カープ日記


7月31日

中継ぎ奮闘も打線尻すぼみで逆転負け

 対中日戦、先発黒田投手は初回に井端選手の投直を右すねに当てた。 続投したが、2回表にウッズ選手に27号先制ソロを浴びた。
 広島は2回裏に反撃。中日先発山井投手を攻め、 新井選手の四球とスタメン復帰した前田選手の中前打、アレックス選手の左前打で無死満塁のチャンス。 森笠選手の中前適時打で同点。倉選手の二ゴロが荒木選手の適時失策を誘って1点を勝ち越し。 黒田投手の代打喜田選手が左前適時打を放って2点をリードした。なおも無死満塁のチャンスだったが、 東出・梵・栗原選手が凡退して追加点ならず。
 3回表から登板した広池投手は、5回表に井端・荒木選手の長短打で一死一三塁とされ、 李選手の右犠飛で1点差とされた。
 7回表に佐竹投手が井上・井端選手の連打と荒木選手への四球で無死満塁のピンチ。 李選手を空振り三振させた後、救援した梅津投手がウッズ・森野選手を抑えてピンチを切り抜けた。
 8回表には上野投手が堂上剛選手の中前打と谷繁選手の犠打で二死二塁とされたが、 永川投手が代打立浪選手を空振り三振させてピンチを切り抜けた。
 しかし9回表、井端選手の右中間二塁打と荒木選手の犠打で一死三塁とされ、 李選手の遊撃適時内野安打でついに同点とされた。
 広島打線は3回裏以降8回裏まで無安打。 9回裏に久本投手を攻め、アレックス選手の左前打と森笠選手の四球で一死一二塁、 サヨナラのチャンスをつかんだが、石原選手が平井投手に遊ゴロ併殺に抑えられた。
 10回表、マルテ投手が中村紀選手の左前打と谷繁選手への四球で二死一二塁とされ、 代打新井選手に右前適時打を浴びて1点を勝ち越された。
 10回裏は岩瀬投手から二死後に梵選手が左前打して、一発出ればサヨナラの場面を作ったが、 栗原選手が空振り三振に倒れた。
 3対4で敗戦。広島は2連敗で借金18。

 試合結果

 黒田投手が2回で負傷降板という緊急事態が起きてしまったのですが、 中継ぎ投手陣が踏ん張ってくれました。永川投手まで何とかリードを保ったままつないだのですが、 永川投手が追いつかれてしまいました。10回表は明日以降のことも考えて、 永川投手に代えてマルテ投手を投入したのでしょうが、ちょっと荷が重かったですね。
 敗因は打線かな。2回裏に3点取った後の無死満塁。上位打線に回ってきたのですが、 得点できませんでした。あの回はあと2点ぐらいは欲しかったですね。 山井投手に立ち直るきっかけを与えてしまいました。
 前田選手が7月11日以来のスタメン復帰。1安打で2000本安打まであと28本です。

黒田が右すねに打球当てて降板

 黒田投手は初回に先頭打者の井端選手の投直を右すねに当てた。 その後2回表まで投げたが大事を取って降板した。

 いつもの悪い癖で打球を止めにいったのかと思いましたが、 映像を見るとそんな感じではなかったです。
 病院には行かないそうなので、大丈夫でしょう。 ひょっとしたら次の日曜日あたりに中4日で先発するかも知れませんね。

梅津・山崎が佐々岡・松本に代わり出場選手登録

 佐々岡投手と松本選手が出場選手登録を抹消され、 梅津投手と山崎選手が出場選手登録された。

 佐々岡投手。はっきり言って、調子を戻さないと引退の危機です。頑張ってください。
 松本選手はどこか故障ですかね?遊撃を守れる選手が梵選手以外にいなくなりますので、 山崎選手に白羽の矢が立ったということでしょう。
 梅津投手。今日は絶体絶命のピンチで好救援でした。 自信を取り戻すきっかけになるのではないでしょうか。

