カープ日記


4月30日

ダグラスが投打に活躍

 対横浜戦、先発ダグラス投手は初回に石井・種田選手の連打と佐伯選手への死球で一死満塁とされ、 村田選手の犠飛で1点を先制された。
 広島打線はすぐさま反撃。2回表に前田選手の四球の後、栗原選手が左翼左へ適時二塁打を放って同点。 一死後、山崎選手が中前適時打を放って1点を勝ち越した。 さらに二死後、緒方選手が中越え適時二塁打を放って2点差とした。
 4回表には栗原選手の四球と石原選手の左越え二塁打で無死二三塁とし、一死後、 ダグラス投手が中前適時打して2点を追加した。 5回表には前田選手が佐久本投手から右越えへ4号ソロを放って5点をリード。
 ダグラス投手は2回以降も走者を出しながら2併殺など粘り強く投げ、6回までを零封して降板。
 7回裏に広池投手が吉村・種田選手の安打で二死一二塁とされ、金城選手に左前適時打を浴びて4点差に。 佐伯選手の投手強襲安打で二死満塁とされたが、救援した林投手が村田選手を抑えた。
 8回表には木塚投手を二死から攻め、浅井選手の三塁内野安打と盗塁の後、 緒方選手の右中間適時二塁打で1点。東出選手の右前適時打でさらに1点を追加して駄目押し。
 8回裏9回裏は永川・ベイル投手で抑えて逃げ切った。
 8対2で快勝。広島は対横浜戦の連敗を3で止め、借金を6に減らした。最下位を脱出。 3月4月を8勝14敗2分の成績で終了。

 試合結果

 ダグラス投手は6回を1失点の好投。1回裏のピンチではどうなることかと思いましたが、 最少失点で切り抜けてくれました。打でも4回表に貴重な追加点となる2点適時打を放ちました。 今日のヒーローですね。
 あとヒヤッとしたといえば7回裏。4点差の二死満塁で村田選手。一発出れば同点の場面。 ここで林投手が三ゴロに抑える好救援。新井選手、栗原選手の守備も良かったですね。
 打線は先発全員安打の15安打8得点。先制こそできなかったものの、先制された直後に逆転。中押しをして、 相手が点を取るとすぐさま得点して駄目押し。良いタイミングで得点を重ねました。
 山崎選手が4月20日以来のスタメン出場。2回表に勝ち越し適時打。これが今季初打点。 安打は4月11日以来、マルチ安打は4月6日以来です。 東出・梵コンビにスタメンから押し出された形ですが、 チャンスをもらった時にしっかり結果を出せばレギュラー返り咲きも不可能ではないでしょう。

ウエスタン情報

 試合結果

 10被安打8四球で9失点で阪神に3タテ。井生選手が3安打。中谷選手がウエスタン初先発初安打。

4月29日

横浜戦、雨天中止

 横浜スタジアムで行われる予定だった横浜戦は雨のため中止となった。

 観戦予定の方は残念でしたが、先発ローテ的には助かったような気もします。 先発予定は田中投手だったようですね。

ウエスタン情報

 試合結果

 15被安打11失点で連日の大敗。佐藤投手は5回を11安打9失点。小山田投手が1回3安打2失点。

4月28日

高橋被弾、佐々岡好投&梵先制打フイ

 対横浜戦、4回表に横浜先発ベバリン投手を攻め、嶋選手の四球、新井選手の右前打、 前田選手の四球で無死満塁のチャンス。栗原選手の投ゴロが本塁併殺となってチャンスが潰れたかに見えたが、 石原選手の四球で二死満塁とした後、梵選手が右中間適時二塁打を放って3点を先制した。
 中4日で先発した佐々岡投手は制球よく4回まで無失点。5回裏に古木・吉村選手の長短打で1点を返されたが、 5回をこの1点に抑えて降板。
 しかし6回裏に登板した高橋投手が大誤算。石井・金城選手の安打で一死一三塁とされ、 佐伯選手に2号逆転3ランを浴びた。
 6回以降、加藤・川村投手に完璧に抑えられた広島打線は9回表に反撃。 クルーン投手から前田選手が右中間二塁打を放ち、暴投で無死三塁、同点のチャンス。 しかし栗原選手が投ゴロに倒れた後、石原選手の三ゴロで前田選手が三本間で挟殺。 梵選手も右飛に倒れた。
 3対4で敗戦。広島の借金は今季最多タイの7。横浜と並んで最下位。

