カープ日記

４月３０日

マエケン＆コズ誤算、連勝止まり貯金０

　対巨人戦、先発前田健投手は初回に松本・脇谷選手の連打の後、小笠原選手に右翼席中段へ６号先制３ランを浴びた。
　３回裏、巨人先発福田投手を攻め、石原選手の四球と盗塁、東出選手の二ゴロ敵失で一死一三塁とし、赤松選手の右犠飛で２点差。天谷選手が右越えへ２号２ランを放って同点とした。
　しかし５回表、脇谷・小笠原選手の連打などで一死一三塁とされ、亀井選手に中前適時打を浴びて１点を勝ち越された。前田健投手は５回９安打４失点で降板。
　６回表は今季初登板のコズロースキー投手が坂本選手の中前打と盗塁で無死二塁のピンチ。福田投手の捕前バントを石原捕手が三塁で刺してピンチを脱出したかに見えたが、松本選手への死球の後、脇谷選手に中前適時打を浴びた。赤松選手のバックホームが悪送球となって一死二三塁となり、小笠原選手に中前へ２点適時打を浴びて４点差とされた。
　７回裏、石井琢選手の左前打と石原選手の右前打で無死一三塁として福田投手をマウンドから降ろした。救援した山口投手に代打栗原選手が凡退。石原選手の盗塁で一死二三塁とし、東出選手の遊ゴロの間に３点差としたが、反撃もそこまで。
　４対７で敗戦。広島の連勝は３で止まり貯金０。４月を１１勝１１敗１分で終えた。

　試合結果

　初回に３失点して今日は駄目かなと思ったら、天谷選手の２ランなどで反撃して同点に追いつきました。７回裏にも１点取って４得点。現状ではこれが精一杯、よく粘った方ですかね。
　前田健投手は自身３連敗。前の試合に続き、今日も立ち上がりに失敗しました。調子は落ち気味なのかも知れませんね。
　救援投手陣ではコズロースキー投手が誤算。１点負けている場面で勝ちパターンの中継ぎ投手は使えなかったのでしょう。ただ９回表に横山投手を出すぐらいならば先に横山投手を投入していればと思ってしまいます。

ウエスタン情報

　試合結果

　連敗止まらず。今井投手は６回を７安打３失点。申成鉉選手がウエスタン初盗塁。

４月２９日

東出先制打！赤松中押し打！完封リレーで今季初の３連勝！

　対巨人戦、先発齊藤投手は４回まで毎回走者を許しながらも粘りの投球で５回を無失点。
　巨人先発東野投手に抑えられていた広島打線は、５回裏に石井琢選手の右前打と倉選手の犠打で二死二塁のチャンス。ここで齊藤投手の代打喜田剛選手が四球を選んで一二塁とし、東出選手が中前適時打を放って１点を先制した。
　７回裏にはＭ中村投手を攻め、二死から４月２３日以来の出場となる代打栗原選手が四球を選び、代走木村選手が盗塁成功。東出選手が敬遠されて一二塁とした後、赤松選手が左前適時打を放って２点をリードした。
　投げては６回表から梅津・ルイス・シュルツ・永川投手が巨人打線をパーフェクトに抑え込んで逃げ切った。
　２対０で勝利。広島は今季初の３連勝で貯金１。

　試合結果

　ブラウン監督の早めの勝負が功を奏しました。５回裏一死一塁で倉選手に送りバント。齊藤投手に早々と代打喜田剛選手を送りました。この采配が成功し、喜田剛選手が四球でつないで、東出選手が先制打。齊藤投手の球数が９０球を越えていたということもありますが、中継ぎでルイス投手を起用する腹づもりがあったからできた采配かなと思いました。
　齊藤投手は前回抜群の出来でしたが、今日はボール球も多く、苦しい投球でした。それでも何とか球を低めに集めて５回を無失点。調子がよくない時にもそれなりの投球ができたのは大きかったと思います。打線がタイミングよく得点し、２勝目も転がり込んできました。
　救援投手陣はパーフェクト。特に永川投手が３者凡退に抑えたことにホッとしました。
　ルイス投手の復帰とともに栗原選手が代打で復帰したことも朗報です。顔で四球を取りましたね。
　阪神戦での２連敗後に３連勝。正直、思ったより早く貯金生活に戻りました。この３連勝を見ると、やはり投手力を含めた守りの野球ができているのが大きいですね。攻撃では、東出選手がヒーローインタビューで言っていたように、僅差の試合に持ち込んで機動力を活かせる形にしているのが良いです。
　今日球場に行って気付いたことは、気のせいかも知れませんが、フードコートの行列が開幕時より短くなっているような気がしました。時間にもよるのでしょうが。
　ＷＢＣの優勝トロフィー展示。２時間待ちと言われて見学を断念しました。