ウエスタン情報

 試合結果

 終盤3点差を逆転して勝利。先発フェルナンデス投手は5回を4安打自責点1とまずまず。 終盤2回を無安打に抑えたカリダ投手がウエスタン初勝利。

7月30日

SATOの無責任先発予想

 31日から広島で中日3連戦、阪神3連戦、 計6連戦。
 広島の先発は黒田・大竹・青木高・長谷川・高橋・宮崎投手と予想します。 ブラウン監督も昨日の試合後、宮崎投手を先発候補に挙げていましたし。
 中日の先発は山井・川上・朝倉投手でしょうか。
 前節は4勝2敗で勝ち越し。今節は苦手中日と最近好調阪神との対決ですが、 何とか勝ち越してもらいたいですね。 6人目の先発投手が誰になるかにも注目です。

7月29日

佐々岡・宮崎で6発被弾9失点

 対巨人戦、先発佐々岡投手は初回に高橋由選手に右翼線二塁打された後、 二岡選手の左前へのライナーを森笠選手が落球する安打で一死一三塁。 小笠原選手に中越えへ23号先制3ランを浴びた。 李選手の中前打の後に阿部選手に右越えへ21号2ランを浴びた。 3回裏には二岡選手に中越えへ12号ソロを浴びて佐々岡投手はKO。
 3回途中から登板した宮崎投手が5回裏に高橋由選手に右中間へ24号ソロ、 6回裏に李選手に中越えへ19号ソロ、阿部選手に右越えへ22号ソロを浴びた。
 広島打線は巨人先発福田投手から3回表無死一二塁、4回表二死一二塁、5回表二死一二塁、 6回表二死一塁、7回表無死二塁とチャンスを作ったが得点できず。 8回表一死一三塁で福田投手を降板させたが、野口投手に抑えられた。 9回表は西村投手に抑えられて完封リレーを喫した。
 0対9で完敗。広島の借金は17。

 試合結果

 いきなりの5失点で試合が壊れてしまいました。佐々岡投手はここ最近ずっと結果を出せていません。 6人目の先発投手を新たに考えなければならないかも知れませんね。

宮崎がプロ初打席

 宮崎投手は5回表一死一塁でプロ初打席。追いこまれるまでバントしようとしたが、 結局打つ気なく見逃し三振だった。

 宮崎投手は打席に立ち、プロ最長の4回を投げました。 先発転向へ向けて長い回を投げてみるテストだったのかなと感じました。

マルテが出場選手登録

 マルテ投手が出場選手登録された。

 さっそく登板し、1回を3者凡退に抑えました。

ウエスタン情報

 試合結果

 山本芳選手のサヨナラ本塁打で連敗ストップ。山本芳選手は3安打。 前田健投手が6回6安打1失点の好投。梅津投手は2回を無安打無失点。

7月28日

森笠3打点!高橋好投!巨人に快勝!

 対巨人戦、4回表に巨人先発パウエル投手を攻め、森笠選手の中前打をきっかけに二死二塁とし、 喜田選手が中前適時打を放って1点を先制。 5回表には栗原選手の右前打とアレックス選手の四球で二死一二塁とし、 森笠選手が右中間へ2点適時二塁打を放って3点をリードした。
 先発高橋投手はテンポよい投球で巨人打線を抑えた。 2回裏二死満塁、4回裏二死一二塁とピンチもあったが、 7回裏無死一塁で降板するまで4安打無失点。
 追加点の欲しい広島は8回表に森笠選手が林投手が中堅右へ2号ソロを放った。 9回表には東出・栗原選手の安打で一死一三塁とし、 姜投手から新井選手の三ゴロが併殺崩れになる間に1点を追加した。
 8回裏に上野投手が二岡選手の11号ソロで1点を返され、 9回裏には二死無走者としたプロ初セーブ目前の佐竹投手が ホリンズ・木村拓選手の長短打で1点を返されたが、 最後は永川投手が締めた。
 5対2で勝利。広島の借金は16。

