8月29日

佐々岡乱調、ロペス同点弾もヌカ喜び

現在1位
巨人23回戦11勝12敗(広島)

10
巨人
広島

巨人:槙原−川口−マリオ
広島:山崎−玉木重−高橋建−佐々岡

勝:マリオ3勝2敗18S
敗:佐々岡3勝5敗20S
本:ロペス20号、福王3号

初回、広島先発山崎は仁志に右前打。 川相の送りバントの後、松井に狭い一二塁間を割られ先制を許した。 落合は中飛、清水はいい当たりの右飛に抑えた。
その裏二死後、巨人先発槙原から前田が四球。 江藤の高々と打ち上げた飛球は中堅手後藤が見失って中前へのポテンヒットとなり同点。 本塁への送球の間に江藤は二塁へ。 金本は大きな右飛。
2回表一死後、福王に右前打されたが、村田真を遊ゴロ併殺。
3回表一死後、仁志の三ゴロはイレギュラーし江藤の顔を直撃する強襲安打。 江藤は退場し救急車で病院へ。代わりに高が遊撃手、野村が三塁手。 川相のエンドランは二塁ベースカバーに入ろうとした高の逆をつき左前打となり、 一三塁。松井のフェンス際への大きな右飛は浅井がよく追いついたが犠飛となり、 勝ち越しを許した。落合は遊ゴロに抑えた。
4回裏、前田が一ゴロ敵失。高が送りバントを決めたが、 金本は甘い球を打ちそこない三邪飛。ロペスは中飛に倒れた。
6回裏、野村がひっかけた打球は飛んだコースが良く中前へ抜けた。 正田のバントで走者は二塁。しかし前田は高目のボール球を空振り三振。 高はフォークを空振り三振。
7回表二死後、4回から巨人打線を完璧に抑えていた山崎は福王に右前打されたが、 村田真をツースリーからクソボールのカーブで空振り三振させた。
その裏、金本が詰まりながら左前打。ロペスの三ゴロはきわどく併殺ならず。 西山の中前への飛球は出口がワンバウンドで大きく弾き二塁打となり、二三塁のチャンス。 しかし浅井は遊飛。代打町田は四球を選び満塁となったが、 野村がワンツーから高目のボール球を打ち二飛に倒れた。
8回表、投手は玉木重。代打吉村をインハイの球で見逃し三振させたが、 仁志にはストレートの四球。 川相に送りバントを決められたところで投手は高橋建に交代。 松井を空振り三振に仕留めた。
9回表、1点リードされているにもかかわらず佐々岡を投入。 落合を右飛、清水を一邪飛、出口を三ゴロに抑えた。
その裏、8回から登板の川口に金本が遊飛に打ち取られた。 ここで投手はマリオに交代。 ここでロペスはフォークを叩き、左翼席中段へ値千金の同点アーチを運んだ。 さらに西山が左前打で続いたが、浅井が遊飛、高山が二飛に倒れた。
10回表、先頭福王に右越えに3号を運ばれ、勝ち越しを許した。 村田真には遊撃内野安打。マリオの送りバントは成功せず、結局三振。 仁志を左飛に抑えたが、川相に左前打。 松井の時、暴投で二三塁。しかし松井をなんとか右直に打ち取った。
その裏、野村は三振。正田は遊ゴロ。前田は遊ゴロ。
広島はこの3連戦1勝2敗で負け越し、再び巨人にゲーム差なしに迫られた。