カープ日記


8月15日

救援投手陣6回無失点!3連勝で3位中日に1差

 対巨人戦、初回に巨人先発木佐貫投手を攻め、東出選手の中前打をきっかけに二死二塁とし、 栗原選手が左前適時打して1点を先制した。
 しかし1回裏、先発高橋投手は木村拓選手への四球の後、小笠原選手に右前打されたが、 アレックス選手が木村拓選手を三塁で刺して二死一塁。 ラミレス選手の左越え二塁打で二死二三塁とされ、 谷選手に右前へ2点適時打を浴びて逆転された。
 2回表、嶋選手が左越えへ6号ソロを放って同点。
 しかし2回裏、坂本選手の中前打などで二死二塁とされ、 鈴木尚選手に中前適時打を浴びて1点を勝ち越された。
 3回表、赤松選手の中前打と盗塁、アレックス選手の左前打、 嶋選手の四球で一死満塁として木佐貫投手をKO。 西村投手からシーボル選手が左前へ2点適時打を放って逆転した。 さらに倉選手が左前適時打を放って2点をリードした。
 しかし3回裏、小笠原選手の中前打と谷選手への四球で一死一二塁とされ、 二岡選手の左前適時打で1点差に迫られた。 高橋投手は続く一二塁のピンチは抑えて3回で降板。
 4回裏から登板した上野投手は5回裏に小笠原・ラミレス選手の連打で無死一二塁のピンチ。 救援したシュルツ投手が谷・二岡・代打亀井選手を抑えてピンチ脱出。 6回裏も坂本選手の中前打をきっかけに二死三塁とされたが、 木村拓選手を空振り三振に抑えた。
 7回裏8回裏はブラウワー投手が3者連続三振を含むパーフェクト。 9回裏は永川投手が二死から木村拓選手に二塁内野安打されたが、 小笠原選手を空振り三振に抑えて逃げ切った。
 5対4で勝利。広島は3連勝で借金は1。3位中日に1ゲーム差に迫った。

 試合結果

 3回までの打撃戦から一転、4回からは両軍救援投手陣同士の投手戦。 救援投手陣が踏ん張って、わずか1点のリードを守り切ってくれました。
 上野投手は3回までの打撃戦の流れを巨人の金刃投手とともに断ち切ってくれました。
 シュルツ投手は5回裏無死一二塁の大ピンチで救援。 3者を抑えてピンチを切り抜けてくれました。6回裏も抑えて5月25日以来の2勝目です。
 ブラウワー投手は2回を完璧な投球。巨人にとっては初物ということもあって、 全く危なげない投球でしたね。
 永川投手。二死から一発でサヨナラの場面を作って小笠原選手。 正直言って嫌な予感はしたのですが、きっちり抑えてくれました。23セーブ目です。
 継投は完璧だったのですが、 ただひとつ気になることがあって、今日の展開で横山投手が登板しなかったこと。 普通ならば8回表のブラウワー投手の打席では代打が出て、 8回裏は横山投手だったのではないかと思えるんですね。 首脳陣は横山投手の調子をイマイチと見ているんでしょうね。
 高橋投手。シンカーを狙い打ちされたようですが、 制球、球の切れも悪かったです。味方の好守備で立ち直るかと思ったのですが…。 早めの交代も仕方なかったですね。次回がんばってください。
 打線は3回まではよく打ちましたね。何点でも取れそうな雰囲気があったのですが、 5回以降は無安打でした。駄目押し点が欲しいところでしたが、 それがなくて勝てたわけですから投打の歯車が噛み合っているということでしょう。
 守備も良かったですね。初回のアレックス選手の三塁へのレーザービーム。 2回裏には小窪選手が中前に抜けそうな木佐貫投手のゴロをうまく処理。 9回裏には栗原選手が高橋由選手の一塁線を抜けそうなゴロを好捕。 2回裏の赤松選手のバックホームと倉選手のブロックもセーフという判定ではありましたが、 良いプレーでした。9回裏の木村拓選手の二ゴロに対する東出選手の守備も同様です。
 シーボル選手がまたも打点。シュルツ投手とブラウワー投手も好投。 ルイス投手の復帰時期が近づいていますが、 外国人選手枠についてブラウン監督はどのような結論を下すでしょうか?
 3連勝でついに借金は1。中日とのゲーム差も1になりました。 この勢いで一気に勝率5割復帰、3位浮上と行きたいですね。

8月14日

大竹今季初完封勝利!赤松3打点で援護!

