カープ日記


4月30日

紀藤7失点!追い上げ実らず2連敗

対横浜戦、初回、横浜先発戸叶投手から江藤選手の中前適時打で2点を先制。 しかし先発紀藤投手が散々な出来。 初回、鈴木尚選手に不運な適時二塁打で1点を返されると、ローズ選手に逆転の適時打。 2回には鈴木尚選手に左中間へ適時二塁打。 3回には谷繁選手の3号3ランを浴びてKO。大きく5点をリードされた。 広島は中盤以降、中継ぎの高橋建・横山・東瀬・小林幹投手が横浜打線を封じ、 味方の反撃を待った。 広島は5回表、二死から前田選手の二塁打をきっかけに満塁とし、 緒方選手が2点適時打。この打球を鈴木尚選手が失策する間にさらに1点。 6回表にも二死から一二塁のチャンスを作り、江藤選手が適時打して1点差に迫った。 しかし最後は横浜の守護神佐々木投手に完璧に抑えられ、6対7で惜敗。 広島は2連敗。4月を14勝8敗で終えた。

試合結果

 打線はよく追い上げたんですけどね。惜しかった。 逆転勝ちの流れだったのですが、 5〜7回にあと1本が出なくて同点にできなかったのがねえ。 5回表と6回表は二死からでしたから、よく点が取れたというべきでしょうか。 最終的に1点差だったことを考えると、初回に2点しか取れなかったのも痛い。 8回表の正田選手のバント失敗も痛い。 でもまあ、 完全にぶち壊しになったと思われた試合の興味を最後までつないでくれたんですから、 良しとしましょう。
 中継ぎ投手陣の踏ん張りも見逃せません。 高橋建・東瀬投手は久しぶりの登板でしたが好投でした。 この試合で一番の収穫でしょう。こういう試合で好投を続ければ、 勝ち試合の大事な場面でも起用してもらえるようになると思います。
 先発の紀藤投手は最悪でしたね。 初回、いきなりの失点で頭に血がのぼったのでしょうか。 制球は目茶苦茶で四球連発だし、速球は走っていないし。 今日の打たれ方は去年の紀藤投手を見るようでした。 勝ち星は付いていないものの、 これまでの試合ではしっかりと試合を作ってくれていたんですけどね。 山内投手が完投勝利を挙げて、 投手陣が良い方向にいくのではないかと思ったのですが、 紀藤・加藤投手が去年の二の舞になるようだと....。 勝ち星が一番の良薬なのでしょうけどねえ。

高橋英が皮膚の病気に

高橋英投手が26日にのどと口内の痛みを訴え、 広島市民病院で精密検査を受けたところ、 皮膚・粘膜疾患である「スティーブンス・ジョンソン症候群」と診断された。 2〜3週間の安静加療が必要。

今年も中継ぎでバリバリやってくれることを期待していたんですが、 病気とは心配ですね。お大事に。
「スティーブンス・ジョンソン症候群」をgooで検索してみました。 高橋英投手の症状がどの程度のものかわかりませんが、 かなりひどい病気のようです。 薬の副作用の関連のページに出てくることが多いです。

ウエスタン情報

試合結果

高選手の3安打が目立つぐらいかな。


4月29日

ミスで逆転負け、4連勝ならず

対横浜戦、広島は初回、横浜先発三浦投手を攻め、 前田選手の5号2ランと金本選手の2号2ランで幸先よく4点を先制。 先発加藤投手は3回裏に進藤選手にソロ、4回裏に谷繁選手に2ランを浴び、 1点差とされた。5回表に石井琢選手の悪送球で2点差とした。 しかし5回裏、進藤選手の当たりを緒方選手が目測を誤り二塁打とした後、 駒田選手に右前適時打。笘篠選手の失策と井上選手の左前打で二死満塁とされ、 加藤投手はKO。代わった玉木重投手が谷繁選手に押し出し四球を与えて同点。 6回裏には横山投手が二死無走者から2つの四球を出した後、 駒田選手に右前適時打されてついに逆転。 広島は走者は出すものの得点できず、5対6で敗戦。連勝は3でストップ。

試合結果

 初回に4点を取った時は「カープは何て強いんだ。今日もイタダキだ」 と思ったんですけどね。ピンチの連続の加藤投手が一発で徐々に点差を詰められ、 5回表にやっと取った追加点で流れがくるかと思ったら、5回裏。 加藤投手も今季初勝利がちらついて力が入ったのでしょうが、 それ以上に痛かったのが緒方・笘篠選手のミス。 加藤投手はあと一死で勝ち投手の権利を手に入れることができるところで交代。 これは仕方ないでしょう。で、出てきた玉木重投手が押し出して同点。 「あちゃ〜」って感じ。 6回表には無死二塁のチャンスでミスタースクイズ瀬戸選手がバント失敗。 6回裏には横山投手が簡単に二死を取って、試合を締め直してくれたかと思ったら、 四球を連発した後、適時打。完全に逆転負けパターンの試合展開に。 8回裏には負けているにもかかわらずなぜか小林幹投手の投入。 最後は佐々木投手からチャンスは作ったものの、抑え切られました。
 負けている場面での小林幹投手投入は珍しいので、理由を考えてみました。

