カープ日記
2月15日
江藤がミンチーから3ラン
沖縄キャンプ。初の紅白戦が行なわれた。
注目のミンチー投手が実戦で初登板。
初回、正田選手への四球と前田選手の右前打の後、江藤選手に左中間へ3ラン。
2回を2安打1四球3失点。最高球速141キロ。
浅井選手が小早川投手から3ラン。
試合結果
江藤選手が一発を放ったことは嬉しいのですが、
打たれたのは期待のミンチー投手。紅白戦は複雑な心境で見ることになります。
ミンチー投手の印象ですが、正田選手にこそストレートの四球を出しましたが、
四球連発で自滅するタイプではないように感じました。
直球にそれほど威力があるようには思えなかったので、
変化球と制球次第でしょう。直球ももう少したつと威力が増すのかもしれませんが。
白軍先発の山崎投手はコーナーに球が決まっていました。
中堅を守っていたケサダ選手が福地選手の中前に落ちようかという当たりを
ダイビングキャッチしました。ファイト溢れるプレーでしたが、
捕球の際に左手首をちょっと捻ったような感じでした。大丈夫だったのかな。
キャンプ情報:沖縄キャンプ打ち上げ
紅白戦が終了した14時半過ぎ、
マウンドへ野村選手会長が立ち、ダイヤモンドに選手とスタッフが輪を作った。
野村選手の音頭で1本締めを行ない、沖縄キャンプを打ち上げた。
その後、正田・野村・西山・江藤・前田・緒方選手が居残り特打。
一部スポーツ紙で遠藤投手の二軍落ちが伝えられたが、
川端コーチはこれを否定。
紀藤・加藤投手がシート打撃に初登板した。
三村監督が沖縄キャンプを総括し、目立った選手として、
江藤・紀藤・加藤・若林・玉木重選手の名前を挙げた。
新戦力ではミンチー・倉・笘篠選手に手応えを感じている様子。
誤算は澤崎・横山・黒田投手らの調整遅れ。
沖縄キャンプが終了。順調な野手陣に比べ、
投手陣の何人かが体に問題を抱えているらしいのが気がかり。
野村選手によると、
投手陣のトレーニングメニューは野手陣のそれよりも相当ハードであるとのこと。
前田選手へのインタビュー
広島テレビ「中継!カープ沖縄キャンプ」から前田選手のインタビュー。
場所は沖縄市野球場。
登場人物は前田選手(前)、山本浩二氏(山)、小林聖始氏(小)、田坂るりアナ(田)。
田:「ここまでのキャンプはどうですか?」
前:「怪我をしないようにきたんで。日南で寒くなりますからね。
寒さとの戦いです」
山:「守備位置が変ったのな。ライトのライン際にいったらファールになるわけ。
追わなくていい。右中間はセンターに任せる。
これほど楽なものはないと言いよったやないか」
前:「(笑)それは浩二さんが言ったんです。浩二さんがセンターからレフトになった時
「ああ、楽だったよ」と言ったのは浩二さんです。楽じゃないですよ、ほんとに」
山:「バッティングに集中できるじゃないか。で、バッティングは?」
前:「二の次です、そういうことは。ハハハハハ。もうまだまだですね」
山:「まだ納得いかんところはあるだろうけど。けど、
特打なんか見てても(良さそうじゃないか)」
前:「(浩二さんは)「良くない」って言ったじゃないですか」
山:「良くないよ。良くないけどおまえのレベルの中で良くない」
小:「秋季キャンプでのランニングは足の不安を取り除く自信になったのでは?」
前:「いや〜。秋と春、違いますから。春になってある程度激しい中でやってますから、
そうしたらやっぱり自分のイメージとは程遠かったですね」
田:「(今季の目標を)山本浩二さんへお約束をしていただきたいのですが」
前:「約束したことないですもん、だって(笑)」
山:「タイトルだったかいの、去年(の約束は)」
前:「もう、かんべんしてくださいよ〜、もう」
山:「三冠王にしようか」
前:「何にしますか。5月まで怪我しないことにしますか」
山:「なにそれ」
前:「だって、一昨年が4月の、開幕して10試合ぐらいでしょ(怪我をしたのが)。
去年が4月の27日でしょ。今年は5月の3日ぐらいまで。