ルイスが上村に代わり出場選手登録

　上村選手が出場選手登録を抹消され、ルイス投手が出場選手登録された。ルイス投手は７回表に復帰初登板し、１イニングを３者凡退に抑えた。

　ルイス投手。思ったより早く復帰できて良かったです。今日は１点差で厳しい場面ではあったのですが、まずは中継ぎで肩慣らしといった感じでした。２日からの６連戦中に先発復帰がありそうですね。

ウエスタン情報

　試合結果

　引き分けを挟み４連敗。大島投手は８回途中６安打６失点。ドーマン投手がウエスタン初登板。

４月２８日

大竹が完封で今季初勝利

　対巨人戦、先発大竹投手は４回までパーフェクト。５回表は二死満塁のピンチを切り抜け、６回表は一死二塁から小笠原選手に左前打されたが、廣瀬選手の好返球で二塁走者鈴木選手を本塁タッチアウト。
　広島打線は巨人先発内海投手に５回まで無得点。しかし６回裏、赤松選手の右中間二塁打の後、天谷選手の捕前バントが野選を誘って無死一三塁のチャンス。シーボル選手が中犠飛を上げて均衡を破った。さらに石原選手の左前打の後、小窪選手が右前適時打を放って２点目。梵選手が左中間へ２点適時三塁打を放って４点目。廣瀬選手の遊ゴロの間に１点を追加し、この回大量５得点。
　大竹投手は終盤は大量点に守られて落ち着いた投球を披露し、６安打完封で今季初勝利。
　５対０で勝利。広島は２連勝で勝率を５割に戻した。同率２位浮上。

　試合結果

　大竹投手の特徴を多少の偏見も入れて書くと、「相手の好投につられて好投する」、「味方が得点すると直後に失点する」、「好投していても突然崩れる」、そんな感じです。そんな大竹投手にとって今日は理想的な試合展開でした。内海投手が好投し、つられて（？）大竹投手も好投。味方が得点しましたが、最少得点ではなく、大量得点。この得点を守らなければというプレッシャーがかからず、得点直後の失点も防げました。
　５回表と６回表のピンチで粘れたのが大きかったですね。あそこで失点していればいつもの大崩れパターンにハマっていたかも知れません。その意味では廣瀬選手のバックホームが効きました。もちろんチェンジアップを効果的に使ったり低めに球を集めるなど、大竹投手の出来もよかったです。この投球を続けてほしいです。
　打線は６回裏に集中打。最近の打線の調子を考えるとビックリです。ちなみに１イニングで３点以上とったのは山本昌投手をＫＯした１２日の中日戦以来です。ただ、つながったのが１イニングだけなので、そこがちょっと…。もちろん１度もつながらないより良いですけど。
　これで首位巨人には引き分けを挟んで３連勝。相性が良いのでしょうかね。

ウエスタン情報

　試合結果

　投手陣が阪神打線を１失点に抑えるも完封リレー喫す。

４月２７日

SATOの無責任先発予想

　２８日からマツダスタジアムで巨人３連戦。
　広島の先発は大竹・齊藤・前田健投手と予想します。いずれも中５日となりますので、それを避けるならば初戦にコズロースキー投手ですかね。
　巨人の先発は内海・東野・福田投手でしょう。こちらも中５日ですが、グライシンガー投手を中４日で起用しているぐらいなんで。まあ、グライシンガー投手に苦手の広島戦を避けさせただけかも知れませんが。
　相変わらず打線の調子が悪いので、投手陣に頑張ってもらって接戦に持ち込みたいですね。

