カープ日記


5月31日

大竹の好投生かせずサヨナラ負け

 対西武戦、2回表に西武先発ギッセル投手を攻め、栗原選手の中前打と盗塁で二死二塁とし、 森笠選手の中前適時打で1点を先制した。4回表には前田選手の敵失と栗原選手の中前打、 石原選手の四球で二死満塁のチャンス。東出選手が押し出し四球を選んで2点差。 梵選手が中前適時打して3点差とした。
 先発大竹投手は4回まで3安打無失点の好投。5回裏に中村・栗山選手の連打で無死一三塁とされたが、 後続を連続三振などで抑えた。しかし6回裏に中島選手に9号ソロを浴びて2点差とされた。
 7回裏に先頭中村選手に左前打されて大竹投手は降板。 佐竹投手が代打高山選手に左翼線二塁打されて無死二三塁とされ、代打平尾選手の遊ゴロの間に1点差に迫られた。 赤田選手への四球で一死一三塁とされ、福地選手に中前適時打されて同点。 救援した横山投手が赤田・福地選手の重盗で一死二三塁とされ、二死としたものの、 ワンバウンド投球を石原選手が少し弾いたのを見逃さず、 赤田選手が好走塁でホームインして1点を勝ち越された。
 広島打線は5回表無死二塁、6回表無死二三塁、7回表一死一二塁とチャンスを潰し続けていたが、 8回表につながった。二死から石井貴投手を攻め、森笠選手の中越え三塁打の後、 代打浅井選手が二塁適時内野安打を放って同点とした。
 そして10回裏、永川投手が一死から高山選手に左越え二塁打され、二死後、 赤田選手に中越え適時打を打たれてサヨナラ負け。
 4対5で敗戦。広島は2連敗で借金は今季最多タイ7。

 試合結果

 大竹投手は非常に良い投球でした。今季初勝利かと思ったのですが、残念でした。
 ここ数試合好投していた救援投手陣ですが、今日は踏ん張りきれませんでした。
 最大の敗因は5〜7回の拙攻でしょう。 特に6回表は無死二三塁だっただけに何とか追加点が欲しかったです。
 西武打線も拙攻だったのですが、ここ一番での好走塁などがあったため、 「野球がうまいなあ」という印象を残しました。

黒田がFA権取得

 黒田投手がフリーエージェントの権利を取得した。 球団は特例としてFA宣言残留を認めることも検討しているという。

 「宣言せず残留」だと次年度もFA騒ぎになる可能性があるので、 「宣言残留」も悪くないかも知れません。 ただ「宣言残留」を認めるということは実質FA宣言選手獲得競争に参加するということになります。 広島球団はマネーゲームでは勝ち目がなく、 「情」と「年俸以外の待遇保証」に訴えるしかないですからね。 黒田投手が広島以外でプレーすれば広島以上の高額年俸をもらえることがわかってもなお、 それ以外のことに魅力を感じて広島でプレーしてくれるかどうかですね。
 またこれまで「宣言せず残留」してきた前田・緒方選手・佐々岡投手らに、 そしてこれからFA権を取得する選手たちにこの特例をどう説明するか、 問題でしょうね。

長谷川が首痛

 長谷川投手が30日の西武戦で登板した際に首に違和感を覚えた。精密検査を受けるため、広島に戻った。

 最近好投していただけに痛いですね。お大事に。

ウエスタン情報

 試合結果

 チーム2安打でわずか1得点。2番手今井投手が2回を無安打無失点。

5月30日

涌井を打ち崩せず

 対西武戦、初回二死無走者から西武先発涌井投手を攻め、嶋選手の中前打と新井選手の左前打で一二塁とし、 前田選手の左翼線適時二塁打で1点を先制した。
 先発佐々岡投手は2回裏に江藤・中村選手の連打で無死一二塁とされ、栗山選手の右前適時打で同点とされた。 田原選手の左翼線適時二塁打で1点を勝ち越された。一死後、福地選手のスクイズで2点差とされた。 佐々岡投手はその後立ち直り5回までを無失点に抑えた。
 3回表、東出選手の中前打と梵選手の三ゴロで一死二塁とし、嶋選手の中前適時打で1点差に迫った。
 6回裏以降、長谷川・広池・林投手が西武打線を零封したが、 広島打線も4回表以降、涌井・星野・小野寺投手からわずか1安打で零封された。
 2対3で敗戦。広島は連勝ならず借金6。

 試合結果

 4回以降は拙攻どころかチャンスさえ作れませんでしたね。 3回までの勢いを考えると、こんな試合になってしまうとは思いませんでした。 結果的には1回表に1点を取った後のチャンスでもう一押しなかったのが痛かったです。 まあでも、二死無走者からよく1点取ったとも言えるわけで。
 佐々岡投手は2回裏の投球が悔やまれます。試合がぶち壊しになるかと思いましたが、 そこからよく立ち直ったと思います。救援投手陣も踏ん張ったのですが…。

