カープ日記


2月28日

広池、松井斬り!!

 対巨人オープン戦、先発田中投手は3回裏、松井選手に先制3ラン。 4回裏には小林敦投手が二岡選手に適時二塁打、川相選手に適時打を浴びて2点を追加された。 続く一死一三塁のピンチでは広池投手が松井・石井選手を抑えた。 5回裏には遠藤投手が一死満塁から二岡選手に押し出し四球。 カープ打線は巨人先発入来祐投手以下4投手を崩せず完封された。0対6で敗戦。

試合結果

 成長株と言われていた田中投手があっさり打たれ、後を受けた小林敦投手も撃沈。 前途多難を感じさせられる試合でした。 達川監督も田中投手のことを「現状の実力ではあんなものでしょう」と、バッサリやってました。 まだオープン戦が始まったばかりですから、気長に結果が出るのを待つしかないでしょう。
 完敗という試合内容の中で、広池投手が4回裏のピンチで松井選手を抑えたことは明るい話題でしょう。 ペナントレースでもああいう場面での登板が予想されます。 このまま左のワンポイントとして順調に伸びて欲しいと思います。 また、8回裏に登板した宇野投手は、カーブか何かでしょうか、緩い変化球を投げていましたが、 面白い球だと思いました。
 ディアス選手はまた併殺打を打ってましたね。 シーズン中に併殺打を量産されてはたまりませんが、 日本の野球に慣れるまでは様子を見てあげないといけないのでしょう。
 巨人についてですが、盗塁やエンドランなど足技をしかけてきましたね。 攻撃の質を変えようという意識があるのでしょうね。 また、二岡選手が2本の二塁打と押し出し四球。カープの天敵になりそうな予感がします。

浅井、死球で途中交代

 浅井選手が1回表に入来祐投手から左ひざに死球を受けた。ベンチで治療を受けた後、 3回表の打席まで出場したが、3回裏の守備から木村選手と交代した。

 怪我の程度はわかりませんが、すぐには交代しなかったので、大した怪我ではないのではないかと思います。

日南キャンプ打ち上げ

 オープン戦に参加しなかったメンバーは天福球場で練習。
 朝の挨拶は佐々岡投手。「今日で最後です。よ〜怪我人が出ましたけど、怪我をせずに広島に帰りましょう。 今日1日頑張りましょう」。
 野村選手は軽めながら他の選手と同じメニューをこなした。 ランニングしている姿は左ふくらはぎの不安を感じさせないものだった。
 町田選手は鉄アレイを持ってウォーキングをするなど別メニュー。 ブルペンでミンチー投手の投球練習の打席に入って、球筋を見ていた。
 前田選手はフリー打撃。
 最後は輪を作り、野村選手の音頭で一本締め。
 日南キャンプは打ち上げ。オープン戦組と日南居残り組ともに広島に戻った。 1日は休み。2日から広島市民球場で練習再開。

 達川監督はこの日のオープン戦の結果を見て、広島で第3次キャンプを張ることを検討しているそうです。 選手がまだ試合をできる体になっていないからだとか。 開幕までにキャンプの疲れを抜いていってもらいたいですね。
 野村選手が動けるようになってきているのは朗報ですね。

2月27日

達川カープ、オープン戦初戦を白星で飾る

 オープン戦初戦となった対ヤクルト戦、初回、浅井選手がヤクルト先発岡林投手から右翼席へ先制ソロアーチ。 広島先発の菊地原投手は3回表に嶋選手の失策などから一死満塁とされ、 高梨選手に左翼線へ逆転の2点適時二塁打。さらに新外国人ペタジーニ選手に2点適時打。 その裏、前田・倉選手の短長打で二三塁とし、緒方選手の右越え三塁打で1点差。 ペルドモ選手の犠飛で同点に追いついた。浅井選手の右中間三塁打の後、江藤選手が右前適時打して勝ち越した。 7回裏にはペルドモ選手が再び犠飛を上げて1点を追加。 投げては菊地原投手の後を受けた長谷川・広池・小林敦・レイノソ・高橋建投手が ヤクルト打線をわずか1安打に抑え、 6対4で勝利。達川監督は初采配を白星で飾った。