栗原は腰椎椎間板ヘルニア、赤松は左肩関節捻挫

　栗原選手は広島市内の病院で検査を受けた結果、「腰椎椎間板ヘルニア」と診断された。また赤松選手も広島市内の病院で検査を受けた結果、「左肩関節捻挫」と診断された。いずれも軽度で、登録抹消はせず、試合の出場は２８日の状態を見て決める。

　重症ではなく、とりあえずは一安心ですね。

新外国人マクレーンと契約

　広島球団は米大リーグ・ジャイアンツ傘下３Ａフレズノのスコット・マクレーン内野手と契約したことを発表した。年俸２０００万円プラス出来高の１年契約。背番号は９０。

　貧打解消のカンフル剤になってくれることを期待します。

元広島・高橋投手がメジャー昇格

　昨季まで広島に在籍していた米大リーグ・メッツの高橋建投手がメジャーに昇格した。

　おめでとうございます。しっかり結果を残して、メジャーに定着してください。

年俸調査発表

　プロ野球選手会が加入選手に対して行った年俸調査結果が発表された。広島は年俸総額１４億２４６０万円（１２球団中１２位）、平均年俸２２９８万円（１２位）、開幕時の一軍平均年俸４０２７万円（１２位）。

　これでも去年よりは増えています。

４月２６日

篠田好投！喜田剛逆転打！廣瀬好返球！

　対阪神戦、先発篠田投手は５回まで３安打無失点の好投。しかし６回表、鳥谷選手への四球と盗塁で二死二塁とされ、桜井選手に左前適時打を浴びて１点を先制された。
　広島打線は来日初登板の阪神先発ジェン投手に６回まで５安打無得点。しかし７回裏にアッチソン投手を攻め、石井琢・梵選手の四球とボークで一死二三塁とし、代打喜田剛選手が右前へ２点適時打を放って逆転した。
　９回表は３番手永川投手が登板。新井選手の中前打と暴投、代打桧山選手の敬遠で二死一二塁のピンチ。狩野選手に右前打を浴びたが、途中出場の廣瀬選手が本塁へ好返球して新井選手を刺した。
　２対１で勝利。広島は連敗を２で止めて借金１。

　試合結果

　今日は守り勝ちでした。最後の廣瀬選手のバックホームと石原選手の好ブロックをはじめ、赤松選手のダイビングキャッチや梵選手の再三の好プレーもありました。投手がしっかり投げて、野手がしっかり守る。打線の爆発が期待できない今はこういう試合を多くして、モノにしていかないといけません。
　逆転打は喜田剛選手。好投していたジェン投手が代わってくれて流れが変わればいいなと思っていましたが、ここぞという場面でよく打ってくれました。二塁から本塁を突いた梵選手の打球判断も素晴らしかったですし、石井琢選手がファールで粘って四球をもぎ取ったのも大きかったです。
　篠田投手は２勝目。前回ＫＯされましたが、全く引きずっていなかったです。ローテに定着するには続けて失敗しないことが重要。次回も好投をお願いします。

