カープ日記


10月31日

河内が育成選手へ、山中一旦契約解除

 広島球団は河内貴哉投手と山中達也投手に戦力外通告を行った。 球団は河内投手を育成選手として、山中投手を再度育成選手として契約する方針。

 11時頃にカープ公式ページを見ると両選手の戦力外の情報が出ており、びっくりしました (その後なぜかそのページは消えてしまいましたが)。 育成選手として再契約ということで納得です。 河内投手にはぜひ復活してもらいたいですし、山中投手にも支配下選手に昇格してもらいたいですね。

日本シリーズ、巨人が先勝

 日本シリーズ第1戦、巨人が日本ハムに4対3で先勝した。

 クルーン投手は相変わらずハラハラさせてくれますね。

10月30日

ドラ1今村に指名挨拶

 川端編成部長と白武・田村スカウトが長崎県佐々町の清峰高校を訪れ、 ドラフト1位の今村投手に指名の挨拶を行った。
 今村投手は「昨日はそんなに実感がなかったんですけど、 今日改めて自分が選ばれたんだと思いました。 とても良い評価をもらって嬉しかったですね。 (入団への気持ちは)固まってきました。 カープに入って自分が貢献できるようにしたいなと思ってます」。
 川端編成部長は「目を見たら非常にカープの色に染まっていたような感じがしたんで、 そういう印象を受けました」。

 すんなりと入団が決まりそうですね。

ドラ3武内らにも指名挨拶

 苑田スカウト部長が川崎市の法政大学野球部寮を訪れ、 ドラフト3位指名の武内投手に指名挨拶を行った。 また庄司内野手、伊東投手、永川光投手、中村捕手にもそれぞれの担当スカウトが挨拶を行った。

 あとは堂林選手と川口投手ですね。

日南秋季キャンプ情報

 韓国・斗山ベアーズとの練習試合は3対2で勝利。
 2点を追う8回裏に丸・中谷選手の連打の後、會澤選手が逆転3ランを放った。
 松本選手が1安打2四球2盗塁。
 ソリアーノ投手は3回無失点。
 広島に戻るメンバーが以下の通り発表された。
投手
宮崎、広池、中村、山中、松田、ゲレロ
捕手
山本翔
内野手
田中、中谷、山本芳、申成鉉
外野手
中東、鞘師、松山、山内

 昨日の試合で活躍したかに見えた松山選手が戻されるんですね。

10月29日

今村をドラフト1位で単独指名

 プロ野球ドラフト会議が東京のグランドプリンスホテル新高輪で開かれた。 広島からは松田オーナー・野村監督・鈴木球団本部長・苑田スカウト部長・川端編成部長が出席。 清峰高の今村猛投手をドラフト1位で単独指名し、交渉権を獲得した。
 注目の花巻東高の菊池雄星投手は6球団が競合し、 抽選で西武が交渉権を獲得した。
 広島の指名選手は以下の通り:

1位 今村 猛 投 手 18歳(清峰高)
2位 堂林翔太 内野手 18歳(中京大中京高)
3位 武内久士 投 手 21歳(法政大)
4位 庄司隼人 内野手 18歳(常葉橘高)
5位 伊東昂大 投 手 18歳(盛岡大付高)
6位 川口盛外 投 手 24歳(王子製紙)
育成 永川光浩 投 手 21歳(龍谷大)
育成 中村亘佑 捕 手 18歳(横浜商大高)

 以下、各選手について:
今村猛(いまむら・たける)投手
182cm85kg。右投右打。MAX152キロの直球とスライダーが武器。クレバーな投球をする。 2度甲子園に出場。今春の甲子園ではエースとして5試合でわずか自責点1、 清峰高の全国制覇に貢献した。
今村投手は「1位という評価をもらったので嬉しいです。 (カープに対して)今は若い選手が多いなというイメージがあります。 今はとにかく実感がわいていないので、このことをしっかり両親に伝えて、 先生や両親にしっかり話して、それからしっかり決めたいと思います。 信頼できるピッチャーになりたいなと思います。 先発なら勝てるピッチャーになりたいなと思ってます。 早く一軍に上がって、一軍でも良い結果を残せたらいいなと思ってます」。
堂林翔太(どうばやし・しょうた)内野手
183cm80kg。右投右打。懐の深いしなやかな打撃、俊足強肩。 3度甲子園に出場。4番エースとして今夏の中京大中京高の全国制覇に投打で貢献。 打力を生かし、野手としてプロ野球に挑戦することを決めている。
堂林選手は「早くから広島カープからは評価されていたんで、本当に一番行きたかった球団です。 右バッターでも200本安打を打てるような、そういうバッターになりたいなと思います。 伝統があるチームで、一時優勝から離れているんですけど、 自分が力になって日本一を獲れるように頑張っていきたいと思います。ショート、サード、 どこでも内野手はやれるんで、どこでも内野手はやれます」。
武内久士(たけうち・ひさし)投手
185cm95kg。右投右打。MAX154キロの速球とフォークが武器。 3年時に大学日本代表に選ばれた。
武内投手は「嬉しいというのが一番ですね。 小松さんっていう先輩もいるので、 先輩に負けないような元気のあるピッチャーで、 打たれないピッチャーになっていきたいと思います。 (カープは)一番練習量の多いチームだと思っているので、 自分の技術を練習で補っていって、もっと自分のレベルを高くしていきたいと思います。 抑えになりたいという気持ちが強いので、 広島カープの永川選手のような抑えのピッチャーになりたいと思っています」。
庄司隼人(しょうじ・はやと)内野手
175cm70kg。右投左打。140キロ台後半の直球。エースとして今夏の甲子園でベスト16。 強肩俊足好打で野手としての評価が高いが、本人は投手希望。
庄司選手は「練習が厳しいというのは聞いているんですけども、 そういう中でできるっていうことは自分も嬉しいので、 どこの球団でも自分は行くという決断はしていたので、 広島という球団に呼ばれて僕は本当に良かったし。 ピッチャーやってくれ、内野やってくれって言われてもどこでもできるような 準備を僕はしていきたいと思います。一軍の世界でもしできるんだったら、 子供たちに夢とか希望を 与えながら自分も磨いていけたらいいなと僕は思ってます」。
伊東昂大(いとう・こうた)投手
186cm80kg。左投左打。MAX140キロ台の大型左腕。 多彩な変化球で制球力もある。2年夏に甲子園出場し、一塁手としてプレー。 打力もある。
伊東投手は「(広島には)修学旅行の方で2回行ったことがあるんですけど。 指名を頂けたという報告を頂いて、 今は本当に嬉しい気持ちで胸がいっぱいになってます。 本当にひたむきに一歩一歩努力をしていこうとは思っています」。
川口盛外(かわぐち・たけと)投手
173cm79kg。左投左打。制球力の良さとスライダーが武器。 静岡高3年夏に甲子園出場。早大準硬式野球部出身。 2008年社会人都市対抗で若獅子賞。
永川光浩(ながかわ・みつひろ)投手
189cm78kg。左投左打。MAX142キロの大型左腕。カープ永川勝浩投手の実弟。
永川光投手は「(カープは)小さい頃からずっとファンで応援していた球団で、 一番愛着がある球団だったんで、本当に光栄に思ってます。 同じ育成で巨人の山口選手が活躍されているので、 そういう選手になりたいと思っています。 1日でも早く支配下登録の選手になって、チームに貢献できるような選手になりたいと思っています」。
中村亘佑(なかむら・こうすけ)捕手
180cm80kg。右投右打。強肩強打。高校通算40本塁打超。カープの入団テストに合格。
 野村監督は「非常に緊張しました。2巡目までというのは100点満点、いやもう、それ以上の、 自分たちが理想としていた獲得なんで、大変喜んでいます」。

