カープ日記


9月15日

ミンチー復帰登板飾れず

 対ヤクルト戦、7月17日以来の登板となる先発ミンチー投手は、 初回にペタジーニ選手の適時打と高橋智選手の犠飛で2点を先制された。 5回表にも二死満塁からペタジーニ選手に2点適時打を浴びた。 ヤクルト先発川崎投手のコーナーを突く丁寧な投球に手も足も出なかった広島打線は7回裏に反撃。 嶋・新井・ディアス選手の3連続二塁打で2点を返した。 しかし9回表に広池投手が代打スミス選手に20号2ランを浴びて万事休す。 2対6で敗戦。広島は2連敗。

試合結果

 先発は7月17日以来の登板となるミンチー投手でした。 立ち上がりこそ乱れましたが、2回以降は立ち直りました。5回表は宮本選手のセーフティバントにやられた形です。 粘りが身上なのにあっさり失点しているのが気になります。
 打線は6回までは淡白な攻撃を繰り返していました。それだけ川崎投手が良かったからなのですけど。 7回裏の新井選手の適時二塁打は外角の難しい球をうまく右へ叩いたもの。 ディアス選手の適時二塁打はシュートを狙い打ちしたそうです。
 広池投手はカーブが高めに入ってしまい、スミス選手に2ランを浴びました。 7回8回と続いた反撃ムードに水を差してしまいました。 ベンチとしては8回9回は細かい継投をする手もあったと思いますが、 経験を積ませるために広池投手に任せたのでしょう。
 東出選手。4打数無安打。走者一塁の場面が2度ありましたが、走者を進める打撃ができませんでした。

江藤、腰痛で欠場

 江藤選手が腰痛のため欠場した。ベンチには入った。

 9月になって打てなくなったのは腰痛が原因なのでしょうね。

河野、出場選手登録抹消

 河野投手が出場選手登録を抹消され、ミンチー投手が出場選手登録された。

 河野投手はもうちょっとで一皮むけそうな感じなんですけどねえ。登録抹消ですか。

日本、サヨナラで台湾を下す

 五輪予選決勝リーグで日本は台湾に2対1でサヨナラ勝ちした。
 野村選手は4打数無安打2三振。

 日本代表チーム、おめでとうございます。松坂投手と蔡投手の素晴らしい投手戦でした。 ところで蔡投手のフォームってレイノソ投手のフォームにそっくりじゃなかったですか?

9月14日

前田満塁弾フイ、逆転負けで今季負け越し

 対ヤクルト戦、3回裏、ヤクルト先発山部投手を攻め、敵失と2つの四球で満塁とすると、 前田選手が中堅右へ11号満塁弾。さらにディアス選手が2ランを放ったが、 一塁走者新井選手を一二塁間で追い越してしまい、この回5点。 先発河野投手は4回表にペタジーニ・青柳選手のソロアーチ、 5回表に宮本選手の適時打で2点差とされた。7回表には玉木重投手が二死一三塁からディアス選手の悪送球で1点差とされた。 8回表には高橋智選手に16号ソロアーチを浴びてついに同点。 広島は8回裏に山本投手からディアス選手の左前打と敵失で二死一二塁のチャンスを作り、 代わった五十嵐投手から緒方選手が中前適時打を放って1点を勝ち越した。 しかし9回表に澤崎投手が四球をきっかけに二死二塁のピンチを作り、佐藤選手に11号逆転2ランを浴びた。 広島は9回裏二死で高津投手から浅井選手が二塁打して同点のチャンスを作ったが、町田選手が倒れた。 6対7で敗戦。今季68敗目となり、シーズン負け越しが決まった。

試合結果

 澤崎投手は2試合連続の救援失敗。相当ダメージを受けていることでしょう。 佐藤選手に打たれた球は高めのボール気味の球。 あの球をあそこまで運ばれるということは球威が足りないのでしょうね。
 打線。前田選手が満塁本塁打。多分プロ入り初だと思います。高めの球をうまく運びましたね。 あのまま勝っていればヒーロー間違いなしだったんですけど。 同点にされた直後の8回裏には緒方選手が勝負強さを見せて適時打。 しかし3回裏に5点取った後、追加点がなかったことが最後の悲劇を生んでしまいました。
 先発した河野投手。四球から崩れるというパターンが出なかったのは良かったと思います。 河野投手本人は、2発の本塁打をいずれも自分が有利なカウントから打たれている点を反省点として挙げていました。 確かにちょっともったいないですね。もう少し投げられそうな感じでしたが、5回で交代。 打たれる前に交代させるという首脳陣の方針らしいです。
 河野投手について1つ気になったことは、3回裏に5点取った後の打席で気のないスイングで三振したことです。 リードしている試合終盤の打席ならばともかく、序盤であれはないだろうと思いました。 第1打席では球に食らいついていたのに。雨でノーゲームになるのが心配になったベンチの指示だったのでしょうか? 結局、試合中は小雨がパラパラっと来た程度でしたが。
 広池投手はペタジーニ選手を抑えました。ワンポイント成功。 次はピンチの時のワンポイント登板が見てみたいです。
 東出選手。5打数2安打。送りバントの失敗は残念でした。