 対中日戦、先発大竹投手と中日先発川井投手の投手戦。 6回裏に川井投手を攻め、一死から東出選手が中前打した後、 赤松選手が左中間へ7号2ランを放って均衡を破った。 アレックス選手の右前打、栗原選手の左前打、 嶋選手の二ゴロ敵失で一死満塁として川井投手をKO。 金剛投手からシーボル選手が来日初犠飛となる中飛を上げて3点差とした。
 7回裏には二死から東出選手の右前打が敵失を誘って二死二塁とし、 赤松選手が右中間へ適時三塁打を放って4点をリードした。
 大竹投手は緩急を使い、制球も良く、安定した投球。 ピンチらしいピンチは初回一死二塁だけ。 プロ初の無四球完封勝利がかかった9回表には二死から李選手に四球を与えたものの、 わずか3安打で今季初完封勝利。
 4対0で勝利。広島は2連勝で借金は2。

 試合結果

 大竹投手が素晴らしい投球をしてくれました。 ほとんど中日打線につけ入る隙を与えませんでしたね。 途中まで相手の川井投手も好投して投手戦になったのも、 緊張感を持ち続けることができて、大竹投手にはプラスに働いたのではないでしょうか。 ここのところ先発投手が序盤に潰れて救援投手陣に負担がかかっていましたから、 この完投完封はチームに対して大きな貢献ですね。 この調子で次回も頑張ってください。
 打のヒーローは赤松選手。 試合展開から大竹投手を見殺しにするパターンなのかなと思い始めていたところだったのですが、 好投していた川井投手から値千金の先制2ラン。 あの場面は一死一塁で、二死になってもいいから送りバントでもしないかななどと思っていましたが、 失礼しました。7回裏にも二死二塁から右中間へ適時三塁打。計3打点の大活躍。 広島市民球場で初のお立ち台でした。
 チャンスメーカーになったのは東出選手。6回裏には中前打で赤松選手の2ランを呼び、 7回裏には右前打で相手守備の一瞬のミスを逃さず二塁を陥れました。 東出選手が二塁に行っていなければ、 赤松選手の右中間への当たりは単なる中前打だった可能性もありました。
 好守備もいくつかありましたが、 印象に残ったのは7回表無死からウッズ選手の遊撃左へのゴロを跳びついた小窪選手の守備。 大竹投手には得点直後の失点が結構あるので、あの場面は大きかったように思います。
 既にいろいろなところで言われていますが、やはり五輪効果で戦力差が埋まっていますね。 今日の試合で言えばデラロサ選手の守備。 失策したこと以外にも荒木選手ならば捕れていた打球があったように思いました。 この機を逃さず一気にAクラスへ駆け上がってもらいたいです。

8月13日

5点差なんの、シーボル殊勲の逆転2ラン!

 対中日戦、先発牧野投手は初回に井端選手に初球を左越えへ先頭打者本塁打された。 中村紀選手への四球とウッズ選手の左翼線二塁打で一死二三塁とされ、 和田選手の一ゴロの間に2点目。井上選手の中前適時打で3点目。
 2回表にも中田投手への四球の後、中村紀選手に左越えへ21号2ランを浴びて5点差とされた。 牧野投手は3回5失点でKO。
 2回裏、中日先発中田投手を攻め、 嶋選手の右前打とシーボル選手の右中間二塁打で一死二三塁とし、 石原選手の右犠飛で1点を返した。
 3回裏にも東出・天谷選手の連続内野安打などで二死一三塁とし、 栗原選手の左前適時打で3点差に。嶋選手の右前適時打で2点差に。 シーボル選手の左前適時打で1点差に迫った。
 そして5回裏、二死から嶋選手が中前打した後、 シーボル選手が左越えへ10号逆転2ランを放った。
 投げては4回表から宮崎・岸本・梅津・シュルツ・ブラウワー投手をつないで中日打線を零封。
 追加点の欲しい広島は8回裏、浅尾投手を攻め、 石原選手の右前打と代打前田選手の四球の後、 木村選手の犠打が浅尾投手の失策を誘って無死満塁のチャンス。 東出選手の投前スクイズが野選を誘って1点を追加。さらに赤松選手が中前へ2点適時打。 一死二三塁から栗原選手が右越えへ2点適時二塁打を放って6点差とした。
 9回表は永川投手が3人で抑えた。
 11対5で勝利。広島の借金は3。

