カープ日記
9月30日
ドミニカハリケーン被害で安否確認中だったケサダ選手の家族ですが、
既に数日前に無事が確認されております。
ドラフト、野手強化が方針
今年のドラフトは「野手強化」が方針。
広島は早々と二岡智宏内野手(近大)の1位指名の方針を明らかにしたが、
二岡選手は阪神が1位、巨人が2位で指名することを表明し、三つ巴状態。
球団は逆指名について「五分五分」と見ている。
二岡選手の逆指名が得られなかった場合の指名候補として、
高校生の吉本亮内野手(九州学院)・東出輝裕内野手(敦賀気比)・
古木克明内野手(豊田大谷)・藤川球児投手(高知商)らの名前が挙がっている。
二岡選手の獲得はそれほど楽観できる状況ではないようですね。
チーム作りの根幹にかかわってきそうな問題だけに、
何とかしてもらいたいのですけど。
野手強化の方針ですが、現状で一軍レベルの投手が足りないのは確かなのですが、
二軍では明らかに投手と野手の数のバランスが崩れている(野手が少ない)ように思えます。
ここ数年で獲得した投手が伸びてくるという読みなのでしょう。
一軍入り澤崎は?
3か月ぶりに一軍入りした澤崎投手は「投げてみないとわからない。
とにかく頑張るだけ」。川端コーチは「左ひざの早い開きも直ってきた。
あとは精神面の問題だけ。先発起用もありうる」。
来年は一軍でバリバリやってもらわないと困ります。
何とかきっかけをつかんで欲しいです。
正田、出場選手登録抹消
引退試合を終えた正田選手が出場選手登録を抹消された。
お疲れ様でした。代わりに上がってくるのは、野々垣選手か福地選手か?
10月1日大野投手公開インタビュー
10月1日18時から放送のNHK広島「お好みワイド広島」内で
大野投手の公開インタビューが行われる。
場所は広島市中区大手町のNHK広島「メディアプラザ」。
観覧受付は18時からだったと思います。観に行かれる方はお早めに。
達川監督ら二軍を総括
達川監督ら二軍首脳陣の今季二軍総括:
- チームが最下位に低迷したのは技術的なものより闘争心のなさが原因。
- 大きく伸びたのは遠藤投手。「球威・制球ともに格段によくなっており、
来年は一軍でも通用するだろう」。
- その他、投手陣では一軍で投げた長谷川・河野・菊地原投手ら。
安定感がないことが問題。
- 野手は怪我人続出でやりくりが大変に。
- 野手で目立ったのは全試合出場の兵動選手。
極端な話、怪我さえしていなければ試合に出られるという感じだったみたいですね。
二軍でもレギュラー争いをやるぐらいでないといけないんじゃないでしょうか。
来季開幕は4月2日
プロ野球実行委員会が開かれ、以下が決定した。
- 来季は4月2日(金)にセ・パ同時開幕
- オールスターは7月24日(西武ドーム)、25日(甲子園)、27日(倉敷)
- 日本シリーズは10月23日(パ優勝チーム本拠地)から
- 3月13日から28日までセ・パ交流試合
金曜日開幕ということは同時開幕に向けてパ側が折れたということでしょうね。
9月29日
「燃え尽きて」正田引退
広島市民球場で行われた中日最終戦。正田選手の引退試合である。
正田選手は2番二塁手として先発出場。
第1打席は1回裏一死であわや中前打かという二ゴロ。
第2打席は4回裏一死で二ゴロ。
第3打席は5回裏二死一二塁で空振り三振。現役最終打席は8回裏二死で二ゴロ。
4打数無安打。守備では3度二ゴロを処理したが、
1つはあわや中前打というゴロによく追いついたものの内野安打。
9回までフル出場を果たした。
引退セレモニー:
アストロビジョンで正田選手のVTRが流された後、正田選手がマウンド上で引退の挨拶。
「大好きな、大好きな野球にさよならをする時がきました。
バット、グラブ、そしてスパイクを静かに置く時がやってまいりました。
でも何ひとつ悔いはありません。自分を誉めてやりたいとも感じています。
小さな身体を補うために何をすべきか、
その答えは人に負けないくらいの練習と努力でした。派手でなくてもいい、
一流の脇役、そんな選手になりたいと、
ただガムシャラにバットを振ってきた14年間だったように思います。
最後の最後まで攻走守三拍子揃った選手を目指しましたが、それができなくなった今、
ユニフォームを脱ぎます。松田オーナーはじめ球団関係者、監督、コーチ、
そして選手のみんな、いい指導者に恵まれ、いい仲間に恵まれ、
野球できたことを感謝します。そして何より私を励まし続けてくれたファンの皆様、
皆様の温かい声援が私の力となり、勇気となり、
ここまで頑張ってくることができました。本当にありがとうございました。
試合終了にも関わらず、私のセレモニーにご参加いただいた中日ドラゴンズの皆様、
ありがとうございました。私はこのグラウンドで何ひとつやり残したことはありません。
燃え尽きてグラウンドを去っていける自分を幸せな男だと思います。
この広島の土地で、広島東洋カープで、野球できたことを誇りに思い、今日、
皆様にさよならを言います。本当にありがとうございました。
これからは指導者として別の道を歩んでゆくわけですが、
私の野球に対する熱き思いは少しも変っていません。
若い選手をビシビシと鍛え上げ、強い広島、
魅力あるカープを築き上げていきたいと思います。本日は雨の中、
私の引退試合に多くのファンに来ていただき、本当にありがとうございました」。
中日の中村選手と野村選手から花束を渡された後、一塁ベンチ前で監督・選手らと握手。
先日引退試合を行なった大野投手の姿も。グラウンド一周。
フェンス越しにファンと握手したり、花束を渡されたり。
