カープ日記


8月15日

高橋建、立浪の一発に泣く

 対中日戦、広島は3回裏に中4日で先発の中日野口投手を攻め、 敵失と暴投、四球で一死一三塁のチャンス。ここで東出選手の投前スクイズを野口投手が本塁へ悪送球して1点を先制。 嶋選手の高く弾んだ投ゴロの間に1点。この回、無安打で2点を挙げた。 先発高橋建投手は直後の4回表に関川選手の安打と久慈選手への四球で無死一二塁のピンチ。 その後、二死一三塁にこぎつけたが立浪選手に右越えへ3号逆転3ラン。 広島は7回裏一死二三塁のチャンスを潰したのが響き、そのまま2対3で敗戦。

試合結果

 高橋建投手は7回を3失点の好投。4回表の立浪選手の3ランに泣きました。 この回は無死一塁で送りバントを警戒しすぎて久慈選手に四球を与え、走者をためたのが痛かったです。 高橋建投手、大野コーチともにそのことを悔やんでおりました。打線の援護が少なかったのはお気の毒でした。
 広島は3回裏に無安打で2点を取りました。福留選手の失策、野口投手の暴投、緒方選手の四球。 東出選手のスクイズも野口投手の送球が逸れていなければアウトのタイミングでした。 嶋選手の投ゴロはホームベースに打球が当たって高く弾んだ幸運なもの。 中日の自滅による2点でした。
 惜しかったのは7回裏で、山田潤・ディアス選手の連打の後、西山選手の送りバントで一死二三塁。 ここで代打は町田選手。内野は前進守備をしませんでしたから、内野ゴロか外野への犠飛で同点の場面でした。 町田選手は最悪の二飛でした。続く緒方選手も遊ゴロでチャンスを潰しました。 野口投手がうまく投げたということなのでしょう。
 打で目立ったのは山田潤選手。先発投手を武田投手と読み違えて浅井選手がスタメンに入っていました。 2回裏の浅井選手の打席で代打で登場し、その後右翼を守りました。右前打と中前打の2安打。 球に逆らわない打撃を見せました。
 東出選手。2打数無安打。送りバント、スクイズ(失敗)、遊ゴロ。第4打席は兵動選手が代打。 スクイズにはびっくりしました。完全に意表をついたはずなのにタイミング的には本塁アウト。 西山選手のスタートが悪かったのか、東出選手の転がしたところが悪かったのか。

ウエスタン情報

試合結果

 林投手が3回5失点KO。

8月14日

どっか〜ん!どっか〜ん!また江藤大花火大会

 対中日戦、広島は初回、中日先発門倉投手を攻め、安打の緒方選手を一塁に置いて、 東出選手のエンドランの飛球が右翼手井上選手の緩慢な守備で先制の適時二塁打となった。 さらに三塁へ進んだ東出選手が暴投で判断よくホームイン。 先発小林幹投手は3回表につかまった。二死三塁から久慈選手のふらふら上がった飛球が左前左への適時二塁打となった。 福留選手への四球の後、ゴメス選手の左前適時打で同点。立浪選手の右前適時打で逆転された。 その裏、東出・嶋選手の連打で一二塁とすると、江藤選手が左中間へ20号逆転3ランを放ち、2点を勝ち越した。 しかし7回表に2番手小山田投手がゴメス選手に28号ソロアーチを浴びて1点差とされると、 立浪・井上選手の長打で同点とされた。8回表を遠藤投手が何とかしのぐと、 8回裏に江藤選手が左翼へ殊勲の勝ち越しソロアーチ。最終回は澤崎投手がピシャリと締め、 6対5で勝利。

試合結果

 3発打った横浜戦に続き、また江藤選手がやってくれました。 3回裏には逆転3ラン。8回裏には決勝ソロ。ここで一発欲しいという場面で2度も打ってくれました。 まさに主砲の働きでした。本塁打の本数も21号。30号を狙えるところまで来ましたね。
 東出選手は3打数2安打。第1打席は難しい球を打ってエンドランを決めましたが、 井上選手の守備に助けられた感じでした。緒方選手は打球の行方お構いなしに走っていましたから、 まともな守備だったら併殺になっていたでしょう。その後、三塁まで進んで、暴投で本塁へ。 この判断は非常に良かったと思います。第2打席は内野安打で江藤選手の3ランのお膳立て。 第4打席はバントを失敗しかけましたが、3バントを成功させました。
 嶋選手。3番でスタメン。ついにクリーンアップ入り。第2打席の左前打で江藤選手の3ランのお膳立て。 ただし左投手に対してはまだまだ対応できないようです。 7回裏一死三塁で相手投手は左の岩瀬投手。これまでならば右打者が代打に出てくるところですが、 嶋選手に経験を積ませようということだったのでしょう。結果は見逃し三振でした。
 幹英投手。3回裏の久慈選手の飛球が二塁打になってしまったのは不運でした。 5回を3失点ですから、そこそこ良く投げたと言っても良いのでは。 広島ベンチは前回の反省からか、早めに交代させました。先発勝利が逃げてしまったのは残念でした。
 小山田投手。最近好投が続いていましたが、打たれてしまいました。 井上選手の飛球は逆風でなければ逆転2ランでした。 今日のような投球を見せられると、首脳陣は次回どのような場面で起用するか悩むのではないでしょうか。
 遠藤投手。8回表を無失点に抑え、たなぼたに近い形の勝利投手に。2勝目です。 5回を投げた後の中1日登板はちょっとハードではないでしょうか?
 澤崎投手。完璧でした。12セーブ目です。

ウエスタン情報

試合結果

 救援の田中投手が逆転サヨナラを喫し、連敗止まらず。山田喜投手は7回2/3を4安打1失点の好投。 ペレス選手が4の4。

「カープ歴代猛者とファンの集い」開かれる

 14時から広島市中区のホテルサンルートで「カープ歴代猛者とファンの集い」が開かれた。 ゲストは長谷川良平氏、長谷部稔氏、阿南準郎氏、安仁屋宗八氏、渡辺弘基氏、高木宣宏氏。 トークショーなどで盛り上がった。

