カープ日記


8月31日

SATOの無責任先発予想

 9月1日2日は広島で中日2連戦。 4日からはカープ主催で阪神3連戦を福井で1試合、富山で2試合。
 先の横浜戦で打線がいい感じになってきました。 2戦目は加藤投手の好投で久々に投打ががっちり噛み合った快勝でした。 中日は投手力が安定していますから、 打線の復調が本物かどうか見るには絶好の相手。
 中日戦で先発が予想されるのはミンチー・佐々岡投手。 ミンチー投手はここ2試合は内容が良くないので、 最多勝のタイトルもかかっていますし、そろそろピシャリと投げて欲しいところ。 佐々岡投手は内容は良いのですが、勝ち星に恵まれていません。 ぜひとも打線の援護が欲しいですね。
 中日の先発は川上・門倉投手でしょうか。

緒方夫人が「二科展」に入選

緒方選手夫人のかな子さんが「二科展」に初入選した。 入選作は油絵による抽象画「自然史」。

おめでとうございます。趣味があるのは良いことだと思います。

8月30日

横浜戦、雨天中止

横浜スタジアムで行われる予定だった横浜戦は雨のため中止となった。 広島ナインは練習をとりやめて帰広した。先発予定は黒田投手だった。

東日本は大変な雨だそうですね。お見舞い申し上げます。

8月29日

加藤、完封で連敗止める

対横浜戦、2回表、横浜先発マホームズ投手から金本・江藤選手の連続二塁打で先制。 緒方選手の適時打でさらに1点。 3回表、前田選手の適時二塁打と金本選手の犠飛で2点を追加。 5回表にも前田選手の23号2ランと浅井選手の適時二塁打で3点を追加し、 大量7点のリード。先発加藤投手は3回までパーフェクト。 中盤以降は走者を出しながら抑える粘投。バックの好守にも助けられて、 9回を5安打完封。7対0で快勝。連敗を5で止めた。

試合結果

 加藤投手が連敗を止めてくれました。マシンガン打線を5安打で完封。 完封は96年5月14日ヤクルト戦以来です。 三村監督によるとシュートを有効に使った投球だったようです。 加藤投手はヒーローインタビューで 「残り少ない試合を1試合1試合大事に投げていきたい」と語っています。 気持ちが切れていないのが良いですね。
 野手陣も攻撃と守備で加藤投手を盛り立てました。 2回表に2点、3回表に2点、5回表に3点と着々加点。 連打による得点が多かったのも嬉しいですね。 3回表には正田選手のバント空振りというミスがありましたが、 直後に安打して帳消しにしています。守備では4回裏の金本選手のバックホームと 7回裏の正田選手の美技が完封に大きく貢献しました。
 前田選手。23号本塁打はあわやミスジャッジで幻と消えるところでした。 判定が覆って良かったです。5打数2安打。 23回目の猛打賞へは2安打した後、2打席チャンスがあったのですが、 惜しかったです。しかし、打率は上げていますし、 打点も74まで伸ばして松井選手と並びトップ。 打点王を狙えるところまで来ました。
 快勝であることは間違いないのですが、 どうもこの試合は横浜にとっては捨て試合臭い感じがしました。 先発投手がマホームズ投手だったこと。 3回まで4失点で立ち直る兆しが全く見えなかったにもかかわらず、 マホームズ投手を続投させたこと。もちろん、 他に先発投手がいなかったからでしょうし、 中継ぎ投手陣をできるだけ休ませたかったからでしょうけど。 とにかく思い切って捨て試合を作るのは大事なことだと思います。

ウエスタン情報

試合結果

遠藤投手の制球難は解消されてないようですね。

8月28日

祝!前田が通算1000本安打達成

前田選手はこの日行われた横浜戦の7回表に阿波野投手から中越え二塁打を放ち、 プロ入り通算1000本安打を達成した。 プロ野球189人目。初安打は90年6月6日ヤクルト戦で西村投手から。
前田選手は 「まだ足の状態が万全ではないので、早く足の不安をなくして、 これからも頑張っていきたい」とコメントした。

おめでとうございます。故障を克服してここまで来ました。 まだまだ先は長いですよ。
この試合では追撃の22号2ランに続いて、 1点差に迫る中越え2点適時二塁打。計4打点の活躍。 もう1本ヒットを打っていれば23回目の猛打賞だったのですが。

投手陣、ボロボロ

対横浜戦、先発山内投手は初回に鈴木尚選手の適時打、ローズ選手の内野ゴロ、 駒田選手の適時打でいきなり3失点。 3回裏にも鈴木尚・ローズ選手の連続長打で1点を追加されてあっさりKO。 代わった菊地原投手も佐伯選手の適時打と川村投手の2点適時二塁打で3点を追加され、 大量7点をリードされた。広島は4回表に前田選手の22号2ラン、 5回表に代打ペレス選手の5号2ランで4点を返し、横浜先発川村投手をKO。 さらに7回表無死満塁で、 阿波野投手から前田選手が中堅フェンス直撃の2点適時二塁打を放って1点差に迫った。 しかし続く無死二三塁、逆転のチャンスで、 救援の五十嵐投手に金本・江藤・緒方選手が3者連続三振に抑えられた。 7回裏には高橋建投手がローズ選手に15号ソロアーチ。 8回裏には高橋建投手が招いた一死二三塁のピンチを救援した玉木重投手が、 ローズ選手に押し出し死球を許した後、 駒田・佐伯選手に連続して2点適時二塁打を浴びて5失点。 9回表に西投手から代打高選手の適時打で1点を返したが焼け石に水。 7対13で敗戦。広島は5連敗。今季対横浜戦の負け越しが決まった。