 試合結果

 高橋投手が2試合連続の好投。投球テンポが良く、跳ねるような躍動感溢れる若々しい投球でした。 最後まで崩れませんでしたね。3勝目です。
 打では森笠選手が大活躍。4回表には先制点のきっかけになる中前打。 5回表には試合の主導権を引き寄せる右中間への2点適時二塁打。 8回表には試合を決定付ける中堅右へのソロ本塁打。この本塁打は左の林投手から打ったということで、 首脳陣へのアピールになりました。
 アレックス選手以外はなかなか固定できない外野陣ですが、 森笠選手とともに起用された喜田選手は先制適時打。 最近打率が下がり気味で出番が減ってきていますが、先発起用の期待に応えました。

横山が背筋痛で出場選手登録抹消

 横山投手が背筋痛のため出場選手登録を抹消された。

 今季は開幕以来故障なく過ごしてきたのですが…。早期復帰を祈ります。

ウエスタン情報

 試合結果

 両軍15安打ずつの乱打戦に敗れる。先発大島投手は3回7失点。鞘師選手が3安打。

7月27日

内海にお手上げ、廣瀬2安打のみ

 対巨人戦、先発長谷川投手は初回に谷選手の二塁打の後、 二岡選手に10号先制2ランを浴びた。 その後は立ち直って6回まで無失点に抑えたが、7回裏にホリンズ選手に9号ソロを浴びた。 長谷川投手は7回6安打3失点8奪三振。
 広島打線は巨人先発内海投手に手も足も出ず、廣瀬選手の2安打のみで完封された。
 0対3で敗戦。広島の連勝は3で止まり、借金17。

 試合結果

 内海投手が良過ぎたようです。8回までは二塁さえ踏めず、 ほぼ唯一のチャンスだった9回表にしても、 3点のビハインドで1点取れるかどうかという地味なチャンスでした。
 そんな中、廣瀬選手が2安打とひとり気を吐きました。 下手したら無安打無得点試合でしたから、よく打ってくれました。
 左の内海投手の先発が予想される中、1番には左の松本選手。 「左対左でなぜ?」という疑問もありますが、昨日の活躍を買っての起用だったのでしょうね。

長谷川が林に代わり出場選手登録

 林投手が出場選手登録を抹消され、長谷川投手が出場選手登録された。

 林投手は最近いまひとつの調子でした。リフレッシュしてまた一軍に戻ってきてください。
 長谷川投手はいきなりの2失点でどうなることかと思いましたが、 その後は好投でした。内海投手の快投にぶつかって運が悪かったです。

中東が手術

 中東選手が広島市内の病院で「右手有鈎骨骨片摘出手術」と「右足首遊離体摘出手術」を受けた。 練習再開までは2カ月かかる見込み。

 右足首もですか。お大事に。

7月26日

救援投手陣が逆転呼ぶ好投!ヤクルトを3タテ

 対ヤクルト戦、先発青木高投手は初回に田中浩・ラミレス選手の連続二塁打で1点を先制された。 さらにガイエル選手の適時打で2点目。宮本選手の4号2ランでいきなり4点をリードされた。
 2回表、ヤクルト先発グライシンガー投手を攻め、新井選手の左前打と嶋選手の四球で一死一二塁とし、 廣瀬選手の中前適時打で3点差とした。
 6回表にはアレックス選手が左越えへ4号ソロを放って2点差に。 7回表には代打森笠・倉選手の連打と梵選手の犠打で一死二三塁とし、 代打前田選手の左前適時打で1点差に。二死一三塁となった後、 新井選手が三塁適時内野安打を放って同点とした。
 9回表、高津投手を攻め、松本選手の右前打と盗塁で無死二塁とし、 栗原選手が左翼左へ適時二塁打を放ってついに1点を勝ち越し。 アレックス選手の三塁内野安打で一死一三塁とし、嶋選手が中犠飛を上げて2点をリードした。
 投げては4回裏から登板した宮崎投手が3イニングを無失点。 その後も広池・佐竹・横山・永川投手がヤクルト打線を完璧に抑え込んだ。
 6対4で勝利。広島は3連勝で借金は16。

