カープ日記


4月30日

昨日の試合で佐々岡投手の登板がなかったことについてですが、 中国新聞に載っていた試合後の三村監督・川端コーチのコメントを 読むと、やはりどこか体調が悪かったようですね。腰かなあ? 大したことなければいいと思いますが。 若手投手陣は、 後ろに佐々岡投手がいないと安心して投げられないのかも。

神様、仏様、大野様

対中日戦、3回にロペス選手が先制適時打。 6回にはロペス選手が5号2ラン。 7回には瀬戸選手の適時二塁打と緒方選手の適時打で2点。 8回には正田選手のスクイズで駄目押し。先発大野投手は6回まで無安打投球。 結局、9回を3安打完封。6対0で快勝。4月を12勝9敗で終えた。

試合結果

昨日あんな負け方をしたので少し心配していたのですが、 そんな心配を吹き飛ばしてくれる大野投手の素晴らしい投球。 6回まで無安打で、 ひょっとするとノーヒットノーランをしてくれるのではと期待してしまいました。 ピンチらしいピンチは2つの四球を出した初回の二死一三塁ぐらいでした。 中日打線は大野投手の先発を予想し、立浪選手以外全員右打者を並べてきましたが、 そんなことは全く関係なし。立浪選手の2安打と筒井選手のプロ入り初安打のみ。 結局、3安打7三振2四球で完封勝利。 防御率も1.20でセ・リーグトップに立ちました。 打撃の方では第1打席で中前打を放ち、先制のホームを踏みました。 すごいおっさんですね〜。完投してくれたので、 救援陣が休めたのも大きいですね。
打線の方ではまずはロペちゃん。好調に見えた落合投手から先制の適時打。 そして中押しの2ラン。3打点の活躍。 そして正田選手。7回に「昨日の一発を見てなかったんか〜」 という浅い中日外野守備の頭上を越える三塁打。 4点目のホームを踏みました。8回には見事な3バントスクイズ。 大技と小技がからんでこその広島打線。
4月は12勝9敗とまずまずのスタート。あまり早くから飛び出して、 目の敵にされても苦しいですから。ヤクルトも一時期の好調さはなくなっていますし。 まあ、のんびり行きましょう。

大野、セ最年長完封記録を更新

大野投手はこの日の完封で、 自らの持つセ・リーグ最年長完封記録40歳8か月を 41歳8か月に更新した。プロ野球記録は毎日の若林投手が記録した42歳8か月。

来年の今頃にプロ野球新記録を作ってくれることを期待します。

佐々岡、腰痛か

29日の登板を回避した佐々岡投手。故障ではないが腰の状態が悪く、 29日は初めから登板の予定はなかった。 調子の波が下がっている時であるという。三村監督は 「30日は試合の展開によっては登板させる」。
一方、故障の噂が出ている横山投手。三村監督は 「29日は14回15回に備えてスタンバイさせていた。故障ではない」と 故障説を否定した。

試合開始前のRCCラジオからの情報です。 佐々岡投手は腰に疲れがたまっている感じなのでしょうか。 投げない方がいいのは確かなようです。大野投手の完投で休めたのは良かったですね。 横山投手については監督がそうおっしゃっているのだから故障じゃないのかな? 投げている姿を見せてくれれば素直に信じるんですけど。

ウエスタン情報

試合結果

長谷川投手、2回途中でKO。 2安打で自責点4ということは四球をかなり出したのでしょう。 なかなか安定しませんね。


4月29日

守護神ペルドモ?謎の継投で大逆転負け

対中日戦、町田選手の2号ソロと適時打・江藤選手の適時二塁打・ 正田選手の3ランで6点。 投げては加藤投手が初回に内野ゴロの間に1点を失ったのみ。 9回表まで6対1とリード。 しかし9回裏、加藤・玉木重・高橋建・ペルドモ投手が4安打3四球。 内野守備の乱れもあり、一挙5失点で同点。 延長に入り、 再三のサヨナラのピンチをしのいだペルドモ投手は13回に力尽き、パウエル選手に サヨナラ3ラン。6対9で痛い敗戦。

