カープ日記


5月15日

前田、順調に回復

右足ふくらはぎを故障した前田選手は、毎日約2時間、 大野練習場でリハビリ・強化運動・ティー打撃・キャッチボールなど。 12日からはランニングを再開。走塁には不安があるが、打撃には問題がない。 故障直後のショック状態からは立ち直り、明るい表情を見せている。

今月下旬には復帰できそうです。雨天中止を喜んでいるようですね。

二軍戦、山崎が完投

試合結果

山崎投手がウエスタンリーグ中日戦に完投。9回を6安打6三振2四球2失点。 これぐらいは投げて当たり前という気もしますが、さすがですね。 なぜか盗塁まで決めています。このぶんだと一軍復帰は近いかも。
この前のテレビ中継で故障中と伝えられていた玉木朋選手が、 スタメンでヒットを打っています。 二軍落ちした高山選手もスタメンセカンドで2安打。


5月14日

RCCラジオによると、阪神のグリーンウェル選手は退団だそうです。 被害にあったのはカープだけ。ひで〜。あっ、最大の被害者は阪神か。

7回、雨中の大逆転劇

対巨人戦、雨で試合開始は40分遅れ。 腰痛から復帰の広島先発紀藤投手は初回、仁志選手に先頭打者本塁打。 広島は、左肩に違和感を訴えたヒルマン投手を2回から救援した三沢投手から 3回裏、正田選手が同点アーチ。しかし4回表に仁志選手の犠飛で勝ち越された。 さらに5回表二死無走者から紀藤投手は3連打されて2点を失いKO。 6回裏二死満塁のチャンスを潰し、 7回表にはペルドモ投手が広沢選手に一発を浴び、4点差。 その裏、正田選手の渋い安打と浅井・高選手の連続四球で一死満塁。 野村選手が2点適時打を放ち、2点差。二死後、ロペス選手の四球で満塁。 ここで雨のため23分間の中断。江藤選手の押し出し四球で1点差とした後、 金本選手が殊勲の2点適時二塁打を放ち、ついに逆転。 8回9回を澤崎投手が完璧に抑え、6対5で勝利。

試合結果

やりましたね〜。いつもやられてばっかりじゃつまらない。 たまにはこういうこともないとね〜。 雨なのに無理矢理試合をやった甲斐がありました。
金本選手、よくあの場面で打ってくれました。 前の回に二死満塁のチャンスで凡退していましたから、 「今日のポイントは金本だな〜」と思いながらラジオを聞いていました。 2ストライクまで追い込まれていましたが、 木田投手のあまり落ちなかったフォークを見事に打ち返しました。 金本選手本人も目茶苦茶興奮したようですね。
中断23分にはヤキモキさせられました。二死満塁で江藤選手。 もしもここで試合が終わってコールドになってしまったら泣くに泣けないところでした。 逆に7回に巨人投手陣が出した4つの四球。これも雨と無関係とは思えません。 指が滑るという物理的な側面のほかに、「いつ中断になるか、 いつコールドになるか」という浮つき感というか、 そんな感じが巨人投手陣にあったように思います。
澤崎投手。素晴らしい投球でした。2回をパーフェクト。 安定しない中継ぎ投手陣の救世主となってくれるでしょう。 しばらくは先発はローテの谷間だけということになりそうですね。 しかし、安心して中継ぎに回るためには、 紀藤投手が先発として安定してくれることが必要条件。
その紀藤投手。ひさびさの登板なのでこんなもんでしょうか。 力んで腕が振れなかったそうです。5四球は拙かったですね。 雨の心配がある試合で常に先手先手を取られてしまいました。展開としては最悪。 まあ、5回途中まで投げられたというのは最近では最長ではないでしょうか。 それを収穫と思っておきます。
5回の2失点に絡んだ緒方選手の失策。 雨のせいか少しバウンドが変わったようにも見えたのですが、 後逸なんて珍しいですね。紀藤投手の足を引っ張った形です。
打線は7回につながったわけですが、2回から救援した三沢投手に苦しめられました。 球速はないのですが、スライダーでのらりくらりとかわされたという感じです。 あのスライダーは逆方向へ狙い打ちできないものなのでしょうか?
江藤選手が4四球。巨人は恐がっているのでしょうか?調子は上向きだと思いますが、 後ろにその上をいっている金本選手がいるというのに。
負けたと思った試合に勝ってくれると嬉しいですね。 でも、勝ったと思った試合に勝ってくれてもいいんだよ〜。

紀藤、出場選手登録

紀藤投手が出場選手登録された。

次は頼むよ。

高山、出場選手登録抹消

高山選手が出場選手登録を抹消された。

スタメンで起用されたり、チャンスはあったのですが。 数少ないチャンスで活躍してみせないと駄目なんでしょうね。


5月13日

巨人戦、雨天中止

広島市民球場で行なわれる予定だった巨人戦は雨のため中止となった。

これで今節は3試合のみ。せっかく予め日程が開いていて楽なのに雨とは。


5月12日

13日から巨人2連戦

広島ナインは13日からの巨人2連戦に備え、13時30分から広島市民球場で練習。 川端コーチは胃を押さえながらグラウンドに登場し、 三村監督から「明日先発しろ」と言われていた。 澤崎投手は約60球の投球練習。 川端コーチは「時期を見て中継ぎに回すかもしれない」。 紀藤投手は約40球。川端コーチは「中継ぎではなく、まずは先発で。 調子はだいぶ良くなってきている」。

