カープ日記


5月15日

研究室で1泊旅行に行きますので、次回の更新は5月16日の夕方になります。

SATOの無責任先発予想

16日から地元広島で阪神と2連戦。 広島はヤクルトに連敗し、一時期の勢いがなくなってきた感じ。 早めに連敗を止めたいところ。 打線につながりが戻ってくるかどうかがポイントとなりそう。
広島の先発は大野・山内投手かな?前回の先発予想は大ハズレでした。 大野投手の体調不良は予想した時点では知らなかったので仕方なかったのですが、 ローテの第1原則となっている「ミンチー投手の中4日」を完全に忘れていたのは 失敗でした(苦笑)。すいません。
阪神の方は天敵藪投手。もうひとりがわかりません。 前回好投した山岡投手かとも思うのですが、 吉田監督は「若手の先発起用は失敗だった」とも言ってますし。

ウエスタン情報

試合結果

RCCテレビで中継がありました。 先発の黒田投手は2回表に連打を浴びた以外はまずまずの投球。 投球数は70球ちょっとでした。順調に調整が進んでいるようです。 2番手の小早川投手は四球連発・暴投連発で散々な出来。 しばらく一軍には戻ってこれないのではないでしょうか。


5月14日

度会に、古田に、やられた〜

対ヤクルト戦、初回、ヤクルト先発渡辺投手から前田選手の8号ソロで先制。 しかし2回裏、先発ミンチー投手は副島選手に逆転2ランを浴びた。 しかし4回表、江藤選手が左翼ポール際へ5号ソロを放って同点にすると、 2つの四球で一二塁とし、瀬戸選手が左前適時打を放って逆転。 しかし5回裏、3連打で一死満塁とされた後、 古田選手に不運な遊撃適時内野安打を打たれて同点。その後、 広島は走者は出すものの、 3イニング連続で古田捕手に盗塁を刺されるなどしてヤクルト中継ぎ陣を攻め切れず。 守っては横山・小林幹投手がピンチは作るものの何とか抑えていたが、 9回裏、守護神佐々岡投手が度会選手に失投のカーブを左翼席へ運ばれて サヨナラ負け。3対4で惜敗。広島は2連敗。

試合結果

 抑えの切り札佐々岡投手のあの1球。完全な失投でしたね。 先頭打者に本塁打では、 投げていること自体がピンチではないですか(苦笑)。 ハラハラする間もありませんでした。ま、それは冗談としても、 打者1人では調子がいいのか悪いのかもわからないままでした。
 サヨナラ弾を打たれた佐々岡投手を責めたいような気もしますが、 敗因は打線の拙攻でしょう。 初回は制球に不安がある渡辺投手を悪球打ちで助けましたし、 4回5回の満塁のチャンスで点を取れなかったのも痛かったです。 6〜8回はいずれも盗塁失敗で、ヤクルトバッテリーにやられた形です。 足攻めもこれまでがうまくいき過ぎていたということでしょうか。 とにかく全体的にボール打ちが目立ちました。 前田選手がホームランダービー単独トップの8号アーチ、 江藤選手が4月26日の中日戦以来の5号アーチを放ったことが救いでしょうか。 いずれもソロだったのが残念といえば残念。
 先発のミンチー投手。立ち上がりは調子が良いように思えたのですが、 2回裏に高めの球を副島選手に本塁打。これが来日初被本塁打でした。 その後、バックに足を引っ張られたり、助けられたりで何とか5回まで。 5回裏の古田選手の適時内野安打は本当に不運な当たりでした。
 幹英投手は7回裏に自らのベースカバーの遅れをきっかけに無死一三塁のピンチ。 真中選手に足でかき回された形です。 しかしこのピンチを野村選手の好判断のバックホームで無失点にしのぎました。 8回裏は下位打線ということもあって3人でぴしゃり。 一応、2回を無失点で投げ終えたということで、 横浜戦での悪夢の満塁弾のショックは消えたと見ていいでしょう。
 負けはしましたが、随所に好プレーを見ることができました。 3回裏の前田選手のバックホーム。アウトにはできなかったものの、 度会選手の三遊間のゴロに2度も追いついた野村選手。 7回裏の野村選手のバックホーム。 古田捕手に何度刺されても走るカープの走者。そして刺す古田捕手。
 特に8回表、一塁走者緒方選手&打者町田選手VS高津投手&古田捕手。 2−2から4度ランエンドヒットをかけて、 内角の球を町田選手がいずれも三塁線へファール。 5度目は外されて緒方選手の盗塁失敗となりました。 この場面は意地の張り合いという感じで面白かったです。
 連敗は29日30日の横浜戦以来。前回の連敗は2で止めています。 今回も何とかあっさりと止めたいですね。

ウエスタン情報

試合結果

田中投手は6回を5安打3失点。まずまずでしょうか。

ソリアーノに大リーグから身分照会

元広島のソリアーノ選手に大リーグ・ダイアモンドバックスから 身分照会があったことが明らかになった。 松田オーナー代行は「トレードに応じるのは、 年俸調停制度を否定することにつながるので、できない」。

団野村氏の次なる一手は?


5月13日

紀藤、点取られ過ぎ!

