カープ日記
8月31日
鯉、虎の2発に沈む
対阪神戦、3回表に阪神先発中込投手から緒方選手が二塁打で出塁した後、東出選手の中前適時打で1点を先制。
走者を許しながらも要所を抑えていた先発河野投手は、6回裏に檜山選手に7号ソロを打たれ同点とされた。
河野投手はさらに2つの四球を出して降板。このピンチは抑えた菊地原投手であったが、
7回裏に坪井選手を四球で歩かせた後、大豊選手に9号2ランを運ばれた。打線は8回表を除き毎回走者だったが、
決定打が出ず終い。9回表も福原投手から無死一二塁のチャンスを作ったが、以下を3者連続三振に抑えられた。
1対3で敗戦。
試合結果
投手陣は計9四死球。これで3失点というのはほとんど奇跡的。阪神の拙い攻めに助けられたからでしょう。
先発河野投手は6回途中まで1失点。好投の部類に入るとは思いますが、四球を出し過ぎですね。
突然制球が乱れてピンチを作っていました。
菊地原投手は好投が続きませんでした。6回裏のピンチはよく抑えてくれましたが、7回裏に大豊選手に被弾。
7回裏の2四球と本塁打がいずれも左打者というのは問題ですね。
打線。初回に緒方選手が安打して盗塁成功。無死二塁のチャンスで、良い攻撃のリズムだったのですが、
東出選手の送りバント失敗で勢いが止まった形です。2回表には木村選手が牽制死。併殺打も2つ。
拙攻でしたね。9回表無死一二塁のチャンスを潰したのも痛かったです。
結果論ですが、まずは同点を狙って送りバントをするという手もあったのでは?
東出選手。3打数1安打1打点。初回の送りバント失敗の汚名は、3回表の先制適時打で返上しました。
試合開始時間決定
10月3日(日) 広 島−ヤクルト 13:30(広 島)
8月30日
3発&菊地原で連敗止める
対阪神戦、序盤は先発黒田投手と阪神先発舩木投手の投手戦。
5回表、木村選手が右翼ポール際へ3号ソロアーチを放って均衡を破った。
4回まで好投の黒田投手は5回裏、3アウト目の吉田浩選手の投手返しを右腕に当てて降板。
6回裏に遠藤投手が和田選手に適時打を浴びて同点。しかし7回表、
木村・浅井選手の安打と緒方選手の死球で満塁とし、東出選手が犠飛を打ち上げて1点を勝ち越した。
8回表には野村選手が山崎投手から右越えへ5号2ランを放って追加点。
9回表には田村投手から金本選手が右中間へ適時二塁打、江藤選手が左翼席中段へ26号ソロアーチを放って2点を追加。
投げては6回途中から救援した菊地原投手が8回裏までを完璧に抑え、最終回は澤崎投手が3人で締めた。
6対1で3快勝。広島は連敗を5で止めた。
試合結果
好投していた黒田投手がアクシデントで降板。2番手の遠藤投手がピリッとせず同点にされて、
どうなることかと思いましたが、菊地原投手が好投しました。
6回裏はジョンソン選手が相手で、ワンポイント登板かと思いましたが、7回裏も続投。
結局8回裏まで投げて7人の打者を完璧に抑えました。内角への思い切った直球や切れの良いカーブを投げていましたね。
打者に向かっていく気持ちが見えたような気がしました。
今日のような投球を次回も続けることが大切だと思います。4月8日阪神戦でのプロ入り初勝利以来の2勝目。
木村選手。久しぶりのスタメンとなりました。
5回表に好投の舩木投手から先制本塁打。右翼ポール際へ最短距離の本塁打でした。
木村選手の左打席での本塁打はプロ入り初となります。7回表にも左前打して、勝ち越しのきっかけとなりました。
東出選手。3打数無安打1打点1四球1犠飛。7回表一死満塁から右犠飛。プロ入り初の勝利打点となりました。
9回表には左の田村投手から四球を選び、金本選手の二塁打でホームイン。守備でも相変わらず良い動きを見せています。
野村選手は試合の行方をほぼ決定付ける5号2ラン。ちょこんと当てたような感じの打撃でしたが、
ヘッドが効いていたのでしょうね。野村選手の本塁打は7月15日中日戦以来です。
江藤選手。8回表に野村選手の本塁打を呼ぶ左翼線二塁打。9回表には左翼席へ駄目押しのどでかい一発。
今月11本目の本塁打で、ついに緒方選手の26号に追いつきました。
金本選手。9回表に左の田村投手から駄目押し適時二塁打。暴走気味で三塁でアウトに。
西山選手。3安打猛打賞。しかし得点には絡まず。
遠藤投手。最近ちょっと登板過多気味でバテているのでは?
