カープ日記


8月31日

広島、執念の勝利

対横浜戦、金本選手の3ランで先制したものの、 先発山内投手が2本塁打を浴びるなどして逆転された。 一度は緒方選手の3ランで逆転したが、 救援の白武投手がローズ選手に2ランを浴び逆転。 8回表に西山選手の適時打で同点に追いついたが、 その裏、満塁から波留選手の内野安打で勝ち越しを許した。 しかし9回、横浜の守護神佐々木投手から執念の攻めで、 前田選手が同点適時打。10回に二死から浅井選手が値千金の決勝ソロアーチ。 最後は佐々岡投手が三者連続三振で締め、9対8で粘り勝ち。 連敗を2で止め、8月を13勝13敗で終えた。

試合結果

感動的な試合でしたね。この粘りがある限りまだまだいけます。
6対7、1点リードされて膠着状態に入ったゲームが動き始めたのは8回表。 横浜3番手の戸叶投手に抑えられていましたが、この回から島田投手。 佐々木投手が出てきてこれまでかと思っていたので、ラッキーだと思いました。 緒方選手の二塁打の後、西山選手の見事な右への狙い打ち、 痛い足を引きずって緒方選手が激走し同点。 しかしその裏、玉木重投手が満塁のピンチを招き、 不運な適時内野安打を打たれ勝ち越されてしまいました。 しかしここでキレずに1点だけに抑えてくれたのは大きかったです。 でも今度こそ佐々木投手が出てきて終わりだろうなあと覚悟しました。 先頭の野村選手は二ゴロ。必死に走ってヘッドスライディングで内野安打。 続く正田選手は送りバントと思いきや、 なんと代走の木村選手に盗塁をさせました。木村選手は見事に期待に応え成功。 正田選手ももちろん援護の空振り。 ここで正田選手が三塁へ送れず三振してしまったのは痛かったですが、 ここのところ今ひとつだった前田選手が右前へ適時打。 土壇場での執念の同点劇。見事でした。
しかしここまでならば先の巨人戦でもやっていたのです。同点までならば。 ナインの執念を本当に実のあるもの、勝利に結び付けたのはもちろん浅井選手。 一昨日はいいところで打てませんでしたが、 引きずっていないのがいいですね。佐々木投手から決勝弾。ありがとう!
話を序盤に戻しますと、誤算は山内投手。 大量得点の後は打てないというジンクスも今日の横浜打線には通用しなかったようで。 そもそも横浜は本塁打の少ないピストル打線ですから、 大量点を取ったあとでも大振りになるということがないのでしょうかね。 いきなり金本選手の3ランでもらった3点のリードを 2回までに使い果たしてしまいました。 駒田選手に本塁打を打たれた球は真ん中高目の直球。おいおいって感じでした。 緒方選手の3ランで逆転した後もピリッとせず、 勝ち投手の権利を手に入れる目前の5回途中で降板。 先発に戻っても、良かったり悪かったりは続いているようですね。 前回はただ勝っただけではなく完封だったので、もう大丈夫と思ったのですが。
しかしいくら山内投手の出来が悪かったとはいえ、 ベンチもよく交代させる気になりましたね。 全くアテにならない中継ぎ投手陣を信じて交代させたのでしょうから、 度胸があるというかなんというか。 ローズ選手に一発を浴びた白武投手は誤算でしたが、 それ以外の投手はよく投げたといえるでしょう。
8月は何とか五分の星で終えることができました。 今のカープには相手を圧倒する力はないかも知れませんが、 接戦を今日のような執念でモノにし、 ひとつひとつ勝ち星を拾っていくことを期待します。

江藤、今季絶望

眼窩底骨折の江藤選手。識者によると、手術後全治まで1・2か月かかるそうで、 今季中の復帰は絶望的。

来年の自主トレで元気な姿を見せてくれればいいんですけど。
こうなってみると内野陣は高山・野々垣選手で補強をしたとはいえ、 外野陣に比べて手薄ですね。野村選手の怪我の時も問題になりましたし。 シーズンオフの補強は1に投手、 2に内野手(一塁手以外)でしょうかね。

井上祐、近藤に代わり出場選手登録

井上祐投手が近藤投手に代わり出場選手登録された。

井上祐投手はウエスタンでは自責点なしでした。 気分転換に行ってきたというところでしょう。 近藤投手はあの内容では仕方ないでしょう。

ウエスタン情報

試合結果

オープン戦では期待されていた菊地原投手、1回を3安打2失点。 来年以降になるでしょうねえ。
井上浩選手、3の3。絶好調。


8月30日

江藤、眼窩底骨折

29日の試合中、顔に打球を受けた江藤選手は精密検査の結果、 眼窩底(がんかてい)骨折と診断された。視神経に異常はないが、 さらに検査を続け、手術を含めた治療内容についての結論を来週中頃に出す。 治療日数等は不明。 横浜戦は欠場する。

今季中の復帰はほぼ絶望だそうです。 視力に問題がなければ良いのですが。 あと10年はカープの4番を張る選手ですからね。

江藤ショックか、初回10失点

対横浜戦、先発近藤投手が初回、鈴木選手に3ラン、ローズ選手にソロアーチを打たれ、 一死を取っただけでKO。救援した高橋建投手も7安打1四球を集中され6失点。 初回いきなり10失点。広島は3回、 江藤の代わりに三塁手先発の御船選手の適時二塁打と正田選手の適時打、 8回にロペス選手のソロアーチで3点を返したのみ。 新人関口投手に完投を許し、3対12で大敗。 巨人が中日に勝ったため、首位転落。

試合結果

ブルー。江藤選手があんなことになってしまった直後 だからこそ頑張ってもらいたかった試合。 先発投手の谷間のゲームとはいえ、これでは「やっぱりか」という感じでガッカリ。 せめてチームには勝ってもらって少しは明るくなりたかったですよ。 野村選手が怪我した直後の巨人戦で、 紀藤投手がメッタ打ちにあったことを思い出しました。 思えばあれからだったなあ、長いトンネルは。
最大の誤算は近藤投手。一死を取っただけで2発の本塁打4失点でKO。 二軍で何をしてたのかなあ。そういえば二軍でもあんまり投げてなかったんだよねえ。 怪我が治ったから上がってきただけだもんねえ。
代わった高橋建投手もメッタ打ち。 いきなりの登板で準備が充分ではなかったのでしょうか。 あれじゃ、まるで先発だよ。ベンチも少し間を取ってあげればよかったのに。 孤独なマウンドでしたね。最近ちょっと好調だったんですけどね。あ〜あ。
初回の10点を除けば、あとの点は2点だけですから、 その後投げた投手は好投したということなのでしょうか。
打線。江藤選手抜きの打線は

野村、正田、前田、ロペス、町田、緒方、西山、御船、投手

でした。注目の4番はロペス選手でした。 そして三塁手には二軍から上がってきた御船選手。 ロペス選手は8回に本塁打。でも3・5回のチャンスでの凡退が痛かった。 御船選手はさっそく適時二塁打。 たぶん右投手の時は高選手が三塁に入るのだと思います。
今日は谷間のゲーム。明日、明後日は山内・紀藤投手で2連勝。 私たちを安心させてちょうだい。