試合結果

皆さん、お腹立ちのことだと思います。完全に勝ちゲームでしたからね。 それにしても9回の継投はどう解釈すればよいのでしょうか? 当然佐々岡投手が出てくるところですが、出てきたのは玉木重・高橋建・ペルドモ投手。 佐々岡投手は巨人戦でのサヨナラ負けの直後ですが、 玉木重投手が出てきたところは点差もかなりあって楽な場面。 リハビリにはもってこいの場面でした。 高橋建投手の場面は左打者が相手ということで、まあ納得。 ペルドモ投手の場面は絶体絶命。しかし、まだ2点リードしていました。 最近、自信をつけている若手救援陣をこれらの試練で育てようとしたのでしょうか? とすれば、あまりにも高い授業料(たかが1敗、そんなに高くない?)になったかも。 ちょっと、それは考えにくいです。 佐々岡投手に投げられない理由があったとしか考えられません。 去年もオールスター明けの横浜戦で、 佐々岡投手が出てきて当然の場面で出てこないことがありましたが、 その時は風邪が原因でした。それに近い理由が今回もあるのでしょう。
投手起用もそうですが、9回裏は何か浮き足立っていましたね。 ここのところ好投の高橋建投手が突然のノーコン病。 野村選手と正田選手が守備のミス。どうしたんだ〜っ。
サヨナラ本塁打をパウエル選手に浴びたペルちゃん。 よく投げました。9回は正田選手の悪送球がなければ、 ひょっとすると抑え切っていたかも。 何度もサヨナラのピンチを迎えながらもしのぎましたが、 最後でいかれてしまいました。自信になればいいのですが、 ショックな終わり方だったので、ちょっと心配。
ペルドモ投手をあれだけ引っ張らなければならなかったことも心配のひとつ。 横山投手という選択肢があるにもかかわらず。 そういえば高橋建投手も二軍落ちしないまま、 左肩痛で1週間以上登板しなかったことがありましたよね。 そういうことなのか?
山本昌投手の先発ということで、前田選手の代役は町田選手。 5番ライトでスタメン。同点アーチに勝ち越し適時打と大活躍。 今日のヒーローの予定だったのに〜っ。
その2点の後、打線は遅まきながら8回に4点を追加。江藤選手の適時二塁打の後、 正田選手が3ラン。まだあんな力が残っていたのですね。驚きました。 ここで勝ったと思ったのですが。 打撃陣は9回に同点にされた時点でショックのせいか、終わっていましたね。 延長に入ってからは淡白な攻撃で全く点が入る気配がありませんでした。 ビッグレッドマシン、ここのところずっと湿っています。
先発加藤投手。ピンチの連続だったのですが、持ち味の粘りの投球でした。 勝ち投手のはずだったのにお気の毒。
佐々岡投手を投入しなかった理由を三村監督が選手たちに説明できれば良いのですが。 もしそれができないならば、この1敗は尾を引くかも知れません。 とにかく野球の恐さを見せてくれた一戦。教訓にして欲しいですね。

木村、出場選手登録

前田選手に代わり、木村選手が出場選手登録された。

木村選手が一軍に上がってきましたが、 名物「前田・木村コンビの投球練習」は見ることができません。

ウエスタン情報

試合結果

紀藤投手、初回6失点。2回以降は7回までパーフェクトと別人。 7回を7安打7三振自責点5。一軍昇格は今回も見送りです。


4月28日

前田、全治3週間の怪我で出場選手登録抹消

27日の巨人戦、3回表の走塁中に右足のふくらはぎを痛めた前田選手。 都内の病院で診察を受けた結果、右ひ腹筋挫傷で全治3週間と診断された。 前田選手は出場選手登録を抹消され、広島に戻った。

恐れていたことが...。しっかり治してください。
これまでは怪我をしそうな箇所がわかっていたそうですが (筋肉への疲労のたまり具合か何かでわかるのでしょうか?)、 今回は全く予想していなかった新しい箇所だそうです。 「これではハンディが多すぎて野球にならない。 今は気力がない」と、本人は大変なショックを受けているようです。 私もショックはショックですが、「またか」と慣れっこになっているのも事実。 愛が足りないのかなあ?
起こってしまったことは仕方ないので、 代役になるであろうペレス・町田選手に頑張ってもらいましょう。

SATOの無責任先発予想

29日からの中日3連戦。広島の先発は加藤・大野・山内投手と予想します。 表3枚ですが、大野投手以外は不安ですね。 若手投手の起用には育てるという目的がありますから、 打たれてもそれほど腹が立たないのですが、表3枚には結果が求められますからね。 少なくともゲームを作る投球をして欲しいです。
中日は山本昌・落合・前田投手か。 27日には、先発KOされた古池投手が中3日で再び先発しています。 この時期からその場しのぎのローテを組むほど、中日投手陣は火の車のようです。

4月27日

さ・さ・お・か・・・・・・

対巨人戦、広島は2回、金本選手の適時内野安打・清原選手の適時失策・ 野村選手の内野ゴロで早々と4点。 しかし、広島先発山崎投手は3回に清原選手に2ラン、 5回に松井選手に2ランを浴び同点とされKO。 9回裏に佐々岡投手が清原選手にサヨナラ安打され、4対5で敗戦。

試合結果

2回にいきなり4点を取って、今日もいただきかぁと思っていたのですが、 雲行きが怪しくなり始めたのは2回裏。ロペス選手が守備の時、左膝を痛め退場。 3回表には前田選手が走塁の際に右足ふくらはぎを痛め退場。 その裏、山崎投手が清原選手に一発。あのコースの球はホームランボールだと、 オープン戦で確認済みだったはず。 4回表、一死三塁、突き放すチャンスで瀬戸選手がスクイズ失敗。 作戦自体は良いと思うのですが、少なくともバットに当てなきゃね。 外角低目のボール球で難しいコースだったことは認めますが、 かすりもしないのでは話になりません。清原選手の本塁打で傾きかけた流れは、 これで完全に巨人へ。5回には松井選手に2ラン。 インハイの球で詰まらせたと思ったのですが、スタンドイン。 松井選手のパワーのなせる技ではあるわけですが、 山崎投手の球に威力が足りなかったせいもあるでしょう。 つないだペルちゃん・高橋建投手が相変らず良い投球を見せてくれたのは、 せめてもの救い。 結果的に好調のロペちゃんと前田選手抜きの打線では追加点が奪えませんでした。 打線の粘りの無さは昨日の試合と通じるところを感じました。 最後は佐々岡投手がやられてしまいました。痛かったのは仁志選手への一球。 いきなり甘いところに投げてしまい、二塁打。本塁打にならなくて良かったですよ。 川相選手にバントを決められた後、松井選手を敬遠。これは当然。 清原選手とは勝負。今の清原選手の状態を考えればこれも納得できる作戦。 ただし満塁にしても良かったわけですから、ボール球で勝負できたはず。 結局、サヨナラ打で終わり。 巨人ファンにとっては嬉しくてたまらないゲームだったことでしょう。
ま、この3連戦、2勝1敗で勝ち越しましたし、黒田投手の初完投勝利もありました。 まずまずだったのではないでしょうか、ロペス選手と前田選手の怪我を除けば。