ライトスタンド前通過時点から正田選手の応援歌が鳴り響いた。140発の花火。
最後は花火の中、マウンド付近でナインから胴上げされた。5度宙に舞った。
なお、正田選手は今季残り試合はコーチ登録されてベンチ入りする。
最後の試合で大活躍してくれるかもしれないと思いましたが、4タコでした。
5回裏のチャンスで打ってくれていれば最高だったのですが、
そううまくは行きませんでした。
最終打席では凡退したにもかかわらず拍手が起きました。
引退の挨拶では、
大野投手の「わが選んだ道に悔いはなし」
ほどインパクトのある言葉はありませんでしたが、
「練習と努力」や「一流の脇役」
は正田選手をうまく言い表している言葉だと思いました。
外野席はほぼ満員でしたが、内野席は空席が目立ちました。
平日だと仕方ないのでしょうね。
左殺し清川引退
清川栄治投手(37)が任意引退選手として公示された。
清川投手は84年ドラフト外で大阪商大から広島入り。
左のサイドスローという変則フォームで左殺しのワンポイントリリーバーとして活躍。
91年シーズン途中に近鉄へ移籍。連続試合救援登板の日本記録を作り、
今季から広島へ復帰していた。
8月23日藤井寺球場で行われたウエスタンリーグ近鉄戦が引退試合だった。
長い間お疲れさまでした。
ひょっとすると広島市民球場でも引退登板があるかなと思っていましたが...。
二軍投手コーチ内定が噂されています。これからもよろしくお願いします。
ミンチー好投も中日にも今季負け越し
対中日戦、先発は最多勝を目指すミンチー投手。中日先発門倉投手との投手戦となった。
均衡を破ったのは中日。6回表、先頭の李選手に中前打。送りバントで二塁へ進み、
立浪選手の中前打で1点を先制された。
広島打線は門倉投手から4回裏二死満塁と5回裏二死一二塁以外はチャンスを作れず、
わずか4安打で完封。0対1で敗戦。今季中日戦の負け越しが決まった。
試合結果
ミンチー投手は8回を4安打1失点。
ほとんど唯一のピンチだった6回表でやられてしまいました。
といっても1点だけですからねえ。ミンチー投手のリズムの良さってのは、
相手投手の好投をも引出してしまうのでしょうか?お気の毒でした。
これで単独での最多勝はちょっと苦しいか。
打線は門倉投手にわずか4安打。門倉投手が良すぎたってことでしょうね。
中盤の4回5回にチャンスを作ったので、
終盤にかけて攻略できるかと思ったのですが駄目でした。
幹英投手は久々に負けている場面で登板。
正田選手の引退試合を勝利で飾りたいという三村監督の執念だったのでしょう。
2安打されていまひとつの結果でした。
おまけ:
サンフレッチェ広島の前川選手が奥さんと一緒に観戦していました。
高の任意引退が公示
高選手が任意引退選手として公示された。
お疲れ様でした。
澤崎、大野に代わり出場選手登録
大野投手が出場選手登録を抹消され、澤崎投手が出場選手登録された。
澤崎投手には二軍での修行の成果を見せてもらいましょう。
9月28日
SATOの無責任先発予想
29日に広島で中日戦。10月1日から広島で巨人2連戦。
さらに東京ドームで巨人戦。変則的な3連戦となります。
4日からは甲子園で阪神2連戦。結局、中日戦の後、
1日空けて巨人・阪神と5連戦となります。
29日は正田選手の引退試合です。
平日ということで、大野さんの時ほどファンのみなさんが集まってくれるか心配です。
広島市近郊の方は試合後の引退セレモニーだけでもいいですから、
見に来ませんか?
10月2日の巨人戦は順調に日程を消化できれば、今季地元最終戦となります。
試合終了後、三村監督から何らかの挨拶があるかもしれません。
広島の先発は29日はミンチー投手でしょう。
後は佐々岡・河野・黒田・ミンチー・加藤投手か。
加藤投手は今季限りで退団ということですので、先発登板は微妙。
あと1/3イニングでシーズン規定投球回数の135に到達するので、
救援で短いイニング投げることになるかもしれません。
大野さんの代わりに登録抹消されなかったことを考えると、
首脳陣は規定投球回数に到達させてあげたいと思っているに違いありません。
中日の先発は野口投手か門倉投手でしょうか。
9月27日
「我が選んだ道に悔いは無し」:大野引退登板
この日広島市民球場で行われた横浜26回戦は大野投手の引退試合。
スタンドには2万9000人の観客が集まった。
黒田投手の好投と笘篠・緒方選手の本塁打などで3対1とリードした8回表。
大野投手の登板が告げられる。
大野投手は大声援の中、
カープのマスコットキャラクター「スライリー」が運転するリリーフカーに乗って、
右翼ポール際投球練習場から登場。
受ける捕手は西山選手。対する打者は代打中根選手。
初球は内角低め143キロの直球でストライク。2球目は低め変化球で空振り。
2ストライク。3球目は外角高めへ144キロのつり球。
4球目は外角への変化球がボール。5球目は外角高めへ144キロの直球
(球場のスピードガンではこの日大野投手が投じた最高球速146キロが掲示)。
フルカウントから6球目は真ん中低めへ142キロの直球。
これを中根選手が中途半端なスイングで空振り三振。
マウンド上に内野手が集まり、大野投手と握手。野村選手の目にははっきりと涙が。
三村監督もマウンドへ向かい、大野投手とがっちり握手。
大野投手は次に投げる小林幹投手が来るのをマウンド上で待ち、
ボールを小林幹投手に手渡しし、小林幹投手の尻をポンと叩き、
マウンド上の三村監督やナインに一礼し、ファンの声援に手を振り、
