カープ日記
6月30日
フィリップス来日初本塁打も4連敗
対巨人戦、広島打線は巨人先発東野投手からチャンスは作るものの、
あと1本が出ず7回まで無得点。先発齊藤投手は粘り強い投球で6回まで4安打無失点。
しかし7回裏一死から木村拓選手の右前打と東野投手の犠打で二死二塁とされ、
坂本選手に敬遠気味に四球を与えて一二塁のピンチ。
松本選手に中前適時打を浴びて1点を先制された。小笠原選手への四球で満塁とされ、
横山投手に交代。横山投手はラミレス選手に左前へ2点適時打、
谷選手に中前適時打を浴びて4点をリードされた。
粘る広島は8回表一死から末永選手が四球。
ここで、この日出場選手登録され、
来日初出場初スタメンで3打席チャンスで凡退していたフィリップス選手が、
左越えへ来日初安打初本塁打初打点となる1号2ランを放って2点差に。
救援した越智投手から栗原選手が右越えへ9号ソロを放って1点差に迫った。
しかし9回表は山口投手に対して二死から廣瀬選手が振り逃げで出塁したが、
代打緒方選手が右飛に倒れた。
3対4で敗戦。広島は4連敗で借金4。6月を8勝10敗1分の成績で終了した。
試合結果
齊藤投手は好投していたんですけどね。横山投手と併せ、あとひと踏ん張りしてくれていれば…。
1点を先制された後に追加点を取られたのが痛かったです。
一方の打線はもう少し早く得点してくれていれば…。
新外国人フィリップス選手。さっそく3番左翼手でスタメン出場。初回一死一塁、
3回表二死二三塁、5回表二死一三塁といずれもチャンスで凡退。
「とりあえず今日に関しては期待外れ」かと思いましたが、反撃の一発を打ってくれました。
この1本で明日からリラックスできて、ガンガン打ってくれると嬉しいです。
4連敗で暗くなってしまいがちですが、僅差の負けが多いので、
ひとつ投打の歯車が噛み合えば逆の目が出るのではないかと期待しておきます。
ウエスタン情報
試合結果
引き分け。吉田選手が逆転満塁弾。今井投手は5回を7安打6失点。
6月29日
オールスター投票で大竹・石原・栗原・東出・赤松が選出
マツダオールスターゲームのファン投票と選手間投票の結果が発表された。
広島からはファン投票で大竹投手、石原選手、栗原選手、東出選手、赤松選手が選出された。
ファン投票で5人選出されたのは球団史上初。大竹投手は選手間投票でも1位になった。
大竹投手は「こんな僕を選んでくれて感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にたくさんの票をいただいて、
一人一人入れてくれた方に感謝の気持ちがありますし、
その気持ちをプレーで表していきたいなと思います。
とにかく思い切って腕を振って、どんな球種でも投げて、思いっ切り勝負したいですね。
石原さんのリードを信じて1球1球投げた結果が無失点記録につながったと思います」。
石原選手は「本当にいろんなピッチャーを受けるっていうのもすごい楽しみですし、
いろんな野手の人の話もいっぱい聞いてみたいと思いますし、
そういう点では自分にとってプラスにできることはしていきたいと思います。
新しい球場になって、これだけのメンバーがオールスターに出るっていうことで、
どんどんみんな活躍して、もっともっと広島を活気付けていきたいと思いますけどね」。
栗原選手は「新球場でできるということで、一人一人自分の持ち味を出せるように、
その中で楽しみながらやっていきたいなと思います。
とにかく僕はホームランを全部狙いにいって、前回は賞は獲れなかったんで、
獲れるようにがんばりたいと思います」。
東出選手は「今年は広島でやるということで、
個人的には見るよりもしっかり出たいなという思いがあって、そういう意味では良かったですね。
ここにいる全員で新球場でしっかり活躍できるようにしたいと思うんでね、
オールスターなんですけど、球場を赤く染めてほしいですね」。
赤松選手は「夢のような、僕には関係ないようなところで、テレビで見るのがほとんどだったので、
本当に実感はないですね。もしかしたら(選出が)あるんじゃないかなという期待感はありましたけど、
実際選ばれて、素直に本当に嬉しかったです。
一生懸命やってた結果かなと思うんで、本当に良かったですね。
緊張感はないですね。どちらかと言うとワクワクと期待感、どういったところなのかというのが、
