カープ日記


5月31日

ひさびさの一気攻撃!

対横浜戦、広島は2回裏、横浜先発森中投手を攻め、 2つの四球と安打で作った一死満塁のチャンスから西山選手の適時打で先制。 二死後、緒方選手の2点適時打・野村選手の2点適時二塁打でこの回一気に5点。 4回裏には野村選手の適時内野安打、5回裏には敵失で追加点。 先発山内投手は5回表に波留選手のソロアーチで1点。 7回表二死一二塁からローズ選手に適時打を打たれて降板。 救援の高橋建投手も駒田選手に適時打を打たれたが、後続を断った。 8回から登板の澤崎投手は8回の二死満塁のピンチを切り抜けると、 9回も無失点に抑えた。7対3で勝利。 広島は11勝11敗の勝率5割の成績で5月を終えた。

試合結果

今日はなんと言っても2回裏の攻撃。江藤・金本選手の四球で無死一二塁。 最近はこの2人がチャンスメーカーになることが多いですね。 町田選手の左前打で満塁。正田選手が浅い中飛で一死。 いつものような拙攻かと不安になりました。しかし西山選手が右前へ適時打。 これが大きかったです。もしも凡退していれば、二死で山内投手。 5点はなかったでしょう。山内投手は三振して二死満塁。 緒方選手は中前へ落ちる2点適時打。昨日の幸運が残っていたようですね。 そしてとどめは野村選手が中越えへ2点適時二塁打。 波留選手のグラブに当たったようにも見えましたけれど。 この回、見事に打線がつながりました。 ロペちゃんに1本出ていればもっと良かったですね。
先発は山内投手。私もマスコミの方も大野投手と予想していましたから、 意外でした。順番から言えば大野投手なんですがねえ。 間隔を開けられる時はなるべく開けてあげようという配慮なのでしょうか。 それとも横浜の予想を外そうとしたのか。 横浜の先発も大方の予想の三浦投手ではなく森中投手。 しかし両軍ともしっかり偵察メンバーを入れて抜け目がありませんでしたね。
先発の山内投手。ヒーローインタビューでもまるで負け投手のような元気のなさ。 「完投できなくて情けない」といった意味のことを言ってましたね。 6回2/3を9安打自責点3。 まあ、3試合連続でKOされていたことを考えると雲泥の差でしょう。 あんまりマイナス思考にならなくてもいいのでは。 相変らず高目の球が多いのは気になりますけど。
澤崎投手。今日は冷や汗をかかせてくれました(苦笑)。 8回表二死無走者になって、「今日はいいみたい」と思っていたら、 2連打と四球で満塁。本塁打で同点の場面を作ってくれました。 鈴木尚選手に2−3になって、最後はなんとか二ゴロ。
5月は結局5割で乗り切りました。連勝が2度。しかもたったの2連勝でしたが、 5割だったということは、いかに連敗しなかったかということでしょう。 連敗しないというのはこれからも続けて欲しいですね。 そしてチョコチョコと連勝して「塵も積もれば山になる」でこっそりと貯金を増やす。 そして8月9月で大きな連勝をして....。「取らぬ狸の皮算用」。

大野、登板を回避

大野投手は30日の練習中に首の痛みを訴え、31日の先発登板を回避した。 2〜3日安静にして様子を見る。

げげげ。道理で先発しなかったわけです。 三村監督は「明日は誰を先発させようか」ということで、 明日も先発しないようです。寝違えたとか、軽いものならばいいんですけどね。 心配です。
山内投手は急遽の先発だったようです。 そのことを考えると良く投げてくれたと言えるでしょう。
では明日の先発は?横山投手は昨日4回投げているし、 澤崎・高橋建投手は今日投げているし。山崎投手か、白井投手か。 昨日の菊地原投手の例にならうと白井投手?

白井が菊地原に代わり出場選手登録

菊地原投手が出場選手登録を抹消され、白井投手が出場選手登録された。
三村監督は菊地原投手について「いい勉強になっただろう」。 白井投手は「ファームでは走り込みをして、4月より球速は早くなっていると思う」。

4月の白井投手は期待はずれでしたが、変身してるかな?

マルティネスが帰国

マルティネス投手が体調不良のためドミニカへ帰国する。 カープアカデミーで練習する。

残念ですね。良くなったらまた来て頂戴。

ウエスタン情報

試合結果

近鉄の継投に5安打完封負け。前間投手は5回1/3を4安打自責点3。 どうも目立った野手がいません。 高山選手はコンスタントにヒットを打っているようですが。


5月30日

横山全開!

対横浜戦、なんと先発はプロ入り初登板の菊地原投手。 初回、無死満塁からローズ選手の内野ゴロの間に先制を許した。 広島はその裏、ロペス選手の久々の適時打で同点とした後、 江藤選手が左翼ポール際へ14号3ランを運んで逆転。 菊地原投手は3回にローズ選手の犠飛と駒田選手の適時二塁打で1点差とされてKO。 3回裏に江藤選手が金本選手と並ぶ15号2打席連続アーチを放って突き離したが、 4回表に高橋建投手が波留・鈴木尚選手の適時打と内野ゴロで3点を失い、 逆転された。広島は6回裏、横浜内野守備の乱れと緒方選手の幸運な適時打で再逆転。 5回から救援した横山投手は4イニングを投げ、1安打無失点。 4連続を含む7三振を奪う好投。 最後は佐々岡投手が抑え、7対6で勝利。

