カープ日記


10月15日

ディアスが入院中の子供達を慰問

 ディアス選手が家族とともに広島市中区の広島市民病院を訪れ、 小児科病棟に入院中の子供たちを励ました。自らの本塁打で獲得したスラィリー人形10体をプレゼント。 ある男の子は「すごい有名な選手だし、嬉しいです」。 ディアス選手は「ホームランでもらった人形が役に立って、子供達の笑顔が見れたのが嬉しい。 来年もこのようなことができるように頑張りたい」。

 ディアス選手、いいひとだ〜。来年も頼むぞ〜。

コスモス情報

 試合結果

 9回表に松本選手が逆転3ランを放って勝利。松本選手は3試合連続本塁打と絶好調ですね。

セ理事会開かれる

 セ・リーグ理事会が開かれ、来季も延長12回打ち切り引き分け再試合なしの試合方式で行うことを決めた。 勝ち数優先の優勝決定方式と途中順位表については11月19日の監督会議での意見を参考にして決める。 また今年の上位3チームが2003年の開幕権を得たことが確認された。

 勝ち数1位チームと勝率1位チームのプレーオフに関してはおそらく変わらないものと思われます。
 広島は4位に終わりましたが、来年は全国各地でのセパ同時開幕ということで、広島市民球場で開幕戦が行なわれます。  

10月14日

FA有資格選手公示

 コミッショナー事務局からFA有資格選手が公示された。 広島では佐々岡・西山・野村・緒方・前田選手。

 この5選手はFA権を持ったまま行使していません。おそらく今年も行使しないと思います。

コスモス情報

 試合結果

 終盤に松本・福地・甲斐選手の本塁打などで6点を挙げて逆転勝ち。 甲斐選手はウエスタンでも本塁打がなく、これが初本塁打です。おめでとうございます。
 コスモスリーグの情報は、カープの対戦相手の球団の公式ページに行くと、比較的詳しく載っています。 観戦された方の個人ページや掲示板への書き込みなども貴重な情報です。

10月13日

山本監督がオーナー報告と今季の総括

 山本監督ら一軍スタッフが広島市民球場を訪れ、松田オーナーに今季終了の報告を行なった。 オーナーからは「来年を楽しみにしている」と声をかけられたという。
 その後の記者会見で山本監督は「開幕から140試合まで気を抜けない戦いをやったというのは、 プラスになるのではないかという気がします。貯金が3つということで、 最低ラインという5割を達成したというのと、 選手個人とすればトータルではそこそこよくやった方じゃないかという気がしますね。 開幕当初、もちろん優勝を狙って戦いに入ったわけですが、結果的に4位になったということで、 当然目標は優勝なんですが、戦っている中でまだまだ足りないところがあるなというのが終わってみてからの感想、ありますね。
(投手陣について)軸になる投手が、終わってみれば黒田・高橋建と2ケタ勝利、 長谷川が出てきた、というので明るい見通しができたというのはありますね。 黒田にしても高橋建にしても夏場に1か月以上勝てない時期があったし、 1年間通してローテーションというのはなかなか難しい面もあるし、 その中でも結果的に2ケタ勝ったというのは、この2人にとっては、 自信にもなるんじゃないかという気がしますね。 長谷川も来年につながる9勝になって欲しいというのかね、 来年以降の戦い方にもそういった長谷川の頑張りが必要になってきますよね。 中継ぎ陣も玉木・菊地原という投手が中心となってね、総合的な防御率も3.82、 去年4.4ぐらいでしょ、そういう意味では投手陣はすごくよく踏ん張ったなという気がしますね。 投手陣は防御率を去年の成績より少しでも少なくする、この方針から言えば、 投手力はかなりの進歩ではないでしょうかね。
(野手について) 打線全体はよく頑張ったと思いますよ。やはり故障者がいて打線を固定、 なかなかできなかったんですけどね。後半はかなり固定したメンバーで戦えましたんでね。 1年間やって、投手も同じなんですけど、オーダーをあまりいじらないで済むのがやはり優勝を争うんですよね。 特に金本が1年通して4番を打って全イニング出た。 彼の頑張り、強靭な肉体というか、これは大したもんだな、 自覚を持った4番打者に成長してるなという気がしますね。 ディアスは5月以降の成績というのは、ディアス本人にとっても満足のいく成績じゃなかったかなと思いますけどね。 ロペスも3割30本、この両外国人打ってるんですけど、 前半にもう少しいいところで打ってくれてたらなというのが、 ロペスに対してはありますね。(木村拓と東出について) この両選手とも2割6分ぐらいだったかな、去年より打率も下がっているんですが、 もう少し確実性、木村拓が120いくつ三振しているんじゃないかな、 これが一番の問題でね。120いくつも三振する選手をトップバッターにとは ちょっと考えられないわけでね。これがひとつの課題ですね。 (新井について)将来的にはやはりクリーンナップを打てる力を持っていると思うし…、 まあ、まだまだやることはたくさんあると思いますね。 打撃ひとつを取っても名前と一緒じゃいかんし、守備はもっと課題があるわけです。 全て、精神面も含めて、やることが多くあります。
(守りについて)当初の目標が防御率を昨年より少なくする、 もうひとつが守備のミスを少なくするということでした。 記録にあるエラーが去年より増えている。もっと記録に現れないミスというのが当然あるわけです。 これがものすごく大きく勝ち負けに影響しているわけです。 1つのミスで点を取られて、そのミスで流れも変わり、 ムードも悪くなるというのが今シーズンです。 これだけミスが多いとなかなか優勝できない。一番大事な守りというのをまず強化しないと。 来年以降の戦いの中で最初にやることがこれですね。 だからこれが、守りをしっかりするというのが秋のキャンプの最大の課題になってくるでしょう 」など話した。

