1992年9月13日

前田、涙の決勝2ラン

現在4位
巨人24回戦13勝11敗(東京ドーム)

広島
巨人

広島:北別府(5回1/3)−石貫(1/3)−佐々岡(1回2/3)−大野(1回2/3)
巨人:宮本(6回)−石毛(3回)

勝:佐々岡10勝7敗
敗:石毛4勝3敗13S
S:大野4勝2敗23S
本:川相5号、前田15号

広島先発北別府は再三のピンチをしのいで4回まで無失点。 広島は5回表に巨人先発宮本から1点を先制(打点は山崎隆)。
5回裏、川相が中前へライナー。ノーバウンドで捕球しようとした中堅手前田が突っ込みすぎて後逸。 これがランニングホームランとなり同点。結局、北別府は6回途中でマウンドを降りた。
8回表、巨人の投手は7回から石毛。先頭野村はストレートの四球。 山田凡退で一死一塁となり、打者は前田。 前田は2−2から真ん中高め直球を右翼席上段へ決勝2ラン。 ベンチに戻ってきた前田の目には涙があった。

試合後、前田は「すいません。何もないです」とヒーローインタビューを拒否。 「北別府さんの勝ちを消してしまった」というのがその理由のようであった。

先発オーダー

広島巨人
6野村4篠塚
4山田6川相
8前田8モスビー
5江藤3原辰
7ブラウン9駒田
3小早川7吉村
9山崎隆5岡崎
2達川2大久保
1北別府1宮本