 参加してきました。トークショーでは主に長谷川さんが他のゲストの方にダシにされてました。 かなり強烈な個性の持ち主だったようです。阿南さんはオーナー代理という立場でのご出席でしたが、 「今年の成績についてはご勘弁を」とのこと。高木さんのニックネーム「チャン」の由来は、 高木さんと入れ替わりにやめられた同じ背番号「56」同姓高木さんという方が 「演歌チャンチャカチャン」という歌がお得意だったので、「おまえは2代目『チャン』だ」となったとか(高木宣宏さんは高木宏彰選手の背番号を「56」だと思われていたようですが、 調べてみると「55」ですね)。

8月13日

佐々岡、狙い打ちでKO

 対中日戦、先発佐々岡投手は2回表に李・中村選手の安打などで二死二三塁とされ、 関川選手の左中間適時二塁打で2点を先制された。 3回表にはゴメス選手の安打と李選手の四球で一死一二塁とされ、井上選手の左中間適時二塁打で2点を追加された。 4回表には久慈・福留・ゴメス選手の3連打で一死満塁とされ、立浪選手の犠飛で1点を追加された。 佐々岡投手は、中日打線のファーストストライクのスライダーを狙い打ちするという組織的な攻撃の前に、 6回12安打5失点で沈められた。7回表には横山投手が李選手の適時二塁打で1失点。 広島打線は中日先発川上投手に沈黙。7回まで6回裏のディアス選手の中前打のみの1安打に抑えられた。 ようやく8回裏に江藤選手が中前打を放った後、嶋選手が左翼席へ2号2ランを運び、川上投手をマウンドから降ろした。 しかし後続を岩瀬投手に抑えられ、2対6で敗戦。広島の連勝は2でストップ。

試合結果

 佐々岡投手が中日打線につかまりました。 中日の打者には早いカウントからスライダーを狙い打ちするように指示が出ていたそうです。 初球打ちでヒットにされることが非常に多かったです。中日が佐々岡投手をしっかり研究したということでしょうね。 もちろん、佐々岡投手の調子自体も今一つだったのでしょうけれど。 まあ、以前にも同じような形でメッタ打ちに遭ったことがありますし、次回の対戦ではきっと中日打線に お返しをしてくれるでしょう。
 昨日あれだけ爆発した打線が沈黙。西田コーチが「調子が良くない」と評した川上投手の前に7回までわずか1安打。 広島の打者はストライクとボールの見極めがちゃんとできていなかったようです。 そんな中で8回裏だけは盛り上がりました。嶋選手が左翼席へ2号2ラン。 逆方向へあれだけの打球を飛ばせるというのは、間違いなく長距離砲ですね。 その後も2走者が出て、緒方選手に一発でも出ようものなら1点差に追いつけるところでしたが、 岩瀬投手に抑えられました。
 達川監督。8回裏。自打球を左すねに当てた後に中前打した江藤選手の代走に兵動選手を送りました。 無理をさせないということだったと思いますが、 9回裏に兵動選手に打席が回ってきたことを考えると…。交代しなければならないほどの状態だとすると、心配ですね。 代打で安打した野村選手の代走に黒田投手を送りました。
 東出選手は3打数無安打。第4打席は岩瀬投手が相手だったので代打を送られました。

横山&山内が復帰登板

 山内投手と横山投手が出場選手登録された。山内投手は右肘痛、横山投手は右ルースショルダーで二軍で調整していた。 横山投手は7回表1イニングを投げ、2安打1四球1失点。 山内投手は8回表1イニングを投げ、1安打無失点。

 お帰りなさ〜い。横山投手は本人によると、全力で投げることはできるが、球の走りは7割程度とのこと。 直球は140キロ台の前半のスピードでした。抜ける球が結構ありました。 山内投手は無失点に抑えましたが、いい当たりをされていました。

前田、右太もも痛で欠場

 12日の試合で右太ももを痛めた前田選手が試合を欠場した。試合前には軽くランニングを行っただけで、 フリー打撃は行わなかった。ベンチ入りはした。

 全治3日ならば、来週からは出場できるはずですが、どうでしょうか。

兵動、出場選手登録

 兵動選手が出場選手登録された。

 8回裏に江藤選手の代走で出場し、そのまま三塁守備に。9回裏の打席では空振り三振しました。

小林敦・ペルドモ・若林、出場選手登録抹消

 小林敦投手、ペルドモ選手、若林選手が出場選手登録を抹消された。

 敗戦処理を中心にがんばっていた小林敦投手ですが、オールスター後は1度も登板がないまま抹消です。 ペルドモ選手は二軍では投手と野手、どちらで調整するのでしょうか?若林選手は最近打てなくなってきていました。

ウエスタン情報

試合結果

 土壇場で菊地原投手が同点に追いつかれ、レイノソ投手が曽我部選手にサヨナラアーチ。 井上浩選手が3安打。

命名「緒方祐希奈」

 先日誕生した緒方選手の娘さんが「祐希奈(ゆきな)」と命名された。

 佑奈ちゃんと2人で美人姉妹になるのかな。

8月12日

江藤大爆発3発10打点!遠藤プロ初勝利!

