カープ日記


9月30日

あと1本出ず、阪神に5年ぶりの負け越し

対阪神戦、広島は初回、阪神先発藪投手を攻め、 一死満塁からロペス選手の適時打で1点を先制。 広島先発澤崎投手は5回表に山田選手に4号2ランを浴び、逆転を許した。 7回表には二死一塁から山田選手の右翼線の当たりが中継ミスとなる不運で1点を失い、 8回表には平塚選手の適時二塁打で3点をリードされた。 広島は8回裏にロペス選手の27号ソロアーチ。 さらに9回裏、藪投手をとらえ、代打浅井・前田選手の安打で一死一二塁。 代わった伊藤投手から緒方選手が四球を選び満塁。 代わった田村投手に野村選手は三振を取られたが、 川尻投手から江藤選手が押し出し四球を選び1点差。しかしロペス選手が三振し、 追いつけなかった。3対4で敗戦。藪に7敗目を喫し、阪神に5年ぶりの負け越し。

試合結果

 最終回、惜しかったですね。1点差の二死満塁で打点王を争うロペス選手。 期待したんですけどね。残念。ロペス選手は適時打とソロアーチで2打点を追加。 104打点。3ランを打った巨人松井選手が101打点で2位という状況です。
 藪投手にはこれで7敗目。ヒットはかなり打っていますし、 結局KOはしているのですがねえ。 初回と2回に満塁のチャンスがあったのですが、 ああいうところを抑えられているからなのでしょうね。 広島ベンチは藪投手の調子は良くないと見ていたようなのですが、 中盤を楽に投げさせ過ぎました。 今年の打線には破壊力もズル賢さもないので こういうことになってしまうのでしょう。 結局同じことの繰り返しでやられてしまうわけです。来年が思いやられますねえ。
 澤崎投手は結果を見るとまずまずだったのではないでしょうか。 序盤はボール先行で不安な立ち上がりでしたが、 中盤はそこそこ良くなっていったように思います。 7回表の1点は味方の守備のミスによる不運なもの。 結局、あの1点がということになりましたね。 新人王争いですが、横浜の川村投手が9勝目を挙げ、2勝差に迫ってきました。 1勝差になれば、防御率が良く今年頑張った横浜所属ということもあり、 川村投手に新人王を取られる可能性も出てくるでしょう。 川村投手があと1勝するとすれば、 澤崎投手が新人王を取るには最低でもあと1勝は必要でしょう。
 前田選手は5打席追加。規定打席まであと41打席。4×9+5。 今日は2安打しましたが、 三村監督の温情采配に応えるためにも1試合2安打をノルマにして欲しいですね。

達川氏、二軍監督へ

カープOBでプロ野球解説者の達川光男氏(42歳)が 広島の二軍監督に就任することが明らかになった。 松田元オーナー代行は「広島の目指す野球をよく知っている。 将来の監督候補であり、ファームで経験してもらうことにした」。

噂は本当でした。捕手出身ということで期待してしまいますね。 将来というのは非常に近い将来であるような気がします。

安仁屋二軍監督が勇退

安仁屋宗八二軍監督の勇退が決まった。今後は地元放送局で解説者になる予定。 安仁屋監督は「34年間、ユニフォームを着続け、いざ脱ぐとなると寂しさがある。 今後は陰ながらチームを見守っていきたい」。

長い間お疲れ様でした。若手選手をよく御存じでしょうから そういった解説を楽しみにしています。

広島、ウエスタン全日程終了

広島はウエスタンリーグの全日程を終了。38勝53敗9分。

試合結果

試合後、勇退が決まった安仁屋監督を胴上げ。
河野投手はラッキーな初勝利。 2回12人を1安打自責点2ということは四球連発だったようですね。

紀藤、出場選手登録抹消

紀藤投手の出場選手登録が抹消された。

結局、何のきっかけもつかめないままシーズン終了ですね。 秋季キャンプで鍛え直してください。


9月29日

中国新聞などを読むと、この日、澤崎投手は広島市民球場で投球練習。 30日の先発らしいです。

NTT関東・遠藤、広島を逆指名へ

NTT関東の遠藤竜志投手が広島を逆指名する意向を固めた。 10月3日に正式な意志表示をする。

これで今年のドラフト1位は決まりですね。 ファームできっちり育てて欲しいです。

SATOの無責任先発予想

30日から広島市民球場で6連戦。阪神2つ、ヤクルト2つ、巨人2つ。 あと1勝で同率3位以上確定です。もちろん1位にはなれませんが(笑)。
 広島の先発で予想できるのは1日の大野投手だけです。 登録抹消されている澤崎投手は30日から再登録が可能で、 どこで先発してくるか予想不能。澤崎投手も大野投手と同様、 シーズン終了までにあと2回は先発するでしょう。 30日か2日あたりでしょうか?ローテ通りならば30日は田中投手ですね。 その他、今節、先発しそうなのは黒田・高橋建投手。 このふたりは3日以降になるでしょう。 谷間が1試合できますが、果たして誰が先発するか? 中継ぎでも内容が良くない山内投手か、思い切ってペルちゃんか? 二軍から長谷川投手や山根投手あたりを上げてきても良いかも知れません。 まさか紀藤投手はないでしょう。
 一応順番を予想しておきますと、田中・大野・澤崎・黒田・高橋建・谷間投手。 谷間が黒田投手の前にくる可能性はかなりあります。 田中・澤崎投手が入れ替わる可能性も。う〜ん、難しい。
 阪神の先発を予想しておくと、初戦は天敵藪投手で決まりでしょう。 2戦目は谷間のように思えますが、 最近救援として投げている川尻投手か竹内投手でしょうか? 阪神は最下位だけは避けたいはずなので、 若手投手を試してくるとは考えにくいです。

