カープ日記


7月15日

加藤、中4日で5勝目

対中日戦、2回裏、浅井選手が中日先発門倉投手から4号先制2ラン。 4回裏には江藤・金本選手の連打と浅井選手の四球で無死満塁のチャンス。 一死後、瀬戸選手が適時内野安打、加藤投手の遊ゴロが野選となって2点を追加し、 門倉投手をKO。代わった前田投手から野村選手が中犠飛を上げて5点をリードした。 中4日で先発した加藤投手は立ち上がり4者連続三振を奪うなど好調。 6回まで2安打無失点とほぼ完璧な内容。しかし7回表につかまり、 山崎選手の12号ソロを浴びた後、3本の安打で二死満塁とされ、 高橋建投手にマウンドを譲った。高橋建投手はこのピンチを抑えたものの、 8回表にゴメス選手に2点適時二塁打を浴びて2点差とされた。 8回表二死二塁から登板の小林幹投手は、9回表に1安打されたが最後を抑え切った。 5対3で勝利。広島は2連勝。

試合結果

 加藤投手の出来からすると、5点リードした時には楽勝だと思ったのですが、 予想外の反撃を受けてしまいましたね。 スタミナ切れか、7回表に集中打を浴びました。きわどい球がボールになって、 甘く入った球をことごとく打たれたという感じでした。 でもまあ、あの回以外はすごく良い投球でした。 中4日先発であることを考えると、上々以上の投球だったのではないでしょうか。
 高橋建投手はやはりオールスターまでは中継ぎに固定してしまうようですね。 7回表は二死満塁の大ピンチを抑えてくれました。これでヒーローだと思ったら、 8回表には3本の安打を浴びて2失点。4点差あったわけですから、 先発の時のように心に余裕を持って投げてくれれば良かったのですけど。
 幹英投手は2連投。今日はボールが先行していたので、 昨日ほどは安心できませんでした。 しかし勢いが出かけていた中日打線をよく抑えてくれました。 きっちり抑えの仕事をこなせています。
 打線。浅井選手が先制2ラン。雨が心配だったので、 先制点は非常にありがたかったです。 4回裏には打線のつながりで3得点。以後追加点が取れず、 駄目押しができなかったのは反省点かも知れませんね。

江藤がスタメン復帰

左上腕部打撲で欠場していた江藤選手がこの試合からスタメンに復帰した。 打席では左肘に白いプロテクターを使用。打撃成績は4打数1安打だった。

打線に芯が戻ってきました。まだいまひとつ力強さが足りないようですが、 これで一安心ですね。守備でトンネルをしたのはご愛敬(ではすまんぞ(^^;)。

ウエスタン情報

試合結果

 広島ホームテレビで中継がありました。
 先発の山崎投手は3回まではパーフェクトでしたが、 4回表に4安打を集められてKOでした。球威はまずまずで、 前回ウエスタンの中継で見た時と状態はそれほど変っていないようです。
 菊地原投手は無難に抑えていました。ものすごい球を投げているわけではないですが、 まとまりが出てきているようです。
 福良選手は5月27日にフェンスに激突して膝を痛めてしまったそうです。 7月に入って練習を再開し、ようやく試合に出られるようになったとのこと。
 中継では映りませんでしたが、高橋英投手が登板しました。 「スティーブン・ジョンソン症候群」回復後、初登板です。 一軍は中継ぎ投手で苦しんでいますから、 8月くらいにでも一軍に上がってきてくれれば良いですね。

7月14日

佐々岡、また好投

対中日戦、先発佐々岡投手は初回、 立浪選手に先頭打者本塁打を打たれて1点を失った。 なおも2連打で無死一二塁のピンチを作ったが、ここを山崎選手の併殺で抑えると、 以降は8回まで1安打無失点の好投。広島は3回裏に中日先発山本昌投手を攻め、 野村・正田選手の連続ソロアーチで逆転。さらに前田・金本選手の長短打で、 この回計3点。最後は小林幹投手が3人をぴしゃり。3対1で勝利。 広島は連敗を2で止めた。

試合結果

 なんかえらくあっさり勝ってしまいました。4回以降、 もうひと山くるかと思ったのですけどね。特に逆転した後、 攻撃でバントミスとか牽制死とかあったので、流れが変わるかと思ったのですが、 佐々岡投手がスイスイ抑えてしまいました。
 佐々岡投手はいきなり立浪選手に先頭打者本塁打。久慈・種田選手に連打を浴び、 無死一二塁。「佐々岡大炎上」という見出しが頭に浮かびました(笑)。 しかし、このピンチを山崎選手の二ゴロ併殺で抑えると、後は完全に立ち直りました。 あまり調子が良くなかったということなのですが、2回以降はわずか1安打でした。 これで2試合連続の好投。ひょっとして完全復活でしょうか?
 打線。3回裏に一挙3点。野村選手は高めのカーブをうまく叩いて同点弾。 正田選手はすくいあげるようにして左翼席へ勝ち越し弾。今季1号でした。 本塁打だけで終わらず、 この後に前田選手の二塁打と金本選手のわざあり右前打でもう1点追加したのが 大きかったですね。しかし得点はこの3点だけでした。 江藤選手欠場のここ3試合はいずれも3点しか取れていません。
 江藤選手はこの試合も欠場でした。4番に入ったのは町田選手。 打撃の方は今日も冴えませんでした。守備では1つの失策と1つの美技。
 三塁手に入ったのは今季初スタメンの高山選手。 2回裏には今季初安打を左前に。4回裏には右前打。 6回裏には二死二塁で前進守備の右翼頭上を襲う惜しい当たり。 守備でははつらつとしたプレーで何本か飛んできた三ゴロを無難にさばきました。 ようやく結果を出してくれました。 江藤選手が戻ってくるまではこのままスタメンで起用してほしいと思います。
 9回表は守護神幹英投手。 佐々岡投手は完投できていたかも知れませんが、 三村監督は石橋を叩いて渡ったのでしょう。 球が高めに行くこともありましたが、球威があるので危ないとは思いませんでした。 これで9セーブ目。オールスター初出場決定に花を添えました。

