カープ日記


8月31日

前田2000本安打へ王手

 対中日戦、2回裏に新井選手の左翼線二塁打と前田選手の一ゴロで一死三塁とし、 栗原選手の右犠飛で1点を先制した。
 先発宮崎投手は毎回安打されながら3回表まで無失点。 しかし4回表にウッズ・森野選手の短長打で一死二三塁とされ、 李選手の左翼右への飛球は前田選手が美技で抑えたが、左犠飛となって同点とされた。 宮崎投手は5回6安打1失点で降板。
 7回表、梅津投手が谷繁選手への四球と朝倉選手の犠打で一死二塁とされ、 二死後、荒木選手の左前適時打で1点を勝ち越された。
 広島打線は朝倉投手からチャンスは作るものの得点できず。 7回裏には前田選手の遊撃内野安打で無死一塁としたが、 栗原選手が二ゴロ併殺に倒れた。
 9回裏にはアレックス選手の遊撃内野安打で無死一塁としたが、 新井選手が遊ゴロ併殺。チャンスが潰えたかに見えたが、 前田選手の通算1999安打目となる右前打と栗原選手の四球で二死一二塁、 同点のチャンス。森笠選手が右前打したが、 二塁走者代走廣瀬選手が本塁憤死してゲームセット。
 1対2で敗戦。広島は2連敗で借金は今季最多タイ21。

 試合結果

 さすがに前田選手の3安打はないだろうと思いましたが、 もしもということもあるので後悔しないように広島市民球場で観戦してきました。 球場での前田選手の応援ムードは凄かったです。 ブラウン監督も前田選手を8月11日以来の5番に起用し、快挙達成へ後押し。 前田選手もそんなこんなの期待に応えて2安打。ついに2000本安打へあと1本、王手です。
 宮崎投手。3回まではヒットを打たれながらもなかなかの好投でしたが、 4回ぐらいから危なっかしくなっていました。スタミナ不足なんですかね。 5回1失点で先発の役割は果たしました。
 打線は2回裏にあっさり先制しましたが、その後の1点が遠かったです。 全体的にちぐはぐな攻撃が目立ちましたね。
 いつもなら打線の拙攻に腹を立てるところですが、 前田選手目的の観戦だったせいか、それなりに満足して帰途につくことができました。 明日も行く予定です。

ウエスタン情報

 試合結果

 齊藤投手は5回7安打3失点。打線はわずか4安打で1得点のみ。

8月30日

前田無安打でブレーキ、黒田踏ん張れずKO

 対阪神戦、先発黒田投手は2回裏に桜井選手の7号ソロで先制を許した。
 広島打線は阪神先発杉山投手から4回まで7安打して毎回得点圏に走者を進めながら無得点。 ようやく5回表に新井選手の四球と栗原選手の右前打で一死一三塁とし、 前田選手の一ゴロ併殺崩れの間に同点とした。
 しかし6回裏、赤星選手の二塁内野安打とシーツ選手の犠打で二死二塁のピンチ。 ここで金本選手を敬遠して一二塁としたがこれが裏目。 桜井選手に左翼左を抜ける適時三塁打を浴びて2点を勝ち越された。 なおも葛城選手の左前適時打で3点差とされた。
 広島打線は7回表に反撃。久保田投手から東出・アレックス選手の連打で無死一二塁とし、 新井選手の一ゴロがシーツ選手の適時失策を誘って2点差。なおも無死一三塁だったが、 栗原選手の三ゴロでアレックス選手が三本間で挟殺。 代わったウィリアムス投手に前田・嶋選手が凡退。
 8回表はウィリアムス投手、9回表は藤川投手に無安打に抑えられた。
 2対4で敗戦。広島の借金は20。

 試合結果

 6回裏の金本選手の敬遠策がひとつのポイントでしたかね。 勝負にいった桜井選手は先制本塁打や右翼守備でのファインプレーなど乗っている選手でした。 結果論ですが、空気を読めない采配だったかなと思いました。 JFKが出てくるというプレッシャーから1点もやれないということでの敬遠策だったのでしょうが…。
 そういう意味では序盤にチャンスを潰しまくったのが一番の敗因。 2〜3点リードしていれば敬遠策もなかったでしょう。
 あとは7回表のチャンスで嶋選手に代打を出さなかったのも解せない采配でした。 嶋選手はウィリアムス投手とは相性が良いのでしょうか? ウィリアムス投手は左打者の方が苦手とかいうデータがあるのかな?
 前田選手は無安打。打点は1つ挙げましたが、今日は完全なブレーキでした。 2000本安打は残り3本のまま広島市民球場へ持ち越しです。