澤崎投手。8月22日以来の登板。5点差でしたが、あまりに登板間隔が開くと、
いつぞやの東京ドームの時のようになってしまうかもしれませんからね。3人で締めました。
黒田、右腕に打球を受けて降板
黒田投手は5回裏に吉田浩選手の打球を右上腕部に受けて降板した。アイシングの治療を受け、病院へは行かない。
黒田投手。立ち上がりはいきなり坪井選手にストレートの四球を出してどうなることかと思いましたが、
和田選手を併殺に抑えて乗りました。直球の走りも良く、5回を矢野選手の内野安打1本だけに抑えました。
久しぶりに好投していたのですが、打球を受けて無念の降板となりました。病院には行かないそうなので、
それほど大したことはないのではないかと思います。
菊地原、プロ初安打
菊地原投手が8回裏に山崎投手から右前打を放ち、プロ入り初安打を記録した。
おめでとうございます。投球も良かったですし、ウハウハですね。
8月29日
またも接戦落とし5連敗
対巨人戦、初回、先発高橋建投手は川相選手の安打と松井選手への四球で一二塁とされ、
マルティネス選手に12号3ランを浴びた。3回表には松井選手に31号ソロアーチを浴びて4点差。
広島は3回裏に巨人先発桑田投手をとらえ、東出選手の左前打の後、金本選手が右越えへ27号2ラン。
江藤選手の中前打と盗塁、野村選手の左前打で一死一三塁とした後、暴投で1点を追加。
二死後、代打嶋選手が中前適時打を放ち、この回一挙4点を挙げて同点。
4回表、仁志選手の6号ソロアーチで勝ち越されたものの、
4回裏に巨人2番手西山投手から兵動・緒方・金本選手の安打で再び同点に追いついた。
しかし5回表、玉木重投手が清原選手に11号ソロアーチを浴びて勝ち越された。
その後は横山投手と巨人救援投手陣の力投で両軍0行進。5対6で敗戦。広島は5連敗。
試合結果
打線はいきなりの4点ビハインドをよく追いついたと思います。3回裏の集中打は見事でした。
4回裏までの打線の勢いからいくと、5回表の清原選手の一発による1点は楽に返せると思ったんですけど、
巨人の救援投手陣に抑えられてしまいましたね。
4回裏一死一三塁。江藤選手の打席。一塁走者金本選手。三塁走者緒方選手。ここでの重盗にはびっくりしました。
7月までの不調の江藤選手ならばともかく、8月絶好調の江藤選手の打席で広島ベンチが動いてくるとは思いませんでした。
じっくりと4番打者に打たせるというのが常識的な作戦で、この重盗という作戦には賛否両論あると思いますが、
相手の意表を突くという意味では良い作戦でした。結果は緒方選手が本塁タッチアウトになりましたが、
VTRで見るとタッチが遅れていてセーフ臭かったです。
スタメンに新井選手が入っていました。先発投手を左と予想していたのでしょうか。
それとも左右関係なく打てるようになってほしいという考えからの起用か。
その割には代打に嶋選手を出しているし、起用の意図がちょっとよくわかりません。
先発の高橋建投手は先発転向後、最も調子が悪かったそうです。
球が高く、3発を浴びました。せっかく3回裏に同点に追いついてもらったのだから、
そこで立ち直って欲しかったです。
横山投手は抜群の出来でしたね。3回を1安打6奪三振無失点。大野コーチによると「次は先発で使う」とのこと。
右肩が心配なので、登板間隔を開け、球数を制限して大事に使って欲しいです。
東出選手。4打数2安打1犠打。
巨人に3タテを食らい、借金が20。
せっかく1年間かけて選手を育てたわけですから、そろそろ「これなら来年は行けそう」という試合を見せて欲しいです。
江藤、通算1000本安打達成
江藤選手は3回裏に桑田投手から中前打を放ち、プロ入り通算1000本安打を達成した。
初安打は1990年6月14日中日戦で今中投手から。
おめでとうございます。これからもガンガン打ってください。
8月28日
粘りは見せたが4連敗
対巨人戦、3回までは先発小林幹投手と巨人先発三沢投手の投手戦。
4回裏に江藤選手の25号2ランで均衡を破った。小林幹投手は5回表に二死満塁のピンチを切り抜けたが、
6回表に元木・マルティネス選手にソロアーチを浴びて同点とされ、降板。
6回裏一死満塁のチャンスを町田選手の併殺打で潰すと、7回表に2番手遠藤投手が乱れた。
東出選手の失策と元木選手への四球で一死一二塁とされ、松井選手に左前適時打されて勝ち越された。