赤松が左肩負傷で途中交代

　赤松選手は３回表の守備で赤星選手の左中間への飛球をダイビングキャッチした際、左肩を負傷。５回表の守備から交代した。

　ファインプレーでした。病院には行かないみたいですが、心配です。

コズロースキーがドーマンに代わり出場選手登録

　ドーマン投手が出場選手登録を抹消され、コズロースキー投手が出場選手登録された。

　ドーマン投手は昨日の投球が酷すぎましたからね。コズロースキー投手は最近２試合、先発で好投しています。

４月２５日

１２失点で惨敗、２連敗で５位に後退

　対阪神戦、先発長谷川投手は初回に平野選手を振り逃げで出塁させると、関本選手の犠打や牽制悪送球、鳥谷選手への四球で一死一三塁のピンチ。金本選手を打ち取ったが、新井選手に左中間適時二塁打を浴びて２点を先制された。さらに葛城選手に右越えへ１号２ランを浴びて大量４失点。
　３回表にも葛城・狩野選手の長短打で一死一三塁とされ、二死後、平野選手に中前適時打を浴びた。長谷川投手は３回５失点でＫＯ。
　４回表には青木高投手が鳥谷・葛城選手の短打で二死一二塁とされ、桜井選手に右翼線へ２点適時打を浴びた。
　６回表には新井選手への四球と石井琢選手の野選などで一死一三塁とされ、狩野選手の二ゴロの間に１点。
　７回表にはドーマン投手が３四球２暴投で無死満塁とし、金本選手に押し出し死球。新井選手に遊撃適時内野安打を浴びた。救援した林投手は葛城・狩野選手の適時打を浴びて１２点差とされた。
　広島打線は阪神先発福原投手を相手に淡白な攻撃を繰り返した。ようやく８回裏に石井琢選手の右翼線二塁打の後、上村選手がプロ初打点となる中前適時打を放って完封を免れた。
　１対１２で敗戦。広島は２連敗で借金２。５位に後退した。

　試合結果

　惨敗でした。初回の４失点で早くも勝負あったという感じ。その後もひどかったですが。
　長谷川投手。変化球でストライクが取れず、直球を揃えて炎上してしまったようです。「また例年通りの長谷川かよ」とならないために次回の登板が重要ですね。
　ドーマン投手も酷かったですね。敗戦処理ばかりで、やる気をなくしているのでしょうか？
　梅津・シュルツ投手はこんな試合で登板する投手ではないのですが、他にいないので登板。きっちり０点に抑えてくれました。小松投手がいてくれれば敗戦処理で腕試しができたんですけどね。
　打線は東出選手が孤軍奮闘しているだけで、あとは元気がありませんでした。栗原選手の回復待ち、マクレーン選手の来日待ちでしょうかね。

上村がプロ初打点

　上村選手は８回裏無死二塁で福原投手から中前適時打を放ち、プロ初打点を記録した。

　おめでとうございます。少ないチャンスでしっかりアピールできました。

４月２４日

拙攻打線、能見に完封喫す

　対阪神戦、先発前田健投手は関本選手への四球、鳥谷選手のイレギュラー安打、金本選手への四球で一死満塁とされ、新井選手の左犠飛で１点を先制された。さらに桜井選手に右前適時打を浴びた。
　２回表にも狩野選手の中前打をきっかけに二死三塁とされ、関本選手に中前適時打を浴びた。５回表にも赤星選手の中前打と盗塁などで一死三塁とされ、二死後、金本選手に左前適時打を浴びた。前田健投手は５回４失点でＫＯ。
　広島打線は阪神先発能見投手に８安打を浴びせて再三チャンスを作ったが、あと１本が出ず、完封を許した。
　０対４で敗戦。広島の連勝は２で止まり借金１。

　試合結果

　栗原選手抜きの打線が能見投手に挑みました。中盤までは再三チャンスがあったのですが、得点圏に走者がいると打てないという適時打欠乏症でした。
　前田健投手は本人の弁にもあった通り、１回２回のピンチで粘れず、あっさり失点してしまったのが拙かったです。初回のありえないイレギュラーは気の毒でしたが。芝と土の境目だったんですかね（追記：スプリンクラーだったそうです）。

栗原が腰痛で欠場

　栗原選手が腰痛のため欠場した。

　大事を取ってということらしいです。明日雨天中止ならば２日間休めることになりますが…。

廣瀬が小松に代わり出場選手登録

　小松投手が出場選手登録を抹消され、廣瀬選手が出場選手登録された。

　小松投手は顔見世だけといった感じになってしまいました。
　廣瀬選手は栗原選手のこともあって一軍昇格なのでしょうか。ウエスタンでは打率．３９１、２本塁打の好成績です。

４月２３日

齊藤快投！７回１安打無失点で今季初勝利

　対横浜戦、５回表に横浜先発ウォーランド投手を攻め、一死から赤松選手の左前打の後、天谷選手が右越えへ適時二塁打を放って１点を先制した。
　７回表には那須野投手から赤松選手の四球と盗塁で二死二塁とし、代わった真田投手から途中出場の梵選手が中越えへ適時三塁打を放って２点差とした。
　先発齊藤投手は抜群の出来。切れのある球を低めに集め、内野ゴロの山を築いた。４回裏二死から内川選手に左翼フェンス直撃の短打を打たれたのみで７回を無失点。
　８回裏を横山投手、９回裏を永川投手が抑えて逃げ切った。
　２対０で勝利。広島は２連勝で勝率５割復帰。

