カープ日記


2月15日

沖縄キャンプ打ち上げ

沖縄。紅白戦。

試合結果

野村選手は池田投手から左中間へポテンヒット。これを二塁打にした。
前田選手が先発出場。池田投手から右越え2ラン。
江藤選手も4番サードで先発出場。 強い当たりはなかったが4本の三塁ゴロを無難にさばいた。 バットの方は前間投手の直球に詰まるなど、2本の中飛と1四球とまだまだ。
ロペス選手は二死満塁のチャンスで前間投手から右中間へ2点適時打。 勝負強さは健在。
紅白戦の後、澤崎投手がフリー打撃に初登板し、緒方・金本選手らを相手に約50球。 制球に苦しんだが、金本選手のバットを折り大器の片鱗を見せた。 澤崎投手は「緊張しました。何が何だかわからなかった」。 金本選手は澤崎投手の印象について「指のかかりがいいような感じがした」。 川端コーチは「オープン戦でデビューさせようかな」。
最後は緒方選手が音頭を取り三本締めで沖縄キャンプを打ち上げた。 三村監督は「天気は悪かったが、やりたい練習はできた」。 ナインは16日に日南へ移動。17日から日南第2次キャンプが始まる。

前田選手、いきなり本塁打とはさすが天才。 江藤選手はまずは試合に出られたということで、 復帰へまた階段を一段上がったという感じ。 はやく快音が聞きたいですね。
澤崎投手はプロの打者との初めての対決でした。 試合で投げる日もそう遠くはないでしょう。期待してますよ。


2月14日

春季キャンプ情報

沖縄は晴れ。大野投手は約30球の投球練習。そのうち10球は捕手を座らせてのもの。
紅白戦。川端コーチは「打者にやられっぱなしなので」と 満を持して高橋建・玉木重投手を先発に。

試合結果

高橋建投手は「1本も打たれないという気持ち」で臨んだ。 2回までは1安打3三振。 しかし3回に野村選手に右越え本塁打を打たれたのをきっかけに3失点。 結局3回を投げ、5安打4三振無四球3失点。球の切れはまずまず。
玉木重投手は緒方選手に中越え2ランを打たれ、 3回を2安打3三振1四球2失点。直球は常時140キロ台とまずまずの出来。 「監督から先発のチャンスがあると言われている。 最低でも6・7回を投げられるスタミナをつけたい」。
緒方選手は2本の中越え本塁打。紅白戦通算5本塁打となり絶好調。 「球場も狭いし、風も助けてくれている。たまたまいい結果が出ているだけです」。
野村選手が志願して紅白戦に出場。本塁打を含め4打数2安打。 走塁でも併殺を防ごうと二塁へ果敢なスライディング。足の心配はない。
川端コーチは「わかった。投手が悪いんじゃない。打者が良すぎるんだ」。
日南。徳本選手の飛距離は抜群。左翼後方の道路にしばしば打球が弾む。 苦手の変化球克服のため1日1000スイング。初の一軍入りを目指す。

高橋建・玉木重クラスでも抑えきれないとなると、 若手投手陣が打ち込まれるのも仕方がないといったところでしょうか。
緒方選手、こりゃ本格的にホームラン打者に変身かぁ。 結果としての本塁打はいいんですが、あんまり大きいのを狙ってほしくはないですね。