高橋選手を四球で歩かせた後、清原選手に右前へ2点適時打を浴び、3点のリードを許した。
粘る広島は8回裏に木村投手を攻め、緒方選手の左前打、東出選手のバント安打、江藤選手の四球で一死満塁のチャンス。
ここで救援した槙原投手から野村選手が中前へ2点適時打を放ち、1点差に迫った。
しかし後続を抑えられ、4対5で敗戦。広島は4連敗。
試合結果
7回表の3失点で2対5。最近のパターンですと、そのままあっさり負けてしまうところですが、
粘りを見せました。8回裏に槙原投手から野村選手が2点適時打。
本塁打以外での得点は、24日阪神戦初回の金本選手の適時打以来です。接戦の好試合だったと言っても良いのでは。
先発の小林幹投手はいつも通り、中盤に苦しい投球になってしまいました。
5回表に満塁のピンチを切り抜けたのでいけるかと思ったのですが、6回表に2発で沈みました。
6回途中までで2失点ですから、先発投手としては合格点の投球だと思うんですけどね。
7回表は東出選手の失策や遠藤投手の2つの四球。長距離打者の松井・清原選手の逆方向への打撃もありましたが、
自滅に近い形でしたね。6回裏に一死満塁の大チャンスを潰した悪い流れを止めることができませんでした。
まさに「チャンスの後にピンチあり」でした。
野村選手。8回裏の適時打はスタメン復帰後初安打でした。守備でも再三好プレーを見せてくれました。
江藤選手。25号先制2ランとうまく流した右前打。25号はどでかい一発でしたね。
30号が射程に入ってきました。
東出選手。4打数1安打1失策。8回裏のバント安打は三塁線へ転がした絶妙のものでした。
守備では7回表の3失点のきっかけとなった送球ミスが惜しまれます。捕るまではファインプレーだったんですけど。
小林幹、プロ初安打
小林幹投手が5回裏に西山投手から右前打を放ち、プロ入り初安打を記録した。
おめでとうございます。高橋選手が照明を目に入れるという幸運な当たりでした。
初安打よりも先発初勝利が欲しいでしょうね。
8月27日
佐々岡がガルベスに被弾、巨人にも負け越し
対巨人戦、先発佐々岡投手は2回表に高橋選手の32号ソロアーチで1点を先制された。
その裏、江藤選手が巨人先発ガルベス投手から左中間へ24号同点ソロアーチ。
しかし佐々岡投手は3回表に後藤選手に5号ソロを浴びて勝ち越しを許すと、
4回表にはガルベス投手に4号2ランを打たれた。5回表にもマルティネス選手に適時打を打たれてKO。
その後、遠藤・小山田・玉木重・菊地原投手が巨人打線を抑えたが、
広島打線が再三のチャンスを生かせなかった。1対5で敗戦。広島は3連敗で借金は今季最多の18。
4年連続の対巨人戦負け越しが決まった。
試合結果
佐々岡投手は良い時と悪い時がはっきりするようになりましたね。
2回表と3回表のソロアーチは仕方ないとして、4回表の2失点が痛かったですね。
あっさり二死を取った後に光山選手に四球を出して、ガルベス投手に2ラン。
この2点でガックリ来たのか、5回表は制球も球威も全くありませんでした。
マルちゃんに盗塁を決められちゃうし。とほほでした。
中継ぎ投手陣は頑張りましたね。特に5回表無死満塁で救援した遠藤投手。
清原選手を三ゴロホームゲッツー。二岡選手の遊直は野村選手のファインプレー。
「無死満塁は得点になりにくい」という野球のことわざはありますが、大ピンチをよく0点に抑えたと思います。
打線は拙攻の連続でしたね。3回裏一死一三塁。5回裏二死満塁。6回裏一死満塁。7回裏一死二塁。
で、結局取った点は2回裏の江藤選手のソロアーチの1点だけ。
東出選手。3打数無安打。3回裏一死一三塁で二ゴロ併殺。5回裏二死満塁で見逃し三振。
打線を切ってしまいました。打撃内容が悪かったせいか、救援投手を入れる打順のせいか、
途中で木村選手と交代。
この試合でスタメン復帰が濃厚と言われていた前田選手。昨日のランニング中に再び足を痛めたとかで、
出場しませんでした。残念ですね。
追加日程
10月
1(金) 広 島−阪 神 18:20(広 島)
2(土) 広 島−巨 人 18:20(広 島)
3(日) 広 島−ヤクルト ??:??(広 島)
5(火) 広 島−横 浜 18:20(広 島)
7(木) ヤクルト−広 島 18:20(神 宮)
8月26日
阪神戦、雨天中止
広島市民球場で行われる予定だった阪神戦は雨のため中止となった。
8月の試合がひとつ減ってしまった。江藤、ショ〜ック!