対ヤクルト戦、先発紀藤投手は初回、 池山選手の左前適時打とホージー選手の満塁弾でいきなり5失点。 6回裏には2番手澤崎投手が土橋選手にソロアーチを打たれ、 一二塁のピンチを残してKO。 3番手富岡投手がホージー選手に適時内野安打を打たれて追加点。 広島打線はヤクルト先発田畑投手に、 3回以降毎回安打を浴びせながら散発でつながりがなく、 4回表に前田選手の7号ソロで1点を返しただけ。1対7で完敗。 対ヤクルト戦の連勝は7で止まった。

試合結果

 紀藤投手の初回の投球でしょうね。 いきなりの5点は、7連勝中のヤクルトに対するハンデとしても気前が良すぎます。 2回から4回までは完璧に抑えているので、 それほど調子は悪くなかったのではないかと思います。 それだけに初回の投球はもったいなかったです。 しかし、こういう点の取られ方は投手交代でしのぐことができないので困りますよねえ。 前々回の投球でやはり大量失点をやらかしてますが、 こんなことがたびたびあるようだと信頼感がなくなっていきます (既に一部のファンの間ではなくなっているようですが(^^;)。 同じくなかなか1勝できなかった加藤投手が、 1勝挙げた後にプレッシャーから解放されて見違えるようになったのとは対照的です。
 クロスゲームになるかワンサイドゲームになるかの境目が6回の攻防でした。 6回表は一死一塁から金本選手の右中間二塁打で、一塁走者の江藤選手が本塁憤死。 あの時点での点差を考えて結果論で言えば、 江藤選手は三塁にストップした方が良かったのかも知れませんね。 個人的には一死二三塁で緒方選手の打席を見たかったというのは正直なところです。 ただ「あそこで本塁を狙うのがカープの野球だ」 と三塁ベースコーチの高代コーチなら言うでしょう。 で、6回裏にヤクルトが追加点を取って、試合はほぼ決まりました。
 打線はいきなり5点を追うことになって、ちょっと雑になったのでしょうか。 作戦も糞もなくて、ただ打っていくだけということになってしまいますから。 ボール打ちが目立ち、田畑&古田バッテリーの配球にひっかかっていたようです。 そんな中で明るい話題は前田選手の7号弾。ホームランダービートップに並びました。 そして木村選手の今季初安打。
 展開が展開だけに、勝ち試合ではあまり投げない投手が中継ぎで投げました。 澤崎投手は土橋選手に本塁打を浴びるなど1回0/3を3安打。 全く立ち直りの気配がありません。 今日のような試合展開が多くなればそれなりに出番はあるでしょうが、 できれば二軍でじっくり調整し直した方がよいのではないでしょうか。 こんな投手ではなかったはずです。
 富岡投手は移籍初登板。暴投や四球など制球難の片鱗をのぞかせましたが、 ホージー選手の内野安打は不運なものでしたし、 初登板としてはまずまずではないでしょうか。 ラジオ解説の平松氏やベンチリポートのRCC長谷川均アナには 散々な言われようでしたが(苦笑)。

カープ通算5500本塁打達成

この試合の4回表に前田選手が放った7号本塁打はカープ球団通算5500本塁打。 両リーグで7球団目の達成。

おめでとうございます。歴史を感じますね。


5月12日

金本逆転2ラン!加藤完投勝利!

対ヤクルト戦、小雨の中、試合開始。 先発加藤投手は4回裏、古田選手に1号ソロを左翼へ運ばれて先制された。 打線はヤクルト先発エーカー投手に5回まで無得点。しかし、 6回表、ヤクルト2番手高津投手から江藤選手が四球を選んだ後、 金本選手が中堅右場外へ5号2ランを放り込んで逆転。 7回表には高木投手から笘篠選手の幸運な内野安打と前田選手の死球で一二塁とし、 代わった野中投手から江藤選手の技ありの中前適時打で追加点。 緒方選手の一ゴロがムートン選手の悪送球を誘い、さらに1点。 とどめに浅井選手が今季初アーチを右翼席へ叩きこんで2点を追加。 この回一挙に4点。加藤投手は危なげない投球で8回を3安打1失点。 9回表に雨がひどくなりコールドゲーム。6対1で勝利。対ヤクルト戦、 負け無しの7連勝。

試合結果

 前の試合で雨に嫌な思いをさせられたので、何か嫌な予感がしていたんです。 3回表には無死二三塁のチャンスを上位打線で無得点。 前回の対戦は足攻めで崩したエーカー投手でしたが、 雨のせいでなかなか足技を使うわけにもいかないし。 そんな中で飛び出した4回裏の古田選手の先制アーチ。 降雨コールド負けにならなければいいなと、そればかり思っていました。 6回表にはついに試合中断。これはひょっとして嫌な予感が当たったかと思いました。 しかし、ここでの中断はほんのわずかの間で、すぐに試合再開。 投手はエーカー投手の怪我のため、高津投手に交代。 ここまで打てそうで打てなかったエーカー投手の交代で、 流れが変わるかも知れないと思ったら、金本選手が逆転2ラン。 やってくれましたね。逆転してしまえばしめたもので、 それまでの重苦しい雰囲気はどこへやらで、7回表は打線が爆発。 結局はコールド勝ちでした。私の予感なんてその程度のものです(苦笑)。
 加藤投手。8回まででしたが、一応完投勝利。 9回裏があっても完投できていたでしょう。 いつもは走者を出しながらも何とか抑える「粘投」という感じの投球なのですが、 今日はそんなに走者も許しませんでしたし、安心して見ていられました (ラジオ中心の観戦だったので「聞いていられた」が正しい表現ですけど)。 やはり1勝目を挙げたことで余裕がでてきたのではないでしょうか。 わずか3安打投球でした。
 金本選手。逆転2ランは流れを変える大きな一発でした。 前の打席では二死満塁で凡退していただけに溜飲を下げたことでしょう。 「(無死一塁で)右打ちを狙っていたが、全然タイミングが合わないので、 センター返しに切り替えた」のが成功したそうです。 これで5号。打点だけでなく、本塁打のペースも上がってきましたね。
 ヤクルトには負けなしの7連勝。このまま1年間、カモにし続けたいものです。