幹英・ミンチー・野村・前田、監督推薦で球宴へ

オールスターへの監督推薦による選抜選手が発表された。 広島からは小林幹・ミンチー投手、野村内野手、前田外野手が ヤクルトの野村監督の推薦で選ばれた。 広島からはファン投票選抜の江藤内野手を含め、5人の出場となる。
 小林幹投手は記者会見で「全然考えていなかったんですけど、すごい嬉しいです」。 対戦したい打者について「リーグを代表して来られる方ばかりなので、 いろんな打者と対戦していろんなことを勉強したいです」。 どんな投球をしたいかについて「生きのいい投球が持ち味なので、 そういう投球ができればいいな」。
 ミンチー投手は記者会見で「1年目でカープの代表として選ばれたことは光栄です。 自分が選ばれるとは思っていませんでした」。どんな投球をしたいかについて 「カープの代表としてみなさんに喜んでいただける素晴らしい投球が できたらと思います」。対戦したい打者は「パ・リーグはよく知らないのですが、 イチロー、ローズ、フランコ」。最後に「自分にとってオールスターゲームとは そのリーグの素晴らしい選手が選ばれるものだと思っているので、 非常に嬉しく思っています。この経験を今後に生かしたい」。
 オールスター出場予定全選手は以下の通り。

セ・リーグ
投手
川上 憲伸(中日)
川崎憲次郎(ヤクルト)
川村 丈夫(横浜)
佐々木主浩(横浜)
小林 幹英(広島)
ミンチー (広島)
斎藤 雅樹(巨人)
趙 成ミン(巨人)
川尻 哲郎(阪神)
野口 茂樹(中日)

捕手
古田 敦也(ヤクルト)
谷繁 元信(横浜)
中村 武志(中日)

内野手
清原 和博(巨人)
仁志 敏久(巨人)
江藤  智(広島)
元木 大介(巨人)
池山 隆寛(ヤクルト)
石井 琢朗(横浜)
駒田 徳広(横浜)
野村謙二郎(広島)
今岡  誠(阪神)

外野手
松井 秀喜(巨人)
高橋 由伸(巨人)
立浪 和義(中日)
鈴木 尚典(横浜)
前田 智徳(広島)
清水 隆行(巨人)
パ・リーグ
投手
大塚 晶文(近鉄)
森  慎二(西武)
デ 二 ー(西武)
ウ ィ ン(オリックス)
高村  祐(近鉄)
金村  暁(日本ハム)
岩本  勉(日本ハム)
関根 裕之(日本ハム)
武田 一浩(ダイエー)
西村 龍次(ダイエー)
小宮山 悟(ロッテ)
黒木 知宏(ロッテ)

捕手
城島 建司(ダイエー)
伊東  勤(西武)
野口 寿浩(日本ハム)

内野手
高木 大成(西武)
フランコ (ロッテ)
小久保裕紀(ダイエー)怪我で辞退
松井稼頭央(西武)
鈴木  健(西武)
武藤 孝司(近鉄)
片岡 篤史(日本ハム)
初芝  清(ロッテ)
柳田 聖人(ダイエー)補充選手

外野手
イチロー (オリックス)
秋山 幸二(ダイエー)
ロ ー ズ(近鉄)
大村 直之(近鉄)
平井 光親(ロッテ)

みなさん、おめでとうございます。特に初出場の幹英投手、ミンチー投手、 がんばってください。

ウエスタン情報

試合結果

5安打完封負け。福良選手が久々に出場してますね。

7月13日

江藤、球宴ファン投票選出

 オールスターファン投票の結果が発表された。 広島からはただひとり江藤選手が三塁手部門で選ばれた。
 江藤選手は記者会見で「ファンの方あってのプロ野球ですから、 ファンの方に選んでもらったことはすごく光栄に思っています。 とにかく持ち味ゆうたらホームランだと思いますから、 ホームランを見せられれば恩返しになるかなと思います。 結果問わず、僕のバッティングと打席を見てほしいなと思います。 (左腕の怪我については)多少まだいろいろあるんですけど、 オールスターには支障ないと思いますんで、 とにかく全力なプレーができるように準備していきたいなと思います」と語った。
 オールスターファン投票選出選手は以下の通り。

     セ・リーグ
 投 手 川上 憲伸(中日)
 捕 手 古田 敦也(ヤクルト)
 一塁手 清原 和博(巨人)
 二塁手 仁志 敏久(巨人)
 三塁手 江藤  智(広島)
 遊撃手 元木 大介(巨人)
 外野手 松井 秀喜(巨人)
     高橋 由伸(巨人)
     立浪 和義(中日)

