カープ日記


10月31日

黒田が球団に帰国報告

 黒田投手が球団事務所を訪れ、帰国報告を行った。
 黒田投手は「検査結果は本当に異常なしということでホッとしてますけどね。 条件的には複数年、形的に組んでもらっているので、 条件的に変わることはもう今年もないですし、 あとはもう自分の野球観とか残りの野球人生に対しての気持ちを素直に球団に伝えたというところですね。
ワールドシリーズというぐらいなので、世界一を決めるところで日本人選手が投げているっていうのを見ると、 同じ野球選手としてすごく羨ましいと思いますし、そういう気持ちには確かになりましたね。 選択肢の中でメジャーっていうのもあるので、 正直そういうのをダブらせたりもしましたけど、 それだけで今判断するっていうのはなかなか難しいとは思いますね。 日本でカープで野球をしたいという気持ちがあるので、 なかなかそう簡単に生で観ただけですぐそちらの方に気持ちが動くっていうことは、 なかなかないんじゃないかなとは思いますね。
FA権を行使するっていうのは伝えてあるので、 それは日本シリーズ終わって2〜3日以内にはFA権行使させてもらいますっていうのは 今日も球団の方に伝えました。FA宣言をしてからじっくり考えたいなと思います」。

 基本的には前回と気持ちは変わっていないようです。

井生・山崎・松本が契約更改

 井生・山崎・松本選手が契約を更改した。 (金額は推定)

 井生選手。怪我で出遅れましたが、存在感が増してきています。
 山崎選手。梵選手のレギュラー定着で出番が減っていましたが、 後半戦に一軍登録されると出場機会が増えました。
 松本選手。怪我で山崎選手と入れ替わり、後半戦は出番がありませんでした。 足が使える選手だけに、もう一皮むけてほしいですね。

10月30日

来季スタッフ発表

 来季のコーチングスタッフが発表された。

一軍

監督 マーティー・ブラウン(71)
ベンチ ジェフ・リブジー(75)
打撃統括 内田順三(72)
打撃 小早川毅彦(88)
投手 小林幹英(73)
投手ブルペン 澤崎俊和(87)
内野守備走塁 高信二(77)
外野守備走塁 永田利則(85)
バッテリー 植田幸弘(84)
ブルペン捕手兼ブルペン補佐 水本勝己(89)

二軍

監督 山崎立翔(76)
打撃 浅井樹(82)
投手 山内泰幸(80)
内野守備走塁 岡義朗(74)
外野守備走塁兼打撃補佐 朝山東洋(83)
バッテリー 熊澤秀浩(78)

三軍

バッテリー 道原裕幸(81)
野手 阿部慶二(86)

()内は背番号。

 マイナーチェンジといった感じですね。新任は内田・植田コーチ。 異動は熊澤・岡・阿部・道原・朝山コーチ。 植田コーチ就任は交流戦対策の面が大きいようですね。

喜田は左鼠蹊部痛症候群

 左内転筋を痛めた喜田選手が広島市内の病院で診察を受けた結果、 「左鼠蹊部痛症候群」と診断された。

 1週間程度で練習を再開できそうとのことで、大事には至っていないようです。

秋季キャンプ情報

 練習休み。首脳陣から完全休養日が厳命され、練習を行う選手はいなかった。

 夜間練習も復活し、練習時間も大幅に増えたようですので、休む時はしっかり休めということでしょう。

10月29日

秋季キャンプ情報

 日南秋季キャンプ第1クール最終日。
 内田コーチが広島市内の球団事務所で正式契約した後、日南入りした。

 とりあえず顔見せと挨拶をしたといったところでしょうか。 本格始動は第2クールからかな。

末永が契約更改

 末永選手が契約を更改した。 (金額は推定)

 前回提示額のままだったようです。

黒田が帰国

 黒田投手が米国から帰国した。

 おかえりなさい。

新井が代表自主トレへ

 新井選手が神戸で行われる日本代表候補合同自主トレに合流した。 30日より練習が開始される。

 巨人の小笠原選手の代表辞退で、新井選手がレギュラーになりそうな感じです。 プレッシャーに負けず頑張ってもらいたいですね。

10月28日

青木高・宮崎・上野が契約更改

 青木高・宮崎・上野投手が契約を更改した。 (金額は推定)

 青木高投手。数字だけ見ると借金を多く作っていますが、援護に恵まれない試合が多かったですからね。 新人で1年間ローテを守ったのは立派です。さらなる飛躍を期待します。
 宮崎投手。自由枠選手にしては物足りない成績でしたが、 シーズン終盤には飛躍を期待させる投球を見せてくれました。 今年の経験を来年につなげてもらいたいですね。
 上野投手。こちらも期待したほどではなかったなという印象。 春季キャンプ中の怪我で出遅れたのが響きましたかね。 来年は今年以上の成績を期待します。

秋季キャンプ情報:喜田がリタイア

 日南秋季キャンプ。喜田選手が左内転筋の張りを訴えて練習を中止。 29日に広島に戻り、病院で検査を受ける。

 飛躍の秋に練習できないのは痛いですね。お大事に。

新井が秋季練習打ち上げ

 新井選手が日本代表候補自主トレに参加するため、 大野練習場で行っていた秋季練習を打ちあげた。

 FAのことで頭の中がいっぱいかもしれませんが、頭を切り替えて、代表に選ばれるようがんばってください。

黒田がワールドシリーズ観戦

 黒田投手は米国デンバーで行われたワールドシリーズ第3戦を観戦した。

 ちょうど松坂投手先発試合でしたね。

10月27日

新井が3度目の交渉

 新井選手がFAについて広島球団と3度目の交渉を行った。 新井選手は「まだ結論は出てません。前進というより、 時間がだんだんもうなくなってきているので、早くしないといけないなというのは思っています。 あとは自分でどういう道を選ぶかというのを決断したいと思います」。

 結論は来月10日前後のようです。

尾形・喜田ら4選手が契約更改

 尾形・喜田・中谷・山本芳選手が契約を更改した。 天谷・末永選手は更改を保留した。 (金額は推定)