珍!ディアス幻の本塁打

 3回裏一死一塁からディアス選手は山部投手から左翼席最前列へ弾丸ライナーで飛び込む当たりを放ったが、 一塁走者新井選手を一二塁間で追い抜いたためアウトとなった。記録上はシングルヒットとなり、本塁打は幻になった。

 珍しいプレーを見せてもらいました。「プレー・オブ・ザ・デイ」はこれに決まりですね。 確かに前の走者を見ていなかったディアス選手にも問題がありますが、 一塁走者の新井選手にも問題がありました。新井選手はディアス選手に追い抜かれた時、 一塁へ帰塁しようとしていました。一瞬、左翼手に捕られたと見間違えたようです。 ハーフウェイで止まっているところを抜かれたのなら、 ディアス選手が全面的に悪いということになるでしょうけど、そうではないですからね。 勝っていれば笑って済ませられるプレーですが、 1点差で負けたので悔やんでも悔やみ切れないプレーとなってしまいました。 あの時点で5点差はありましたが、あのプレーで嫌な予感がしたんですよねえ。

ウエスタン情報

試合結果

 期待の星、矢野投手が立ち上がりに集中打を浴びて5失点。 3試合連続の好投とは行きませんでした。

9月13日

SATOの無責任先発予想

 14日から地元でヤクルト3連戦。1日開けて東京ドームで巨人2連戦。
 広島のローテ投手は小林幹投手が抜けたので、 河野・黒田・横山・佐々岡・高橋建投手の5人。 ローテ通りならば先発はこの順番でしょう。 ただし、河野・黒田・横山投手が中5日となり、 特に横山投手の中5日には故障再発の不安を感じます。 その点を考慮すると、 ヤクルト戦では横山投手の代わりに別の投手が先発する可能性もあります。
 ヤクルトの先発は、ハッカミー投手が登録抹消になっているので、 山部・川崎投手と来て、3戦目は谷間となります。 谷間には復活してきた石井一投手が来るか、若手投手が来るか、 といったところでしょう。

ウエスタン情報

試合結果

 先発橋本投手は四球連発で自滅したようです。救援長谷川投手は4回を1安打無失点の好投。 小林幹投手の登板はここ3試合連続で抑え。どうやら抑えに戻すようですね。 ちなみに連勝は7月14日15日以来。

野村3打点!台湾に快勝

 五輪予選、日本は台湾に9対1で快勝。B組1位で予選リーグを通過した。 この結果、決勝リーグの日程は15日台湾戦の後、16日中国戦、17日韓国戦となった。
 野村選手は3番三塁手でフル出場。4回表二死満塁からゴロで渋く中前に抜ける2点適時打。 9回表二死二三塁から遊撃左へ適時内野安打。5打数2安打3打点1四球。

 台湾は手の内を見せないようにメンバーを落としてきました。 今日の試合では快勝しましたが、これを実力と思ってはいけないでしょう。 野村選手の活躍は嬉しいですね。

9月12日

大下ヘッド退団

 広島は、大下剛史ヘッドコーチがこの日限りで退団することを発表した。

 大下さん、約1年間お疲れ様でした。蒔かれた種は育ち始めています。

緒方、2試合連続2発で30号

 対横浜戦、4回表、横浜先発三浦投手を攻め、 安打の金本選手を二死から前田選手が中堅手の頭上をワンバウンドで越える幸運な適時二塁打で迎え入れ先制。 さらに嶋選手の左前打が鈴木尚選手の拙い守備で適時二塁打をなって1点。 ディアス選手が中前適時打をつなげて、この回計3点。5回表には緒方選手が2試合連続の29号ソロを放ち追加点。 7回表にも緒方選手が2打席連続の30号ソロを放ち1点。 8回表には戸叶投手からディアス選手の適時打と西山選手の併殺崩れの間に2点を追加。 先発高橋建投手は4回裏に鈴木尚・ローズ選手の長短打で1失点。8回裏には石井琢・中根選手の連打され、 暴投で1失点。9回裏には谷繁選手の10号2ランで2失点したが、打線の援護に守られて完投。 7対4で勝利。広島は連敗を2で止めた。

