カープ日記


このページでは、 「中国新聞」 やテレビのスポーツニュース・広島のローカルニュース、 あるいはテレビ・ ラジオの野球中継、 さらには私が直接球場で見た試合を元に カープ情報をお伝えし、私の個人的な感想を述べていきます。 カープが勝った後は明るく、負けた後は暗く愚痴っぽくなると思いますが、 御容赦下さい。 さらに、私は野球に関しては、 草野球・草ソフトボールしか経験したことのない素人ですので、 おかしなことを書くかもしれませんが、これも御容赦下さい。 また、いわゆるWhat's Newとしても使います。
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6月30日

江藤大噴火も投手陣大崩壊

対横浜戦、先発佐々岡投手は3回裏、 鈴木尚選手に中前へ適時三塁打を打たれて2点を先制された。 4回表、横浜先発戸叶投手から江藤選手が13号2ランを放ち同点。 5回表には無死満塁のチャンスで河原投手から前田選手が適時打を放って勝ち越し。 続く江藤選手が2打席連続の14号満塁弾を放ち、5点のリード。 佐々岡投手は6回裏に駒田選手の犠飛と佐伯選手の2ランで3点を失ってKO。 7回表、江藤選手が3打席連続の15号2ランを放ち、4点差とした。 しかし7回裏二死から玉木重投手が鈴木尚選手に四球を与え、ローズ選手に適時二塁打。 代わった田中投手が駒田選手に四球を与えた後、 佐伯選手に2打席連続の3号3ランを浴びて同点。 代わった山内投手は谷繁選手に四球を与えた後、進藤選手に勝ち越し2ラン。 さらに石井琢選手にも2ラン。この回一挙8失点。 広島は8回表に島田投手から野村選手の6号ソロで3点差としたが、 9回表を佐々木投手に3人で締められた。 10対13で敗戦。佐々木投手に22試合連続セーブポイントの日本新記録を許した。

試合結果

 まるで今年のペナントレースそのままの試合でしたね。 出足ちょっとつまづいた後、大量リード。しかしその後一気にひっくり返される。 ペナントレースが、 この試合のようにそのままジ・エンドにならないように祈るのみです。
 7回裏の8点は二死無走者からですよ。全く信じられない。唖然茫然。 玉木重・田中・山内投手がいずれも四球を出した後、長打を食らいました。 玉木重投手は一応中継ぎエース。 田中投手と山内投手は前回の好投で期待を持たせてくれていたんですけどね。 駄目だこりゃって感じ。
 先発佐々岡投手は5回までは2失点でまずまずだったのですが、 6回裏に3失点。 首脳陣から課されていた7回3失点のノルマを達成できませんでした。 100球肩は相変らずということでしょうか。 大量リードをもらっていたわけですし、 先発合格の出来だったとはとても言えません。
 打線では江藤選手が3打席連続本塁打で8打点と大爆発。 これでヒーローになれないとは運が悪い。 しかし江藤選手の復調は今後を考えると頼もしい限りです。 暑くなってきましたし、江藤選手の季節がやってきたというところですね。 江藤選手の場合は本塁打を打つことがチーム打撃ですから(笑)、 本塁打の量産を期待してます。

ウエスタン情報:山田、上々の試運転

試合結果

 移籍後初登板の山田投手が2回を1安打無失点。 直球の最高球速は144キロ。「今の状態を考えれば上出来です」と明るい表情。 長いイニングを投げるスタミナ、連投するスタミナがついてくれば、 一軍に上がってくるでしょうね。
 先発の嶋投手はメッタ打ち。今年こそはと思っていたのですけど。

6月29日

故障4選手の状況

故障者の復帰で8月攻勢を期待しているのですが、 横山投手のメドが立たないのは痛いですね。 少なくとも横山投手については公傷扱いにするべきだと思います。 じっくり治してください。

SATOの無責任先発予想

 30日から敵地で横浜と3連戦。続いて阪神と倉敷で1試合、広島で2試合。 計6連戦。好調横浜に勝ち越して、これ以上差を広げられないようにしたいですね。
 広島の先発は横浜3連戦が佐々岡・ミンチー・加藤投手か。 加藤投手を初戦にもってくる手もあります。 阪神3連戦は高橋建・紀藤投手で最後が谷間かな。 谷間は6連戦中のどこに作っても構わないのですが、 好調の横浜相手に谷間を作るのはちょっと嫌ですね。 谷間の先発候補としては田中・長谷川投手を挙げておきます。
 谷間よりも心配なのが佐々岡投手。現在2試合連続KO中で、 3試合連続ということになると、 ローテを外して、調整が必要になってくるのではないかと思います。
 横浜の先発は三浦・斎藤隆・戸叶投手か? 戸叶投手は間隔が開いているので、どこでもOKです。

6月28日

紀藤完封!打線うっぷん晴らし!

