カープ日記


9月15日

栗原逆転打!ルイス好投!5割復帰でついに中日に追いついた!

 対ヤクルト戦、先発ルイス投手は3回裏にゴンザレス選手の中前打、 福地選手への死球、宮本選手への四球で一死満塁のピンチ。 青木の一ゴロを栗原が弾き、一塁はアウトにしたものの1点を先制された。
 広島打線はヤクルト先発ゴンザレス投手から5回まで5安打しながらも無得点。 6回表一死から赤松選手の四球の後、 天谷選手のエンドランが二塁内野安打となって一死一三塁のチャンス。 ここで栗原選手が左中間へ2点適時二塁打を放って逆転した。
 ルイス投手は4回裏一死一二塁、7回裏一死三塁のピンチを切り抜け、 7回5安打1失点で降板。
 8回裏は梅津投手が無安打1四球で抑え、9回裏は永川投手が3人でピシャリ。
 2対1で勝利。広島は2連勝で勝率5割復帰。中日と並んで同率3位に浮上。

 試合結果

 ついに勝率5割復帰。ついに3位中日に追いつきました。
 ルイス投手。3回裏はゴンザレス投手の安打と四死球が痛かったですし、 栗原選手の守備のミスも痛かったです。しかしその後の二死二三塁を抑えたのが大きかったです。 あそこで打たれていれば前回と同じことになっていたでしょう。 7回裏一死三塁の大ピンチは梵選手の好守備に助けられました。 先制を許してしまいましたが、 援護がない中を我慢強く粘投し、味方の逆転を呼びました。 防御率トップ、奪三振トップをキープ。最多勝争いへは1勝差と迫りました。
 セットアップは梅津投手。 左の青木選手に回る打順で、てっきりシュルツ投手が出てくるかと思ったのですが、 昨日の3者連続三振で信頼が増したのでしょうね。
 永川投手。1点差ということでフォーク中心の配球。 川島慶選手にファールで粘りまくられましたが、根気を切らさず空振り三振に抑えました。 球団新自己新更新の34セーブ目です。
 打線は11安打で2点のみ。終盤はフラストレーションのたまる攻撃でしたが、 先発ゴンザレス投手に対してはチャンスはあったものの、それほど得点の気配がありませんでした。 ルイス投手を見殺しかと嫌な予感もしましたが、栗原選手が一振りで試合をひっくり返してくれました。 4番の仕事でしたね。3回裏の守備のミスの汚名を返上した形です。
 中日についに追いつき、一区切りついた感じがあるかもしれませんが、ここからですね。 今後さらに厳しくプレッシャーのかかる戦いが待っています。

入団テスト行われる

 広島球団の入団テストが大野練習場で行われた。53名が受験し、 韓国出身で京都国際高の申成鉉(シン・ソンヒョン)内野手が合格した。

 高校通算30本塁打ということですし、 ググってみるとそれなりに有名な選手のようです。 普通にドラフトにかかる可能性のある選手のようですが、 わざわざテストを受けてくれたんですね。 ありがたいことです。

ウエスタン情報

 試合結果

 3連敗で、長らく守ってきた2位から転落。

9月14日

ブルペンデー、6投手の継投で逃げ切る

 対阪神戦、初回に先発青木高投手が赤星選手の二塁内野安打や 今岡選手の左前打などで一死一三塁とされ、金本選手の中犠飛で1点を先制された。
 3回表、阪神先発金村暁投手を攻め、 梵選手の遊ゴロ敵失と青木高投手の犠打で一死二塁とし、 東出選手の右前適時打で同点とした。
 4回表、栗原選手の左前打、嶋選手の死球、喜田剛選手の右前打で一死満塁のチャンス。 梵選手が右前適時打して1点を勝ち越した。 さらに代打前田選手が空振り三振した球が暴投となって2点をリードした。
 4回裏からは必死の継投。上野投手が2イニングを無失点の好投。 しかし6回裏、ブラウワー投手が金本・鳥谷選手の連打と暴投、 代打林選手への四球で無死満塁の大ピンチ。 ここからブラウワー投手は粘り、矢野選手を空振り三振、代打桧山選手を投ゴロ、 葛城選手を左飛に抑えた。
 7回裏からは梅津・シュルツ・永川投手が阪神打線を無安打に抑え込んで逃げ切った。
 3対1で勝利。広島の借金は1。3位中日とのゲーム差は1のまま。

 試合結果

 まさか4回表時点の3対1のまま逃げ切れるとは思いませんでした。 継投がピタリと決まりましたね。
 先発の谷間で青木高投手が7月16日以来の先発でした。 ルイス投手を中4日でという考えもあったと思いますが、もしそうしても明日が谷間になってしまいます。 何回か中4日をやればルイス投手の登板機会がシーズン終了までに1試合増えるというメリットもありますが、 故障再発のリスクとその1試合を天秤にかけると得策ではないように思います。
 青木高投手は4回表のチャンスで代打を送られて交代。 広島ベンチは最初から今日はブルペンデーと決めていたようですね。 3回4安打1失点で、試合を壊しませんでした。
 上野投手は2回で2安打されましたが危なげない投球で無失点。 今季初勝利、プロ2勝目でした。
 ブラウワー投手は無死満塁のピンチを招きました。 同点は覚悟したのですが、よく粘ってくれました。広島ベンチもよく交代させなかったなあと感心します。 久々に「自作自演」を堪能しました(^^;。
 昨日サヨナラ打を打たれた梅津投手は3者連続三振で汚名返上をしました。 シュルツ投手も完璧。永川投手は木村選手の失策にも動揺することなく、 球団新更新の33セーブ目。
 梵選手。4回表一死満塁から右前適時打。この一打が決勝打になりました。 守備でも9回裏の矢野選手の三遊間のゴロを完璧な守備でアウトにしました。 先頭打者をアウトにしたのは大きかったですね。これをきっかけに乗ってもらいたいですね。