 今年は手探りという面が多々あったと思います。戦力が整ってきていますので、 来年再来年は山本監督の勝負師としての真価が問われると思います。

2外国人投手獲得へ

 松田オーナー代行は新外国人投手2人を獲得する方針を明らかにした。

 投手は何人いてもいいですからね。特に左の中継ぎができる投手がぜひ欲しいところです。

コスモス情報

 試合結果

 7回裏に苫米地投手が澤井選手の3ランなどで一挙6失点。

10月12日

逆転3位ならず4位で全日程終了

 広島は今季最終戦をヤクルトと戦い、8対10で敗戦。 チーム成績は140試合68勝65敗7分勝率.511。 3位の横浜に1勝及ばず、4位(率順3位)で2001年ペナントレース全日程を終了した。

 あと1勝で3位だったということで「あの阪神戦、誤審で引き分けになったのが痛い」とか、 シーズンを振り返るといろいろ思ってしまいます。 「去年までの順位付けだと3位だった」というのも負け惜しみになってしまうんでしょうね。 ま、今年は勝率5割を越えましたし、投手陣のレベルアップもありました。 来年は今年以上の成績が狙えると思います。選手やスタッフ、ファンのみなさん、今年もお疲れ様でした。 そして私のとりとめのない文章に付き合ってくださったみなさん、ありがとうございました。

4発で猛追も…

 対ヤクルト最終戦、先発黒田投手は2回表にラミレス選手に28号ソロを浴びて先制を許した。 土橋・石井一選手の安打で二死一二塁とされ、飯田選手の投手強襲の当たりが二塁内野安打になり、 これをディアス選手が二塁へ悪送球して1点を追加された。さらに宮本選手に適時打を浴びて3点目。 黒田投手は飯田選手の打球を右掌に当ててこの回限りで降板。 3回表に野村選手がヤクルト先発石井一投手から右越えへ9号2ランを放って1点差としたが、 3回裏に横山投手が四球と2安打で無死満塁とされ、土橋選手の遊ゴロの間に1点を追加された。 5回裏にはラミレス選手に29号2ランを浴びて4点差とされた。 6回裏には酒井投手が1四球1安打で無死一二塁とされ、菊地原投手が78試合目、日本タイ記録となる登板。 稲葉選手の犠打の後、ペタジーニ選手に右中間適時二塁打を浴びて6点差とされた。 8回表に石井弘投手を攻め、金本選手の左越え24号ソロと一死満塁からの緒方選手の右犠飛で4点差としたが、 その裏、小山田投手が度会・ラミレス選手に適時二塁打を浴びて再び6点差とされた。 Aクラス入りへ最後の執念を見せる広島は9回表に高津投手を攻め、金本選手が右中間へ25号2ラン。 新井選手が左越えへ18号2ランを放って2点差に迫ったが、反撃もそこまで。8対10で敗戦。 広島の連勝は3でストップ。

 試合結果

 勝てば3位だったのですが…。残念です。
 序盤は拙守の連続でした。失策と記録されたのはディアス選手の悪送球だけでしたが、 東出選手に2つ、新井選手にも1つありました。 守備力の強化は投手力の強化とともにここ数年の懸案事項ですが、今年も解決できませんでしたね。
 黒田投手の降板は誤算でしたが、中継ぎ投手陣も試合を締めることができませんでした。 打線の追い上げがあっただけにダラダラと失点し続けたのがもったいなかったです。 成長した投手陣に今年の集大成を見せてもらいたかったのですが…。
 打線は4本塁打で7得点するなど8点を取りました。決してあきらめない広島野球は見せてもらいましたが、 走者がたまっている時に1本出ていればもう少し得点できていたのになあと思いました。 最終回は奇跡が起きそうな雰囲気を感じたのですが…。

菊地原、78試合登板日本タイ記録達成

 菊地原投手が6回裏に登板。シーズン78試合登板で元西鉄の稲尾投手に並ぶ日本タイ記録を達成。 セ・リーグ新記録。菊地原投手は「打たれても使ってくれた首脳陣に感謝している。記録は素直に嬉しい」。

 おめでとうございます。できればピシャリと抑えて記録達成に花を添えたかったところでした。

黒田、打球を右手に受けて降板

 黒田投手は2回裏に飯田選手の投ゴロを捕ろうとして打球を右掌に当てた。 この回は投げ切ったものの、ハレがあり、感覚がなくなってきたため、大事を取って3回表の打席で代打を送られた。

 結果的には黒田投手がいつもの調子で投げていれば勝てていた試合でした。 立ちあがりは制球が甘く痛打を浴びていましたが、今年の黒田投手は試合途中から立ち直ってくれることがありますから、 負傷降板は痛かったです。お大事に。

ロペス&ディアス、揃って3割30本

 ロペス選手とディアス選手が揃って3割30本塁打をクリアした。 同一球団の2外国人選手が3割30本を同時にクリアしたのは1980年ロッテのリー選手とレオン選手以来史上2回目。 ロペス選手は15日、ディアス選手は16日に帰国する。

 立派な成績を残しました。来年は今年以上の活躍を期待します。

セ全日程終了

 セ・リーグの全日程が終了した。最終順位は以下の通り:
順位 チーム名 試合数 勝率 ゲーム差 率順
1 ヤクルト 140 76 58 6 0.567 - 1
2 巨人 140 75 63 2 0.543 3.0 2
3 横浜 140 69 67 4 0.507 8.0 4
4 広島 140 68 65 7 0.511 7.5 3
5 中日 140 62 74 4 0.456 15.0 5
6 阪神 140 57 80 3 0.416 20.5 6

 タイトルホルダーは以下の通り:

最優秀防御率 野口 茂樹(中) 2.46
最多勝利   藤井 秀悟(ヤ) 14勝
最多奪三振  野口 茂樹(中) 187
最優秀救援  高津 臣吾(ヤ) 37SP
最優秀中継ぎ 木塚 敦志(横) 28.4RP
首位打者   松井 秀喜(巨) .333
最多本塁打  ペタジーニ(ヤ) 39本
最多打点   ペタジーニ(ヤ) 127点
最多安打   石井 琢朗(横) 171本
最多盗塁   赤星 憲広(神) 39
最高出塁率  ペタジーニ(ヤ) .466