お辞儀をしながらマウンドを降りた。
引退セレモニー:
試合終了後、大野投手の引退セレモニーが行われた。
まず、アストロビジョンで大野投手の活躍する場面のVTR。
次は大野投手の挨拶。マウンド上にマイクスタンドが立てられ、
大野投手がマウンドへ。
「え〜、22年間お世話になったこのマウンドに別れを告げることになりました。
皆さんのご声援に応えるよう情熱を持って投げてまいりましたが、
皆さんのご声援に応える投球ができなくなり、
限界を感じ引退いたします。
思えば私の野球人生は多くの恩人との出会いの連続でした。
出会いがあるたびにたくさんのことを経験し、学ばしていただきました。
この学んだことを私の財産として、これから生かしていきたいと思います。
プロ野球で何とか成功したいという夢を持ち、
この世界に飛び込んだ私がこの歳までプレーできたことを誇りに思います。
テスト生で入団した私がこれだけ長い間現役を続けてこれましたのも、
球団をはじめとして、諸先輩、スタッフ、チームメイト、
そしてファンの皆さまのお陰だと思っております。
感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
私の現役生活は今日で終わりですが、野球人生はまだまだこれからです。
今後、私が学んだ全てを若い人たちに伝えるため、
コーチとしてユニフォームに袖を通すつもりです。
私にはまた新たな夢ができました。現役時代同様、
情熱を持って取り組んでいくつもりです。今後とも、カープを、私を、
よろしくお願いします。本当に長い間、ご声援ありがとうございました。
横浜ベイスターズの皆さん、
私の引退セレモニーを最後まで見届けていただきまして、
本当にありがとうございます。最後になりますが、我が選んだ道に悔いは無し。
背番号24番、そしてファンの皆さま、ありがとうございました」。
マウンド上で横浜の石井琢選手と広島選手会長野村選手から笑顔で花束を受け取った。
一塁ベンチ前で三村監督はじめ、コーチ、ナインと握手。
グラウンドを一周。フェンスの金網越しに手を伸ばした多くのファンと握手。
テープや花束が。
バックスクリーン通過時には24番のユニフォーム型風船が707個上げられた。
最後はマウンド上でナインに胴上げされた。5度宙に舞った。
天気が崩れなくて良かったですね。
遠方からも多くのファンの方々が駆けつけたようですから。
そして嬉しかったのは広島市民球場が満員になったこと。
こんなにも多くの人が
大野さんのマウンド上での最後の姿を目に焼き付けようとしてくれたんですね。
投球内容は抜群でした。140キロ台の直球がいまだに投げられるなんて。
あんな球を見せられると、まだまだできるんじゃないかなあと思ってしまいます。
「わが選んだ道に悔いはなし」。名言ですね。
そう言える人生を送りたいものです。
こんなページを作ってみました。
黒田、今季初勝利
対横浜戦、広島は初回、
横浜先発関口投手から笘篠選手が左翼席へ4号ソロを運び先制。
4回裏には緒方選手が低めの球をうまく打って左越えへ15号ソロ。
さらに町田・木村選手の連打で一三塁とし、
黒田投手の遊ゴロ併殺崩れの間に1点を追加した。
先発の黒田投手は立ち上がりこそ制球に不安を見せたがすぐに立ち直り、
7回までを6回表の内野ゴロの間の1失点のみの4安打に抑えた。
8回9回は大野・小林幹投手が無難に抑え、3対1で勝利。
黒田投手は今季初勝利。連敗を3で止め、大野投手の引退試合を白星で飾った。
試合結果
大野さんの引退試合を白星で飾れて何よりでした。
久しぶりにチームに勢いのようなものを感じました。
ナインの大野さんへの思い、
そして何よりスタンドを埋め尽くしたファンの声援がチームを後押ししたと感じました。
先発はミンチー投手ではなく黒田投手でした。
大野さんが必ず登板しなければならない試合なので、
タイトル争いをしているミンチー投手を先発させるのは得策ではないという判断でしょう。
この黒田投手が好投しました。立ち上がりは大観衆に飲まれたか、
6連続ボールでどうなることかと思いましたが、何とか抑え、
2回表の連打で作ったピンチも併殺で切り抜けました。
結局、7回4安打1失点で今季初勝利を挙げました。
来季はローテの中心として活躍してもらわねばなりませんね。
打線。チームに勢いは感じたものの、10安打で3得点はいまひとつでしょうか。
本塁打2本と失策臭い併殺崩れでの得点でした。
1回裏、2回裏の連打の後にもうひと押しが欲しかったですね。
打者で目立ったのは木村選手です。左前打とエンドランを決めた右前打、
そして四球。
正田選手の引退試合の後はしばらく二塁手に固定してみてはどうでしょう。
黒田・幹英投手がやってくれました。鈴木尚・ローズ選手を今日も4タコ。
鈴木尚選手は.338まで落ちてきました。
鈴木尚選手の試合前の打撃練習を見ましたが、
芯にとらえることが少なく、調子を落としているのではないかと感じました。
一方の前田選手は8回裏一死一二塁の場面で代打として登場。スタンドからは大歓声。
この試合では大野投手の時に次ぐものだったように感じました。
結果は左直。.336に打率を下げました。しかし鈴木尚選手とは2厘差。
広島投手陣の踏ん張りで首位打者が射程圏に入ってきました。
おまけ:
「濃恋鯉」を読んでくださっている何人かの方とお会いすることができました。
あまりお話ができなくて失礼しました。
フジテレビの西山喜久恵アナが
インタビューしているところを見ることができました。かわいかった〜(*^^*)。
