カープ日記


9月30日

大竹孤立無援

 対中日戦、先発大竹投手は初回に荒木選手の左前打と盗塁、井端選手の二ゴロで一死三塁とされ、 森野選手の中前適時打で1点を先制された。なおも2四球で二死満塁とされ、 堂上剛選手を一ゴロに打ち取ったが栗原選手が適時失策して2点目。
 5回表には二死から森野選手に右前打された後、 ウッズ選手の中堅後方へのライナーをアレックス選手が落球する適時失策で3点目。 大竹投手は8回を6安打自責点1で降板。
 広島打線は中日先発山井投手の前に内野ゴロの山。7回まで二塁さえ踏めず、 結局8回をわずか3安打に抑え込まれ得点できず。 9回裏は岩瀬投手から先頭アレックス選手が幸運な二塁打で出塁したものの、 後続なく完封リレーを許した。
 0対3で敗戦。広島の連勝は2で止まり借金は24。

 試合結果

 大竹投手。初回にいきなり2失点。 2回までに3度のサイン違いはいかがなものかとは思いましたが、その後は淡々と好投。 結局自責点はわずかに1。 打線の援護がない上に守備にも足を引っ張られる気の毒な内容。 これで今季、2ケタ勝利も、勝ち負けを五分に戻すこともできなくなってしまいました。
 打線は山井投手の前になす術なし。 前田選手が9月23日以来のスタメンとなりましたが、無安打でした。

9月29日

祝!宮崎プロ初の先発勝利&プロ初安打

 対阪神最終戦、2回表に阪神先発福原投手を攻め、 梵選手の左翼線二塁打と森笠選手の中前打で一死一三塁とし、 石原選手の遊撃後方に落ちる適時内野安打で1点を先制した。 暴投で二三塁とし、二死後、東出選手が中前適時打して2点目。 阪神内野陣が一塁をオーバーランした東出選手の挟殺に手間取る間に二死二三塁とした。 続くアレックス選手が中前へ2点適時打してこの回一挙4得点。
 4回表には森笠選手が右中間二塁打を放ち、 宮崎投手がプロ初安打を中前に放って一死一三塁のチャンス。 東出選手が右前適時打を放って5点をリードした。
 先発宮崎投手は切れのある球で阪神打線に凡打の山を築かせ、 7回までをわずか3安打で無失点。しかし8回裏に桜井選手の中前打と秀太選手への四球、 葛城選手の二ゴロで一死一三塁とされたところで降板。 救援した青木高投手が桧山選手に右前適時打を浴びて4点差。 金本選手を三振させて二死とした後、 救援した横山投手が今岡選手に左前適時打されて3点差とされた。 なおも二死一二塁のピンチだったが林選手を抑えた。
 9回裏は永川投手が二死から桜井選手に中越えへ9号ソロを浴びたが逃げ切った。
 5対3で勝利。広島は2連勝で借金23。

 試合結果

 宮崎投手が7試合目の先発でプロ初の先発勝利。おめでとうございます。 逆球や甘い球が多くあったのですが、阪神打線がことごとく打ち損じてくれました。 詰まった打球が多かったので、球に切れがあったということではないでしょうか。 ひょっとしたら完封できるかもと期待しましたが、8回裏は球数が増えてバテてましたかね。 プロ最長の7回1/3を4安打2失点。来季につながる結果だったと思います。
 青木高投手が救援登板。齊藤投手あたりがどこかで先発するとなると、 先発投手が余りますから、今季残り試合は救援に回るのかも知れませんね。 あるいは登板間隔を開け過ぎないための調整登板だった可能性もありますが。
 打線は2回表に集中打。拙い走塁が逆にチャンスを広げて大量点につながりました。 4回表には中押し。終盤にダメ押しができていれば、 阪神打線の反撃にヒヤヒヤすることもなかったんですけどね。
 東出選手は3安打2打点の活躍。当てて流すだけでなく、意識的に引っ張るようになって、 良い感じの打撃になってきていますね。
 森笠選手は3安打1盗塁。チャンスメーカーとして出色の活躍でした。

緒方が出場選手登録

 緒方選手が出場選手登録された。

 とりあえず今日は出番がありませんでした。

日本ハム、パ優勝

 日本ハムがパ・リーグを制覇した。

 おめでとうございます。

中日がファーム日本一

 ウエスタン優勝の中日がイースタン優勝の巨人を下し、ファーム日本一になった。

 おめでとうございます。

9月28日

広島新球場11月着工

 広島市議会で広島新球場工事請負契約締結議案が全会一致で可決された。 これを受けて広島市は五洋建設、増岡組、鴻治組と正式契約を結んだ。 広島新球場は11月に本格着工する。

