カープ日記


95年10月1日〜10月31日

9月30日

カープ優勝ならず

対阪神戦、紀藤が桧山に逆転3ランを浴び敗戦。カープの優勝はなくなった。

簡単に今年を総括しますと、三村監督は今年も育てる野球をやったということ でしょう。自分がつなぎの監督であることを充分わきまえているのでしょう。 100試合を過ぎたあたりから、勝つ野球をやろうとしたようですが、うまく いかなかったようです。チームに勝負強さがないのが気になりました。
投手陣では、新戦力の山内、チェコ、高橋建が前半よくやりました。彼らがもし いなかったらとおもうとぞっとします。それにひきかえ去年活躍した紀藤、近藤 がいまひとつでした。特に近藤の不調は目を覆うばかりでした。また、開幕前に 期待されていた池田、山根、田中由、菊池原あたりが一軍で全く活躍できなかっ たのも残念です。彼らは順調に伸びているのでしょうか?
打撃陣では、前田智のアキレス腱断裂というショッキングな出来事がありましたが、 まさに怪我の功名で、空いたレギュラーポジションを争って若手がレベルアップ しました。特筆すべきは緒方でしょう。打力が安定し盗塁を数多く決めました。 他にも、浅井、町田あたりがそこそこできるようになってきました。金本も 5番に定着し、30ホームラン以上ねらえる打者になりました。野村、江藤については 超一流選手へのステップを着実に登りつつあります。前田が戻ってくれば、日本一の 打撃陣になるでしょう。
さて、今シーズン、後はチームの2位確保、江藤の40本塁打以上での本塁打王・打点王、 緒方の盗塁王、野村の3割・30本・30盗塁、山内の新人王ですね。 野村は盗塁を29に延ばしましたが、江藤はあいかわらずの不調。あと1本 打てるんかいな。

ヤクルト、セ・リーグ制覇

カープの優勝の可能性がなくなって十数分後、ヤクルトが巨人を下し、 セ・リーグ優勝を決めた。

ヤクルトファンの皆様、優勝おめでとうございます。本当に勝負強いチームでした。

古河有一、出場選手登録

古河有一内野手が千代丸亮彦内野手に変わり、出場選手登録された。

このレベルの選手をコロコロ入れ替えても意味がないような気がするんですが。 しばらく我慢して使わないと。優勝も決まったことだし。


9月27日

金本、練習に合流

左手中指の付け根を骨折していた金本知憲外野手が練習に合流した。 ギブスはまだ着けたままだが、29日には取れる予定。

今年は無理しなくていいと思うけど。競争が激しいから不安なんでしょうねえ。

新人テスト、合格者なし

去る24日、新人テストが広島県佐伯郡大野町の大野屋内総合練習場で行われたが、 合格者はなかった。

大野投手はテスト入団でしたっけ? 隠れた逸材は見つからなかったようです。


9月26日

ついに三位転落

対中日最終戦、山内が踏ん張りきれず、打線も今中に仁平のホームランによる1点 に抑えられ、敗戦。ついに巨人に抜かれ三位に転落した。

野村、江藤が抑えられては勝てません。江藤が打たないとなると、楽しみは緒方の 盗塁だけです。
「今日の試合は落とせない」何度聞いたことか。 落とせないはずの試合を何度も落として、それでも落とせない試合がやってくるとは どういうことなのかなあ?(^^)それにしてもどうしても三連勝できませんねえ。

佐藤貞治、山崎健、出場選手登録

佐藤貞治投手と山崎健投手が、高橋建投手と秋村謙宏投手に変わり出場選手登録 された。

山崎投手は投げ方をサイド気味に変えました。

原伸樹、育成スタッフに

広島で代打の切り札として活躍した横浜の原伸樹内野手が、今季限りで現役を引退。 広島の育成スタッフに内定した。

長距離打者として甲子園を沸かせた広陵高校時代を考えると、プロ入りして地味に なってしまいましたが、代打としてよくがんばりました。いい選手を育ててください。


9月24日

音、決勝アーチ

チェコ、横浜救援陣の好投で1対1で迎えた8回表、音が決勝のソロホームランを 放った。9回にも大魔神佐々木から2点を追加。

佐々木から点が取れるなんて珍しい。えとー、さっさと40号打てよー!