 試合結果

 初回にいきなり4点を取られた時は相手がグライシンガー投手でしたし、 さすがに3タテは難しいなと思いました。 しかし打線が粘り強くコツコツ加点し、7回表に同点。9回表には勝ち越しました。 そして何より2回裏以降、失点しなかったことが逆転につながりました。 2回裏以降の青木高投手を含め、投手陣がよく頑張ってくれました。
 9回表の勝ち越しの場面。連夜のヒーローインタビューとなった栗原選手もよく打ってくれましたが、 チャンスを作った松本選手も目立っていました。 高津投手にあっさり追い込まれたのですが、ファールで粘りまくった末に右前打。 そして盗塁成功。これからもこういった活躍を見せてもらいたいと思います。
 宮崎投手は3回を無失点。低めへ丹念に投げていましたね。試合を立て直してくれました。
 前田選手は代打で左前適時打。2000本安打へあと29本となりました。
 後半戦は3連勝で最高のスタートとなりました。 カードごとの勝ち越しでコツコツ借金を返していくのも悪くないですが、 できれば勢いに乗って大型連勝で一気に借金を減らしたいですね。

7月25日

栗原2打席連続弾!大竹5勝!永川16セーブ!

 対ヤクルト戦、初回にヤクルト先発石井一投手を攻め、石原選手の死球の後、 栗原選手が右越えへ2試合連続の15号先制2ランを放った。 2回表には井生・東出選手の長短打で無死一三塁とし、 一死後、梵選手の三ゴロの間に1点を追加した。 3回表には栗原選手が中越えへ2打席連続16号ソロを放って4点をリードした。
 登録即先発の大竹投手は内角への強気な投球が冴え、5回までをわずか1安打に抑え込んだ。 しかし6回裏、飯原選手の遊撃内野安打と代打真中選手への四球などで一死一三塁とされ、 田中浩選手に左中間へ4号3ランを浴びて1点差とされた。 大竹投手は6回3安打3失点で降板。
 直後の7回表、代打嶋選手が遠藤投手から右越えへ9号ソロを放って2点差とした。
 しかし8回裏、林投手が飯原選手に中前打、佐竹投手が青木選手に右前打されて一死一三塁のピンチ。 上野投手が田中浩選手に中犠飛を打たれて1点差に迫られた。 なおもラミレス選手への死球で二死一二塁のピンチ。 救援した永川投手がガイエル選手へ二塁後方へ飛球を打たれたが、東出選手が好捕してピンチを脱出。
 9回表は嶋選手が高井投手から四球を選び、吉川投手から梵選手の犠打で一死二塁のチャンス。 石原選手が中飛を上げ、三塁へタッチアップした嶋を刺そうとした中継宮本選手が 悪送球する間に1点を追加した。
 9回裏は永川投手が一死から宮本選手に内野安打されたが後続を抑えた。
 6対4で勝利。広島は2連勝で借金は17。

 試合結果

 中継ぎ投手の出来がいまいちで、 終盤は手に汗握る展開になりましたが、永川投手がよく抑え切ってくれました。 8回裏のガイエル選手の右前へのポテンヒットになりそうな飛球を捕った東出選手、 川本選手の左越え二塁打になりそうな飛球を抑えた廣瀬選手の好守備も見逃せません。
 大竹投手は非常に良い出来だったようです。シュートを多投していたそうで、 ヤクルト打線が相当面喰らったようです。5月15日以来の勝ち星で5勝目。 それにしても6回裏の3失点がもったいなかったです。特に痛かったのが真中選手への四球ですかね。 4点リードしていたので走者を貯めないことを第一に考えるべき場面でした。 楽勝ムードが吹き飛んでしまいました。
 打ではまず栗原選手。昨日も長打2本で目立っていましたが、今日は2本塁打3打点。 絶好調モードに入ってきました。
 そして嶋選手。1点差に迫られたところで出た代打本塁打は試合展開上大きな一撃でした。 9回表には青木選手が前進守備から下がって中飛を捕ったのを見て、判断良く二塁から三塁へ。 これが敵失を誘って貴重な追加点を生みました。
 前田選手は8回表に代打で左前打。2000本安打へあと30本となりました。 次の巨人戦あたりからスタメン復帰できそうとのことです。

