カープ日記


12月26日

球団仕事納め

 広島球団はこの日仕事納めを行った。

 新球場元年ということでいろいろと大変だったでしょうが、お疲れさまでした。

 「カープ日記」もよほどのニュースがない限り、本年はこれで終了させていただきます。 最近は週1更新ペースで申し訳ないと思っていますが、オープン戦あたりからペースを上げていこうと思っています。 今しばらくこのペースにお付き合いください。1年間ご愛読ありがとうございました。みなさん、良いお年をお迎えください。

12月22日

高橋建が復帰会見

 高橋建投手がカープに復帰することが決まり、マツダスタジアムで会見が行われた。
 高橋投手は「FAでアメリカに出て行った選手ですけども、また僕が悩んでいる時にこうやってオファーをまた頂いたということで、 社長とかにすごい感謝してますし、オファーを頂いた時にすぐに広島にしようと思いました。 メジャーは勝ち取れましたし、そういう自信は持って、カープの勝ちに貢献できるようなピッチャーになって、 今後(メジャーに)行ったことは間違いじゃなかったなと言えるようになりたいですね。 先発だったら2ケタ(勝利)できるように、中継ぎだったらやっぱり勝利の方程式に入れるぐらいのピッチャーに、 どういうポジションになるかわからないんですけどね、勝ちに貢献できる、優勝に貢献できるピッチャーになりたいです」。
 1年契約の推定年俸2500万円プラス出来高。背番号は22。

 建さん、お帰りなさい。

緒方コーチが広島市民賞

 緒方孝市コーチが23年間の活躍で広島市民に夢と希望を与えたとして広島市民賞を受賞し、 広島市役所で行われた授賞式に出席した。
 緒方コーチは「カープが勝って優勝争いをするようになれば、広島の活性化につながると思うので、 ぜひとも力になれるよう貢献するよう頑張りたいと思います」。

 おめでとうございます。

12月18日

シュルツとの契約成立

 広島球団はシュルツ投手と来季の契約を結んだ。3100万円増の年俸7500万円プラス出来高で1年契約。 (金額は推定)

 ルイス投手が抜けた上にシュルツ投手にまで抜けられたらどうなることかと思っていたので、とにかくひと安心です。

高橋建へ入団のオファー

 広島球団が元広島の高橋建投手に入団のオファーを出していることが明らかになった。 高橋投手は来季の米メジャー行きを断念。国内他球団も獲得の動きを見せているという。

 獲得できれば間違いなく戦力に厚みが出ますね。戻ってきてほしいと思います。

12月17日

新入団選手が体力測定とマツダスタジアム見学

 新入団7選手(中村亘選手は体調不良で欠席)が広島グリーンアリーナで体力測定を行った。 根本トレーナーは「例年に比べると平均的。飛び抜けて凄い人は特にはいない。 かと言って劣るわけではないので」。
 今村投手は「きつかったです。高校時代にこんな本格的にやったことないんで、 こういう細かいところまでするのがプロなんだなと思いました」。  堂林選手は「ここからがスタートだなって、やっと始まったなっていう感じですかね。 高校でもこういう体力測定っていうのはそんなに本格的にはやってないので、 こういうのは初めてなんで、これがプロなんだなってことを実感しました。 バランス良く鍛えていかなければいけないんで、全体的に鍛えていきたいなってことを思います」。
 体力測定後、マツダスタジアムを見学。
 今村選手は「きれいです。お客さんとの距離が近いなと。 早く試合したいなと思いました」。
 堂林選手は「素晴らしいです。 これでお客さんが入ると凄い雰囲気の中でやれるんだなというイメージがつきました」。

 根本トレーナーのコメントを各種スポーツ紙でのコメントと併せて解釈すると、 例年並みに素晴らしいということのようです。

12月16日

新入団選手発表

 カープの新入団選手発表が広島市中区のリーガロイヤルホテル広島で行われた。 野村監督と松田オーナーが同席。以下の新入団8選手がお披露目された。

 今村 猛 投 手 清峰高
 堂林翔太 内野手 中京大中京高
 武内久士 投 手 法政大
 庄司隼人 内野手 常葉橘高
 伊東昂大 投 手 盛岡大付高
 川口盛外 投 手 王子製紙
 永川光浩 投 手 龍谷大
 中村亘佑 捕 手 横浜商大高