試合結果

 打線はいきなりの7点差をよく追いかけたのですが、あと1本が出ませんでした。 7回表に1点差に迫り、なおも無死二三塁。 あのチャンスで4番5番に外野フライすら出ないのではどうしようもありません。 ま、あの場面は五十嵐投手の気迫の投球を誉めるべきかも知れませんね。 素晴らしい投球でした。
 それにしてもよく打たれる投手陣ですね。山内投手は球の切れがなかったそうです。 フォークを多投してごまかそうとしていたようですが通用しませんでした。 菊地原投手は川村投手に打たれた二塁打が余計でしたね。 高橋建投手はローズ選手に本塁打されましたが、 五十嵐投手が作った流れの中で必然的に打たれた一発という感じでした。 玉木重投手は打たれだすと止まらない感じです。 救いはペルドモ投手が2回を無失点に抑えたことと、 河野投手が無難な投球を見せたことですね。
 川端コーチが谷間で先発させようかと言っていた菊地原投手と河野投手が 中継ぎで投げました。先発するのを楽しみにしていたんですけどね。 今節の谷間で投げるのは黒田投手でしょうか?
 いつの間にか5連敗。「ダメ鯉」とでも呼びたいような状態になってきています。 チーム立て直しは来年を待つしかないのでしょうか。 何とか歯止めをかけてほしいものです。

菊地原、紀藤に代わり出場選手登録

紀藤投手の出場選手登録が抹消され、菊地原投手が出場選手登録された。

若手投手にチャンスを与えようということなのでしょうね。

前田・幹英、日米野球へ

日米野球日本チームの全陣容が発表された。広島からはファン投票選出の江藤選手に加え、 前田選手と小林幹投手が出場する。

  監 督 長島 茂雄(巨人)
  コーチ 権藤  博(横浜)
      王  貞治(ダイエー)
      佐々木恭介(近鉄)

  投 手 川上 憲伸(中日)
      野口 茂樹(中日)
      川崎憲次郎(ヤクルト)
      デニー友利(西武)
      佐々木主浩(横浜)
      小林 幹英(広島)
      大塚 晶文(近鉄)
      岩本  勉(日本ハム)
      武田 一浩(ダイエー)
      西村 龍次(ダイエー)
      小宮山 悟(ロッテ)

  捕 手 古田 敦也(ヤクルト)
      谷繁 元信(横浜)
      城島 健司(ダイエー)

  一塁手 清原 和博(巨人)
  二塁手 仁志 敏久(巨人)
  三塁手 江藤  智(広島)
      片岡 篤史(日本ハム)
  遊撃手 松井稼頭央(西武)
      石井 琢朗(横浜)

  外野手 イチロー (オリックス)
      松井 秀喜(巨人)
      高橋 由伸(巨人)
      鈴木 尚典(横浜)
      前田 智徳(広島)
      大村 直之(近鉄)
      平井 光親(ロッテ)

どれだけ力が通用するか、全力プレーを期待したいです。

8月27日

今季神宮球場全敗

対ヤクルト戦、抜群の立ち上がりを見せた先発紀藤投手は、 4回裏、先頭辻選手に初安打を許すと、 二死二塁から古田選手に左前適時打されて1点を先制された。 ヤクルト先発石井一投手の荒れ球に苦しんでいた広島打線は、 6回表二死から江藤・緒方選手の連打の後、 町田選手が左越えへ3号3ランを叩き込んで逆転。 しかしその裏、辻・池山選手の長短打で1点差。 アンソニー選手への四球で二死一二塁とされ、副島選手に左翼ポール際へ逆転3ラン。 8回裏には玉木重投手が池山選手に15号ソロを打たれて駄目押し。 3対6で敗戦。広島は4連敗。今季の神宮球場での試合を全敗し、神宮球場14連敗。