 今村投手にはソフトバンクが指名してくるかもしれないという新聞記事があったので心配していましたが、 見事に一本釣りに成功しました。 さらに夏の甲子園の優勝投手堂林選手の交渉権も獲得ということで、 春夏の甲子園優勝投手がカープに来ることになって、盆と正月がいっぺんに来た気分です。

日南秋季キャンプ情報

 ソフトバンクとの練習試合は5対7で敗戦。
 鈴木選手は左翼で好守備、中前への先制適時打。
 岩本選手も右翼でファールフライをスライディングキャッチする好守備や本塁への好返球。 左中間へ適時二塁打。
 松山選手は2安打3打点。
 先発長谷川投手は3回を1安打無失点。
 宮崎投手は1回0/3を8安打7失点。

 広島に戻される選手が出るとのことですが、活躍した選手の生き残りは確定なのでしょうね。

井生ら6選手が契約更改

 井生選手ら6選手が契約を更改した。 (金額は推定)

 宮崎・岸本投手は今年は活躍できませんでしたね。

10月28日

日南秋季キャンプ情報

 岩本選手は外野守備練習をした後、一塁守備練習。「外野とまた違う動きなので、 しっかりと練習して、できるようにしていきたいですね」。
 永川投手がブルペン入り。大野コーチの指導でスライダー系の変化球の習得を試みている。
 高コーチは栗原選手について「久しぶり(の三塁)なので、数多くこなさないといけないということで。 課題はグラブさばきとかスローイングとかたくさんあるんですけど、やる気も出てますし、 声も出てますし、バッティングの方にも良い影響を及ぼすんじゃないかなと思ってるんです」。
 また高コーチは梵選手について「基本通りにプレーさせるというのが今のところの一番の目的なんですけども。 走力面とか考えたら素晴らしいものを持っているので、 何とかショートでレギュラーを獲ってほしいという思いがあるんですけども、 もちろん小窪とか石井琢朗とか他にも選手がいるんで、うかうかはしていられないですけども、 どんどんチームを引っ張るというぐらいの気持ちでやっていって欲しいですね」。
 投手陣がスライディングパンツをはいてスライディングの練習。 大野コーチは「野村監督が何をしたいか、ピッチャーであれば投げるだけではダメだ、 当然投げることは大事でしょうけどね、それ以外にもやることがたくさんある。 それもこのキャンプの期間中にしっかりやっていこうという考えが今の練習になっていると思うんですよね」。
 野村監督は明日都内で行われるドラフト会議のため、午後日南を離れた。

 今年の実績を見れば遊撃レギュラーは梵選手よりも小窪選手が近いと思うのですが、 練習で打撃や守備は良くなっても、足は速くならないという思いがあるんでしょうね。

松本ら契約更改

 松本選手ら6選手が契約を更改した。 (金額は推定)

 上3選手は「そこそこの一軍経験者が二軍でくすぶって微減」といった感じですね。 鞘師選手は数試合の一軍出場が効いて微増です。

10月27日

日南秋季キャンプ情報

 三塁を練習中の栗原選手は「いずれサードをやってみたいというのはありましたんで、 どんどんもがいてと言いますか、きつくなるのは当然なので、 しっかりそれに負けないようにやっていきたいと思います」。
 前田健投手はブルペンで42球。「1回目だったのでバランスとかしっかり気をつけて、 まずは感覚を取り戻せるようにと思ったんで、まあ、良い感覚で投げれました。 走り込みとかウエートとかしっかりやって、 まずは基礎体力というか体を大きくしてパワーをつけていけたらと思います」。
 齊藤投手は「予想通り中身の濃いキャンプになってます。 左バッターのインコースの球という部分で、ツーシーム系のボールというのをちょっと今投げてまして、 それを体で憶えさせるようにしてどんどん投げてます。 やっぱり与えられたトレーニングとかも全て元気よく声を出してこなしていきたいんで。 どんどん自分を追い込んでいってこのキャンプを乗り切っていきたいですね」。

 スタミナに問題のある齊藤投手ですから、投げ込みで何とかしたいところでしょうね。

契約更改始まる

 広島の契約更改が始まり、山本芳選手ら6選手が契約を更改した。 (金額は推定)