そっちの方が大きいです。
ぜひやってみたいプレーっていうのはファインプレーとか、ホームランもそうですけど、
とりあえず自分のできる範囲で思い切ってやりたいですね。
打ってどんな当たりであれ、全力疾走で走って、スピード感を見せたいなというのがありますけどね」。
投票結果は以下の通り:
セ・リーグファン投票結果
先発 大竹寛(広島)
中継ぎ 山口鉄也(巨人)
抑え 林昌勇(ヤクルト)
捕手 石原慶幸(広島)
一塁手 栗原健太(広島)
二塁手 東出輝裕(広島)
三塁手 小笠原道大(巨人)
遊撃手 坂本勇人(巨人)
外野手 青木宣親(ヤクルト)
外野手 赤松真人(広島)
外野手 内川聖一(横浜)
セ・リーグ選手間投票結果
投手 大竹寛(広島)
捕手 阿部慎之助(巨人)
一塁手 ブランコ(中日)
二塁手 荒木雅博(中日)
三塁手 小笠原道大(巨人)
遊撃手 坂本勇人(巨人)
外野手 金本知憲(阪神)
外野手 青木宣親(ヤクルト)
外野手 ラミレス(巨人)
パ・リーグファン投票結果
先発 ダルビッシュ有(日本ハム)
中継ぎ 攝津正(ソフトバンク)
抑え 武田久(日本ハム)
捕手 里崎智也(ロッテ)
一塁手 小久保裕紀(ソフトバンク)
二塁手 井口資仁(ロッテ)
三塁手 中村剛也(西武)
遊撃手 川崎宗則(ソフトバンク)
外野手 稲葉篤紀(日本ハム)
外野手 大村直之(オリックス)
外野手 草野大輔(楽天)
DH 二岡智宏(日本ハム)
パ・リーグ選手間投票結果
投手 ダルビッシュ有(日本ハム)
捕手 里崎智也(ロッテ)
一塁手 小久保裕紀(ソフトバンク)
二塁手 井口資仁(ロッテ)
三塁手 中村剛也(西武)
遊撃手 中島裕之(西武)
外野手 稲葉篤紀(日本ハム)
外野手 サブロー(ロッテ)
外野手 長谷川勇也(ソフトバンク)
DH 松中信彦(ソフトバンク)
オールスター出場決定おめでとうございます。今年は久しぶりの地元開催、
しかも新球場ということでカープファンも頑張って投票しましたね。
成績的には今ひとつの選手が多いのですが、
これからオールスターまでの間に成績を上げて、
胸を張ってオールスターに出場できるようにしてください。
ウエスタン情報
尾形選手が出場選手登録を抹消された。
結局チャンスは1打席だけでした。
SATOの無責任先発予想
30日から巨人3連戦、岐阜で1試合、東京ドームで2試合。
続いて横浜スタジアムで横浜3連戦。計6連戦。
広島の先発は齊藤・谷間1・ルイス・大竹・前田健・谷間2投手と予想します。
谷間の先発は小松・青木高投手でしょうか。
巨人の先発は東野・高橋尚・ゴンザレス投手でしょうか。
Aクラス争いへ再チャレンジするためにも、
何とかこの6連戦は勝ち越したいですね。
6月28日
マエケン、味方貧打と2発に泣く
対中日戦、初回に中日先発川井投手を攻め、
梵選手の遊撃内野安打と東出選手の犠打で一死二塁とし、
二死後、栗原選手の左前適時打で1点を先制した。
好投していた先発前田健投手は4回表にブランコ選手に中越えへ21号ソロを浴びて同点。
続く和田選手に左越えへ19号ソロを浴びて1点を勝ち越された。
広島打線は2回裏以降も川井投手から走者は出したが得点できず7回までを抑えられた。
9回裏に3番手岩瀬投手を攻め、
廣瀬選手の右中間二塁打と石原選手の犠打で一死三塁としたが、
代打緒方・梵選手が凡退した。
1対2で敗戦。広島は3連敗で借金3。
試合結果
最終回は惜しかったです。あと1本が出ませんでした。梵選手は粘りまくったんですけどね。
先制するも一発でやられるという昨日と同じような試合展開でした。3試合連続の逆転負けです。
前田健投手は7回2失点。好投だったのですが、2発が惜しかったですね。
5失点もして勝ち投手になることもあれば、わずか2失点で負け投手になることもあります。
腐らず、この調子で次戦も頑張ってください。
打線。中日の先発投手が左ということで喜田剛・末永選手を外し、廣瀬・嶋選手を起用。
廣瀬選手の起用は最終回の二塁打など2安打で成功、
嶋選手の起用はチャンスでの2度の凡退など失敗でした。
3位争いをしている中日に3連敗したのは痛過ぎます。これで4.5ゲーム差となり、
しばらくは追いつけない状況になりました。当面の目標は勝率を5割に戻すことですね。
フィリップスが入団会見
フィリップス選手がマツダスタジアムで入団会見を行なった。