人妻とは思えん。
バックネット裏に緒方かな子さんが。
佑奈ちゃんは緒方選手のユニフォーム型の服を着ていました。
高選手はお父さんらしき人と観戦していました。
清川投手は大野投手の登板が終わったころ、
バックネット裏の通路を通って行きました。
二軍の選手がバックネット裏の階段出口あたりにタムロして、
試合を見てました。
伊与田・鈴衛・倉・岩崎・朝山・井上・高橋英・長谷川・田中・池田・横山・山根・
遠藤・嶋選手。要するに全員集合だったみたいですね。
大野投手の引退試合を見て何を感じたか。
ひとりでも多く、ビッグな選手になってくれ。
小早川・池田・東瀬が戦力外に
広島球団は
小早川幸二投手(27)、池田郁夫投手(24)、東瀬耕太郎投手(31)
と来季の契約を結ばないことを明らかにした。
さびしい季節になりましたね。
清川投手の引退は未だに中国新聞では報道されませんが、
これで左サイドスローのワンポイントトリオの姿をカープのマウンドでは見ることができなくなります。
小早川投手は96年にワンポイントを中心に大活躍したのですが、
これからという時のアキレス腱断裂が響きましたね。
池田投手は制球難が解消できなかったということでしょう。
東瀬投手は去年はそこそこ活躍できたのですけどね。
次の道が早く見つかるといいですね。
ペルドモ、出場選手登録抹消
大野投手の出場選手登録にともない、ペルドモ投手が出場選手登録を抹消された。
ペルドモ投手は概ね良い投球をしていたのですが、
前回の投球はちょっとひどかったですから、白羽の矢が立ったのでしょう。
大野投手は再び登録抹消されますから、また誰かが上がってきます。
澤崎投手あたりか。
9月26日
加藤、今季限り退団
広島球団は加藤伸一投手(33)と来季の契約を結ばないことを明らかにした。
上土井球団部長は「力は十分あるが、来季、
投手陣の若返りのチーム方針を徹底するため」。
加藤投手はダイエーを自由契約になり、96年に広島にテスト入団。
96年には9勝を挙げてカムバック賞を受賞。昨年は1勝に終わったものの、
今季は安定した投球で、
ミンチー投手とともに開幕からほぼシーズン通じてローテを守り、7勝を挙げている。
加藤投手は自由契約になり、移籍先を探す模様。
がび〜ん。大ショックです。加藤投手の方にも何か事情があるのかもしれないので、
単純に球団を批判することはできませんが、
球団部長の言っている理由だけでは到底納得できない処遇です。
どうしてそう急に物事を運ぼうとするのか。
ベテランと若手、
中堅がバランスよく混ざっているのが理想のチーム構成だと思いますが。
今の閉塞状況を打破するためにはチームの大改革が必要そうであることは
私も感じています。しかし切られるのが結果を残している選手とは。
これでは広島の球団フロントには不信感を持たざるを得ませんねえ。
この前の上土井部長のインタビュー記事といい、
来年は長い期間、消化試合のような若手育成試合を見せられそうで、
ものすごく不安。打線が投手を育てるといいますが、
今の打線にそれだけの力があるか疑問ですしねえ。
鈴木尚を4タコに抑える
対横浜戦、広島は初回に横浜先発戸叶投手を攻め、
野村選手の四球と木村選手の安打で一二塁とし、
金本選手の適時打と江藤選手の犠飛で幸先良く2点を先制。
しかし先発加藤投手は2回表に佐伯選手に8号2ランを打たれて同点。
5回表には一死二塁から、
この試合スタメン二塁手の木村選手が適時失策して勝ち越された。
6回裏に金本選手が右中間へ豪快に21号ソロアーチを運び同点としたものの、
直後の7回表に石井琢選手にバックスクリーンへ6号2ランを叩き込まれて
勝ち越された。広島打線は終盤を阿波野・佐々木投手にかわされた。
3対5で敗戦。3連敗。横浜のマジックは8。
試合結果
加藤投手はいい投球をしていたのですが2発に沈みました。
佐伯選手の本塁打は風に乗った飛球で、
あれが入ってしまうのかという感じでした。左翼ポール際へ最短距離の本塁打。
加藤投手には気の毒な当たり。
石井琢選手の決勝本塁打はバックスクリーンへ豪快な当たり。
ボールが先行してストライクを取りにいったところを打たれた感じでした。
失投気味でしたね。
スタメン二塁手は木村選手でした。1打席目は左前打。
2打席目はセーフティバント。アイデアは良かったと思いますが、
結果は悪く、一ゴロで一塁走者が二塁で封殺されました。
3打席目は空振り三振。4打席目は中前打。
打撃では4打数2安打と結果を出しました。
守備では適時失策をやってしまって減点ですね。
前田選手は9回裏二死一塁、代打で登場。一発出れば同点の場面でしたが、
相手が悪かったです。佐々木投手に空振り三振させられました。
打率は下がりましたが四捨五入で.337のままです。
この試合で良かったことというと、
加藤・高橋建投手が前田選手と首位打者を争っている鈴木尚・ローズ選手を
ともに4タコに抑えたことですね。鈴木尚選手は.341、
ローズ選手は.327になりました。
西山、4月16日以来の出場
西山選手が出場選手登録され、この試合の8回表から2イニング出場した。
左手首を骨折した4月16日の横浜戦以来。
一軍復帰おめでとうございます。
山田に戦力外通告
山田勉投手(30)が戦力外通告を受け、出場選手登録を抹消された。
山田投手は昨年オフにヤクルトを退団。
今季シーズン途中から広島にテスト入団した。
使い捨てですか。もう1年チャンスをあげてもいいような気がしますけど。今年、
野球がやれただけでもカープに感謝しろということでしょうかねえ。