 尾形選手。復活への足がかりをつかんだシーズンでした。 秋季キャンプでは三塁守備にも挑戦しているとのこと。
 喜田選手。阪神から移籍してきて一軍経験を多く積めました。 シーズン終盤に移籍直後の勢いがなくなってしまったのは気になるところです。
 中谷選手は初の一軍入りを果たしました。次はプロ初安打ですね。
 山本芳選手。一軍に顔を出しましたが、活躍の機会はありませんでした。 一軍に頻繁に呼ばれるようになるのが次の目標でしょうか。
 末永選手。一軍出場なしでは仕方ない気がします。
 天谷選手。怪我で5月頭から一軍出場がなくなりましたが、瞬間最大風速的活躍がありましたので、 少しぐらいは上げてくれてもということでしょう。

日本シリーズ、日本ハム先勝

 日本シリーズが開幕し、日本ハムが中日に3対1で先勝した。

 短期決戦ではダルビッシュ投手のような絶対的なエースがいるのは大きいですね。

10月26日

日南秋季キャンプ始まる

 日南秋季キャンプが始まった。約8時間の練習。
 走者をつけてのケース打撃練習が行われた。
 新築された屋内投球練習場では大竹・青木高・宮崎投手ら5投手が投球練習。 投球練習での球数制限は撤廃。 大竹投手は「課題がそれぞれ違うので、それで投げたい球数投げれるんで、 しっかりできるかなと思います。練習は厳しいってことなんですけど、 そういうつもりでこっちに僕も来てるんで、 怪我だけしないように、しっかり追い込んで練習したいと思います」。
 喜田選手が三塁守備に挑戦。
 ブラウン監督は「多くの野球評論家は日本式のハードな練習と米国式の効率的な練習は どちらが良いかと問うが、私としては気にしていない。ただ私のチームを勝たせたいだけです。 自分は言い訳しない。日本式の練習だけでは13年間成果が出なかった。 私は改革を試みたが多くの人は効果があったとは思わない。 だから日本式と米国式の練習の良いところを両方取り入れるのです。 やるべき練習を達成して終える。 このキャンプはやるべきことが多い。練習の時間も長くなると思う」。

 「おっ」と思ったのは喜田選手の三塁守備。新井選手のバックアップ、 そして万一移籍した場合に備えるという意味もあるでしょうね。

内田コーチが就任

 広島球団は内田順三氏の一軍打撃コーチ就任を発表した。 今後、日南秋季キャンプに合流する予定。

 選手指導はもちろんですが、打撃面の戦術でも期待したいところです。 選手に自主的に考えさせるのも良いですが、 少なくとも苦手投手に対してはしっかりした指示を出してもらいたいですね。 チーム一丸となっての苦手投手攻略というのを見てみたいです。

前田健ら3選手が契約更改

 広島の契約更改交渉が始まり、前田健ら3選手が契約を更改した。 (金額は推定)

 前田健投手。今年は二軍でしっかり経験を積みましたので、 来年はぜひ一軍に上がってきてもらいたいですね。

10月25日

カープナイン、日南入り

 カープナインは秋季キャンプに備えて宮崎県日南市に入った。
 嶋選手は「とにかくバッティング重視でしっかり振り込みます」。 梵選手は「レベルアップしたいし、あとは体をもう一回り大きくしたいというのがあるので、 そこを意識してやりたいと思いますけど」。 石原選手は「一日一日一生懸命無駄のないように頑張ってやります」。 倉選手は「個々のレベルアップもありますけど、やっぱりチームとして一つになって、 来季につなげられるような練習をしたいと思います」。

 どのぐらいの猛練習になるか見ものですね。

10月23日

内田コーチ、広島復帰へ

 前巨人打撃コーチで元広島コーチの内田順三氏(60歳)が広島に復帰することが明らかになった。 一軍打撃コーチに就任する模様。近日中に正式契約を結ぶ予定。

 内田コーチの巨人退団を受け、今回のカープ球団の動きは早かったですね。 強いカープ復活には選手補強だけでなくスタッフ補強も欠かせませんからね。 実績のある方なので期待したいです。

黒田右肘異常なし

 黒田投手は米国で右肘の検査を受け、「異常なし」と診断された。

 良かったですね。不安なく来季を迎えることができます。

森笠が左足首手術へ

 森笠選手が広島市内の病院で27日に左足関節骨棘切除手術を受けることが発表された。

 足の状態が悪かったんですね。復帰までにそれほど時間がかからなさそうなのは不幸中の幸いです。

10月22日

植田氏がバッテリーコーチに就任

 広島球団は、前西武バッテリーコーチでカープOBの植田幸弘氏(43歳)が 一軍バッテリーコーチに就任することを発表した。背番号は84。
 また熊澤バッテリーコーチは二軍担当となる。

 お久しぶりです。西武で勉強してきたことを伝えてもらいたいですね。

秋季キャンプメンバー発表

 10月26日から11月12日まで宮崎県日南市で秋季キャンプが行われる。 休日は30日、5日。9日は半ドン。参加メンバーは以下の通り:
監督・コーチ
ブラウン、小早川、小林、澤崎、高、永田、植田
投手
小山田、佐竹、宮崎、大竹、上野、横山、広池、森、前田健、青木高、林、マルテ
捕手
石原、倉、上村
内野手
山崎、東出、尾形、梵、喜田、松本、中谷
外野手
井生、緒方、廣瀬、末永、嶋、天谷

 少数精鋭といった感じのメンバーですね。

ドラフト3巡目丸と仮契約

 苑田スカウト部長は高校生ドラフト3巡目指名の丸選手(千葉経大附高)と千葉県勝浦市内で 入団交渉を行い、仮契約を結んだ。 契約金4000万円年俸500万円(金額は推定)。

 入団決定おめでとうございます。

FA有資格選手公示

 プロ野球コミッショナー事務局はFA有資格選手を公示した。 広島では佐々岡・高橋・黒田投手、緒方・前田・新井選手。

 引退した佐々岡投手は別として黒田投手・新井選手以外にも3名が有資格。 これらベテラン選手たちは宣言残留を認められた黒田・新井選手のことをどう思っているのでしょうね。