 試合結果

 いきなり5点差にされた時はガックリきましたが、 今日も打線の粘りと救援投手陣の踏ん張りで試合の流れを引き戻しました。 最近こういうパターンの試合が多いですね。
 栗原・嶋・シーボル選手が3安打ずつで得点源になりました。 シーボル選手は3安打がいずれも得点に絡む活躍。 特に5回裏の逆転2ランは値千金の一撃でしたね。 「意外性の男」が定着した感もありますが、この調子で打ちまくれば、 「打って当たり前の男」になるかもです。
 宮崎投手が今季初勝利。この6連戦中のどこかで先発があるかと思っていましたが、 中継ぎで登板しました。2イニングを無失点に抑えて、試合の流れを引き戻しました。
 牧野投手。調子が悪かったのでしょうね。ローテ入りしてくれるかもという期待もあったのですが…。
 苦しい展開の試合をよく戦ってくれていると思いますが、 結局先発投手が仕事をしてないということなんですよね。 明日の先発が高橋投手なのか大竹投手なのかわかりませんが、 しっかり試合を作ってもらいたいですね。

ウエスタン情報

 試合結果

 長谷川投手が3回7安打5本塁打6失点の大乱調。 中途半端に二軍で好投するよりも一度二軍で落ちるところまで落ちれば、 復調した時にその手ごたえがはっきりわかるのではないでしょうか。 そういう意味で、これはこれで良かったと思います。

8月12日

4点差追いつくも5連勝の壁

 対中日戦、先発前田健投手は制球が安定せず、 3回表に山本昌・井端選手への連続四球で無死一二塁とされ、 一死後、李選手に右中間へ9号先制3ランを浴びた。二死後、 和田・中村紀選手に連続四球を与えてKOされた。 救援した岸本投手が井上選手に左翼線へ適時二塁打を浴びて4点をリードされた。
 3回裏、中日先発山本昌投手を攻め、一死から石原選手が中堅右へ8号ソロを放って3点差。 代打上村選手の中前打と東出選手のバント安打で一死一二塁とし、 小窪選手の投ゴロを山本昌投手が二塁へ悪送球して2点差とした。 なおも一死一二塁のチャンスだったが、アレックス・栗原選手が凡退した。
 5回裏、代打赤松選手の左直を和田選手が落球して無死二塁のチャンス。 東出選手の犠打で一死三塁とし、小窪選手が左犠飛を上げて1点差に迫った。
 4回表以降、上野・梅津・シュルツ投手が中日打線を零封して迎えた8回裏。 二死から栗原選手が左中間へ15号ソロを放って同点に追いついた。
 しかし9回表、横山投手があっさり二死無走者としたが、 李選手に右翼席へ10号ソロを浴びて勝ち越された。
 9回裏は2番手高橋投手に天谷・石原・代打倉選手が凡退。
 4対5で敗戦。広島はまたも5連勝ならず借金4。

 試合結果

 栗原選手に同点本塁打が出た時はいけると思ったんですけど、 横山投手がまさかの被弾。これも5連勝の壁ですかね。 未だブラウンカープになって5連勝がありません。
 横山投手。フォークを狙い打たれたようです。直球の走りがよくないのがちょっと気になりますね。 これで連続試合無失点は22試合でストップ。 梅津投手の球団記録23試合を抜いてくれるかと思っていたのですが…。
 前田健投手。制球が悪く、四球連発で自滅。四球で走者を許した後で一発という最悪の展開。 さらに悪かったのが、本塁打で相手の攻撃の流れが切れるはずのところでまたしても連続四球。 4点目につながってしまいました。まだ若く経験の少ない投手ですから安定感を求めるのは酷でしょうが、 次回の登板では今回の失敗を取り返す好投をお願いしたいです。
 打線。3回裏に2点しか取れなかったのが痛かったです。 山本昌投手が自らのミスで失点して浮き足だっているところだったのですが…。
 5回裏2点負けている無死二塁の場面で送りバント。高校野球ではよくありますが、 プロ野球ではなかなかないです。得点につながりましたし、良い作戦だったのではないでしょうか。

上村が移籍初安打

 上村選手が出場選手登録された。3回裏に代打で出場し、移籍初安打となる中前打を放った。

 移籍初安打だったんですね。おめでとうございます。

ウエスタン情報

 試合結果

 先発篠田投手は2回1安打無失点で降板。 アクシデントでなければ一軍登板に向けて切り上げたという可能性が高いですね。
 2番手青木高投手が4回0/3を3失点でウエスタン初勝利。

8月11日

SATOの無責任先発予想

 12日から広島で中日3連戦、続いて東京ドームで巨人3連戦、計6連戦。
 広島の先発は前田健・高橋・大竹・牧野・宮崎・谷間投手と予想しますが、 4日間休みがあったのでよくわかりません。 ルイス投手が17日に間に合いそうにないのが残念。 谷間には二軍から上がってくる誰かでしょうね。 大島・齊藤・篠田・コズロースキー・長谷川投手あたりでしょうか。
 中日の先発は中田・山本昌・小笠原投手でしょうか。こちらもよくわかりません。
 3位中日とは3ゲーム差。3つ取れば一気に追いつけますが、とりあえず勝ち越したいですね。  