8月29日

前田2安打2得点!好継投で逃げ切る

 対阪神戦、2回表に阪神先発上園投手を攻め、前田・石原選手の連打で無死一二塁のチャンス。 一死後、青木高投手の投前バントを上園投手が三塁へ送球したが、 シーツ選手が適時失策して1点を先制。 なおも一死一二塁で石原・青木高選手が重盗を決めて二三塁とし、 梵選手が右犠飛を上げて2点をリードした。
 先発青木高投手は2回裏に濱中選手に3号ソロを浴びて1点差とされた。
 しかし4回表、前田選手が右越えへ12号ソロを放って再び2点をリード。
 4回裏、金本選手の中前打と桜井選手への四球で一死一二塁とされ、 高橋光選手の左前適時打で1点差とされた。 なおも一死一二塁だったが野口選手を遊ゴロ併殺に抑えた。 青木高投手は5回2失点で降板。
 6回裏からはフェルナンデス投手が登板。8回裏に関本・シーツ選手の連打でピンチを招いたが、 金本・桜井選手を抑えた。
 9回裏は永川投手が一死から代打桧山選手に四球を与えたが、後続を抑えた。
 3対2で勝利。広島は連敗を2で止めて借金は19。

 試合結果

 4回までに3対2。もつれるかと思いましたが、試合はそのまま動きませんでした。
 これまで好投報われなかった青木高投手は3勝目。先発では2勝目になります。 得点直後に失点するなど反省点もありますが、とにかく勝ち投手になれたのは良かったです。
 2番手フェルナンデス投手の好投は嬉しい誤算。 まさか3回を無失点で切り抜けてくれるとは思いませんでした。 ヒーローインタビューを受けていました。
 攻撃では2回表に相手のミスによる幸運な先制点。 その後の相手の動揺を見透かすような、スキを突いた重盗は見事でした。 まさか石原選手と青木高投手で重盗するとは誰も思わなかったでしょう。 続く梵選手がそつなく犠飛。
 前田選手は2安打。2回表には先制点につながる右前打。 4回表には結果的に決勝弾となった12号ソロ。最終回には葛城選手の大きな打球を好捕。 大活躍でした。2000本安打へあと3本。1試合で達成できる圏内に入ってきました。

青木高がプロ初盗塁

 青木高投手は2回表に一塁走者として、二塁走者石原選手とともに重盗を決め、 プロ初盗塁を記録した。

 おめでとうございます。

青木高・佐竹が小山田・広池に代わり出場選手登録

 小山田投手と広池投手が出場選手登録を抹消され、青木高・佐竹投手が出場選手登録された。

 小山田投手は抹消ですか。来週は長谷川投手が戻ってきそうなので、 先発要員は足りているということなのかな。

ウエスタン情報

 試合結果

 小島投手は3回9安打6失点。6回表に集中打で4点を挙げるも届かず。

8月28日

前田の1995安打目で阪神とドロー

 対阪神戦、初回に阪神先発能見投手を攻め、梵選手の中前打とアレックス選手の三ゴロ敵失などで 二死一三塁のチャンス。ここで梵選手とアレックス選手が重盗を決めて1点を先制した。
 先発小山田投手は3回裏に関本選手の中前打と能見投手の犠打で一死二塁とされ、 鳥谷選手に右前打。廣瀬選手が本塁に好返球したが、倉選手が関本選手とぶつかって落球して同点。 赤星選手の遊撃内野安打、シーツ選手への死球で一死満塁とされ、 金本選手の右前適時打で1点を勝ち越された。さらに林選手の中犠飛で2点をリードされた。 しかし小山田投手はその後を抑え、6回3失点で降板。
 4回表、新井選手が中越えへ23号ソロを放って1点差。 栗原選手の右前打の後、前田選手が右中間突破の適時二塁打を放って同点とした。
 その後、広島打線は安藤・久保田・ウィリアムス・藤川・渡辺・江草投手に得点できず。 7回裏から12回裏までを横山・青木勇・永川・上野投手が踏ん張り、阪神打線を抑えた。
 3対3で引き分け。広島の借金は20のまま。