　試合結果

　齊藤投手が抜群の出来でしたね。球を押し込む感じがフォームにものすごく出ていました。完封も狙えるかと思いましたが、８回裏から交代。確かに齊藤投手の課題のひとつにスタミナ不足だということがありますが、できれば完封を狙わせたかったです。若手三羽烏が揃って完封なんてなると、なんて素敵なことでしょう。
　ただ、横山・永川投手がきっちり抑えて勝利しましたから、勝利の方程式通り。これはこれで良かったのでしょう。横山投手は登板間隔がかなり開いていましたから、このへんで投げておく必要があったのでしょう。
　打線はチャンスを作るものの、ウォーランド投手のカーブに手を焼いて三振の山。５回表も四球の東出選手が牽制で刺されて嫌なムードだったのですが、その後、よく点を取ってくれました。天谷選手は左投手から打ったということで自信をつけたのではないでしょうか。赤松選手も一塁から長駆ホームインということで快足が活きました。
　追加点も赤松選手の得点でした。盗塁が活きましたね。そして梵選手の一撃。途中出場の選手が打つというのは、何というか巡り合わせの良さを感じます。
　これで横浜には先週の借りを返して勝率５割復帰。打線はボチボチという感じですが、少しずつ貯金を増やしていきたいですね。

栗原が腰痛で途中交代

　栗原選手は５回表の打席が終わった５回裏の守備から交代した。腰に張りが出ているという。

　打撃の調子が悪いこともありますし、ちょっと心配ですね。

新球場にＷＢＣ優勝トロフィー展示

　ＷＢＣ優勝トロフィーが２８日から３０日までマツダスタジアム正面広場に展示される。

　巨人戦観戦予定の方は忘れずに御覧ください。

ウエスタン情報

　試合結果

　宮崎投手は４回６安打４失点。

４月２２日

赤松決勝弾！適時打も出た！永川も締めた！

　対横浜戦、初回に横浜先発寺原投手を攻め、東出選手の遊撃内野安打の後、赤松選手のバント安打に村田選手の悪送球が重なり、無死一三塁のチャンス。天谷選手の二ゴロの間に１点を先制した。さらに天谷選手の盗塁に野口捕手の悪送球が重なって一死三塁とし、栗原選手が４０イニングぶりの適時打を中前に転がして２点をリードした。
　先発大竹投手は３回裏、石原・梵選手の失策などで一死一三塁のピンチ。二死後、松本選手の投ゴロを大竹投手が適時失策して１点差とされた。
　４回表、嶋選手の右中間二塁打の後、シーボル選手が中越え適時二塁打を放って２点差とした。
　５回裏には野口選手の左翼線二塁打をきっかけに一死三塁とされ、二死後、松本選手に四球を与え一三塁のピンチ。内川選手に右前適時打を浴び、さらに右翼手天谷選手が三塁へ悪送球する間に同点とされた。
　７回表、東出選手の左前打、赤松選手の犠打、天谷選手の二ゴロで一死三塁とし、栗原選手の打席で野口捕手が捕逸して１点を勝ち越した。
　しかし７回裏、梅津投手が野口・石川選手の安打などで一死一三塁とされ、松本選手の中犠飛で同点とされた。
　９回表は石井投手の前に二死無走者。しかし赤松選手が左中間へ２号ソロを放って１点を勝ち越した。
　９回裏、永川投手が先頭の代打金城選手に遊撃内野安打を打たれたが、石川選手のバントを失敗させると後続を抑えて逃げ切った。
　５対４で勝利。広島は連敗を４で止めて借金１。