ロペスと前田が負傷退場

ロペス選手は2回裏の守備で大森選手のゴロに飛びついた際、 左膝を捻挫し、町田選手と交代した。大事をとった交代で病院へは行かない。
前田選手は3回表、一塁ベースを回ったところで右足ふくらはぎを痛め、 ペレス選手と交代した。28日に都内の病院で診察を受ける予定。

ロペス選手の左膝と言えば、オープン戦で痛めていましたよね。 同じところなのでしょうか。大したことはないという風に伝えられましたが、 長引くようだと問題ですね。
一方の前田選手も心配。足は怪我だらけなので、古傷なのか、 今回初めてやった部分なのかさっぱりわかりません。 怪我をし過ぎ。いい加減、 足への負担を減らす方法を考えないといけないのではないでしょうか。
とにかく、ふたりの怪我がおおごとでないことを祈るだけです。 今日の試合を見る限り、 町田選手とペレス選手ではふたりの穴は埋めきれないような気がします。

山崎、東瀬に代わり出場選手登録

東瀬投手が出場選手登録を抹消され、山崎投手が出場選手登録された。

で、先発したわけですが、いまひとつでしたね。 球威がなかったようですし、制球にもバラツキがあったように思います。 松井・清原コンビにアベックアーチを許してしまうとは。がっくりです。 ちなみに痛めた右足のすねにはまだ痛みがあるそうです。

ウエスタン情報

試合結果

15三振で全員三振を奪われてしまいました。安打は徳本選手の本塁打の1本だけ。 失策が5つ。いいとこなし。


4月26日

ヒヤヒヤもんの2連勝

対巨人戦、広島は初回、野村・緒方選手の安打とロペス選手の内野ゴロで1点を先制。 2回には澤崎投手のプロ入り初安打で1点、緒方選手が押し出しを選びさらに1点。 5回には前田選手の中犠飛で追加点。先発澤崎投手は仁志選手の2打席連続本塁打と 清水選手の犠飛で3失点。6回無死一二塁のピンチを残して降板。 このピンチは高橋建投手がしのいだ。 以後、玉木重・佐々岡投手がそれぞれピンチを招きながらも、 巨人打線の拙攻に助けられ、そのまま4対3で辛勝。広島は2連勝。

試合結果

今日の試合は負けたと思いました。6回から毎回のピンチ。 6回は無死一二塁。7回は二死一二塁。8回は一死二三塁。9回は一死一塁。 どこかで1本出ていれば終わってました。 どうして点が入らないのか不思議なくらいでした。 勝負弱い巨人打線に助けられたということもありますが、逆に、 高橋建・玉木重・佐々岡投手がよく踏ん張ってくれたということなのでしょう。
ここまで苦戦した原因は打線が中押しできなかったせいでしょうね。 序盤でしたが、 2回に2点を取った後の一死満塁でのロペス・江藤選手の連続三振が痛かったですね。 ここで1本適時打が出ていればもう少し楽な展開になっていたでしょう。
先発の澤崎投手。先発での初勝利とプロ入り初安打、おめでとうございます。 昨日の黒田投手の好投が刺激になってプラスに出れば良いと思ったのですが、 何とも言えない結果でした。5回0/3を3失点ですので、 責められる内容ではないとは思いますが、いまひとつという感じでしたね。 変化球が曲がらなかったそうです。 仁志選手に2本目の本塁打を打たれた球はフォークでしたが、 全く落ちていませんでした。 次の登板ではできれば完投して、 ひとつ上のレベルの投手にステップアップしてもらいたいものです。
と、負けた試合の後のような愚痴ばかりになってしまいましたが、 実際は今日みたいなしのぎ合いのゲームで、 どれだけ勝てるかというのが問題になってくると思います。 そういう意味では大きな1勝だったかも知れません。

ウエスタン情報

試合結果

菊地原投手は6回を6安打自責点2。5回までは無失点です。 去年よりはいい投球をしているようですね。
上原投手は2回を無安打無失点ながら、 対戦した打者は12人。四球連発ってことでしょうね。


4月25日

さっそう黒田完投勝利デビュー

対巨人戦、先発のプロ入り初登板ルーキー黒田投手を打線が援護。 3回に野村選手の2ラン、4回には2つの押し出し四球とロペス選手の適時打で3点。 7回には江藤選手が左翼席へ弾丸ライナーを叩きこみ計6点。 黒田投手は5回に大森選手の犠飛で1点を失っただけで、9回を投げきり完投。 6対1で勝利。 黒田投手はプロ入り初勝利を飾った。