広島の先発は澤崎・紀藤投手でしょうか。逆かも知れません。 巨人はたぶん、ガルベス投手とヒルマン投手。 調子が上がってきていなければいいですけどね。

三村監督がRCCテレビに生出演

三村監督がRCCテレビの「広島大百科」に生出演した。 これまでの戦いぶりについて 「6月あたりまでは若い投手に経験を積ませる。 日によって調子が違い、出してみないとわからない状態だが、我慢して使う。 そんな中で勝率5割をキープできていることは最低限のレベルをクリアしている。 まずまずのスタート。7月以降が本当の勝負」。気になる外国人選手は 「巨人のヒルマン投手」。 佐々岡投手を先発にして黒田投手を抑えにしてはという質問に対しては 「ストッパーは経験を積んでいることが必要」。 その他、「選手を育てるのはファンの人の声援。 球場に来て応援して欲しい」。「紀藤投手は近々投げる」など。

ひとつひとつの試合にはあ〜だこ〜だと愚痴を言いますけど、 私は一軍の試合で若手投手を育てるというのに大賛成なのです。 ペルドモ・横山・黒田投手の台頭はもちろん本人たちの力もありますが、 ベンチの思い切った用兵のお蔭でもあると思います。

小早川、横浜戦から一軍合流

小早川投手が17日の横浜戦から一軍に合流する予定。

たぶん、練習で様子を見て、いけそうなら出場選手登録するのでしょう。 こんなに早く復帰しても大丈夫?って感じです。


5月11日

佐々岡、ポカリ

対中日戦、好投の先発黒田投手は5回に山本昌投手のスクイズで先制を許した。 しかしすぐさま6回に江藤選手の7号で同点。 その裏、大豊選手の犠飛で再び勝ち越されたが、 7回に西山選手が逆転2ラン。 しかし8回裏、抑えの佐々岡投手が大豊選手に痛恨の逆転3ラン。 3対5で敗戦。2連敗。

試合結果

しかし、劇的にやられてくれちゃったねえ。 佐々岡投手はそういう場面で出てくる投手だから、やられたら劇的になっちゃうのか。 佐々岡投手でやられたら仕方ないと納得するしかないですねえ。 最近、がっくりくるようなやられ方が多いなあ。 勝てそうな試合でやられちゃってるなあ。 逆に考えれば、勝てそうな試合ができているということで、喜ぶべきなのかなあ。
今日の投手継投。6回に明らかに球威・制球が落ちてきた黒田投手を続投。 この回なんとか1失点。ま、この我慢は若手投手を育てるという意味でいつものこと。 まさか次の回に打順が回ってくるから無理矢理続投させたのではないと思います。 次の高橋建投手はいいとして、問題の佐々岡投手。 いつもは9回限定登板なのですが、8回途中で投入。 私はペルドモ投手か玉木重投手、あるいは横山投手が出てくるとばかり思っていました。 出てきたのが佐々岡投手と聞いて、「あれっ」と思いました。 しかし、この早目の投入は我々ファンの期待通りだったのではないでしょうか。 いい意味で予想を裏切られたというか。 たとえそれが135試合という長丁場を乗り切るためといっても、 三村監督の佐々岡投手の出し惜しみにジリジリしているファンの人は多いでしょう。 もし、他の投手を出して点を取られて「どうして佐々岡を出さんのじゃ」、 佐々岡投手が打たれて「なんで9回1イニングにせんのじゃ」では単なる結果論。 今日は、佐々岡くんが打たれたんじゃあ仕方ないとあきらめましょう。
先発黒田投手。いい投球でした。 最初から飛ばしたそうで、6回の息切れは仕方ないところ。 今シーズンが終わるころには、 1試合完投のペース配分ができるようになってくれれば良いですね。
打撃陣では江藤選手が7号。なんだかんだと言われても既に7号。 同点に追いつく貴重な一発。欲を言えば、 初回と3回のチャンスにも打ってくれれば。
そして代打逆転2ランの西山選手。山本昌投手とは相性がいいらしいですが、 まさか本塁打を打ってくれるとは。この時は私、ご機嫌モードに入ってたんですが。
しかし、その3点だけで勝とうっていうのはムシが良すぎたですね。 相手はエースの山本昌投手でしたし、仕方なかったのかなあ。
この3連戦1勝2敗で負け越し。いつの間にか貯金は1。 というか、まだ貯金があったんですねえ。

