カープ日記


7月15日

金本勝ち越し弾!ミンチー9勝!

 対中日戦、松山「坊ちゃんスタジアム」のこけら落とし。 先発ミンチー投手は2回表に山崎・井上選手の短長打で1点を先制された。 広島は3回裏二死から中日先発山本昌投手を攻め、野々垣選手の中前打の後、 町田選手の左翼フェンス直撃の適時二塁打で同点。金本選手が右中間へ17号2ランを放って勝ち越した。 4回裏には野村・瀬戸選手の短長打で一死ニ三塁として山本昌投手をKO。 代わった中山投手から二死後、木村拓選手が中越えへ2点適時三塁打して追加点。 5回裏には鈴木平投手から浅井選手の安打と金本選手の四球などで一死二三塁とし、 ディアス・野村選手の連続適時打で6点をリード。 ミンチー投手は7回表に井上選手に右越えへ7号ソロアーチを浴び、この回で降板。 7回裏には小笠原投手を攻め、瀬戸選手が左前打し、 代走福地選手が盗塁と暴投で三塁へ進み、野々垣選手の中前適時打で再び6点差。 8回を高橋投手、9回を河野投手の磐石のリレーで中日打線を抑えた。 8対2で快勝。広島は毎回の17安打で8点を奪い、2連勝。

 試合結果

 先制された時はどうなることかと思いましたが、逆転した後、特に後半は安心して見ていられる試合でした。
 打線は毎回安打。17安打で8得点。久々に打ちまくったという感じです。 調子が良いように見えた山本昌投手を3回裏二死から攻略したのが大きかったですね。 満塁のチャンスを何度か逃して、残塁が多いのが反省点ではありますが…。
 勝ち越し弾の金本選手。この本塁打は「坊ちゃんスタジアム」の第1号。賞金5万円をゲット。
 先発ミンチー投手は9勝目。高めの球が多く、調子はあまり良くなかったように見えました。 味方の大量点がなかったらちょっと危なかったかも。意外なことに今季横浜とヤクルト以外のチームに初勝利。
 最後の2イニングは高橋・河野投手の必勝リレー。高橋投手は巨人戦で打たれたので、 楽な場面で良いイメージを取り戻すための調整登板かなと思いましたが、河野投手はどうなんでしょ。 他に投げる投手はいなかったのでしょうか。明日の試合もあるので、 中日打線を目覚めさせる可能性があるような投手起用はしたくなかったということでしょうか。
 これで借金は1。明日勝って借金を0に戻せば、オールスターまでに勝率5割以上も夢ではありませんね。

佐々岡登録抹消、球宴も辞退

 左脇腹痛の佐々岡投手が出場選手登録を抹消された。 福永トレーナー部長によると、ランニングはできるが投球はできない状態とのこと。 また、オールスター出場辞退も決まった。

 エースの戦線離脱は痛いですね。野球協約のオールスター出場辞退に関する規定のため、 オールスター後の10試合は原則として出場できないらしいです。変な規定ですが、 過去にオールスターをズル休みしたとしか思えない選手がいたからです。 コミッショナーの裁定によっては例外が認められることもあるそうですが…。 出場できない期間を目いっぱい使って治療・調整してください。

山内と小山田が出場選手登録

 山内投手と小山田投手が出場選手登録された。

 山内投手は明日の先発でしょうか。小山田投手は今日の試合で試してみて欲しかったですね。

ウエスタン情報

 試合結果

 紀藤投手は7回を6安打3失点とまずまず。打線はユウキ投手にわずか4安打で完投負け。

7月14日

佐々岡「左側腹部肉離れ」で全治2週間

 左脇腹痛の佐々岡投手。広島市内の病院で検査の結果、「左側腹部肉離れ」で全治2週間と診断された。 出場選手登録は抹消せず、2〜3日様子を見る。

 ニュースを聞いた時はオールスター明けすぐの復帰は難しいのではないかと思いましたが、 新聞に載った達川監督のコメントや出場選手登録を即抹消しないところを見ると、 前半戦とオールスターだけ休めば何とかなりそうな雰囲気ですね。

山内が一軍合流

 山内投手が一軍に合流した。ウエスタンでの成績は6試合1勝2敗防御率2.61。

 右肘手術を乗り越えて、いよいよ一軍復帰。中日戦での先発が濃厚のようです。ニュー山内を見せてください。

ウエスタン情報

 試合結果

 黒田投手は8回2/3を6安打自責点1の好投も、完投目前で降板。 松本選手が3安打1本塁打4打点の活躍。

7月13日

佐々岡が左脇腹痛で検査へ

 佐々岡投手が左脇腹違和感のため、14日に病院で検査を受けることになった。 15日からの松山遠征には参加しない模様。

 ありゃりゃ、こりゃ一大事か。巨人戦で救援登板を回避しましたが、 大したことはないだろうとタカをくくっていました。 前半戦残り5試合は佐々岡投手抜きのローテになるのでしょうか?ひょっとして球宴も辞退? 長引かなければいいですけど。

祝!福地&嶋&河野が入籍

 福地選手、嶋選手、河野投手の入籍が発表された。福地選手は山口市の佐伯陽子さん(28)、 嶋選手は呉市の唐木田美紀さん(27)、河野投手は広島市安佐南区の森島典子さん(24)がお相手。

 あめでとうございます。1月の時も集団結婚という感じでしたが、今回もですね。 単に球団が発表のタイミングを合わせているだけなのでしょうか。お幸せに。

ウエスタン情報

 試合結果

 山崎慎投手は5回を8安打3失点とイマイチ。田中投手は8回表に一挙8失点と炎上。

ロッテ石井に代わりダイエー松中が球宴に

 ロッテの石井選手は左手骨折のため球宴の出場を辞退。代わってダイエーの松中選手が出場する。

 松中選手は選ばれていなかったのが不思議なくらいの好成績ですね。

7月12日

鯉、踏みとどまった

 対巨人戦、広島は初回に巨人先発の西山投手を攻め、右前打の木村拓選手が内野ゴロと暴投で三塁へ進み、 浅井選手の一ゴロの間に先制のホームを踏んだ。 低目を丁寧に突く投球で3回まで1安打の好投を続けていた先発澤崎投手は、 4回裏一死から松井選手に右翼線へ二塁打された後、清原選手の三塁ベースに当たる不運なゴロで同点とされた。 しかし5回表にディアス選手が江藤選手の失策で出塁すると、送りバントと捕逸で一死三塁のチャンス。 ここで澤崎投手がスクイズを決めて勝ち越した。 6回表には二死から四球の金本選手が盗塁を決めた後、ロペス選手の右中間適時二塁打で1点を追加。 野村選手が二塁内野安打で続いた後、ディアス選手の左中間適時二塁打で3点をリードした。 7回裏からは佐竹・河野・広池・ラドウィック投手と継投。 9回裏にラドウィック投手が清原選手に5号ソロを浴びて2点差とされたが、逃げ切った。 4対2で勝利。広島は連敗を4で止めた。