10月21日

黒田が米国へ出発

 黒田投手が右肘の検査のため米国へ向けて出発した。 黒田投手は「1年間やれたという気持ちがあるんで、そういう意味では、 去年よりはリラックスして行けるんじゃないかなと思います。 やっぱり違う野球というのも見てみたいと思いますし、 せっかくのチャンスなんでしっかり見てきたいなと思います。 (代理人との契約について)それは全然考えてないですね、まだ」。

 ワールドシリーズを観戦して「こりゃつまんね」と思う可能性はかなり低いですよね。

安部と2度目の入団交渉

 田村・白武スカウトが高校生ドラフト1巡目指名の安部選手の入団交渉を行ったが、 契約には至らなかった。

 そういえば他球団のドラ1選手が契約したという話もまだ聞きませんね。

ファン感謝デー11月23日に開催

 カープファン感謝デーが11月23日(祝・金)に開催されることが発表された。

 スタッフの方が運営するファン感ブログはこちらです。

10月20日

栗原右肘手術回避

 栗原選手が大野練習場での秋季練習に合流。米国で右肘の検査を受けてきたが、 「今すぐ手術する必要はない」との診断で手術は回避したという。

 状態が良くなることはないので、いつかは手術しないといけないでしょうから、 そのタイミングをどう判断するかですね。 痛みに耐えられなくなってからということになるのでしょうか。

中日が日本シリーズ進出

 クライマックス・セ第2ステージ、中日が巨人を3勝0敗で下し、 日本シリーズ進出を決めた。

 中日のみなさん、おめでとうございます。パとは対照的にあっさり決まっちゃいましたね。

10月19日

新井が2度目の交渉

 新井選手が広島球団と2度目の交渉を行った。
 新井選手は「進展、難しいですね。悩みが深くなったというか。 ずっとこの先野球ができるというわけではないので、 一野球人としてしびれるような熱い戦いをしたいんで。 まだ決めかねてますね。やはり自分がどういう道に進めばいいのかといった悩みですね。 代表の合宿が始まる(30日)までにはとは思ってはいるんですけど、そこまでに決めれるかっていうと、 そういう自信もないですし、まだちょっとわかりませんね。
(FA権行使を表明した黒田投手について)プレー外での精神的なところでも柱なので、黒田さんは。 (移籍すると)やっぱり厳しくなるんじゃないですかね」。

 新井選手、悩んでいますね。ものすごく疲れた表情でした。

10月18日

黒田がFA宣言へ

 黒田投手が鈴木清明球団本部長と話し合い、 日本シリーズ後にFA宣言することを伝えた。 メジャー移籍かカープ残留かの二者択一という。
 黒田投手は「とりあえずFA権を行使して、それからまたカープに残るか、 メジャーリーグの方に行くか、判断させて下さいというのは言いましたけど。 カープに残るとしても今年しっかり宣言をして方向性をしっかり決めたいなという気持ちがあったんで、 とりあえず残るにしてもメジャーに行くにしてもとりあえず権利を使って、 しっかり腰を据えて自分で決めたいなという気持ちになったんで。 今年ですっきりさせたいという気持ちもありますし、せっかく権利を取って使うんで、 じっくり考えたいなと思います。
優勝争いというか、今プレーオフとかクライマックスシリーズとかやってますけど、そういう試合を見て、 ああいうところで投げてみたいという気持ちも強くなりましたし、 またカープでああいう戦いをしたいというのも正直そういう気持ちにもなってますけど、 その中でメジャーリーグというところでチャレンジしてみたいという気持ちもやはり湧いてきたんで、 その中でFA権を使ってそれからじっくり自分の進路を考えたいなと思いました。 まずは自分の中で決めた第一歩を踏み出したんで」。

 宣言せず残留だとまた来年も同じように悩んでしまうかも知れませんから、 今年で今後の方向性を確実に決めてしまおうという決意の表れですね。
 黒田投手に対しても新井選手に対しても残留を願いつつも、 どういう決断をしようともその決断を尊重しようと思っています。 しかし、もし2人ともカープからいなくなるような状況になってしまうと、 私の魂は抜け殻になってしまいそうな気がしています。 ある種の覚悟をしておくことで、正気を保つしかないかも知れません。

クライマックス・セ第2ステージ始まる

 クライマックス・セ第2ステージが始まり、中日が巨人に先勝した。

 下剋上はあるのでしょうか。

日本ハムが日本シリーズ進出

 クライマックス・パ第2ステージ、日本ハムがロッテを3勝2敗で下し、 日本シリーズ進出を決めた。

 パ・リーグはリーグ優勝チームが日本シリーズ進出を決めました。

10月16日

栗原が米国へ出発

 栗原選手が右肘の検査のため米国へ出発した。 栗原選手は「悪くなり始めたのは3年前ぐらいなんですけど、 それぐらいから、プレーをできない痛みではなかったので。 投げる時が多いんですけど、打つ時もたまにちょっとこう、痛みが走ったりする時もあるので。 検査、しっかりしてね、どういう状態なのかっていうのを自分を知っておきたいというのもありましたし」。

 今年痛めたというわけではなく、前から悪かったんですね。

10月15日

栗原が右肘検査で渡米

 栗原選手が痛めている右肘の検査のため、16日に渡米する。 ルイス・ヨーカム博士の診察を受ける予定。

 シーズン中は去年手術した腰が心配されていたのですが、右肘を痛めていたんですね。 それほど深刻な状態ではないようですが。

秋季練習始まる

 黒田投手や新井選手ら主力選手が参加して、大野練習場で秋季練習が始まった。
 新井選手は「久しぶりに体を動かしてよかったと思いますけど。 とにかくどういう練習であれ、やるしかないんであって、 どういう練習が良いとか悪いとかじゃなくて、やってやって、やりこむしかない。 選手はとにかくがむしゃらにやるしかないと、それしかないと思います。
(日本代表最終候補に選ばれたことについて) 光栄なことですし、嬉しいことですけどね、日の丸の重みというか重圧がかかると思いますし、 すごく大変だなと思います。精一杯頑張りたいです」。

