カープ日記


10月31日

梵が日米野球出場

 梵選手がイオン日米野球2006に出場することが決まった。

 辞退者続出で出番が回ってきました。出場選手の顔ぶれを見ると遊撃手は他には巨人の二岡選手だけ。 スタメンもありそうです。

秋季キャンプ情報

 山崎選手が右足首痛のためリタイア。広島に戻った。
 横山投手がステップを広げたフォームに改造中。
 白濱捕手がブラウン監督の投げるナックルボールの捕球練習。フェルナンデス投手対策のため。

 ブラウン監督はちゃんと変化するナックルボールを投げられるんですね。

佐藤ら3投手が更改

 佐藤・今井・金城投手が契約を更改した。青木投手は300万円減の年俸1000万円を保留した。 (金額は推定)

 青木投手。良い投球をしていたのですが、すぐに故障離脱。戦力になったとは言えないでしょう。

10月30日

黒田と2度目の交渉

 黒田投手と広島球団の2度目の交渉が行われた。 約1時間の交渉後、黒田投手は「だいぶ自分の中で整理できてきた部分は多少ありますけど、 まだ決めかねている状態です。 条件面(の話)も多少ありましたけど、それよりはチーム状況なり、 来季に向かってのチームの動きっていうのを主に聞きました。 来季に向けて球団もしっかり動いているんだなというのは感じましたけど。 結局、決めるのは自分なんで、しっかり悩んで決めたいなと思います」。
 次回の交渉は11月2日の予定。

 優勝争いができるチームで投げたいという希望があるようですね。

フェルナンデス投手獲得へ

 広島球団が米大リーグ・前ブルワーズのジェレッド・フェルナンデス(Jared Wade Fernandez)投手の 獲得を目指していることが明らかになった。 フェルナンデス投手は34歳、187cm106kg、右投右打。 ブルワーズ傘下3Aナッシュビルでの今季の成績は24試合6勝4敗防御率3.27。 メジャー通算37試合4勝7敗防御率5.05。ナックルボールが得意という。  ナックルボーラーですか。捕手泣かせになりそうですね。

林・横山・長谷川が更改保留

 林・横山・長谷川投手が契約更改交渉を行ったが、いずれもアップ提示を保留した。 林投手は倍増の年俸1600万円の提示だった(金額は推定)。

 林投手は倍増といっても元が低いですからね。横山投手については防御率の悪さ、 長谷川投手については敗戦処理的役割が大幅アップに至らなかった理由でしょうか。 納得いくまで交渉してください。

玉木が巨人コーチ補佐に

 元広島の玉木重雄氏が巨人の二軍投手コーチ補佐に就任することが発表された。

 おめでとうございます。
 「中南米の選手発掘にも当たる」とのこと。 それはカープのためにやってくれるはずだったんじゃ?とも思ったのですが、 カープとは縁が切れてしまったということなのでしょうね。
 その他、元広島ということでは、中日の長嶋清幸作戦外野守備コーチ、 中日の原伸次二軍打撃コーチが退団しています。

10月29日

廣瀬・井生・松本、年棒増で更改

 廣瀬・井生・松本選手ら6選手が契約を更改した。山崎・岡上選手はダウン提示を保留した。 (金額は推定)

 一軍に定着した3選手はいずれもアップですね。 廣瀬選手は終盤で大活躍を見せ、来季はレギュラー獲りのチャンスです。 松本選手は梵・東出選手の二遊間コンビにレギュラーとして割り込むのはなかなか難しいと思いますが、 打撃力が伸びれば可能性はあるでしょう。 井生選手はユーティリティープレーヤーとして独自の道を歩むことになるのでは。
 山崎選手は去年ほぼレギュラーの活躍をしたことを考えればダウンは当然と思いますが、 ダウン幅の問題でしょうか。チャンスがもらえなかったという思いがあるのかも知れません。 岡上選手については、全く試合に出られなかった去年より復帰した今年の査定が低いのは納得いかないのかも。