試合結果

すごかったね〜、横山投手。4回を1安打7三振無失点。 7回表、先頭の鈴木尚選手に二塁打を打たれましたが、ここからがすごかった。 ローズ・駒田・佐伯選手を連続三振。最高球速は145キロ出ていましたが、 それ以上に感じました。遠目に見ても、 投げる時の胸の張りと腕のしなりがわかりました。 この投球を見ることができただけでも広島市民球場に行った甲斐がありました。 観る者を熱くさせる投球でしたね。この投球がコンスタントにできるようになれば、 佐々岡投手とのダブルストッパーも夢ではなくなります。もちろん、 スタミナの問題が解決されれば先発でも行けます。 打つ方でもプロ入り初安打。おめでとうございます。決勝点につながったね。
実はペルちゃんのプロ入り初先発を見るつもりで球場に行ったのですが、 別のプロ入り初先発を見せられてびっくり。 奇策中の奇策じゃないですか、菊地原投手の先発なんて。しかもプロ入り初登板。 そりゃ二軍では規定投球回数に達していて、田中投手に次ぐ防御率。 一軍に上がってきてもおかしくはない成績ですが、いきなり先発とは。 去年も田中投手のプロ入り初登板初先発で我々の度肝を抜いてくれた三村監督ですが、 今年もまたやってくれました。なぜだか嬉しくなってしまいました。 しかし初回は2つの四球と安打でいきなり無死満塁のピンチ。 「こりゃ、大量失点だわ」と思いながら見てましたが、 ローズ選手の内野ゴロの間の1点のみで抑えました。1回裏に4点を取って逆転して、 「何とか5回までリードを保ったまま抑えてくれんかのう」。 2回を3者凡退に抑えて「これで行けるかも」。しかし甘かったです。 3回に死四球をきっかけに2安打と犠飛で2失点。KOされてしまいました。 「駄目だったか」とがっかり。相当緊張していたようですし、次回に期待しましょう。 次回があるとすれば中継ぎになるでしょうね。 (追記:試合後の三村監督のコメントによると、菊地原投手は二軍落ちするようです。 三村監督、やることが極端だなぁ。)
高橋建投手。菊地原投手を救援した3回は良かったのですが、4回に連打を浴びました。 しかし、横浜打線は面白いように打線がつながりますねえ。 一三塁が続くんですよ。5失点の野村投手を交代させなかったのも、 この打線があるからこそ。結局、高橋建投手は3点を失って逆転を許しました。 鈴木尚選手がアウトと勘違いしなければ、もう少し点が入っていたかも。
最後は佐々岡投手が締めたわけですが、 横山投手の後だっただけに見劣りするんじゃないかと心配しました。 石井選手に0−3になった時は一瞬焦りましたが、結局三振。 球は走っていたようですし、 横山投手には負けられないという気持ちもあったのではないでしょうか。
江藤選手。2打席連続本塁打。 最初の3ランはふらふら高く上がった当たりで左飛かなと思いました。 まさか入るとは思いませんでした。2本目はかなりいい当たりでしたね。 これで金本選手に並びました。今年こそ40本以上頼むぜぃ。
不調の緒方・ロペスコンビにも適時打が出ました。 ロペス選手は初回に右前へ同点適時打。5回にも中前打してますし、 不振脱出は間近。緒方選手は決勝のポテンヒット。 打ちとられている当たりでしたし、 はっきり言って幸運以外の何ものでもありませんでした。 しかし幸運というのは大切。初回にもセルビー選手の失策を誘っていますしね。 凡退した4回裏の左飛・8回裏の右飛に復調の兆しを無理にでも読み取りたいです。
打線全体を見ると、 点を取った後のもうひと押しがないために苦戦したという感じですね。 今日は1番緒方2番野村。 効果のほどはわかりませんが、気分転換にはなったでしょう。 いろいろと試してみることに反対ではありません。
さて、明日は大野さまで5月勝率5割で終わりたいですね。

正田、250犠打

正田選手は6回裏無死一塁で送りバントを決め、通算250犠打を達成した。 プロ野球史上5人目。過去、 平野謙(ロッテ)・川相昌弘(巨人)・新井宏昌(近鉄)・吉田義男(阪神) 選手が記録している。

おめでとうございます。小技ができる選手の勲章みたいなものですね。

ペルドモに代わり菊地原が出場選手登録

ペルドモ投手が出場選手登録を抹消され、菊地原投手が出場選手登録された。

ペルドモ投手の抹消について三村監督は 「直球が素直なのでムービングファーストボールをおぼえてきてほしい」そうです。 抹消されるほど悪い投球してたっけ? 先発するんじゃないかと思っていたくらいなので意外。

ウエスタン情報

試合結果

玉木重投手が5回を12安打自責点7と散々。 吉年投手は1回0/3を9安打自責点10。 吉年投手は経験不足ということで仕方ないでしょう。 今は安定感のある投球をしている黒田投手も1回で10点取られたこともありますし。 しかし、玉木重くん。どうしたんだよ〜。しっかりしてくれい。


5月29日

天敵ガルベス、再び

対巨人戦、先発紀藤投手は初回、松井選手に14号2ランを浴びて先制を許した。 巨人先発ガルベス投手に完璧に抑えられていた広島は5回、 江藤・浅井選手の安打で一三塁のチャンス。 ここで正田選手が適時内野安打を放って1点を返したが、後続がなかった。 6回裏にはガルベス投手に適時打を打たれ、追加点。 新オーダーで臨んだ広島打線は最後までガルベス投手を捕らえられず、 1対3で敗戦。

試合結果

ついに打線を組み替えて来ました。 ペレス・木村・野村・江藤・金本・浅井・正田・西山というオーダー。 しばらくは右投手が相手の時はこの打順で行くのでしょうか? ガルベス投手用のオーダーという気もするのですが、どうでしょうか? それにしても緒方・ロペス選手を外すとは思い切りましたね。 やるとしても打順の入替えぐらいだろうと思っていましたが。
しかしその打線が不発。1・2・3番が塁に出ないのでは昨日までと一緒。 まあ、今日のガルベス投手の出来ならば、 どんな打順でも関係なかったかもしれませんね。 ガルベス投手は去年の前半並みの調子に戻ったみたいです。 ヒットはたった4本。内野ゴロによるアウトがなんと20個 (うち併殺1)。 信じられない。今後も悩まされそう。 唯一のチャンスは1点を取った5回。江藤選手と浅井選手の安打で一三塁。 正田選手の内野安打で1点。1点差。一死一二塁で西山選手が併殺打。 8回に打った安打はここで打って欲しかったなあ(<−無茶)。
勝負のポイントとなったのは追加点を取られた6回裏でしょう。 清原・清水選手の連打で無死一二塁。仁志選手がバントを失敗し一死一二塁。 柳沢選手の捕邪飛で二死。ここでガルベス投手に適時打を打たれてしまいました。 もし巨人がミスで大チャンスを潰したということになっていれば、 流れが広島に向いた可能性が高いと思います。 7回表は3番からという好打順でしたしね。
ではここでガルベス投手への配球を見てみましょう。

  1. 低目のボールになるフォークで空振り(1−0)
  2. 真ん中のフォーク?で三塁線へファール(2−0)
  3. 外角へ直球を外す(2−1)
  4. フォークがワンバウンド(2−2)
  5. 外角スライダーを左前適時打
相手は投手。直球をストライクにするつもりはない。 1・2球の緩い球(フォークなのでそんなに緩くはないですが)の後、 3球目で速球を見せ球にしておいて、4球目が勝負の球。 これがワンバウンドしてしまい、2−2。本来ならば速度の落ちる球を見せた後なので、 もう一度速球を見せておきたいところでしたが、ストライクを投げるのは恐い。 じゃあ高目にはずせば良いかというと、2−3になってしまうのでそれもイヤ。 フォークを続けるにも勇気がいる。 で、今まで使っていないスライダーで勝負したのですが、 遅めの球を見慣れていてタイミングが合ってしまったのでしょうね。 以上、私の想像したあの場面におけるバッテリーの配球意図でした。 たぶん、ガルベス投手は配球なんて読んでなかったと思います(甘く見過ぎ?)。 振ったら当たったって感じ。 (追記:紀藤投手の「フォークに始まり、フォークに終った」というコメントから、 スライダーに見えた5球目はフォークだったようです。)
先発の紀藤投手。粘投でしたね。6回1/3を11安打3失点。 去年の前半もこんな感じの投球が多かったような気がします。 巨人の拙攻に助けられて結果オーライという気もしますが。11安打も打たれたのに 大崩れしなかったのでまあまあですかね。
さて、明日は誰が先発するかな?ペルちゃん?