 今村投手は「いよいよ自分の新しい人生が始まるのかなと思います。 悔いが残らないよう、1日1日頑張っていきたいと思います。 早く結果を残して一軍に定着できるようにしたいです。 今思っているのは1年間通して怪我をしない体を作ることだと思います。 200勝したいと思います(これは松田オーナーの入れ知恵によるコメント)。 どんな試合でも一生懸命投げるので応援よろしくお願いします」。
 堂林選手は「嬉しい気持ちでいっぱいです。野球を始めた頃からの夢だったので、 それが叶うことができて嬉しく思います。自分の持ち味はバッティングなので、 右へ左へ大きな打球が打てるところが持ち味です。 右バッターで200本安打を打てるように頑張りたいです。 しっかり練習して早く一軍に上がれるようにしたいです。4番への気持ちというのは、 小中高ずっと4番を打ってきたので、その気持ちはあります」。
 武内投手は「スピードの速さであったり、重さは自信があるので、 もっとそういうところを磨いていきたいです。 (小松投手は)大学の時に一緒にやらしていただいた先輩なので、 負けたくないという気持ちがやっぱり強いですね。巨人の打者と対戦したいと思いますね。 広島東洋カープの抑えの永川投手に憧れを持っています。 逃げのピッチングではなくて真っ向勝負で、 ストレートで思い切って勝負していきたいと思います」。
 庄司選手は「自分、基本、負けず嫌いなので、誰にも負けないぐらい思い切ってやりたいと思います。 粘りのあるバッティングをすれば必ず可能性が広がると思うので、 三振の少ないバッティングをしていきたいと思います。 守備として職人と呼ばれる選手、また、 チームとして必要とされる選手になっていきたいと思います。 ピッチャーであこがれていた選手は藤川球児投手で、 逆にバッターとして藤川さんの球を打ってみたいです」。
 伊東投手は「角度のあるところからストレートとカーブが自分の持ち味だと思っているので。 プロの世界の水というものにいち早く慣れて、 広島カープに1勝でも多く勝ち星を捧げたいという風に思っています。 プロの世界に入れば菊池よりも凄い選手がたくさんいるので、特に自分は菊池のことは意識していません」。
 川口投手は「早く広島の球場で投げたいです。 僕の投球は強気の投球、魂の投球だと思っていますので、 アマチュアトップレベルの世界で2年間揉まれた経験というのは無駄にならないと思うので、 そこだけは意地を見せられるように頑張ります。僕の強気の投球を皆さんに見ていただいて、 たくさんの人に愛される選手になりたいと思っています。 結果も自分の努力次第で大きく変わってくると思うので、 結果が残せるように必死に食らいついていきます。 とにかく目の前のバッターを一人一殺で、絶対に打ち取っていくという強い気持ちを持って、 1年1年1球1球過ごしていけたら良いと思っています」。
 永川光投手は「ずっと広島で育ってきたんで、ずっとファンでした。 ストレートの切れには自信を持っています。巨人の山口選手が育成枠から活躍されていますので、 僕もああいう風に活躍したいと思っています。 いつか自分が支配下登録されて、あの舞台でいっしょに兄と投げれたら嬉しいと思ってます。 早く兄のような選手になれるように僕もしっかり練習して頑張りたいと思います」。
 中村亘選手は「自分は野球しかないと思っていたので、小さい頃からの夢だったので、 ここに立てて嬉しいです。自分は肩が強いので、そういうところを見て欲しいと思います」。
 野村監督は「新入団の選手のみなさん、本当におめでとうございます。 それぞれの性格も強気の姿勢も非常に出ていたと思いますし、 僕自身は良いドラフト、そして良い選手を獲得できて今最高の気分です。 今年高校を卒業してカープに入団される選手の生年月日を見ておりますと、 1991年ということでカープが最後に優勝した時に生まれた選手ばかりです。 優勝ということを掲げている僕にとっては非常に縁起が良いといいますか、 やってくれそうだなと、この選手を見て、そういう風に感じております」。
 新入団選手は明日は体力測定。来年1月9日に大野寮に入寮する予定。

 入団おめでとうございます。希望に満ち溢れた今日という日をいつまでも忘れず精進して、 我々カープファンを喜ばせてください。

12月15日

永川・東出が契約更改

 永川投手は現状維持の年俸1億6000万円で契約を更改した。
 永川投手は「現状維持でサインしました。自分自身も思っていることですけど、不安定だったので、 もうちょっと安定したピッチングをしてほしいという風に言われましたね。 一番上の結果が出せたわけではないですし。僕自身も優勝するために自分ができることをして、 本当に最後に1年間チームの力になれたなと思えるシーズンにしたいと思います」。
 東出選手は4年契約の2年目を現状維持の年俸1億円プラス出来高(最高5000万円)で更改した。
 東出選手は「石原さんたちとチームを引っ張って、良い方向に導いてほしいとは言われましたけどね。 1年間怪我なく144試合全部ですか、戦える体と心でいたいですよね。 一人一人がチームとして同じ方向を向いてやっていかないといけないんじゃないかなと思いますね」。
 これでカープの日本人選手の契約更改は全て終了した。 (金額は推定)