     パ・リーグ
 投 手 大塚 晶文(近鉄)
 捕 手 城島 健司(ダイエー)
 一塁手 高木 大成(西武)
 二塁手 フランコ (ロッテ)
 三塁手 小久保裕紀(ダイエー)怪我のため辞退
 遊撃手 松井稼頭央(西武)
 外野手 イチロー (オリックス)
     秋山 幸二(ダイエー)
     ロ ー ズ(近鉄)

江藤選手、おめでとうございます。 このファン投票結果を見ると、中日ファンと巨人ファンからの投票が多かったようですね。 そんな中での1位獲得ですから、大変価値があると思います。
 監督推薦で出場できそうな広島の選手を予想すると、 前田・野村選手と幹英・ミンチー投手ですか。ミンチー投手は微妙かも。

江藤がフリー打撃

左上腕部打撲の江藤選手が左肘にレガースを着けてフリー打撃を行なった。

ぼちぼちと回復しているようです。

SATOの無責任先発予想

 14日から広島で中日と3連戦。 江藤選手の欠場で低調気味の広島打線。どこまで息を吹き返すか注目。
 広島の先発は、初戦は佐々岡投手の可能性が高いです。 2戦目以降は高橋建投手の起用法次第です。中継ぎで起用するつもりならば、 加藤・紀藤投手を中4日で。 まさか先発5本柱が揃っているのに谷間を作るとは思えませんが、 大穴で2戦目に田中投手か黒田投手。この場合、3戦目は加藤投手。 先発起用ならば、2戦目を中2日で高橋建投手、3戦目を加藤投手。 とまあ、いろいろ考えられますが、 佐々岡・高橋建・加藤投手が順当なところでしょうか。
 中日の先発は山本昌・門倉・川上投手でしょうか。 山本昌投手と門倉投手は入れ換え可能。3戦目は川上投手が中4日なので、 谷間の投手が投げるかもしれませんね。 ちなみに今中投手は登録を抹消されています。

7月12日

進撃にブレーキ、貯金再び0

対ヤクルト戦、4回裏、 ヤクルト先発エーカー投手からこの試合プロ入り初めて4番に入った金本選手が 7号ソロアーチを右翼席へ運んで先制。 5回裏には瀬戸選手が左越えへ2号ソロを放ち、2点のリード。 好投していた先発ミンチー投手は、6回表に4本のヒットを集められて2点を失い、 同点とされた。7回表には二死二塁から古田選手に適時打を浴びて逆転された。 7回裏二死から山部投手を攻め、正田選手の二塁打と2つの暴投で同点。 しかし9回表、救援登板の高橋建投手が土橋選手に決勝の6号2ランを浴びた。 3対5で敗戦。広島は2連敗で貯金が0に戻った。

試合結果

 大方の予想通り高橋建投手をリリーフで起用してきました。 その高橋建投手が土橋選手に決勝2ラン。内角の球をうまく打たれました。 そういえばこの前のヤクルト戦で救援登板した時にも稲葉選手に本塁打を打たれましたね。 高橋建投手はオールスターまではローテを外れて中継ぎでしょうか?
 ミンチー投手は7回を3失点の好投。特に前半は好調で、 ピンチを作りながらも抑える粘投ペース。しかし6回表に崩されてしまいました。 ヤクルト打線は徹底して逆方向への打撃。 チーム全体でミンチー投手攻略への意志統一がなされていたように思います。
 打線。ヤクルト投手陣から3点のみ。そのうち1点は相手のミス。 後の2点はソロアーチ。早めにミンチー投手を援護できていれば、 ミンチー投手はもっと楽に投げることができていたのですけどね。
 江藤選手の欠場でプロ入り初の4番を打った金本選手は、5月27日以来の本塁打。 4番の役割を果たしたかに見えたのですが、逆転負けではねえ。 一番目立ったのは瀬戸選手で、本塁打を含む3安打猛打賞でした。
 4連勝で、4月のようにチームが勢いに乗るかと思ったのですが、 江藤選手の死球欠場でブレーキがかけられたような気がします。 オールスターまでは勝率5割キープ、「ノンビリ行こうや」といったところでしょうか。

江藤、軽めの打撃練習

左上腕部打撲の江藤選手が軽めの打撃練習を行なった。 「まだバットを振ると痛い」状態。 三村監督は14日の中日戦からは出場できるだろうという見通しを語った。

江藤選手の存在感の大きさが感じられる2連敗でしたね。

ウエスタン情報

試合結果

先発河野投手が大乱調。

7月11日

紀藤、押し出し死球に泣く

対ヤクルト戦、先発紀藤投手は2回表に町田選手の失策をきっかけにピンチを招き、 宮本選手の適時打と飯田選手の2点適時打で3点を先制された。 広島は4回裏、ヤクルト先発石井一投手を攻め、 正田・前田選手の短長打で1点を返し、さらに木村選手の適時打で1点差とした。 6回裏には2つの四球で一死一二塁とし、金本選手の適時打で同点に追いついた。 しかし7回表に3連打で無死満塁とされ、一死後、 紀藤投手が飯田選手に押し出し死球を与えて勝ち越された。 3対4で敗戦。連勝は4でストップ。

