カープ日記


5月15日

ベイル加療3週間

 13日の試合で左内転筋を痛めたベイル投手。広島市内の病院で検査した結果、 「左内転筋筋損傷」と診断された。安静加療に3週間を要する見込み。

 3週間後からトレーニングを再開するとして、復帰まで最短でも1ヶ月はかかりそうですね。 お大事に。

SATOの無責任先発予想

 16日から地元広島で西武3連戦、日本ハム3連戦、計6連戦。
 広島の先発は、ダグラス・佐々岡・ロマノ・大竹・黒田・ダグラス投手と予想します。
 西武の先発はグラマン・帆足・宮越投手と予想します。
 西武打線は好調。ダグラス・佐々岡投手はある程度抑えてくれると思いますが、 ベイル投手不在の救援投手陣をどうつないでいくかが問題です。 打線の援護は不可欠でしょう。 不幸中の幸いは西武のローテが前節打ち込まれているローテであること。 ある程度の打撃戦が予想されます。 そんな中でロッテ戦の時のような拙攻を繰り返しているようだと、 一方的な展開で大型連敗になりかねません。野手陣の奮起に期待します。

5月14日

2試合連続サヨナラでロッテに3タテ食う

 対ロッテ戦、先発黒田投手は2回裏にフランコ選手に3号ソロ、橋本選手に2号ソロを浴びた。
 4回表、新井選手がロッテ先発渡辺俊投手から左翼席へ6号ソロを放って1点差とした。
 しかし4回裏、二死一塁から橋本選手に右中間適時三塁打されて2点差とされた。 黒田投手はその後は好投し、8回を9安打3失点で降板。
 渡辺俊投手を打ちあぐねていた広島打線は7回表に反撃。 新井選手の中前打と栗原・森笠選手の四球で二死満塁のチャンス。 代わった藤田投手から代打福井選手が押し出し四球を選んだ後、倉選手が投手強襲の適時打を放って同点とした。 なおも満塁だったが東出選手が凡退。
 9回表には藪田投手から3連続四球で一死満塁としたが、倉・東出選手が凡退。 10回表にも梵・新井選手の安打で一死一三塁としたが、前田選手が一ゴロ併殺で凡退。
 10回裏、9回裏から登板の佐竹投手が一死から今江選手に中越え二塁打され、福浦選手を敬遠して一二塁。 救援した永川投手がベニー選手の右前打で一死満塁とされ、サブロー選手に押し出し四球を与えてサヨナラ負け。
 3対4で敗戦。広島は3連敗で借金は6。

 試合結果

 2点差をよく追いついたのですが、もう一押しがなかったですね。
 失点のパターンもよくなかったです。2回裏は前田選手が左邪飛を追いつけなかった後。 4回裏は東出・梵選手が二ゴロ併殺を取れなかった後。 10回裏は森笠選手が中飛によく追いつきながらも捕れなかった後。 どれもミスと言うにはちょっとかわいそうなプレーかも知れませんが、 あとほんのちょっと守備力が高ければ、というプレーでした。
 黒田投手は前半、球が高かったところを痛打されました。後半はよく粘りましたけどね。 137球も投げたので次回登板は中5日は必要でしょう。
 5連敗中だったロッテにまさかの3タテ。借金完済も大きく遠のいてしまいました。 ソフトバンク戦の後に「強いぞカープ」とか思ったのがいけなかったのでしょうか。 ま、相手に圧倒されたわけではないので、希望は失わないでおきます。