若林、出場選手登録
若林投手が出場選手登録された。
一軍でチーム最多登板することが目標だったのですが、
二軍暮らしが長くなってしまいました。
消化試合ですが、よい投球をして来年につなげて欲しいです。
小畑、出場選手登録抹消
小畑捕手が出場選手登録を抹消された。
小畑捕手は田村捕手に第3の捕手の座を完全に奪われた感じです。
来年は一軍入りをすることも難しくなりそう。正念場ですね。
ウエスタン全日程終了:福地が4年連続盗塁王
ウエスタンリーグの全日程が終了した。優勝は阪神。広島は最下位。
福地選手が52盗塁で4年連続で最多盗塁のタイトルを獲得した。
何度も書きますが、福地選手には一軍に定着していただきたいですね。
ヤクルト、イースタン制覇
ヤクルトが今季イースタンリーグで優勝した。
おめでとうございます。
9月25日
大野投手の引退試合情報
大野投手の引退試合について。
1人限定登板になりそう。登板時期について首脳陣は先発を打診したが、
「優勝争いをしている横浜に失礼」として大野投手自身が辞退。
三村監督は「大差でリードした9回二死からが理想」。
前売入場券発売枚数は消化試合としては驚異的な14000枚(25日時点)。
大野投手の調整は24日に投球練習を再開し、ブルペンで12球。
「球に指が全然かからないよ。筋力も落ちているし、今は人に見せられる球じゃないね」。
26日に最終調整を行なう。
先発辞退は大野さんらしい誠実さですね。
まだ入場券は18000枚残っているんですね。
席にこだわらなければ当日券でも入れそうな感じですね。
各局の大野投手引退特番
テレビ・ラジオで放送される大野投手の引退特別番組は以下の通り:
9月27日(日)
13:15〜試合終了 RCCラジオ「夢をありがとう−大野豊投手」
登板直前の大野投手へのインタビュー
13:28〜15:00 テレビ新広島「試合中継」
16:00〜17:25 テレビ新広島「試合中継」
大野投手の軌跡VTR。チームメイトインタビュー。
23:00〜23:55 広島テレビ「進め!スポーツ元気丸−大野豊・夢遥かなる道」
大野投手生出演。(注:巨−ヤ戦延長の場合、最大30分繰り下げ)
9月28日(月)
17:58〜19:00 広島ホーム「HOMEスーパーJチャンネル」
北別府学氏とともに赤ヘル黄金時代を振り返る。
9月30日(水)
23:40〜24:30 フジテレビ系「プロ野球ニュース」
江夏豊氏との対談。
10月3日(土)
18:10〜18:45 NHK広島「男の引き際〜大野投手22年目の決断」
10月10日(土)
18:00〜18:30 RCCテレビ「ひろしまスポーツ天国」
大野投手スペシャル。
ドミニカアカデミー、ハリケーンで被害
ドミニカ共和国を襲ったハリケーンでカープアカデミーも大きな被害を受けた。
被害総額は4000万円以上。従業員や選手に怪我はなかった。
ペレス選手とペルドモ選手の家族は無事。ケサダ選手の家族の安否は現在確認中
(その後、無事が確認)。
ひどいことになっていますね。ケサダ選手の御家族がご無事でありますように。
SATOの無責任先発予想
26日から広島市民球場で横浜2連戦。
マジックも点灯し、優勝へ突き進む横浜。
淡白な試合運びが目立つ広島。どちらに勢いがあるかは明らかですが、
なんとか27日の大野投手の引退試合は白星で飾ってもらいたいです。
注目は27日の大野投手ですが、
デイリースポーツによると1人限定登板だそうです。
この情報が正しいかどうかは保証の限りではありませんが、
しばらく投球練習をやっていなくて筋力も落ちているでしょうから、
長くても1イニングでしょう。先発して5回まで投げるなんてことはないと思います。
私の勘ですが、チームが勝っていれば、幹英投手が後ろに控えている状況で、
終盤の回の頭に登板するのではないでしょうか。
もし対戦する打者を選んで起用するならば、駒田・鈴木尚選手あたりでしょうか。
試合前日、あるいは当日の試合前に、
大野投手がどのような場面で登板するか、
三村監督から談話が出るかもしれません。
広島の先発は加藤・ミンチー投手か。佐々岡投手も余っています。
ミンチー投手としては、ヤクルトの川崎投手が1つ先(15勝)に行きましたので、
何とか追いついておきたいところです。
横浜の先発はよくわかりません。川村・戸叶・福盛・関口・三浦投手、
誰でも来れる感じです。
入団テスト合格者なし
23日に入団テストが行われたが、合格者は無しと発表された。
備前チーフスカウトは「もう1度見てみたい人は2〜3人いたが、
ドラフトには値しない」とのこと。
大野投手のような例は稀でしょうからね。
9月24日
巨人戦、雨天中止
広島市民球場で行なわれる予定だった巨人戦は雨のため中止となった。
観戦予定だったので残念です。前田選手には恵みの雨かも知れません。
日程追加
10月2日(金) 広島−巨人 18:20(広島)
今のところ、この試合が今季広島市民球場最終試合です。
9月23日
投手陣、ボコボコにされる
対巨人戦、先発河野投手は2回表に無死満塁から川相選手に左犠飛を打たれ、
田村選手の悪送球も加わって3失点。
6回表には高橋建投手が清原選手に23号ソロ。
7回表にはペルドモ投手が5安打を集中されて2点を失った。
代わった菊地原投手が松井選手に33号満塁弾を浴びて、この回一挙6失点。
9回表には山田投手が後藤選手に2号ソロ。計11失点。
打線は岡島投手から8回裏に笘篠選手の3号ソロと
江藤選手の27号2ランで3点を返すのがやっと。3対11で惨敗。
試合結果