対中日戦、初回、中日先発野口投手から前田選手の左中間適時二塁打で先制。 2回表には紀藤投手の中前適時打で1点を追加。 4回表には瀬戸選手の左中間適時三塁打と紀藤投手の適時内野安打で2点。 7回表には江藤選手の12号2ラン。 9回表にも金本選手の左中間適時二塁打と木村選手の中犠飛で2点。 この日再登録された1か月ぶり先発の紀藤投手は、 中日打線の拙攻やバックの好守備にも助けられ、9回を6安打で完封。 8対0で快勝した。

試合結果

 5月23日以来の登板となる紀藤投手。 シーズン開幕直後はそれなりに試合を作れていたのですが、 そのうちに大崩れするようになり、調整のため登録抹消。 今年も駄目なのかと思われかけていましたが、 この試合では6安打完封の快投。打でも2本の適時打を放つ大活躍。 紀藤投手はヒーローインタビューで 「相手に助けられた。まだまだ反省点がある。 去年の復帰後も完封した(がその後が駄目だった)ので、次をがんばりたい」。 これでローテに復帰するでしょうが、本人の言葉にもあるように次が大切ですね。 がんばってください。
 打線は小刻みに8点を取りました。前田選手に先制の適時二塁打。 江藤選手は12号2ランを含む4安打。金本選手は試合の大勢が決まった後でしたが、 駄目の駄目を押した適時二塁打。 クリーンアップの揃い踏みは今後へ向けて明るい兆しです。 この調子が3〜4試合続くようならば、ようやく打線の梅雨明け宣言をできそうですね。

東瀬、紀藤に代わり出場選手登録抹消

紀藤投手が出場選手登録され、東瀬投手が出場選手登録を抹消された。

東瀬投手は短いイニングしか投げないので、 調子がいいのか悪いのかよくわかりませんでした。

ウエスタン情報

試合結果

若林投手が7回0/3を4安打自責点2の好投。

6月27日

高橋建乱調、打線は相変らず低調

対中日戦、初回、中日先発川上投手から前田選手の適時二塁打で2点を先制。 しかしその裏、先発高橋建投手がいきなり先頭の種田選手に三塁打。 四球の後、暴投で1点。さらに立浪選手に適時打されてあっさり同点。 2回裏には川上・種田選手に連続適時二塁打を打たれて2点を勝ち越された。 5回裏には立浪選手に適時二塁打されて3点のビハインド。 不調の川上投手を序盤で潰し損ねた広島打線は、 6回表にペレス選手の2号ソロで2点差に追いすがったが、 日笠・宣投手に終盤をかわされた。3対5で敗戦。

試合結果

 ここのところ先発で安定した内容を見せ、 試合を作ってくれていた高橋建投手ですが、この試合では崩れてしまいました。 いきなり種田選手に三塁打を打たれたり、四球を出したり、バッテリーミスが出たり、 バタバタと浮き足立った立上がりでした。 3回以降は落ち着いた投球だったので、次回に期待します。
 打線。いきなり前田選手の二塁打で2点を先制。 連敗のトンネルを抜けたおかげで、チームが乗ってきたのかなと思ったのですが、 相変らずでありました。 川上投手の立上がりは高橋建投手と負けず劣らずひどいものだったのですが、 6回までもたせてしまいました。初回の2点を取った後のチャンスと、 3回表の無死一二塁のチャンスでたたみかけられなかったのが痛かったですね。
 中継ぎ投手陣はピンチの連続ではありましたが、何とか無失点。 勝敗の興味を最後までつなぎました。
 8連敗直後の試合ということで、 そんなにすぐにはチーム状態は良くならないということがわかった試合でした。

ウエスタン情報

試合結果

テレビ新広島で中継がありました。
先発の長谷川投手は2安打10奪三振で完封勝利。抜群の出来でした。 直球、縦に割れるカーブ、フォーク。特に直球の威力は抜群。 しかし時々制球を乱して四球を出してしまう場面がありました。 そこが一軍入りへの課題となっているようですが、許容範囲内だと思います。 達川二軍監督も一軍入りにOKサインを出していますし、 そろそろ一軍に上げてもいいと思いますけど....。

6月26日

ふ〜、やっと勝った

対中日戦、先発ミンチー投手は3回裏に種田選手に1号ソロを浴びて1点を先制された。 6回まで中日先発今中投手に抑えられていた広島打線は、 7回表、金本選手の四球と町田選手の右前打、木村選手の送りバントで一死二三塁。 このチャンスで瀬戸選手が右越えへ2点適時二塁打を放ち、逆転。 8回まで1失点のミンチー投手の後を受け、9回裏は小林幹投手が抑え、 2対1で勝利。連敗を8で止めた。

試合結果

 ようやく勝ちましたね。ホッと一息です。 打線が10点取るか、 先発投手が完封でもしないと勝てないだろうなと思っていたのですが、 先発投手が踏ん張るという勝ち方で連敗を止めました。
 ミンチー投手は8回を1失点の好投でした。 ピンチも何度かありましたが、内野ゴロを打たせて併殺。 味方がなかなか点を取ってくれませんでしたが、 切れずに中日打線をよく抑えてくれました。
 抑えの幹英投手。最後は自らの失策でピンチを作りましたが、ほぼ完璧でしたね。 しかし最後は中村選手に逆転本塁打が出てしまうのではないかと心配しました。 負けがこむと、勝つということが信じ難くて、いらぬ心配までしてしまいます。
 7回表の逆転劇。 ポイントのひとつはケサダ選手に代打木村選手を送ったことでしょう。 無死一二塁で送りバントが必至の場面。 ケサダ選手で大丈夫だろうかと思っていたのですが、最初は代打を送りませんでした。 三村監督は0−2後のストライク見逃しを見て、あわてて木村選手を代打に送りました。 これはよい判断だったと言えますが、 もしあのストライク見逃しで二塁走者が刺されていたらと考えると、 最初から代打を送らなかったのは采配に問題を感じます。 まだケサダ選手の力量(あの場面ではバント能力)がつかめてないのでしょうね。
 木村選手は見事にバントを一発で決めました。たぶん、 いろんなところで、木村選手は陰の殊勲者として称えられていることでしょう(笑)。 そして表の殊勲者は瀬戸選手ですね。見事な決勝打でした。
 勝ったことはうれしいのですが、まだまだ前途多難。 今日はたまたま投手陣が1失点だったから勝てましたけれど、 広島の投手力を考えればこんなことはそうそうありません。 打線は9回表一死満塁のチャンスをぶっつぶして、結局2点しか取れていません。 連勝街道を突き進むには打線の奮起も必要。 1つ勝ったことで重圧から解放されるといいんですけど。