ゴールデンウイークはやっぱり乗り切りたいですから。
ゴールデンウイークを大野(練習場)で過ごすのはイヤですからね、僕は」
山:「よし、じゃ135試合(出場)がんばれよ」
前:「登録でしょ」
前田選手の頭を小突く山本氏。
前:「(笑)もう。かんべんしてくださいよ〜」
山:「そういうつもりで出にゃ当然だめよ。そういうつもりだろうけどな。
言葉とだいぶ違いますからね、こいつの言い方は
(考えていることと言うことが違うという意味か?)。
まあ明るい表情をしてるから。いっつも暗い表情しとったけど」
前:「いや〜、明るい表情で(テレビに)出ろって言われたんですよ(笑)」
田:「怪我のないように祈っています」
前:「怪我だけです。他は何もありませんので。失礼します」
と挨拶して去っていく前田選手。
その他、江藤・野村・緒方選手のインタビューもあったのですが、
前田選手のインタビューが一番面白かったです。
浩二さんとのトークは掛け合い漫才に近いものがありました。
2月14日
キャンプ情報:紅白戦雨天中止
沖縄は雨。アップはレクレーションドームで。
紅白戦は中止。先発予定だったミンチー投手は現在85%の仕上がりだという。
15日にスライド登板する。
もうひとりの先発予定山崎投手はブルペンで投球練習。
本人曰く「状態はあまりよくない」。
風邪でダウンしていた金本選手が練習に復帰。
体重は4キロ減。
山内投手が投球練習を再開。中腰の捕手を相手に43球。
ノースローだったことについて「大事をとっただけ」。
江藤・澤崎・ペレス・紀藤選手ら9選手が少年野球教室で指導。
野村選手は目立たず黙々と練習をこなしている。
「自分をしっかりさせることがチームを引っ張る最初の仕事だから」。
高橋英・黒田投手が日南キャンプでは二軍行きとなることが決定した模様。
高橋英投手は右わき下の違和感、黒田投手は右肘痛のため。
ミンチー投手が実戦でどんな投球を見せてくれるか楽しみにしていたんですけど。
金本選手は体重が4キロ減ったそうですが、
食事をちゃんととることができれば、スポンジが水を吸うように、
2キロぐらいはすぐに戻るでしょう。
山内投手についてはひと安心というところでしょうか。
右ひざ違和感の横山投手については、
テレビ新広島では「ランニング中に故障」と説明していました。
日南キャンプ情報
RCCテレビ「ひろしまスポーツ天国」から最近の日南キャンプでの出来事。
大野投手はブルペンに入って投球練習を開始している。
佐々岡投手は少なくとも走塁練習・ノック・キャッチボールはやっている。
大野・清川・佐々岡投手のベテラン3人は若手投手の見本となっている。
大野投手が牽制時の体の回転のさせ方について林投手を指導。
林投手は大野投手の指導を受けて「嬉しかったです」。
その林投手について達川監督は「体にばねがある。体ができれば面白い」。
林投手は「達川監督に「今世紀最後の20勝投手になれるかもしれないから、
もっと体力をつけて頑張れ」と言われた」とにこにこしながら話した。
兵動選手について達川監督は「形はできている。
体ができれば早い時期に一軍の試合で出られるのでは」。
青木選手は外野フェンスの近くにたったひとり立ち、大声で自己紹介をしていた。
大野さんは順調に調整が進んでいるようです。
尻にオデキの佐々岡投手は走れない状態からは脱しているようです。
そんなに心配する必要もないかなという気がしてきました。
2月13日
キャンプ情報:若林が金髪に
沖縄。
若林投手が金髪に。これまでは茶髪だったが、
三村監督が「中途半端はするな。やるなら思い切ってやれ」ということで。
江藤選手は若林投手の帽子を脱がせて金髪に見入っていた。
若林投手は「これだけ目立てば、練習では手を抜けない。夜遊びだってできない」
とその効果を説明。二軍へ落ちた時は黒髪に戻すと三村監督と約束した。
練習は正午過ぎに終わり。午前中に実戦的守備練習やカットプレーなど。
投手陣はノースローデー。
高橋英投手のノースローの理由は右肩の張り。
スローイングの良さが目立つ倉選手。