 試合結果

 チャンスもかなりあったので、何とかならなかったのかなという気もしますが、 まあ、よく引き分けたと言ってよいのではないでしょうか。
 横山投手以下救援投手陣が阪神打線を零封。 相手はJFKでしたから1点もやれない状況でした。よく抑えてくれました。
 先発小山田投手は3回裏に3失点し、6回で8安打されたものの、粘投でした。 3回裏は前回同様大量失点の可能性がありましたが、ギリギリのところで踏ん張りました。 また先発のチャンスがもらえそうな感じです。
 打線。初回は足技。4回表は新井選手の久々の一発と前田選手の適時二塁打。 前回完封を許した能見投手を早々とマウンドから引きずり降ろしました。 投手陣の踏ん張りでJFKをやりすごした11回表か12回表に得点が欲しかったですね。
 前田選手は1安打。2000本安打へあと5本です。

梵が左足小指負傷で途中交代

 梵選手は1回裏の守備で鳥谷選手のスライディングで左足小指を負傷。 4回裏の守備から交代した。

 初回は中前打で出塁し、アレックス選手とのコンビで本盗を見事に決める活躍だったのですが…。 軽傷であることを祈ります。

ウエスタン情報

 試合結果

 前田健投手の初回4失点が最後まで重く敗戦。
 松本選手が復帰。

8月27日

お知らせ

 恒例の広島市立大学全館停電のため、 最長で8月31日(金)夕方から3日(月)午前中まで 本サイトにアクセスできなくなります。 「前田祭り」が起きそうな中での停止になって心苦しいのですが、 ご了解ください。

SATOの無責任先発予想

 28日から甲子園で阪神3連戦、続いて広島で中日3連戦、計6連戦。
 広島の先発は小山田・青木高・宮崎・黒田・高橋・大竹投手と予想します。
 阪神の先発は能見・上園・杉山投手でしょうか。
 今節は前田選手が2000本安打を達成できるかに注目が集まりそう。 週末、満員の広島市民球場で達成してくれることを期待しています。

8月26日

大竹大乱調、いきなり試合壊す

 対巨人戦、先発大竹投手は初回に谷・清水選手の連打で無死一二塁のピンチ。 二岡選手の犠打を栗原選手が一塁へ悪送球して1点を先制された。 さらに小笠原・李・阿部・木村拓選手に4連打されて4点を追加され、 ホリンズ選手の遊ゴロ併殺の間に6点目。2回表にも谷・清水選手の連打で無死一三塁とされ、 二岡選手の中犠飛で7点目。小笠原選手の二塁打で一死二三塁とされて大竹投手はKO。 救援したフェルナンデス投手が李選手の投ゴロの間に8点目。阿部選手の適時打で9点目。
 3回表にはホリンズ選手の11号ソロで10点目。 6回表には広池投手が二岡選手の適時二塁打、李選手の適時打、 木村拓選手の適時二塁打で14点目。
 広島打線は2回裏に巨人先発久保投手から新井・前田選手の安打で一死一三塁とし、 森笠選手の中犠飛で1点を返したのみ。
 1対14で惨敗。広島は2連敗で借金20。

 試合結果

 大竹投手が滅多打ちに遭いました。栗原選手の失策は痛かったですが、 それにしても点を取られ過ぎでした。
 前田選手は5月17日以来、今季4度目の3安打。 2本目の安打は二ゴロがアレックス選手に当たった幸運なものでした (アレックス選手がわざと当たったのかな?)。2000本安打へあと6本です。 次の甲子園で達成する可能性も出てきましたが、 そうなりそうになったら休養日を設けて週末の広島市民球場に持ち越すのでは。

前スカウト渡辺秀武氏が亡くなる

 前広島スカウトの渡辺秀武氏が浜松市内の病院で肺炎のため亡くなった。65歳。 渡辺氏は1963年に巨人入り。日拓、大洋、ロッテを経て、79年に広島へ移籍。 79年80年の連続日本一に貢献した。通算成績は606試合118勝100敗8セーブ、 防御率3.35。82年に引退後は広島でスカウトとして活躍した。