試合結果

いやぁ〜、やってくれましたね〜、黒田投手。 他にいないので先発があるだろうなと思っていたのですが、ここまで投げてくれるとは。 素晴らしい。球種は直球・スライダー・フォーク。直球の走りも良かったですが、 変化球もいいところに決まっていましたね。 課題は制球ということでしたが、与えた四球はわずかに1。 手足が長く見えるのも打者にとっては打ちにくそうな感じがします。 そして何よりも強い気持ちで打者を攻める姿勢がいいですね。
試合終了となった時の緒方選手のファインプレーを見る黒田投手の茫然とした表情。 清原選手に大きな右飛を打たれ「あぶね〜」と言った(?)時の表情。 ポーカーフェイスの投手もいいですが、 喜怒哀楽が顔に出るのも初々しくていいですね。
打線も早々と黒田投手を援護。 野村選手は黒田投手が四球で歩いた後、 初球のストライクを取りにきたカーブを見事に狙い打ち。 先制2ラン。4回の3点は巨人の自滅。3本の安打と3つの四死球。 西山投手は相変らずですね。7回には江藤選手の豪快な一発。 「どうだ〜!」って感じでしたね。 試合展開から言っても黒田投手を勇気づける大きな一本でした。
瀬戸選手がまた先発マスク。リードに西山選手とは違う特徴があるそうで、 若手投手には向いているだろうということです。 黒田投手の完投勝利を引き出しましたし、好リードだったのでしょうね。
再び黒田投手。良く言われることですが、 巨人打線は初モノに弱いということ。 中日投手陣をメッタ打ちにした巨人打線を抑えたわけですが、 逆に言えば、よく打った次の試合は打てないというジンクス。 このあたりのことを少し割り引いて考えた方がいいかなあという気もします。 1試合だけならば去年の田中投手の例もありますしね。 今回の好投で次回も先発で起用されるでしょう。 その時が黒田投手の本当の勝負だと思います。
若手投手が次々出てきて投手王国再建かというところですが、 まだまだそこまでは私には言えません。 しかし、楽しみがさらに膨らんだことだけは確かですね。

ウエスタン情報

試合結果

長谷川投手、魔の6回。もう1回好投すれば東瀬投手あたりと代わって一軍入りかなと 思っていたのですが。白井投手も一軍復帰の道は遠そうですね。


4月24日

打線沈黙...江藤の一発だけ

対ヤクルト戦、先発山内投手は2回に小早川選手に被弾。 3回には池山選手の適時内野安打と古田選手の適時打で3点。 山内投手は4回でマウンドを降りたが、高橋建・前間・ペルドモ投手が好投。 しかし、ヤクルト先発川崎投手の前に打線が完全に沈黙。 9回二死から江藤選手の3号で1点を返しただけ。1対4で完敗。 連勝は4でストップ。

試合結果

悪い方に予想が当たりました。同一カード3連勝は難しい。 打ち過ぎた次の試合は打てない。打線は沈黙。わずか3安打。 チャンスらしいチャンスはほとんどなし。あえて言えば、2度の前田選手の打席。 初回の二死一三塁。 ここで前田選手の一二塁間へのゴロは辻選手の美技に阻まれました。 あれが抜けていれば1戦目と2戦目のように、 初回ビッグイニングになっていたかも知れません。 そして4回一死一塁。 ここでも前田選手の右中間へのあわや本塁打という飛球は 飯田選手の美技に阻まれました。まさにハードラック。
しかし病み上がりの川崎投手がここまで投げるとは。 カープナインの言葉によりますと、故障前に近い投球だったようです。 これで中込投手と岡林投手に続いて復活勝利をプレゼント。悔しいですが、 「おめでとうございます」と言っておきます。
山内投手はこれで2試合連続4回KO。 「球が高目に浮いて、低目の球は見逃された」そうです。 いい球はそれなりに投げていたと思いますが、 勝負どころで甘いところへ投げてしまったという感じですね。 特に古田選手の適時打が痛かったですね。二死からでしたし、 ど真ん中に放ってしまいました。 相変わらずへたくそなロペちゃんの守備に足を引っ張られたりもしましたけれども。 次の登板でがんばってください。
今日の収穫その1はリリーフ陣。 高橋建投手、今季初登板の前間投手、ペルちゃんが5回以降を1安打のみ。 その2は江藤選手の本塁打。 一般に球が見えにくいと言われるナイトゲームで、ようやく一発が出ました。 明日につながる一発になればいいですね。

町田が二塁守備に挑戦

町田選手が一昨年の秋季キャンプ以来の二塁守備に挑戦している。 試合に出られるならばどこでも守るというわけだが、 「サインプレーや動きが難しい」。

現在、二塁手は正田・高山選手の併用。打線の中では最大の弱点。 町田選手が二塁手を守れれば下位打線の弱さがカバーできるのは確か。 がんばって欲しいですね。

ウエスタン情報

試合結果

5連勝。山根投手は5回を3安打1失点。

海外移籍選手は自由契約選手に

プロ野球実行委員会が開かれ、海外への移籍選手は自由契約選手とすることが 決まった。ただし、日本球界に復帰する時は元の所属球団に優先交渉権がある。

この決定はどう解釈すればよいのかな?