ぐらいでしょうか。しかし個人的には、登板過多が心配なので、 勝っている場面か同点の場面に限定して起用してほしいと思っています。 とはいえ、 逆転勝ちでもしていれば好采配だったと絶賛していたとは思いますが(苦笑)。
 今日の負け方は「ミスが出て勝ち試合を落とした」という感じの嫌な負け方です。 こういう試合の後の試合はしっかり勝ってほしいですね。 明日の先発は難敵川村投手でしょうが、こっちも好調紀藤投手。 打線が早目に援護して欲しいですね。

ウエスタン情報

試合結果

長谷川投手が7回を3安打自責点0の好投。 このように先発投手にはできるだけ長い回を投げて欲しいです。
高山・ケサダ選手が4打点ずつ。


4月28日

お待たせ!山内が完投勝利!

対横浜戦、広島は初回、横浜先発野村投手を攻め、左前打の野村選手を笘篠選手が送り、 前田選手が適時打して鮮やかに先制。3回表にも安打の野村選手を二塁に置いて、 前田選手が右翼席中段へ4号2ラン。さらに緒方選手の犠飛で1点を追加。 6回表には金本選手の適時二塁打と阿波野投手のボークで2点。 投げては先発山内投手が8回まで粘り強い投球で5安打無失点。 9回裏二死二塁から井上選手に適時三塁打を打たれて完封は逃したものの、 1失点で完投。6対1で勝利。山内投手は初勝利をチーム初完投勝利で飾った。 広島は3連勝。

試合結果

 山内投手がやってくれましたね。これまで、 先発投手はそれなりに踏ん張って試合を作るものの、 早い回でマウンドを降りてしまって、中継ぎ投手陣に負担がかかるという状態でした。 そういうわけで、今日の山内投手は待望久しい先発投手の完投勝利。
 立上がりはそれほど調子が良いようには思えませんでした。 いつつかまるかなあと思っていたら、あれよあれよという間に9回に。 完投どころか完封かという期待があったのですが、 さすがに150球も投げれば疲れたのでしょう。最後に1点を失ってしまいました。 しかし、完投してくれたのは大きいですね。完投投手が出てくると、 投手陣全体が楽になります。
 山内投手が完投できたのは打線の援護があったことが大きかったです。 1〜2点のリードだけだったならば、終盤に小林幹投手の投入があったかも。 打の主役はもちろん3打点の前田選手。初回は先制適時打。3回表は4号2ラン。 6回表は追加点のきっかけとなる中前打。3安打2四球で5打席とも出塁。 先の中日戦で無安打に終わり心配されていた野村選手も2安打。 やはりこの人が打つとチームが乗ります。 1回表3回表は野村選手が出塁した後、笘篠選手が送りバントを決め、 前田選手が返すというきっちりした攻め。 江藤選手は足で見せました。盗塁、そして浅い中飛での本塁への激走。 4回表に満塁のチャンスで凡退した金本選手は6回表のチャンスで適時二塁打。 これまで好調の緒方選手が無安打だったのは御愛敬。 それでも1打点は挙げてますから。
 これで3連勝。対横浜戦は4連勝。チームは再び上昇ムード。 加藤・紀藤投手にも山内投手に続いて欲しいですね。

ウエスタン情報

試合結果

福地選手が2安打2盗塁。山崎投手はまだ長い回は投げられないようですね。


4月27日

SATOの無責任先発予想

28日から横浜スタジアムで横浜と3連戦。 横浜は打線に上昇ムードが出てきているので要注意。
広島の先発は山内・加藤・紀藤投手でしょうか? 山内投手と加藤投手の順番は逆かもしれません。 この2投手は雨で先発を流しており、中12〜3日開けての登板。 そのあたりが少し心配ではあります。
一方の横浜は前節、雨で3試合を流しており、先発予想がしにくいですね。 先発ローテを組み直しているとすれば、川村・三浦・野村投手でしょうか? 戸叶投手も出てこれるんですよね。

朝山くんは今

春季キャンプで右膝を痛め、半月板切除の手術を受けた朝山選手。 現在、痛みは残るものの、 7〜8分程度のランニングとティー打撃ができるようになった。 本人は夏場には試合に出場できると言っているが、 達川二軍監督は、回復に専念させるため、 今年はウエスタンの試合には出場させない方針。