9月23日

片瀬好リリーフ、横浜に逆転勝ち

高橋英の乱調で逆転されたが、片瀬が好リリーフ、再逆転し勝利した。 緒方は盗塁を2つ決めた。 ヤクルトが負けたためマジックは4のまま。

ヤクルト3連敗ですよ。ヤクルト戦3連勝しておけばねえ。試合内容からは そうなっていてもおかしくなかっただけにねえ。今年は大事なところであんまり 勝てませんでした。
高橋英もよくなかったみたいですね。ちょっと前、山根が調子がいいと聞いていたので そろそろ上がってくるかなと思っていたのですが、全然上がってきませんね。 また怪我でもしてるのかなあ?
片瀬がよかったみたいですね。でも、ちょっと遅かったかな。来年につながれば いいけど。


9月22日

野村、1000本安打

この試合野村謙二郎内野手は、3回、4回にヒット、5回にホームランを 打ち、1000本安打を達成した。

巨人の長嶋茂雄に次ぐスピード達成だそうです。2000本位までは 打って欲しいな。

乱打戦、追い上げあと一歩

先発の高橋建以下投手陣が横浜打線にメッタ打ちされ、4回までに15失点。 打線は必死に追い上げ12得点。最後は盛田、佐々木に抑えられ逆転は ならなかった。ついに巨人と同率2位。

ひどいもんです。中継ぎがなんとか踏ん張っておけば勝てた試合です。 投手陣でがんばったのはベテランの井上だけです。江藤もこういう試合で 1本打っておきたかったねえ。

高橋英樹、出場選手登録

高橋英樹投手が望月秀通投手に変わって出場選手登録された。

高橋英の選手登録はいいとして、望月はどうしちゃったんでしょうね?


9月21日

江藤、連発

江藤は6回に勝ち越しとなる38号ソロホームラン、8回には追加点となる39号 2ランを放った。試合の方はヤクルトに4対2と競り勝った。

今日は江藤、大活躍でした。後1本で40号ですねー。何とかいけそう かな。

大野、負傷退場

大野投手は8回、古田の打球を右手に当て退場した。

大丈夫かなあ。歳だから心配ですよ。


9月20日

佐々岡、抑え失敗

4対2のリードで迎えた9回2死無走者から、佐々岡は飯田の振り逃げ、 稲葉のタイムリーツーベース、土橋のタイムリーで同点にされ、挙げ句の果てに 10回古田にサヨナラホームランを打たれた。ヤクルトには返り討ち、巨人とは ゲーム差なしに。秋ねえ〜。

優勝するチームっていうのは強いですなあ。あきれてものも言えません。 今年は仕方ないにしても、来年もササ坊を抑えで使うんかのー。何かウイニング ショットをおぼえんと駄目じゃ思うんじゃけど。


9月19日

山内を見殺し

最後の望みをかけたヤクルト三連戦の初戦、9回サヨナラ負けを喫した。 この試合山内はヤクルト打線を8回まで零封するも、打線の援護なく9回 土橋にサヨナラヒットを打たれた。

9回表の町田への一球ですが、贔屓目に見るとやはりボールです。しかし ながら審判は一球一球のボールを独立に判定しているわけではないんですねー。 本来はそうあるべきなんですけれど。点が入らないという試合の流れがあって 思わずストライクと言ってしまったのでしょう。

千代丸、選手登録

千代丸亮彦内野手が古河有一内野手に変わって一軍選手登録された。

プロ入り初安打目指してがんばれ!