菊地原が出場選手登録
菊地原投手が出場選手登録された。
ここ1か月のウエスタンでの成績は6試合1勝1敗防御率4.50。
この一軍昇格は好調だからではなく、現在、そして将来的にどうしても左投手が欲しいというチーム事情からでしょう。
菊地原投手には今度こそチャンスを生かしてもらいたいです。
9月の始球式は現役選手で
広島市民球場で行われている始球式。8月まではOB選手によるものだったが、
9月は野村・江藤選手など現役選手がつとめる。登板選手は当日発表される。
OB選手のネタが尽きたのかな。先発投手がそのまま始球式、なんてことがあるかも
(バッテリーは除くそうで、投手が投げることはないそうです)。
8月25日
阪神にシーズン負け越し、借金最多の17
対阪神戦、初回、阪神先発杉山投手から金本選手の25号2ランで先制。
2回裏には町田選手の8号ソロで1点を追加。杉山投手をあっさりKO。
3回裏には竹内投手から金本選手が2打席連続の26号ソロを放ち、4点をリード。
制球に苦しむ先発河野投手は3回まで何とか無失点に抑えていたが、4回表に崩れた。
檜山選手の安打と矢野・星野選手への連続四球で二死満塁のピンチを迎え、
吉田浩・坪井・和田選手の3連打で5点を失ってKO。広島打線は阪神3番手山崎投手を打てず、
小山田投手が8回表に新庄選手の適時打とジョンソン選手の犠飛で2失点、
9回表に大豊選手の8号3ランで3失点。4対10で敗戦。広島は2連敗。今季60敗目。
借金は今季最多の17。3年連続の対阪神戦負け越しが決まった。
試合結果
展開的には昨日の試合とほぼ同じ。先制して、逆転され、膠着状態に入り、駄目を押される。
1点差で膠着状態に入った後、どちらのチームが先に1点を取るかがひとつのポイントだったと思いますが、
阪神の山崎投手が好投したのに対して、小山田投手が踏ん張り切れませんでしたね。
3回までに4点を取った時には今日は楽勝かと思ったのですが、
4回表の河野投手の5失点には呆然としました。
河野投手は3回までもボール先行の危ない投球ではあったのですが、あれほど一気に失点してしまうとは。
やはりこれほどの大量失点は四球絡みということになりますね。あと一死だったんですけどね。
ま、良い投球をすることもあれば悪い投球をすることもあります。
「3歩進んで2歩下がる」ぐらいの感じで進歩してもらいたいと思います。
駄目押し点を取られた小山田投手。やはり左打者への投球が課題のようです。
そしてスタミナにも課題があるようです。3イニング目はヘロヘロでした。
打線。金本選手が連夜の先制打。そして2打席連続弾。そのまま勝っていれば見出し確定の活躍だったんですけどね。
町田選手も一発。3回までで4点を取ったのは良かったのですが、あとが続きませんでした。
本塁打でしか点が取れないですね。
東出選手。5打数2安打1盗塁。
8回裏二死一塁で嶋選手が打席に入っていた時、前田選手が代打の準備をしていました。
嶋選手が出塁していれば代打として登場していたのでしょうか。フリー打撃は既に再開しているそうなので、
そろそろ復帰かも。
河野、プロ初安打
河野投手は2回裏に杉山投手から左中間へ二塁打を放ち、プロ入り初安打を記録した。
おめでとうございます。でも、本職の方が散々だったので嬉しくないでしょうねえ。
紀藤、アキレス腱痛で登録抹消
紀藤投手が右アキレス腱痛のため、出場選手登録を抹消された。
種田トレーナーによると「右アキレス腱炎」。
不調には原因があったということですね。しっかり治してください。
ウエスタン情報
試合結果
ミンチー投手が6回7安打5失点。紀藤投手が登録抹消されたので、一軍に戻って来て欲しいところなのですが。
ペレス選手が3安打。絶好調なのに一軍からお呼びがかかりませんね。
木村に第一子誕生
木村選手夫人の由美子さんが男児(第一子)を出産した。
おめでとうございます。一時はレギュラーを獲りかけた木村選手ですが、
東出選手の台頭もあって、代打での出場が多くなっています。残り試合で存在感をアピールしてもらいたいです。
8月24日
8月29日(日)は広島市立大学が全館停電のため、
28日夕方から30日朝まで本サーバーを停止します。
ご迷惑をおかけしますが、ご了解下さい。
野村スタメン復帰も紀藤大誤算