2月13日

「週刊ベースボール」の今週号は選手名鑑号です。 一家に一冊あると便利かも。広島では金曜発売だったかな。

春季キャンプ情報

沖縄。早出特守は三塁手のレギュラーを争う江藤・町田選手。
山崎投手の調整が遅れ気味。「上半身と下半身が前に一緒に出てくる。 いい時は下半身が先に出てくるんですけど」という状態でフォームを崩している。 矯正のため、 足を開きステップした状態から始動し、体の回転で投げる練習をしている。 川端コーチは「昨日から始めたが、いい感じ」。
投手陣は投球練習後、腹筋・背筋。足上げ腹筋では足首のあたりにブロックを乗せ、 負荷を高めていた。玉木重・山内投手は悲鳴を。
野手陣。タイムを計ったベースランニングでトップは緒方選手。
この日は正午過ぎに練習終了。居残りでロングティー打撃を行なったのは浅井選手。 「手が痛いとは言ってられない。時間もないので。 明日ひどい痛みがないようなら、 投手に緩い球を投げてもらいフリー打撃をする」。
午後、三村監督はガラス工房へ。
野村選手会長が代表して沖縄少年院を訪れ、ソフトボールとバットを寄贈した。
日南。嶋投手が10か月ぶりの投球練習を開始している。 「まだ恐る恐るだが、腕の振りはいい」 とは外木場コーチ。去年は肩と腕の結合部が炎症を起こし1年間を棒に振った。 肩の筋力アップに取り組んだ結果、現在はほぼ完治。 今でも練習後に宿舎で1キロのダンベルを上げ下げし、筋力アップにつとめている。 「夏前には一軍で投げたい」。

山崎投手はいわゆる「手投げ」と呼ばれる状態になっているのでしょうか。 計算に入っている投手なので、コケてもらっては大変困るんですけど。 3月初め頃までには実戦で投げられるようにしてもらいたいですね。
浅井選手、少し焦りがあるように感じられますね。 痛いのを我慢してやってるとマズイことになるんじゃないかなぁ。
多趣味な三村監督。陶芸もやっておられたと思いますが、 ガラス細工もおやりになられるのでしょうか。
嶋くん、どうしたんだろうなあと思っていたのですが、やはり故障していたんですね。 今年の長谷川投手みたいな感じで去年は期待されていました。 嶋投手の場合、打力にも非凡なものがあるので打者に転向という手もあるのですが、 ぜひ投手として大成していただきたいです。


2月12日

春季キャンプ情報

沖縄は晴れ。江藤・野村選手は早出特守。 初の特守となった江藤選手は「打球への恐怖心はない」と頼もしい。
守備練習を大声で盛り上げている西山選手。 「順調。不安材料が今のところない。今シーズンへの期待だけ。 自分が精一杯やれば道が開ける」。
紅白戦。

試合結果

金本選手が田中投手のスローカーブを右越えアーチ。
緒方選手は高橋英投手から中越えアーチを放つなど3安打2盗塁と好調。
ロペス選手は高橋英投手から左中間へ2打席連続本塁打。キャンプについて 「去年は緊張していたが、今年はチームに溶けこめてリラックスしている」。 今年はマークがきつくなることについて 「自分なりの対策は立てている。でもTVカメラの前で言うとまずいので」。 今のテーマは「4か月何もやっていなかったので、 ゲームに出てゲームに慣れること」。
三塁を守る町田選手。高山選手の三ゴロは無難にさばいた。 木村選手の三遊間へのゴロに対してダイビングキャッチを試みたが弾いた。 町田選手は「大きな怪我がなく順調。開幕の時いい感じでいけるように。 その前からアピールしないといけませんけど」。高代コーチは 「守備範囲は広い。後は経験。経験の差が埋まれば開幕スタメンもありうる」。
高橋英・田中・山根・東瀬投手が登板。 前回好投の田中投手は3回で2本塁打を浴びて6失点と散々。 この中で少しはマシな内容だったのは東瀬投手。2回を1失点。 右打者の内角へのカーブが効果的だった。 RCC解説者の高橋里志氏は「投手陣はお寒い内容」とバッサリ。 紅白戦、14日には高橋建・玉木重投手、 15日には天候次第で山内投手が登板する予定。
日南。福良選手は4日のダッシュの最中に左ひざを痛め、 腹筋・背筋など別メニュー。 午後3時までの練習を現在では楽々こなし、基礎体力の高さを見せている。

この時期から打高投低とは。前回好投の田中投手も打たれたみたいですし、 まだ投げていない投手に期待しないといけないのでしょうか。 投手陣に関しては何人か若い選手が出てくるものとタカをくくっていたのですが、 だんだん不安になってきました。と、これだけでは気分が滅入るだけなので、 この言葉を打たれた投手には送りましょう。「失敗は成功のもと」。

プロ野球のシンボルマーク発表

プロ野球のシンボルマークが発表された。上にバット、下にボールを配置し、 「!」の形。横には「NPB」その下に「Nippon Professional Baseball」。