 一軍でプレーしないと上がりませんね。

10月26日

日南秋季キャンプスタート

 日南秋季キャンプが始まった。朝の散歩・体操が復活。
 大竹投手は「頑張ります。ピッチング以外のこともバント・バスターとか走塁、 そういうのもしっかりやっていきたいです」。
 赤松選手は「やる気満々ですね」。
 栗原・梵選手が早出特守。
 グラブさばきをよくするため、膝を着いてノックを受ける練習。
 実戦ノックでは野村監督はバックネット裏に陣取り、無線機で指示。
 齊藤投手はブルペンで110球の投げ込み。
 投手陣が打撃練習。
 野村監督は「選手は目がギラギラしていたんで、その辺ではまずグラウンドに出て安心しました。 丸1日野球漬けの日々になると思うんで、 選手には言ってるんですけど、自分の中のもうひとりの自分と戦えと、 その気持ちで苦しいキャンプになると思うんですけども、 これが頑張ってこのキャンプを乗り越えてくれれば非常に良い成果があると思うんで、 選手にはそこを期待したいです」。

 野村新監督になって、新鮮な気持ちで野球ができているようですね。

FA有資格選手公示

 FA有資格選手が公示された。 広島では横山投手と倉選手が今年国内FA資格を取得した選手として公示。 緒方・前田・東出・石井琢選手が海外FA資格を既に取得している選手として公示された。

 横山投手がどうなるか気になりますね。

10月25日

野村カープが日南入り

 野村監督や栗原選手らが秋季キャンプのため日南入りした。
 野村監督は「厳しいキャンプっていうか僕自身の当たり前のキャンプをしたいと思います」。
 石原選手は「心の準備も体もしっかりできているんで、頑張りたいと思います」。
 栗原選手は「ついていけるように頑張ります」。
 天谷選手は「自分のできることをしっかりやって、もう1回一からどんどんどんどんアピールできるように 頑張っていきます」。
 前田健投手は「厳しい練習になると思うので、頑張っていきたいと思います」。

 頑張ってほしいですね。

10月24日

倉がFA権行使せず残留

 倉選手が記者会見を行い、FA権を行使せず残留することを表明した。 1年契約で推定年俸は現状維持の3000万円。
 倉選手は「自分はFAを行使せずにカープ、自分を育てていただいたカープ球団に残ることを決めました。 カープに必要な戦力だということをすぐに言ってもらったので、すぐに決めたって感じですね。 監督も変わりましたので、チームも新しく変わらないといけないと思います。 優勝という目標をチーム全員が持って頑張っていきたいと思います。 これからも熱い応援をよろしくお願いしますということですね」。

 倉選手が残留を決めてくれて一安心です。 今季はシーズン前半はほとんど出番がありませんでしたが、後半は出番が増えました。 力のある捕手がチームに2人いるというのは大きいです。

巨人と日本ハムが日本シリーズ進出

 パCS第2ステージで日本ハムが楽天に勝利し、4勝1敗で日本シリーズ進出を決めた。 またセCS第2ステージで巨人が中日に勝利し、4勝1敗で日本シリーズ進出を決めた。

 日本ハム関係者のみなさん、巨人関係者のみなさん、おめでとうございます。

10月23日

尾形・比嘉が任意引退選手公示

 尾形選手と比嘉選手が任意引退選手として公示された。

 今後は裏方として球団を支えてください。

巨人王手

 セCS第2ステージ、巨人が中日に勝利し、対戦成績を3勝1敗とした。

 巨人は見事な逆転勝ちでした。

10月22日

フェニックス・リーグ終了

 みやざきフェニックス・リーグが終了した。広島は3勝4敗5分だった。

 お疲れさまでした。引き続き日南キャンプですね。

巨人2勝目

 セ・クライマックスシリーズ第2ステージ、巨人が中日に勝利し、対戦成績を2勝1敗とした。

 もつれそうですね。

10月21日

CS第2ステージ始まる

 クライマックスシリーズ第2ステージがセ・パとも始まった。 セは中日が初回の大量得点を守り巨人に快勝し、対戦成績を1勝1敗に。 パは日本ハムが最終回に4点差を逆転して楽天にサヨナラ勝ちし、2勝0敗にした。

 まさかのビッグイニングが勝負を分けましたね。

10月20日

11月23日にファン感謝デー

 2009カープファン感謝デーが11月23日にマツダスタジアムで行われる。詳細はカープ公式ページで。

 マツダスタジアムでの初開催ということで、何か目新しい企画はないかと思いましたが、 バックステージツアーってのが面白そうですね。
 旧広島市民球場でのファン感は外野席は開けないというのが通例でしたが、 今回は3万名の来場を想定しているようですし、全席開放しそうですね。

10月19日

中日がCS第2ステージ進出

 セCS第1ステージ、中日がヤクルトに勝利し、2勝1敗で第2ステージ進出を決めた。 第2ステージで巨人と対戦する。

 結局順位通りの結果になりましたね。

10月18日

セCS、中日タイに

 セCS第1ステージ、中日がヤクルトに勝利し、1勝1敗とした。

 ここまで2試合とも接戦でしたね。

10月17日

ドラ1で清峰高の今村投手指名へ

 広島球団は長崎・清峰高の今村猛投手をドラフト1位指名する方針を固めた。 今村投手は184cm84kg右投右打。 150キロ超の直球とスライダーを武器とし、 今春の選抜高校野球大会で清峰高の全国優勝にエースとして貢献した。

 今年のドラフト会議目玉選手の1人ですよね。 花巻東高の菊池投手が日本球界入りを決めてくれれば、 今村投手への競合球団が減ると思うのですが…。

セCS始まる

 セ・リーグクライマックスシリーズ第1ステージが始まり、ヤクルトが中日に先勝した。

 ヤクルトは3位争いの中で勢いをつけてきたという感じで、実力の中日、 勢いのヤクルトの対決といった構図でしょうか。

楽天がCS第2ステージへ

 パ・リーグCS第1ステージ、楽天がソフトバンクに連勝し、第2ステージ進出を決めた。

 日本ハムが楽天の勢いを止められるか注目ですね。

10月16日

野村カープが始動

 マツダスタジアムで秋季練習が開始され、野村カープが始動した。 今季試合出場が全くなかった前田選手も参加。大野・緒方コーチも参加。
 野村監督は選手たちに「目標はクライマックスじゃない。絶対優勝。いい? 自分たちを信じて、自分たちの力を目一杯出してください」と挨拶。
 栗原選手が三塁守備を練習。コンバート構想があるという。
 野村監督は「良い緊張感で野球・練習をとにかく続けていかなきゃいけないな、 ベテラン若手問わずですね、 厳しい練習をするからこそ得るものがたくさんあると思うので、若手ベテラン関係なく、 そういう練習・キャンプが送れるという風に思ってます。というかやらなきゃいけないと思ってます」。