 対横浜戦、初回、横浜先発三浦投手を攻め、金本選手の適時打の後、江藤選手が左越えへ17号3ランを放ち、 4点を先制。先発黒田投手はその裏、二死からローズ選手の適時二塁打で1点を返されたが、 3回表に嶋選手の右越え適時二塁打と西山選手の内野安打が敵失を誘って3点を追加。 しかし黒田投手はピリッとせず、5回裏に井上選手の3号ソロ、波留選手の適時二塁打、 鈴木尚選手の適時打で3点差に詰め寄られてKO。しかし直後の6回表に広島打線が爆発。 小桧山投手を攻め、二死満塁から金本選手が押し出し四球。江藤選手が三塁線を破る2点適時二塁打。 嶋選手が中越えの2点適時二塁打。ディアス選手が左中間フェンス直撃の適時二塁打。計6点を奪った。 なおも攻撃の手を緩めない広島は、8回表に江藤選手が米投手から左越えへ18号2ラン。 9回表に矢野投手から浅井選手が適時二塁打を放ち、 さらに江藤選手がこの試合3本目となる19号3ランを左翼席へ運んだ。 江藤選手の1試合10打点はセ・タイ記録。5回途中から黒田投手を救援した遠藤投手は、 走者を出しながらも6回裏の石井琢選手の適時二塁打による1点に抑えた。 19対5で大勝。遠藤投手はプロ入り初勝利。広島は2連勝。

試合結果

 広島打線が大爆発しましたね。17安打で19得点。 展開的には6回表の6点が大きかったです。6点差もあったのに5回裏に3点差に追いつかれ、 マシンガン打線の勢いからすると逆転もありうるかという雰囲気でした。勢いを完全に止める6点でした。
 打線の中で特にすごかったのは江藤選手です。初回に17号3ランを放つと、6回表には2点適時二塁打、 8回表には18号2ラン、9回表には19号3ラン。3発10打点の猛打爆発。 ようやく江藤選手の季節がやってきました。この調子でこれからも頼みます。
 遠藤投手はうれしいプロ入り初勝利。おめでとうございます。昨日の河野投手に続き、若鯉がやってくれました。 スライダーに頼った、ちょっと危なっかしい投球だったように見えましたが、 5回を3安打3四球1失点は上々の結果。良く投げてくれたと思います。
 先発した黒田投手は、大野コーチによると「全く駄目」という内容。 荒れ球だったために横浜打線がボール球に手を出してくれて、何とか序盤は切り抜けましたが、 5回裏に4連打でKO。味方の大量援護があっただけに、勝ち投手になれなかったのは残念だったでしょう。
 嶋選手。一塁手でのスタメンでしたが、前田選手の負傷退場で初回から右翼に。 ローズ選手のヒットを拙い守備で適時二塁打としてしまいました。 しかし、打で汚名返上。3回表にあわや本塁打かという右翼フェンス直撃の2点適時二塁打。 6回表にも中堅左フェンス直撃の2点適時二塁打。軽く振っている感じなのに打球がよく伸びます。
 東出選手。5打数2安打1四球1盗塁。3打席目はセーフティバントを成功。9回表の第6打席では二塁内野安打。 浅井選手の右中間二塁打で一塁から本塁を突きましたが憤死。最近、本塁でアウトになる場面が目立ちますね。 三塁ベースコーチの正田コーチは、東出選手の足ならば間に合いそうな気がするんでしょうね。

前田、右太もも痛で途中交代

 前田選手は1回表の金本選手の安打の際の走塁中に右太ももを痛め、 1回裏の守備から浅井選手と交代した。病院で診察の結果、右大腿二頭筋挫傷で全治3日と診断された。

 しばらくスタメンから外れることになるのでしょうか?心配ですね。

ミンチー、二軍戦で登板

 右肘痛のために二軍で調整していたミンチー投手。近鉄戦に登板し、1回を3人で片付けた。

試合結果

 ミンチー投手が戻ってくれば充実した投手陣になってきますね。山内・横山投手にも一軍合流という話がありますし。 残り試合数が少ないのが残念です。
 田中投手は5回を2安打無失点の好投。

おめでとう!幹英に長女誕生

 小林幹投手夫人の朋代さんが11日に新潟市内の病院で第一子長女を出産した。

 幹英パパ、おめでとうございます。

審判倫理・技術委員会開かれる

 誤審の相次ぐセの審判問題に対応するため、セの審判倫理・技術委員会が開かれた。 同委員会は高原須美子セ会長、藤田元司氏(元巨人監督)、 平松政次氏(元大洋投手)、富沢宏哉氏(元審判部長)から構成される。 審判の技術をより契約に反映させること、研修審判員制度の復活が決まった。

 きっちり査定をして能力給にするということらしいです。 以前、セの公式ページのQ&Aのコーナーを見ましたが、それぐらいのことは既にやっているのかと思っていました。 どのようにして審判の能力を評価するかが問題ですよねえ。 ひょっとして、年末には選手のように審判の推定年俸が話題になったりするのでしょうか(^^)

8月11日

イエ〜イ!河野プロ初勝利!

 対横浜戦、広島は3回表に横浜先発福盛投手を攻め、西山選手の安打と東出選手の敵失で二死一三塁とし、 前田選手の中前適時打で1点を先制した。 6回表には金本選手の二塁打、嶋選手の四球、ディアス選手の内野安打で二死満塁のチャンス。 ここで西山選手が左前適時打を放って2点を追加。 先発河野投手は要所を締める投球で5回まで無失点。6回裏に佐伯選手に7号2ランを浴びて1点差とされ、 勝利投手の権利を残したまま、この回を投げ終えたところで降板。7回裏と8回裏を小山田投手が抑え、 9回表に緒方・代打野村選手の長短打で2点差とした。 9回裏は澤崎投手が2走者を許し、一発で逆転のピンチを作ったが、鈴木尚選手を抑えた。 4対2で勝利。河野投手はうれしいプロ入り初勝利。広島は連敗を3で止め、対横浜戦の連敗も8で止めた。 阪神が負けたため5位に浮上。