 2009年春までに完成するかどうかはともかく、新球場ができるのは確実になりました。 楽しみに待ちたいと思います。

黒田が出場選手登録抹消

 黒田投手が出場選手登録を抹消された。今季は登板機会がないため。 また黒田投手はオフに右肘の検査のため渡米する予定。

 昨日が今季最終登板だったんですね。1年間お疲れ様でした。 とりあえず今オフの大リーグ挑戦はないと思っているんですが…。

SATOの無責任先発予想

 29日に甲子園で阪神戦、続いて広島で中日2連戦、計3連戦。
 広島の先発は宮崎・大竹・長谷川投手と予想します。 阪神の先発は福原投手でしょうか。
 最下位脱出へ、そして来季につながる戦いをしてもらいたいですね。

フェルナンデスが帰国

 フェルナンデス投手が米国へ帰国した。

 行けるかもと思った時期もありましたが、満足な成績が残せませんでした。

巨人にマジック2が点灯

 中日のマジックが消滅し、巨人にマジック2が点灯した。

 巨人は果報は寝て待て状態ですね。

9月27日

黒田完投勝利!倉2発3打点!古田2安打!

 対ヤクルト戦、初回に先発黒田投手は青木選手の右翼線二塁打と 田中浩選手の犠打で一死三塁とされ、ラミレス選手に三塁線へ適時二塁打を浴びて1点を先制された。
 1回裏、ヤクルト先発グライシンガー投手を攻め、東出選手の右翼線二塁打と 森笠選手の二ゴロで一死三塁とし、栗原選手が中犠飛を上げて同点。 2回裏にはアレックス選手の左翼線二塁打と梵選手の一ゴロで一死三塁とし、 嶋選手の死球で一三塁とした後、倉選手が左犠飛を上げて1点を勝ち越した。
 3回裏には一死から森笠・栗原選手の連打で一二塁とし、新井選手が中前適時打して2点差に。 4回裏には倉選手が左越えへ6号ソロを放って3点差に。黒田・東出選手の連続敵失で一死二三塁とし、 森笠選手の左前適時打で4点差に。なおも一三塁から栗原選手が中犠飛を上げて5点差とした。 5回裏には吉川投手から倉選手がプロ初の2打席連続7号ソロを放って6点差とした。
 黒田投手は2回以降立ち直り、7回までを無失点で切り抜けた。 しかし8回表に代打古田選手に今季初安打となる中前打を打たれた後、 田中浩・ラミレス選手の連打で一死満塁のピンチ。二死としたものの、 ユウイチ選手に左翼線へ2点適時二塁打を浴びて4点差とされた。 続く二三塁のピンチは城石選手を抑えた。
 9回表は二死から古田選手に左中間フェンス直撃の二塁打を浴びたが、 逃げ切って完投した。
 7対3で勝利。広島は連敗を2で止めて借金は24。

 試合結果

 まるで古田選手の引退試合みたいな感じでしたね。 広島市民球場はこれで最後ということですから良かったのではないでしょうか。 カープナインがベンチ前で整列して見送っている姿も礼儀正しくて非常に良かったと思います。
 相手がグライシンガー投手だっただけに苦戦が予想されましたが、 打線は昨日一昨日が嘘のようにきっちり得点を取っていきました。 先頭打者が二塁打で出塁し、右打ちで三塁へ進め、犠飛で得点。 ケース打撃の見本のような得点の仕方が2度もありました。
 打のヒーローは倉選手。勝ち越しの犠飛と2打席連続本塁打で3打点の活躍でした。
 栗原選手は2本の犠飛でついに90打点に到達。 残り6試合ですが、100打点目指して頑張ってください。
 投のヒーローは黒田投手。 初回に1点取られた後は立ち直って好投。中盤以降は打線の大量援護に守られてスイスイ。 8回表は2点取られた後のピンチを切り抜けたのが大きかったです。あと2点追加されていたら、 試合がどう転んだかわかりません。7月24日以来今季6度目の完投勝利でした。

9月26日

高橋好投も救援投手陣逆転喫す

 対ヤクルト戦、初回に先発高橋投手は青木選手への四球と田中浩選手の犠打で一死二塁とされ、 ラミレス選手に左前適時打されて1点を先制された。
 ヤクルト先発増渕投手に抑えられていた広島打線は4回裏、新井選手の四球の後、 嶋選手が右翼席へ13号2ランを放って逆転した。 7回裏には梵選手が左越えへ18号ソロを放って2点をリード。
 2回表以降好投を続けていた高橋投手は8回表につかまった。 一死から青木選手に20号ソロを浴びて1点差に。田中浩選手に右前打されて高橋投手は降板。 救援した青木勇投手はラミレス選手に右翼線へ適時二塁打を浴びて同点とされた。
 そして9回表。8回表に好救援した横山投手が宮本選手に中前打され、 飯原選手の犠打を新井選手が失策して無死一二塁のピンチ。2者を抑えて二死二三塁とした後、 青木選手を敬遠して満塁。田中浩選手に右中間へ適時三塁打を浴びて3点を勝ち越された。 さらにラミレス選手に27号2ランを浴びて5点差とされた。
 広島打線はシコースキー投手に8回裏9回裏を完全に抑えられた。
 3対8で敗戦。広島は2連敗で借金は今季最多タイ25。