「見てもらいたいのは肩。ヤクルトの飯田選手を刺したい」。
野村選手は現在の仕上がり具合について「K点まで行ってない。
テレマークも入っていない」と冗談っぽく答えていた。
金本選手は練習を休み、病院へ。山本コーチは熱は下がってきたが、喉のはれがあり、
琉球大学付属病院に転院。16日に広島へ戻り、広島市民病院に入院する予定。
代役に長内コーチの名前が上がっている。
午後、三村監督はびんがた工房「典雅」へ行き、タペストリーに色付け。
「キャンプ中しんどい時に精神的に集中するとリラックスできるような気がする。
今度また機会があったらやってみたいね」。
14日と15日は紅白戦。14日の先発予定はミンチー投手と山崎投手。
両日とも若林投手が連投する予定。
若林投手、やってくれました。目立つ目立つ。
三村監督。職人の血が騒ぐのでしょうか。また趣味を増やすつもりなのかな。
半ドンでしたが、第3クールは5日間ありますからね。予定通りなのでしょう。
2月12日
キャンプ情報:初シート打撃
沖縄。
金本選手が風邪で発熱。練習を休んだ。
紀藤投手は風邪対策について「早寝早起き。うがい。三食必ずとる」。
また、山本コーチの手術は病院の都合で延期。
午後、初めてのシート打撃:
- 江藤選手は富岡投手から左前打。木村選手の痛烈な三遊間のゴロを好捕。
- 緒方選手は2安打。
- 前田選手は富岡投手から右前打。
- 町田選手は中前打。
- 倉捕手は右前打。守備でもマスクをかぶり、
2回を1安打無失点。明るい表情を見せた。
- 富岡投手は単調な投球で2回を6安打5失点とメッタ打ち。
自慢の速球も139キロしか出ず、
ブルペンでの力を出すことができなかった。「次は力まずに投げるだけです」。
- 笘篠選手は守備ではバックハンドトスで併殺を2つ完成。
打撃では嶋投手の内角低目直球をうまく中前へ。三村監督は
「体勢を崩してもバットの芯で正確にとらえ、走者を進めることのできる打撃」と絶賛。
町田選手は名前を変えた理由を「精神的なきっかけが欲しかった」。
右打ちの練習にも積極的に取り組んでいる。
山内・黒田投手が右肘に、横山投手が右膝に違和感。
この3人に加え、高橋英投手もノースロー調整。
風邪が流行っていますね。長引かなければいいですけど。
シート打撃では富岡投手と笘篠選手の移籍組が悪い方と良い方に目立ったようです。
笘篠選手に対する三村監督の言葉ですが、誉め過ぎじゃないかなあ。
たまたまだったかもしれないし。
フリー打撃の時に3つのケージがあって、
右端(一塁側)はライト打ち練習専用だそうです。
山内・黒田・横山投手。どの程度の違和感なのかはわかりませんが、
調整ペースは落ちてしまいそうな感じです。
澤崎投手もスローペースのようですし、去年の疲れなのでしょうかねえ。
2月11日
キャンプ情報:山本コーチ入院
沖縄。第3クール開始。
倉選手が盗塁練習の捕手役で鋭いスローイング。
玉木重投手がメイングラウンドのマウンドでの投球練習でキレの良い球を。
三村監督は「一皮むけ、成長の跡が見える」。
ミンチー投手の隣で小早川投手が投球練習(それだけ〜(^^))。
小林幹投手が遠藤投手を紹介。「昼間練習している時はすごい真面目ですけど、
夜の方は保証できません」。逆に遠藤投手が小林幹投手を紹介。
「すごい真面目で、一緒に頑張っていこうって言ってるんで」。
小林幹投手は疲れがたまって球の走りが今ひとつ。
澤崎投手はこの日ブルペンに入らなかった。
体に張りがあるということで首脳陣の指示。
川端コーチは「本当に昨年の疲れがとれたかというとそうではないから、
こっちから(ペースを)落とすように言いました」。
投内連係の練習や走塁練習を行っていた。12日にはブルペンに入る予定。
風邪でダウンしていた田中投手が練習に復帰。
川端コーチは投手陣について「チーム防御率を3点台に戻すのが数字的な目標。
若い投手が揃っているので、気持ちで負けない軍団を作っていこうかなと」。