追加日程

予備日だった9月19日に広島対巨人戦が行なわれることが決まった。 18時20分から広島市民球場。

その頃、カープはどうなっているでしょうね。


5月28日

抜けた!ペレス、逆転三塁打!

対巨人戦、走者を許しながらも巨人打線を抑えていた先発加藤投手は、 5回、広沢選手の適時打で1点を先制された。 巨人先発岡島投手に零封されていた広島打線は、7回、 江藤・金本選手の連打と正田選手の四球で二死満塁のチャンス。 代わった木田投手から代打ペレス選手が中前左を抜ける走者一掃の逆転適時三塁打。 8回には金本選手が2点適時二塁打を放ち、駄目押し。 投げては加藤投手の後を継いだ高橋建・山崎・澤崎投手が巨人打線を抑え、 5対1で勝利。

試合結果

やったね!ペレスくん!逆転の適時三塁打。いい当たりだったので、 一瞬センター松井選手に捕られるかと思いました。 「落ちろ、落ちろ」と思いながら見てました。 わずかにグラブの先をかすめて落ち、左中間へ。 打った球はフォークでした。スピードがなく、 しかも落ちませんでした。2ストライクまでは直球に振り遅れ気味でファール。 しかし初球から積極的に振っていく姿勢が逆転打を生みました。 代打はこうじゃなくちゃ。待ちに待った適時打。
適時打といえば金本選手。2点差ならば、 ひとり走者を置いて松井・広沢・清原選手あたりの一発が恐かったところ。 高目のボール気味の直球をうまく叩いて、あっと言う間に右中間を切り裂きました。 貴重な駄目押し打。
先発の加藤投手。5回を4安打1失点の好投。ピンチもありましたが、 味方に足を引っ張られた面もありましたしね。 特に1点を取られた後の一死一三塁で清原選手を三ゴロ併殺に抑えた場面は見事でした。 味方の援護が遅くて勝ち投手にはなれませんでしたが、先発の役割を果たしました。 早目の交代もいいタイミングでしたね。
高橋建投手。7回は無死一二塁のピンチでしたが、 元木選手のバントを見事な守備で失敗させました。 松井選手は高目のボール球で中飛。犠飛には充分な打球だったわけで、 元木選手のバントを失敗させたのは大きかったですね。 今季初勝利。
山崎投手。なぜだか先発の時とは違って頼もしい感じがしました。 清原選手へ四球を許しただけの無安打投球。
最後は4点差のせいか、佐々岡投手でなくて澤崎投手でした。 川相選手に二塁打を打たれましたが、後続を抑えました。 4点差もあれば余裕だったでしょうね。
ベンチワークも冴えていました。ペレス選手の代打起用。 普通はチャンスメーカーにペレス選手、 走者がいる時は浅井選手という使い方。 しかし最近の調子を考慮したのでしょう。あの場面、 浅井選手ではなくペレス選手を使いました。 その他、加藤投手の早目の交代。継投。バッチリ決まりましたね。 三村監督、さぞ御満悦でしょう。
6回表のチャンスを野村・緒方選手で潰した時は「また今日もか」 と嫌な感じがしましたが、2本の適時打で終わってみれば快勝。 加藤投手も先発の仕事をしましたし、いい試合だったと言えるでしょう。 ノムケン・えとちゃんの失策とロペちゃん・緒方くんの不調も不問としましょう (してないがな(笑))。


5月27日

何とかしてやれーや、好投黒田に援護なし

対巨人戦、広島先発黒田投手と巨人先発槙原投手の投手戦。 5回表、金本選手が15号ソロを放ち、均衡を破った。 しかし7回裏、黒田投手は四球の広沢選手を一塁に置いて、 清原選手に逆転2ランを浴びた。8回裏には小早川投手が松井選手に駄目押し2ラン。 1対4で敗戦。黒田投手は好投報われず、プロ入り初黒星。

試合結果

やりました!黒田投手!プロ入り初安打!おめでとうございま〜す! 7回を4安打2失点の好投!4回までは無安打投球! おめでとうございま〜す!
金本選手!15号アーチ!本塁打王争い快走! おめでとうございま〜す!打点もトップに並びました!おめでとうございま〜す!

あれ?負けたの?

清原選手の一振りにやられた形。はまった時の清原選手はやはり恐い。 直球を狙われたのでしょうかねえ。 ラジオで解説をしていた牛島氏によると、 直球狙いのところへ直球を投げさせた配球ミスではないかということですが....。 清原選手には前の2打席は四球と左前打。 投げにくい感じでもあったのでしょうか。 結局、直前の広沢選手への四球が悔やまれるのですが、 全く四球を出さないということも難しいですし。
問題は打線。巨人投手陣の前に4安打だけ。 走者が三塁に達したのは金本選手の本塁打の時だけ。 走者が塁上に2人以上出たのは5回表だけ。6回以降は無安打。 今日は適時打欠乏症でも拙攻でもありませんでした。貧打。 前の試合で打線に復調の兆しが見えたと思っていたのですが。 ま、槙原投手が素晴らしい投球をしたということでしょう。 それだけに8回に槙原投手に代えて宮本投手が出てきたときには、 「シメタ」と思ったんですけどね。最後は三沢投手にも抑えられました。 黒田投手が好投しただけに、投打の巡り合わせの悪さは悔やまれますね。 ほんと、黒田投手には可哀想なことをしてしまいました。
小早川投手。松井選手に2ラン。2−0から投げるにしては甘すぎる球でしたね。 あの直球は去年の球威のイメージで投げてしまったのでしょうか? それとも単なる制球ミスか。 3球勝負をするにしてもキワドイ球で行ける状況だったので悔やまれます。
山崎投手が中継ぎ登板。広沢・清原選手を抑えました。 中国新聞やスポーツ紙にも中継ぎ降格のようなことが 書いてあったので、別に驚きはしませんでしたが、では次の横浜戦、 大野・山内投手ともうひとりは誰が先発するのかな? 二軍から上げてくるか、中継ぎのうちの誰かが投げるか。 登板間隔の開いている中継ぎ投手は要チェックですぜ。
打線ですが、ロペス選手と緒方選手の復調が待たれます。 緒方選手の場合、 打てないようならバントでもエンドランでもやらせるべきでしょう。 打順の入替えという手もあるのですが、1番2番を動かす気がないのなら、 前田選手が帰ってくるまでは入替えようがない感じもしますし。
やっぱり3連勝はできませんでしたね。 松井・清原選手に打たれるとは、巨人の息の根を止めるどころか、 人工呼吸・心臓マッサージをしてあげた感じ。 調子が悪いうちに叩いておきたかったんですけどねえ。