ウエスタン情報

試合結果

菊地原投手が9回を6安打自責点1で完投。9四球だったので、 好投といってよいのかどうか。

6月25日

田中救援好投も8連敗

対巨人戦、今季初先発の黒田投手は初回、松井選手に右翼席最上段へ16号先制2ラン。 2回表には桑田選手の犠飛、 3回表には高橋選手の内野ゴロの間にそれぞれ1点ずつを追加された。 4回表から救援した今季初登板の田中投手は、 ピンチを招きながらも4イニングを無失点の好投。 8回表は澤崎・東瀬・山内投手をつないでしのぎ、 9回表は久々登板の小林幹投手が満塁まで攻められたが何とか抑えた。 広島打線は5回裏、巨人先発桑田投手から金本・浅井選手の短長打で二三塁とし、 ペレス選手の内野ゴロと代打高選手の左前適時打で2点を返しただけ。 2対4で敗戦。8連敗。

試合結果

 希望の星・黒田投手が先発しましたが、3回で4失点。 「腕の振りが悪くてフォークが落ちず、直球を狙われた」とのこと。 直球の走りが今ひとつなのも問題ですね。 中継ぎをやりながら徐々に調子を上げていってもらうしかないでしょう。
 しかし、新たな希望の星が現れました。登録されたばかりの田中投手。 ピンチは作りましたが、今季初登板のわりには落ち着いていました。 直球の威力は充分ですし、変化球でストライクも取れます。 得意のスローカーブも健在。今後、 三村監督が田中投手をどのように起用していくか注目です。
 もうひとりは山内投手。8回表二死満塁で、 広沢選手を直球で空振り三振に抑えました。 気迫溢れる投球で「やればできるじゃん」って感じでした。 打者ひとりに対しただけでしたが、たまたまではなかったと思いたいです。
 幹英投手は2点負けている場面で登板。6月12日、 例の大豊選手に3ランを打たれた阪神戦以来の登板です。 通常ならば「負けている場面では使うな」と言うところですが、 さすがに登板間隔が開き過ぎ。 そろそろ調整登板が必要だったと思います。 直球の威力は戻ってきているように思いました。
 打線。5回裏はつながったのですが、それ以外は駄目でした。

ウエスタン情報

試合結果

井上選手が6月は調子が良いようですね。この試合でも2安打しています。

6月24日

あ〜あ、7連敗

対巨人戦、先発加藤投手は初回、松井選手に先制2ランを被弾。 広島は4回裏、巨人先発ガルベス投手から浅井選手の適時打で1点差。 しかし直後の5回表、無死満塁のピンチから広沢選手の犠飛、 高橋選手の適時打で2点を追加された。 6回裏、ペレス選手の1号2ランで再び1点差。 しかし直後の7回表、玉木重投手が広沢選手の8号2ランと高橋選手の二塁打でKO。 代わった山内投手が永池選手に適時打を浴びて4点差とされた。 広島は8回裏に無死満塁の大チャンスを潰し、ガルベス投手に完投を許した。 3対7で敗戦。93年に12連敗した時以来の7連敗。

試合結果

 2度も1点差に追い上げながらも、直後に失点。 これでは流れがこちらには来ません。
 4回表無死二三塁を0点に抑え、4回裏には1点差に迫ってなおも一死一三塁。 ここで一気に同点に出来なかったのが痛かったです。 8回裏無死満塁で1点も取れなかったのも。
 玉木重投手は決定的な2点を取られてしまいましたが、なにせ4連投ですからね。 お疲れなのではないでしょうか? 敗戦処理よりは納得できる場面での起用ではありました。
 ここ最近、キャッチングミスが目立ち、お疲れ気味に見えた瀬戸捕手に代えて、 スタメンマスクは小畑捕手。去年まで、 チームの調子が悪くなると西山・瀬戸捕手の入れ替えをやっていましたが、 今年は西山捕手の故障でその手が使えませんでした。 経験不足の小畑捕手ですが、ついに思い切って先発起用しましたね。 効果があったようには思えませんでしたが、このような起用もしていかないと、 いつまで経っても小畑捕手は経験不足のままですからね。
 怪我人が多く出ている現状では今の惨状は仕方ないのでしょうが、 こういう時こそチーム力を上げるチャンスです。 今までいた選手に無理をさせてしのぐよりは、 今までチャンスをもらえなかった選手たちにチャンスを与えて、 選手層の底上げをはかってほしいですね。 そういう意味では先の横浜戦でのケサダ選手のスタメン起用とか、 この試合での小畑捕手の起用などは良い試みだと思います。

田中、出場選手登録

田中投手が出場選手登録された。 ウエスタンでの成績は16試合3勝0敗防御率2.56。

腰痛以降、短いイニングの救援を専門にやっています。 いきなりの先発はないと思いますが....。

高山、出場選手登録抹消

高山選手が出場選手登録を抹消された。

一軍と二軍を行ったり来たりですね。

山田、支配下選手登録

山田勉投手が支配下選手登録された。

実際は体作りにどれぐらいかかりますかね?