試合結果

 河野投手、プロ入り初勝利おめでとうございます。6回を4安打4四球2失点の好投でした。 直球のスピードは130キロ台の後半がほとんどでしたが、球は伸びていたのではないでしょうか。 スライダー・カーブ・フォークを混ぜて的を絞らせなかったようです。 打つ方でも2度、送りバントをきっちり決めました。 ヒーローインタビューでは「泣きたいくらい嬉しい」と言っていましたが、 その言葉とは裏腹に淡々としていましたね。 おそらく、試合が終わった直後で実感があまり沸かなかったのではないでしょうか。
 小山田投手は1点リードの苦しい状況で2回を無安打無失点。 中継ぎ投手として完璧にメドが立ったように感じました。セットアップはしばらく彼が務めるでしょう。
 巨人戦でショッキングな打たれ方をして心配された澤崎投手。 2走者を許してピンチを作りましたが、1人はディアス選手の失策によるものでしたし、 前回と違ってストライクがしっかり取れていましたので、それほど心配することはないように思いました。 気持ちの切り替えはしっかりできているようでした。
 西山選手。3安打猛打賞。先制のホームインと中押しの2点適時打。 あの左前適時打は進藤選手の失策臭かったですけどね。 そして何より投手陣を好リードで盛り立てましたね。
 緒方選手は4安打。2試合連続の猛打賞。7回表のセーフティバントのアイデアは見事でした。
 東出選手。3打数無安打1犠打。第1打席ではエンドランとバントを失敗した後に空振り三振。 第2打席は敵失で出塁し、金本選手の内野安打で二塁から一気にホームを狙いましたがタッチアウト。 このプレーが東出選手の一番の見せ場だったかも。第3打席では一死一三塁のチャンスで初球を打って二ゴロ併殺でした。 少々の内野ゴロでは併殺にならないはずの東出選手だけに残念でした。 第4打席ではようやく送りバントを決めました。第5打席では野村選手が代打に出ました。
 7回表一死二塁。二塁走者は緒方選手。前田選手の右前打で緒方選手は本塁へ。 佐伯選手のバックホームでクロスプレーに。緒方選手の足は谷繁捕手のブロックを突き破ったように見えましたが、 判定はアウト。私の目にはミスジャッジに見えました。 あのぐらいのタイミングならば間違えることもあるかなとは思いましたが、もっとしっかり見てもらいたいですな。

8月10日

対横浜戦8連敗

 対横浜戦、初回、先発紀藤投手は石井琢・鈴木尚選手の長短打で1点を先制された。 2回裏にも東出選手のミスから二死二塁とされ、阿波野投手に適時打を浴びた。 広島は3回表に横浜先発阿波野投手を攻め、二塁打の緒方選手を三塁に進め、前田選手の犠飛で1点差とした。 しかしその裏、二死三塁から駒田選手の一ゴロがイレギュラーする適時二塁打となって再び2点差に。 5回表、前田・金本選手の連続四球で阿波野投手をKO。代わった横山投手から江藤選手の左前打で満塁。 ここで代打野村選手が右前へ2点適時打を放ち同点。 7回表には江藤・浅井・ディアス選手の3連打で1点を勝ち越した。 しかし7回裏に谷繁選手に8号ソロアーチを浴びて同点。 8回裏にはローズ選手の四球と駒田選手の安打で一死一二塁とされ、佐伯選手に6号3ランを浴びて勝負を決められた。 4対7で敗戦。広島は3連敗。対横浜戦8連敗。

試合結果

 紀藤投手は結局完投して8回を7失点。悪いなりに良く投げていましたが、8回裏に力尽きたという感じでしたね。 東出選手のミスや駒田選手のイレギュラー適時二塁打など不運な面もありました。 阿波野投手に適時打を打たれたのは痛かったですね。
 打線は10安打。緒方選手と江藤選手は3安打猛打賞。代打野村選手の同点打やディアス選手の勝ち越し打など、 そこそこよく打ったと思います。ただし、東出選手や木村選手がつなぎの打撃ができなかったこと、 チャンスが3度も紀藤投手の打席に回ってきたことなどから、大量点は奪えませんでした。
 東出選手には散々な試合となりました。1回表に無死一塁のチャンスでバントを2度ファールした末に空振り三振。 2回裏には進藤選手の飛球を深追いしすぎて、捕球体勢に入った後になぜか前田選手に譲って二塁打に。 2失点目のきっかけになってしまいました。この2つのミスによって、3回表の打席で代打を送られてしまいました。 懲罰的な交代だったと思います。広島ベンチは厳しさを見せたということでしょうが、 東出選手の活躍が生きがいの私としては、できれば東出選手に汚名返上のチャンスを上げて欲しかったと思いました。
 カープは、内容的にはそれなりに良い試合をすることもあるのですが、 成績的には完璧にBクラスのチームになってしまいましたね。 これからはAクラスのチームから「カープから星を取りこぼすと優勝できない」 などと言われるようになってしまうのでしょうか?そんなことになったらとても悔しいですよ。 上位チームに一泡も二泡も吹かせてやってほしいものです。

西山がFA権取得

 西山選手がFA権を取得した。

 主力選手が続々とFA権を取っていきますね。横浜はFAでかなりゴタゴタしそうな雰囲気ですが、 広島はどうなるでしょうか?