5月26日

SATOの無責任先発予想

27日から福岡ドームで巨人3連戦。広島の先発は黒田・加藤・紀藤投手でしょうか? 黒田投手は前回のような快投を見せることができるか。 加藤投手はどこまで踏ん張れるか。紀藤投手の復活は本物か。 とまあ、こんな感じでしょうか。期待よりも不安が大きいのは加藤投手。 広い福岡ドームで思い切った投球ができればよいですね。
一方の巨人の先発はローテ通りなら宮本・岡島・ガルベス投手。 雨天中止の24日に登板予定だったように思える槙原投手が どこかで来る可能性もあります。

球宴ファン投票は6月1日から

オールスターゲームの開催要項が発表された。 7月23日に大阪ドーム、24日に神宮球場で行なわれる。 両軍、ファン投票で9人、監督推薦で19人が選ばれる。 ファン投票の期間は6月1日から7月6日まで。 インターネットでも受け付ける。

インターネットでの投票受け付けは去年から始まりましたが、 それほどたくさんの投票はなかったということでした。
カープの選手もたくさん選ばれて欲しいですね。 ただし、怪我のない状態で。


5月25日

どか〜んと3発!久々連勝だ!

対阪神戦、先発山内投手は初回、桧山選手に先制2ランを被弾。 広島はその裏、阪神先発川尻投手から江藤選手が13号3ランを放ち逆転。 続く金本選手はバックスクリーンへ14号ソロの揃い踏み。 しかし山内投手は3回に新庄選手に同点2ランを打たれてKO。 広島は4回裏、ペレス選手のソロアーチで勝ち越し。野村選手の適時打でさらに1点。 山内投手の後をつないだ高橋建・横山・佐々岡投手が阪神打線を零封。 6対4で2連勝。広島は5月に入って初の連勝。

試合結果

今日も広島市民球場へ行ってきました。今年は今まであまり行ってないので、 行ける時にはなるべく行っておこうと思っています。 2階席と年間指定席に空席がありましたが、2万人以上の観客でした。 行った時にたまたま連勝してくれて本当にラッキー。
打線は今日も一発攻勢で、適時打は野村選手の1本だけでした。 しかし、江藤選手の3ランは得点圏に走者を置いてのもの。 適時打とみなしていいでしょう。問題は5回以降追加点を取れなかったこと。 特に7回無死二塁での緒方選手の送りバント失敗は拙かったです。 あまりバントはやらないから下手くそになったのかな(苦笑)。
江藤選手の13号逆転3ラン。去年から広島打線は川尻投手を苦手にしていますから、 いきなりガツンと言わせたことは大きかったです。 私は打球が高く上がったので途中で見失ってしまいました。 距離が充分なのはわかりましたが、ファールかなと思いました。 よく切れませんでしたね。 これで一瞬、金本選手にホームラン争いで並びました。
その金本選手は直後に14号ソロ。「あ、行った」という感じでした。再びキング。 江藤選手とのアベック弾を今年は何本見せてくれるでしょうね。
決勝アーチのペレス選手。これも打った瞬間、「行ったな」と思いました。 ペレス選手はスタンドに入るまで打球を見ていて、 三村監督に「ちゃんと走れ」と怒られたそうです。 非力そうに見えますが、結構パンチ力があるんですよね。
佐々岡投手と西山選手。最終回のハイアット選手の盗塁を刺した場面。 2点差ですし、普通は走る場面ではないのですが、 一塁手は一塁ベースから離れて全く牽制の気配なし。 リードもやり放題ですし、 ただでもらえる塁はもらっておこうとハイアット選手は走りました。 昨日も同じような場面でハイアット選手は悠々と盗塁を成功させていましたし、 そのことが頭にあったのでしょう。ところが、佐々岡&西山バッテリーは ピッチドアウトして盗塁を刺しました。 広島バッテリーは全く無警戒と見せかけたんですね。 試合が終了した瞬間、西山選手は得意げに自分の頭をトントンと指さしていました。 見事に罠にはめたということでしょう。 一発で同点の場面でしたし、ほんと、頭脳的なプレーでした。 阪神側に立てば「なんで走るんじゃアホ!」てなもんでしょうな。
しかし佐々岡投手。 8回は桧山選手にあわや同点ホームランという当たり。危ない危ない。 昨日に続いて2イニング投げました。ベンチは信頼して出しているんでしょうけど、 調整的な意味合いもあるような気がします。
横山投手は3イニングを1安打1四球無失点の好投。2勝目です。 6回はピンチでした。新庄選手の三塁線のゴロは江藤選手が止めていなければ、 二塁打になっていたでしょう。桧山選手に四球で一二塁。 ここは平塚選手を注文通り三ゴロ併殺。走者が三塁に残り、 吉田浩選手に0−1になった時、野村選手が横山投手のもとに行き、何事かアドバイス。 たぶん、「走者は気にせずに打者に集中しろ」とでもアドバイスしたのでしょう。 それまでセットポジションで投げていたのが、 野村選手が行った後はワインドアップでした。 吉田浩選手は直後の投球を打ち、打球はその野村選手が難無くさばいてピンチ脱出。
高橋建投手。出てきた時はロングリリーフかもと思ったのですが、1回2/3だけ。 1安打されましたが、無難に抑えました。
最後は先発山内投手。桧山選手と新庄選手に2ランを打たれKO。 正田選手の2つのファインプレーがなければ初回で沈没していたかも。 あれだけいい当たりをされれば、3回途中交代もいたしかたなし。 これで3試合連続KO。「仏の顔も三度まで」といいますが、 次回も先発で使われるのでしょうか? せっかく紀藤投手が帰ってきてくれたというのに、山内投手がこの調子。 なかなか揃いませんね。
先発が崩れても中継ぎ・打撃陣が奮起して連勝。 今の状態では3連勝なんてできないと昨日書きましたが、 次に勝てば3連勝。なんとか波に乗って欲しいですね。

