カープ日記


3月15日

高橋建乱調、二軍落ち

対西武オープン戦、先発紀藤投手は初回にマルチネス選手に左前適時打。 3回表には高木大に右中間適時二塁打。広島はその裏、 西山選手の左越え2ランで同点。前田選手が左中間へ2号ソロを放って勝ち越し。 4回裏には内野安打の西山選手が盗塁と悪送球で三塁へ進み、 野村選手の犠飛で1点を追加。 しかし5回表に鈴木選手に左中間適時二塁打されて1点差。 8回表から登板した高橋建投手は自らのミスや連続押し出し四球で一挙5失点。 4対8でオープン戦初黒星。

試合結果

紀藤投手は5回を8安打3失点。いまいちですね。 首脳陣からは「もう1回走りこみから」とか言われて、辛い評価です。
高橋建投手は二軍落ち。開幕一軍の可能性はないそうです。 この試合の投球内容で振るい落とされてしまったわけですね。 まあ、この内容では仕方ないでしょう。 私自身は昨年は2ケタ勝つのではないかと予想するほど 高橋建投手には期待していたのですが、 今年は中継ぎで何とか一軍入りしてくれればいいなというくらいの期待になっています。いい球を持っていると思うんですけどねえ。足踏み状態が続いていますねえ。

「スポーツ元気丸」より

広島テレビ「進め!スポーツ元気丸」より。
カープOBベストナイン三塁手部門。予想通り満票で衣笠祥雄選手。
遠藤投手のインタビュー。 巨人とのオープン戦では1イニング目は腕が横振りになっていたのを 2イニング目から縦振りに修正して良くなったとのこと。 高橋選手との対決での配球は憶えてませんでした(苦笑)。 このインタビューを見て、私は「遠藤くん、まだまだ修行が足りないな」 と思いました(笑)。

3月14日

ミンチー・小林幹・小早川・遠藤、完封リレー

対西武オープン戦、広島は初回、西武先発の寺本投手を攻め、 野村選手の四球と笘篠選手の安打で作った一死一三塁のチャンスで、 金本選手が右前適時打を放ち先制。 オープン戦初登板の先発ミンチー投手は3回を1安打無失点。 2番手小林幹投手は4回表に松井・大友選手の連続安打でピンチを迎えたが、 ここを切り抜け、3回を2安打無失点。 小早川投手に続いて登板した遠藤投手は9回表に同点のピンチを切り抜け、 初セーブ。1対0で勝利。

試合結果

紅白戦で打たれて心配されたミンチー投手ですが、いい投球でした。 球が低目へ制球されていましたね。内野ゴロの山を築いたのがその証拠。 ミンチー投手は「ストライクが取れたし、シンカーもよく落ちた。 内野ゴロを多く打たせたこともよかった」と自己評価。とりあえずひと安心。
小林幹投手は登板直後の初球をいきなり松井選手に強烈な投手返し。 木村選手のカバーがよくて、VTRで見ると一塁はきわどくアウトだったのですが、 松井選手の足が速いという先入観からか一塁の審判はセーフの判定。 打球は小林幹投手の右足に当たったのですが、大したことはありませんでした。 続く大友選手にも初球を左前打されて無死一二塁の大ピンチでしたが、 盗塁失敗に助けられ、後は完璧な投球。特にフォークがよく落ちていました。 小林幹投手は「追い込んでからフォークがいいところに決まった点は良かった。 セットになった時に単調になることがあるので注意していきたい。 0点で抑えたので合格点」。三村監督は「こういう投球をしてくれれば、 先発・中継ぎ・抑え、どこでも使える」と高い評価。
遠藤投手はそれほど調子はよくなかったようですが、2回を2安打無失点。
というわけで、新戦力投手が揃い踏みした試合でした。

江藤が合流

左足首に自打球を当ててチームを離れていた江藤選手がチームに合流した。 「ダッシュなどには不安がある」と言うが、 フリー打撃では場外弾を放つなど元気な姿を見せた。 この日の試合では7回裏に代打で出場。 左中間フェンス直撃の二塁打を放った。

