カープ日記


11月15日

「税を知る週間」の一環として、広島市中区の基町クレドで大野・山崎投手が参加して、 「税金クイズ」「コントロールコンテスト」などのイベントが行われたようです。 午前中にテレビで告知があったので知りましたが、行きませんでした。

日南秋季キャンプ情報

投手陣は夕食終了後の夜間練習でゴム引っ張りやシャドーピッチングを行っている。 澤崎・横山・山内・黒田・田中・長谷川投手ら若手投手の姿が。 北別府コーチは「ボールを持つとボールを意識してフォームが崩れる。 フォーム固めのため」と練習の意図を説明。
北別府コーチは「常に実戦を想定した投球練習を。 内角球の大切さをわかってほしい。そのためにもシュートを教えている。 投球の組み立て、1球1球の意味をわかってほしい」。
朝山選手が内野守備に初挑戦。
16日に若林・嶋投手と川端コーチが西武キャンプを1日体験する予定。 西武からの選手の派遣は取りやめ。

選手に北別府コーチの評判はかなり良いようで、 川端コーチの立場が危うくなっております(苦笑)。 川端コーチにもその自覚があるようで、冗談でしょうが、 「コーチ補佐にしてくれ」という発言をしたそうです。
朝山選手は一軍の雰囲気に慣れるための内野守備練習で、 コンバートとかいうわけではないようです。

野村、17日に入院

左股関節手術を予定している野村選手がキャンプを終了。 16日に東京へ移動し、17日に慶応病院へ入院する。

手術が無事成功することを祈っています。

西山、800万減の7200万で更改

西山選手が800万円減の年俸7200万円で契約を更改した。 若手投手の底上げに全力を尽くすという。 (金額は推定)

今年の成績次第では1億円プレーヤーの仲間入りができるところまで来ていたのですが。 「若手投手の底上げ」発言は、 若手投手が先発した時に瀬戸選手のスタメンが多かったことを意識した発言でしょうね。

正田選手のインタビュー

テレビ新広島「スポーツデート」とRCCテレビ「ひろしまスポーツ天国」での 正田選手のインタビューの要約。

やけに明るい正田選手でした。

朝山選手のインタビュー

広島ホームテレビ「カープDON!」での朝山選手のインタビューの要約。

入団1年目のタイミングの取り方に変えて打てるようになるってのは、どういうこと? 長谷川投手も高校時代のフォームのイメージを取り戻そうとしているって言うし。 コーチの仕事っていうのは難しいってことかな。


11月14日

日南秋季キャンプ情報

春先に肩を痛めたこともあって、やれるはずだったが、 ふがいない、情けない成績を残した高橋建投手。 右打者に対して外へ逃げる球が必要ということで、 シュート・チェンジアップの習得に取り組んでいる。 先日のセ東西対抗でシュートを試投したが、打たれたヒットのうちの半分がこの球。 まだまだ使える球になっていない。このオフは肩を休めず、 キャッチボール程度でもよいから体を動かし続ける予定。

高橋建投手。東西対抗でメッタ打ちに遭ったのですが、そういう事情でしたか。 確かに外角に外れた球の中にはシュートと思われる球がありました。 しかし打たれた球はシュートには見えなかったなあ。 北別府コーチは見境なく(笑)シュートを教えまくっているようですね。 ちなみに「ふがいない」「情けない」とは高橋建投手本人の言葉です。

正田、30%減の7000万で更改

正田選手が減俸限度額いっぱいの3000万円減の年俸7000万円で契約を更改した。 その他、浅井・山崎・玉木朋・小林・山根選手が契約を更改した。 (金額は推定)

正田選手。失礼な言い方かもしれませんが、 現役を長くやるためには下げてもらって良かったのではないでしょうか。 正田選手もこの金額には納得しているようです。 来年は給料が上がるような成績を残して欲しいですね。 ちなみに去年の年俸の推定は間違えていたようです。

清川の入団を発表

近鉄から移籍した清川投手の入団が発表された。推定年俸1500万円。 背番号は「47」。

小早川・東瀬投手が弟子入りしたそうですが、 同じタイプの投手としていろいろアドバイスしてあげて欲しいですね。


11月13日

日南秋季キャンプ情報

緒方選手は自主練習の時間をマシン打撃に費やしている。 打率を上げるため、右打ちをかなり意識したものとなっている。 また、愛娘佑奈ちゃんの声を電話で聞くのが毎日の楽しみ。
近鉄から移籍の清川投手が道原コーチを立たせたまま約50球の初投げ。
長谷川・嶋投手はそれぞれ投球数合計1400球を越えた。
瀬戸選手が急性腰痛で練習を休んだ。

緒方選手、来年こそ打率を3割に乗せて欲しいです。 「ゆうなちゃ〜ん、パパでちゅよ〜」とか言ってるんでしょうか(笑)。
長谷川投手はこれまでは吉年投手とコンビを組むことが多かったのですが、 このキャンプでは嶋投手とのツーショットが目立っています。


11月12日

13日の「プロ野球ニュース」で「広島前田、天才の再挑戦」があります。

大野投手が一日税務署長

「税を知る週間」の一環として、大野投手が広島東税務署で一日税務署長をつとめた。 大野投手は委嘱状を受け取った後、書類にサインしたり、 税金についての作文コンクールに入賞した高校生に賞状を渡したりした。 さらに、職員に「この機会に少しでも税金に関する理解を深めたい」とあいさつ。 職員の仕事振りを見て回った。その後、広島市中区の基町クレドで 「税の無料相談と税金展」のテープカット。そしてサイン会。
大野投手はプロ野球選手の脱税問題について 「みなさんから思えばいいことではないというのはわかるんですけども、 そこは複雑な心境、選手の気持ちもわからないでもないですからね。 でも、最低限の知識を持っておればこういうことも防げることであると思いますし、 個々の人がそういうことを勉強していかないといけないのかなと」。