対阪神戦、野村選手が遊撃手でスタメン復帰。広島は初回、阪神先発中込投手から金本選手の適時打で1点を先制した。
しかし2回表、先発紀藤投手は檜山選手の6号ソロで同点にされると、
星野選手の適時打と中込投手の適時打で2点を勝ち越された。紀藤投手は一死満塁のピンチを残してKO。
このピンチを切り抜けた小山田投手は、3回表に星野選手の犠飛で1点を追加された。
3回裏、緒方選手が26号ソロをバックスクリーンへ叩き込んで2点差とした。
阪神の攻撃を玉木重・横山投手が抑え、打線の反撃を待っていたが、
8回表に山内投手が大豊選手に7号2ランを浴び万事休す。2対6で敗戦。
試合結果
野村選手、スタメン復帰おめでとうございます。8月3日以来のスタメンです。
遊撃手としてのスタメンとなると5月25日以来となります。打撃は4打数無安打でいいところがありませんでしたが、
守備では3回表に中込投手の左前へ落ちそうな飛球を捕るなど、まずまずの動きを見せました。
しかし、野村選手のスタメン復帰も起爆剤にはならないんですねえ。
先発の紀藤投手が大誤算でした。2回途中KO。2つの四球と中込投手に打たれたのが拙かったですね。
好投して復活と思われ、そして好投報われずという試合の後、
投球内容が悪くなっていくというのがここ数年のパターン。
このパターンを打ち破るよう、次回の登板に期待します。
短いイニングしか投げていないので、中5日あれば十分ですね。
中継ぎ投手陣。小山田投手は2回表に一死満塁の大ピンチを切り抜ける好救援。
3回表の失点が惜しまれます。左打者が苦手なのでしょうか?
玉木重・横山投手は無難に抑えてくれました。横山投手はカーブがよく縦に割れています。
山内投手。大豊選手に打たれた2ランは痛すぎました。2イニング目はまずまず。
打線。緒方選手の本塁打が出た時は2点差だったので、逆転できそうな感じだったのですが、
4回以降チャンスらしいチャンスもありませんでしたね。中込投手の調子は悪かったそうなのですが。
もう少し粘って欲しいです。
東出選手。3打数無安打1犠打。
中日にマジック27が点灯
横浜が巨人に負け、中日の試合がノーゲームになったため、中日にマジック27が点灯した。
8月中にマジック点灯ですか。早いですね。
8月23日
SATOの無責任先発予想
24日から阪神3連戦。倉敷で1試合、広島で2試合。
続いて広島で巨人3連戦。甲子園で阪神2連戦。計8連戦。
阪神と5試合ありますので、
ここらあたりで抜きつ抜かれつの最下位争いも決着か。
広島の先発予想は今回は難しいですね。
8連戦であること。黒田投手の投球内容が悪く、
首脳陣が彼を先発起用するかどうか微妙なこと
(19日の試合後、二軍落ちが示唆されていたのですが、
まだ登録抹消されていないです)。
河野投手の先発予定が雨で流れ、21日に中継ぎ登板したこと。
大野コーチがローテのパターンを変えると言っていること。
そういった諸々の条件を考慮しないで、
紀藤・河野・黒田・佐々岡・小林幹・高橋建・紀藤・河野投手と予想します(^^;。
これを基本に、
- 黒田投手と河野投手の順番は入れ替わる可能性あり。
- 黒田投手の代わりに現在ローテに入っていない投手が出てくるかも。
- 紀藤投手の中5日はキツイかも。
ってところですかね。阪神戦の初戦に紀藤投手、
巨人戦の初戦に佐々岡投手というのは固いと思っているんですけど。
阪神の先発はローテ通りならば中込・杉山・湯舟投手。
しかしカープキラーの藪投手を中5日で3戦目に持ってきそうな気がします。
9月23日に新人テスト
広島球団は9月23日午前9時30分から広島市民球場で新人テストを行う。
- テスト内容
- 1次テストは50メートル走6.5秒以内、遠投90メートル以上。
投手は投球。野手は1次テスト合格者のみ、打撃・守備の実技。
- 応募資格
- 17歳から22歳までの健康な男性。身長173センチ以上。高校・大学在籍者は来春卒業見込みで、
野球部員は退部届提出者。
- 応募
- はがきに、氏名・住所・電話番号・年齢・学歴・身長・体重・ポジション・投打の左右を明記の上、
〒730−8508 広島東洋カープ「新人テスト」係へ。
- 問い合わせ
- 電話082−221−2040
いい選手が見つかると良いですね。
8月22日
江藤連続弾!新井同点弾!金本150号決勝弾!