スカウト会議開かれる

23日24日に広島市民球場でスカウト会議が開かれた。 1位に近大の二岡内野手を指名することを再確認。逆指名の取り付けに全力を尽くす。 2位以下は投手に絞り、約130人をリストアップした。

一軍投手陣が今年のような状態だと、やっぱり即戦力投手が欲しくなりますよね。 数年後は投高打低のチームになってしまいそうな感じですけど。

6月23日

土壇場、4点追いつく

ルーキー青木選手が中前にライナーで打ち返したのがドラマの始まりだった。 4点を追う9回裏一死。 続く玉木朋選手は今季初アーチを左翼席へ高々と打ち込む。2点差。 田村選手は左中間をまっぷたつに割る二塁打。福地選手は右前へ弾きかえし、 一三塁。同点ランナー福地選手は警戒されながらも二盗成功。 一打同点のチャンス。鈴衛選手も右前適時打。 1点差。若干スタートの遅れた福地選手は三塁ストップ。なおも一三塁。 代打には小畑選手。石毛監督はたまらず投手を斉藤投手に交代させた。 ここで達川監督はとっておきの代打高選手。 しかし高選手は二ゴロ。併殺で万事窮すと思われた瞬間、 遊撃手新里選手の一塁への送球が逸れて、ついに同点。暴投の後、 伊与田選手が四球で歩き一二塁。サヨナラのチャンスである。 しかしここまで4打数無安打のルーキー岩崎選手は2−3から見逃し三振。 逆転サヨナラはならなかった。

試合結果

 9回裏の粘りは見事でした。4点差もあって残すは9回裏のみですから、 まさか追いつくとは思いませんでした。こういった粘りが一軍にも欲しいですね。
 9回裏に代打高選手を告げる時、達川監督がうれしそうでした。 たぶん一軍選手が球場入りしてきて、「ちょっと出てくれんか?」 ということだったのではないでしょうか。
 達川監督の声が試合中響いていました。「ストライクだけストライクだけ」とか、 「三塁あいとるんじゃけえ、思い切っていけ」とか。
 先発の長谷川投手は3回で降板しました。球威はあるように思えましたが、 制球がいまひとつだったでしょうか。四球は3つ。 高めの直球を打ち返されていました。
 小早川投手は制球が全然駄目でした。 吉年投手はカーブでストライクが取れていたようでした。
 守備でいいプレーを見せたのは兵動選手。3回表、 脇坂選手の右中間二塁打で本塁を突いた一塁走者を見事な中継プレーで刺しました。
 打撃では福地選手でしょうか。本塁打、9回裏の右前打と盗塁。 とくに9回裏の盗塁はプレッシャーのかかる場面でのものでした。 捕手が球をこぼしてしまって送球できなかったのですけど。
 期待して見ていた岩崎選手でしたが、5タコでした。 いい当たりが1本もなかったのは残念でした。

借金生活再スタート

対巨人戦、先発佐々岡投手は初回、 清水選手への四球と松井選手の右前打で二死一二塁とされ、 高橋選手に中前適時打された。この打球をペレス選手が後逸して2点を先制された。 さらにダンカン選手に左中間へ叩きこまれ、いきなり4点のビハインド。 3回裏に巨人先発斎藤雅投手から野村選手が5号ソロを放って1点を返したが、 5回表に広沢選手に6号ソロを打たれて突き放された。 6回表には富岡投手が2つの四球の後、松井選手に適時打。 7回表にはダンカン選手の10号ソロと村田真選手の左犠飛で2点。 8回表には澤崎投手が広沢選手に7号ソロ。 広島は7回裏に正田選手の適時打、8回裏に平松投手から町田選手の押し出し四球、 9回裏に小野投手から前田選手の適時打でそれぞれ1点ずつを返したが、 あと一押しがなかった。4対9で惨敗。広島は今季初の6連敗で借金生活に入った。

試合結果

 貯金が0になって再スタートと位置付けられたこの試合。 初回からいきなり守備の乱れが絡んで大量失点となり、 その後も相手に着々と加点され、 再スタートが聞いてあきれる試合となりました。まさに借金生活再スタートです。
 佐々岡投手はペレス選手の失策でがっくりきたのでしょうか。 あの2点だけに抑えておけばよかったものを。ダンカン選手の2ランは余計でした。 初回を除けばそこそこの投球だったので、惜しまれる立ち上がりでした。
 2番手富岡投手は典型的な荒れ球投手ですね。 四球を連発して適時打を浴びたと思ったら、その次は連続三振ときたもんだ。 良い面ばかり出してくれれば嬉しいんですけど。 最近はよく起用されていますが、少しは成長してるのかな?
 この試合でも玉木重投手が敗戦処理。2試合続けてですね。わけがわかりません。 配置転換して、黒田投手をセットアッパーにするつもりなのかな?
 打線。相変らずあと1本が出ない状態なのはもどかしいですね。 8回裏の無死満塁のチャンスでは、逆転するとは思いませんでしたが、 1点しか取れないとは思いませんでした。 そんな中、前田選手が3安打と調子を上げてきました。野村選手も2本の長打。 正田選手も2安打ということで、 打線に復調の兆しが見えなくもないといったところでしょうか。