江藤に代わり御船が出場選手登録

眼窩底骨折の江藤選手に代わり御船選手が出場選手登録された。

ということです。


8月29日

江藤、顔面に打球を受け退場

江藤選手は3回表の守備で、 仁志選手の打ったイレギュラーバウンドの打球を顔面に受け退場。 右まぶたの下が切れ、打球を受けた部分がひどく腫れ上がっている状態。 意識ははっきりしている。 すぐに救急車で病院に運ばれ4針を縫った。 今日は入院し、明日、骨折や眼底に異常がないか精密検査をする。

がび〜ん!大丈夫でしょうか?わしゃ、ぶち心配じゃあ。 後遺症が残るような怪我でないことを切に願います。 死球ならば怒りの矛先を巨人に向けることもできるのですが、 イレギュラーバウンドではどうしようもありませんね。 最低でも数試合欠場することは確実のようです。 痛過ぎ。誰が4番を打つのか?ロペちゃんかな。

せっかくのロペスの同点アーチが...

対巨人戦、先発山崎投手は初回、松井選手に適時打を打たれたが、 すぐに江藤選手の幸運な適時打で同点。しかし3回に松井選手に犠飛。 打線は巨人先発槙原投手と救援した川口投手に抑えられていたが、 9回裏、マリオ投手からロペス選手が起死回生の同点弾。 しかし10回に佐々岡投手が福王選手に決勝アーチを打たれ、2対3で惜敗。

試合結果

結局この3連戦では抜け出すことができませんでした。 今日の試合は一昨日の試合と昨日の試合をミックスしたような展開でしたね。 1対2で終盤まで打線が抑えられたのは昨日のゲーム。 ロペちゃんに起死回生の同点弾が出て、結局負けたのは一昨日のゲーム。 今日の負けは佐々岡投手を投入しての負けですから仕方がないでしょう。
佐々岡投手。今日は1点リードされている場面で出てきました。 9回は3人でぴしゃり。この執念の三村采配が直後のロペス選手の同点アーチを呼び、 最後はサヨナラ勝ち、となるはずだったのですが.... 佐々岡投手が福王選手に投げた1球は、 高さはそこそこ低かったのですがコースが真ん中でしたね。 今まで何度も言っていると思いますが、 直球で勝負する投手にはこういったことはありがちでしょう。 しかし何もこんなところで打たれなくても。とほほ。
そういえば、三村監督は一昨日同点の場面で佐々岡投手を投入しなかったことについて、 記者たちから質問攻めにされたようですね。 少しは今日の采配に影響しているのかなあ? あと1か月しか残っていませんし、三村監督、この調子で勝負に出てください。
先発の山崎投手ですが、中盤以降ナイスピッチングでした。 序盤、松井選手に打たれたのは痛かったですけどね。 4回からは特に内角の球がきわどいところに決まっていたように思います。 ひょっとすると、ひとつ壁を乗り越えたかなと思わないでもないです。 「打たれだしたら止まらない病」も出ませんでしたし。
問題は打線。本塁打が出ないと苦しいんですね。 槙原投手は病み上がりだったので 4・5点は取れると思っていたのですが。 結局、槙原投手からはまともな安打は1本も打てませんでしたね。 最大のチャンスは7回。一死二三塁で浅井選手。せめて犠飛でも打ってくれていれば。 その後、二死満塁で野村選手。ボール球に手を出してしまいましたね。
しかし9回、ロペちゃんがまたやってくれました。すごい!えらい!グレイト! その後、西山選手が左前打で続いたので、一気にいきたかったねえ。 ここも浅井選手がつなげられませんでした。 代役で先発出場した時には結構やってくれていたのですが、今日は駄目でしたね。
今日、ちょっと驚いたのが、8回に松井選手の打席でワンポイントに出てきたのが、 高橋建投手だったこと。ワンパターンの小早川幸投手だとばかり思っていたので。 高橋建投手は見事松井選手を抑えました。しかし、なぜ? 明日の先発が小早川幸投手だったりしたら笑うなあ(笑)。
さて、次は横浜戦。江藤選手抜きの苦しい布陣が予想されます。 緒方選手がスタメン復帰できるかどうかも問題。 広島の先発は片瀬・山内・紀藤投手か。横浜は関口・三浦・野村投手でしょうか。 横浜の先発予想は適当です(笑)。広島は初戦が問題。高橋建投手は今日投げているし、 近藤投手は一昨日投げているし。入来投手?危ないなあ。 いずれにせよ、 この横浜3連戦に負け越すようだと非常に厳しいことになるでしょうね。

緒方、昨日の自打球でスタメン落ち

28日の巨人戦で8回、自打球を左足に当てた緒方選手がスタメン落ち。 左ひざの内側に痛みがあるとのこと。8回に代打で出場した。

金本選手も自打球を当てて数試合欠場しましたし、バカにできませんね、自打球。 しかし、ここに来てさらに怪我人続出だなあ。 そういえば去年の終盤も....思い出さなきゃ良かった。

ウエスタン情報

試合結果

内野陣4失策。
先発小林投手、4回を2安打自責点1失点3。
田中投手は2回を4安打3失点。ちょっと今季中の再昇格は無理かな。
井上祐投手は1回を打者5人に対し無安打無失点。 四球か失策で2人走者を許したのでしょう。
打者ではやはりペレス選手。3の2で2盗塁。

9月22日に新人テスト

広島は9月22日午前9時半から広島市民球場で新人テストを行う。

応募資格
テスト内容
応募方法
官製はがきに住所・氏名・年齢・電話番号・生年月日・身長・体重・守備位置・ 投打の左右・最終学歴を記入し、
〒730広島市中区基町5番25号 広島東洋カープ新人テスト係
まで。
問い合わせ先電話番号
082−221−2040
なお飛び入り参加も可。当日午前9時まで市民球場で受け付ける。

年齢超過、寸足らず。足と肩は楽勝なんだけど(うそうそ)。


8月28日

加藤の粘り、緒方の逆転2ランを呼ぶ

対巨人戦、先発加藤投手は立ち上がりに落合選手に適時打、 福王選手に押し出し四球を許したが、その後粘投。 4回に前田選手の14号で1点差に迫った後、 7回に緒方選手の起死回生の2ランで逆転。 その後も江藤選手の32号2ランなどで追加点を挙げ、 最後は佐々岡投手が3人でピシャリ。 7対2で快勝。