試合結果

 まずは達川監督、オープン戦初勝利おめでとうございます。
 先発した菊地原投手は残念な結果でした。嶋選手の失策は不運でしたが、 3回表は球が浮いていて制球が定まらない感じでした。球威も不足していましたね。
 広池投手はタイミングが取りづらそうな投げ方ですね。 見逃し三振した高橋選手は全くタイミングが取れていないようでした。 それほど球威は感じられなかったので、相手が慣れてきた時にどうなるかですね。
 打者では浅井選手が3安打。本塁打と三塁打はともに会心の当たり。 やはり正一塁手は浅井選手でしょうか。
 ペルドモ投手の登板機会はありませんでした。遊撃守備は無難にこなしていましたし、 打撃の方でも1安打2打点とブランクを感じさせない活躍でした。

2月26日

春季キャンプ情報:キャンプ実質打ち上げ

 27日28日はオープン戦。28日のオープン戦終了後に広島に戻るため、 この日が実質上のキャンプ打ち上げとなった。
 朝の挨拶は井上浩選手。「おはようございます。井上浩司です。残すところキャンプもあと1日になりました。 明日からオープン戦が始まります。今日1日、怪我のないよう、気を引き締めて行きましょう」。
 投内連係。状況を設定したバント練習。江藤・前田・金本選手が並んでフリー打撃。
 シート打撃。小林幹投手は打者9人に4安打3奪三振。 江藤選手に左越え、金本選手に右中間へ連続本塁打された。 達川監督は「球の切れはまあまあ。味方相手だしあんなもんでしょう」(「カープっ娘TV])。 「球の切れがよくない。いい時に比べ六分くらいかな。心配は心配ですね」(「中国新聞」)。
 シート打撃その2。横山投手は打者9人に2安打3奪三振。 大野コーチは「今日は良かった。あとは緩急を使えるように」。
 シート打撃その3。嶋選手は河野投手から左中間へ三塁打。
 佐々岡投手は304球の投げ込み。
 27日先発予定の菊地原投手は30球の軽めの投球練習。
 28日先発予定の田中投手はノースロー。
 右足首を故障した町田選手は野村選手とともに東光寺球場で別メニュー。
 山内投手が左足痛を再発。27日のオープン戦には登板しない。
 川島コミッショナーがキャンプを見学。川島「調子いいそうだね」。 大下「調子はですね、カラ元気です」。川島「だはははは」。

 選手、スタッフのみなさん、おつかれさまでした。 オープン戦の序盤はバタバタするかも知れませんが、終盤にはきっちりした試合を見せてください。
 山内投手の左足痛再発は「何をやっとるんじゃ。やらせとるんじゃ」という感じですね。

達川監督、キャンプを総括

 達川監督がキャンプを総括した。
 100点満点とはおっしゃってますが、本音はそうでもなさそうですね。 選手には100点満点と言ってあげないと可哀相というところでしょうか。

オープン戦帯同メンバー発表

 27日ヤクルト戦に帯同するメンバーが発表された。
投手
長谷川、高橋建、菊地原(先発)、ペルドモ、小林敦、レイノソ、広池、宇野
捕手
西山、倉、伊与田、田村、鈴衛
内野手
ディアス、江藤、嶋、山田潤、若林、玉木朋、井上浩
外野手
木村、前田、浅井、緒方、金本