ベイルに代わり大島が出場選手登録

 左内転筋を痛めたベイル投手が出場選手登録を抹消され、大島投手が出場選手登録された。

 ベイル投手は広島に戻って病院で検査を受けますが、長期離脱かもしれないようです。 ベイル投手不在の間は永川投手が抑えをやるそうです。

二軍、社会人大会予選敗退

 カープ二軍は第45回社会人野球広島大会予選リーグB組でJFE西日本に1対4で敗戦。 1勝1敗で決勝トーナメントに進めなかった。

 試合結果

 残念です。

5月13日

嶋、得点圏で4タコ

 対ロッテ戦、初回にロッテ先発清水投手を攻め、一死二塁のチャンスを作ったが、嶋・新井選手が凡退。 2回表は一死二塁から森笠・石原選手が凡退。3回表は無死一二塁から梵選手がバント失敗、 嶋選手が三振併殺で凡退。4回表は二死一二塁から石原選手が凡退。5回表は二死三塁から嶋選手が凡退。
 6回表二死から栗原選手が四球を選んだ後、森笠選手が右中間適時三塁打してようやく1点を先制。 なおも二死三塁だったが石原選手が凡退。
 7回表は今季初スタメンの井生選手が中前打し、代わった藤田投手から東出選手の犠打で一死二塁としたが、 梵・嶋選手が凡退。
 先発大竹投手は球の切れと制球ともによく好投。 3回裏には今江・平下選手に長短打されたが井生選手の三塁好返球でオーバーランした今江選手をタッチアウト。 それ以外はピンチらしいピンチもなく5回3安打無失点で降板。
 しかし7回裏、6回裏から登板した高橋投手が代打パスクチ選手に高めの失投を 左翼席へ打ち込まれて同点とされた。
 8回表は藪田投手から一死二三塁のチャンスを作ったが、森笠・石原選手が凡退。
 そして延長10回裏。この回からマウンドに上ったベイル投手が左脚を痛めて打者1人も完了せず降板。 急遽登板した林投手が大塚選手に中前打され、今江選手の犠打で一死二塁のピンチ。二死とした後、 根元選手を敬遠。渡辺正選手に死球を与えて満塁とされ、福浦選手に右前へサヨナラ打を浴びた。
 1対2で敗戦。広島は2連敗で借金は5。5位に後退。

 試合結果

 11安打でわずか1得点の拙攻。ものすごくイライラさせられました。 嶋・石原選手で見事なまでに打線が切れてしまいました。今日の敗因は打線ですね。
 日替わりの左翼手。今日は井生選手でした。打では2安打。 3回裏には大竹投手を助ける好返球がありました。
 大竹投手は良い出来でした。次はもう少し長いイニングを投げてもらいたいですね。
 高橋投手。四球が嫌で「えいや」と投げた球がホームランボールになったという感じでした。
 林投手。ついに今季初失点。ベイル投手が1人も投げきらないうちに あんなことになるとは思わなかったでしょうから、準備不足だったのかも。 マウンドの状態も悪かったですし。

ベイルが左内転筋を痛めて降板

 10回裏に登板したベイル投手はぬかるんだマウンドに脚をとられて左脚内転筋を痛めて降板した。

 ベイル投手が戦線離脱ということになったら大変です。大事でないことを祈っています。

5月12日

ロマノ4回4失点KO、連勝止まる

 対ロッテ戦、先発ロマノ投手は3回裏にプロ初スタメンの根元選手に四球を与えた後、 西岡選手に2号2ランを浴びて先制を許した。 なおも二死からベニー選手の二塁打とフランコ選手の中前適時打で3点目。 4回裏にも大松選手の右前打と平下選手の盗塁などで二死三塁とされ、 西岡選手の一塁適時内野安打で4点目。
 広島打線はロッテ先発小林宏投手に4回表までわずか1安打に抑えられていたが、 5回表に反撃。前田選手の中前打の後、栗原選手が左翼席へ4号2ランを放って2点差に。 6回表には梵選手の左翼左への二塁打と嶋選手の一ゴロで一死三塁とし、 新井選手が右犠飛を上げて1点差に迫った。
 しかし7回裏、5回裏から救援して好投していた長谷川投手が平下選手に左前打され、 広池投手が渡辺正選手に犠打を決められた後、西岡選手に遊撃内野安打されて一死一二塁のピンチ。 横山投手が今江選手の一ゴロで二死二三塁とされ、福浦選手に左前へ2点適時打を浴びた。
 粘る広島は9回表にロッテ3番手小林雅投手から新井選手の左前打と栗原選手の左前打で一死一二塁としたが、 森笠・代打末永選手が凡退した。
 3対6で敗戦。広島の連勝は2で止まり借金は4。

 試合結果

 4点リードされた時は大敗かなと思いましたが、そこから1点差まではよく追い上げました。 最終回も一発が出れば同点の場面は作ったのですが…。
 ロマノ投手は制球が悪かったですね。中継ぎの時に見せていた荒れた感じの内容でした。 最大の敗因です。
 中継ぎ陣も今日は2失点。1点差のままだったら試合がどう転ぶかわからなかったのですが。 でもまあ、これまでよく頑張ってくれていますからね。長谷川投手が好投したのは明るい材料です。