ウエスタン情報

試合結果

 6投手の細切れリレーで2失点。9四球で2失点は奇跡的かも。
 故障していたデハート投手が投げていますね。山内・横山投手も登板しています。

シドニー五輪予選日本代表選手発表

 9月に韓国ソウル市で行われるシドニー五輪予選日本代表24選手が発表された。 カープからは野村選手が参加する。チーム構成は以下の通り(括弧内は年齢):
監督
大田垣耕造(49) 東芝
コーチ
野村  収(53) プロ野球OBク
長崎 慶一(49) プロ野球OBク
林  裕幸(44) 日石三菱
投手
杉浦 正則(31) 日本生命
森  憲久(26) 三菱自動車京都
山田 秋親(20) 立命大
石川 雅規(19) 青学大
高橋  薫(23) 日本通運
小池 秀郎(30) 近鉄
川越 英隆(26) オリックス
松坂 大輔(18) 西武
捕手
的場 直樹(22) 明大
阿部慎之助(20) 中大
古田 敦也(34) ヤクルト
一塁手
松中 信彦(25) ダイエー
二塁手
高橋 賢司(23) NTT東日本
工藤 賢二(24) 東芝
三塁手
平馬  淳(24) 東芝
初芝  清(32) ロッテ
遊撃手
沖原 佳典(27) NTT東日本
阿部 真宏(21) 法大
野村謙二郎(32) 広島
外野手
飯塚 智広(23) NTT東日本
鷹野 史寿(26) 日産自動車
梶山 義彦(29) 三菱自動車川崎
赤星 憲広(23) JR東日本
井出 竜也(28) 日本ハム

 カープの公式戦と重なりますので、リアルタイムで応援するのは難しそうです。 野村選手のプレーと勝敗ぐらいはフォローしたいなと思っています。

8月9日

SATOの無責任先発予想

 10日から横浜スタジアムで横浜3連戦。 地元で中日3連戦。計6連戦。9連勝と波に乗る横浜を止めることができるか。 首位中日を叩いてセ・リーグの盛り上げ役となれるか。
 広島の先発は先週と同じ、 紀藤・河野・黒田・佐々岡・小林幹・高橋建投手と予想します。 何人かを中5日で登板させれば、順番を入れ替えることも可能だとは思いますが、 先発投手陣はそれなりに結果を出していますので、このままでOKでしょう。 河野投手のプロ初勝利に期待。
 横浜の先発も先週と同じで阿波野・福盛・三浦投手でしょうか。

8月8日

借金今季最多の14

 対巨人戦、2年ぶりに登板の巨人先発河原投手から緒方選手が先頭打者本塁打で1点を先制。 先発高橋建投手は4回裏二死一二塁から河原選手に右越え適時二塁打を浴びて同点。 仁志・永池選手に連続適時打を浴びて3点をリードされた。高橋建投手は4回でKO。 広島は7回表に岡島投手から西山選手の適時二塁打で1点を返し、 代わった木村投手から緒方選手が適時打を放って1点差に迫った。 しかし、8回裏に遠藤投手が松井選手の適時二塁打と永池選手の2点適時打で3点を取られて突き放された。 3対7で敗戦。広島は2連敗で借金は今季最多の14。

試合結果

 前回巨人を完封した高橋建投手が先発。4回裏二死まではまずまずの好投でしたが、 二死一二塁から河原投手に打たれてしまったのが痛かったです。仁志・永池選手に対しては球が中に入ってきましたね。 2段モーション気味の新フォームは走者がいる時には使えないわけで、そのあたりも課題でしょうか。 次回また打たれてしまうと、もとのモクアミなので、次回頑張って下さい。
 打線。緒方選手は先頭打者本塁打と適時打。盗塁も決めました。 西山選手の二塁打で一気に本塁を突いた新井選手の走塁には見るべきものがありました。
 中継ぎ投手ではまた小山田投手が好投。とりあえず中継ぎエースの座につきそうですね。 遠藤投手は駄目押し点を取られてしまいました。
 東出選手。4打数無安打。初回の一ゴロは石井選手の好守に安打を阻まれました。

ウエスタン情報

試合結果

 先発レイノソ投手が3回で8失点の乱調。玉木朋選手が3安打。

8月7日

振ってる振ってる振ってる振ってる振ってる

 対巨人戦、3回表、巨人先発桑田投手から江藤選手の中越え適時三塁打と浅井選手の適時打で3点を先制。 7回表には巨人救援投手陣をとらえ、満塁から浅井選手の内野ゴロの間に1点、 ディアス選手の適時打で2点、南投手の悪送球で1点、計4点。 先発の小林幹投手は3回裏に仁志選手の適時打で1点を失ったものの、6回まで1安打1失点の好投。 しかし7回裏に石井選手の適時二塁打と元木選手の2点適時打で3点を失ってKO。 3点のリードで迎えた9回裏、抑えの澤崎投手が2四球を出した後、村田善選手にプロ初アーチを浴びて、 まさかの同点。延長12回裏、玉木重投手が四球と死球で一死一二塁のピンチ。 松井選手を空振り三振に抑えた時の投球が暴投となり二死二三塁かと思われたが、松井は振っていないという判定。 一死二三塁から松井選手に左犠飛を上げられてサヨナラ負け。7対8で敗戦。阪神が勝ったため最下位。

試合結果

 12回裏の松井選手は完璧に空振りしとったけどのう。審判はどこ見とったんじゃろうのう。 ワンバウンドして暴投じゃのうとか思って、スイングしたのに気がつかんかったんじゃろうのう。 たっちゃんが「審判があれじゃ(巨人びいきの意)うちは勝てん」と文句言うのもようわかるのう。 審判団はちゃんとビデオ見て反省会をせい!
 同点弾を浴びた澤崎投手は制球が無茶苦茶悪かったですね。スライダーで全くストライクが取れず、2四球。 直球でもストライクが取れなくなって、エイヤで村田善選手に直球を真ん中へ。どかんと一発浴びました。 しかし、3点差で下位打線。びびることなかったのに。後遺症が心配。
 広島打線は9回まで毎回走者。7点は取りましたが、拙攻で駄目押しがなかったのが最後に響きました。 敗因のひとつでしょう。
 先発の幹英投手は6回までわずか1安打1失点と好投。スライダーを多めに投げていたように思います。 直球が高めに浮く場面がありましたが、逆に荒れ球気味で良かったのかも。 7回裏につかまりましたが、引っ張りすぎ。投手交代が遅かったですね。敗因のひとつでしょう。
 小山田投手は好救援。遠藤投手も、まさか澤崎投手の後に投げることになるとは思わなかったでしょうが、 淡々とよく投げましたね。
 東出選手。5打数2安打2四球。併殺打がひとつありましたが、セーフに見えましたけどねえ。 11回表の四球は2−3からフォークを見逃してのもの。選球眼の良さを感じました。 ひょっとしたら横浜の佐々木投手のフォークを見切れるかも。
 一部、取り乱した表現があったことをおわびします。