ウエスタン情報

 試合結果

 齊藤投手は6回を4安打2失点とまずまず。梅津投手は1回を3安打4失点と炎上。

7月24日

黒田、完投で3年連続2ケタ勝利

 対ヤクルト戦、初回に栗原選手がヤクルト先発館山投手から中越えへ14号先制ソロを放った。 6回表には嶋選手が吉川投手から中越えへ8号ソロを放って2点をリード。
 先発黒田投手は初回一死二塁、5回裏二死一三塁など走者を許しながら粘投で無失点。 しかし6回裏に青木選手に中越えへ16号ソロを浴びて1点差とされた。 さらに四球と安打で一死一二塁とされたが、後続を抑えた。 8回裏二死一二塁のピンチも切り抜けた。
 追加点の欲しい広島は9回表に松井投手を攻め、 東出選手の右前打と栗原選手の四球で二死一二塁とし、新井選手が左前適時打を放って1点。 二三塁から福川捕手の捕逸で3点をリードした。
 9回裏は黒田投手が一死から渡会選手に中前打されたが、後続を抑えた。
 4対1で勝利。広島の借金は18。 黒田投手は今季5度目の完投勝利で3年連続2ケタ勝利を達成した。

 試合結果

 後半戦の開幕投手は黒田投手でした。1イニングとはいえオールスターで投げたので、 もう少し間隔を開けると思っていたのでちょっとビックリです。 黒田投手で好スタートを切って、勢いを出したいということでしょうね。
 黒田投手。序盤はスイスイ投げていた印象ですが、中盤以降かなり苦しい投球。 それでも要所を抑えるエースらしい粘投でした。10勝目です。
 打線。栗原・嶋選手の一発で試合の主導権を握りました。拙攻気味な場面もありましたが、 とどめの2点が効果的でしたね。

木村が出場選手登録

 木村選手が出場選手登録された。

 これで捕手3人制ですね。

ウエスタン情報

 試合結果

 初回に5点を先制するも、フェルナンデス投手が3回7失点と炎上して逆転。 続く小山田投手も大量失点。末永選手が3安打。

7月23日

SATOの無責任先発予想

 24日から後半戦が開幕。神宮でヤクルト3連戦、東京ドームで巨人3連戦、 計6連戦。
 広島の先発は高橋・大竹・黒田・長谷川・青木高・佐々岡投手と予想します。 オールスター休みでローテはリセットされていますので、適当な順番です。 黒田投手をオールスター登板から中5日開けてみました。 オールスターでは1イニングしか投げていないので、 もう少し早く登板するかも知れません。 フェルナンデス投手も一軍復帰するようですが、 まずは中継ぎで様子見した方がいいでしょう。
 ヤクルトの先発もリセットされているのでわかりませんが、 調子が良さそうな投手がくるとすれば、 石井一・館山・グライシンガー投手でしょうか。
 後半戦はクライマックスシリーズ進出を諦めずに頑張っていくという チーム目標になると思いますが、 とりあえずはなるべく早い時期での最下位脱出ですね。 最下位を脱出できればその上も見えてくるんじゃないかなと思います。

中東が右手有鈎骨骨折

 19日のフレッシュオールスターで右手を痛めた中東選手。 広島市内の病院で検査を受けた結果、「右手有鈎骨骨折」と診断され、 27日に手術を受ける。今季中の復帰は難しいものとみられる。

 残念です。お大事に。

7月21日

栗原球宴初安打!新井一発!

 ガリバーオールスターゲーム第2戦、全パは初回に高橋尚投手から山崎武選手の2ランで先制。
 しかし全セは2回表に田中投手を攻め、 ウッズ選手の左前打と栗原選手の球宴初安打となる左翼左への二塁打で無死二三塁とし、 阿部選手が右越えへ逆転3ランを放った。さらに谷・森野選手の連打の後、 井端選手が左翼線へ適時二塁打で1点。 一死後、仁志選手が三塁線を破る2点適時二塁打でこの回一挙6点を挙げた。
 全セは3回表にも杉内投手から井端・青木選手の適時打で2点を追加。
 全パは4回裏に中田投手からカブレラ選手の適時打で1点。 6回裏には内海投手から4安打に犠飛を絡めて2点を返して3点差に迫った。
 しかし7回表に新井選手が加藤大投手から右越えへ1号ソロを放って4点差とした。 8回表にはラミレス選手が薮田投手から2号2ラン。ここで雨が激しくなりコールドゲームとなった。
 全セが11対5で勝利。MVPは逆転3ランの阿部選手。
 栗原選手は5番一塁手でフル出場。左翼左への二塁打、中飛、右邪飛、右直。4打数1安打。
 新井選手は4回裏から三塁守備。右越えソロ本塁打。1打数1安打1打点。
 前田選手は7回表に代打で一邪飛。
 黒田投手は登板機会なし。