北別府臨時コーチの教え。「内角を使え」。「実戦を想定した投球練習を」。
審判技術向上のためセ審判員4人が合流。
ミンチー投手のセットポジションをチェックした結果、
二段モーションでボークの判定。
少年野球チーム数チームが見学に訪れた。三村監督がサインをしていた。
山本コーチが扁桃腺を腫らし、40度の熱を出して入院した。
「扁桃周囲のうよう」で12日に手術する予定。
澤崎投手は12日から投球練習を再開するということなので
あまり心配はないようなのですが、川端コーチのコメントを聞くとちょっとだけ心配。
巨人の長嶋監督が風邪で早退という話がありましたが、
カープでは山本コーチがダウン。
歳が歳だけに40度の熱はきついでしょう。お大事に。
2月10日
キャンプ情報:瀬戸・福地が休日練習
沖縄は雨。練習はお休み。
屋内練習場で瀬戸・福地選手が打撃練習。午前10時からマシン相手に約40分間。
瀬戸選手は「自信を持って挑めるように、試合にしても打撃にしても。
こっち(沖縄)残り5日で、自信を持って宮崎に行けるように」。
福地選手は「こういうことは当たり前なんで、僕の立場としては。
居残れるかどうかですから。練習して頑張るしかないです」。
北別府臨時コーチが見た新戦力。ミンチー投手について
「直球を握りを変えて投げているのでいろんな変化をする。
スリークォーターでも角度がある。低目にきているので打者は打ちにくいのではないか」。
遠藤投手について「キレがいい。投球の幅を広げるために球種を増やした方がいい」。
小林幹投手について「フォークもスライダーもある。球も重そうな感じ。
戦力になると思う」。
西山選手へのインタビュー。12球団最低の防御率について
「防御率うんぬんというよりも勝ちゃあいいんですから。
ここぞというところで点をやらんようにしたい」。
目標は「チームの優勝」。
黒田投手は親知らずの治療で歯医者へ。抜歯の必要はなかった。
三村監督はゴルフ。
日南から昇格の福地選手はさっそく休日練習。
「休むのも練習のうち」と言える立場ではないという自覚があるようです。
張り切り過ぎて故障しないでね。
3月4日公式戦入場券発売
広島市民球場で行われる98年度公式戦全ての入場券が
3月4日(水)10時から発売される。
詳しくはこちら。
7月8月の土曜日の巨人戦は早めに売り切れる可能性があります。
2月9日
キャンプ情報:ミンチー紅白戦登板志願
沖縄。晴れ。
ミンチー投手はキャンプ中最多の95球を投げ込んだ。
直球も1球1球、球の縫い目への指のかけ方を変えて投げた。
ミンチー投手は「1番仲がよいのは江藤サン」。
米国にいる家族との連絡は電子メールと国際電話。
川端コーチは「変化球が多彩で、低目に決まっている。
見栄えは良くないが打者が立つと面白いのではないか」。
14日の紅白戦での登板を志願していることに対して、
三村監督は「実戦の中で試していきたいというのもあるし、
外国人選手の調整法というか、相手がないと。
あまり無駄な肩は使いたくないということで。今はまだ、大きな人だなという感じ」。
午前中の盗塁の練習に緒方・野村・江藤選手が初めて参加。
前田選手が緒方選手とともに居残り特打を約30分間。
山本コーチは「前田はやるでしょう、今年は。どこが痛いというよりも、
彼はタイトルを獲ることが義務付けられるくらいのレベルを持っているわけですから」。
加藤投手が全力で35球の投げ込み。右足親指には好調時にできるマメができ、
復活に自信を見せている。
野々垣選手は病院で「左太もも二頭筋肉離れ」と診断され、帰広。
10日間のギプス固定が必要。代わりに福地選手が沖縄に合流した。
中日ドラゴンズのルーキーたちが練習を見学。
計6球団がカープの偵察を行なった。
第2クール終了。10日は練習休み。
RCCテレビでちらりと言ってたんですが、
前田選手を1番で起用しようという構想があるそうです。
緒方3番構想というのは、
野村選手を1番から外したくないから出てきたのだと思っていたのですが、