大野投手も税金が高いなあと思っているようですね。

日南秋季キャンプ情報

休日。13日から第3クール。
キャンプ中合計1300球を越える投げ込みをしている若林投手は、 交換留学で西武キャンプへ2日間参加する予定。 西武からは松井・大友選手が広島キャンプへ。
長谷川投手は「投球フォームから細かいことまで勉強することがこのキャンプの目標。 寝る時も球を握っている。オフはガーンと体をでかくする」。

年俸の上がり方といい、若林投手に対する首脳陣の期待は大きいようです。 元々シンカーは潮崎投手に教えてもらったそうですが、 この機会に完璧にして欲しいですね。2日間じゃ無理か。 そもそも潮崎投手はキャンプに参加してるのかな?
長谷川投手は江藤選手に弟子入りすると良いかも(笑)。


11月11日

お役に立つかどうかわかりませんが、 カープ掲示板リンク集なるものを作ってみました。

おめでとう!緒方、ゴールデングラブ賞受賞

守備の優れた選手に贈られるゴールデングラブ賞が発表され、 広島からは外野手部門で緒方選手が選ばれた。 緒方選手は「守備の方は数字に表れないので受賞できてうれしい。 連続して獲っていくことが実績につながる。来年も獲れるよう頑張りたい」 と語った。
受賞者は以下の通り:

セ・リーグ

投 手 桑田 真澄(巨人)
捕 手 古田 敦也(ヤクルト)
一塁手 駒田 徳広(横浜)
二塁手 立浪 和義(中日)
三塁手 進藤 達哉(横浜)
遊撃手 宮本 慎也(ヤクルト)
外野手 飯田 哲也(ヤクルト)
    緒方 孝市(広島)
    新庄 剛志(阪神)

パ・リーグ

投 手 西口 文也(西武)
捕 手 伊東  勤(西武)
一塁手 高木 大成(西武)
二塁手 大島 公一(オリックス)
三塁手 片岡 篤史(日本ハム)
遊撃手 松井稼頭央(西武)
外野手 イチロー (オリックス)
    田口  壮(オリックス)
    井出 竜也(日本ハム)

緒方選手、おめでとうございます。 盗塁王とゴールデングラブ賞はレギュラーを張っている間は獲り続けて欲しいです。

日南秋季キャンプ情報

来季に復活をかける加藤投手は、体力強化・フォークの習得・ シュートとスライダーに磨きをかけることを目標にキャンプを送っている。
今季不振に終わった高選手は、若手選手に混じり午後3時まで守備を中心に練習。 「来年駄目ならもう後がないから」と危機感を持っている。

高選手は元々数年前までは守備の人で、 打撃にはそれほど期待されていない選手だったと思います。 今年、ファームに落とされたのは、 打撃不振からというよりも守備力に疑問符がつけられたからではないでしょうか。 あるいは数年前よりも首脳陣が求めるレベルが上がって、守備だけでは駄目だと。

加藤、1000万減で更改

加藤投手が年俸2200万円+出来高300万円で契約を更改した。 出来高は一軍の試合に1/3以上出場選手登録されることが条件。 (金額は推定)

この出来高の条件ぐらいはクリアしてもらわないと、 戦力になったとは言えないでしょう。 去年はダイエーを見返すために頑張った面があると思いますが、 来年は広島のフロントを見返すために頑張ってください。

町田、帰広

右ふくらはぎ挫傷の町田選手が広島へ戻った。 12日に広島大学付属病院で精密検査を受ける。

ロペス選手の退団でレギュラー獲りのチャンスなんですけどねえ。 来年の自主トレまでに完治すればいいんですけど。


11月10日

がびびびび〜ん!ロペス退団!

広島はロペス選手との契約を断念した。 ロペス選手側から年俸2億1千万円の2年契約が要求され、 球団は歩み寄りが不可能と判断した。 代わりに外国人投手2人を獲得する方針。
また球団はロペス選手が他球団と交渉することを認めており、 既にダイエーが新外国人選手候補にロペス選手が入っていることを明らかにした。 オリックスもロペス選手の獲得に興味を示している。

 予想された事態ではあるのですが、やはりショックですね。 2年連続打点王の外国人選手の年俸として2億1千万ということですが、 資金が潤沢にある球団に対してならば、法外な要求ではないでしょう。 しかし広島としてはちょっと払えない金額ですね。 球団が提示した1億3千万+出来高3000万も、 2年契約で、少しは上積みを考えていたとはいえ、 あまり誠意を感じない数字でしたね。 ロペス選手側が要求額を下げて再交渉してくる可能性は0なのでしょうか?
 さて、ぽっかりと打線にロペス選手の穴ができるわけですが、 これを埋めるのは難しいでしょう。 現有戦力では町田・浅井選手が第1候補ですが、今年の働きは今ひとつでした。 打線全体も適時打欠乏症を患ってしまったように、勝負強さの無さが目立ちました。 ロペス選手は一番勝負強かった打者だけに、全員がネジを締めなおさないと、 今年以下の得点力になってしまうことは明らかなように思います。 代わりにくる外国人投手で投手力が上がることに期待しますか。
 最後に。ロペス選手、2年間カープのために頑張ってくれてありがとうございました。 日本の他球団へ行くなら、パ・リーグの球団にしてね。

日南秋季キャンプ情報

西山選手は二塁の守備位置で1時間に渡ってノックを受けた。終了後はバタンキュ〜。 「これだけ動いて、オフは極力体重だけ増えんようにしときゃあね」。
山内投手は投球練習をせず、ランニングやトレーニングなどを約5時間。

好調の年、不調の年が交互にきている西山選手は、来年は活躍する年ですね。

高橋建、前回提示の1700万で更改

高橋建・加藤投手の契約更改交渉が行われた。 高橋建投手は前回提示と同額の年俸1700万円でサイン。 加藤投手は前回提示と同額の2200万円を保留。 (金額は推定)