試合結果

 最近の勢いを考えると、同点にした時点で今日も勝てるかと思ったのですがねえ。 同点直後の紀藤投手の押し出し死球も痛かったですし、 7回裏のチャンスを潰したのも痛かったです。
 またしても守備のミスから失点。 昨日の試合のようにミスが続出しても勝ってしまうことはそうそうないですね。 「2度あることは3度ある」とならないように、明日はしっかり守ってください。
 先発紀藤投手は味方に足を引っ張られて、いきなり3失点。 せめて1失点に止めておいてくれればねえ。その後はいい投球を見せていたのですが、 同点になった直後の7回表にやられてしまいましたね。 あそこは無死満塁をよく1点だけに抑えてくれたと見るべきでしょうか。 一応、試合は作れているように思います。
 打線にはもう一押しがありませんでした。 江藤選手抜きの打線ではあれが限界なのでしょうか。 江藤選手の代役となった三塁手の野々垣選手、 4番の町田選手とも冴えませんでした。彼らにはチャンスなのですけど。

江藤、死球の影響で欠場

江藤選手は10日の試合で左腕に受けた死球の影響で、 ベンチには入ったが、この試合を欠場した。

金本選手は死球の影響で2試合ほどスタメン落ちしましたから、 江藤選手も数試合は欠場ということになるのではないでしょうか?

山内、出場選手登録抹消

山内投手が出場選手登録を抹消された。

明らかに調子が悪いのにどうして今まで一軍に置いておいたのか、 よくわかりません。根本的に調整し直す必要があるのではないでしょうか。 (実は右ひじ痛だったそうです(980807))

高山、出場選手登録

高山選手が出場選手登録された。

代打で出場しましたが、馬場選手の美技に阻まれて三ゴロ。 江藤選手の代役として先発出場があるかも。 代打よりも先発の方が力を出してくれそうな気がしているんですけど。

ウエスタン情報

試合結果

ダイエーの継投にわずか4安打1得点。

7月10日

加藤、耐えて勝つ

対ヤクルト戦、先発加藤投手は初回、 池山選手の三ゴロと土橋選手の適時二塁打で2点を先制された。 その裏、ヤクルト先発渡辺投手から前田選手が14号ソロを放ち1点差。 2回表には二死から飯田選手の三振振り逃げの後、 真中選手の左前打を金本選手が後逸して1点を追加された。 3回裏、二死から正田・前田選手の連打と江藤選手の死球で満塁。 金本選手が右前へ2点適時二塁打して同点。 4回裏には二死一二塁から正田選手がプロ通算1500安打を中前に落として勝ち越し。 渡辺投手をKO。さらに代わった松田投手から前田選手が右翼線へ適時二塁打。 しかし5回表、 一死一二塁から古田選手の併殺コースの二ゴロを正田選手が悪送球して1点差。 二死一二塁からホージー選手の一ゴロを浅井選手がトンネルして同点。 その裏、内野安打の金本選手を一塁に置いて、 浅井選手が汚名返上の一発を右中間へ叩きこみ、2点を勝ち越し。 7回裏には山部投手から木村選手が右前適時打。3点差とした。 広島は8回表を玉木重投手、9回表を小林幹投手が抑え、8対5で勝利。 広島は4連勝。対ヤクルト戦の連敗を7で止めた。

試合結果

 得点経過と広島の攻撃だけ見ると良い試合だったのですけど。 守りでつまらんミスが多すぎました。それがことごとく失点につながっています。 ま、プラス思考でいけば、 「守りのミスをよく攻撃で取り戻してくれた」となるわけですが。
 加藤投手はあれだけ足を引っ張られて、よく耐えられましたね。 7回まで投げて5失点ながら自責点はわずか2。5月20日以来の勝利で4勝目。
 汚名返上の一打を打ったのは金本選手と浅井選手。 金本選手は2回表に左前打を後逸した後、3回裏に同点適時二塁打。 浅井選手は5回表にトンネルした後、5回裏に決勝の3号2ラン。 ミスをしないに越したことはありませんが、ミスをしてしまったら、 その後どうフォローするかが問題。よくやってくれましたね。
 左足甲打撲の金本選手はスタメン復帰となりました。でもよく見てると、 ゆっくり走っている時に左足を少し引きずっていました。 まだ完全ではないようです。
 木村選手は7回裏に駄目押し打。 前の打席で本塁打を打った浅井選手に代打町田選手を送り、 それが失敗した後だっただけに、 価値ある一打だったと思います。 その後の瀬戸選手の左前打で三塁を狙ったのは暴走でしたが。 三塁ベース上でシャチホコになってしまいました。元気があるのはいいんですが、 無茶なプレーで怪我をしないでね。

祝!正田、通算1500安打達成

この試合の4回裏に正田選手が渡辺投手から中前打を放ち、 プロ入り通算1500安打を達成した。プロ野球76人目。 初安打は1985年5月26日に巨人の槙原投手から。

おめでとうございます。直前の野村選手を敬遠されて、意地の適時打という感じでした。 直後の悪送球で帳消しになってしまいましたが(^^;。

江藤、左腕への死球で途中退場

3回裏、江藤選手は渡辺投手から左上腕部に死球を受けた。 ベンチで血抜きをした後、テーピングをして走者には出たが、 4回表の守備から野々垣選手と交代した。病院でレントゲン検査を受けた結果、 骨には異常がなく、左上腕部打撲と診断された。 11日の試合には、当日の様子を見て、出場するかどうか決める。