そうでもないみたいですね。いろいろ試してみたいのでしょうけれど、
素直に緒方1番前田3番じゃいけないのかなあ。
脱税選手に最終処分
脱税事件で有罪になった選手たちへの球界としての最終処分が
吉国コミッショナーから発表された。
名前 出場停止期間 制裁金
小久保裕紀 8週間 400万円
ヒデカズ 7週間 200万円
波留敏夫 6週間 200万円
万永貴司 4週間 70万円
川崎義文 4週間 70万円
山田洋 5週間 70万円
鳥越裕介 4週間 100万円
宮本慎也 4週間 100万円
北川哲也 4週間 70万円
三輪隆 7週間 200万円
3か月程度は出場停止になるのではないかという噂があったので、
思ったよりは軽い処分ですね。
ただ、まあ、更生しようとしている人にこう言っては何ですが、
「脱税選手」というレッテルは一生付いてまわるわけで、
それだけでも重いといえば重いような気がします。
それとも「人の噂も何とやら」で、
すぐにそんなことは世間から忘れ去られるのでしょうか。
2月8日
キャンプ情報:野々垣がリタイア
沖縄。晴れ。
小林幹投手を見た小林聖始氏は「球を長く持てる。リリースポイントが遅い。
球が低目に集まる」と高評価。
遠藤投手が捕手を座らせて約70球の投球練習。
右手薬指から出血したが、球に指がよくかかっているからだという。
一塁レギュラー争いをしている町田・浅井選手は毎日夜間練習に参加して打撃練習。
手はマメだらけ。
町田選手は「康嗣郎」に改名。浅井選手は頭を短く刈り込んだ。
野々垣選手が走塁練習中に左太もも裏肉離れ。広島に戻り治療に専念する予定。
高橋英投手は球に角度をつけるため、大きなフォームを試している。
ケサダ選手が沖縄キャンプに合流。守備練習で強肩を披露した。
月内に正式入団する予定。
小林幹投手は佐々岡投手の状態次第では
抑えに起用しようかというぐらい首脳陣の評価は高いようですね。
しかし本当に佐々岡投手が間に合わないということになれば、
抑えは横山投手になるんじゃないでしょうか。
また怪我人が出てしまいました。広島に戻るということは相当悪いのでしょうか。
2月7日
キャンプ情報:朝山・小畑故障
沖縄。緒方選手は打撃フォームを改造中。
タイミングの取り方では山本コーチの指導に逆らっている。
小畑・朝山選手がリタイア。小畑選手は肩の痛み。
朝山選手は6日の守備練習中に「右ひざ外側靱帯ねんざ」。
ともに日南送り。代わって田村選手が沖縄入りした。8日にはケサダ選手が沖縄入りする。
遠藤投手は捕手を立たせたまま約50球投げた後、
捕手を座らせてカーブも交えて約10球。
8日から本格的に捕手を座らせた投球練習に入る予定。
川端コーチは「粗削りではないか、フォーム的にも。ひざが開く癖がある。
ボールの質は重い」。
安仁屋前二軍監督が沖縄キャンプを訪問。選手らの歓迎を受けた。
緒方選手には「3番センター」という構想も浮上しているそうです。
ある程度公式戦で結果を残してからでしょうけどね。
初のリタイア選手が出てしまいました。皮肉なことに休日を返上した小畑・朝山選手。
やっぱり休みはしっかり取らないといけないということでしょうか。
2月6日
キャンプ情報:三村監督怒る
沖縄は曇り。
投手の投げ込み・捕手のスローイング・走者の盗塁を同時に行なう練習で
マウンドに立ったのは嶋投手。約120球を投げ切った。
その後のベースランニング終了後、三村監督が選手全員をマウンドへ集めて
「走ることに力を入れる今年の方針を全く理解できていない。
漫然と練習してはいけない」とカミナリを落とした。
順調な調整の黒田投手は「人に影響されやすいタイプなので、
まわりにつられて飛ばしてしまう。
落ちてきた時にどれだけ自分のフォームで投げられるかが大切。
いくらブルペンで投げても打者が立つと違うものがあるので、
打者を相手に投げたい」。
北別府臨時コーチは「8〜9分の出来。
ストレートとわかっていても抑えられる投手ではないか」と黒田投手の出来に目を細めた。
小林幹投手は捕手を座らせての投球練習。