廣瀬に代わり井生が出場選手登録

 左ふくらはぎを痛めた廣瀬選手は広島市内の病院で「左ひふく筋損傷で全治3週間」と診断された。 廣瀬選手は出場選手登録を抹消され、井生選手が出場選手登録された。

 緒方選手と廣瀬選手が同時に戦線離脱というのは本当に痛いです。 井生選手に頑張ってもらいましょう。

5月11日

強いぞカープ!3カード連続勝ち越し

 対ソフトバンク戦、初回にソフトバンク先発カラスコ投手を攻め、 東出選手の四球の後、森笠選手が左中間適時二塁打を放って1点を先制した。 2回表、石原選手の中前打と盗塁などで二死三塁とし、東出選手が左中間適時二塁打を放って2点目。 3回表には二死から前田選手が右中間二塁打した後、栗原選手が左前適時打して3点目。
 先発佐々岡投手は3回裏に本間選手の左前打と山崎選手のバント安打で無死一二塁とされ、 大村選手に右翼線適時二塁打されて2点差とされた。 なおも一死二三塁からカブレラ選手に右飛を打たれたが、 嶋選手の好返球と石原選手の好ブロックで三塁走者を本塁で刺した。 佐々岡投手は5回を5安打1失点。
 6回裏には広池投手が二死から松中選手に四球を与え、 林投手がズレータ・柴原選手の連打で1点差とされた。
 しかし8回表、神内投手から前田選手が右越え三塁打して一死三塁のチャンス。 藤岡投手に二死とされたが、末永選手が中越え適時二塁打して2点をリードした。
 9回表には東出・梵選手の連打で一死一二塁とし、三瀬投手に二死とされ、新井選手の敬遠で二死満塁。 代打福井選手が吉武投手から押し出し四球を選んで3点差。 栗原選手が右越えへ3点適時二塁打を放って駄目押しした。
 投げては7回裏途中から佐竹・永川・ベイル投手がソフトバンク打線を無安打に抑え込んだ。
 8対2で勝利。広島は2連勝で借金は3。

 試合結果

 なんだか強いですね。自信を持っちゃっていいんでしょうか?
 打線は12安打で8得点。しっかり先制して、中盤は得点できず追い上げられましたが、 しっかりと駄目押し。東出・栗原・末永選手といった若手が良い働きをしました。
 守備でも試合を分けたビッグプレーが3回裏に出ました。2点差に迫られてなおも一死二三塁のピンチ。 犠飛かと思われた右飛を嶋選手が好返球。石原選手も完璧なブロック。佐々岡投手を助けました。
 石原選手。上記のブロックの他、初回には大村選手の盗塁を刺し、 2回表には中前打を打って盗塁を決め、2点目のホームイン。影のヒーローだったのではないでしょうか。
 佐々岡投手はファールで粘られるなど5回までで80球を費やす苦しい投球でした。 しかしバックの好守備にも助けられて粘りました。チームトップタイの4勝目です。
 救援投手陣も相変わらずの安定感。林投手が自らの失点自責点にはなりませんでしたが、 適時打を打たれたり、四球を出したり、今ひとつだったのが、少し気がかりではありますが…。
 これで3カード連続勝ち越し。借金完済も見えてきた感じです。

廣瀬が左ふくらはぎを痛める

 廣瀬選手は7回表に代打で右飛を打った際の走塁で左ふくらはぎを痛めて交代した。

 緒方選手離脱の穴をしっかり埋めていたのですが…。心配ですね。

石原がプロ初盗塁

 石原選手が2回表一死一塁からプロ初盗塁を決めた。

 プロ初盗塁だったんですね。全く気づきませんでした。おめでとうございます。

5月10日

嶋だ!栗原だ!新井だ!前夜の雪辱だ!

 対ソフトバンク戦、初回にソフトバンク先発和田投手を攻め、梵選手の四球と廣瀬選手の左前打で無死一二塁とし、 嶋選手の中前打で1点を先制された。一死後、前田選手の右前打で満塁とし、 栗原選手が中前へ2点適時打を放って3点目。
 先発ダグラス投手は4回裏にカブレラ選手の左前打と山崎選手の悪送球で一死三塁とされ、 二死としたものの、柴原選手に右中間適時二塁打されて2点差とされた。
 しかし直後の5回表、廣瀬選手の左中間二塁打で一死二塁とし、二死後、 新井選手が左翼席へ5号2ランを放って4点をリードした。
 6回裏にカブレラ選手への四球とズレータ選手の右前打で一死一三塁とされ、 柴原選手の三ゴロを新井選手が失策して3点差に。なおも一死一二塁だったが、後続を抑えた。 ダグラス投手は6回を5安打2失点で降板。
 7回裏からは高橋・永川・ベイル投手がソフトバンク打線を零封して逃げ切った。
 5対2で勝利。広島の借金は4。

 試合結果

 前夜は新垣投手に完封負け。今日も相手の先発はパ・リーグを代表する左腕の和田投手。 得点できるのかなと不安に思っていましたが、初回にいきなり3得点。 嶋選手は体勢を崩されながらも食らいついて先制打。1点だけで終わらず、栗原選手も中前適時打。 これが大きかったですね。
 そして1点を返された直後に新井選手が2ラン。 「あれが本塁打になるのか」というような低めのボール球でした。パワー全開ですね。
 ダグラス投手は6回2失点と上々の出来。ツーシームが良かったそうです。 6回裏のピンチでは最後は本間選手を見逃し三振。高めのボール気味の球で判定に助けられた感じはしました。 主審は高めを広めに取ってはいましたが…。これでチームトップの4勝目。
 救援投手陣も文句なし。強力です。前回打たれた高橋投手も今日は完璧な出来でした。
 昨日の試合で交流戦は今年も去年の二の舞かと思いましたが、 今日の試合を見ると今年はやってくれそうと思ったり、一喜一憂です。 さて、明日はどう思わせてくれるでしょうか?