試合結果

 高橋建投手は低めに球を集め、内外角にしっかり制球していました。3回までは完璧な投球。 味方が点を取ってくれた直後の4回裏にちょっと投球が怪しくなりかけましたが、 そこを何とか踏ん張って1点に抑えたことが大きかったと思います。 8回9回は若干バテていたのか、勝ちを急ぎすぎたのか、3失点しました。 接戦で完投しようとするとその辺りが課題となるでしょうが、この試合に限っては余り痛くない失点でした。 2度目の完投勝利は今後へ向けての自信になることでしょう。
 打線は今日も弾みました。4回表の3点は横浜の拙い守備に助けられた面がありましたけれどね。 緒方選手は4安打2本塁打。ついに30号の大台に乗せました。嶋選手は早いカウントから打つ積極的な打撃で3安打。 幸運な先制打の前田選手は先発復帰後初安打。2安打しました。ディアス選手は適時打2本。
 そんな中でちょっと心配なのが無安打に終わった江藤選手。 9月に入って本塁打は完全にストップ。「夏男」ではなくて「8月男」だったのでしょうか。 もうひと踏ん張りして、金本・緒方選手とともに30発トリオを作って欲しいと思います。
 東出選手。5打数1安打。最終回の打席ではバントの構えをしていて追い込まれた末の左飛。 中途半端な内容でした。

ウエスタン情報

試合結果

 先発レイノソ投手が7回0/3を4安打自責点1の好投。

日本、決勝リーグ進出

 五輪予選、台湾がフィリピンに勝ったため、フィリピンが2敗となり、 日本と台湾の決勝リーグ進出が決まった。

 13日の台湾戦ではお互いに手の内を見せないように戦うのではないでしょうか。

9月11日

勘弁して、すっぽんベイスターズ

 対横浜戦、初回、横浜先発斎藤隆投手を攻め、緒方選手が先頭打者本塁打を放ち先制。 東出・金本選手の長短打でさらに1点。江藤選手が四球で歩き、二死後、ディアス選手の右中間適時二塁打で2点を追加。 初回から大量4点を挙げた。先発佐々岡投手は4回裏にローズ・駒田・進藤選手の長打で2点を失った。 5回表に金本選手の30号ソロで3点差としたが、5回裏に鈴木尚・ローズ選手の長短打で再び2点差に。 7回表に緒方選手の28号ソロで3点差としたが、8回裏にローズ・佐伯選手の長短打で再び2点差に。 逃げ切りを図る広島は最終回に佐々岡投手を諦め、抑えの切り札澤崎投手を投入したが、これが誤算。 谷繁選手への四球と代打荒井選手の右前打で一三塁とされ、石井琢選手の右前適時打で1点差とされ、 一死も取れず降板。救援した遠藤投手は石井琢選手に盗塁を決められ、無死二三塁、サヨナラのピンチを迎えたが、 結局、鈴木尚選手の犠飛で同点にされるにとどめた。10回表、島田投手を攻め、 金本・江藤・嶋選手の安打で1点を勝ち越し。西山選手の犠飛で2点差とした。 しかしその裏、駒田選手に8号ソロを打たれ1点差に。進藤選手の四球と谷繁選手の二塁打で一死二三塁、サヨナラのピンチ。 代わった小山田投手がポゾ選手に四球を与えて満塁とされた後、石井琢選手に犠飛を打たれて同点。 そして11回裏、菊地原投手が鈴木尚・ローズ選手の連打で無死一三塁とされ、駒田選手の犠飛でサヨナラ負け。 8対9で敗戦。広島は2連敗。

試合結果

 横浜は試合をあきらめませんね。10回表に2点を取った時はさすがに勝ったかと思ったんですけど。 9回裏は遠藤投手が澤崎投手が残した絶対絶命のピンチを切りぬけていただけにねえ。 勘弁してくれって感じの試合でしたね。
 澤崎投手は調子が悪かったですね。抑えの切り札の調子は勝敗に直結します。 ま、たまに救援に失敗するのは仕方ないでしょう。
 佐々岡投手。大崩れはしませんでしたが、8回4失点は佐々岡投手にしてはたくさん取られた方ではないでしょうか。 球数が多かったですし、交代は仕方なかったでしょう。残念ながら14勝目がパーになってしまいました。
 打線。昨日の沈黙が嘘のように打ちました。最近不調気味だった緒方選手が2発。 本塁打のペースが落ちてきていて30号まで行けるかどうか不安になってきていましたが、 これで届きそうです。金本選手は30号の大台に乗せました。
 達川監督は初回に嶋選手の体に投球が当たった三振について、かなり長い時間抗議していました。
 東出選手。4打数1安打。久しぶりの安打は三塁線を破る二塁打でした。  