横山、二軍戦で登板

 右肩痛で二軍で調整している横山投手がオリックス戦に登板。 1回打者7人に対して4安打自責点3暴投1。

試合結果

 結果はともかく、投げられるようになったのは嬉しいですね。何試合か投げれば良い結果が出るでしょう。
 長谷川投手は7回を4安打1失点。ここのところ好投が続いています。

8月6日

エース佐々岡&4番金本、連敗止める

 対巨人戦、初回、巨人先発ガルベス投手を攻め、失策で出塁した緒方選手を二塁に置いて、 金本選手が左前適時打を放ち先制。4回表には金本選手が2試合連続の22号ソロアーチを右翼席へ運んで加点。 6回表には前田選手の安打と江藤選手の四球で二死一二塁とし、ディアス選手が中前適時打を放って、3点をリードした。 先発佐々岡投手は2回裏に自らの失策などで招いた一死二三塁のピンチを切りぬけると波に乗った。 球のキレと制球が良く、6回裏二死から後藤選手に右前打されるまで無安打投球。結局、3安打で巨人打線を完封。 3対0で勝利。広島は連敗を3で止めた。阪神が負けたため、5位に浮上した。

試合結果

 佐々岡投手は先週に引き続き、巨人相手に見事な投球を見せました。 6回二死まで無安打投球で、ひょっとして2度目のノーヒットノーランかと思わないでもなかったです。 今季3度目の完封勝利でエースの貫禄を見せ、連敗を止めてくれました。
 金本選手は4番らしい働きをしてくれました。初回は二死二塁から左前へ先制適時打。 4回表には右翼へソロアーチ。オールスター後、7試合で5発の量産体制。4番打者が板についてきたかな。
 ディアス選手が昨日2失策の木村選手に代わりスタメン復帰。6回表に貴重な追加点となる適時打を放ちました。 守備の安定感でもさすがに木村選手よりは一日の長がありました。 このように起用した選手が働いてくれると達川監督も嬉しいでしょう。
 東出選手は4打数1安打1犠打。9回表に左中間を割った打球であわやランニング本塁打という激走を見せました。 本塁でタッチアウトにはなりましたが見事な足でしたね。 村田善捕手との激突でどこか故障したかと一瞬ヒヤリとしましたが、別になんともなかったようです。 初回の進塁打もポイントが高いと思います。

小林幹、玉木朋に代わり出場選手登録

 玉木朋選手が出場選手登録を抹消され、小林幹投手が出場選手登録された。

 幹英投手は7日か8日の先発のようですね。

7月月間MVP発表

 7月の月間MVPが発表された。セは中日の野口投手とヤクルトのペタジーニ内野手。 パは西武の松坂投手とオリックスのイチロー外野手。

 松坂くんは最年少での受賞だそうで。すごいですね。

8月5日

黒田粘投も追い上げあと一歩

 対横浜戦、先発黒田投手は2回表に安打と四球で無死一二塁のピンチ。 三浦投手の送りバントが併殺になってピンチを脱出したかに思われたが、石井琢選手に4号2ランを浴びて先制を許した。 毎回のピンチを何とかしのいでいた黒田投手だが、6回表に東出選手の失策と鈴木尚選手の内野安打で二死一二塁とされ、 木村選手の適時失策で1点を追加された。横浜先発三浦投手の低めを丁寧に突く投球に零封されていた広島打線は ようやく7回裏に反撃。安打の江藤選手を二死ながら三塁へ置き、代打浅井選手が適時内野安打。 さらに代打ディアス選手が中堅フェンス直撃の適時二塁打を放ち1点差に迫った。 しかし直後の8回表に2番手遠藤投手が石井琢選手に5号ソロアーチを浴びて突き放された。 広島もその裏、金本選手が横山投手から21号ソロアーチを放って1点差に追いすがったが、反撃もそこまで。 3対4で敗戦。広島は3連敗。対横浜戦7連敗。今季50敗目。

試合結果

 ここ最近は減っていた失策ですが、この試合では4失策。江藤選手、東出選手、木村選手が2つ。 江藤選手の失策は打球に変な回転がかかっていたことに気がつかなかったようでした。 東出選手の失策は、待って捕れば内野安打だったので、思い切って前に出ての失策。 木村選手の失策はイージーミスに見えました。失点につながった2つ目の失策は打球を弾いた後の処理も拙かったですね。 経験不足の遊撃守備ですから、失敗しながら慣れていくしかないでしょう。
 逆にファインプレーもありました。5回表の谷繁選手の飛球に飛び込んだ前田選手の守備は見事でしたね。
 黒田投手は毎回のように走者を出しましたが、横浜打線の拙攻にも助けられて7回を3失点に抑えました。 前回の2回途中7失点KOを考えれば、よく立ち直ったと言って良いかも。 本人は降板後「投球のリズムが悪く、味方の守備と攻撃に悪影響を与えた」 といった意味のコメントをしていました。 確かに、7回表をこの試合で初めて三者凡退に抑えた直後の7回裏に広島打線が得点していますから、 納得できるコメントです。
 この試合で最高の盛り上がりを見せたのは7回裏。代打攻勢が当たりました。 嶋選手のおかげで影が薄くなりかけていた(?)浅井選手が適時内野安打。 木村選手にスタメンの座を奪われたディアス選手が適時二塁打。ディアス選手は明日あたりスタメン復帰かも。 なおも二死一二塁のチャンスで東出選手。一打出れば同点でしたが、いい当たりの遊直。惜しかったです。
 遠藤投手は1点差に迫った直後に石井琢選手に一発を浴びてしまいました。流れが広島に来ていただけに痛い一発でした。 その後を抑えただけに惜しかったです。
 金本選手は21号アーチを含む2安打。盗塁も決めました。 江藤選手は3安打。あまりいい当たりではありませんでしたが。
 東出選手。4打数1安打1失策。