 試合結果

 とにかく勝って良かったです。負けていたら、ほとんどギブアップかなと思っていたので。 希望がつながりました。
 先発の澤崎投手は好投でした。丁寧に低めを突いて内外角を投げ分けていました。 昨日あれだけ打ちまくった巨人打線を6回1失点に抑えてくれました。 ヒーローインタビューで右肘の状態を聞かれた時に口を濁していたのが気になると言えば気になりますが…。 打でも見事にスクイズを成功させました。3回表も送りバントをキッチリと決めていますし、 やはり野球センスが良いです。
 継投。7回途中から河野投手が登板。無死一二塁になりましたが、後藤選手を遊直併殺に抑えてからはスイスイ。 9回裏も投げるのかなと思いましたが、9回表に代打で交代。 こうなると最後は佐々岡投手がいよいよ登場かと思いました。投球練習もしていましたしね。 しかし結局最後は広池・ラドウィック投手でした。 達川監督によると、佐々岡投手の脇腹付近に張りが出たとか。
 ラドウィック投手が抑えで登板。達川監督によるとラドウィック投手の適性を見ているとのこと。 阪神戦のフランクリン選手に続き、清原選手に本塁打を浴びました。 花火師だとしたら、抑えでの起用はちょっと恐いかも。
 打線。初回は1安打で1点。5回表は無安打で1点。6回表は二死無走者から2点。 相手のミスにつけ込んで効率の良い攻めを見せた一方で、8回表無死満塁のチャンスでは0点。 駄目押し点がきっちり取れるようだと、チームに勢いが出てくるのでしょうけどね。
 これで借金は2。球宴までに勝率を5割以上にしようとすると、残り5試合を4勝1敗。 何とかなりませんかねえ。

佐々岡・高橋・金本・木村拓が監督推薦で球宴出場

 サンヨーオールスターゲームに出場する監督推薦選手が発表された。 広島からは佐々岡投手、高橋投手、金本外野手、木村拓外野手が中日の星野監督の推薦で選ばれた。 高橋投手、木村拓選手は初出場。
 高橋投手は「テレビでしか見たことがなかったので、本当、スターの集まりということで遠い存在というか、 そういう感覚だったんですけども。6月にちょっとバテてしまったので、ちょっと難しいかなと思っていたんですけど、 本当感謝しています。イチローくんと対戦してみたいです」。 木村拓選手は「自分が選ばれてもいいのかなというのが正直な感想ですね。 ここまで10年間もプロ野球選手でいれたことが不思議なくらいで、自分ではそう思っているんですけど、 やっぱり嬉しいですね。嫁さんと子供と、田舎の両親に伝えたいです」。
 オールスターへの出場予定全選手は以下の通り:

セ・リーグ
投手
岩瀬 仁紀 (中日)
バ ン チ (中日)
ギャラード (中日)
メ   イ (巨人)
工藤 公康 (巨人)
岡島 秀樹 (巨人)
小宮山 悟 (横浜)
川崎憲次郎 (ヤクルト)
高津 臣吾 (ヤクルト)
五十嵐亮太 (ヤクルト)
佐々岡真司 (広島)
高橋  建 (広島)
藪  恵壹 (阪神)

捕手
古田 敦也 (ヤクルト)
谷繁 元信 (横浜)

内野手
マルティネス(巨人)
仁志 敏久 (巨人)
江藤  智 (巨人)
二岡 智宏 (巨人)
立浪 和義 (中日)
ゴ メ ス (中日)
山崎 武司 (中日)
石井 琢朗 (横浜)
ロ ー ズ (横浜)

外野手
松井 秀喜 (巨人)
高橋 由伸 (巨人)
新庄 剛志 (阪神)
木村 拓也 (広島)
金本 知憲 (広島)
坪井 智哉 (阪神)
上原浩治(巨人)故障欠場のため岡島秀樹(巨人)を補充。

パ・リーグ
投手
松坂 大輔(西武)
吉田 修司(ダイエー)
ペドラザ (ダイエー)
石井  貴(西武)
森  慎二(西武)
川越 英隆(オリックス)
小倉  恒(オリックス)
小林 雅英(ロッテ)
小野 晋吾(ロッテ)
岩本ツトム(日本ハム)
建山 義紀(日本ハム)
前川 勝彦(近鉄)
山村 宏樹(近鉄)

捕手
城島 健司(ダイエー)
日高  剛(オリックス)
野口 寿浩(日本ハム)

内野手
石井 浩郎(ロッテ)
大島 公一(オリックス)
中村 紀洋(近鉄)
松井稼頭央(西武)
小久保裕紀(ダイエー)
小坂  誠(ロッテ)
福浦 和也(ロッテ)
小笠原道大(日本ハム)
片岡 篤史(日本ハム)

外野手
イチロー (オリックス)
秋山 幸二(ダイエー)
ロ ー ズ(近鉄)
柴原  洋(ダイエー)

DH
ボーリック(ロッテ)

 佐々岡・高橋・金本・木村拓選手、おめでとうございます。 特に初出場の2選手はこれまであまり光が当たっていなかったので、球宴出場には感慨深いものがあるでしょう。 活躍を期待します。
 東出選手については怪我をしていますので、実質、推薦辞退だと思います。