5月9日

交流戦開幕:黒田踏ん張れず新垣にお手上げ

 セ・パ交流戦の開幕戦、対ソフトバンク戦、先発黒田投手は4回まで2安打無失点の好投。 しかし5回裏一死から江川・本間選手の連打で一三塁とされ、 試合中に歯を3本折った山崎選手に右犠飛を打たれて1点を先制された。
 6回裏にも一死からカブレラ・松中選手の連打で一三塁とされ、二死後、柴原選手への死球で満塁のピンチ。 江川選手に中前へ2点適時打を浴びて3点差とされた。黒田投手は6回7安打3失点で降板。
 8回裏には横山投手がズレータ選手に9号ソロ、本間選手に2号ソロを浴びた。
 広島打線はソフトバンク先発新垣投手に手も足も出ず、5回まで完全試合。 チャンスらしいチャンスは6回表二死一二塁のみで、結局わずか4安打で一度も三塁を踏めず完封された。
 0対5で完敗。広島の借金は5。

 試合結果

 新垣投手が良過ぎました。完敗です。
 黒田投手もまずまずだったのですが、6回裏の江川選手の適時打が痛かったですね。 ボール球に手を出してくれて2−0に追い込んでいたのですが、 ボール球で勝負すれば良い所でスライダーが高めに入ってしまいましたね。制球ミスでしょう。 新垣投手の出来から見て、あの一打で「勝負あり」だったように思います。

ブラウン監督とロマノに制裁金

 セ・リーグは7日の試合で退場処分となったブラウン監督に厳重戒告と制裁金10万円、 ロマノ投手に厳重戒告と制裁金5万円を科した。

 暴力沙汰ではなかったので、比較的軽い処分ですね。

二軍、常石鉄工に快勝

 カープ二軍は第45回社会人野球広島大会に参加。予選リーグ初戦で常石鉄工に7対0でコールド勝ち。

 試合結果

 大島投手が2番手で登板し、2回1安打無失点でした。

5月8日

SATOの無責任先発予想

 9日からセパ交流戦がスタート。ヤフードームでソフトバンク3連戦、続いて千葉マリンでロッテ3連戦、計6連戦。
 広島の先発は、黒田・ダグラス・佐々岡・大竹・ロマノ・黒田投手と予想します。 ソフトバンクとの2戦目にダグラス投手を中4日で行くか、佐々岡投手を中5日で行くか、思案のしどころではあります。
 ソフトバンクの先発は新垣・和田投手で、3戦目が不明です。
 昨年は交流戦でひどい目に遭いましたが、 今年は勝ち越して交流戦終了時には勝率5割に戻したいですね。

5月7日

退場劇でALL−IN!

 対中日戦、先発ロマノ投手は2回まで1安打無失点と上々の立ち上がり。 しかし3回表に判定を巡って一塁塁審に暴言を吐いたとして退場処分になった。 これに抗議したブラウン監督も審判への侮辱行為で退場処分となった。 救援した広池投手は4回表にアレックス選手に7号2ランを浴びて先制を許した。
 中日先発ドミンゴ投手に4回まで2安打に抑えられていた広島は5回裏に反撃。 栗原選手の左前打と森笠選手の中前打で無死一二塁とし、 倉選手の投前バントがドミンゴ投手の三塁悪送球を誘って1点を返した。 さらに二三塁のチャンスから代打末永選手が中前へ2点適時打を放って逆転。 東出選手の犠打で一死二塁とし、梵選手の左前打で一三塁とした後、嶋選手が左前適時打して2点差とした。 二死一二塁となった後、前田選手が右前適時打を放って3点をリードし、ドミンゴ投手をKOした。
 5回表から8回表までを広池・林・永川投手が踏ん張って中日打線を零封。 9回表はベイル投手がウッズ選手に7号ソロを浴びて2点差とされた。 アレックス選手の内野安打で無死一塁とされたが、代打高橋光選手を投ゴロ併殺に抑え、後続を断った。
 5対3で勝利。広島の借金は4。今季初の2カード連続勝ち越し。