ウエスタン情報

試合結果

広島テレビで中継がありました。目立った選手は初スタメンのルーキー福良選手。 ウエスタン初安打が同点本塁打。そして右翼線二塁打。 初本塁打について「打ったのはまっすぐ。 ホームランなんて考えていなかったので、とてもうれしいです」。 もちろんすぐに一軍入りというわけにはいきませんが、 プロでやっていける手応えみたいなものを感じてくれていればいいですね。
投手で見ることができたのは高橋英・東瀬・小早川投手。 高橋英投手は最高球速142キロ。 スライダーが低目のいいところに決まっていました。 しかし、これといって特徴がないなあという印象です。 東瀬投手。紅白戦やオープン戦の時には、 一軍で戦力になれるかも知れないという緊張感を持っていたように思うのですが、 それがなくなっちゃってるという感じがしました。二軍に馴染んでいるというか。 小早川投手。ちゃんと投げていました。左足にはテーピングをしているそうです。 違和感はそれほどないそうです。
その他の情報。
捕手の松本選手が三塁手。ソリアーノ・玉木朋・吉本選手が故障中。 その上、木村・野々垣選手が一軍入りして野手が少ないからだそうです。
山崎投手がバックネット裏のブースにいました。 スピードガンの掲示のチェックをやっていたようです。 思いのほか明るい表情でした。 ま、二軍落ちしたからって、いつまでも陰気な顔をしていても仕方ないですからね。


5月10日

打っても打っても

対中日戦、広島は2回に絶好調金本選手の10号2ランで先制。 4回には町田選手の適時打。素晴らしい立上がりを見せた先発山内投手は、 4回に突然崩れて4安打2四球で4点を取られ逆転された。 山内投手は6回にも中村選手に3ランを浴びてKO。 広島も7回に野村の右前適時打・緒方の適時三塁打・ロペスの犠飛で1点差。 しかしその裏二死無走者から救援の横山投手が大豊に2点適時二塁打。 8回9回、広島打線は宣投手に手も足も出ず抑えられ、6対9で敗戦。

試合結果

広島対中日戦は打撃戦になるので客観的に見れば楽しいのではないでしょうか? しかし、楽しかったのは7回表まで。7回裏に3点差にされ、 8回から登板の中日宣投手には手も足も出ず。150キロ台の速球とスライダー。 野村選手はくそボールのスライダーをくるくる空振り。速球があれだけ速いと、 スライダーも効果的ということでしょうね。去年の宣投手とは全くの別人でした。
山内投手は4回に突然崩れました。 2つの四球を見ると、 小さな失点を恐れて大きな失点を招いてしまったという感じですね。 ロペス選手の拙い守備もありましたが、 まあ、あれは捕れんだろうなあと思って見てました。中村選手の3ランは余計。 山内投手、良かったり悪かったり極端だなあ。どうしてかなあ?
7回表にいとも簡単に3点を取った時はイケるかと思ったのですが。 その裏の横山投手。二死無走者からの2失点だけにモッタイなかったなあ。
金本選手。4試合連続アーチで、ついに10号。松井選手と並びました。 ふっふっふっふっふ。この調子でガンガン打ってちょうだい。
木村選手が右中間二塁打。いいね〜。振りが鋭いです。先発出場があるかも。

野村が隠し球成功

5回裏一死、パウエル選手の打席の前で、 二塁走者樋口選手を野村選手が隠し球で殺した。

頭脳的プレーでしたね。あれで山内投手は立ち直らないといけませんよねえ。

ウエスタン情報

試合結果

5投手が13安打13四死球で16失点。二軍とはいえ、ひどい内容ですね。 上原投手は3連続四死球で一死も取れずマウンドを降りているようです。


5月9日

相手よりたくさん点を取れば勝ちだよ〜ん

対中日戦、広島は初回、金本選手の適時打で先制。 2回にはロペス選手の適時打・江藤選手の2点適時二塁打。 3回には瀬戸選手と野村選手の適時打。4回には金本選手の2ラン。 先発大野投手は制球に苦しみながらも6回までを1失点。 7回裏にペルドモ投手が3安打2四死球で3点を失ったが、 8回表に江藤選手のソロアーチ・高選手の適時打で突き離した。 8回裏に玉木重投手が彦野選手に3ランを打たれたが、 9回表に江藤選手の適時打で突き離した。 9回裏は佐々岡投手が1点で抑え、11対8で勝利。