小林敦、出場選手登録抹消

 小林敦投手が出場選手登録を抹消された。

 横浜戦ではキラリと光るものを見せてくれたのですが…。 北海道遠征中ということで、代わりの選手を登録しなかったのでしょう。

緒方がリハビリ開始

 緒方選手が大野練習場でリハビリを開始した。

 カープ公式ページのトレーナールームに緒方選手についての話があります。

ウエスタン情報

 試合結果

 3連勝。ブリトー選手が2試合連続本塁打。好調です。兵動選手が今季初のスタメン落ち。 昨日の怪我が原因でしょうか。心配ですね。

7月11日

鯉、巨人に踏み潰される

 対巨人戦、広島は2回表に西山選手が巨人先発メイ投手から5号2ランを放ち、 幸先良く先制した。しかし2回裏に6月20日以来の先発高橋投手が、 清原選手の安打と木村拓選手の失策で無死一二塁とされ、 元木選手の適時二塁打で1点差に。 さらに村田真選手の二ゴロを処理した木村拓選手の本塁への送球が高く、同点(記録は野選)。 メイ投手の送りバントが内野安打となって満塁とされた後、 仁志選手に13号満塁弾を浴びた。高橋投手は2回途中でKO。 3回表に木村拓選手の5号ソロを放って反撃体制に入ったかに思われたが、 その裏に山崎健・佐竹投手が清原選手の3号ソロアーチなど7安打を集中されて6失点。 4回裏には仁志選手の犠飛で1失点。 7回裏にも小林敦投手が仁志・江藤選手の適時二塁打と清原選手の4号3ランで5失点。 3対18で大敗。広島は4連敗。対巨人戦の連敗も4となった。

 試合結果

 普段ですと、これだけコテンパンにやられると「気分を切り替えてまた明日」 というところなのですが、巨人とのゲーム差を考えるとちょっと絶望的な気分です。
 先発は高橋投手でした。2回裏はバタバタした感じでしたね。 木村拓選手のミスでリズムが狂ってしまったのでしょうけれど、 何とか踏ん張ってもらいたかったです。
 ラッキーボーイの山崎健投手も巨人の勢いを止められませんでした。 木村拓選手の本塁打で3点差にした直後の失点。まだ試合は壊れ切っていなかったのですが…。
 せっかくここまで優勝戦線に喰らい付いてきたのに、 ここでズルズルと後退するのはもったいないです。 明日はどんな不細工な試合でも良いですから、勝ってもらいたいです。

祝!ミンチー6月月間MVP受賞

 ミンチー投手が6月の月間MVPを受賞した。 ミンチー投手の6月の成績は6試合40回を投げて3勝3敗防御率2.03。 その他、セ打者部門は巨人の江藤選手、 パはロッテの小野投手とダイエーの小久保選手。

 ミンチー投手、おめでとうございます。正直言って、この受賞は全く予想していませんでした。

東出、オールスターファン投票選出ならず

 サンヨーオールスターのファン投票結果が発表された。 広島からの選出はなかった。注目の東出選手は遊撃部門で472711票を獲得し、 巨人二岡選手に62955票差の2位だった。
 両リーグのファン投票選出選手は以下の通り:

     セ・リーグ
 投 手 上原  浩治(巨人)
 捕 手 古田  敦也(ヤクルト)
 一塁手 マルティネス(巨人)
 二塁手 仁志  敏久(巨人)
 三塁手 江藤   智(巨人)
 遊撃手 二岡  智宏(巨人)
 外野手 松井  秀喜(巨人)
     高橋  由伸(巨人)
     新庄  剛志(阪神)

     パ・リーグ
 投 手 松坂 大輔(西武)
 捕 手 城島 健司(ダイエー)
 一塁手 石井 浩郎(ロッテ)
 二塁手 大島 公一(オリックス)
 三塁手 中村 紀洋(近鉄)
 遊撃手 松井稼頭央(西武)
 外野手 イチロー (オリックス)
     秋山 幸二(ダイエー)
     ロ ー ズ(近鉄)
 D H ボーリック(ロッテ)

 東出選手のファン投票選出がならず、残念でした。 そのうちに「セの遊撃手といえば東出」というくらいの実力になるでしょうから、 その時は必ずやファン投票でオールスターに選出されるでしょう。
 監督推薦で広島から選出されそうなのは、 野手では金本・東出・木村拓選手、投手では佐々岡・ミンチー投手でしょうか。 東出選手は怪我の具合次第ですね。選ばれていないとすれば、 星野監督から出場打診があった時点で辞退したということでしょう。 その場合、オールスター前の戦列復帰はないということになりますね。

ウエスタン情報

 試合結果

 玉木朋・ブリトー選手の連続本塁打で逆転勝ち。矢野投手は6回1/3を3安打1失点の好投。
 試合をご覧になった池田さんからのメールによりますと、矢野投手と兵動選手が負傷した模様とのことです。 さらに控え選手がほとんどいない状態だとか。確かに鈴衛捕手が右翼を守ったりしていますね。

町田、代打連続打席出塁記録で中日種田に抜かれる

 中日の種田選手がこの日の阪神戦の8回裏に代打で右前打し、 代打10打席連続出塁の日本記録を達成した。 これまでの記録は1996年の町田選手と1997年の巨人カステヤーノ選手の9打席連続出塁。

 町田選手の記録達成日は96年9月11日でした。

7月10日

緒方と青木が退院

 右膝と右足首を手術した緒方選手が出雲市内の病院を退院した。12日から大野練習場でリハビリを始める。
 また、右膝を手術した青木選手が広島市内の病院を退院した。

 退院おめでとうございます。完璧に治ると良いですね。

SATOの無責任先発予想

 11日から札幌で巨人2連戦。2日開けて15日から松山で中日2連戦。
 はっきり言って、ここで巨人に2連敗すれば優勝争いからは完全に脱落ですね。 逆に2連勝すれば「まだまだイケる」ということでチームは生き返ると思います。 非常に大事な2連戦だと思います。
 広島の先発は、澤崎・佐々岡・ミンチー・ラドウィック投手と予想します。 ミンチー投手の中日との初戦での先発は、 次の横浜戦まで考慮に入れるとほぼ確実と思えます。 佐々岡投手は中4日登板になってしまいますが、 今回の巨人戦の重要性を考えると、無理してもらうしかないです。 ひょっとすると巨人戦は救援でスタンバイということになるかも知れませんが、 それならば5回限定でも良いので先発してもらった方が得策と考えます。 巨人との初戦は巨人打線の初物に対する弱さに賭けて ラドウィック投手という手もあります。
 巨人の先発はメイ・西山投手でしょうか。