 試合結果

 昨日とはうって変わって打撃戦でした。
 栗原選手、球宴初安打おめでとうございます。田中投手攻略につながるヒットになりました。
 新井選手、本塁打おめでとうございます。今回のオールスターでは打撃機会が少なかったですが、 きっちり結果を出してくれました。
 今年のオールスターではカープから出場した全選手がきっちり活躍してくれましたので、良かったと思います。

7月20日

前田球宴初本塁打で優秀選手賞

 ガリバーオールスターゲーム第1戦、両軍投手陣が好投する投手戦。 全セは7回裏一死からウッズ選手が左中間二塁打した後、ラミレス選手が左中間へ1号先制2ランを放った。 続く代打前田選手も自身球宴初本塁打となる1号ソロを放って3点をリードした。 8回裏には代打森野選手が中堅右へ1号ソロを放ってダメを押した。
 全セ投手陣は1イニング1人ずつの継投で全パ打線を完封。
 4対0で全セが勝利。MVPはラミレス選手。前田選手が優秀選手に選ばれた。
 栗原選手は6番一塁手でスタメン出場。第1打席は右翼フェンス際へ大飛球を放ったが、 稲葉選手の好守に阻まれた。第2打席は空振り三振。6回表の守備から交代。2打数無安打。
 新井選手は6回表から三塁守備。第1打席は遊ゴロ。1打数無安打。
 黒田投手は6回表に登板。高橋選手を三ゴロ、川崎選手を遊ゴロ、高須選手を中飛。 3者凡退に抑えた。

 試合結果

 前田選手、優秀選手賞獲得おめでとうございます。 意外?なことにこれが球宴初本塁打だったんですね。馬原投手の内角低めの球をうまくすくい上げました。 もし直前にラミレス選手に本塁打が出ておらず、先制本塁打だったらMVPだったんですけど。
 栗原選手。球宴初打席でダルビッシュ投手から打った右飛は惜しかったです。もう少しで本塁打、 もう少しでフェンス直撃の二塁打だったのですが。明日はぜひ球宴初安打が見たいです。
 黒田投手は貫録の投球で1回をパーフェクト。高須選手の中飛には一瞬ヒヤリとさせられましたが。
 新井選手には見せ場がありませんでした(^^;。前田選手との連続本塁打を期待したんですけど。

7月19日

中東が足で決勝点MVP!広島勢揃って活躍

 フレッシュオールスターゲーム、初回に全ウは中東選手が中前打した後、二盗を決めて無死二塁。 さらに中東選手の三盗が銀仁朗捕手の悪送球を誘って1点を先制した。
 この1点を全ウ投手陣が守り切り、全ウが1対0で勝利。
 中東選手は1番右翼手で先発出場。中前打、左飛。 第2打席で右手を痛めて途中交代したが、2打数1安打2盗塁1得点でMVPを獲得した。
 吉田選手は7番一塁手でフル出場。右翼フェンス直撃三塁打、捕邪飛、中飛。 3打数1安打で優秀選手賞を獲得した。
 中谷選手は8回裏に代打で右前打。9回表に二塁守備についた。1打数1安打。
 前田健投手は7回表に登板。川本選手を二ゴロ、今成選手を中飛、 横川選手を空振り三振の3者凡退。 