 来年に向けて再始動ですね。

10月14日

中日、第2ステージに進出

 セ・リーグクライマックスシリーズ第1ステージ、中日が阪神を2勝0敗で下し、 第2ステージ進出を決めた。18日から巨人と対戦する。

 中日のみなさん、おめでとうございます。 阪神はシーズン終盤に勢いを失いましたが、その状態のままという印象でした。

10月13日

ドラ1安部と入団交渉

 苑田スカウト部長と田村スカウトは北九州市内のホテルで 高校生ドラフト1巡目指名の安部選手(福岡工大城東高)と入団交渉を行った。 次回交渉は21日の予定。
 安部選手は「しっかり良い形で契約したいと思います。 目標は前田選手ですね。バッティング面で学びたいこともいろいろありますし。 走り込んで足腰を強くしたり、振り込んで、怠けずにしっかりと体作りしたいと思います」。

 そういえば安部選手はイチロー選手系の顔ですね。

ドラ4中村と仮契約

 宮本スカウトは京都府宇治市内のホテルで高校生ドラフト4巡目指名の中村投手(京都すばる高)と 入団交渉を行い、仮契約を結んだ。 契約金2500万円年俸460万円(金額は推定)。

 入団決定おめでとうございます。

クライマックス・セが始まる

 セ・リーグのクライマックス第1ステージが始まり、中日が阪神に先勝した。 またパでは第2ステージが始まり、日本ハムがロッテに先勝した。

 プロ野球ファンとしては楽しみなはずなのですが、 カープが無関係なのでイマイチ乗れません。 去年までは日本シリーズも楽しめていたのですが、 クライマックスシリーズから日本シリーズにかけてカープと無関係な期間が長過ぎるので…。

10月12日

新井、五輪代表最終候補に

 北京五輪野球アジア予選の日本代表最終候補選手が発表され、 広島からは新井選手が選ばれた。

 新井選手、とりあえずおめでとうございます。 最終的にはあと10人減らされてしまうのですが、最後まで残ってほしいです。

10月10日

ロッテ、CS第2ステージ進出

 パ・リーグのクライマックスシリーズ第1ステージ、ロッテがソフトバンクを2勝1敗で下し、 第2ステージに進出した。13日から日本ハムと対戦する。

 ロッテのみなさん、おめでとうございます。 ソフトバンクにとってはプレーオフは鬼門ですね。

10月9日

広島球団が新井と残留交渉

 広島球団はFA権を取得した新井選手と残留交渉を行った。約1時間45分の話し合いでは、 新井選手にFA宣言残留を認めることや年俸2億円前後での複数年契約の話があったものとみられる。 新井選手は結論を急がず熟考する構えを見せた。

 ぜひ新井選手には残留してもらいたいと思っています。 恩とか義理とか人情とか理屈をつけて新井選手を説得したい気持ちもありますが、 最終的には新井選手本人が決めることですから…。

佐々岡にセ特別功労賞

 セ・リーグは佐々岡投手とヤクルト古田選手に特別功労賞を贈ることを発表した。

 おめでとうございます。

セ・レギュラーシーズン全日程終了

 セ・リーグのレギュラーシーズン全日程が終了した。 クライマックスシリーズ第1ステージは13日から始まる。勝敗表は以下の通り:
順位チーム試合 勝率
1巨人14480631 .559-
2中日14478642 .5491.5
3阪神14474664 .5294.5
4横浜14471721 .4979.0
5広島14460822 .42319.5
6ヤクルト14460840 .41720.5

 個人タイトルは以下の通り:
最優秀防御率 高橋尚成(巨人)2.75
最多勝利 グライシンガー(ヤクルト)16
最多奪三振 内海哲也(巨人)180
最多セーブ 藤川球児(阪神)46
最優秀中継ぎ 久保田智之(阪神)55
首位打者 青木宣親(ヤクルト).346
最多本塁打 村田修一(横浜)36
最多打点 ラミレス(ヤクルト)122
最多盗塁 荒木雅博(中日)31
最高出塁率 青木宣親(ヤクルト).434
最多安打 ラミレス(ヤクルト)204

 お疲れ様でした。カープからは個人タイトルはなしですね。 黒田投手の最多勝や新井選手の最多本塁打はオールスターまでの勢いならば行けてた感じでしたが…。

10月8日

カープ5位確定

 ヤクルトが横浜に敗れたため、広島の今季5位が確定した。

 なんとか最下位だけは免れました。

アレックスが帰国

 アレックス選手が米国に帰国した。

 途中入団でがんばってくれました。アレックス選手がいなければ最下位だった可能性が高いですね。 来季もぜひカープでプレーしてください。

パ、クライマックスシリーズ始まる

 パ・リーグのクライマックスシリーズ第1ステージが始まり、 ロッテがソフトバンクに先勝した。

 第1ステージは3試合なので1勝で早くも王手なんですね。

10月7日

新井自己新102打点!長谷川快投!シーズン終了を飾る

 今季最終戦となった対ヤクルト最終戦、初回にヤクルト先発石川投手を攻め、 一死から井生選手が左前打し、二死後、新井選手が右翼線へ適時二塁打を放って1点を先制した。 新井選手は2年連続100打点を達成。さらに嶋選手が中前打して2点目。 嶋選手の盗塁の後、梵選手が中前適時打して3点目。
 先発長谷川投手は2回裏に青木選手の左前打と暴投などで一死三塁とされ、 リグス選手の中犠飛で2点差とされた。
 5回表一死から栗原選手が右翼線二塁打した後、 新井選手が左中間へ28号2ランを放って4点差とした。
 6回裏二死からガイエル選手の左前への飛球を梵選手と井生選手が交錯して落球。 ランニング本塁打となって3点差とされた。長谷川投手は7回2失点で降板。
 8回表、廣瀬選手が石井一投手から左翼席へ7号ソロを放って4点差とした。
 8回裏、宮崎投手がガイエル選手に右越えへ35号ソロを浴びて3点差とされたが、 その後を青木高・佐々岡・永川投手をつないで逃げ切った。
 6対3で勝利。広島は2連勝で単独5位に浮上。 144試合60勝82敗2分で全日程を終了。 ヤクルトが残り試合を2連勝すれば最下位となる。