10月28日

齊藤ら5選手が契約更改

 齊藤投手ら5選手が契約を更改した。佐竹投手は200万円増の年俸1350万円を保留した。 (金額は推定)

 齊藤投手は1勝しましたので上がりました。来季の期待の星ですね。
 佐竹投手は32試合登板を評価してもらいたいのでしょうが、 防御率が4点台後半であることがネックとなって大幅増とはいかなかったのでしょう。 2年連続の保留となりました。

秋季キャンプ情報:佐竹が左肘痛

 日南。佐竹投手が左肘痛を訴えてリタイア。29日に広島に戻る。

 お大事に。

10月27日

黒田に残留要請

 黒田投手が大野練習場で行われている秋季練習に合流した。
 黒田投手はこの日解禁になったFA権の行使について「宣言ができる日が今日からということなんで、 まだ全然実感というのが沸かないですし、現時点ではわからない状態です。 方向性というのはしっかり決まってないですし、 とりあえず宣言する期限(11月7日)まではじっくり考えたいなと思います。 宣言する、しないも自分の中ではっきり固まったことじゃないんで」。
 その後、黒田投手は広島市民球場の球団事務所で鈴木球団本部長と話し合い、 鈴木本部長は黒田投手に球団へ残留するよう要請した。また球団が「宣言残留」を認めることが伝えられた。

 これでこれからはFA権を獲った全ての選手に対して宣言残留を認めざるをえなくなるでしょうね。 黒田投手だけ特別というわけにはいかないと思います。

日南秋季キャンプ開始

 日南秋季キャンプが始まった。
 ブラウン監督は「今日からのキャンプは来シーズンに向けてのスタートだ。 選手個々で課題を持って取り組んで、磨きをかけてほしい」。
 石原選手のテーマは打撃。マシンを相手に打ち込みを行った。
 梵・東出選手は常に一緒。2人きりの特別守備練習を行った。 また、二塁ベースを回りながらトスし合う練習も行った。 2人がいつも一緒であることについて東出選手は「僕は大丈夫なんですけど、梵がどっか勝手に行っちゃうから、 梵が悪いことをしないように見張っとけって言われました」。
 投手陣は投げ込み禁止。全力投球は30球に制限された。
 井生選手は居残りで捕手の練習。

 セ・リーグナンバーワン二遊間への期待が膨らんだシーズンでした。 さらに磨きをかけようということですね。

契約更改始まる

 広島の契約更改が始まり、梅原投手ら4投手が契約を更改した。 (金額は推定)

 この4投手は一軍登板がほとんど、あるいは全くなかったので、仕方ないでしょうね。

天野、四国リーグ香川へ

 広島を戦力外になった天野投手が四国アイランドリーグ香川オリーブガイナーズへ入団することが決まった。 香川は来季から広島OBの西田真二氏が監督を務める。

 天野投手は地元に戻ったということになります。 飛びぬけた成績を残せればNPBに復帰できるかもしれません。 頑張ってください。

10月26日

カープナイン、キャンプ地入り

 カープナインが27日からの秋季キャンプのため宮崎県日南市に入った。
 梵選手は「来年につながるようなキャンプにしたいです。 全ての面においてどんどん確実性を増していけるようにやっていきたいと思います」。 大竹投手は「しっかり走り込みます。徹底的に走り込みます」。 齊藤投手は「体作りを中心にやっていきたいので、十何日間を集中して怪我なくやっていきたいです」。 廣瀬選手は「自分の課題をしっかり持ってキャンプに臨みたいと思います。 怪我なくしっかりやります」。前田選手は「いや、まあ」。