ウエスタン情報

試合結果

 先発田中投手が5回裏に崩れました。打線は全員安打の15安打ながら5得点のみ。 四球が絡まない(1四球のみ)と大量点は難しいですね。

日本、フィリピンに快勝

 五輪予選で日本はフィリピンに10対0で7回コールド勝ちした。 野村選手は2番三塁手でスタメン出場し、2打数無安打。

 野村選手が無安打だったのはちょっと残念。ま、他の選手が打てない時に打ってくれればいいのかも。

9月10日

またも4連勝ならず、横浜にも今季負け越し

 対横浜戦、先発横山投手は初回、石井琢選手の二塁打をきっかけに鈴木尚選手の内野ゴロの間に1点を先制された。 3回裏には鈴木尚選手の13号ソロアーチと佐伯選手の適時打で2失点。 5回裏には鈴木尚選手の14号2ラン、7回裏には波留選手の13号ソロで追加点を奪われた。 広島打線は横浜先発川村投手の前に散発5安打。三塁さえ踏めず完封された。0対6で完敗。 広島はまたも4連勝ならず、今季対横浜戦の負け越しが決まった。

試合結果

 6月12日以来の先発となった横山投手。追いこんでからの勝負球が甘くなって痛打を食らっていました。 制球が少々甘くても、いつもの球の切れがあれば打者を空振りさせたり打ち損じさせたりすることができたのでしょうが、 球の切れもなかったようです。要するに不調だったということですね。 長い回(7回120球)を投げることができたことだけが収穫でしょう。
 打線は、ヤクルト戦での猛打が嘘のように川村投手の前に沈黙しました。 良い投手はなかなか打てないということなのでしょう。そんな中での光明は、昨日も活躍した嶋選手。 2安打してプロ入り初盗塁を決めました。
 前田選手が5番右翼手として8月12日以来のスタメンに復帰しました。 最初からあまり無理をさせてはいけないというベンチの配慮があったのか、 2打席で木村選手と交代しました。2打数無安打でした。
 広池投手が2番手として8回裏1イニングを投げました。直球の威力はまずまずで、下位打線相手でしたが、 無安打1四球に抑えました。
 東出選手。3打数無安打。4試合連続無安打となってしまいました。

ウエスタン情報

試合結果

 先発林投手が大乱調。打線が珍しく7点も取ったんですけど、追いつけず。
 小林幹投手は8回裏を無安打に。 先発か救援か、起用方針は一軍と二軍で統一しておいた方が良いような気がするんですけど。
 伊与田捕手は3安打するも4盗塁を許しました。

野村、ソウル入り

 野村選手は韓国ソウル市に入り、日本代表チームに合流した。

 いよいよですね。初戦のフィリピンには楽勝するのではないかと思われているようですが、 気を抜かずにがんばってください。

9月9日

やった!神宮3連勝!

 対ヤクルト戦、初回、ヤクルト先発ハッカミー投手から金本選手が適時二塁打を放ち1点を先制。 ハッカミー投手は左足を故障し、一死も取れず降板。急遽登板した岡林投手から新井選手が右前適時打を放ち、さらに1点。 先発黒田投手は2回裏に高橋選手の適時二塁打と馬場選手の適時打で同点とされた。 しかし3回表に江藤選手の二塁打と新井選手の四球で一死一二塁とし、嶋選手が右越えへ3号3ランを放って勝ち越し。 さらにディアス・瀬戸選手の短長打で1点を追加。2つの四球で満塁として岡林投手をKO。 代わった石井弘投手から金本・江藤選手が連続押し出し四球を選び、この回計6点。 6回表には河端投手からディアス選手が6号3ランを放ち、試合を決めた。 黒田投手は6回裏に宮本選手への押し出し四球、7回裏に高橋智選手に適時内野安打を浴び、 7回途中まで11安打を浴びながら何とか4点に抑えた。 8回裏には玉木重投手が青柳選手に適時打を浴びたが大勢に影響なし。11対5で勝利。 広島はヤクルトを3タテ。