加藤投手はかなり頭にきているようですね。 広島での実績の積み重ねがないことが大幅ダウンの理由のようですが。


11月9日

広島テレビ「進め!スポーツ元気丸」はカープOBベストナイン。 一塁手部門1位はホプキンス選手。

紀藤、500万減で更改

 紀藤投手の契約更改交渉が行われ、500万円減の年俸7000万円でサインした。 「1000万円は下がると思っていたから、球団の配慮に感謝したい。 来年のやる気につながる」。
 また加藤投手は1000万円減の年俸2200万円を保留した。 (金額は推定)

 紀藤投手には「来年期待してますよ」ということなのでしょう。 来年も駄目ならば、もうこういう風にはいかないでしょう。
 紀藤投手と同じような成績、 しかも元の年俸が低いのに加藤投手が大幅ダウンなのは、 球団が去年の成績をまぐれだと思ったからでしょうか。

町田、右ふくらはぎ挫傷

日南秋季キャンプに参加していた町田選手は30メートルダッシュの際、 右ふくらはぎを痛めて病院に運ばれた。診察の結果、 右ふくらはぎ挫傷で安静加療5週間。キャンプをリタイアし、広島へ戻る。

う〜ん、やってしまいましたか。 怪我を防ぐ目的もあって厳しい練習をしているわけなんですが....。 こういうのって「そろそろヤバそう」とか、わからないものなのでしょうか。

セ東西対抗、西軍完敗

 宮崎市営球場でセ・リーグ東西対抗戦が行われた。
 西軍先発の門倉投手(中)は、1回裏に駒田選手(横)の適時打、 2回裏に佐伯選手(横)のソロアーチで2失点。 4回裏、前田投手(中)が元木選手(巨人)に2ラン。 5回裏、竹内投手(阪神)が土橋選手(ヤ)に適時打。 7回裏、高橋建投手が駒田選手の適時二塁打と宮本選手(ヤ)の適時打で2失点。 8回裏、藪投手(神)が松井選手(巨)にソロアーチ。 西軍は江藤選手と関川選手(中)が1安打ずつのわずか2安打で完封され、 0対8で完敗。MVPは4安打2打点の駒田選手。

 広島関係。西軍の監督は三村監督。 スタメンは2番右翼手緒方選手、4番三塁手江藤選手、8番捕手西山選手。 その他ベンチ入りは金本・佐々岡・高橋英・高橋建選手。
 緒方選手は空振り三振、空振り三振、中飛、右飛。
 江藤選手は中前打、遊ゴロ、四球、中飛。
 西山選手は右飛。4回裏の守備から山田選手(神)と交代。
 高橋英投手は6回裏に登板。元木選手を左飛。石井琢選手(横)を一ゴロ。 真中選手(ヤ)に右翼線二塁打。 谷繁選手(横)に左翼ポール際へ大ファールを打たれた後、空振り三振。
 高橋建投手は7回裏に登板。松井選手に弾丸ライナーで右翼線二塁打。 駒田選手に左翼線へ適時エンタイトル二塁打。宮本選手に右前適時打。 佐伯選手を中飛。仁志選手(巨)に左中間二塁打され、二三塁。 元木選手の二ゴロは本塁タッチアウト。一三塁。 東軍は野手を使い切ったため、そのまま打席に入った戸叶投手(横)を見逃し三振。
 金本選手は8回表二死一塁で代打。ヘルメットを忘れてきたため、 阪神の星野選手のヘルメットを被って登場。投ゴロ。
 佐々岡投手は登板なし。ブルペンで顔見せしただけ。

 BSで中継がありました。西軍は全くいいところなし。 光ったのは新庄選手のバックホームぐらいでしょうか。 2安打のうちの1本が江藤選手だったというのがカープファンにとっての救い。
 高橋建投手は1回を4安打2失点。 力まかせの直球勝負で、しかも球がほとんど高目にきており、 はっきり言ってメッタ打ちでした。
 阪神のヘルメットを被った金本選手には笑わせてもらいました。 本当に忘れてきたのかなあ?ウケ狙いだったと思うんですけど。


11月8日

テレビ新広島「スポーツデート」は紀藤投手。 足の踏み出し方向をインステップ(三塁側寄り)からスクェア (まっすぐ)にするようにフォームを矯正中。 北別府コーチからシュートを習っているそうです。 秋季キャンプでは1クールに1回は200球ぐらいの投げ込みを行なう予定。 「来年の開幕を投げれるように」だそうです。
W杯予選勝利のニュースを見ようとテレビ局各局をハシゴしていたら、 日本テレビ「スポーツうるぐす」で大野投手の特集が。 その中で印象に残ったのは「大野さんにとって野球とは何ですか?」という質問に対して、 「好きを通り越して愛している」と答えたことですね。

日南秋季キャンプ情報

野村・清川選手が練習に合流。野村選手はランニングやダッシュを1時間以上。 ティー打撃も行なった。
金本選手は打撃フォームの改造に着手。 余裕をもってタイミングを取れ、かつ柔軟に球に対応できるようにするため、 球をとらえるポイントを前に出そうとしている。

球の見極めに時間が取れる分、球を引き付けて打った方が良いような気がするんですが、 逆なんですね。

黒田、1800万で更改

山内は200万ダウン

黒田・山内・瀬戸選手の契約更改が行われた。 (金額は推定)
黒田投手は「前半戦は投げていて楽しかったけど、後半戦は苦しかったし、 下半身が弱かった。来年は1年間通して活躍したい」。 山内投手は「上がらないことはわかっている。何も言うことはない」。 瀬戸選手は「来年は年齢的に正捕手への最後の勝負」。

大幅アップがなかなかないかわりに大幅ダウンもないんですよね。 山内投手は来年2ケタ勝てるかなあ?