意外なことに今までなかったんですね。


2月11日

春季キャンプ情報

第3クール初日、沖縄市営球場はベンチ前に炭が入るほどの肌寒さ。
大野投手が初めてブルペンへ入り、捕手を立たせたまま約30球の投球練習。 「まだまだ。指のかかりというか、すべるというか、しっくりこないところがある。 今日くらい投げておけば、これからが楽しみ。順調な滑り出しと見てもらっていいです」。
紅白戦。

試合結果

前間投手が3回を1安打1四球4三振無失点と好投。 「緊張しました。制球などミスが多い。まだまだこれから」。
池田投手は緒方選手に左越えアーチを打たれるなど3回を3安打3失点。 「腕を振って球に切れを出すことを考えて投げた。まあまあ」。
上原投手は最終回に集中打を浴びた。
前の2試合で7打数4安打と打撃好調の高山選手がこの日も中前打。 「走攻守三拍子揃えることができればいいが、 まずは打撃でアピールしたい。打点を多く挙げられるようにしたい」。
三村監督は「若手野手陣がダレているのが気掛かり。 競争しているのは投手だけではない。もっと危機感を持ってやらなければいけない」。
日南。河野投手は体力不足を痛感している。 朝の外野3周のランニングでは最後尾を走り、最後は5メートルの差がつく。 練習には何とかついていける状態だが、他の選手との差は徐々に縮まっている。 夜はシャドーピッチング。外木場コーチは 「腕の振りがいい。5月にも二軍での実戦登板を考えている」と高い評価を与えている。

前間投手が一軍に上がってきてさっそく結果を出したようですね。 去年も前半は充分戦力になってくれていましたが、 夏場の投手陣崩壊の時に二軍へ行ったまま帰ってきませんでした。 エンピツのような体ですからバテちゃったのでしょうね、きっと。 今年はこのまま結果を出して1年間がんばって欲しいものです。
河野投手。去年の長谷川・吉年投手がほぼ1年間体力作りに終始したことを考えると、 外木場コーチのコメントは驚きですね。 課題は体力と言われつつも既にかなりいい線いってるのか、 一軍の投手不足に二軍の投手育成方針を変更したのか。 いずれにせよ楽しみな投手であることは間違いないようです。


2月10日

春季キャンプ情報

沖縄。練習は休みだが、小畑選手は屋内練習場でマシンを相手に打撃練習。 若林投手は田村選手を相手に投球練習。シンカーの習得が目的。
山根・高橋英・前間・池田投手が沖縄入り。 山根投手は「今の自分を見てもらうしかない」。高橋英投手は「肩も良くなった。 自分の球が投げられるようになった」。 前間投手は「走るようになったストレートを見てもらいたい」。 池田投手は「制球が良くなったし、スピードも出てきた」。 二軍落ちになった長谷川・菊地原・ペルドモ・マルチネス投手に対して、三村監督は 「これで一軍入りの可能性が断たれたわけではない」と今後の奮起に期待していた。
選手たちが市内で買物。浅井・高選手は連れ立って。高選手はジーンズを。 また紀藤投手はサンダルを買っていた。福永トレーナーも市内をぶらぶら。

休日返上組はメンバーが決まってきたなという感じですね。 疲れがたまり過ぎると怪我につながりますから、ホドホドにね。


2月9日

広島テレビ、昼は沖縄市営球場から紅白戦の模様を中心にキャンプの中継。 夜は「スポーツ元気丸」を沖縄のカープの宿舎「京都観光ホテル」から生中継。 山内・澤崎投手が生出演。なおバレンタインデーのプレゼントの宛先は
   〒904 沖縄市胡屋2−1−51 京都観光ホテル
です。沖縄キャンプは15日までですので御注意を。

長谷川、ビッグレッドマシンの餌食に

沖縄市営球場で紅白戦が行われた。

試合結果

長谷川投手は1回を6安打2四球7失点。
白井投手は3回を無安打2四球無失点。解説者の高木豊氏によると 「もう少し球威が必要」。四球を出してしまったのも課題。
菊地原投手は2回を5安打5失点( 小西さんからの情報です)。
金本選手は3安打したが、山本コーチは「振りをもう少し鋭くする必要がある」。

