潮リーグに参加する安仁屋二軍監督や選手らと共に 高知入りした。

がんばってね。


10月11日

ダイエー、達川コーチ退団

福岡ダイエーホークスの達川光男コーチが退団した。

カープの将来の監督候補(本当か?)なので、その手腕を期待していたのですが、 何か中途半端な感じでやめてしまいましたね。 ダイエーのことはよくわからないのですが、何らかの実績を残したのでしょうか?


10月10日

西田、現役引退

友人に聞いた話しなのですが、西田真二外野手の現役引退が報道されたようです。

おつかれ様。 ちなみに中国新聞には一行も出てなかったよ〜ん。

金本、出場選手登録

金本知憲外野手が江藤智内野手に代わり出場選手登録された。

当然でしょうが、江藤は登録抹消されたんですね。

山内、15勝ならず

対横浜最終戦、先発の山内は4回を5失点でKO。1対7で敗戦。 明るい話題は金本が代走で復帰したことくらい。

後半戦、勝ち星が伸びませんでしたね。新人で14勝は立派。 来季以降、今年の前半戦並みに活躍してくれればよいのですが。


10月9日

江藤と山田が退院

急性虫垂炎を手術し入院していた江藤智内野手が退院した。 また山田和利内野手も出雲市内の病院を退院した。 山田は広島市内の病院でリハビリを行う予定。

江藤、13日の試合に出るなんてことは、ない、だろうなあ。


10月8日

広島、2位確定

対巨人最終戦、広島は音の先制ホームランなどで3点、 先発の紀藤は7回を、この試合で引退となる原のホームランの1点で抑え、 リリーフ陣もピシャリと後続を断ち勝利。紀藤は10勝目。 広島はこの勝利で73勝となり、全日程を終了した巨人が72勝のため、 2位が確定した。

なんとか2位を確保しました。緒方以外、後は本当の消化試合だなー。 原選手は引退試合でホームランを打つとは役者ですねー。お疲れ様でした。


10月6日

野村、3割・30本・30盗塁達成

野村謙二郎内野手は、対ヤクルト最終戦三回表一死から二盗を決め、 今季30盗塁となった。野村は残り試合無安打でも3割キープは確実なことから、 3割・30本塁打・30盗塁の達成が確実となった。 別当薫(毎日)・岩本義行(松竹)・中西太(西鉄)・蓑田浩二(阪急)・ 秋山幸二(西武)に続き史上6人目。
ちなみに試合はリリーフの山内が自滅し、2対4で敗戦。

やりました!!!おめでとー!!!こういうことはできる時にやっておかないとね。 野村に30本塁打は結構きついものがありましたから。

緒方、9月月間MVP

緒方孝市内野手(外野手をやっていますが、登録は内野手なんです)が、 9月の月間MVPを受賞した。打率.314・3本塁打・7打点、月間最多となる 27安打・21盗塁。

緒方は8月9月と絶好調でした。これだけ盗塁を決めることができるのも、 バッティングが好調だからこそ。盗塁王もほぼ間違いないでしょう。 年間を通してどれだけやれるか、来年が勝負。

木村拓也、出場選手登録

木村拓也外野手が古河有一内野手に変わって出場選手登録された。

木村は、守備と足ならば使えるけれど、 打撃がイマイチという広島に一番多くいるタイプの選手。 抜け出せるか?


10月5日

江藤、急性虫垂炎で手術

江藤智内野手は、急性虫垂炎で広島市中区の広島記念病院へ入院、手術を受けた。 経過は良好。治療は二週間。今季絶望。

がびびびびびびびびーーーん。40号が夢と消えました。 40号を意識しすぎて自分で壁を作ってしまいましたね。 来年は50本目指してがんばってね。

チェコ来期の契約は微妙

かねてから報道されている通り、ボーナス契約の見直し、代理人交渉などの問題で、 チェコ投手との来期の契約が微妙になっている。 最悪の場合、今季限りで退団、 1999年までドミニカカープアカデミーでプレーすることになる。