試合結果

 町田選手の逆転3ランが出た時には今日こそ勝てるかと思ったのですが、 結局、副島選手の3ランで逆転負け。この3連戦は初戦がホージー選手の逆転2ラン、 2戦目がアンソニー選手の3ランとホージー選手の2ラン、 3戦目が副島選手の逆転3ランと、ことごとく一発でやられてしまいました。
 紀藤投手は3回までパーフェクト。抜群の立ち上がりでした。 4回裏に初めてのピンチで失点しましたが、5回まで3安打1失点は上々。 しかし6回裏がねえ。雨が強くなるという悪条件はありましたが、 味方が逆転した直後に打たれてしまうとは。 特に、1点取られた後の二死二塁で、 アンソニー選手から逃げて四球を出したのは気に入りません。
 投手継投も後手を踏んでしまった感じです。 あの場面はアンソニー・副島選手と左が2人続く場面。 好投していた紀藤投手を代えにくかったのは確かなのですが....。 あのあたりが三村監督の勝負勘の悪さかなあ?
 まあ、全て結果論です。もしアンソニー選手に本塁打でも打たれていたら 「なぜ一塁が空いているのに簡単に勝負したのだ」、 もし高橋建投手を出して打たれていたら 「なぜ好投していた紀藤投手を続投させなかったのだ」とか言ったかも。 結果を見て批判するのは簡単だということはわかっているのですが、 これだけやられ続けているのを見ていると、ケチの一つや二つは付けたくなります。
 打線は石井一投手の前に3点を取るのがやっとでした。 しかし今のカープ打線の調子を考えると、 石井一投手からの3点はよく取れた方かも知れません。 その3点は町田選手の一発。よく打ってくれましたね。 前の打席では同じようなチャンスで凡退してましたから、燃えていたのでしょう。
 これで今季神宮全敗。神宮14連敗です。連敗脱出は来年に持ち越し。 三村監督も迷惑な置き土産をしてくれたものですね。 ま、年が変わればツキも変るでしょう。

ウエスタン情報

試合結果

7失点もしながら田中投手が完投。達川監督の期待のあらわれか。
澤崎投手が代打で出場。 松田オーナー代行が「面白いことをやっている」 と評した達川采配はこのあたりのこと?

江藤、日米野球ファン投票で選出

今秋行なわれる日米野球に出場する選手を選ぶファン投票の結果が発表された。 広島からは三塁手部門で江藤選手が選ばれた。 選出された監督と選手は以下の通り:

  監 督 長嶋 茂雄(巨人)
  投 手 川上 憲伸(中日)
  捕 手 古田 敦也(ヤクルト)
  一塁手 清原 和博(巨人)
  二塁手 仁志 敏久(巨人)
  三塁手 江藤  智(広島)
  遊撃手 松井稼頭央(西武)
  外野手 イチロー (オリックス)
      松井 秀喜(巨人)
      高橋 由伸(巨人)

ファン投票の候補選手が 「今年のオールスターに出場した選手だけ」という問題はあったにせよ、 「三塁手といえば江藤」というイメージが定着してきたのでしょうね。 江藤選手には早く調子を取り戻してもらって、 全日本の三塁手にふさわしい成績を残してもらいたいです。

8月26日

川崎に完投許し、神宮13連敗

対ヤクルト戦、立ち上がり不安定な先発ミンチー投手は、初回、 アンソニー選手に5号3ランを打たれて先制を許した。 ミンチー投手は3回以降立ち直ったが、 7回裏にホージー選手に2試合連続9号2ランを浴びて突き放された。 広島打線はヤクルト先発川崎投手の前にわずか6安打。 4回表に出た笘篠選手の2号ソロアーチによる1点に抑えられて、完投負け。 1対5で敗戦。今季ヤクルト戦の負け越しが決まり、 神宮球場での連敗は13に延びた。

試合結果

 試合時間は今季両リーグ最短の2時間9分。 両軍とも早いカウントからの凡打が目立ち、何か薄味の試合でした。
 最多勝を狙おうかというミンチー投手ですが、効果的な2発にやられてしまいました。 メロメロの立ち上がりでアンソニー選手に3ラン。 お役御免直前の7回裏にホージー選手に2ラン。 3回裏から6回裏までの4イニングは好投していただけに惜しまれる2発でした。
 打線は前の試合を引きずったかのような内容。 川崎投手にわずか6安打で完投を許してしまいました。 6回表無死一塁からの左ゴロと、8回表一死一二塁からの併殺打が痛かったですね。
 抑えこまれた打線の中では、笘篠選手が本塁打を含む2安打で良かったぐらいですか。 前田選手は4打数1安打。通算1000本安打にあと2本と迫っています。
 今季神宮球場での試合は明日の1試合だけ。 連敗を来年に引きずって欲しくないですね。

球団、達川氏の監督就任内諾を発表

カープ球団は達川二軍監督から次期監督就任の内諾を得たことを発表した。

球団からの発表があったということで、何の疑いもなく決まりですね。

ウエスタン情報

試合結果

高山選手が3安打。二軍では充分実力を出しています。 あとはどれだけ一軍で経験を積めるかではないでしょうか。

8月25日

来季監督に達川二軍監督が就任

カープの来季の監督に達川二軍監督の就任が決まった。 三村監督は今季限りで勇退する。 この日、由宇練習場で東山球団部次長が達川二軍監督に来季からの監督就任を正式に要請。 達川二軍監督はこれを受諾した。ヘッドコーチには、 山本浩二前監督のもとでもヘッドコーチをつとめた 野球解説者の大下剛史氏の就任が濃厚となっている。 スタッフを含めた正式発表はシーズン終了後となる。