 試合結果

 中東選手、MVP獲得おめでとうございます。俊足ぶりを存分に発揮してくれました。 しかしまさか初回のあの一連のプレーでMVPとはびっくりです。スミ1で勝負が決まってしまうとは。 右手を痛めて交代したのが少し心配です。
 ちなみに「濃恋鯉」開設以来のカープ選手のMVPは1996年朝山選手、1998年ケサダ選手、 2000年河内投手、そして今年の中東選手。カープ選手のMVP率はかなり高いですね。
 吉田選手、優秀選手賞獲得おめでとうございます。思い切りの良いスイングで右翼フェンス直撃の三塁打。 一瞬、本塁打かと思いました。
 中谷選手は代打で右前打。去年まで愛媛マンダリンパイレーツでプレーしていたということで、 第二の故郷に錦を飾りました。
 前田健投手も1イニングをパーフェクト。最後はフォークで奪三振。
 カープ選手が揃って活躍した、良いフレッシュオールスターでした。

中東と小島が出場選手登録抹消

 中東選手と小島投手が出場選手登録を抹消された。

 中東選手はフレッシュオールスターが再アピールの場だったんですね。
 小島投手の1度だけの登板で打ち込まれました。二軍での成績を見る限り、 二軍であそこまでひどい投球をしているとは思えません。 また二軍で修行して、その成果をそのまま一軍で出してもらいたいと思います。

7月18日

12残塁で青木高を見殺し、借金19で前半戦終了

 対横浜戦、広島打線は横浜先発三浦投手から2回表二死満塁、 3回表二死満塁、5回表一死二塁、8回表二死一二塁とチャンスを作ったが得点できず。
 先発青木高投手は緩急をつけ、制球もよく、横浜打線を7回まで散発4安打に抑えた。 しかし8回裏一死から仁志選手に中越え二塁打され、二死後、金城選手の右前打で一三塁のピンチ。 ここで村田選手に左越えへ適時二塁打を打たれて1点を先制された。 救援した広池投手が佐伯選手に左越えへ2点適時二塁打を浴びて3点差とされた。
 9回表は二死からクルーン投手を攻め、梵選手の四球と石原選手の内野安打で一二塁としたが、 栗原選手が二ゴロに倒れた。
 0対3で敗戦。広島は31勝50敗1分の最下位でオールスターまでの前半戦を終了。

 試合結果

 青木高投手が好投。横浜エースの三浦投手と堂々と渡り合いました。 8回裏は球も高くなっていて限界ではありましたが、失点するまで続投させた判断に異論はありません。 あと一死だったんですけどね。それにしても勝ち運がなくお気の毒です。2勝目が遠いです。
 広島打線は三浦・クルーン投手に完封負け。 12残塁といえば拙攻に見えますが、二死からチャンスを広げることが多かったですからね。 もう少し無死や一死からチャンスを作らないと得点するのは難しいです。
 8回裏二死二塁、金城選手の場面でカウント2−2から石原捕手が敬遠の構え。 そこからストライクを投げて勝負に行きました。金城選手をだまそうとしたわけですが、 こういったプレーはたぶん初めて見ました。
 これでオールスターまでの前半戦は終了。借金19の最下位は予想外でした。 最悪でも3位争いには絡めると思っていたので…。ここ数試合、試合内容に改善が見られるので、 後半戦は借金を減らしていく方向に成績が動いていく可能性は十分あると思います。

7月17日

15安打11得点!高橋・横山・上野で完封リレー!

 対横浜戦、初回に横浜先発土肥投手を攻め、梵選手の中前打と石原選手の犠打で一死二塁とし、 二死後、新井選手の中前適時打で1点を先制した。
 4回表にはアレックス・廣瀬選手の連打で無死一二塁とし、 井生選手が左翼線へ適時二塁打を放って1点を追加。さらに東出選手がスクイズを決めて1点。 おまけに高橋投手が右前適時打して1点。 とどめに梵選手が左翼席上段へ5号2ランを放って6点をリードした。
 7回表には吉見投手から石原・栗原選手の長短打で無死一三塁とし、新井選手の投ゴロの間に1点。 アレックス選手の中前適時打でさらに1点。8回表にはホセロ投手から石原選手が左翼席へ3号ソロ、 9回表には廣瀬選手が左翼席へ自己新の6号2ランを放った。広島打線は15安打11得点。
 先発高橋投手は制球よく横浜打線を7回まで散発6安打無失点に抑えた。 8回裏から横山投手、9回裏から上野投手で横浜打線を完封した。
 11対0で快勝。広島の借金は18。