9月28日

誤算コンビ、無残に散る

対横浜戦、初回、横浜先発三浦投手から野村選手が適時打を放ち1点を先制。 広島の先発は6月18日以来の先発となる紀藤投手。1回裏、 石井琢・進藤選手の連続二塁打で同点とされ、ローズ選手の適時二塁打で逆転。 3回裏にはローズ選手に18号3ランを打たれてKO。 広島は4回表、金本選手の適時内野安打が石井琢選手の悪送球を誘って2点を返した。 3回途中から救援した高橋建投手が7回まで無失点の好投。 しかし8回裏に登板した加藤投手が5安打と犠飛で3失点。 代わった高橋英投手も谷繁選手に適時打を浴びて、この回計4失点。 広島は9回裏にロペス選手の適時打で1点を返すのがやっと。 4対9で完敗。連勝は3でストップ。

試合結果

 久しぶりに先発した紀藤投手。無残なマウンドになってしまいました。 来年戦力になるかどうかのテストという意味で、重要な登板だったと思うのですがねえ。 復活の道は険しいですね。
 加藤投手も同様。前回の救援で良い投球を見せただけに期待していたのですが。 8回裏の4点がなければ9回には佐々木投手が出てきて、 そのまま終わっていたでしょうから、勝敗には関係ない失点だったかも知れませんが。
 高橋建投手は中盤を締めてくれました。4回2/3を投げて3安打無四球無失点。 最大のピンチは4回裏無死一二塁でしたが、自らの守備で切り抜けました。 敗戦の中での光明でした。
 打線は三浦投手をつかまえきれませんでした。 広島ベンチは三浦投手を簡単に攻略できると考えていたようですがねえ。 考えが甘かったんじゃないかな。 高橋建投手が抑えている間に追いつかなければいけなかったですね。
 ロペス選手は1打点追加。102打点。ローズ選手が5打点の荒稼ぎで98打点に。 ホージー選手、松井選手、ローズ選手と打点王争いは混沌としてきました。
 前田選手は4打席追加。規定打席まであと46打席。4×10+6。

ヤクルト、セ・リーグ優勝

マジックを1としていたヤクルトは、阪神に16対1で勝ち、 5度目のリーグ優勝を果たした。

ヤクルトの選手をはじめとした関係者の皆さん、ヤクルトファンのみなさん、 おめでとうございます。ヤクルトはとにかく野球がうまかったです。


9月27日

4番の大仕事!江藤、決勝満塁弾!

対横浜戦、広島は初回、横浜先発野村投手から前田選手が先頭打者本塁打。 さらに江藤選手の適時打で幸先良く2点を先制。 9月3日以来の登板となった先発黒田投手は、その裏、 鈴木尚選手の内野ゴロの間に1点を返された。 4回表、スタメン復帰の金本選手が右翼席へ特大の29号ソロアーチ。 しかし、4回裏に畠山選手の適時打と佐伯選手の適時二塁打で同点とされた。 広島は5回表二死無走者から野村選手の内野安打を足場に、 江藤選手の適時三塁打・金本選手の適時打・正田選手の適時打で3点を勝ち越した。 しかし黒田投手はピリッとせず、 5回裏に2つの四球で一死二三塁のピンチを作ってマウンドを降りた。 このピンチは東瀬投手が鈴木尚選手の内野ゴロの間に1点を失ったのみ。 6回から登板の横山投手は、7回裏に鈴木尚選手の適時内野安打で1点差とされ、 8回裏には畠山選手の1号ソロアーチで同点とされた。 延長10回表、横浜6番手島田投手を攻め、 2つの四球と野村選手の安打で二死満塁のチャンス。 ここで江藤選手が左中間へ26号満塁アーチを運び、4点を勝ち越した。 9回から登板の佐々岡投手は、 10回裏に二死満塁のピンチを作ったが無失点に切り抜け、 10対6で勝利。広島は3連勝。横浜戦の連敗を7で止めた。

試合結果

 江藤選手、本当にいいところで打ってくれました。 価値ある一発でしたね。4番らしい働きでした。 10回の満塁弾の他にも、初回は左前適時打、 5回は右翼線適時三塁打。計6打点です。あと二塁打が出ていれば、 サイクル安打だったのに〜。
 金本選手がスタメン復帰。29号アーチを放って30号に王手です。 残り11試合ですから普通に打っていればそのうち出るでしょう。 下手に意識しないことですね。
 前田選手は6打席追加。規定打席まであと50打席です。 なんだか前田選手のために長い回野球をやってる感じですね(笑)。 50=4×11+6。というわけで、 残り11試合のうち6試合で5打席回ってくれば良いわけです。少し希望が出てきました。 先頭打者本塁打は野村投手のリズムを狂わせる価値あるものでしたが、 安打はこの1本だけ。また固め打ちをしてくれないですかねえ。
 先発は久々の黒田投手。勝利投手の権利目前の5回裏でマウンドを降りました。 せっかく5回表に3点のリードを貰ったのに2つの四球。交代も仕方ないでしょう。 4回裏も無死一二塁から二死までこぎつけながら、2本の適時打で同点にされています。 もったいなかったですねえ。 二軍で鍛えなおしたのですごい投球が見られるんじゃないかと期待していたんですけど。 久々の実戦という不安の方が当たったという感じです。ま、次回に期待ですね。
 横山投手ももったいなかったです。2点リードの場面で登板して、 同点にされてしまいました。 抑え切っていれば10勝目だったんですけどねえ。 特に3イニング目になると球威がガクッと落ちるようですね。
 佐々岡投手。やっぱり楽しませてくれました。 10回裏に二死満塁、本塁打で同点の場面を作ってくれました。 今年はもうこの調子で構いませんから、来年は何とかしてちょ〜だい。


9月26日

仁平、中日へトレード

仁平馨外野手がシーズン終了後に中日へ無償トレードされることが明らかになった。

守備と走塁だけなら一軍レベルなんですけど、 打撃が良くないのがネックになっていました。 内外野を守れて打撃でも成長著しい木村選手の台頭もあり、 出場機会が激減してしまいました。 淋しいですが、仁平選手本人のためには良いトレードではないでしょうか。 中日はドーム対応のため、 打撃中心のチームから守備走塁中心のチームへの脱皮を計ってくるものと思われます。 食い込むチャンスは充分あると思います。がんばってください。
しかし本当に無償なのでしょうか?