これにはヒヤリとしました。 中日の李選手が同じようなところに死球を当てられて骨折してますからね。 何試合か欠場することになるかも知れませんが、骨折ではないと聞いてひと安心です。 制球の悪い投手にはこれがあるから恐いです。

西山、近々練習再開

左手首骨折の西山選手が患部を固定するためのピンやワイヤを除去する手術を受けた。 7〜10日後から練習を再開する予定。

8月頭には戻ってきてくれそうですね。

7月9日

小早川、左腕に治療3か月の怪我

小早川投手が8日、自宅で転倒してガラスで左前腕に怪我をし、 広島市内の病院で縫合手術を受けた。 ギプスで約3週間固定し、治療約3か月。

かなりひどい怪我のようです。心配です。

SATOの無責任先発予想

 10日から広島でヤクルトと3連戦。 現在ヤクルトには7連敗中ですが、そろそろ止めることができそうですね。
 広島の先発はよくわからないです。 とりあえず、紀藤・佐々岡・ミンチー投手としておきますが、 加藤・高橋建投手もいつでも行けるはず。 オールスター直前で投手陣がスクランブル態勢に入るとすると、 高橋建投手を中継ぎに回して、 紀藤・佐々岡・ミンチー・加藤投手を中4日で回すかも知れません。
 ヤクルトの先発は渡辺・石井一・川崎投手でしょうか? 川崎投手は中4日になるのでちょっと「?」ですけど。 登録されたばかりのエーカー投手かも知れません。

ウエスタン情報

試合結果

河野投手が救援で5勝目。福地選手の3安打など打線は14安打10点と爆発。

7月8日

巨人戦、雨天中止

札幌市営円山球場で行なわれる予定だった巨人戦は雨のため中止となった。

チームの調子が上がってきたところだったので、試合をやりたいところでしたね。 でもこれで4カード連続勝ち越し。

大野、復帰は球宴明けか

 この日はNTT北海道の室内練習場で約1時間の練習。 移動日の9日はオフとなる。
 大野投手は前日に続いて約40球の投球練習。 大野投手の復帰時期について三村監督は「オールスター前は考えていない」。
 金本選手はこの日スタメン予定だったが、左足は「まだ痛い」状態。
 10日11日のヤクルト戦で先発すると思われる2投手が広島に戻った。 この2投手は9日も練習する予定だという。

 大野投手は長引いていますが、無理せず、 万全の状態で戻ってきてほしいですね。
 謎の2投手についてはRCCラジオで言ってたんですが、 名前は秘密だそうです。

ウエスタン情報

試合結果

完封負け。ペルドモ投手以下4投手が3本塁打を浴び9失点。

7月7日

上げ潮赤ヘル!3連勝!

対巨人戦、初回、巨人先発桑田投手から前田選手が 右翼場外へ久々の13号2ランを運び先制。 2回表には二死二塁からミンチー投手が来日初安打となる適時内野安打を放ち、 1点を追加。その裏、先発ミンチー投手が清原選手に13号ソロを打たれたが、 3回表に江藤選手の左犠飛を清水選手が適時失策。 浅井選手が右越えに2号3ランを叩き込み、6点をリード。桑田投手をKOした。 しかしミンチー投手はピリッとせず、その裏一死満塁から清原選手に押し出し四球。 高橋選手の内野ゴロの間に1点を返された。さらに5回裏には清原選手に犠飛、 8回裏には高橋選手に10号ソロを打たれて2点差まで詰め寄られた。 巨人中継ぎ投手陣から追加点を奪えなかった広島打線は、 9回表に平松投手をとらえ、 浅井選手の適時打と町田選手の2点適時打で3点を取って駄目押し。 守護神小林幹投手は、 8回裏二死二塁2点リードの場面でミンチー投手を救援し、 以降をきっちり抑えた。 10対5で勝利。広島は3連勝で貯金生活に入った。

試合結果

 結果的には10対5のダブルスコアでしたが、苦しい試合でしたね。 速攻で桑田投手の攻略に成功したものの、 中盤以降なかなか追加点が奪えなかったことと、 ミンチー投手の調子がいまひとつで巨人に追い上げを許したことがその原因でした。 そういった意味では、三村監督も指摘しているように、 8回裏二死二塁から登板した幹英投手の踏ん張りと、 9回表の追加点が大きくものを言いました。
 打線ではまず前田選手。いきなり桑田投手に先制パンチを食らわせました。 あまり外野スタンドが大きくない札幌円山球場ではありますが右翼場外へ。 5月20日中日戦以来、約1か月半ぶりの本塁打でした。 6月のスランプは一体何だったんだろうかと思われるほどの 最近の好調ぶりであります。
 そして浅井選手。3回表に試合の大勢を決めると思われた2号3ラン。 9回表にはどうしても欲しかった追加点を叩き出した適時打。 計4打点の大活躍でお立ち台に上がりました。
 先発のミンチー投手は来日初安打初打点。おめでとうございます。 ダンカン選手の怪しい守備のおかげだったという話もありますが(^^;。 でも2本目のヒットはちゃんとした右前打でした。
 本職のピッチングの方では味方打線の序盤での大量得点に助けられた形ですね。 それとも逆に大量得点で少し気が緩んだのでしょうか? 調子が悪い時のお決まりのパターンで、球が高かったようです。 一気に大量失点しないところや、悪いなりに粘って投げるところはさすがですけど。 結局、7回2/3を投げて8安打5失点。ハーラートップに並ぶ8勝目。
 抑えの幹英投手は8回裏、一発で同点のピンチで吉村選手を抑えました。 そういえば東京ドームで吉村選手に一発浴びているんですよね。 今日のような場面で抑えに成功すると、 抑えとしての自信が段々と膨らんでいくでしょう。
 ベンチワークですが、やはり今日も先発投手を思いっきり引っ張りました。 ミンチー投手の出来からすると、 8回表のミンチー投手の打席で代打を出すのが当然のように思えるのですが、 三村監督は我慢強いですね。 中継ぎ投手をなるべく使わないという采配が最近一貫しているように思います。 もちろんそれを可能にしているのは、 先発投手陣の頑張りと打線の援護なのですが。
 これで3連勝。5月初めの6連勝の時以来です。 できればこのまま波に乗っていって欲しいですね。