 試合結果

 雨の中の戦い。4回表に5点を取ってからは早く5回裏が終わらないかなと思っていました。 無事試合が成立してホッとしました。
 打線は石原選手を2番に入れる新打順。石原選手の高打率に期待してのものでしょうが、 1番に入った梵選手が3安打したことで、逆に2番石原選手が生きなかったという印象でした。
 ともあれ、4回表の集中砲火は見事でした。連打にスクイズ、そして一発。 試合の主導権を完全に握りました。終盤にも得点を重ね、理想的な試合展開でした。 試合中盤からこれだけ左団扇な試合はいつ以来でしょうか。
 前回KOの高橋投手は別人のように好投。制球が良かったようです。 完封があるかもと思ったのですが、球数が多かったですからね。2勝目です。 黒田投手以外の先発投手の勝ち星は高橋投手自身が挙げた5月17日以来になります。

7月16日

佐々岡4回11安打4失点KO、自力優勝消滅

 対横浜戦、先発佐々岡投手は初回に仁志選手の先頭打者本塁打で先制された。 二死後、村田選手への死球と佐伯選手の右前打で一二塁とされ、 吉村選手の中前適時打で2点目。
 3回裏には佐伯選手に6号ソロを浴びた。4回裏には石井琢・村田選手の安打で二死一三塁とされ、 佐伯選手の二塁適時内野安打で4点差とされた。佐々岡投手は4回4失点で降板。
 5回裏には今季初登板の小島投手が古木選手の4号ソロ、 村田選手の三塁適時内野安打と新井選手の悪送球、佐伯選手の適時二塁打で4失点。 KOされた。
 広島打線は、横浜先発寺原投手から初回無死一塁で松本選手のバントが投ゴロ併殺となって 先制機を逸した後、4回まで無得点。 ようやく5回表にアレックス・嶋選手の安打と暴投などで二死一三塁となり、 代打森笠選手の遊撃適時内野安打で1点を返した。なおも満塁まで攻めたが、松本選手が凡退。
 6回表には新井選手の右翼線二塁打などで二死三塁とし、嶋選手の右前適時打で1点を返した。 なおも満塁まで攻めたが、代打中東選手が凡退。終盤もチャンスを作ったが、 寺原・加藤・岡本・ホセロ投手から得点できなかった。
 2対8で敗戦。広島の連勝は2で止まり、借金は19。自力優勝の可能性が消えた。

 試合結果

 佐々岡投手は制球が甘かったですね。ほとんど打撃投手状態でした。
 打線は初回の松本選手のバント失敗が痛かったです。まさか併殺になってしまうとは。 試合の主導権をつかみ損ねてしまいました。 その後もチャンスはあったのですが、あと一押しがなく大量得点につながりませんでした。
 5回表二死満塁の場面では前田選手を代打に出して勝負に出てもらいたかったです。 前田選手の状態が悪いのでしょうし、 松本選手の後に遊撃を守るはずの梵選手の状態も悪いのでしょうね。
 試合は途中から、今季初登板の小島投手が登板したり、中東選手が捕手を務めたり、 育成目的の試合になってしまった感じでした。

小島が長谷川に代わり出場選手登録

 長谷川投手が出場選手登録を抹消され、小島投手が出場選手登録された。

 長谷川投手はオールスター前に登板機会がないということでしょう。
 小島投手は今季初登板。ストライクとボールがはっきりして制球が悪かったです。 これから登板という時に雨で26分間中断したことが影響したのかも知れませんが。 二軍で好投していたので期待していたのですが、今季最初のチャンスを逃してしまいました。 オールスター後には大竹投手や長谷川投手が一軍登録されますから、 今回の一軍入りの間に2度目のチャンスがあるかどうかは微妙ですね。