 主力選手も最初から出場するようですね。

2月25日

春季キャンプ情報:町田が右足首痛でリタイア

 野村選手が練習を再開。東光寺球場で軽いジョギング・ティー打撃など約3時間。
 町田選手がアップ中に右足首を痛め、早退。 病院で診察の結果、「右足首靱帯損傷」で全治2週間。
 アウトカウントを想定し、走者を置いての実戦守備練習。 打撃練習では走者を置いて、右打ちやヒットエンドランの練習。
 小林幹投手は「新しいセットポジションはどうしてもタイミングが合わなかった。 ボールがいい方をとりたいので、元に戻した」。
 江藤選手はランチタイムに大下ヘッドのノックを約15分。 大下ヘッドは江藤選手について「体がなまっており、全盛期に比べ4〜5キロ重かった。 これを絞りきらなければならない。やっと手応えを感じたかなというところ」。
 ペルドモ投手は遊撃守備練習や打撃練習をこなし、 ブルペンでは約40球の投球練習。 二刀流の先輩(?)である阪神の新庄選手について「私、負けないようにね、 頑張ります」。
 黒田投手は右手中指のマメを潰し、予定されていた27日オープン戦での先発を回避。 菊地原投手が先発する。
 野球解説者の落合博満氏がキャンプを見学。お目当てはあの選手か?

 町田選手が怪我ですか。もう少しでキャンプも打ち上げだったのですが、残念。 大したことなければいいですけど。一方、野村選手は練習を再開しましたが、 本格的な練習再開にはまだまだかかるようですね。

2月24日

春季キャンプ情報

 雨のため練習開始時間が遅れた。 達川監督や大下ヘッドらスタッフとアルバイトがグラウンド整備を行ない、 12時から練習開始。
 ミンチー・山内・高橋建・横山投手ら19投手が打撃投手を務め、 前田・江藤・金本・緒方選手らがフリー打撃を行なった。
 高橋建投手は緒方選手と対したが、調子はいまひとつだった様子。 「今日は最近の中で一番悪かったかも知れない。緒方さんに迷惑をかけた。 平坦な場所、風が強いという悪条件。体の切れもなかった。 キャンプが始まって今までの出来は80%。実戦で100%近くなると思う」。
 先発転向が予定されている横山投手は緒方選手相手に56球。 バットを折るなど上々の出来。課題はスタミナ。
 守備練習ではディアス選手が二塁、遊撃にはペルドモ・玉木朋・若林選手が入った。 達川監督によると、 27日のオープン戦では二塁手にディアス選手、 遊撃手にペルドモ投手のスタメンで臨むという。
 田村選手がフリー打撃で器用な右打ちをみせた。 大下ヘッドは「西山が万が一という時は田村という捕手が非常に成長していますので、 西山の刺激にもなっているのは事実だと思いますよ」。 西山選手は田村選手のことを「すごい良くなっていると思う。 ウカウカしてられないという気持ちはあります」。 田村選手は「投手が一番力を発揮できるような構え方を勉強しているところ。 正捕手は周りが認めるかどうかであって、自分で『俺が1番なんだ』とか 『俺が2番なんだ』とかいうのを決めちゃうと、そこに限界を作ってしまうので、 自分は自分のできることをやればいいと思っている。 11対10でも1対0でも2対1でも5対3でも、とにかく勝てる捕手になりたい」。

 瀬戸選手は右肩痛で二軍で調整中ということで、 田村選手は2番手捕手の座を獲得しかけているようです。 西山選手の左手首にも不安が残りますから、2番手捕手の座は重要度を増しそう。 もちろん田村選手はあわよくば西山選手を抜いて正捕手の座を狙いたいところでしょう。

2月23日

春季キャンプ情報:江藤休日返上

 緒方・佐々岡・山内選手が日南市の知的障害児施設「つよし学園」を慰問。 プレゼントやサインなど。緒方選手が「あと1週間ですが、 優勝目指してチーム一丸となって、みんな一生懸命練習しています。 よかったら応援に来てください。 そしてみなさんもいろんなことにチャレンジして頑張ってください」と挨拶した。
 休日練習を行なったのは江藤・山内・田村・嶋・広池選手ら9人。
 江藤選手は大下ヘッドが手で転がした球を捕球してネットへ送球する練習や、 ノックを受けるなどした。「大下さんや裏方の方など、 休みの貴重な時間を割いてやってもらっているので、 本当にありがたくやらせてもらっています」。
 山内投手は達川監督と大野コーチが見守る中、100球の投げ込み。 「いい感じで投げられました」。
 広池投手はランニング・キャッチボール・シャドーピッチング。 大野コーチに指導を受けた。