かなりの大怪我だったんですよね。 ここは「急がば回れ」で、じっくりと治した方がよいような気がします。 こういうことは他人が口で言うのは簡単で、 本人としてはなかなかそういう気持ちにはなれないのでしょうけどね。


4月26日

佐々岡、冷や汗

対中日戦、2回表、中日先発門倉投手から江藤・金本選手の長短打で1点を先制。 4回裏までスイスイ投げていたミンチー投手は、5回裏、 山崎選手に適時二塁打されて同点。直後の6回表、 江藤選手が左翼席へ勝ち越し4号2ラン。しかし、その裏、 ミンチー投手は二死無走者からつかまり、死球と安打、 自らの牽制悪送球で二三塁のピンチ。 ここで山崎選手に左翼線へ2点適時二塁打を浴び、同点。 広島は9回表、中日2番手落合投手を攻め、 前田選手の二塁打と金本選手の四球で一死一三塁のチャンス。 ここで緒方選手が左前へ勝ち越しの適時打。 9回裏、抑えの佐々岡投手は死四球と安打で一死満塁、サヨナラの大ピンチを迎えたが、 李・久慈選手を打ち取り、1点を守り切った。4対3で勝利。広島は2連勝。

試合結果

 ハラハラドキドキの試合でしたね。 最後は佐々岡投手がよく抑え切ってくれました。 9回裏に一死満塁になった時は正直言って敗戦を覚悟しました。 佐々岡ファンには申し訳ありませんが、 佐々岡投手に対する私の信頼はその程度なのです。 結果的には抑えてくれましたが、 現状では小林幹投手の方が上だなあという気がしてしまいました。 早く安心して見ていられるようになって欲しいですね。
 決勝打の緒方選手。勝負強さも出てきましたね。 ワンランク上の選手になりつつあるような気がします。
 江藤選手。2回表には先制のきっかけになる右中間フェンス直撃の二塁打。 同点にされた直後の6回表には勝ち越しの4号2ラン。 9回表にはチーム打撃で二塁ゴロを打ち、二塁走者前田選手を三塁へ進めました。 不調っぽい感じだったのですが、これで大丈夫かな?
 打線は全体的に低調な感じ。特にこの3連戦を無安打で終わった野村選手が心配です。 大量点を狙うには野村選手の復調が不可欠。 3番から打順が始まる時の方が点が入りそうな感じがするのではまずいでしょう。
 先発のミンチー投手は4回までは快調な投球だったのですが、 5回裏にゴメス・山崎選手に打たれて同点。 さらに門倉投手に四球を与えたりして危なかったです。 6回裏には二死から2点を失いました。味方が得点した直後だっただけに、 あそこは何とか抑えて欲しかったですね。 最終的には7回を3失点とまずまずだったのですが....。
 連勝が止まった後、2連勝。いい感じです。 さて、今度の連勝はどこまで伸びるでしょうか?

ウエスタン情報

試合結果

また細切れ投手リレーですが、今節は雨で中止が多かったからでしょうか。 目立つのは3回を1安打の富岡投手ぐらいかな。


4月25日

前田決勝弾!大野・幹英完封リレー!

対中日戦、先発大野投手は味方に足を引っ張られながらも、 7回を4安打無失点の好投。 一方、広島も中日先発野口投手を打ちあぐね、8回まで無得点。 しかし、9回表、先頭の前田選手が右翼席へ3号ソロアーチを叩きこみ、先制。 8回9回を小林幹投手が抑え、1対0で勝利。小林幹投手は4勝目。

試合結果

 よく打ってくれましたね〜、前田選手。正直言って、 野口投手から得点できる気が全然していませんでした。 終始、中日に押されっぱなしでしたし、 こりゃ2試合連続完封負けかなと思っていました。まさに千金の一発でした。
 それにしても試合終了後のヒーローインタビューで 「ヒーローインタビューには小林幹英投手に来てもらうことにしました」ってのは 何でしょう。確かに幹英投手はヒーローのひとりですから、 文句はないんです。しかし、あの試合展開だと、 当然前田選手が出て来るものと思っていたので、何か変だなと思いました。
 大野投手。7回を4安打無失点。 ボールが先行したり、バックに足を引っ張られたり、苦しい投球でしたが、 粘投でした。8回表の打席で代打を送られましたが、 球数が100球を越えていましたから仕方ないでしょう。 なんとか勝ち投手にしてあげたかったですね。 チームが勝って、好投が無駄にならなかったことは良かったと思います。
 小林幹投手。8回裏は2人走者を許しましたが抑えました。 直後に決勝点が入り、早くも4勝目。まさに勝利を呼ぶ投球ですね。 月間MVP争いで野口投手を一歩リード。
 いただけないプレーもいくつか。江藤選手は1回裏・3回裏・5回裏と、 3つほどおかしな守備をやっています。もうひとつ、3回表の瀬戸選手の牽制死。 こういうプレーが目立ち始めるのは、危険信号ですよ。
 恐れていた連敗は一応避けられました。ただし、打線が湿っているのが心配。 明日の試合でも昨日今日のような打線の状態だと、 打線は下降線ということでしょうかね。