この時期に焦る必要はありません。


3月13日

ウエスタン公式戦の日程です。

3月12日

ペレス、4の4

対巨人オープン戦、先発菊地原投手は2回表に高橋選手に右前適時打され先制を許した。 2回裏、巨人先発河原投手から、安打のペレス選手を一塁に置き、 浅井選手が右越えへ逆転2ラン。しかし4回表、高橋選手のオープン戦初アーチで同点。 6回表には2番手長谷川投手が松井選手に弾丸ライナーで右翼席に運ばれ、 1点を勝ち越された。広島はその裏、笘篠選手の中越え三塁打の後、 途中出場の木村選手が中前へ同点適時打。 7回裏、巨人2番手三沢投手からペレス選手が中前打。ボークと暴投で三塁へ進んだ後、 瀬戸選手が左前へ勝ち越し適時打。 しかし8回表に高橋建投手が二死から広沢選手に逆転2ラン。 粘る広島は9回裏に金石投手から町田選手が左前打で出塁。 ペレス選手のエンドランが左翼線適時二塁打となり同点。 続くサヨナラのチャンスでは1本出ず、5対5で引き分け。

試合結果

前の試合は無安打だったペレス選手が4打数4安打1打点。 実に3度、得点に絡んでいます。 「小ボンズ」と呼ばれた、体の割りに大きなスイングは影を潜め、 コンパクトに振りぬくスイング。球に向かってまっすぐバットが出ている感じです。 オープン戦の成績は当てにならないといいますが、 この調子ならレギュラーはおろか首位打者も....。誉め過ぎですか?(笑) 問題は相手投手が調子を上げてきた時、そして左投手をどう打つかでしょうか。 守備も8回表には高橋選手の強い一塁ゴロをうまくすくいあげるなど、 無難にこなしています。
ペレス選手と一塁レギュラー争いをしている浅井選手も初アーチ。 9回裏には無死走者二塁で意識的な右打ち(結果はボテボテの投ゴロ)で 走者を三塁へ進めました。ああいう打撃は首脳陣にそれなりにアピールすると思います。
先発の菊地原投手は5回を6安打2四球1失点。 体をねじりすぎる昨年までのフォームを今年は修正したそうです。 三村監督は「よく投げている」と一応誉めた上で、 「もう少し制球力が。見ている方を安心させて欲しい」と注文も。 本人は「結果的には2失点でまずまずだったが、内容的にはよくなかった。 ボールが先行した点が」とのこと。制球にまだ不安はありますが、 全体的にはまとまりが出てきた感じ。確実に成長の跡が見えました。
長谷川投手は松井選手に一発を浴びましたが、 しっかり腕が振れていて直球の威力は前回同様充分ありました。 今後もオープン戦で試されていくでしょう。
高橋建投手はちょっともったいなかったですね。 8回表は二死無走者から石井選手の中前打。投手の足元を抜けていったのですが、 それほど強い当たりではなく、タイミング合わなくて取れなかった感じ。 直後に広沢選手の逆転2ラン。
木村選手が2度の盗塁失敗。どうしちゃったのかな?

おまけ:想像してください。弾丸ライナーで右翼席へ飛んでいく長谷川くん。


3月11日

山内、5回を1失点

対巨人オープン戦、広島は初回に巨人先発入来投手を攻め、 前田選手が右翼場外へ先制2ラン。さらに緒方選手が左中間へ3号2ラン。 しかし結局得点は初回に取ったこの4点のみ。 先発山内投手は5回裏に安打と2つのボークの後、仁志選手に中前適時打されたが、 失点はこの1点のみ。6回裏には東瀬投手が渡辺選手に右翼席上段へソロアーチ。 3番手遠藤投手は7回裏には3つの四球を出したが、8回裏は三者連続三振。 最後は玉木重投手が3人でぴしゃり。4対2で勝利。