 個々のレベルアップということでしっかり鍛えてください。

広島市、新球場設計正式契約

 広島市は広島新球場の設計について環境デザイン研究所と正式契約を結んだ。

 また一歩、実現に近づいたのかなと。

日本ハムが日本一

 日本シリーズは日本ハムが中日を4勝1敗で下し、日本一となった。

 去年のロッテのように日本ハムの勢いは最後まで衰えませんでした。おめでとうございます。

10月24日

来季スタッフ発表:瀬戸コーチは退団

 来季のコーチングスタッフが発表された。清川・瀬戸コーチが退団。 道原裕幸氏が二軍バッテリーコーチとして復帰し、 引退した浅井樹氏が二軍打撃コーチに就任した。

一軍

監督 マーティー・ブラウン(71)
ベンチ ジェフ・リブジー(75)
打撃 小早川毅彦(88)
投手 小林幹英(73)
投手ブルペン 澤崎俊和(87)
内野守備走塁 高信二(77)
外野守備走塁 永田利則(85)
バッテリー 熊澤秀浩(78)

二軍

監督 山崎立翔(76)
打撃 浅井樹(82)
投手 山内泰幸(80)
内野守備走塁 阿部慶二(86)
外野守備走塁 岡義朗(74)
バッテリー 道原裕幸(81)

三軍

総合 朝山東洋(83)

 瀬戸コーチは退団なんですね。お疲れ様でした。
 リブジーコーチはベンチコーチ。珍しい肩書きですが、ヘッドコーチとほぼ同義のようです。

10月23日

道原氏、コーチ復帰へ

 カープOBで野球評論家の道原裕幸氏がコーチに復帰する方向であることが明らかになった。 ポストは二軍バッテリーコーチが有力。

 現二軍バッテリーコーチは瀬戸コーチです。

練習生カリダ投手高評価

 ドミニカカープアカデミーからの練習生カリダ投手が、 この日秋季練習に合流したブラウン監督の前で投球練習を披露。高評価を得た。 カリダ投手は右投、180cm75kg。MAX152キロの速球と変化球はスライダーとチェンジアップを持つ。 球団では育成枠での契約を検討している。

 実戦経験が少ないからでしょうか。まずは育成枠からということみたいですね。

黒田が優秀MEP賞

 黒田投手がJCB・MEP賞の優秀MEP賞に選ばれた。 最優秀MEP賞は中日の福留選手。他の優秀MEP賞は阪神の金本選手、 ヤクルトの岩村選手、巨人の内海投手、横浜の村田選手。

 おめでとうございます。

ソフトバンク斉藤和が沢村賞

 ソフトバンクの斉藤和巳投手が沢村賞に選出された。

 おめでとうございます。

10月22日

秋季練習始まる

 大野練習場で前田選手や永川投手らが参加して秋季練習が始まった。

 オフはゆっくり休んで春季キャンプまでに再び体を作り直すという考えの選手もいますが、 前田選手はそうではないですね。

10月21日

栗原が23日に渡米

 栗原選手が23日に渡米し、アリゾナ州のトレーニング施設でリハビリを行うことが明らかになった。

 栗原選手が怪我している間に廣瀬選手が出て来ました。栗原選手もウカウカしていられませんね。

来季も「ALL−IN」

 広島のキャッチフレーズが来季も「ALL−IN」となることが明らかになった。

 ブラウン監督の在任の間はずっと「ALL−IN」で良いのでは。 変化が欲しければ副題をつける手もあります。

11月23日にファン感謝デー

 11月23日に広島市民球場でファン感謝デーが行われる。

 去年はパスしたのですが、今年はどうしよう?