北別府コーチのインタビュー

広島ホームテレビ「カープDON!」から北別府臨時投手コーチのインタビュー。
 − 投げ込み組、トレーニング組が分かれていますが?
「シーズンある程度成績を残した選手というか、 ゲームでかなり投げてる連中っていうのは、 ほとんどがランニングとウエートトレーニングですか。 若手、まだ固まってない連中というのはピッチングをかなりやってますけど。 今年一軍二軍の入れ代わりがありましたけど、そのメンバーがほとんど来てますから、 このメンバーを鍛え直していかないといけないということで。 そういう中で紀藤という色々な経験をした投手を、 いかに来年再生するかということが、 今後のカープの投手陣の鍵になると思うんですよね」
 − 紀藤投手は投球スタイルを変える時期に来ているのでは?
「本人とも話したんですけど、年齢的にも33ですかね、 そのあたりから大体みんな技巧派に転向していくんですよね。 ただ本人にとってはスピードガン、今年のゲームでもそうですけど、 150キロ出たりしてますんで、まだストレートの魅力というのはあるみたいですけど、 そろそろ技巧派に変えていかないといけないということは本人に言いましたけどね」

技巧派への転向。これからも長くやるつもりならば必要かも知れませんね。 さて、紀藤投手はそのアドバイスを受け入れるかどうか。

嶋投手のインタビュー

こちらも広島ホームテレビ「カープDON!」から嶋投手のインタビュー。
 − ハイサイで手応えをつかんで臨んだ秋でしょうか?
「そうですね。今年2回一軍でもチャンスをもらって、その悔しさというのもあったんで、 ハイサイ・キャンプ全部かねてステップアップしたい、 レベルアップを目指してやってます」
 − プロ初先発(巨人戦)について
「先発の前の日に練習している時に言われて、「肩大丈夫か?」言われて、 「大丈夫です」と言って、「じゃあ明日先発だから、がんばってこい」言われて、 その日の夜は緊張して。寝付きが遅かったですね」
 − あの試合でのフォークボールについて
「あの試合は瀬戸さんも「フォークを多く使うからな」 ということで話し合ったんですけど、フォークがすっぽ抜けが多くて、 結局スライダー・カーブに頼ってしまって、松井さんとかにもスライダーを打たれた、 そういう結果に終わったというのが現状ですね」
 − フォークが武器になるという自信はあったんでしょう?
「そうですね。今まで二軍で投げてきて、何となく投げているような感じで、 今年になって二軍で5勝してきて、やっと自分自身、 「野球をやってるな、これならいけるんじゃないか」 とかそういう自信みたいなものがあったんで、試すっていうか、 とにかく思いっきりいこうということで考えてました」 (いつの間にかフォークの話ではなくなってます)
 − もうちょっと投げたかったのでは?(2回1/3KO)
「とにかく四球をなくして、もっともっと多い回を投げたかったですね」
 − ハイサイでは四球も少なくまずまずだったが、10月25日に6失点
「あの時は、今までは田村が捕手でやってきて、片岡コーチから 「今度は小畑さんでいくよ」と言われて、 今度は自分の頭を使ってやってみようということでやったんですけど、 思いっきり投げても球が全然いかなくて、 結局連打連打と、結局6点取られてしまったんですけど」
 − それを反省すると1球1球考えて投げないといけないですね
「そうですね。ゲーム感覚っていうんですかね、 ゲームと同じような感じで投げていかないといけないというのがあるんで、 練習の時に試合のつもりで練習してます」
 − 今投げている人の中から何人かに絞り込まれていくと思うんですが
「ここで1つチャンスを貰っているわけですから、ここで投げるだけ投げて、 もう肩も全然大丈夫ですから、それで自信をつけて、 自主トレ・来年の春へ向けてもっともっと練習して頑張りたいですね」
 − 投げて壊れてちゃ話にならないですね
「話にならないですね。今まで1年目2年目ずっとそうだったんで、 野球らしい野球をしたことがなかったんで、 今はもう肩は全然大丈夫ですし、元々肩とか肘とか壊したことがなかったんで、 自信はあったんで、ちゃんと完治したので、ここからが勝負だと思います」
 − 細かい制球・頭脳的な投球がしたいですね
「そうですね。江夏2世とか言われて、 江夏さんはすごいいいコントロールを持ってましたから、ああいう選手に憧れます」
 − 嶋1世と言われるようにね
「そうですね。はい、頑張ります」

入団してしばらくは故障でレベルアップどころではなかったですからね。 今年、ようやく野球をやれたという感じでしょう。 故障再発防止に気をつけて、来年あたりは一軍に定着してほしいです。