試合結果

 ヤクルトが四球を連発して自滅しました。どういう形であれ、 これまで苦手にしていた神宮球場で3連勝したのは大きいのではないでしょうか。 これで完全に神宮アレルギーが払拭できたのでは。
 勝ち越し3ランを打った嶋選手。ハッカミー投手の故障降板は幸運でした。 左のハッカミー投手が投げている間は出番がないはずでしたから。初球を積極的に打っていき、 ライナーで右翼席へ突き刺しました。
 金本選手。右中間への先制適時二塁打はあわや3試合連続本塁打という当たりでした。 そして3試合連続押し出し四球。これはかなり珍しい記録なのではないでしょうか。
 新井選手。初回に低めの難しい変化球を右前適時打。昨日捕れなかった一邪飛、今日は捕りました。
 五輪予選出場のためにチームを離れた野村選手に代わってディアス選手がスタメン。 6回表に見事な3ランを放ちました。来季の契約がどうなるか気になるところですね。 少しでも良いところを見せておきたいでしょうね。
 二塁手スタメンは兵動選手でした。 初回の二ゴロはエンドランを決めたと言っても良いのでしょうね。 東出選手は代打で途中出場。2打数無安打1四球。
 先発黒田投手は大量点を背に何とか投げていたという感じですね。 点差が開いていなければKOされていたのではないでしょうか。最後はかなりバテバテだったように見えました。 お疲れ様でした。

広池、出場選手登録

 広池投手が出場選手登録された。

 とりあえずは左のワンポイントでの起用が予想されます。 投手継投の幅が広がりますので、どのような達川采配が見られるかが、 広池投手がどれぐらい成長しているかと共に楽しみです。
 登録抹消された選手がいませんが、広池投手は野村選手の代わりという扱いのようです。

2000年のセ開幕は3月31日

 セ・リーグの理事会が開かれ、来年のセ・リーグの開幕が3月31日に決まった。 開幕カードは上位3チームの本拠地で行われ、1位4位・2位5位・3位6位の組み合わせにはこだわらず、 柔軟に対応することが決まった。 11月にシドニーで行われるプレ五輪・インターコンチネンタルカップには主力以外の若手選手を派遣する方針が決まった。 審判員への査定制度導入も了承された。

 開幕カードの組み合わせの決定で揉めなければいいですけどね。

ウエスタン情報

試合結果

 長谷川投手は3回表の一挙4失点が惜しまれます。福地選手が3安打1打点1盗塁の活躍。

9月8日

金本&新井連夜のアベック弾!

 対ヤクルト戦、4回表、金本選手がヤクルト先発川崎投手から2試合連続の29号ソロアーチを右中間へ運んで先制。 5回表には新井選手が2試合連続の7号ソロアーチを右越えに運んで1点を追加。 さらに二死から河野投手の二塁打をきっかけに満塁とし、 金本選手の押し出し四球と江藤選手の適時内野安打で4点をリードした。 走者を出しながら味方の好守備でしのいでいた先発河野投手は5回裏に乱れた。 一死から川崎・真中・稲葉選手に3連続四球を与えて、勝利投手の権利を手に入れる目前で自滅。 代わった小山田投手が佐藤選手の2点適時打と古田選手の犠飛で3点を取られて1点差とされた。 しかしその後は立ち直った川崎投手と3番手山内投手の好投で両軍無得点。 最後は澤崎投手が締め、4対3で勝利。広島は8月12日以来の連勝。

試合結果

 河野投手が自滅してしまいました。5回裏は自分でも腕が縮こまっていたのがわかったそうです。 たぶん気持ちのコントロールができなくなって、自分が思うように体を動かせなくなっているのだと思います。 その辺りの問題は時間をかけて経験を積んでいくことで克服できるかも知れませんが、 気持ちをコントロールするコツさえつかめば、すぐにでも克服できそうな気がするんですけど。
 5回裏に1点差となって、このままでは終わらないだろうなと思いましたが、 山内投手の好投で試合が締まりました。山内投手は一軍復帰後もずっと結果が出せていませんでしたが、 ようやく良い結果が出ましたね。タマタマでないことを祈ります。
 新井選手は2試合連続本塁打。右の川崎投手が先発でしたがスタメンで起用されました。 昨日の活躍からして当然でしょうね。右方向へのでかい当たりでした。
 金本選手も2試合連続本塁打。2試合連続の押し出し四球。30本塁打まであと1本。
 瀬戸選手が久しぶりにスタメンマスク。初回はうまいブロックで真中選手のホームインを阻止。 西山選手は途中から出場しましたので、怪我ではないようです。
 東出選手。3打数無安打1死球1失策。左膝付近に死球を受けましたが、 その後もプレーしましたので大したことはないようです。初回は送球エラーで河野投手の足を引っ張ってしまいました。 達川監督によると、「かなり疲れているが、これを乗り切れば自信になる」とのこと。

野村、10日に全日本チームに合流

 韓国ソウル市で行われるシドニー五輪予選に参加する野村選手。 9日に神宮球場で広島の練習に参加した後、試合には出場せず、成田に移動し1泊。 10日早朝にロッテの初芝選手らと共に韓国に渡り、既に韓国入りしている全日本チームに合流する。