ウエスタン情報

試合結果

連敗脱出。福地選手が3安打2盗塁。


4月24日

ついに負けた

対中日戦、両軍の先発紀藤・山本昌投手の投手戦で迎えた5回表、 広島は二死満塁のチャンスを逃した。 5回裏、4回裏までパーフェクトの紀藤投手は先頭ゴメス選手に左翼席へ先制ソロアーチ。 6回裏には李選手にソロアーチ。 広島打線は、山本昌投手の前にチャンスらしいチャンスを最後まで作れず完封された。 0対2で敗戦。連勝は9で止まった。

試合結果

 ついに連勝が止まってしまいました。 ま、試合時間も短くて、中継ぎ投手もほとんど注ぎ込んでいませんし、 疲れない負け方だったと思います。 あまり後に残らないのではないでしょうか(と、気休めを言う(^^;)。
 猛打を奮っていた打線も山本昌投手にわずか3安打。 走者を出したのが2回表・5回表・9回表だけ。 このうち2回表と5回表はお得意の足技をしっかりと仕掛けています。 2回表に2つ盗塁を刺されたのは「あれれ?」って感じでした。 金本選手はともかく緒方選手までもが。結果としてチャンスは広がりませんでした。 5回表は一塁走者緒方選手と打者町田選手でエンドラン。 2回表は足技不発だったのですが、失敗を恐れずにまたやりました。 これが成功して一三塁。 結果的には満塁のチャンスで打席が回ってきたのが紀藤投手ということで、 ちょっと不運。 最終的にチャンスらしいチャンスはこの5回表だけでした。 山本昌投手が良かったのか、2日間の雨で打線の調子が狂ったのか。
 紀藤投手は好投でした。ピンチらしいピンチはありませんでしたね。 速球・変化球、ともに良かったようです。7回を投げてわずか4安打。 ソロアーチ2発は反省しなくてはならないでしょうが、 これぐらいの投球ができれば今後期待が持てます。 打線の援護さえあれば完投することも可能だった内容でした。 不運でしたね。
 さて、連勝の後に連敗するのがいつもの悪いパターン。 中日は好調野口投手が出てきますし、 何とか連敗だけは避けていただきたいものですね。


4月23日

小林幹英登板記録なるものを作ってみました。 これを見ると、負けている場面での登板は開幕戦だけですね。 あの時はテスト的な意味合いがあったと思います。 逆に大きくリードしている場面での登板は11日の阪神戦だけ。 この時は中3日での登板です。
今後は小林幹英登板記録は更新しないと思います。

巨人戦、雨天中止

広島市民球場で行なわれる予定だった巨人戦は、雨のため中止となった。

2日続けてですと、ちょっと嫌ですね。 巨人は清原選手や仁志選手が出場できないし、 松井選手の調子も悪いみたいですから、 叩くチャンスだったんですけど。
これで中日戦は山内投手がリリーフで出てくるかも。


4月22日

巨人戦、雨天中止

広島市民球場で行なわれる予定だった巨人戦は、雨のため中止となった。 三篠室内練習場での練習後、金本選手は雨天中止について 「僕ら(野手陣)は残念ですけど、 カンエイとか佐々岡さんとか結構連投じゃったから、 いらん心配かもしれんですけど、そこらへん良かったんじゃないですか。 9連勝で9試合、気の張った試合しとるからね。ま、 ホッとひと息もいいんじゃないですか。いいようにとらないとね」。

連勝中なので勢いに水が差されるという面と、 中継ぎ投手陣が休めて恵みの雨だという面がありますね。 まあ、良い方に解釈しておきましょう。


4月21日

ガルベスを足攻め、9連勝

対巨人戦、先発ミンチー投手は初回、石井選手の犠飛で1点を先制された。 広島はすぐさま反撃。1回裏、 巨人先発ガルベス投手から前田選手が右越えへ逆転2ラン。 緒方選手の左前適時打で1点。 浅井選手の中前打の際の中継ミスで、緒方選手が好走塁で本塁を陥れた。 しかし2回表に吉原選手の犠飛で2点差。 その後、ミンチー投手はピンチの連続をなんとかしのいでいたが、6回表、 松井・元木選手の短長打で1点を失い、 高橋選手に左前打されて一死一二塁のピンチを残して降板。 救援した横山投手はこのピンチを抑えた。 広島は8回裏、内野安打の緒方選手が二盗三盗を決め、 一死三塁のチャンス。ここで瀬戸選手がスクイズを決め、貴重な追加点。 7回表から登板の小林幹投手は、 9回表に二死一二塁、一発逆転のピンチで松井選手を迎えたが、 中飛に抑えた。5対3で勝利。広島は9連勝。小林幹投手はプロ入り初セーブ。