追加日程発表

 追加日程が発表された。
9月25日(木) 広島−巨人 18:00(広島)
9月26日(金) 上記予備日
9月27日(土) 広島−ヤクルト 18:00(広島)
9月28日(日) 広島−ヤクルト 14:00(広島)
9月29日(月) 阪神−広島 18:00(甲子園)
9月30日(火) ヤクルト−広島 18:20(神宮)
10月1日(水) ヤクルト−広島 18:20(神宮)
10月2日(木) ヤクルト−広島 18:20(神宮)
10月3日(金) 巨人−広島予備日 18:00(東京ド)
10月4日(土) 横浜−広島 14:00(横浜)
10月5日(日) 横浜−広島 14:00(横浜)
10月6日(月) 共通予備日

 雨天中止等がなければ9月28日がレギュラーシーズンの広島市民球場最終戦になります。 日曜日ですし、チケットは早めに抑えておいた方がよいでしょうね。 でもできればその後にもクライマックスシリーズや日本シリーズがあってほしいです。

スカウト会議開かれる

 広島球団はスカウト会議を開き、高校生指名選手の絞り込みを行い、 神奈川・東海大相模高の大田泰示内野手にトップクラスの評価を与えた。 また広島・広陵高の中田廉投手、宮崎商高の赤川克紀投手、愛知・享栄高の八木亮祐投手、 長野・東海大三高の甲斐拓哉投手、奈良・智弁学園高の阪口剛投手、 愛知・桜丘高の中川大志投手らをリストアップした。

 強打の日本人三塁手がぜひ欲しいですよね。

26日に折りづるナイター

 26日のヤクルト戦で「折りづるナイター」が行われる。広島平和文化センターに協力し、 核廃絶を目指した平和のメッセージを発信する。

 地域密着が浸透してきたおかげでこういった活動にカープを利用してもらえるようになったということでしょう。

ブラウン監督ら打ち水イベントに参加

 広島市民球場で「打ち水」体験イベントがあり、 ブラウン監督や栗原選手ら7選手が参加した。

 「打ち水」と聞くとなんだか昭和の香りがしますね。

8月10日

ウエスタン情報

 試合結果

 終盤に投手陣がつかまり、4点差を逆転されて3連敗。 先発齊藤投手は7回途中4安打2失点の好投。

8月9日

栗原、日本代表相手に決勝2ランなど5打点

 日本代表対セ・リーグ選抜が東京ドームで行われ、 セ・リーグ選抜が4回裏に栗原選手の2ランや3点適時二塁打などで大量10点を挙げて、 11対2で大勝。
 東出選手は1番二塁手でスタメン。1回裏、和田投手から遊ゴロ。3回裏、空振り三振。 4回裏無死満塁、川上投手から中前適時打。5回裏二死二塁、田中投手から右前打。 6回表の守備から交代。4打数2安打1打点。
 栗原選手は4番一塁手でスタメン。2回裏、和田投手に見逃し三振。4回裏無死二塁、 川上投手から左翼席上段へ勝ち越し2ラン。二死満塁、田中投手から右中間へ3点適時二塁打。 5回裏二死満塁、空振り三振。8回裏、上原投手に見逃し三振。5打数2安打5打点。
 石原選手は9番捕手でスタメン。3回裏、和田投手に空振り三振。4回裏無死満塁、 川上投手から左前適時打。5回裏に代打を出されて交代。2打数1安打1打点。
 大竹投手は3回表に登板。宮本選手を三ゴロ。青木選手を三邪飛。新井選手を遊ゴロ。 4回表、稲葉選手を二飛。GG佐藤選手を一飛。阿部選手を二ゴロ。2回をパーフェクト。

 栗原選手。これがもしオールスターゲームだったらMVP級の活躍でした。 今現在だけの調子を見れば代表入りしていてもおかしくない選手ですが、春先不調でしたからね。
 日本代表。調整とか調子を見極めるとか勝負以外の要素もあった試合でしたからこんなことになりましたが、 本番では調子の悪い投手は早めに見切るでしょう。北京五輪での活躍を祈ります。