 各選手、おめでとうございます。来年は広島の選手にたくさんタイトルを獲ってもらいたいですね。

湯布院キャンプメンバー発表

 17日から24日まで大分県湯布院町で行なわれるリハビリキャンプのメンバーが発表された。
監督
山本
投手
菊地原、黒田、鶴田、佐々岡、長谷川、高橋、横山、玉木、小山田
捕手
瀬戸、西山
内野手
野村、新井
外野手
木村拓、町田、浅井、金本
なお、山本監督と一部選手は途中合流。緒方・前田選手は足の治療に専念するため、 東出選手はW杯合宿に参加するために不参加。

 日程上、東出選手の不参加は仕方ないとはいえ、一度疲れを抜かないと拙いような気がしますが…。

コスモス情報

 試合結果

 田中・佐竹・林投手がロッテ打線を1点に抑えて勝利。

10月11日

山本監督400勝!Aクラス入りへ王手!

 対ヤクルト戦、広島は2回表にヤクルト先発ホッジス投手を攻め、金本・ロペス選手の長短打で無死一三塁とし、 新井選手の左前適時打で1点を先制。さらに瀬戸選手の敵失などで二死満塁とし、捕逸で2点目。 3回表にはディアス選手が左越えへ32号ソロ。金本選手の四球とロペス選手の二塁打で無死ニ三塁とし、 新井選手が左翼線へ2点適時二塁打を放って5点差とした。 先発長谷川投手は3回裏に四球の飯田選手を二塁に置いて稲葉選手に適時二塁打を浴びた。 4回裏には古田選手の安打の後、岩村選手に17号2ランを浴びて2点差とされた。 しかし広島は5回表にニューマン投手を攻め、二死二塁から新井選手の左前適時打で1点を追加。木村拓選手の中前打で一二塁とし、 瀬戸選手の遊撃適時内野安打で4点差とした。7回表には島田投手から四球の金本選手が盗塁と捕逸で三塁へ進み、 新井選手が左前へ4打席連続適時打を放ち5点差とした。 7回裏に代打代田選手への四球と盗塁で一死二塁とされ、飯田選手の中前適時打で4点差とされた。 宮本選手の年間犠打数日本タイ記録となる犠打で二死二塁とされたところで投手は菊地原投手に交代。 菊地原投手は稲葉選手を三振に抑えて年間試合登板セタイ記録に花を添えた。 8回表には前田投手を攻め、代打緒方選手が中前打した後、代走岡上選手が盗塁。二死二塁から東出選手が中前適時打。 ディアス選手の中前打と金本選手の四球で満塁とし、代打町田選手が左越えへ9号満塁弾を放ち、9点差とした。 8回裏に小林投手が岩村選手の18号ソロで1点を失ったが、9回裏は酒井投手が締めた。 13対5で大勝。広島は3連勝で今季初の貯金4。横浜が中日に負けたため、残り1試合で3位へ王手をかけた。 山本監督は監督通算400勝を達成。

 試合結果

 山本監督、監督通算400勝おめでとうございます。今年中にぜひ401勝を挙げてください。 そして来年終了時には480勝ぐらい挙げてくれていると嬉しいです。
 打線が爆発しました。今季最多の21安打。13得点。特に新井選手は4打席連続適時打を含む5安打5打点の爆発でした。 いつからこんなにチャンスに強くなったのか、びっくりでした。
 野村選手。私の計算が正しいとすると最終規定打席到達まであと4打席です。 今日の試合で6打席回ってきたのは大きいですね。1番打者ですから完全試合を食らうか、 雨でコールドゲームになるか、途中退場しない限り、明日の試合で必ず4打席回ってきます。 9月後半から1番打者に固定したのは規定打席に到達させてあげようという首脳陣の配慮だったのかも知れませんね。
 長谷川投手は今ひとつの出来だったようですが、打線の強力な援護で9勝目。 最後にひとつ勝っただけでもオフを迎える気持ちは全然違うでしょう。 負けっぱなしだと、もう勝てないのではないかと思ってしまうかも知れませんからね。 来年はぜひ2ケタ勝利を挙げてもらいたいです。
 中日が横浜に勝ってくれたため、明日の今季最終戦に勝てばAクラス入りとなります。 山本監督の親友・星野監督が最後に置き土産をしてくれたというところでしょうか。 ぜひ明日勝って4年ぶりのAクラス入りを決めて欲しいと思います。 先発は黒田投手でしょうね。Aクラス入りのプレッシャーがかかる中、エースであることを証明してくれることを期待します。

菊地原、年間試合登板セ・リーグタイ記録達成

 菊地原投手が7回裏に登板。元阪神の福間投手の持つシーズン最多登板77試合のセ・リーグ記録に並んだ。

 ここまで来ると(普通はここまで来ないのは言うまでもありません)意図的にできそうな記録ではあるのですが、 自然な流れの中で達成できて良かったと思います。 二死二塁のピンチでの登板で、失点していれば3点差になって、試合がどうなるかわからなくなるところでした。 しかしこんなにたくさんの試合で良く投げましたよ。おめでとうございます。

町田、通算代打満塁本塁打日本タイ記録達成

 町田選手が8回表に前田投手から代打満塁本塁打を放った。これで通算代打満塁本塁打は4本となり、 オリックスの藤井選手の持つ日本記録に並んだ。

 おめでとうございます。試合を完全に決定付ける一打でした。

10月10日

ヤクルト戦、雨天中止

 神宮球場で行われる予定だったヤクルト戦は雨のため中止となった。

 シーズン終了が1日延びました。

10月9日

SATOの無責任先発予想

 10日から神宮でヤクルト2連戦。これで今季は終了です。
 広島の先発は長谷川・黒田投手と予想します。 ヤクルトの先発は石井一・ホッジス投手でしょうか。 横浜の試合結果に左右されるとはいえ、Aクラス入りがかかっていますので、 ぜひ連勝してもらいたいですね。
 今回で今年の「無責任先発予想」は終了します。 カープのローテがある程度確立されたこともあって、 今年はまずまずの的中率だったような気がしています。 来年またお会いしましょう。

コスモス情報

 試合結果

 8回表一挙4点で逆転勝ち。

10月8日

高橋10勝達成!5年ぶりシーズン勝ち越し!