ウエスタン情報

 試合結果

 中村・山中・岸本投手が16安打7四球17失点で大敗。

9月13日

無援の投手陣、10回裏に力尽きる

 対阪神戦、先発前田健投手は緩急・制球よく、阪神打線を8回まで5安打無失点。
 広島打線は阪神先発下柳投手から初回二死満塁、 2回表無死一塁、3回表二死三塁、4回表一死一二塁とチャンスを作ったが、 決定打が出ず無得点。7回まで抑えられた。
 9回表にはアッチソン投手を攻め、栗原選手の遊ゴロ敵失の後、 嶋選手の左中間への飛球は金本選手が好捕。 石原選手がエンドランを中前打として一死一三塁としたが、小窪・代打喜田剛選手が凡退。
 そして10回裏、梅津投手が葛城選手に右前打され、関本選手のバント失敗で一死一塁としたが、 矢野選手に左越えの当たり。嶋選手がクッションボールをもたつく間にサヨナラ負け。
 0対1で敗戦。広島の連勝は3で止まり借金2。 今季対阪神戦の負け越しが決まった。3位中日とのゲーム差は1のまま。

 試合結果

 手に汗握る試合でした。最後、嶋選手は焦ったんでしょうね。 グラウンドに落ちた球を何度か握り損ねていました。
 前田健投手が好投。8回を5安打無失点。 直球・スライダー・カーブ・チェンジアップをうまく混ぜて阪神打線を翻弄。 何度かあったピンチでも粘りきりました。完全にローテの柱の1人に成長しましたね。 何とか勝利投手にしてあげたかったですし、 せめてチームの勝利という形で報われて欲しかったです。
 永川投手を起用せず負けたのはちょっと残念な気がしますが、 上位打線が相手となる11回裏に投げる予定だったのでしょう。
 打線。序盤のチャンスをことごとく潰したのが痛かったですね。どこかのチャンスで集中打が出て、 あとはお休みというのが最近の傾向でしたが、今日は一度も集中打が出ませんでした。 というか、適時打1本で良かったんですけど…。
 9回表のチャンスを潰したのも痛かったです。二死一三塁で代打として喜田剛選手が出てくるか、 前田選手が出てくるか興味深く見ていましたが、喜田剛選手が起用されました。 最近の調子、勢いを考えての起用だったのでしょうね。4試合連続打点を期待したのですが…。
 下柳投手対策として8番三塁手で廣瀬選手がスタメン。 2度のチャンスで凡退するなど3打数無安打でした。 結果を出していれば相手先発が左投手の時の起用が増えていたのでしょうが、 アピールできませんでした。
 残念ながら負けてしまいましたが、幸いなことに中日も負けてくれて差は広がりませんでした。 明日は打線に頑張ってもらって、失点以上に得点しましょう。

ウエスタン情報

 試合結果

 長谷川投手が5回5安打4失点。打線は田中選手の満塁走者一掃適時二塁打で3点を返したが、 そこまで。中谷選手が3安打。

9月12日

齊藤7回無失点2勝目!3連勝で竜に再接近

 対阪神戦、2回表に阪神先発安藤投手を攻め、 栗原選手の中前打と嶋選手の四球で無死一二塁とし、 石原選手の右前適時打で1点を先制。 喜田剛選手が右越えへ3号3ランを放って4点をリードした。
 先発齊藤投手は走者を出しながらも粘り強い投球で好投。 5回裏に平野選手の左前打を挟んだ喜田剛選手の2つの失策で一死満塁とされたが、 金本選手を二ゴロ併殺に抑えた。結局7回を4安打無失点で降板。
 8回裏からは上野投手が2イニングを無安打無失点に抑えて逃げ切った。
 4対0で勝利。広島は3連勝で借金1。3位中日とのゲーム差を1とした。

 試合結果

 齊藤投手がやってくれました。 球持ちがよく伸びのある速球で阪神の打者が振り遅れていたようです。 最大のピンチは5回裏。喜田剛選手の失策と平野選手の左前打で一死一二塁。 今岡選手を注文通り併殺コースの三ゴロに抑えてピンチ脱出かと思われましたが、 またも喜田剛選手が失策。一死満塁の大ピンチ。ここで阪神の主砲金本選手。 1本出れば大きく試合の流れが変わるところでしたが、見事二ゴロ併殺に抑えました。 結局、プロ入り最長の7回を4安打無失点の好投。堂々今季2勝目を挙げました。
 上野投手も好救援。齊藤投手の降板で阪神打線は喜んだでしょうが、返り討ちにしました。 2回を投げて永川・シュルツ・ブラウワー・梅津投手を休養させたのも貢献度大でした。
 打のヒーローは喜田剛選手。2試合連続本塁打で3試合連続打点。 試合の行方を大きく左右する3ランでした。 守備では2失策して、打の活躍をフイにしてしまうところでしたが、 齊藤投手がうまくカバーしてくれました。本格的にラッキーボーイ化してきましたね。
 石原選手は先制の右前打。最初は送りバントの構えでしたが、 有利なカウントになってエンドランを決めました。6番打者として良い仕事をしています。
 中日が負けて再び1ゲーム差に迫りました。借金は1。一気に借金完済と行きたいですね。

廣瀬が青木勇に代わり出場選手登録

 青木勇投手が出場選手登録を抹消され、廣瀬選手が出場選手登録された。

 青木勇投手。中継ぎ陣の救世主にはなれませんでした。
 廣瀬選手はここ7試合で打率.414と当たっています。

9月11日

永川好救援、球団新32セーブ!