対中日戦、2回裏に先発高橋建投手はゴメス選手の二塁打、井上選手の内野安打、
種田選手への四球で無死満塁の大ピンチを迎えたが、李選手の犠飛による1点に抑えた。
4回裏には李選手に右越えへ8号ソロを打たれて2点差とされた。
4回表まで中4日の中日先発山本昌投手にパーフェクトに抑えられていた広島打線は、
5回表に江藤選手の22号ソロと新井選手の4号ソロで同点に追いついた。
6回表には二死から金本選手が24号ソロアーチを放って勝ち越し。金本選手は通算150号本塁打達成。
続く江藤選手が2打席連続の23号ソロを放ち、2点をリードした。
この2点を高橋建・遠藤・澤崎投手が守り抜いて、4対2で勝利。
試合結果
4回までの山本昌投手は制球が確かでストライク先行。広島打線は凡打の山で完璧に抑えられていました。
4回裏に追加点を取られたこともあって、今日はやられたなと思いました。
しかし、ここから広いナゴヤドームで大花火大会。着火したのは江藤選手。5回表に先頭打者として登場し、
初球を左中間最深部へ豪快な一発。ストライクをポンポン取ってくることを見越した初球狙いだったのでは。
一死後、新井選手が外角寄りの変化球をうまくとらえて、左中間へ同点弾。
左投手用に起用されたわけですが、その期待に応えました。
6回表には金本選手が右翼席へライナーで通算150号アーチで勝ち越し。結果的にこれが決勝弾となりました。
仕上げは江藤選手が低めの球をうまくすくい上げて左翼席へ2打席連続弾。
「江藤の夏」はまだ終わっていませんでしたぁ!
守りでは3投手の継投がピタリとハマリました。
先発高橋建投手は球に力はありましたが、制球が今ひとつ。
2回裏は無死満塁、5回裏は二死一三塁とピンチはありましたが、何とか粘って8回途中まで2失点に抑えました。
2勝目。
遠藤投手は8回裏二死二塁で山崎選手を見逃し三振。セットアップの役割を果たしてくれました。
昨日今日と厳しい場面で好投しています。
抑えは守護神澤崎投手。李選手の時に、
どう見てもストライクにしか見えない球を佐々木主審にボールにされましたが、動揺せずに3人でピシャリ。
13セーブ。
東出選手。4打数無安打。
マジック点灯目前の首位中日に2勝1敗で勝ち越し。中日にあと1勝すれば今季対中日戦の勝ち越しも決まります。
せめて中日の完全優勝を阻止して、カープの存在感を示してもらいたいですね。
金本、通算150本塁打達成
金本選手は6回表に山本昌投手から右越えへ本塁打を放ち、プロ入り通算150号本塁打を達成した。
初本塁打は1993年9月4日横浜戦で三浦投手から。
おめでとうございます。次は200号、300号を目指して下さい。
ウエスタン情報
試合結果
ペレス選手が2安打3打点。最近好調ですね。
長谷川投手が救援登板しています。
井上浩夫人、男児出産
井上浩夫人の由佳さんが男児(第2子)を出産した。
おめでとうございます。
井上浩選手はヘルメットに長男のお名前「TSUBASA」と書いているんですよ。
8月21日
またまた最下位に逆戻り
対中日戦、広島は初回に中日先発野口投手を攻め、内野安打の東出選手を二塁に置いて、
江藤選手が右越えへ適時二塁打を放って先制。
先発小林幹投手は3回裏に中村選手の安打と東出選手の失策で二死一二塁とされ、立浪選手の適時打で同点とされた。
5回裏には野口投手への四球、関川選手の安打、久慈選手への四球で二死満塁とされ、
ゴメス選手に適時打を浴びて2点を勝ち越された。
8回裏には3番手河野投手が渡辺選手に不運な適時二塁打を浴びて1点を追加された。
広島打線は野口・岩瀬・宣投手の前にチャンスらしいチャンスを作れないまま、スミ1に抑えられた。
1対4で敗戦。阪神が勝ったため、最下位に逆戻り。
試合結果
初回に江藤選手が適時二塁打を打った時には幸先がいいなと思ったのですが、
あとがさっぱりで「昨日の試合は何だったの?」って感じでした。
2回表二死満塁からの東出選手の投直は惜しかったですが、以降のチャンスは5回表の一死二塁ぐらいでしたね。
左投手用に起用された町田選手がさっぱりだったのは残念。
幹英投手は立ち上がりを除くと4回裏まではまずまずの投球。5回裏に野口投手に与えた四球が痛かったですね。
制球にブレが出ることはありましたが、直球に伸びがあったように思いましたし、