 試合結果

 6回裏さえなければ…。
 佐々岡投手は中4日で大丈夫かなと思いましたが、これまで通り安定した投球をしてくれました。 5回での降板は中4日ということを考えれば致し方ないでしょう。 先発100勝目の権利を持ってマウンドを降りたのですが…。
 梵選手は先制の適時二塁打。無死満塁のチャンスを潰しかけていたところだっただけに大きな一撃でした。
 最終回は無死三塁の大チャンス。最低でも同点にはできると思ったのですが…。 一死からの石原選手の三ゴロは、 三塁走者が前田選手でなく福地選手か岡上選手ならひょっとして同点だったかもという当たりでした。 一軍に投手を多めに入れている上、東出選手もスタメンということで、 代走適性のある選手がベンチにいなかったということなのでしょうね。

田中が佐藤に代わり出場選手登録

 佐藤投手が出場選手登録を抹消され、田中投手が出場選手登録された。

 結局2度目のチャンスはなかったですね。田中投手は明日先発するのでしょうか?

ウエスタン情報

 試合結果

 22被安打15失点で大敗。フェリシアーノ投手の危険球退場など4与死球ですが、 報復はなかったのでしょうか?
 末永選手が4安打。中谷選手がウエスタン初出場。

4月27日

黒田3安打完封!打線が序盤に爆発!

 対巨人戦、2回裏に巨人先発桑田投手を攻め、新井選手の左前打の後、 前田選手が右翼ポール直撃の3号2ランで先制。さらに梵選手が左中間へ1号ソロを放って3点をリード。
 3回裏には東出選手が右前打し、森笠選手がエンドランを右前打して無死一三塁のチャンス。 嶋選手の一塁線を破る適時二塁打で1点を追加。桑田投手をKOした。 代わった野間口投手から新井選手が左中間へ2点適時二塁打を放ち、続く前田選手が右前適時打を放った。 この回5連打で4得点。7点差とした。
 先発黒田投手は丁寧な投球で5回まで無安打無失点。 しかし6回表二死から星選手に左翼左へ二塁打された。最大のピンチは8回表。 仁志・矢野選手の連打で一死一二塁とされたが、清水・星選手を抑えた。 結局、巨人打線をわずか3安打で完封した。
 7対0で快勝。広島の借金は6に減り、最下位を脱出した。

 試合結果

 序盤の大量点で試合の主導権を握ることができました。 桑田投手の調子が悪かったとはいえ、見事な攻撃でしたね。
 緒方・栗原選手がお休みで森笠・浅井選手がスタメン。1番には最近好調の東出選手が入りました。 森笠選手はエンドランを決めるなど2安打。 東出選手は3安打猛打賞。東出選手はレギュラーの座をがっちり奪いましたね。
 黒田投手は3安打完封で2勝目。大量点をもらった時の黒田投手には信用できない面があるのですが、 今日は最後まで乱れることなく抑え切ってくれました。 特に味方にミスが出た後を併殺で切り抜けて、相手に流れを渡さなかったのが良かったです。

祝!梵がプロ初本塁打

 梵選手が2回裏二死無走者で桑田投手から左中間へプロ入り初本塁打を放った。

 おめでとうございます。最近少しずつですが、打てるようになってきましたね。

4月26日

実質最終回二死無走者から2点差追いつきドロー

 対巨人戦、雨の中の一戦。2回裏に工藤投手を攻め、一死から前田選手の右前打の後、 栗原選手が左越えへ3号先制2ランを放った。
 先発ロマノ投手は3回まで1安打無失点。しかし4回表に小坂選手の左前打と李選手への四球で二死一二塁とされ、 小久保選手に右越えへ7号逆転3ランを浴びた。5回裏には矢野選手への四球をきっかけに二死三塁とされ、 鈴木選手に中前適時打を浴びて2点差とされた。
 広島の攻撃は5回裏も既に二死。ここから粘る。東出選手の左前打と嶋選手の右前打で一二塁とし、 新井選手の左前適時打で1点差に。前田選手が右翼線へ適時打して同点とした。なおも一三塁だったが、 栗原選手が救援した久保投手に抑えられた。ここで試合は降雨のためコールドゲーム。
 4対4で引き分け。