紅白戦、ちゃんと中継してくれたのは長谷川投手と東瀬投手の投球。
長谷川投手は二死無走者から四球をきっかけにメッタ打ちに遭いました。 打者は味方相手に何もそこまでという容赦のなさ(笑)。 私としては球威で抑え込むようなワイルドな投球を期待していたのですけどねえ。 力で抑え込むには球威不足。かといって制球があるわけでもないという感じでした。 鋭く縦に割れるカーブがあるのですが、 あの球でいつでもストライクが取れるようでないと苦しいんじゃないでしょうか。 「スポーツ元気丸」では「日南に行くらしい」と伝えていました。 開幕一軍入りは少し厳しいかもというのが正直な感想。 この試合が特に悪かっただけかも知れないので、 キャンプの間に再び一軍に上がってくるチャンスはあるでしょう。 次の登板に期待します。
東瀬投手。中継に映った範囲では田村選手にヒットを打たれていました。 上手投げに戻したといってもスリ−クォータ−でかなり横手気味。 やっぱ、左のワンポイントになるんじゃないかなあ。
守備の方ではエラーが続出したそうで...。 まだ実戦をやるには時期が早いのでしょうかねえ。

春季キャンプ情報

沖縄。第2クール終了。10日は練習休み。
紅白戦の結果、日南行きは長谷川・ペルドモ・菊地原・マルチネス投手。 昇格するのは前間・高橋英・池田・山根投手。

今のところ怪我人が出ていないのは何よりですね。
いろんな投手が一軍と二軍を行ったり来たりするんでしょうねえ。 マルチネス投手は二軍ですか。 調整不足で投げられる状態でないのか、 それとも投球練習を見た首脳陣が実力不足と判断したのか。どっちでしょう? 一昨年のチェコ投手のことがあるので、密かに期待してたんですけど。


2月8日

NHKの「サタデースポーツ」で三村監督のインタビュー。 毛利元就の三本の矢になぞらえて優勝への3つの条件。 三村監督は「投手の育成」「若手野手の底上げ」とおなじみの2つを挙げた後、 3つ目は「?」。 「手のうちは全部は明かせませんよ」ということで「秘策」というニュアンスでした。 シーズンが終わって優勝した時はお話しますということでした。 何なのか気になりますが、想像すると「三村監督自身の采配」ということでしょうかねえ。 3つ思いつかなかっただけという気もしているんですけど(笑)。

春季キャンプ情報

沖縄は今日も雨。予定されていた紅白戦は中止。 山内投手は「ファンの皆さんの力で晴れさせて下さい」。
高橋建投手は投手陣で一番のスピード。キレも抜群、制球も安定し、 コーチ陣の期待も膨らむ好調さ。ゆったりしたフォームへの改造と 肩痛の不安が消えたのが大きい。シュートにも挑戦する。
澤崎・黒田投手は山本浩二氏ら評論家の前で投球練習。 澤崎投手は田中審判部長から牽制の時はっきり足を踏み出すよう注意されていた。
佐々岡投手はカーブを交え約40球。 野茂投手から「頭が必要」と教えてもらったフォークの習得に再挑戦。
ソリアーノ選手の株が上昇。フットワークの良さと打球に対する素早い判断力がウリ。 打力も、振りに鋭さが増し成長中。 高代コーチは「素材が素晴らしい。高山もうかうかできない」。
練習終了後、少年野球教室。参加したのは市内の中学校の野球部員。 投手を山内・山崎投手、捕手を西山選手と熊沢コーチ、 内野手を野村・江藤選手、外野手を浅井選手と原コーチが指導した。
日南では横山・河野・福良選手が天福球場近くの商店街で交通安全の呼びかけ。