 五輪予選前の最後の試合となった今日の試合では2安打。良い感じでソウルに乗り込めます。

倉、小林幹に代わり出場選手登録

 小林幹投手が出場選手登録を抹消され、倉選手が出場選手登録された。

 幹英投手は先発で勝ち星を挙げられないまま、登録抹消となりました。 もう一度一軍に上がってきて、何とか来年へのきっかけをつかんでほしいです。

ウエスタン情報

試合結果

 新人矢野投手が5回を3安打無失点の好投。今年中に一軍抜擢があるかもしれませんね。

9月7日

カープ、通算3000勝達成

 広島はヤクルトに12対7で勝利し、球団創立以来通算3000勝を達成した。 初勝利は1950年3月14日国鉄戦。

 おめでとうございます。4000敗になる前に4000勝を達成してほしいな。

新井2発!金本5打点!

 対ヤクルト戦、広島は初回、ヤクルト先発山部投手を攻め、二死から金本・江藤選手の連続四球の後、 野村選手が右中間へ2点適時二塁打。続く新井選手が左越えへ5号2ランを放ち、いきなり4点を先制した。 その裏、先発小林幹投手が二死から佐藤選手に9号ソロアーチ。 ペタジーニ選手への四球と古田選手の安打で一二塁とされ、高橋智・岩村・馬場選手の3連続適時打で同点とされた。 しかし2回表、小林幹投手の代打兵動選手が二塁打し、二死後、金本選手が右越えへ28号2ランを運んで勝ち越し。 3回表には高橋一投手から西山選手の安打と2つの四球で二死満塁のチャンス。 代わった石井弘投手から金本選手が押し出し四球を選んで1点を追加。 2番手菊地原投手は走者を出しながら好投していたが、5回裏に岩村選手に7号2ランを浴びて1点差とされた。 しかし6回表、新井選手がこの試合2本目の6号2ランを左中間へ運び、3点差に突き放した。 7回裏、玉木重投手が稲葉選手に適時打されて2点差にされたが、 9回表に山崎投手から金本選手の2点適時二塁打とディアス選手の適時打で3点を追加して駄目押し。 12対7で勝利。対ヤクルト戦の連敗を5で止めた。

試合結果

 新井選手がやってくれましたね。一軍では初の1試合2発。1発目は初回、 野村選手の二塁打で2点を取った直後の追い打ち。 2発目は岩村選手の2ランで1点差に迫られ、嫌な雰囲気になりかけた6回表の一発。 これで今季の残り試合では左投手が相手の時はスタメンを確保したのではないでしょうか。
 もうひとり、打のヒーローは金本選手。2回表に勝ち越し2ラン。3回表に押し出し四球。 9回表に左越えに駄目押し2点適時二塁打。計5打点の活躍。
 初回に緒方選手の盗塁失敗でチャンスがしぼんだかと思ったら、いきなり4点を先制。 今日こそは幹英投手の先発勝利が見られるかと思ったら、二死無走者から4失点で同点。 幹英投手はせっかく4点をもらったのにもったいなかったですね。
 菊地原投手。2回から4回まで無失点。5回裏に岩村選手に2ランを浴びましたが、試合を作り直しました。 3勝目。
 その他の投手陣。小山田投手は無難な投球。玉木重投手は結果オーライの危ない投球。澤崎投手はいまいちな投球。
 野村選手。スタメンから外れるのではないかと思っていましたが、遊撃手でスタメン出場。 先制二塁打を放ちました。しかし途中でディアス選手と交代しました。 五輪予選前は疲れないようにこういう形での出場になるのでしょうね。
 東出選手。3打数無安打2四球。

江藤、8月月間MVP受賞!

 江藤選手が8月の月間MVPを受賞した。 8月は打率.409、11本塁打、31打点で三冠王。通算3度目の受賞。
 セ投手部門は巨人の上原投手。パ投手部門は西武の豊田投手、打者部門は近鉄の中村内野手。

 江藤選手、おめでとうございます。9月も打ちまくってね。

ウエスタン情報

試合結果

 10回裏、代打笘篠選手がサヨナラ安打。10回表に最後の打者1人を抑えたレイノソ投手は幸運なウエスタン初勝利。
 先発ミンチー投手は7回を6安打自責点1の好投。一軍で来年へのメドを立てておきたいところですね。

9月6日

阿南球団部長誕生

 阿南準郎取締役が球団部長に就任した。育成部長からは外れ、トレーナー部も担当する。 上土井常務は連盟担当に専念する。
 阿南氏に監督経験があるという点に大きな期待が寄せられますね。