ウエスタン情報

 試合結果

 大島投手が5回途中無安打無失点の好投。週末に一軍先発があるかも知れません。

5月29日

末永決勝打!投手陣踏ん張り連敗止める

 対楽天戦、初回に楽天先発朝井投手を攻め、東出・梵選手の四球と新井選手の左前打で無死満塁とし、 前田選手が右前適時打を放って2点を先制した。
 先発ロマノ投手は3回まで無安打投球。しかし4回裏、鉄平選手の右前打と倉選手の一塁牽制悪送球、 沖原選手のバント安打で無死一三塁のピンチ。ここで憲史選手を投直に抑えたが、 飛び出した三塁走者を刺そうとした三塁への送球を新井選手が後逸して1点差とされた。 なおも一死二塁から吉岡選手の三ゴロを新井選手がトンネルして同点。
 5回表、嶋選手が藤崎投手から右越えへ8号ソロを放って勝ち越し。
 しかし6回裏、鉄平選手の右前打と沖原選手の犠打で一死二塁とされた後、 憲史選手に左中間適時二塁打を打たれて同点。
 広島打線は8回表二死一二塁、9回表二死満塁のチャンスを潰した。 しかし延長12回表、谷中投手を攻め、前田選手が三塁内野安打した後、 栗原選手のエンドランが遊ゴロになって一死二塁のチャンス。 ここで末永選手が左越えへ適時二塁打を放って1点を勝ち越した。
 投げては7回裏以降ロマノ・高橋・横山・永川投手が楽天打線を無安打に抑え込んだ。
 4対3で勝利。広島は連敗を4で止め、借金5。

 試合結果

 末永選手がやってくれましたね。見慣れた拙攻でこのまま引き分けかと思っていたら、 最後にしっかり点を取ってくれました。チャンスで打てる打者は貴重です。 脚に故障の不安があるということでスタメンだったり外れたりしていますが、 ずっとスタメンでこんなに打っていたら一昨年の嶋選手並みのフィーバーになってもおかしくないですね。
 投手陣も踏ん張りました。ロマノ投手は7回途中まで好投。 守備に足を引っ張られなければ勝利投手になっていたのでは。ちょっと気の毒でした。
 救援投手陣は楽天打線をほぼ完璧に抑え込みました。 チャンスがたくさんあって攻めきれないような試合展開だと、 逆にワンチャンスでやられたりするものですが、そのワンチャンスさえ与えませんでした (正直なところ、フェルナンデス選手が序盤で負傷退場して楽天打線の核がなくなったのは大きかったと思いますが)。
 14残塁と拙攻は相変わらず。その上、失策が連鎖して失点につながっており、 試合内容が悪化しているようにも見えます。ただ、東出・梵選手の二遊間はかなり良い守備をしていました。 「勝ったものの最悪の試合」と評したい気持ちもありますが、 良い点もあったことはポジティブに考えたいと思います。

5月28日

楽天戦、雨天中止

 フルキャストスタジアム宮城で行われる予定だった楽天戦は雨天のため中止となった。 29日18時から振替試合が行われる。

 明日試合がありますので、お忘れなきよう。

ウエスタン情報

 試合結果

 わずか2安打で中日投手陣に完封許す。先発田中投手が3回3安打2失点。 以降の救援陣は無安打無失点と好投。

5月27日

逆転で4連敗

 対楽天戦、2回表にスタメン復帰の新井選手が楽天先発の一場投手から左翼席へ8号先制ソロアーチを放った。 なおも一死満塁と攻めたが石原選手が三ゴロ併殺。
 先発ダグラス投手は2回裏二死からリック・山下選手の連打で一三塁のピンチ。 カツノリ選手の打席で一塁走者が二盗途中で一二塁間に挟まれる間に三塁走者がホームインして同点。
 しかし3回表に嶋選手が右翼席へ7号勝ち越しソロアーチ。4回表には栗原選手の左翼線二塁打の後、 森笠選手が右翼席へ1号2ランを放って3点をリード。
 ダグラス投手は5回まで安定した投球で楽天打線を抑えていたが、6回裏に突如崩れた。 一死から西村選手の遊撃内野安打と梵選手の悪送球で一死二塁。 二死後、沖原選手に右中間適時二塁打されて2点差。 憲史選手に死球を与えた後、フェルナンデス選手に11号逆転3ランを浴びた。 ダグラス投手はこの回途中でKO。
 7回裏には林投手が藤井選手に1号ソロを浴びて2点差とされた。
 広島打線は8回表に反撃。河本投手から嶋選手が右前打し、新井選手の三ゴロは山下選手が失策して無死一二塁。 前田選手が右翼線へ適時二塁打して1点差に迫った。なおも無死二三塁だったが、 救援した福盛投手の前に栗原・森笠・井生選手が凡退した。9回裏も二死から東出選手が内野安打で出塁したが、 そこまで。
 5対6で敗戦。広島は4連敗で借金6。