SATOの無責任先発予想

27日から横浜スタジアムで横浜2連戦。 今度はヤクルトのマジック減らしに協力しなくちゃいけませんね。 横浜に2連勝すれば2位の可能性もでてきます。
 先発はたぶん高橋建・黒田・紀藤・加藤投手のうちのふたりでしょう。 初戦はローテ通り高橋建投手、 2戦目には昨日のヤクルト戦の先発を流したと思われる黒田投手でどうでしょう。
 横浜の先発は野村・三浦投手と予想します。

チェコ、メジャー初勝利

レッドソックスのチェコ投手が初勝利を挙げた。 タイガース戦、0対0で迎えた6回裏1イニングを三者凡退に抑え、 7回表に味方が点を取って、そのまま逃げ切ったため。

おめでとうございます。 最初先発した時を見ても、たまたま1回を0点に抑えるぐらいならば可能な投球でした。 やっぱり先発して勝利投手になって欲しいですね。


9月25日

ヤクルト戦、雨天中止

広島市民球場で行なわれる予定だったヤクルト戦は雨のため中止となった。

一気に3タテできそうなムードだったのですが。 野村選手が休めたので良かったかも。

金本、27日から先発復帰か

左足首捻挫でスタメンから外れている金本選手。痛みは残るがかなり回復。 3割30本に向け、27日の横浜戦からのスタメン復帰を志願している。

本人が大丈夫と言っているので大丈夫なのでしょう。信じるしかありませんね。 また、右手首・右肘捻挫の野村選手も大したことはなかったようです。

追加日程

10月3日(金) 広島−ヤクルト 18:20(広島)

ひょっとして来週のヤクルト2連戦まで優勝が決まってないなんてことは....。 日程をよく見ると、9月30日から10月5日まで6連戦ですね。

セ・パ対抗戦の要項発表

10月29日に福岡ドームで行われる「NPB制定記念ベストプレーヤーズ  セ、パ対抗試合」の開催要項が発表された。セ・パ各22人が出場。 今年の月間MVP・記者投票表彰選手・オールスター戦出場選手・ 過去のタイトルホルダーなどから選抜される。試合開始は18時30分。

真のオールスターゲームというわけですね。22人といえば1チーム平均4人弱。 カープからは誰が選ばれるでしょうか。 今年の成績だけが対象ならば、 緒方・ロペス・大野・澤崎選手ぐらい(それぞれタイトルを取れば)でしょう。 過去のタイトルホルダーからも選ばれるということなので、 江藤・野村選手がどうかというところ。無冠の前田・金本選手は無理でしょうねえ。


9月24日

ロペス101打点、ヤクルトいじめ

対ヤクルト戦、先発大野投手は初回、 稲葉選手に21号ソロアーチを打たれて先制を許した。 ヤクルト先発伊東投手の丁寧な投球に苦しむ広島は4回裏、 ロペス選手が26号ソロアーチを放ち同点。 6回裏、内野安打の野村選手が江藤選手の中前打で三塁をおとしいれる好走塁。 江藤選手も二塁へ進み二三塁。 代わった広田投手からロペス選手が中越えに2点適時二塁打して勝ち越し。 さらにペレス選手が適時打でたたみかけた。 8回裏にはヤクルト3番手北川投手から、 ロペス選手がこの試合4打点目となる適時打で駄目押し。 大野投手は粘り強い投球で2回から7回までを無失点。 東瀬・佐々岡投手が後を締め、5対1で快勝。

試合結果

 ここのところチャンスで打てず、打点も足踏み状態だったロペス選手。 今日は大爆発してくれました。4回裏には昨年を越える26本目のホームラン。 6回裏には一死二三塁から勝ち越しの中越え適時二塁打。 8回裏には一死一三塁から駄目押しの中前適時打。計4打点。 これで101打点となり、打点王争いから半歩抜けました。 2年連続100打点以上。素晴らしいですね。 ヒーローインタビューでは「ファンの皆さんのために打点王を目指す」 と言ってくれました。優勝の可能性がなくなった今、 ロペス選手の打点王はファンの数少ない楽しみのひとつですからね。
 先発の大野投手もよく投げました。初回にいきなり稲葉選手に一発を浴びて、 どうなることかと思いましたが、後を踏ん張りました。 調子はそれほど良くなかったとのことですが、変化球は良く、 悪いなりの投球ができたそうです。交代のタイミングも良かったのではないでしょうか。 規定投球回数に達し、防御率は2.89でトップ。 最終的な規定投球回数135回にはあと10回1/3。 あと2度の先発で到達しそうです。
 ペレス選手が初の猛打賞。セーフティバントのアイデアは良かったですね。 俊足ですが、盗塁の技術は今ひとつだと思います。 こういう形で足を生かすのもひとつの手ですよね。6回裏には適時打も打ちました。
 前田選手は4打席追加。規定打席まで56打席。 後攻で勝っていると9回裏がないのが痛い。 4打席しか回ってこない試合が増えるほど規定打席到達は遠のきます。
 これでヤクルトとは11勝12敗。 ヤクルト戦に勝ち越して、V逸のウサ晴らしといきたいですね。

野村、右手首・右肘捻挫で途中交代

野村選手は6回裏、三塁へヘッドスライディングした際、右手首と右肘を捻挫した。 7回表の守備から野々垣選手と交代した。野村選手はアイシングの治療を受けた。

どうしてあんなスライディングになってしまったのでしょう? 正直言って不細工なスライディングでしたが、闘志溢れるプレーでした。 大したことがなければよいですね。ま、消化試合なので無理はしないでください。