6月22日

山田の入団を発表

広島は前ヤクルトの山田勉投手の入団を発表した。推定年俸600万円。 背番号は42。

三村監督によると「7月頃から出てきてくれるのでは」とのこと。 救世主になってくれるでしょうか。 山田投手のページを作りました。

三村監督がラジオ番組に生出演

三村監督がRCCラジオ「カープ夏の大決戦」に生出演した。 三村監督の言葉を要約して紹介すると、
ラジオで秘策を話してくれるわけもないですが、 現状を説明しただけで、打開策がほとんど聞けなかったのはちょっと残念。 ちなみに三村監督が番組の中でリクエストした曲は 映画「エアフォース・ワン」のメインテーマ。戦う指導者がお好きなのでしょうか。

SATOの無責任先発予想

 23日から巨人と広島で3連戦。続いて中日とナゴヤドームで3連戦。 計6連戦。
 広島の先発は巨人3連戦が佐々岡・加藤・紀藤投手か。 中日3連戦はミンチー・高橋建投手で最後が谷間かな。 谷間で黒田投手を先発させるのならば、 その前の試合で救援で起用することはなるべく避けてもらいたいです。
 巨人の先発はガルベス・桑田・槙原投手でしょうか? 雨で試合が流れたため、斎藤雅投手も余っています。

6月21日

5連敗でついに貯金「0」

対横浜戦、先発ミンチー投手は初回、 石井琢・波留・鈴木尚・ローズ選手の4連打に金本選手の失策も絡んで3失点。 2回表にも2本の安打と四球、江藤・正田選手の適時悪送球で3失点。 3回裏、横浜先発戸叶投手から3連打で一死一二塁とし、 江藤選手が11号3ランを左中間へ運んで3点差。 しかし4回表、富岡投手がローズ選手に適時打を浴び、1点を追加された。 6回裏、金本・浅井・木村選手の3連打で無死満塁とし、戸叶投手をKO。 しかし、このチャンスで代わった阿波野投手から正田選手の犠飛で1点を返したのみ。 最後は佐々木投手に19試合連続セーブポイントのリーグ新記録を許し、 4対7で敗戦。5連敗でついに貯金が0となった。

試合結果

 いきなりの6失点で横浜のワンサイドゲームになりかけたところを 江藤選手の3ランで試合の興味をつなぎました。 その後もチャンスは山ほどあったのですが、 適時打が出ないというもどかしい展開でしたね。 ま、チャンスすら作れないよりはマシだと思っておきます。
 これまでは必ず試合を作ってくれていたミンチー投手ですが、 2回6失点でKO。2回で7安打は打たれ過ぎですが、 味方に失策が続出したのは気の毒。 野手がしっかり守っていれば、少なくとも2回表の3点は防げていたはず。
 こういう試合に限って中継ぎがなんとか抑えるんですね。 3回以降は富岡投手の1失点だけでした。 リードされていたので精神的に楽だったのでしょうか。 最後は投手が足りなかったためか、 玉木重投手が敗戦処理をやらなければならない羽目になったのは計算外でしたね。 それとも2度の救援失敗で失った自信を回復させるのが目的か。
 三村監督は「これで貯金0ですか。再スタートですよ。 投手は抑えられない。打者は打てない。守れない。全部悪いところが出ましたよ」。 何日か前にも同じせりふを聞いたような気がしますね(苦笑)。 現状ではオールスターまで勝率5割で行くことも厳しいでしょうが、 何とかそれを目標にして頑張ってください。

前ヤクルトの山田投手を獲得へ

広島は前ヤクルトの山田勉投手の獲得を決めた。中継ぎ投手陣強化が目的。 詳細を詰めて一両日中に正式発表される。 山田投手は昨年、腰の手術を受けて4試合の登板に終わり、ヤクルトを自由契約になった。 山田投手は30歳188cm85kg右投右打。 通算成績は159試合27勝15敗9セーブ防御率4.00。

 今いる投手ではやりくりできないという判断ですね。 これは横山投手がすぐには戻ってこれないということなのかも知れませんね。 2年前、投手陣崩壊であわてて入来投手を獲得した時のことが思い出されます。
 山田投手が全盛期に近い状態ならば、接戦の中継ぎを任せることができるでしょう。 もしそうなれば酷使が予想されますので、それに耐えられる体に戻っているかどうか。 がんばってください。

6月20日

出口見えず、4連敗

対横浜戦、広島は4回裏、横浜先発野村投手を攻め、 前田選手の右前打と江藤・ケサダ選手の四球で二死満塁とし、 瀬戸選手の右前適時打で2点を先制した。 5回まで好投の先発高橋建投手は6回表、駒田・中根選手に連打された後、 谷繁選手に適時打、さらに野村投手に適時打を浴びて同点とされた。 7回表、6回表のピンチで好救援した玉木重投手が、 鈴木尚選手の中前打とローズ選手への四球などで二三塁とされ、 中根選手に左中間へ2号3ランを浴びた。 8回表には富岡投手がローズ選手の適時打で1点を追加された。 広島は8回裏に前田・江藤選手の短長打の後、金本選手の内野ゴロで1点を返した。 しかし9回裏は佐々木投手に抑えられ、3対6で敗戦。4連敗。