 現役時代は下手投げで中継ぎで投げまくっていた印象が残っています。 スカウトとしても多くの選手を獲得してくれました。お悔やみ申し上げます。

ウエスタン情報

 試合結果

 ウエスタン初先発の山中投手は3回途中4安打無失点で降板。 最近中継ぎ登板が続く大島投手が負け投手。

8月25日

天敵金刃KOも投手陣踏ん張れず逆転負け

 対巨人戦、初回に巨人先発金刃投手からアレックス選手が左中間へ6号先制ソロを放った。
 しかし2回表に先発高橋投手は李選手の右前打と矢野選手への四球で二死一二塁とされ、 ホリンズ選手に中前適時打を浴びて同点。
 3回裏、梵選手が中越えへ11号ソロを放って勝ち越し。二死後、 新井選手の左翼線二塁打と栗原選手の四球で一二塁とし、 前田選手が右越えへ11号3ランを放って4点をリードした。
 しかし直後の4回表に阿部選手に29号ソロを浴びた。 5回表にも谷・木村拓選手の長短打と二岡選手への死球で無死満塁とされ、 小笠原選手の左犠飛で2点差に。二死後、阿部選手の左前適時打で1点差に迫られた。 高橋投手は5回4失点で降板。
 そして7回表、3番手広池投手が二岡・小笠原・李選手の3連打で無死満塁のピンチ。 一死後、救援した梅津投手が矢野選手の遊ゴロの間に同点とされた。 二死一三塁から代打清水選手の遊ゴロがイレギュラーして適時打となり、1点を勝ち越された。 さらに脇谷選手に右中間へ2点適時三塁打を浴びて3点差とされた。
 4回以降無得点だった広島打線は8回裏に反撃。山口投手から前田選手が左越え二塁打し、 二死後、代打井生選手が遊撃内野安打して一三塁のチャンス。 代わった上原投手から梵選手が左前適時打して2点差に迫った。なおも一二塁のチャンスだったが、 森笠選手が凡退。
 9回表に上野投手が矢野選手に6号ソロを浴びてダメ押しされた。
 6対9で敗戦。広島は借金19。最下位。対巨人戦の連勝は4で止まった。

 試合結果

 逆転された中継ぎ投手陣も敗因ですが、 先発した高橋投手が味方の得点直後に巨人打線に反撃を許したのも敗因ですね。 打撃戦の流れを作ってしまいました。
 打線は3回までに5点を良く取ったのですが、リードしているうちに追加点を取れなかったのも敗因です。
 前田選手は2安打。2000本安打へあと9本。いよいよ一ケタに入ってきました。

ウエスタン情報

 試合結果

 吉田選手がチームに合流。2安打。鈴木選手が3安打。カリダ投手はウエスタン初先発で4回2失点。。

8月24日

うおー!尾形復活サヨナラ弾!球団通算3500勝達成

 対巨人戦、先発黒田投手は初回に谷・木村拓選手の連打や高橋由選手への四球で 一死一三塁とされ、小笠原選手の左前適時打で1点を先制された。 4回表にも二岡・阿部選手の長短打で1点。李選手に22号2ランを浴びて4点差とされた。 黒田投手は6回4失点。
 4回裏、巨人先発パウエル投手を攻め、 東出選手の右中間二塁打とアレックス選手の左前適時打で1点を返した。
 しかし7回表、横山投手が谷選手の二塁打をきっかけに二死一二塁とされ、 二岡選手に左前適時打を浴びて再び4点差とされた。
 広島打線は7回裏に猛反撃。一死から倉・森笠選手の連打と梵選手の死球で満塁として パウエル投手をKO。代わった西村投手から嶋選手が左翼線へ2点適時二塁打を放って2点差に。 アレックス選手の四球で満塁とし、新井選手が中前へ2点適時打を放って同点。 栗原選手の左前打で一死満塁とし、山口投手から前田選手が中犠飛を上げて1点を勝ち越した。
 しかし8回表、広池投手が李選手の一塁内野安打で一死一塁とされ、青木勇投手が二死としたものの、 永川投手が代打清水選手に2号逆転2ランを浴びた。
 粘る広島は8回裏に豊田投手を攻め、倉選手の四球と森笠選手の中前打で無死一二塁とし、 梵選手がバントを失敗したものの、山崎選手が左前適時打を放って同点とした。
 そして9回裏、三木投手に新井・栗原選手が凡退して二死となったが、 代打尾形選手が右中間へ1号サヨナラソロアーチを放った。
 8対7で勝利。広島は今季6度目のサヨナラ勝ちで借金18。球団通算3500勝達成。

 試合結果

 いやもう何と言っていいか、ものすごい試合になりました。今季1番の感動試合に認定します。
 これまで怪我に苦しんできた尾形選手のサヨナラ弾に狂喜乱舞です。 奇跡的なことが起きるのではという密かな期待はありましたが、現実になるとは。 ヒーローインタビューでは周りの人やファンへの感謝を語り、何度も言葉に詰まっておりました。 思わずもらい泣きしそうになりました。おめでとう。これからも頼みます。
 7回裏の猛反撃もすごかったです。ヒット5本を集中し、四死球、犠飛を絡めて5得点で逆転。 それまで「今日は負けたな」と、まったりと見ていたのですが、目が覚めました。
 永川投手が逆転2ランを浴びて、4点差の逆転もぬか喜びかと思っていたら、 すぐさま同点に。先の巨人戦で隠し球でヒーローになった山崎選手が同点打。 よく打ってくれました。
 先発は黒田投手。お父様が亡くなって初めての試合ということで弔い星をと思っていたでしょうが…。 次の登板では好投をお願いします。