 対阪神最終戦、広島は3回裏にプロ初先発の阪神藤田投手を攻め、野村選手の四球と東出選手の中前打で無死一三塁とし、 ディアス選手が左翼席へ31号3ランを運んで先制。 4回裏には中前打の瀬戸選手を二塁に置いて、野村選手が右中間へ8号2ランを放って追加点。 藤田投手をKOした。5回裏には谷中投手を攻め、ロペス選手の三塁線二塁打などで二死三塁とし、 木村拓選手の左中間適時二塁打、瀬戸選手の中前適時打で7点をリードした。 先発高橋投手は直球・変化球のコンビネーションが良く、内野ゴロの山を築いた。 完封ペースだったが、8回表に2安打1四球で一死満塁とされた後、赤星選手に右犠飛を打たれて1点を失った。 9回表は左肩脱臼から復帰の佐々岡投手が1安打されたが、無失点に抑えた。 7対1で快勝。高橋投手は待望の10勝目。広島は2連勝で5年ぶりのシーズン勝ち越し。 地元最終戦を飾った。

 試合結果

 球場でのカープ観戦も今季はこれが最後。 高橋投手が好投。ディアス・野村選手が効果的な一発。最後は緒方選手、前田選手、佐々岡投手が出場するサービスもあり、 大変満足できる試合をやってくれました。
 高橋投手が念願の10勝目を達成。おめでとうございます。 前々から1年間ローテを任せれば10勝できる力があると言われていましたが、ついにやってくれましたね。 今季も夏場に調子を落として一時期救援起用されることもありましたが、ほぼ1年間ローテを守りました。 この経験を生かして、来季は最多勝を狙えるような一段上の投手を目指して下さい。
 ディアス選手は2試合連続弾。0−3から高めの直球を豪快に左翼席へ運びました。 正直なところ、今季ここまでやってくれるとは思いませんでした。 5月に本塁打を量産した時は一時的なものかも知れないと思っていましたが、最後までよく打ってくれました。 カープ打線に必要不可欠な選手になりましたね。
 瀬戸選手は3安打猛打賞。2回裏の安打は3回裏の攻撃を1番からにするものでしたし、 4回裏の安打は野村選手の2ランを呼びました。5回裏は適時打ということでいずれも意味あるヒットでした。 もちろん守りでも高橋投手の好投を引き出しました。
 東出選手。今日はたくさんゴロを処理しました。良い練習になったでしょう。無失策でした。
 これで5年ぶりの年間勝ち越しを決めました。これで第一目標をクリア。 去年までと比較して、チーム成績として大きな前進だと思います。あとはAクラス入りですが、 横浜が負けませんねえ。とにかく残り2試合を勝って、横浜の結果を待つしかありません。

佐々岡が復帰登板

 左肩脱臼で戦列を離れていた佐々岡投手が出場選手登録された。 9回表に登板し、濱中選手に中前打されたが後続を抑えた。

 試合開始前にベンチ入りメンバーの紹介があるのですが、佐々岡投手の名前があったことに全く気付いていませんでした(^^;。 今季絶望だと思っていたので、9回表に出てきた時にはビックリしてしまいました。出てくるからには大丈夫なのでしょう。 直球のMAXは142キロぐらいだったと思います。これであと2/3に迫っていた規定投球回数をクリアしました。

主催試合観客動員100万人達成

 この試合の観客動員は1万6000人。これで今季広島の主催試合の観客動員が100万人となった。

 100万ピッタリですか…。来年は優勝争いをして大幅に観客動員数を増やしたいですね。

鶴田が出場選手登録抹消

 鶴田投手が出場選手登録を抹消された。

 今季はもう登板予定がないからでしょう。

コスモスリーグ開幕

 コスモスリーグが開幕した。広島は湘南と対戦したが、4対4の4回終了時点で雨天のためノーゲームとなった。

 石橋選手が活躍したようです。自由契約になった伊与田選手が出場しているそうです。

イチロー、首位打者と盗塁王に

 米大リーグシアトルマリナーズのイチロー選手はア・リーグの首位打者(.350)と盗塁王(56個)を獲得した。

 大リーグである程度はやれると思いましたが、まさか首位打者まで獲ってしまうとは。すごいです。

10月7日

祝!酒井が好救援でプロ初勝利

 対阪神戦、広島は初回に阪神先発井川投手を攻め、一死から東出・ディアス選手の連打で一二塁とし、 金本選手の中前適時打で先制。ロペスが中前適時打、新井が右翼線適時二塁打で続き、いきなり3点を挙げた。 2回裏には東出選手の左前打とディアス・金本選手の四球で一死満塁とし、ロペス選手の左犠飛で1点を追加した。 4回裏にはディアス選手が左中間へ30号ソロ。さらに金本選手の四球とロペス選手の左翼線安打で無死一三塁とし、 新井選手の遊ゴロ併殺の間に1点を追加した。 先発鶴田投手は2回表に吉田浩・カツノリ選手の連打で無死一三塁とされ、藤本選手の二ゴロの間に1点を返された。 3回表には赤星・今岡選手の長短打で1失点。この回を投げ切ってマウンドを降りた。 4回表からは酒井投手が救援登板。6回までを1安打無失点におさえたが、 7回表に赤星選手の中前打と濱中選手への四球で一死一二塁とされ、今岡選手に中前適時打を浴びて3点差とされた。 このピンチは小林投手が連続三振で切り抜け、8回表も抑えた。 9回表は小山田投手が3人でピシャリ。6対3で勝利。酒井投手は嬉しいプロ入り初勝利。 広島は貯金を2としてシーズン勝ち越しへあと1勝とした。