 対横浜戦、3回裏に横浜先発吉原投手を攻め、 喜田剛選手が右越えへ2号先ソロを放って先制。 小窪選手の遊撃内野安打と篠田投手の犠打で一死二塁とし、二死後、 天谷選手の左前適時打で2点目。天谷選手はバックホームの間に二塁へ進み、 アレックス選手の左前適時打で3点目。さらに暴投で二死二塁となり、 栗原選手の左前適時打で4点目。吉原投手をKOした。
 先発篠田投手は切れのある球で5回表までわずか3安打で二塁を踏ませない好投。 6回表も二死としたが、内川・村田選手に連打された後、 吉村選手に中堅左へ28号3ランを浴びて1点差とされた。
 7回表はシュルツ・梅津投手が抑えた。
 8回表はブラウワー投手が仁志選手に中前打されたが、代走野中選手を牽制で刺した。 ピンチを切り抜けたかに見えたが、 内川選手への四球と村田選手の左前打で一死一三塁のピンチ。 救援した永川投手が吉村選手に四球を与えて一死満塁としたが、 代打金城選手を左直、佐伯選手を二ゴロに抑えた。
 9回表には相川選手に中前打されたが、代打藤田選手のバントを二塁で刺した。 石川選手を空振り三振させた球が、暴投となって二死二塁とされたが、 代打石井琢選手を二ゴロに抑えた。
 4対3で勝利。広島は2連勝で借金2。3位中日とのゲーム差は2。 永川投手は球団新記録のシーズン32セーブを達成。

 試合結果

 永川投手、球団新記録32セーブおめでとうございます。 8回表一死一三塁、絶体絶命のピンチからの救援登板でした。 二死満塁で佐伯選手に0−3となった時は押し出しも覚悟しましたが、 踏ん張ってくれました。9回表は先頭打者に安打されましたが、 見事なバント処理で自らを助けました。見事な火消しでした。
 篠田投手は好投。完投完封ペースだったのですが、 たった一度のピンチで一発を浴びて接戦に持ち込まれました。 それでも6回3失点ですから、先発の役割を充分果たしました。 3勝目です。
 打線は3回裏に集中打で4得点。喜田剛選手は先制弾。 昨日に続く活躍で、ラッキーボーイになってくれそうな雰囲気。 続く3連続適時打も見事でした。その後、 追加点を取れなかったことで苦しい試合になってしまいましたけど。
 初戦を落とした時はどうなるかと思いましたが、2勝1敗と勝ち越し。 中日とのゲーム差が縮まりました。この調子で中日との差を詰めていって欲しいですね。

9月10日

逆転返し!永川球団タイ31セーブ!CS争い残った

 対横浜戦、先発大竹投手は初回に石川・仁志選手の連打で無死一二塁とされ、 一死後、村田選手に中前適時打を浴びて1点を先制された。吉村選手への四球で一死満塁とされ、 佐伯選手の二ゴロの間に2点目。
 1回裏、横浜先発三浦投手を攻め、 天谷選手の右前打とアレックス選手の遊ゴロ敵失で一死二三塁とし、 栗原選手の左犠飛で1点差とした。
 3回表、村田選手に中越えへ35号ソロを浴びて2点差に。 しかし大竹投手は4回表から立ち直り、6回表までを無失点に抑えた。
 4回裏、栗原選手の中前打と嶋選手の四球で無死一二塁とし、 石原選手が左越えへ適時二塁打を放って1点差に。 喜田剛選手が倒れて一死二三塁となったものの、小窪選手の右犠飛で同点とした。
 6回裏、嶋選手の四球と石原選手の左前打で一死一二塁とし、 喜田剛選手が右前適時打を放って1点を勝ち越した。
 投げては7回表からブラウワー・シュルツ・永川投手が1イニングずつを抑えて逃げ切った。
 4対3で勝利。広島の借金は3。3位中日とのゲーム差は3のまま。 永川投手は昨季自身が作った球団タイ記録のシーズン31セーブを達成。

 試合結果

 昨日とは逆の展開になりました。相手は最近連勝中の横浜エースの三浦投手。 序盤にリードされて苦しいなと思っていたら、追いつき勝ち越しました。 昨日との違いは終盤にダメ押しがなかったことぐらいですね。
 決勝打は喜田剛選手。4回裏無死二三塁の大チャンスで凡退していたので、 6回裏は燃えていたのでしょう。シーボル選手が二軍落ちしていますので、 レギュラー獲りへの大チャンスですしね。今季初のお立ち台でした。
 石原選手は3安打。4回裏と6回裏はチャンスを大きく広げる良い働きをしてくれました。 4回裏は無死一二塁だったので、送りバントかなとも思ったのですが、強攻して成功でしたね。
 大竹投手。立ち上がりはボール先行のピリッとしない投球で失点しましたが、途中から立ち直りました。 粘り強くなりましたね。8勝目です。
 継投はブラウワー・シュルツ・永川投手の必勝リレーが久々に決まりました。 シュルツ投手は四球からピンチを招きましたが、 ブラウワー・永川投手は3人でピシャリ。この形で安定してくれれば良いですね。
 永川投手。シーズンセーブ球団タイ記録おめでとうございます。今年はほとんど失敗がないので、 去年よりも嬉しいのではないでしょうか。新記録達成も時間の問題です(明日かな?)。

コズロースキーが左肘検査のため帰国へ

 コズロースキー投手が左肘の検査のため、12日に米国に帰国する。

 三軍にいるとは聞いていましたが、左肘痛だったんですね。お大事に。

ウエスタン情報

 試合結果

 松本・田中・鞘師選手の3安打、松山選手の5打点など18安打15得点の猛攻で快勝。 先発牧野投手は4回5安打3失点。

9月9日

ルイス3点リード守れず、CS進出に黄信号?