ウエスタン情報

試合結果

完封負けですが、長谷川投手が7回2/3を2安打5四球1失点の好投。


5月11日

大野と佐々岡、体調不良だった

大野・佐々岡投手が体調不良だったことが明らかになった。
大野投手は開幕当初から首の付け根に違和感があり、 5日の登板翌日にこれがひどくなり、チームを離れて休養。 11日に約60球を投げ込み、「これだけ投げ込めれば、 もうOK」という状態。
佐々岡投手は背中の張りで、最近の試合での登板を回避していた。 しかし今は「もう大丈夫。心配しなくていいよ」という状態。

大野投手がそんな状態だったとは。回復したようなので一安心です。 佐々岡投手に関しては、 9日の横浜戦の14回裏に投げなかったこととか、何か変だなとは思っていました。 「やっぱり」という感じです。

SATOの無責任先発予想

12日からヤクルトと3連戦。静岡で1試合、神宮で2試合。
前回の3連戦ではヤクルトのミスが目だって3連勝しましたが、 ヤクルトは阪神に連勝して、少し調子が上向きかというところ。 広島にとっては、幹英投手が打たれて勝利の方程式が崩れた後の試合だけに、 今後を占う意味で大事な試合となります。
広島の先発は大野・加藤・紀藤投手でしょう。 ヤクルトの方はローテに入っていた山部投手が二軍落ちしたのでよくわかりません。 エーカー・田畑投手。あとひとりは押尾投手か渡辺投手という苦しい状況 (勝手に決めつけていますが(^^;)。 しかし雨で何試合か流れそうな感じですね。ヤクルトにとっては恵みの雨となりそう。

5月10日

幹英、雨に泣く

対横浜戦、広島は初回、 横浜先発マホームズ投手から笘篠・前田選手の連続長打で1点を先制。 先発山内投手は2回裏、谷繁・マホームズ選手の適時打で2点を取られて逆転。 4回表、緒方選手がバックスクリーンへ同点アーチ。野村選手の適時打で逆転。 5回裏に駒田選手の適時打で同点とされたが、 6回表に前田選手の幸運な適時打で勝ち越し。 広島は7回裏から小林幹投手を投入して逃げ切りをはかったが、 小林幹投手は雨のためか制球がままならず、3連続四球で満塁のピンチ。 ここで駒田選手に右翼席へ満塁弾を叩き込まれて逆転された。 打線は8回9回にチャンスを作ったが、最後は佐々木投手に締められた。 4対7で敗戦。広島の連勝は6でストップ。

試合結果

 ついに幹英投手が打たれてしまいましたね。かなりショックです。 これまでの素晴らしい投球からは想像できないような投球でした。 7回裏に登板の幹英投手はストライクが入らず3連続四球。 そして満塁男駒田選手に満塁弾。 駒田選手に打たれた本塁打はプロ入り初の被本塁打でした。 1−3となって仕方なくストライクを取りにいったのでしょうか。 一死も取れずKO。
 気の毒な面もありました。雨でかなりマウンドがぬかるんでいたらしく、 さかんにスパイクの泥を気にしていました。 制球がままならなかったのは、下半身の踏ん張りがきかなかったからかもしれません (相手も同じ条件でプレーしているので言い訳にはなりませんが)。 幹英投手は「真ん中にいってしまったとか、そんな問題じゃないです。 雨も全く関係ない。あれだけ悪かったらどうしようもないです。 ゲームを壊してしまってチームに申し訳ない」と雨の影響を否定するコメント。
 しかしまあ、打たれてしまったものは仕方ありません。 たまにはこういうこともあります。 次の登板までに気持ちを切り替えることができるかどうかが問題でしょうね。
 打線は小刻みに得点はしましたが、拙攻気味でしたね。 ビッグイニングを作れるチャンスはあったと思うのですが、 たたみかけることができませんでした。 終盤、佐々木投手をひょっとして攻略できるかという場面もあったのですが、 3点差は大きすぎました。

ウエスタン情報

試合結果

また広島テレビで中継がありました。 山崎投手が1安打2四球で完封勝利。 打たれたたった1本の安打も、 ボテボテの一ゴロが一塁ベースに当ってイレギュラーして抜けたもので、 ほとんどノーヒットノーラン状態でした。 スライダーやシュートで簡単にストライクが取れるあたりが、 過去一軍でローテを張っていただけのことはあります。 いつでも一軍OKという感じです。


5月9日

倉、きみにクラクラ〜

対横浜戦、2回表、横浜先発の野村投手から瀬戸選手が1号弾を放って先制。 広島先発ミンチー投手は5回裏二死満塁からローズ選手を右飛に打ち取ったが、 前田選手がまさかの落球。塁上の走者が全て返り、3点を取られて逆転。 しかし6回表、江藤・金本選手の連続二塁打で1点差とし、野村投手をKO。 代わった横山投手から代打ペレス選手が左犠飛を上げて同点。 その後、広島は再三のチャンスをつぶして延長戦に。 11回表、二死から河原投手を攻め、前田選手の安打と江藤選手の四球で一二塁。 ここで金本選手が右翼席へ豪快に4号3ランを叩き込み、 勝負は決まったかに思われた。 しかしその裏、3番手横山投手が鈴木尚選手の四球と江藤選手の失策で一三塁とされ、 佐伯選手に適時打。駒田選手に右中間へ適時二塁打されて1点差。 無死二三塁のピンチはなんとか二死満塁までこぎつけたが、 石井琢選手に押し出し四球を許して同点。 続くサヨナラのピンチは進藤選手を抑えた。 広島は野手を使い切り、12回表には澤崎投手が代打に。なおも延長が続き、 14回表、江藤・ペレス選手の安打で二死一二塁のチャンス。 ここで途中出場のルーキー倉選手がプロ入り初安打を中前へ。 これが決勝適時打となった。14回裏を12回裏から登板の高橋建投手が抑え、 7対6で勝利。高橋建投手は今季初勝利。広島は6連勝で両リーグ20勝1番乗り。