 試合結果

 まさか5回裏に追いつけるとは思いませんでした。二死無走者から4連打で2得点。 この得点がなければコールドゲームで負けていたところでした。よく粘ってくれました。
 ロマノ投手は3回まで無失点。中継ぎより先発した時の方が内容が良いなと思っていたら、 小久保選手に一発を浴びてしまいました。あの一発さえなければ…。 5回表の1点も結果的に見れば痛かったですね。4回表5回表とも四球が絡んでいますから、 そこらあたりが問題ですね。 密かに今季チーム初完投です。

ウエスタン情報

 試合結果

 2番手梅津投手が1回4失点で逆転負け。

4月25日

パウエルの3試合連続完封を阻止

 対巨人戦、先発ダグラス投手は初回に二岡選手に2号ソロを浴びて先制を許した。 2回表には一死から阿部選手への四球の後、矢野選手に4号2ランを浴びた。 ダグラス投手は5回3失点で降板。
 広島打線は巨人先発パウエル投手から3回裏に梵・東出選手の安打で二死一三塁、 8回裏には梵選手の安打で一死二塁のチャンスを作ったが得点できず。 ようやく9回裏に新井・前田選手の短長打で一死二三塁とし、 栗原選手の遊ゴロの間に1点を返して完封は阻止した。
 1対3で敗戦。広島は対巨人戦4連敗で借金は今季最多タイの7。

 試合結果

 またパウエル投手にやられてしまいました。 前回の3安打無得点から7安打1得点と進歩はありましたが、 完全に苦手投手になってしまいましたね。
 ダグラス投手は5回3失点。先発投手として試合を作ったとは言えますが、 相手がパウエル投手でしたから早々の3失点はまずかったです。

広島新球場、竹中案不採用

 広島市は新球場の事業コンペで条件付最優秀賞に選んだ竹中工務店グループの案を不採用とすることを発表した。 超過分の資金調達方法が不明確である点とカープ球団が観客席などの施設面に難色を示した点が理由。 今後は設計のみのコンペを行い、来年度の入札で施工者を決める予定。

 1案だけのコンペだったので、この結論は仕方ないかなと思います。 カープの意向に沿ったものでないと駄目ということですから、 次の設計コンペでは選定委員の中にカープ関係者を入れるか、 コンペの募集要項の中にカープの要求する仕様を入れておかないといけないんじゃないでしょうか?

ウエスタン情報

 試合結果

 8回裏に5点差をひっくり返して逆転勝利。小山田投手が復帰登板し、1回を無安打無失点。

4月24日

SATOの無責任先発予想

 25日から広島で巨人3連戦、続いて横浜で横浜3連戦、計6連戦。
 広島の先発は、ダグラス・ロマノ・黒田・大島・佐々岡・ダグラス投手と予想します。 大島投手の回復が遅れているならば、佐藤投手で行くしかないでしょう。
 巨人の先発は初戦がパウエル投手で、あとが不明。日曜日に救援登板した野間口投手が来るか、 工藤投手か桑田投手が復帰してくるか?それともそろそろ野口投手が来るか? わかりません。
 前回の巨人3連戦では3タテを食らいました。巨人の独走を許さないためにも、 今回はせめて勝ち越したいですね。

4月23日

佐々岡7回無失点!嶋2発など大量点で連敗ストップ

 対中日戦、2回裏に栗原選手が中日先発山本昌投手から中堅左へ2号ソロを放って先制。 3回裏には嶋選手が右越えへ3号ソロを放って2点をリード。
 先発佐々岡投手は切れのある直曲球で低めを丁寧に突き、 バックの好守にも助けられて5回までパーフェクト。 6回表に井上選手に右前打されたが、谷繁選手を二ゴロ併殺に抑えた。 7回表には荒木選手の左前打とウッズ選手への四球などで二死一三塁とされたが、 牽制でウッズ選手を刺してピンチ脱出。佐々岡投手は7回を2安打無失点の快投。
 追加点の欲しい広島は7回裏に石原・梵選手の長短打で一死一三塁のチャンス。 ここで廣瀬選手が救援したデニー投手から右中間へ適時打を放って1点を追加。 緒方選手の中前打で一死満塁とし、代わった小林投手から二死後、 嶋選手の二塁適時内野安打に荒木選手の悪送球が重なって2点を追加。 新井選手の遊撃適時内野安打に、送球を受けたウッズ選手の適時失策が重なってさらに2点を追加した。 この回大量5得点。
 8回裏にも岡本投手を攻め、栗原選手の遊ゴロを井端選手が一塁へ悪送球すると、 石原選手の左越え二塁打で無死二三塁のチャンス。一死後、廣瀬選手が四球を選んで満塁とし、 緒方選手が三塁左への強襲適時打を放って2点を追加。東出選手の二塁内野安打で満塁とし、 嶋選手が右中間へ4号満塁アーチを放ってこの回大量6得点。13点差とした。
 投げては8回表を永川投手が、9回表を林投手が無失点で切り抜け、完封リレーを完成させた。
 13対0で大勝。広島は連敗を3で止めて借金は6。