7月9日

継投失敗、ミンチー好投フイ

 対横浜戦、広島は4回裏に金本選手が横浜先発川村投手から中越えへ16号先制2ラン。8試合ぶりの先制点を挙げた。 先発ミンチー投手は危なげない投球で5回まで2安打無失点だったが、 6回表に多村選手に左越えへ2号ソロを浴びて1点差。 7回表から好投ミンチー投手に代えて抑えの河野投手を投入。 佐伯選手への四球と瀬戸捕手の捕逸、中根選手の左前打で一死一三塁。谷繁選手を三振させた時に瀬戸選手が捕逸して同点。 多村選手を敬遠して二死一二塁とした後、川村投手に左前適時打されて1点を勝ち越された。 さらに石井琢選手に右越えへ2点適時二塁打。 広島打線は8回裏に西山選手の4号ソロアーチで2点差としたが、反撃もそこまで。川村投手に完投を許した。 3対5で敗戦。広島は横浜に3連敗。借金は2に増えた。

 試合結果

 結果的には好投のミンチー投手を早めに交代させたことが流れを変えてしまいました。 横浜側は「天敵ミンチー投手を代えてくれてありがとう」と思っていることでしょう。 広島側からすれば、河野・高橋投手という必勝リレーをするつもりだったのでしょうから、 当然の継投だと思えます。瀬戸捕手の2つの捕逸と河野投手にいつもの球の切れがなかったことが誤算でした。
 攻撃では2度の森笠選手のバント失敗が痛かったですね。初回は無死二塁のチャンス。 バントのサインが出ている場合はストライクならば必ずバントしなくてはいけない場面。 ストライクを見逃したせいで木村拓選手が二塁ベースを飛び出して谷繁選手の牽制に刺されてしまいました。 4回裏にも送りバントをファールして走者を進められませんでした。 この時は4番金本選手が本塁打して、そのミスを帳消しにしてくれましたが…。
 これで先週の巨人戦に続いての同一カード3連敗。首位巨人とのゲーム差は6.5。 ペナントレース脱落に向けて特俵に足がかかった感じです。

広池が出場選手登録

 広池投手が出場選手登録された。

 左腕挫傷から復帰。さっそく9回表に登板。先頭打者に四球を与えましたが、あとは抑えました。 これで佐竹投手への負担が減るでしょう。

黒田が出場選手登録抹消

 黒田投手が出場選手登録を抹消された。

 4月の好投で今年は一皮むけたかと思ったのですが…。

ウエスタン情報

 試合結果

 逆転勝ちで連敗5でストップ。山内投手は6回を8安打4失点とイマイチ。

7月8日

黒田初回炎上、2連敗で借金生活に

 対横浜戦、初回に先発黒田投手は石井琢・金城・鈴木尚選手の3連打で無死満塁のピンチ。 一死後、佐伯選手に押し出し四球を与え、さらに中根選手に中前へ2点適時打。 谷繁選手に左前打されて満塁とされて黒田投手はKO。代わった小林敦投手が多村選手に左越えに2点適時打されて、 初回いきなり5失点。広島は2回裏に金本選手が横浜先発野村投手から右中間へ15号ソロアーチ。 4回裏には町田・金本選手の短長打で一死ニ三塁とし、ロペス選手の右犠飛で3点差とした。 2回以降好投して試合を締めていた小林敦投手は、5回表にローズ選手に13号2ランを浴びた。 その後は両軍救援投手陣が走者を出しながらも得点を許さなかった。2対7で敗戦。広島は2連敗で借金1。

 試合結果

 黒田投手は球が高くて、詰まらせながらの安打が多かったです。悪い黒田投手が出てしまいました。初回5点は取られ過ぎ。 先発投手がこれでは困ります。
 2番手の小林敦投手は、いきなり多村選手に適時二塁打されたり、5回表になってローズ選手に2ランを打たれましたが、 それ以外は好投でした。スライダーとシンカーが冴えていました。今後に期待できそうです。
 苫米地投手は2回で5奪三振。7回表は木村拓選手の拙い守備で無死三塁のピンチを迎えましたが、 3者連続三振で抑えました。直球も140キロ台が何度か出ていました。
 打線。金本選手が好調を維持。2回裏と4回裏に1点ずつを取って、地道に点を返していってくれるのかなと思いましたが、 その後は得点できませんでした。ローズ選手の2ランで反撃ムードに水を差された感じです。
 前田選手はスタメン落ち。結局欠場しました。試合前の練習は普通にこなしていたそうですから、 怪我が悪化したわけではないようです。調子が悪いという首脳陣の判断があったか、 それとも疲れがたまっているという判断でお休みの日にしたか、どちらかではないでしょうか。
 これで久々の借金生活。何とかオールスターまでに貯金生活に戻りたいですね。

ウエスタン情報

 試合結果

 紀藤投手が6回を3安打2失点の好投。川端コーチによると「一軍入りは100%の状態になってから」だそうです。

7月7日

佐々岡、小宮山に投げ負ける

 対横浜戦、先発佐々岡投手は3回表に鈴木尚選手に右中間へ7号2ランを打たれて先制された。 5回表には二死一二塁から佐伯選手に右前適時打を浴びて3点差。 広島打線は横浜先発小宮山投手から3回裏一死一三塁のチャンスを逃すと、 その後はチャンスらしいチャンスを作れないまま、5安打で完封された。 0対3で敗戦。広島は再び貯金0。

 試合結果

 広島市民球場で観戦して来ました。台風の影響か、風が強かったです。 試合の方はほとんど盛り上がりのないまま終わりました。
 打線はわずか5安打。昨日の17安打は何だったのかという感じ。 調子が良い時の小宮山投手に当たってしまったのが不運だったということなのでしょう。 最も打ってくれそうな雰囲気を持っていたのが2安打した佐々岡投手でした。
 金本選手の5試合連続本塁打はなりませんでした。 第2打席の中飛は風がなければひょっとしてという飛球だったのですが。
 最終回は少し盛り上がりかけました。最後は前田選手が二ゴロ併殺だったのですが、 その前の森笠選手の三塁線を抜けたゴロが審判に当たっていなければ二塁打になっていたでしょうから、 金本選手まで打席が回っていたはずなのです。その次のロペス選手までつながれば、面白くなっていたのですが…。
 佐々岡投手は調子が悪かったようです。6回表以外は毎回安打で11安打を浴びました。 それでも横浜の拙攻に助けられつつ粘投して8回を3失点にまとめました。 3回表の失点は鈴木尚選手のライナーでの2ラン。右翼から内野方向へ強風が吹いていたので、 打球が上に上がっていれば逆風に押し戻されたのですけどね。 5回表の失点は2つの一塁ゴロがイレギュラーした不運なものでした。
 達川監督は佐々岡投手を我慢して8回まで投げさせました。 6回裏に佐々岡投手に打席が回ってきた時は代打かと思ったのですけど。 佐々岡投手はほぼ完投で、佐竹投手以外の中継ぎ投手陣はお休みできました。 ただし、これで来週の巨人戦での佐々岡投手の先発登板はなくなったように思います。
 守備では5回表に森笠選手が魅せてくれました。金城選手の中前打で本塁を突いた二塁走者石井琢選手を刺しました。 石井琢選手は打球を見ていて、スタートがちょっと悪かったですが、見事なバックホームでした。
 今日は七夕。お星さまの日。ベイスターズの日だったということで。