フィリップス選手は「(カープに入団できて)とても興奮しています。
この国で野球ができることが楽しみです。
自分はアベレージヒッター。フィールド全体を使って広角に打つのが得意。
安定した打率を残し、二塁打を打てる打者。私のラッキーナンバーは2。22は2が2つもあってラッキーです。
」。
貧打が解消されませんので、
スタメンにフィリップス選手を入れて打順を組み替えてみるしかないでしょうね。
ウエスタン情報
試合結果
篠田投手は3回9安打8失点(自責点5)。次節の一軍復帰は難しそうですね。
6月27日
大竹粘れず逆転負け、借金2
対中日戦、初回に中日先発吉見投手を攻め、梵選手の中前打と東出選手の犠打、
暴投、赤松・栗原選手の連続四球で一死満塁のチャンス。
マクレーン選手が中前適時打を放って2点を先制した。
3回裏には赤松選手の中飛を藤井選手が太陽を目に入れて二塁打とし、
暴投、栗原選手の四球で無死一三塁のチャンス。一死後、
喜田剛選手の二ゴロの間に1点を追加して3点をリードした。
3回表まで1安打投球の先発大竹投手は4回表一死から荒木選手に遊撃内野安打され、
森野選手に右越えへ9号2ランを浴びた。二死後、和田選手に左中間へ18号ソロを浴びて同点とされた。
5回表には二死から井端選手に死球を与え、森野選手の中前打で一二塁とされた後、
森野選手に右前適時打を浴びて1点を勝ち越された。
7回表にも代打中川選手の三塁内野安打とボーク、井端選手の犠打で一死三塁とされ、
荒木選手の遊ゴロの間に1点を追加された。
広島打線は4回裏以降中日の5投手に散発3安打に抑えられた。
3対5で敗戦。広島は2連敗で借金2。
試合結果
大竹投手。3回までは良い投球だったと思いますが、4回表に突然崩れた感じでした。
5回表と7回表もあっさり失点して粘りがありませんでした。
相手先発がセ防御率1位の吉見投手でしたから、
大竹投手が最少失点に抑えることが勝利条件だったのですが…。
打線は吉見投手の不安定な立ち上がりにつけこんで幸先良く2点を先制。
3回裏には相手守備のミスにつけこんで1点を追加。
相手先発がセ防御率1位の吉見投手でしたから、3回までの3得点は予想外の展開でした。
ここまでは良かったのですが、その後がいけませんでしたね。
吉見投手は同点に追いついてもらい、逆転までしてもらって元気になっちゃいましたかね。
それにしても試合後半にほとんど見せ場のないまま終わったのは残念でした。
ウエスタン情報
試合結果
延長10回、鞘師選手が決勝弾。
先発長谷川投手は2回無安打無失点で降板。
アクシデントでないとすれば一軍入りがあるのかもしれませんね
(追記:アクシデント降板だったそうです)。
6月26日
永川抑え失敗、逆転負け
対中日戦、2回表に先発ルイス投手はブランコ選手に右中間へ20号先制ソロを浴びた。
しかしルイス投手は安定した投球で7回をこの1点に抑えた。
6回裏、ルイス投手が中日先発朝倉投手から左越えへ特大の1号ソロを放って同点。
7回裏には栗原選手が左中間へ8号ソロを放って1点を勝ち越し。
さらにこの回一死満塁まで攻めたが、中日救援投手陣に抑えられた。
9回表、4番手永川投手が先頭荒木選手に四球を与えた後、
森野選手に右越えへ8号逆転2ランを浴びた。
9回裏、岩瀬投手を攻め、マクレーン選手の左前打と廣瀬選手の犠打で一死二塁としたが、
石原・代打小窪選手が凡退した。
2対3で敗戦。広島は借金1。
試合結果
永川投手。ストライクを取るのに苦しんで、「エイヤ!」とど真ん中に投げたストレートを逆転2ラン。
この調子が続くようだと、10敗40セーブとかになっちゃいそうです。
シュルツ投手と永川投手の役割を入れ替える手もあると思いますが、
逆転される回が1回前倒しになるだけ、かつ、
抑え投手のプレッシャーでシュルツ投手の投球がおかしくなる可能性もありますからね。
毎試合不安定な投球をしているように見えても、
今季20セーブを挙げて来た永川投手の実績を信じるしかないんでしょうね。
ルイス投手。怪力ブランコ選手に一発を浴びましたが、
中日打線の早打ちにも助けられてスイスイと好投。打では左翼2階席を飛び越える特大の同点弾。
勝っていればヒーローのひとりだったのですが…。
8回表は頭からシュルツ投手でいけばよいように思ったのですが、
横山投手にもチャンスを与えるといった意図があったのですかね?