試合結果

 まさに総力戦でしたね。澤崎投手を代打に起用せざるをえなかったことが それを端的に表しています。 11回表に金本選手の3ランが出た時はこれで決まったと思われましたが、 その裏まさかの同点劇。下手すりゃサヨナラにされてしまうところでした。 ああいう展開になると、普通は流れが横浜に行ってしまうもの。 それをよく引き戻して勝ちました。
 ヒーローはルーキー倉選手。プロ入り初安打が決勝打となって、 派手な顔見せとなりました。 3番手捕手というのは、2番手捕手が怪我をした時など、 もしもの時のためにベンチに置いておかなければならず、 出場機会が極端に限られてしまいます。 10回表に小畑捕手に代打を出すというせにょ〜るの超積極策のおかげで、 倉選手がプロ入り初出場となりました。守備の方は無難にこなしましたが、 12回表のプロ入り初打席では送りバントを失敗して併殺打としてしまいました。 決勝打はまさに汚名返上の一打というわけです。 今後も活躍してくれることを期待します。おめでとう。
 先発のミンチー投手は本来の出来ではありませんでした。 低目への制球が身上なのですが、球が高めに浮いていましたね。 横浜打線が高めのボール球に手を出したためにかなり助けられたようです。 7回を6安打自責点0、3失点。
 その3失点なのですが、前田選手の落球でした。 前田選手にしては珍しいプレーなのですが、 年に1回ぐらいやりますよねえ。出身地熊本ということで、 御家族や親戚の方が来ていらしたようで、 活躍するところを見せたいところだったんですけどねえ。 残念なプレーでした。
 今季初勝利の高橋建投手は3回を無安打に抑える好投でした。 緊迫した場面の好投だけに価値がありますね。
 この試合、佐々岡投手が出てきてもいい場面があったと思うのですが、 出てきませんでしたね。 11回裏の横山投手の続投は10回裏の投球を見れば納得できるのですが、 高橋建投手の場面ではどうでしょう?今日はお休みの日だったんでしょうか。
 攻撃・守備で反省すべき点がたくさんあった試合です。 でも、そんな試合でも勝ってしまうほど今のチームには勢いがあるんですね。

黒田、ウエスタン初登板

右肘痛で出遅れていた黒田投手がウエスタンリーグのオリックス戦で先発した。 2回を投げて1安打無失点。最高球速は141キロ。 黒田投手は登板後、「今日は非常に力が入ってしまった。 球種はまっすぐとスライダー。 30球をメドにということは事前に言われていたが、 投げられる喜びを感じた。第1段階としては非常に満足している。 今はただ投げているだけなので、 次はまっすぐと変化球のコンビネーションで打者と勝負できるようにしたい」。

試合結果

 広島テレビで中継がありました。 ようやく黒田投手が試合で投げられるようになりました。 直球の走りはまずまず。もちろん、去年の好調時と比べるとまだまだですけど。 一軍入りは、徐々に球数を増やして、 ある程度長い回を投げられるようになってからでしょう。


5月8日

SATOの無責任先発予想

9日は熊本、10日は下関で横浜2連戦。デーゲームです。
前回の横浜との3連戦では1勝2敗と負け越しているので、 借りを返したいところ。中盤以降にリードを許すと、 横浜は中継ぎ陣と抑えの佐々木投手がいいだけに苦しい展開になります。 できれば先行逃げ切りといきたいですね。 広島の先発はミンチー・山内投手でしょう。 横浜の先発は野村・マホームズ投手か。

川端コーチの投手陣分析

中国新聞に掲載された川端コーチの投手陣分析を要約すると

他球団を応援している人たちは、 今のカープを好調のピークだと思いたいでしょうけど、 そうは問屋が卸しませんよ〜。まだまだ良くなっていく要素が残っています。 だから、悪くなっていく要素と差し引きしても、 極端に悪くなることはないのではないかと思うのです。


5月7日

祝!幹英&前田が4月MVP受賞

小林幹英投手と前田智徳外野手がセ・リーグの4月月間MVPを受賞した。 小林幹投手は12試合4勝1敗1S防御率1.16。 セ・リーグ新人の開幕月の月間MVPは初。 前田選手は打率.370、5本塁打16打点。1992年9月以来2度目の受賞。 カープ選手の投手野手W受賞は1995年5月の山内&野村選手以来。
小林幹投手は 「いいスタートが切れたので、これをいい自信にして、 また次につなげていきたいと思います。チームの勢いが良かったので、 自分もその勢いに乗せてもらって、いい結果が出せたんだと思います。 そんなに疲れているという感じはないんで、 それに多く投げているという気もしてないですし、 今はすごくいい緊張感の中でやれているので大丈夫だと思います。 打者1人1人、打たれたくないという気持ちを強く持って投げているのが、 いい結果が出ているので、これからも、先を計算して投げるのではなくて、 どんどん自分の気持ちで攻めていきたいと思います」。
前田選手は「ええ、もう、嬉しいのひとことです。 正直言って、体の方を気をつかいながらという感じの面が多かったので、 怪我をしないように毎日祈ってやっていただけですけど。 (キャンプからの目標だったゴールデンウィークを怪我なく乗り越えて) 今度はそれよりもまた1か月2か月と目標をおいて、 がんばっていきたいなと思いますけど。 本塁打というのは(打線が)途切れますから。 本塁打はほとんどいらないと思っていますから。 ヒットでつなぐ、四球でつなぐ、その方が勢いが出るんじゃないでしょうか」。
パの月間MVPはロッテの小宮山投手と近鉄の大村外野手。

両選手、おめでとうございます。 これから先も毎月カープから月間MVPが出るといいですね。 そして年間MVP、新人王を。

必殺!かかし攻撃!