 試合結果

 先発ロマノ投手が早い回で退場処分。ブラウン監督も退場処分。非常事態の中、 5回裏の集中打と救援投手陣の踏ん張りで逆転勝利を得ました。 退場劇でナインが一丸になったという形ですね。
 5回裏は6安打を集中。天敵のドミンゴ投手をKOしました。 正直なところ無死一二塁からの倉選手のバントは非常に拙く、 ドミンゴ投手の悪送球がなければあの回に得点ができたかどうかわからなかったと思います。 ただその後は見事に打線がつながりました。相手のミスにつけこむのは重要なことです。 特に末永選手は今季初打席でプレッシャーがかかる場面にもかかわらず、逆転打。見事な働きでした。 その後にもう一押しがあったのも良かったですね。
 中継ぎ投手陣は広池投手が2失点したものの、踏ん張りました。 ロマノ投手早期降板でゲームプランが大きく狂った中で良い仕事をしたと思います。
 ベイル投手は今季初失点。無失点が途切れたのはちょっと残念ですが、 勝敗には関わらなかったので、良い場面で失点したと思っておきます。

ブラウン監督とロマノが退場処分

 3回表一死一塁で荒木選手が遊ゴロ。二塁アウトの後、一塁がきわどくセーフとなった。 ロマノ投手はこの判定に対して一塁塁審真鍋審判に暴言を吐き、退場処分となった。 これに対してブラウン監督が抗議。納得してベンチに戻るかに見えたが、一塁ベースを引き抜いて投げ飛ばし、 これが審判への侮辱行為として退場処分となった。監督代行はリブジーコーチが務めた。

 確かにきわどいプレーでしたが、 なぜブラウン監督があれだけ時間をかけているのか最初はよくわかりませんでした。 ロマノ投手があのプレーの直後に退場処分になっていたのですね。 ロマノ投手だけ退場ではかわいそうということで、ブラウン監督はあのような行動に出たのでしょう。

末永が浅井に代わり出場選手登録

 浅井選手が右太股裏を痛めたため出場選手登録を抹消され、末永選手が出場選手登録された。

 浅井選手、お大事に。

ウエスタン情報

 試合結果

 9連敗。松本・山本芳選手が3安打。

9日から社会人野球広島大会

 カープ二軍は9日から広島市民球場で行われる第45回社会人野球広島大会に参加する。 12チームが4組に分かれてリーグ戦を行い、各組1位が決勝トーナメントに進出する。 カープはB組で9日12時から常石鉄工、12日9時からJFE西日本と対戦する。 決勝トーナメントは13日。

 昨年は予選リーグ突破も準決勝で敗退。今年もウエスタンでの成績は良くないだけに苦戦が予想されます。

5月6日

大竹復帰先発も拙攻で連勝止まる

 対中日戦、2回裏に中日先発朝倉投手を攻め、前田・栗原・森笠選手の3連打で無死満塁としたが、 石原選手が投ゴロ併殺に倒れてチャンスを潰した。3回裏にも無死から東出選手が二塁打を放ったが、 梵選手がバントを空振りして東出選手が刺されてチャンスを潰した。
 故障から復帰登板の先発大竹投手は、 直後の4回表に荒木・福留選手の安打とアレックス選手への四球で二死満塁のピンチを残して降板。 代わった高橋投手が上田選手に右中間へ適時二塁打を浴びて3点を先制された。 5回表には谷繁選手への四球と朝倉選手の犠打を栗原選手が走塁妨害して無死一二塁。 荒木選手を遊ゴロ併殺に仕留め、ピンチを脱したかに見えたが、 井端選手に1号2ランを浴びて5点差とされた。
 広島打線は5回裏に森笠選手の投手強襲安打と石原選手の四球で無死一二塁としたが、 浅井選手が二ゴロ併殺に倒れてチャンスを潰した。 6回裏には一死から新井・前田選手の連打で一三塁とし、栗原選手の二塁適時内野安打で4点差とした。 森笠選手の四球で一死満塁としたが、石原選手が遊ゴロ併殺に倒れてチャンスを潰した。
 7回表に長谷川投手が谷繁選手に2号ソロを浴びて駄目押しされた。
 1対6で敗戦。広島の連勝は3で止まり借金は5。

 試合結果

 ワンチャンスをものにした中日と数々のチャンスを潰した広島の差が出ましたね。 特に2度の満塁のチャンスでブレーキになった石原選手の打撃が痛かったですね。
 谷間の先発は故障から復帰の大竹投手でした。まずまずの投球でしたが、 病み上がりということで早々の降板となってしまいました。しかもピンチを残して。 でもまあ、投げられるようになったということで、ひと安心。 先発ローテも少し楽になるのではないでしょうか。
 高橋投手は決勝打を打たれました。上田選手は左で、高橋光選手あたりが代打に出てくるかなと思いましたが、 そのままだったので、左対左、しめしめと思ったのですが。私も左右病に犯されているんでしょうね。 ひどい野次を飛ばしていた観客と口論みたいになったそうです。
 長谷川投手は4月20日以来の登板。これだけ間隔が開いた理由は何なのでしょうね?