スポーツ新聞には今月の初めから 「三村監督今季限り。新監督は達川二軍監督か山本浩二氏」 という情報が飛んでいましたから、 スポーツ新聞や他のカープ系ウェッブページを読んでいる方々には 今さらという感じでしょう。 シーズン中にこの手の話題をするのはあまり好きではないので、 今まで何も書かなかったのですが、ついに中国新聞にも載りましたので。 三村監督への思い、達川新監督への期待と不安などは正式発表があった後、 気が向いたら書きたいと思います。

好投佐々岡、8回裏に崩れる

対ヤクルト戦、先発佐々岡投手とヤクルト先発北川投手の投手戦で迎えた6回表、 二死から江藤選手の二塁打の後、緒方選手の中前適時打で1点を先制。 7回までわずか1安打の佐々岡投手は、8回裏に池山選手に左前打を打たれた後、 ホージー選手に右越えへ8号逆転2ラン。さらに一死一三塁とされて降板。 救援の高橋建投手が代打土橋選手に適時打されて1点を追加された。 広島打線は北川投手に散発6安打に抑えられ、プロ初完投勝利を許した。 1対3で敗戦。広島は神宮球場12連敗となった。

試合結果

 佐々岡投手は田村捕手の好リードにも支えられて、7回まで好投だったんですけどね。 変化球の切れや制球が抜群だったようです。 しかし8回裏のホージー選手の一発は変化球が真ん中に入ってしまいました。 1球の失投でそれまでの好投が水の泡に....。 しかし、好投した佐々岡投手を責めることはできないでしょう。 ここ最近は勝ち星こそ付いてないものの内容が良いですから、 今後(来年も含む)に期待が持てます。
 敗因は北川投手を打てなかった打線ということになると思います。 先の巨人戦では打線に勢いがあったので、こんなに打てないとは思いませんでした。 今季初対戦で慣れない投手だったことに加え、 北川投手はそれなりに調子が良かったのでしょうね。 攻略のチャンスは1回表の一死一二塁、5回表の一死一三塁、 9回表の無死一塁ぐらいですか。
 高橋建投手は5連投。疲れから球の威力が落ちているということもないようですし、 連投も勉強になるでしょう。故障させないことが前提ですが。
 これで神宮球場12連敗。ここまで続くと、 ナインにも苦手意識が出てきているでしょうね。 それこそが最大の敵だと思います。

セ・リーグ日程追加

9月29日(火) 広島−中日 18:20(広 島)
10月1日(木) 広島−巨人 18:20(広 島)
10月3日(土) 巨人−広島 18:00(東京ド)
10月4日(日) 阪神−広島 18:00(甲子園)
10月5日(月) 阪神−広島 18:00(甲子園)

広島関係のみです。

ウエスタン情報

試合結果

朗報は池田投手が2回を6人で片付けたことぐらいでしょうか。

8月24日

SATOの無責任先発予想

 25日から神宮でヤクルト3連戦。28日からは横浜で横浜3連戦。計6連戦。
 ヤクルト戦では何としても神宮球場での連敗を止めて欲しいです。 現在11連敗中。次の横浜戦では首位いじめに期待したいです。 セ・リーグをもっと盛り上げるために。
 広島の先発は佐々岡・ミンチー・紀藤・山内・加藤投手で最後が谷間でしょうか? 谷間には、前節投げまくった高橋建投手をしばらく休ませて持っていくか、 それとも誰か若手投手を起用するか? 川端コーチは菊地原投手と河野投手の名前を挙げているようですが、さて。
 ヤクルトの先発は北川・川崎・石井一投手でしょうか。

8月23日

魔の5回表

対巨人戦、先発加藤投手は2回表に高橋選手の17号2ランで先制を許した。 広島は4回裏、江藤・瀬戸選手の適時打で同点。仁志選手の適時失策で逆転。 さらに正田選手の2点適時打でこの回一挙5点。しかし5回表、 2つの内野安打と四球で二死満塁のピンチ。石井選手の適時内野安打、 高橋選手への押し出し死球、正田選手の適時失策で同点とされ、 満塁のピンチを残して加藤投手はKO。 4連投の高橋建投手は清水選手の適時内野安打で勝ち越された後、 村田真選手に左越えへ7号満塁弾を打たれ、大量5点をリードされた。 広島も6回裏に巨人3番手小野投手を攻め、 野村・正田・前田選手の3連打で無死満塁とすると、 金本選手が押し出し四球を選んで1点を返し、小野投手をKO。 一死後、西山投手から緒方選手の犠飛、浅井選手の適時打で2点差に迫った。 しかし7回表に黒田投手が高橋選手に18号ソロを被弾。 広島打線は7回以降を西山・槙原投手にかわされた。8対11で敗戦。 広島の連勝は2で止まった。