9月17日

延長13回力尽きる

巨人戦、同点で迎えた延長13回表、佐々岡が3点を失い、6対3で敗戦した。 この試合、勝利への執念を見せる三村監督は、2点リードされているにもかかわらず、 9回表から佐々岡を投入。これが実り、9回裏には野村の同点2ランが出ていただけに 痛い敗戦となった。ヤクルトのマジックは9。

佐々岡に完璧を求めるのは土台無理な話しで、あんなものでしょう。よく投げた方じゃ ないでしょうか。打線がなんとか早めにサヨナラにしないといけませんでした。

正田、200犠打

この試合、正田耕三内野手は通算200犠打を決めた。

正田選手にはバントだけはきっちり決めてもらいたいと思います。 ちなみに昨シーズンまでに200犠打を記録した選手は15人います。その中で最多は ロッテの平野謙選手の434個。広島では山崎隆造選手の217個です。

紀藤、プロ入り初ホームラン

この試合、紀藤真琴投手は3回裏の打席でプロ入り初ホームランを放った。

ピッチングの方も8回を3失点とまずまず。惜しむらくはマックに食らった 一発。


9月16日

猛打で大勝

巨人に10対3と大勝した。ポイントは2回裏二死二、三塁で投手の小林のところ で早々と代打御船を送った場面。御船は期待に応えレフト前へタイムリー。 江藤は37号ホームランを放ち、緒方は33個目の盗塁を決めた。

のんびりしていた三村監督ですが、ここのところ積極的な采配が目立つように なりました。御船の代打起用はグッドでした。


9月15日

巨人に大敗、ついにヤクルトにマジック

巨人に9対3と大敗し、ヤクルトにマジック10が点灯した。

チェコは、ランナーをためては一発打たれるといういつものパターン。 後半戦何度同じシーンを見たことか。大リーグに行くどころの話しじゃねーぞ。

江藤、100打点

江藤は3回一死満塁でレフトへ犠牲フライを上げ、100打点を達成した。

あの場面であっさり犠牲フライを打ち上げるところなど、さすがといえばさすが なのですが、ファンはそれ以上のことを期待していることは忘れないで欲しいです。


9月14日

山内、完投勝利

山内は横浜戦完投し、約1か月振りの勝ち星を上げた。

長いこと勝てませんでしたなあ。前半戦のようにバンバン勝ってくれい。

緒方、盗塁王へ驀進

緒方は2つの盗塁を決め、今季31個目となり、ヤクルト飯田に並んだ。

私の予想が当たりました。珍しい。こうなったらヤクルトの優勝を徹底的に 延ばしましょう。優勝が決まれば、飯田は何も考えずに走ってくるでしょうから。 しかし、ホームラン王、打点王、盗塁王、新人王がいてどーして優勝できんのじゃー。


9月13日

大野、完封勝利

大野投手は40歳を迎えて初めての登板となる横浜戦、見事に完封勝利を 飾った。40歳以上の完封勝利はセ・リーグでは初。

今やカープのエースですね。登板間隔を開けないといけないのが痛いですけど。


9月12日

江藤、36号

横浜戦、江藤が36号本塁打を放った。打点はついに99。 試合は紀藤がふんばりきれず敗戦。チームは相変わらず波に乗れないまま。 ヤクルトのマジックに王手がかかった。

オールスター明けの連勝以来、3連勝ってないんじゃないでしょうか。 勝ったり負けたりですねえ。


9月11日

音、復帰

右肩の負傷のため登録抹消されていた音重鎮外野手が復帰する。 まだ、悪い打ち方をしたときには右肩が痛むそうである。

3番に戻すか、6番くらいに入れるか?


9月10日

町田、代打逆転満塁ホームラン

3点差を追う9回表、無死満塁から代打町田が逆転本塁打を放った。 その裏佐々岡が中日の反撃を抑え、広島は逆転勝利。

いやあ、実に愉快愉快。町田もやればできるじゃん。これでチームに 勢いが出るといいんですけど。

江藤、年間自己最多の35号本塁打

江藤は7回表、一昨年の34号を上回る年間自己最多記録の35号 本塁打を放った。

ひょっとして40本までいくのでは。わくわく。

古河、プロ入り初安打

古河有一内野手が3回表、中日古池投手からプロ入り初安打を記録。

おめでとうございます。これからもがんばってね。


9月9日

江藤、年間自己最多タイの34号ホームラン

江藤は1回表、一昨年の34号に並ぶ年間自己最多タイ記録の34号 本塁打を放った。試合の方は継投が成功、チェコが久々の勝利。

いよいよエンジン全開か?