 考えてみると、休日練習に付き合う監督やコーチも休みがなくなってしまうわけで、 大変なのは選手だけではありませんね。

ペレスが二軍に合流

 ペレス選手が由宇練習場での二軍の練習に合流した。 一塁守備やフリー打撃などで軽快な動きを披露した。

 動きが軽快なのはなによりです。 結局、秋春の地獄のキャンプには全く参加しなかったことになります。

2月22日

春季キャンプ情報:山内139球

 朝の挨拶は合流したばかりの山内投手。「おはようございます。 山内です。野球に対する新たな気持ちを切り替えて、今日帰ってまいりました。 残りの1週間をチームのため、自分のために頑張りたいと思います」。
 山内投手は足に不安を感じさせない動き。 ブルペンで変化球をまじえて139球の投げ込み。 大下ヘッドが打席で球をチェック。
 実戦バント練習。アウトカウント・走者を想定した実戦守備練習が行われた。
 ディアス選手は遊撃を守った。2番打者を見据えてバント練習する姿も。 遊撃手について「与えられたところはどこでもOK。 一所懸命やるだけ。野村選手が帰ってくれば二塁手をやる」。 「目標は打率3割とチームの優勝」。憶えた日本語は「はい」。
 ペルドモ投手も遊撃を守った。 投手転向前は遊撃を守っていたということで達川監督が発案した模様。 しばらくは投手との二刀流となる。
 紀藤投手もスポーツ刈り。
 小林幹投手は206球の投げ込み。調子はいまひとつ。 セットポジションは去年までのものに戻している。
 20日の紅白戦で好投した菊地原投手は90球の投げ込み。 「紅白戦でブルペン以上のものが出せ、収穫があった。先発に左がいないし、 勝負の年だと思って1日1日を大事にやっている」。 大野コーチは「菊地原と田中を争わせて、2人とも出てくれば嬉しいが、 どちらか1人を左の先発として使っていきたい。 菊地原は紅白戦で、きっちり腕を振って切れさえあれば、 ボール球も打者が振ってくれることを感じたと思う。 ああいう形で放れれば通じると見ている」。
 紅白戦で好投した黒田投手。「紅白戦ではチェンジアップを5球投げた。 徐々にいい球を増やしていきたい。 ローテに入って1年間ずっと投げられるように頑張りたい」。
 23日はキャンプ最後の練習休み。

 二刀流とはいえ、ペルドモ投手の遊撃手再転向はびっくりです。 本人の希望ならばいいですが、 チーム事情であれこれやらされるのはちょっと可哀想かも。

2月21日

春季キャンプ情報:故障防止は神頼み?

 朝の散歩の途中、大下ヘッドの発案で祇園神社で安全祈願。グラウンドには清めの塩が撒かれた。
 左ふくらはぎを痛めた野村選手はランニングを行わず別メニュー。13時前に早退した。
 守備練習では遊撃手にディアス選手が入った。すぐには慣れない様子で、ミスが目立った模様。 午後からは木村・玉木朋選手を遊撃で特訓。
 岩崎選手が初めて外野守備についたが、動きが緩慢ということで約10分で井上浩選手と交代。
 一二軍の振り分けが行われた。広島へ戻ったのは、 山崎二軍監督、道原・永田・原コーチ、林・橋本・矢野・酒井投手、瀬戸・小畑捕手、 福地・東出・井生・岩崎内野手、朝山・森笠・青木外野手。
 頭を丸めた山内投手が夜、日南に戻った。27日か28日のオープン戦に登板予定。

 野村選手が開幕に間に合わないという最悪の場合を想定して、ディアス選手に遊撃を守らせたそうです。 野村選手はそんなにひどい怪我なのでしょうか?