2度目の先発の河野投手。2回表にちょっと乱れてしまいましたね。
味方の失策があったため、3失点ですが自責点は1。
この回以外は無難に抑えています。四球で自滅した前回の登板よりは良かったのでは。
川端コーチによると、球速は前回よりもなかったそうで、カーブも抜けていたとのこと。
河野投手本人も「巨人戦で緊張した」とコメントしています。
それでもまずまずの結果だったのは巨人が初モノに弱いせいでしょうか。
スタメンを見ると、高山・ケサダ・田村・河野選手と、かなりフレッシュな顔ぶれ。
若手育成が前面に出た試合だったように思います。
田村選手には試合終盤で代打が出されることが多かったですが、
この試合ではフル出場しました。
高山選手には期待しているのですが、4タコ。
第4打席で右方向を意識した打撃をやっていたようだったのが目立ったぐらいですね。
この結果では明日スタメンで起用されるかどうか。
最低でもヒットを1本打っておかないと。
昨日今日と沈黙している打線の中では、
江藤選手が27号本塁打を打ったことが明るい話題。
去年打った28号まであと1本。30号まではあと3本。
前田選手は2試合連続で出場機会がありませんでした。
最多安打王だけは確実だと思っていたのですが、スタメンで出場できないとなると、
鈴木尚選手に抜かれる可能性もありますね。
二軍全日程を終了:2年連続最下位
広島はウエスタンリーグの全日程を終了した。38勝57敗5分で2年連続の最下位。
試合結果
10投手の継投。怪我の小早川投手が復帰しています。
福地選手の二軍盗塁新記録はなりませんでした。
入団テスト行われる
広島市民球場で入団テストが行われた。参加した118人のうち、
二次の実技テストに進んだのは66人。
備前チーフスカウトは「全体的なレベルは高かった。
もう一度見てみたい参加者が2〜3人いる」。
有望な人は秋季練習で最終テストされる予定。
隠れた逸材が見つかっているといいですね。
熊沢ブルペンコーチ補佐の父、亡くなる
熊沢ブルペンコーチ補佐の父・守雪さんが亡くなった。69歳。
おくやみ申し上げます。
9月22日
ミンチー、勝ち星増やせず
対巨人戦、最多勝を目指す先発ミンチー投手は、
3回表に二死から一二塁のピンチを招き、清原選手の左前適時打で先制された。
その裏、巨人先発入来投手から瀬戸選手が左翼席中段へ3号ソロアーチを放ち、同点。
走者を出しながら何とかしのいでいたミンチー投手は6回表に崩れた。
野村選手の失策・元木選手の安打・代打吉村禎選手への四球で一死満塁のピンチ。
ここで入来投手に左前へ2点適時打されて勝ち越された。
さらに仁志選手の適時打と松井選手の右中間フェンス直撃の2点適時二塁打で、
この回一挙5失点。広島打線は5回以降入来投手にパーフェクトに抑えられ、
わずか2安打でプロ入り初完投を許した。1対6で完敗。
対巨人戦の今季負け越しが決まった。
試合結果
ハーラー単独トップを目指して先発したミンチー投手ですが、
調子が悪かったようです。5回までは巨人打線の拙攻もあり、
なんとか粘投で1点に抑えていましたが、6回表につかまりました。
一死満塁から入来投手に打たれたのが痛かったですね。
あれで気持ちが切れてしまったのでしょうね。
なぜミンチー投手が中4日で投げ続けられるかが中国新聞の夕刊に書かれていました。
他の投手に比べて練習量が少ないからだそうで、
練習で使う体力を温存して試合で使っているのだそうです。
実力があるからこそ許されることではあるのでしょうが、
練習のやり過ぎと言われるカープナインのことを考えると、
考えさせられる話ではあります。
打線は4番に江藤選手が戻り、3番に金本選手、5番に緒方選手。
この新打線は入来投手にほぼ完璧に抑えられました。
瀬戸選手のソロアーチと緒方選手の右前打のたった2安打。
伸びのある直球とタイミングを外すカーブ。中盤以降はポップフライが目立ちました。
打つ手なしといった感じでした。来年以降、恐い敵となりそうです。
前田選手は代打での出場もありませんでした。
テレビでの中継の解説は来季のヘッドコーチが確実視されている大下剛史氏でした。
無策で淡白な打線や江藤選手の守備での動きの悪さを指摘するなど、
カープに対して厳しい意見が多く、
来季のヘッドコーチとしての発言が目立ったような気がします。
秋以降、レギュラーと控えを問わず、選手たちはかなりシゴかれそうだと感じました。
9月21日
SATOの無責任先発予想
22日から広島市民球場で巨人と3連戦。1日置いて横浜2連戦。
横浜との2戦目が大野投手の引退試合です。
広島の先発はミンチー・谷間・佐々岡投手か。
谷間には誰を起用するか。三村監督は河野投手がKOされた後に
「また使うよ」とはおっしゃってましたが、
「先発で」とはおっしゃってませんからねえ。
巨人戦ということで山内投手の線もありますが、20日に中継ぎで投げてますからね。
大穴で紀藤投手か澤崎投手というのはどうでしょうか?
まあ、要するによくわからないということです(^^;。雨が降れば、
ミンチー投手がスライドして行くのではないかと思います。
巨人はローテ通りならば入来・岡島・三沢投手でしょう。
西山、一軍の練習に合流
左手首骨折で戦列を離れて二軍で調整していた西山選手。
広島市民球場で行われた練習に合流し、怪我前と同じ練習メニューをこなした。
三村監督によると、26日の横浜戦からのベンチ入りが有力。
まだ痛みはあるということなので、1試合フル出場は無理かも知れません。
大野さんの最後の球を受けるのは西山選手になるのでしょうか?