試合結果

山内投手は5回を5安打1失点とまずまずの出来。球の勢いはありましたし、 フォークに切れがあったと思います。 気になった点は2つあって、まず明らかなボール球が目立ったこと。 つり球ということで意識的にやっていたのならばいいのですが、 ちょっと荒れてたなという感じ。もう1つはボークで、 1つ目のボークはセットポジションで静止しなかったというもの。 2つ目のボークは塁に入っていない野手に投げてしまったもの。 これは山内投手だけの問題というわけではなく、 木村選手とのコンビネーションの問題でしょう。 きっちり修正してもらいたいですね。
東瀬投手は一発は打たれましたが球の切れが感じられました。 昨年の後半並みの活躍は期待できそう。
遠藤投手は7回はかなり危なかったようですが、8回は完璧。 特に高橋選手とのルーキー対決は見応えがありました。 高橋選手の時に最高球速141キロを記録しましたし、気合が入ったようです。
玉木重投手は最高球速140キロ。こちらも順調なようです。
打線はいきなり豪快に4点を取りましたが、尻すぼみ。 1〜2点は追加点を取っておかないとね。
この試合は日本テレビ系での録画中継でしたが、高橋選手中心の編集。 広島の得点が初回だけだったことも手伝って巨人の攻撃ばかり流していましたね。 おかげで広島投手陣をかなりじっくり見ることができました。


3月10日

開幕へ、横山○黒田△高橋英△山崎×

故障のため三軍で調整中の横山・黒田・高橋英・山崎投手。
横山投手のひざの状態は90%まで回復。 連日50球の投げ込みを行っており、「絶好調」と本人。開幕には間に合いそう。 一軍復帰は21日以降か。
黒田・高橋英投手も投球練習を再開。
山崎投手の肘痛は深刻な状態。川端コーチによると「復帰は夏以降になりそう」。

3投手は早い時期に戻ってきてくれそうで良かったです。 山崎投手は残念ですね。
横山投手は下手に基礎体力作りをやろうとしない方がよいのかな(笑)。 練習で壊れてしまう典型的な選手かも。

野々垣も順調に回復

左太もも裏肉離れの野々垣選手が9日の練習に参加。 別メニューで軽めの練習だったが、 「8割程度の力で走れるようになりました。 あと1〜2週間でファームの試合で出られそうです」と明るい表情。

こちらも早い時期に戻ってきてくれそうですね。

始球式参加者募集

広島球団は 7月8月に広島市民球場で開催される試合の前に行われる始球式への参加者を 募集している。
資格
中学3年生までの男女
プレゼント
カープ帽子、ユニフォーム、グラブ、始球式の写真パネルなど
申込み方法
往復はがきに、参加希望日、氏名、年齢、学校名、学年、身長、体重、利き腕、 帽子のサイズ、好きなカープ選手の名前、保護者の住所、氏名、電話番号を記入。
申込み先
〒738-8508広島市中区基町5−25  広島東洋カープ「’98メモリアル始球式参加者大募集」係
締切
6月1日までに必着
問い合わせ先電話番号
(082)221−2040

きっと参加者には一生忘れられない思い出になるでしょう。


3月9日

ペレス一塁手、実戦初登場

対ヤクルト練習試合、広島は3対10で敗戦。
ペレス選手は一塁手として先発出場。先頭真中選手の一ゴロを無難にさばいた。 伊藤智投手から二塁内野安打、渡辺投手から左前打を放ち、 4打数2安打1四球と好調を維持。
中堅ケサダ選手はムートン選手の大飛球をフェンス際でジャンピングキャッチ。 さらに小早川選手が紀藤投手から打った中前へのライナーをダイビングキャッチ。 打撃でも渡辺投手のカーブを左越えへ本塁打。
浅井選手は渡辺投手から右翼席前列へ本塁打。
先発澤崎投手は5回を4安打4失点。 3回表は二死を取りながら四球をきっかけに満塁とされ、 小早川選手に中前へ2点適時打されるなど、一気に4失点。 ストライクとボールがはっきりとするなど、結果も内容もまだまだ。 4回5回を3人ずつで片付けたのが救い。 澤崎投手は「体の開きが早く、球の切れも制球も悪かった。 50点にも到達しない内容」。
紀藤投手はケサダ選手の好守に助けられ、1回を無安打無失点。
加藤投手は今ひとつの内容。真中選手に左前適時打を浴び、1回を3安打1失点。
嶋投手は乱調。試合を壊してしまった。