対ヤクルト戦、 先発紀藤投手は3回表に度会選手に3号ソロアーチを浴びて1点を先制された。 その裏二死からヤクルト先発高木投手を攻め、 正田選手の中前打と前田・江藤選手の連続四球で満塁のチャンス。 金本選手が死球をぶつけられて押し出しで同点。 代わった渡辺投手から緒方選手が四球を選んで逆転。 さらに代打ペレス選手と瀬戸選手も押し出し。この回、労せずして一挙4点。 紀藤投手は6回を6安打1失点。以降を横山・小林幹投手が無安打無失点に抑え、 4対1で勝利。紀藤投手は今季初勝利。広島は5連勝。

試合結果

 紀藤投手、今季初勝利おめでとうございます。 昨日、加藤投手が初勝利を挙げたので、 もし今日勝てなかったらひとりぼっちになってしまうところでした。 結果的に打線は4点取っただけだったので、 紀藤投手の踏ん張りが勝利に大きく貢献しました。 ピンチは何度もあったのですが、最後まで切れることなく投げました。
 2番手横山投手は完璧でした。直球の走りといい、カーブの切れといい抜群でしたね。 四球さえ出さなければ、これぐらいの投球は余裕でできるんです。
 4月月間MVP男の小林幹投手。 いきなり四球を出した時は「あれれ」と思ったのですが、後は完璧。 力のある速球で2つの三振。 9回表は佐々岡投手でも横山投手の続投でも良かったのですが、 登板間隔が開き過ぎないようにということでの登板でした。
 攻撃では3回裏にヤクルトの高木・渡辺投手の自滅で4得点。 6連続四死球、4連続押し出し。大変珍しいものを見せてもらいました。 しかし、結局得点はそれだけで、 2ケタ安打を続けていた打線はわずか4安打。バットを振らせてくれなかったせいで、 打線の調子が崩れちゃったんじゃないかなあ。
 これで5連勝。ヤクルトには負けなしの6連勝。貯金は11。 心配されていた紀藤・加藤投手の揃い踏み。独走の気配さえある今のカープですが、 一昨年のことがありますし、油断は大敵ですね。

野々垣、左側腹部挫傷で登録抹消

野々垣選手が特打の際に左側腹部の挫傷を起こした。 8日に精密検査を受ける予定。 野々垣選手は出場選手登録を抹消された。

心配ですね。今は他にあまり怪我人がいないので、 野々垣選手の穴は大きく感じませんが、そのうち出番が来るかもしれません。 チームが好調なうちに戻ってきて欲しいですね。

高山、出場選手登録

高山選手が出場選手登録された。

ウエスタンで3本塁打するなど高山選手は好調。 野々垣選手の穴を埋めてくれるでしょう。

ウエスタン情報

試合結果

田中投手が5安打1失点1四球で完投勝ち。 この調子を続けて、いつでも一軍に上がれるように準備しておいて欲しいですね。


5月6日

打線爆発!加藤初勝利を援護

対ヤクルト戦、広島は初回、ヤクルト先発田畑投手から野村選手の幸運な二塁打の後、 前田選手が6号先制2ラン。 2つの四球で二死一二塁とし、ペレス選手が中前適時打。 この打球を真中選手が一瞬取り損なったのを見て、 一塁から金本選手が判断良くホームイン。さらに瀬戸選手が中前適時打し、 いきなり5点を奪った。 先発加藤投手は4回表に小早川選手にバックスクリーンに2号ソロを打ち込まれたが、 その裏、加藤・野村選手の長短打で一三塁とし、 前田・江藤選手が連続適時打を放って2点を追加。 5回裏には緒方選手が左中間へ3号ソロ、 7回裏には野中投手から緒方選手が右前適時打。 先発加藤投手はバックの好守にも助けられて、8回を8安打されながら1失点に抑えた。 9回表は久々登板の澤崎投手が何とか無失点に抑え、9対1で快勝。 加藤投手は嬉しい今季初勝利。広島は4連勝で貯金を10とした。

試合結果

 加藤投手、今季初勝利おめでとうございます。8安打されながら1失点。 加藤投手らしい粘りの投球でした。ヒーローインタビューでは 「みんなに勝たせてもらいました。うれしいです。 僅差でもいい投球ができるようがんばりたい」とのこと。 この白星で、次回からは余裕を持ってマウンドに上がれるのではないでしょうか。
 打線はまだ勝ち星のない加藤投手を初回から強力に援護。 野村選手は右直だったのですが、副島選手が弾いて幸運な二塁打。 前田選手はほとんど詐欺のような右翼席最前列への先制2ラン。 江藤・金本選手は四球。よく球を見てます。 ペレス選手は2−3となって自動的に走者がスタート。 詰まった中前打で当然江藤選手はホームイン。 抜け目のなさを見せたのは、高代コーチと金本選手で、 真中選手が打球を処理し損ねるのを見逃さず、一気にホームイン。 盗塁やエンドランだけが足技ではありません。 瀬戸選手が中前適時打で続いて、初回一挙5点。4回表に1点を返されると、 「取られたら取り返す」で、その裏に2点。 加藤投手を楽にしました。 この回は加藤投手自ら二塁打を打って、追加点の口火を切っていますね。
 最終回は4月19日ヤクルト戦以来の登板となる澤崎投手。 池山選手に中前打、副島選手にストレートの四球を許しましたが、無失点。 本人は調子が上がってきていると言っているようですが、 RCC解説者の安仁屋さんによると、体が開く癖はまだ直っていないとのこと。
 ちょっと心配なのは江藤選手が左すねに自打球を当てたこと。 その後も打席に立って、 左前打を激走で二塁打にしていますので大丈夫だとは思うのですが....。
 4連勝で貯金は10。打線は好調。加藤投手が初勝利。と、いいことずくめ。 あとは紀藤投手ですね。

セ・リーグ日程追加

7月3日(金) 広島−阪神 18:00(倉敷)

広島で流した試合が倉敷に行きました。倉敷方面の方、応援よろしくお願いします。

ウエスタン情報

試合結果

長谷川投手は四球を6つ程度出して、あまり出来がよくなかったようですね。


5月5日

ごっつぁん!3連勝!