ウエスタン情報

試合結果

ソリアーノ選手が同点の9回裏二死からサヨナラ2ラン。故障は治ったようですね。


5月24日

粘投・適時打、大野デー

対阪神戦、広島は2回、阪神先発中込投手から野村選手の一ゴロ敵失で先制。 3回には正田選手の犠飛・大野投手の2点適時打・暴投で一挙4点。 先発大野投手は走者を出しながらも要所を抑える投球。 7回を5回に許したハイアット選手の2ランの2点に抑えた。 8回から救援した佐々岡投手は9回に平塚選手のソロアーチを浴びたものの、 後続を断ち、5対3で勝利。

試合結果

今日は広島市民球場まで試合を観戦しに行ってきました。 試合内容はともかく、勝って良かったです。
今日は大野投手に尽きるでしょう。7回を6安打2失点の好投。 ピンチはありましたが、それほど危ないとは思いませんでした。 ポイントはハイアット選手との勝負。2回には無死一二塁で遊ゴロ併殺。 5回には高々と左翼席前列へ2ラン。ふわっと上がったので届かないと思ったのですが。 そして最大のピンチは6回二死満塁。糸を引くようなライナーだったのですが、 センター緒方選手の正面。運も味方したといったところですね。 この勝利で5勝。5勝以上した投手の最年長記録だそうです。
大野投手は打撃でも活躍。3回二死満塁から三塁線を破る2点適時二塁打。 チームとして久々に出た適時打でした。 5回には旧チームメイトの片瀬投手から右前打。 投打ともに大活躍でした。
さて。ここからは愚痴。今日は本塁打なしで5点を取ったわけですが、 あまりいい点の取り方ではありませんでした。 2回は相手の失策。3回は正田選手の犠飛。大野投手の2点適時打。 そして暴投。5点のうちの2点は相手のミス。大野投手が叩き出した2点は計算外。 まともな得点は正田選手の犠飛のみ。 3回はそもそも平塚選手がペレス選手の打球を見失うという幸運がありました。 相手のミスに乗じたといえば聞こえはいいですが、 あてにならない得点ばかりだったということです。 今日は勝ちましたが、打線の調子はまだまだでしょう。 こんな勝ち方では3連勝とか4連勝はとてもできないでしょうね。 頼むよ〜、ビッグレッドマシンったらあ〜。ちゃんと打って勝ってくれ〜。
佐々岡投手。確認した範囲では最高球速は145キロとまあまあでした。 8回を3人で抑えた時は今日は大丈夫だろうと思いましたが。 9回に平塚選手に一発を浴びたのは余計でしたね。 3点差あったからいいようなものの、 こんなことがあると接戦で登板した時恐いよねえ。
いつまでも波に乗れないせいか、勝っても素直に喜べないんですよねえ、最近。 強いから勝っているんじゃなくて、 たまたま勝っているだけという感じがして。 勝って嬉しくないことはないんですが。


5月23日

拙攻、拙攻、また拙攻

対阪神戦、先発山崎投手は3回に桧山選手に2ランを打たれ先制を許した。 6回には澤崎投手が星野選手のソロアーチと和田選手の適時打で2失点。 広島は6回に江藤選手の2ランで反撃。しかし7回の一死一二塁、 9回の二死一二塁のチャンスを生かせず、2対4で敗戦。 貯金は0となり、3位転落。

試合結果

最終回、惜しかったですね。町田選手の逆転サヨナラ3ランを期待したのですが、 やはりそううまくはいきません。 二死無走者から正田選手と西山選手がうまくつないだのですけどね。 残念。
それにしても適時打が出ません。本塁打でしか点が取れない状態が続いています。 痛かったのは7回の攻撃。特に西山選手の走塁でした。 一死から西山選手が中前打。そして代打木村選手の打球は右中間へ。 これがフェンスを直撃したのですが、西山選手は二塁止まり。 捕られるかどうか微妙だったので、一二塁間で打球の行方を見ていたのでしょう。 そしてフェンスを直撃したクッションボールを新庄選手がうまく処理したわけです。 右翼手の桧山選手はむこう向きでしたから、 打球を見極める西山選手の位置は二塁ベース上あたりでも良かったはずなのです。 そうすれば三塁までは行けていたはず。 もちろんそうなれば木村選手も二塁までは行っていたでしょう。 直後の野村選手が遊ゴロ併殺だっただけに一死一二塁と一死二三塁では大違いでした。 ただ西山選手の立場に立って言い訳させてもらえば、 あの打球を捕れない桧山選手もどうかしてます(苦笑)。 事実、私も捕られたと思いましたもん。
拙攻の数々。初回一死一二塁で江藤選手は併殺打。 2回二死一二塁で山崎投手は三ゴロ。これは仕方ないか。 5回二死二塁から野村選手の中前打。新庄選手の好返球で正田選手が本塁憤死。 7回8回は上記の通り。
打線で明るい話題は江藤選手の12号。 右手をうまく離して左手をうまく使って運んだように見えました。 たくさん本塁打を打っても、なかなか勝利に結び付かないので気の毒な気もします。 走者がたまっている時に打ってくれるともっと嬉しいんですけど、 贅沢でしょうか?
投手陣。先発の山崎投手。3回に桧山選手に2ランを浴び、3回限りで交代。 ストライクとボールがはっきりしていました。 「コントロールが悪かった」という本人のコメントもありました。 いつも三村監督の投手交代は遅すぎると文句を言っているのであまり言えないのですが、3回で代えるんだったら先発させた意味があまりなかったような気がします。 最初から高橋建投手を用意させていたようですし、 今日の先発はダメモトだったのでしょうか? できれば5回くらいまで投げてもらって、 先発としてのメドを立ててもらいたかったのですが。
高橋建投手。 RCC解説者の木下氏によると打者がタイミングを合わせやすい投球フォームだそうで。 きれいな投球フォームだとは思っていましたが、 今更そんなことを言われてもって感じですよね。 4回は藪投手に安打されるなど二死満塁のピンチ。ここは何とか切り抜けましたが、 正田選手の身長があと20センチ短かったら危なかったです(笑)。 5回はぴしゃり。
澤崎投手。中継ぎに回ってから、最初の巨人戦以外はあまり良くないですね。 いきなり星野選手に一発を浴び、和田選手には適時打。 緒方選手の好返球で3点目は取られずに済みましたが。 調子が落ちてきているのでしょうか。 中継ぎのテコ入れ策のはずだったのに皮肉な結果となっています。 がんばって欲しいですね。
横山投手は無茶苦茶良かったです。2回を無安打4三振無失点。 147キロ出てました。今日の収穫。 正直言って開幕当初は 「そのうちメッタ打ちを食らって二軍落ちしてしまうんじゃないか」と 心配していたのですが、立派に一軍投手としてやってますよね。 使い減りするタイプなのが残念。
明日からは広島市民球場。打線のつながりには期待できないようですから、 一発攻勢に期待しましょう。