 試合結果

 酒井投手、プロ入り初勝利おめでとうございます。2点差で、楽な場面での登板ではありませんでしたが、 堂々とした投球でした。今季積み上げてきた自信が初勝利という結果となってあらわれましたね。 そしてこの勝利がまた自信を生んで行くでしょう。 初のお立ち台で、失点してしまったことに対する反省の弁も述べるあたり、なかなかしっかりした若者ですね。
 小林投手は7回表にピンチで好火消し。最近安定感がありますね。 昨日打たれてしまった小山田投手は9回表を3人でピシャリ。5セーブ目です。
 先発の鶴田投手は今ひとつの調子でした。制球が悪かったようですね。 悪いなりに抑えていて5回ぐらいまでは投げるかなと思っていたので、3回裏に代打が出た時はちょっとビックリしました。
 阪神の先発は最優秀防御率のタイトルを狙う井川投手。 攻略が難しいかなと思っていましたが、東出・ディアス・金本・ロペス・新井選手の見事な5連打であっさり3点を先制しました。 井川投手にタイトルへのプレッシャーがあったのでしょうか。
 ディアス選手はついに30本塁打。ロペス選手は100打点。2人揃っての3割30本へ、 あとは打率3割キープですね。
 昨日活躍した岡上選手の出番はありませんでした。尻に火のついた東出選手は2安打1盗塁の活躍。 失策はありませんでしたが、危ない送球がありましたね。
 この勝利で今季勝ち越しへ王手をかけました。3位になるには横浜が負けてくれなくてはなりませんが、 こちらの目標は自力で達成できます。明日勝って5年ぶりの年間勝ち越しを決めて欲しいですね。

10月6日

小山田救援失敗

 対中日最終戦、先発横山投手は2回表に大豊選手への四球と蔵本選手の左前打で一死一二塁とされ、 柳沢選手に中前適時打を浴びた。この打球を木村拓選手が後逸して2点を先制された。 広島打線はプロ入り初先発の小笠原投手に3回までパーフェクトに抑えられていたが、 4回裏に野村選手がプロ通算150号アーチをバックスクリーンへ運んで1点差とした。 6回表に福留選手に14号ソロを浴びて再び2点差にされたが、 その裏、代打町田選手の中前打の後、代走岡上選手が盗塁と暴投で三塁へ進み、 東出選手の代打緒方選手が左中間へ8号2ランを放ち同点。 両軍の救援投手陣が踏ん張り、試合は延長戦へ。 11回表、菊地原投手が立浪選手に左前打。一死後、小山田投手が大西選手への四球と蔵本選手の三ゴロで二死ニ三塁とされ、 代打ショーゴー選手に中前適時打を浴びて2点を勝ち越された。 粘る広島はその裏、岩瀬投手から福地選手が四球を選んだ後、新井選手が落合投手から左前打して一死一二塁。 木村拓選手が左前適時打を放ち1点差に。暴投で二三塁となって代打前田選手は敬遠されて一死満塁。 しかし代打森笠選手と野村選手が凡退してあと一歩及ばなかった。4対5で敗戦。広島は貯金1。

 試合結果

 11回裏は惜しかったですね。1点差で一死満塁。一打出ればサヨナラのチャンスでした。 森笠選手の打球はもう少し詰まっていれば右前適時打、伸びていれば右犠飛になっていたんですけどね。
 小笠原投手はプロ初先発。中日としては育成目的で先発させたのではないでしょうか。 ここまで良い投球をされるとは思いませんでした。野村選手と緒方選手、ベテラン選手の一発でなんとか同点にしました。
 小山田投手は決勝打を浴びてしまいました。2−3から甘い球が行ってしまいましたね。 しかしそれよりも、大西選手への四球が痛かったです。 まあ、いろいろと経験して立派な抑え投手になってもらいたいと思います。
 東出選手に代打が送られました。守備のミスでは交代させない山本監督も、 打てないと見ると代打を送ることはこれまで何度かありました。 オールスター直後に東出選手がスタメン落ちした時も打撃不振が原因でしたしね。 代わりに遊撃に入った岡上選手が良いところを見せましたので、遊撃のポジション争いが面白くなってくるかも知れません。 山本監督は東出選手について「これからは岡上と競り合ってほしい」とコメントしています。
 主催試合観客動員100万人突破が微妙になってきました。私の集計ですとあと2万8000人です。 シーズン最後だから見に行こうという人がどれだけいるか。今日の土曜日で8000人しか入らないというのは予想外でした。 残り2試合で1試合平均1万4000人入るかどうか。

祝!野村が150本塁打達成

 野村選手が4回裏に小笠原投手からプロ入り通算150号本塁打を放った。

 おめでとうございます。区切りの1本が来年に持ち越しにならなくて良かったです。

岡上がプロ入り初安打

 この日出場選手登録された岡上選手が7回裏に正津投手から左前打を放ち、プロ入り初安打を記録した。

 おめでとうございます。 守備では遊撃に入り、10回表には左前へ抜けようかという井端選手のゴロを横っ飛びで好捕。 捕った後も素早く立ちあがって一塁へ良い送球をしました。首脳陣へは良いアピールになったはず。 ひょっとすると明日スタメンがあるかも?