ウエスタン情報

試合結果

またもこま切れリレー。長谷川投手は2回1/3を2安打自責点1。 13人の打者に対しているところを見ると四球をたくさん出したようです。 河野投手は初の敗戦投手。


9月23日

粘り腰、野村同点打サヨナラ打

対ヤクルト戦、中4日で先発の田中投手は2回表、 宮本選手の適時二塁打で1点を先制された。 2回裏、ヤクルト先発吉井投手から江藤選手が左中間へ25号ソロを打ち込み同点。 さらにペレス・正田選手の連続長打で逆転。しかし、 4回表一死二三塁から飯田選手の犠飛で同点とされ、稲葉選手の適時打で逆転された。 その後、紀藤・東瀬・高橋英・横山投手がヤクルト打線を抑えたが、 広島打線も吉井投手に8回まで抑えられ、1点差で迎えた9回裏からは守護神伊藤智投手。 緒方選手の安打と盗塁で無死二塁とし、野村選手が一塁線を破る適時二塁打を放ち、 土壇場で同点。 さらに10回裏二死から前田選手の安打と緒方選手の四球でサヨナラのチャンス。 代わった加藤投手から野村選手が左前へサヨナラ打。4対3で勝利。

試合結果

 9回裏に伊藤智投手が出てきた時は終わったと思いました。 前回はキリキリ舞いさせられましたからね。 しかし緒方選手が左前打。ミエミエの盗塁を決めて見せました。 そして野村選手。 最悪でも右方向へ打球を転がして走者を三塁へ進ようというわけで、 思いっきり引っ張った打球は一塁線を抜けていきました。同点。 これが伊藤智投手の後半戦になって初めての自責点だそうです。 しかし、続く無死二塁のチャンスで一気にサヨナラにできないところが今年のカープ。 普通、無死二塁、サヨナラのピンチで4番打者を迎えれば敬遠しそうなものですが、 江藤選手とは勝負してきました。続くロペス選手とも勝負。 下手に小細工をできない分、攻めやすいということなのでしょうか。
 しかし、勢いはカープにありました。10回裏はあっさり二死になったものの、 前田選手が久しぶりの安打を中前に。緒方選手は球をよく見て四球を選び、つなぎます。 二死一二塁。前田選手に代走を出さなくていいのかなと思いました。 ま、何回まで試合が続くかわかりませんからね。投手は左の加藤投手に交代。 野村選手は左前打。前田選手は本塁突入。 打球が落ちた位置からすると本塁クロスプレーになるかと思ったのですが、 ホージー選手の返球が大きく三塁方向に逸れて前田選手は余裕のホームインでした。 歓喜のサヨナラ勝ち。ヒーローは同点打とサヨナラ打の野村選手。
 これでセ・リーグの誇る三大守護神、佐々木・宣・伊藤智投手を攻略しました。 いずれの投手の時も盗塁絡みの攻めです。 やはり好投手攻略には足技ですね。
 先発は中4日で田中投手でした。一応、 先発予想では可能性としては挙げておきましたが (可能性をたくさん挙げるのでは予想にならないのですが(苦笑))、 裏をかかれました。それはヤクルトの野村監督も同じこと。偵察要員は全く使わず、 1番に真中選手、2番に稲葉選手、6番に小早川選手を入れる右投手用のオーダー。 敵の裏をかいたまでは良かったのですが、肝心の田中投手の投球がいまひとつ。 ストライクを先行させるまでは良いのですが、 決め球に苦しんで四球を出したり痛打を浴びたりしました。 ピンチを切り抜けそうなのに最後で打たれてしまうという感じでした。 惜しかったです。
 中継ぎは今日も踏ん張りました。紀藤・東瀬・高橋英・横山投手は揃って無失点。 勝因のひとつです。
 打線は最後に弾みましたが、まだまだですね。2回裏の攻撃を見ると、 吉井投手攻略は時間の問題と思えたのですが....。
 前田選手は5打席追加。延長になって5打席目が回ってきました。 ラッキーですね。規定打席まであと60打席。
 ここに来てのヤクルトいじめ。 ヤクルトファンの方もできるだけ長くペナントレースを楽しみたいでしょう。 あと2つ、カープがいただきましょう。

おまけ:
 吉井投手、1000投球回おめでとうございます。 スタンドからも大きな拍手が起こっていました。 こういうことには敵も味方もありませんね。
 午前8時30分頃、球場の前を電車で通りましたが、 選手が球場入りする前に正面玄関でファンの人々にサインをしていました。 誰だったかよく見えませんでした。
 試合開始前のヤクルトの打撃練習中、 バックネット裏でヤクルトの選手の写真を撮っていたところ、 石井一投手の知り合いらしきおじさんがいて、 ベンチに戻ろうとしていた石井一投手と金網越しに話をしていました。 聞くとはなしに聞いていたのですが、「あさって」とかいう言葉が聞こえました。 ということは予想通り....。

黒田、嶋に代わり出場選手登録

嶋投手が出場選手登録を抹消され、黒田投手が出場選手登録された。

嶋投手。残り試合が少ないので、何度もチャンスはもらえないのですね。 できればもう1試合様子を見て欲しかったです。
黒田投手。おかえりなさい。ヤクルトのマジック減らし阻止を期待します。