試合結果

 打てない。中継ぎが踏ん張れない。 同じことの繰り返しで、負けパターン確立といった試合でした。 7回表の3点で「今日も駄目だ」と思わざるをえないようなチーム状態。 そのうち打線の調子は上がってくるだろうとタカをくくっていたのですが、 いつまで待っても駄目ですね。投手陣の崩壊がいわれていますが、 投手の「少々の失点は打者が取り返してくれる」といった、 味方打者に対する信頼感が失われていることも原因の一端ではないかと思います。 逆に、「たくさん点を取らないと勝てない」という焦りが野手陣を狂わせる。 完全に悪循環にハマってしまっているのではないでしょうか。
 中継ぎの玉木重投手は中根選手に決勝弾を打たれました。 玉木重投手が打たれて負けたのだったら仕方ないという気持ちとともに、 玉木重投手でも駄目なのかという気持ちですね。
 先発の高橋建投手。 6回表は詰まった当たりがことごとく外野手の前に落ちるといった感じで、 少し不運でした。 天気予報が外れたせいで中3日で登板するはめになったことを考えれば (前回の登板は短いイニングでしたが)、 まずまずといってよいのではないでしょうか。これからも先発で頑張ってください。
 打線では前田選手が3安打猛打賞。 徐々に上向きになってきているのではないでしょうか。

おめでとう!ケサダがプロ入り初安打

ケサダ選手が出場選手登録された。この試合、7番中堅手として先発出場。 2回裏のプロ入り初打席で横浜の野村投手から右前打を放ち、 プロ入り初安打を達成した。この右前打の後は四球と二塁内野安打で全打席出塁の活躍。

おめでとうございます。沈滞ムードを吹き飛ばすためにも、 カープのラッキーボーイになって欲しいですね。 そういう意味では8回裏の打席で代打を送られたのはちょっと残念でした。

黒田、今季初登板

黒田投手が出場選手登録された。さっそくこの試合の9回表に登板し、 中根選手を空振り三振、谷繁選手を左直、進藤選手を三ゴロと3人で抑えた。

とりあえず、敗戦処理に近い場面での試運転となりました。 3人で抑えたのでまずまずといってよいのでしょうね。 次節は先発があるかも。がんばってください。

ウエスタン情報

試合結果

岩崎選手が3安打、うち2本が二塁打。赤マル急上昇中。

6月19日

SATOの無責任先発予想

 20日から函館で横浜と2連戦。
ヤクルトに3タテされてしまった広島と、 阪神を3タテした横浜。勢いを考えると広島不利ということになるのでしょうが、 横浜は不調の阪神を相手に1点差でしか勝てていないのです。 接戦に強いという見方もできますが....。
 広島の先発は21日にはミンチー投手がくるでしょうけど、 20日は誰でしょう?一応、中3日の高橋建投手と予想しておきます。
 横浜の先発は野村・戸叶投手と予想します。

黒田、一軍に合流

黒田投手が一軍に合流し、函館・千代台球場で約40球の投げ込み。 20日にも出場選手登録される模様。 黒田投手のウエスタンでの成績は7試合2勝3敗防御率5.28。 1試合での最長イニングは6回1/3。

調子だけみれば長谷川投手の方が上だと思うのですが、 過去の一軍での実績を重視したのでしょう。 救世主として期待したいところですが、 数日前の達川二軍監督の言葉がありますし、 過度な期待は失望を生むだけという気がしています。

若林・遠藤、出場選手登録抹消

若林投手と遠藤投手の出場選手登録が抹消された。

遠藤投手はともかく、若林投手ってそんなに悪かったかな?
2人の代わりは黒田投手と、あとひとりは長谷川投手? かなと思ったのですが、ケサダ選手だそうです。 24日になると紀藤投手の再登録が可能なので、 ケサダ選手はもらったチャンスを確実に生かさないと すぐに二軍へ逆戻りする可能性があります。

6月18日

くるくる16三振

対ヤクルト戦、広島は2回表、二死無走者からヤクルト先発石井一投手を攻め、 2つの四球で一二塁とした後、加藤・野村選手の連続適時打で2点を先制。 先発加藤投手は4回裏二死から池山選手の二塁打などで一三塁とされ、 宮本選手に適時打を浴びて1点を返された。 5回裏には真中・古田選手の短長打で同点。 6回表、金本・町田選手の短長打で1点を勝ち越したが、 7回裏に代打秦選手の二塁打と送りバントで一死三塁とされ、 土橋選手の三ゴロの間に同点とされた。 そして8回裏、東瀬投手が稲葉選手に右前打を許した後、 山内投手が池山選手に10号2ランを浴びて勝ち越された。 粘る広島は9回表、山本投手を攻めて二死一二塁のチャンスを作ったが、 高津投手に江藤選手がこの試合4つ目の三振に討ち取られ万事窮す。 3対5で敗戦。広島はヤクルト投手陣の前に16三振を喫し、 同一カード3連敗。対ヤクルト7連敗。神宮球場9連敗。

試合結果

 接戦の好試合でした。打線はヤクルトのエース石井一投手から3点を奪いました。 先発加藤投手は7回を3点に抑える好投。7回裏に同点にされましたが、 石井一投手がマウンドを降りたので「これで行けるかな」と思ったのですが。 ヤクルトの中継ぎ陣は磐石とは言いがたいですからね。 しかし、広島の中継ぎ陣がそれ以上に問題だったことを忘れていました。
 8回裏、同点の場面で東瀬・山内投手の投入。昨日は投げていない2人です。 使える中継ぎ投手を増やしたいという意図がベンチにはあったのではないでしょうか。 横山投手を潰したことが広島の命取りになりかけているように、 今、玉木重・幹英投手が抜けると、本当の命取りになりますからね。 この2投手の酷使は絶対に避けたいところです。しかし、 昨日今日とリスクを承知で起用した投手に、使えるメドが立たなかったのは残念です。 これからもリスクを承知で経験を積ませていくしかないでしょう。 今は勝敗を度外視して戦力整備の時と割り切るしかないと思います。