ウエスタン情報

試合結果

サヨナラ負け。サムソン投手から田村・井上選手が本塁打を打っています。

6月月間MVP発表

6月の月間MVPが発表された。 セは横浜の佐々木投手とヤクルトの池山選手。 パは近鉄の大塚投手とオリックスのイチロー選手。

おめでとうございます。

7月6日

SATOの無責任先発予想

 7日から札幌で巨人と2連戦。前回は3タテを食らいました。 しかし今回はチームの状態が良いので、良い試合が期待できそうです。
 広島の先発はミンチー・加藤投手でしょう。 巨人は斎藤雅・桑田投手か。

7月5日

佐々岡完投勝利!江藤先制3ラン!5割復帰!

対阪神戦、広島は初回、阪神先発竹内投手を攻め、 野村選手の右前打と前田選手の四球で一二塁とした後、 江藤選手が左中間へ豪快に17号先制3ラン。 江藤選手は2回裏にも二死一二塁から中前適時打。 5回裏には伊藤投手から町田選手が左中間へライナーで2号2ラン。 6点をリードした。中4日で先発した佐々岡投手は6回表二死から、 桧山・平塚選手に連続ソロアーチを打たれたが、失点はその2点のみで完投。 6対2で快勝。佐々岡投手は1995年4月19日以来の完投勝利。 広島は2連勝で勝率を5割に戻した。

試合結果

 正直言って大変驚いています。 スタミナを不安視されている佐々岡投手が中4日で先発したこともそうですが、 完投してしまったことに。 中4日の先発は佐々岡投手本人の志願だったそうです。 131球を投げて6安打1四球9奪三振2失点。見事な完投勝利。 持ち球の直球・スライダー・カーブ・フォーク・(シュート?)を うまくコンビネーションさせ、阪神打線に狙い球を絞らせなかったように思いました。 次回もこの調子で頑張ってください。
 佐々岡投手がこれだけの投球ができたひとつの要因には、 打線の素早い援護があったことが挙げられます。 3試合連続無安打だった江藤選手が初回に先制3ラン。2回には適時打。 計4打点の大活躍でした。どんな球でも打てるという状態までは来ていないようですが、 ツボにハマればやってくれますね。 ホームランダービーでも松井選手を抜いて単独トップ。
 金本選手の欠場で出番が回ってきた町田選手 (金本選手がスタメン出場していたら、 町田選手と浅井選手のどっちがスタメンだったかはわかりませんけど)。 中押し2ランで結果を出しました。先日の満塁弾といい、上り調子ですね。
 ベンチワークで目についたのは佐々岡投手を引っ張ったことでしょうね。 6回表に2発打たれたことと、スタミナの不安を考えると、 これまでだと7回表で投手交代だったのではないでしょうか。 この辺り、中継ぎ投手に不安を抱える台所事情が見え隠れしているような気がします。 また9回表も、昨日の試合で幹英投手が投げていなければ、 形にこだわって幹英投手を投入したかもしれませんね。 とにかく、佐々岡投手を引っ張ったことは大成功でした。
 これで勝率5割復帰。3カード連続勝ち越し。先発投手がしっかり踏ん張り、 打線も一時期の不振を脱し、チームは上り調子。 思ったよりも早く、首位戦線に殴り込みをかけられそうですよ〜。

祝!佐々岡、通算1000奪三振達成

佐々岡投手は、7回表にこの試合7つ目の三振を新庄選手から奪い、 プロ入り通算1000奪三振を達成した。 プロ野球史上102人目。

おめでとうございます。勝ったことで喜びも倍増でしょう。

金本、死球の影響で欠場

金本選手がこの試合を欠場した。 4日の試合の5回裏に舩木投手から左足甲に受けた死球の影響によるもの。 試合前のフリー打撃は行い、ベンチ入りもしたが、出場機会はなかった。

本人は出る気だったようですし、練習もやっているようですから、 それほど大したことはないと思われます。

山田、澤崎に代わり出場選手登録

澤崎投手が出場選手登録を抹消され、山田投手が出場選手登録された。 澤崎投手は右肩に違和感を訴えていた。

山田投手は中継ぎ陣の救世主になってほしいですね。 澤崎投手は二軍で納得のいく結果を出してから一軍に上がってきてほしいです。

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試合結果

グスマン投手が6回を3安打1失点の好投。しかし打線が見殺し。

7月4日

野村大暴れ

対阪神戦、先発紀藤投手は初回、先頭坪井選手のランニングホームランで1点を失った。 その裏、阪神先発舩木投手から二塁打の野村選手を前田選手が左前適時打で返して同点。 その後、両軍先発は立ち直ったが、 6回表に桧山選手の二塁打などで一死三塁とされ、 ハンセン選手の中犠飛で勝ち越された。 その裏、代わった弓長投手から野村選手が右翼席へ逆転2ラン。 直後の7回表、新庄・パウエル選手の長短打で同点とされた。 しかし8回裏に吉田豊投手を攻め、野村選手の中前適時打で勝ち越し。 木村選手の中前適時打でたたみかけた。9回表は小林幹投手が3人でピシャリ。 5対3で勝利。