やっと高橋建投手の名前が出てきました。気になってたんですよ。 好調そうで何よりです。 中国新聞には「左足をゆっくり上げるフォーム」と書いてあったのですが、 軸足をゆっくり上げるなんてことはないので「右足」の間違いだと思います。 それとも「左足のかかと」のことなんでしょうか?
3つの外国人選手枠ですが、現時点では実績のあるロペス選手は当確。 残る2つの枠を争って、紅白戦でも好調なペレス選手がリード。 ペルドモ投手は投手になりたてでちょっと厳しい状況。マルチネス投手は未知数なので、 3人目としてはソリアーノ選手が一番近いのではないでしょうか。

「イヤーブック」3月25日発売

「97年度カープイヤーブック」が3月25日に発売される。定価700円。 郵送申込みは、郵便番号・住所・氏名・電話番号・希望部数を明記し、 現金書留で。送料は一律500円。3月末日まで受付。 送付先は
〒730 広島市中区基町5−25 広島東洋カープイヤーブック係
電話(082)227−8500

広島市内の書店でも買えたと思います。 全国発売はたぶんされていなかったと思いますので、 広島以外の方は郵送申込みをされたほうが良いかもしれません。


2月7日

春季キャンプ情報:初紅白戦

沖縄市営球場では小雨の中、初の紅白戦。

試合結果

紅軍の先発長谷川投手は3回を5安打無四球無失点。 長谷川投手は「ストライクを取りに行ってたので本来の直球が投げられなかった。 ブルペンと同じような球を打者に投げられるようにしたい」。三村監督は 「実戦ではブルペン以上の闘争心が必要。それが見えてこなかった。 小さくまとまって欲しくなかったのにちょっとがっかりだ」。 川端コーチは「う〜ん。いいのか悪いのかわからないような投球。 まだまだ本当の一軍レベルではない」。
白軍の先発田中投手はスローカーブと落ちる球のコンビネーションが冴え、 3回を1安打無失点。田中投手は「結果が出たのでホッとした」。 三村監督は「去年のこの時期と比べるとよく成長してくれた」。 川端コーチは「体調が悪かったが悪いなりの投球。 打者は仕上がってないし、あれぐらいはやって当然」。
白軍の2番手上原投手は頭脳的な投球で2回を無安打無失点。 上原投手は「まだあとがあるんで。まずは良しということで」。 三村監督は「これくらいは投げて当然でしょう。今年にかける意気込みは伝わってくる」。 川端コーチは「打者を抑えるコツを知っている。昔のスピードはないが、 スピードガンコンテストじゃないんだから」。
ペレス選手は3安打1盗塁。左前打、ペルドモ投手から中前打、右越え三塁打。
高山選手は右中間への3ランを含む3安打。
緒方選手は長谷川投手から中前打、ペルドモ投手から左越え2ラン。 「トップに座って引っ張っていけるような存在になりたい」。
マルチネス投手がナインに挨拶。 ランニングと軽いキャッチボールで練習を切り上げた。

公式記録員がいない関係で、被安打数は各局でマチマチでした。 長谷川6安打、田中2安打と伝えていたところもありました。
長谷川投手については監督とコーチのコメントを見ても、 手放しでは喜べないという感じですね。無失点だったので、 いきなり日南行きということはないと思いますが。
田中・ペレス・高山・緒方選手は花マル。
ババを引いたのはどうやらペルドモ投手のようですね。緒方選手に本塁打された球は 142キロだったそうです。まあ、モノになるまで気長に待つしかないでしょう。 悪い結果が続くと「野手に戻りたい」とか言い始めるかも(笑)。


2月6日

春季キャンプ情報

第2クール初日、ようやく雨なしの沖縄市営球場。 まずは三村監督らスタッフがグラウンドを雑巾がけ。
フリー打撃を行なった江藤選手。初めてのサク越えを放つなど、 前回に比べて調子は上向き。打てない理由について 「目の問題というよりも5か月間のブランクのせいでしょう」。
紀藤・佐々岡投手が初ブルペン。共に捕手を立たせたまま約30球。 飛ばす若手を尻目にマイペースの調整。 「初めてにしてはまずまず」という紀藤投手に対して 「最悪」とは佐々岡投手。
澤崎・黒田投手は約40球。澤崎投手はスライダーを混ぜた。 捕手を解説者の達川氏が務めた。
7日は初の紅白戦。先発予定の長谷川投手は約90球。 「これで日南へ行くか沖縄に残れるか決まるので勝負です。 一軍の選手にストレートがどこまで通用するか試したい」。 なお、もう一方の先発は田中投手の予定。
大野投手は筋トレやランニング、遠投など。 ブルペンにはまだ入っていないが、調整は順調。 今年はじっくり調整する予定。
金本選手はシーズン中より4センチ長い、重さ1キロのマスコットバットを使って 打撃練習をしている。振りを鋭くし左方向への長打を増やすのが狙い。 左投手克服を目標にしている。
ロペス選手が特打を志願し約30分間。調子はまだまだだが、 7日の紅白戦に出場を志願するなど意欲的。