 試合結果

 7回表までの締まった展開がまるで嘘のような終盤の展開になりました。 終盤は中日が自滅した感じでしたね。
 投のヒーローはもちろん佐々岡投手。スピードガンの数字は140キロ行きませんが、 球に切れがある感じでした。制球も良かったですね。昨日の試合で多くの投手を使っていましたから、 7回をきっちり投げ切ってくれたのは大きかったと思います。
 最大のピンチは2点差で迎えた7回表二死一三塁。見事な牽制でウッズ選手を刺しました。 直前のウッズ選手の打席では追い込みながら、きわどい球をボールと判定されて四球を出し、 嫌な感じがあったので、このプレーは大きかったと思います。
 打のヒーロー。先制弾の栗原選手や2発6打点の嶋選手がいますが、 あえて挙げるとすると廣瀬選手でしょうか。 7回裏一死一三塁からの適時打。これまでチャンスに1本がなかなか出ていませんでしたから、 この3点目は大きかったと思います。

ウエスタン情報

 試合結果

 5投手で完封リレー。2番手丸木投手がウエスタン初勝利。

4月22日

マーティーマジック炸裂!内野手5人外野手2人

 対中日戦、初回に中日先発マルティネス投手を攻め、緒方・嶋選手の四球で一死一二塁とし、 新井選手が三塁線を破る適時二塁打で1点を先制。二死後。栗原選手が中越え適時二塁打で2点を追加。
 先発黒田投手は2回表に井上選手の右前打をきっかけに二死二塁とし、 荒木選手の三塁内野安打を新井選手が一塁へ悪送球して1点を失った。 3回表には福留選手に左越えへ6号ソロを浴びた。 4回表には谷繁選手の右中間二塁打をきっかけに一死三塁とされ、荒木選手の右前適時打で同点。 結局、黒田投手は6回を9安打3失点。
 広島打線は6回裏に中日3番手岡本投手から新井・前田・栗原選手が3連続四球を選んで無死満塁の大チャンス。 一死後、代打森笠選手が右前適時打を放って1点を勝ち越した。なおも一死満塁のチャンスだったが、 代打浅井・緒方選手が凡退した。
 8回表、7回表から救援した高橋投手が井上選手に右中間二塁打を浴び、 救援した林投手が谷繁選手の犠打で一死三塁とされた。ここで広島ベンチはベイル投手を投入。 しかし代打高橋光選手に中前適時打を浴びて同点とされた。
 広島打線は9回裏に平井投手を攻め、代打廣瀬選手の左前打と東出選手の四球で一死一二塁とし、 嶋選手が小林投手から死球を受けて一死満塁の大チャンス。しかし新井・前田選手が凡退してサヨナラならず。 10回裏にも二死二塁のチャンスをつかんだが、廣瀬選手が凡退。
 横山・永川投手とつないで迎えた12回表、広島ベンチは先発要員と思われていたロマノ投手を投入。 しかし英智・谷繁選手への連続四球と川相選手の犠打、荒木選手への敬遠四球で一死満塁のピンチ。 ここで広池投手に交代し、内野手5人外野手2人の守備陣形に。 井端選手を三ゴロに抑えて二死満塁として守備陣形はノーマルに。 しかし福留選手の時、倉選手の捕逸で1点を勝ち越された。 さらに福留選手に右前へ2点適時打を浴びて3点差とされた。
 12回裏に新井選手が岩瀬投手から左越えへ2号ソロを放って2点差とした。 代打石原選手が左前打して一発で同点の場面を作ったが、栗原選手が遊ゴロ併殺でチャンスの芽を潰した。
 5対7で敗戦。広島は3連敗で借金は今季最多の7。最下位転落。

