カープ日記


7月15日

前田先制弾、栗原逆転弾、新井同点弾もまた競り負け

 対横浜戦、2回表に前田選手が横浜先発山口投手から右翼席へ8号先制ソロアーチ。
 しかし2回裏、先発大島投手が村田選手のへ四球と古木選手の中前打で無死二三塁とされ、 内川選手の遊ゴロの間に同点。吉村選手に11号2ランを浴びて2点をリードされた。
 4回表二死無走者から新井・前田選手の連続右前打の後、栗原選手が左越えへ17号逆転3ランを放った。
 しかし5回裏、石井選手の右前打と小池選手への四球で一死一二塁とされ、 金城選手のランエンドヒットが左翼左への2点適時二塁打となって逆転された。 大島投手はここでKO。
 6回表二死、新井選手が牛田投手から左越えへ16号ソロアーチを放って同点とした。
 しかし8回裏、横山投手が吉村選手の左前打の後、 相川選手に左前打となるバスターエンドランを決められて一死一三塁のピンチ。 佐竹投手が代打鶴岡選手をスクイズ警戒で敬遠気味に四球を与えて満塁とした後、 石井選手に中犠飛を打たれて1点を勝ち越された。
 広島打線は7回以降を川村・加藤・クルーン投手に抑えられた。
 5対6で敗戦。広島は2連敗で借金は8。

 試合結果

 追いつ追われつの面白い試合ではありましたが、またも競り負けですね。
 大島投手は5回途中5失点と先発として合格点は出せない結果でした。 2回裏の3点だけに抑えていたら、とりあえず合格だったのですが…。 なかには良い球もあったのですが、四球から失点をしているところを見ると成長の跡が見えませんね。
 中継ぎ投手陣はよく踏ん張っていたのですが、横山投手がちょっとねえ。 相川選手にバスターエンドランを決められた球は真ん中高めの甘い球でしたね。
 打線は前田・栗原・新井選手の3発で5得点。 最近の打線の湿り具合を考えると、よく取った方ではないでしょうか。 その他にもチャンスはありましたが、二死からというのが多くて拙攻とは言い切れない感じでした。

大島が末永に代わり出場選手登録

 末永選手が出場選手登録を抹消され、大島投手が出場選手登録された。

 末永選手は調子を落としたからか攻め方を覚えられたからか、 打てなくなってましたからね。

上村が移籍初スタメン

 上村捕手が8番捕手で移籍初スタメン。3打数無安打だった。

 おめでとうございます。ひょっとするとプロ初スタメンかも知れません。
 チャンスをもらいましたが、好結果は出ませんでした。 リード面については組んだのが大島投手なのでちょっと何とも言えません。

ウエスタン情報

 試合結果

 広島テレビで中継がありました。
 田中投手。内外角へ投げ分けようとする意識、低めへ投げようとする意識は見えました。 首脳陣によると一軍に近い存在だそうです。
 野手では岡上選手。左前打で出塁すると、盗塁・暴投でホームインしました。 いまさらですが、由宇練習場のファールグラウンドは広いですね。

7月14日

大竹、三浦と堂々投げ合う

 対横浜戦、先発大竹投手は初回に石井選手の中前打、金城選手への四球、暴投などで二死一三塁とされ、 古木選手に遊撃適時内野安打されて1点を先制された。
 3回表、横浜先発三浦投手を攻め、森笠選手の右中間二塁打と大竹投手の左前打で一死一三塁とし、 東出選手の二ゴロの間に同点とした。
 大竹投手はその後粘投し、6回裏は無死一二塁から二死満塁となったピンチを切り抜け、6回1失点で降板。 救援投手陣も林・青木・高橋投手が9回までを零封した。
 広島打線は三浦投手を打ちあぐね、9回をわずか5安打に抑えられた。
 そして10回裏。高橋投手が一死から小池選手に右中間二塁打を浴び、 救援した永川投手が2連続四球を与えて一死満塁のピンチ。 広島守備陣は今季2度目の内野5人外野2人のシフトを敷いたが、 永川投手が古木選手に対して暴投してサヨナラ。
 1対2で敗戦。広島の借金は7。

 試合結果

 打てませんでしたね、今日も。3回表も大竹投手のヒットがなかったら得点できてなかったでしょうし。 相手が三浦投手だったので仕方なかったのかな?
 大竹投手は力投しました。2−3が多かったり、四球も5つありましたが、 何とか要所を抑えました。三浦投手を相手に投手戦を演じたわけですから自信にしてもらいたいですね。

7月13日

梵デー!阪神戦連敗止める

 対阪神戦、初回に梵選手が阪神先発オクスプリング投手から左翼ポール際へ5号ソロを放って先制した。
 先発黒田投手は2回裏一死からシーツ・鳥谷・矢野選手の3連打で同点とされた。
 しかし4回表、梵選手の左翼線二塁打と嶋選手の二ゴロで一死三塁とし、 新井選手の中犠飛で1点を勝ち越した。5回表には黒田投手の二塁内野安打とボークで二死二塁とし、 梵選手の左翼線適時二塁打で1点を追加。さらに嶋選手の左前適時打で3点をリードした。
 5回裏、矢野・赤星選手の安打などで二死一三塁とされ、藤本選手の左前適時打で2点差とされた。 7回裏にも矢野選手の右中間二塁打で二死二塁とされたが、代打片岡・代打桧山選手を打ち取った後、 赤星選手にあわや中前打というゴロを打たれたが梵選手が好守備で防いだ。 黒田投手は7回2失点で降板。
 8回表には能見投手を攻め、新井選手の右前打と前田選手の右翼線二塁打で一死二三塁とし、 栗原選手の中犠飛で1点を追加した。
 8回裏は高橋投手が、9回裏は永川投手が抑えて逃げ切った。
 5対2で勝利。広島は連敗を2で止めて借金6。