達川二軍監督インタビュー

RCCテレビ「ひろしまスポーツ天国」から 西田真二氏による達川二軍監督のインタビュー。
 − 二軍監督になって
「なかなか表に出ない仕事なんですけどね。 三村監督を胴上げするためになんとか手助けをするという裏方の仕事なんですけどね。 そういう面ではやりがいがありますね」
 − バッテリーの強化を意識してやっているようですが
「そうですね。野手の方は結構できてますですよね、上(一軍)の方は。 捕手の方もまあまあだから、 バッテリーといっても投手の方をレベルアップしたいですね」
 − 印象に残る選手は?
「山崎健ですね。やっぱりいいですね。彼ね、今年1勝もできなかったけどね、 今年カープが優勝できなかったのは彼の責任も大きいと思うんですが、 今二軍にいますけど、モノが違うというか、キラリと光りますね」
 − 達川語録「投手を信頼しても信用するな」とは?
「こりゃあね、試合の中でですよ。信用も信頼もするんですが、捕手においてですね、 西田さんも投手をやってましたけど、構えたところなんか来ないし、 例えばサイン違いもするということですよね、人間がやることですから。 そういう意味では信頼はしてても信用して、こりゃくるというんじゃなくて、 備えとけということですよね。何があるかわからないということですよね、 プレーの中で。そういう意味では信用は捕手はこっそりせんようにしとくんですよね。 だけど投手に言うちゃいかんですよ、 「信用してないど、おまえ」とか言うんじゃなくて。何があるかわからんよと。 ゴロにしてもポンポンポンときてイレギュラーしたりするわけですから。 ゴロがきたから「よし、アウト」とか信用しとったらおおごとになるでしょ。 西田さんもイレギュラーして怒っとったでしょ、 バーンゆうてグローブ投げたりしてましたけど。これがね、 野球の面白いところですよね」
 − 現役時代、達川さんの壁が厚くて他の捕手がつけいるスキがなかったですよね
「そういうことですけどね、何が起こるかわかりませんので。 そういう意味ではなかなか見た感じではわからないんですけどね、 私が(現役時代に)三村監督に言われたことがあるんですけどね、 「おまえ、水沼と道原(達川さんの前のレギュラー捕手)、 たぶん今のままじゃ抜けんよ。だけど1つだけ抜ける方法がある」と言うんですよ。 「何ですか?」言うて聞いたんですよ。そしたら「勝てる捕手になれ。 勝ったら、なんぼおまえが打たんでも、監督は使ってくれる」ということでね。 とにかくファームの人間をね、ファームですから勝てる素材を育てる場所なんですが、 やはりその上の中で、捕手だけは勝てる捕手を育てたいですね」
 − 達川監督になって緻密な野球が戻ってくると期待してます。 それを踏まえてファンのみなさんへメッセージを
「みなさん、何とか一軍の手助けをできるように選手を育てていきますので、 そして来年は三村監督を胴上げして、 西田解説者にインタビューに来てもらいたいと思います」

まただらだらと一言一句書いたので、一部意味不明の部分があるかもしれません(苦笑)。 ちなみに西田氏によると、達川監督は麻雀が強いそうです。


11月7日

今週の「週刊ベースボール」に遠藤竜志投手のことが載っています。 これを読んでわかるのは 「素質だけで野球をやっていること」「制球が悪いこと」 「度胸があること」でしょうか。

日南秋季キャンプ情報

休日。ゴルフ、温泉、魚釣りなど。
小畑・朝山選手は休日を返上して、約2時間、マシン打撃とキャッチボール。
清川投手が日南入り。8日から練習に合流。投球練習も行なう予定。

清川投手は左肩を故障していたらしいのですが、大丈夫なのでしょうか。

川端コーチのインタビュー

テレビ新広島「カープっ娘TV」から川端投手コーチのインタビュー。
 − 一皮向けて欲しい投手、あともう一歩の投手は?
「今投げている投手の中で言うと、嶋ですかね。左投手の嶋、高橋建。 このふたりですかね。高橋建に関しましては一軍のマウンドを踏んでいるんですけど、 本当の自分の力をマウンドでまだ出していないということで。 嶋も力はあるんですけど、経験不足ということで」
 − 経験を積ませるために野手相手に実戦形式でやらないんですか?
「最初はやってもらおうかなと思ったんですけど、 ブルペンでの「本当のフォーム作り」を大事にしとこうと思ったので、 まだ監督には言ってないんですけど」
 − どれくらいの成果が出れば合格でしょうか?
「捕手の構えたところに、ボールが、 一軍クラスの投手なら10球に8球ぐらいくるんですけどね。 それに近いくらいの球を若い投手が投げられるようになったら 判断できるんじゃないかと思うんですけど」

実戦練習は野手を巻き込んでしまうので、川端コーチ、 気をつかって言えないのかな?


11月6日

昨年同様、RCCラジオで三村監督の番組が放送されています。 毎週木曜日の18時30分頃から。 今年もやるとは知らなくて、 たまたま途中から聞いたのですが、澤崎投手の話をしていたようです。

日南秋季キャンプ情報

江藤選手はバットを握らず、ランニングなど体力強化4割、守備練習6割。 1年間怪我をしない体力作りが目的。
佐々岡投手はランニング中心の練習をしていたが、 9日のセ東西対抗戦に備え、20球の投球練習。
第1クール終了。三村監督は投手陣再建に手応えを感じているよう。 「これであとひとりでも外国人投手を獲得してもらえれば」。

10勝できる外国人投手がいればかなり楽になるでしょうね。 選手に当たり外れがあること、 人件費の問題、若手投手育成の方針といろいろあるでしょうが、 現場が必要だと言ってるんだからフロントにも考えて欲しいですね。 フロントはロペス選手と天秤にかけているようですけど。

長谷川ら6選手が契約更改

長谷川投手ら6選手が契約を更改した。 (金額は推定)

全員現状維持ですね。長谷川投手は1勝を挙げたとはいえ、 もともとの年俸が少し高めだからでしょうね。

笘篠選手のインタビュー

テレビ新広島「カープっ娘TV」から笘篠選手のインタビュー。
 − カープのキャンプの印象は?
「みんな若いですね。野手では正田さんの次になりますから。 ヤクルト時代はもっと上の人がいっぱいいましたから。 キャンプでも一人部屋になったのは初めてですよ、プロに入ってから」
 − チームには溶けこみやすかったですか?
「上の試合で広島でやってましたから、顔を知っている選手もたくさんいますから。 ユニフォームを着るまではすごい緊張してたんですけど、 ユニフォームを着てからは馴染んできたと思うんですけど」
 − 練習メニューをヤクルトと比べると?
「さほど変わりはしないんですけど、 短時間で広島の方がバ〜ッとやってしまうという感じで」
 − 
「どういう風なことを自分がすればいいかわかっていますから。 つなぎ役に徹して、ヤクルト時代もそういう気持ちではやってたんですけど、 なかなかうまくいかなかったというか。そういう意味では新しい球団に来て、 がんばりたいですね」