日程追加

9月
27(木) 広  島−ヤクルト 18:00(広 島)
28(金) (広島−巨人予備日 18:00(広島))
29(土) 阪  神−広  島 開始時間未定(甲子園)
30(日) 広  島−中  日 開始時間未定(広 島)
10月
 1(月) 広  島−中  日 18:00(広 島)
 2(火) (上記予備日)
 4(木) 中  日−広  島 18:00(ナゴド)
 6(土) 広  島−横  浜 18:00(広 島)

8月23日

宮崎粘れず、打線も拙攻

 対横浜戦、先発宮崎投手は初回に野中選手への死球と村田選手への四球で二死一二塁とされ、 内川選手に左翼線へ適時二塁打を浴びて1点を先制された。 2回表にも下窪選手の右前打と三橋投手の犠打で二死二塁とされ、 仁志選手の一塁線を破る適時二塁打で2点目。
 3回裏、横浜先発三橋投手からアレックス選手が左越えへ5号ソロを放って1点差とした。
 しかし4回表、新沼選手に左越えへ1号ソロを浴びて2点差。 6回表には吉村選手への死球と下窪選手の二塁内野安打で無死一三塁とされ、 二死までこぎつけたものの、仁志選手に中前適時打を浴びて3点差。 野中選手に左越えへ2点適時三塁打を浴びて5点差とされた。 宮崎投手はここでKO。
 広島打線は7回裏に加藤投手を攻め、代打尾形・梵選手の連打で一死一二塁とし、 二死後、アレックス選手の中前適時打で4点差とした。 なおも一三塁で新井選手が中堅後方へ大飛球を放ったがわずかにスタンドに届かなかった。 8回裏9回裏も那須野・クルーン投手からチャンスを作ったが得点できず逃げ切られた。
 2対6で敗戦。広島の借金は19。

 試合結果

 宮崎投手。6回表の3失点さえなければ結果はまずまずというところだったのですが。 制球が課題ですかね。四死球が得点につながっていますし、 勝負どころで甘い球を投げたりしています。
 打線も残塁が多かったですね。チャンスはたくさんあったのですが、あと1本が出ませんでした。 そんな中、アレックス選手が本拠地初本塁打を含む3安打2打点の活躍でした。
 初回に送りバントを失敗した東出選手が2回表の守備から交代。 懲罰交代だったのでしょうか。これまでブラウン監督が懲罰交代を行なった記憶はないんですけど(私が気づかなかっただけでこれまでもあったのかも知れませんが)。
 前田選手は2安打。2000本安打へあと11本です。 8月31日からの広島での中日3連戦、 あるいはその次の神宮でのヤクルト3連戦がXデーになりそうな感じがします。

長谷川が右膝痛で出場選手登録抹消

 長谷川投手が広島市内の病院で右膝の検査を受けた結果、 「大腿四頭筋付着部の炎症」と診断され、出場選手登録を抹消された。

 きっちりローテ投手の仕事をしてくれていたので、この離脱は痛いですね。 早期復帰ができるといいですね。

尾形が出場選手登録

 尾形選手が出場選手登録された。

 ウエスタンでの8月の打率は.378と好成績を残しています。

ブラウン監督に厳重注意処分

 21日の試合で試合を遅延させたとして退場になったブラウン監督が、 セ・リーグから厳重注意処分を受けた。 また試合担当4審判もブラウン監督への説明に手間取ったとして 厳重注意処分を受けた。

 今回は抗議も終始紳士的でパフォーマンスもなかったので、 罰金はなかったようです。

五輪プレ大会で日本が優勝

 北京五輪テスト大会で日本が優勝した。 1次リーグはチェコ、フランス、中国を倒し全勝。 準決勝はフランスを9対4、決勝は中国を5対2で倒した。

 おめでとうございます。吉田選手は主力としてがんばったようですね。

8月22日

天敵三浦をKO

 対横浜戦、初回に横浜先発三浦投手を攻め、 梵選手の左中間二塁打と東出選手の犠打で一死三塁とし、 二死後、新井選手の中前適時打で1点を先制した。
 先発長谷川投手は2回表に佐伯選手への四球で一死一塁とされ、二死後、 内川選手の2号2ランで逆転された。
 しかし2回裏、前田選手の右前打をきっかけに二死三塁とし、 長谷川投手の中前適時打で同点とした。
 長谷川投手は3回表以降走者を出しながらも粘投し、6回までを抑えた。
 そして7回裏、倉選手の左中間二塁打と井生選手の二ゴロで一死三塁とし、 三浦投手の暴投で1点を勝ち越した。 二死後、東出・アレックス選手の連打で一三塁として三浦投手をKO。 代わった木塚投手に対して新井選手の一ゴロが敵失を誘って2点差。 栗原選手が左前適時打して3点をリードした。
 投げては7回表から横山・上野・青木勇・永川投手をつないで逃げ切った。
 5対2で勝利。広島の借金は18。