 試合結果

 梵選手が攻守に大活躍でしたね。初回に先制本塁打。4回表には左翼線二塁打で勝ち越しのホームイン。 5回表には左翼線適時二塁打。そして嶋選手の適時打でホームイン。チーム5得点中、4得点に絡む活躍でした。 守っては7回裏に赤星選手のあわや中前適時打というゴロを横っ飛びで好捕し、一塁をアウトにしました。 8回裏には藤本選手のあわや内野安打という三遊間へのゴロを好守備で刺しました。 まさに「梵デー」でした。
 黒田投手。矢野選手ひとりにやられてしまったという感じでしたが、7回2失点と期待通りの好投。 完投を狙うかと思いましたが、「いっぱいいっぱい」だったそうで。 次回は多分中4日ですしね。8勝目。
 救援投手陣も高橋・永川投手が阪神打線を零封。投手交代で流れが変わることもあるので、 ちょっと心配でしたが、きっちり抑えてくれました。

7月12日

藤川の連続無失点止めるも2連敗

 対阪神戦、2回表にプロ初先発阪神中村泰投手を攻め、新井選手の四球とボーク、 前田選手の右前打で無死一三塁の大チャンス。しかし緒方選手の遊ゴロ併殺の間に1点を先制したのみ。
 先発佐々岡投手は3回裏に藤本選手の左前打で二死一塁とされ、金本選手に中越えへ12号逆転2ランを浴びた。 6回裏にもシーツ選手に中越えへ12号ソロを浴びて2点差とされた。佐々岡投手は6回3失点。
 8回裏には横山投手が金本選手に通算350号ソロを浴びて3点差とされた。
 広島打線は5回まで中村泰投手をとらえきれず、 その後、安藤・ウィリアムス投手とつながれて8回までを抑えられた。 ようやく9回表に藤川投手を攻め、栗原選手の右前打と前田選手の中前打などで二死二三塁のチャンス。 暴投で1点を返して藤川投手の連続無失点を47回2/3で止めたがそこまで。
 2対4で敗戦。広島は2連敗で借金7。

 試合結果

 藤川投手の連続無失点を止めて少しだけ溜飲は下げましたが…。
 阪神の先発はローテの谷間でプロ初先発の中村泰投手。 早い回で潰さないといけないところでしたが、逆にプロ初勝利を献上してしまいました。
 佐々岡投手は6回を3失点。金本・シーツ選手の元カープコンビにやられました。 金本選手には0−3から狙い打ちされましたね。しかし先発としては及第点の出来でしょう。
 横山投手は金本選手に被弾。最近、花火師になってしまっていますね。 この一発がなければ最終回はもっと面白くなっていたのですが…。
 明日はとにかく3連敗だけは避けなければなりません。 いくら黒田投手が好投しても打線が打たなければ勝てません。打線の奮起を期待します。

ウエスタン情報

 試合結果

 同点の8回裏に小島・小山田投手が3失点して敗戦。

7月11日

6投手継投2失点で抑えるも5連勝ならず

 対阪神戦、先発広池投手は2回裏二死無走者から鳥谷・矢野選手の連続二塁打で1点を先制された。 4回裏には林投手が鳥谷選手の右前打をきっかけに二死三塁とされ、 福原投手に左前適時打を浴びて2点差とされた。しかし広島投手陣は6投手の継投でこの2失点のみ。
 広島打線は6回まで阪神先発福原投手に毎回安打を浴びせたが散発で無得点。 ようやく7回表に栗原選手の右中間二塁打と嶋選手の中前打、倉選手の犠打で一死二三塁のチャンス。 代打緒方選手の二ゴロの間に1点を返して1点差に迫った。
 しかし8回表9回表をウィリアムス・藤川投手に完璧に抑えられた。
 1対2で敗戦。広島の連勝は4で止まり、借金6。

 試合結果

 ローテーションの谷間で誰が先発するかわかりませんでしたが、 先発したのは2004年8月25日以来の広池投手。 ただしわずか2回で予定通り降板ということで「先継ぎ」としての起用でした。 その後、短いイニングで投手継投を行い、6投手でわずか2失点 (失点の仕方が「二死無走者から」と「投手に打たれて」と悪かったですが)。 フェリシアーノ投手あたりのイチかバチかの先発起用ではなく、 こういったローテの谷間の埋め方もあるんですね。
 ローテの谷間でボロ負けしても仕方ない試合でよく接戦に持ち込んだという気もしますが、 せっかく投手陣が踏ん張ったのに勝てなかったのはもったいないという気もします。 そういう意味で打線が不発だったのが痛かったです。 得点する7回表の前の6回表までも毎回安打でしたが、連打がなくチャンスを広げることができませんでした。 7回表もせめて同点までは持って行きたかったですね。
 せっかく連勝して借金もかなり減らしてきていますから、とにかく連敗しないように明日頑張ってください。