広島ファンって、練習量の多さを誇りに思ってたりしませんか? やっぱり他球団と比較したくなりますよねえ。


11月5日

日南秋季キャンプ情報

左足首捻挫が完治していない金本選手は別メニュー。 ランニングは行なわず打撃練習中心。
前田選手はひたすらランニング。
朝山選手は「春の沖縄キャンプに連れていってもらえるように少しでもアピールしたい」。 山本コーチは「球を引きつけて打てるようにタイミングの取り方に注意を」とアドバイス。
若林投手は280球の投げ込み。
正二塁手争いをしている木村選手。笘篠選手について 「スイッチで足も速く、自分と同じタイプ。 実績を残してきた人なのでいいところを吸収したい」。 右打席では徹底して右打ちの練習。左打席については 「どんな球でもバットに当てることができる体勢を作るのが課題」。
笘篠選手は帽子のつばの裏側に2人のお子さんの名前。 「つなぎの打撃ができる選手」というのが三村監督の笘篠選手評。

高山選手の影が薄くなってきたなあ。去年の今頃は無茶苦茶期待してたんですけど。

ドラフト2位に佐賀商・兵動を指名

球団事務所でスカウト会議が開かれ、 ドラフト2位に佐賀商高の兵動秀治二塁手を指名することを決めた。 兵動選手は18歳、179センチ、75キロ、右投右打。 今夏の甲子園で満塁本塁打を放つなど高校通算本塁打44本のスラッガー。
2位以下の候補として高校生野手を中心に約30人をリストアップ。 8位まで指名する予定。

前々から2位は兵動選手という情報は流れていました。 本人も広島希望ということなので、他球団から横槍が入らないことを祈ります。

野村、6日に日南入り;手術は17日以降

野村選手が秋季キャンプ参加のため、6日に日南入りする。 手術が17日以降となったため。

いてもたってもいられないという気持ちなのでしょうね。

横山、1800万で更改

横山投手は4.4倍増の年俸1800万円で契約を更改した。 最初の提示は1700万円だったが、約45分に及ぶ粘り強い交渉の末、 100万円の上積みを勝ち取った。高橋英投手は希望通り倍増の年俸1400万円でサイン。 高橋建投手は、 今年の年俸1800万円からのダウン提示を「アップと思っていた」として保留した。 この日の契約更改結果は以下の通り: (金額は推定)

横山投手の額は、去年の更改の時の山崎投手並みだろうと思っていたので予想通り。 高橋建投手は去年より活躍していないように思います。せいぜい現状維持でしょう。 ペナントが決まった後の先発を自分自身で過大評価しているのかも。

大野投手が「ニュースステーション」に

大野投手がテレビ朝日「ニュースステーション」に生出演。 グレーの背広、それより薄いグレーのシャツ、茶のネクタイという姿で登場。
プロ初完封の映像。その時のフォームと今のフォームの違い。 江夏投手からフォーム・精神的な強さについて学んだこと、殴られたこと。 左だからテストの時合格したのだろうということ。 球団は3年やって駄目なら経理でもやらそうと思っていたこと(冗談?)。 歳をとって良い成績を挙げている理由は配置転換が うまくいったせいではないかということ。家族からは「お父さん」と呼ばれていること、 など。

スーツ姿の大野さんもかっこいいですね。 子供がいる家庭だと、夫を「お父さん」、 妻を「お母さん」と呼ぶことは別に珍しくないと思うのですが、 久米さんは何だか混乱してましたね。

FA宣言選手公示

FA宣言選手が公示された。他球団への移籍目的でFA宣言した選手は、 ヤクルトの吉井投手・オリックスの中島捕手・近鉄の山崎投手。

そういえばFA宣言しない宣言通り、紀藤投手はFA宣言しませんでした。


11月4日

 慶応大学の高橋選手が巨人を逆指名しました。 漠然と、巨人だけはないだろうと思っていたのですが....。
 日南キャンプの情報が ここ(日南商工会議所のページ) にあります。休日と移動の情報が役に立つかもしれません。
 デイリースポーツで三村監督の独占手記の連載が始まりました。 でもこれはどうやら広島版だけのようですねえ。

日南秋季キャンプ情報

紀藤投手は北別府コーチのアドバイスを受けながら205球の投げ込み。 「もう33歳になりますから、無理のかからない、負担のかからない、 なおかつキレのある球が投げれる、前のフォームに戻そうと」ということで、 フォームを矯正中。
指定強化選手の嶋・長谷川投手は午前中ストレッチをした後、 ブルペンで投げ込み。午後はサーキットトレーニングとダッシュを繰り返し、 スタミナ強化に努めている。
金本選手はスローイングの矯正のため、 ブルペンに入って捕手を相手にキャッチボールを行なった。

紀藤投手はヤル気になっているようですね。 来年は勝負の年になります。復活してほしいですね。

達川二軍監督、始動

山口県由宇球場で山崎・山根投手ら若手14選手が参加して行われている秋季キャンプに、 達川二軍監督が合流。10時から練習開始。 各選手のベースランニングのタイムを測定。 守備練習では時々プレーを止めて、広島弁による指導を行なった。 達川二軍監督は「三村監督の胴上げを手助けできるよう、 ひとりでも二軍から一軍へ選手を送り込みたい。こっそり期待しといて下さい」 と意気込みを語った。

広島弁の指導をしたわけではありません。

笘篠入団発表

広島はヤクルトを自由契約になった笘篠賢治内野手の入団を発表した。 背番号は00。年俸は1500万円(金額は推定)。

笘篠選手のページを作りました。 単身赴任で三篠寮に住むそうです。

清川の支配下選手登録が公示

清川栄治投手が近鉄から支配下選手登録を抹消され、広島に支配下選手登録された。

清川投手のページも作りました。

高ら4選手が更改

玉木重・田中・高・木村選手が契約を更改した。 (金額は推定)