試合結果

まあ、要するに相手よりたくさん点を取れば勝ちなわけでね。 「これでいいのか?」という感じもするんですが、 「これでいいのだ」というのが結論。 こういう試合をやっていくうちに、 若手投手が安心して投げることができるようになって自信をつけていく、 というのが今年のシナリオ。 今日の試合の場合は6回まではベテラン大野投手だったので、 ちょっとあてはまりませんけど。
初回無死満塁のチャンスで金本選手の適時打のみの1点ということで、 今日もまたイラつかされるのかと思いましたが、4回までで8点。7点のリード。 最近はこの程度のリードでは安心できないところなのですが、 投手が大野さまということである程度安心していました。 大野投手自身は「60点。今季で一番悪い」出来だったそうで、 6回まででマウンドを降りました。 確かに6回で4四球は大野投手にしては多すぎるような感じはしました。 もう少し続投させてもよいのではという感じもしましたが、 先の横浜戦で加藤投手を引っ張り過ぎて失敗してしまったことを 教訓にしたのでしょうか。もし7回も大野投手が投げていて打たれでもしていたら、 「引っ張り過ぎ」とか言ってボロクソ書いていたに違いないな。
その7回にペルちゃんがつかまり、中日の大反撃。「またか」と冷や汗もん。 この回に野村選手を引っ込めたのは足の状態と得点差を考えれば当然の策。 選手が代わると流れも変わるってゆ〜感じは何だかありますねえ。
最近安定感をみせはじめていたペルちゃんは今日は良くなかったですね。 やっぱ、四死球がまずいよねえ。 ちなみに今週の「週刊ベースボール」にペルちゃんがカラーグラビアで出ています。 未だに顔がよくわからないという方は見てあげてください。 澄んだ目がすごく印象的です。
で、玉木重投手が出てきてパウエル選手を併殺にしとめました。 ここは大きなポイントだったと思います。 手遅れにならないうちにペルドモ投手を代えたベンチと、その期待に応えた玉木重投手。 大成功の救援だったといえるのですが、 良かったのはここだけで、8回には彦野選手に3ランを浴びてしまいます。 というわけで手放しでは喜べません。
最後は久しぶりの佐々岡投手。巨人戦で清原選手にサヨナラ打を打たれて以来でした。 浅井選手のまずい守備がなければ無失点だったかもしれません。 しかし、あまりピリッとした感じではなかったような気がします。 ま、佐々岡投手とは一蓮托生ですから。 投げられることがわかっただけで収穫でしょう。
金本選手が3試合連続の9号アーチで松井選手と1本差。今年に限って言えば、 松井選手に本塁打数で対抗できるのは金本選手だけではないかと密かに思っています。 前にも書きましたっけ?
野村選手がスタメン出場。出てくる以上、状態は悪くないということでしょう。 事実、2安打していますし。
打線で特筆すべきは、それぞれ点を取られた後の8回と9回に(4回もですね)、 再び点を取り返していること。投手陣がこういう状態である以上、 いくら点を取っても取り過ぎということはないということですね。

小早川、二軍戦で登板

左足アキレス腱断裂の小早川投手が、 ウエスタンリーグ近鉄戦で復帰のマウンドを踏んだ。 1回を3安打1失点。

復帰、おめでとうございます。 内容はともかく、この時期に投げられるようになるとは驚異的な回復力ですね。 この調子だと7月くらいにはなんとかなるのではないでしょうか。 焦らず、じっくり調整してください。

ウエスタン情報

試合結果

田中投手は8回を5安打1失点の好投。連敗脱出。 長いトンネルでしたね。


5月8日

横浜戦、雨天中止

呉二河球場で行われる予定だった横浜戦は13時30分に中止が決定した。 広島ナインは予定を繰り上げ、午後、名古屋に向かった。

2日続けて休みというのはちょっと嫌ですね。 これで先発ローテーションがどうなるか、さっぱりわからなくなりました。 中日戦は大野・山内・紀藤投手でしょうか。2戦目3戦目は黒田・澤崎投手も行けます。 明日先発する投手は昨日の横浜戦が中止になった時点で決まっていた投手でしょう。 すなわち、今日大野投手のスライド先発だったのなら明日は山内投手、 スライドでなかったのなら明日は大野投手。

野村、左ひざ外靱帯付着部損傷

野村選手の怪我は左ひざ外靱帯付着部損傷と判明。 野村選手は「かなり回復した」と言っているが、 「中途半端な状態でプレーするのもどうか」と、9日の中日戦への出場は微妙。

去年のことがありますし、野村選手本人も慎重になっているようですね。

前田、トレーニング開始

右ひ腹筋挫傷の前田選手は7日からトレーニングを開始。 しかし、復帰は早くて今月下旬。

どうやら5月は我慢の月になりそうです。 前田選手の復帰を起爆剤にして6月攻勢でしょうね。


5月7日

横浜戦、雨天中止

広島の先発は大野投手、横浜の先発は森中投手と発表されたが、 雨のため、18時5分に試合の中止が発表された。

観戦に行ったファンの方には気の毒でしたが、 日程的にはここらあたりで休みが欲しいところだったのも事実。 大野投手の明日のスライド先発はないとみますが、どうでしょうか。

野村スタメン落ち

左ひざを痛めた野村選手は左足に力が入らない状態で、 発表されたスタメンから外れていた。福永チーフトレーナーに よると「ハレはなく、思ったほど悪くない状態」。 ちなみにスターティングオーダーは、 1番が緒方選手で、2番遊撃には登録されたばかりの野々垣選手だった。