 試合結果

 自分がカープファンでなければ接戦の面白い試合だったと言えるのですが…。
 ダグラス投手は非常に安定した投球で、今日は楽勝かと安心して見ていたのですが、 あれほど急に崩れてしまうとは思いませんでした。 昨日に続き、またもフェルナンデス選手にやられてしまいました。
 8回表の攻撃は痛かったです。1点差に迫ってなおも無死二三塁。最低でも同点にできると思ったのですが…。 福盛投手にやられてしまいました。 またもブラウン監督は「ケースバッティングができない」と嘆くのでしょうか?
 私はケースバッティングには難度があると思っていて、 例えば今日のような場面で「外野フライを打て」というのは難度が高いケースバッティング、 一方、無死二塁で「右方向へゴロを打て」というのは難度が低いケースバッティングに当たるのではないかと。 難度が低いものはある程度できるのが当たり前だと思いますが、 難度が高いものはできたりできなかったりが当然だと思います。 ひょっとしたらもっと複雑なことをブラウン監督は「ケースバッティング」と言っているのでしょうか? 試合後に「ケースバッティングができない」の一言で片付けず、 どういうバッティングをすべきだったのかまでコメントしてくれると勉強になるのですが… (追記:ブラウン監督のコメント「相手は前進守備だった。(栗原選手には) センターに強い打球を打ち返すようなボールを選んで打つように伝えた」。
 2回裏の1失点も最終的には痛かったですね。トリックプレーにひっかかったのだと思いますが、 三塁走者がどの時点でスタートを切ったのかテレビ中継ではよくわからなかったので、 二塁に投げた石原選手が悪かったのか、送球を受けて一塁走者を追った梵選手が悪かったのか、 よくわかりませんでした (追記:石原選手のコメント「ベンチの指示です。僕らはそれをやるだけだから仕方ない」。 これだけではベンチの指示が「盗塁したら二塁へ送球しろ」だけなのか 「1点やっても良いから三塁走者は無視して二塁へ送球してチェンジにしろ」なのかわかりませんが、 少なくとも石原選手は「自分は悪くない」と言っているわけですね。 梵選手のコメントもあればベンチの指示がはっきりするのですが)。
 明るい話題を探すと、スタメン復帰の新井選手が本塁打。内角の難しい球を左翼席へ運びました。 新井選手の復帰で、打線はそこそこ点を取れるようになるのではないでしょうか。

5月26日

黒田まさかの大炎上

 対楽天戦、2回表に楽天先発グリン投手を攻め、末永選手の中前打と森笠選手の二ゴロで一死二塁とし、 浅井選手の右前適時打で1点を先制した。
 しかし2回裏、先発黒田投手が礒部選手に2号ソロを浴びて同点。 3回裏には西村選手の中前打と鉄平・沖原選手の連続バスター安打で無死満塁とされ、一死後、 フェルナンデス選手に中前適時打を浴びて2点を勝ち越された。
 4回表、森笠選手の中越え二塁打をきっかけにした二死三塁から東出選手が左前適時打して1点差に迫った。
 しかし4回裏、山下選手の投ゴロを黒田投手が右手に当てて内野安打とした。 黒田投手はベンチで治療を受けて続投。藤井選手の犠打、西村選手の中前打で一死一三塁のピンチ。 鉄平選手の一ゴロを浅井選手が二塁へ悪送球して1点を追加された。 なおも沖原選手の二塁内野安打で一死満塁とされると、二死後、 フェルナンデス選手に10号満塁アーチを浴びて6点のリードを許した。
 5回裏に山下・藤井選手の長短打で無死一三塁とされたところで黒田投手はKO。 救援した佐竹投手は一死としたが、鉄平選手の二ゴロ併殺崩れの間に1点を失った。 6回裏にはフェルナンデス・リック選手の短長打で8点差とされた。
 広島打線は5回以降、楽天救援投手陣から3安打しか奪えず沈黙した。
 2対10で惨敗。広島は3連敗で借金5。

 試合結果

 一部で「貯金週間」「ボーナスステージ」とか言われていた今節ですが、 早くも勝ち越しがなくなりました。世の中甘くないですね。
 まさか黒田投手が昨日ガトームソン投手にノーヒットノーランされた楽天打線に これだけボコボコにされるとは思いませんでした。 確かに守備に足を引っ張られた面もありますが、12安打もされては…。 ま、今日、楽天打線は打ち過ぎましたから、明日は沈黙するでしょう。