 試合結果

 決勝点は三浦投手の暴投。追加点は敵失。 ダメ押し点が栗原選手の適時打ながら村田選手の失策臭い守備ということで、 横浜の自滅に助けられた感じでした。 先発で好投した長谷川投手には勝ち星がついてないということで、 お立ち台は5点目をたたき出した栗原選手になりました。 誰がヒーローだかよくわからない試合でした。
 それでもやっぱりヒーローは長谷川投手じゃないでしょうか。 内川選手に2ランを浴びたものの、6回をこの2失点のみ。安定した投球が続いています。 2回裏には自ら同点打も放っていますし。右膝に違和感が出たということで今後がちょっと心配ですね。
 前田選手は1安打。2000本安打へあと13本です。

ブラウン監督が抗議による遅延行為で退場処分

 8回裏二死一二塁の場面で東出選手が三遊間へ高いバウンドのゴロ。 これを二塁走者倉選手と交錯しかけた村田選手が捕れなかった。 横浜の抗議で審判団が協議して倉選手は守備妨害でアウトとなった。 これは村田選手が打球に触っておらず、倉選手に打球が当たっていたため正しい判定であった。 しかしブラウン監督は21分間に渡って抗議を続け、遅延行為で退場処分となった。 監督通算5度目はリーグタイ記録。

 抗議に出るのは当然ですが、21分間は長過ぎましたね。 VTRを見た私は審判の判定に納得しているのですが、 ブラウン監督が何に納得できなかったのか、知りたいです。

ウエスタン情報

 試合結果

 マルテ投手がサヨナラ打浴びる。小島投手は7回を5安打3失点。

8月21日

小山田復活ならず4回8失点KO

 対横浜戦、先発は出場選手登録された小山田投手。 4回表、村田選手の遊撃後方への飛球を梵選手がバンザイする失策で無死二塁のピンチ。 一死後、吉村選手に中前適時打を浴びて1点を先制された。 内川選手への死球と鶴岡選手への四球で一死満塁とされ、寺原選手に右中間に適時打を浴びて2点目。 仁志選手に中越えへ2点適時二塁打を浴びて4点目。二死後、金城選手の左前適時打で5点目。 村田選手に中越えへ20号3ランを浴びて8点目。
 広島打線は横浜先発寺原投手から5回まで無得点。しかし6回裏、 梵・東出・アレックス選手の3連打で1点を返した。新井選手が遊ゴロ併殺に倒れ、二死三塁となったが、 栗原選手の中前適時打で6点差とした。
 7回裏にも横山投手を攻め、嶋・石原・井生選手の3連打で5点差。加藤投手に一死とされたが、 東出選手の中前適時打で4点差とした。なおも一死一二塁だったが、アレックス・新井選手が連続三振。
 8回裏にも那須野投手から栗原・前田選手の連打などで無死二三塁としたが、 木塚投手に後続なし。
 9回表に梅津投手が石井琢選手の左前打と代走野中選手の盗塁などで一死三塁とされ、 村田選手の右犠飛でダメ押しされた。
   4対9で敗戦。広島の借金は19。

 試合結果

 小山田投手が2005年8月17日以来の先発登板。立ち上がりは良かったのですが、 3回表に寺原投手に四球を与えたあたりからおかしくなり始め、 4回表に梵選手の失策をきっかけに大量失点してしまいました。 確かに梵選手の失策は気の毒でしたが、その後は気持ちを切り替えて投げないと。 死四球でピンチを広げて投手に適時打。自滅でしたね。
 打線は8点差を何とか追いかけたのですが、もう一押しがなく大量得点し損ねました。
 前田選手は2安打。2000本安打へあと14本です。

新井がFA権取得

 新井選手がFA権を取得した。

 おめでとうございます。ぜひカープに残ってください。

ウエスタン情報

 試合結果

 前田健投手が6回4安打1失点の好投。
 天谷選手が代打で復帰。

8月20日

SATOの無責任先発予想

 21日から横浜3連戦、呉で1試合、広島で2試合。 続いて巨人3連戦、計6連戦。
 広島の先発は長谷川・高橋・宮崎・黒田・フェルナンデス・大竹投手と予想します。
 横浜の先発は寺原・三浦・三橋投手でしょうか。
 4位横浜とは9ゲーム差なので、もし3連勝すれば6ゲーム差。 少し背中が見えてきます。がんばってください。