試合結果

 巨人の先発は天敵ガルベス投手。 調子が上がらないうちに叩けたのは幸いでした。 1点取られた直後に出た前田選手の2ランは大きかったです。 2回終了時点で4対2。また乱戦になるのかと思ったら、 ガルベス投手が立ち直ってしまいました。そのまま中盤は膠着状態に入り、 次の1点を取った方に流れが来るだろうと思っていました。 その1点は6回表に巨人に入りました。 その裏に二死満塁のチャンスを逃したことから、 これは完全に巨人に流れが行ったなと思いました。 その流れを引き戻したのが小林幹投手の力投。 逆に8回裏には追加点を挙げ、そのまま勝って9連勝。
 この試合で特に面白かったのが8回裏の攻撃。緒方選手が内野安打で出塁。 一塁へのヘッドスライディングを見せました。 緒方選手が二盗を決めると、浅井選手には送りバント。これはファールになって、 結局浅井選手は空振り三振。瀬戸選手の時、緒方選手は三盗。 これはアウトかセーフか非常にきわどいタイミングでしたね。 瀬戸選手は1−2からスクイズ。これはファール。次の球を再びスクイズ。 これが成功しました。瀬戸選手の打席までで1点を取れたのは非常に大きかったですね。 小林幹投手を続投させることができました。
 それにしても足技が目立った試合でした。緒方選手は1回裏、 巨人の中継ミスを突いての本塁突入。 8回裏は内野安打、連続盗塁とスクイズでの本塁突入。 金本・江藤・瀬戸選手も盗塁成功。 広島はガルベス投手の癖を見抜いていたようです。
 ミンチー投手はいまいちでした。今回は中5日ですよね。 やっぱり中4日でないと駄目なのかな? 調子があまり良くなくても、試合をぶち壊しにしなかったのはさすがですけど。
 小林幹投手。プロ入り初セーブ、おめでとうございます。 ぴしゃりというわけにはいきませんでしたが、 非常に厳しい試合の流れの中で3回を無失点に抑えてくれました。 しかし、ここのところチームは小林幹投手に頼りっきりという感じで、 彼の調子が落ちてきたらとんでもないことになりそうで恐いです。 横山投手の調子が上がってきたといっても、2人とも投げる試合が多いですからね。 かわりばんこに投げるのなら、休むこともできるのでしょうが....。 勝っている間はお休みできないのでしょうねえ。

野村への死球で試合が中断

6回裏、ガルベス投手が野村選手の左足へ死球。両軍選手が入り乱れ、 乱闘寸前となった。退場者はなし。

4回裏にも危ない球があったので、野村選手は頭に来たのでしょうね。 ガルベス投手を抑えるペレス選手の坊主頭がぷりてぃでした。

黒田、軽い投球練習

右肘痛でファームで調整中の黒田投手。 遠投や、ブルペンで捕手を立たせた投球ができるまでに回復。 一軍復帰までにはもうしばらくかかりそう。

今一軍にいる投手たちが疲れてきた頃に出てきてくれるとありがたいですね。


4月20日

ソリアーノが任意引退

ソリアーノ選手が任意引退選手として公示された。 同選手は年俸問題で球団と対立し、年俸調停を申し立てたが敗訴。 しかし代理人の団野村氏は年俸調停委員会の決定を拒否し、 川島コミッショナーに対して任意引退の手続きを取るよう求めてきた。

残念です。これで日本はもちろん、大リーグでも野球はできないはず。 野村氏は、日本との協約がないどっかの独立リーグでやらせるつもりなんでしょうね。 そこで実績を積ませて、 「こんなすごい選手なのに理不尽な規則のために大リーグで野球が できないなんておかしい」とか言いはじめるつもりなんでしょう。 野茂投手の時にうまくいったものだから、ある程度自信があるのでしょうね。

SATOの無責任先発予想

21日から地元で巨人と3連戦。絶好調広島がどこまで連勝をのばせるか、 楽しみです。
広島の先発はミンチー・山内・加藤投手でしょうか? 続く中日3連戦では、 紀藤・大野・ミンチー投手となって谷間なしの1週間となりそうです。 ミンチーさまさまですね。
一方の巨人は桑田・ガルベス・趙投手かな?3戦目はちょっとわからないです。 特に、これまで散々やられている天敵ガルベス投手を打ち崩して欲しいですね。

4月19日

大逆転されても....8連勝!