5月25日

終盤あと1本出ずオリックスに連敗

 対オリックス戦、先発大竹投手は4回表に水口・谷選手の安打などで二死一二塁とされ、 牧田・日高選手に連続適時打を浴びて2点を先制された。 5回表には村松選手の二塁打と塩崎選手の犠打で一死三塁とされ、水口選手の犠飛で3点目。 大竹投手は7回を7安打3失点。
 広島打線はオリックス先発吉井投手にかわされ、初回二死一三塁で前田選手が凡退、 4回裏一死一三塁で福井選手が遊ゴロ併殺。ようやく7回裏に前田選手の四球、 末永・石原選手の安打で一死満塁のチャンス。しかし救援した菊地原投手に森笠選手が見逃し三振、 東出選手が中飛に倒れた。
 8回裏には加藤投手を攻め、梵・栗原選手の安打と前田選手の四球で一死満塁とし、 末永選手が右前適時打して1点を返した。なおも満塁だったが、井生選手が二ゴロ併殺に倒れた。 9回裏にも大久保投手から石原選手が左翼線二塁打を放って無死二塁としたが、後続がなかった。
 1対3で敗戦。広島は2連敗で借金4。

 試合結果

 終盤は押しまくったのですが、あと1本が出ませんでした。11安打でわずか1得点。 走塁にも問題があったかも知れません。
 新井選手の不在が大きいように思えました。7回裏無死一二塁で福井選手に代打新井選手。 ここで右打者が余分に1人起用されて、 菊地原投手に対した森笠選手に代打を送ることが出来なくなってしまったように思います。
 大竹投手は7回3失点の好投。先発投手の役割は十分に果たしたと言えるでしょう。 先制を許してしまったのが問題といえば問題ですが…。またも今季初勝利ならずです。

前田が右脇違和感で途中交代

 前田選手は7回裏の打席でファールを打った際、右脇腹に違和感を覚え、 8回裏に出塁した際に代走を送られて途中交代した。

 これ以上の怪我人は勘弁してもらいたいんですけど。 心配です。

ドラフト、木村・深町・岸ら候補に

 広島球団は広島市中区の球団事務所でスカウト会議を開いた。 大学・社会人の希望枠候補として、東京ガスの木村雄太投手、中京大の深町亮太投手、 東北学院大の岸孝之投手をリストアップした。流通経済大の神戸拓光外野手も高評価した。 また高校生の上位候補としてPL学園の前田健太投手をリストアップした。

 どうしても即戦力投手が欲しいようですね。今の一軍ローテ投手を見ると納得できます。

F球宴に松本・佐藤・白濱

 7月20日に東京ドームで行われるフレッシュオールスターゲームの出場予定選手が発表された。 広島からは佐藤投手、白濱捕手、松本内野手が選ばれた。

 飛躍のきっかけにしてもらいたいですね。特に松本選手は一軍でもある程度やれていますので、 派手な活躍を期待します。

ウエスタン情報

 試合結果

 梅津・仁部投手が大量失点して連勝ならず。甲斐選手が3安打。

5月24日

佐々岡不調、守乱重なり連勝ストップ

 対オリックス戦、先発佐々岡投手は初回に村松選手に2号先頭打者弾を浴びた。 塩崎選手の二塁打と水口選手の二ゴロを東出選手が失策して無死一三塁とされ、 清原選手に左中間適時打を浴びて2点目。 二死三塁から谷選手に右前適時打を浴びて3点目。
 2回裏には前田選手がオリックス先発オバミュラー投手から 右越えへ3試合連続の7号ソロアーチを放って2点差とした。
 しかし3回表に塩崎選手の左前打と清原選手への四球、 ガルシア選手の一ゴロを栗原選手が失策して一死満塁とされ、谷選手に中前適時打されて3点差とされた。 佐々岡投手は5回を7安打4失点で降板。
 8回表には広池投手が二死無走者から谷選手の安打と捕逸、中村選手の敬遠で一二塁とされ、 的山選手の右中間適時二塁打を浴びて1点を追加された。 9回表にも横山投手が塩崎選手の左前打と水口選手への四球で一死一二塁とされ、 北川選手に左中間適時二塁打を浴びて2点を追加された。
 広島打線はオバミュラー投手を打ちあぐね、1回裏、6回裏のチャンスをいずれも梵選手が併殺で潰し、 6回までもたせた。 9回裏にオリックス4番手大久保投手から梵選手が左越えへ4号ソロを放ったが焼け石に水。
 2対7で完敗。広島の連勝は3で止まり借金3。