佐竹、出場選手登録抹消

 佐竹投手が出場選手登録を抹消された。

 1度も登板機会がないままでした。残り試合が少なくなって投手は足りているということでしょう。 8日からコスモスリーグが始まりますので、そちらで頑張れということかも知れません。

ヤクルト、セ優勝決定

 ヤクルトが横浜を下し、セ・リーグ優勝を決めた。

 なかなか決められませんでしたが、ついに決めました。おめでとうございます。

西武、ファーム日本一

 ファーム日本選手権が行なわれ、西武が阪神を5対0で下してファーム日本一になった。

 おめでとうございます。

10月5日

エース黒田が今季9度目の完投勝利

 対中日戦、広島は3回裏に中日先発山本昌投手を攻め、野村選手の内野安打とディアス選手の四球などで二死一二塁とし、 金本選手が中越えへ23号3ランを叩き込んで先制。 4回裏には木村拓選手の左翼線二塁打の後、瀬戸選手が中越えへ1号2ランを放って5点差とした。 先発黒田投手は直球主体の投球で好投。5回表と7回表に東出選手の失策絡みで満塁のピンチを作ったが、抑え切った。 完封目前の9回表に蔵本選手にプロ1号2ランを浴びて3点差とされ、さらに二死一三塁のピンチを作ったが逃げ切って完投。 5対2で勝利。広島は貯金2。

 試合結果

 黒田投手。完封ペースだったのですが最終回が惜しかったですね。少しバテたのかな。 5回表と7回表は味方の守備のミスからピンチが広がりましたが、 そこをきっちり抑えて味方のミスを帳消しにするあたりがエースですね。これで今季9度目の完投勝利です。
 金本選手は中越えへ弾丸ライナーの先制3ラン。シュートを狙い打ったそうです。 序盤で調子に乗せてしまうと手強い山本昌投手だっただけにこの先制パンチは大きかったです。
 瀬戸選手は8月19日以来のスタメンマスク。直球主体のリードで黒田投手の好投を引き出しました。 打っては今季初本塁打を中堅左へ放つなど2安打の活躍。 木村一選手の台頭で出番が少なくなっていましたが、きっちりアピールしました。
 東出選手はまた2失策。2つ目の失策は処理するのが難しいゴロではありました。 しかしこれだけ続いても交代させない山本監督は我慢強い人ですね。

パ・リーグ全日程終了

 パ・リーグの全日程が終了した。最終順位は以下の通り:
順位チーム試合勝率
1近   鉄14078602.565-
2ダイエー14076631.5472.5
3西   武14073670.5216.0
4オリックス14070664.5157.0
5ロ ッ テ14064742.46414.0
6日本ハム14053843.38724.5


個人タイトルは以下の通り:
  防御率1位  ミンチー (ロ) 3.26
  勝率1位   田之上慶三郎(ダ) .650
  最多勝利   松坂 大輔(西) 15勝
  最優秀救援  ペドラザ (ダ) 38SP
  最多ホールド 吉田 修司(ダ) 19
  最多三振奪取 松坂 大輔(西) 214
  首位打者   福浦 和也(ロ) .346
  最多安打   小笠原道大(日) 195本
  最多本塁打  ロ ー ズ(近) 55本
  最多打点   中村 紀洋(近) 132点
  最高出塁率  中村 紀洋(近) .434
  最多盗塁   井口 資仁(ダ) 44

 去年までカープにいたミンチー投手が初タイトルですね(負け数が多いですが…)。おめでとうございます。

10月4日

東出くん、またやっちゃった

 対横浜最終戦、先発長谷川投手は初回に中根選手の7号3ランと谷繁選手の19号ソロで4点を先制された。 広島は1回裏に横浜先発バワーズ投手を攻め、東出・ディアス選手の連打と金本選手の敵失で一死満塁とし、 ロペス選手の遊ゴロ併殺崩れの間に1点。新井選手の中前適時打で2点差に迫った。 さらに木村拓選手の四球でバワーズ投手を早々とKOした。 2回裏には谷口投手からディアス選手が29号2ランを放って同点。 3回裏には中前打の木村拓選手が2つの内野ゴロで三塁へ進み、野村選手が遊撃適時内野安打を放って1点を勝ち越した。 しかし長谷川投手はピリッとせず、4回表に代打田中一選手に四球を与えた後、石井琢選手に右中間へ適時三塁打を浴びて同点。 続く金城選手の高いバウンドの投ゴロが適時内野安打となって勝ち越された。 その裏、ロペス選手が神田投手から右越えへ32号ソロを放って同点。 そして7回表、小林投手が種田選手の中前打と盗塁、谷繁選手への敬遠四球で二死一二塁のピンチ。 ここで小川選手の遊ゴロを東出選手が適時失策して1点を勝ち越された。 さらに代打相川選手の遊ゴロも東出選手が適時失策して2点差とされた。 広島打線は横浜救援投手陣に5回以降を零封された。6対8で敗戦。広島の連勝は3で止まり貯金は1。 4位に後退した。

 試合結果

 東出選手の失策はこれで25。昨年の失策数に並んでしまいました。続けて失策してしまう悪い癖がまた出てしまいました。 守備にまだまだ自信がないために、ひとつの失敗を「たまたま」と思えないのでしょう。 ひとつ失敗するとまた失敗するのではないかと萎縮してしまうのでしょうね。 エラーしても「下手な俺を使う監督が悪いんだ」ぐらいの開き直りで、思い切ってプレーしてもらいたいです。
 長谷川投手は初回にいきなり4失点。4回にも2失点。首脳陣は6回途中まで交代を我慢しましたが、 立ち直れませんでした。規定投球回数へは9回2/3ということで、あと1試合の登板では完投してもクリアできません。 8月31日に8勝目を挙げた時には10勝は確実だと思ったのですが、以来足踏み状態。 あと1試合の登板では当然10勝には到達できません。
 打線はいきなりの4点ビハインドをあっさりはね返しました。しかし中盤以降は勢いがなくなってしまいましたね。 8回裏無死一二塁のチャンスで無策だったのは残念でした。
 ディアス選手は30号の大台へあと1本。これからはこれまで以上に打席で力が入るかも。