ウエスタン情報

試合結果

長谷川投手は7回を10安打3失点。まあまあでしょうか。
気になるのは福良選手で、スタメンレフトだったにもかかわらず、 1打席も立たずに交代しています。故障でなければいいのですが。 交代してレフトを守ったのが松本捕手というのも....。 東洋くんは故障中なのでしょうか?
情報が少ないので憶測ばかりなってすいません。


5月22日

復活!?紀藤、完封勝利

対ヤクルト戦、ヤクルト先発吉井投手の前に、 チャンスを作りながらあと1本が出なかった広島打線は、 8回、金本選手の13号2ランで均衡を破った。 先発紀藤投手は速球とフォークを主体に素晴らしい投球。 6安打でヤクルト打線を完封。2対0で勝利。紀藤投手は今季初勝利。

試合結果

やってくれましたね、紀藤投手。 調子のバロメーターと言われる速球の走りも抜群で、 9回に入っても148キロが出ていました。散発6安打で完封勝利。 しかも、相手の吉井投手も好投の投手戦で投げ勝ったことが大きいです。 大量点の保護下での好投ではありませんでしたからね。
最大のピンチは7回。先頭の土橋選手に二塁打。 小早川選手にあわやの外飛で一死三塁。 外飛も許されない場面でホージー選手を浅い左飛で二死。 池山選手を敬遠。ここで代打は出ず、打者は吉井投手。池山選手の盗塁で二三塁。 吉井投手も球に食らいついてきて2−3。最後は何とか二ゴロに打ち取りました。 打者は投手だったわけですが、手に汗握りました。よく抑えてくれました。
もともと力のある投手ですからこの好投をまぐれだとは思いたくありません。 「復活」したといえるかどうかは次回以降の投球を見ないと何とも言えませんが、 今日の好投でローテでやっていけるメドは立ったのではないでしょうか。 腰痛さえ再発しなければ。 軸のひとりの山内投手が不安定な状態で、 頼れるのは大野投手ひとりという先発投手陣(黒田投手もがんばっていますが)。 一筋の光明が見えてきたといったところでしょうか。
決勝本塁打の金本選手。松井選手が12号を打ちましたが、 これで再び本塁打王争い単独トップ。 そんなことよりも、やはり試合を決める一発だったことが嬉しいですよね。 「ここで一発頼むぞ!」、そういう時の一発でした。
走者を許してからの吉井投手の好投もあったのですが、打線は今ひとつ。 初回の無死一二塁からクリーンアップに音なし。3回も一死三塁で3番4番が打てず。 4回は無死二塁から下位打線で得点できず。 6回も一死二三塁で正田選手に代打浅井選手を送る積極策が実らず。 下位打線で点が取れないのは仕方ないとして、 走者がいる時のクリーンアップの働きが、 全然クリーンアップでないのでイライラさせられました。 それだけに8回の金本選手の一発は喜びもひとしお。
何とか首位ヤクルトに勝ち越しました。 先発投手がある程度抑えると良い試合になります。次の相手は阪神。 先発は山崎・大野・山内投手でしょうか。勝利への第一歩は先発投手の出来。 頑張ってください。

ウエスタン情報

試合結果

菊地原投手が7回2/3を6安打2失点の好投。 最近、安定感が出てきたように思います。


5月21日

情けないです。すいません。

対ヤクルト戦、広島は初回、江藤選手の適時打で先制。 先発加藤投手は2回裏に池山選手の3ランで逆転されたが、 3回表にロペス選手の2ランで同点。さらに江藤選手の4試合連続11号で勝ち越し。 しかし加藤投手は踏ん張り切れず、その裏、土橋選手の2点適時打で逆転されKO。 広島投手陣はその後も失点を重ね、 打線は4回から立ち直ったヤクルト先発川崎投手を崩せず、4対11で大敗。

試合結果

先発が崩れて、中継ぎも踏ん張れない見事な負けパターンの試合。 こういう試合はこれから何度も見せられるでしょう。 ま、あきらめるしかないでしょうね。勝てる試合に勝てばいいんですよ。
まさか川崎投手が立ち直って完投してしまうとは思いませんでした。 3回裏に逆転された時も「まだまだこれから。この試合は打撃戦だ」 と思っていました。それがその後たった2安打だけとは。とほほ。
川崎投手に立ち直りのきっかけを与えたという意味で痛かったのは3回裏の2点。 3回表に逆転し、そこまでで川崎投手は4失点。 カープがリードしたまま川崎投手に打席が回っていれば、 交代していた可能性が高かったと思います。川崎投手が交代していれば、 打撃戦に持ち込めた可能性もあったのではないでしょうか。
次に痛かったのがペルドモ投手が失った5回裏の3点。二死無走者からでしたし、 二死一二塁から適時打を打ったのは川崎投手。 これで完全に川崎投手を乗せて、楽にしてしまいました。
3回までは楽しめました。まずは幸先よく江藤選手の適時打。 池山選手の3ランで逆転された直後、ロペちゃんの同点2ラン。 そして江藤選手の4試合連続11号アーチ。 江藤選手特有の大きな放物線を描く一発でした。 これで金本選手に1本差。
左膝に自打球を当てた緒方選手。元気にスタメン。 「痛くない」と言って三村監督に出場を直訴したそうです。 大したことなくて良かったです。
小早川投手が復帰後一軍初登板。飯田選手に一発を浴びてしまいました。 際どい場面ではありませんでしたし、リハビリ登板という感じ。 左打者で対戦があったのは稲葉選手だけ。中飛に抑えました。あとは全部右打者。 左打者相手でどのくらいの投球ができるか見たいですね。
先発した加藤投手。右肘の状態はかなり良いそうですが、 久しぶりの登板で調整が難しかったのでしょう。 打たれるのはいつものことですが、要所を締める投球ができませんでした。 今日の投球について「情けないです。すいません」だそうです。