試合結果

ペレス選手がついに一塁の守備につきました。 練習を始めてまだ間もないわけですが、無難にこなしたようです。 背の低い選手が一塁手だと、他の内野手が送球しにくそうな気がします。 他の内野手の感想を聞きたいところですね。 打撃の方は相変らず好調。
ケサダ選手は守備でいいところを見せました。 打撃の方はまだ出会い頭っぽい感じはしますけど。 ずっと一軍帯同ですし、開幕一軍入りなんてことがあるのかも。
澤崎投手はあまり良くなかったようですね。 ま、徐々に調子を上げていってくれると信じてます。 3月の終わり頃にどのくらいの投球をしてくれるかでしょう。

江藤、巨人戦不参加

江藤選手が11日12日の巨人戦への参加を取りやめた。 8日のヤクルト戦の1回裏の打席で左くるぶしに自打球を当てており、 大事をとるため。

あの試合は2打席目に立った後に交代していましたので、 それほどひどい状態ではないと思います。

98カープホームランガール決定

「98カープホームランガール」が決定した。 広島市に住む朝倉めぐみさん(22歳)、小山由美さん(21歳)、 山根真代さん(18歳)。

1年間がんばってください。


3月8日

長谷川、快投!

対ヤクルトオープン戦、広島は2回裏にヤクルト先発田畑投手を攻め、 二死満塁から野村選手が走者一掃の左中間適時三塁打を放ち、3点を先制した。 6回裏には高山・緒方選手の短長打で二三塁とし、ペレス選手の中前適時打で1点追加。 さらに町田選手の中前適時打で1点。笘篠選手の死球で満塁とし、 木村選手が中前へ2点適時打。この回一気に4点を奪い、試合を決めた。 投げては先発長谷川投手が6回を2安打3四球6三振無失点と好投。 7対0で勝利し、3連勝。

試合結果

長谷川投手の好投が大きな収穫となった試合でした。 立上がりは2つの四球を出しましたが、ここを抑えると4回まで無安打投球。 途中からは大きなカーブでもストライクが取れるようになりましたし、 外角への直球は威力充分でした。 本人は「キャンプでやってきたことが結果として出たので満足。 3回以降、変化球でストライクが取れるようになったので楽になった」とコメント。 今年は去年以上に期待できそうですね。
打線。2回は二死無走者からペレス選手が安打。 この後の町田・西山選手がきわどい球をよく選び、 四球で出塁したのが大きかったですね。 そして野村選手が勝負強さを発揮しました。 6回は球威のない伊東投手をつるべ打ちに。
これで3連勝。 ジンクスがあるのでオープン戦の勝ち過ぎは少し心配ですが、 昨日は若林投手、今日は長谷川投手と、単に勝っているのではなく、 収穫があっての勝利ですので、素直に喜んで良いのではないでしょうか。

山本コーチが復帰

「扁桃周囲のうよう」で現場を離れていた山本コーチが、 広島市民球場で行なわれた練習に参加。 9日のヤクルトとの練習試合からベンチ入りする。

復帰、おめでとうございます。

ペレス、ファーストミットをゲット

ペレス選手に、注文していたファーストミットが届いた。 ペレス選手は午前中に広島市民球場で行われた練習でさっそく使用。

指のサイズとかを計った特注の物なのでしょうか?

CARP・HOMEレディースナイター招待

招待日  対戦相手 締切日
4/21 巨人   4/7
5/28 横浜   5/14
6/10 中日   5/27

3月7日

ペレス、逆転の一撃

対ヤクルトオープン戦、初回、先発嶋投手は初球を先頭飯田選手の頭部に死球。 1球投げたのみで危険球が宣言され退場処分。 急遽登板した若林投手は、 2回表一死からムートン選手に左中間へソロアーチを打たれて先制を許した。 3回表一死三塁から真中選手に中前適時打。 ヤクルト先発宮出投手に5回まで3安打と抑えられていた広島打線は、 6回裏に2番手エーカー投手を攻略。一死後、 笘篠選手の二塁打と2つの四球で満塁。金本選手が押し出し四球を選び1点差。 二死後、ペレス選手が走者一掃の3点適時二塁打を放ち逆転。 広島は若林投手の後を菊地原・玉木重投手とつないでヤクルトの反撃を断ち、 4対2で勝利。