田中が出場選手登録抹消

 田中投手が出場選手登録を抹消され、大竹投手が出場選手登録された。

 田中投手は登板のないまま抹消されました。また二軍で良い投球をして一軍に戻ってきてください。

5月5日

鯉泳ぐ今季初の3連勝!

 対中日戦、初回に中日先発山本昌投手を攻め、一死から梵選手の右中間三塁打と嶋選手の死球で一三塁とした後、 新井選手が右前適時打を放って1点を先制。前田選手の中前適時打で2点目。 栗原選手の右前適時打で3点目。廣瀬選手の死球で一死満塁とし、倉選手の遊ゴロ併殺崩れの間に4点目。
 先発ダグラス投手は制球が安定せず苦しい投球。2回表にウッズ選手に6号ソロを浴びた。 3回表には谷繁選手への四球と山本昌選手の犠打で一死二塁とされ、 荒木選手の遊ゴロが中前適時打となって2点差に。二死後、福留・ウッズ選手に連打されて1点差に迫られた。
 5回表には荒木選手の三ゴロを新井選手が一塁へ悪送球。 井端選手の投前バントをダグラス投手が野選して無死一二塁のピンチ。福留選手の中飛で一死一三塁とされ、 ウッズ選手に三塁ベースに当たる適時打で同点。 なおも一三塁からアレックス選手の三ゴロが併殺崩れになる間に1点を勝ち越された。 ダグラス投手は5回5失点で降板。
 広島打線は2回以降立ち直った山本昌投手から得点できず。しかし7回裏に2番手高橋聡投手を攻め、 梵・嶋選手の連続四球で無死一二塁とし、代わったデニー投手から新井選手が左前適時打して同点とした。 前田選手の一塁前へのバントが内野安打となって満塁とし、一死後、 廣瀬選手の二ゴロの間に1点を勝ち越した。
 8回裏には小林投手を攻め、天谷選手の死球、梵選手の遊撃内野安打、新井選手の四球などで二死満塁とし、 前田選手が死球を当てられて押し出し。栗原選手が中越えへ2点適時二塁打を放って4点をリードした。
 投げては6回表以降を林・広池・横山・ベイル投手が中日打線を零封した。
 9対5で勝利。広島は今季初の3連勝で借金は4。

 試合結果

 去年までだと考えられないことですが、2番手以降の投手の出来の差が勝敗を分けた感じですね。 こちらは2番手以降の4投手が無失点。中日は2番手以降が5失点でした。
 ダグラス投手は初回は非常に良かったのですが、2回以降は慎重になりすぎたのか、 ボール球が先行して、ストライクを取りにいったところを痛打された感じでした。 味方の守備にも足を引っ張られました。
 打線は緒方選手の代わりに廣瀬選手がスタメン。おそらく相手先発が右投手の時は森笠選手になるのでは。 1・2番は東出・梵選手でした。森笠選手がスタメンの時は森笠選手が1番かもしれませんね。
 初回は見事な先制攻撃。中堅から逆方向へ打ち返し、4安打を集めて4点を先制。 しかしその後、もう一押しがなかったことが、ダグラス投手の不調と合わせて苦戦の原因となりました。 7回裏8回裏は四死球をもらいまくりましたので、中日の自滅という形ですが、 もらったチャンスをしっかりものにするというのも強いチームの条件ですからね。
 守備では拙いプレーが散見されました。グラウンドの状態がちょっと悪かったのかなという気はしましたが、 しっかり守って欲しいですね。

1試合5死球セタイ記録

 広島は中日に5死球を受け、1試合最多死球のセ・リーグタイ記録を記録した。

 死球でなくて四球にしてほしいです。

緒方に代わり天谷が出場選手登録

 右手薬指骨折の緒方選手が出場選手登録を抹消され、天谷選手が出場選手登録された。

 緒方選手、お大事に。代わりの選手に頑張ってもらうしかないですね。

ウエスタン情報

 試合結果

 佐藤投手は4回16安打14失点。一軍登板以来おかしくなっちゃいましたね。

元広島の上本審判が亡くなる

 元広島の捕手でセ・リーグ審判員の上本孝一氏が心筋梗塞のため亡くなった。43歳。

 昨日まで審判を務められていたようで、急死だったようです。びっくりです。ご冥福をお祈りします。

5月4日

祝!佐々岡先発100勝達成!