芦沢コーチ、今季限りで退団

芦沢真矢ブルペンコーチの今季限りの退団が決まった。 21日、球団側から来季の契約を結ばないことが本人に伝えられた。

9年間お疲れさまでした。再就職先はあるのでしょうか? 達川二軍監督の噂といい、 オフにはコーチングスタッフの入れ替えが多少はありそうですね。

ウエスタン情報

試合結果

細切れの継投。残り試合が少ないので、 いろいろな投手に投げさせたいということでしょうか。


9月22日

中国新聞にはまだ載っていませんが、スポーツ新聞やCarp IFCなどを読むと、 広島はドラフト2位で佐賀商高の兵動秀治内野手(右投右打)を指名するようです。

黒田、一軍の練習に合流

黒田投手が一軍の練習に合流した。ファームでは走りこみとフォームのチェックを行い、 球にキレが戻ってきた。

23日の先発が濃厚のようです。 下記の先発予想で書いたように、二軍の試合では全く投げていません。 試合勘がすぐに戻るかどうかが問題でしょう。

SATOの無責任先発予想

23日から広島市民球場でヤクルト3連戦。 「こういう野球ならば来年はイケるかも」という戦いを期待します。 ガンガン打って前田選手に6打席まわしてやってくれ〜。
 先発は谷間・大野・田中投手と予想します。 中5日で初戦大野さんでもいいんですが、 日程を見るとどうせあと3試合しか先発できませんし、 中6日の週一先発でいいのではないでしょうか。それに23日はデーゲームですし。 その他、大野・田中・谷間投手、田中・大野・谷間投手という順番の線もあります。 谷間に誰が投げるかですが、初戦に谷間を持ってきた場合、 山根・菊地原投手の線はないです。二軍で投げたばかりですから。 二軍から上げてくるとすれば山崎投手くらいしか思い浮かびません。 長谷川投手や黒田投手は二軍では全く投げていませんしねえ。 一軍の中ではペルドモ投手が候補でしょうが、復帰後すぐは好投したものの、 最近はいまひとつです。 3戦目に谷間を持ってくれば、菊地原投手が間に合います。 せっかくの谷間なので有効利用して欲しいですね。
 ヤクルトの先発は吉井・伊東・石井一投手でしょうか? 川崎投手とブロス投手は抹消中です。
 しかし、まあ、なんですね〜、消化試合の先発予想はなんか虚しいですね〜。 気まぐれに若手投手の先発テストをすることができるわけですから、 外れる可能性が一段と高くなります。

9月21日

カープ、優勝の可能性が消滅

この日、ヤクルトが横浜に勝って76勝目を挙げた。 広島は巨人に敗戦。 現在61勝の広島は残り14試合に全勝しても75勝しかできないため、 優勝の可能性は完全になくなった。

いまさらとお思いでしょうが、これで数字上でも優勝の可能性が完全になくなりました。 やはり寂しいですね。残りは消化試合。 個人成績と来年に向けての希望探しを楽しみにして試合を観ることになるのかな。 勝敗を抜きにして純粋にプレーそのものを楽しめば良いのかも知れません。

プロ初先発嶋KO、打線は残塁の山

対巨人戦、広島は2回裏、 嶋投手のプロ入り初安打となる適時打でガルベス投手から1点を先制した。 プロ入り初先発の嶋投手は3回表、 打席で左肩を痛めたガルベス投手の代打佐々木選手に安打。仁志選手に四球を与え、 一二塁とされ、川相選手の適時二塁打で同点。 さらに松井選手の2点適時二塁打で逆転されてKO。 その後、高橋英・加藤・横山・紀藤投手が巨人打線を零封。しかし、 広島打線は10安打放ちながら、3併殺12残塁の拙攻で三沢・河原・趙投手を崩せず。 1対3で敗戦。2連敗。

試合結果

 楽しみにしていた嶋投手の登板。 前回の登板では四球連発で一死も取れずマウンドを降りました。 今日はその時よりは多少マシだったでしょうか。しかしやはり制球に問題がありますね。 球が浮いていました。球威はあるだけに惜しいです。 まだまだ若いですからこれからです。それからプロ入り初安打おめでとうございます。 初打席初安打初打点の離れ技(笑)。 何年プロでやってもヒットを打てない選手がいるってのに、いきなりですもん。
 打線はうんざりするほどの拙攻。ボール球に手を出し過ぎ。 唯一の点が嶋投手の適時打だもんね。 野手陣は来年も今のメンバー以上になるとは考えられないんだから、 どうにかして欲しいですよ。
 中継ぎ陣の高橋英・加藤・横山・紀藤投手はよく投げましたね。 特に加藤投手が良かったですね。3回を1安打無失点。 澤崎・山内投手がローテから外れましたし、そのうち先発があるかも。
 松井選手が2打点を挙げ、97打点でロペス選手と並びました。 ロペス選手にも1回裏には二死一二塁、 7回裏には二死満塁という打点を挙げるチャンスがあったんですけどね。
 前田選手は5打席を追加。規定打席まで65打席。5タコ。 目標があるので気持ちに張りがあるはずなんですけどねえ。

ホプキンス氏が観戦

1975年の広島初優勝に貢献したゲール・ホプキンス氏(54歳)が 広島市民球場で試合を観戦した。試合前には三村監督や道原コーチらと歓談。 試合後は広島テレビの「進め!スポーツ元気丸」に出演し、 山本浩二氏や池谷公二郎氏と旧交を温めた。 ホプキンス氏は現在、米国で外科医として活躍している。

初優勝の時のホプキンス選手と言えば、打ちまくっていたような気がしていたのですが、 後日記録を見ると打率は2割5分程度と低かったので、意外に思ったことがあります。 印象に残る場面で打っていたということでしょうね。

新人テストが行われる

広島市民球場で新人テストが行われた。98人が参加。 日南秋季キャンプで行われる最終テストに残ったのは、 投手2人、捕手1人、内野手1人の計4人。

期待できるのかな?