 試合結果

 佐々岡投手は制球がいまひとつ。2つの守備のミスはいずれも失点につながりました。 打線はチャンスの芽を併殺で潰しました。中継ぎ投手は駄目押し点を取られました。 昨日の試合の最初と最後の悪い部分をつなげたような試合でした。
 新井選手は右太もも痛でスタメン落ち。栗原選手がプロ入り初の4番スタメン。 三塁手は福井選手でした。新井選手は5回裏の代打で空振り三振でした。
 明るい話題としては、前田選手が3試合連続弾。長谷川投手が力強い投球で好投したことですね。

ウエスタン情報

 試合結果

 ようやく連敗脱出。ウエスタン初登板の3番手今井投手がウエスタン初勝利。おめでとうございます。

5月23日

ごっつあん!12得点で3連勝

 対オリックス戦、2回表に先発ロマノ投手は嶋選手の失策で無死三塁とされ、 ブランボー選手の遊ゴロの間に1点を先制された。さらに谷・日高選手の短長打で一死二三塁とされ、 二死後、ガルシアに右前適時打されて2点目。
 広島は3回裏にオリックス先発デイビー投手を攻め、 末永・倉選手の連打と東出選手の四球で一死満塁のチャンス。 梵選手の遊撃適時内野安打で1点差とし、嶋選手の三ゴロを中村選手が適時失策して同点。 新井選手の二ゴロ併殺崩れの間に1点を勝ち越した。 さらに前田選手が右翼席へ6号3ランを放ってこの回一挙6得点。
 6回裏には前田選手の四球、栗原選手の左前打、末永選手のバント安打で無死満塁のチャンス。 一死後、代打浅井選手が右前適時打して2点を追加。東出選手が中前適時打して1点を追加。 梵選手の四球で満塁としてデイビー投手をKO。山本投手から嶋選手が四球を選んで押し出し。 二死後、前田選手が右前へ2点適時打してこの回一挙6得点。
 ロマノ投手は4回表からは立ち直って6回表途中までを抑え、広池・林投手をつないで8回表までを零封。 9回表に今季初登板のフェリシアーノ投手が4安打と犠飛で2点を失ったが、大勢に影響はなかった。
 12対4で大勝。広島は3連勝で借金2。

 試合結果

 ロマノ投手の不安定な立ち上がりに加えて、 嶋選手の失策をきっかけに先制点を奪われて嫌な流れだったのですが、 オリックスの拙攻と内野守備の乱れに助けられました。 敵ながらデイビー投手が気の毒になりました。
 ロマノ投手は3回までで7安打され、四球や暴投もあって、よく自責点0で済んだなという感じです。 粘り強く投げたということでしょうか。今季初勝利、おめでとうございます。

新井が右太もも痛で途中交代

 新井選手が3回裏の走塁中に右太ももに違和感を感じ、5回表の守備から福井選手に交代した。

 大事を取ってということにようですが、心配ですね。

浅井・フェリシアーノが出場選手登録

 浅井選手とフェリシアーノ投手が出場選手登録された。

 浅井選手は復帰早々の適時打。新井選手の状態次第では、 一塁手浅井選手、三塁手栗原選手ということになるかも知れません。
 フェリシアーノ投手は楽な場面での登板でしたが、散々でした。 球を置きに行っている感じでしたね。これだと中継ぎローテに組み込むのはちょっと無理そう。

5月22日

SATOの無責任先発予想

 23日から広島でオリックス3連戦、宮城で楽天3連戦、計6連戦。
 広島の先発は、ロマノ・佐々岡・大竹・黒田・ダグラス・ロマノ投手と予想します。 先発投手陣にもそろそろ疲れが出てくるかなということで中5日中心のローテにしてみました。
 オリックスの先発はデイビー・オバミュラー・吉井投手と予想します。
 オリックス・楽天はパでも交流戦でも下位に沈んでいます。 一方、広島は前節4勝1敗と好調。今節は最悪でも勝ち越したいですね。

大島・木村一が出場選手登録抹消

 大島投手と木村一選手が出場選手登録を抹消された。

 木村一選手はほとんど出番がなかったですからね。捕手は石原・倉選手の2人制になるようです。 井生選手が非常時の捕手になるべく、練習しているそうです。
 大島投手はオープン戦ではまずまずでしたが、公式戦では内容が良くありませんでした。 二軍で出直しですね。

オールスター開催要項発表

 サンヨーオールスターゲームの開催要項が発表された。 第1戦は7月21日18時10分から神宮球場で、 第2戦は22日18時15分からサンマリンスタジアム宮崎で行われる。 ファン投票は23日から開始され、6月25日まで。7月3日にファン投票選出選手が発表され、 4日に監督推薦選手が発表される。インターネットによる投票は http://allstar.sanyo.co.jp/で。