横山投手は一死後の四球1つで交代だったので、
首脳陣の信頼感が以前ほどではないのは確かだと思います。
栗原選手は勝ち越しソロ。今日はスイングが大きく、一発狙いだったように見えました。
調子が上がってきたのだったら嬉しいです。
打線。7回裏にダメ押しができなかったのが痛かったです。
この回の石原選手のバント失敗と、
8回裏の赤松選手のバント失敗は大きな反省点でしょうね。
今日の直接の敗因は永川投手の不出来と思えますが、、
実はこういったプレーが勝利の女神にソッポを向かせるのでしょう。
フィリップスと契約合意
広島球団はアンディ・フィリップス選手との契約に合意したと発表した。
推定年俸4000万円プラス出来高の1年契約。背番号は22。28日に入団会見を行なう。
どんな選手なのか楽しみにします。ブラウン監督の言うとおりラロッカ級の選手だったら嬉しいです。
シーボルが28日に再来日
夫人の出産に立ち会うために帰国していたシーボル選手が28日に再来日する。
フィリップス選手の入団が決まって一軍入りも厳しい状況ですが、
二軍で結果を出してチャンスを待って欲しいですね。
ジェット風船再開
この日からマツダスタジアムでのジェット風船の販売・使用が再開された。
楽しみにしていた方々、思いっきり飛ばしてください。
ウエスタン情報
試合結果
杉山投手にわずか1安打(中谷選手)に抑え込まれて完封負け。
大島投手は6回を7安打3失点。
6月25日
SATOの無責任先発予想
26日からリーグ戦が再開。マツダスタジアムで中日3連戦。
広島の先発はルイス・大竹・前田健投手と予想します。
齊藤投手の可能性もありますね。
中日の先発は小笠原・吉見・川井投手あたりでしょうか?
3位中日とは1.5ゲーム差。最低でも勝ち越して肉薄しておきたいです。
6月24日
交流戦MVPは杉内
セパ交流戦の表彰選手が発表され、MVPにソフトバンクの杉内投手が選ばれた。
日本生命賞は中日のブランコ選手と日本ハムのダルビッシュ投手。
おめでとうございます。
6月23日
ドーマンを解雇
広島球団はスコット・ドーマン投手を解雇した。年俸は全額支払う。
ドーマン投手の一軍成績は9試合0勝0敗0セーブ防御率17.28だった。
獲得当初は永川投手の調子が悪ければ抑えもという話がありましたから、
期待していたのですが…。
シーズン途中で解雇というのは珍しいですが、クライマックスシリーズを狙える位置にいますので、
フィリップス選手だけでなく新外国人投手を獲得するために選手枠を空けることが目的のようです。
6月22日
フィリップス内野手を獲得へ
広島球団が米大リーグ・ホワイトソックス傘下3Aシャーロットに所属していた
アンディー・フィリップス内野手の獲得を目指していることが明らかになった。
フィリップス選手は32歳、183cm93kg、右投右打。
一塁、二塁、三塁、外野を守れる。メジャー通算259試合、打率.250、14本塁打、70打点。
今季3Aでの成績は56試合、打率.300、6本塁打、29打点。
打線が低調ですからね。一時期調子を上げたかに見えたマクレーン選手の調子も再び下降線ですし、
起爆剤が欲しいのは確かです。来てすぐに活躍してくれると良いんですけど。
6月21日
打線奮起!交流戦3位で有終の美
対日本ハム戦、先発前田健投手は2回表に高橋選手の左前打と
栗原選手の悪送球で一死三塁とされ、小谷野選手の中前適時打で1点を先制された。
3回表にも田中・糸井選手の連打で一死一二塁とされ、
二死後、高橋選手に中前適時打されて2点差とされた。
広島打線は日本ハム先発糸数投手の前に初回2回とチャンスを潰したが、