オリックスがウエスタン制覇

オリックスが阪神に勝ち、ウエスタンリーグ優勝を決めた。

おめでとうございます。

ウエスタン情報

試合結果

このところ好投を続けていた山根投手ですが、5回を9安打自責点6と散々。 一軍入りは微妙になったのではないでしょうか。
ドラ3河野投手は初登板です。2回を2安打自責点1。
吉年投手は久々の登板ですね。1回を無安打ながら自責点1。 おそらく四球絡みの失点でしょう。


9月20日

打てんのぉ

対巨人戦、巨人先発岡島投手から2回裏、正田選手が先制2ラン。 先発高橋建投手は3回表に松井選手の犠飛で1点を失った。 さらに5回表、再び松井選手に犠飛を打たれて同点。 清原選手に適時打を打たれて逆転された。 6回表には高橋英投手が川相選手に適時打、 8回表には山内投手が清原選手に適時打されて、追加点を奪われた。 広島は岡島投手に8回途中までわずか4安打。最後は趙投手に締められて、 2対5で敗戦。

試合結果

 打てませんねえ。岡島投手が良かったということでしょうか? 2回裏の正田選手の本塁打にしても、 エンドランでゴロを打とうとしたところ、 たまたま打球がスタンドに飛び込んだというラッキーパンチ。 3回から7回までは無安打。 8回裏に趙投手が出てきた時には、 岡島投手が代わってくれてラッキーだと思ったんですけどねえ。
 先発の高橋建投手。試合をぶち壊しにするような投球ではありませんでした。 そこそこといったところ。5回表の2失点は四球がきっかけという点が残念。 ロペス選手と打点王を争う松井選手に2打点献上したのも×。 ところで「2段モーションの今のフォームはボークになるよ」と 審判に指摘されたそうです。 あのフォームで好感触をつかんでいたので心配ですね。 しかし、あれがボークならば横浜の三浦投手とかもボークじゃないの?
 山内投手が中継ぎで登板。 中継ぎ降格という情報が流れていたので意外ではありませんでしたが、 巨人キラーだし、 何だかんだ言っても明日の先発もあるかも知れないと思っていました。 明日は誰が投げるか楽しみですね。山内投手の投球はいまいちでした。 清原選手に駄目押し打。岡島投手に打たれたのは痛かった。 先発で調子が悪かったわけですから、 中継ぎになったからといって急に調子が良くなったりはしませんよね。
 前田選手は4打席追加。規定打席到達まであと70打席。 もうひとり塁に出ていれば5打席目が回ってきたんですけどね。 前田選手本人が4タコ。自分が1本打ってりゃ良かったんですよ。
 ヤクルトの広島に対するマジックは2。明日、広島が負けてヤクルトが勝てば、 広島の優勝の可能性は完全になくなります。

澤崎、出場選手登録抹消

澤崎投手が出場選手登録を抹消された。 フォームを矯正するためで、一軍には帯同したまま調整を行なう。

最終規定投球回数の135回には昨日の試合で到達しましたし、 疲れも目立っていますが....。 昨日の試合では伊良部投手のように背中を丸めたフォームを試したと言っていましたが、 そのへんに何か問題があったのでしょうか? 新人王当確とはまだ言えないだけにきっちり調整して10日後には再登録を。

ウエスタン情報

試合結果

グスマン投手が9回を8安打1本塁打自責点3で初完投初勝利。 おめでとうございます。8四球というのがちょっと問題ですが。


9月19日

三村監督、野村選手、誕生日おめでとうございます。

ペレス、サヨナラアーチ

対巨人戦、先発澤崎投手は2回表、元木選手に先制の7号ソロアーチ。 二死後、村田善・槙原・清水選手の3連打で1点を追加された。 広島は2回裏、巨人先発槙原投手からロペス・正田選手の短長打で二三塁とし、 瀬戸選手の適時打で1点。二死後、 この試合4年ぶりに1番に入った前田選手が適時打して同点。 試合はその後膠着状態に入り、お互いにチャンスを作りながら得点できず。 広島は澤崎投手の後を8回から横山投手、11回からは佐々岡投手を投入。 巨人は槙原投手が10回を投げ、11回から入来投手。 そして迎えた13回裏一死、 巨人3番手西山投手からペレス選手が右中間へサヨナラ本塁打。 3対2で勝利。

試合結果

 いつまで試合が続くのだろうかと思っていましたが、ペレス選手がやってくれました。 見事なサヨナラ本塁打。スライダーを狙っていたのだそうです。 金本選手の怪我でスタメンのチャンスが巡ってきたのですが、 サヨナラ本塁打の前の打席までは5打数無安打。最後の最後でやってくれました。
 この試合は打順を入れ替えてきました。なんと1番に前田選手を起用。 おそらくは前田選手が規定打席へ到達できるようにという配慮だと思います。 とすれば、これからの試合は前田選手がずっと1番ということになります。 延長戦になって打席数が増えて嬉しかったのではないでしょうか。3番は野村選手。 6番はサヨナラ本塁打のペレス選手。 7番は、前の試合で3安打しながらもミスが目立った野々垣選手に代わり、 怪我が治った正田選手。3安打。8番は久々の瀬戸選手。 昨日の試合、リード面で今ひとつだったと思われる西山選手が外されました。
 苦戦の原因は完全なブレーキとなった江藤選手。 ことごとくチャンスを潰してくれました。 最近は娘さんの名前を何にしようかと、夜も眠れないそうです。 それが不調の原因ではないとは思いますけれど。
 先発の澤崎投手。立ち上がりは調子が良かったそうですが、 決め球のフォークがワンバウンドになって苦しかったそうです。 2回表の投球を見ているとどうなることかと思いましたが、 ピンチを何度も作りながら何とか切り抜けました。粘投でした。 できれば勝ち投手になってほしかったのですが、打線の援護がねえ。
 横山投手も10回表こそピンチを作りましたが、3回を好投でした。 うなる快速球という感じですね。三村監督は横山投手に若い背番号をあげたいらしく 「20番は永久欠番じゃないんだろ」などと言っているようです。
 佐々岡投手も3回を、巨人の拙走にも助けられて好投でした。 投手陣はよく投げてくれました。
 左足首捻挫の金本選手が代打で出場。中飛に倒れました。 ずっと安静にしていて歩き始めたのは18日から。 今日は練習に参加して特打ちを行なったそうです。 ハレは引いてきているが、痛みはまだあるようです。