ウエスタン情報

試合結果

玉木重投手が5回を6安打2失点で勝ち投手。 いまいちですねえ。気になるのは四球の数なのですが、 中国新聞に載っている情報からは相手チーム全体が得た四球の数 (広島投手陣全体が与えた四球の数)しかわからないんです。 それは4つでした。


5月20日

正田、汚名返上の逆転弾

対ヤクルト戦、先発黒田は初回、正田選手の失策の後、稲葉選手に適時二塁打を浴びて 先制を許した。2回表、ヤクルト先発山本投手からその正田選手が逆転2ラン。 3回には緒方・江藤選手の本塁打で追加点。黒田投手は3回に辻選手の適時二塁打、 4回に瀬戸選手の捕逸で失点して1点差。しかし、 5回にヤクルト2番手岡林投手からロペス選手の適時二塁打と 正田選手の適時打で2点を取り、突き離した。 黒田投手は6回にホージー選手に本塁打を浴び、結局6回を4失点。 7回表には金本選手が本塁打争い単独トップに立つ12号ソロ。 7回8回を澤崎投手が土橋選手のソロアーチのみ、9回を佐々岡投手が締め、 7対5で勝利。連敗を2で止めた。

試合結果

1回表。「え!スタメン?」。 1回裏。「馬鹿!打てんのならちゃんと守れ!ルーキーの足引っ張ってどうすんなら!」。 「あ〜あ、やっぱり点が入った。おまえのせいじゃ!」。 2回表。「お〜!よ〜打ったのお。意地の一発じゃ。汚名返上じゃ」。 2回裏。「お〜!よ〜捕った」。3回表。「まあ、1日にそう何本も打てん」。 4回裏。「おいおい、またか〜。ちゃんと捕れよ」。5回表。「あ〜、やべ。 満塁じゃけど下位打線......。お〜!打った打った。えらいえらい」。 7回表。「う〜ん。やっぱり」。9回表。「御苦労さん」。
横浜2連戦では湿っていた打線。 4発の本塁打で少しはすっきりしたのではないでしょうか? ただ、ぜいたくかもしれませんが、走者がいる時に一本出ませんね。 まだ、打線が線になっていない感じがあります。
金本選手と江藤選手のホームランキング争い。面白くなってきましたね。 金本選手は松井選手を抜いて本塁打数トップ。江藤選手は3試合連続の一発。 特に江藤選手はこれまであまり調子は良くないと言っていましたが、 「いい感じになってきた」ということで手応えを感じ始めているようです。
先発の黒田投手。巨人戦以来の2勝目を挙げました。 毎回のようにピンチを背負いながらも1点ずつで切り抜け、6回を4失点でした。 試合を作った、あるいは壊さなかったと言っていいでしょう。
ルーキーリレーとなった澤崎投手。こちらも冷や冷やもんの投球。 7回は二死二三塁。8回は一死三塁。変化球でストライクが取れなかったようです。 2回を4安打1失点。
最後は佐々岡投手。球速は140キロ台中盤が出ていたようです。 2点差で走者ひとりを許して古田・稲葉選手。一発で同点。 手に汗を握りながらラジオを聞いていました。 早く安心して見ていられるようになって欲しいものです。
連敗ストップ。首位ヤクルトに勝利。少しずつでも上に近づいて欲しいですね。

緒方、左ひざに自打球を当てて交代

緒方選手は3回の打席で自打球を左膝に当てた。その打席で本塁打を放ち、 裏の守備についた。 しかし4回に打席が回ってきたところで、大事を取ってペレス選手と交代した。 アイシングを行い、病院に行くかどうかは様子を見て決める。

痛みをこらえて本塁打を打ったわけですよね。 町田選手もそうでしたけど、どっか痛いと力みが消えて良い打撃になるのでしょうか。 大したことなけりゃいいですけど。

小早川、出場選手登録

小早川投手が出場選手登録された。

復帰、おめでとうございます。期待してますよ。

山崎、出場選手登録

山崎投手が出場選手登録された。

もう怪我の影響はないはず。厳しい目で見られるでしょう。 次の阪神戦で先発するんじゃないでしょうか。

小林、キャッチボールを再開

昨年9月に右足前十字靱帯を断裂した小林投手が、遠投・キャッチボールを再開した。 ダッシュはまだできないが、右膝の状態は80%程度まで回復している。 オールスター後の復帰を目標にしている。

お仲間だった小早川投手が早くも復帰していますからね。 でも焦らないでマイペースでやってくださいね。

ウエスタン情報

試合結果

山根投手は5回を7安打1失点。粘りの投球だったのでしょうね。 でも被安打数を減らさないと一軍入りは厳しいでしょう。


5月19日

玉木重・前間、出場選手登録抹消

玉木重投手と前間投手の出場選手登録が抹消された。 代わりに山崎投手と小早川投手が出場選手登録される予定。

前間投手はある程度予想していましたが、玉木重投手もですか。 確かに無駄な四球が多過ぎましたけど。 山崎投手はウエスタンで1試合投げただけ。きっちり調整してきてくれたのでしょう。 小早川投手は予想外に早い復帰。しかし去年と比べるとまだまだの調子のようです。 実戦で徐々に調子を戻してくれれば良いですね。

山内、走りこみで調整

18日の横浜戦で2回KOされた山内投手。本人は 「フォームが悪い。オープン戦の時は良かったが、開幕直前から崩れ始めた。 肘が下がっていて、腕が球を押出すような形になって球が高目に浮く」。 川端コーチは「中継ぎ降格や登録抹消にはせず、しばらく先発でがんばってもらう。 フォームも徐々に直していくが、走り込みで下半身を作り直させる」。

シーズン中の走り込みって効果あるのかな?