4月23日

大赤機械全開、ブロスをメッタ打ち

対ヤクルト戦、広島は初回にヤクルト先発ブロス投手を攻め、ロペス選手の適時打・ 江藤選手の適時打・前田選手の適時二塁打で4点を先制。 3回には相手野選・西山選手の適時打・大野投手の犠飛で3点。 4回にも前田選手の適時打・金本選手の適時二塁打・ 正田選手の適時打で4点。投げては先発大野投手が7回を3安打2失点の好投。 最後は横山投手が締め、11対2で圧勝。4連勝。

試合結果

序盤で大量リード。久々に安心して見ていられる試合でしたね。 3戦目、もうひとつ取れればヤクルトは射程圏内でしょう。 同一カード3連勝というのは難しいんですけどね。
初回の攻撃は見事でしたが、三村監督が勝負をかけたのは3回でした。 無死満塁から金本選手が凡退して一死。打者は高山選手の場面。 ここ数試合、正田選手に代わってスタメンで起用されている高山選手ですが、 バットは湿りがち。試合はまだ序盤で、4点もリードしていましたが、 ここで三村監督は代打ペレス選手を送りました。 昨日も下位打線で無死二三塁のチャンスを潰していましたし、 一気に勝負を決めようという意図だったのでしょう。積極的な采配でした。 結果はピッチャー返しで、 古田選手のミスともオルティス選手のミスとも取れる野選でしたが。 この回、3点を取り、試合の主導権を揺るぎないものとしました。
4回の4点も大きかったですね。表に2点を返されてすぐその裏の得点。 無死一三塁が二死二三塁となってチャンスを潰しかけていたところから3連打。 この回無得点に終わっていれば、 ヤクルト側に試合の流れを引き戻されることになったかも知れません。
大野投手は7回を3安打4四球6三振2失点。好投したと言ってよいでしょうね。 こういう大量リードの試合では緊張感を保つのが難しいといいますが、 よろめいたのは4回だけでしたね。 これまで登板した全ての試合できっちり先発の役目をこなし、 試合を作ってくれています。安定感はチーム一でしょう。 投げるたびにセ・リーグ最年長勝利記録の更新です。
横山投手は2回を無失点。 競った場面ではこの試合で出したような四球が命取りになる可能性もあるわけですが、 まずまず安心して見ていられるようになりました。
猛打の後の試合は打てないといいます。 この試合でも打ち疲れたせいか後半は得点できていません。 その辺が心配ですが、明日も打線の爆発を期待します。 打線が本調子であることを証明してもらいたいですね。

紀藤、二軍戦で登板

紀藤投手は6回を4安打、山田広選手の本塁打による1失点ながら、4四球1死球。 最高球速は141キロ。制球・球威とも本来の調子ではなく、一軍昇格は見送り。 次回登板は29日のダイエー戦の予定。

試合結果

状態としては昨季後半のような感じなんでしょう。 5月3日からの9連戦には戻ってきて欲しいですね。

山崎、キャッチボールを開始

足を負傷している山崎投手が22日からキャッチボールを開始した。

投球練習ではなくキャッチボールですから、 こちらもすぐに復帰というわけにはいかないようです。


4月22日

加藤、3度目の正直

対ヤクルト戦、広島は初回にヤクルト先発山部投手を攻め、ロペス選手の適時打・ 前田選手の適時打・高山選手の遊ゴロで3点を先制。 5回にも金本選手の5号ソロで追加点。丁寧な投球を見せた先発加藤投手は、 4回に稲葉選手に一発を浴び、 6回無死一二塁のピンチを残して降板。このピンチを高橋建投手が切り抜け、 以後、玉木重・佐々岡投手の必勝リレー。4対1で3連勝。 ヤクルトの連勝を9で止めた。

試合結果

本日のポイントは6回表。金本選手の本塁打で3点差とした直後。 まず、野村選手のよくある悪送球で走者一塁。辻選手への死球で無死一二塁。 ここで、それまで好投の加藤投手をあっさり交代させました。 相手は現在本塁打王の稲葉選手。加藤投手は4回表に一発を浴びています。 交代はちょっと早いのではという気がしましたが、 三村監督は嫌な予感がしたのでしょうね。出てきたのは高橋建投手。 長い間登板していませんでしたが、左肩痛だったそうです。 抜群の直球で2−0と追い込みながら、はずすつもりの(?)直球が甘く入り中前打。 無死満塁、絶体絶命のピンチ。池山選手には0−2から開き直ったか、 外角直球を三球空振りさせて三振。力で押しまくる投球。 続いて代打大野選手。去年、山内投手が満塁弾を打たれたことがありましたっけね。 この打者に対しては変化球攻めをして投ゴロ併殺に抑えました。 ひとつ間違えれば大量失点のところを無失点に抑えたのですから、大きかったです。 高橋建投手、復活か。
先発加藤投手。2試合連続3回KO中だったのですが、 3度目の正直といったところですか。本人の弁によりますと、 直球は走っていなかったそうです。低目を丁寧に突いて活路を見出したようです。 正直、今年は駄目なのかなあと思いかけていたところだったので、 ひと安心です。 やはり先発がある程度抑えてくれるとまともな試合になりますね。
玉木重投手はまずまず。スライダーで秦選手を三振に取った後、吠えてました。 佐々岡投手はいまいち。二人走者を許して、一発で同点の場面を迎えました。 ここはオルティス・飯田選手と調子の出ていない選手で助かりました。 稲葉選手あたりが相手だったら....。
打線は初回に加藤投手を早々と援護。4本の安打と四球で3点。 5回には金本選手の一発で追加点。本塁打王、いけるかも。 しかし、3回無死二三塁で無得点だったのは反省点でしょう。
ヤクルトの連勝を止め、とりあえずホッとしました。 下手すりゃ独走してしまうこともありうるところでしたから。 この3連戦、勝ち越せるといいですね。

ウエスタン中日戦、雨で中止

紀藤投手が先発する予定だったウエスタンリーグ中日戦は雨で中止となった。

紀藤投手のスライド登板があるでしょうね。


4月21日

皆さん、気になっていると思うのですが、 選手が首につけている紐のようなもの。 昨日の「スポーツ元気丸」で池谷さんがおっしゃっていたのですが、 静電気防止のためのものだそうです。あの紐から空中に放電してるんでしょうか? わたしゃ、チーム全体で変な宗教にでも入ったのかと思ってましたよ(笑)。

ペレスが2人?