 試合結果

 消化試合特有の淡白な早打ち合戦ムードだったので、7回裏の梵選手の一発で勝ったなと思ったのですが、 ヤクルト打線に裏切られてしまいました。あっさり引き下がってくれるかと思っていたのですが、甘かったです。
 高橋投手は今季最長の7回1/3を投げましたが、好投が実りませんでした。 8回表はもうひと踏ん張りでしたね。
 横山投手。新井選手の失策は不運でした。田中浩選手の三塁打も外野が定位置ならば右飛でした。 確かに一時期ほどの安定感はなくなってきていますが、失点ほどひどい内容ではなかったように思います。
 打線。嶋選手の2安打と梵選手の1安打、チーム計3安打のみ。 嶋選手は今さらという感じもありますが、当たりが出てきましたね。 梵選手は18号本塁打。こうなったら20号目指してください。

齊藤がフェルナンデスに代わり出場選手登録

 フェルナンデス投手が出場選手登録を抹消され、 齊藤投手が出場選手登録された。

 齊藤投手の先発起用はあるでしょうか。

9月25日

石川にお手上げ、今季5位以下確定

 対ヤクルト戦、先発青木高投手とヤクルト先発石川投手の投手戦。
 青木高投手は0対0で迎えた7回表にガイエル選手に32号ソロを浴びて先制を許した。 8回表にはラミレス選手に26号ソロを浴び、青木高投手はプロ最長8回を2失点で降板した。
 広島打線は初回に廣瀬選手の中前打と東出選手の犠打で一死二塁としたが、 廣瀬選手が牽制死。二塁に走者が進んだのはこの時だけで、 その後も安打は散発でチャンスらしいチャンスはなく、 石川投手に4安打で完封された。
 0対2で敗戦。広島の連勝は2で止まり借金は24。 今季の5位以下が確定した。

 試合結果

 青木高投手は緩急をうまく使って好投したのですけど、2発に沈みました。 元々一発病を持っている投手ですから、100%失投なしで投げ切らないとこういうことも起きてしまいます。 ただ、プロ最長の8回をわずか2失点ですから、責められないですね。
 打線は石川投手の前になす術なし。石川投手が良過ぎたのでしょう。 あえて言えば初回の牽制死ですかね。あれで石川投手を乗せてしまったと言ったら言い過ぎでしょうか。

前田が右肘痛で欠場

 前田選手は23日の試合で右肘に張りを覚え、欠場している。

 大事ではないようなのですが…。密かに打率3割挑戦を楽しみにしていたのですが、 スタメン出場できないようだと難しいですね。

緒方と齊藤が一軍に合流

 緒方選手と齊藤投手が一軍に合流した。

 緒方選手、驚異的な回復力でした。来季もやれるというところをアピールしたいですね。
 齊藤投手。昨季終盤にプチブレイクして今季大きく期待されたのですが、不調。 ようやく一軍テストの機会を得ました。
 今後は今季最終登板を終えたローテ投手の枠に若手投手を登録していくのでしょう。

9月24日

佐々岡引退記者会見

 佐々岡投手の引退記者会見が広島市民球場で行われた。
 佐々岡投手は「入団してから背番号18をもらいまして、 まさか18年できると思ってませんでしたし、ひとつの目標として18年40歳というのはありましたけど。 大きな怪我がなかったからここまで来れたと思います。
長く野球をするためには結果を残さなければならない世界ですし、 年齢も年齢なんで、がんばったつもりなんですけど、 やっぱりごまかしというのはなかなか長く続かないもので、 チームには迷惑をかけれないという気持ちと自分の投球が戻らないということで、 最終的には自分で決めたですね。
自分の球が投げれない、ピッチャーというのは真っすぐが走っての変化球というのを 自分の中で思ってましたので、その真っすぐが走らないという中でも切れというのをね、 取り戻そうとやってきましたけど、やっぱりそれがなかなかできない。
1回しかできなかったあの優勝というのが本当に良い思い出でもありますし、 好きな球団で好きな野球ができて、18年もやらしてもらって、 ただ今このチームでもう1回優勝したかったなとそう思います。
恩返しできるように、戻ってくる機会があれば帰ってきたいと思います。 ご声援をいただき、本当にありがとうございました」。
 佐々岡投手の引退試合は10月6日横浜戦で行われる。