ブラウン監督、アジア大会トーチリレーに参加

 ブラウン監督がアジア大会のトーチリレーに参加した。

 NHKテレビの全国ニュースでも紹介されていました。

日本シリーズ開幕

 日本シリーズが開幕し、中日が日本ハムに4対2で勝利した。

 ミスした方が負けるという試合だったようですね。

10月20日

日米野球に新井・永川

 11月3日から始まるイオン日米野球2006に新井選手が出場することが決まった。 広島からは既に永川投手が出場することが決まっている。

 広島から選手が多く出ればそれだけ多く楽しめます。

清川元コーチがオリックスコーチに就任

 広島を退団した清川コーチがオリックス二軍投手コーチに就任することが発表された。

 オリックスでも頑張ってください。

10月19日

秋季キャンプ参加メンバー発表

 10月27日から11月13日まで宮崎県日南市で秋季キャンプが行われる。休日は11月1日、7日。 参加メンバーは以下の通り:
監督・コーチ
ブラウン、山崎、小早川、永田、高、熊澤、山内、小林、朝山
投手
小山田、佐竹、梅原、森、大竹、田中、横山、河内、仁部、梅津、長谷川、大島、 林、小島、齊藤、相澤、マルテ、カリダ
捕手
白濱、石原、上村
内野手
山崎、東出、比嘉、梵、岡上、松本、山本芳、中谷
外野手
前田、廣瀬、鞘師、山田、吉田、井生、天谷

 ベテランですが、前田選手も参加するんですね。
 倉選手は参加しないんですね。 年齢からすると確かにベテランですが、今年はずっと石原選手とワンセットだったので、不参加にちょっと違和感があります。

10月18日

黒田らFA有資格選手公示

 プロ野球コミッショナー事務局からFA資格選手が公示された。 広島では今季初取得の黒田投手の他、浅井・緒方・前田選手、佐々岡・高橋投手。

 引退する浅井選手を除くと5人ですね。

ブラウン監督が三次市を訪問

 ブラウン監督が松田オーナーとともに三次市を訪問。三次グランドホテルで吉岡三次市長らと歓談した。 その後、梵選手の実家の専法寺を訪問した。

 去年の就任時のように今年も県内を飛び回るのでしょうか。
 梵選手宅への家庭訪問については、ブラウン監督は日本文化のひとつである「お寺」に興味があったようです。

リブジーコーチが帰国

 リブジーコーチが米国へ帰国した。 右肩手術のため、秋季キャンプには参加しない。

 お大事に。

10月17日

ベイルが今季限りで退団

 広島球団がベイル投手とロマノ投手と来季の契約を結ばない方針であることが明らかになった。 今後は先発のできる新外国人投手の獲得を目指す。

 ベイル投手についてはもう1年様子を見てほしかったのですが…。 3年間お疲れ様でした。

ブラウン監督がシーズン総括

 16日の試合前にブラウン監督がシーズンを総括した。
 「非常にプラスになる1年でした。優勝するチームの第一歩としてとても充実していました。
梵がここまでやってくれるとは思わなかったし、新井はホームランが減ったが打点が増えて、良いシーズンだった。 黒田は最後に怪我をしたが、最高の成績を残してくれた。
(チームMVPは?)1人だけ選ぶことはできません。MVPの選手はたくさんいます。
1人の選手の力でチームを優勝に導くことはできません。 みんなの力を合わせることで優勝できるチームになれる。
(3度の退場について) 私は情熱を持って試合に臨んでいます。選手が言えないことを言い、 ファンの声を代弁するのも監督としての私の務めです。
このチームには安定感が必要です。体力面ではどこにも負けていない、カープだから。 それなのにうちの選手は自信を失っている時がある。 相手に関わらず自分の力を出せば勝てることを植えつけていく」。

 開幕時のつまづき、9月の大型連敗さえなければ勝率5割は行けていました。 開幕時のつまづきはブラウン監督と選手たちのお互いの理解不足が大きな要因になっていたように思います。 9月の大型連敗は怪我人続出が原因ですね。 この1年間でお互いの理解不足はかなり解消していると思いますので、 戦力ダウンがなければ来季開幕でつまづくことはないと信じています。
 シーズン中盤は安定した戦いぶりでしたが、優勝を狙うとすればある程度の大型連勝が必要。 チームの勢いが出るような戦い方も必要になってくるでしょう。 ただし、プレーオフ狙いならば今季のような戦い方でもOKです。
 問題は怪我人対策で、こればかりはどうすれば良いのか…。 今季も主力選手の休養日や中継ぎ投手のローテなどの工夫があったのですが。 怪我人が出ることは当然のこととして、控え選手をレベルアップしていくしかないですかね。