青木が移籍初登板

 青木投手が6回裏に移籍初登板し、3者凡退に抑えた。

 移籍初登板おめでとうございます。球威はそれほどではないですが、制球がなかなか良かったように思います。

ウエスタン情報

 試合結果

 終盤5点差を追いついて引き分け。山田選手が4安打。山本芳選手が3安打2本塁打5打点の活躍。 ロマノ投手が救援で2回無安打無失点。

7月10日

SATOの無責任先発予想

 11日から甲子園で阪神3連戦、横浜で横浜3連戦、神宮でヤクルト3連戦。 オールスター前の試練の9連戦。
 4連勝で勢いが出てきたところですが、 ダグラス投手とベイル投手が抜けたローテ事情最悪の状況で9連戦を迎えてしまいました。 広島の先発は谷間1・佐々岡・黒田・大竹・谷間2・谷間3・佐々岡・黒田・ベイル投手と予想します。 最後のベイル投手ですが、回復していなければ大竹投手となります。
 阪神戦の1戦目2戦目は中4日で佐々岡・黒田投手が行けるのですが、 9連戦中は全員が中4日で回らなければなりませんし、黒田投手はここで中4日で行くと、 4試合連続で中4日ということになってしまいます。 ですので、1戦目にあえて谷間を持ってきます。フェリシアーノ投手が候補です。 そこでフェリシアーノ投手の出来が良ければ、谷間3でも投げてもらいます。 その他、谷間2と谷間3の先発候補としてはロマノ・大島投手を挙げておきます。 高橋投手の登板間隔が開いているのも少し気になります。
 阪神の先発は福原・オクスプリング・下柳投手と予想します。
 先発投手陣の状況を考えるとこの9連戦は1つでも勝ち越せれば御の字というところですが、 せっかく連勝中ですので、 1つでも多く勝ち越してオールスターまでの前半戦を締めたいです。

ミッキーが球宴に登場

 ベースボールドッグのミッキーくんが21日に神宮球場で行われるオールスターゲームに登場することが決まった。

 安定した仕事ぶりのミッキーくん。球場が変わったらどうなるでしょうか。 ちょっとドキドキです。

7月9日

東出歓喜のサヨナラ打!巨人を3タテ

 対巨人戦、2回裏に巨人先発西村投手を攻め、 新井選手の三ゴロ敵失と前田選手の二塁内野安打で無死一二塁のチャンス。 ここで栗原選手が中堅左へ16号先制3ランを放った。
 先発大竹投手は4回表に2連続四球を出すなどしたが要所を締めて6回まで無失点の好投。 しかし7回表に高橋由選手に右前打された後、アリアス選手に1号2ランを浴びて1点差に迫られた。 大竹投手は7回4安打2失点。
 8回表を広池投手が3人で抑えた後、9回表は永川投手でなく横山投手が登板。 しかし先頭李選手に右中間へ27号ソロを浴びて同点とされた。
 9回裏は豊田投手の前にあっさり二死無走者とされたが、 代打井生選手が左前打した後に盗塁を決めて二死二塁のチャンス。 ここで東出選手が中前適時打してサヨナラ。
 4対3で今季初のサヨナラ勝利。広島は今季初の4連勝、今季初の同一カード3連勝で借金5。

 試合結果

 まさか二死無走者からサヨナラに持っていくとはビックリです。 巨人抑えの豊田投手から、いつもは脇役系の井生選手と東出選手の2人で1点をもぎ取りました。 東出選手は見事なピッチャー返しでした。プロ入り初のサヨナラ安打ですね、たぶん。 井生選手もヒットの後、盗塁を決め、中堅手がかなり前にいたにもかかわらず二塁からよく返りました。
 大竹投手は7回2失点の好投。しかし逃げ切りに失敗して2勝目ならず。残念でした。 7回表はボールが先行してしまったのが痛かったですね。
 打線は栗原選手がいきなりの3ラン。自己新の16号。 しかしその後追加点が取れなかったのが苦戦の原因となりました。
 なぞその1。3番中堅手で浅井選手がスタメン。しかも1回表にいきなり森笠選手に交代。 (答え)浅井選手は体調不良で欠場。高橋尚投手が先発する可能性もあったので、偵察要員として起用。
 なぞその2。9回表に永川投手でなく横山投手を起用。(答え)永川投手の4連投を避けた。 延長に入って結局永川投手投入とならなくて良かったです。
 なぞその3。9回裏に井生選手が盗塁を決めた後に一塁に戻った。 (答え)アウトと勘違いしてベンチに戻る途中で一塁コーチに止められた。 二塁塁審がタイムをかけてくれていて助かりました。 サヨナラの立役者の井生選手でしたが、その直前であわや超ボーンヘッドになるところでした。
 ついに今季初の4連勝。今日の勝ち方は本当に強いと言える勝ち方ではありませんでしたが、 粘りは出てきましたし、攻撃に足が使えるようになってきているのは大変良い傾向だと思います。 オールスターまでにあと1つでも3つでも5つでも借金を返して欲しいですね。