 対横浜戦、初回に横浜先発吉見投手を攻め、 赤松選手の左翼線二塁打と東出選手のバント安打で無死一三塁とし、 一死後、栗原選手の三ゴロ併殺崩れの間に1点を先制した。
 2回裏には石原選手が右越えへ9号ソロ、 ルイス投手が左越えへ2号ソロを放って3点をリードした。
 先発ルイス投手は3回まで1安打無失点と上々の立ち上がり。 しかし4回表、内川・村田選手の連打と吉村選手への死球で無死満塁とされ、 佐伯選手の右前適時打で1点。金城選手の三直を小窪選手の美技で一死とした後、 武山選手の遊ゴロの間に1点。 この打球で併殺を焦った梵選手が一塁へ悪送球する間に同点とされた。
 6回表には佐伯選手の一塁強襲安打と金城選手の犠打で一死二塁とされ、 二死後、吉見投手に右越えへ適時二塁打を浴びて1点を勝ち越された。 ルイス投手は6回9安打4失点で降板。
 7回表、上野投手が仁志・内川選手の短長打、村田選手の敬遠で無死満塁のピンチ。 救援したシュルツ投手が吉村・金城・武山選手に適時打を浴びて4点を追加された。
 広島打線は立ち直った吉見投手に3回以降8回まで無安打に抑えられ、 5安打で完投を許した。
 3対8で敗戦。広島の借金は4。3位中日とのゲーム差は3に広がった。

 試合結果

 3回までは楽しい試合だったのですけど…。ルイス投手が好投し、 自らの本塁打も出て3点を先行。楽勝ムードも漂っていたように思います。 それが4回表の一挙3失点で同点となり、まさかの展開に。
 4回表にリードを保ったままだったら、違う展開になっていたかも知れませんね。 そういう意味では梵選手の悪送球は大変痛かったです。
 打線は3回以降、緩急を使ってきた吉見投手を全く打てませんでした。 得点の気配すらありませんでしたね。逆に2回までによく3点取れたとすら思います。 吉見投手には打撃でもやられました。
 正念場の9連戦の初戦をエースのルイス投手で落としたのは痛過ぎます。 これで中日とのゲーム差が3になり、直接対決3連戦3連勝で追いつけるギリギリの差まで広がりました。 これ以上離されるとちょっと苦しくなりますね。明日は必勝です。

シュルツが出場選手登録

 シュルツ投手が出場選手登録された。

 大変厳しい場面での復帰登板になりました。 どうせ起用するならば回の頭からと思いますが、 負けている展開では7〜9回を上野・シュルツ・梅津投手で、 逆転すれば最後は永川投手と考えていたのでしょう。 前回セットアップで成功した上野投手の不出来が痛かったです。

ウエスタン情報

 試合結果

 今井投手が7回途中4安打2失点の好投。 打線は廣瀬選手の4安打、松山選手の3打点などで6得点。 シーボル選手がウエスタン初安打。

9月8日

お知らせ

 恒例の広島市立大学全館停電のため、 9月12日(金)夕方から13日(土)夜まで 本サイトにアクセスできなくなります。 ご迷惑をお掛けしますがご了解ください。
 個人成績等データ集のページを作りました。 エクセルファイルなので、閲覧できる方が限定されてしまいますが、 御興味がおありの方は御覧下さい。

SATOの無責任先発予想

 9日から広島で横浜3連戦、甲子園で阪神3連戦、神宮でヤクルト3連戦、 計9連戦。
 広島の先発はルイス・大竹・篠田・齊藤・前田健・谷間・ルイス・ 大竹・篠田投手と予想します。 中5日ローテになってしまいますが、この時期仕方ないでしょう。 谷間にはできれば高橋投手が間に合って欲しいですが、 無理ならば牧野投手あたりでしょうか。
 横浜先発は吉見・三浦・吉原投手でしょうか。
 正念場の9連戦。そろそろ大型連勝が欲しいですが、 最悪でも勝ち越せれば3位争いに生き残れそうな気がします。 熱い闘いを期待しています。