試合結果

 野村選手が4安打。8回裏には決勝打。6回裏は逆転2ラン。 1回裏は二塁打で出塁して同点のホームイン。文句無しの大活躍でした。
 木村選手が2番二塁手で先発出場。最初の2打席はつなぎの打撃ができませんでした。 特に左打席でのバントは難しいようですね。しかし後の3打席では2安打1四球。 2番タイプというよりは1番タイプなのかも知れませんね。 2番二塁手が務まるということになれば、 緒方選手が復帰してきても先発出場するチャンスを貰えるので、 頑張って欲しいです。
 先発の紀藤投手は8回を3失点の好投でした。序盤はどうなることかと思いましたが、 3回からは立ち直りました。 7回表、同点にされた後のピンチで踏ん張れたのは大きかったと思います。 2試合連続の好投で、私の紀藤投手に対する信頼感はかなりアップ。
 前回は冷や汗ものの投球だった幹英投手ですが、 今日は2つの三振を取って3人でピシャリ。安定感が戻ってきたようなので、 今後が楽しみになってきました。
 少し心配なのが江藤選手。先の横浜戦で絶好調状態に入ったと思ったのですが、 3試合連続で無安打。完全にタイミングを狂わされていたり、 「こりゃいった」と思った打球が差し込まれていたり。
 阪神では新庄選手の守備がすごかったですね。 瀬戸選手の左中間を抜けようかという当たりと、 前田選手の本塁打をスーパーキャッチ。まさにプロという守備でした。
 今日のような接戦をものにできるようになったのは大きいですね。 先発が踏ん張って幹英投手につなぐ勝ちパターンもできました。 この調子で3カード連続勝ち越しといきたいところです。

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試合結果

高山選手が3試合連続弾。若林投手はロングリリーフで3勝目。

7月3日

守乱で自滅、高橋建を見殺し

対阪神戦、先発高橋建投手は初回、 ハンセン選手に右前適時打されて1点を先制された。 5回表にはペレス選手の失策で走者を三塁へ進め、 ハンセン選手の犠飛で2点差とされた。 9回表には澤崎投手が代打パウエル選手に適時二塁打で1点、 富岡投手が併殺崩れの間に1点を追加された。 広島打線は阪神先発藪投手に8回まで零封。9回裏にリベラ投手を攻めて、 二死から金本・ペレス選手の長短打で1点を返したのみ。1対4で敗戦。

試合結果

 広島打線は横浜3連戦で打ち疲れたのか、藪投手に8回までわずか3安打。 9回裏にリベラ投手から1点を返すのがやっとでした。 打てなかったのは藪投手が良かったから仕方なかったとしても、 守りの乱れは拙かったですね。数えるのが嫌になるくらい守備にミスが出ています。 こんな試合をやってると、6月の二の舞になってしまいますぜ。
 風も邪魔してくれましたね。 2回裏の金本選手、6回裏の前田選手の飛球は 右翼席に入っていてもおかしくないような当たりだったのですが。 8回裏の町田選手の大きな飛球はファールになってしまうし。
 先発高橋建投手は8回を2失点の好投でした。惜しむらくは立ち上がり。 前回の登板と同様、球が高めに浮いて制球が悪かったです。 しかしそこから立ち直ったのは収穫ですね。勝ち運に恵まれていませんが、 腐らず、次回の登板もがんばってください。
 野村選手がメガネで試合に出場。いつもはコンタクトレンズなのですが、 どうしたのでしょうね?

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試合結果

 長谷川投手は6回2/3を4安打自責点1。 相変らずいい投球を続けています。7月5日の谷間で先発かと思ったのですが、 違いましたね。一軍には調子が悪い投手がたくさんいるのに、 いつまでも長谷川投手が二軍とはこれいかに? 二軍でじっくり育てようということがひとつ。今一軍で欲しいのは中継ぎ投手で、 先発投手ではないということ。この2つが考えられます。 谷間の先発は長谷川投手でないとすると黒田投手か?
 高山選手が2試合連続本塁打。代打向きの選手ではないのかも。

7月2日

幹英、冷や汗

対横浜戦、先発加藤投手は2回裏、佐伯選手に4号ソロを浴びて先制された。 3回裏には2本の安打と四球で満塁とされ、ローズ選手に犠飛で1点。 4回裏には江藤選手の失策から一死三塁とされ、進藤選手に犠飛で1点。 横浜先発斎藤隆投手に抑えられていた打線は、6回表、 前田・金本選手の短長打で二三塁とし、ペレス選手の犠飛でまず1点。 木村選手の左中間適時二塁打で1点差として、斎藤隆投手をKO。 7回表には阿波野投手から野村選手が四球を選び盗塁。 正田選手が左前適時打して、ついに同点。 8回表には横山投手からペレス選手のセーフティバントと木村選手の左前打で 二死一二塁のチャンス。代打高選手の遊ゴロを石井琢選手が失策して勝ち越し。 代わった島田投手から野村選手が一ゴロに倒れたかに見えたが、 ベースカバーの島田投手が落球してさらに1点。さらに正田選手が左前適時打して、 この回3点を勝ち越した。8回裏からは守護神小林幹投手。 しかし鈴木尚選手に9号2ランを運ばれて1点差。 9回裏には3つの死四球で二死満塁、サヨナラのピンチを作ったが、 ローズ選手を三振に抑えた。 6対5で辛勝。広島は1か月ぶりの連勝。