試合結果

びっくりしましたよ。1球投げただけで嶋投手が退場。 どんな投球をしてくれるか楽しみにしていたんですけどね。 本人が一番残念でしょう。三村監督は「もう一度チャンスを与えたい」とのこと。
若林投手はもちろん全然準備していなかったはず。 ムートン選手の一発は真ん中高めに甘いスライダーが入ってしまいました。 若林投手はこの一発を反省点として挙げていました。 結局、5回を5安打5三振無四球2失点。まずまずの投球だったと思います。 三村監督は「どこかで先発させたいと思っていた。 力もそうだが運もついてきた(嶋投手の代わりの実質先発ということで)。 よく放ってくれている」と高い評価でした。
逆転打のペレス選手。絶好調です。 キャンプの序盤から一塁の守備練習をしていなかったのが悔やまれますね。 今からでも何とかなるかもしれませんが。 攻撃面では浅井・町田選手よりも上のように思えます。
攻撃でちょっと拙いと思ったのは5回表の攻撃。 先頭の緒方選手が中前打で出塁。ペレス・浅井選手と左打者が2人続くのに、 2人とも初球を打って内野フライ。 緒方選手の盗塁もなければ、右方向へのつなぎの打撃もなし。 キャンプの成果を見せてもらいたい場面でした。

新人戦、小林幹が2回を完璧

福岡ドームでセ・パ対抗新人戦が行われ、3対3で引き分けた。 小林幹投手は2回を完璧。3連続を含む4奪三振。 ホープ賞を受け、賞金50万円を獲得した。 小林幹投手は「相手は高校生ばかりですから」と謙遜し、 「打ち取る球はまだまだ」と反省点も。

これぐらいの投球はできて当たり前なのかも知れませんが、 やはり好投してくれると嬉しいです。

CARP・RCCレディースナイター招待

招待日  対戦相手 締切日
4/22 巨人   4/8
5/6  ヤクルト 4/22
6/10 中日   5/27

CARP・TSSレディースナイター招待

招待日  対戦相手 締切日
4/16 横浜   4/2
6/25 巨人   6/11
7/14 中日   6/30

今年のレディースナイターはテレビ局とタイアップしています。


3月6日

オープン戦情報

7日のヤクルト戦の先発は嶋投手。8日は長谷川投手。
9日13時から広島市民球場でヤクルトとの練習試合が急遽組まれ、先発は澤崎投手。 紀藤・加藤投手も投げる。
小林幹・遠藤投手は7日は福岡ドームでの新人戦、 8日9日はベンチで見学するが、同一リーグ相手のため登板はなし。

急遽練習試合が組まれましたが、ふるいにかけなければならない投手が多く、 1試合でも多く試合をやりたいということでしょう。 小林幹・遠藤投手を隠すのは、 同一リーグだからというよりもヤクルトだからという気がします。

新人研修開かれる

福岡に今年入団の全新人選手が集まり、研修会が開かれた。 税金問題の講習等が行われた。

社会人としての自覚を促す場であってほしいと思います。

三村監督が確定申告

三村監督が広島東税務署で所得税の確定申告を行なった。 プロ野球選手の脱税事件があったため、今年は全てを他人任せにするのではなく、 自らも目を通し申告書を作ったという。