ベイルに代わりフェリシアーノが出場選手登録

 ベイル投手が出場選手登録を抹消され、フェリシアーノ投手が出場選手登録された。

 結局抹消になってしまいましたか。他に先発投手がいないので、 フェリシアーノ投手がどこかで先発しそうですね。

7月8日

ベイル急遽降板に救援投手陣一丸!4位浮上

 対巨人戦、初回に巨人先発内海投手を攻め、梵選手の右前打と新井選手の中前打で二死一三塁とし、 前田選手の右翼線適時二塁打で1点を先制した。
 2回表までわずか1安打で上々の立ち上がりだった今季初先発のベイル投手は左内転筋の張りで降板。 救援した林投手が3回表に阿部選手の二塁打と内海選手の犠打で一死三塁とされ、 木村拓選手の左犠飛で同点とされた。
 しかし6回表に梵選手が右中間三塁打し、栗原選手の中犠飛で1点を勝ち越し。 この飛球を高橋由選手が落球して無死二塁のチャンス。新井選手の二ゴロと前田選手の死球で一死一三塁とし、 緒方選手の二ゴロの間に1点を追加して2点差とした。
 投げては中継ぎ投手陣が好投。4回以降8回までを林・佐竹・長谷川・横山投手がわずか1安打で零封。 9回表は永川投手が代打小関・二岡・李選手を3者連続三振に抑えた。
 3対1で勝利。広島は3連勝で借金6。4位に浮上した。

 試合結果

 ベイル投手が思わぬ形で2回で降板。内海投手は最近安定感が出てきていますから、 これは分が悪いなと思ったのですが、勝ってしまいました。
 第一の勝因は救援投手陣の踏ん張りですね。 急遽登板した林投手は立ち上がりに1失点しましたが、今季最長の3イニングをこの1失点のみ。 佐竹投手は李選手の死球を与えましたが、あとは完璧に抑えて今季初勝利。 長谷川投手は走者一塁で一発出れば同点の場面でアリアス選手とディロン選手を抑えました。 横山投手は清水選手に安打されましたが、木村拓選手をきっちり併殺に抑えてセットアップの役割を果たしました。 永川投手はカウントを悪くする場面もありましたが、3者連続三振。3試合連続セーブで11セーブ目。
 打で目立ったのは梵選手。3打数3安打1四球1盗塁。初回は右前打して先制のホームイン。 6回裏は右中間三塁打で決勝のホームイン。見事なリードオフマンぶりでした。 打率も.288まで上昇して3割も射程圏内に入ってきました。
 6回裏の攻撃では栗原選手の犠飛、新井選手の進塁打、緒方選手の二ゴロの間の得点と、 地味ながら良い攻撃ができたのではないでしょうか。
 これでついに4位浮上。明日はこの勢いで今季初の4連勝をお願いします。

ベイルが左内転筋の張りで降板

 先発したベイル投手は2回表終了時に左脚内転筋に張りを覚え、3回表の投球練習時に降板した。

 「痛みでなく張り」ということで大事を取っての降板ということなのですが、 次回いつ登板できるようになるか心配ですね。 せっかく大型連勝できそうな雰囲気になってきているのですが、 ローテからダグラス投手とベイル投手が抜けるとなると苦しいです。

7月7日

黒田力投!栗原逆転弾!4位浮上目前!

 対巨人戦、先発黒田投手は初回に清水選手への四球と新井選手の失策で無死一二塁とされ、 一死後、李選手に右中間適時二塁打を浴びて1点を先制された。
 広島打線は1回裏にすぐさま反撃。巨人先発上原投手を攻め、東出選手の中前打と梵選手の犠打で一死二塁とし、 二死後、新井選手が右前適時打して同点。
 しかし3回表、清水選手の中前打をきっかけに二死二塁とされ、 李選手に左翼左へ適時二塁打されて1点をリードされた。
 4回裏、一死から前田選手が中前打し、栗原選手が左翼席へ15号2ランを放って逆転。 7回裏には森笠選手が右中間へ3号ソロを放って3点差とした。
 黒田投手は4回以降立ち直り、8回までを2安打に抑えた。 9回裏は永川投手が先頭二岡選手に四球を与えたが、李・高橋由・アリアス選手を3連続三振に抑えた。
 4対2で勝利。広島は2連勝で借金7。4位巨人にゲーム差なしと迫った。

 試合結果

 黒田投手は2試合続けての中4日での登板。本当にタフですね。 立ち上がりは今ひとつの出来で、李選手1人にやられた形ですが、 8回までをわずか2点に抑えてくれました。7勝目で勝ち星が先行しました。
 永川投手。先頭二岡選手に四球を許してしまい、一発で同点の場面。 李・高橋由・アリアス選手という一発のある打者が続いて、手に汗握らせてくれましたが、 見事3者連続三振に抑えてくれました。10セーブ目です。
 打線は巨人のエース上原投手を相手に4得点。黒田投手を援護しました。 1点を追う初回は最近勝負強い新井選手が同点適時打。 自らの失策が失点につながっていただけに燃えていたようです。 再び1点を追う4回裏には栗原選手が逆転2ラン。弾丸ライナーが左翼席へ突き刺さりました。 これで自己最多タイの15号。とどめは7回裏に森笠選手が右中間へソロアーチ。 貴重な追加点となりました。
 これで巨人とはゲーム差なし。追いついたというよりも巨人が落ちてきたという方が正しいですね。 順位はひとつでも上の方が気分がいいので、このまま一気に抜き去って欲しいです。