シーボルが出場選手登録抹消

 シーボル選手が出場選手登録を抹消された。

 意外性の一撃を待っていたのですが、出ず仕舞いでしたね。

復刻ユニフォームを23日から3試合着用

 広島球団は23日からの巨人3連戦で復刻版ユニフォームを着用することを発表した。 復刻されるユニフォームは1977年から1988年までのデザイン。

 カープ黄金時代のユニフォームですね。懐かしいです。

9月7日

前田健7回2失点で6勝目!4位浮上

 対阪神戦、広島打線は阪神先発金村暁の4回まで残塁の山。 5回裏、東出選手の中前打と天谷選手の犠打で一死二塁とし、 アレックス選手の右前適時打で1点を先制。暴投と嶋選手の投手強襲安打で二死一三塁とし、 石原選手が右前適時打して2点目。
 先発前田健投手は緩急・制球よく好投。3回表無死二塁、4回表二死一二塁のピンチも切り抜けた。 しかし6回表、赤星選手の中前打と平野選手への四球で無死一二塁とされ、 林選手の一ゴロを栗原選手が二塁へ悪送球して無死満塁の大ピンチ。 金本選手の右前へ抜けようかという二ゴロを東出選手が好捕して二塁アウトにする間に1点を返された。 なおも一死一三塁のピンチだったが、鳥谷選手を二直、関本選手を左直に抑えた。
 6回裏、前田健投手の中前打、東出選手の中前打、天谷選手の右前打で一死満塁のチャンス。 アレックス選手が併殺コースの遊ゴロを打ったが、平野選手が一塁へ悪送球する間に2点を追加した。 さらに救援した渡辺投手から栗原選手が左翼左へ適時二塁打を放って4点差とした。
 7回表、代打高橋光選手に左越えへ3号ソロを浴びて3点差とされた。 前田健投手は7回5安打2失点で降板。
 8回表は上野投手が3人でピシャリ、9回表は永川投手が1四球を与えたが抑えた。
 5対2で勝利。広島の借金は3。4位に浮上。

 試合結果

 前田健投手が好投しました。今日は立ち上がりから球の切れ、制球ともによく、 ある程度安心して見ていられました。前回あれだけメタメタだったのが信じられない出来でした。
 最大のピンチは先制直後の6回表。 球審のストライクゾーンが急に狭くなったことによる四球と栗原選手の失策が重なって無死満塁の大ピンチ。 このピンチは金本選手の打球に跳びついた東出選手の好守備に救われました。 あれが安打になっていたら、恐らく逆転されていたのではないでしょうか。 その後も鳥谷・関本選手に良い当たりをされましたが、野手の守備範囲。 運もありましたね。
 セットアッパーは上野投手。上位打線をしっかり抑えて、役割を果たしてくれました。 昨日お休みしたブラウワー投手は出せない状態のようですね。 一軍に合流しているシュルツ投手と入れ替えになるかも知れません。
 永川投手は3点リードもあって直球を多めの配球。冷やりとする打球や四球もありましたが、 無失点。節目の30セーブ目です。
 打線は序盤チャンスをものにできず残塁の山を築きました。 こういう展開の時は逆に阪神の方に先制されたりするものですが、 5回裏に先制点を挙げることができました。アレックス選手が殊勲の先制打。 この1点で終わらず、後をつないで石原選手にもバースデータイムリーが出ました。
 試合がほぼ決まったのは6回裏の3得点。阪神のミスに助けられてのものでしたが、 適時失策の2得点だけにとどまらず、栗原選手に追い打ちの適時二塁打が出たのが良かったです。
 その栗原選手は適時二塁打の直後に代走を送られて交代。 怪我の治療を受けている様子もなかったので、プチ休養日になったのではないでしょうか。 ある意味、広島ベンチの油断とも取れますが、結果的には阪神の反撃はほとんどありませんでした (追記:以前からの背中・腰の痛みのため大事を取ったようです。 ブラウン監督からは「そんなにたいしたことではないよ」とのコメントが出ています)。
 3カードぶりの勝ち越しで巨人・阪神6連戦を何とか3勝3敗にまとめました。 3位争いに生き残れましたね。

9月6日

延長12回力尽きる

 対阪神戦、初回に先発齊藤投手は赤星選手への四球と平野選手の犠打で一死二塁とされ、 二死後、金本選手に左前適時打されて1点を先制された。 2回表には関本選手に左越えへ7号ソロを浴びて2点差に。
 3回裏、阪神先発安藤投手を攻め、梵選手の左前打と齊藤投手の犠打などで二死三塁とし、 赤松選手の右前適時打で1点差に迫った。
 5回裏には一死から東出・赤松選手の連続左前打で一死一二塁とし、 二死後、栗原選手の右前適時打で同点。 この打球を処理した桜井選手が三塁へ悪送球する間に1点を勝ち越した。
 齊藤投手は3回表一死満塁のピンチを切り抜けると完全に立ち直り、5回表までを無失点。 6回表一死から鳥谷選手に右前打されたところで降板。 救援した青木勇投手は二死二塁とした後、鳥谷選手の盗塁で二死三塁のピンチ。 矢野選手の右前適時打で同点とされた。
 その後は両軍救援投手陣が好投。10回表には永川投手が二死満塁のピンチを招いたが、 鳥谷選手を二ゴロに抑えた。11回裏には久保田投手を攻め、 石原選手の中前打と梵選手の犠打で一死二塁としたが、シーボル選手凡退の後、 東出選手が敬遠され、代打緒方選手が凡退した。
 そして12回表、大島投手が赤星選手の中前打と平野選手の犠打などで二死三塁とされ、 金本選手を敬遠して一三塁。 金本選手が二塁へ盗塁風に進塁して二三塁とされ、 鳥谷選手に左前適時打を浴びて2点を勝ち越された。
 12回裏、先頭天谷選手が遊ゴロ敵失で出塁したが、 栗原選手が三ゴロ併殺に倒れるなどして3人で終わった。
 3対5で敗戦。広島の借金は4。3位中日と2ゲーム差の5位に後退。