河野の五輪代表入りほぼ決定

 河野投手のシドニー五輪日本代表入りが、 全日本アマチュア野球連盟からセ・リーグを通じて広島球団に正式に要請された。 広島球団の回答はまだだが、河野投手はプロテクトリストから外されており、五輪代表入りは決定的。 また中日の鈴木郁捕手の五輪代表入りも内定。

 河野投手本人は「勉強になる」と言っているそうです。適度に出番があって活躍してくれると良いですね。応援します。

ウエスタン情報

 試合結果

 打線はわずか4安打で2得点。2番手玉木重投手が森野選手に逆転2ランを許しました。

7月6日

ロペス大爆発!逆転満塁弾など6打点!

 対阪神戦、来日初登板初先発のラドウィック投手は初回に坪井選手に中堅右へ三塁打された後、 フランクリン選手に右前適時打を浴びて1点を先制された。3回裏には田中選手に四球を与えた後、 フランクリン選手に右越えへ2号2ラン。阪神先発湯舟投手に3回まで1安打に抑えられていた広島打線は4回表に反撃。 野々垣選手の死球、町田選手の右翼線二塁打、金本選手の四球で無死満塁のチャンス。 ここでロペス選手が左中間へ7号逆転満塁アーチを叩きこんだ。 さらに5回表には野々垣選手のバント安打と盗塁で一死二塁とした後、 金本選手が右越えへ4試合連続の14号2ランを放って3点差とした。 しかし4回途中からラドウィック投手を救援した苫米地投手が5回裏に2走者を許して降板。 佐竹投手が大豊選手に右越えへ10号3ランを打たれて同点とされた。 広島打線は6回表にミラー投手を攻め、瀬戸選手が左前打。一死後、 野々垣選手の右中間二塁打で木村拓選手が一塁から本塁へ好走塁でホームインして勝ち越した。 町田選手が四球で続き、投手は吉田豊投手に交代。二死後、ロペス選手が左中間へ適時二塁打して2点。 前田選手の左前適時打、ディアス選手の左前打の後、山崎健投手の右前適時打でこの回計5点。 このリードを山崎健・河野投手の継投で守り切った。11対6で勝利。山崎健投手は一昨日に続いての2勝目。

 試合結果

 いきなり3点をリードされてどうなることかと思いましたが、打線が爆発して勝利しました。 特に目立ったのはロペス選手。4回表になんと逆転満塁ホームラン。一挙に試合をひっくり返してくれました。 さらに6回表には追い打ちとなる2点適時二塁打。計4安打6打点で、 あと三塁打が出ていればサイクル安打という大爆発ぶりでした。
 金本選手は4試合連続本塁打。内角の球をきれいにさばきました。本塁打のペースが上がってきましたね。 この調子ならば最低でも30本は行けそう。
 脇役では野々垣選手の活躍も見逃せません。スタメン2番に抜擢され、ロペス選手の満塁弾が出た4回表には死球で出塁。 5回表にはセーフティバントで出塁し、金本選手の2ランを呼びました。 さらに6回表には右中間へ勝ち越し適時二塁打(その時に木村拓選手の好走塁もありました)。
 山崎健投手。4年ぶりの勝利を挙げたと思ったら中1日で2勝目。 ノーガードの打ち合いになりかけたところ、阪神の攻撃をきっちり食い止めてくれました。 「勝利を呼ぶ男」と呼ばせてもらいましょう。これでしばらくは勝ち試合の中継ぎをやることになりそう。 そのうち先発できるスタミナがついてくると良いですね。
 最後は河野投手が2回を完璧に抑え切りました。5点差もあったので河野投手でなくても良さそうな気もしましたが、 達川監督は過去にもこういった石橋を叩いて渡る継投をしていますので、意外には思いませんでした。

ラドウィック、初登板初先発初安打

 ラドウィック投手が出場選手登録をされた。この試合で来日初登板初先発して、3回2/3を7安打1本塁打3失点。 4回表には湯舟投手から来日初安打を放った。

 この試合で最も注目されたのはラドウィック投手の投球でした。投手陣の救世主になれるかどうか。
 最高球速は149キロ。変化球はカーブとスライダーは投げていたようです。 その他、シュートやチェンジアップも投げるそうですが、実際に投げていたかどうかよくわかりませんでした。 直球に力強さは感じましたが、 「ミーのストレートは誰にも打たせないぜぇ」という感じで直球で押しまくっていると、 痛い目に遭いそう(というか、初回は痛い目に遭ってしまった)。 直球と変化球とのコンビネーションが重要になるのではないでしょうか。制球もそこそこあるようなので、 捕手のリード次第で何とかなりそうな気がしました。

山崎慎、出場選手登録抹消

 山崎慎投手が出場選手登録を抹消された。

 開幕時のような調子に戻して一軍に戻ってきてもらいたいです。

河野、五輪候補に

 全日本アマチュア野球連盟は日本代表チームスタッフ会議で、 広島の河野投手と中日の鈴木郁捕手をシドニー五輪代表候補としてリストアップした。

 抑えの切り札がいなくなるのは非常に痛いですが、実力を認められたのは嬉しいです。 カープの選手が出るのと出ないのでは多分五輪の応援にも力の入り方が違ってきますし。 他の球団は主力選手をガチガチにプロテクトしたみたいですね。

7月5日

金本3試合連続弾も…

 対阪神戦、先発澤崎投手は3回裏に安打の川尻選手を一塁に置いて、田中選手の右中間適時三塁打で1点を先制された。 4回裏には大豊・平尾選手の長短打で一死一三塁とされ、山田選手に右前適時打されて2点差に。 5回裏には山崎慎投手がフランクリン選手の二塁打の後、新庄選手に左中間へ16号2ランを運ばれた。 6回裏にも平尾・山田選手の連続三塁打と坪井選手の適時打で2失点。 阪神先発川尻投手の前に走者をポツリポツリ出すものの要所を抑えられていた広島打線は、 8回表に金本選手が右越えへ3試合連続の13号ソロアーチを放って1点を返したが、反撃はそれだけ。 1対6で完敗。広島は川尻投手に今季3敗目を喫し、貯金は再び0になった。