3回裏に東出選手が右前打し、喜田剛選手が右越えへ2号2ランを放って同点とした。
4回裏には日本ハム2番手林投手を攻め、一死から石原選手がお見合い中前打した後、
梵選手の四球などで二死一二塁とし、東出選手が右前適時打して1点を勝ち越し。
なおも二死二三塁から赤松選手が右前へ2点適時打して3点をリードした。
4回以降立ち直ったかに見えた前田健投手だったが6回表につかまった。
高橋選手の左翼線二塁打の後、スレッジ選手に左中間適時二塁打を浴びて2点差。
その後、二死三塁にこぎつけたが、代打二岡選手に三塁適時内野安打を浴びて1点差。
代打ボッツ選手に右翼線適時二塁打を浴びて同点。前田健投手は6回5失点で降板。
6回裏、武田勝投手を攻め、末永選手の左前打と石原選手の犠打で一死二塁とし、
二死後、梵選手が左翼ポール際へ1号勝ち越し2ランを放った。
終盤はシュルツ投手が7回表二死一二塁、8回表二死一塁、
永川投手が9回表無死一塁を切り抜けて逃げ切った。
7対5で勝利。広島は勝率5割復帰。交流戦を14勝9敗1分の3位で終了。
試合結果
雨が心配だったのですが、試合中は小雨が少し降っただけでした。
今季なかなか観ることのできない打撃戦を観ることができて楽しかったです。
糸数投手は調子が悪そうでしたが、1回裏2回裏とチャンスを潰し、
拙攻祭りの雰囲気がぷんぷんしていました。
そこで出た喜田剛選手の2ランは大きかったですね。左翼レギュラーを獲りかけています。
4回裏は集中打で3点。きっかけはスレッジ選手と糸井選手のお見合いでした。
得点力が低いですから、相手のミスに付け込むのは重要です。
6回裏はまず末永選手が変則左腕武田勝投手から左前打。
左投手からも打てるとスタメン機会が増えます。そして本日のハイライト、
梵選手が左翼ポール際へ豪快な2ラン。やや低めでしたが、腕がうまく伸びて打球が飛びましたね。
昨年4月6日以来の本塁打でした。
前田健投手は6回5失点でしたが、幸運な5勝目。
5回表に3者連続三振を取って、調子が出てきたかなと思ったのですが、
6回表にやられました。6回表はほとんどの打者に良い当たりをされていました。
スタミナ切れだったのでしょうか。
6回表で見逃せないのは2点差一死三塁、金子誠選手の打席で前進守備をしなかったことですね。
あそこで前進守備をしていれば、
金子誠選手の二直は右前打になっていてもっと失点していたかも知れません。
シュルツ投手。中3日、明日から4日間休み、そして昨日横山投手が打たれているということで、
今日は2イニング。ピシャリとはいきませんでしたが、無失点に抑えてくれました。
日本ハム打線の勢いを止めたのはさすがで、お立ち台でした。
永川投手。先頭打者に四球を許しましたが、東出選手の好守備に助けられて無失点。
4年連続20セーブ達成です。
交流戦は5つの勝ち越しで終了。後半は失速気味でしたが、
セ・リーグの再開をなんとか勝率5割で迎えることができました。
巨人とヤクルトはかなり遠くに行ってしまっていますが、
3位中日は射程圏内で、リーグ再開はその中日との対戦。
今後4日間でリーグ再開への戦力を整え、中日との直接対決に備えてほしいと思います。
ウエスタン情報
試合結果
中日3投手に完封リレー喫す。鈴木選手は3安打。先発今井投手は7回を4安打3失点。
井生選手が復帰。
6月20日
栗原がダルビッシュから同点打も借金1
対日本ハム戦、初回に先発齊藤投手は田中選手の中前打、糸井選手の犠打、
暴投、高橋選手への四球で二死一三塁とされ、
スレッジ選手の三塁適時内野安打で1点を先制された。
ダルビッシュ投手に3回裏までパーフェクトに抑えられていた広島打線は、
4回裏に梵選手の右越え二塁打と東出選手の犠飛で一死三塁とし、