 栗原選手のコンバート構想はいきなり野村色を出してきたなという感じですね。 内野の穴にならないこと、栗原選手自身に過度の負担にならないことが条件でしょうが、 成功すればチームにとって大きなプラスになると思われます。

日南秋季キャンプ日程発表

 日南秋季キャンプの日程と参加メンバーが発表された。10月26日(月)から11月12日(木)までで、 休日は10月31日、11月4日、9日。
 参加メンバーは以下の通り:
監督・コーチ
野村、大野、内田、小林、高、永田、植田、水本、山崎、浅井、 山内、阿部、朝山、熊澤、緒方
投手
篠田、宮崎、大竹、前田健、上野、永川、齊藤、横山、広池、小松、 長谷川、大島、青木高、岸本、林、相澤、中村、山中、松田、ソリアーノ、ゲレロ(練習生)
捕手
石原、白濱、中東、倉、山本翔、會澤
内野手
田中、東出、栗原、梵、小窪 哲也、石井琢、喜田剛、松本、中谷、山本芳、 安部、木村、申
外野手
井生、前田、岩本、廣瀬、鞘師、松山、赤松、天谷、鈴木、末永、 嶋、丸、山内

 怪我人と帰国選手以外は全員参加のようですね。

緒方・高コーチ背番号変更

 緒方コーチの背番号が「9」から「79」へ、 高コーチの背番号が「77」から「71」へ変更されることが発表された。

 緒方コーチは元々選手兼任コーチで、今回の引退で選手の肩書が取れただけなので、 改めてのコーチ就任会見はないみたいですね。
 高コーチの背番号変更はもちろん野村新監督就任に伴うものです。

パCS始まる

 パ・リーグクライマックスシリーズ第1ステージが始まり、楽天がソフトバンクに先勝した。

 短期決戦では絶対的エースの存在は大きいですね。

10月15日

大野豊ヘッド兼投手コーチ就任会見

 大野豊氏のヘッド兼投手コーチ就任が決まり、マツダスタジアムで就任会見が行われた。
 大野コーチは「野球観とかカープへの思いというのが同じ考えを持つ野村君が新監督として球団に入るという、 そういうタイミングの中で、監督をサポートしながらチームの再建に向けて、 力になるという強い決意というんでしょうかね、気持ちというのは非常にあります。
今のチーム状態、確かに低迷はしていますが、非常に若い選手も伸びてきているというところで、 何かを変えることによって、何かを意識することによって、選手の力、気持ち、 そういう部分も変わると思うんですね。 それを野村監督の野球観・方向性をスタッフが一丸となり、またそういうのを選手に伝えていって、 チーム力の底上げをしていかなければいけないという思い、 そういう野球観というのが共通するところがありますので、それに向かってサポートしていきたいと、 力になりたいという気持ちでいっぱいです。
12年Bクラスということで、当然ファンの方は満足できないという状況で応援していただいていますけど、 来年は、立派な球場を見てもらうのも必要でしょうけど、 選手の戦う姿、そういうのを見て満足してもらえるようにしていきたいなと思います。
先発投手、特にですね、6回7回、もしくは100球で降板ということは全く考えてません。 とにかく投手としてやる上では9回を投げるんだいうような気持ちで入ってほしいなと。 厳しい練習になる、厳しく取り組む姿勢というのは当然必要でしょうけど、 選手があとそれをどうとらえるかです。それが厳しいと思うのか、 それぐらいやらないと強くなれないのか、うまくなれないのか、 そういうところで意識改革というんでしょうかね、 自分が今何をすべきかということをきちっと選手に伝えて、それに対して取り組んでほしいと」。
 大野コーチの背番号は「74」。明日からの秋季練習に合流する。

 球数制限は撤廃、先発投手は完投を目指せとのこと。 投手陣は比較的うまく回っていただけにこの方針転換がどういう結果を生むか、 不安でもあり、楽しみでもあります。

10月14日

野村新監督正式発表

 広島球団は野村謙二郎氏の監督就任を正式発表した。
 野村新監督はマツダスタジアムで行われた就任会見で 「すごく張り切っているといいますか、やるぞという気持ちと、 少し正直大丈夫かなというところもありますけど、今の気持ちは勝つことしか考えてないです。 僕からすれば目指すところはクライマックスシリーズではなく、 カープの黄金期、強かったカープの時代、その時のたくさんのファンの期待に応えるように、 やるからには優勝を目指して戦っていきたいと。
本来カープがやらなければいけない走塁を他のチームにやられてた、 あれを見た時に、これは非常に残念なことなんで、 素晴らしい走塁、これはカープの伝統でもある、 お家芸でもあることをもっともっと選手にやってもらいたい、 カープらしい野球を求めていきたいと思います。
一緒に現役時代やった選手もいますし、自分の若さといいますか、 そういったところを前面に出して、極力グランドで体を自分も動かしながら、 戦っていきたいなという風に思います。 全部強化してもらいます、全ての面で。技術もそうですし、精神的なこと、 野球に対する考え方・取り組み、全て一歩二歩三歩もレベルアップしてもらいたいと思ってます。
3つの日本一ということをよく言葉にしたんですけども、 僕はこの球場は日本で一番素晴らしい球場だと思っていますし、ファンも日本一、 あとは選手が結果を出して、日本で一番素晴らしいチームになるということだと思いますから。 『クライマックスを目指す、Aクラスを目指す』という言葉は選手にはやめてもらいます。 『優勝を目指す』、それが周りから笑われようが何しようが、自分たちがそれに反発して戦っていく、 そういうチーム作りをしていきたいです」。
 野村新監督の背番号は「77」。16日からの秋季練習からチームに合流する。