青木高が出場選手登録抹消

 青木高投手が出場選手登録を抹消された。

 誰が上がってくるのでしょうか。左腕の誰かですかね。

ウエスタン情報

 試合結果

 ルイス投手が3回8安打5失点でウエスタン初黒星。

8月8日

ウエスタン情報

 試合結果

 好投が続いていた今井投手が8回途中11安打8失点して連勝ストップ。

8月7日

救援投手陣奮闘!逆転で阪神を3タテ

 対阪神戦、3回表に小窪選手が阪神先発下柳投手から左越えへ2号先制ソロを放った。
 先発宮崎投手は制球が定まらず3回途中まで4四球。3回裏二死から平野選手に左前打された後、 鳥谷選手に右越えへ8号逆転2ランを浴びた。 続く金本選手にも右越えへ18号ソロを浴びて2点差とされた。宮崎投手は3回3失点KO。
 4回以降下柳投手に完璧に抑えられていた広島打線は7回表に反撃。 赤松選手の四球とアレックス選手の遊ゴロで一死二塁とし、 栗原選手が中前に落ちる適時二塁打を放って1点差。嶋選手の四球で一二塁とし、 シーボル選手が左翼線へ適時二塁打を放って同点。 一死二三塁から石原選手が中犠飛を放って1点を勝ち越した。
 投げては4回裏5回裏を牧野投手が1安打無失点、 6回裏を岸本投手が1安打無失点に抑えて反撃を待った。 1点リードしてからは7回裏8回裏を横山投手が完璧に抑えた。 9回裏は永川投手が一死から四球を与えたが、 代打高橋光選手を三ゴロ併殺に抑えて逃げ切った。
 4対3で勝利。広島は4連勝で借金3。広島は今季初の同一カード3連戦3連勝。 単独4位に浮上。

 試合結果

 天敵下柳投手を相手に小窪選手の本塁打で先制したものの、 逆転されてからはスイスイ投げられていました。 さすがに3タテは難しいかなと思い始めていた7回表に一気の逆転劇。
 きっかけは赤松選手の四球。アレックス選手の遊ゴロで二進した後、 栗原選手の中前への飛球で赤松選手が判断よくホームイン。栗原選手も判断よく二塁へ飛び込みました。 嶋選手が四球でつないだ後、意外性の男シーボル選手が今日もやってくれました。 左翼線への同点適時二塁打。 仕上げは石原選手があわや中越えかという犠飛で勝ち越し。 ワンチャンスで一気に逆転まで持って行きました。
 ヒーローインタビューは石原選手。決勝犠飛と2つの盗塁阻止。 そして4回以降、阪神打線を零封した好リード。
 忘れてならないのが救援投手陣の好投。 牧野・岸本・横山・永川投手が阪神に追加点を与えなかったことが勝利につながりました。 中でも横山投手の気迫溢れる投球にはシビれました。
 唯一残念だったのが宮崎投手の投球。制球が悪く四球を連発。 ストライクを取りに行って長打を浴びてしまうという最悪の出来でした。 明日から4日間試合がないので今日は早めの継投ができましたが、 3回で潰れているようでは困ります。
 チームの調子が上がってきたところでしばらく休みになるのは残念な気もしますが、 救援投手陣にとっては良い休みになるでしょう。試合のない期間をうまく過ごして、 さらなる快進撃につなげてほしいですね。12日からの中日戦を楽しみに待っています。

ウエスタン情報

 試合結果

 大島・森・小島投手が中日打線をスミ1に抑えるも、 山内投手に1失点完投を許して引き分け。
 山本芳選手が3安打。梵選手が2盗塁。

8月6日

シーボル決勝弾!高橋・ブラウワー・永川継投決まる

 対阪神戦、4回表に阪神先発ボーグルソン投手から小窪選手がチーム初安打となる 右中間二塁打を放ち、アレックス選手の死球と栗原選手の四球で無死満塁のチャンス。 二死後、天谷選手が押し出し四球を選んで先制。さらに暴投で2点目。
 先発高橋投手は毎回安打されながらも粘投で3回まで無失点。 しかし4回裏一死から金本・高橋光選手に右中間へ連続二塁打を浴びて1点差。 桜井・野口選手への連続四球で一死満塁とされたが、 バルディリス・代打浅井選手を抑えてピンチ脱出。
 5回裏、赤星選手の遊撃内野安打を小窪選手が一塁へ悪送球して無死二塁とされ、 関本選手の犠打で一死三塁のピンチ。鳥谷選手の右前適時打で同点とされた。
 7回表、阪神3番手リーソップ投手からシーボル選手が左越えへ9号ソロを放って勝ち越し。
 8回表には代打喜田剛選手の右越え三塁打で一死三塁としたが、 アレックス選手の投ゴロで代走木村選手が三本間で挟殺。 栗原選手の左前打で二死一三塁とした後、 嶋選手が右中間へ2点適時二塁打して3点をリードした。
 高橋投手は7回8安打2失点で降板。8回裏はブラウワー投手が、 9回裏は永川投手が抑えて逃げ切った。
 5対2で勝利。広島は3連勝で借金4。ヤクルトと並んで同率4位。