試合結果

緒方選手、よく打ってくれました。 なんだかイチかバチかの打者になってしまったような気もしますけど(苦笑)。 見事な逆転2ラン。 落ちないフォークが真ん中に入ったところを豪快に左翼席へ運びました。 打った瞬間入るのがわかる当たりでした。 6回までは前田選手の本塁打で1点を返していたとはいえ、 木田投手の直球とフォークに手こずっていました。 2・3回には併殺。6回には野村・正田コンビで一死一三塁の大チャンスを作ったものの、 前田・江藤選手が凡退。 加藤投手を見殺しにしてしまうのではと思われただけに大きな一発でした。 そういう意味では結果的には快勝でも終盤まで苦しい試合だったと言えるでしょう。
前田選手。ここのところ1安打だけの試合が続いていましたが、 ようやく2安打しました。4回に本塁打を打っていたので、 6回のチャンスでは良くても犠飛だろうなと思っていたら、案の定三振。 しかし8回に中前打し2安打目。日ごと単調減少していた打率が少し上がりました。
江藤選手。きのう5タコで、頼りない4番だなあと思っていたら、 今日は貴重な駄目押し2ラン。この調子で頼みます。
正田選手。7回の打席。ものすごい粘りでした。 16球目を左前適時打。しかしラジオ解説の木下さんもおっしゃっていましたが、 二塁を欲張ってアウトになったのはまずかったです。 あの時の二塁走者は加藤投手。 二死一二塁でツースリーになって自動的にスタートだったのですが、 加藤投手はツースリーになった直後の投球ではスタートを切りませんでした。 これにはパ・リーグが長かった投手なんだなと思わされました。 それを見た高代コーチがスタートを切るよう、すぐに指示。 その後3度のファールで加藤投手は3度ともスタートを切りました。 4球目で適時打が出たのですが、 正田選手がアウトで加藤投手はすぐにマウンドへ向かわなくてはならなくなりました。 幸い8回は巨人の早打ちに助けられ問題はありませんでしたけど。
最後になりましたが加藤投手。ここのところの安定感は抜群ですね。 初回を除けばほとんどピンチらしいピンチはありませんでした。 初回も二死から打たれた落合選手の適時打は完全に詰まらせた当たり。 慎重になりすぎて押し出しを許してしまいましたが、2点で止めましたから。 好調松井選手を完璧に抑えたのは大きかったですね。 一ゴロ、二ゴロ、左飛、三振。 これで打撃の調子を崩してくれたならシメタもの。 そう甘くはないのでしょうけどね。
どうやら打線の方は好調時に戻ったようですね。 1週間前の中日3連戦の時のように1敗した後の2連勝ができるといいな。

おまけ:
球場入りしたのが17時過ぎ。「こりゃあ中止じゃろう」と雨の中、 試合開始まで待つこと2時間。 グラウンドを覆ったシートを外し始めた時もまだ小雨が降りしきっていました。 しかし試合開始後はほとんど降りませんでした。 試合決行の判断は正しかったわけです。最近の天気予報はすごいんですね。 しかし球場内で19時試合開始予定というアナウンスを聞かなかったような気がします。 ラジオで知りましたけど。そういうのって、 ちゃんとアナウンスしないとまずいのでは。 私が聞き逃しただけかなあ?

ウエスタン情報

試合結果

ペレス選手、目立ってます。 外国人選手に困っているチームに行けば、完璧にレギュラーですね。
高橋英投手、5回を6安打1失点。ボチボチか。
復調が待たれる井上祐投手は1回1/3を2安打で自責点は0ながら1失点。 いいのか悪いのか何とも言えません。


8月27日

昨日、本サーバーにアクセスできなくなる期間をお知らせしましたが、 少し長くなりました。
広島市立大学の停電のため、本サーバーを以下の期間停止します。

8月30日(金)夜〜9月2日(月)午前中

御迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。

7点差を猛追、ガルベスをKO、でも結局負け

対巨人戦、先発紀藤投手は3回、四球と守備の乱れをきっかけに3失点。 4回にも仁志・松井・落合選手に本塁打を浴び、計7失点でKO。 広島は巨人先発のガルベス投手を攻め、5回に3本の適時打で4点、 6回にも2本の適時打で2点差に迫り、ガルベス投手をKO。 代わった河野投手からも町田選手の適時打でついに1点差。 7回にはロペス選手の19号でついに同点。しかし、 8回に白武投手が落合選手に決勝打を浴び、打線も石毛・マリオ投手に抑えられ、 8対9で惜敗。巨人にゲーム差なしに迫られた。

試合結果

面白い試合でしたね。誰がこんな試合になると予想したでしょうか。 これで勝っていれば最高だったんだけどなあ。 はっきり言って4回の時点で「雨でノーゲームにならないかな」 なんて思っていたぐらいなので、 最後まで楽しませてくれた選手の皆さんには感謝します。 あのまま負けていれば、すっきりした敗戦で尾を引かないという考え方も あります。しかしあのまま大敗していれば、 一気にペナントレースの流れが巨人に傾いていた可能性があります。 冷や汗をかかせたことで、 巨人はこれからもおびえながら野球をやることになるでしょう。
試合を振り返ると、攻撃でポイントとなったのは、 6回に1点差に迫り、なおも無死一二塁だった野村選手の打席だったと思います。 ロペちゃんの同点アーチが出たのであまり目立たなくなりましたけれど。 この打席野村選手はあっさりと中飛を打ち上げ、走者を進めることができませんでした。 完全に結果論ですが、一死で三塁まで走者を進めていれば、 次の正田選手の中飛で同点だったんですよね。 これまでも野村選手に送りバントはありませんから、 普段通りの野球をやったといえばそれまでなのですが、 せめて右打ちをして欲しかったですね。
4回途中でKOされた紀藤投手。こんな試合になるとわかっていたら、 もう少し頑張れたのかも知れません。 立ち上がり、最近の中では一番スピードがあったと思います。ただし、 球が高めに浮いていたようです。 球が走ってない時の方が結果が良いことが多いですね、彼の場合。 3回はロペス選手がバント処理をミスったり、金本選手がファールフライを取り損ねたり、 不運な面もありました。あの回の3点は仕方ないとして、 4回の4失点はまずかったです。半分キレかかっていたのでしょうが、 仁志選手に本塁打を打たれて完全にキレてしまったのでしょう。 相手がガルベス投手だったので、もうだめだと感じたのでしょう。 松井選手は手のつけようがないみたいなので仕方がないとして、 どさくさにまぎれて落合選手にも打たれるとは。 紀藤投手もそうなのですが、相手がガルベス投手ということで意識過剰、 チーム全体にプレッシャーがかかっていたように思います。 3・4回に続出したミスを考えればね。 ま、紀藤投手、次の横浜戦に中4日で先発して出直しでしょう。
今日の収穫はガルベス投手をメッタ打ちにしたこと。 これで少しは苦手意識が消えれば良いのですが。 5回ですが、ガルベス投手は4回までで7点ももらって、 直球主体になり丁寧さがなくなったように見えました。 そこにつけこんだという感じですね。
いつもというわけにはいきませんが同点で佐々岡投手を出すということも、 三村監督にはそろそろ考えて欲しいですね。 この展開で勝っていればイッキに乗っていけたはずだったので。 まあ今日は不屈の赤ヘル魂を見せてもらったということで良しとしますか。