木村が出場選手登録抹消

 木村選手が出場選手登録を抹消された。

 誰が上がってくるんですかね。

8月19日

大竹・梅津・横山・永川で完封返し

 対阪神戦、3回表に阪神先発ボーグルソン投手を攻め、 梵・アレックス・新井選手の安打で一死満塁とし、栗原選手の押し出し四球で1点を先制。 続く前田選手が右翼線へ2点適時二塁打を放って3点をリードした。
 先発大竹投手は走者は出すものの力強い投球で6回まで3安打無失点の好投。 7回裏からは梅津・横山・永川投手が阪神打線を完璧に抑えた。
 3対0で勝利。広島は連敗を2で止めて借金18。対阪神戦の連敗を5で止めた。5位浮上。

 試合結果

 7回表、わずか被安打3、まだ82球しか投げていない大竹投手に代打を出して点を取りに行ったものの、 無得点。阪神側は大竹投手の降板を喜んだはず。 広島は押しまくっていたにもかかわらず追加点が取れていませんでしたから、 これで流れが変わってしまうかなと思いました。 しかし梅津・横山・永川投手も好投してくれて心配は杞憂に終わりました。
 大竹投手は6回3安打無失点。ここのところ好投していてもどこかで失点していたのですが、 今日はしっかり抑えてくれました。7月25日以来の6勝目です。
 打線は3回表につながりましたが、全体的には拙攻気味でした。
 前田選手は1安打。貴重な2点適時二塁打でした。2000本安打へあと16本です。

8月18日

能見に完封、フェルナンデス6回5失点KO

 対阪神戦、先発フェルナンデス投手は2回裏に林・野口選手の安打で一死一二塁とされ、 関本選手に左中間適時二塁打を浴びて2点を先制された。 3回裏にも赤星選手の四球と盗塁で無死二塁とされ、シーツ選手に右中間適時二塁打で1点。 二死後、林選手の右前適時打で4点差とされた。 6回裏にも桜井・野口選手の短長打を浴びて5点差とされた。
 7回裏には広池投手が赤星選手への死球とシーツ・金本選手の連打で無死満塁とされ、 二死後、野口選手に押し出し四球を与えた。
 広島打線は阪神先発能見投手に散発5安打。三塁さえ踏めずプロ初完封を許した。
 0対6で敗戦。広島は2連敗、対阪神戦5連敗で借金19。最下位転落。

 試合結果

 能見投手が良かったんでしょうね。引っかけて内野ゴロが多かったです。 小早川コーチの試合途中のコメントもそんな感じのコメントで、 わかってはいたのでしょうが、点差もありましたし、ただ打つだけで何の対策もなかったように思います。
 黒田投手の登板回避で先発はフェルナンデス投手。顔中ひげ面になって「ニューフェルナンデス」だそうです。 投球の方も「ニューフェルナンデス」になっていればよかったんですが。

フェルナンデスが来日初安打

 フェルナンデス投手が5回表二死一塁で能見投手から中前打を放ち、来日初安打を記録した。

 おめでとうございます。

青木高が出場選手登録抹消

 青木高投手が出場選手登録を抹消され、フェルナンデス投手が出場選手登録された。

 来週もフェルナンデス投手が先発しそうですね。

吉田、チェコ戦で本塁打

 北京五輪テスト大会、日本は1次リーグ初戦でチェコに3対2で延長11回サヨナラ勝ち。 カープから参加している吉田選手が4回裏にソロ本塁打を放った。

 吉田選手、勝利に貢献してますね。

8月17日

好投宮崎、桜井の一発に泣く

 対阪神戦、先発宮崎投手は3回まで1安打無失点。 しかし4回裏に金本選手の四球で一死一塁とされ、二死後、桜井選手に4号先制2ランを浴びた。 5回裏にも一死一三塁のピンチを招いたが、金本・林選手を抑えた。 宮崎投手は6回2失点。
 広島打線は阪神先発杉山投手に5回まで4安打したが無得点。 6回表に梵選手の中前打と東出選手の四球などで一死一三塁とし、 新井選手の左犠飛で1点差に迫った。
 しかし7回裏、横山投手が鳥谷選手の四球、葛城選手の右前打、 シーツ選手の犠打、金本選手の敬遠四球で一死満塁のピンチ。 ここで林選手に右飛。廣瀬選手が本塁へ好返球して三塁走者鳥谷選手を刺したが、 渡田球審の誤審で1点を追加された。
 広島打線は7回表からウィリアムス・久保田・藤川投手に抑えられた。
 1対3で敗戦。広島の連勝は4で止まり借金18。