SATOの無責任先発予想

20日から神宮球場でヤクルト3連戦。 広島の先発は黒田・加藤・紀藤投手でしょうか。 加藤投手と黒田投手は逆になる可能性もありますが、 今の時点でより安定感のある黒田投手が先に来ると見ます。
一方のヤクルトは田畑・山本・吉井投手か? 2戦目がわかりません。川崎・岡林投手が山本投手以外の候補。 野村監督は中4日の先発を時々やりますから、2戦目に吉井投手を持ってきて、 3戦目に川崎投手という可能性もないではないです。

5月18日

赤ヘル、投打とも元気なし

対横浜戦、先発山内投手は初回、鈴木尚選手の犠飛と佐伯選手の2点適時二塁打で 3失点。2回にも石井選手にソロアーチを打たれKO。 救援した前間・横山・ペルドモ投手も失点を重ねた。 打線は横浜先発三浦投手の好投の前に、 江藤選手の一発と町田選手の適時打で2点を取っただけ。 三浦投手に完投を許し、2対8で惨敗。

試合結果

考えてみれば最初から最後までいいところなしで負けたのって、 久しぶりのような気がします。 最近は負けるにしてもある程度もつれる試合をしていました。 今日はまさに完敗でした。
山内投手。初回いきなり3失点。最初の1点はある程度仕方ないという感じがしますが、 二死無走者になってからさらに2点を取られたのが拙かったですね。 2回には石井選手に本塁打されて計4失点。無残なKOでした。 相変らず良かったり悪かったり。出してみないとわからない安定感の無さ。 こんな調子じゃあ10勝しても10敗してしまうでしょう。 信頼感は去年並みに逆戻りですな。
3回の守備から町田選手が二塁手。大量点をリードされ、 攻撃的な布陣を敷かざるをえなくなったため、ついにということですね。 守備機会は無難にこなしました。 正田選手の打率がいつまでも2割ソコソコのようなら、 これからもこういうことはあるでしょうね。
で、その攻撃的な打線ですが不発でした。三浦投手が良かったんでしょうね。 いつもならば序盤に大量失点しても少しぐらいは追いかけるのですが、 それもなし。
明るい話題は江藤選手の2試合連続本塁打ぐらいでしょうか。 以前、本塁打王本命松井選手の対抗は金本選手しかいないと書きましたが、 今の状態で9号まで打っている江藤選手にも可能性がないとは言えませんね。 例年のように夏場の大爆発があれば。
対横浜戦4連敗。特に投手陣には苦手意識が芽生えていることでしょう。 特定球団にカモにされたんじゃまずいよね。
これで貯金は0。まだ2連敗ですが、連敗が始まったのは大野投手から。 なんか嫌な予感がするなぁ。

ウエスタン情報

試合結果

田中投手は8回1/3を3安打自責点1。四球はたぶん5。 あわや完封という投球だったようです。 5四球は田中投手にしては少ないのかな? ファームの首脳陣は、四球が多いうちは恐くて一軍に推薦できないと言っています。


5月17日

痛ッ!大野で負けた

対横浜戦、先発大野投手は2回、ローズ選手に10号ソロを浴びて先制を許した。 広島は3回、江藤選手の8号2ランで逆転。好投していた大野投手は6回、 駒田・進藤選手に適時打を浴び逆転を許した。 7回には救援の澤崎投手が2本の長打を浴び、1点を追加された。 粘る広島は9回に横浜の守護神佐々木投手から金本選手がソロアーチを放ち、1点差。 さらに二死一二塁、同点のチャンスを作ったが、後続がなかった。 3対4で惜敗。

試合結果

最終回、惜しかったですね。佐々木投手が出てきた時点で普通は終わりなのですが、 粘りました。金本選手が右翼席上段へ豪快な一発。 これでこの時点で本塁打争い単独トップ。 2点差だったこともあって佐々木投手は直球ばかり。 フォークを混ぜれば抑える可能性が高くなるというのに。 力勝負を挑んできた姿勢は敵ながらあっぱれといえばあっぱれ。 1点差。二死後、浅井選手はフォーク攻めにされましたが、見逃して四球。 ここ、走らせる手はなかったかなあ?佐々木投手から連打は無理ですから。 ペレス選手は難しいフォークを実にうまく打って右前打。しかし高選手が....。
たぶん最大の敗因は、 久々の登板で勝負勘に不安のある野村投手を序盤に潰せなかったことでしょう。 初回無死一三塁のチャンスが一死満塁に変わり、金本・町田選手。 町田選手の一打はいい当たりが中堅手の正面に飛んだという不運もありましたが。 3回には江藤選手の2ランの後、二死二塁のチャンスで町田選手。 4回以降は横浜守備陣の好プレーもあって野村投手を立ち直らせてしまいました。 前回の横浜戦と同じく本塁打でしか点が取れませんでしたね。
先発の大野投手。今季初黒星。今季初の被本塁打。 6回につかまってしまいました。この回ローズ選手に四球を与えていますが、 これは積極的に勝負を避けたため。意味のない四球ではなかったと思います。 結果的には逆転の走者になったのですが。 不運だったのは進藤選手に許した逆転打。 ファールフライが一塁二塁右翼の真ん中に落ちたり、ファールチップを捕手が落としたり。 打たれた球も難しい低目の変化球。悪い投球ではなかったと思います。
中抑えに再転向の澤崎投手。結果的には決勝点を与えてしまいました。 谷繁・波留選手に打たれた球はいずれも高目。 セルビー選手を三振に取ったフォークも高目から落ちていました。 次回はもう少し慎重にね。
ヤクルトにじりじり引き離されかけています。5月は5割キープでいいとはいえ、 1チームだけを走らせるのは気持ちが悪いですね。

ウエスタン情報

試合結果

ありっ?小早川投手って一軍に合流したんじゃ? 2回6人の打者に対して無安打無失点。


5月16日

17日から横浜2連戦

17日18日と横浜スタジアムで横浜2連戦。 ナインは横浜スタジアムで練習。三村監督はトレーナーに肩もみをさせていた。 野村選手はコーチに変身し、金本選手らを相手にノックバットを振った。 川端コーチは、澤崎投手をしばらく佐々岡投手の前を投げる中抑えとして 起用することを明言した。佐々岡投手は 「腰の状態は良いが、制球が悪い。球が走っていれば、 少々制球が悪くても大丈夫なのだが。何か今ひとつ足りない」。

RCCラジオで17時50分からやっている「ナイターエキスプレス」から の情報です。この日記の元ネタのひとつにさせてもらっています。 そこでは先発は加藤・大野投手と読んでいました。
澤崎投手が中継ぎに回るとすると、来週再来週の6連戦のローテの谷間には 誰が先発するのでしょうね?山崎投手が上がってくるのかな?

SATOの無責任先発予想

私の広島の先発予想は大野・山内投手。2人とも中7日となります。 加藤投手も充分間隔があいていますし、黒田投手も18日なら中6日ですが、 今のところローテの中心は大野様と山内くんということで。
一方の横浜はさっぱりわかりません。試合がトビトビになってますし、 先発・救援の役割固定さえできていないのではないかと 思えるような投手起用ですから。 一応、川村・森中投手と予想します。 最近、野村投手が全然投げていないのはなぜなのでしょうか?

ウエスタン情報

試合結果

長谷川投手は2回1/3を4安打自責点3。 育成目的のウエスタンで、 回の途中で代えられるということはよっぽど内容が悪かったのでしょうね。