 永川投手。安心して見ていられないというのが正直なところでした。 防御率1点台で負け数を減らすことができれば年俸が上がるのではないでしょうか。
 東出選手。今年も好成績でした。もうワンランクレベルアップして、首位打者争いをできれば良いですね。

オープン戦日程発表

 2010年のオープン戦日程が発表された。 広島は2月26日ヤフードームでのソフトバンク戦を皮切りに16試合を戦う。

 来年はリーグ開幕が早いので、16試合でも少ないという感じがあまりないです。

12月14日

ルイスが退団

 広島球団はコルビー・ルイス投手の退団を発表した。 家族の健康問題のため、米国でプレーすることを選んだという。

 大ショックですが、事情が事情だけに仕方ないですね。 この2年間、カープのために頑張ってくれてありがとうございました。

12月12日

シンポジウム「夢のむこうに」開かれる

 広島市中区の広島厚生年金会館でシンポジウム「夢のむこうに」が開かれ、 カープから永川・梵・岩本・白濱選手が参加し、高校球児の指導を行った。

 ニュースでは永川投手がコーチしている姿が映されました。

12月11日

大竹アップ、前田大幅ダウンで更改

 大竹投手が3000万円増の年俸9500万円で契約を更改した。
 大竹投手は「1年間投げたことと、あとは貯金を作ったこと、防御率も2点台だったので、 そこらへんを評価してもらいました。 成績の面では本当に充実した年だったなと思います。 早い回で降板することもありましたし、好不調の波をなくしていけるような、 そして信頼をもらえるようなピッチャーになっていきたいです。 自分がしっかり成績を残して、チームに貢献できるように。 開幕に向けて良い準備をして開幕投手にもなれたらいいなと思います」。
 前田選手が4800万円減の年俸7200万円で契約を更改した。
 前田選手は「怪我を治して来年はしっかり戦力になるように頑張ってくれと言われました。 怪我が本当にもう治りも悪かったし、そんな年はなかったですね。 調子が良くなればなるほど、どうしても無理がくるというか、 そのためにまた怪我を再発させてしまうっていう繰り返しでしたので、 大変つらい1年でした。 体はもう悪くなるばっかりなので、それを何とか食い止めて戦力になれるように、 しっかり準備しなくてはいけないと…思います。 チームの戦力になれるように頑張っていきたいと思いますので、 どうかよろしくお願いします」。 (金額は推定)

 大竹投手。中だるみはありましたが、概ね安定した内容の1年でした。 ただ、今年の成績で満足してもらっては困ります。15勝を目指して頑張ってもらいたいです。
 前田選手。試合に全く出ていないのですから大幅ダウンは仕方ないでしょう。 来年の巻き返しに期待します。

12月10日

石原が500万円増で契約更改

 石原選手が500万円増の年俸5500万円で契約を更改した。
 石原選手は「サインしました。金額は500万アップです。 自分自身は今年納得するような成績ではなかったですけど、守備の方で評価していただいて、 本当に満足してますし、良い評価をしてもらったと思ってます。 今年選手会長にもなりましたし、みんなの助けになれればと思いますけど、 自分自身が先頭に立ってやるんだという気持ちを持って、やっていけたらいいと思いますし、 やらないといけないと思うんで、そういうのを頭に置いて頑張っていきたいと思います」。 (金額は推定)

 打撃はサヨナラ本塁打などたまに劇的なものがありましたが、概ね不調でしたね。 来年はもう少し打率を上げて欲しいです。

背番号変更

 河内投手とソリアーノ投手の背番号変更が発表された。
 河内投手は1「24」ということで「24」が残っています。温情が感じられる変更です。

12月9日

栗原・前田健・石井琢が契約更改

 栗原選手が1000万円減の年俸1億2000万円で契約を更改した。
 栗原選手は「サインをしました。なかなかチャンスで打てなかったので、そのへんをすごく言われました。 今年は成績も残してないですし、4番としても不本意な成績だったので、ま、 (ダウンは)しょうがないなという気持ちはありますけど。 今年は本当に苦しんだんで、気持ちを新たに、 しっかりこの悔しさをバネにして来年につなげていきたいなと思います」。
 前田健投手が2300万円増の年俸4800万円で契約を更改した。
 前田健投手は「アップです。倍近くまで上げてもらったので。 今年1年間初めて投げて、良い経験もできたので、その部分というか、 数字じゃない部分を球団の方もしっかり見ていてくれたというか、 評価してもらったので、僕としてはやっぱり嬉しかったです。 来年は優勝目指して、 僕自身は今年負け越したので、2ケタ勝利以上して貯金をしっかり作って、 来年またここで笑って会見できるように頑張りたいです」。
 石井琢選手が500万円増の年俸2500万円で契約を更改した。
 石井琢選手は「『獲ってよかったな』って言ってくれたので、それで十分です。 『いてくれれば良い』という感じですけど、今の僕には最大級の褒め言葉っていうか。 監督が言っている『日本一の球場、日本一のファン、チームも日本一にしたい』って言ってましたけど、 僕ら選手は野村監督を日本一の監督にしたいなと思ってます。 秋に野村新監督を胴上げしたい、今はそれだけです」。 (金額は推定)