それほどひどい怪我ではないようです。まあ、無理はしないでね。

紀藤、一軍の練習に合流

紀藤投手が6日から一軍の練習に合流した。 腰の状態も良く、直球の威力が戻ってきており、一軍登録も間近。

中日戦での先発の可能性もあるそうです。

山崎、出場選手登録抹消

山崎投手が出場選手登録を抹消された。右すねの怪我から復帰後、 2試合の先発、1試合の中継ぎで結果が出せなかった。

ありゃりゃ。思い起こせば去年の終盤からずっと勝てていませんよねえ。 今回の不調は怪我が完治していなかったせいだと思っておくことにします。

野々垣、出場選手登録

野々垣選手が出場選手登録された。ウエスタンで5月4日は4打数2安打、 5日は4打数3安打と好調だった。

左投手の時の野村選手の代役でしょうね。がんばってください。

ウエスタン情報

試合結果

また負け。菊地原投手は7回までは1失点。8回につかまりました。 一軍だったら代え時を間違えたということなのでしょうが、 二軍ですので限界まで投げさせたということでしょうね。 7回0/3を6安打自責点4。


5月6日

大野が4月月間MVP受賞!

セ・リーグ4月の月間MVP投手部門に広島の大野豊投手が選ばれた。 大野投手の4月の成績は4試合に登板して、3勝負けなし。防御率1.20。 41歳8か月での受賞は、 月間MVPを受賞した選手としては最年長。 これまでは広島の山本浩二選手の39歳6か月が最年長記録だった。 大野投手の受賞は1989年8月以来。 (訂正:山本浩二氏の記録はセ・リーグ記録で、日本記録は門田博光選手の 41歳3か月だったようです。)
「キャンプから体の状態が良かった。投げていて今年はやれるんじゃないかという 手応えがあった。自分が投げる姿を若い人が見て、何か得るものがあればと思っている」 など、インタビューに答えた。
ちなみに4月月間MVPセ・リーグ打者部門は阪神の和田選手、 パ・リーグ投手部門はロッテの河本投手、打者部門はロッテの小坂内野手。

おめでとうございます。これからもこの調子でお願いします。 諸々の最年長記録もそうですが、 やはり防御率トップというのが評価されたんでしょうね。 「すごいおっさんじゃの〜」とか言っておきながら、 月間MVPは全く予想していませんでした。

あだ花5発、ハマの猛打に屈す

対横浜戦、野村選手の先頭打者本塁打・金本選手の8号・西山選手の2ラン・ ロペス選手の6号で6回まで5対2でリード。 粘投で横浜打線を2点に抑えてきた先発加藤投手は7回につかまり、 4本の長短打で3点を失い同点。 さらに救援した玉木重投手も鈴木尚選手に逆転適時打を許した。 8回には前間投手の残した一塁走者を背負い登板した昨日先発の山崎投手が、 2本の適時打で2失点。広島もその裏、町田選手の本塁打で反撃したが、 9回に高橋建投手が満塁から畠山選手の犠飛で1失点。最後は佐々木投手に締められ、 6対9で敗戦。

試合結果

前半かなりのリードを後半ひっくり返されるパターン。 中日戦や巨人戦でもありましたし、お得意のパターンとなりつつあります。 これって投手力が弱いチームの典型的パターンですよね。
4回に崩れかけた加藤投手が5回6回と立ち直りを見せました。 しかし、それがあだとなった感じですね。 7回は加藤投手を引っ張り過ぎたように思えます。 ま、後から出てきた投手も打たれましたから、引っ張った気持ちはわかりますけれど。 最初から同点までは我慢するつもりだったのかなあ?
そして8回にはなんと先発要員の山崎投手が登板。 島田投手に適時打を打たれたり散々な出来。 先発で結果を出せないのは確かなんですが、中継ぎで調整させようってんでしょうか? ミムさんの堪忍袋の緒が切れたのか? 山崎投手がしばらく中継ぎをやるとなると、紀藤投手の一軍復帰が間近なのかもね。
打線は5本塁打で6得点。横浜打線が本塁打なしの連打で9得点だったのとは対照的。 効率が悪いなあと腹を立ててみても、 回の先頭打者が打った本塁打が4本では、 その先頭打者に文句を言っても仕方ないような気もします。 ま、つながりがないことは間違いないわけではありますが。 しばらくはこんな調子でしょうねえ。

野村、左ひざを痛め退場

野村選手は4回表の守備の際、左ひざを負傷した。 4回裏の打席でヒットを打った後、5回表の守備から高選手に交代した。 病院へ行くかどうかは様子を見て決める。

あの併殺。スライディングをうまくよけたなあと感心して見たのですが。 あの時、やっちゃったんですね。あ〜あ。


5月5日

ビッグレッドマシン、大爆発!(笑)

対阪神戦、広島は初回、江藤選手の適時打と西山選手の併殺崩れで2点を先制。 広島先発山崎投手は4回にグリーンウェル選手の適時二塁打と平塚選手の適時打で 同点とされた。広島は5回にロペス選手の適時打・金本選手の適時内野安打・ 西山選手の併殺打・片瀬投手の暴投で4点。しかし、5回裏、 山崎投手が一死一二塁のピンチを残して降板。 代わった高橋建投手は八木選手に適時打・桧山選手に3ランを浴び、同点とされた。 広島は6回、藪投手を攻め、緒方選手の適時打で勝ち越し。 7回以降、阪神救援投手陣から金本・町田・正田選手の本塁打と金本選手の適時打で5点 を奪い勝負を決めた。 投げては横山・ペルドモ投手が勢いのついた阪神打線を6回以降1安打無失点。 12対6で勝利。連敗を2で止めた。