いよいよ紅白戦が始まります。一般的にはこの時期は投手の方が出来が早く、 打者はまだ出来上がっていないはずです。ということで、 ここで打たれるということは、はっきり言ってお先真っ暗でしょう。 長谷川くん、田中くん、がんばってね。

マルチネスが沖縄入り

ドミニカアカデミーからマルチネス投手がキャンプに参加するため沖縄入りした。 採用するかどうかは練習を見てから。

19歳と若いので完成されているとは思いにくいですが、 秘密兵器になってくれるといいですね。

河野・福良が日南養護学校を慰問

日南キャンプに参加している河野・福良選手が日南養護学校を慰問し、 サインボールやお菓子を手渡した。

日南はどうなっているんでしょうね。ローカルテレビでも全然やってくれません。


2月5日

TBS系テレビで2月8日(土)14:00から放送される 「カリブの青い空」という番組の中で、 ドミニカカープアカデミーが紹介されるようです。

春季キャンプ情報

沖縄。練習休み。休日を返上して屋内練習場でマシン相手に打撃練習をしたのは、 小畑・田村・仁平選手。田村選手は「最後まで一軍に帯同するのが目標です」。
移籍3投手のこれまで。最も評価が高いのが東瀬投手。上手投げで球威が戻り先発候補に。 スクリューボールを習得中。白井投手の調整は順調。昔のフォームを取り戻すのに懸命。 上原投手は昔の力強さはなく制球力で勝負。
澤崎・黒田投手は多くの報道陣を引き連れて、恩納村の「琉球村」の観光。 ココナッツジュースに渋い顔をしたり、アトラクションのエイサー踊りに参加したり。

猫を飲み込んだハブ。 澤崎くんと黒田くんはかえって疲れたのではないでしょうか。 本当は1日中眠りたかったんじゃないかな?


2月4日

春季キャンプ情報

沖縄はまた雨。 午前中はレクリエーションドーム。 カープ沖縄協力会からタンカン(?)と苺の差し入れ。
三村監督らスタッフはサッカー、アメリカンフットボールでウォーミングアップ。
練習に工夫。2人1組で球をパスしながらダッシュし、 球を落とすとやり直し。最後まで残ったのは野村・ロペス組。
投手陣がレフトの守備位置でノックを受けた。
午後から打者は沖縄市営野球場に隣接する屋内練習場で打撃練習、 投手はブルペンで投球練習といつものパターン。 白井・上原・東瀬投手は変化球を交え約50球。
その後、野手は小雨の沖縄市営球場の外野フェンス沿いをランニング。 投手陣は400メートルトラックを長距離走。 14人が参加し、20周組の1位は山内投手。25周組の1位はペルドモ投手。
澤崎投手はあこがれの投手、北別府氏と御対面。 三村監督と共に食い入るように澤崎投手の投球を見つめた北別府氏は 「上下の制球が乱れることはなさそうだ。低目に球を集めることができるのでは」。
野村選手も好調。「足の状態は万全。疲れやすいのが少し気になる。外で動きたい」。
浅井選手はまだ右手の調子が悪く、下半身強化に集中。
体重も2キロ増え、パワーアップしたペレス選手は中堅から左翼へコンバートされ、 金本選手とレギュラーを争う。「集中力の持続が課題」とは高代コーチ。
これで第1クール終了。5日はオフ。