対ヤクルト戦、広島は2回裏、来日初登板のヤクルト先発エーカー投手から、 左前打の江藤選手が盗塁を決め、緒方選手の中前適時打で先制した。 瀬戸選手が四球で歩いた後、大野投手の中堅後方への飛球は真中選手が見失って、 2点適時二塁打となった。 3回裏には正田・前田選手の連続右前打で一三塁のチャンスを作り、 江藤選手の右犠飛で追加点。 さらに金本選手の一ゴロ敵失と金本選手の盗塁で二三塁のチャンス。 ここで緒方選手が中犠飛。返球が乱れる間に二塁走者もホームイン。 この回3点を奪った。先発大野投手は無難な立ち上がりをみせたが、 4回表二死からムートン選手にバックスクリーンへ3号2ラン。 5回表にも度会・辻・土橋選手の3連打で1点を失い、 この回限りでマウンドを降りた。 7回表に2番手横山投手が2つの四球と暴投で一死二三塁とされ、 辻選手の左犠飛で2点差とされた。中盤に追加点を取れなかった広島は、 7回裏、ヤクルト3番手加藤投手から野村選手が右越えに2号ソロを放ち、 待望の追加点を挙げた。8回9回を佐々岡投手が完璧に抑え、 7対4で勝利。広島は3連勝。

試合結果

 3回までに6点を取り、楽勝かと思われたのですが、 ヤクルトに徐々に点を取られて追い上げられ、 カープは追加点を取れず厳しい展開に。 そこで出た野村選手の本塁打は非常に大きな一発でした。
 ポイントのひとつが大野投手の交代時期だったと思いますが、 5回でスパッと代えたのは良いタイミングだったと思います。 5回表もかなり危ない感じでしたが、 さすがに3点リードで勝利投手の権利がかかっている場面での交代は 非常すぎる感じですからね。 大野投手は「4回5回は粘りのある投球ができなかった。申し訳ない。 この借りは次で返します」だそうです。
 大野投手を救援したのは横山投手。7回表にはノーヒットで1失点。 調子自体は悪くないようですが、 無駄な四球が失点につながっているように思います。
 本日の抑えは佐々岡投手。さすがに昨日3回投げている幹英くんはお休みでした。 これからは「抑えもローテーションで」ということになってくるのでしょうかね。 で、その佐々岡投手ですが、2回を完璧に抑えました。 速球は145キロ程度出ているようですし、 調子がかなり戻ってきているような気がします。
 攻撃の方では古田捕手から1試合3盗塁というのが痛快です。 エーカー投手はモーションがかなり大きいですね。あれでは捕手がかわいそうかも。
 3回までに6点を取ったわけですが、真中選手の打球を見失ったプレーやムートン選手の失策、 中継プレーのミスなど、 4点くらいはヤクルトからタダでもらったようなもの。 ヤクルトは攻撃でも5回までに4併殺。まさに「ごっつぁん」という感じでした。


5月4日

二転三転、最後は笑顔

対阪神戦、先発山内投手は5回表にパウエル選手に3号2ランを浴び、先制を許した。 その裏、広島は金本・緒方・ペレス選手の3連打で1点を返し、 プロ初先発の阪神山岡投手をKO。 続く一二塁のチャンスで、 代打の代打町田選手が弓長投手から投手強襲適時内野安打を放ち同点。 さらに弓長投手の暴投で勝ち越し。しかし、6回表、 野村選手の失策をきっかけに一死三塁とされ、 ハンセン選手の右前適時打で同点。大豊選手に四球を許した後、 パウエル選手に左翼線適時二塁打。逆転を許して山内投手はKO。 さらに横山投手の暴投で2点差とされた。 その裏、井上投手から江藤選手の左前打と金本選手の死球などで一三塁とし、 ペレス選手の中前適時打で1点差。7回裏、葛西投手を攻め、 正田選手の右前打と前田・江藤選手の連続四球で満塁のチャンス。 代わった遠山投手から金本選手が右前へ2点適時打を放ち、逆転。 竹内投手から緒方選手が中犠飛を打ち、さらに1点。 7回表から登板の小林幹投手が3イニングを無失点に抑え、7対5で勝利。 広島は2連勝。小林幹投手はハーラーダービートップの5勝目。