 佐々岡投手、18年間お疲れ様でした。そしてありがとうございました。 10月6日はたくさんのファンに広島市民球場に集まってもらいたいですね。

初回速攻5得点、長谷川3勝目を援護

 対ヤクルト戦、雨のため試合開始が1時間29分遅れた。 初回にヤクルト先発藤井投手を攻め、廣瀬選手が左翼左へ二塁打した後、 東出選手が右翼右へ適時二塁打して1点を先制。一死後、 新井選手が右中間適時二塁打して2点目。二死後、梵選手が左翼席へ17号2ランを放って4点目。 嶋選手が左中間へ12号ソロアーチを放って5点目。
 2回裏にも一死から廣瀬・東出選手の連打と栗原選手の三ゴロ敵失で満塁とし、 新井選手の遊ゴロの間に6点目。
 先発長谷川投手は毎回のように走者を許しながらも4回まで無失点。 5回表、川本選手への四球と梵選手の失策などで一死二三塁とされ、 田中浩選手の中犠飛で5点差とされた。 長谷川投手は6回表7回表も走者を許しながら粘って7回1失点で降板。
 2回裏以降得点のなかった広島打線は、 8回裏に栗原選手が佐藤投手から中越えへ25号ソロを放って1点を追加した。
 8回表は横山投手が3人でピシャリ。 9回表は青木勇・佐竹・林投手をつぎ込み、ラミレス選手の適時打による1点に抑えて逃げ切った。
 7対2で勝利。広島は2連勝で借金は23。

 試合結果

 2回までの6得点に守られて長谷川投手が好投しました。 結構ピンチがありましたが粘りました。少しずつでも失点すればどういう展開になったかわかりませんから、 大量リードをしっかり守ることは大事だと思います。 長谷川投手は3勝目。安定感が光ります。
 打線は初回にいきなり5得点。1番に抜擢された廣瀬選手がいきなり二塁打すると、 東出選手も二塁打して2人で1点を取りました。新井選手も適時二塁打で続き、 いまやチャンスメーカーからポイントゲッターに華麗な転身を図っている梵選手が一発。 嶋選手も2試合連続の一発で続きました。
 1番に起用された廣瀬選手は3安打猛打賞。起用の期待に応えましたね。
 これで5位ヤクルトに1ゲーム差。明日は最下位脱出と行きたいですね。

新井残留へ署名活動

 全国広島東洋カープ私設応援団連盟は、FA権を取得した新井選手のカープ残留を願って、 ファンにフラッグへのメッセージ書き込みを求める署名活動を広島市民球場周辺で行った。

 昨年は黒田投手残留に絶大な効果があったようですから、 今年もうまくいくと良いですね。

中日にマジックが点灯

 中日に優勝へのマジックナンバー7が点灯した。

 広島が中日をいじめればマジックナンバーを消すこともありそうですが。

9月23日

祝!大竹プロ初完封勝利!

 対中日戦、3回表に嶋選手が中日先発小笠原投手から左中間へ11号先制ソロを放った。 4回表には一死から新井選手の右前打の後、前田選手が右越えへ14号2ランを放って3点をリードした。
 先発大竹投手は初回一死一三塁、2回裏一死一三塁、3回裏も2安打されるも粘り強い投球で無失点。 さらに6回裏には一死二三塁、7回裏にも二死満塁とされたが無失点。
 追加点の欲しい広島は8回表に前田選手が高橋投手から右越えへ15号ソロを放って4点差に。 9回表にもアレックス選手の左翼線二塁打をきっかけに二死三塁とし、 新井選手の中前適時打で5点差とした。
 大竹投手は8回裏9回裏を3人ずつで片付け、プロ初完封勝利を挙げた。
 5対0で勝利。広島は連敗を3で止めて借金は24。

 試合結果

 大竹投手、プロ初完封勝利おめでとうございます。 序盤からピンチの連続で、まさか完封してしまうとは思いませんでした。 本当に粘り強い投球でした。球数は126球。 終盤は「ブラウン監督、失点するまでは交代させないで」と祈りながら見ていました。
 打線は大竹投手を効果的に援護。安打数、本塁打数の割に得点は少ないですが、 得点のタイミングが先制・中押し・ダメ押しということで良かったですね。
 前田選手は2発3打点で打のヒーロー。嶋選手の先制弾は左方向でしたが、よく飛びましたね。 新井選手のダメ押し打も良かったです。 大竹投手が失点するまで続投させても大丈夫だろうという点差になりましたから。
 昨日一昨日の戦いを見て、優勝を目指す中日に3タテも覚悟しましたが、 よく一矢報いてくれました。