　試合結果

　延長かなと思っていたら、赤松選手にまさかの一発。よく打ってくれました。赤松選手はバント安打を含め３安打。復調してくれるといいですね。
　永川投手。乱れた試合だったので嫌な予感がしていたのですが、相手のバント失敗にも助けられてよく抑えてくれました。
　打線は１４安打で５得点と効率は悪かったですが、適時打も出ましたし、足攻もありました。苦手の寺原投手から得点できたのもよかったと思います。
　大竹投手。失策で足を引っ張られて気の毒な面が多々ありましたが、自ら失策したり、無駄な四球を与えたりしていましたので、同情しきれない面もありました。それでも５回３失点に抑えたのは粘れた方ではないでしょうか。
　両軍ミス合戦で、正直とても褒められた試合内容ではありませんでしたが、勝って連敗を止めることができたので救われました。勝って兜の緒を締めて、明日からまたがんばってください。

元西武のマクレーン獲得へ

　広島球団が米大リーグ・ジャイアンツ傘下３Ａフレズノのスコット・マクレーン内野手の獲得を目指していることが明らかになった。マクレーン選手は３６歳、１９３cm１０４kg、右投右打。２００１年から４年間西武でプレーした。日本での通算成績は３２０試合、打率.２３３、７１本塁打、１７１打点。

　得点力不足は現有戦力だけでは簡単には解消できないというフロントの判断でしょうね。前回来日時よりも実力が上がっていると良いですね。

ウエスタン情報

　試合結果

　０対０で引き分け。今井投手が８回６安打無失点の好投。松山選手が３安打。

４月２１日

横浜戦、雨天中止

　横浜スタジアムで行なわれる予定だった横浜戦は雨のため中止になった。

　チームの調子が悪いので、気分転換になれば良いですね。

ウエスタン情報

　試合結果

　佐藤投手が３回７失点、相澤投手が２回５失点と乱調。

４月２０日

SATOの無責任先発予想

　２１日からで横浜スタジアムで横浜３連戦。続いてマツダスタジアムで阪神３連戦。計６連戦。
　広島の先発は大竹・齊藤・長谷川・青木高・前田健・篠田投手と予想します。ルイス投手が抜けてしまいましたが、ローテを崩さずに済むのは幸いでしょう。
　横浜の先発は前節と同様に寺原・マストニー・ウォーランド投手でしょう。
　貧打が投手陣にプレッシャーをかけている状態なので、下手すれば投打共倒れになる可能性を感じます。投手陣は「点をやれない」と思うのではなく、「自分の仕事をする」という意識で臨んでもらいたいと思います。

４月１９日

打つ手なし、ヤクルトに３タテ

　対ヤクルト戦、先発篠田投手は３回裏に相川選手の二塁打と川島亮選手の遊撃内野安打などで二死一三塁とされ、川島慶選手に左中間適時三塁打を浴びて２点を先制された。４回裏には飯原選手に左中間へ１号ソロ、５回裏にも川島慶選手に左越えへ４号２ランを浴びた。篠田投手は５回５失点でＫＯ。
　ヤクルト先発川島亮投手に抑えられていた広島打線は６回表、天谷選手の右越え１号ソロ、石原選手の左越え２号ソロで２点を返した。
　しかし６回裏に林投手がデントナ・飯原選手の連打などで無死二三塁とされ、宮本・代打武内選手に連続適時打を浴びて２失点。７回裏にはプロ初登板の小松投手が福地・川島慶選手の長短打で無死一三塁とされ、青木選手の犠飛で１失点。
　広島打線は７回表からヤクルト救援投手陣に完璧に抑えられた。
　２対８で完敗。広島は４連敗で借金２。

　試合結果

　篠田投手は切れの良い球を投げていたんですけど、勝負球が甘くなりましたね。１回裏２回裏を見ていると今日もやってくれるかなと思ったのですが。もったいなかったです。
　打線。ソロ本塁打２本で２得点。この２点を昨日取っていればと思ってしまいます。相変わらず適時打は出ません。
　今季初の同一カード３連敗。これをやってしまうと借金がどんどん増えてしまいます。ま、今は我慢するしかないでしょうね。