 今年は先発3本柱が揃って出場しそうな勢いですね。野手では栗原選手が有力でしょうか。

5月21日

3発で金村沈めて日ハムに勝ち越し

 対日本ハム戦、2回裏に日本ハム先発金村投手を攻め、前田選手の中前打の後、 栗原選手が左中間へ8号先制2ラン。3回裏にも一死から梵選手の中前打の後、 嶋選手が右翼席へ6号2ランを放って4点をリードした。
 先発ダグラス投手は制球に苦しみながらも5回まで1安打無失点。 しかし6回表、一死から小笠原選手に7号ソロを浴びて3点差とされた。 なおもセギノール・SHINJO選手の短長打で二三塁とされて降板。 救援した佐竹投手が代打田中幸選手に右犠飛を打たれて2点差とされた。
 しかし直後の6回裏、前田選手が右翼席へ5号アーチを架けて3点差とした。 8回裏には岡島投手を攻め、嶋選手の中前打と栗原選手の四球で二死一二塁とし、 末永選手が左越え適時二塁打を放って4点差とした。
 投げては7回以降、佐竹・高橋・横山・永川投手が日本ハム打線を零封。
 6対2で勝利。広島は2連勝で借金3。

 試合結果

 難敵と見られた金村投手を効果的な3発で攻略しました。 栗原選手は先制2ラン。コースは甘かったですが高さはかなり低かったように見えました。 うまく打ちました。嶋選手は点差を広げる2ラン。2試合連続弾ということで復調傾向ですね。 そして前田選手は相手を突き放すソロ。追い上げられた直後だっただけに大きな一発でした。
 ダグラス投手は四球も多く苦しい投球でした。それでも粘って5回まで無失点。 6回表はスタミナ切れですかね。連打を浴びてしまいました。 連打される直前にブラウン監督がマウンドに行ったのはそれを予感したからなのでしょうか? ハーラートップの6勝目です。
 救援投手陣は良い仕事をしました。一時期より調子は落ち気味かなと思っていましたが、 日本ハム打線をしっかり抑え切りました。お立ち台に佐竹・横山・永川投手が呼ばれました (高橋投手は遠慮したのかな?)。
 これで2カード連続勝ち越し。ロッテ戦3連敗で作った借金は完済しました。 この調子で勝ち続けて欲しいですね。

ウエスタン情報

 試合結果

 梅原投手が2番手でウエスタン初登板。1回を1安打1失点。
 小山田投手が最終回に2点差を追いつかれ連敗脱出ならず。 小山田投手の調子が上ってきませんね。
 松本選手が3安打。

5月20日

小技より大技、梵3打点!黒田完投勝利!

 対日本ハム戦、4回裏まで拙攻気味の広島打線は5回裏に日本ハム先発江尻投手を攻略。 末永選手の右前打と倉選手のエンドランが右前打となって無死一三塁のチャンス。 ここで黒田投手が投手左前へ送りバントし、江尻投手が一塁へ送球する間に末永選手が判断良くホームイン。 1点を先制した。東出選手のバントで二死三塁とした後、梵選手が左中間へ3号2ランを放った。 代わった武田勝投手から3番に戻った嶋選手が右中間へ5号ソロを放ち、この回大量4得点。
 先発黒田投手は5回表までわずか2安打の好投。 しかし6回表、田中賢選手に右前打された後、金子選手を併殺コースの三ゴロに抑えたが、 これを新井選手が失策して無死一二塁のピンチ。一死とした後、森本選手への四球で満塁とされ、 木元選手の二ゴロの間に1点を返された。なおも二死二三塁のピンチだったが小笠原選手を一ゴロに抑えた。
 追加点の欲しい7回裏にトーマス投手を攻め、倉選手の左前打と黒田選手の犠打で一死二塁とし、 二死後、梵選手が左前適時打して4点差とした。
 8回表、田中賢・金子選手の連打と代打マシーアス選手の犠打で一死二三塁とされ、 森本選手の三ゴロの間に1点を返された。 9回表は小笠原選手に6号ソロを浴びて2点差とされたが、後続を抑えて黒田投手が完投。
 5対3で勝利。広島の借金は4。