 試合結果

 6回裏無死満塁で1点しか取れなかったこと、9回裏一死満塁で1点も取れなかったことが痛かったです。
 采配面で言えば12回表の内野手5人外野手2人にはびっくりしました。 初めて見ました。ベイル投手の8回途中での投入にもちょっとびっくり。 ま、ポイントの場面だったのでアリだとは思います。 あとはロマノ投手の投入にもびっくりしました。てっきり先発に回ったかと思っていたので。 永川投手にもう1イニング行ってもらっても良かったと思うのですが。 これでロマノ投手を次の巨人戦で先発させたりしたら、ちょっと采配に不信感を持ってしまいそうです。
 拙攻や3失策など面白くないプレーはいくつかありましたが、 最も気に入らなかったのは4回裏の梵選手の盗塁失敗。 二死一塁で打者は黒田投手。盗塁失敗で次の回の攻撃は投手からになってしまいます。 100%の成功確率でないと盗塁してはいけない場面でした。
 しかし長い試合でした。今シーズンはこれまで試合時間が短い試合が多かったので、余計そう感じました。 試合に関わった皆様、お疲れさまでした。

両軍16投手起用プロ野球タイ記録

 この試合、広島が8投手、中日が8投手を起用し、両軍合わせて16投手起用のプロ野球タイ記録を記録した。

 投手がたくさん出てくると試合時間が長くなりますね。

ウエスタン情報

 試合結果

 中日佐藤充投手に7安打で完封負け。

4月20日

佐藤プロ初登板初先発も大量失点で初黒星

 対横浜戦、先発はプロ初の一軍入り、初登板となった佐藤投手。 初回に石井選手の右前打と種田選手への四球などで一死二三塁とされ、 佐伯選手に中前適時打を浴びて先制された。 村田選手への死球で満塁とされた後、古木選手の二ゴロの間に2点目。 相川選手に左翼席へ3号3ランを浴びていきなり大量5点を失った。
 広島打線もすぐさま反撃。プロ初先発の横浜の高宮投手から東出・嶋選手の長短打、 新井選手の四球で一死満塁とし、前田選手が右翼席へ2号満塁弾を放って1点差に迫った。
 しかし3回表に金城選手の中前打と佐伯選手への死球の後、村田選手に右中間へ7号3ランを浴びて4点差に。 一死後、相川選手に四球を与えたところで佐藤投手はKO。 救援した長谷川投手が吉村選手に左越えへ2号2ランを浴びた。 4回表には佐伯選手に中越えへ1号ソロを浴びて7点差とされた。
 2回以降立ち直った高宮投手から5回裏、途中出場の倉選手が左翼席へ1号ソロを放って6点差とした。
 しかし6回表、佐竹投手が山崎選手の2度の拙い守備と村田選手への四球で無死満塁とされ、 古木選手の二ゴロ併殺の間に1点を失い、7点差とされた。
 終盤は両軍とも併殺などで得点なし。
 5対12で敗戦。広島は2連敗で借金は今季最多タイの6。佐藤投手はプロ初黒星。

 試合結果

 佐藤投手、プロ初登板初先発おめでとうございます。 結果はおめでたくありませんでしたが…。 初回の5失点だけならば初登板の緊張感を言い訳にできますが、 3回にも打たれていますから、まだまだ力不足という感じは否めませんね。 即二軍落ちではないらしいですから、次回に期待しましょう。
 佐藤投手がこういう結果になることはある程度覚悟していましたが、 2番手の長谷川投手が不調だったのは痛いです。 佐藤投手が先発しなければならないほど先発投手陣が苦しいわけですから、 経験のある長谷川投手に期待していたのですが、 今日の出来は去年までの長谷川投手に戻ってしまった感じでした。
 野手陣。5点取られた直後に前田選手の満塁弾で4点を返し、 馬鹿試合に持っていく準備はできていたのですが、3回表の5失点で戦意喪失してしまいましたかね? 以降は倉選手のソロアーチだけでした。拙い守備も散見されました。