SATOの無責任先発予想

 7日から神宮でヤクルト3連戦。続いて横浜で横浜3連戦。計6連戦。
 広島の先発予想は先週3連休があったため、難しいですね。 土日はローテ通り佐々岡・高橋建投手。 紀藤投手が抜けたローテの穴を横山投手が埋めるとして、 黒田・河野・小林幹・横山投手をどう並べるか。 なるべく一定の登板間隔で起用しようとすると、 既に登板間隔がかなり開いてしまっている小林幹・横山投手には涙を飲んでもらって、 黒田・河野投手をヤクルト戦の1〜2戦目に。 前回打球を右腕に当てた黒田投手の状態によりますけど。 あるいは、河野投手の横浜戦での相性の良さを生かそうとすると、 河野投手は横浜戦の初戦に起用するという考えもあります。
 21〜23日の中日戦で首位いじめをしようとするならば、 そこに佐々岡・横山投手をぶつけることを考えたローテを組むことも 考えられないではないです。その場合、 横浜戦の初戦は中5日で佐々岡投手ということになります。 そんな先のことを考える余裕はないでしょうけどね。
 結局よくわからないので、ヤマカンで、 小林幹・黒田・横山・河野・佐々岡・高橋建投手としておきます。
 ヤクルトの先発は山部・川崎・伊藤投手でしょうか。

9月5日

不運!町田また幻の打点

 対中日戦、3回裏に中日先発武田投手を攻め、二死無走者から緒方選手が四球を選び盗塁を決め、 東出選手の中前適時打で1点を先制した。4回表、 3回までピンチをしのいでいた先発高橋建投手は2つの安打と2つの暴投で同点とされた。 広島が4回裏無死満塁と5回裏無死三塁のチャンスを潰した後の6回表、山崎選手に22号勝ち越しソロアーチを浴びた。 その裏、二死二塁で岩瀬投手から代打町田選手が左前へ同点適時打を放ったかに思われたが、 友寄主審に二塁走者嶋選手が本塁タッチアウトと誤審され、同点ならず。 7回表に遠藤投手が関川選手の適時三塁打とゴメス選手の犠飛で3点差とされた。 粘る広島は9回裏に宣投手を攻め、代打前田選手の中前打と緒方選手の左前打で一死一二塁のチャンスを作ったが、 東出選手が三直併殺に倒れた。1対4で敗戦。

試合結果

 試合の流れ的に考えると、6回裏の友寄主審の誤審は大きかったと思います。 あれがセーフならば同点でしたからね。時々あの程度の誤審が起きるのは仕方ないと思うしかないのでしょうか。 不運なのは町田選手で、例の幻の本塁打と合わせ、また打点を損したことになります。
 高橋建投手は走者を出しながらもよく粘っていました。 暴投で同点にされたことと、自打球を当てた直後の山崎選手に一発を浴びたのはもったいなかったですけれど。 6回で2失点ならば先発投手としては上出来だと思います。
 2点を追加されてしまった遠藤投手。直球が走っていないのが気になります。
 打線。3回裏は足を使った攻撃で、二死無走者からワンヒットで1点。見事な攻撃でした。 しかしその後がいけませんでしたね。4回裏無死満塁、5回裏無死三塁で無得点。拙攻でした。 特に5回裏は上位打線だっただけに残念でした。 最終回は金本・江藤選手まで打順が回れば、ひょっとして同点・逆転があるかと思ったんですけど。
 東出選手。地元武生市から応援ツアーが来ていたようです。広島テレビの田坂るりアナが取材をしていました。 成績の方は4打数1安打1四球1打点。 先制適時打を放ち、守備でも4回表に中村選手の飛球を美技で抑え、活躍するところを見せることができました。

野村、右股関節違和感で途中交代

 野村選手は右股関節に違和感を覚え、4回裏に中前打を放った後、ディアス選手と交代した。

 疲れがたまってきたようです。五輪予選が近づいていますし、しばらくスタメンから外れるかも知れません。

前田、代打で久々出場

 足の怪我で欠場している前田選手。9回裏に代打で出場し、詰まりながらも中前打を放った。 前田選手の試合出場は8月12日以来。

 前田選手登場のアナウンスで場内は大歓声。早くスタメンに復帰できる状態になってくれると良いですね。

ウエスタン情報

試合結果

 4投手が中日打線を3点に抑えるも、打線はわずか3安打で1点。

9月4日

ポロリまさかのサヨナラ勝ち!今季中日戦勝ち越し

 対中日戦、先発佐々岡投手と中日先発山本昌投手の息詰まる投手戦。 広島は4回裏一死一二塁のチャンスを新井選手の併殺打で潰し、 5回裏二死満塁では金本選手の右中間への大飛球を関川選手に好捕され、得点を阻まれた。 佐々岡投手は丁寧な投球で中日打線に連打を許さず、 5回表一死一塁、8回表無死一塁では送りバントに対して好守備を見せ、ピンチを未然に防いだ。 そして0対0のまま迎えた9回裏。一死から野村選手が右前打で出塁。新井選手が送りバントを決め、 山田潤選手が敬遠されて二死一二塁、サヨナラのチャンス。ここで投手は好投の山本昌投手から落合投手へ交代。 西山選手は左中間へ飛球を打ち上げたが、これを左翼手福留選手がまさかの落球。 1対0でサヨナラ勝ち。佐々岡投手は5安打完封で13勝目。広島は対中日戦のシーズン勝ち越しを決めた。