 試合結果

 痺れるような緊張感溢れる試合でしたが、最後に力尽きて負けてしまいました。
 不安視されていた救援投手陣が7回表から11回表まで無失点の好投。 最後に残っていたのが大島投手とブラウワー投手で大島投手を投入。 最近のブラウワー投手の出来を考えると仕方なかったのかなという気がしますが、 大島投手には荷が重過ぎましたね。 誤算だったのは永川投手がピンチを招いて球数を多く投げ、 2イニング投げられなかったことでしょうか。
 先発齊藤投手は立ち上がりが悪く、どうなることかと思いましたが立ち直りました。 6回途中での降板になりましたが、延長12回まで行くと予めわかっていたならば、 続投だったんですけどね。次回も先発起用でしょう。
 打線。アレックス選手とシーボル選手をスタメンから外す対右投手スペシャル。 逆転したところまでは良かったのですが、その後は投手陣を見殺しにした形ですね。 11回裏はサヨナラ勝ちのチャンスだったんですけど…。
 明日は何とか勝って、3カード連続負け越しだけは阻止してもらいたいです。

9月5日

若武者篠田尻上がり

 対阪神戦、初回に先発篠田投手は赤星選手の一ゴロをベースカバーが遅れて内野安打とした。 赤星選手を牽制で挟殺したものの、関本・桜井選手に連続左前打され、 金本選手の一ゴロを再びベースカバーが遅れて内野安打として一死満塁のピンチ。 鳥谷選手に右前適時打を浴びて2点を先制された。
 広島打線はすぐさま反撃。1回裏に阪神先発下柳投手を攻め、 東出選手の左前打、赤松選手のバント安打、アレックス選手の右前打で無死満塁のチャンス。 ここで栗原選手が三塁線を破る2点適時二塁打を放って同点。 嶋選手の二ゴロを関本選手が適時失策して2点を勝ち越した。
 3回裏には赤松選手の左中間二塁打と栗原選手の四球などで一死一三塁とし、 嶋選手が右前適時打して3点差とした。
 篠田投手は2回以降立ち直り、5回までパーフェクト。 6回表に2四球で一死一二塁のピンチを招いたが、鳥谷・高橋光選手を抑えた。 篠田投手は6回を5安打2失点。
 7回裏、栗原選手が久保田投手から左翼席へ18号ソロを放って4点差とした。
 8回表、3番手ブラウワー投手が関本選手の左中間二塁打と連続暴投で1点を返された。 二死後、鳥谷・代打桧山選手の長短打で一三塁とされたところで永川投手が登板。 葛城選手を抑えた。9回表は3人でピシャリ。
 6対3で勝利。広島は連敗を2で止めて借金3。4位浮上。

 試合結果

 篠田投手、2勝目、そして広島市民球場初勝利おめでとうございます。 初回に5連打された(自らのベースカバー遅れの2本の内野安打を含む)ので、 どうなることかと思いましたが、2回以降見事に立ち直りました。 これで2試合連続の好投。ローテに定着してくれそうです。 反省するところは反省して、次回もよろしくお願いします。
 打線は2点を先制された直後に4点を挙げて逆転。 先の巨人戦では追いついても追い越せなかったので、 一気に逆転まで持って行ったのが良かったです。 篠田投手に勇気を与えることになったと思います。
 2回以降は押し気味に試合を進め、3回裏には1点を追加しましたが、 なかなか試合を決定付けるところまでは行きませんでした。 そんな中で出た栗原選手の一発は飛距離も試合展開上での意味も大きかったです。 栗原選手は初回の同点適時二塁打と合わせて3打点。 篠田投手とともにお立ち台でした。
 永川投手は8回表一発で同点のピンチで救援。見事な火消しでした。 セットアッパーのブラウワー投手を含め中継ぎ投手陣が全く信用できない状態になってきていますので、 今後も1イニング限定でない起用が増えてきそうです。 大変でしょうが、がんばってください。

末永が出場選手登録

 末永選手が出場選手登録された。

 ウエスタン最近3試合で2度のマルチ安打。上り調子という判断でしょう。 あるいは現在ウエスタン盗塁王ですから、今日のように代走での起用が多くなるのかもしれません。 ただし高橋投手か牧野投手あたりが再登録可能となるまでの暫定昇格の可能性もあるので、 少ないチャンスでしっかりアピールしないといけないですね。

主催試合観客動員100万人突破

 広島球団の主催試合観客動員数がこの試合で102万22391人に達し、 100万人を突破した。58試合目での突破で、昨年の62試合目を上回る早期突破となった。

 広島市民球場ラストイヤー、そしてクライマックスシリーズ進出争いでお客さんがたくさん入っています。 今のペースだと最終的に127万人に達しようかというペースです。

ウエスタン情報

 試合結果

 長谷川投手は7回途中7安打5失点。7回表の4点がなければというところですね。

9月4日

打線尻すぼみ、好投大竹を援護できず5位転落

 対巨人戦、初回に巨人先発金刃投手を攻め、赤松選手の中前打と天谷選手の犠打で一死二塁とし、 アレックス選手の左前適時打で1点を先制。栗原選手の左前打で一死一二塁とし、 二死後、石原選手が中前適時打して2点目。
 先発大竹投手は1回裏に亀井選手の右前打と小笠原選手の中前打で一死一三塁とされ、 ラミレス選手を併殺コースの三ゴロに抑えたが、シーボル選手が適時失策して1点差。 高橋由選手に一塁線を破る適時二塁打を浴びて同点。 阿部選手に四球を与えて一死満塁とされたが、二岡・坂本選手を連続三振に抑えた。
 大竹投手は2回裏以降立ち直り、7回裏まで無失点。 しかし8回裏、小笠原選手に右翼席へ28号ソロを浴びて1点を勝ち越された。 さらにラミレス選手に左中間二塁打を浴びて降板。 救援したブラウワー投手が高橋由選手に四球を与えて一二塁とされ、 一死後、代打大道選手に左中間へ2点適時二塁打を浴びた。 さらに二死後、木村拓選手に中前適時打を浴びて4点差とされた。
 広島打線は立ち直った金刃投手から時折チャンスを作るものの、2回表以降6回表まで零封。 7回表以降、越智・山口・豊田投手に抑えられた。
 2対6で敗戦。広島は2連敗で借金4。3位中日とのゲーム差は1のままだが、 ヤクルトに抜かれて5位転落。