 試合結果

 川尻投手には過去2試合やられていたので、今日こそ何とかしてくれるだろうと思ったのですが駄目でした。 試合序盤は得点こそできなかったもののチャンスはありましたし、四球が多めで川尻投手に多くの球数を投げさせていました。 試合後半に川尻投手がバテてきた時に一気に攻略してくれるかも知れないと思いましたが…。 川尻投手の緩急自在の投球にやられました。 試合後の達川監督の「川尻に苦手意識はない」というコメントも虚しく響きます。
 あえて八つ当たりさせてもらうと、初回森笠選手の一邪飛で、 スタートを切っていた一塁走者木村拓選手が一塁へ戻った時、渡田塁審がアウトとミスジャッジしたことが痛かったですかね。 初回のチャンスがあっさり潰れてしまったわけですから。ラジオ中継の解説だった福本豊氏も、 スカイAの解説だった門田博光氏も「セーフ」と言ってましたし、 BSの解説だった森祇晶氏も「セーフ」と言っていたそうです。
 打では金本選手が好調を維持。川尻投手の完封を砕く13号ソロアーチ。3試合連続本塁打となりました。 2安打1四球。
 先発澤崎投手は腕が振れていて調子は良かったそうです。4回を投げ終えて降板しましたが、 4回裏に連打されていたので、続投は危険という判断だったのでしょう。6安打2失点でした。
 2番手の山崎慎投手は4失点で試合を壊してしまいました。新庄選手との対決は見応えがありましたが…。 最近は間隔を開けての登板になっていますが、ベテランですし、疲れがあるのかも知れませんね。
 小林敦投手は相変わらずの荒れ球で山田選手に死球。あわや乱闘という場面も。 2回を無失点でしたが、競った場面で起用するのは恐いですね。
 というわけで、3投手で試合終了。最近登板過多気味だった投手たちがお休みできたのはこの試合の収穫かも。

ウエスタン情報

 試合結果

 左足首痛から復帰の小山田投手は5回を8安打6失点。3回表さえなければ良かったのですけど。 左腕挫傷から復帰の広池投手は2回を1安打無失点。広池ファンはYahoo!のカープ掲示板へゴー。

7月4日

金本逆転2ラン!山崎健4年ぶり勝利!

 対阪神戦、先発ミンチー投手は初回に坪井選手の四球と犠打で二死二塁とされた後、 新庄選手のファールの飛球が天井に当たってフェアグラウンドに落ちる不運な適時打で1点を先制された。 4回裏には新庄・タラスコ選手の安打で一死一三塁とされ、暴投で1点を追加。 さらに山田選手に左中間へ1号2ランを運ばれて4点のリードを許した。 阪神先発藪投手に4回まで2安打に抑えられていた広島打線は5回表に噴火。 一死からディアス選手の敵失、瀬戸選手の左前打で一二塁とした後、 ミンチー投手の代打嶋選手が中前適時打して1点。木村拓選手の中前打で満塁とし、 森笠選手が右前適時打して2点を追加。二死後、金本選手の二塁適時内野安打で同点とした。 5回裏に佐竹投手がフランクリン選手に1号ソロを浴びて再びリードを許した。 しかし7回表に吉野投手を攻め、前田選手が四球を選んだ後に代走福地選手が盗塁を決め、 金本選手が右中間へ12号2ランを放って逆転。 投げては佐竹投手の後を苫米地・山崎健・高橋・河野投手と必死の継投で逃げ切った。 6対5で勝利。広島は連敗を3で止めた。6回裏を無失点に抑えた山崎健投手は4年ぶりの勝利。

 試合結果

 4回までの淡白な攻撃を見ていると、野手のみなさんは巨人との死闘でお疲れなのかなと思いましたが、 5回表に目を覚ましてくれました。藪投手は好投していても突然崩れることがあるので、 ワンチャンスをどう生かすかがポイントだと思っていました。4点差を見事な一気攻撃で同点にしました。
 金本選手は5回表に同点適時内野安打。そして7回表に逆転2ラン。3安打猛打賞。4番として見事な働きでした。
 8回裏はひとつのポイントでした。 8回表に無死満塁駄目押しのチャンスを和田選手のファインプレーで潰した後で、一死二塁のピンチ。 打者はその和田選手。ここで二塁走者高波選手の三盗を瀬戸選手が見事な送球で刺しました。 試合の流れが阪神に傾いたかなというところだったので、非常に大きなプレーだったと思います。
 先発ミンチー投手はいい感じで投げていたのですけどね。 初回の新庄選手の適時打は屋根のあるドーム球場ならではのもので、非常に不運でした。 4回裏は伏兵山田選手に一発を浴びたのが痛かったです。4回でマウンドを降りる羽目になりました。 これで4試合連続で先発投手が5回もちませんでした。これでは投手陣のやりくりが苦しくなって当然ですね。
 佐竹投手と苫米地投手は4連投。いずれの試合も短い回しか投げていませんが、 そろそろお休みさせてあげたいですね。
 今季初登板の山崎健投手は6回裏を抑え、7回表に味方が逆転したため、4年ぶりの勝ち投手になりました。 おめでとうございます。連続完封で「ドクター0」と呼ばれていた時以来の勝利です。 そんなに長い間勝ち投手になっていなかったとはちょっと意外でした。
 最後は高橋・河野投手の必勝リレー。1点差を守り切りました。 高橋投手はピンチを残して河野投手にマウンドを譲りましたが、球は走っていました。 河野投手も巨人戦での敗戦のショックを感じさせない投球。8セーブ目です。