 優勝争いをするチームだったらAクラスには入れるだろうということでしょう。 志を高く持つのは良いことだと思います。

ブラウン前監督が帰国の途に

 ブラウン前監督が米国への帰国の途についた。 ブラウン氏は「選手たちは今後も頑張ってほしい。幸運を祈ります。野村さんはずっと前から知っているし、 親友です。しっかり頑張ってくれると思います。ファンのみなさんも今まで通りカープを応援してください。 カープは強いチームになると信じてください」。

 お疲れさまでした。また日本球界で会えると良いですね。

10月13日

野村氏に監督就任を正式要請

 松田オーナーと鈴木球団本部長は野村謙二郎氏に監督就任を正式に要請した。 野村氏は「明日にも良い報告ができると思う。前向きに考えています」とコメントし、 明日にも監督就任が正式発表される見込み。

 すんなりと決まりそうですね。

10月12日

セ・レギュラーシーズン全日程終了:ルイスが最多奪三振

 セ・リーグのレギュラーシーズン全日程が終了した。 17日から中日とヤクルトでクライマックスシリーズ第1ステージ、 21日から第1ステージの勝者と巨人がクライマックスシリーズ第2ステージを戦う。
 順位は以下の通り:
順位チーム試合 勝率
1巨人14489469 .659-
2中日14481621 .56612.0
3ヤクルト14471721 .49722.0
4阪神14467734 .47924.5
5広島14465754 .46426.5
6横浜14451930 .35442.5

 個人タイトルは以下の通り:
首位打者 ラミレス(巨人).322
最多安打 ラミレス(巨人)186
最多本塁打 ブランコ(中日)39
最多打点 ブランコ(中日)110
最高出塁率 青木宣親(ヤクルト).400
最多盗塁 福地寿樹(ヤクルト)42
最優秀防御率 チェン(中日)1.54
最多勝利 吉見一起(中日)16
     館山昌平(ヤクルト)16
最多セーブ 岩瀬仁紀(中日)41
最優秀中継ぎ(最多HP) 山口鉄也(巨人)44
最多奪三振 ルイス(広島)186

 ルイス投手、タイトル獲得おめでとうございます。来季は最多勝利が欲しいですね。

10月11日

パ・レギュラーシーズン全日程終了

 パ・リーグのレギュラーシーズン全日程が終了した。 16日から楽天とソフトバンクでクライマックスシリーズ第1ステージ、 21日から第1ステージの勝者と日本ハムがクライマックスシリーズ第2ステージを戦う。
 順位は以下の通り:
順位チーム試合 勝率
1日本ハム14482602 .577-
2楽天14477661 .5385.5
3ソフトバンク14474655 .5326.5
4西武14470704 .50011.0
5ロッテ14462775 .44618.5
6オリックス14456862 .39426.0

 個人タイトルは以下の通り:
首位打者 鉄平(楽天).327
最多安打 中島裕之(西武)173
最多本塁打 中村剛也(西武)48
最多打点 中村剛也(西武)122
最高出塁率 中島裕之(西武).398
最多盗塁 片岡易之(西武)51
最優秀防御率 ダルビッシュ有(日本ハム)1.73
最優秀投手(勝率1位) ダルビッシュ有(日本ハム).750
               杉内俊哉(ソフトバンク).750
最多勝利 涌井秀章(西武)16
最多セーブ 武田久(日本ハム)34
最優秀中継ぎ(最多HP) 摂津正(ソフトバンク)39
最多奪三振 杉内俊哉(ソフトバンク)204

 楽天の躍進が目立ちますね。

10月10日

緒方、引退試合を駆け抜ける

 今季最終戦巨人戦が引退試合となった緒方選手。8回表から中堅守備に入り、 木村拓選手の中飛を抑えた。 8回裏の打席ではゴンザレス投手からヘッドスライディングで右中間三塁打を放った後、 暴投気味の投球でヘッドスライディングで本塁を突いたがタッチアウトになった。 巨人の阿部選手から花束を受け取ってベンチに退いた。
 試合終了後、引退セレモニー。マウンドに立ち、「子供の頃の夢はプロの野球選手になることでした。 その夢が現実となってカープに入団して、23年間も大好きな野球を思いっ切りやれました。 人に負けたくない、この世界で何とか成功したい、そういう思いで一生懸命バットを振って、 ガムシャラに練習してきました。常に全力で試合が終わればユニフォームが真っ黒に、 そんな選手でありたい、そうありたいと最後の最後まで思っていました。 気がつけばそのユニフォームが汚れなくなり、 そして走ることも守ることも自分の思うようなプレーができなくなったと感じ、 引退を決意しました。本当に怪我の多い野球人生ではありましたが、 家族の支え、チームの仲間の支え、そして何よりファンの支えによって、 ここまで来れた野球人生です。 最後になりますが、カープのユニフォームを着て23年間野球をできたことを誇りに思います。 ありがとうございました。」と挨拶した。
 その後、倉選手会長、坊主頭の前田智徳選手(前田選手は泣きながら抱擁)、家族から花束を受け取った。 そして場内一周。マウンド付近でナインたちから胴上げ。 選手・監督・コーチらがそろって記念撮影が行われた。

 演出してもここまでできるかという引退試合でしたね。 まずは長い間同じ釜の飯を食べた木村拓選手が緒方選手のところに中飛を打ちあげました。 そして打撃では右中間へ足を生かした三塁打。得意のヘッドスライディングがでました。 そして果敢に本塁への突入。ここもヘッドスライディングでしたが、 早く滑り過ぎて本塁に手が届きませんでした。最後の最後で緒方選手らしいプレーを見せてくれ、 ありがとうございます。
 緒方選手、23年間、ありがとうございました。お疲れさまでした。少し休んで、 次は後輩を第2の緒方選手に育て上げてください。よろしくお願いします。

大竹が完封で10勝、ブラウンカープ有終の美

 今季最終戦、対巨人最終戦、初回に巨人先発ゴンザレス投手を攻め、東出選手が左前打で出塁した後、 赤松選手の三塁前犠打で判断良く三塁へ進み、一死三塁のチャンス。 ここで天谷選手の右前へのライナーを谷選手が落球して1点を先制した(記録は犠飛)。
 先発大竹投手は制球よく、緩急をつけて巨人打線を翻弄。わずか2安打で三塁を踏ませず完封勝利。 4年ぶり2度目の10勝を達成した。
 1対0で勝利。ブラウンカープは65勝75敗4分の5位で今季の全日程を終了した。