初日以外は全部雨。この時期、沖縄は雨季なのでしょうか。 それとも誰か雨男でもいるのかなぁ(笑)。
澤崎投手や黒田投手、評判がいいのは喜ばしい限りですが、 結局は実戦で見てみないとわからないんですよねえ。
RCCの「ひろしまの森」に野村選手が生出演してました。 「長い練習は好きじゃない」と言ってました。ちょっと意外。


2月3日

春季キャンプ情報:黒田が初投げ

沖縄は明け方まで雨。 午前中はレクリエーションドーム。 午後から打者は沖縄市営野球場に隣接する屋内練習場で打撃練習。 投手はブルペンで投球練習。
黒田投手が予告通り初投げ。捕手を立たせたまま、力のある球を30球。 「まだ球が指に引っかからない」とは本人の弁。
投手陣は投球練習後、近くのサンセットビーチで砂浜ダッシュ。

黒田投手ですが、RCCの解説者の木下さんによると、腕の振りが良く、 第一印象では新人の時の山内投手や玉木重投手よりもいいとのこと。 期待してますよ。


2月2日

春季キャンプ情報

沖縄は雨。 午前中は沖縄県総合運動公園内のレクリエーションドームでランニングや守備練習。 午後から沖縄市野球場に隣接する屋内練習場で投球練習と打撃練習。
7日からの紅白戦での生き残りをかけて、 田中・長谷川・若林など若手投手は早くも全開。 澤崎投手はこの日も捕手を立たせたまま30球。「去年のフォームを思い出すように」 というコーチの指示。一方、黒田投手は他の投手と比べ遅れ気味で、 まだ投球練習は始めていない。「3日目くらいから始められれば」という。 この2人、夜はシャドーピッチングに汗を流している。
若手投手に刺激され山内投手も好調。 「開幕投手候補だね」と三村監督に言わしめるほど。 初日の練習ではゴリラの真似をしながら、澤崎・黒田投手に守備の指導も。
長谷川投手が川端コーチの指示で茶髪を黒髪に。
「打撃部門のタイトルを取ってもらう」という山本コーチの指名で、 緒方・金本選手が夜間の打撃練習。
平岡広島市長が沖縄を訪れ、ナインを激励。

若手投手陣は自主トレばっちりって感じですね。きっちり作ってきているようです。
長谷川投手の茶髪ですが、別にいいんじゃないかなあ。 茶髪なんて珍しくもなんともないんだから。 個性の象徴としての茶髪の役割なんて終わってると思うし。 そのうち最初から茶髪の選手も入ってくるでしょうし、 入団交渉時に「髪型は自由」という条件をつける選手も出てくるかも。 髪の毛に気をつかう暇があったら野球のことを考えろということなのでしょうかねえ。


2月1日

球春到来!キャンプイン

カープナインは主力組が沖縄市で、若手組が日南市でキャンプインした。
主力組は9時前に好天の沖縄市野球場に入り、1時間半程度のウォーミングアップ。 ほとんどの若手投手はブルペンでいきなり捕手を座らせての投球練習。 澤崎投手は三村監督の前で捕手を立たせたまま30球。 「無茶苦茶緊張しました」。
江藤選手は久しぶりのフリー打撃。6分程度の力での軽い打撃だったが、 詰まった当たりが多く、まだまだ勘が戻っていない様子。 ノックでは軽快な守備を見せていた。
浅井選手は右手骨折の後遺症で打球が詰まった時に痛みがあり、 思うように打撃練習ができない状態。
三村監督は「野手については、レギュラークラスの選手と控え選手のレベルを縮め、 層を厚くしたい。投手については、若い選手を一人でも多く一軍レベルにしていく。 若い選手にとっては今日から実戦練習に入るような感じになる。 今の時点ではシーズンの結果(優勝)を考えるのではなく、 個人個人の目標に向かってやってもらう。 シーズンに入れば、それを僕自身がまとめてやっていくので、 今は個人で自分のレベルを高めて欲しい」。

あけましておめでとうございます。いよいよはじまりましたね。 久しぶりのユニフォーム姿の選手たちを見ると新鮮です。 気になるのは江藤選手ですが、まだ初日ですし何とも言えないですね。 まずはフリー打撃ができたことを喜ぶべきでしょう。