 試合結果

 昨日は打ったら打たれて、今日は抑えたら抑えられて、投打の歯車が噛み合わず2連敗です。
 大竹投手は好投しました。初回のピンチはラミレス選手を併殺に抑えて切り抜けたと思ったら、 シーボル選手が失策してしまいました。2回以降ほぼ完璧だっただけに初回の2失点は惜しかったです。 小笠原選手の一発は高めへの失投でしたね。
 昨日、クルーン投手があんな状態でしたので、 今日は負けている場面でセットアッパーのブラウワー投手を投入。 しかし今日は火に油でしたね。今後にも不安を残しました。
 打線は金刃投手を予想して天谷選手以外は右打者を並べました。 初回に見事な速攻を見せましたが、その後が続きませんでした。 2回表のチャンスで1点でも取れていたら、また違った展開になっていたかもしれません。
 残念ながら5位に転落。3位中日とは1ゲーム差のままですが、 むしろ勢いのある4位ヤクルトの方が怖いかもしれません。置いて行かれないようにしないと。

高橋・岸本が登録抹消、大島が登録

 高橋投手と岸本投手が出場選手登録を抹消され、大島投手が出場選手登録された。 高橋投手は左肩や腰などの疲労感が抜けないため休養する。

 高橋投手の復帰までのメドは未定だそうです。 抹消の理由がルイス投手の時と似ていて、ルイス投手は復帰まで1ヵ月半かかっています。 最短の10日で帰ってきてくれれば、 来週のローテは、他の投手を中5日ローテで回せば、 何とか谷間を作らずに済むのですが… (篠田・齊藤投手は谷間扱いになっていません)。

9月3日

追いついても追いついても

 対巨人戦、初回に巨人先発上原投手を攻め、 東出・天谷選手の短長打と栗原選手の四球で一死満塁とし、 二死後、シーボル選手の三ゴロ敵失で1点を先制した。
 先発高橋投手は2回裏一死から二岡・阿部選手の短長打で同点。 4回裏には坂本選手のバント安打をきっかけに二死三塁とされ、 木村拓選手の中前適時打で1点を勝ち越された。 続く小笠原選手に中越えへ27号2ランを浴びて3点差とされた。 高橋投手は4回4失点KO。
 粘る広島は5回表、東出・天谷選手の連打で一死一二塁とし、 アレックス選手が左中間へ13号3ランを放って同点とした。
 6回裏、上野投手が代打大道選手の中前二塁打をきっかけに一死三塁とされ、 青木高投手が二死後、小笠原選手に中越え適時三塁打を浴びて1点を勝ち越された。 救援した青木勇投手がラミレス選手に投じた内角球を倉捕手が捕逸して2点差とされた。
 粘る広島は7回表、山口投手を攻め、梵・東出選手の長短打で無死一三塁とし、 代打緒方選手が右中間適時二塁打して1点差に。 越智投手からアレックス選手が四球を選んで無死満塁のチャンス。 栗原選手の三ゴロ併殺の間に同点とした。
 7回裏、二死から阿部選手への四球と坂本選手の左前打で一二塁とされ、 寺内選手の左翼左への適時二塁打で1点を勝ち越された。 8回裏には岸本投手が代打古城選手の投直を体で止めたが一塁へ悪送球。 小笠原選手に右翼右へ二塁打されて無死二三塁のピンチ(小笠原選手はサイクル安打を達成)。 救援した梅津投手がラミレス選手に左越えへ35号3ランを浴びて4点差とされた。
 粘る広島は9回表にクルーン投手を攻め、 一死から東出・赤松選手の連続四球で一二塁とし、 アレックス選手が中越えへ2点適時二塁打して2点差。栗原選手の二ゴロで二死三塁とし、 嶋選手の四球が暴投となって1点差に迫った。しかし木村選手が空振り三振。
 9対10で敗戦。広島の借金は3。3位中日とのゲーム差は1のままだが、 5位ヤクルトに0.5ゲーム差に迫られた。

 試合結果

 打線はよく粘りましたが、もう一押しあればという場面も多かったです。
 投手陣はダラダラと失点を重ねました。最後が1点差だったことを考えると、 あの1点が、この1点がもったいなかったとなりますね。
 高橋投手。ここ数試合、何とか粘っていますが、ピリッとせず投球内容がよくないです。 何とか持ち直してもらいたいです。
 中継ぎ投手陣。青木勇投手の7回裏二死からの失点は痛かったですね。 あの回を0点に抑えていれば、8回裏からブラウワー投手を投入することもできていたのですが。
 8回裏の岸本投手。最近同じような場面での救援失敗が目立つ印象です。 梅津投手を左打者に当てたくないのでしょうが、回の頭から梅津投手で行った方が良かったのでは。
 アレックス選手は起死回生の同点3ラン、土壇場の2点適時二塁打、計5打点の活躍。 8月1ヶ月の合計打点と同じ打点をこの1試合で稼ぎました。
 緒方選手は7回表に追い上げの適時二塁打。8月6日以来の安打になります。
 中日とのゲーム差は変わりませんでしたが、ヤクルトが追い上げてきました。 三つ巴で3位争いになりそうですね。