小松がプロ初登板

　小松投手が７回裏にプロ初登板。２イニングを４安打１失点。

　プロ初登板おめでとうございます。調子に乗っているヤクルト打線が相手でしたから、ちょっと厳しかったですね。次回登板では落ち着いた投球を見せてもらいたいです。

ウエスタン情報

　試合結果

　２連勝。大島投手が８回４安打１失点の好投。

４月１８日

点が取れない！好投マエケンを見殺し

　対ヤクルト戦、先発前田健投手は２回裏に宮本選手に中越えへ１号先制ソロアーチを浴びた。前田健投手は序盤はピンチの連続だったが粘り、４回裏から７回裏までパーフェクトに抑えて７回５安打１失点で降板。
　広島打線はヤクルト先発由規投手に４回表まで無安打。５回表に嶋選手が右前打し、シーボル選手の三ゴロで一死一塁。ここでシーボル選手に代走梵選手を起用。喜田剛選手の右前打で一死一三塁のチャンス。喜田剛選手に代走赤松選手を起用。しかし天谷選手は空振り三振。赤松選手が盗塁を決めて二死二三塁としたが、前田健投手は空振り三振。
　６回表無死で由規選手が右人差し指のマメを潰して降板したが、以降をヤクルト救援投手陣に抑え込まれた。
　０対１で敗戦。広島は３連敗で借金１。

　試合結果

　いよいよ打線が深刻な状態になってきましたね。パワーピッチャーに完全に力負け。赤松選手を外して東出・石井琢選手を１・２番にした新打線も機能しませんでした。
　５回表のチャンスでは早々と代走に梵選手と赤松選手を起用。点が取れないので少ないチャンスを何とかモノにしようと勝負に出た采配でしたが…。シーボル選手と喜田剛選手を早々と下げてしまったのを采配ミスと見るか、結果的にたった一度のチャンスだったところで勝負に出たことを勝負勘があったと見るか。
　前田健投手。宮本選手の一発に泣きました。そんなにたくさん本塁打を打つ選手ではないだけに悔しさが募ります。ただまあ７回１失点ですから、前田健投手を責めることはできません。援護がない中、我慢強く投げてくれました。ルイス投手のいない現状投手陣ではエースですね。
　今季初の借金生活。今は打線が最低の状態なので、何とか投手陣に頑張ってもらって借金が大量に増えないようにしてもらうしかないですかね。

小松がルイスに代わり出場選手登録

　ルイス投手が出場選手登録を抹消され、小松投手が出場選手登録された。小松投手は初の一軍入り。

　小松投手。一軍入りおめでとうございます。ウエスタンでは９回を６安打自責点２と上々の成績です。

広池と山本芳が手術

　広池投手が１３日に群馬県内の病院で「左肘の滑膜ひだ切除および骨棘の切除手術」を受けた。
　また山本芳選手が１７日に右親指の整復手術を受けた。練習再開まで３ヶ月かかる見込み。

　お大事に。

ウエスタン情報

　試合結果

　連敗脱出。コズロースキー投手が７回４安打無失点。ルイス投手不在の間に一軍に上がり、勝ちパターンの中継ぎになれていないドーマン投手に取って代わる、というのがコズロースキー投手一軍定着へのシナリオでしょう。チャンスですので頑張ってください。

４月１７日

１１安打しても１点だけ

　対ヤクルト戦、今季初登板の先発青木高投手は初回に福地・青木選手の短長打で１点を先制された。さらにデントナ選手に２号２ランを浴びて３点をリードされた。
　４回表、シーボル選手がヤクルト先発石川投手から左越えへ３号ソロを放って２点差に迫った。
　しかし６回裏、デントナ選手に３号ソロを浴びて３点差に。青木高投手は６回４失点で降板。
　７回裏にはドーマン投手が無死一三塁から代打武内選手の中犠飛で１失点。８回裏にも一死二三塁からガイエル選手の遊ゴロの間に１失点。
　広島打線は１１安打して再三チャンスをつかんだが決定打が出ず、石川・松岡・押本投手の継投にかわされた。
　１対６で敗戦。広島は２連敗で貯金０。