 対ヤクルト戦、広島打線は1回表2回表のチャンスを潰したが、 3回表に新井選手がヤクルト先発ゴンザレス投手から左越えへ4号先制ソロアーチを放った。
 先発佐々岡投手は内外角を丁寧に突く投球で5回裏まで1安打無失点。 6回裏一死から青木・リグス選手に連打されて一二塁のピンチを招いたが、岩村・ラミレス選手を抑えた。 佐々岡投手は6回3安打無失点で降板。
 追加点の欲しい広島は7回表に2番手五十嵐投手を攻め、 代打森笠選手の四球と緒方選手の死球で無死一二塁のチャンス。 代わった吉川投手から東出選手の犠打が内野安打となって無死満塁とし、嶋選手の遊撃適時内野安打で1点を追加。 さらに新井選手の三ゴロが併殺になる間に1点を追加。前田選手の敬遠四球で二死一二塁とし、 栗原選手が左前適時打を放って4点をリードした。
 投げては7回裏から林・永川・ベイル投手でつなぎ、完封リレーを完成させた。
 4対0で勝利。広島は2連勝で借金は5。4位に浮上。 勝利投手になった佐々岡投手はプロ野球史上2人目の先発100勝100セーブを達成した。

 試合結果

 佐々岡投手、先発100勝達成おめでとうございます。 100セーブと合わせての達成は江夏豊投手に続きプロ野球史上2人目ということで希少価値があります。 先発に抑えに役割を何度も変えながら投げまくった勲章のような記録ですね。
 佐々岡投手は今日も安定した投球でした。主審の広めのストライクゾーンを上手く使い、 ヤクルト打線に付け入る隙を与えませんでした。
 救援投手陣も安定していました。林・ベイル投手は未だ防御率0点。 一昨日負け投手になった永川投手もそのショックは全く引きずっていない様子でした。 今季5度目の完封リレーでした。
 打線。序盤にチャンスを潰して拙攻祭りの予感がしましたが、新井選手の本塁打で先制。 その後は立ち直ったゴンザレス投手から拙攻どころかチャンスらしいチャンスがありませんでした。 7回表は投手が代わり、ヤクルトにもらった無死満塁のチャンスから嶋選手が遊撃左へのゴロ。 宮本選手が珍しくゴロの処理を誤り(しっかり捕球していても1点は入っていたと思われますが)、 1点入ってなおも無死満塁のチャンス。ここで新井選手が三ゴロ。本塁併殺かと思われましたが、 岩村選手が三塁を踏んでおり、 米野捕手が三塁走者廣瀬選手にタッチせずに一塁へ送球したということで1点追加。 実際に岩村選手が三塁を踏んでいたかどうかはVTRを見てもかなり微妙。 ただ、すぐに三塁塁審がアウトのジャッジをしていましたから、 米野捕手が本塁はタッチプレーになることを瞬時に判断しなければならなかったということではないでしょうか。 その後、前田選手敬遠に燃えた栗原選手が左前適時打。 こうして振り返ると7回表はヤクルト側が自滅したという印象が強いですね。
 連勝は4月16日18日以来。「鯉の日」の明日は今季初の3連勝に挑みます。

緒方が死球で右手薬指骨折

 緒方選手は7回表の打席で五十嵐投手から右手薬指に死球を受けて退場した。病院で検査を受けた結果、 「右環指末節骨開放骨折で全治4週間」と診断された。

 バントの構えから球を避けようとして球とバットに挟まれた形でした。一日も早い回復を祈っています。

ウエスタン情報

 試合結果

 連敗が続いています。4番手小山田投手は1回を3安打2失点。 井生選手が3安打。

5月3日

梵4安打3打点!黒田1失点完投!

 対ヤクルト戦、初回にヤクルト先発石川投手から梵選手が左越えへ2号ソロを放って先制。 3回表には緒方選手の四球の後、梵選手のエンドランが右前打となって一死一三塁とし、 二死後、新井選手が遊撃適時内野安打を放って2点目。
 4回表にも栗原・山崎選手の安打で一死一三塁とし、二死後、緒方選手が右前打して1点を追加。 さらに梵選手が遊撃適時内野安打を放って1点を追加。 5回表には新井選手が左越えへ3号ソロを放って5点差とし、5回で石川投手をKOした。
 先発黒田投手は安定感のある投球で6回まで2安打無失点。 7回裏にラミレス・ラロッカ選手の連打で一死一三塁とされ、真中選手の二ゴロ併殺崩れの間に1点を失った。
 しかし8回表に松井投手を攻め、山崎選手の右前打と緒方選手の四球で二死一二塁とし、 梵選手の左前適時打で1点を追加した。
 黒田投手は8回裏9回裏を完全に抑え、4安打で2試合連続の完投勝利を挙げた。
 6対1で快勝。広島の借金は6。