 試合結果

 負ければ最下位が確定する試合でしたが、初回から打線がつながり、 長谷川投手が安定感のある投球で快投。快勝と言ってよい試合でした。
 新井選手は初回にいきなり右翼線へ適時二塁打し、今季100打点を達成。 5回表には2ランを放って自己新の102打点まで数字を伸ばしました。 来年もカープで3年連続100打点を達成してもらいたいですね。
 長谷川投手は今日も好投。5勝目です。 来年はシーズン当初から後半戦のような安定感のある投球を見せてもらいたいですね。
 これでシーズンは終了。シーズン前には大きな期待を持っていただけに、 この結果には落胆しています。シーズン終盤には何人かの選手に来季への希望を見出せたのですが、 昨年終盤に持てた希望ほどではないんですよね。 オフは現有戦力のレベルアップとポイントを抑えた補強をぜひお願いしたいですね。
 今季も「カープ日記」をご愛読ありがとうございました。 オフもいろいろありそうですが、のんびり更新でやっていこうと思っています。 更新頻度が減る可能性もありますが、見捨てないでやってください。 よろしくお願いします。

まさかの佐々岡対古田、おじさんたちの送別会

 ヤクルト古田選手の引退試合となったこの試合。 8回裏二死一塁、打者古田選手の場面で昨日引退試合を終えた佐々岡投手が登板。 佐々岡投手は古田選手を遊ゴロに抑えた。9回表には高津投手が登板。 代打前田選手、代打緒方選手が登場し、古田選手の最後のマスクを飾った。

 本当にびっくりしました。まさか佐々岡投手が投げるとは。 古田選手の最終打席に同期ドラフトの佐々岡投手をぶつけたことは演出としては最高。 感動的な場面でしたし、神宮のカープファンにとっても大きな贈り物だったと思います。
 ただ野暮を承知で正直に書きますが、 引退試合を終えた投手がその後に投げるということに釈然としない気持ちもあるんですよね。 昨日の感動が薄められたような気がして…。わし、心が狭いんかのぉ。
 最後に、改めて佐々岡投手、古田選手、お疲れ様でした。

永川球団新シーズン31セーブ達成

 永川投手は3点リードの9回裏を無失点に抑えて今季31セーブ。 シーズンセーブの球団新記録を達成した。

 おめでとうございます。

齊藤が出場選手登録抹消

 齊藤投手が出場選手登録を抹消された。

 フェニックスリーグでがんばってください。

10月6日

佐々岡感謝一杯の引退試合

 佐々岡投手は広島市民球場で行われた横浜最終戦で引退試合を行った。 10対0でリードした9回表二死無走者で登板。村田選手に左中間へソロアーチを浴びたが、 代打鈴木尚選手を空振り三振に抑えた。
 試合終了後に引退セレモニー。VTRで佐々岡投手の球跡を振り返った。
 その後、お立ち台で佐々岡投手は「たくさんのファンの皆さん、本当に球場に来ていただき、 ありがとうございました。子供の頃から野球が好きで、カープが好きで、 いつも赤い帽子をかぶって野球をしていました。夢であったカープのユニフォームが着ることができ、 そして今日までこのユニフォームを着れて本当に幸せな男です。 思えば全てがこのマウンドでした。1球で泣いた日、ノックアウトされた日、 また優勝した日、ノーヒットノーランをした日、お立ち台に上がりファンの声援で感動した日、 全てこのマウンドで、今となっては宝物です。こうやって18年間、 このマウンドを立ったのも自分を支えてくれた周りの皆さんのお陰です。 松田オーナーはじめ球団関係者・スタッフに感謝、今まで一緒に戦ってくれた仲間に感謝、 丈夫な体に産んでくれた母に感謝、ずっと支えてくれた優子・奨悟・みほ、家族に感謝、 そしてなにより自分を応援してくれたファンのみなさんに感謝、 感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました。 また、横浜ベイスターズのみなさん、私のために最後まで残っていただき、 本当にありがとうございました。最後にファンのみなさんにお願いがあります。 来年カープが優勝するためにはファンのみなさんが、声援が必要です。 球場を今日みたいに真っ赤に染めて応援してやってください。よろしくお願いします。 18年、本当にありがとうございました」と引退の挨拶を行った。
 その後、長男の奨悟君、黒田投手、横浜の佐伯選手から花束を受け取った。 広島ベンチ前で整列していたブラウン監督をはじめ、選手たちと握手。 佐々岡投手は場内で一周しながらサインボールを投げ入れ。マウンド上で選手たちに胴上げされた。 選手たちと記念撮影。 広島市民球場最終戦ということで選手たちも観客席へサインボールを投げ入れた。  

 佐々岡投手の最後の勇姿を目に焼き付けようと広島市民球場へ行ってきました。 いつ登板するかヤキモキしながら見ていましたが、大勝の理想的試合展開のおかげで、 試合の締めくくりの場面で登板。本塁打王争いをしている村田選手に一発を浴びました。 引退する佐々岡投手に温情を持ってしまいそうな場面で、真剣勝負した村田選手に拍手です。 その後、長年対戦してきたベテラン鈴木尚選手を空振り三振に打ち取ってゲームセット。
 引退の挨拶では「感謝」がキーワードでしたね。 投手というのは我の強い、わがままな人が多いとよく聞きますが、 佐々岡投手はその逆で、周囲に気配りをするやさしい人だったようですね。 人柄が滲み出る挨拶だったと思います。
 そして佐々岡投手の目に涙はありませんでした。 おそらく完全燃焼したという思いがあるからではないでしょうか。 本当に18年間、お疲れ様でした。