 試合結果

 5回裏の攻撃は見事でした。エンドランにバント、好走塁。そして本塁打。 小技大技を絡めて4点を挙げました。
 中でも末永選手の走塁は良かったですね。 黒田投手のバントの処理に江尻投手と三塁手の小笠原選手が行き、三塁ががら空きとなり、 三塁から大きく離塁。江尻投手が一塁へ投げると同時に本塁へ。 一塁手がバックホームさえできず余裕のホームインでした。
 梵選手は5回裏に2ラン。7回裏には駄目押し左前適時打。計3打点。 初回のバント失敗を取り返す活躍でお立ち台へ。 チーム内での役割を考えるとしっかり小技ができて欲しいのですが…。 入団前に勝手に想像していた印象とかなり違うなあと思っています。 しかし失敗を取り返すことができるということは精神的に強いということなので、それは良いことですね。
 倉選手は2安打2得点の活躍。5回裏のエンドラン成功は大きかったですね。 守りでも黒田投手を好リード。
 嶋選手は3番に復帰。4月23日以来の本塁打を放ちました。復調のきっかけになれば良いですね。
 黒田投手は6安打3失点で今季3度目の完投勝利。 味方の拙攻気味の攻撃に切れることなく、味方が得点するまで相手を0点に抑えたのが良かったですね。 6回表には新井選手の失策で大量失点のピンチを迎えましたが、そこは1点で踏ん張りました。 エースの仕事でした。

5月19日

見せ場なし、新人八木にプロ初完封許す

 対日本ハム戦、先発大竹投手は4回まで2安打無失点。 しかし5回表に鶴岡選手の右前打の後、金子選手に左越え適時二塁打を浴びて1点を先制された。 さらに八木投手に右翼右へ適時二塁打されて2点目。森本選手に右翼線適時二塁打されて3点目。 この打球を嶋選手が失策してなおも無死三塁。大竹投手はKO。広池投手が一死としたものの、 小笠原選手の右犠飛で4点目。
 8回表にはロマノ投手がセギノール・SHINJO選手の連打で無死一三塁とされ、 木元選手に左前適時打されて5点目。
 広島打線は日本ハム先発八木投手に手も足も出ず、8回裏までわずか4安打で三塁も踏めず。
 9回表には大島投手が森本選手に5号ソロを浴びて6点目。この回途中で雨が強くなり、 連夜のコールドゲーム。八木投手にプロ初完封勝利を許した。
 0対6で完敗。広島の連勝は2でストップ。借金5。

 試合結果

 八木投手は良い投手ですね。普通はどんな良い投手が相手でも2〜3度はチャンスがくるものですが、 一度も見せ場を作れないまま完封されました。
 見せ場といえば4回までの投手戦が見せ場でしたか。 後は6回表の梵選手の美技と7回表の新井選手の美技ぐらいですかね。
 投手陣も踏ん張れませんでした。投高打低がチームカラーの日本ハムに対して点を取られすぎましたね。 先発大竹投手は4回まで無失点でしたが、ボール球が多く球数も多かったです。 5回表は一気に崩れてしまいました。守備のミスが重なったのも痛かったです。
 嶋選手がスタメン出場。第1打席で中前打を放ちました。実に23打席ぶりの安打でした。

5月18日

栗原・新井連続弾!佐々岡ハーラートップタイ5勝目!

 対西武戦、先発佐々岡投手は初回二死から中島・カブレラ選手の連続二塁打で1点を先制された。
 広島打線はすぐさま反撃。1回裏に西武先発帆足投手を攻め、東出・梵選手の短長打で無死二三塁とし、 栗原選手が右翼席へ7号逆転3ランを放った。続く新井選手も右翼席へ7号ソロを放って3点をリード。
 2回裏には東出選手の中前打と梵選手のプロ初盗塁で一死二塁とし、栗原選手が中前適時打を放って1点を追加。 帆足投手をKOした。東投手から新井選手の中前打で一死一二塁とし、 前田選手の右前適時打で5点差とした。
 4回表、佐々岡投手は中島選手の7号ソロ、和田選手の6号ソロで3点差とされた。 佐々岡投手は5回3失点で降板。
 6回表には長谷川投手が一死からカブレラ選手を一邪飛に抑えたが、栗原選手が落球。 直後にカブレラ選手に10号ソロを浴びて2点差とされた。二死とした後、 リーファー・中村選手の連打と細川選手への四球で満塁のピンチ。 代わった佐竹投手が代打江藤選手に押し出し四球を与えて1点差に迫られた。続くピンチは赤田選手を抑えた。
 7回表は林投手が二死一塁としたが抑えた。8回表は高橋投手が一死とした後、 横山投手が中村選手の右前打と福地選手の盗塁、代打平尾選手への四球で二死一二塁としたが、赤田選手を抑えた。 ここで雨でグラウンド状態が悪くなり、コールドゲームとなった。
 6対5で勝利。広島は2連勝で借金4。