山崎ら7選手が自由契約に

 広島球団は山崎健投手、島崎毅投手、佐藤康幸投手、小畑幸司捕手、佐藤裕幸内野手、伊与田一範内野手、 福良徹外野手を自由契約にしたと発表した。

 山崎投手。連続完封で「ドクター0」と呼ばれた時は将来エースになってくれると思ったのですが…。 先発や中継ぎで貢献してくれました。
 島崎投手。パのホールド王も力の衰えは隠せませんでした。カープでは1度も一軍登板がないままでした。
 佐藤康投手。左投手不足というチーム事情でもっと出番があるかと思いましたが、 球威のなさが問題だったのでしょうか。
 小畑捕手。三村監督時代は第3の捕手の座についていましたが、レギュラーを狙えるところまでは行きませんでした。
 佐藤裕選手。巨人と近鉄を経て広島へ復帰。守備力はそれなりにあったと思いますが、 打力が少し足らなかったように思います。
 伊与田選手。コスモスリーグの参加メンバーの中に名前があったので戦力外ではないと思ってました。ビックリです。 これからまだまだ伸びるのではないかと思っていたのですが…。
 福良選手。怪我に泣きました。
 各選手に新しい職場が見つかることを祈ります。

ドミニカアカデミーから来日の4選手を発表

 広島球団はドミニカカープアカデミーから秋季キャンプに参加する4選手を発表した。 バレラ投手(21)、マテオ投手(19)、ラミーレス投手(20)、カストロ外野手(23)。いずれの選手も右投右打。

 いずれの選手も馬力のある選手のようですね。

ブリトーが5日に帰国

 ブリトー選手が5日にドミニカ共和国へ帰国する。来季の契約は未定。

 長打力があるので確実性が上がれば一軍を狙えるのですが。

10月3日

Aクラス争い天王山に先勝

 対横浜戦、先発高橋投手は2回表に中根選手に四球を与えた後、谷繁選手に17号2ランを浴びて先制された。 広島は3回裏に横浜先発杉本投手を攻め、高橋投手の中前打、野村選手の四球、東出選手のバント安打で無死満塁のチャンス。 ディアス選手の三ゴロ本塁併殺で二死ニ三塁となった後、金本選手が右越えへ22号3ランを放って逆転。 しかし高橋投手をピリッとせず、5回表に石井琢選手の8号ソロで同点。 さらに金城・佐伯選手の安打で一死一二塁とされたところで降板。 このピンチを切り抜けた小林投手が7回までを1安打に抑えた。 7回裏に吉見投手から代打緒方選手の四球と野村選手の左前打で無死一二塁のチャンス。 代わった木塚投手から東出選手が投前へ失敗バント。しかし木塚投手の判断ミスで送りバントとなり、一死ニ三塁。 ディアス選手の当たり損ねの飛球が右前適時打となって2点を勝ち越した。 8回表に酒井投手が谷繁選手に18号ソロを浴びて1点差とされた。 9回表は小山田投手が金城選手の右前打、ディアス選手の失策、中根選手への四球で二死満塁とされたが、 谷繁選手を抑えた。5対4で辛勝。広島は3連勝で貯金2。横浜と勝ち数で並んで3位浮上。 今季4位以上3位以下が確定した。

 試合結果

 最後は二死満塁で谷繁選手。この試合でも2発打ってましたからどうなることかと思いましたが、 小山田投手が良く抑えてくれました。これで小山田投手は3試合連続セーブ。抑えも板についてきましたかね。
 2番手の小林投手は好投でした。5回表一死一二塁のピンチを見事切り抜けました。 直球のスピードはそれほどでもなかったですが、制球が良かったように思います。 それに変化球がよく決まっていました。3勝目。
 10勝目を狙った高橋投手は2発を浴びて3失点。5回途中で100球を越える苦しい投球。 山本監督はあっさり高橋投手を諦めました。交代した場面は中根・谷繁・種田選手という、 高橋投手が投げ難そうにしていた打順だったので仕方ないですかね。 結局この思い切った継投が成功しました。高橋投手は今季最終登板で10勝目を狙うことになります。
 ディアス選手は7回裏に決勝打。「心はレフトスタンドへ打球はライト前へ」という、 いわゆる「あっち向いてホイ」の打球でした。3回裏の満塁のチャンスでは併殺打でしたが、しっかり借りを返せました。 9回表は試合終了かと思われたゴロを失策をしてサスペンスを盛り上げてしまいましたが…。
 金本選手は22号3ラン。無死満塁のチャンスを併殺で潰してしまったかと思われた直後だっただけに大きかったです。 あそこで点が入っていなかったら流れが完全に横浜に行ってしまっていたでしょう。
 3位を争う横浜との2連戦に先勝。明日も勝ってAクラス入りへ前進したいですね。

祝!黒田が初の月間MVP受賞

 黒田投手がセ・リーグ9月の月間MVPを受賞した。黒田投手は月間MVP初受賞。9月は3勝を挙げ、 1完封含む2完投が評価された。黒田投手は会見で 「僕自身、月間というのは初めてなんで、セ・リーグもたくさん良いピッチャーいるんですけど、 その中で月間選ばれてというので自信にはなります。残りよく投げて2試合ぐらいだと思うんですけど、 これでホッとせずに最後まで良い形で投げて、それで終わりたいなと思います」と話した。
 なお、他のMVP受賞選手はセが巨人の松井選手、パは近鉄の大塚投手とダイエーの松中選手。

 おめでとうございます。8月9月は本当によく投げてくれました。

コスモスリーグ参加メンバー発表

 8日から19日まで関東地区で行なわれるコスモスリーグの参加メンバーが発表された。
監 督:木下
コーチ:清川、西田、原、永田、高、片岡、迫丸
投 手:横松、横山、田中、佐竹、玉山、林、苫米地、矢野、酒井、広池
捕 手:木村一、倉、鈴衛
内野手:嶋、兵動、新井、松本、岡上、栗原、甲斐、石橋
外野手:森笠、福地、長崎、伊与田、田村彰