試合結果

 最後はハラハラドキドキでしたね。もう駄目かと思いましたよ。 リードして幹英投手につなぐ必勝パターンだったので、 これでやられてしまうと大ダメージを食らうところでした。
 幹英投手は制球が悪かったですね。直球は走っていたと思うのですが、 鈴木尚選手に本塁打を打たれて、気持ちが後ろ向きになってしまったのでしょうか? 抑え投手のプレッシャーなのでしょうね。今日の試合について幹英投手は 「3点リードしてたんだから2点取られたって別にいいじゃないか」 ぐらいに思っておけばいいし、最後は厳しい場面を抑えたので、 それを自信にすれば良いと思います。他に抑えをできる投手はいないので、 つらいでしょうが頑張ってください。
 先発加藤投手はまずまずでしたね。6回を3失点ですが、 そのうち1点は失策によるもの。大崩れしません。
 打線。4回表無死一二塁のチャンスを潰した時は「またかいな」と思いましたが、 6回表には3本の安打と犠飛で2点。7回表には四球の野村選手が盗塁で二塁へ進み、 正田選手が適時打を打つという、いかにも広島らしい足を絡めた攻撃で同点。 8回表の勝ち越しは相手の失策によるものとはいえ、 ペレス選手のセーフティバントや木村選手の左前打など脇役が活躍してのもの。 結果的に決勝点となった6点目は、正田選手のこの日2本めの適時打。 打線の復調はいよいよ本物になってきたかなというところですね。

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試合結果

完封リレー。ペルドモ投手が5回を2安打無失点で今季初勝利。 おめでとうございます。

7月1日

打線、ミンチー完封を強力に援護

対横浜戦、広島は3回表、横浜先発三浦投手を攻め、 二死一三塁から江藤・金本選手の連続適時二塁打で3点を先制。 6回表には木村選手の適時三塁打と瀬戸選手の犠飛で2点を追加。 7回表からは横浜の救援投手からアーチの競演。 7回表には代打町田選手が1号満塁アーチ、 8回表には野村選手が2試合連続の7号ソロ、 9回表には江藤選手が3試合連続の16号ソロを放ち、計11得点。 投げては先発ミンチー投手が丁寧な投球で凡打の山。 6回裏無死満塁のピンチを切り抜けて、7安打で完封。 11対0で大勝。

試合結果

 昨日の負け方が負け方だっただけにどうなることかと思いましたが、 蓋を開けてみると、ミンチー投手の好投、 打線の先制・中押し・駄目押し。理想的な試合展開でしたね。 ハラハラする試合もいいですが、 できればこういった試合を数多く見たいものです。
 ミンチー投手は2度目の完封。おめでとうございます。序盤から内野ゴロが多く、 終始ミンチー投手のペースでしたね。最大のピンチは6回裏の無死満塁。 ここで鈴木尚選手を三振、ローズ選手を遊ゴロ併殺に抑えました。 5点差でしたが、ここで打たれて交代ということになっていれば、 昨日のことがありますので、また無茶苦茶な試合になっていたかも。
 打線はこれで3試合連続の大量得点。梅雨明け宣言を出しても良さそうな感じです。 特に江藤選手。先制適時二塁打と3試合連続16号アーチ。 昨日の8打点でリーグ打点トップに立ったのに続き、 本塁打でも松井選手と並んでトップ。
 最近先発出場している木村選手の活躍も見逃せません。4回表には、 得点にはつながらなかったものの、セーフティバントと盗塁を決めています。 また、6回表には右中間へ適時三塁打。 この機会を逃さず、自信をつけて欲しいですね。
 打線の復調で、あとの問題は中継ぎ投手陣。この試合のように、 先発投手が完投するか、 あるいは中継ぎを挟まずに直接幹英投手につなぐことができれば、 問題はないんですけどね。

町田、通算代打満塁本塁打プロタイ記録

町田選手が7回表に関口投手から代打満塁本塁打。 通算代打満塁本塁打3本はセ・リーグ新記録、プロ野球タイ記録。

おめでとうございます。この時期にようやく初本塁打とは意外な感じです。 試合展開上、貴重な駄目押しの一打となりました。

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試合結果

 RCCテレビで中継がありました。
 中継の範囲では、先発の山崎投手はヒットを打たれてはいましたが、好投していました。 一軍にいた時よりも直球の威力が上がっている感じです。 右打者を内角球で詰まらせる場面が目立ちました。 結局、6回表につかまったようですが。
 初めてグスマン投手を見ましたが、制球が悪く、直球もそれほど速くないです。 一軍入りをうんぬんできるレベルではなく、まだまだこれからの投手ですね。
 打者では福地選手。3盗塁、走りまくりですね。 達川二軍監督は一軍入りに近い野手として、 福地選手と田村捕手の名前を挙げているそうです。