ダグラスが右肘痛で登録抹消

 5日のヤクルト戦での登板後に右肘違和感を訴えたダグラス投手。 広島市内の病院で検査を受けた結果、「右肘尺側手根屈筋付着部炎で安静加療10日間」と診断された。 ダグラス投手は出場選手登録を抹消された。

 復帰してきたと思ったら今度は右肘ですか。オールスター明けに戻ってきてくれれば良いですが…。 お大事に。
 これでまた先発投手が足りなくなってしまいました。代わりの先発投手を誰にするか、頭が痛い問題ですね。

青木が出場選手登録

 青木投手が出場選手登録された。

 ウエスタンでここ5試合を自責点0と安定しています。短いイニングの中継ぎが役割ですね。

7月6日

廣瀬攻守に活躍!逆転で3タテ阻止

 対ヤクルト戦、先発佐々岡投手は初回に青木選手への死球の後、岩村選手に13号先制2ランを浴びた。 3回表にも石井一・青木選手の連打とリグス選手への死球で無死満塁とされ、 岩村選手の二ゴロ併殺崩れの間に1点。ラミレス選手の中犠飛で4点差とされた。 なおもラロッカ選手への四球で二死一二塁とされ、宮出選手に左翼後方への大飛球を打たれたが、 廣瀬選手が好捕した。佐々岡投手はその後は踏ん張り6回4失点。
 広島打線は4回裏に反撃。ヤクルト先発石井一投手から栗原選手が右越えへ14号ソロを放って3点差。 5回裏には倉選手の左前打と佐々岡投手の犠打で一死二塁とし、東出選手の中前打と好走塁で二三塁のチャンス。 梵選手が右前適時打して2点差に。二死後、新井選手が右中間へ2点適時二塁打して同点とした。 さらに廣瀬選手が中前適時打して1点を勝ち越した。
 しかし7回表から登板した横山投手が8回表二死からラロッカ選手に17号ソロを浴びて同点とされた。
 そして8回裏、松井投手を攻め、廣瀬選手の左前打の後、 嶋選手のエンドランが左前打となって代走松本選手が三進。井生選手が四球を選んで無死満塁のチャンス。 ここで代打緒方選手が代わった高井投手から右犠飛を上げて1点を勝ち越した。 なおも一三塁から代打前田選手の二ゴロが併殺崩れとなる間に1点を追加して2点差とした。
 9回表は永川投手があっさり二死としたが、青木選手に5号ソロを浴びて1点差とされた。 しかしリグス選手を三振させた。
 7対6で勝利。広島は連敗を2で止めて借金8。

 試合結果

 3回終了時点で4点差。今年のカープは3点差以上の点差での逆転勝ちがないそうなので、 こりゃ駄目かなと思っていました。ところが4回裏に栗原選手の本塁打で反撃ののろしを上げると、 5回裏には5安打を集中して逆転してしまいました。
 そのままあっさり勝てないところが今のカープらしいところで、ラロッカ選手の本塁打で同点。 これでこの3連戦、 「先制されて逆転するも再逆転負け」というパターンにハマッてしまうかと嫌な予感がしました。
 ところが直後に2点を挙げて勝ち越し。先頭廣瀬選手の出塁、嶋選手のエンドラン成功、 井生選手の選球眼、緒方選手の意地の勝ち越し犠飛、前田選手の詰まった二ゴロ、 井生選手が3フィートラインオーバーでないという二塁塁審の判定。 最終的に1点差に迫られたことを考えると、いずれのプレーも大きかったですね。
 ヒーローインタビューは廣瀬選手。5月11日以来の出場、5月10日以来のスタメン。 3回表には宮出選手のあわやレフトオーバーという飛球を好捕するファインプレー。 5回裏には一時は勝ち越しとなる中前適時打。8回裏には左前打で勝ち越し点につながる出塁。 昨日まで緒方選手が精彩を欠いていただけにスタメン定着へ大きなアピールとなりました。 これからも今日のような活躍をお願いします。

ウエスタン情報

 試合結果

 6点ビハインドの8回裏に4点を返して猛追するも届かず。小島投手が2番手で今季初登板。

7月5日

ダグラス3発被弾、復帰登板飾れず

 対ヤクルト戦、股関節痛から復帰の先発ダグラス投手が 2回表にラロッカ選手に16号先制ソロアーチを浴びた。
 広島打線は4回裏にヤクルト先発館山投手を攻め、東出・梵選手の連打で無死一二塁とし、 一死後、新井選手の遊ゴロがイレギュラー安打となって左前に転がった。 この当たりで一塁走者梵選手が判断よくホームインして逆転した。
 しかし5回表、宮出選手の左前打の後、米野選手に5号逆転2ランを浴びた。 二死後、青木選手の二ゴロを東出選手が失策し、リグス選手に19号2ランを浴びて3点差とされた。 ダグラス投手は5回途中5失点KO。
 その後は長谷川・林投手がヤクルト打線を抑えたが、広島打線の安打も散発でチャンスを広げられず。 9回表に高橋投手が3安打と梵・栗原選手の失策などで3失点して駄目押しされた。
 2対8で惨敗。広島は2連敗で借金は今季最多タイ9。