午前11時から小雨の広島市民球場で練習。 22日からのヤクルト戦で先発が予想される加藤投手はキャッチボールなど軽めの練習。 20日に2号アーチを放った江藤選手は明るい表情。 背番号50のペレス選手が2人。実はユニフォームを寮に忘れたペルドモ投手が ペレス選手にユニフォームを借りたため。

2連勝ということでチーム内は明るいようですね。

紀藤、22日に二軍戦で登板

腰痛の紀藤投手が22日にナゴヤ球場で行われるウエスタンリーグ中日戦に登板する。 5回を予定。「痛みは消えていないが投げられない状態ではない」。

「痛いなら無理するなよ」と普通ならばコメントするところなのですが、 慢性の腰痛のようなので完全に治るということはないのではないでしょうか。 だから少々の痛みならば投げなければならないと。 この登板はそういうことではないでしょうか。

SATOの無責任先発予想

22日から地元広島に首位ヤクルトを迎えての3連戦。 広島の先発は加藤・大野・山内投手でしょうか。 ここは何とか勝ち越してヤクルトの勢いを止めたいですね。
一方のヤクルトの先発はブロス・岡林・田畑投手。 ただし病み上がりの岡林投手が中5日で来るとは考えにくいです。 代わりに山部投手あたりか?

4月20日

また逆転、今度は横山が初勝利!

対中日戦、3回まで好投していた先発澤崎投手は4回表にゴメス選手に3ランを浴び、 先制された。広島はその裏、緒方選手の二塁打・ロペス選手の適時打・ 前田選手の適時三塁打で2点を返した。さらに6回裏に江藤選手が左越えに同点本塁打。 7回裏に金本選手の犠飛で勝ち越し、西山選手の満塁アーチで勝負を決めた。 8回裏にもロペス選手の犠飛で1点を追加。6回から玉木重・横山投手が 中日打線を零封。9対3で2連勝。横山投手はプロ入り初勝利。

試合結果

澤崎・ペルドモ投手に続き、横山投手が初勝利。おめでとうございます。 前回の巨人戦の投球からすれば時間の問題だったように思いますが、 めでたいことです。若手投手がそれなりに出てきて活躍。 いい回転になりつつあります。
横山投手の最大のピンチはいきなり訪れました。 同点の7回表、ヒット2本と四球で二死満塁。 ここで山崎選手を遊ゴロに抑えました。 実はその前の打者ゴメス選手はやばいと思っていたのです。 というのも6回裏の守備で町田選手の三遊間のゴロをファインプレーしていたのです。 先制3ランも打っていましたしね。あの場面でゴメス選手を四球で歩かせたのは、 結果的に正解だったんじゃないかなあ、などと思います。 8回9回はスイスイ抑えました。7回裏に5点が入って勝ち投手になれそうだったので、 精神的に何か変化が起きてマズイことになるんじゃないかと心配したのですが、 杞憂でした。
7回裏の5点。あそこは門倉投手を引っ張り過ぎだったのでは。 3四球で何もせず満塁。金本選手が犠飛で勝ち越し。立浪選手の失策で満塁。 そして西山選手の満塁アーチ。ここ2試合、瀬戸選手が先発マスクだったので、 どうしたのかなと思っていたのですが、別に何でもなかったようですね。 瀬戸選手の好調さに触発されたのか、どでかい仕事をやってくれました。 1点差だったらどうなっていたかわからない展開。一気に勝負を決めてくれました。 花マル。
プロ入り初先発の澤崎投手。3回まではいい投球をしてくれたのですが。 3回までの好投で、4回になって少し色気が出たのでしょうか。 それとも打順がひとまわりして慣れられたのか。鳥越選手に四球。 これが痛かったですね。立浪選手にはいい当たりの左飛。 パウエル選手に安打された後、ゴメス選手にフォークを3ランされました。 5回はヘロヘロ状態でした。3安打を集中されながらも何とか0点。 あそこが限界でしたね。5回裏の打席で代打を出され降板。 いいタイミングだったと思います。 まあ、プロ入り初先発ということを割り引いて考えると、 そこそこといったところでしょう。5回を6安打3四球3三振3失点。
江藤選手が2号同点本塁打。良く打ってくれましたが、 まだまだ出会い頭のような感じ。 低目に変化球を投げられるとクルクルと空振りしているように思います。 スイング自体は鋭いのですが、ちゃんとバットに当たらないんですね。 まだまだ時間がかかりそう。
4回表の中村選手のポール際への打球。明らかにファールでしたね。 しかし三塁塁審は本塁打の判定。判定を覆しファールとした勇気に感心。 それ以上に感心させられたのは中日星野監督の態度でした。 普通、判定が覆されたら猛抗議をしそうなものですが、 審判にひとことふたこと言っただけ。非常に紳士的でしたね。
若手投手が頑張ってくれているので、楽しみが膨らんできましたね。 あとひとりふたり出てきてくれれば....。

黒田が田中に代わり出場選手登録

田中投手が出場選手登録を抹消され、黒田投手が出場選手登録された。

田中投手は残念でした。 黒田投手も初勝利を挙げることができるといいですね。


4月19日

6点差を大逆転!ペルドモ初勝利!