対ヤクルト戦、広島は2回表、 ヤクルト先発川崎投手から金本選手の今季初アーチで2点を先制。 3回表には江藤選手の中前への2点適時打、緒方選手の敵失、 浅井選手の一塁線適時二塁打で4点を奪い、6点のリード。 しかし先発澤崎投手が乱調。3回裏に2つの安打と四球で満塁とされ、 ムートン選手に走者一掃の適時二塁打を打たれ3失点。古田選手に四球を与え、 KOされた。代わった玉木重投手も土橋選手の2点適時打で1点差とされ、 副島選手の適時打で同点。6点のリードがフイに。 5回裏には高橋建投手が副島選手にプロ入り初アーチを打たれて勝ち越された。 さらに6回裏には横山投手が池山選手に犠飛を打たれて2点差。 粘る広島は8回表、加藤投手から浅井・町田選手の短長打で1点差。 さらに笘篠選手の適時二塁打で同点。試合は延長に入り、 10回表、高津投手を攻め、二死から前田・江藤選手の安打で一三塁のチャンス。 ここで金本選手が決勝の右前適時打。その裏を9回から登板の佐々岡投手が締め、 9対8で乱戦を制した。広島は8連勝。

試合結果

 3回表が終わった時点で6対0。楽勝かと思ったらとんでもないことになりましたね。 「ありゃりゃのりゃ〜」って感じでした。挙げ句の果てには逆転されてしまって。 6点差を逆転されたら、ふつう、負けちゃうよねえ。 それを再逆転するのだから打線には底力を感じましたね〜。
 決勝打は金本選手。ようやく今季初アーチも出ました。 これで調子に乗ってくれるでしょう。
 問題なのは澤崎くん。そろそろ調子も上向きだろうと思っていましたが....。 6点も貰ったのにちょっと情けない投球でしたね。 結果論ですが、交代のタイミングもひとり遅れたかも知れません。 ムートン選手に打たれたところで代えた方が良かったかも。 首脳陣は澤崎投手に谷間の投手以上のことを期待していたのでしょうね。 しかし、心配だ。

ウエスタン情報

試合結果

先発投手が踏ん張れないからか、細切れの投手リレーが目立ちますね。 長谷川投手は先発で起用して育てて欲しいなあ。


4月18日

トマピョンの恩返し

対ヤクルト戦、広島は5回表、ヤクルト先発山部投手を攻め、 野村選手の右中間フェンス直撃の三塁打の後、 笘篠選手が左中間へ適時二塁打を放って先制。 6回表には緒方選手の振り逃げと金本選手の右前打で一三塁のチャンス。 瀬戸選手がスクイズを決めて1点を追加。 7回表には2つの四球で二死一三塁とし、 ヤクルト3番手ドリスキル投手から緒方選手が遊撃適時内野安打。 金本選手が一塁線を破る2点適時二塁打でたたみかけ、町田選手が中前適時打。 この回一気に4点を奪い勝負を決めた。 9回表には江藤選手があわや本塁打という左中間フェンス直撃の適時二塁打で駄目押し。 投げては中5日で先発の大野投手が6回を4安打無失点。 救援の横山投手も3回を1安打に抑える完封リレー。7対0で快勝。広島は7連勝。 巨人が破れたため、首位に立った。

試合結果

 だはははは。7連勝。首位ですね。打つ方では日替わりでヒーローが出ていますし、 チーム防御率も着実に良くなっています。今の強さは勢いだけではないと思います。
 結果的には大勝でしたが、6回までは苦しい試合でした。 その原因は、走者を置いての3度の打席で打てなかった前田・江藤選手。 7回表に4点を挙げましたが、ポイントのひとつが二死三塁で江藤選手が選んだ四球。 これでブツ切れだった打線がつながりました。 緒方選手が適時内野安打。これはヤクルト二遊間の乱れだったようですね。 金本選手の2点適時二塁打。 さらにそれまで2度のチャンスで凡退の町田選手にも適時打。 これで6回までのモヤモヤがすっきりと晴れました。 9回表には前田・江藤選手にも安打が出ました。
 笘篠選手がヤクルトに恩返しをしました。3安打で猛打賞。 3本目の安打は5回表に出た先制適時二塁打。 4回裏には土橋選手のヒット性のゴロをダイビングして止める好プレー。 7回表の大量点にも脇役として送りバントで貢献しています。 カープに来て初のお立ち台。
 大野投手。中5日の先発ということで心配していたのですが、 6回4安打無失点の好投を見せました。大野さん自身「まずまず」ということで 「今日のような投球ができれば先が楽しみ」とのこと。 前の2試合では突然崩れるというパターンだったので、交代時期が問題だったのですが、 カープが4点を取った直後に交代。もう少しいけそうな感じだったのですが、 最近の三村監督は早めの交代ということで徹底しています。
 2番手の横山投手も3回を1安打無失点と好投。 調子が上がってきて安定感も出てきたようです。 これでクロスゲームでもいけますね。中継ぎ投手陣もだんだん充実してきましたよぉ〜。 ふっふっふ。

ウエスタン情報

試合結果

高橋英投手が5回途中KO。遠藤投手も3回を4安打自責点3。 冴えんなあ。


4月17日

前田同点打!緒方決勝打!6連勝だ!