 試合結果

 復帰登板となったダグラス投手。丁寧に投げていたようですが、球威不足だったようです。 故障した部位が気になっていたのでしょうか。
 内野手4人が全員失策(失策と記録するにはかわいそうな当たりもありましたが)。 そのうち3つが失点に直結しています。
 トホホな試合の中、4回裏に見せた梵選手の走塁は見事でした。左翼手ラミレス選手の緩慢な動きを見るや、 ワンヒットで一塁から一気にホームイン。これからもこういう抜け目のない走塁をお願いします。

ロマノ・福井に代わりダグラス・長谷川・廣瀬が出場選手登録

 ロマノ投手と福井選手が出場選手登録を抹消され、ダグラス投手、長谷川投手、廣瀬選手が出場選手登録された。

 ロマノ投手は前回の登板で四球を連発して印象が悪かったですからね。 福井選手はベンチのムードメーカーとして頑張ってくれていましたが、 打撃成績の方は今ひとつでした。

7月4日

スタメン落ち嶋が意地の一発

 対ヤクルト戦、先発大竹投手は初回に一死からリグス・岩村選手の連打されたが、 岩村選手の走塁ミスで二死三塁とした。しかしラミレス選手の時、暴投で1点を先制された。 2回表には米野選手の一塁線を破る二塁打で一死二塁とされ、二死後、 藤井投手に右中間適時二塁打されて2点差とされた。
 2回裏、新井選手が藤井投手から左中間へ15号ソロを放って1点差に迫った。
 大竹投手はその後粘投し、4回表二死一二塁、5回表二死満塁のピンチを切り抜けて、 5回2失点で降板した。
 広島打線は5回裏二死無走者からこの試合スタメン落ちした代打嶋選手が右翼席へ11号ソロを放って同点。 さらに東出選手の中前打と梵選手の左前打で二死一三塁とし、栗原選手が左前適時打して1点を勝ち越した。 なおも一三塁のチャンスだったが、新井選手が救援した坂元投手に空振り三振に抑えられた。
 6回表からはベイル投手が登板。二死としたが、代打志田選手の三ゴロを新井選手が失策した後、 青木選手に右越えへ適時二塁打を浴びて同点とされた。 7回表には一死からラミレス選手とラロッカ選手の連続右前打で一三塁とされ、 宮出選手の中前適時打で1点を勝ち越された。ベイル投手は3回2失点。
 広島打線は6回裏以降、松井・高津・木田投手の前にわずか1安打に抑えられて得点できなかった。
 3対4で敗戦。広島の連勝は2でストップ。借金8。自力優勝の可能性が消滅した。

 試合結果

 5回裏二死。大竹投手の代打嶋選手の本塁打で同点。東出・梵・栗原選手の3連打で鮮やかに逆転。 このまま逆転勝ちしていれば大竹投手も勝ち投手になれて万々歳だったのですが…。
 ベイル投手。味方の失策、ポテンヒット2本など不運な面はありましたが、ピリッとしませんでした。 制球が甘く、広島市民球場だったら本塁打になっていた当たりも2〜3本ありました。 次回の登板は先発になりそうですが、今日のような調子だと不安がありますね。
 新井選手は1点差に迫る15号弾。しかし5回裏の押せ押せのチャンスで凡退した後、 6回表には同点につながる失策。悪い流れを作ってしまいました。
 嶋選手はスタメン落ち。しかし代打で意地の一発を放ちました。 ただしこれまでも印象に残る一打をちょくちょく打ちながらも、それが続かず安定感がありませんでした。 今度こそ復調のきっかけにしてもらいたいですね。

黒田・永川・東出が球宴出場

 サンヨーオールスターゲームの監督推薦選手が発表され、全陣容が決まった。 広島からは黒田投手、永川投手、東出選手が監督推薦で選出された。
 黒田投手は「成績が伴ってなかったんで、正直選ばれて嬉しいなという気持ちの方が強いですね。 ファン投票でもたくさんの票を入れていただいたんで、本当に気持ちの入った良い対決をして、 またファンの人に喜んでもらえるようなピッチングをしたいなと思います。 清原さんとか本当にパワーのあるバッターと対戦して、打たれても抑えても良い対戦をしたいなと思います」。
 永川投手は「やっぱり3年前はプロに入って初めてだったので、その時はすごく感激したのを憶えてますけど。 せっかく選んでもらったので、 広島のファンの皆様に「カープも出ているぞ」というところを何か印象に残るプレーが できれば良いなと思っています」。
 初出場の東出選手は「自分には本当縁のないものだと今まで思っていたので、 テレビで見るものだと思っていたので、まさか自分が出るとは思わなかったんで。 今まで本当にガムシャラに、去年までちょっと辛い思いをしたんで、 そのただガムシャラさだけでやっているんで、どういうところが評価されているのかわかんないんですけど、 ただ本当選んでいただいたということは自分の中でもすごい自信になりますしね。 やっぱ野球人としてはすごい誇りなことだと思うんで。 その場の雰囲気を楽しんで、たぶん精一杯緊張してベンチでウロウロしたいですね」。
 両リーグの出場選手は以下の通り:

    セ・リーグ
 投 手 川上憲伸(中日)
     藤川球児(阪神)
     クルーン(横浜)
     岩瀬仁紀(中日)
     朝倉健太(中日)
     三浦大輔(横浜)
     石川雅規(ヤクルト)
     木田優夫(ヤクルト)
     内海哲也(巨人)
     黒田博樹(広島)
     永川勝浩(広島)
 捕 手 古田敦也(ヤクルト)
     矢野輝弘(阪神)
     阿部慎之助(巨人)
 内野手 シーツ(阪神)
     藤本敦士(阪神)
     小久保裕紀(巨人)
     鳥谷敬(阪神)
     村田修一(横浜)
     岩村明憲(ヤクルト)
     二岡智宏(巨人)
     イ・スンヨプ(巨人)
     東出輝裕(広島)
 外野手 福留孝介(中日)
     金本知憲(阪神)
     赤星憲広(阪神)
     アレックス(中日)
     青木宣親(ヤクルト)

    パ・リーグ
 先 発 松坂大輔(西武)
     菊地原毅(オリックス)
     馬原孝浩(ソフトバンク)
     小林雅英(ロッテ)
     斉藤和巳(ソフトバンク)
     涌井秀章(西武)
     平野佳寿(オリックス)
     吉井理人(オリックス)
     武田久(日本ハム)
     八木智哉(日本ハム)
     福盛和男(楽天)
 捕 手 里崎智也(ロッテ)
     日高剛(オリックス)
 内野手 小笠原道大(日本ハム)
     本間満(ソフトバンク)
     今江敏晃(ロッテ)
     川崎宗則(ソフトバンク)
     西岡剛(ロッテ)
     福浦和也(ロッテ)
     松中信彦(ソフトバンク)
     中島裕之(西武)
     カブレラ(西武)
     フェルナンデス(楽天)
 外野手 SHINJO(日本ハム)
     柴原洋(ソフトバンク)
     谷佳知(オリックス)
     森本稀哲(日本ハム)
 D H 清原和博(オリックス)

 東出選手、黒田投手、永川投手、オールスター出場おめでとうございます。

大島が出場選手登録抹消

 大島投手が出場選手登録を抹消された。

 もう1回チャンスがあるかと思いましたが…。ダグラス投手が上がってくるにせよ、 1試合谷間が…。雨が埋めてくれるか。

永川がJA全農Go・Go賞受賞

 永川投手が6月のJA全農Go・Go賞(救援賞)を受賞した。 永川投手は6月に7セーブ、1救援勝利、1ホールドを挙げた。

 おめでとうございます。

6月月間MVP発表

 6月の月間MVPが発表された。セは中日の佐藤充投手と巨人の李選手、 パは西武の涌井投手とソフトバンクの松中選手。

 おめでとうございます。

7月3日

惜しい!球宴ファン投票最終結果で次点が3人

 サンヨーオールスターゲームファン投票の最終結果が発表された。 広島からの選出はなし。黒田投手、栗原一塁手、前田外野手がいずれも次点だった。 両リーグのファン投票選出選手は以下の通り:

    セ・リーグ
 先 発 川上憲伸(中日)
 中継ぎ 藤川球児(阪神)
 抑 え クルーン(横浜)
 捕 手 古田敦也(ヤクルト)
 一塁手 シーツ(阪神)
 二塁手 藤本敦士(阪神)
 三塁手 小久保裕紀(巨人)
 遊撃手 鳥谷敬(阪神)
 外野手 福留孝介(中日)
     金本知憲(阪神)
     赤星憲広(阪神)

    パ・リーグ
 先 発 松坂大輔(西武)
 中継ぎ 菊地原毅(オリックス)
 抑 え 馬原孝浩(ソフトバンク)
 捕 手 里崎智也(ロッテ)
 一塁手 小笠原道大(日本ハム)
 二塁手 本間満(ソフトバンク)
 三塁手 今江敏晃(ロッテ)
 遊撃手 川崎宗則(ソフトバンク)
 外野手 SHINJO(日本ハム)
     柴原洋(ソフトバンク)
     谷佳知(オリックス)
 D H 清原和博(オリックス)

 カープの選手は次点が3人。特に黒田投手は川上投手とわずか1300票差と、非常に惜しかったです。
 全体を見ると成績があまり反映されていなくて「あれれ」と思う部分が例年通り多々あるのですが、 人気投票なので仕方ないですね。
 監督推薦では、黒田投手、ダグラス投手、佐々岡投手、永川投手、新井選手、栗原選手、 東出選手あたりが候補で、このうちから何人選ばれるかですね。

SATOの無責任先発予想

 4日からヤクルト3連戦、倉敷で1試合、広島で2試合。続いて広島で巨人3連戦。 計6連戦。
 広島の先発は大竹・谷間・佐々岡・大島・黒田・大竹投手と予想します。 谷間の先発には故障が治っていればダグラス投手(谷間でなくなります)、 無理ならばロマノ投手あたりでしょうか。
 ヤクルトの先発は藤井・丸山貴・石井一投手でしょうか?
 最悪の状態を脱したヤクルト・巨人が相手ですが、 連勝の勢いで一気に借金を減らしたいですね。

7月2日

黒田3安打完封!新井均衡破る決勝弾!2連勝!