おまけ:
結局、なにげに取られたコンちゃんの1点が痛いんだよねえ。

小畑、松本に代わり出場選手登録

小畑捕手が松本捕手に代わって出場選手登録された。

打力は小畑選手の方が期待できます。

団野村問題、第3回口頭弁論

チェコ投手に関する団野村問題の第3回口頭弁論が広島地裁で行われた。 広島側は「チェコ投手を国内に拘束するためにパスポートを取り上げた事実はない」、 「未払い年俸はない」、 「レッドソックスへのトレードを餌にチェコ投手を利益誘導した事実はない」 と野村氏側に反論した。

まだやっているんですね。


8月26日

27日から巨人と天王山第1ラウンド

27日から広島市民球場で巨人との3連戦。 1ゲーム差で首位争いをしているだけに熱戦が期待される。 広島の先発は紀藤・加藤・山崎投手が予想される。 一方の巨人はガルベス・木田・斎藤雅投手か。

この3連戦は1勝2敗でも首位をキープできますが、 直接対決がもう多くは残っていないので、 何とか勝ち越して差を広げたいですね。 そのためには何と言っても初戦に先発が予想されるガルベス投手の攻略。 これまで鬼門となっているだけに何とかして欲しいです。 ガルベス投手は立ち上がりが悪い時がありますし、 ゲーム終盤であっさり本塁打を打たれることも結構あります。 決して全く点が取れないわけではありません。 よって、勝利への条件はこちらの先発投手が巨人打線を最少点に抑えること。 おそらく紀藤投手。エース対決になるものと思われます。 まさか谷間を持ってきて捨て試合にはしないでしょう。 戦略的にはそれも面白いとは思いますが。
巨人は病み上がりの槙原投手が帯同してくるようですね。 いきなり先発するとは思えませんが、どうなんでしょう?
問題は天気。週間天気予報によりますと、 この3連戦中、ずっと天気はグズつくようです。

大野、一軍の練習に合流

大野投手が一軍の練習に合流した。練習はすでに20日から開始しており、 この日は手術後初の遠投。「9月10日を目安に復帰したい」と言っている。

1日も早い復帰を待っています。

衣笠氏殿堂入り祝賀会行われる

広島市内のホテルで元広島の衣笠祥雄氏の野球殿堂入りを記念する祝賀会が行われた。 会には広島県知事の藤田雄山氏、広島市長の平岡敬氏、 前広島監督の山本浩二氏や三村監督などがお祝いにかけつけた。 衣笠氏は「広島が自分を育ててくれた」と挨拶した。

おめでとうございます。衣笠監督は将来的にあるのでしょうか?

ウエスタン情報

ドラフト2位で広島に入団した吉年投手。 キャンプ以来基礎体力作りをしていたが、5月からは投球練習を開始。 現在は打撃投手を努めながら実戦感覚を養っている。 ウエスタンリーグの終わり、 あるいは10月の沖縄教育リーグがデビューになる模様。

楽しみですね。1位の長谷川投手も似たような状況だと思います。


8月25日

山内完封勝利!4本柱確立!

対阪神戦、2回に阪神先発藪投手からロペス選手が3ランを放ち先制。 4回には金本選手が中堅右へ本塁打、6回にはロペス選手の適時打で追加点。 投げては中4日で先発の山内投手が序盤は走者を出しながら好投。 6回の二死満塁を切り抜けると、後は危なげなく完封。 5対0で快勝。今季対阪神戦勝ち越しを決めた。

試合結果

山内投手、やってくれました。今季初完封。先発での勝利も今季初です。 良く言われることですが、「打ち過ぎた日の次の日は打てない」。 山内投手も自分にそう言い聞かせてマウンドに上がったようです。 立ち上がりに江藤選手の失策から一死三塁のピンチがありました。 ここで先制されると昨日や一昨日のようなゲームになる可能性がありましたが、 なんとか切り抜け、直後のロペちゃんの3ランで乗りました。 6回には二死満塁のピンチ。ここも関川選手を三振させ、後はスイスイ。 結局、許した安打はわずか4。奪三振は10。 前回も好投しましたし、これで先発としてのメドが立ったように思います。 9月戦線に向け、紀藤・加藤・山内・山崎投手と一応4本柱が立ちました。
打線の方では、ロペちゃん。相変らずやってくれますね〜。 立上がりの藪投手は上々の出来。 その後の投球を見ても5回までで9三振を奪うなど好調でした。 それだけに2回に放った3ランは大きかったですね。 早々と山内投手を助ける先制点。6回にも適時打を放ち、この試合4打点。 ついに90打点となり、打点王へ向け驀進中。
この3連戦、とりあえず2勝1敗だったのでまずまず。 改めてはっきりしたのが、中継ぎ投手陣の崩壊。 先発が7回まで踏ん張れないと勝てない今の広島。 誰かセットアッパーをできる投手はいないのでしょうかねえ。

おまけ:
松井くん、どうしてあんなくそボールをホームランにできるの?

片瀬、田中に代わり出場選手登録

片瀬投手が田中投手に代わり出場選手登録された。

田中投手、しりすぼみになってしまいました。 しかし今後に期待ができそうです。
片瀬投手、どういう風に使われるのでしょうか。中継ぎ?

ウエスタン情報

試合結果

若林投手、8回を7安打2失点。次に一軍に上がれそうなのは彼ぐらいですね。
井上浩選手、4の3。注目の選手になりそうです。


8月24日

こんな試合はこれで最後にしてくれ!

対阪神戦、初回、広島先発田中投手は3安打1四球1失点で一死を取っただけで降板。 救援の近藤投手も新庄選手の適時打と自らの悪送球でさらに3点。 その後もミス続出。3番手入来投手も打ち込まれ、4回までで11失点。 終盤にも追加点を取られ、前田選手の13号2ラン、江藤選手の31号も焼け石に水。 4対18で大敗。