東出が出場選手登録抹消

 右足捻挫の東出選手が出場選手登録を抹消された。

 復帰を焦らせないためにも登録抹消は適切な処置だと思います。 東出選手は場合によってはオールスターあたりまでお休みすることになるかも知れませんね。

山崎健・小林敦・佐藤が出場選手登録

 山崎健・小林敦投手と佐藤選手が出場選手登録された。

 佐藤選手は今季初の一軍入りです。最近打撃は好調のようです。
 山崎健・小林敦投手には登板過多になっている中継ぎ投手陣の負担を少しでも減らしてもらいたいですね。

青木が右膝を手術

 青木選手が広島市内の病院で右膝の手術を受けた。復帰まで約4週間かかる見込み。

 最近試合に出ていないと思ったら、やはり怪我だったのですね。お大事に。

ウエスタン情報

 試合結果

 菊地原投手は6回を11安打9失点。普通ならば早々KOのケースですが…。 伊与田選手が3安打。

7月3日

「濃恋鯉」i-mode版もどきについて

 いきなりですが、「カープ日記」および「公式戦の日程と結果」 のi-mode版もどきのページを作ってみました。 といっても、もともと字ばっかりの味も素っ気もないページですので、 最新の「カープ日記」を記事ごとに短いファイルに分割し、 スコアをi-mode用風に変えただけです(^^;。半角カナは使用してません。 記事やお使いの機種によっては、 記事が長すぎて途中で切れてしまうものがあるかも知れません。 私自身はi-modeのユーザではないので、 ちゃんと読めるかどうかはイマイチ自信がありませんが、 よろしくお願いします。URLは
http://www.sel.cs.hiroshima-cu.ac.jp/~sato/carp/i/
です。

東出、右足部捻挫で安静加療1週間

 1日の巨人戦で右足を痛めた東出選手。広島大学付属病院で検査を受けた結果、 「右足部捻挫(右足親指の第一関節)」で安静加療1週間と診断された。4日からの大阪遠征には帯同しない。

 治療1週間ということで大したことがないようにも思えますが、捻挫は恐いです。 今年始めの河内投手や2年前の緒方選手のことを考えると、完治までにはかなり時間がかかることも考えられます。 緒方選手のように2年経っても治らないというようなことがないように、しっかりと治して欲しいと思います。

ラドウィックが一軍合流

 ラドウィック投手が広島市民球場で行われた一軍の練習に参加。4日からの大阪遠征にも帯同する。

 阪神戦での先発が濃厚とのこと。好投を期待します。

玉木重と小林幹が出場選手登録抹消

 玉木重投手と小林幹投手が出場選手登録を抹消された。

 小林幹投手は今度こそやってくれると思っていたのですが…。 二軍で好投して一軍で打ち込まれるようなことが続くと、 ちょっとやそっと二軍で好投したぐらいでは一軍に上げることができなくなります。 どうすれば1年目の幹英が復活するのか、あるいは新しい幹英が誕生するのか…。
 玉木重投手は故障から一軍復帰後、5試合のうち4試合で失点。 中継ぎ経験豊富な投手なのですけど、今一つピリッとしませんでした。

SATOの無責任先発予想

 4日から大阪ドームで阪神3連戦。続いて広島で横浜3連戦。計6連戦。
 まずは3連勝中と好調の阪神が相手。 前節巨人に3連敗した広島は連敗を止めたいところ。 オールスター前の6連戦は今節が最後。今節さえ乗りきれば、 日程が少し楽になります。 巨人にこれ以上離されないように何とかついていきたいですね。
 広島の先発は、ミンチー・澤崎・佐々岡・谷間・黒田・ミンチー投手と予想します。 ミンチー投手はほぼ確実でしょう。佐々岡投手は前回早い回で降板しているので、 もしかすると阪神との2戦目に先発するかも。 前節巨人との3戦目に先発しなかった澤崎投手が出てくるかどうかは イマイチ自信がありません。 谷間の先発の候補としてはラドウィック・山内・高橋投手あたり。
 阪神の先発は藪・川尻投手と、あとは湯舟投手でしょうか。

7月2日

巨人に3連敗、貯金0

 対巨人戦、先発山崎慎投手は初回に仁志・清水選手の長短打で1点を先制された。 二死後、マルティネス選手の安打を挟む2つの四球で満塁とされた後、元木選手に右中間へ3点適時二塁打を浴び、 初回いきなり4失点。2回表にも無死から2連打されてKO。 広島は2回裏に金本選手が巨人先発上原投手から右翼席へ11号ソロアーチ。上原投手は左足を故障して降板。 代わった入来祐投手からロペス選手が中越えへ6号ソロアーチ。さらに野村・ディアス・瀬戸選手の3連打で1点差とした。 4回裏には河本投手を攻め、バント安打の浅井選手を二塁に置いて、町田選手が右越えへ8号逆転2ラン。 しかし5回表に玉木重投手が元木選手に2号同点ソロ、6回表には仁志選手に12号ソロを浴びて逆転された。 さらに小林幹投手が8回表に杉山選手に1号ソロ、9回表に後藤選手に4号3ランを浴びて5点差とされた。 粘る広島は9回裏に槙原投手を攻め、浅井選手の四球、木村拓選手の中前打、町田選手の四球で無死満塁。 暴投で1点を返し、代わった岡島投手から代打西山選手の2点適時打で2点差とした。しかし反撃もここまで。 8対10で敗戦。広島は巨人に3タテを食らい、貯金が0になった。

 試合結果

 初回の4失点で大敗を覚悟しましたが、打線が頑張りました。 上原投手のアクシデント降板をきっかけに2回裏の段階で1点差に迫り、接戦に持ち込みました。 4回裏には町田選手の逆転2ランで1度は逆転したのですけど。 5点差を追う9回裏にも粘って3点を取って、一発出れば同点というところまで持っていきました。
 先発は澤崎投手ではなく、意外なことに山崎慎投手でした。先発は5月17日以来。 今節は2試合も中止があったのに先発投手が足らないのですね。先発投手陣の再整備が必要かも知れません。
 で、その山崎慎投手。初回の1点目は仕方なかったとしても、二死無走者から3点取られたのが拙かったですね。
 玉木重・小林幹投手も本塁打であっさり失点しすぎでした。クリーンアップに打たれるのはある程度仕方ないですが、 元木・杉山・後藤選手といった選手に打たれてしまってはねえ。
 達川監督の采配。攻撃では2回裏に浅井・町田選手を出して勝負をかけましたね。 勝負を仕掛けるのがちょっと早過ぎるような気がしました。これでは後半に選手が足りなくなるだろうと思いました。 それだけにあそこであと2点欲しかったです。継投では昨日先発した黒田投手を投入。 試合後半に同点になっていれば、当然高橋投手や河野投手の投入もあったでしょうね。
 達川監督は試合後「判定を平等にしてくれ」と審判室にねじ込んだそうです。 初回の山崎慎投手が高橋由選手へ2−3から投げた低めの球がボールと判定されて四球となり、 9回裏に岡島投手が金本選手に投げた低めの球がストライクと判定されて見逃し三振となったのが腹に据えかねたようです。 巨人寄りの判定があったかどうかはわかりませんが、前半と後半でストライクゾーンに違いがあったようには思います。 7回表に黒田投手が高橋由選手を見逃し三振に取った球は、前半はボールと判定されていたように思います。 「黒田に連投までさせて、この試合に勝負をかけとった。こんな結果になり、 黒田に何かあればワシの責任。いつやめてもいい。腹をくくった」とも。 単なる一ファンの私でもこの3連敗はショックですから、指揮官のショックは計り知れません。 試合直後で興奮していたのでしょうが、もう少し冷静になって、自棄だけは起こさないで欲しいです。
 コツコツ貯めた貯金はついに0。ここから「00からのスタート」ということで頑張って欲しいです。 このまま転落しないように、今が踏ん張りどころです。