試合結果

 勝ったから言えることですが、二転三転するシーソーゲームで面白い試合でした。 先制され、逆転し、再逆転され、追い上げて、再々逆転して勝利。 見所が多かったです。
 序盤は投手戦。 相手はプロ入り初先発の山岡投手できっと舞い上がっているだろうから、 序盤で潰せるだろうと思っていましたが、そうはいきませんでした。 山内投手の送りバントが併殺打。 正田選手がエンドランで打ち上げてしまって併殺打。 ちぐはぐな攻撃で山岡投手を助けてしまいました。 5回表に山内投手がパウエル選手に高目の球をバックスクリーン横に2ラン。 出していた走者が四球というのが痛い。先制されました。
 最初の逆転劇は5回裏。広島らしさが出た攻めでした。 金本選手が足でかせいだ二塁内野安打。緒方選手がランエンドヒットを決め左前打。 この打球で金本選手は余裕で三塁へ。 左方向への打球なので普通ならばあんなに余裕では三塁へは行けないはずなんですが。 左翼手パウエル選手は三塁へ送球さえできませんでした。一三塁。 ペレス選手は初球を左前適時打。外角直球に的を絞っていたようですね。 山岡投手は一塁走者の緒方選手の足が気になったようです。 一二塁。ここで広島ベンチは早い仕掛け。瀬戸選手に代打浅井選手。 ところが阪神ベンチはあっさり山岡投手を諦めて左の弓長投手を投入。 これは広島ベンチとしては予想外だったのではないでしょうか。 起用したのが切り札の浅井選手でしたからね。 いくら右足ふくらはぎを痛めているからといって、 浅井選手を捨て駒に使ったとは思いにくいです。 広島ベンチは代打の代打に町田選手を送りました。 弓長投手も二塁走者緒方選手をさかんに牽制。昨日の三盗が効いています。 2−2からエンドランがかかり、町田選手は投手返し。 弓長投手の体に当って一二塁間方向に緩く転がる間に緒方選手は一気にホームインし、 同点。さすがの好走塁でした。 前の打席でバントを失敗している山内投手が今度はきっちり決めて二三塁。 野村選手の時、暴投で勝ち越し。さらに満塁まで攻めたのですが、 前田選手が遊ゴロ。ここで1本出ていれば、 この試合はほぼ決まりだったでしょう。
 再逆転劇は直後の6回表。ここは悪い面の広島らしさが出た回です。 野村選手の失策。山内投手のボーク。四球で無駄な走者を許す。 投手交代のワンポイントの遅れ。横山投手の暴投(小畑捕手の捕逸気味でしたが)。 勝ち越された後の満塁で代打八木選手、坪井選手に1本出ていれば、 試合は決まっていたでしょう。この回で2点をリードされました。
 追い上げは6回裏。一死一三塁からペレス選手がエンドランを中前に打ち返して 1点差。なおも一死一三塁。同点のチャンスで小畑選手。 似たような場面が4月30日横浜戦の7回表にもありました。 1点を追いかけていて一死三塁のチャンスでした。 あの時も早々と瀬戸選手に代打を使っていて、小畑選手が打席に。 強攻して三振でした。さて、この試合では。 まずはスクイズの構えを見せてペレス選手の盗塁をサポート。二三塁。 阪神バッテリーがスクイズを警戒していることははっきりとわかりました。 3球目はピッチドアウトしてきました。小畑選手は4球目を空振りして2−2。 なんとなくわざとらしい空振りだと思ったんですよ。そうしたら案の定、 3バントスクイズ。これ、外されてたんでしょうか? 小畑選手はバットにかすらせてファール。三振です。 続く代打笘篠選手は投ゴロで同点ならず。
 再々逆転劇は7回裏。葛西投手から正田選手が右前打。 阪神の一二塁間はなんだか見た目よりも広いような気がします。 前田・江藤選手がよく見て四球。阪神は左の遠山投手を投入。 金本選手は2−1に追い込まれてから内角直球を右前適時打。再々逆転成功。 金本選手は「ミート中心」を心掛けていたそうですね。一三塁。 代わった竹内投手から緒方選手が中直。 タッチアップは無理だろうなと思ったのですが、江藤選手は構わず本塁突入。 新庄選手は二塁走者の方が気になったのか、一度二塁へ投げかけてやめ、遊撃手へ返球。 本塁へ球は返ってきませんでした。 新庄選手も江藤選手がタッチアップしないだろうと思ったのでしょうかね。
 小林幹投手。この試合でも負けている場面で投入。 最近は勝っている場面・同点の場面での投入ではなく、 勝てそうな試合に投入するということみたいですね。 試合の流れと阪神の中継ぎ投手陣の調子から、 充分逆転できるというベンチの読みだったのでしょう。 それにしても小林幹投手が投げていると全然点を取られるような気がしませんでした。 考えてみれば最終回は一発で同点だったんですけどね。
 浅井選手に代わってスタメンのペレス選手。2本の適時打を放つ大活躍でした。 代役で出た選手がすぐに活躍するというのは良い流れですね。 ちなみに浅井選手は試合前の守備練習にも参加していませんでした。 昨日の自打球の影響でしょうね。 代打に出てきたのでそれほど大したことはないのでしょうけど。
 面白い試合ではあったのですが、最初の逆転でそのまま勝って欲しかったですね。 問題だったのは先発の山内投手ですが、調子があまりよくなかったそうです。 やっぱりこの投手は良かったり悪かったりですね。 調子が良い時が1試合でも多いことを祈ります。

おまけ:
試合後、ブルペンから高橋建・澤崎・富岡投手がベンチへ。 それから遅れること数分、東瀬投手が1人でテクテクと。 フェンス越しにファン数人にサインをしてあげていました。


5月3日

ミンチーの復讐

対阪神戦、広島は2回裏、阪神先発中込投手を攻め、 金本選手の左翼線二塁打の後、浅井選手が右翼線へ適時打を放って先制。 3回裏には打線が爆発。一死から野村選手が右前打で出塁すると、 正田選手のエンドランが中前打となり、一三塁。ここで前田選手が右前へ適時打。 江藤選手が四球を選び満塁とした後、 金本選手が右翼席上段へ豪快に3号満塁弾を叩き込んだ。 さらに緒方選手が中堅フェンス直撃の二塁打を放った後、 浅井選手が技ありの中前適時打。この回一挙に6点を奪った。 先発ミンチー投手は低目への変化球と直球のコンビネーションが抜群。 阪神打線をわずか4安打に抑えて完封。7対0で快勝。 ミンチー投手は来日初完投勝利をチーム初の完封勝利で飾った。