試合結果

ポリポリ(苦笑)。昨日、打線への不満を書いたら、今日はよく打ってくれました。 何とか3タテだけはまぬがれてホッとしています。
初回にいきなり2点。江藤選手の適時打で1点を取った後、 一死満塁で西山選手の併殺崩れで1点しか奪えませんでした。 もう少したくさん取ってくれると安心して見られたのですが。 同点にされた直後の5回表には3安打2四球1暴投で4点。 さすがにこれで今日は行けるかと思ったのですが。 再び同点にされた直後の6回には3本の安打で1点。なおも一死二三塁で3番4番。 ここで追加点を取れなかったので嫌な予感がしていたのですが、 7回には金本選手と町田選手に一発。 金本選手は高目のボール気味の球を強引に右中間スタンドに運びました。 圧巻だったのは町田選手の2ラン。 左肩が痛いはずなのに左翼席の中段近くまで豪快に運びました。 ダイアモンドを一周する時は左手を固定したまま。 「肩の力が抜けてよかったのでは」などとチームメイトから冷やかされたそうです。 9回には正田選手が右打席で左翼席へ2号を運ぶおまけ付き(笑)。
ポイントは6回からの阪神の投手リレー。出てきたのは藪投手。 昨日も7回こそペレス選手を抑えましたが、 8回にはいい当たりを何本も飛ばされています。 7回に出てきたのは弓長投手。これまた昨日、7回に2四球を出して降板しています。 つまり両投手とも昨日調子が悪かった投手なんですよね。 日によって調子は違うとはいえ、ラッキーだったかも。
木村選手が左打席で初安打。去年からスイッチヒッターに取り組んできたわけですが、 成果が出て良かったですね。おめでとうございます。 2ストライクまでは速球に遅れている感じがして、 「こりゃだめだ」と思ったのですが、 見事右へ引っ張ってのヒット。そして勝ち越しのホームを踏みました。
投手陣に目を移すと、まずは先発の山崎投手。5回表に4点を取ってもらって、 勝ち投手の権利目前の5回裏に降板。吉田浩選手に安打を打たれたのは仕方ないとして、 4点もリードしているのに、次の和田選手に四球。これがいけなかったのでしょうね。 1勝すれば気分も変わってノッていけるんじゃないかとも思わないでもないですが、 まあ仕方ないでしょう。球がコーナーに行ってませんでしたし。 たぶん山崎投手は首脳陣からは育てるべき若手とは考えられていなくて、 計算できる一人前の投手と見られているのでしょう。だからこその非情の交代。
2番手は高橋建投手。八木選手に打たれた右前適時打は、 詰まらせて完全に打ち取った当たり。不運でした。新庄選手を三振させた後、 桧山選手に同点3ラン。球速自体はかなりあっていい球を投げていたと思うのですが、 1−3とカウントを悪くしてしまったことが拙かったです。あの場面、 苦し紛れに投げた直球だったと見るか、真っ向勝負を挑んだ直球だったと見るか。 「一、二の三、どっか〜ん」でしたね。これで今日もイカレタと思いました。
次が横山投手。球速は充分でしたが、何だか高目に球が浮いていたような気がします。 それがまた効果的でした。狙ってあの球を投げているのだったらすごいです。
最後はペルちゃん。2勝目です。いい当たりも数本ありましたが、 パーフェクトリリーフ。安定感があり、 安心して見ていられるようになってきました。
この3連戦、玉木重投手が投げていません。 ペルドモ投手は3連投になるわけですし、 今日あたり出てきても良かったのではないでしょうか。 首脳陣が中継ぎにもローテーションを決めたとかいう情報がありましたが、 そのせいなのでしょうか?3連戦単位で休みの投手を決めているとか? 横山投手の長期休暇といい、よ〜わからん。
明日から猛打を誇る横浜戦。加藤・大野・山内投手で勝ち越しを。

ウエスタン情報

試合結果

連敗止まらず。紀藤投手は7回1/3を自責点1。しかし8安打されています。 まあまあだったのかな?


5月4日

打線また不発、好投澤崎を見殺し

対阪神戦、広島は初回、阪神先発竹内投手を攻め、 緒方選手の安打と盗塁で作った一死二塁のチャンスでロペス選手が適時打。 幸先よく先制した。無難な立上がりだった澤崎投手は3回、 四死球と安打で二死満塁のピンチ。ここで桧山選手に押し出し死球を与え同点。 さらにグリーンウェル選手に2点適時打を浴び、逆転。 広島は7回と8回にチャンスを作ったが、阪神救援陣の前にあと1本が出ず、 そのままゲームセット。1対3で2連敗。