佐々岡引退&地元最終戦を勝利で飾る

 地元最終戦となった対横浜最終戦、 初回に横浜先発吉見投手を攻め、東出選手の左前打と尾形選手の犠打で一死二塁とし、 栗原選手の中越え適時二塁打で1点を先制。新井選手の中前打で一三塁とし、 前田選手の左翼線適時二塁打で2点目。二死後、 嶋選手が中越えへ通算100号となる14号3ランを放って、いきなり大量5得点を挙げた。
 2回裏にも大竹・東出選手の連打で無死一二塁とし、一死後、 栗原選手が右翼線適時二塁打を放って1点を追加。新井選手が右前適時打してさらに1点。 7点差とした。
 5回表にも栗原・新井選手の連打と前田選手の死球で無死満塁のチャンス。 吉見投手は危険球退場。代わった川村投手から梵選手の三ゴロ併殺の間に1点。 嶋選手の左中間適時二塁打で9点差とした。
 7回裏には新井選手が那須野投手から右越えへ27号ソロを放って10点差とした。
 先発大竹投手は低めを丁寧に突き、内野ゴロの山を築き、7回を3安打無失点に抑えた。
 8回表は齊藤投手が、9回表は二死まで横山投手が抑えた。 そして引退する佐々岡投手が登板。村田選手に36号ソロを浴びたが、 代打鈴木尚選手を空振り三振に抑えて試合を締めくくった。
 10対1で大勝。広島の借金は23。ヤクルトと並んで5位。

 試合結果

 佐々岡投手に良い形で登板してもらおうと選手たちが奮起。 打線は初回からいきなり5得点。2回裏にも2点を追加し、序盤から完全なカープペース。 中押しもダメ押しをありで、理想的な試合展開でした。
 新井選手は2打点を追加し、99打点。 今季最終戦で2年連続100打点に挑戦します。 あと1打点なので最終打席までチャンスがあります。
 大竹投手。横浜打線の早打ちに助けられた面もありますが、スイスイと快投。 佐々岡投手の引退試合でなければ完封も狙えた内容でした。 3年連続で規定投球回数に到達。規定投球回数に到達しての防御率3点台はプロ初になります。

嶋がプロ通算100本塁打達成

 嶋選手は初回に吉見投手から中越えへ14号3ランを放ち、プロ通算100号本塁打を達成した。

 おめでとうございます。試合の流れを決定付ける一発でした。

主催試合観客動員112万9061人

 広島の今季の主催試合最終観客動員が112万9061人となった。

 今年はよく入りましたね。

10月5日

梅原・田中・仁部・木村・岡上・飯田が戦力外

 広島球団は梅原伸亮投手、田中敬人投手、仁部智投手、飯田宏行投手、 木村一喜捕手、岡上和典内野手に戦力外通告を行った。

 梅原投手はまだ2年目。びっくりしました。
 田中投手。ドラフトにかかる直前の社会人日本選手権で活躍して、大きな期待をしていたのですが…。
 仁部投手。体の小さな投手として話題になりました。 サイドスローへの転向もうまくいかなかったようです。
 飯田選手。メジャー挑戦から帰国して入団。 今年から育成枠への移行ということで厳しい立場ではありました。
 木村選手。打てる捕手として一時期レギュラーに定着しかけたのですが…。
 岡上選手。打力に問題がありましたが、韋駄天ぶりは忘れられません。怪我さえなければ…。
 それぞれの選手に新天地が見つかることを祈ります。

SATOの無責任先発予想

 6日に広島で横浜戦、7日に神宮でヤクルト戦。これで今季の日程は終了。
 広島の先発は大竹・長谷川投手と予想します。 齊藤投手の先発の可能性もあるかなという気もしてますが。 佐々岡投手はどうやら救援で登板するようです。
 横浜の先発は三浦投手でしょうか。
 6日は佐々岡投手の引退試合。大観衆で送ってあげたいですね。 私も球場で観戦する予定です。
 これで今季の「SATOの無責任先発予想」は終了です。半年間、お付き合いありがとうございました。

フェニックスリーグ参加メンバー発表

 8日から24日まで宮崎県内で行われるフェニックスリーグの参加メンバーが発表された。
監督・コーチ
山崎、浅井、山内、阿部、岡、道原
投手
上野、森、前田健、大島、小島、齊藤、 今井、相澤、金城、マルテ、カリダ、山中
捕手
山本翔、會澤、上村
内野手
比嘉、松本、中谷、甲斐、山本芳
外野手
鞘師、鈴木、末永、吉田、天谷
 河内・佐藤・丸木投手、白濱捕手、大須賀内野手あたりがメンバー漏れ。 怪我やフォーム修正中といった理由が考えられます。

パ・レギュラーシーズン全日程終了

 パ・リーグのレギュラーシーズン全日程が終了した。 8日から上位3チームによるクライマックスシリーズ第1ステージが始まる。 順位は以下の通り:
順位チーム試合 勝率
1日本ハム14479605 .568-
2ロッテ14476617 .5972.0
3ソフトバンク14473665 .5256.0
4楽天14467752 .47213.5
5西武14466762 .46514.5
6オリックス14462775 .44617.0

 タイトルは以下の通り:
首位打者 稲葉篤紀(日本ハム).334
最多安打 稲葉篤紀(日本ハム)176
最多本塁打 山崎武司(楽天)43
最多打点 山崎武司(楽天)108
最高出塁率 ローズ(オリックス).403
最多盗塁 片岡易之(西武)38
最優秀防御率 成瀬善久(ロッテ)1.817
最優秀投手(勝率1位) 成瀬善久(ロッテ).941
最多勝利 涌井秀章(西武)17
最多セーブ 馬原孝浩(ソフトバンク)38
最優秀中継ぎ(最多HP) 薮田安彦(ロッテ)38
最多三振奪取 ダルビッシュ有(日本ハム)210