フォークは落ちるようになっています。大きなカーブやスライダー、シュートも使えています。奪三振は7つ。
3イニング程度ならばかなりの投球を期待できるレベルまで来ていると思います。
投球自体がままならなかった前半戦とは違い、現在ぶつかっているのは先発投手としての壁だと思います。
中継ぎに戻して現状で力を発揮させるか、このまま先発で起用し続けて一皮むけるのを待つか、
首脳陣は思案のしどころだと思います。
広島ベンチは5回裏二死一三塁のピンチで、幹英投手に代えて遠藤投手を投入。
今年は中継ぎ投手に信頼が置けないせいか、
走者がいる場面で救援投手を投入することが少ないように思いますが、思い切った継投でした。
遠藤投手はベンチの期待に見事応えました。
ローテ投手の河野投手が救援登板。先のヤクルト戦で先発予定が雨で流れて登板間隔が開いたからでしょう。
渡辺選手の適時二塁打は打ちとっていた当たりでした。不運でしたね。
東出選手。3打数1安打。第2打席は二死満塁で投直。抜けていればねえ。守備では3回裏に同点につながる失策をひとつ。
逆に4回裏には福留選手の中前に抜けようかというゴロをファインプレー。
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試合結果
長谷川投手が1回0/3無失点で降板。アクシデントでなければ良いのですが。
ペレス選手が2安打2盗塁。
8月20日
佐々岡の逆襲
対中日戦、広島は初回、プロ初先発の大塔投手から金本選手が右翼席へ23号2ランを運んで先制。
3回表には二死二三塁から4番の座に戻った江藤選手が適時打を放ち、2点を追加。
7回表には江藤選手が正津投手から適時二塁打で1点、8回表には中山投手から西山選手が併殺の間に1点、
9回表には江藤選手が投ゴロの間に1点を挙げた。前回の登板で中日にKOされた先発佐々岡投手は、
序盤のピンチを切り抜けると後はスイスイ。5安打12奪三振で4度目の完封。
7対0で快勝。広島は連敗を3で止め、最下位を脱出した。
試合結果
佐々岡投手は前回の登板で中日打線に早いカウントからスライダーを狙われてメッタ打ちをされましたが、
今日の登板できっちりとお返しをしました。スライダーでカウントを整えるという投球パターンを改め、
どちらかというと直球主体の投球でした。西山捕手が前回の投球をきっちり分析したのでしょうね。
投球パターンを変えたことに加え、直球が前回の登板の時よりも走っていたのが好投の要因でしょう。
打線。3番に金本選手が上がり、4番に江藤選手が戻りました。
金本選手は先制2ラン。中日の先発の大塔投手がプロ初先発だったことを考えると、
ショックを与えるのには十分な一発でした。
また、江藤選手は2点適時打と適時二塁打など4打点の活躍。4番の仕事をしてくれました。
東出選手。2打数1安打1四球2犠打。4回表の二死満塁でヒットを打っていれば完璧だったんですけどね。
守備でも4回裏にゴメス選手の右前へ抜けようかというゴロを好守備。
中日は巨人との大一番を終え、一息ついたような感じでした。
先発はローテの谷間で大塔投手でしたし、中日にとっては勝てれば儲けものといったところだったのでは。
明日以降、中日はチームを締め直してくるでしょう。ぜひ返り討ちにしたいですね。
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試合結果
ドラフト3位ルーキー矢野投手がウエスタン初登板初先発。3回を無安打無失点で上々のデビューを飾りました。
連敗もようやくストップ。
8月19日
対ヤクルト5連敗
対ヤクルト戦、初回、先発黒田投手は真中・宮本・佐藤選手の3連打で1点を先制された。
2回表には高橋智選手に左翼席最上段へ14号ソロアーチ。
4回表には2つの四球と死球で満塁とされ、馬場選手の適時打、真中選手の2点適時打で3点を失った。
黒田投手はここでKO。
7回表には3番手山内投手が宮本・佐藤・ペタジーニ選手の3連打で1点を失った。古田選手への四球で満塁とされた後、
高橋智選手に左翼席最前列へ15号満塁弾を浴びて、勝負あり。
広島打線はヤクルト先発川崎投手から4回裏に金本選手の犠飛、7回裏に東出選手の適時打で2点を返したのみ。
2対10で完敗。広島は3連敗。対ヤクルト戦5連敗。
試合結果
黒田投手は調子が悪かったですね。2点を取られた後、3回表を抑えたので立ち直るかと思ったのですけど。