達川監督「元気丸」に生出演

 達川監督が広島テレビ「進め!スポーツ元気丸」に生出演し、選手へコメント。
 横山投手はまずまずという話を聞いていたので、達川監督の評価はちょっと意外でした。

2月20日

野村が左足を故障

 野村選手が朝のアップ中に左ふくらはぎを痛めた。 「左ひ腹筋挫傷」で、病院には行かず、明日以降については様子を見ながら決める。

 どの程度の怪我か心配ですね。

春季キャンプ情報:黒田・菊地原が好投

 天福球場でキャンプ初の紅白戦。田村選手が「全員で元気を出して一生懸命やりますので、 応援よろしくお願いします」と挨拶。

試合結果

 紅軍先発の菊地原投手は初回笘篠選手に左前打を許したが、嶋選手を遊ゴロ併殺。 3回を1安打1四球5奪三振無失点の好投。
 白軍先発の黒田投手は福地選手を投ゴロ。浅井選手を直球で見逃し三振。 町田選手をフォークで見逃し三振。一塁走者の福地選手を牽制球で刺した。最高球速143キロ。 3回を1安打無失点の好投。
 対照的だったのが澤崎投手。嶋選手に左翼線へポトリと落ちる二塁打。 森笠選手の中前打は浅井選手が突っ込みすぎて長打。井上浩選手に右前打。鈴衛選手に中前打。 1回を6安打3失点とメロメロ状態。登板後、投げ込みを行った。
 打者で目立ったのは岩崎選手。黒田投手から中前打。高橋建投手から右翼線へ二塁打。 3打数3安打の猛打賞。一軍残留が濃厚。

 高原セ会長が訪問。
 テレビ新広島「スポーツデート」に小林幹投手が生出演。 「仕上がりは自分が考えていたより遅れている」。「新しいセットポジションはまだしっくりきていない。 いい球がいかないようなら元に戻す可能性もある」。習得中のカーブについて 「緩急を使うのは大事。カーブがあると相手に思わせるだけでプラスになる」。 坊主頭の河野・横山投手が中継の後ろをチョロチョロ。

 澤崎投手の不調はちょっと心配ですが、まだこの時期ですから、 焦る必要はないと思います。考え過ぎて袋小路に入らないようにして欲しいです。

野々垣、右肘手術へ

 野々垣選手が広島市内の病院で検査を受けた結果、「右肘関節遊離体」と診断された。 3月1日に手術を受ける予定。

 兵動選手と同じですね。お大事に。

兵動、19日に退院

 右肘の手術を受けた兵動選手が19日に退院した。

 こちらもお大事に。

2月19日

二軍戦、巨人に逆転勝ち

 東光寺球場で巨人との二軍練習試合が行われた。 広島は玉木朋選手の2打点の活躍などで4対3で逆転勝ち。 この試合と20日の紅白戦の結果で一二軍の振り分けが行われる。
 先発長谷川投手は4回1/3を3失点。 山崎二軍監督は「本来の球威からすると物足りない」。
 左のワンポイントとして期待される広池投手は5回一死一三塁で救援。 いきなり適時打を打たれたが後続を断ち、打者3人と対して自責点は0。 山崎二軍監督は「ちょっと力みはあったが、球そのものは良いという印象」。
 山崎二軍監督は試合全体を「それぞれがそれなりの仕上がり。 投手も全員が目標を持ってやった部分が比較的達成できたということで、 いいゲームだったと思う」と総括した。

試合結果

 一軍当落線上の選手は練習試合と紅白戦の2試合だけで判断されるので大変ですね。 少ない試合で目立つには実力とともに運も必要。

春季キャンプ情報

 東光寺球場。 東出・井生選手は壁に球をぶつけて跳ね返ってくるゴロを捕球する練習を反復。
 天福球場。一二塁間へのプッシュバントの練習。 野村・西山選手がうまくやっていたようである。 投内連係の練習にもなっていた。
 ディアス選手が特守。泥だらけになりながら左右に飛んでいた。
 併殺守備練習。遊撃手は野村選手、二塁手はディアス選手と笘篠選手。
 野村選手がテレビ新広島「TSSスーパーニュース」に生出演。 併殺練習の時にディアス選手と話し合う姿があったが、 「コンビを組むので、 呼吸を合わせるためにコミュニケーションを取りながらやっている」。 ディアス選手について「厳しい練習によくついてきてくれている。 これから結果を出してお互いに頑張っていけたらいい」。 18日の素手ノックについては「お客さんもいたし、 パフォーマンスだったんですけど」。 「緒方が選手会長になって、今は自分のことだけ考えてやっている」。 「今は体がしんどい部分があるが、徐々に開幕へ向けて100%で、 気持ちは120%で臨みたい」。
 テレビ新広島「カープっ娘TV」に生出演した江藤選手は 「キャンプは順調だが、仕上がりはまだまだ」。