自分でやるよりも税理士に任せてしまった方が安心なような気がしますけどね。


3月5日

春季キャンプ打ち上げ

日南は雨。練習は中止となった。キャンプ最終日に練習がなかったのは球団史上初。 三村監督が選ぶキャンプ大賞は笘篠選手と玉木重投手。 ホテルでのミーティングでキャンプを打ち上げた後、 ナインは昼過ぎに広島への帰途についた。 6日にはオープン戦のため福山に移動する。
キャンプ終了にあたって三村監督の記者会見がホテルで行われた。以下、その内容:
「最後も雨で、しかし、やりたいこと考えていたことは8割方やれました。 残りはオープン戦を通してやっていけばよいと思っています」。
投手陣について「今年はある程度量的には揃ってきたと思うんですよね。 今年の場合は、現在でも17〜8人まだ残っていますので、 実戦を通じて絞りこんでいく。 そういったところが例年のオープン戦とは少し変ってきたなと思っています」。
遠藤投手について「ドラフト1位の遠藤君、 彼の場合は3〜4年先という感じで見ていましたが、 ゲームで投げさせてみるとなかなか実戦的というか、 意外と早く使えるんじゃないかなという感触を得ています」。
オープン戦について「当然内容(が大事)ですよね。 昨年もどうもオープン戦で勝ち過ぎた。野球界では変なジンクスがあって、 オープン戦であんまり成績が良いとシーズンでは良くないと。 あまりこだわってもいけないんですけど、今年のオープン戦はやりたい野球というか、 選手に意識してもらうためのオープン戦にしたいと思っています」。
目指すは優勝ということで「やるからには毎年意識してやってますけど、 今年は特に意識が強いというか、もうやらなきゃいけないと私自身思っていますし、 選手たちも充分その気持ちでいますし、今年は楽しみなシーズンになると思います」。

今年のオープン戦は「走る意識の徹底」ということで、 まずは「暴走野球」を見ることができそうな感じですね。 そのうちに質の高い走塁になってくれると良いと思います。
投手陣は、横山・黒田投手らが抜けても17〜8人残っているということですから、 量的には揃ってきているなあという感じ。 それはそれでいいことなのですが、 飛び抜けてすごい投手もそろそろ出てきてほしいです。

近大・二岡を1位指名へ

広島はスカウト会議を開き、 近畿大学の二岡智宏内野手を今秋のドラフト会議で1位指名する方針を決めた。 二岡選手は広島の広陵高校出身。180センチ78キロ右投右打の遊撃手。 関西学生リーグ6季で5度のベストナイン。2年秋に首位打者。 日本代表入りも果たしている。
スカウト会議では「アマ球界ナンバーワン野手」という評価がされ、 松田オーナー代行は「地元出身であり、 21世紀のチーム作りに絶対欠かせない人材であると判断した。 逆指名してもらうため全力を尽くしたい」と述べた。 今後は近大を宮本スカウト、実家を佐伯スカウト、 さらに備前チーフスカウトと、異例の3人体制で逆指名獲得を目指す。
二岡選手は「光栄です。今はシーズンのことで頭がいっぱい。 進路は大学での全日程が終了してから考えたい」。

以前から噂になっていましたが、やはりなというところ。 こんな早い時期から正式に指名選手の名前が出るのは山内投手以来ですね。 名前を出して「あなただけよ」と誠意を見せ、 逆指名獲得競争を有利に運ぼうということでしょう。 獲得できればポスト野村は彼で決まりということになりそう。 プロでも通用することがわかれば、 野村選手がここ数年のうちに二塁へコンバートされることも ありうるのではないでしょうか。 スカウトの人たちに頑張ってもらって、何とか入団させてもらいたいものです。

田中・ペルドモ・富岡が二軍落ち

田中・ペルドモ・富岡投手のとりあえずの二軍落ちが決まった。

この3投手はウエスタンの教育リーグで投げるのでしょう。 そこで結果を残せば、まだまだ開幕一軍入りの可能性はあると見ます。 特に田中投手は今年ローテ入りが期待されていただけに、 何とか一軍に上がってきてほしいです。