前田、1試合6安打のセ・タイ記録

前田選手はこの試合、6打席6打数6安打。1試合6安打はセ・リーグタイ記録。

振れば安打。どうなっちゃったんでしょう? これだけ塁に出て1度もホームに帰ってこれないというのも、 考えようによってはすごいことかも。もちろん前田選手の責任ではありません。
規定打席までは残り16試合で74打席。 1番打者ならば4打席はほぼ確実に回ってきます。4×16=64。 1試合5打席が10試合必要ですから、かなり苦しい数字です。 スタメン落ちした試合がありましたが、あれが響いてしまいそうな感じですね。

高、高山に代わり出場選手登録

高山選手が出場選手登録を抹消され、高選手が出場選手登録された。

高山選手は先の横浜戦ではいい打撃をしていたと思うんですけど。 二軍の試合には出ていますので怪我ではないです。 高選手に対する何らかの配慮でしょうか?

ウエスタン情報

試合結果

菊地原投手が8回1/3を5安打自責点3の好投。 9回裏につかまって若林投手が救援に出てきましたが、サヨナラ負け。


9月18日

ザル

対中日戦、広島は初回、中日先発野口投手を攻め、 野村・緒方選手の連打とロペス選手の四球で二死満塁とし、 町田選手の2点適時打で先制した。 5回表には前田選手の二塁打の後、江藤選手が左翼ポール直撃の24号2ランを放ち、 4点のリード。好投の先発田中投手は5回裏、 2本の安打と自らの野選で無死満塁のピンチ。益田選手の適時打でまず1点。 立浪選手の二ゴロの間に1点を取られ、 この打球を処理した野々垣選手が一塁へ悪送球して1点。 1点差とされて田中投手はKOされ、高橋英投手に交代。 ゴメス選手の遊ゴロを野村選手が二塁へ悪送球して一三塁。 山崎選手の適時打でついに同点。 7回裏、ペルドモ投手が2つの四球を出した後、ゴメス選手に勝ち越し適時打。 代わった東瀬投手が代打原田選手の三ゴロの間に1点を追加された。 広島打線は中山・宣投手にかわされ、4対6で敗戦。

試合結果

 泣けてきますね。これだけミスをしては勝てません。 江藤選手の一塁悪送球。田中投手の野選。野々垣選手の一塁悪送球。 野村選手の二塁悪送球。一直での野々垣選手の飛び出し。ペルドモ投手の野選。 緒方選手の牽制アウト。特に内野守備の乱れが目につきます。 外野手の緒方選手の守備が素晴らしいのとは対照的ですね。
 先発の田中投手は調子が良かったそうです。 ポイントは5回裏無死一二塁で荒木選手のバントを三塁へ送球した場面でした。 本人のコメントによると「もったいなかった。点差を考えれば一塁で良かった」。 反省点がよくわかっていますね。 4点差なんだから、 一塁へ送球して二三塁になって1本ヒット打たれたって2点差だったんですよ。 この回はその他にも内野手の2つのミスが重なっていますからねえ。 ノーミスならば2点で済んでいました。 また、解説の古葉氏によると西山選手のリードにも問題があったとか。 先頭の神野選手と次の光山選手に安打されたわけですが、 いずれも2−0という投手有利のカウントから。 あっさりストライクを取りに行き過ぎだそうです。
 ペルちゃんも今日は今ひとつでしたね。7回裏、 いきなり四球2つというのがもったいなかったですね。 点にはつながりませんでしたが、6回裏には野選。 二塁走者が走っていないのに三塁へ送球。 西山選手から指示は出なかったのでしょうか?
 昨日決勝打を打った野々垣選手が7番二塁手で先発。 活躍した選手にチャンスを与えるというのは良いことだと思います。 3安打で猛打賞。 しかし守備と走塁ではミスを犯しました。 明日も先発で起用されるかどうか微妙なところですね。
 現在、ヤクルトの広島に対するマジックは4となっております。

NTT関東の遠藤投手をドラフト1位指名か

広島は今年のドラフト会議で NTT関東 遠藤竜志投手を1位指名する方針。 渡辺スカウトがNTT関東を訪れ、意向を伝えた。 遠藤投手は21歳、185センチ、77キロ、右投右打。東京・修徳高時代には2年の時、 控え投手として夏の甲子園に出場。登板機会はなし。 NTT関東では川鉄千葉の補強選手として都市対抗に出場。 粗削りながら145キロの速球が魅力の本格派。 即戦力としてではなく、将来性を買っての指名となる。

アマチュア野球には疎いので、全然知らない選手でした。 遠藤投手にはぜひ広島に入団してもらってがんばってもらいたいですね。
確かに若手投手は育ってきていると思います。 個人的には「投手王国再建の日は近い」と楽観的です。 しかし来年優勝する気があるのならば、 できればひとりは即戦力投手を指名してもらいたいところ。 フロントは来年より再来年を見ているような気がします。 おそらく来年のドラフト1位は即戦力の内野手になるのではないでしょうか (今年のドラフトがまだ終わっていないのに来年のことを言ってる(笑))。


9月17日

粘った!正田○ロペス○横山○野々垣○

対中日戦、先発大野投手は2回裏、 ゴメス選手への四球と山崎選手の二塁打で二三塁とされ、 渡辺選手の二ゴロの間に1点を先制された。 5回裏には二死無走者から荒木選手の二塁打と益田選手の内野安打で一三塁。 立浪選手の適時打で1点を追加。ゴメス選手に四球を許して満塁とされ、 山崎選手に2点適時二塁打を浴びてKOされた。 中日先発山本昌投手に7回までわずか1安打に抑えられていた広島打線は、 8回表に2つの四球で一二塁とし、代打正田選手が左越えへ5号3ランを運び、 1点差とした。さらに9回表二死無走者からロペス選手が起死回生の25号同点アーチ。 試合は延長戦へ。12回表、先頭ロペス選手が左前打し、二死後、代走木村選手が盗塁。 西山選手が敬遠されて一二塁となった後、 代打野々垣選手が左中間を破る殊勲の2点適時三塁打。その裏を佐々岡投手が締め、 6対4で逆転勝ち。連敗を3で止め、60勝に到達した。 勝利投手は8回から4イニングを無失点に抑えた横山投手。