対ヤクルト戦、先発紀藤投手は4回裏、 ムートン選手に来日初アーチを打たれて先制を許した。 さらに古田選手に二塁打された後、池山選手に適時打された。 ヤクルト先発石井一投手に抑えられていた打線は、 7回表二死から代打野々垣選手と野村選手の連打、 笘篠選手の四球で満塁のチャンスを作ると、前田選手が殊勲の同点適時打。 9回表は加藤投手から野村・前田選手の安打で一死一三塁のチャンス。 救援の広田投手から二死後、緒方選手が右翼線へ決勝の適時二塁打。 粘投の紀藤投手の後を小林幹・佐々岡投手が締め、3対2で勝利。 広島は破竹の6連勝。

試合結果

 西山捕手があんなことになってしまった後の試合だけに、 どうなることかと不安に思っていましたが、見事な逆転勝ちを収めました。 スタメンマスクの瀬戸選手はゴロの捕球の後に転倒したり、捕逸をやったり、 ちょっとバタバタした点もありましたが、経験もそれなりに積んでいますし、 ま、大丈夫でしょう。
 相手はヤクルトのエース石井一投手。今年はいまひとつの調子とはいえ、 てこずるのは必至。打線は好調の緒方選手とやや不調の金本選手を入れ替え、 7番には町田選手。ヤクルト戦ということと石井一投手の直球の威力を考えたためか、 2番には昨日活躍した正田選手ではなく笘篠選手。
 打線がつながったのは7回表。 二死無走者から紀藤投手の代打野々垣選手が詰まりながら右前打。 野村選手がしぶとく中前打でつないで一三塁。 ヤクルトへの復讐に燃える(笑)笘篠選手がよく選んで四球。 満塁のチャンスで男・前田の登場。内角直球にやや詰まりながら右前へ同点適時打。 さすがだね〜。お得意の瞬間湯沸かし器攻撃かと思いましたが、 さすが石井一投手。えとちゃんは一邪飛に抑えられて逆転はなりませんでした。
 8回表の両軍ベンチの駆け引きも見応えがありました。 この回から登板の高津投手から緒方選手の二塁打と金本選手の敬遠気味の四球で 無死一二塁。広島ベンチは、打線が8番9番と下がっていくにもかかわらず、 町田選手にバントの指示。 町田選手のバントは高津投手の判断が良ければ三塁で殺されていたかも。 とにかく一死二三塁。ここで広島ベンチは代打浅井。次打者は小林幹投手ということで、 浅井選手は0−2の後、敬遠。一死満塁。広島ベンチは小林幹投手に代打ペレス選手。 これは小林幹投手が登板過多になっていることを考えると正しい選択だったと思います。 ヤクルトベンチは投手を左の加藤投手にスイッチ。広島ベンチは代打の代打に正田選手。 結果は三ゴロ併殺でした。
 5番に入った緒方選手は3本の二塁打をいずれも右方向へ。 8回表の右中間への当たりはまさかフェンス直撃になるとは思いませんでした。 打球に勢いがありますね〜。最終回の二塁打は決勝打となりました。まさに絶好調。
 先発の紀藤投手は6回を9安打されながら2点に抑えました。 大量失点しなかったことが終盤の逆転劇につながりました。 野手陣はそろそろ1勝目をプレゼントしてあげてほしいですね。
 抑えの佐々岡投手は8回裏に一死一二塁のピンチ。 ここは左飛で三塁へタッチアップした土橋選手に助けられました。 5回に飯田選手が左飛で三塁へタッチアップを成功させたので、 きっと調子に乗ったのでしょうね。セーフっぽかったけど(苦笑)。
 接戦を制して6連勝。首位巨人へ0.5ゲーム差の2位。 この時期はあまり順位は関係ないとはいえ、首位になれば気分が良いでしょうね〜。