ヤクルト戦の先発は嶋・長谷川投手

7日と8日のヤクルトとのオープン戦の先発は嶋・長谷川投手。

以前の情報では7日に嶋投手が投げるということでした。 どっちがどっちの試合で投げるか、情報がいまひとつ不確かな状態です。

ミンチーの家族が来日

ミンチー投手の夫人・グレッチェンさん、長男・ジェシー君、 長女・ローレンちゃんが来日した。ミンチー投手は関西空港で3人をお出迎え。 その後、広島入りした。

家族の人たちが日本の生活に慣れることができるかどうかも、 外国人選手の活躍に影響しますよね。広島の街を気に入ってくれるといいな。


3月4日

キャンプ情報:主力投手揃い踏み

日南キャンプ最後の紅白戦。

試合結果

紀藤投手は2回に高めスライダーを緒方選手に左中間へ本塁打された。 しかし前田・江藤選手を中飛に抑えるなど、2回を投げて2安打1失点。 三村監督は「前田・江藤を詰まらせて打ち取ったことは評価できる」。
加藤投手は野村選手のバットを折って二ゴロに抑えるなど、 2回を2安打無失点。
山内投手は緒方選手を一飛に抑えるなど、2回を2安打1四球無失点。 「コントロールはバラバラだったけど指のかかりがよかった。 紅白戦である程度の投球ができたので、このキャンプはいいキャンプでした」。
澤崎投手は高選手にいきなり右前打されたが、 笘篠選手を二ゴロに抑えるなど、2回を1安打無失点。
ミンチー投手は金本選手に右前打、田村選手に左前打されたが、2回を2安打無失点。 三村監督は「どうしても力が入るようだ。 ブルペンほどシンカーが落ちてないからね」。 ミンチー投手は5日に来日する家族を関西空港で迎えるため、 一足先にキャンプを終了した。
結局、得点は緒方選手のソロアーチだけ。 川端コーチはホクホク顔で「よかった。今日はよかった。 本当よかった。この何年間で1番いいんじゃない、紅白戦。 今年は期待できるでしょう、充分、充分」。 三村監督も「初めて、いい紅白戦ができたのでは」。 以上、紅白戦情報。
ペレス選手は他の選手からアンダーシャツの下にボールをたくさん詰め込まれていた。 この日も一塁守備練習。

さすが主力投手たちですね。逆に言えば、 今まで投げていた若い投手たちはまだまだだということなのでしょう。

広島市民球場公式戦入場券発売

広島市民球場で行なわれるセ・リーグ公式戦の全試合の入場券が発売された。 市民球場三塁側窓口では約200人が行列を作ったため、 発売開始時間を早めて9時45分に発売した。 早くも巨人戦で売り切れる試合も出た。 今季から前売券を購入の際にマークシートを導入した。

早くも売り切れた試合?ダフ屋のせいぢゃないかなあ? 売れ残りがあれば、開幕戦には行こうかな。


3月3日

ウエスタン春季教育リーグ日程です。

キャンプ情報

春季キャンプ最終クール開始。
三村監督が佐々岡投手の姿をテレビ局のビデオカメラで撮影。
佐々岡投手がシート打撃に初登板し、約40球。 マスター中のシュート系の落ちる球を試投。この球について佐々岡投手は 「いい感じ。今からが問題ですけど。まあまあ使えるんじゃないかな。 変なボールですけどね」。 三村監督はこの球を「ササニシキ」と命名し、 「投球の幅が広がる。ニュー佐々岡が見られるのでは」。
大野投手が200球の投げ込み。 「ここまでの過程は順調に出来てきたんじゃないかなと思うし、 本当は仕上げの段階になっちゃうと、 3月広島に帰ってからだと思うんですけど、 これまた、そっからもう1歩2歩というのがどういう形で作れるか感じられるかね、 そこだけですね」。
町田選手はペレス選手のサングラスを外したり、じゃれていた。
午前中の守備練習でペレス選手が一塁守備に入った。 ファーストミットを持っておらず、外野手用のグラブを使った。
嶋投手がシート打撃に登板。 まずは昨年までの腕を下げる自分流の投げ方で散々な内容に。 次に今キャンプで取り組んだ投げ方で6人を完全に抑え、 「進歩が見えてきたよ」と三村監督を喜ばせた。 7日のヤクルト戦に先発する予定。
山内投手は「肘は大丈夫。球の切れが今ひとつ」という状態。
遠藤投手が「遠藤ボール」の握りを披露。 縫い目にそって人差し指をかけて投げるスライダー。 川端コーチは遠藤投手について「僕らが評価していたよりかなり上なんでね。 使えます、充分」。