試合結果

 7回まで広島打線は山本昌投手に手も足も出ず、わずか1安打。 4点差がありましたから「完敗だなあ」と思っていました。 8回表は2つの四球。ストライク/ボールの判定が微妙だったらしく、 星野監督は激しく審判に抗議。 代打に正田選手が出てきましたが全然期待していなかったんですよね。 それが何と左越えに3ランを運んでしまいました。びっくりです。 1点差になりましたが「宣投手がいるし、逆転は無理だよなあ」と思いました。 9回表は先頭前田選手が中前打。ここで宣投手の出番かなと思ったのですが、 山本昌投手は続投。どうやら宣投手は指のマメの状態が良くなっていないようです。 そして江藤選手は最悪の二ゴロ併殺。 思わず「勝負強さのない、役に立たん4番打者じゃのう」 と悪態をついてしまいました。9回表二死無走者。絶体絶命。 ところがここで信じられないことが起きました。なんとロペちゃんが左翼席へ同点弾。 これこそ起死回生の一発。延長になると横山投手と山本昌投手の投げ合い。 どう見てもヘロヘロ状態の山本昌投手を星野監督は続投させます。 20勝を狙わせるためなのでしょうけど、ちょっと気の毒になりました。 横山投手は2度のサヨナラのピンチを切り抜けました。 そしてついに延長12回表、代打野々垣選手が左中間を破る決勝の適時三塁打。 メチャ振りする選手なので、あまり期待していなかったのですが、 いい場面で打ってくれました。試合終了後は初めてのお立ち台。 そして最後は佐々岡投手。 ひとり走者を許しましたが、2点差だったので本塁打でも同点止まり。 それほどドキドキはしませんでした。あっさり併殺で終わり。 (ダラダラ書いてしまいました、すいません)
 「よく勝ったなあ、よく粘ったなあ」というのが正直な感想。 緒方選手の逆転サヨナラ満塁本塁打といい、この試合といい、 まさかという勝ち方。 しかし、こういう勝ち方しかできないというのは大いに問題があると思うぞ。 ちゃんとした勝ちパターンの試合が続く中で、 負け試合をこういう形で拾っているのならばいいんですけど。 実質的には7連敗しているくらいの感じですね。
 今日は中継ぎが踏ん張りました。高橋英・加藤・横山投手。特に横山投手。 代わってすぐの8回裏には152キロ出ていたそうです。4回を無失点の好投。 来年は抑えとして起用するつもりなのでしょうか?
 最優秀防御率と2ケタ勝利を目指す先発大野投手。球が指に引っ掛からない感じで、 調子が悪かったそうです。5回裏は二死無走者からの3失点だっただけに もったいなかったですねえ。それまではそれなりの投球をしていたんですけど。
 金本選手はやはり欠場。5番はロペス選手、6番左翼手に町田選手でした。 町田選手はノーヒットでしたが、ひとつ貴重な四球を選びました。 右投手の時はペレス選手が入るのでしょうか。

追加日程発表

10月11日(土) ヤクルト−広島 18:20(神宮)

今のところ、この試合が今季最終戦ですね。

チェコ、メジャーデビュー

レッドソックスのチェコ投手が現地時間16日に行なわれたヤンキース戦に先発。 6三振を奪ったものの、4回1/3を6安打自責点4で敗戦投手になった。

次のチャンスはもらえるのでしょうか?


9月16日

金本、中日戦を欠場か

15日の横浜戦で左足首を捻挫した金本選手は、 ハレがひどく足をついて歩けない状態。名古屋へは帯同せず広島に残った。 中日戦は欠場する見込み。

無理をするなどもってのほかですが、長引くようだと30号が夢と消えてしまいますねえ。

山内、中継ぎ降格か

15日の横浜戦で2回もたずKOされた山内投手。 三村監督、川端コーチとも中継ぎ降格を示唆している。 また、嶋・山根投手の一軍昇格が検討されている。

エースにと期待された山内投手ですが....。とにかく防御率5点台は悪過ぎ。 あの球威と制球では仕方ないのでしょうか?
ちなみに下記の先発予想をした段階ではこの情報は入っていませんでした。 山内投手の代わりの先発候補はペルドモ・山根・嶋投手でしょうか。 田中投手が投げる順番が下記の予想より後ろにずれる可能性もあるでしょう。 嶋・山根投手が上がってくるとすると、 落ちるのはベテランか疲れの目立つ投手でしょうね。

SATOの無責任先発予想

今節は17日からナゴヤドームで中日2連戦。 19日から広島市民球場で巨人3連戦。計5連戦。 2位横浜に5.5ゲーム差を付けられてしまい、 チームとしての目標が持ちにくい状況になっていますが、 来年に希望を持てるような戦いを期待します。
 先発は大野・田中・澤崎・高橋建・山内投手と予想します。 これは前回のローテそのままです。 田中投手が13日に救援登板しているので、これをどう見るかですね。 中日戦の2戦目に誰か別の投手を使うか? ペルドモ投手が救援でしばらく出てこないようならば、 どこかで先発があるかも知れませんが、現時点では予想できません。 また、二軍から嶋投手や山根投手を上げてきても良い頃なんですけど。
 中日の先発は山本昌・野口投手でしょうか。逆かも知れません。

チェコ、ヤンキース戦で先発

元広島・レッドソックスのチェコ投手が16日(日本時間17日)のヤンキース戦の ダブルヘッダー第2試合で先発する予定。

大リーグも若手育成モードの季節なのでしょうね。好投を期待します。 ここ で試合速報を見ることができます。