試合結果

 今度はミンチー投手がやってくれましたね。 4安打完封の見事な投球でした。テンポ良し、低目への制球良し、緩急良し。 本当に安心して見ていられました。ピンチらしいピンチは最終回の無死一二塁だけ。 あそこは勝ちを急いだのかも知れません。 しかし正田選手の好プレーにも助けられて、最後まで抑え切りました。 前回の阪神戦では序盤に大量失点をしてしまい、 この試合に阪神への「Revenge」を誓っていたそうですが、 まさに見事な「復讐」でした。そして御両親の前での好投。孝行息子ですね〜。
 打線は2回裏に早々と先制すると、3回裏に瞬間湯沸かし器攻撃! 見事なつながりでした。 4回以降に追加点が取れなかったことを問題点として指摘することもできますが、 3回までのミンチー投手の出来からして、充分な援護だと思いました。
 前田選手が盗塁を決めました。今季2個目。前回は重盗だったので、 盗塁を決めたという感じがそれほどなかったのですが、この試合の盗塁は完璧。 盗塁できるということを相手に示すと、 バッテリーが気をつかいはじめますからね。それだけでも大きいです。

おまけ:
試合前の広島のアップ中。正田選手と阪神の長嶋コーチ補佐が談笑。 野村・正田選手が平田コーチと談笑。
試合前に紀藤投手の1000イニング登板の表彰式がありました。

ミンチー1イニング2三振

3回裏、ミンチー投手が2三振。セ・リーグ18人目の1イニング2三振。

1回に3打席も回ってくることはまずないので、この数字がこの記録の限界か。 3アウトでチェンジなので3が限界の記録だと思われるかも知れませんが、 振り逃げということもありますからね。
ミンチー投手の打撃は山本コーチも「何とかならんのか」と言ってるそうです。 この試合では1本右翼線へ惜しい当たりがあったんですけど。


5月2日

阪神戦、雨天中止

広島市民球場で行われる予定だった阪神戦は、雨のため中止となった。

観戦するつもりで出かけていったのですが、雨。 15時10分頃に球場に行ってみると、まだ中止の決定は出ていませんでした。 しかし払い戻しの看板が既に。16時前に再び行くと、 「試合中止」の幕が正面玄関に。残念。 明日は天気が回復するようですからなんとかできるでしょう。 先発はスライドでミンチー投手か、それとも大野投手か。 それにしても営業的に痛い雨です。

富岡、出場選手登録

富岡投手が出場選手登録された。

移籍後、初の一軍入りですね。 今季ウエスタンでの成績は12試合0勝2敗16回打者64人を7安打1本塁打 自責点5防御率2.81。富岡投手で気になるのは四死球なんですが、 中国新聞の情報には出ていないのでわかりません。打者数と安打数から推定すると、 12個ぐらい。 ここ4試合では8回2/3打者34人を4安打1本塁打自責点2防御率2.08。 同じく推定四死球数は4個ぐらい。好調ですね。期待しましょう。

黒田、全力投球開始

ファームで調整中の黒田投手が全力での投球練習を開始している。

朗報ですね。ウエスタン初登板はいつになるのかなあ。

ウエスタン情報

試合結果

4回裏に一挙9失点。この失点に菊地原・若林投手が絡んでいるのはちょっと....。


5月1日

SATOの無責任先発予想

2日から広島で阪神と3連戦。連敗を止めないと、 またいつものパターンかということに。
広島の先発はミンチー・大野・山内投手でしょうか? 阪神戦の後にヤクルト戦が続いて6連戦となります。 初戦に大野さんで行くと、ヤクルト戦にローテの谷間ができてしまいます。 ですから、ミンチー投手が阪神戦の初戦とヤクルト戦の3戦目の先発でしょう。 2戦目が大野さんだとすると、デーゲームでの登板となってしまいますが、 今年はデーゲームでも勝っていますし、問題ないと思います。
三村監督が紀藤投手を先発から外すことを示唆したと各新聞にありましたが、 ヤクルト戦では代わりに誰が先発するのでしょうか? 澤崎・高橋建・長谷川投手あたりが候補ですが、 もう1回は紀藤投手にチャンスを与えるのではないかと思うんですよね。 根拠はありませんけど。しかしいずれにせよ、 6番目の先発投手をそろそろ準備しておかないといけない時期に来ているのでは ないかと思います。
一方の阪神。ローテ投手だったクリーク投手が二軍落ちしましたし、 湯舟投手が足を痛めて登録抹消されたので、 予想しにくいです。どこかで中込投手がくること以外はわかりません。

小早川、出場選手登録抹消

小早川投手の出場選手登録が抹消された。

全く登板機会のないまま抹消です。調子が悪かったのでしょうか。 代わりに上がってくるのは?

ウエスタン情報

試合結果

山根投手が5回を2安打1失点の好投。

チェコ、先発敗戦

3Aからメジャーに昇格したレッドソックスのチェコ投手(元広島)が、 30日、エンゼルス戦の先発で今季初登板。 5回1/3を投げて フィールダー選手に一発を浴びるなど6安打されて4失点。 敗戦投手となった。
チェコ投手は試合後「スライダーの切れがなかったことを除けばいい感じだった。 スライダーに磨きをかけなければ。ちょっと体の開きが早かった(?)。 その他はよかった。問題はみんなから出遅れたこと(?)。 試合の前は緊張もなく本当にハッピ〜だった。 試合での投球の前にはブルペンで充分投げ込みをした。調子はよかった」 (SATO駄訳)と語った。

いまさらチェコ投手のことを伝えても、という気もしますけど、一応。 御興味がおありの方は レッドソックスのページ へどうぞ。