9月22日

3連敗で借金最多25、今季対中日戦負け越し決定

 対中日戦、2回表に中日先発中田投手を攻め、梵選手の左翼線二塁打の後、 喜田選手が左翼線へ適時二塁打して1点を先制した。
 先発宮崎投手は3回裏に谷繁選手の左前打と中田投手の犠打で一死二塁とされ、 井端選手に右中間適時三塁打されて同点。二死後、 中村紀選手に右前適時打を浴びて1点を勝ち越された。 4回裏には李選手に中越えへ9号ソロを浴びて2点差とされた。
 広島打線は5回表に反撃。東出・アレックス・栗原選手の3連打で無死満塁とし、 新井選手が左前へ2点適時打して同点。中田投手をKOした。 なおも無死一二塁だったが、救援した石井投手に後続を抑えられた。
 6回裏、森野選手への四球、李選手の右前打、代打立浪選手への四球で一死満塁とされ、 宮崎投手は降板。救援した林投手が谷繁選手に左前適時打を浴びて2点を勝ち越された。 さらに代打井上選手に左中間への2点適時三塁打を浴びて4点差とされた。
 7回裏にはフェルナンデス投手が6安打を集中されて5失点。試合が決まった。
 3対12で敗戦。広島は3連敗で借金は今季最多の25。今季対中日戦の負け越しが決まった。

 試合結果

 宮崎投手。立ち上がりはなかなか良い制球で、 今回は前回の中盤以降の投球が最初から続くかと期待したのですが、 逆に中盤から球が中に来る場面が増えて打たれました。 しっかりした制球を身につけて欲しいですね。
 フェルナンデス投手はめった打ち。残留に向けてアピールしたかったでしょうが…。

9月21日

連続サヨナラで2連敗、最下位転落

 対中日戦、3回表に倉選手が中日先発川上投手から左越えへ5号先制ソロを放った。
 先発黒田投手は初回を除いて得点圏に走者を許したが粘投で4回まで無失点。 しかし5回裏、井端選手の左前打とウッズ選手への四球で二死一二塁とされ、 森野選手に15号逆転3ランを浴びた。
 粘る広島は7回表、新井選手の三塁内野安打と梵選手の二塁内野安打で二死一二塁とし、 嶋選手がファールで粘った末に14球目を右翼右へ2点適時二塁打を放って同点とした。 倉選手の敬遠四球で一二塁としたが、黒田投手の代打尾形選手が凡退して勝ち越しならず。
 広島打線は8回表以降、中日救援投手陣に梵選手の1安打のみに抑えられて得点できず。 一方、広島救援投手陣も7回裏以降、 四球を連発してピンチを作りながらも中日打線に得点を許さず。
 そして11回裏、森投手が一死から井端選手への四球と荒木選手の犠打で二死二塁とされ、 中村紀選手に19号サヨナラ2ランを浴びた。
 3対5で敗戦。広島は2試合連続サヨナラ負けで借金は今季最多の24。最下位に転落した。

 試合結果

 11回裏は森投手には荷が重かったですかね。これも勉強です。
 先発は黒田投手。粘っていたのですが、森野選手の一発に沈みました。 森野選手の前のウッズ選手への2−3からの球は外角低めへの非常に良い球だったんですけどね。 ちょっと低かったのですかね。あの1球は惜しかったです。
 横山投手と永川投手は四球を連発。何とか無失点に切り抜けましたが、 安定感に欠ける投球でした。一方、青木勇投手は抜群の制球で9回裏を3者凡退。 復調が感じられました。
 打線は今季初対戦となる中日エース川上投手から倉選手がまさかの一発を放ち、先制。 その後は得点の気配が全くありませんでしたが、 7回表のワンチャンスで嶋選手が粘りに粘った末に同点適時二塁打を放ちました。 もしテレビ中継を録画していてカープが負けたから見るのはやめようと思っている方は、 名場面ですので、この場面だけは見てください。試合開始後2時間19分ぐらいからです。

廣瀬が出場選手登録

 廣瀬選手が出場選手登録された。

 さっそく代打で登場しましたが三ゴロに倒れました。

巨人がイースタン優勝

 巨人がイースタンリーグを制覇した。

 おめでとうございます。

9月20日

SATOの無責任先発予想

 21日からナゴヤドームで中日3連戦、続いて広島でヤクルト4連戦、 計7連戦。
 広島の先発は黒田・宮崎・大竹・長谷川・青木高・高橋・黒田投手と予想します。
 中日の先発は川上・小笠原・中田投手でしょうか。
 中日との対戦がかなり残っているので、 中日優勝の命運を広島が握っていると言えるかも知れません。 またヤクルト4連戦は最下位争いの逆天王山となります。 できれば勝ち越して5位の座をがっちり固めたいですね。

鞘師が出場選手登録抹消

 鞘師選手が出場選手登録を抹消された。

 廣瀬選手の一軍昇格でしょうか?