 試合結果

 大竹投手が素晴らしい投球でした。わずか1点のリードを最後まで守り切りました。 10勝を自信にして来季のさらなる飛躍を期待します。
 攻撃では緒方選手のプレー以外では初回の東出選手の走塁ですかね。 今年は1つのバントで2つ進塁されるというプレーを相手に何度かやられましたが、 やりかえしてくれました。
 今日が最後の采配になったブラウン監督。試合前の守備練習では自らノックしていました。 緒方選手の出場のタイミングも絶妙でしたね。
 閉塞感を打破するために起用されたブラウン監督。 日本人には理解できない采配と言われて批判されることが多かったように思います。 就任当初、我々は日本人監督ではできない思い切った采配を期待していて、 その通りやってくれたとも思えるのですが…。4年間の功罪はいろいろあるとは思いますが、 とりあえず層の問題はあるにせよ、投手陣は期待できる陣容になってきたと思います (ルイス投手とシュルツ投手の残留が前提ですが)。ブラウン監督、4年間、ありがとうございました。
 今シーズンも「濃恋鯉」をご愛読いただきありがとうございました。 シーズンオフは首脳陣が新体制になって、いろいろな動きがあると思いますが、 更新はルーズにのんびりやっていく予定ですので、ご了承ください。 では、また。

主催試合観客動員187万人

 広島球団の今季主催試合の観客動員数が最終戦で187万3046人となった。 球団史上最多。

 今後はこの数字が目標になりますね。

10月9日

小早川コーチが辞任

 小早川毅彦打撃コーチが今季限りで辞任することが発表された。

 今年はほぼ1年を通してチームは打撃不振でしたから、責任を取ったのでしょうね。

牧野・尾形・比嘉・吉田に戦力外通告

 広島球団は牧野塁投手、尾形佳紀内野手、比嘉寿光内野手、 吉田圭内野手に戦力外通告を行った。球団から尾形選手はスカウトへの転身、 比嘉選手はフロント入りを打診されている。

 牧野投手。投げてみないとわからない安定感のなさが問題でしたかね。
 尾形選手。怪我さえなければ素晴らしい選手になっていたと思うのですが…。 この試合は忘れられません。
 比嘉選手。右の長距離砲として期待していたのですが、伸び悩みました。
 吉田選手。こちらも伸び悩みましたね。帝京コンビは解散ですか。
 どの選手にも新天地が見つかることをお祈りします。

リブジーコーチが帰国

 ジェフ・リブジーベンチコーチが米国に帰国した。このまま退団する見込み。

 入団の経緯からもブラウン監督と行動を共にするのは当然の成り行きでしょう。 お疲れさまでした。

SATOの無責任先発予想

 10日にマツダスタジアムで巨人戦。今季最終戦です。
 広島の先発は大竹投手を予想します。何とか10勝目を挙げて欲しいです。
 巨人の先発はゴンザレス投手か内海投手でしょうか。
 緒方選手の引退試合、そしてブラウン監督最後の試合になります。 ぜひ有終の美を飾ってほしいです。
 「SATOの無責任先発予想」にお付き合いいただき、ありがとうございました。 本年度はこれにて終了です。

ヤクルトがCS進出

 ヤクルトが阪神に勝ち、クライマックスシリーズ進出を決めた。

 結局、ヤクルトでしたね。ヤクルトのおかげでCS争いを楽しませてもらいました。

みやざきフェニックス・リーグ開幕

 みやざきフェニックス・リーグが2日間の雨天中止を経て開幕。 広島はフューチャーズに2対7で敗戦した。

 詳しい結果はカープ公式ページのファーム情報を参照ください。

10月7日

今季対阪神戦負け越しで5位確定

 対阪神最終戦、先発前田健投手は4回表に鳥谷・新井選手の二塁打で1点を先制された後、 ブラゼル選手の右越え16号2ランで3点をリードされた。 前田健投手は6回3失点で降板。
 阪神先発能見投手に抑えられていた広島打線は、 6回裏に東出選手の四球などで一死二塁とし、二死後、 栗原選手の三ゴロ敵失で2点差に迫った。
 しかし9回表、大島投手が関本選手の左前打の後、鳥谷選手に右越えへ20号ダメ押し2ランを浴びた。
 広島打線は7回裏以降をアッチソン・藤川投手に抑えられた。
 1対5で敗戦。広島の借金は11。今季対阪神戦の負け越しが決まり、今季5位が確定した。

 試合結果

 台風の影響が心配されましたが、何とか試合ができました。10日のチケットを持っているので、 10日の試合が最終戦になるかどうか、やきもきしていました。
 先発は中4日の前田健投手でした。あまり調子は良くなかったようですが、 6回3失点で試合を作りました。今季1年間ローテを守り通したことは良い経験になったと思います。 2ケタ勝利は来季への課題。来季は今季の勝ち数と負け数を逆転させて欲しいですね。
 打線は天敵能見投手を打てませんでした。能見投手のマツダスタジアム無失点記録は止めましたが、 相手の失策によるものですからねえ。
 今季も残り1試合。緒方選手の引退試合になりますし、ぜひ有終の美を飾ってほしいです。

ブラウン監督が辞任

 ブラウン監督は広島球団に監督辞任を申し入れ、球団はこれを了承した。 ブラウン監督はシーズン終了まで指揮を執る。
 ブラウン監督は「辞任することが自分とチーム双方にとって最良の選択だと考えています。 ファンの皆さん、4年間支えていただいて本当にありがたく感じています。 何よりカープの選手の忍耐とトライしようとする意欲に心から感謝しています。 カープ球団の幸運をお祈りします」とコメントを発表した。
 また松田オーナーは「4年前、監督に就任してもらった時にブラウン監督に望んだのは閉塞感からの脱却でした。 立派に使命を果たし、可能性の広がったチームにしてくれて感謝しています」とコメントを発表した。