 対中日戦、先発黒田投手と中日先発マルティネス投手との投手戦。 7回表、新井選手が右越えへ14号ソロアーチを放って均衡を破った。 8回表には二死無走者から東出選手の一塁前へのセーフティバントが内野安打となり、 盗塁で二死二塁のチャンス。ここで梵選手が中前適時打して2点差とした。梵選手は本塁への送球の間に二塁へ。 続く栗原選手も左前適時打して3点をリードした。
 黒田投手は内外角を投げ分けて好投。最大のピンチは6回裏二死二塁で、ウッズ選手を投ゴロに抑えた。 結局9回をわずか3安打に抑えて三塁を踏ませず、今季2度目の完封勝利。
 3対0で勝利。広島は2連勝で借金は7。

 試合結果

 黒田投手が素晴らしい投球でした。今日も味方の援護がなかなかない中、根気良く中日打線を抑えていきました。 こういう時はとにかく先制を許さないことが大事で、それを見事にやってのけました。 黒田投手が今日のようにほぼ自力で勝ち星を増やしていけば、 打線にも「黒田投手の時に打たねば」という妙なプレッシャーがなくなって、 自然と援護も増えていくでしょう。次の試合もこの調子でお願いします。
 捕手は石原選手。黒田投手の好投を引き出しました。 黒田投手といえば倉選手がコンビを組むことが当然のようになっていましたが、 倉選手でなければ駄目ということはないことが証明されましたね。 これからは打撃の調子やチームの戦いの流れなど、 コンビを組む投手との相性以外の要素での捕手起用が増えてきそうです。
 打のヒーローは新井選手。 序盤にマルティネス投手攻略のチャンスを逃して黒田投手を援護できないという重苦しい雰囲気の中、 見事な一発を右翼席へ運びました。4番の仕事でしたね。
 さらに嬉しかったのは8回表の攻撃。二死となって無得点だなと思っていたら、 東出選手のバント安打、盗塁、梵選手の中前適時打で鮮やかに1点。 バックホームの間に梵選手が二塁へ行ったのが生きて、栗原選手の適時打でさらに1点。 こういう足を使った抜け目ない攻撃ができるとチームは強くなります。
 首位中日を相手に6月4日6日以来の連勝。今節の上位2チームとの互角の戦いに、 またしても「ひょっとして強くなった?」と思っているのですが、 これがぬか喜びにならないよう、次節も頑張ってもらいたいですね。

7月1日

打線粘り腰、最終回栗原が決勝打!

 対中日戦、初回に中日先発山本昌投手を攻め、梵・栗原選手の連打で一死一三塁とし、 新井選手の三塁適時内野安打で1点を先制。 さらに5月4日以来スタメンの緒方選手が左中間へ2点適時二塁打を放って幸先良く3点を奪った。
 しかし1回裏に先発大島投手が森野・井端選手の安打で一死一三塁とされ、 ウッズ選手に右越えへ18号3ランを打たれて同点。 3回裏にも荒木・井端選手の連打で無死一二塁とされ、ウッズ選手の右前適時打で1点を勝ち越された。 アレックス選手への四球で無死満塁とされ、立浪選手の中犠飛で2点差とされた。 大島投手は4回5失点KO。
 粘る広島は6回表に栗原選手が左中間へ13号ソロを打ち込んで1点差に。 二死後、嶋選手の中前打の後、井生選手が左中間適時二塁打して同点に追いついた。
 しかし6回裏にロマノ投手が山本昌投手への四球、森野選手の左前打、荒木選手への四球で一死満塁のピンチ。 救援した林投手が井端選手に押し出し死球を与えて1点を勝ち越された。 しかし続くピンチではウッズ選手とアレックス選手を抑えた。
 粘る広島は7回表に東出選手の遊撃内野安打で一死一塁のチャンス。 救援した鈴木選手から梵選手が左前打して一二塁とした後、 栗原選手のエンドラン崩れが重盗となって二死二三塁のチャンス。 ここで新井選手が右越えへ2点適時二塁打を放って逆転した。
 しかし8回裏、広池投手が代打高橋光選手の左前打と森野選手の犠打で一死二塁。 荒木選手を三振させたが捕逸で振り逃げされて一死一三塁のピンチ。 救援した永川投手が井端選手の遊ゴロ併殺崩れの間に1点を失って同点とされた。
 粘る広島は9回表、平井投手を攻め、一死から東出選手が投手内野安打し、二死後、 栗原選手が左中間適時二塁打して1点を勝ち越した。
 9回裏は永川投手が3人でピシャリ。
 8対7で勝利。広島の借金は8。

 試合結果

 打線がよく粘りました。取られても取り返し、取られても取り返し。 走者を出した回で得点できなかったのは5回表だけでした。 これだけ拙攻感の少ない試合も珍しいです。
 投手陣も大島・ロマノ投手に問題があっただけで、 以降の林・広池・永川投手は好投といって良いでしょう。
 明日は久々の連勝が見たいですね。

大島が小山田に代わり出場選手登録

 小山田投手が出場選手登録を抹消され、大島投手が出場選手登録された。

 野手が抹消になるかと思っていましたが、小山田投手が抹消ですか。
 大島投手は出来が良くなかったですね。四球連発ということはなかったですが、 ストライクとボールがはっきりしており、ストライクは真ん中付近に集まっていました。 将来への投資という意味でローテの谷間での先発はありだと思いますが、 正式にローテ入りというのはまだ厳しそうです。今年中に何とか一本立ちしてくれるとありがたいのですが。