 お疲れ様でした。上位3チームはクライマックスシリーズを頑張ってください。

10月4日

救援齊藤、サヨナラでプロ初黒星

 対中日最終戦、5回表に中日先発川上投手を攻め、 嶋選手の左翼線二塁打と倉選手の左前打で無死一三塁とし、一死後、 東出選手の三ゴロ併殺崩れの間に1点を先制した。
 先発高橋投手は内外角、低めを丁寧に攻め、6回裏まで3安打無失点。 しかし7回裏に森野選手に右越えへ17号ソロを浴びて同点とされた。 高橋投手は7回で降板。
 その後、両軍中継ぎ投手陣が踏ん張り延長戦へ。 11回表、久本投手を攻め、アレックス選手の四球、栗原選手の右中間二塁打、 新井選手の敬遠四球で一死満塁とし、二死後、 梵選手の打席で久本投手の暴投で1点を勝ち越した。
 しかし11回裏、永川投手が井端選手の中前打とウッズ選手への四球で無死一二塁。 救援した佐竹投手が森野選手の犠打と李選手への敬遠四球で一死満塁のピンチ。 林投手が平田選手に押し出し死球を与えて同点とされた。
 12回裏、今季初登板の齊藤投手が一死から荒木選手に右前打され、 代打小田選手の犠打で二死二塁のピンチ。井端選手に中前適時打されてサヨナラ。
 2対3で今季9度目のサヨナラ負け。広島の借金は24。

 試合結果

 勝ちのなくなった12回裏に登板したのはベンチ入り最後の投手、今季初登板の齊藤投手でした。 さすがに復調して一軍入りしただけあって、抜け球もありましたが、直球・カーブはなかなかの切れでした。 最後、井端選手の中前打は前進守備のアレックス選手のほぼ正面に転がった勢いのあるゴロ。 本塁クロスプレーになるかと思いましたが、アレックス選手は最初からバックホームを諦めていました。 おそらく二塁走者荒木選手がかなり良いスタートを切っていたのだと思います。 齊藤投手は打者との対決で精一杯だったのだとは思いますが、 二塁走者を二塁に釘付けにする工夫もあればよかったと思いました。
 井端選手がサヨナラ打を打つ前に嶋選手が井端選手の右邪飛を落球しています。 これは山崎選手も栗原選手も打球を追っていたので、野手同士の衝突の可能性もあって、 かなり難しい飛球だったように見えました。捕っていれば引き分けだったのですけどね。
 それより問題だったのは1点勝ち越した後の11回裏。 永川投手は10回裏はピシャリと抑えたのですが、11回裏はボール先行で井端選手に中前打、 ウッズ選手には四球で無死一二塁のピンチを作りました。左打者が続くこともあってここで交代。 こういう場面を抑えてこその守護神だと思うのですが、 ついにブラウン監督も見限ったのかと思えてしまったシーンでした。
 その後、一死満塁から林投手が平田選手に与えた押し出し死球ももったいなかったです。 甘い球を2球打ち損なって2−0になっていて、 外角へボールになるスライダーでも投げておけば打ち取れる感じでしたが、 すっぽ抜けた球が腰に命中してしまいました。
 高橋投手は完封ペースの好投でしたが、森野選手への1球が悔やまれますね。 打線の援護も極薄でした。
 宮崎投手は救援登板。6日に先発かなと予想していたのですが、 残り2試合は大竹・長谷川投手が先発なのでしょうか。
 打線は湿っていました。得点は併殺崩れと暴投によるものでした。
 そんな中、栗原選手が4試合ぶりの安打で2安打。 残り10打数無安打でも打率3割がキープできるということで、打率3割当確となりました。 おめでとうございます。
 緒方選手は代打で出場。6月5日以来の一軍出場となりました。結果は投ゴロ併殺でしたが、 出場できたということを喜びましょう。

両軍19投手登板、プロ野球記録達成

 この試合、広島は9投手、中日は10投手が登板した。 両軍19投手登板はプロ野球最多記録。

 おめでとうございます、と言ってよいのでしょうか。

高校ドラフト3選手に指名挨拶

 田村スカウトが福岡市の福岡工大附城東高を訪れ、1巡目指名の安部選手に指名の挨拶を行った。
 安部選手は「挨拶したということで、しっかり気持ち固まって、よし行こうという気持ちになりました。 プロのステップに向けて、しっかり練習して、キャンプにも臨みたいと思います。 一生懸命1年目から練習がんばって、チャンスをもらえたらどんどん自分をアピールしてがんばっていきますので、 みなさん応援よろしくお願いします」。
 田村スカウトは「攻走守、全てにおいて高いレベルのものを持っていると、 全国的に見てもこれほどの身体能力・素質・素材というものはなかなかいません」。
 苑田スカウト部長が千葉市内の千葉経大附高を訪れ、3巡目指名の丸選手に指名の挨拶を行った。
 宮本スカウトが京都すばる高を訪れ、4巡目指名の中村投手に指名の挨拶を行った。

 安部選手、とても初々しい感じでした。

黒田が21日に渡米

 黒田投手が21日に渡米することが決まった。 昨年右肘の手術を執刀したルイス・ヨーカム博士の診察を受けるため。

 右肘に問題がないと良いですね。

10月3日

高校ドラフト、1巡目に福工大城東高の安部内野手

 プロ野球高校生ドラフト会議が東京のグランドプリンスホテル新高輪で開かれた。 広島からは松田オーナー・ブラウン監督・鈴木球団本部長・苑田スカウト部長・白武スカウトが出席。 広島は1巡目で唐川侑己投手(千葉・成田高)に入札し、ロッテと競合。 ブラウン監督がくじを引いたが外した。 その後、安部友裕内野手(福岡工大附城東高)に入札して交渉権を獲得した。 また3巡目で丸佳浩外野手(千葉経大附高)を、4巡目で中村憲投手(京都すばる高)を指名し、 それぞれ交渉権を獲得した。
 また、5球団が競合した佐藤由規投手(仙台育英高)はヤクルトが、 4球団が競合した中田翔外野手(大阪桐蔭高)は日本ハムが交渉権を獲得した。
 広島の高校ドラフト指名選手は以下の通り:

1巡目 安部友裕 内野手 18(福岡工大附城東高)
3巡目 丸 佳浩 外野手 18(千葉経大附高)
4巡目 中村 憲 投 手 18(京都すばる高)