大野、本格的な投球練習開始

大野投手が捕手を座らせて本格的な投球練習を開始した。 その後、遠投で肩作り。

順調に回復しているようですね。

ウエスタン情報

試合結果

菊地原投手が7回を4安打1失点の好投。 一軍入りが見えてきました。

6月17日

鯉ぷっつん、4位転落

対ヤクルト戦、広島は初回、ヤクルト先発川崎投手を攻め、 3本の安打で二死満塁のチャンス。川崎投手の暴投で1点を先制した後、 浅井選手が2点適時打。幸先よく3点を先制した。 その裏、先発佐々岡投手が4本の安打を集中されて2点、 さらに2回裏、土橋選手の適時打で同点とされた。 3回表、江藤選手が当てただけの飛球が右翼席へ入り10号勝ち越しソロアーチ。 しかし4回裏、安打と瀬戸選手の野選で一二塁とされ、真中選手の適時二塁打で同点。 土橋選手の犠飛で勝ち越され、佐々岡投手はあえなくKO。 5回裏には富岡投手が四球を連発した後、度会選手の内野ゴロの間に1点。 6回裏にはルーキー遠藤投手が2つの四球と江藤選手の失策で満塁とされ、 池山選手に満塁弾を浴びた。7回裏にも古田選手の適時打で追加点。 広島は8回表に辻選手の悪送球で1点を返したが焼け石に水。5対11で大敗。 対ヤクルト戦6連敗で4位に転落。

試合結果

 考えてみると大敗したのは久しぶりのような気がします。 接戦で負けることが多かったですからね。打線がある程度打つと、 投手がそれ以上に打たれてしまう。投打の歯車が全く噛み合いません。
 先発の佐々岡投手。期待していたのですが、この試合ではさっぱりでした。 がっくりです。せっかくリードしてもらったのにダラダラと失点を続けました。 次回頑張らないと「先発でもやっぱり駄目か」ということになってしまいます。
 僅差で登板の富岡投手は四球を連発。球威はあるんですけどね。 1失点はよくがんばったと言っていいものかどうか。
 遠藤投手は池山選手に満塁弾を浴びました。厳しいプロの洗礼でしたが、 江藤選手の失策に足を引っ張られたのは気の毒でしたね。 しかし、制球が悪過ぎるぞ。 変化球でほとんどストライクが取れないのでは苦しいです。 直球がとんでもないところに行くこともありましたし。 二軍落ちかなあ?
 若林投手はまずまずだったのでは。 スライダーが高めに抜けたところを馬場選手に左前打されましたけど。 宮本選手を三振に取った球は低めのいいところへ制球されていました。
 野手陣。浅井選手が4安打。昨日から結構いい当たりを飛ばしていました。 全体的には打つ方はまずまずでしょうか。初回に3点を先制しましたし、 結局11安打してますから。しかし守りではミスが続出。 11失点は投手のせいばかりにはできませんぜ。
 ま、接戦ばかりではなく、今日のように時には大敗して、 いろいろな投手に経験を積ませる機会を作るってのもいいんじゃないでしょうか? 少し長い目で見た方がいいかもよ。

祝!正田、通算1500試合出場達成

正田選手が通算1500試合出場を達成した。この試合、8回表に代打として出場。 プロ野球通算123人目。

おめでとうございます。

大野、投球練習再開

大野投手が投球練習を再開。神宮球場の投球練習場で捕手を立たせたまま約30球。 大野投手は「よくもないし悪くもないといった感じ。 ブルペンに上がる気持ちになっただけでもいいんじゃないの」とコメント。

大野さんにはじっくり調整してもらいたいのですが、 そうも言ってられない状況になってきているような気がしますね。

高代コーチ、扁桃炎で入院

高代コーチが発熱とのどの痛みを訴え、都内の病院に入院。 「扁桃炎」と診断され、二日間入院して様子を見る。 三塁コーチは阿部コーチ、一塁コーチは長内コーチがつとめた。

お大事に。

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試合結果

 RCCテレビで中継がありました。
 先発紀藤投手は3回を完璧に抑えました。 球の走りがよく、勢いで抑えたといった感じに見えました。 相手は明らかなボール球を振ってくれたりしてましたし、 二軍相手ではこれぐらいの投球は当然といった感じ。
 黒田投手は達川監督によると、「投げるのに問題はないが(故障は完治している)、 いかんせん球威が戻っていない」とのこと。 見たところ、直球の威力は紀藤投手以下でした。
 田中投手は、スピードガンの掲示はいまひとつながら伸びのある球を投げていました。 早く長いイニングを投げられるようになって欲しいです。
 達川監督の細切れ継投についてですが、別に左対左、 右対右にこだわった起用をしているわけではないようです。 4回表の投手リレーでは、 左の池田投手が右の堀江選手に四球を出すと、 左の川口選手に対して右のペルドモ投手を出しています。
 打者で目立ったのは、大きな打球を飛ばした井上・玉木朋・岩崎選手、 バットコントロールよく、ボール球でエンドランを決めた田村選手、 キビキビしたプレーを見せていた鈴衛選手ですかね。