試合結果

ほんまにひどい試合でしたね。 どのぐらいひどい試合だったか、ぜひ上記の試合結果を見てやってください。 しかし優勝争いをしている時にこんな試合をやってしまうとは。 西宮球場で観戦したカープファンには入場料金を返さないといけないですね。 それでは今日もグチグチ言わせてもらいましょうか。
序盤の展開としては、初回いきなり4点を取られた昨日と同じように思えますが、 実はそうでもありませんでした。 まず阪神の先発投手の出来の違い。昨日の舩木投手はアップアップしていましたが、 今日の湯舟投手は上々の出来。 そして広島投手陣の2回以降の踏ん張りの違い。 昨日の山崎投手は立ち直りましたが、 今日の近藤・入来投手はメッタ打ち。 というわけで、さすがの広島打線をもってしても3回でほぼ試合は終わり。 4回で完全に終了。
まず先発の田中投手。心配された立上がりだったのですが、不安は的中。 今日はいきなりスローカーブでストライクが入り、 いけるかなと思ったのですがねえ。 四球から崩れるいつものパターンではなく、今日は連打されてしまいました。 しかし早い交代でした。いつも「三村監督の投手交代は遅い」とケチをつけているので、 早目の勝負に出たことは評価しますが、結果を見ればねえ。 田中投手、ひょっとして先発ではもう使えないのでは。
救援に出てきた近藤投手も適時打を打たれた後、一塁への悪送球。 2回にも連打であっさり追加点。試合の流れを決定的なものにしてしまいました。 そして入来投手。制球がメチャクチャで完全に試合をブチ壊しに。 ストライクを取りにいけば連打。少しは期待していたのですがねえ。 昨日好投の小早川幸投手もメロメロ。玉木重投手も駄目。
ミスも続出。1回裏の近藤投手の悪送球。 2回表の町田選手の牽制死。3回裏の正田選手の適時失策。 4回裏の前田選手の打球の処理。7回裏の瀬戸選手の悪送球。 どうしたんだよぉ。
投手陣で唯一の救いは4番手高橋建投手。試合展開を考えれば、 小早川幸・玉木重投手と同様に猛打の波に飲み込まれても仕方がないところでしたが、 5回6回を完璧に抑えました。たぶん、 次回の重要な場面での救援は高橋建投手になるでしょう。
打線は大量失点にもかかわらず、最後まであきらめず12安打。 前田・江藤選手の本塁打などで4点しか取れませんでしたが、 まあ仕方がないでしょう。特に江藤選手はタイトル争いにも絡んでいますし、 こういう試合で1本でも本塁打を打てたのは大きいです。
近藤・入来・高橋建投手の登板で、 明日は中4日の山内投手の先発の可能性が高くなりました。 どんなに大敗しても1敗は1敗。阪神打線は打ち過ぎで明日は沈黙するでしょう。 反省するところは反省し、今日のことは忘れて、また明日からがんばってください。

ウエスタン情報

試合結果

ペレス選手、5の4。
前間投手、3回0/3を4安打自責点2。いまいち。
片瀬投手、3回を1安打自責点0。まずまず。
井上祐投手、2回を完璧。自信をつけて帰ってきてね。


8月23日

大赤機械、5回炸裂!

対阪神戦、初回、先発山崎投手が失策をきっかけに、 平塚選手の適時打と新庄選手の3ランでいきなり4失点。 しかし広島は2回に正田選手の適時打で1点を返した後、5回に ロペス・緒方・野村選手の適時打などで4点を挙げ逆転。 9回には3点を取り駄目押し。 2回以降立ち直った山崎投手、8回好救援の小早川幸投手、抑えの佐々岡投手が阪神打線を抑え、 8対4で勝利。広島は3連勝。

試合結果

いやあ、見事な逆転勝ち。立上がりは最悪でした。 初回満塁のチャンス。ここで一気に舩木投手を攻め落とせれば、 中日戦と同じパターンに持ち込めたのですが。 このチャンスを逃してしまい、その裏に江藤選手の悪送球をきっかけに4失点。 逆に大量点を追う展開となりました。 攻撃も4回までは毎回塁上に走者を賑わせながら、わずか1点。 嫌な展開でした。 しかし5回に舩木投手と葛西投手を攻略し、一気に4点。 舩木投手は四球を多く出していましたし、調子はかなり悪かったようです。 最近の大量得点は本塁打が絡むことが多かったのですが、 この回の攻撃は本塁打はなし。打線のつながりで4点を取りました。 9回にもきっちり駄目押し追加点。 8回には冷や汗をかかされていましたし、 1点差では心もとなかったので大きかったですね。 打線の勢いはどうやら本物のようです。 こういう試合をやると投手も気楽に投げられるようになるでしょう。
先発山崎投手。初回、平塚選手の適時打は仕方ないとして、 新庄選手に打たれた一発は余計でしたね。 いきなり4点を取られてどうなるかと思いましたが、その後は好投。 8回ピンチを迎えるまでほぼ完璧な投球。 何かきっかけをつかんだのではと思えるほどでした。 ベンチの続投の判断も正解でしたね。慌ててリリーフをつぎ込んでいたら、 試合がぐちゃぐちゃになっていた可能性が大きいです(苦笑)。
今日のポイントはもちろん5回の攻撃もありますが、8回の継投でしょう。 8回頭から佐々岡投手を投入するかどうかというのは難しい判断だったでしょう。 山崎投手は立ち直っていましたから。で、続投。一死一三塁のピンチを迎え、 小早川幸投手を投入。まあ、マース選手と桧山選手が相手ですから、 誰が考えてもそうでしょう。前回の阪神戦では大失敗しているんですが、 小早川幸投手を信じるしかない場面でした。 見事期待に応えてくれました。
逆転打と駄目押し打のヒーロー野村選手。 なんといってもうれしいのは4回に見せてくれた盗塁。 足の不安はもうないのでしょうか。1番打者ですし、 できればバンバン走ってもらいたいものです。
後半戦、まだ4連勝はありません。ここはひとつ、 勢いをつけるためにもお願いしますよ。

おまけ:
あの場面で西山選手に代打は絶対ありませんよ>ラジオ解説の小林繁さん

ウエスタン情報

試合結果

最終回、千代丸選手逆転打。
デラクルーズ投手は8安打6四球1失点で完投。 これだけ使っているというのは期待の大きさの現れでしょうね。 チェコ投手の後釜はどうするのでしょうか? デラクルーズ投手でいくのか、新外国人投手を採るのか?

今日から阪神と3連戦

今日から阪神と3連戦。西宮球場で2試合、甲子園球場で1試合。 中日に連勝した広島は、このまま波に乗れるか大事な3連戦となる。

先発予想をしないと気持ちが悪いので(笑)。
広島の先発は山崎・高橋建・田中投手でしょうか。 初戦の山崎投手ですが、阪神キラーも今は昔という感じになってしまいましたね。 がんばって欲しいですね。 2戦目は中5日で田中投手を持っていく手もありますが、 田中投手には3戦目に広い甲子園球場で楽に投げてもらいたいような気がします。 2戦目を高橋建投手と予想しましたが、 要するに谷間なので、誰が投げるかわからないということです。 他には近藤・入来投手あたりが考えられます。 中4日の山内投手を無理して3戦目で使うとすると、 2戦目は田中投手になるでしょう。しかし山内投手は巨人キラーなので、 次の巨人戦に回る可能性の方が高いと思います。
一方の阪神は舩木・湯舟・山崎投手あたりでしょうか。 ローテ通りなら1・2戦は上記の2人でしょう。3戦目に山崎投手を予想しましたが、 谷間です。 首位イジメということで無理して中4日の藪投手を持ってくるかどうか。


8月22日

ビッグレッドマシン、初回炸裂!