 「え?なぜ辞任?」と思いましたが、契約更新せずという形での自然消滅的退任よりも、 積極的に自らケジメをつける辞任を選んだのかなと思います。ブラウン監督の美学を見た思いです。

緒方・井生が外国人4選手に代わり出場選手登録

 ルイス投手、シュルツ投手、フィリップス選手、マクレーン選手が出場選手登録を抹消され、 緒方選手と井生選手が出場選手登録された。上記4外国人選手とシーボル選手は帰国の途についた。

 外国人選手は今季はお役御免ということみたいですね。
 緒方選手、井生選手ともに今日は出場しませんでした。

10月6日

東出が9月チーム月間MVP

 東出選手が9月のチーム月間MVPに選ばれた。マツダ車を贈呈される。 東出選手の9月の月間打率は.351だった。

 チーム月間勝ち越しでMVPにマツダ車1台という企画でした。 あわや企画倒れに終わるところでしたが、9月になってようやくですね。

SATOの無責任先発予想

 7日にマツダスタジアムで阪神戦。
 広島の先発は土曜日に初回KOされた大竹投手と予想します。 CS争いが続いていれば中4日で前田健投手だった可能性が高いですが、 この期に及んで中4日はないでしょう(マエケンブログが更新されていないのが気にはなりますが)。
 阪神の先発は能見投手でしょうか。
 阪神とヤクルトはまだCS進出争いを続けていますので、 両軍に対して失礼のない、手抜きのない闘いをしてもらいたいと思います。

日本ハムがパ・リーグ優勝

 日本ハムがパ・リーグ優勝を決めた。

 おめでとうございます。

10月5日

ルイス11勝&場外弾!

 対横浜最終戦、2回表にプロ初登板初先発の小杉投手からマクレーン選手が 左越えへ18号先制ソロを放った。3回表には栗原選手が左越えへ23号ソロを放った。 7回表にはルイス投手が高宮投手から左翼場外へ3号ソロを放った。
 先発ルイス投手は序盤はテンポよく横浜打線を料理。4回裏以降はピンチもあったが粘り強く投げ、 7回6安打無失点で降板した。
 8回裏はシュルツ投手が3人でピシャリ。9回裏は永川投手が2四球でピンチを作ったが、 最後は代打村田選手を空振り三振に抑えた。
 3対0で勝利。広島は連敗を2で止めて借金10。今季横浜戦の勝ち越しを決めた。

 試合結果

 横浜は若手選手中心。広島も岩本・會澤選手を起用。淡泊でテンポのよい試合展開といい、 いよいよ消化試合だなという印象の試合でした。
 ルイス投手が快投。10奪三振で、ほぼ確定していた最多奪三振のタイトルを盤石にしました。 打でも場外弾を放つ活躍。CS進出争いが続いていれば次は中4日で巨人戦に先発したはずですが、 どうやら今日が今季最終登板だったようです。来季もぜひカープでプレーしてもらいたいものですね。
 久々のスタメン起用となった岩本選手は4打席連続三振。 1年間で成長した姿を期待しましたが、残念な結果でした。
 東出選手は5打数1安打。打率3割へは残り2試合で8打数5安打か4打数4安打が必要です。 不可能な数字ではないですが、かなり厳しいですね。

10月4日

終戦

 対横浜戦、初回に先発青木高投手は山崎・内川選手の連打で一死一二塁とされ、 村田選手に中前適時打を浴びて1点を先制された。内川選手の走塁死で二死一塁としたが、 吉村選手に左越えへ16号2ランを浴びて3点差とされた。
 吉見投手に3回表までパーフェクトに抑えられていた広島打線は4回表に反撃。 二死から天谷・栗原選手の連続右前打で一三塁とし、フィリップス選手が中前適時打して2点差に。 なおも一三塁だったが、マクレーン選手が凡退。
 2回以降立ち直った青木高投手だったが、 6回裏に吉村選手の右中間二塁打と高森選手の犠打で一死三塁のピンチ。 藤田選手のスクイズを外して三塁走者を殺してピンチを脱出したかに見えたが、 藤田選手の右中間三塁打で二死三塁のピンチ。 救援した林投手が武山選手の投ゴロを弾いて1点を追加された(記録は適時内野安打)。
 7回裏には大島投手が松本選手の振り逃げと山崎選手の犠打で一死二塁とされ、 内川選手に中前適時打されて4点差に。村田選手に左越えへ20号2ランを浴びて6点差とされた。
 広島打線は吉見投手をとらえ切れず6回までわずか1得点。 9回裏に4番手山口投手を攻め、二死からフィリップス選手の四球の後、 マクレーン選手が左越えへ17号2ランを放って4点差としたが、そこまで。
 3対7で敗戦。広島は2連敗で借金11。阪神が勝ったため、12年連続Bクラスが確定。 クライマックス・シリーズ進出の可能性が完全に消滅した。

 試合結果

 まずは残り4試合までクライマックス・シリーズ争いを楽しませてくれた 選手をはじめカープ関係者のみなさんに感謝します。
 今日の試合に関しては、負ければ終わりの試合とは思えない采配に絶句です。 横山投手もシュルツ投手も永川投手も使わないまま負けるとは論外でしょう。 負ければ終わりなのですから、負けている展開でも勝ちパターンの継投をやってもらいたかった。 実際、6回裏と7回裏の失点を防げていれば、試合がどうなったかわからなかったんですがね。
 さすがに明日からの応援はテンションが下がってしまいそうですが、 大竹投手の10勝、東出選手の打率3割あたりを楽しみに応援します。

ブラウン監督退任、野村謙二郎氏に監督要請へ

 広島球団はブラウン監督との契約を更新せず、 シーズン終了後に野村謙二郎氏に監督就任を要請する方針であることが明らかになった。

 ブラウン監督続投の条件がAクラス入りでしたから、仕方ないですね。 地元最終戦は緒方選手だけでなくブラウン監督ともお別れすることになりますね。
 野村氏。手腕は未知数ですが、熱血采配が吉と出ることを期待したいですね。