こんなもんでしょうね。田中投手は1勝につき約100万円アップですか。

千代丸・上原、ヤクルトのテストへ

千代丸・上原選手がヤクルトの入団テストを受けることになった。 元日本ハムの秋村投手も。

できればパの球団に合格してもらいたかったのですが。 入団できるといいですね。

西武・鈴木哲、任意引退

かつて広島に在籍したことがある西武の鈴木哲投手が任意引退選手として公示された。 今後はスカウトになる。

危なっかしい投球が印象に残っています(^^;。おつかれさまでした。


11月3日

日南秋季キャンプ始まる

大野・野村・ロペス選手以外の主力選手が全員参加しての日南秋季キャンプが始まった。 舞台となる天福球場は土・芝が新しいものに変えられてリニューアル。 ヤクルトから移籍の笘篠選手は背番号「00」の真新しいユニフォームへ袖を通して、 初日から参加。
午前中はランニングと守備練習が中心。特に内野守備練習は1時間ぶっ通しで行われ、 正田・江藤・笘篠選手らがしぼられた。 正田選手は「1時間もやったのは何年ぶりかな?とにかく自分自身に勝つこと」。 ユニフォームを真っ黒にした江藤選手はあまりの練習量に「びっくりしちゃったです。 かなりキタ(つかれたの意)」。笘篠選手は「若い選手が多いのでびっくりした。 がんばってついていきます」。 また、前田選手は裸足で走りこみを中心としたトレーニング。
笘篠選手の加入で二塁手のレギュラー争いが激化。候補は正田・笘篠・高山・木村選手。 三村監督は自ら高山・木村選手に打撃指導。
一方の投手陣はノースロー組とブルペン組に分かれた。 澤崎・横山・黒田投手らはノースロー組。 走り込みを中心としたトレーニングに汗を流した。 ブルペン組には紀藤・玉木重・嶋投手らの姿が。100球以上の投げ込み。 背番号「20」のユニフォームを着た北別府臨時投手コーチは、 バットを片手に玉木重投手の指導。シュートを直伝。また紀藤投手と話し込む姿も。 精力的に投手陣にアドバイスを送っていた。
午後の主力野手陣は自主練習。 金本・緒方・前田選手らがティー打撃などバットを振っていた。

北別府コーチがバットを持っていたんですが、 あれでスパルタ教育をするのかなあ? というのは冗談で、単に手持ち無沙汰だったんでしょう。 サマになってました。

契約更改始まる

広島の契約更改が始まり、東瀬・若林・小畑・高山・野々垣選手が契約を更改した。 (金額は推定)

若林投手は東瀬投手よりも評価が高いんですね。 小畑選手はレギュラーを取らないと大幅アップはないでしょうね。 第3の捕手という立場は厳しいです。
契約更改情報をまとめたページは こちら


11月2日

広島ナイン、日南入り

選手とスタッフら60人が秋季キャンプのため、日南入りした。
このキャンプでは主力のレベルアップが最大の目的となる。 野手陣には打ち込みだけの選手もいれば守備だけの選手もいる。 投手陣では澤崎・黒田・横山投手は肩の疲労を考えて走り込みに専念、 紀藤・佐々岡・田中投手らは投げ込みと体力作り、 となる予定。

画一的なメニューをやるのではないと聞いて、少し安心しました。

「進め!スポーツ元気丸」より

広島テレビ「進め!スポーツ元気丸」には大野投手が生出演。 81年、最初に抑えをやった時は結果が出ないし、野次られるので、 マウンドへ行くのが嫌になったという話。 90年のシーズン終盤に抑えへの転向を山本浩二監督へ直訴した話。 何度も役割を変えてきたが、今後は先発1本でやりたいという話など。
秋季キャンプへ向けて、江藤・金本・澤崎投手のひとこと。 澤崎投手は「課題はスタミナ」。

いつも「進め!スポーツ元気丸」のことに関しては手抜きになります(苦笑)。 土曜日の番組は土曜日の夜を使ってかなり詳しく書くことができるのですが、 「スポーツ元気丸」は日曜日の22時30分からなので、ちょっとそれはできません。 そういうことなのでお許しを。


11月1日

RCC「ひろしまスポーツ天国」では三村監督のインタビュー。 話した内容はシーズン終了にあたってのコメントとほとんど同じ。 「1番野村2番緒方」を頭デッカチの打線と呼び、反省しているそうです。 来年はおそらく2番緒方を見ることはないでしょう。 秋季キャンプでは主力をしごくそうで、「覚悟しておくように」と言ってました。 壊さない程度にお願いしますよ。