 以下、3選手について:
安部友裕(あべ・ともひろ)内野手
180cm80kg右投左打。 50m5.8秒の俊足、遠投110mの強肩、好打と三拍子揃った遊撃手。 昨夏甲子園に出場したが、ベンチ入りのみで出場機会なし。 今夏は右足首の故障のため、福岡県大会2回戦敗退。
安部選手は「本当に今は、嬉しいの一言です。 小さい頃から野球を始めた時からプロ野球に行くことは夢だったので、 1位という形で指名されたことは本当に光栄と思っています。 広島カープというのは広島一筋という選手が多いチームで、県民とチームが一体化になって、 野球でみんなで勝とうという気持ちが強く、情の厚いチームだと思います。 広島カープには前田選手、ピッチャーでは黒田選手といるので、 前田選手のようなバッティングが今後できていけたら良いと思います。 早くチームに溶け込んで、体作りからしっかり始めて、 トッププレーヤーになっていきたいです」。
丸佳浩(まる・よしひろ)外野手・投手
177cm77kg右投左打。強肩俊足強打。高校通算44本塁打(49本との情報も)のスラッガー。 昨夏の甲子園では外野手、 今春のセンバツではエースとして出場。カープは打者として高く評価している。
丸選手は「闘志をむき出しにしてやりたいので、そういう面では広島の赤い色っていうのはすごい良いっていうか、 そういう感じです。前田選手がバッターボックスに入っている時のあの鋭い目っていうか、 そういうのがすごい印象的なんですけど。相手のピッチャーをひるませるというか、 とにかく前田選手みたいになりたいです」。
中村憲(なかむら・けん)投手
186cm82kg左投左打。MAX140キロの直球、カーブ、スライダーを持つ大型左腕。 今夏の京都大会で6試合全てに完投して準優勝。 甲子園まであと一歩だった。
中村投手は「一番最後に広島カープが選択権だったんですけど、最後の最後で指名されて嬉しいです。 しっかり体作って一日でも早く一軍に上がれるようがんばりたいと思います」。
 ブラウン監督は「唐川投手を獲得できず残念だったが、安部選手も能力が高く、欲しかった選手なので、 満足している。安部選手は運動神経が良いし、足が速いらしいので期待している。 すぐに一軍で活躍するかは彼次第でしょう」。

 唐川投手を逃したのは残念でしたね。 チームが弱いと運にまで見放されてしまうのかと思ってしまいそうですが…。 ロッテと唐川投手の運が強かったということでしょう。 ただし、外れ1位候補の安部選手と丸選手を2人とも獲れたのは良かったのではないでしょうか。
 3選手とも入団には前向きのようで、嬉しいです。 ニュースで見て最も印象に残ったのは丸選手。切れ長の目が、目標にしているという前田選手を思わせます。

SATOの無責任先発予想

 4日にナゴヤドームで中日戦。
 広島の先発は高橋投手、中日の先発は川上投手と予想します。
 5位ヤクルトとは0.5ゲーム差。最下位脱出の可能性も出てきましたので、頑張ってほしいですね。

10月2日

森が出場選手登録抹消

 森投手が出場選手登録を抹消された。

 出番が少なかったですね。

巨人がセ優勝

 マジックを1としていた巨人がヤクルトに逆転サヨナラ勝ちし、 セ・リーグ優勝を決めた。

 おめでとうございます。

9月月間MVP発表

 9月の月間MVPが発表された。セがヤクルトのラミレス選手と中日の山井投手。 パは日本ハムの稲葉選手とロッテの成瀬投手。

 おめでとうございます。途中までは栗原選手が行けるかなという感じだったのですが、 月末に失速気味になってしまいました。

10月1日

嶋が決勝打など3打点!長谷川好投4勝目!

 対中日戦、2回裏に中日先発小笠原投手を攻め、二死から梵選手が三塁線二塁打を放った後、 嶋選手が左翼フェンス直撃の適時二塁打を放って1点を先制した。
 3回表、先発長谷川投手は谷繁選手に6号ソロを浴びて同点。 二死後、荒木選手に左翼線二塁打された後、 井端選手に右前適時打を浴びて1点を勝ち越された。
 4回裏、中日2番手朝倉投手から新井選手が中前打し、 前田選手が右翼フェンス直撃の適時二塁打を放って同点。梵選手の二塁内野安打で無死一三塁とし、 一死後、倉選手が左犠飛を上げて1点を勝ち越した。
 6回表、井端選手に5号ソロを浴びて同点。長谷川投手は8回3失点。
 8回裏、鈴木投手を攻め、一死から前田選手の左翼線二塁打と梵選手の四球で一死一二塁とし、 嶋選手が右中間へ適時三塁打を放って2点を勝ち越した。
 9回表は永川投手が森野・李選手の安打などで二死一三塁とされたが、 代打新井選手の左飛を廣瀬選手が好捕してゲームセット。
 5対3で勝利。広島の借金は23。

 試合結果

 優勝へ望みをつなぐため中日が必死の粘りを見せました。 広島は2度のリードも1度は逆転され、1度は同点にされましたが、最後は振り切りました。
 嶋選手は8回裏に決勝の適時三塁打。2回裏には先制適時二塁打。計3打点の活躍でした。 最悪のシーズンでしたが、最後は何かをつかんでシーズンを終えてほしいですね。
 栗原選手は3試合連続無安打。打率3割が危うくなってきました。 今後の試合でも3割を意識すると妙なプレッシャーがかかりそうですし、ちょっと心配です。
 長谷川投手は8回3失点。わずか3失点で結構たくさん点を取られたなと思ってしまいました。 期待するハードルが上がったということでしょうね。4勝目です。
 ちなみに今日はRCCラジオで中継がありませんでした。 今後も残り3試合で中継があるのは佐々岡投手の引退試合だけです。 寂しいです。

永川、球団シーズンタイ30セーブ

 永川投手は2点リードの9回表を無失点に抑えて今季30セーブ。 2002年に小山田投手が記録した球団記録に並んだ。

 抹消期間が少しの間ありましたし、救援失敗も多かったですが、 何とか1年間抑えを務め切りました。今年の経験を来年につなげてほしいですね。

クライマックス進出3チーム確定

 セ・リーグのクライマックスシリーズに進出する3チームが巨人・中日・阪神に確定した。

 阪神の失速で横浜も粘ったんですけどね。