 試合結果

 昨日16安打で6点しか取れなかった打線が今日は7安打で5得点。 ボーグルソン投手の自滅があったとはいえ、効率の良い攻めでした。
 シーボル選手が決勝本塁打。リーソップ投手の甘い速球をものの見事に左翼席へ運びました。 意外性の男の本領発揮といったところでしょうか。よく打ってくれました。
 4回表、8回表の得点は大チャンスが潰れたかなと思えたところからの得点でした。 それだけに阪神側へ与えたダメージは大きかったのではないでしょうか。 天谷選手は四球をよく選んでくれましたし、嶋選手はよく打ってくれました。
 高橋投手。4回裏と5回裏はえらくあっさり失点したなという印象でしたが、 全体的には粘りの投球。初回に赤星選手の三塁打になりそうなところを アレックス選手と東出選手がナイスな中継プレーで刺したのも大きかったですね。 結局7回を2失点で、しっかりと先発の役割を果たしました。 これで8勝目。2ケタ勝利がハッキリと見えてきました。
 ブラウワー・永川投手の勝利の方程式も決まりました。 ブラウワー投手は立ち上がりにボールが先行して、ちょっと危ないかなという感じがありましたが、 途中から修正できました。永川投手は完璧でしたね。
 この阪神3連戦、あっさりと勝ち越しを決めました。 この勢いで明日は今季初の同一カード3連勝といきたいですね。

ウエスタン情報

 試合結果

 最終回に逆転して勝利。長谷川投手は6回7安打4失点と今ひとつ。

8月5日

前田健好投!東出先制魔走塁!

 対阪神戦、初回に阪神先発岩田投手を攻め、東出選手の左前打と赤松選手の犠打、 アレックス選手の左前打で一死一三塁のチャンス。 栗原選手の三ゴロで東出選手が三本間に挟まれたが、 岩田投手のタッチをかいくぐって先制のホームイン。
 6回表、シーボル選手の四球と石原選手の左前打で一死一二塁とし、 小窪選手の左前適時打で2点目。
 先発前田健投手は5回まで毎回のように走者を許しながらも緩急を使った投球で粘投。 しかし6回裏に金本選手に右越えへ17号ソロを浴びて1点差とされた。
 7回表、久保田投手を攻め、赤松選手の中前打と盗塁、アレックス選手の四球、 栗原選手の死球で無死満塁のチャンス。嶋選手が右前へ2点適時打して3点差。 一死後、石原選手が左中間へ2点適時二塁打して5点をリードした。
 投げては7回裏からブラウワー・横山・上野投手をつないで阪神打線を零封。
 6対1で勝利。広島は2連勝で借金5。

 試合結果

 初回に東出選手のちょこまかした走塁で先制した後、なかなか追加点が取れませんでした。 ようやく6回表に追加点を挙げましたが、 4安打1四球を集めながら走塁ミス2つでわずか1得点という拙攻ぶりでした。 直後に金本選手の本塁打で1点差にされ、流れが変わりかねないところでしたが、 7回表の大量点で勝負を決めました。
 7回表は赤松選手の足の威力、四死球の怖さを感じました。 嶋選手と石原選手もよく打ってくれました。昨日の集中打を思わせましたね。
 前田健投手が好投しました。ピンチも多かったですが、動じず粘ってくれました。 カーブ、チェンジアップ、直球のコンビネーションがよかったです。 前回の阪神戦でも好投しましたし、阪神キラーになってくれるかも知れませんね。 6月27日以来の3勝目です。