おまけ:
 試合前の守備練習で野村選手が二塁を守っていました。
 3回表が始まる前に町田選手が黒田投手の投球練習の捕手をしていました。

8月4日

 8月14日に行われる『カープ歴代猛者とファンの集い』に、 高木宣宏氏と阿南準郎氏の参加が決定したそうです。 当日、高木氏の始球式目当てでナイターに行かれる方はこちらの催しも要チェック。 詳しくはDREAM FIELDへ。

河野好投!嶋先制打!…2連敗

 対横浜戦、広島は4回裏二死から横浜先発福盛投手を攻め、前田・金本選手の連打と江藤選手の四球で満塁とし、 野手として初スタメンの嶋選手が中前適時打を放ち2点を先制した。 今季2度目の先発の河野投手は初回の二死満塁のピンチを切り抜けると、 キレのある直球とスライダーを武器に4回まで2安打無失点。しかし5回表に進藤選手、 6回表にローズ選手、7回表に谷繁選手にそれぞれソロアーチを浴びて逆転を許した。 結局、河野投手は8回を5安打4四球3失点の好投。 9回表に玉木重投手が谷繁選手の適時二塁打、波留選手の左前適時打に金本選手の失策が絡み、 3点を奪われて駄目押しされた。2対6で敗戦。広島は2連敗。

試合結果

 河野投手が好投し、嶋選手が先制打を放ちました。9回表の玉木重投手の投球と金本選手の失策を除けば、 好ゲームだったと思います。明日への希望が見えた試合でした。
 河野投手は3本塁打を浴びて3点を失いましたが、好投でしたね。 打線の援護が普通にあれば、プロ入り初勝利を挙げることができていたんですけど。 直球は140キロ台の前半でしたが、球に伸びがあったようで、横浜打線はボール球に手を出していました。 天下のマシンガン打線を8回投げて3点に抑えたのですから、自信を持って良いと思います。 これで次回も先発で起用されるでしょう。1試合だけならばまぐれということもあるので、 今日のような投球を続けることが大事です。次回の登板を楽しみにしたいと思います。
 昨日本塁打を打った嶋選手が野村選手に代わり一塁手でスタメン出場。4打数2安打。 4回裏には満塁から中前へきれいな先制適時打を放ちました。9回裏には当たり損ねでしたが遊撃へ内野安打。 ベンチの期待に見事応えました。結果を出したので、このまましばらくスタメンで起用してもらいたいですね。
 木村選手はディアス選手に代わり遊撃手でスタメン出場。4打数2安打。 守備ではぎこちない動きを見せた場面もありましたが、好プレーも見せました。 こちらもきっちり結果を出しました。
 東出選手。4打数2安打。2打席目の中前打では果敢に二塁を狙ってアウトになりました。 暴走といえば暴走なのですが、積極的な走塁として評価してあげたいです。
 最近、打撃に精彩がなかった前田選手ですが、2安打しました。いずれも左方向へ技ありの一打でした。
 しかし、これだけ活躍した選手がいて、どうして2点しか取れなかったのでしょうか?不思議だ。

ウエスタン情報

試合結果

 田中投手は6回を4安打無失点の好投。山内投手が6月20日以来の登板。 ペレス選手が3安打1盗塁。

8月3日

追いかけても追いかけても

 対横浜戦、先発紀藤投手は初回にローズ選手の適時二塁打で2点を先制された。 その裏、4番金本選手が横浜先発阿波野投手から右翼場外へ3試合連続の20号2ランを放ち同点。 しかし3回表に波留選手の二塁打をきっかけにピンチを作り、ローズ選手の内野ゴロの間に1失点。 4回表には谷繁選手の5号2ランで突き放された。4回裏に江藤選手の16号2ランで1点差に迫ったが、 5回表に2番手ペルドモ投手が波留・鈴木尚選手の短長打で二三塁のピンチを作り、 東出選手の野選と進藤選手の犠飛で2失点。 広島は7回裏に横山投手から嶋選手がプロ入り初アーチを放って2点差に詰めたが、 9回表に遠藤投手が進藤選手の犠飛で1点を追加された。広島は9回裏二死一二塁、 一発で同点のチャンスを作ったが、五十嵐投手に緒方選手が抑えられた。5対8で敗戦。