徳本、オリックスへ内定

徳本選手がオリックスのテストに合格し、入団が内定した。

おめでとうございます。

金本選手のインタビュー

広島ホームテレビ「カープDON!」から金本選手のインタビュー。
 − 30本塁打の壁を破りましたね
「何とかぎりぎりね。怪我とかあったんですけど何とか達成できました」
 − 終盤怪我がありましたが、焦りはありましたか?
「そうですね。毎年いいところへ行きながら、一昨年は怪我したり、 去年も27ですかね。30は一生の壁かと思ったりしましたけどね」
 − 仲の良い巨人の清原選手との本塁打争いについて
「最後ケツマクリましたけどね、1本差で」
 − あのゲーム(10月4日巨人戦、金本2発30号到達、清原2発)、 充実感はあったでしょう?
「あの時は30本越えたという意識はなかったですけどねえ」
 − リーグ5位.404の出塁率、リーグ4位80個の四球について
「毎年いいんですけどね、出塁率は。四球が多いんでしょうね」
 − 内角攻めについて
「もう慣れっこですね。毎年毎年、 今年は(内角攻めが)すごいって言われているんですけど、 毎年ですからね、別にどうっちゅうことはないし、 結局自分がインコースに弱いから攻められるだけで、 インコースに強くなればそんなには放ってこないと思うしね」
 − 四球が多いのは強打者の証?
「強打者というよりは、結局あれだけ振るから、 当ったら間違いがあるからっていうのがあるんじゃないですかね、相手に」
 − 左方向に打つことが出塁率の良さにつながっていますね?
「これはおっきいですね、やっぱり。4月からレフト方向へボンボン出ましたからね。 こんな簡単にできるもんかなあと思ったんですけどね。 中盤ちょっと色気を出して、引っ張りにかかって、ペース落ちてね、 またもう1回、じゃあ開幕の頃に戻ってということでレフトの方を狙い出して 本数伸びましたね」
 − 去年より減った盗塁13個について
「これもね、4月5月全然失敗なしでいってたんですけどね。 中盤3連発でアウトくらったんですよね。結構捕手もいい球放ってきよったしね。 ビビリもあったし、盗塁は運もあるんですよね。捕手がどれだけいい球を放るかとか、 スタート以外でもね。ああ、運がないんかな思うてね、どどどっとアウトになってね。 それからサイン出してもらえなくなりましたよ」
 − トリプルスリー(3割30本30盗塁)について
「今年(3割30本)できたからといって来年簡単にできるとは思ってないし、 盗塁はね、チーム事情からいっても、 野村さんも今は緒方ほど走ってないですからね。 日本シリーズで西武の野球を見てて、足っていうのはすごい武器だと思ったしね」
 − トリプルスリーには全試合出場しなくてはいけませんね
「全イニングですね。今年できなかったですからね」
 − トリプルスリーをやると今度は「金本メジャーか」とかね
「ハハハハハ。それはどうすかね、それはないでしょうね」
 − 残留の野村選手、残留微妙のロペス選手について
「野村さんがいないとこのチームは成り立たないという雰囲気がありますからね。 ヤクルトには古田さんがいるようにウチでは野村さんですからね。 一番大事な選手だと思うし。ロペさんもね、一緒にクリーンアップ打ってきて、 かなりお互い貢献しましたけどね。ロペさんの野球に対する姿勢というか、 そういうところも勉強になるし、一生懸命やってますから」
 − 左足首の状態は?
「思ったより遅れているんですけどね、回復が。 自分ではキャンプに入ったらイタイカユイ言うつもりはないし、 仮に動けなくても、それ以外でも練習はできますから、 そっちの方をやらしてもらうつもりですけどね」

インタビュアーは井村アナ。金本選手が30本打ったら、 金本選手にフグをごちそうすると3年前に約束していたそうです。 また金本選手は広島市民球場のシートにサインをしていました。 オレンジシート2−215の背もたれの上部に小さく書かれています。 暇な人は探してみてはいかが?

澤崎投手のインタビュー

RCC「ひろしまスポーツ天国」から澤崎投手のインタビュー。
「1年間振り返って、もう本当に出来過ぎな1年だと思うんで、自分で。 だからつらい時もありましたけど、 つらい時に本当の自分はこうなんだなという風に思ったときもありましたから。 今までが出来過ぎだったんだから、これが本当の自分なんだから、 今ここで頑張らないと結局は上に行けないんじゃないかなと思っていましたから。 結局体力がなくなってきてて、抑えなければいけないところを抑えられなかったり、 ためなきゃいけないところがためられなくなったり、 それでもう上半身と下半身のバランスがバラバラになって、みたいな感じだったたから。 で、1週間抹消になって、そん時にちょっと体力的に戻ってきてたから、 多少良くなって、最後は結構イイカンジで終われたから、 来年につながるかなという感じなんですけど」
「得意だった人が駄目(苦手)になったとか。 データを見た時にはホージーに打たれてなかったんすよ。 10打数1安打というデータを見たら、そこから2ラン3ランを打たれて」
「打者うんぬんというより、 僕は自分の力を100%出せるようにするということしか考えてないので、 基本は自分の球を投げるということだけですから、 オフになってあの打者はここが弱いとか、そういうことをしようというか。 (打者の弱点を)わかってないというのが1番(の理由)なんですけどね(苦笑)」
 − 来年の目標は?
「これだけ成績を残しちゃったから、 同じ成績を残そうとしたらおかしくなっていくと思うんで、 ちゃんとゲームを作れるように」
「1年間、御声援ありがとうございました。 また来年も一生懸命頑張りますのでよろしくお願いします」

当然、捕手は打者の弱点を研究しているはず。 捕手のリード通り投げれば良いとは言っても、 投手が打者の弱点を知らないのでは捕手の意図が伝わりにくいのではないでしょうか。 さらにステップアップするには、捕手だけでなく、 投手も打者の研究をする必要があるでしょうね。

前田選手のインタビュー

テレビ新広島「スポーツデート」から前田選手のインタビュー。
「アクシデントがあった時に脆さが出るっていうかね、 自分で自分の弱さを感じる時っていうのは、つくづく去年今年とね。 いつもだったら凡打してベンチに帰って 「ああくっそ〜、何でできんのかなああいうのが、腹たつのう、ちくしょう」と、 今まではそういう「よし次いっちゃろう、次は見とけよ」と思いながらものが、 去年今年となったら「やっぱりだめかな〜、やっぱりだめなんかな〜」 という風に考え方が変わりますからね。 だからそういうものを引きずって次の打席に入るとなった時に、ひとつファールを打つ、 ひとつファールチップをする、「ああやっぱり違うなあ」 「ああ、これじゃもう勝負になんないなあ」とか。 そういうことを考えながらやってたような気がしますよね」
「何であそこまでしか飛ばないのかなあ、あれぐらいの打球しか打てなかったかなあ、 とかね。確かにそれはしょうがないんですよね、 そういう土台が崩れたものを一生懸命戻そうとしている時ですからね。 ただそういう風に自分を認めたくないもんですからね、僕はやっぱりまだ。 だから、自分は「いや、認めたくない、自分を。そういう自分を認めたくない」 と思いながら、その間になんとか、体力気力が戻ってくれれば、 それがベストだと思うんですけどね」

これは「カープっ娘TV」でのインタビューの続きです。 1回のインタビューを複数の番組で使っているんです。 しかし、前田選手の苦悩は深いようですね。