試合結果

まずは澤崎投手から。7回途中まで投げて8三振を奪い3点に抑えたことからも、 調子は悪くなかったと思います。3回裏に乱れたのが惜しまれます。 3回裏は、それほど打力のない山田選手に四球。星野選手の中前打は仕方ないとして、 それほど当たっていない新庄選手には死球。この2つの四死球が痛かったです。 突然乱れた理由として考えられるのは、表の攻撃で走者に出たこと。 これが影響したのではないでしょうか? しかも点にならなかったですし。 ま、今日ぐらいの投球をしてくれれば、 これからもローテ投手としてやっていけるでしょう。
3回に変わった流れを引き戻すチャンスだったのが、7回の攻撃。 それまで好投の伊藤投手を阪神ベンチはピンチでも何でもないのに弓長投手に交代。 こういう時にはえてして流れが変わるものです。事実、金本選手と正田選手が四球。 代打町田選手を出すと、 なんと今度はローテーション投手の藪投手が御登場ときたもんだ。 すると今度は代打の代打ペレス選手。暴投で二三塁となり一打同点のチャンス。 ペレス選手はよく粘ったのですが、最後は二ゴロ。 ここが最大の山場だったのではないでしょうか。
それにしても打線は湿りきっていますねえ。打線が大量点を取って若手投手を育てる・ そのための二番緒方選手・バントしない作戦なのでしょうが、 昨日今日のようなフラストレーションのたまる試合を見せられると、 何だか1点を大事にする野球ができなくなりつつあるような気がします。 確かにビッグレッドマシンとか言って、力の落ちる投手、もしくは調子の悪い投手は メッタ打ちにして大量点を取ってくれるのですが。 ここ数年、ここ一番という大事なゲームや クロスゲームに弱くなってるんじゃないかなあという気がしないでもないです。 たぶん私の気のせいでしょうが(ちょっと負けが続くとこんなことを書いてしまう。 悪い癖だなあ。で、 打線が打ち始めると「ビッグレッドマシン、大爆発!」 とか書いて喜んでしまうんですよねえ。まあ、 ファンとはそういうもんでしょう(苦笑)。お許しください)。
それにしても阪神は強いです。 打つ方にしても投げる方にしても粘りみたいなものが感じられます。 ひょっとして3タテを食らうかも。ひょえ〜!それだけは御勘弁を。

町田、代打で出場

3日の試合で左肩を負傷した町田選手。テーピングをして7回に代打で登場。 結局、代打の代打ペレス選手と交代し、打席には立たなかった。

とりあえず出場できる状態ではあるわけですね。 あの代打は弓長投手を降ろすための三村監督のハッタリっぽかったなあ。

ウエスタン情報

試合結果

泥沼7連敗。長谷川投手は2回2/3を2安打3失点。 3試合連続負け投手。しばらくかかりそうですねえ。


5月3日

前間、ぶちこわし

対阪神戦、先発黒田投手は、 3回に初登場グリーンウェル選手の適時打と平塚選手の適時打で2点を先制された。 広島は5回二死満塁から今季初スタメンの浅井選手が適時打を放ち、同点。 6回から黒田投手を救援した横山投手は、7回に星野選手に適時二塁打を浴び、 勝ち越された。さらに8回、前間投手が四球を挟んで3本の長打を浴び、 一死も取れず3点を失った。さらに代わったペルドモ投手が内野ゴロの間に1点。 粘る広島は9回に3本の単打と押し出し四球で1点を返したが、反撃もそこまで。 3対7で敗戦。

試合結果

タラレバを言っちゃいけないとはいえ、言いたくもなります。 最終回に1点を返しただけに、もしも8回が0点に終わっていればねえ。 この回は久慈・新庄・桧山・グリーンウェル選手と左打者が3人出てきます。 左投手を出すのは当然の場面。1点負けているということで、高橋建投手ではなく、 最近登板機会のない前間投手に白羽の矢が。ところが、久慈選手には右中間二塁打、 新庄選手には四球、桧山選手には右翼線三塁打、 グリーンウェル選手には右中間二塁打と左打者にメッタ打ち。 去年は球速も140キロ台が出ていたと思うのですが、130キロ台前半がやっと。 制球も悪く、球が全部真ん中寄りに行ってました。あれでは抑えられないよねえ。 前間投手については左対左だからというのではなく、 調子がいい時に使ってあげるようにした方がいいかも知れません。 しかし、ブルペンでの調子を見ても、 マウンドに上がってからの調子はわからないものなんでしょうねえ。 今日たまたま調子が悪かっただけならばいいんですけど。
先発は黒田投手。5回を7安打4四死球2失点。 とにかく前回と比べて制球が悪く、ピンチの連続でした。 フォークが悪く、決め球がなくなってしまったそうです。 初回の一死満塁はグリーンウェル選手を二ゴロ併殺。 それほど強いゴロではなかったので、 足の速い打者ならば併殺は難しかったと思います。 5回の二死満塁はハイアット選手を一直併殺。 打球のコースが一塁手正面でラッキーでした。 まあ、悪いなりに2点に抑えたということで、次回にも期待。
横山投手は久々に登板。御安心下さい。元気でした(笑)。 雨での中断は不運でしたが、中断前の6回から調子は今ひとつでした。 結局、四球が命取り。負け投手になってしまいました。
打撃陣では同点適時打の浅井選手。町田選手と同様、 起用されてすぐに結果を出すなんてすごいなあと思いますが、 逆に考えれば、調子が良いから起用しているという見方もできますね。 この調子でがんばってちょうだい。
打撃陣全体では拙攻の連続。2回一死二塁。3回二死満塁。4回一死一二塁。 5回は2点取った後の二死一二塁。6回一死二塁。9回は1点を返した後の二死満塁。 計12残塁。湿ってるなあ。
注目のグリーンウェル選手。やるじゃないですか。 第1打席は内角高目の直球で二ゴロ併殺。 第2打席は同じ球で勝負しようとして、少し中に入ったところを詰まりながら中前打。 第3打席は軽く流して三直。引っ張り専門ではないようですね。 最初の3打席は全部初球打ち。 第4打席は右翼フェンス際まで運ばれる右飛。 広島市民球場ならば当然フェンスオーバーだったでしょう。 第5打席は右中間三塁打。というわけで、勝負球を初球に持ってくるか、 初球はボール球で入るという感じで攻めることになるでしょうね。
見出しは「前間、ぶちこわし」としましたが、 どちらかと言えば拙攻を繰り返した打線に問題があるような気がします。 ま、明日がんばってください。