東出、右足痛で欠場

 東出選手は1日の試合の8回裏に本塁に突入した際に右足甲を痛めたため、 この試合を欠場した。今季初の欠場。3日に病院で検査を受ける予定。

 東出選手の欠場は非常に痛いですね。将来のある選手なので、無理に出場させて怪我を慢性化させてはいけないでしょう。 Yahoo!を見るとベンチ入りメンバーに名前はありましたが、実際にはベンチには入っていなかったそうです。 今後の状態によっては登録抹消の可能性もあるようです。

ウエスタン情報

 試合結果

 山内・紀藤・矢野投手で完封リレー。連敗は8でストップ。

7月1日

3度追いつくも勝ち越せず延長で涙、2連敗で首位巨人との差開く

 対巨人戦、先発黒田投手は2回表に2つの四球で無死一二塁とし、二死後、 村田善選手に左前適時打を浴びて1点を先制された。 その裏、巨人先発高橋尚投手を攻め、金本・ロペス選手の連打の後、ディアス選手が左前へ同点適時打を放った。 3回表には2つの四球と盗塁、西山選手の悪送球などで一死ニ三塁とされ、 マルティネス選手に左前適時打を浴びて1点を勝ち越された。その裏、町田選手が左中間へ7号ソロを打ちこんで同点。 6回表、3番手高橋投手が高橋由選手に12号ソロを打たれて勝ち越された。 粘る広島は8回裏、東出選手が岡島投手から中堅フェンス直撃の三塁打を放ち、一死三塁。 岡島投手の暴投で判断良く本塁へ帰り同点。広島は槙原投手から9回裏二死二塁、 10回裏二死二三塁、サヨナラのチャンスをつかんだがあと1本が出ず。 逆に12回表に10回表から登板の河野投手が川相選手への四球と清水選手の内野安打で二死一二塁とされた後、 江藤選手に中越えへ決勝の2点適時二塁打を浴びた。3対5で敗戦。広島は2連敗。

 試合結果

 8回表に巨人が無死一二塁のチャンスを拙攻で潰したことで、流れは広島に来ていたんですけどね。 8回裏には東出選手の三塁打と好判断の走塁で同点。9回裏と10回裏にはサヨナラの大チャンスがありました。 あそこでサヨナラできなかったのが痛かったですね。
 河野投手は3イニング目に入って球が上ずっていましたね。 江藤選手に打たれたスライダーはそれほど甘い球ではなかったように見えましたが、 あと球1個分外へ行っていれば良かったんですけど。
 先発黒田投手は四球が多かったです。2失点でよく済んだなという感じだったので、 早めの交代はよい判断だったと思います。
 佐竹投手は1回を完璧。
 高橋投手は高橋由選手に一発を浴びてしまいました。 8回表のピンチは巨人の拙攻に助けられた形です。結果的に4回を1失点ですからまずまずでしょうか。
 打線では左投手用にスタメン起用したディアス選手と町田選手が活躍。ディアス選手は2回裏に同点適時打。 町田選手は3回裏に同点本塁打。達川監督の用兵が見事に当たりましたね。
 東出選手は8回裏に岡島投手からあわやバックスクリーンに飛びこむという中堅フェンス直撃の三塁打。 岡島投手の暴投で判断よくホームイン。守備でも10回表に清水選手のライナーをジャンプして抑える美妓。 失策もありましたが、それを帳消しにする活躍でした。
 達川監督の采配で意図がわからなかった采配がありました。 12回表に投手が苫米地投手に交代して、打者が後藤選手の時、それまで遊撃を守っていた東出選手を三塁に、 三塁だった野々垣選手を遊撃に、ポジションを入れ替えました。 12回裏に東出選手に代打嶋選手が起用されたことを考えると、東出選手がどこかを痛めた可能性もありますね。
 昨日の試合で左膝に自打球を当てた前田選手。ハレはないそうで、スタメン出場しました。
 接戦の好ゲームでしたが、負けて首位巨人との差が4ゲームまで開いてしまいました。 高橋投手も河野投手も長いイニング投げたので、明日の試合の継投は苦しくなりそうですが、 是が非でも勝たないといけませんね。

広島市民球場の一部で停電

 広島市民球場の一部で停電が起きた。両軍ベンチ内の照明や扇風機が使用できなかったり、 広島側ベンチとブルペンをつなぐ電話が使用できなかったり、次打者を告げる場内放送ができなかったり、 ラジオ放送が電話回線を通じて行われたりした。

 前売りで入場券が売り切れだったので、おとなしく自宅観戦をしていました。 ちゃんと放送されていたNHKテレビは18時45分から19時30分まで中断されるので、 ラジオ中継を聞けなかったらどうやって試合経過を知ろうか、ちょっと焦りました。 電話を通じての中継(ラジオブースから電話を使って放送局へ音声を送る)に切り替わったので、事無きを得ました。

小林幹、レイノソに代わり出場選手登録

 レイノソ投手が出場選手登録を抹消され、小林幹投手が出場選手登録された。

 レイノソ投手については、ラドウィック投手とウルソー投手次第ですが、 おそらく昨日の試合が今年最後のチャンスだったのでは。 小林幹投手は二軍戦のテレビ中継で見た時は調子が良かったので、今度こそやってくれるのではないかと期待しています。

ウエスタン情報:ラドウィック初登板

 試合結果

 初登板初先発のラドウィック投手は5回を7安打2失点。最高球速は153キロ。 まずまずという評価のようですが、5回で7安打は打たれ過ぎのような気も…。 次節で一軍登録の可能性もありそうです。