前田健が田中に代わり出場選手登録

 田中選手が出場選手登録を抹消され、前田健投手が出場選手登録された。

 とりあえず一軍首脳陣が田中選手の能力把握を行ったといった感じですかね。

ウエスタン情報

 試合結果

 ルイス投手が復帰してウエスタン初登板。2回を2安打1四球無失点。MAX145キロ。
 梵選手も復帰して5打数1安打1盗塁。

8月4日

連打祭りで大逆転勝利

 対ヤクルト戦、初回にヤクルト先発伊藤投手を攻め、 アレックス選手の右翼線適時二塁打と栗原選手の右前適時打で2点を先制。
 しかし2回表、先発大竹投手は福地選手に右中間へ2点適時三塁打を浴びて同点。 3回表には田中選手に右前適時打を浴びて1点を勝ち越された。大竹投手は3回3失点KO。
 3回裏、松井投手から石原選手の中前適時打で同点。 4回裏にはアレックス選手の左前適時打、 シーボル選手が五十嵐投手から左前適時打を放って2点をリード。
 しかし5回表に青木高投手がシーボル選手の失策の後、 ガイエル選手に右中間へ11号2ランを浴びて同点。
 6回表には梅津投手が田中選手に右前適時打を浴びて2点を勝ち越された。 さらに野口選手の左翼線適時三塁打で3点差とされた。 7回表にはシュルツ投手が飯原選手の左前適時打、 ガイエル選手の右前適時打で5点差とされた。
 そして8回裏、粘る広島は押本投手を攻め、 天谷選手の左前打とアレックス選手の中前打で無死一二塁とし、 栗原選手が三塁線を破る適時二塁打で4点差。嶋選手の中前適時打で3点差。 シーボル選手の死球で満塁とした後、石原選手が中前へ2点適時打して1点差。 救援した林投手から小窪選手が右前適時打を放ってついに同点。 代打前田選手が右中間へ適時二塁打して1点を勝ち越した。 なおも無死二三塁から東出選手が三塁前へスクイズを決めて2点をリードした。
 9回表は永川投手が川島慶選手の左前打をきっかけに二死二塁とされ、 飯原選手の中前適時打で1点差に迫られたが、代打小野選手を抑えて逃げ切った。
 12対11で勝利。広島の連敗は2でストップ。借金6。

 試合結果

 ものすごい試合になりましたね。7回表終了時点で5点ビハインド。 残りの回は松岡・押本・林投手の強力なヤクルト救援投手陣だったので負けたと思いました。 ところが8回裏、打つわ打つわ、止まんねー。まるで魔法のバットを振っているようでした。 死球、スクイズを含み7安打を集中して7得点で大逆転。 最後まで諦めずによく粘ってくれました。
 ヤクルトは先発が谷間で本来ならば楽勝しなければいけなかった試合でした。 これだけの苦戦になったのは大竹投手の不出来、 そして勝ちパターンを担ってほしい梅津・シュルツ投手の不出来でした。 次回の登板ではしっかり取り返してもらいたいですね。

横山が復帰登板

 横山投手が8回表に復帰登板。打者3人をパーフェクトに抑えた。

 試運転的な登板でしたが、結果的に勝ち投手になりました。 大丈夫そうですね。

7月月間MVP発表

 7月の月間MVPが発表された。セは巨人のグライシンガー投手と横浜の村田選手。 パはオリックスの金子投手とロッテの大松選手。

 おめでとうございます。

8月3日

牧野移籍初先発好投も初黒星、打線不発零敗

 対ヤクルト戦、移籍初先発の牧野投手は4回まで毎回走者を許しながらも粘投で無失点。 しかし5回表、武内選手に投前バント安打され、一死後、 川島亮投手の犠打を牧野投手が一塁へ悪送球して1点を先制された。 さらに福地選手に右中間適時三塁打されて2点目。ここで牧野投手は降板。
 広島打線はヤクルト先発川島亮投手を打てず。 1回裏一死二塁でアレックス・栗原選手が凡退。 3回裏無死一塁では牧野投手がバントを失敗した後、東出選手がエンドランを失敗。 4回裏無死一二塁では栗原・嶋・シーボル選手が凡退。 5回裏一死二塁では代打森笠・東出選手が凡退。
 広島救援投手陣は5回表途中から梅津・上野・シュルツ・ブラウワー投手がヤクルト打線を零封。
 しかし広島打線は7回裏から松岡・押本・林投手にわずか1安打。 わずか3安打で完封リレーを許した。
 0対2で敗戦。広島は2連敗で借金7。牧野投手は移籍初黒星。

 試合結果

 牧野投手が移籍初先発。びっくりしました。 よく粘っていたのですが、5回表は自らの守備のミスで自滅の形。もったいなかったですね。 でも谷間の先発としては5回途中2失点は上出来ではないでしょうか。
 5回表一死三塁のピンチを切り抜けた梅津投手を筆頭に救援投手陣はよくやってくれました。 横山投手の復帰とブラウワー投手の加入で、 梅津投手を早めに投入することも可能になりましたね。
 問題は打線。前半はチャンスがそこそこあったのですが…。 バント失敗やエンドラン失敗の拙攻。 そして球宴前まで打ちまくっていた栗原選手のチャンスでの2度の凡退が痛かったですね。 後半は点の入る気配もなく、盛り上がりがないまま終わりました。