 正二塁手争いはディアス選手がリードしているという感じですね。

2月18日

春季キャンプ情報

 日南は小雨。
 朝の挨拶は17日の休みに釣りをした澤崎投手。 「休日明け。キャンプも後半戦に入っています。声の連係を大事に、 一生懸命アピールして頑張っていきましょう。よろしくお願いします」。
 サインプレーを入れた実戦守備練習が行われた。 去年までは報道陣シャットアウトで行われていたが、 達川監督が「報道陣に見破られるようでは実戦では使えない」ということで、公開。 なかでも目立っていたのが西山選手。 達川監督は「西山がリーダーシップをとってくれ、建設的な意見を言ってくれる」と絶賛。 西山選手は「実戦の中でやることを練習でもやらなければならないから。 練習のための練習では仕方がない」。
 テレビ新広島「TSSスーパーニュース」に西山選手が生出演。 澤崎投手からのメッセージは「頭、風邪ひかない様に気を付けて下さい!!」。 坊主頭について「気合を入れるためにやった。 その場にたまたま横山と黒田がいっしょにいただけ。お互いに刈り合った」。 「仕上がりはいい方ではない。左手首のことは気にしないようにやっているが、 こればっかりは…」。19日に生出演する野村選手へのメッセージは 「野手最年長、老体にムチ打ってがんばってください by西山」。
 野村選手はランチタイムに特守。 「死ぬかもわからんど」と言う大下ヘッドと高コーチのノックを 泥まみれになって約30分間受けた。 最後の1球はグラブを着けないで受けていた。
 前田選手は東光寺球場でフリー打撃。近距離ノック終了時には笑顔を見せていた。
 ミンチー投手は順調に調整。目標は「15Wins」。 安仁屋氏は「変化球も直球も腕の振りが同じ」。
 紀藤投手はブルペンで軽めの投球練習。 フリー打撃では倉選手を相手に快速球を投げ込んでいた。 「先発と中継ぎでは調整方法が全く違う」。
 正田コーチ。ノートパソコンで毎日のメニュー表を作成。 走者を置いた守備練習では三塁ベースコーチの練習。 ディアス選手や福地選手らにバントの指導。山田潤選手は正田コーチを見て 「プロでずっと生きてきたんだなというのを感じる。見てるだけで練習になる。 厳しさの中にもやさしさがある」。 正田コーチは「厳しい練習の中でも故障者を出すとチームにとってマイナスになるから、 故障のある選手にはちょっと軽めのノックをしたりしている。 厳しい練習の中でも明るさを忘れないようにやりたいし、 選手にも明るさを忘れないようがんばってほしい」。
 嶋選手は「もう試合も始まるので、チャンスをもらっている僕等からしたら、 試合が始まる前が勝負。残り1週間とかそういう時期になってきているので、 練習したことをどんどん吸収していって、試合に出せるよう頑張りたい」。
 19日に若手選手を中心に巨人の二軍との練習試合が東光寺球場で行われる。

 冷静に考えると、素手でノックを受けるなんて(手袋は着けていましたが)、 野村選手はとんでもないことをやってますね。 あまりのキツさに気分がハイになってたんでしょうね。