 横山投手や新井選手も出るんですね。

プロアマ交流戦日程発表

 カープと中国地区の社会人チームとの交流戦の日程が発表された(入場無料。試合開始は12時30分)。
23日(火) 三菱重工広島   (広島市民)
24日(水) NKK      (広島市民)
25日(木) 三菱重工広島   (広島市民)
26日(金) NKK      (NKK)
27日(土) NTT西日本中国ク(広島市民)
28日(日) 三菱三原硬式ク  (三原市民)

 観に行けそうにないです。  

山内がパパに

 山内投手夫人のみずほさんが第1子女児を出産した。

 おめでとうございます。

10月2日

19日に寺原の意向を確認

 1日と2日にスカウト会議が開かれた。 ドラ1候補としている寺原隼人投手(日南学園高)の意向を19日に村上スカウトが同校を訪れて直接確認することが決まった。 結果次第では方向転換もありうるという。また、今年から導入される自由競争枠は使わない方針。

 もし寺原投手に希望球団があってそれに広島が入っていない場合、「指名しないで欲しい」と言われるのではないでしょうか。 その場合は指名回避でしょうね。

ドミニカ4選手が7日に来日

 ドミニカカープアカデミーの4選手(3投手1外野手)が秋季キャンプに参加するため、7日に来日することがわかった。 米テロのため来日が難しくなっていたが、ニューヨーク経由の乗継制限が緩和されたため、来日が可能になった。

 良かったです。戦力になりそうな選手たちだといいですね。

SATOの無責任先発予想

 3日から地元で横浜2連戦、中日2連戦、阪神2連戦、計6連戦。
 広島の先発は高橋・長谷川・黒田・横山・鶴田・高橋投手と予想します。 高橋投手の中4日はキツイかなという気がしますが、 こうすると長谷川・黒田投手が最後のヤクルト2連戦に中5日で登板できます。 若手育成のためにどこかに谷間を作ってもいいですけどね。
 横浜の先発は2戦目が小宮山投手かバワーズ投手、 初戦はちょっとわからないですね。 3位争いの直接対決ですし、これまでの借りを返す意味でもぜひ連勝を。

10月1日

ヤクルトの目前胴上げを阻止

 対ヤクルト戦、広島は3回裏にヤクルト先発藤井投手を攻め、鶴田選手の右前打、木村拓選手の左前打、 金本選手の四球で二死満塁のチャンス。ここでロペス選手が押し出し四球を選んで1点を先制した。 6回裏には金本選手の中前打の後、ロペス選手が自己シーズン最多となる31号2ランを左翼席へ運んで3点差とした。 先発鶴田投手は走者を出しながら要所を抑える粘り強い投球。初回は一死二塁を切り抜け、 2回表は一死満塁を切り抜けた。6回表は一死一二塁から古田選手に中前打を浴びたものの、 木村拓選手の本塁好返球に助けられた。結局6回を無失点。 7回表に登板した横山投手は渡会・真中選手に連打を浴びるなどして二死一三塁とされた後、 稲葉選手に中前適時打を浴びて2点差に。 救援の菊地原投手はペタジーニ選手にあわや中前打という当たりを打たれるも木村拓選手の美技に助けられた。 8回表は酒井投手が二死一二塁を切り抜け、9回表は小山田投手が二死一二塁を切り抜けた。 3対1で勝利。試合途中にマジック1となっていたヤクルトの目前胴上げを阻止した。広島は2連勝で貯金1。

 試合結果

 ヤクルトの目前胴上げ阻止に燃えた試合でした。
 ロペス選手は初回のチャンスでは凡退しましたが、その後、押し出し四球と31号2ランで3打点の活躍。 31本塁打は自己シーズン最多。天敵藤井投手を攻略して文句なしのお立ち台でした。
 守りで大きかったのは中堅手木村拓選手の好守。 6回表には古田選手の中前打で本塁を突いた二塁走者宮本選手を好返球で刺し、 7回表にはペタジーニ選手のあわや中前適時打という当たりを好捕しました。
 先発の鶴田投手は粘投。ピンチは多かったですが、不思議と安心して見ていられました。 緩急でタイミングをうまく外していたからでしょうかね。点を取られる気がしませんでした。 6回6安打無失点で4勝目。
 横山投手は良くなかったです。二死一三塁で稲葉・ペタジーニ選手を左打者が2人続くところで、 続投だったのはちょっと理解に苦しむ采配でした。 横山投手で7回を抑えて、菊地原投手には8回1イニングを任せたかったのでしょうか? 結局はペタジーニ選手のところで菊地原投手を投入。
 酒井・小山田投手はピンチを招きながらも決定打は許しませんでした。 小山田投手は3セーブ目。
 森笠選手。8回裏の打席では左投手の石井弘投手に対して左打席に入りました。 今朝の中国新聞に載っていましたが、両打(右打)をやめて左打1本に絞ったそうです。
 それにしても観客が少なかったです。7000人という発表でしたが、そんなにいたかなという感じ。 もし優勝が決まっていたら、あんなに少ない観客の中での胴上げは前代未聞だったかも。

菊地原、年間最多登板球団新記録達成

 菊地原投手が7回裏に登板。今季74試合目の登板となり、年間最多登板の球団新記録を達成した。

 おめでとうございます。次は元阪神の福間投手が持つ77試合のセ・リーグ記録が目標ですね。

緒方、右足違和感で途中交代

 9月16日以来のスタメンとなった緒方選手は右足に違和感をおぼえたため、大事をとって4回表に交代した。

 ディアス選手が緒方選手に代わってスタメン落ちしたわけですが、身体のどこかが悪いということではなく、 打撃の状態が悪いからということだったみたいです。 で、スタメン起用された緒方選手がこういうことになって、どこか用兵がチグハグな感じがします。 緒方選手は足の状態が良くないようなので、今年はもうスタメン起用しない方が良いのではないでしょうか?

おめでとう!金本が結婚

 金本選手が今年7月20日に入籍していたことを発表した。 お相手は岡山市の元会社員、前原裕美さん(29)。

 ついに金本選手も!!!お幸せに。