9月8日

継投失敗、中日相手に取りこぼし

1点リードの7回2死満塁から小早川幸が大豊に同点タイムリー。佐々岡が 8回に1点取られ逆転負け。 中日には悪いですが、こういう試合を取りこぼしてはいけません。このへんが ヤクルトとの差でしょう。

9月6日

紀藤完封、ヤクルトに連勝

緒方、小早川、町田のホームランで着々と加点。投げては紀藤がヤクルト戦2試合連続 完封。

これで紀藤完全復活か?遅過ぎた感じもありますが、これからはローテーションの軸で しょう。それにしても小早川の好調さは何なんでしょう?


9月5日

緒方、サヨナラヒット

ヤクルト戦延長10回、緒方のヒットでサヨナラ勝ち。ヤクルトのマジック点灯を 阻止。この試合、江藤が2ホームランで33号。二冠王がかなり確実な情勢となった。

江藤の二冠王が唯一の楽しみとなっているので、喜ばしい限りです。できれば9回の 打席でサヨナラホームランを打って欲しかった。

近藤、右肘を怪我

近藤芳久投手は、「右肘内側則副靭帯付着部損傷」と診断された。1週間程度投球 練習を休み様子を見る。

というわけですいません。登録抹消は怪我が原因でした。この機会に走り込みでも してください。

ドミニカカープアカデミー優勝

ドミニカ共和国のカープアカデミーはプレーオフファイナルに勝ち、初のチャンピオン に輝いた。

野手でいい選手がいるといいんですけど。

古河有一内野手、出場選手登録


9月3日

巨人戦、連夜のサヨナラ負け

延長10回、一死満塁から松井のヒットでサヨナラ負け。

上を見るより下を見ろって感じになってきましたね。巨人とのゲーム差は2.5。 2位を死守できるか?

近藤投手、登録抹消

近藤芳久投手が登録抹消され、代わりに秋村謙宏投手が登録された。

たぶん、怪我ではないと思います。結局今年は立ち直れませんでした。 登録抹消は遅過ぎたとも言えましょう。 去年の成績がまぐれだったとは思いたくないのですが... しかし、秋村を上げるのだったら山根を上げてほしかったなあ。 チームはそういう時期に来ているのではないでしょうか。


9月2日

音までもが

音重鎮外野手は9月1日の巨人戦での負傷のため登録抹消。右肩挫傷で10日 間の加療が必要。野村が三番に入る苦しいオーダー。試合の方は河田の今季初 ホーマー、江藤の31号も実らず巨人にサヨナラ負け。

まあ考えようによっては緒方の一番も悪くないし、野村の長打力なら三番もお かしくはないといえます。私、ひそかに緒方が盗塁王を取るんじゃないかと思っ ています。しかし、このところ怪我人続きで頭が痛い。ヤクルトとのゲーム差 は7ですか。ちょっともう無理でしょうねえ。


8月31日

吉年を指名へ

広島は、今夏の全国高校野球選手権大会で活躍した岡山・関西高校の大型左腕、 吉年滝徳投手を今年のドラフト会議で1位を含め上位指名する方針を固めた。

即戦力にはならないでしょうね。


8月30日

金本、今季絶望

金本知憲外野手は、8月29日の阪神戦の7回裏にクールボーの本塁打を追っ て転倒、途中退場した。検査の結果、左手の中指の付け根にあたる「左手第三 手骨骨折」のため、6週間の入院加療が必要と診断された。今季の出場はほぼ 絶望。

これには後日談がありまして、金本本人はいたって明るく、「残り5試合ぐら いにでも帰ってきます。驚異的な回復力を見ていてください。」だそうです。 6週間といえば日本シリーズには間に合うんじゃないでしょうか。無理しない 方がいいと思うけど。せっかく30ホーマーを期待していたのに。

山田、今季絶望

山田和利内野手は、8月26日の横浜戦で負傷退場した。検査の結果、「左ひ ざ前十字靱帯断裂」と診断された。今季の出場はほぼ絶望。

手術をするそうでして、かなりかかりそうな感じです。なにせ右膝の靱帯をやっ た時にはまるまる1年かかったわけですから。かなり疲れが溜まっていたんで しょう。結局1年間フル出場する体力がなかったということじゃないでしょう か?残念です。


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