ダグラスが米国へ帰国

 ダグラス投手が米国へ帰国した。今季は1度も登板しなかった。

 期待していたんですが…。

9月19日

佐々岡が現役引退

 佐々岡投手が現役を引退することが明らかになった。 佐々岡投手はこの日球団事務所を訪れ、 松田元オーナーと鈴木清明球団本部長に引退の意向を申し入れ、 了承された。体力の限界と後進に道を譲ることが引退理由。 今季の成績は10試合2勝7敗防御率6.40。5月12日横浜戦から7月29日巨人戦まで5連敗した後、 二軍で調整していた。
 佐々岡投手は1990年ドラフト1位でNTT中国から入団。 1991年には大車輪の活躍で17勝を挙げてリーグ優勝に貢献し、 MVP・最多勝・最優秀防御率・沢村賞を獲得。 その後、チーム事情から先発・抑え・中継ぎを行ったり来たりしながら主力投手としてチームを支え続けた。 1999年5月8日の中日戦でノーヒットノーランを達成。 通算成績は138勝153敗106セーブ防御率3.58。
 広島球団は10月の地元最終戦で引退試合を行う予定。

 覚悟はしていましたが、現実となると寂しいですね。 過去何度かあった引退危機では、その度に復活してくれたのですが…。 長い間お疲れ様でした。

横浜すっぽん打線に逆転サヨナラ負け

 対横浜戦、横山先発山口投手を攻め、 初回に二死から栗原選手の四球と新井選手の中前打で一二塁とし、 前田選手の右翼線への適時二塁打で1点を先制。 さらに梵選手の三ゴロが敵失を誘って2点目。 3回表にも二死から前田選手の右前打の後、 梵選手が左越えへ16号2ランを放って4点をリード。
 しかし2回裏に先発高橋投手が金城選手への四球の後、 村田選手に28号2ランを浴びた。 6回裏には金城選手の右前打と村田選手への四球で一死一二塁とされ、高橋投手は降板。 林投手が二死としたが、佐竹投手が佐伯選手への四球で満塁とされ、 下窪選手に2点適時打を浴びて同点とされた。
 7回表、横山投手を攻め、アレックス・栗原選手の連打で一死一二塁とし、 二死後、前田選手がマットホワイト投手から死球を受けて満塁のチャンス。 梵選手が中前適時打して2点を勝ち越した。代打井生選手の四球で満塁とし、 倉選手が左前へ2点適時打を放った。 さらに倉選手が一二塁間で挟まれている間に井生選手がホームインし、5点をリードした。
 しかし7回裏、横山投手が仁志選手の右前打と内川選手への四球で一死一二塁とされ、 金城選手に右翼線適時二塁打されて4点差。村田選手に29号3ランを浴びて1点差。 吉村・佐伯選手の連打で一死一三塁とされ、 代打鈴木尚選手に右翼線へ落ちる適時打で同点とされた。
 9回表、加藤投手から新井選手が中前打し、前田選手が右中間適時二塁打して1点を勝ち越した。
 9回裏、永川投手が一死から吉村選手に右中間三塁打された。 佐伯選手の右直は嶋選手が好捕して二死。 代打種田選手を空振り三振させたが、暴投となって振り逃げされて同点。 代走木村選手の盗塁で二死二塁とされ、相川選手に右中間へサヨナラ適時打を浴びた。
 10対11で敗戦。広島の借金は今季最多タイの23。

 試合結果

 横浜は本当に粘り強かったですね。4点リードを追いつかれ、5点リードを追いつかれ、 1点リードを逆転されてサヨナラ負けでした。 逆に広島打線も4点リードを追いつかれても突き放し、5点リードを追いつかれても突き放しと、 粘りを見せたんですけどね。
 打線は前田選手の4安打や梵選手の4打点などよく打ちました。 最終回は1点取った後の無死二塁で追加点を奪えなかったのが拙かったですが、 10点も取っているんですから…。
 投手陣では横山投手が最大の誤算。 8月24日に自責点1が記録されて以来自責点なしという抜群の安定感を見せていましたから、 まさか1イニングで5失点するとは…。青木勇投手が好調の時だったら、 あの回の途中で救援に送ることができたのでしょうが…。
 要所要所で与えた四球が命取りになっています。 高橋投手が4回裏に金城選手に与えた四球、6回裏に村田選手に与えた四球。 佐竹投手が6回裏に佐伯選手に与えた四球。7回裏に横山投手が内川選手に与えた四球。 これらの四球がなければこんなには失点していません。
 横山・青木勇・永川投手という終盤の勝ちパターンができたと喜んでいましたが、 どうやら崩壊してしまったようです。明日1日休んで復活してくれれば良いですけど。