対中日戦、今季初登板の先発田中投手の不調で2回終わって1対7。 広島は3回裏に金本選手の2ラン・相手守備の乱れ・併殺崩れで4点。 4回裏には金本選手の2打席連続2ランで同点。 5回裏二死無走者からロペス選手が勝ち越しアーチ。さらに前田選手が2ラン。 4回表から登板のペルドモ投手が4イニングを無失点の好投。 7回裏には江藤選手の適時打。 佐々岡投手が2点を奪われた直後の8回裏には瀬戸選手が駄目押し2ラン。 13対9で逆転勝ち。勝率を5割に戻した。

試合結果

だははははははは。痛快、痛快。大逆転。ペルちゃんの初勝利。 いやあ、楽しい試合でした。
プロ入り初勝利のペルドモ投手。おめでとうございます。笑いが止まりませんよ。 だはははは。4回を3安打4三振2四球と好投。 こんなに早く勝ってくれるとは。素人投手呼ばわりをした私を許してちょ〜だい。 これで私の中ではペルドモ投手は使える投手の仲間入りです。 甘い考えなのでしょうけどね。ヒーローインタビューでは 「ムイテコンド、ムイテコンド (いい投球ができてチームの勝利に貢献できてうれしいと思います)。 ブエノス、エンベラ.....(長い間野手としての下積みがあって、 野手としてはなかなかチャンスがないと思って、 投手に転向して勝てて良かったと思います)」。 いい加減に訳してない?(笑)
打線は20安打5本塁打13得点と大爆発。 いきなりの6点差をひっくり返しました。1回の1点取った後の二死満塁と、 2回の無死満塁のチャンスを潰した時は「もう駄目じゃ」と思いました。 それがねえ、野球はわからないです。 特に目立ったのは2本塁打の金本選手。 反撃ののろしとなった一発と同点の一発。2本とも左方向への力強い打球でしたね。 そして前田選手。5打数4安打1本塁打3打点。調子が上がってきましたね。
瀬戸選手が先発マスク。5打席4打数4安打1本塁打1四球。 打つ方は文句なしですが、守りの方は今ひとつでした。西山選手、 どうしちゃったのでしょう?
「田中火だるま、2回途中KO」。これが試合の前半で考えた今日の見出しです。 相変らず四球を出しては打たれるというパターンですね。 得意のスローカーブが高目に入っては苦しい。 球速もかなりあるわけですから制球が問題なんですよねえ。 田中投手先発については、 使えるコマを増やすという意味合いを考えると間違っていないと思います。 高橋建投手あたりを使ってもコマが増えるわけではありませんし、 その場しのぎですからね。 極端な話、今日は捨てゲームだったのかなあと思いました。 それにしては5点差で、 勝ちゲームで起用するはずの玉木重投手を起用。 逆に追いつくメドがついた2点差の場面でペルドモ投手。 結果的には成功でしたが、どうもよくわからない采配ではありました。 ブルペンでペルドモ投手の調子が無茶苦茶良かったということなんでしょうかね? 単に投手がいなかっただけ?
最後に佐々岡投手。冷や冷やさせてくれるねえ。8回は肝を冷やしましたよ。 4点差じゃ余裕があり過ぎて良くないのかな?

田中、出場選手登録

田中投手が出場選手登録され、この試合に先発した。

結果は御覧の通りです。1回1/3を5安打3四死球6失点自責点4失策1。 次回の登板があれば中継ぎになるでしょうね。


4月18日

田中が一軍に帯同

田中投手が一軍に帯同している。状態を見て出場選手登録するかどうか決める。

今年は先発ローテに入ってくれるのではと期待していたのですが、 紅白戦・オープン戦と結果を出せませんでした。 一軍でひとつ勝っているわけですから、実力はあるんです。 何とかモノになって欲しいですね。

白井、出場選手登録抹消

白井投手が出場選手登録を抹消された。

結果を出せていませんから仕方ないですね。 代わりに田中投手が登録されるのでしょう。

SATOの無責任先発予想

19・20日と岐阜で対中日2連戦。 広島の先発は高橋建・澤崎投手でしょうか。高橋建投手は中6日で休養充分。 澤崎投手は16日の巨人戦で1イニング投げましたが、その前の登板が12日。 この時は2イニング。17日の巨人戦ではベンチ入りから外れていますし、 プロ入り初先発の可能性は高いと思います。穴は前間投手。 全く投げていないのというのが、その理由。
一方の中日の先発は順番で行くと、前田・門倉投手。 2人とも広島との相性が悪いわけでもありませんし、 素直にこの順で来るのでは。

4月17日

泣くな横山、明日がある

対巨人戦、先発山内投手は松井・杉山・仁志選手に一発を浴び、3回までに4失点。 広島は4回に西山選手の2点適時打、6回に前田選手の2試合連続本塁打、 そして7回にロペス選手の適時打で同点。 しかし5回から登板の好投横山投手が、 8回に松井選手に難しいフォークを右翼席に運ばれ勝ち越された。 1点ビハインドで佐々岡投手を投入する継投も虚しく、4対5で敗戦。