対中日戦、初回一死満塁から金本・ロペス選手の適時打で先制し、 早々と中日先発佐藤投手をKO。緒方選手が連夜の3ランで続き、初回にいきなり6点。 3回にはロペス選手の2ランで追加点。9回には浅井選手の2ランで駄目押し。 広島先発の加藤投手は序盤を1点ずつで切り抜け、完投こそ逃したものの好投。 10対5で勝利。

試合結果

3連戦の初戦を落としたものの、終わってみれば2勝1敗と勝ち越し。 とりあえず、思っていたほどひどいことにはなりませんでしたね。
初回、怒濤の攻撃。中日の先発は前回の登板、阪神戦で好投した佐藤投手。 四球で出た野村選手を正田選手が送り損ねてしまって嫌な予感がしたのですが、 杞憂に終わりました。一死満塁から昨日ひとりカヤの外だった金本選手が先制適時打。 金本選手は自打球を当てた足がまだ痛いそうです。 そしてわれらがロペちゃんが勝負強さを発揮し、2点適時打。 あっさり佐藤投手をKO。二死一三塁から何かと話題の緒方選手が連夜の3ラン。 ホームランバッターに変身してしまったのでしょうか。 ここは昨日のこともあるし敬遠してくると思ったのですが、 勝負してくれてありがとうって感じでした。
追加点はロペちゃんの2ラン。コールズ選手の一発で返された点をあっさり帳消しに。 これで再び打点王。 そして途中出場の浅井選手が最終回に打った2ラン。 4回以降無得点で、 大逆転を食らったヤクルト戦などと同じ試合パターンになりかけていただけに 大きかったです。
先発の加藤投手は6点いきなりもらって楽に投げられそうなものですが、 そうでもなかったようです。2回と3回にはソロアーチを打たれ、 4回には犠飛でそれぞれ1失点。 特に4回の犠飛は、 安打確実と思われた打球を緒方選手が大ファインプレーでキャッチしたもので、 大量失点の芽を摘みました。 それでも点差を考えた投球で無四球。7回で3失点とまずまず。 7回まで投げてくれればね。あとは佐々岡投手がいますから。
残念だったのは玉木重投手。8回を3人で抑え、 中継ぎエース候補誕生かと一瞬思わせてくれました。しかし9回に崩れてしまい、 相変らず中継ぎ投手に対する不安は解消せず。最後の打者に白武投手を登板させましたが、 佐々岡投手の調整登板でも良かったのでは?13日以来投げていませんからね。
昨日今日の広島打線や巨人対横浜戦を見ていると、 「季節はめぐる」ということを少し感じました。 本物だといいんですけどね。

前田、規定打席に到達

前田選手が規定打席に100試合目で到達した。打率.313で打撃成績の11位。

おめでとうございます。 最近6試合は1安打ずつ。3割台をキープしているのはさすがですが、 そろそろ大爆発を期待してます。目指せ三冠王!(笑)
KOさん、情報ありがとうございました。

おまけ:
緒方選手の話題ですが、今のところ、 スポニチにリンクするだけにしときます。


8月21日

新オーダー大当たり、中日に快勝

対中日戦、初回1点を先制されたが、 2回、8番に入った緒方選手が中日先発門倉投手から逆転3ラン。 3回にも江藤選手が30号2ラン。その後も緒方選手の2本目の本塁打などで加点。 投げては先発紀藤投手が中日打線を2点に抑え、完投。 11対2で快勝。連敗を3で止め、 巨人が敗れたため、広島は1日で首位を奪い返した。

試合結果

動きましたね、三村監督。大幅な打順の入れ替え。 チームの調子が悪い時に打順を変えるなんてことは、 普通一番最初にやることですよね。 今までは打順を変えるといっても、野村選手が欠場しているとか、 そういった理由でした。 で、どういう打順だったかと言うと

野村、正田、前田、江藤、金本、ロペス、西山、緒方、紀藤

ほぼ開幕時の打順なのですが、 ポイントは西山選手が7番で緒方選手が8番というところ。 これはどう考えればよいのでしょうか。 西山選手はご存じのように打率が高く出塁することが多いです。 緒方選手は最近先頭打者本塁打をよく打っています。 これはありがたいようでいて、実は1点しか入らないんですよね。 西山選手の後を打たせれば、この長打力が生かせると考えたのでしょうか。 それに1番で緒方選手が出塁したって、 判で押したように正田選手には送りバントだものね。 何だか勿体ないという気がしていたのですが、野村選手が1番の場合、 送りバントでも勿体ないという気はしませんね(考えが何か後ろ向きだな(苦笑))。 野村選手は足が万全ではないので盗塁はできませんから。
ただ8番では盗塁をしてはいけない場面が多々ありますから、 ちょっとねえ。9番打者が打席にいて緒方選手が一塁にいるとしましょう。 二死一塁だと、盗塁してアウトになると次の回は投手からですし、 成功して二死二塁になったって打者が投手では期待できないし。 一死一塁だと、盗塁なんかしなくたって、投手に送りバントさせればいいわけだし。 盗塁する場面としては無死の時しかないですよねえ。 無死から走り、投手の送りバントで一死三塁。 それにしたって素直に投手にバントをさせて一死二塁でいいわけだし。 盗塁王ピンチ!(笑)。 でもよく考えてみれば、緒方、投手、野村という順番で、投手は必ず送りバント。 どこかで見たことのある打順だ(笑)。
で、とりあえず今日は打線がつながり大量点。 打順の組み替え大成功といったところでしょうか。 選手の気分も変わるしね。 中でも8番に下がった緒方選手。リラックスしたせいか、 2発を放ち、5打点の大活躍。 20本台に乗せるのは確実な情勢になってきました。 将来的には3割30本30盗塁の可能性もあるでしょうね。 でも、あんまり大きなスイングで荒くならないでちょうだい。 一発もいいけど、あなたの魅力はやっぱり足です。
前回苦杯をなめさせられた門倉投手を攻略。 ひとの振り見てわが振りなおせ。やっぱ四球はいけませんね。 3回までわずか2安打で5得点。2つの四球の後、緒方選手が一発。 四球の後、江藤選手が一発。ごっつあんですって感じ。 とりあえず門倉投手を天敵にしてしまうのは避けられたようです。 そんなにプロは甘くないよねえ。
先発の紀藤投手。前半はいつものように走者を許しながらノラリクラリの投球。 後半は大量リードに守られスキのない投球。フォークが冴え9三振を奪いました。 しかし何といっても良かったのは四球をひとつしか出さなかったこと。 投手陣の四球病には悩まされていただけにね。 今日はスッキリ最後まで投げ切ってくれました。
さて、3連敗だけは避けられました。 これで何とか2強についていくことができるかな。

入来、井上祐に代わり出場選手登録

入来投手が井上祐投手に代わり出場選手登録された。

井上祐投手の抹消は仕方がないでしょう。 二軍で自信を取り戻して帰ってきてください。
入来投手、崩壊中継ぎ投手陣のカンフル剤になれるか。


8月20日

またまたまたまた継投大失敗、ついに首位転落

対中日戦、前田選手の適時二塁打で先制したが、 久しぶりに先発の山内投手が立浪選手に本塁打と犠飛を打たれ逆転。 7回表にロペス選手が逆転2ランを放ったが、 7回裏、継投がいつものように失敗。井上祐投手が同点適時打を打たれた後、 玉木重投手が押出し四球で再逆転。3対4で惜敗。 これで3連敗。6月1日以来守ってきた首位を明け渡し、 巨人が勝ったため3位に転落。