2月17日

兵動が右肘を手術

 兵動選手が16日に右肘遊離軟骨除去手術を受けたことが発表された。 19日に退院予定で、復帰まで2か月程度かかる模様。

 2か月後だとやはり5月になりますね。 患部は肘なので、 早い時期から下半身強化トレーニングができると良いのですけど。

春季キャンプ情報:休日

 練習はお休み。温泉・釣り・観光・パチンコなど思い思いの休日。 天福球場のグラウンドには雨よけシートがかけられていた。
 江藤選手が休日練習。大下ヘッドから約30分間、ノックの雨。 達川監督と松田オーナーも見物。
 福地選手は自主的に12時半から約3時間半の休日練習。 それに触発された鈴衛選手は15時から練習。

 休日練習ですか。意気込みは伝わってきますが、 休める時は休んでおいた方がよいような気がします。

2月16日

春季キャンプ情報:佐々岡302球

 達川監督・山崎二軍監督・緒方選手会長と球団関係者が鵜戸神宮で必勝祈願。
 山口県由宇町の槙本町長が訪問。
 佐々岡投手は打撃投手をキャンセルして、ブルペンで302球の投げ込み。 投げ終わった時には拍手が起き、捕手をつとめた熊澤コーチ補佐とがっちり握手。 300球以上の投げ込みは3年ぶりという。 佐々岡投手は「この時期これだけ投げられたので、 仕上がりは順調といっていい」。
 大野コーチが投手陣の打撃練習で打撃投手をつとめた。
 19人の投手がフリー打撃で打撃投手をつとめた。 ミンチー・紀藤・小林幹・澤崎・黒田投手らが続々登板。
 小林幹投手を見た安仁屋氏は「セットポジションの時、左肩が打者方向へ傾いており、 球がうわずっている。もう少し後ろに体重をかけた方がいい」。 北別府氏は「球の走りが悪い。バランスもちょっと悪い」。
 黒田投手はフリー打撃で好投。「いつものブルペンの時より良かった」。 大野コーチは「昨年は右肘を痛めたが、 不安感がなくなって今年はやれるという手応えを感じているようだ」。
 澤崎投手はフリー打撃で江藤選手と対し、 バックスクリーンへ本塁打されるなど快打を連発された。 「素直ないい球がいっているのではないか。7〜8割の力で投げて、 打者の人が気持ちよく打ってくれるのはいいこと」。それでも 「あまり打たれてばかりだと印象が悪いので、ちょっと力を入れた球もあった」 と意地を見せ、江藤選手が全く手を出せない球もあった。 夕方には「TSSスーパーニュース」に生出演し、 昨日の緒方選手からのメッセージ「食事の時間は楽しいですか?」に「Yes」 と答えていた。コミュニケーションを図るために食事の時間を長くとっているが、 「いろいろなことについて話す時間があるのはいいこと」。 大野コーチが「澤崎は暗かったが、ここ2日明るくなった」と言っていたことを聞き、 「投球練習の内容の良し悪しが気分に影響するから。今日は調子が良かった」 と答えた。目標は「ローテ入りして2ケタ勝利」。
 大野コーチは投手陣について「フォームをどんな場面でも保てるように。 打者うんぬんではなく、自分自身に負けないように強い気持ちを持って欲しい」。
 フリー打撃で前田選手が快打を連発。 達川監督は「初めて力を入れて打っていたね」。
 江藤選手は防御マスクを着けて居残り特守。
 17日はお休み。
 広島。左ひざ痛の山内投手は大野練習場で調整中。 9時半から16時までストレッチ・ランニング・投内連係・投球練習などのメニューを こなしている。足の不安はまだ消えておらず、 「復帰は首脳陣に納得してもらえる動きができるようになってから」。 外木場コーチは「20日頃にはメドが立つのでは」。

 佐々岡投手は休み前ということもあって張り切ったのでしょうね。
 幹英投手は新しいセットポジションが今ひとつしっくりきていないのでしょうか。 安仁屋さん、北別府さん、両氏とも似たような指摘をしています。

開催地変更

 6月8日9日に甲子園球場で行なわれる予定だった阪神対広島戦の開催地が 大阪ドームに変更された。
  6月8日(火) 阪  神−広  島 18:00(大阪ド)
  6月9日(水) 阪  神−広  島 18:00(大阪ド)

 6月初めといえば梅雨入り時期ですから、それが理由なのかな?