中日がウエスタン優勝

 中日がウエスタンリーグ優勝を決めた。

 おめでとうございます。

9月18日

悪夢再現一歩手前、連敗ストップ

 対横浜戦、先発青木高投手は2回裏に小池・下窪選手の短長打で1点を先制された。 青木高投手は5回裏以外は毎回得点圏に走者を進めながら粘投で5回をこの1点に抑えた。
 横浜先発工藤投手の前に4回まで2併殺で無得点の広島打線は5回表に反撃。 嶋選手の左翼線二塁打、倉選手の四球、東出選手の左前打で一死満塁のチャンス。 アレックス選手が三塁線を破る2点適時二塁打を放って逆転した。二死後、新井選手の四球で満塁とし、 前田選手の中前適時打で2点をリードした。
 7回表には横山投手から代打喜田選手の右前打と東出選手の犠打で一死二塁のチャンス。 代わった木塚投手からアレックス選手が右中間適時二塁打、 栗原選手が左中間適時二塁打を放って4点差とした。
 9回表にも秦投手から栗原選手の左中間二塁打で一死二塁とし、二死後、 代打尾形選手の中前打が金城選手の適時失策を誘って5点差。
 6回裏から林・横山投手をつなぎ、9回裏は昨日2本塁打を浴びた青木勇投手が登板。 代打石川・相川選手の連打の後、佐伯選手に右越え適時二塁打を浴びて4点差とされてKO。 救援した永川投手が二死としたが、暴投で3点差。金城選手の適時打で2点差。 村田選手への四球で一二塁とされたが、吉村選手を抑えた。
 6対4で勝利。広島は連敗を5で止めて借金は22。

 試合結果

 最終回は5点のリードを猛追されました。先の巨人戦の悪夢再現一歩手前でしたね。 冷や汗がタラ〜リと首筋から流れました。
 9回裏は回の頭から永川投手を出さないなんて、ブラウン監督懲りてねーとも思いましたが、 出したのが青木勇投手でしたから、まあ納得です。 ただ、青木勇投手はこれで2試合連続で打ちこまれてしまったことになります。 調子を落としているんですかね?せっかく試合終盤の形ができていたのに、 セットアッパーとして使えなくなったらヤダなあ。
 永川投手はドタバタしましたが、火消しに成功。これで自己シーズン最多の28セーブです。
 青木高投手はピンチの連続。しかしよく粘ってくれました。5勝目です。
 打線は序盤は拙攻でしたが、中盤以降つながりました。 アレックス選手は5回表の逆転の2点適時二塁打、7回表の適時二塁打で計3打点の活躍。 最終的には新井選手を除く先発野手全員安打のチーム15安打と活発でした。

9月17日

長谷川7回裏我慢の限界越え、鯉5連敗

 対横浜戦、先発長谷川投手と横浜先発三浦投手の投手戦。 長谷川投手は5回裏に吉村・鈴木尚選手の長短打で無死一三塁とされたが、 後続を抑えてピンチを切り抜けた。 広島打線は三浦投手の前に7回まで4安打で三塁を踏めず、31イニング連続無得点。
 そして7回裏、佐伯選手の中前への飛球にアレックス選手がわずかに届かず二塁打とした後、 吉村選手の三塁線へのゴロを新井選手が一塁へ悪送球して無死二三塁のピンチ。 鈴木尚選手の打席で長谷川投手が暴投。一気に2者が生還して2点を先制された。 さらに鈴木尚選手の右中間二塁打と相川選手の一ゴロで一死三塁とされ、 三浦投手に右越えへ適時二塁打されて3点差とされた。長谷川投手はここでKO。 救援した青木勇投手が仁志選手に9号2ラン、金城選手に12号ソロを浴びて6点差とされた。
 8回表、東出選手の左翼線二塁打で一死二塁とし、 アレックス選手の遊ゴロが野中選手の悪送球を誘って1点を返し、連続イニング無得点を止めた。 二死後、新井選手の右前適時二塁打で4点差とした。
 9回表には加藤投手を攻め、梵選手が左越えへ15号ソロを放って3点差。 一死後、石原選手が右前打。 救援したクルーン投手から代打尾形選手が右翼右へ二塁打して二三塁、一発で同点のチャンス。 しかし東出・アレックス選手が凡退した。
 3対6で敗戦。広島は5連敗で借金は今季最多の23。