二死後、栗原選手が中越え適時二塁打を放って同点とした。
しかし直後の5回表、糸井選手の右翼線二塁打で一死二塁とされ、二死後、
高橋選手に中前適時打を浴びて1点を勝ち越された。齊藤投手は5回で降板。
7回表、横山投手が田中選手への四球と糸井選手の中前打と盗塁で無死二三塁とされ、
一死後、高橋選手に中前へ2点適時打を浴びて3点差とされた。
9回表にも青木高投手が一死から高橋・森本・小谷野選手に3連打を浴びて1失点。
広島打線は5回裏以降、ダルビッシュ・菊地・武田久投手にわずか2安打に抑え込まれた。
1対5で敗戦。広島の借金は1。交流戦4位に後退。
試合結果
栗原選手に同点打が出た時は「さあ、これからだ」と思ったんですけどね。
直後に齊藤投手があっさり失点。横山投手の2失点で万事休すという感じでした。
齊藤投手は5回2失点とまずまず。試合をしっかり作れるようにはなっていますが、
今日もまた球数が多かったため、長いイニングもちませんでした。
横山投手は誤算でした。1点差のままだったらどうなったかわからなかったと思いますが、
決定的な2点を取られてしまいました。四球がきっかけというのが拙いですね。
今季初登板の青木勇投手はまずまずの投球。
段階を踏んで勝ちパターンに入ってきてくれれば良いなと思います。
打線は最初のチャンスで1点取ったのは良かったですが、その後が続きませんでした。
まあ、相手がダルビッシュ投手でしたからね。ダルビッシュキラーの赤松選手は不発でした。
尾形選手が代打で出場。2シーズンぶりの一軍出場でした。結果は空振り三振でした。
明日は交流戦最終戦。総力戦で何とか有終の美を飾って、勝率を5割に戻して欲しいですね。
ウエスタン情報
試合結果
長谷川投手は8回3安打1失点の好投。岩本選手が2本塁打。連敗を5で止めて6月2勝目。
6月19日
SATOの無責任先発予想
20日からマツダスタジアムで日本ハム2連戦。これで交流戦は終了。
広島の先発は齊藤・前田健投手と予想します。
一方の日本ハムはダルビッシュ・糸数投手でしょうか。
難敵ダルビッシュ投手が来ますが、
先発投手が踏ん張ってしっかり守れば接戦に持ち込めるはず。
できれば貯金を持ってセ・リーグ再開を迎えたいですね。
6月18日
石原歓喜のサヨナラ弾!勝率5割復帰!
対楽天戦、先発大竹投手は2回表に鉄平選手の二ゴロ失と暴投で二死二塁とされ、
平石選手に右前へ先制適時打を浴びた。
5回表には平石選手への四球と嶋選手の左前打で無死一二塁。
田中投手のバントは三塁で刺したが、梵選手が一塁へ悪送球して一死一三塁のピンチ。
渡辺直選手に中前適時打を浴びて2点差とされた。
広島打線は楽天先発田中投手の前に4回裏までわずか2安打。
しかし5回裏に喜田剛選手が右越え二塁打して無死二塁とし、二死後、
大竹投手が中前適時打して1点差に迫った。
7回裏には喜田剛・末永選手の連続中前打で無死一三塁とし、
石原選手の二ゴロ併殺の間に同点とした。
大竹投手は8回表二死一三塁のピンチを切り抜けて8回2失点で降板した。
9回表を横山投手、10回表を永川投手が抑えて迎えた10回裏、
石原選手が青山投手から右越えへ4号サヨナラ本塁打を放った。
3対2で勝利。広島はマツダスタジアム初のサヨナラ勝ちで連敗を3で止め、
勝率を5割に戻した。
試合結果
いやー、もう、びっくりです。ここマツダスタジアムですか?旧広島市民球場では?
って感じでしたね。マツダスタジアムで逆方向へ本塁打が出たのは初めてじゃないですか。
石原選手の飛球、信じられないくらい良く飛びました。
「初サヨナラ勝利」か「初サヨナラ本塁打」のプレートができるかな?