紀藤、1000投球回達成

この試合先発した紀藤投手は2回に1000投球回を達成した。 プロ野球275人目。初登板は87年5月28日ヤクルト戦。 試合後、ナイン全員が記録達成を祝った。

おめでとうございます。次は1500投球回を目指してください。

西山、長期戦線離脱

西山選手が広島鉄道病院で左手首の手術を受けた。手術は無事成功。 5〜6週間患部を固定した後、リハビリを開始。 本格的なトレーニング開始まで2か月必要で、復帰は早くてオールスター明け。 西山選手はこの日、出場選手登録を抹消された。

お大事に。胴上げには間に合ってください。

小畑・倉、出場選手登録

小畑選手と倉選手が出場選手登録された。

倉選手は初の一軍入り。がんばってください。 小畑選手は瀬戸選手に代打が出た関係で佐々岡投手とバッテリーを組みました。 さすがに捕手2人制は採れないようですね。

福地、出場選手登録抹消

福地選手が出場選手登録を抹消された。

1度も出番がありませんでした。「急がば回れ」で、 一軍でベンチに座っているよりも二軍で試合に出た方がうまくなるかも。

ウエスタン情報

試合結果

やまね〜、しっかりしろ〜。福地選手が2安打2盗塁。


4月16日

好継投!横浜を3タテ

対横浜戦、先発加藤投手は3回表、ローズ選手の中越え適時二塁打で先制を許した。 その裏、横浜先発川村投手を攻め、 一死二塁のチャンスで加藤投手に代打ペレス選手を送る積極策。 これは実らなかったが、続く野村選手が四球を選び二死一二塁のチャンス。 ここで正田選手が右前適時打を放ち同点。前田選手の四球で満塁とし、 江藤選手の遊撃適時内野安打で勝ち越した。 4回裏には緒方選手が左翼席最上段の看板に当る2号ソロで加点。 6回裏にも緒方選手が左中間適時二塁打。 加藤投手の後は横山・東瀬・小林幹・佐々岡投手とつなぎ、 野手の好守備もあって横浜打線を抑えた。4対1で勝利。 横浜を3タテして5連勝。今季初の貯金2。

試合結果

 この試合のポイントは先発の加藤投手をベンチが3回で諦めたことでしょうか。 加藤投手はそれほど調子は悪くなかったようですが、 常にきわどいコースを狙って投げることと、主審と相性が悪かったせいか、 フルカウントになることがしばしば。2回表には二死満塁、 3回表には1点を取られて一死二三塁とピンチの連続で、胃の痛くなるような投球。 3回裏に一死二塁のチャンスで打席が加藤投手に回ってくると、 ベンチは代打ペレス選手を送りました。 阪神戦での紀藤投手の交代といい、ベンチの積極的な采配が目立ちます。 その後の継投もピタリと決まりました。
 今季初勝利の横山投手。3イニングはほぼ完璧に抑えましたが、 4イニング目に打たれました。 元々それほど長いイニングを投げる投手ではありませんから、これは仕方ないでしょう。 直球は常時140キロ台が出ていたようですし、完全復活の日は近いかも。
 東瀬投手は石井琢選手を二ゴロに抑えた後、鈴木尚選手に四球。 結果だけ見れば、打たれなかったので良かったということにしておきましょう。
 小林幹投手は7回表二死満塁の絶体絶命のピンチで、 ローズ選手をフォークで空振り三振。 8回表には2安打されましたが、 7回のピンチを切り抜けただけでも花マルでしょう。
 最後は佐々岡投手。3人でぴしゃりと抑えました。
 打線は7試合連続2ケタ安打はなりませんでした。 しかしながら、天敵川村投手を相手に、数少ないチャンスをモノにしました。 目立ったのは2打点の緒方選手。4回裏には看板直撃の特大弾。 6回裏には貴重な追加点となる左中間適時二塁打。
 これで5連勝。貯金2で2位浮上。 まさか横浜を3タテにできるとは思いませんでした。 逆に3タテされるのではと恐れていたのですが。 この調子を持続してほしいですね。

がび〜ん!西山が左手首を骨折

西山選手は8回表の守備の際、本塁上でのクロスプレーで駒田選手にスパイクされ、 左手首を痛めた。西山選手はすぐに救急車で広島大学付属病院に運ばれ、 第三中指骨・橈(とう)骨遠位端・尺骨の3箇所を骨折していると診断された。 17日に広島鉄道病院で精密検査を受ける。

これは西山選手にとってもチームにとっても痛いですね。 最近は投手陣にも安定感が出てきていて、西山選手の貢献は大きいですから。 医者でないのでよくわかりませんが、 骨折なのでおそらく復帰までには1か月以上はかかるでしょう。 西山選手が不在の間は瀬戸選手にがんばってもらいましょう。

INTERNET HOSPITAL JAPANへのリンク。手首の骨の図があります。

ウエスタン情報

試合結果

ケサダ選手が初アーチ。9回裏に起死回生の同点2ラン。おめでとうございます。