ブラウン監督がオーナーにシーズン報告

 ブラウン監督が広島市民球場を訪れ、松田オーナーにシーズン終了の報告を行った。

 しっかり話し合ってチームに足りないところを補強してもらいたいですね。

10月16日

前田4安打!新井100打点!黒田プロ初セーブで有終の美

 今季最終戦となった対中日最終戦、初回に前田選手が中日先発佐藤充投手から中堅左へ23号ソロを放って先制。
 先発ダグラス投手は2回を無失点に抑えたが、 3回表に2番手長谷川投手が荒木選手の中前打と自らの牽制悪送球で無死二塁とされ、 井端選手の中前適時打で同点。小田選手の犠打で一死三塁とされ、暴投で1点を勝ち越された。
 3回裏、東出選手の右前打と梵選手の犠打で一死二塁とし、前田選手の左中間適時二塁打で同点。
 しかし4回表に広池投手が梵選手の失策と井上選手の中前打などで二死二三塁とされ、 荒木選手の遊撃適時内野安打で1点を勝ち越された。井端選手の四球で満塁とされ、 小田選手の三塁適時内野安打で2点差とされた。
 そして5回裏。10勝目の権利入手目前の佐藤充投手をメッタ打ち。 一死から東出選手のバント安打と梵選手の右前打で一二塁とし、前田選手の中前適時打で1点差。 梵・前田選手の重盗で一死二三塁とし、新井選手が右越えへ2点適時三塁打して逆転。 新井選手は今季100打点を達成。森笠選手の右翼線適時二塁打で2点差。 井生選手が6連打目の右越え適時三塁打を放ってこの回一挙5点。3点をリードした。
 投げては6回から林・高橋投手が無失点の好投。 8回表に小山田投手が藤井・川相選手の安打で二死一二塁とされ、荒木選手の左前適時打で2点差に迫られた。 なおも一二塁のピンチで永川投手が井端選手を抑えた。
 永川投手は9回表を二死無走者としたところで降板。 復帰登板となる黒田投手が上田選手を空振り三振に抑えてプロ入り初セーブを挙げた。
 7対5で勝利。広島は2連勝。146試合62勝79敗5分の5位で全日程を終了した。

 試合結果

 いろいろと注目点のあった試合でした。
 試合は5回裏の6連打5得点で逆転勝ち。 梵選手と新人王を争っている佐藤充投手の10勝目を阻止しました。 これで新人王は梵選手と横浜の吉村選手の一騎打ちになるのではないでしょうか。
 打のヒーローは前田選手。4安打3打点。三塁打が出ればサイクル安打でした。 同期の浅井選手への思いもあって凄い集中力だったようです。 2000本安打へあと94本です。
 新井選手は5回裏一死二三塁からの右越え適時三塁打で2打点を追加。 ついに100打点に到達。おめでとうございます。 3打数2安打で迎えた8回裏の打席では打率3割がかかっていましたが、 空振り三振。残念ながら打率3割達成はなりませんでした。
 黒田投手は9回表二死から登板。真打が最後に登場という感じでしたね。 上田選手を三振に抑え、プロ初セーブを挙げました。 来季もカープのユニフォームを着ていることを祈っています。
 投手陣は一部バタバタした投手もいましたが、 自責点を2でまとめて年間チーム防御率3点台を死守しました。
 チーム失策数も年間で100を切り、守備力の向上が見られたことも良かったです。
 これで今シーズンは終了。5位という成績は決して満足のいく成績ではありませんが、 数々の若い力が芽吹いたシーズンだったと思います。 来季以降、これらの芽を大きく花咲かせて欲しいと思います。
 シーズンオフは黒田投手のFAという大きな問題がありますが、 基本的にスポーツ新聞の情報に一喜一憂しないというスタンスで行こうと思っていますので、 よろしくお願いします。今年も「濃恋鯉」を1年間御愛読ありがとうございました。