ここで負けるとズルズル大型連敗に発展しそうな雰囲気だっただけにこの勝利は大きいですね。
ミスが失点につながる嫌な展開でしたが、よく逆転しました。
大竹投手は8回2失点の好投。前の2試合大崩れしていただけに心配だったのですが、
持ち直してくれました。これでひと安心ですね。打撃でも適時打を放ったり、
ファールで粘って田中投手に球数を投げさせる活躍でした。
打線。難敵田中投手に手こずりましたが、2点打線の面目躍如(?)か、しっかり2得点しました。
喜田剛選手のチャンスメーカーぶりが光りました。
試合内容を吟味すると反省点も多いと思いますので、そういった点は反省して、
交流戦残り2試合を頑張ってください。
6月17日
逆転で3連敗、借金1
対楽天戦、4回裏に楽天先発長谷部投手を攻め、
小窪選手の四球と栗原選手の右前打で一死一三塁とし、
二死後、喜田剛選手が右前適時打して1点を先制した。
先発ルイス投手は走者を許しながらも要所を締める投球で6回まで無失点。
しかし7回表、鉄平選手の一塁内野安打と山崎武選手の中前打で無死一三塁とされ、
平石選手の左犠飛で同点。代走聖澤選手の盗塁で二死二塁とされた後、
代打憲史選手に右越え適時二塁打を浴びて1点を勝ち越された。
ルイス投手はここで降板。
8回表には横山投手が西谷選手の右中間二塁打と中村真選手の犠打で一死三塁とされ、
草野選手の右前適時打で2点差とされた。
8回裏、栗原選手がグウィン投手から左中間へ三次きんさいスタジアム初本塁打となる
7号ソロを放って1点差に迫った。
しかし9回表二死からシュルツ投手が嶋・丈武・渡辺直選手にまさかの3連打を浴びて2失点。
2対5で敗戦。広島は引き分けを挟んで3連敗し、借金1となった。
試合結果
ルイス・横山・シュルツ投手で終盤3イニング5失点というのは計算外でしたね。
特にルイス投手が7回を投げ切れなかったのは、
その後の選手起用を見ても誤算だったかなと思いました。
7回表に喜田剛選手を末永選手に、小窪選手を東出選手に交代させました。
早々と守備固めに入ったようにも見えましたが、喜田剛選手は負傷していましたし、
長谷部投手はそろそろ降板するタイミングでしたから、
一概に守備固めに入ったとも言えないように思います。
7回裏二死一三塁の場面。投手は左殺しの有銘投手。打者は東出選手。
三塁走者に代走木村選手を送りました。
誰が考えても重盗狙いだろうという場面で本当に重盗をやって失敗しました。
裏の裏をかこうとしたということですかね。
打線はわずか2得点でしたが、喜田剛選手の左投手からの先制適時打(流血の好守備もありました)、
栗原選手の久々の一発、木村選手の今季初安打は明るい話題でしょう。
地元三次出身の2人。永川投手は登板機会なし。梵選手は1安打。
7回裏一死一二塁のチャンスで打っていればヒーローになっていたかも知れなかったのですが、残念でした。
尾形・牧野・青木勇が出場選手登録
尾形選手と牧野・青木勇投手が出場選手登録された。
尾形選手。二軍でも好調というわけではないですが、一軍経験が豊富ですから、
活躍してくれると期待しています。
2007年8月24日の試合はDVDに残してあります。
ウエスタン情報
試合結果
スミ1対スミ2で負け。篠田投手は3回途中4安打2本塁打2失点。
交流戦明けには一軍に戻ってきてもらいたいのですが…。
6月16日
SATOの無責任先発予想
17日から楽天2連戦、三次で1試合、マツダスタジアムで1試合。
広島の先発はルイス・大竹投手と予想します。
ルイス投手はそれなりに投げてくれると思いますが、
2戦目の大竹投手はちょっと心配です。
3試合連続KOとなると、セ・リーグ再開の中日3連戦に間に合わないとしても、
リフレッシュ抹消はありかもしれません。そうならないことを祈っています。
一方の楽天はラズナー・田中投手でしょうか?
初戦は長谷部投手かも知れませんし、田中投手も初戦に中5日で行けなくもないです。
三次開催ということで梵選手と永川投手には故郷に錦を飾ってもらいたいです。
ウエスタン情報
試合結果
延長10回サヨナラ負け。先発大島投手は8回途中6安打2失点。
ソフトバンクが交流戦優勝
交流戦優勝マジック2だったソフトバンクが勝ち、マジック対象だった西武が敗れたため、
ソフトバンクの交流戦優勝が決まった。
ソフトバンク関係者のみなさん、おめでとうございます。
カープも惜しいところまで行ったんですけどね。残念。