ヤクルトの野村監督が退団
ヤクルトの野村監督の退団が決定した。
敵として非常に嫌な監督でした。
カープにも野村アレルギーのようなものがあったような気がします。
これでヤクルト戦が少しは戦いやすくなるでしょうか。
野村さんには、
できればテレビの解説で「野村スコープ(投手の配球を視覚的に解説するもの)」
をやってほしいです。
リプケンの連続試合出場止まる
米大リーグ、ボルチモア・オリオールズのカル・リプケン選手の連続試合出場が
2632試合で止まった。
リプケン選手は衣笠さんの2215試合連続試合出場の記録を破った鉄人です。
不滅の大記録ですね。
9月20日
8回表、集中打で逆転勝ち
対中日戦、広島は初回、中日先発今中投手から金本選手の内野ゴロの間に1点を先制。
2回表には二死から田村選手と黒田投手の長短打で1点を追加。
3回途中で今中投手をKO。
4回表には正津投手から江藤・緒方・ペレス選手の3連打で1点を追加。
先発黒田投手は球の走りは良いものの、毎回安打されながら抑える粘投。
4回裏に立浪選手の犠飛で1点を返された。
6回裏には四球・安打・死球で一死満塁のピンチ。
代打愛甲選手の犠飛で1点差とされた後、
代打南渕選手の2点適時二塁打で逆転され、この回限りで降板した。
中日の中継ぎエース落合投手の登板で敗戦ムードが漂うなか、
広島は8回表に逆襲。江藤・緒方の長短打で無死一三塁とし、
ペレス選手の適時二塁打で同点。代わった前田投手から一死後、
代打前田選手が右前へ2点適時打を放ち、
勝ち越し。代走木村選手の盗塁と野村選手の安打で一三塁とした後、
笘篠選手がスクイズを決めて、3点のリード。
8回9回を小林幹投手が完璧に抑え、7対4で勝利。
試合結果
6回裏に逆転された時は今日も負けかと思いましたが、
8回表によく逆転してくれました。
5安打を集中し、盗塁とスクイズも絡めての4得点でした。
いつもこんな風に打線がつながってくれるといいんですけどね。
ただし、非常に良い攻撃だったように思えるこの回の攻撃でも、
緒方選手のバント失敗という拙い面もあったんですよね。
手放しで喜べないのはそのあたりで、
序盤も田村選手がバントを失敗しまくったり、ペレス選手が牽制で刺されたり。
そういったミスが少しぐらい出るのは仕方ないとしても、
ちょっと多すぎると思います。
先発の黒田投手は球が走っていたようです。
最高球速は147キロ出ていたようです。
毎回のピンチを粘投でしのいでいたのですが、6回裏につかまりました。
あの回はこの試合の勝利を考えた場合には黒田投手を引っ張り過ぎたと思えますが、
既にチームが若手投手育成モードに入っていることを考えると、
間違った采配ではないように思います。
苦しい場面でも何とか投げてくれるようになってくれないといけませんからね。
結果的に今季初勝利はなりませんでした。
前田選手は8回表に代打で登場。殊勲の勝ち越し2点適時打を右前へ運びました。
一死二三塁で0−2になったので、「また敬遠されるのかな」と思いましたが、
勝負してくれました。ヒーローインタビューでは
「しばらくはこういう形(代打)での出場になると思います」と言っていましたので、
先発復帰はまだ先かもしれません。
9月19日
江藤・金本アベック弾もそれだけでは
対中日戦、序盤は先発加藤投手と中日先発山本昌投手の投手戦。
均衡を破ったのは江藤選手のバット。5回表に3試合連続の26号先制ソロアーチ。
しかし6回裏一死二塁で加藤投手の暴投を瀬戸捕手が大きく弾き、
二塁走者李選手が一気にホームイン。同点となった。
そして8回裏。二死無走者から関川・ゴメス選手に連打されて一三塁とされ、
山崎選手に中前適時打。
代わった高橋建投手が立浪選手に打たれた中前打の処理を緒方選手が誤り、
さらに1点。9回表に宣投手から金本選手が20号ソロアーチを放ち1点差としたが、
反撃もそこまで。2対3で敗戦。
試合結果
加藤投手は好投したんですけどね。
またまた好投した投手を打線が見殺しにしてしまいました。
まあ、確かにいい投手は打てなくて仕方ないのかも知れませんけどね。
6安打してもそれが散発。せっかく出た2本の本塁打はいずれもソロ。
今年のチームの不振を投手陣だけの責任にはできないでしょう。
加藤投手、
惜しむらくは8回裏に決勝点を取られたのが二死無走者からだったことでしょうか。
6回裏の同点劇もバッテリーミスによるものでした。
江藤選手が3試合連続アーチ。ようやくエンジンがかかってきたのでしょうか。
本塁打王は多分無理だと思いますが、30号はなんとかいけそうな感じですね。
スランプでさっぱり打てなかったのに、
それでも30号まで行くっていうのはすごいかも。
金本選手は20号アーチ。これで4年連続20号です。
一応、数字的にはギリギリでホームラン打者の面目を保ったといったところ。
来年は右方向への意識は捨てて、もっと広角に打って欲しいです。
せっかく去年つかんだはずのものが今年は台無しになってしまったように思います。
緒方選手は4タコ。守備でも8回裏に失策。
1点差のままならば9回表の金本選手の一発で同点だっただけに痛かったです。
前田選手はこの試合もスタメン落ち。
8回表二死二塁のチャンスで代打出場。敬遠されました。
先発復帰は来週の巨人戦あたりでしょうかねえ。
山本コーチが退団
山本一義コーチが退団した。この日、
今季の二軍成績の報告をするため、達川二軍監督らとともに松田オーナーを訪問。
退団を申し入れて了承された。今後の進路は未定。
山本コーチは94年の三村監督誕生の際にチーフ兼打撃コーチに就任し、
カープの強力打線を陰で支えてきた。
今季の打撃不振の責任を取ってシーズン途中で退団を申し入れたが、
慰留されて二軍の指導にあたっていた。
成果も上げましたが、今年の成績は無念でしょう。
お疲れさまでした。
9月18日
SATOの無責任先発予想
19日からナゴヤドームで中日と2連戦。
広島の先発はローテ通りならば加藤・黒田投手。
加藤投手にはあと15イニングで
シーズンの規定投球回数クリアという目標がありますから、
初戦の先発はほぼ間違いないでしょう。
問題は2戦目で、2試合連続して結果を出せなかった黒田投手を先発させるかどうか。
ひょっとすると高橋建投手もありかなと思ってます。
中日はローテ通りならば山本昌・野口投手。