さすが浅井、引退打席で代打安打

 今季限りで現役を引退する浅井選手は7回裏一死一塁の場面で代打で登場。 斉藤投手から中前打を放った。
 試合後、浅井選手は観客の前で引退の挨拶を行った。 「17年間、プロ野球という世界でここまでできたのは、 熱い声援を送っていただくファンの皆様のご声援があったからだと思っています。 感謝しています。僕はカープが大好きです。歴代の監督、コーチ、お世話になったチームメイト、 みんな大好きです。そして何より熱い声援を送ってくださるファンの皆様が大好きです。 これからはこの大好きなチームと皆さんに少しずつですけど恩返しできるように約束して、 現役最後の今日を終えたいと思います。長い間ご声援ありがとうございました」。
 前田選手と中日選手会長井上選手から花束が贈られた。浅井選手はナインに胴上げされた。
 試合前の引退会見では「本日をもちまして現役生活のほうにピリオドを打ちます。 長い間ありがとうございました。正直、今だから言えますけど、 レギュラーを獲得するためにプロ野球選手として頑張ってきたんですけど、 まあ、代打の快感と言いますか、正直ありましたし、口では『レギュラー獲ります、レギュラー獲ります』と 繰り返していたんですけど、代打もなかなか気持ちの良いもんだなと、 試合を左右する場面で監督に代打を告げられて打席に向う時のファンの方々の声援というのは、 ものすごく心地良いものがありまして。その声援もありましたから自分の力以上の部分も発揮できたと思いますし、 そういった面ではファンの方にも感謝しています」。

 「僕はカープ大好きです」。すごく素朴な愛情表現の言葉に感動しました。

主催試合観客動員100万人突破

 広島の主催試合の観客動員数がこの試合で100万9481人となった。

 今年は無理かなと思いましたが、何とか達成できました。

セ全日程終了:黒田が最優秀防御率

 セ・リーグ全日程が終了した。勝敗表は以下の通り:
順位チーム試合勝率
1中日14687545.617-
2阪神14684584.5923.5
3ヤクルト14670733.49018.0
4巨人14665792.45123.5
5広島14662795.44025.0
6横浜14658844.40829.5

 個人タイトルでは広島から黒田投手が防御率1.85で最優秀防御率を獲得した。 個人タイトルは以下の通り:
最優秀防御率 黒田博樹(広島)1.85
最多勝利 川上憲伸(中日)17
最多奪三振 川上憲伸(中日)井川慶(阪神)194
最多セーブ 岩瀬仁紀(中日)40
最優秀中継ぎ 藤川球児(阪神)加藤武治(横浜)35
首位打者 福留孝介(中日).351
最多本塁打 ウッズ(中日)47
最多打点 ウッズ(中日)144
最多盗塁 青木宣親(ヤクルト)41
最高出塁率 福留孝介(中日).438
最多安打 青木宣親(ヤクルト)192

 黒田投手、おめでとうございます。1点台というのがすごいですね。

黒田にスピードアップ賞

 黒田投手がセ・リーグ特別表彰のスピードアップ賞に選ばれた。最優秀監督賞は中日落合監督。

 おめでとうございます。

高ドラ3會澤と仮契約

 苑田スカウト部長は水戸市内で高校ドラフト3巡目指名の會澤翼捕手(水戸短大付高)と入団交渉を行い、 仮契約を結んだ。契約金4000万円年俸500万円(金額は推定)。
 會澤選手は「頑張ろうという気になりました。ファンの皆さんに愛されるような選手になりたいと思います。 チームを引っ張っていけるような選手になっていきたいと思います」。

 入団決定おめでとうございます。

鈴衛に戦力外通告

 広島球団は鈴衛選手に戦力外通告を行った。今後は球団に残る予定。

 今後は裏方として頑張ってください。