江藤選手は特打でサク越えを連発。山本コーチは「打点をいかに稼ぐか。
チームで一番信頼のおける、
あそこに回ればチャンスに打ってくれるという(打者になって欲しい)」。
野村選手が特打で右翼越えライナーを連発。
「びっくりするぐらい打球が飛んだ」と満足そうな様子。
二塁手レギュラー争いの中心は正田選手と笘篠選手。
正田選手は「あとがないという気持ちで沖縄に入ってきてますから。
1日1日悔いを残さないように」。一方の笘篠選手は
「本当の1からというか、新たな気持ちでやりたい」。
日南。卒業試験が終わった兵動選手がキャンプに合流。
マシン相手の打撃練習では空振りとファウルチップがほとんどで、
外野へは数回飛んだだけ。「全然だめ。まだまだこれからです」。
三村監督激怒。急に「走塁に力を入れてやろう」と言っても、
なかなかそううまくはいかないということなのでしょうか。
ちょっと寂しい。
黒田投手はいいみたいですね。ただ去年は夏場以降さっぱりでしたから、
その辺どうなるかは今の時点ではわかりませんよね。
2月5日
キャンプ情報:ルーキーが琉球村へ
キャンプに入って初めての休日。
沖縄。小林幹・遠藤・倉のルーキー3選手は恩納村の「琉球村」を観光。
民族衣装を着て3人で記念撮影。
ぐるぐる回ってさとうきび(?)を挽く牛を小林幹投手が誘導。
倉選手はヤシジュースをまずそうに、小林幹投手はうまそうに飲んでいた。
遠藤・倉選手は係のおっちゃんにハブを首に巻かれて「うわ〜」と悲鳴。
ハブとマングースの対決ショーを観戦。
小林幹投手は「体の疲れは緊張しているせいもあって感じないが、
これから徐々にくるのではないか」。「自分にできることを精一杯アピールして、
試合で使ってもらえるようがんばりたい」。
倉選手は「ハブとマングースの戦いが面白かった」。
「試合で使ってもらえるようがんばりたい」。
遠藤投手は「ユニフォームを着てプロになった実感がわいた」。
「まっすぐが自分のセールスポイントなので、
それでどんどんバッターを力で倒せるようにがんばりたい」。
休日返上で打撃練習をしたのは瀬戸・小畑・朝山選手。
山本コーチの「若手が目立たんのう」の声に危機感を持った朝山選手は、
約150球の打ち込み。
各局のニュースともルーキー3選手の琉球村観光を伝えていました。
去年は澤崎・黒田投手が民族衣装を着て踊っていましたが、
今年は踊りはなかったようです。
2月4日
キャンプ情報:大リーグ流トレーニング
沖縄は雨。野球場は使用できなかった。
町田・浅井選手は連日早出して屋内練習場でマシン相手の特打。
野手陣はレクリエーションドームでノック。
金本選手は「天気悪いけえ寂しい。日焼けできんけえ」とおどけてみせた。
「足がパンパンで動かなかった。第2クールでは走るほうで見せようかなと」。
3日は疲れがピークで投球練習を行なわなかったミンチー投手。
この日は約40球の投球練習。
初めて受けた西山捕手は「姿が近くに見え、球が重く、受けると手が痛い」。
山内投手は初めて捕手を座らせて投球練習。慣らし程度の意味で、
休み明けから本格的に。
投手陣の最後の練習は陸上競技場での1万メートル走。
澤崎・黒田投手がヘトヘトになりながら仲良く並んで走っていた。
石橋トレーニングアドバイザーはチューブや器具を使った大リーグ流の練習を導入。
チューブを使ったストレッチ、1本のチューブを両足に巻いての後ろ歩き、
弾力性のある棒のような器具を持って腕を横に伸ばし小刻みに揺らす運動など。
それぞれのトレーニングの目的と効果を選手に説明している。
三村監督は良い方に目立った選手として若林投手と金本選手の名前を挙げ、
不安な選手として投球練習を始めていない佐々岡投手の名前を挙げた。
第1クール終了。5日は練習休み。
澤崎投手と黒田投手。
さすがに1万メートル走でタイムを張り合う元気はなかったようです。
石橋アドバイザーはロッテの立花さんみたいな感じなのでしょうね。
立花さんは結果を出しているので信頼されているようですが、