 試合結果

 せっかくの廣瀬選手の好プレーが審判の誤審で大なしです。 あの1点がなければ1点差だったので、 最終回は長距離打者たちで藤川投手に大プレッシャーをかけることができていたはずなのですが。 何を言いたいかというと、1対3という結果だけ見て、 あの1点はあってもなくても同じだったとは言えないということです。 ああ、頭から湯気が…。
 宮崎投手は6回2失点の好投。2度目の先発ということで落ち着いて投げられたのではないでしょうか。 今後も先発起用されそうですね。次回登板が楽しみになってきました。
 前田選手は2安打。2000本安打へあと17本です。

黒田投手の父・一博氏亡くなる

 黒田投手の父・一博さんが亡くなった。82歳。一博さんは元プロ野球選手で南海の外野手だった。

 ご冥福をお祈りします。

8月16日

逆転で巨人を3タテ!5位浮上!

 対巨人戦、先発高橋投手は2回表に小笠原選手に27号先制ソロを浴びた。
 広島打線は巨人先発木佐貫投手からチャンスを作りながらも4回まで無得点。 しかし5回裏、倉選手の中前打と高橋投手の犠打で一死二塁とし、 梵選手が左中間へ10号逆転2ランを放った。さらに東出選手の四球と盗塁で一死二塁とし、 アレックス選手の右前適時打で2点差とした。
 6回裏にも廣瀬選手の右翼線二塁打と倉選手の二ゴロで一死三塁とし、 高橋投手の右前適時打で3点差。木佐貫投手をKO。 代わった三木投手から梵選手の中前打と東出選手の四球で一死満塁とし、 二死後、新井選手が右前へ2点適時打を放って5点差とした。
 3回以降巨人打線を抑えていた高橋投手は、 7回表一死から李・阿部選手の連打で一二塁とされて降板。 梅津投手が代打清水選手への四球で満塁とされた後、 木村拓選手に中越えへ2点適時二塁打を浴びて3点差とされた。 なおも一死二三塁のピンチだったが、上野投手が後続を抑えた。
 8回表を青木勇投手が抑え、9回表は4連投の永川投手が登板。 阿部選手の振り逃げと清水選手の右前打で無死一二塁とされたが、 後続を抑えて逃げ切った。
 6対3で勝利。広島は巨人を3タテして4連勝。借金17。5位に浮上した。

 試合結果

 巨人を3タテですよ。この3連戦、結果だけ見ると、 どっちが首位でどっちが最下位かわからない戦いでしたね。 楽勝の試合はなく、どの試合も紙一重だったような気はしましたけど。
 梵選手は逆転2ランでお立ち台。4回裏に無死一三塁の大チャンスを潰して、 嫌な雰囲気になりかけていたので、あの一発は大きかったですね。 昨日は4三振で、好調が一瞬で不調に変わったのかと心配になりましたが、 杞憂だったみたいです。
 高橋投手は好投。代打を出されるかと思われた6回裏には、 実質決勝点となった4点目の適時打を自ら放ち、打でも勝利に貢献しました。 5勝目です。
 中継ぎ陣では上野投手が光りました。7回表、3点差に迫られてなおも一死二三塁の場面で登板。 大ピンチを切り抜けました。あそこで1本打たれて1点差にされていたら、かなりやばかったと思います。
 永川投手は一発で同点のピンチを招きましたが、最後は締めました。 この4連勝は全て最後を締めています。さすがに明日はお休みが必要かも知れません。 22セーブ目。
 これでようやく最下位を脱出。4位まではかなり差がありますが、 ひとつでも上を目指して頑張ってもらいたいです。

ドラフト、唐川を1巡目指名候補に

 広島球団はスカウト会議を開き、 高校生ドラフトの1巡目で千葉・成田高の唐川侑己投手を指名する方針を決めた。 その他、宮城・仙台育英高の佐藤由規投手、熊本工高の藤村大介内野手、 横浜高の高浜卓也内野手、尾道商高の樋口賢投手らがリストアップされた。 また大学・社会人ドラフトでは慶応大の加藤幹典投手、 大場翔太投手を1巡目候補として挙げた。

 唐川投手は今年の春のセンバツで広陵高と対戦した時に見ました。 爪を割ったとかで本調子ではなかったという記憶があります。