10月3日

大竹乱調、痛恨の1敗

 対巨人戦、初回に巨人先発ゴンザレス投手を攻め、東出選手の四球と赤松選手の犠打で一死二塁とし、 二死後、栗原選手の遊ゴロを坂本選手が一塁へ悪送球して1点を先制した。
 しかし1回裏、先発大竹投手が坂本・松本選手の連打で無死一二塁とされ、一死後、 ラミレス選手に左前適時打されて同点。亀井選手に中前適時打されて1点を勝ち越された。 なおも一死一二塁から谷選手の併殺コースの遊ゴロを東出選手が失策して満塁のピンチ。 二死としたが、脇谷選手に中前へ2点適時打を浴びて3点差とされた。大竹投手は初回4失点KO。
 3回表、東出選手の右翼線三塁打で一死三塁とし、赤松選手の中犠飛で2点差とした。
 しかし3回裏、2番手齊藤投手が阿部選手に右中間へ31号ソロを浴びて3点差に。
 4回表、フィリップス選手が中堅左へ15号ソロを打ち込んで2点差とした。
 しかし4回裏、ゴンザレス・坂本選手の連打と松本選手の犠打で一死二三塁とされ、 小笠原選手の左前適時打で3点差に。
 6回表、天谷選手の左前打と暴投で二死二塁とし、マクレーン選手が左前適時打して2点差とした。
 9回表、3番手豊田投手から先頭マクレーン選手が左翼線二塁打したが、後続なし。
 4対6で敗戦。広島は連勝が4で止まり借金10。同率3位ヤクルト・阪神とのゲーム差は2。

 試合結果

 「取ったら取られ」で追いつけませんでした。
 大竹投手。東出選手の失策もありましたが、ちょっと打たれ過ぎでしたね。 おそらく今後は中継ぎ待機になるのではないでしょうか。
 今季初救援登板の齊藤投手もピシャリと抑えてくれていれば良かったのですが、 追い上げムードに水を差す投球でした。
 打線はよく追いかけた方ではないでしょうか。 9回表はマクレーン選手が出塁して「ひょっとしたら」と思ったのですが、あっさり終わってしまいました。 フィリップス選手とマクレーン選手に当たりが出てきたのは明るい材料です。
 これで本当にもう1敗もできなくなったと思います。 ただ、9連勝は無理でも4連勝2回ならばできそうな気がしませんか? 微かな可能性を信じてCS進出争いを楽しみたいと思います。

中日がファーム日本一

 ファーム日本選手権が行われ、ウエスタン優勝の中日がイースタン優勝の巨人を下し、 ファーム日本一に輝いた。

 おめでとうございます。

10月2日

栗原また打った!夢つなぐ4連勝!

 対ヤクルト最終戦、初回にヤクルト先発館山投手を攻め、 東出選手の右前打と石井琢選手の犠打などで二死三塁とし、 栗原選手が左前適時打して1点を先制した。
 先発前田健投手は好投。3回裏二死満塁や4回裏二死二塁のピンチを切り抜け、 5回まで無失点。しかし6回裏、田中浩選手への四球と宮本選手の犠打で一死二塁とされ、 青木選手を三振させて二死としたが、デントナ選手に中前適時打を浴びて同点とされた。
 2回以降沈黙していた広島打線は、7回表に喜田剛選手の右前打と石原選手の犠打で二死二塁とし、 前田健投手の代打嶋選手が右越えへ適時二塁打を放って1点を勝ち越した。
 しかし7回裏、横山投手が米野選手の左前打、代打畠山選手への四球、 福地選手の一塁内野安打で一死満塁のピンチを招いた。 ここで救援したシュルツ投手が野口選手に中犠飛を打たれて同点とされた。
 8回表、李投手を攻め、石井琢選手の左前打の後、 天谷選手の投前犠打が李投手の野選と悪送球を誘って無死一三塁のチャンス。 ここで栗原選手が押本投手から左翼ポール際へ22号勝ち越し3ランを放った。
 8回裏はシュルツ投手が、9回裏は永川投手が抑えて逃げ切った。
 5対2で勝利。広島は4連勝で借金9。阪神と2ゲーム差、ヤクルトと1ゲーム差に縮めた。

 試合結果

 またまた栗原選手が打ってくれました。今日も先制打と決勝3ラン、計4打点の活躍。 ここに来て「これぞ4番」という働きをしてくれています。
 嶋選手も久々に良い場面で打ってくれました。 あのままリードを保てていれば前田健投手が勝利投手になれましたし、 嶋選手もお立ち台だったでしょうから、良かったんですけどね。 ま、今は勝ち方より勝利という結果が欲しいですから、そんなことを言うのは贅沢でしょうが。
 前田健投手は6回1失点の好投。四球がきっかけの失点は反省点ですが、よく粘って投げてくれました。 もう少し打線の援護が早ければ2ケタ勝利に望みがつながるところだったのですが…。
 これで奇跡の9連勝へ4勝目。

9月月間MVP発表

 9月の月間MVPが発表された。セは巨人の内海投手と阿部選手。 パは西武の帆足投手とG.G.佐藤選手。

 おめでとうございます。

西武江藤が引退

 元広島で西武の江藤智選手が引退することが明らかになった。

 お疲れさまでした。

10月1日

緒方が今季限りでの現役引退を発表

 緒方孝市選手が今季限りで現役を引退することが発表された。 マツダスタジアム最終戦後に引退セレモニーが行われる。

 ショックです。確かに力の衰えが隠せなくなってきてはいたのですが、 もう1年ぐらいはプレーするのかなと思っていました。 走攻守三拍子揃ったプレースタイルが大好きでした。

SATOの無責任先発予想

 2日から神宮でヤクルト戦、東京ドームで巨人戦、 横浜スタジアムで横浜2連戦、計4連戦。
 広島の先発は、前田健・大竹・青木高・ルイス投手と予想します。 ひょっとすると青木高投手ではなく齊藤投手かも知れません。
 相手方ですが、ヤクルトは館山投手、巨人はゴンザレス投手か内海投手、 横浜が三浦・桑原謙投手でしょうか。
 残り6試合、後悔のないよう、死力を尽くして闘ってください。