試合結果

 乱打戦でしたね。4回裏に5点を取って逆転した時には喜んでいたのですが、 5回表に8点も取られてしまって固まってしまいました。 5回裏には満塁のチャンス、 6回裏には3点を返してまだまだ行けるという感じだったのですけど、 追いきれませんでしたね。
 5回表の8失点は痛すぎました。 高橋建投手が打たれた村田真選手の満塁アーチが痛かったのですが、 それより前の正田選手の失策もねえ....。 マウンドを降りてベンチで茫然とする加藤投手が可哀想でした。
 高橋建投手は4連投。連投の疲れがあるのでしょうか? 1球の失投が試合を壊してしまいました。
 当たり前のことかも知れませんが、 ミスをしたら痛い目に遭うということがはっきり出た試合でした。

ウエスタン情報

試合結果

菊地原投手は8回を2安打無四球無失点の好投。
最後のひとりを打ちとった清川投手がナインに胴上げされたそうです。 詳しくはCANさんの Can's Data Roomの雑文コーナーを御覧ください。

8月22日

4番金本が決めた!サヨナラアーチだよ〜ん!

対巨人戦、先発山内投手は初回、松井選手の28号2ランで先制を許した。 2回裏に巨人先発入来投手から浅井選手の適時打で1点差としたものの、 3回表に高橋選手への押し出し四球で再び2点差。 しかしその裏、金本選手が左越えへ17号2ランを運んで同点。 その後、入来投手が立ち直り、広島も高橋建・黒田投手が踏ん張って同点のまま9回に。 9回表、黒田投手は一死二塁から代打吉村選手に右前適時打されて1点を勝ち越された。 その裏、巨人抑えの切り札槙原投手の前にあっさり二死。 ここから広島は粘りを見せた。緒方選手がファールで粘って四球を選んだ後、 浅井選手が左前打でつなぎ一二塁。 代打ペレス選手がしぶとく三遊間を破って左前へ同点適時打。 そして10回裏二死、内野安打の正田選手を一塁に置いて、 金本選手が槙原投手のフォークを右越えへ18号サヨナラ2ラン。 6対4で勝利。広島は今季初のサヨナラ勝ちで2連勝。

試合結果

 燃えましたね〜。待ちに待った今季初のサヨナラ勝ち。 不振の江藤選手に代わって4番に入った金本選手の見事な一発でした。 金本選手は3回裏にも同点2ラン。左方向へうまく打った一撃でした。 計4安打の猛打賞です。これで明日も4番ですね。
 ひょっとするとそれ以上に燃えたのが9回裏。 二死無走者になった時にはさすがに負けたと思いましたが、 ここから驚異的な粘りを見せました。 緒方選手がファールで粘りまくっての四球。 中にはストライクではないかと思われるようなきわどい内角球もありましたけど。 浅井選手が左前打して一二塁。ペレス選手の打球はどん詰まりでしたが、 大きく開いた三遊間を抜けました。 足が万全ではない緒方選手が二塁から帰れるか不安でしたが、 左翼手清水選手の返球は大きく逸れました。同点。 続く二三塁のサヨナラのチャンスでは代打木村選手が凡退して、 やっぱりサヨナラ勝ちできないのかなと思いましたが....。
 9回表は7回表から好投していた黒田投手がつかまりました。 一死二塁からの吉村選手の右前適時打は、 前田選手が好返球していればたぶん二塁走者を本塁で刺せていたでしょう。 しかし続く仁志選手の右前打では前田選手が好返球して二塁走者を本塁で刺しました。 川相選手の大きな右飛も前田選手が好捕。 結果的にはこの回を1点で切り抜けたことも大きかったことになりますね。
 高橋建投手は今日も好救援。序盤の打撃戦を中盤以降は投手戦に変えました。 黒田投手は3イニング目に打たれましたが、まずまず。 幹英投手は2つ三振を奪った後に1安打されただけで、 連夜の勝ち投手となって8勝目。ここ3試合、救援投手陣が踏ん張ってますね。
 先発の山内投手はいまひとつでしたね。松井選手の2ランは仕方ないとしても、 その後に5つの四球。三村監督が山内投手を早めに見切ったことが、 結果的に勝利に結びついたと言えるかも知れません。
 できれば、昨日今日のような試合をもう少し早く見せて欲しかったですね。 カープのV争いという点では、正直なところ「いまさら遅いよ」という感じなのですが、 これからの試合も応援してくれるファンの人がいるわけですから、 今日の試合のように「そうなんだ。カープの試合はこんなに面白かったんだ」 と思い出させてくれるような試合を1試合でも多くしてくれることを期待したいです。

ウエスタン情報

試合結果

福地選手の本塁打はたぶん満塁アーチです。野々垣選手は3安打3打点。
東瀬投手が珍しく先発し、6回0/3を投げています。

8月21日

金本だ〜い逆転3ら〜ん!