　試合結果

　ルイス投手に緊急事態が発生し、青木高投手が先発しました。初回を除けば上々の出来。ルイス投手の離脱が長期に渡ることになれば、青木高投手に頑張ってもらわないといけませんね。
　打線は１１安打しながら得点はシーボル選手のソロ本塁打による１点のみ。昨日までは１ケタ安打が続いていましたから、チャンスが作れる分、貧打からは脱却しつつあると思いたいです。今日は栗原選手がブレーキでしたが、シーボル選手に当たりが出てきましたし、緒方選手には今季初安打が出て、今季初スタメンの倉選手は２安打しました。
　２連敗した上にルイス投手のこともありますので、暗い気分になってきますが、明日明後日先発するであろう完封コンビ前田健・篠田投手の活躍を期待したいと思います。

ルイスが右顔面神経麻痺で帰広

　ルイス投手が右顔面に違和感を訴え、東京都内の病院で検査を受けた結果、「右顔面神経麻痺で加療２週間の見込み」と診断された。ルイス投手はこの日の先発登板を回避し、広島に戻った。

　心配ですね。早期に復帰できれば良いですが。

ウエスタン情報

　試合結果

　上野投手が２点差を守れず逆転で５連敗。先発宮崎投手は５回を３安打無失点。

４月１６日

栗原新球場カープ選手第１号本塁打も…

　対横浜戦、４回裏に栗原選手が横浜先発ウォーランド投手から左中間へ新球場カープ選手初本塁打となる３号ソロを放って先制した。
　好投を続けていた先発長谷川投手は、６回表にウォーランド投手の右越え二塁打と松本選手のバント安打で無死一三塁のピンチ。山崎選手の二ゴロを二塁フォースアウトにする間に本塁を突いたウォーランド投手を刺そうと梵選手がバックホームしたが悪送球となって同点。
　広島打線は横浜３番手山口投手から８回裏一死三塁勝ち越しのチャンス、９回裏二死満塁サヨナラのチャンスを作ったが、あと１本が出ず。
　１０回表に永川投手が代打金城選手に左中間二塁打を浴びた。山崎選手の投前バントを三塁で刺してピンチを脱出したかに見えたが、内川・吉村選手の連打で一死満塁のピンチ。ここで佐伯選手に押し出し四球を与えて決勝点を奪われた。
　１対２で敗戦。広島の貯金は１。

　試合結果

　永川投手が心配ですね。こんな状態で抑えを続けていかなければいけないとなると、チームとして安定した戦いをすることは期待できません。早く復調してほしいです。
　カープ選手の新球場初本塁打はやはり栗原選手でした。ここ数試合当たりが止まっていましたが、これをきっかけに再び爆発してもらいたいですね。
　打線。９回裏にサヨナラにできていれば永川投手を投入せずに勝てていたので良かったのですが、二死無走者からのチャンスでしたから、まあ仕方なかったです。それよりも８回裏ですね。一死三塁で一昨日昨日と打点を挙げている喜田剛選手の起用はなかったのか。古巣相手に燃えている石井琢選手に期待する気持ちもよくわかるのですが… （仮に喜田剛選手を代打に出して凡退していれば、なぜ石井琢選手を出さなかったのかと書いている可能性大ですが(^^;）。
　村田選手のいない横浜打線の得点力は実際のところかなり下がっていました。しかしながらカープ側に少なからずミスが出て失点し、カープ側の得点力も下がっていて得点できず、自滅に近い形でこの３連戦負け越してしまったという印象です。次のヤクルト３連戦では何とか立て直してもらいたいですね。

ウエスタン情報

　試合結果

　投壊止まらず３試合連続２ケタ失点。
　申成鉉選手がウエスタン初安打。おめでとうございます。

山本芳が右手親指を骨折

　山本芳選手がウエスタンリーグソフトバンク戦で西山投手から右手親指に死球を受けた。広島市内の病院で検査した結果、「右母指基節骨粉砕骨折」と診断された。

　二軍落ちはしましたが、開幕一軍入りもして飛躍の年になるはずだったのですが…。お大事に。

広島市民球場メモリアルソング「ずっと…」

　広島出身のシンガーソングライター竹本拓史さんが５月１日に(旧)広島市民球場メモリアルソング「ずっと…」をリリースします。心に沁みるバラードソングです。詳しくは E-knowのサイトまたは竹本さんの公式ページへどうぞ。試聴もできます。