試合結果

横山投手、良かったですね。直球の威力はもちろんのこと、カーブの切れ、 そしてフォークも効果的で、4回を投げ5奪三振。試合を立て直しました。 松井選手に決勝本塁打を打たれたわけですが、 打たれた球は「そりゃないでしょう」といいたくなるような難しい低目のフォーク。 バットのヘッドを利かせた非常にうまい打撃でした。松井選手がうま過ぎました。 敗戦の中で、この横山投手の投球は収穫でした。自信を持っていいと思います。
巨人の先発は斎藤雅投手だと予想しましたが、中5日ではやはり無理でしたか。 ローテの谷間で岡島投手でしたね。 一方、我等がカープの先発は巨人戦9連勝のエース山内投手。 いきなり4点もハンデを与えてしまうとは。せめて2点ぐらいにして欲しかったですねえ。 紀藤・山崎投手の戦線離脱、加藤投手の不調を考えると、 山内・大野投手で確実に勝っていかないと貯金は増えません。 そういったプレッシャーを山内投手が感じてしまったのかも知れませんね。 それでも負け投手にならなかったのは運があるからでしょう。
いきなりの4点のビハインドを打線は良く追いかけました。 前田選手の連夜の本塁打。勝負強いロペス選手の同点適時打。 1度は同点に追いつきましたからね。総得点4点というのは、 それほど打った部類には入りませんが、 展開を考えるとそれなりに評価できるでしょう。 そして最終回の野村選手の飛球。「サヨナラかぁ!」 と思わされましたけどね。惜しかったです。

おまけ:
石田純一さんがやっているニュース番組のミニ野球中継に大野投手がゲスト出演。 オールスターや日本シリーズならばともかく、ペナントレースでは珍しいですね。 山内投手の調子の悪さを指摘していましたし、すぐにでも解説者になれそうです。 って、そりゃ困る(笑)。

ウエスタン情報

試合結果

黒田投手は5回を3失点ながら2安打に抑えています。 まずまずなんでしょうか?


4月16日

ロペス勝ち越し弾!前田駄目押し弾!

対巨人戦、中5日で先発の大野投手は初回、 ルイス選手と広沢選手の適時打で2点を失った。 広島は3回、巨人先発槙原投手を攻め、野村選手の2点同点適時打の後、 ロペス選手が勝ち越し2ランを左翼席へ高々と運んだ。 5回、野村選手の二塁打で槙原投手をKOした後、巨人2番手岡田投手を攻め、 ロペス選手の適時二塁打、江藤選手の適時二塁打、前田選手の今季初アーチで一挙5点。 大野投手は6回を初回の2失点だけに切り抜けた。 玉木重投手が8回に2点を失ったが、最後は澤崎投手が締め、9対4で快勝。 勝率を再び5割に戻した。

試合結果

今日は打線が3回と5回にきれいにつながりましたね。 3回は野村選手の同点適時打。やや外角寄りの球をうまく引っ掛けて中前へ運びました。 そしてロペちゃんの本塁打。やや高く上がり過ぎたかなと思いましたが、 何とかスタンドまで届きました。5回は野村選手がややラッキーな二塁打。 続く緒方選手には送りバント。5回まではバントをやらないんじゃなかったの? とは思いましたが、 3点差をつければ勝ちパターンに持ち込めるという考えだったのでしょう。 そのあたりは臨機応変にやって正解でしょう。で、結局緒方選手は2回バント失敗した後、 四球。ここからがクリーンアップ揃い踏み。まず、ロペス選手が左中間へ適時二塁打。 江藤選手も左中間へ適時二塁打。前田選手は右翼席へ今季1号。 クリーンアップが揃って打てば強いよね。
今季1号の前田選手。高目のボール気味の球をライナーで右翼席へ。 「右へゴロを打つつもりだった。これまで迷いばかりで思い切りがなかった。 これがきっかけになれば」だそうです。昨日悪口を言ったのが聞こえたのか、 やっと打ってくれました。
大野投手。初回に2点を取られた時は昨日の加藤投手のこともありますし、 どうなることかと思いました。結局6回を6安打2四球3三振2失点と、 前回ほど良くはなかったですが、まずまずでしょう。 中5日だったことを考えると良くがんばってくれました。
玉木重投手。今日も四球をきっかけに失点。うむむむむ。
最後は澤崎投手が締めました。てっきり先発に回るもんだと思っていましたが、 勝ちゲームの中抑えでしばらく使っていくつもりみたいですね。 次の中日戦では前間投手あたりが先発をするんでしょうかねえ。 よくわからなくなりました。
不思議なことに、ここまで勝ち負けの経過が去年と全く同じです。 去年と同じならば次の試合は負け。さてどうなることやら。

大野、セ最年長勝利記録

この試合の勝利投手となった大野投手。 セ・リーグの最年長勝利記録41歳7か月を達成した。

おめでとうございます。この記録は今年中に42歳1か月ぐらいまで伸びるでしょう。

野村、1000試合出場達成

野村選手が1000試合出場を達成した。初出場は89年4月9日阪神戦。

おめでとうございます。記念の同点適時打も出ましたし、盗塁も決めました。 今の調子を維持して下さいね。

長谷川、ウエスタン勝利デビュー

試合結果

長谷川投手。開幕一軍入りしていたので、あれっと思うかも知れませんが、 ウエスタンリーグ公式戦初登板です。7回を4安打1失点で勝ち投手。 今の一軍の投手陣の状態ならば、もう1試合ぐらい好投すれば一軍復帰かも。