石橋さんはこの1年終わった時にどうかということでしょう。
2月3日
キャンプ情報:紀藤、投手陣の主将に
沖縄。晴れたり雨が降ったりの変な天気。
紀藤投手は捕手を座らせて約40球。
陸上競技場では若手と同じメニュー。
川端コーチは紀藤投手が軸となることを期待して、投手陣のキャプテンに指名。
「自分に厳しく他人に厳しくやってもらう。
他人に厳しく言うには自分に厳しくなければ」と自覚を促している。
澤崎投手は捕手を中腰にしての投球練習。
隣で投げる黒田投手がビュンビュン飛ばしているのを見て、
「球が行かない」と少し不機嫌な様子。
川端コーチは「頭の勉強と体力作りが課題。
体力がつけば体が早く開く欠点も解消されるだろう」。
本人は「練習で自信をつけてインコースを使えるようにがんばっていきたい」。
正田選手はここ数年を上回る練習量。
「今年満足いく成績が残せなければもう....という気持ちがある。
好きな野球を1年でも長くするには数字を残さないと。
自分には練習しかないという気持ち。練習していることを信じきれるように、
そこまでがんばりたい」。
金本選手は早い仕上がり。例年遅れる肩作りもまずまず。
フリー打撃ではするどいライナーを放ち、山本コーチは「ほぼ完全に出来上がっている」。
前田選手が無難に右翼守備をこなしている。
三村監督は「前田よりもむしろ(中堅の)緒方の方が返球しづらそうにしている」。
前田選手は「右翼線の当たりは逃げるし、当たり損ねの打球が多いので難しい」。
澤崎投手。周りが早めに仕上げていますが、焦らずやって欲しいですね。
今は「早くも捕手を座らせて」という表現が出るぐらいの時期で、
捕手は立たせたままが普通の時期なんですから。
2月2日
キャンプ情報:江藤が元気
沖縄は晴れ。気温も25度まで上がった。
前田選手がライト、緒方選手がセンターの新布陣で守備練習。
江藤選手は早出特守。そしてフリー打撃。
「今年は右方向へ(打つこと)も例年以上に練習していこうと思う」というが、
「今日はタイミングを合わせるので精一杯」。
と言いつつも、32スイング中9本のオーバーフェンス。
三村監督の新人評。小林幹投手は「投球に粘りがあるので面白そう」。
遠藤投手は「力強さがある」。倉選手は「バッティングもいいし、肩もいい」。
日南も晴れ。達川二軍監督はブルペン捕手をつとめ、山根投手の球を受けた。
達川監督は「ひと通り(全投手)自分の目で確かめたいので、ひと通り自分で受けたい。
山根はコントロールもキレも良い」。
前田選手と緒方選手の入れ替えはすんなり進みそうな感じです。
達川監督は体を動かしたくてたまらないのでしょうね。精力的です。
2月1日
キャンプイン!
カープは沖縄と日南でキャンプに入った。
沖縄。曇り。朝の散歩。沖縄市野球場近くに新しくできたブルペンのお披露目式。
アップが始まって約1時間後、集中豪雨で練習中断。ベンチの中は洪水状態。
屋内練習場へ移動。ミンチー投手が早くも捕手を座らせて約50球の投球練習。
直球の他、持ち球の変化球を全て試投。70%程度の仕上がりという。
川端コーチは「直球が低めに集まっている。変化球もコントロールも良い。
安定した投球で先発を考えている」。
また、グラブが小さいためか握りが見えることを川端コーチが発見。
早速、指導を行なっていた。
新人の小林幹・遠藤投手が首脳陣の前で初投げ。それぞれ約50球を投げ込んだ。
午後は野手が屋内練習場で打撃練習。
日南。達川二軍監督は自身の背番号74を「ナッシング・トゥモロウ」と呼び、
「明日はないよ。今日しかないよというような練習をしていきたい」と語った。
大野投手はキャッチボールとノックなど。
「1年1年が勝負ですから、今日から新たなスタートという風にやってますから」
と話した。
いよいよ始まりました。雨で出鼻をくじかれた形ですが。
ミンチー投手がいきなり投げていますが、ちゃんと体を作ってきたのでしょうね。
VTRのアメリカで投げている姿よりも太っているように思うのですけど。