対巨人戦、初回、先発ミンチー投手は清原・元木選手の適時打で3点を失った。 3回表には清水選手の適時打で大きく4点をリードされた。 ミンチー投手は3回でKO。広島打線は巨人先発岡島投手に6回までわずか1安打。 7回裏も前田選手が四球で出塁したものの既に二死。しかしここから猛烈に反撃。 緒方選手が左翼線二塁打を放って二三塁とし、岡島投手の暴投で1点を返した。 町田選手が四球を選んだ後、ケサダ選手が中前適時打して2点差。岡島投手をKO。 なおも一二塁のチャンスで、 西山投手から代打金本選手が中堅左へ16号3ランを叩き込み、ついに逆転。 8回裏には前田選手の適時打、緒方選手の中越え適時三塁打と悪送球で3点を追加。 投げてはミンチー投手の後を高橋建・黒田・小林幹投手が好救援。 8対4で勝利。広島は連敗を3で止めた。

試合結果

 久々に痛快な試合でしたね。6回が終わった時点で4点差。 岡島投手を打てる気配が全くなく、敗色濃厚でした。 それを見事に逆転。二死から緒方・町田・ケサダ選手がよくつなぎました。 そしてとっておきの代打、金本選手。 投手が左の岡島投手から右の西山投手に代わったのも幸いしました。 金本選手は2球目のスライダーを見事に中堅左へ。 歓喜の大逆転3ラン。
 8回裏の追加点も良かったです。1点差だったら何が起こるかわかりませんからね。 ちゃんと駄目押しをしておけば逆転負けを食らうことも減ります。
 この試合でも中継ぎ投手陣ががんばりました。高橋建投手は連夜の好投。 3回を無失点。登録されたばかりの黒田投手は1回を3人でぴしゃり。2三振。
 逆転した後、抑えに出てきたのは幹英投手。 2回で5三振を奪う完璧な投球。7勝目。 田村捕手とバッテリーを組み、変化球主体の投球でした。 この組み立てに巨人打線は戸惑っていたようです。 直球で押しまくる幹英投手は見ていて気持ちがいいですが、 こういう投球も出来るということを見せておけば、 直球に絞って狙われるということが少なくなるのではないでしょうか?
 先発のミンチー投手は珍しくメッタ打ちに遭いました。 初回は5安打を集中されて3失点。仁志選手の盗塁失敗がなければ、 もっとたくさん点を取られていたかも。結局、3回を9安打4失点。 来日以来最低の出来だったそうです。 まあ、たまにはこういうこともあります。次回がんばってください。

黒田、田中に代わり出場選手登録

田中投手が出場選手登録を抹消され、黒田投手が出場選手登録された。

さっそく登板した黒田投手は好投でした。 シーズンが終わるまで二軍落ちさせられないような投球を期待します。
田中投手はひどい出来でしたから仕方ないかな。 いつまでも一軍半の投手では困るんですけど。

ウエスタン情報

試合結果

長谷川投手が6回を13安打自責点8と散々な出来。どうしちゃったんでしょうね。
ドラフト8位ルーキー橋本投手がウエスタン初登板。 1回を何とか無失点に抑えました。

8月20日

17年ぶり対阪神戦6連敗

対阪神戦、先発田中投手は初回、坪井・今岡選手の連続二塁打で1点を先制された。 2回表には5安打を集中されて3点を失い、早々とKO。 しかし以後はペルドモ・山田・高橋建投手が阪神打線を零封。 打線は阪神先発メイ投手から5回裏に野村・前田選手の適時打で2点を返した。 さらに7回裏には吉田豊投手から前田選手が犠飛を上げて1点差。 8回裏と9回裏にもチャンスを作ったが得点できず、3対4で敗戦。 広島は3連敗。対阪神戦の6連敗は1981年以来17年ぶり。

試合結果

 先発投手が大崩れしたものの、中継ぎ投手陣が踏ん張って試合を立て直し、 打線も追い上げたものの、チャンスであと1本が出ず負けた、と、 そういう試合でした。
 先発は予想されていた加藤投手ではなく、田中投手でした。 直球を狙われたらしく、4失点で2回もたずKOです。 若手投手の起用には期待していたのですが、 こんな内容ではちょっとがっかりですね。
 中継ぎ投手陣はがんばりました。特にペルドモ投手は3回1/3を無安打投球。 阪神打線の勢いを止めました。 次は勝っている場面の中継ぎに起用されるかもしれませんね。 最近ぴりっとしていなかった高橋建投手も相手のミスに助けられた面もありましたが、 2回を無失点。川端コーチによると、中継ぎと谷間の先発が彼の役割だそうです。
 野手ではケサダ選手と田村選手がスタメン出場。ケサダ選手は2安打。 田村選手はプロ入り初の3安打猛打賞。若手選手の活躍はうれしいですね。

前田、セ・タイ記録の22回目猛打賞

前田選手がこの試合で4安打し、22回目の猛打賞を達成。 1952年巨人の与那嶺要選手が達成したセ・リーグ記録に並んだ。

おめでとうございます。4打数4安打で打率も大幅アップ。 次はセ新記録、そしてイチロー選手が持つ26回という日本記録ですね。

金本、自打球の影響でスタメン落ち

金本選手が19日の試合で自打球を右ふくらはぎに当てた影響でスタメン落ちした。 9回裏には代打で出場した。

自打球は誰にも文句を言えませんからね。

ウエスタン情報

試合結果

野々垣選手が本塁打を含む4安打と大暴れ。高山選手も3安打。 さすが一軍レベルに近い選手といったところでしょうか。

8月19日

金本場外逆転2ランも....