22日から横浜との直接対決がありますので、
野口投手を温存してくる手もないではないです。
しかしその前に負けたのでは元も子もありませんから、
素直なローテで来る可能性が高いのではないでしょうか。
9月17日
今季負け越しが決定
対阪神戦、先発佐々岡投手は初回に大豊選手に17号2ランを打たれて先制を許した。
広島は4回表、阪神先発山村投手から江藤選手が2試合連続の25号ソロを放ち、
1点差。6回裏、またも大豊選手に中越え適時二塁打を打たれて2点差とされた。
広島打線は山村投手に7回まで抑えられた。
9回表に3番手リベラ投手から一死二三塁の一打同点のチャンスを作ったものの、
あと1本が出なかった。1対3で敗戦。今季68敗目となり、
シーズン負け越しが決定した。
試合結果
佐々岡投手は6回を3失点ですからまずまずと言っていいでしょう。
点の取られ方が一発によるもの(3失点のうちの2点)であること、
味方打線の援護がないこと。またもやいつもの不運なパターンにハマリました。
こうなったら頑張って完封してもらうしかないですね。
打線は山村投手を打てませんでしたね。まとまりはありましたが、
打てない感じではなかったのですがねえ。
バント失敗とか盗塁失敗とかが拙かったのでしょうねえ。
まあ、最終回にリベラ投手から一打同点のチャンスを作ったことが救いでしょうか。
緒方選手のセーフティバントあり、代走木村選手の盗塁ありと、
久々に見る機動力による攻撃でした。
江藤選手が2試合連続本塁打。
その後でもう1安打しているのが昨日より良かった点でしょうか。
ここまで来たらなんとか30号まで打って欲しいです。
首位打者争いの緒方選手は4打数1安打。
1安打はセーフティバントによるものでした。
守備では6回裏に大豊選手の大きな飛球を適時二塁打にしてしまいました。
ゆっくりですがフェンスにぶつかったので、
戦線離脱の原因になったプレーを思い出しました。
緒方選手もあのプレーが頭にあったのでしょうかね。
珍しく思い切りの悪いプレーでした。怪我するよりはいいですけど。
前田選手は7回表に代打で出場。空振り三振で1打数無安打。
最終回にあんなチャンスがくるとわかっていれば、
最後まで残しておいたのでしょうけどね。
中継ぎ投手陣はペルドモ・菊地原投手ともに好投でした。
特に8回裏二死二塁でベンチが菊地原投手を投入した場面は、
いよいよ若手育成に本腰を入れ始めたかなと思わせました。
この敗戦で早くもシーズン負け越しが決定しました。
寂しい結果ですが、これが今のカープの実力でしょう。
残り試合では来季に期待が持てる戦いをやってもらいたいです。
ウエスタン情報
試合結果
紀藤投手は6回を4安打1失点。これぐらいの投球は当たり前でしょう。
田中投手は3回を9人で片付けています。
打線では福地選手が3安打。しかし盗塁はなし。池田投手が代打で安打してます。
9月16日
ミンチー、最多勝見えた!
対阪神戦、広島は初回、
阪神先発メイ投手から野村選手の三塁打と笘篠選手の犠飛であっさり先制。
その裏、先発ミンチー投手は
坪井選手の二塁打をきっかけにハンセン選手の犠飛で同点。
2回表、江藤選手が中越えへ24号ソロアーチを運んで勝ち越し。
さらに四球・内野安打・失策で一死満塁とし、
野村・笘篠選手の連続適時打で2点を追加。
4回裏に野村選手の適時失策で2点を返されたものの、
5回表には町田選手の三塁強襲適時打で2点差に突き放した。
6回裏に桧山選手の14号ソロアーチで1点差とされたが、
ミンチー投手は8回までを抑えた。9回裏は小林幹投手が三者連続三振。
5対4で勝利。ミンチー投手は最多勝争いのトップに並ぶ14勝目。
試合結果
ミンチー投手が14勝目。ヤクルトの川崎投手に並びました。
3勝差になった時にはちょっと最多勝は苦しいかなと思いましたが、
追いつきましたね。ここまで来たらぜひ最多勝を狙って欲しいです。
川端コーチによると、ミンチー投手は少し球が高かったようですが、
まずまずの出来。野村選手の適時失策で接戦になってしまいましたが、
自責点はわずかに2でした。
幹英投手は最終回を三者連続三振。直球とフォーク主体の投球でした。
先頭の新庄選手の時にカーブがすっぽ抜けていたので、
瀬戸捕手がカーブを使わないリードをしたのでしょう。
伸びのある直球が低めのいい所に決まっていましたね。
打線。野村選手が三塁打・短打・二塁打。
本塁打が出ればサイクル安打という活躍でした。
笘篠選手も2打点の活躍でした。江藤選手は豪快な勝ち越し24号アーチ。
あとの打席がタコなのが問題ですけどね。
首位打者争いで注目の緒方選手は残念ながら4タコ。
前田選手の代役には、阪神の先発がメイ投手と予想できたこともあって、
ケサダ選手。3番右翼手でスタメン出場。
レギュラー獲りの足がかりとして、
いいところを見せておきたかったところですが、打撃の方はさっぱりでした。
守備では強肩を披露。3回裏一死一三塁で、
定位置よりもやや後ろに飛んだ今岡選手の右飛を捕って、
タッチアップしたメイ投手を本塁へのワンバウンド返球で刺しました。
メイ投手がスライディングをしなかったとはいえ、
あの位置から刺せるのはすごいと思います。
前田、左ふくらはぎ痛で欠場
前田選手が左ふくらはぎ痛のため、今季121試合目にして初めてのスタメン落ち。
試合前、三村監督は代打での出場を示唆していたが、結局出場機会はなかった。
残念ながら全試合出場の目標は達成できませんでした。
しかし、ここで休んだことによって、より多くの残り試合に出られるならば、
当然その方が良いでしょう。
ウエスタン情報
試合結果
澤崎・田中・若林・富岡投手で完封リレー。
澤崎投手は5回1/3を4安打無失点。まずまずです。
自らのバットでチーム唯一の得点を叩き出しています。
シーズン終了前に1度くらいは一軍で投げさせてもらえるかも。
引退する高選手が先発出場しています。
手本を示すためとも思えますが、実際のところ、選手が足りないんでしょうねえ。
巨人・川口が現役引退
巨人の川口和久投手が体力の限界を理由に今季限りで現役を引退することを表明した。
川口投手は81年にドラフト1位で広島入り。
広島の投手王国を北別府・大野投手らとともに支えたが、
FAで95年から巨人に移籍した。
長い間お疲れ様でした。