 栗原選手。ひょっとすると温情で現状維持とかもあるかと思っていたのですが、 しっかりダウン査定をしましたね。来季は年俸が上がるような活躍をお願いしたいです。
 前田健投手。負けが先行してしまいましたが、内容的にはそう悪くありませんでした。 1年間ローテを守った経験を生かして来季は大きく飛躍してほしいです。
 石井琢選手。数字的には物足りなかったですが、打席での粘りや、 あとは他の選手へのアドバイスなど、チームに好影響を与えてくれたと思います。

野村監督が湯崎広島県知事に挨拶

 野村監督が松田オーナーとともに広島県庁を訪れ、湯崎広島県知事に就任挨拶を行った。

 新リーダー2人、頑張ってもらいたいですね。

小松が結婚

 小松投手が入籍した。お相手は川越市在住の伊福嘉治さんの長女・操さん(24)で、 大学時代の先輩。

 おめでとうございます。家庭を持って、落ち着いて野球に集中してください。

12月8日

フィオとヒューバーの入団決定

 広島球団はジェフ・フィオレンティーノ外野手(呼称フィオ)とジャスティン・ヒューバー内野手の獲得を発表した。 フィオレンティーノ選手は契約金1000万円年俸4000万円プラス出来高、 ヒューバー選手は契約金550万円年俸4000万円プラス出来高で、 いずれも1年契約(金額は推定)。

 無事に契約がまとまりました。両選手とも本塁打はあまり期待できなさそうですが、 チャンスで率を残してもらって打点をたくさん稼いでほしいですね。

12月7日

梵が500万ダウンで更改

 梵選手が500万円減の年俸3000万円で契約を更改した。
 梵選手は「結果を見ればダウンというのは当たり前だと思いますし、 来年のためにこの悔しい気持ちをぶつけていきたいと思います。 来年は30になるので、何とか輝きを取り戻したいというか。 ここ数年悔しい思いしかしてないので、何とかこの悔しい気持ちを爆発させたいなという気持ちです」。 (金額は推定)

 今年はやってくれるかもと思っていたのですが…。 本人が言ってるように1年目のような輝きを取り戻して欲しいですね。

12月5日

牧野が横浜打撃投手に

 広島を戦力外になった牧野塁投手が横浜の打撃投手になることがわかった。

 現役続行の夢は叶いませんでしたが、次の職場で頑張ってください。

12月4日

FA補強も視野に

 広島球団がFA選手による補強を視野に入れていることが明らかになった。 獲得を検討するのは補償金等のかからない選手。 実際、日本ハムからFA宣言した藤井投手の獲得を検討したという。

 資金力が問題だったわけですから、FA制度変更に伴う、この方針変更は必然でしょうね。

12月2日

来季キャッチフレーズ「We're Gonna Win 俺たちは勝つ」

 カープは来季キャッチフレーズ「We're Gonna Win 俺たちは勝つ」を発表した。
 野村監督は「『We're Gonna Win』ということで『俺たちは勝つ』と、 来シーズンのキャッチフレーズということを、秋のキャンプからやってきたんですけども、 とにかく勝ちにいくんだという強い気持ちを持って、 チーム・球団、そしてファンの皆さんと来季戦っていきたいという風に思ってます。 これ(キャッチフレーズのロゴにデザインされた野村監督の腕)、 僕の腕なんですけども、こういう風にデザインしていただいて、 非常に素晴らしい、勝つというイメージが伝わるんではないかなと思ってます。 目標はクライマックスシリーズではありませんので、 とにかく1試合1試合、強い気持ちを持って、このキャッチフレーズ、 この拳のように強い力を込めて戦っていきたいと、 そして優勝を目指して戦うと」。

 野村監督が就任時から言っていたことがそのままキャッチフレーズになった感じですね。

12月1日

アルバラードの入団決定

 広島球団はジャンカルロ・アルバラード投手の獲得を発表した。 1年契約で契約金450万円年俸3150万円(金額は推定)。

 無事入団が決まりました。活躍を期待しています。