対阪神戦、初回、先発紀藤投手は平塚選手の中前適時打で1点を先制された。 2回裏、阪神先発中込投手から緒方選手が13号同点ソロアーチ。 6回表に新庄選手の4号ソロで1点を勝ち越されたが、その裏、 金本選手が右翼場外へ15号2ランを放ち、逆転。 しかし9回表二死二塁から玉木重投手が大豊選手に左前適時打を打たれ、 土壇場で同点に追いつかれた。 10回表には一死満塁から坪井選手に中越えに走者一掃の適時三塁打を打たれ、 3点を勝ち越された。さらに今岡選手の犠飛と大豊選手の適時二塁打で、 この回一挙5失点。広島もその裏、 リベラ投手から木村選手の左中間適時二塁打と緒方選手の14号2ランで3点を返したが 及ばず。6対8で敗戦。広島は2連敗。対阪神戦5連敗となった。

試合結果

 玉木重投手は坪井選手に適時三塁打を打たれた時点で交代させれば良かったと思います。 あの3点でほぼ勝敗は決まったわけで、抑えの切り札を続投させる必要はないですし、 玉木重投手の気持ちも完全に切れていたはず。 あの後取られた2点が結果的には大きく響いたわけですから、その思いはなおさらです。 玉木重投手の気持ちと同様、 ベンチの気持ちもあの3点で切れてしまったように思えました。
 先発の紀藤投手は序盤はあっぷあっぷの状態で「こりゃ駄目だ」と思いましたが、 粘って何とか立ち直りましたね。打球を受けて降板した上、 逆転で勝ち星を逃したとなれば、まさに無念でしょう。
 打線では緒方選手が2本の本塁打。 金本選手は逆転の場外弾でびっくりさせてくれました。 しかし前田選手は5タコ。連続試合安打が途切れましたね。
 10回裏に3点取って反撃した粘りを明日につながるものとみたい気もしますが、 5点差で両チームともプレッシャーがなかったから取れただけのことでしょう。 ファンサービスにはなりましたけどね。

河野、プロ入り初登板

2年目の河野投手がプロ入り初登板。10回表二死二塁の場面で登板し、 平塚選手に一塁内野安打を打たれた。

河野投手、プロ入り初登板おめでとうございます。 もちろん一軍では何の実績もないので、 敗戦処理でしか投げさせてもらえないようですね。 徐々にステップアップしていってね。

紀藤が打球を受け途中降板

紀藤投手は8回表、山田選手の打球を左ふくらはぎに受けて降板した。 ベンチ裏でアイシングの治療を受けた。病院には行かない予定。

それほど大したことはないようですね。紀藤投手は8月2日にも打球を受けています。 運が悪いですね。

ウエスタン情報

試合結果

若林投手が7回0/3を2安打自責点2の好投。遠藤投手が好救援。

8月18日

野村、ポロリ

対阪神戦、先発佐々岡投手は4回表、大豊選手に11号2ランを浴びて先制を許した。 阪神先発藪投手に5回までわずか1安打の広島は、6回裏、野村選手の安打の後、 前田選手が21号2ランを右翼席へ運んで同点。延長10回表、 3番手高橋建投手が一死一三塁から坪井選手に遊ゴロ。 この打球を野村選手がポロリと落とし、バックホームも併殺もできず、 1点を勝ち越された。10回裏にリベラ投手を二死一二塁まで攻めたがあと1本が出ず、 2対3で敗戦。阪神の連敗記録は12でストップ。 広島は藪投手に6連敗で対阪神戦4連敗。

試合結果

 「今日こそサヨナラ勝ちをしてくれ」と思っていたら、やっぱり駄目。 未だサヨナラ勝ちは無し。 今季、カープはサヨナラ勝ちすることができるのでしょうか?
 野球にミスは付きものとはいえ、野村選手のあまりに痛い守備でのミス。 10回裏には二死二塁で汚名返上のチャンスが回ってきたのですが、 無情にも敬遠されました。
 天敵藪投手にはこれで6連敗。 藪投手の天敵前田選手の本塁打で同点に追いつくのが精一杯。 打てない投手は何度対戦しても打てないんですね。 これだけやられ続けてるんだから、いい加減、攻略法を見つけて欲しいですよ。
 前田選手は見事な同点弾。フォークをうまく打って右翼席へ。 藪投手からは4割以上の打率だそうです。この試合、 4打数2安打で打率を上げました。
 先発佐々岡投手はいきなり三者連続三振の立ち上がり。 3回まで快調に飛ばしていたのですが、4回表に四球の後、大豊選手にポカリ。 しかし6回で2失点はまずまずでしょう (6回表の今岡選手のタッチアップはミスジャッジによるアウトで、 本当は3失点ですけど)。
 幹英投手は情報通り中継ぎ登板。7回表同点の場面での登板ですから、 川端コーチのいう「勝敗に関係のない場面」ではありませんでしたけど。 7回表8回表はぴしゃり。9回表は大ピンチでしたが何とか抑えました。 あの回は抑えで投げていた時とほとんど同じような場面でしたよねえ。 3回を無失点ということで復調のきっかけになってくれればと思います。 制球に多少ばらつきがあったような感じでしたが、 良い球を投げていたと思いますよ。
 高橋建投手は負け投手で8敗目。完全に勝ち運から見放されてますね。 中継ぎで登板しましたが、日曜日に中4日で先発という可能性も残されています。 明日以降も中継ぎ登板するようですと、中継ぎ固定ということでしょう。 個人的には先発で起用した方が良いような気がするんですけどね。