試合結果

ついに首位転落。勝てそうな試合だっただけに残念ですね。 まあ、これで肩の力を抜いて巨人と中日を追いかけましょう。
また継投の大失敗ですねえ。いいかげんうんざり。 どうして出てくる度に火に油の井上祐投手をこれほど使い続けるのでしょうかねえ。 たぶんこれだけ打たれ続けるには何か原因があるはずで (もちろん素人の私にはその原因はわかりませんが)、 ベンチもそれが何かわからないのに投げさせ続けているのでしょう。 はっきり言って使うベンチが悪い。 一軍の監督とコーチに原因がわからないのだったら、 外木場コーチにでも診てもらった方がいいと思います。 これだけ打たれると、井上祐投手本人も自分が成功するイメージを描けないのでは。 試合後の三村監督のコメントによると「入れ替えを考えている」そうです。
山内投手はひさしぶりの先発でしたが、よく投げました。 初回いきなり四球を出して不安にさせてくれましたが、三振併殺で乗りました。 球がやや荒れ気味だったのが功を奏したようです。6回で2失点は合格。 ただもちろん反省点も。 4回の立浪選手の本塁打はツースリーとなって ストライクを取りにいったところを打たれました。 6回の失点は前田投手に四球を出したのがキッカケ。バント処理のミスも。 無死満塁からは良く踏ん張り1失点に抑えました。
7回表に山内投手に代打町田選手。続投、無理だったかなあ? ここで代打を出したのは、 7回裏の2番目の打者大豊選手に小早川幸投手をぶつけるつもりだったからでしょう。 おそらく打席が回ってこなければ、7回裏、 先頭コールズ選手まで山内投手が続投していたのではないでしょうか。 打席が回ってきて、どうせ一人投げたら代えるつもりだったんだから、 ということで代打を送ったのでしょう。 で、コールズ選手には近藤投手。 先に井上祐投手という手もあったとは思いますが、 一発があるコールズ選手相手に、 最近被本塁打が多い井上祐投手ではまずいと思ったのでしょう。 本来ならば、 近藤投手の方を井上祐投手より長い回投げさせたいところだったのでしょうけど。 で、近藤投手が安打を打たれてしまい、 小早川幸投手は大豊選手を冷や汗ものの右飛に抑えたものの、 井上祐投手が3連打され同点。しかたなく玉木重投手の投入。 ここも一人遅かったなあ。玉木重投手は押出し四球で逆転を許しましたけど、 一死満塁をよく1点で抑えたというべきでしょう。 この回さえ0点に抑えれば佐々岡投手が出せたのにねえ。 中継ぎエースがひとりいてくれればねえ。
打線。ラジオ中継のアナウンサーと解説者が言うには、 勝利への執念が感じられたということで何よりです。 4回表、遊ゴロで一塁へヘッドスライディングした正田選手。 二死から四球を選び盗塁を決めた江藤選手。 そのチャンスで見事先制適時二塁打を放った前田選手。 6回表、粘った挙げ句12球目を安打した野村選手。 7回表、勝ち越された直後、逆転2ランを叩きこんだロペス選手。 でもまあ、投手が珍しく4点に抑えたのだから、 今日の敗戦は打線のせいだよねえ。 打線は6点以上取るのがノルマです(苦笑)。
まあ、追いかける立場の方が広島には似合っていますよ。 130試合目を楽しみにしましょう。


8月19日

20日から中日と首位攻防3連戦

20日からナゴヤ球場で中日と首位好防3連戦。 広島の先発は山内・紀藤・加藤投手が予想される。 一方の中日は前田・門倉・野口投手か。

いろんなところで噂になっている山内投手先発説ですが、 他に投げられそうな投手がいないので、そうなのでしょう。 以前キッカケが必要と書きましたが、 現状では「山内先発投入」はほとんど最後の手ではないかと思います。 紀藤投手は中5日なので間違いないと思います。 加藤投手は、以前先発三本柱の間隔をつめるという情報がありましたので、 中5日でくるのではないでしょうか。
前田・門倉投手はどちらが先にくるかわかりません。 順番通りならば前田投手ですが、 前回の好投で調子に乗って門倉投手を先に持ってくる可能性もあります。 中日の3戦目の野口投手は中4日になりますが、 前回の登板では3回ちょっとしか投げていないので、くるんじゃないでしょうか。 そういった意味ならば山本昌投手でもいいんですが、 前回の対戦でも充分な間隔があったにもかかわらず登板を回避していますので。 広島とは相性が悪いようです。 それとも余裕で佐藤投手をぶつけてくるかも。
この3連戦は広島にとっては、 2強相手にどれだけやれるか今後を占う意味で非常に重要。 もちろん目標は勝ち越すこと。初戦さえ取れれば勝ち越す可能性は充分。 3連勝ならば中日の勢いを止めることになるでしょう。 2勝1敗ならば、 なんとか2強についていくことができそうです。 1勝2敗でも不安は残りますが、残り試合から考えてまだ大丈夫。 巨人の結果にかかわらず、首位は明け渡すことになりますけどね。 しかし3連敗することになると、2強には勝てんという雰囲気になってしまい、 ズルズル後退する可能性もありますねえ。 勝つにしても負けるにしても内容が重要なことは言うまでもありませんが、 どんな形でも勝つことが一番の薬になることは確かでしょう。
いずれにせよ、先発の好投、 あるいは打線の大爆発で楽しい試合を魅せてくれることを期待します。


8月18日

赤ヘル、ついに2強に追いつかれる

対横浜戦、緒方選手の先頭打者本塁打で先制したものの、 3回に先発田中投手が鈴木選手に適時打を打たれ同点。 4回には野手の守備に足を引っ張られて逆転を許した。 救援の近藤投手も2点を失い、 打線も野村投手の前に金本選手の本塁打で1点を返すのがやっと。 最後は佐々木投手に締められ、2対5で完敗。広島は横浜に連敗。 巨人とはゲーム差なし、中日とは0.5ゲーム差になり、 首位陥落が目前に迫った。

試合結果

案外時間がかかったような気もしますが、ついに来るべき時が来たという感じですね。 一ヶ月半ついに調子は上がらないままでした。 首位にいる間に調子が上向くかも知れないという 淡い期待はかなえられなかったようです。 ペナントレースの流れや現在のチーム状態を考えると、 3強から脱落する可能性が1番高いのは広島でしょう。 この時期1度大きく離されてしまうと、 再び追いつくのは不可能に近いと思われます。 チーム状態が良くなるまでの間、2強についていけるかどうかが勝負の別れ目。
今日はとりあえず4回の守りかなあ。先頭ローズ選手の当たりは左中間へ。 ここで町田選手と前田選手がお見合いするような形になって三塁打。 前田選手の足のことと金本選手の守備力から、 いつもだと金本選手が取る約束になっている打球だったのではないでしょうか。 しかし金本選手がスタメン落ちし、町田選手が守っていました。 町田選手と前田選手の連携がうまくいかなかったのでしょうね。 その後、野村選手が遊飛を落球。確かに背走して振り向きざまだったので、 それほど単純な打球ではなかったのですが、プロですからねえ。さびしいよねえ。
先発田中投手。前回のヤクルト戦を再現しかけるような制球の悪さでピンチの連続。 しかしなんとか5回を2失点。合格といいたいところですが、 走者の出し過ぎで野手の攻撃のリズム、 守りのリズムを崩してしまったのでしょうねえ。しかし、若い投手なので、 野手陣はそれに文句を言っちゃいけません。
救援に出てきた近藤投手。2イニングはなんとか抑えてくれたのですが、 3イニング目に四球をきっかけに2失点。最近の投手陣のいつもの失点パターン。
打つ方。野村投手が良かったんでしょうね。 いきなり緒方選手の先頭打者本塁打が出て気が緩んだのでしょうか。 その後は金本選手の一発だけ。 金本選手は16日のゲームで自打球を当てて昨日今日とスタメン落ち。 皮肉なものです。
チーム状態が最悪だったはずの横浜に痛い連敗。 ヤクルトにしても、いまさらカープイジメなんかするなよなと言いたいところですが、 イジメられやすいんだから仕方がないよね。