 試合結果

 現時点では最も安定している長谷川投手が先発だっただけに何とか連敗を止めたかったです。
 長谷川投手は期待通り素晴らしい投球をしていたんですけどね。 7回裏は守備のミスでピンチが広がり、自らの暴投で先制点を許しました。 そこで気持ちを切り替えることができていればよかったのですが、 その後も連打されて傷口を広げてしまいました。 味方打線に得点の気配が全くありませんでしたから、おそらく気持ちが切れちゃったんでしょうね。 もう一粘りできなかったのは打線のせいもあるでしょう。
 安定した投球が続いていた青木勇投手が2本塁打で3失点。 最終スコアからすればこの3点が決勝点。 「たまにはこういうこともあるさ」で済むのか、 調子を崩して勝ちパターンの中継ぎから脱落していくか、明日以降の投球に注目です。
 打線は2番アレックス選手、6番梵選手の新打順。 得点力不足を何とかしたいというベンチの気持ちはよくわかります。 この打順が功を奏したとはとても言えませんが、32イニングぶりの得点。 最終回にはクルーン投手を引っ張りだし、一発で同点の場面を作る粘りを見せました。 ただ、長谷川投手が好投していただけに、三浦投手が良かったとはいえ、 何とか先制点が欲しかったですね。

唐川を1巡目指名

 広島球団はスカウト会議を開き、 高校生ドラフトで千葉・成田高の唐川侑己投手を1巡目指名することを決めた。 また大学社会人ドラフトの1巡目候補として、慶大の加藤幹典投手、東洋大の大場翔太投手、 愛知工大の長谷部康平投手を挙げた。

 くじ運があることを祈ります。

広島、ウエスタン日程を終了

 広島二軍はウエスタン・リーグ全日程を終了した。 28勝51敗9分の5位。

 試合結果

 前田健投手が6回4安打2失点で5勝目。
 2年連続最下位。個人成績でも突出した選手が見当たらないのが残念です。

9月16日

完敗で4連敗、今季Bクラス確定

 対巨人最終戦、初回に先発大竹投手が小笠原選手に30号先制2ランを浴びた。 4回裏には李選手の二塁打をきっかけに一死三塁とされ、阿部選手の左邪犠飛で3点差とされた。
 6回裏には李選手への四球と二岡選手の中前打で無死一二塁とされ、 一死後、ゴンザレス選手に適時二塁打を浴びて1点を追加された。ホリンズ選手への四球で満塁とされ、 大竹投手はKO。今季初登板の森投手が二死としたが、 高橋由選手に3点適時二塁打を浴びて7点差とされた。
 8回裏には林投手が高橋由・古城選手の適時二塁打で2点を追加された。
 広島打線は今季初先発の巨人野間口投手を攻めきれず、6回まで無得点。 7回以降も巨人救援投手陣に抑えられて2試合連続完封リレーを許した。
 0対9で完敗。広島は4連敗で借金は今季最多の22。 また、残り試合全勝しても中日が全敗した場合の勝率を上回ることができなくなったため、 4位以下が確定。クライマックスシリーズ進出の可能性がなくなった。

 試合結果

 大竹投手。初回の小笠原選手の本塁打は低めへの変化球で悪い球ではありませんでした。 小笠原選手が巧かったです。 4回裏の失点のきっかけになった李選手の二塁打は高めボール球を打たれたもの。 6回裏の二岡選手の中前打も不運なポテンヒット。 とまあ、失点の割にはまずまずの好投でした。もう少し粘って欲しかったですけどね。
 打線はこれで24イニング連続無得点。 巨人が苦し紛れに出してきた今季初先発の野間口投手を攻略できませんでした。 そんな中、栗原選手は3安打。まだ油断はできませんが、 打率3割達成はほぼ確実な状況になってきました。
 初戦の大逆転負けでチーム全体がシュンとなってしまい、 巨人には勢いを与えてしまった印象があります。 巨人に3タテという結果が半ば予想でき、また、その通りになってしまったことが残念です。

森が上野に代わり出場選手登録

 上野投手が出場選手登録を抹消され、森投手が出場選手登録された。

 森選手は2005年9月10日以来2年ぶりの一軍登板。 一死満塁という厳しい場面で、二死までこぎつけましたが、 高橋由選手に走者一掃の適時二塁打を浴びてしまいました。 次の回を3者凡退に抑えたことに希望を持ちたいと思います。

ウエスタン情報

 試合結果

 齊藤投手が7回途中7安打2失点で勝利投手。松本・中谷選手が3安打。

入団テスト合格者なし

 広島球団は広島市民球場で新入団テストを行った。57人が受験したが合格者はなかった。

 残念でした。