佐々木、プロ新17連続セーブ

横浜の佐々木投手が、 自らの持つ16試合連続セーブの日本記録を抜く17試合連続セーブを記録した。

おめでとうございます。幹英投手もがんばれ。

6月16日

乗れぬ鯉、逆転もぬか喜び

対ヤクルト戦、先発ミンチー投手は4回裏二死無走者から 副島・度会・宮本選手の3連打で1点を先制された。 さらに5回裏、渡辺投手への四球と土橋選手の二塁打で二三塁とされ、 稲葉選手に犠飛を上げられて1点を追加された。 6回までヤクルト先発渡辺投手の荒れ球に手を焼いて無安打の広島打線は7回表に反撃。 一死から浅井選手の四球の後、ペレス選手が初安打。 代打木村選手が四球を選んで満塁とし、渡辺投手をKO。 代わった広田投手から代打笘篠選手が右前へ同点適時打。 さらに野村選手が山本投手から右犠飛を上げて逆転に成功。 直後の7回裏から広島ベンチは先発要員の高橋建投手を投入。 しかし二死後、稲葉選手に右越えへ1号同点アーチを浴びた。 8回途中から登板の玉木重投手は9回裏、 2つの四球(うち1つは敬遠)とホージー選手の右前打で二死満塁とされ、 副島選手に中前へサヨナラ適時打を浴びた。3対4で敗戦。対ヤクルト戦は5連敗。 神宮球場7連敗となった。

試合結果

 玉木重投手は8回裏は好救援だったのですが、 9回裏に先頭の飯田選手に四球を出したのが痛かったですね。 飯田選手は手首かどこかを痛めていて 満足に打撃ができない状態だというじゃないですか。 ま、玉木重投手がまたひとつ経験を積んだと思っておきましょう。
 この試合でびっくりしたのは、 先発に回っていたはずの高橋建投手を救援で起用したこと。 雨で試合が流れて先発投手が余ることを予想しての起用なのでしょうか。 確かに横山投手が抜けて中継ぎ投手陣が弱くなっているので、 こういった起用をしたくなるのはわかるのですが、 雨が降らなかったらどうするつもりなのでしょう? 土曜日あたりに長谷川投手あたりを先発させるつもりなのかな? 謎です。(試合後の川端コーチのコメント: 「高橋建の起用は、今後の雨を考えてのもの。佐々岡を含め、 こういう登板もあり得る」。三村監督のコメント: 「(高橋建は)登板間隔が空くので使った」。 と、いうことで、やはり雨天中止を見込んでのものでした。)
 その高橋建投手ですが、稲葉選手に浴びた同点弾は痛かったですね。 リードを保てなかったことで切り札幹英投手を投入できず、 玉木重投手を引っ張らざるをえなくなってしまいました。 先発で8回投げた後の中3日登板はちょっと酷だったか。
 この試合でもう1つ謎だったのは5回表の瀬戸選手の盗塁。 無死一塁で一塁走者が瀬戸選手、打者はミンチー投手。 ミンチー投手はバントをファール。その後、瀬戸選手が盗塁死。 ミンチー投手がバントエンドランのサインを見落としたのでしょうか? それとも本当に瀬戸選手に単独盗塁のサイン?疑問の残る攻めでした。
 先発のミンチー投手はあまり調子がよくなかったようです。 5回を7安打2失点でマウンドを降りました。全体的に球が高かったようです。 得点の取られ方にしても、4回は二死無走者からで、 5回は先頭の渡辺投手に四球と、もったいないものでした。 ま、それでも2点しか取られないのがミンチー投手の良いところではあるのですが。
 打線は渡辺投手の荒れ球に手を焼きました。初回は3つの四球で二死満塁のチャンス。 4回表も死四球で無死一二塁のチャンス。四球で走者は出るのですが、 安打が出ず、6回まで無安打。 ひょっとしてノーヒットノーランかと思いはじめた7回表にペレス選手が初安打。 満塁のチャンスで背筋痛から復帰の笘篠選手が同点適時打。 さすがにヤクルト戦には強いですね。野村選手が犠飛で続いて、一気に逆転。 これで行けるかと思ったのですが、ぬか喜びってやつでした。
 これでヤクルトには5連敗。せっかく一度はカモにしたチームなんですが、 逆に苦手チームにしてしまいましたね。何か勝てる気がしなくなってきました。

野村、先発出場

右手中指の爪を痛めた野村選手が先発出場。 爪の状態ははがれたというほどではなく浮いたような状態。 薬で固めての出場となった。

送球も問題なくこなしていました。大丈夫みたいです。

笘篠、出場選手登録

笘篠選手が背筋痛から復帰。出場選手登録された。

見事な同点適時打でした。勝っていればヒーローだったんですけど。

緒方、練習再開まで4週間

12日に右足首を捻挫した緒方選手。広島大学病院で再検査の結果、 骨には全く異常がなかったが、 患部を2週間ギプスで固定し、練習再開は4週間後となる見込み。

思ったより重傷です。オールスター前はほとんど出場できないということですね。 痛いです。

ウエスタン情報

試合結果

ここのところ好投を続けていた河野投手が初回KO。
中国新聞によると、菊地原投手の状態が良いようです。 黒田投手から教わったスライダーでカウントがかせげるようになったとのこと。