ブラウワーが来日初登板

 ブラウワー投手が出場選手登録され、 9回表に来日初登板。田中選手に中前打を許したが、無失点に抑えた。

 直球が微妙に変化している感じ。まとまりもありそうでした。期待していますよ。

横山が出場選手登録

 横山投手が出場選手登録された。

 中継ぎエースが戻ってきました。期待していますよ。

8月2日

F球宴、丸が1安打1得点

 フレッシュオールスターゲーム、初回に全イは聖澤選手の右前打と二盗三盗で一死三塁とし、 上田選手の右犠飛で1点を先制した。2回裏には原選手が左越えへ3ラン。 3回裏にも中井選手の中越え適時二塁打で5点をリード。
 全ウは4回表に吉良選手の右越えソロで1点を返した。 しかし4回裏に今井投手が二死から原・聖澤選手の長短打で1失点。 5回表に岩崎選手の犠飛で1点を返したが、5回裏に中井選手に右中間へ2ランを浴びた。
 7回表、代打丸選手の左前打と坂選手の二塁越え内野安打で一死一二塁とし、 長谷川選手の右前適時打で1点を返したが、反撃もそこまで。
 8対3で全イの勝利。
 広島勢。松山選手は4番DHでスタメン。5打数無安打。
 鈴木選手は9番左翼手でスタメン。2打数無安打。  今井投手は4回裏に登板。1回2安打1失点。
 丸選手は7回表に代打で出場。大嶺投手から左前打。2打数1安打1得点。

 試合結果

 松山選手。良い当たりもありましたが無安打。5打席とも走者を置き、4打席が得点圏。 2〜3本打っていれば接戦になっていたかも知れませんでした。
 丸選手は1安打。身のこなしが軽やかですね。
 今井投手。もう少し豪腕タイプかと思ったのですが、フォームにはあまり威圧感がなく、 制球重視のタイプなのでしょうか。 球が高めに抜けることが多く、本調子ではなかったようです。

SATOの無責任先発予想

 3日からペナントレース後半がスタート。広島・呉でヤクルト2連戦、京セラドームで阪神3連戦、 計5連戦。
 広島の先発は宮崎・大竹・前田健・高橋・谷間投手と予想します。 谷間には青木高・牧野投手が候補でしょうか。 大竹・高橋投手のオールスター疲れを考慮すると谷間がもっと前になる可能性もありますね。
 ヤクルトの先発は川島亮・村中投手でしょうか。
 横山投手の復帰、ブラウワー投手の加入で中継ぎ投手陣に厚みが出ます。 先発投手にしっかり試合を作ってもらいたいですね。

森が出場選手登録抹消

 森投手が出場選手登録を抹消された。

 どうやら横山投手が登録されるようです。

8月1日

石原球宴初安打ならず

 マツダオールスターゲーム第2戦、 全セは2回表に松中選手のソロアーチで先制されたが、 2回裏、村田選手の中犠飛で同点。
 3回表、大松選手のソロアーチで1点を勝ち越されたが、 3回裏、井端選手の適時二塁打と片岡選手の適時失策で1点を勝ち越し。
 4回裏には一死満塁から荒木選手の左越え適時打で3点差。
 5回表に大松選手の2打席連続ソロアーチと山崎選手の右前適時打で1点差に迫られたが、 5回裏にウッズ選手のソロアーチを皮切りに7安打を集中して6得点。試合を決めた。
 全パの反撃は8回表の日高選手の2ランのみ。
 11対6で全セの勝利。MVPは荒木選手。 マツダビアンテ賞(2試合通じてのMVP)には5打席連続安打の内川選手が選ばれた。
 広島勢。石原選手は4回裏に新井選手の代走。5回表から6回表まで守備についた。 5回裏に球宴初打席で成瀬投手から右飛。1打数無安打。
 前田選手は6回裏に石原選手の代打で田中投手から右直。1打数無安打。
 東出選手は8回裏にウッズ選手の代走。9回表から二塁守備。 打撃機会、守備機会ともになし。

 試合結果

 成瀬投手が悪すぎましたね。オリンピック、大丈夫なんでしょうか?
 石原選手が球宴初打席。前後の打者が連打する中、試合進行係になってしまいました。 リードでは久保田投手にカーブを投げさせまくっていましたね。 よっぽど昨日のサヨナラ負けがこたえたのでしょう。 楽天の野村監督に「公式戦と同じようなリードをする」と誉められて(?)いました。
 前田選手は田中投手と対決。なかなか良い当たりの右直でした。

山本浩二氏が殿堂入り表彰

 元広島の選手・監督山本浩二氏の野球殿堂入り表彰式がオールスターの試合前に行われた。

 あらためておめでとうございます。北京五輪でもがんばってください。

コズロースキーが出場選手登録抹消

 コズロースキー投手が出場選手登録を抹消された。

 ブラウワー投手を登録するのでしょうが、 後半戦開幕5連戦で先発投手が足りなくなっちゃうんですが…。