4回表は3四死球ということで、一人相撲を取ってしまいました。
早く安定感のある投手になってもらいたいものです。
山内投手。前回も結果的に0点に抑えただけで内容は良くありませんでしたが、
案の定、この試合ではボコボコにされました。高橋智選手の満塁弾で試合が終わってしまいました。
復活への道は遠いようです。
逆に横山投手は良かったです。2回を3三振6人でピシャリ。大野コーチによると、「しばらくは中継ぎ」とのこと。
小山田投手もマルでした。4回表のピンチで好救援を見せ、5回表は3人で切りました。
打線。3番にディアス選手を起用する新打順。4回裏には東出選手の安打の後、
そのディアス選手がうまい右打ちを見せて無死二三塁のチャンス。
しかしこのチャンスで金本選手の犠飛による1点しか取れなかったのは痛かったですね。
一気にたたみかけて川崎投手を攻略したかったところでした。その他チャンスはほとんどが二死からということで、
大量点にはつながりませんでした。最近、打線に元気がないですね。
東出選手。4打数2安打1打点。いずれの安打もカープの挙げた2得点に絡んでいます。
スタメンから外れて久しい野村選手。試合前の守備練習では遊撃を守っていました。
達川監督によると、「五輪予選もあるし、足が完治するまでは代打で」とのこと。
そういえば守備練習前に古田選手とお話ししていました。五輪予選のことでも話していたのでしょうか?
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試合結果
先発田中投手が6回表につかまりました。17日の試合とこの試合でペルドモ選手は内野を守っています。
8月18日
ヤクルト戦、雨天中止
広島市民球場で行われる予定だったヤクルト戦は雨のため中止になった。
河野投手が先発予定だったそうです。前田選手はティー打撃を始めたとのこと。
8月17日
好投紀藤、味方打線の貧打に泣く
対ヤクルト戦、先発紀藤投手は初回、ペタジーニ選手に35号2ランを浴びて先制を許した。
その後、紀藤投手は変化球を主体にした投球で粘投し、8回までを零封。
しかし、広島打線はヤクルト先発山部投手をとらえ切れず、最後は高津投手に抑えられて、わずか4安打で完封された。
0対2で敗戦。広島は2連敗。
試合結果
紀藤投手は8回を2失点の好投。いきなりペタジーニ選手に一発を浴びてどうなることかと思いましたが、
その後は良い投球を見せました。変化球がいつもより多めだったと思います。
打線の援護がなかったのは大変お気の毒でした。
広島打線はボール球に手を出して山部投手を助けてしまいました。
先日の中日戦でも川上投手に同じような投球をされました。山部投手の球に威力があったのは確かですが、
同じような失敗を繰り返していますね。
それでもチャンスはあって、3回裏の二死満塁と4回裏の一死一二塁。
3回裏は、前の試合で中日の野口投手から2安打して左投手用に起用された山田潤選手、
4回裏は、左投手克服の修行中の嶋選手が凡退しました。
東出選手。3打数1安打1四球。
スタメンには東出・金本・嶋選手と3人の左打者がいましたが、山部投手を打てそうなのは東出選手だけでした。
初回の左前打は高橋智選手の守備に助けられた感じでしたけど。
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試合結果
先発ミンチー投手は4回2/3を5安打自責点1。
安打を多く打たれているのはミンチー投手らしいですね。中途半端なところで交代しているのがちょっと気になります。
8月16日
SATOの無責任先発予想
17日からヤクルト3連戦。福山で1試合、広島で2試合。続いてナゴヤドームで中日3連戦。計6連戦。
現在広島は阪神と熾烈な最下位争いをしていますが、
ヤクルトを叩いて4位争いをできる位置に浮上してもらいたいですね。
広島の先発は紀藤・河野・黒田・佐々岡・小林幹・高橋建投手と予想します。
前節中日に嫌な打たれ方をした佐々岡投手を中5日でヤクルト戦の3戦目に持ってくる手もあります。
山内・横山投手の先発起用は、中継ぎで良い結果を出した後になると思います。
ヤクルトの先発は、石井一投手が登録を抹消されていますので、山部・川崎・伊藤投手か。
伊藤投手の代わりにハッカミー投手の可能性も。