ペレス選手は一塁に挑戦するということで、 町田選手にいじめられているのかと思いました(笑)。

ソリアーノの年俸調停申請受理へ

セ・リーグ川島会長はソリアーノ選手の年俸調停の申請を受理することを明らかにした。 セ・リーグから広島球団に事実関係の調査依頼が出されていたが、 この日、高橋球団常務が川島会長に文書を提出した。

この問題は本当はお金の問題ではないと思うのですがねえ。

ウエスタン全日程発表

ウエスタンリーグの全日程が発表された。開幕は4月1日で、 中日対広島(阿久比)、オリックス対阪神(神戸第二)、ダイエー対近鉄(雁の巣)。 広島市民球場でも12試合が予定されている。

ウエスタンの日程のページはそのうち作る予定です。

コミッショナーに川島氏、セ会長に高原氏

プロ野球実行委員会が開かれ、次期コミッショナーに川島広守氏が選ばれた。 その後開かれたセ・リーグ理事会で次期セ・リーグ会長に高原須美子氏が選ばれた。

川島氏は交流試合の問題で早くもセとパの板挟みになりそうな感じですねえ。


3月2日

キャンプ情報

練習は休み。

中国新聞でも「一塁ペレス急浮上」と伝えられています。 ペレス選手は今まで一塁守備練習は全然やっていません。 あと1か月で何とかなるのでしょうか? モノにならないとしても浅井・町田選手への刺激になるとは思いますけど。

カープV預金、取扱い開始

広島総合銀行 が「カープV預金」の取扱いを始めた。 優勝すると金利を0.3%プラス、2位で0.2%プラス、3位で0.1%プラス。 また10万円1口で 広島市民球場で行われる公式戦の内野指定席(ブルーシート)が当る抽選権が付く。 55試合で1試合ごとにペア50組に当る。

これだとBクラスに沈んでも預金するメリットがありますねえ(苦笑)。


3月1日

遠藤、1回無失点デビュー

対近鉄オープン戦、広島は初回、近鉄先発入来投手を攻め、野村選手を二塁に置いて、 江藤選手が中前へポトリと落ちる適時打で先制。 4回には一塁線二塁打の前田選手を二塁に置いて、 金本選手が左前適時打。広島先発田中投手は4回を投げ、2安打5四球無失点。 4回表は一死満塁のピンチだったが、 的山選手の右飛で本塁へ突入した三塁走者を前田選手が好返球で刺した。 しかし5回に救援した富岡投手が四球で走者を許した後、 クラーク選手に右翼線へ2点適時二塁打され同点。 6回表に遠藤投手が初登板。1安打1四球でピンチを作ったが、2奪三振で無失点。 試合は2対2で引き分け。

試合結果

遠藤投手は1回を1安打1四球1暴投2三振無失点。最高球速は145キロ。 遠藤投手は「今日はいい感じでした。緊張はするかと思ったけどしませんでした」。 三村監督は「実戦向きの投手。次を見てみたくなるね」。
田中・富岡・遠藤・高橋建・長谷川投手が計11四球。 川端コーチは「ここまで経験を積んできていてこれでは。駄目と書いておいて」。

遠藤投手、まずは無難なデビューでした。 今後が楽しみですね。次は長いイニングを投げるところを見てみたいです。

前田が「元気丸」に生出演

前田選手が広島テレビ「進め!スポーツ元気丸」に生出演。
守備については、この日の試合で逆風で失速する飛球が来て難しかったこと。 バックホームはしやすい。クッションボールがやっかい。
周りからは走れるようになったと言われているが、自分では物足りない。 怪我をしたくないので6〜7分の力で走っている。まだ恐い。 実戦の中で知らず知らずのうちに全力で走れるようになれば。
気分転換にはホテルの「テトリス」をやっている。

山本浩二さんの「いい顔してる」の言葉に「親に感謝してます」とボケをかますなど、 明るい表情でした。