町田、左肩を負傷し退場

町田選手は8回、グリーンウェル選手の右中間への打球にダイビングした際、 左肩負傷し、仁平選手と交代した。「痛くて肩が上がらない」状態。 福永チーフトレーナーによると「打撲ではなく挫傷のようだ」。

大丈夫でしょうか?挫傷ということだったら、長引く可能性もありますね。 う〜ん。


5月2日

SATOの無責任先発予想

甲子園で阪神3連戦。広島の先発は黒田・澤崎・山崎投手か。 その後の横浜3連戦が加藤・大野・山内投手。そして中日3連戦で阪神戦で投げる3人。 しかしその3人は中5日になってしまうので、 中日戦の初戦に例えば高橋建投手あたりが来る可能性もあります。 本当は紀藤投手が戻ってきてくれればよいのですが、 もう一度ウエスタンで投げるそうなので、 そこで長いイニングを投げると中日戦の初戦には間に合いません。
一方の阪神はよくわかりません。中込投手が最近投げていないようですが、 病み上がりということで間隔を開けているのでしょうか。 中込・竹内・山崎投手ぐらいかなあ?中5日で3戦目に湯舟投手の可能性も。

5月1日

開幕投手の意地、山内完封勝利

対中日戦、初回、中日先発前田投手の制球難につけこみ、 5四球2つの押し出しで2点を先制。前田投手をKO。 2回と4回には中村選手の捕逸でそれぞれ1点。5回には瀬戸選手の適時二塁打。 6回には緒方選手と江藤選手の一発で2点。 9回にも金本選手が一発と小刻みに得点を重ねた。 投げては2試合連続KO中の山内投手が力強い投球を見せ、 4安打10三振で中日打線を完封。8対0で完勝。 首位ヤクルトに1ゲーム差と肉薄した。

試合結果

やってくれました、山内投手。昨日の大野様に続き連夜の完封劇。 2試合連続KO中だったので不安だったのですが、快投を見せてくれました。 4安打10三振。二塁を踏ませたのが、初回と6回の2度だけ。 三塁は1度も踏ませず。 やはり昨日の大野投手の完封勝利が刺激になったようで、 ヒーローインタビューでも 「4安打打たれたので、昨日の大野投手の3安打に負けてしまいました」 と言っていました。ベテランと若手がお互いに刺激しあっていく。 これはチームにとって理想的なことでしょう。
試合の序盤はタナボタでしたね。まずは前田投手の5四球で2点。 何でも1イニング5四球はセ・リーグタイ記録とか。 バットを振らないで点が入るのですから楽。2回は内野安打の緒方選手が 盗塁と悪送球で三塁へ。そして中村選手のパスボールで1点。 4回は野村選手の一ゴロを大豊選手がエラーし、走者二塁。 緒方選手の送りバントで三塁へ進んだ後、またしてもパスボールで1点。
5回の瀬戸選手の適時二塁打の後は豪快な野球。 緒方・江藤・金本選手が一発花火の競演。得点経過としては、先制・中押し・ 駄目押しと理想的な展開でした。 それもこれも序盤の中日の自滅がもたらしたものと言えるでしょう。
この3連戦、初戦こそ後味の悪いサヨナラ負けでしたが、終ってみれば 2勝1敗と勝ち越し。表3枚の先発投手がそれぞれ持ち味を出し、 好投を見せました。前節には若手投手の活躍もありましたし、 いい形になってきました。 あとは佐々岡投手の腰の不安さえなくなれば....。
ヤクルトが敗れ、ついに首位に手が届くところまで来ました。 この調子で一気に鯉の滝上りといきたいところですね。

ウエスタン情報

試合結果

6連敗。7回に1イニング4失策のリーグタイ記録。