9月2日

ルイスハーラートップタイ13勝!中日に1ゲーム差

 対巨人戦、2回表に巨人先発高橋尚投手を攻め、 嶋選手の右前打とシーボル選手の左前打で一死一二塁とし、 石原選手のエンドランが右前適時打となって1点を先制。 小窪選手の四球で一死満塁とし、ルイス投手が右犠飛を上げて2点目。
 5回表には赤松選手のバント安打、東出選手の左前打、アレックス選手の四球などで一死満塁とし、 二死後、嶋選手が中前へ2点適時打を放って4点をリードした。
 先発ルイス投手は直球とスライダーを軸に安定した投球。 4回裏一死一三塁のピンチも李・亀井選手を連続三振。 6回裏には木村拓・小笠原選手の長短打で無死一三塁とされたが、 ラミレス選手の二ゴロ併殺の間に1点を失ったのみ。7回を6安打1失点で降板。
 8回裏はブラウワー投手が二死二塁のピンチを招いたが、小笠原選手を右直に抑えた。
 9回表、林投手を攻め、アレックス・栗原選手の連続左前打と天谷選手の二ゴロ敵失で一死満塁とし、 木村選手が押し出し四球を選んで4点差とした。
 9回裏、3番手梅津投手がラミレス・李選手の連打で無死一三塁のピンチ。 救援した永川投手が代打大道選手の遊ゴロ併殺の間に1点を返されたが、 後続に1四球与えただけで逃げ切った。
 5対2で勝利。広島の借金は2。3位中日にまたまた1ゲーム差に迫った。

 試合結果

 ルイス投手が好投。打線も早めにルイス投手を援護し、 まずまず安心して試合を見ることができました。
 ルイス投手。序盤は味方の好守備もあって、ほぼ完璧な出来。中盤にピンチがありましたが、 粘り強く投げて最少失点に食い止めました。打でも2回表一死満塁から右犠飛の活躍。 これで最多勝争いトップに並ぶ13勝目。エースの働きでした。
 打線は苦手の高橋尚投手から早々と先制。石原選手のエンドランが見事に決まりました。 続く小窪選手の時にも0−3からエンドランだかランエンドヒットだかを仕掛け、 1−3から巨人はピッチドアウトして四球。 巨人ベンチはスクイズ・エンドラン警戒で、 もし何も仕掛けてこなくても一死満塁でルイス投手で併殺を狙うという考えだったようですが、 広島ベンチの積極的な仕掛けが巨人ベンチを疑心暗鬼にしたことは確かでしょう。
 中押しは5回表。一死満塁で栗原選手が凡退して嫌な雰囲気があったのですが、 嶋選手がそれを払拭する中前適時打。貴重な追加点となりました。
 9回表のダメ押し点は永川投手の投入を躊躇わせたという意味で裏目になりかけました。 1点だけでなく、もう少し取れれば良かったのですが。
 守りも良かったですね。1回裏の栗原選手のダイビングキャッチ。2回裏の赤松選手のランニングキャッチ。 3回裏の小窪選手の横っ跳び好捕。8回裏のアレックス選手の地面スレスレのランニングキャッチ。 巨人が2失策したことを考えると、守り勝ちだったとも言えます。
 永川投手は4点差の9回裏無死一三塁、セーブが記録される状況になってからの登板でした。 ヒットでつながれると嫌な場面でしたが、大道選手を注文通り併殺打に打ち取りました。 28セーブ目です。
 中日とまたまた1ゲーム差。今度こそ追いつきたいところですが、中日が負けないと差は縮まりません。 当面は中日に追いつくことよりは借金完済を目指した方が良いかもしれませんね。

木村が移籍初打点

 木村選手は9回表一死満塁で林投手から押し出し四球を選び、移籍初打点を記録した。

 おめでとうございます。

ウエスタン情報

 試合結果

 牧野投手が4回4安打1失点、宮崎投手が3回を無安打無失点とまずまず。 打線は松山・田中選手の3安打など16安打6得点。

フェニックスリーグが10月7日から

 プロ野球12球団などが参加するフェニックス・リーグが10月7日から23日まで宮崎県内で開催される。

 若手選手はしっかり鍛えて欲しいですね。

衛藤雅登氏が自由契約公示

 1976年に引退した衛藤雅登氏が自由契約選手として公示された。

 おそらくアマの指導者になるためと思われます。 カープでマネージャーをやっておられたと思うんですが。

8月月間MVP発表

 8月の月間MVPが発表された。セは横浜の内川選手と中日の山本昌投手、 パはオリックスのカブレラ選手と西武の岸投手。山本昌投手は43歳での史上最年長受賞で、 大野豊投手の41歳8ヶ月を抜いた。

 栗原選手は月間打点王だったのですが…。残念。

9月1日

SATOの無責任先発予想

 2日から巨人3連戦、京セラドームで2試合、松山で1試合。続いて広島で阪神3連戦。 計6連戦。
 広島の先発はルイス・大竹・高橋・篠田・齊藤・前田健投手と予想します。 回復に時間がかかるらしい高橋投手の間隔を中7日にしてみましたが、 大竹投手以外の投手も中5日にすればもっと開けることが可能です。 前田健投手は前回2回しか投げていないので中6日は必要ないかもしれません。
 巨人の先発は高橋尚・上原・金刃投手でしょうか。
 この6連戦、最低でも3勝3敗で乗り切ってクライマックスシリーズ進出争いに生き残りたいですね。
 ちなみに6日(土)阪神戦の入場券は全席売り切れ、当日発売なしだそうです。