朝山、順調に回復

右膝半月板損傷で今季を棒に振った朝山選手。 未だ三軍扱いながら、二軍のメンバーとほぼ同じ練習ができるまでに回復。 来季での勝負にかけている。

緒方選手も長い間怪我に泣かされ続けた後、ブレークしてますからね。 がんばってください。

ウエスタン情報

試合結果

2番手小林敦投手が大崩れしてます。

8月17日

幹英、中継ぎへ

小林幹投手が一時的に中継ぎに降格されることが決まった。 三村監督は 「本人は調子が悪いと思っているだろうが、 それが今の力なんだということを見つめ直してほしい。 そういう時期が来たということ」。 川端コーチは「変化球の投球を覚えるためにも、 試合の勝敗に関係ない楽な場面で投げさせたい」。 なお、抑えには玉木重投手がまわる。

 先発案があった幹英投手ですが、先発投手の数は足りていますから、 この決定は無難な策と言えるでしょう。 今の状態のままシーズンを終えると来年に不安が残りますから、 何とか今年中に立ち直ってほしいですね。ここから這い上がれるかどうかですよ。
 玉木重投手は「抑え」ということで、変に力まないでほしいですね。 今までつかんできた投球をそのままやればいいんです。

SATOの無責任先発予想

 18日から阪神3連戦。倉敷で1つ、広島で2つ。 21日からは広島で巨人3連戦。計6連戦。
 阪神は12連敗中とドン底状態。そろそろ勝つ頃などと思わずに、 連敗記録を更新させてあげたいところ。
 広島の先発は佐々岡・紀藤・加藤・ミンチー・山内・高橋建投手でしょうか? 阪神の2戦目は紀藤投手ではなく高橋建投手の可能性もあります。 若手投手、あるいは幹英投手を先発起用するという川端コーチの口三味線を どこまで信じるかですね。 中国新聞に23日菊地原投手先発が検討されているとありましたが、 どうなのでしょうね。ま、高橋建投手が中継ぎで登板するようだと、 谷間ができますので、その時点である程度わかるでしょう。
 阪神の先発はローテ通りなら藪・中込・メイ投手です。

22日巨人戦、全席売切

8月22日(土)の巨人戦の入場券は指定・自由とも全席売り切れた。 当日券の発売は行なわれない。

この日は超満員になるわけですね。めでたいことです。

8月16日

野村同点弾!金本勝ち越し弾!ミンチー完投!

対中日戦、先発ミンチー投手は3回裏、 ゴメス選手に19号ソロアーチを打たれて先制を許した。 中日先発川上投手に5回までわずか1安打に抑えられていた広島打線は、 6回表、野村選手の11号ソロアーチで同点。 7回表には金本選手がバックスクリーンへ14号ソロアーチを打ち込み、 勝ち越した。さらに8回表、 中日2番手前田投手から野村・正田選手の連打で一死一三塁とし、 前田選手の犠飛で1点を追加。ミンチー投手は中盤までピンチの連続だったが、 終盤は危なげない投球で完投。3対1で勝利。広島は2連勝。

試合結果

 ミンチー投手が今季3度目の完投勝利を挙げました。これで11勝目。 最多勝利の可能性もあり、今後の活躍が楽しみです。 この試合、序盤から中盤にかけては走者を許しながらも決定打を許さない、 いつものペース。 ゴメス選手の一発で先制の1点こそ許しましたが、 我慢強く味方の反撃を待ちました。
 打線は川上投手をさっぱり打てず、 またミンチー投手を見殺しかと思い始めた6回表に野村選手が同点弾。 試合の流れを引き寄せました。 直前にミンチー投手がセーフティバントを試みた姿を見て「こりゃ何とかせにゃあ」 とかいう風なことを思ったそうな。
 7回表には金本選手がバックスクリーンへ豪快な決勝弾。 昨日の試合ではブレーキになり、 この試合の第1打席まで5打席連続三振だったのですが、 ツボにさえハマればやってくれますね。
 8回表には野村選手の安打の後、 正田選手のエンドランが決まり、前田選手の右犠飛で1点追加。 一発攻勢だけでなく、つなぎで点を取ったのは良かったと思います。
 これで中日3連戦に勝ち越し。上位イジメに成功しました。 優勝争いをしているチームに勝ち越せたわけですから、 カープもまだまだ捨てたもんじゃありません。これで乗っていかないといけませんね。