球団としては自前で育てた選手ということで、 普通の外国人選手とは違う扱いをしているのは確かだと思います。 カープアカデミーの目的からして、安い外国人選手を作ろうということなのですから。 ここでチェコのゴネ徳のようなことになると、 カープアカデミーの存在意義がなくなってしまう可能性もあるわけで、 球団としては強い態度で望まざるを得ないでしょう。 しかし、カープアカデミーで飼い殺しということになると、 球団のイメージダウンにもなるし (野茂だって近鉄が駄目だといえば大リーグに行けなかったわけで、 そうなった時の近鉄のイメージは悪くなっていたと思います)、 カープアカデミーで学ぶ選手の士気にも影響するでしょう。 できれば来年も日本でチェコを見たいですが、駄目ならば、 大リーグの球団への金銭トレードのようなことはできないのでしょうか?
チェコの立場に立てば、年俸(480万円)とボーナス(10勝目までの合計で 1200万円、その後オーナー賞あり)をあわせた1680万円は何の実績もない 1年目としては充分なのでしょうが、日本人選手の場合契約金があるわけで、 そのへんが不満なのでしょう。
それにしてもダン野村恐るべし。ハイエナのような嗅覚。

ドミニカ4投手が投球練習

ドミニカカープアカデミーから来日している4投手が、 広島市民球場で投球を披露した。 最高球速148キロのフランシスコ・デラクルーズ投手、 変化球に切れのあるマリノ・ペティケに注目が集まった。 三村監督は「何人か秋季練習に連れていきたい」と語った。

目指せ、第二のチェコ(^^;)


10月4日

鈴木哲に戦力外通告

広島は鈴木哲投手に戦力外通告をした。西武に金銭トレードを申し入れている。

去年はローテーションの谷間に先発などしていましたが、今年はさっぱりでした。 他の球団で働き場所があればよいのですが。

四選手が自由契約に

広島は、伊藤真投手、高橋顕法投手、古河有一内野手、杉田勇捕手に自由契約選手と することを伝えた。

ドラフトで獲得する選手の数は、いわゆるクビにしなくてはいけないわけで、 寂しい季節になりました。この中でよくわからないのは古河選手で、ついこの間 再び出場選手登録をされたばかりです。餞別がわりの温情だったのでしょうか?


10月3日

対巨人戦、勝ち越し

瀬戸の3ランホームランなどで6対3で巨人に勝った。チェコは15勝目。 巨人戦の勝ち越しは3年ぶり。

とりあえず2位をキープ。 江藤は久々にヒットを打ちましたが、本当に40ホーマーが心配になってきました。


10月2日

山本和・古沢コーチ退団

山本和行、古沢憲司二軍投手コーチが契約切れで退団することが決まった。 古沢コーチは阪神の二軍投手コーチに就任する模様。 後任には球団育成部次長の外木場義郎氏の就任が内定している。

一軍で使える若手投手をひとりでもふたりでも育ててください。

ウエスタン閉幕

ウエスタンリーグが全日程を終了した。カープは5位。個人タイトルでは 徳本政敬内野手が本塁打王(13本)、福地和広内野手が盗塁王(30個)を 獲得した。

二軍の成績と若手の成長に相関関係はあるのでしょうか? 巨人の例もありますしね。二軍で突出した選手がいるというのは期待が持てます。


10月1日

前田智、リハビリ中

5月23日に右足アキレス腱を断裂した前田智徳外野手は、8月12日から歩行練習を 中心としたリハビリを行っていたが、この日から広島県佐伯郡大野町の 大野屋内総合練習場で第二段階のリハビリを開始した。 このリハビリは筋力トレーニングと理学療法が中心で、 理学療法は患部の血行促進を目的として泡風呂に足をつけ温め、 そして冷やすことを繰り返す。 本人は「まだ右足に違和感があり、痛みもあり、不安である」と言っている。

もちろん来年の開幕には間に合って欲しいですが、無理ならばオールスター明け位でも いいっすよ。保険としてひとり外国人選手を獲得しとけば頭数だけは揃うでしょう。 とにかく中途半端な状態で出てきて、中途半端な選手になってしまうことだけはあって 欲しくないです。あと、とりあえずの一塁手へのコンバートでしょうか。


95年8月30日〜9月30日

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