おまけ:
NHKテレビで高校野球を観たのですが、 鹿児島実−倉敷工の試合で解説をしていた山田さん、 長嶋監督かと思いましたよ(笑)。

1試合6併殺のプロ野球タイ記録

広島は横浜から1試合6併殺を取った。これはプロ野球タイ記録。

普通これだけ併殺を取れば、流れが来そうなものですがね。

観客動員百万人を突破

広島は、主催ゲームの入場者数百万人を突破した。 51試合目での突破は史上4番目のペース。

1試合平均2万人弱ですか。最終的に130万人まで行くかどうか。


8月17日

毎度毎度の負けパターンでボロ負け

対横浜戦、西山選手の適時打で先制したものの、 4回に立上がり好調の先発山崎投手がローズ・谷繁選手に適時打を打たれ逆転。 その後も中継ぎ陣が打たれ、打線も拙攻の連続。2対10で完敗。 広島の連勝は3でストップし、巨人に1ゲーム差に迫られた。

試合結果

ちょっと褒めたらこれだもんなあ。 まあ、たまたま昨日は加藤投手が好投したからいい試合になっただけだったんですがね。 中継ぎの不安や他の先発投手に対する不安が解消されたわけでは、 もちろんなかったわけです。
山崎投手。中3日で先発。前回あまり投げていなかったので、 明日あたり中4日で先発があるかなと思ってはいましたが。 3回までは良かったと思います。完封男が帰ってきたのかと思いましたが、 4回に2四球を挟んで3安打され3失点。 こう突然崩れてもらったのではベンチとしても困るでしょうね。 前回無失点で交代になったのも肯けてしまいます。 5回に1点を失って小早川幸投手に交代しました。
中継ぎ陣も相変らず。小早川幸投手や井上祐投手は毎度のことですから、 そんなにショックではないですが、高橋建投手はちょっとショック。 そこそこやってくれそうな感じだっただけに9回の7安打4失点は痛過ぎます。
打線にも問題あり。5回に緒方選手と正田選手の連打と好走塁で一死二三塁。 打線に勢いが出かかったところで野村選手は三邪飛。 最悪でも犠飛で1点は欲しかったところでした。 続く江藤選手は三振。 6回にも一死一二塁でロペス選手の走塁ミス。 西山選手は走者をためたい場面でノースリーから打って出て凡退。
巨人と中日は負けるにしてもいい野球をやっているようですが、 広島は内容が悪いように思います。ついに巨人とは1ゲーム差。 巨人と中日はほとんど負けませんし、直接対決で叩くしかないようですね。

ウエスタン情報

試合結果

菊地原投手、3回1/3で5安打自責点4。完全に伸び悩んでいますねえ。
前間投手が1回を無安打。早く帰ってきて前半戦のような投球を見せてちょうだい。
最近、井上浩選手がコンスタントに安打を打っています。 この試合も2安打。でも外野手なんだよなあ。 内野手の育成は課題だよねえ。


8月16日

バッテリー加藤と西山大活躍

対ヤクルト戦、先発加藤投手は初回に鈴木選手に適時打を打たれたが、 その後好投。 打線は緒方選手の同点アーチ、正田選手の逆転適時打の後、 西山選手の2本の適時打と江藤選手の29号弾で加点。 加藤投手が完投し、5対1で快勝。広島は3連勝。

試合結果

久しぶりにいい試合といい投手を見せてもらいました。 先制されたこと以外はほぼ完璧な勝ち方といえるのではないでしょうか。 え・び・す・が・お(^^)。
もちろん第一の功労者は先発完投勝利の加藤投手。7安打1失点。 緩急をつける自在の投球。 速球とシュート、そしてゆるい球のカーブとパームが効果的。 8回の宮里選手の三振が象徴的。完全にタイミングが狂っていて、 バットを振った後に球が通過。先制点こそ許しましたが、 その後のピンチは5回の一死一二塁ぐらいでした。 ここも連続三振で切り抜けました。 投手がいいとマトモな試合になりますね。
その加藤投手を好リードした西山選手。打撃でも大活躍。 5回には勝ち越しのキッカケとなる右翼線二塁打。低目の球を実にうまい打ち方。 右翼線とは言ってもはっきりいって右前打でした。 西山選手は迷うことなく二塁へ。タイミングは微妙だったのですが、セーフの判定。 暴走と好走は紙一重という走塁でした。 6回には貴重な追加点となる適時打。8回にも駄目押し適時打。 バツグン!
その他。4回に緒方選手が同点弾。真ん中の球でしたがよく飛びました。 3回まで関口投手に無安打に抑えられていたので景気づけになりました。 4回は4安打したのですが、一発による1点だけ。 これは野村選手の併殺打があったためなのですが、これもいい当たりでした。 この回の攻撃を見て関口投手から大量点を取れるに違いないと確信しました。 結局それほど取れませんでしたけど。 逆転打の正田選手。右打席では力強さがあります。 8回には江藤選手の豪快な一発。 この一発と西山選手の適時打のお蔭で、佐々岡投手はお休みすることができ、 加藤投手は完投できました。
さて中日と巨人は負けません。この3連戦、勝ち越せればいいと思っていましたが、 これでは負けるわけにはいきませんね。

おまけ:
試合では打ちませんでしたが、 試合前の打撃練習で横浜の佐伯選手がスタンドインを連発。 看板に直撃する当たりもあったように思います。 広島の打撃練習も見てみたいと思うのは私だけ?

大野、退院

大野投手が退院した。20日から練習再開の予定。

思ったより早かったですね。いてもたってもいられないってところでしょうか。

チェコ、左わき腹痛

チェコ投手が左わき腹の痛みを訴え、診察の結果、 左肋関節挫傷のため3週間の安静加療が必要と診断された。

どうしてこんなに怪我ばっかりしてしまうのでしょうか。 3週間経てば9月初旬。それから調整して....さすがにもう駄目かな。

ウエスタン情報

試合結果

池田投手、5回を3安打2失点。片瀬投手は2回0/3を4安打自責点1。 いまいちだなあ。