 試合結果

 こちらが黒田投手、相手が天敵の石川投手ということで投手戦が予想されましたが、 昨日の拙攻が嘘のように見事石川投手をKOしました。
 投のヒーローはもちろん黒田投手。全く危なげない投球で9回を4安打1失点。 7回表の1失点で2試合連続完封を逃したのはちょっと残念でしたが、2試合連続完投勝利。 完投したといっても、球数が少なく、次回の登板には全く影響がないでしょう。エースの仕事でした。
 打のヒーローは梵選手。初回にいきなり一発を放って先制点をもたらしました。 3回表にはチャンスを広げる右前打。この回は俊足も生き、 新井選手の遊ゴロで二塁封殺を阻止して追加点をもたらしました。 4回表には適時内野安打。早くも3安打でプロ入り初の猛打賞。 1点を返された直後の8回表には駄目押しになる左前適時打。結局4安打3打点の大活躍となりました。
 新井選手は3安打1本塁打2打点。 本塁打を打った直後の5回裏の守備では3本の難しい三ゴロを華麗な守備でさばきました。 乗っているという感じでしたね。

ウエスタン情報

 試合結果

 6連敗。フェリシアーノ投手は5回まで無失点も6回裏に崩れる。井生選手が3安打。

5月2日

拙攻スミ1、奮投虚しくサヨナラ負け

 対ヤクルト戦、初回にヤクルト先発石井一投手を攻め、緒方選手の左前打と暴投、 梵選手の二ゴロで一死三塁のチャンス。 二死後、新井選手の二ゴロをラロッカ選手が一塁へ悪送球して1点を先制された。
 しかし2回裏、先発ロマノ投手がリグス選手の二塁打と宮本選手への死球で無死一二塁のピンチ。 古田選手を左邪飛に打ち取ったかに見えたが廣瀬選手が捕れず、その後、古田選手の右邪飛で一死一三塁。 石井一投手の二ゴロが併殺崩れになる間に同点とされた。ロマノ投手は5回を3安打1失点の好投。
 広島打線は、1回表1点を取った後の二死一二塁、2回表二死二塁、3回表二死二塁、 4回表一死二三塁、6回表一死一二塁、8回表一死一二塁、 9回表二死一三塁とチャンスを作りながらも潰し続けた。
 6回裏から8回裏まで横山・佐竹・永川投手がヤクルト打線を零封した。 しかし9回裏にラロッカ選手に右前打され、代走三木選手の盗塁などで二死三塁とされた後、 古田選手に三塁線適時打を浴びてサヨナラ負け。
 1対2で敗戦。広島の借金は今季最多タイの7。

 試合結果

 ヤクルトがたくさんチャンスをくれたんですが、あと1本が出ませんでした。 投手陣は味方の失策にも拙攻にもめげず頑張っていたのですが、最後に永川投手がやられてしまいました。
 前田選手に代わってスタメンに入った廣瀬選手が3安打猛打賞。チャンスメーカーになりました。 猛打賞は5年ぶりだそうです。
 6回裏のラミレス選手の右翼ポール際の当たり。一度は本塁打の判定が出ましたが、 判定が覆ってファールになりました。VTRを見ると実際ファールでしたが、 抗議しても無駄だろうと思ってましたので、判定が変わったことにちょっとびっくりしました。

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 試合結果

 8安打しながら無得点。15安打を浴びて7失点。連敗止まらず。

4月月間MVP発表

 4月の月間MVPが発表された。セは巨人のパウエル投手と阪神の濱中選手。 パはソフトバンクの新垣投手とロッテの福浦選手。

 おめでとうございます。

5月1日

SATOの無責任先発予想

 2日から神宮でヤクルト3連戦、続いて広島で中日3連戦、計6連戦。
 広島の先発は、黒田・ロマノ・佐々岡・ダグラス・谷間・黒田投手と予想します。 谷間の候補は、投げられる状態に戻っているならば大竹・大島投手、 そうでなければ登板間隔が開いている長谷川投手、 前節先発予定だった田中投手といったところでしょうか。
 ヤクルトの先発は石井一・石川投手と来て、 3戦目がゴンザレス投手か高井投手でしょうか?
 打線が上向きになってきたので、今節は何とか勝ち越して、 少しでも借金を減らしたいですね。

年俸調査発表

 プロ野球選手会が加入選手(外国人選手除く)に対して行った年俸調査結果が発表された。 広島は年俸総額15億円(12球団中11位)、平均年俸2419万円(11位)、開幕時の一軍平均年俸4346万円(11位)。 1位はいずれも巨人で総額34億5446万円、平均5483万円、一軍平均1億133万円。

 下は楽天のみという状況です。