試合結果

 先発は最近抜群の安定感を見せている紀藤投手。横浜の先発はあまり先発をしていない阿波野投手。 カープに分があると思ったんですがね。紀藤投手は調子が悪かったらしく、球が高めに浮き、 毎回ピンチの苦しい投球でした。4回を5安打5失点。
 先発投手が序盤で崩れると勝負にならないことが多いのですが、 この試合では打線が早めに反撃して勝負の興味を終盤までつなぎました。 金本選手は3試合連続の本塁打。外野スタンドが小さい呉二河球場ですが場外へ運びました。 これで1度は同点に。江藤選手は7月15日以来の一発を左翼席へ運び、1点差に。 江藤選手は調子が上向きになってきたようです。 嶋選手はプロ初アーチを右翼席へ運び、2点差に。
 ただし、得点はこれら3発の本塁打によるものだけ。 前田・野村選手あたりがつないでくれていればと思いました。 最終回も大魔神佐々木投手が不在だっただけに木村選手がつないでくれていれば…。 ディアス選手の併殺打が嫌で出した代打木村選手が併殺打とは皮肉な結果でした。
 中継ぎ投手陣も今ひとつ。ペルドモ投手は、味方が1点差に迫った直後にいきなり2失点。 遠藤投手は制球が定まらず、2回を何とか1失点。小山田投手だけは2回を5奪三振で無失点。 7回表は自ら無死満塁の大ピンチを作りましたが切り抜けました。 首脳陣の評価がひょっとして上がったかも。
 山田潤選手は5回裏に阿波野投手から左前へ移籍初安打。おめでとうございます。
 緒方選手が8回表から町田選手のグラブを借りて二塁守備につきました。 代打で本塁打を打った嶋選手を残しておきたかったためでしょう。緒方選手の守備機会はありませんでした。 緒方選手は元々は内野手ですが、最近内野守備練習をやったことなんてあるのかな? 達川監督はいろいろやってくれますね。
 最終回は代打攻勢。もし緒方選手に同点弾が出て延長に入っていれば、また木村捕手を見ることができたんですけど。
 東出選手。4打数1安打1盗塁。5回表一死二三塁で駒田選手の二ゴロを捕ってバックホームしましたが、 間に合わず野選。ワンバウンド送球ではありましたが、そんなに悪い送球ではなかったように思います。 三塁走者波留選手のスタートが良かったということではないでしょうか。

嶋がプロ入り初アーチ

 嶋選手は7回裏に代打で登場し、横山投手から右中間へプロ入り初アーチを運んだ。

 おめでとうございます。9回裏の打席でもよく粘っていました。将来の大砲候補ですね。 浅井選手あたりはウカウカできないのでは。

ウエスタン情報

試合結果

 5点差を追いつくも、6投手の継投実らず。

8月2日

幹英、一軍練習に合流

 二軍で調整中だった小林幹投手が広島市民球場で行われた一軍練習に合流した。 達川監督は「横浜・巨人6連戦のどれかに先発させる」。

 シュートをマスターしたそうですし、ニュー幹英が見られるでしょうか。

SATOの無責任先発予想

 3日から横浜3連戦。呉で1試合、広島で2試合。 続いて東京ドームで巨人3連戦。計6連戦。
 広島の先発予想は難しいですね。現在一軍登録されている投手の中で、 ローテ投手と思われるのは佐々岡・黒田・紀藤・高橋建投手の4人。 2試合の谷間ができますが、これを現在一軍登録されている投手で埋めるとすれば、 遠藤・小山田・河野投手あたりか。
 二軍から誰か上げてくるとすれば、1番手はミンチー投手。 ミンチー投手は二軍で1度投げてから一軍へ上げるという話が 数日前のスポーツ紙に出ていましたが、いきなり一軍での登板になるかも。 小林幹投手は7月31日にウエスタンで5回を投げています。 中4日なら横浜戦の3戦目には投げられる計算。 1日にウエスタンで好投した長谷川投手も週末には間に合います。 また、故障中の山内・横山投手の回復具合によっては、 彼らの復活登板が見られるかも (回復後1度も二軍で投げないまま一軍先発は厳しいでしょうけど)。
 という風に不確定な要素が多すぎて、 今節のローテを見てからでないと、先発予想はできません。 とりあえず、紀藤・ミンチー・黒田・佐々岡・小林幹・高橋建投手と予想しておきます。
 横浜の先発は矢野・福盛・三浦投手あたりでしょうか。

8月1日

高橋建プロ初完封!打線爆発11得点!

 対巨人戦、初回、巨人先発岡島投手から緒方選手が23号先頭打者本塁打を放ち先制。 3回裏にも緒方選手は年間自己最多本塁打となる24号ソロを放ち追加点。 5回裏にはディアス選手の4号2ラン。6回裏には満塁から野村選手が押し出し四球を選び、 岡島投手をKO。代わった入来智投手から江藤選手の2点適時打、 西山・緒方選手の適時打でこの回一挙5点を奪い勝負を決めた。さらに7回裏には金本選手の19号ソロ、 8回裏にはディアス選手の5号ソロでトドメを刺した。 先発高橋建投手は低めへの制球が冴え、巨人打線をわずか2安打に抑え、三塁を一度も踏ませず完封。 11対0で快勝。高橋建投手はプロ入り初完投初完封勝利。

試合結果

 高橋建投手、プロ入り初完投初完封勝利おめでとうございます。 達川監督の「巨人戦には表3枚の先発投手をぶつける」発言で、 てっきり紀藤投手が先発するものと思っていたので、高橋建投手の先発にはちょっと驚いたのですが、 見事な投球でした。 安打はわずか2本、四球は敬遠気味のもの1つを含めてわずか2個。 フォームを、足を1度止める2段モーション気味のものに変えていましたね。 このフォームは一昨年審判からクレームがついてやめていた (1997年9月20日分カープ日記) と思うんですけど、 違反投球にならないように改良したのでしょうか? 巨人の打者はタイミングを取り辛そうにしていました。 試合後のヒーローインタビューでは目に涙がたまっていたようですね。次回も好投を期待します。
 打線も爆発しました。5発の花火と6回裏の集中打で昨日のお返し。火付け役となったのは緒方選手。 初回に本塁打年間自己タイの23号ソロで先制パンチをお見舞いすると、 3回裏には年間自己新の24号ソロ、特大の一発をバックスクリーンへ。 6回裏に中前適時打を放ち、3安打3打点の大活躍。
 東出選手。4打数1安打。安打は6回裏の大量点のきっかけになりました。 守備では6回表の川相選手の中前へ抜けそうなライナーを飛びこんで捕りました。
 後半戦は2勝1敗で上々のスタート。上位進出には大きな連勝が必要ですが、 打線が投手陣を助けることができれば、それも可能なはず。しかしまずは最下位脱出ですな。

ウエスタン情報

試合結果

 長谷川投手が4安打1失点で完投勝利。青木選手が1番左翼手で2安打1盗塁。