試合結果

 素晴らしい投手戦でした。まさか失策で試合が決まるとは思いませんでした。 福留選手は最近になって外野守備を始めた急造外野手。 ワンヒットで二塁走者を本塁へ返さないために前に守っていたようですが、完全に追いついていたんですけどね。
 佐々岡投手。味方打線の援護がないまま、よく9回を抑え切ってくれたと思います。 西山捕手、大野コーチ、 佐々岡投手本人ともそれほど調子はよくないというコメントをしていましたが、 傍目から見ると直球にも伸びがあるように見えましたし、コースにもきっちり投げ分けていたように思います。
 東出選手。4打数1安打。安打は一ゴロがイレギュラーした幸運なものでした。
 首位中日にシーズン勝ち越し。チームの目標のひとつが達成されたことになりますね。 強いチームに勝ち越せたことは、 やりようによってはチームがもっと上に行けるかもしれないという期待を抱かせてくれます。

江藤、ホームランカーニバルで表彰

 8月の月間本塁打数で争う「ファミリーマート・ホームランカーニバル」で、 11本塁打を放ってトップになった江藤選手の表彰が行われた。

 おめでとうございます。8月月間MVPの可能性もありますね。

9月3日

大下ヘッド退団正式発表は12日

 大下ヘッドコーチの退団正式発表は9月12日になる見込み。 達川監督は大下ヘッドの退団について「若手を育成してもらった上に、コーチも育成してもらった。 その上、責任まで取ってもらい申し訳ない」とコメントした。 また、現場の統括担当には上土井常務に代わり、元監督の阿南取締役が就任する模様。

 今季は育成を主眼に置いた年であったとはいえ、 現時点で5位に4.5ゲームの大差をつけられての最下位独走では、 誰かが責任を取らなければならなかったということでしょう。そして責任を取るのは達川監督ではなかったということ。
 また、現場に達川監督と大下ヘッドという2人の監督がいて、混乱したことも大きいようです。 「船頭多くして、舟、山に登る」ってやつですね。大下監督&達川助監督という形にしておけば、 避けられた混乱ではないかという気がします。

SATOの無責任先発予想

 4日から広島で中日2連戦。広島は今季対中日戦の勝ち越しを目指します。
 広島の先発は初戦はエース佐々岡投手か。 2戦目は小林幹・高橋建投手が使えますが、復活した横山投手が有力と見ます。 大野コーチは横山投手の前回の登板後に「次は先発で」とおっしゃってますし、 横山投手は中日に強いですから。
 中日の先発は山本昌・武田投手でしょうか。

9月2日

大下ヘッド、今季限りで退団へ

 大下ヘッドコーチが今季限りで退団することが明らかになった。 大下ヘッドはチーム成績不振の責任を取り、8月下旬に球団に辞意を伝えた。退団は近く正式発表される。 なお、今季のコーチングスタッフを編成した上土井常務も、現場を統括する球団担当から外れる。

 中国新聞に載ったということは確かな情報なのでしょう。この件に関するコメントは正式発表があってからにします。

古葉竹識氏の殿堂入りを祝う会が開かれる

 元広島監督古葉竹識氏の野球殿堂入りを祝う会が広島市内のホテルで開かれた。 達川監督・大野コーチ・野村選手・金本選手ら広島カープ関係者、 山本浩二氏・衣笠祥雄氏らカープOB、藤田雄山広島県知事ら政財界などから 約1400名が参加した。

 おめでとうございます。

セ東西対抗は11月14日

 セ・リーグの東西対抗戦が11月14日に鹿児島県立鴨池野球場で行われる。

 カープ選手の活躍を祈っております。

9月1日

スカウト会議開かれる

 広島市民球場でスカウト会議が開かれ、 高校生の指名候補がリストアップされた。 左投手と捕手を中心とした補強方針で、 桐生第一の正田樹投手、国学院久我山の河内貴哉投手、 静岡の高木康成投手らの名前が挙がった。

 競合覚悟で、人気の高校生左腕投手を指名して欲しい気がします。