 試合結果

 初回に栗原・新井選手の連続本塁打で逆転。2回にも2点を追加して5点をリード。 ウハウハだと思っていたら徐々に点差を詰められ、一昨日の試合と同じパターンに。 特に6回以降は守備のミスから失点した上、攻撃ではスクイズを失敗し、非常に嫌なムード。 そんな中、中継ぎ投手陣が1点差をよく守り切ったと思います。 9回表の西武の攻撃は中軸というところで、最後は雨にも助けられました。
 栗原選手は逆転3ランと中前適時打で4打点の活躍。月間MVPも見えてきたのでは。 6回表の守備は反省しなければいけませんが、打のプラスと守りのマイナスでお釣りはきています。
 佐々岡投手は5回3失点。好調の西武打線を考えればまずまず。クリーンアップに打たれましたが、 1・2番をしっかり抑えることができたので大量失点せずに済みました。 ハーラートップタイの5勝目。
 9回表にマウンドを永川投手に渡すはずだった横山投手はコールドゲームで8年ぶりのセーブを挙げました。 福地選手に盗塁を決められるなど苦しいマウンドでしたが、踏ん張りましたね。一昨日の借りを返せたのでは。

梵がプロ初盗塁

 梵選手は2回裏、一塁から二盗を決め、プロ入り初盗塁を記録した。

 おめでとうございます。もっと早く決めてくれると思っていましたが、時間がかかりましたね。 これからもどんどん走ってください。

ウエスタン情報

 試合結果

 フェリシアーノ投手が7回2失点の好投で3点リード。 しかし8回に後をつないだ今季初登板の河内投手が3連続四球。 天野投手が連打を浴びて一挙4失点。逆転負けでついに10連敗。

5月17日

西武戦、雨天中止

 広島市民球場で行われる予定だった西武戦は雨のため中止となった。

 選手たちに良い休養になれば良いですね。

5月16日

栗原2発!西武の猛追に薄氷勝利

 対西武戦、初回に西武先発グラマン投手を攻め、梵選手の四球の後、栗原選手が左中間へ5号先制2ラン。 新井選手の四球、前田選手の右前打、井生選手の右前打で一死満塁とし、二死後、 山崎選手の二ゴロを片岡選手が適時失策して2点を追加。ダグラス投手が右前適時打していきなり大量5得点。
 先発ダグラス投手は5回表二死までパーフェクト。しかしリーファー選手に2号ソロを浴びた。 中村選手の中前打と細川選手への四球で一二塁とされ、代打栗山選手の右前適時打で3点差とされた。 6回表にも二死からカブレラ・和田選手の長短打で2点差に迫られた。
 広島打線は2回裏以降西武救援投手陣に抑えられていたが、 6回裏に石原選手が宮越投手から左翼席へ1号ソロを放って3点差とした。
 7回表には中村・細川選手の連打と暴投で無死二三塁とされ、 一死後、片岡選手の遊ゴロの間に2点差とされた。
 7回裏、許投手を攻め、梵選手の二ゴロ失の後、栗原選手が左中間へ6号2ランを放って4点差とした。
 8回表、高橋投手が中島選手に6号ソロを浴びて3点差に。 9回表には横山投手が一死から代打高木浩選手の二塁打の後、代打平尾選手の2号2ランで1点差に迫られた。 しかし永川投手が後続を抑えた。
 8対7で勝利。広島は連敗を3で止め、借金5。

 試合結果

 危なかったですね。栗原選手の2発目で4点差になった時はさすがにこれで勝ったと思ったのですが、 西武は最後まで粘ってきました。やはり点は取れるときに取れるだけ取っておかないといけませんね。
 打線。不振の嶋選手が背中の張りで欠場。初回に3番に入った栗原選手の先制弾などでいきなり5得点。 相手の決定的なミスがあったので打線がつながってのものとは言えませんが…。 追い上げられたところで石原・栗原選手に一発が出たのも大きかったですね。
 ダグラス投手は完全試合ペースの好投だったのですが、5回表二死から急におかしくなってしまいました。 無安打を意識してしまったのでしょうか?結局7回途中4失点ながらハーラートップタイの5勝目。
 高橋投手は中島選手に一発は浴びましたが、7回表のピンチは切り抜けましたし、 8回表はカブレラ・和田選手といった怖い選手をしっかり抑えました。
 抑えに出てきたのは横山投手。ロッテ戦で永川投手が連投したので、永川投手を出し惜しみしたようです。 球は走っているように見えましたが、平尾選手に一発を浴びて1点差にされました。
 で、結局永川投手が登板せざるをえなくなりました。2人をピシャリと抑えましたと言いたいところですが、 片岡選手にはあわや同点弾という大飛球を打たれました。ヒヤリとしました。今季初セーブです。
 とまあ、ベイル投手不在の影響がいきなり出てしまった感じでしたが、とにもかくにも逃げ切れました。 これまで中継ぎ投手陣の防御率も良かったわけですから、これまで通り、自信を持って投げて欲しいと思います。