大竹が「上腕三頭筋筋膜炎」で登録抹消

 大竹投手が「上腕三頭筋筋膜炎」と診断され、出場選手登録を抹消された。 次回の登板まで10〜14日かかる見込み。

 抹消せねばならない状態ですか。痛いですね。

佐竹が出場選手登録

 佐竹投手が出場選手登録された。

 二軍では安定した投球をしていたようです。さっそく登板しましたが、 味方に足を引っ張られた形で失点しました。

青木が出場選手登録抹消

 青木投手が出場選手登録を抹消された。

 昨日登録されたのですが、もう抹消。これで10日間は再登録できませんから、 昨日登録したことがもったいないですね。

4月19日

新井今季初本塁打も延長で逆転負け

 対横浜戦、2回裏に新井選手が横浜先発三浦投手から左越えへ1号ソロを放って先制。 4回裏には東出選手の左前打の後、嶋選手が左越えへ2号2ランを放って3点をリードした。
 今季初先発のロマノ投手は4回まで1安打無失点の好投。しかし5回表に村田選手に6号ソロ、 古木選手に2号ソロを浴びて1点差とされた。ロマノ投手は5回で降板。
 6回表と7回表は高橋投手がパーフェクトに抑えたが、 8回表に横山投手が吉村選手に1号ソロを浴びて同点。
 広島打線は7回裏二死満塁のチャンスを潰した。9回裏には木塚投手を攻め、 一死満塁、サヨナラのチャンスをつかんだが、代打福井・緒方選手が凡退。
 そして10回表、永川投手が先頭古木選手に四球を与え、盗塁で二死二塁とされた後、 代打内川選手に三塁線を破る適時二塁打を浴びて1点を勝ち越された。
 10回裏はクルーン投手を攻め、二死から新井選手が右前打したが、廣瀬選手が倒れた。
 3対4で敗戦。広島の連勝は2で止まり借金5。

 試合結果

 去年1シーズンで3得点しかできなかった難敵三浦投手から2発で1試合3得点。 打線のつながりで取った得点ではないですが、上々だったのでは。 7回裏には二死満塁、9回裏には一死満塁のチャンス。 特に9回裏のチャンスは、押せ押せだっただけに福井選手の消極的な打撃が惜しまれます。
 大竹投手の登板回避で苦しくなった先発投手陣。先発したのはロマノ投手でした。 正直、救援した時のロマノ投手の投球はひどかったですし、 相手が三浦投手ということもあって勝負にならないのではと思いましたが、予想外の好投でした。 5回2失点は上々でしょう。
 救援した高橋投手は好投。7回まで1点リードを保ち、勝ちパターンにハマったかと思われましたが、 横山投手が被弾したのが誤算でした。同点で9回表のベイル投手投入は常々言っている様に正解だと思います。 10回表は永川投手。制球が悪かったですね。先頭打者に出した四球が致命傷となった形です。
 新井選手に待望の一発。昨日も猛打賞ですし、復調したと見て良いでしょう。

青木が出場選手登録

 青木投手が出場選手登録された。

 中継ぎとして期待しています。

4月18日

新打線で猛打祭り

 対横浜戦、初回に横浜先発門倉投手を攻め、緒方・東出選手の連打の後、嶋選手が中前適時打を放って先制。 一死後、5番前田選手が左越え適時二塁打を放って2点目。栗原選手が左越えへ1号3ランを放って5点目。
 2回裏にも緒方選手の四球、東出・嶋選手の連打で無死満塁とし、新井選手が左翼左へ2点適時二塁打を放った。 さらに前田選手の中前適時打、石原選手の右犠飛、ダグラス選手の適時打でこの回計5点。 2回途中で10得点して門倉投手をKOした。
 5回裏には岸本投手を攻め、緒方・嶋選手の安打で二死一二塁とし、 新井選手が左中間適時二塁打を放って2点を追加した。広島打線は今季最多の16安打12得点。
 先発ダグラス投手は低めを丁寧に突く投球で6回まで無安打投球。 7回表に種田選手の二塁打をきっかけに一死三塁とされ、佐伯選手の二ゴロの間に1失点。 多村選手の投ゴロを失策し、盗塁された後、村田選手に適時二塁打を浴びた。 ダグラス投手は7回を2安打2失点で降板。
 9回表には3番手広池投手が多村選手に適時打を浴びて1点を失ったが逃げ切った。
 12対3で勝利。広島は2連勝で借金4。

 試合結果

 1番緒方2番東出3番嶋4番新井5番前田6番栗原7番石原8番山崎の新打線。 これがいきなり炸裂しました。新打線が当たったと見るべきか、門倉投手が悪すぎたと見るべきか、 多分両方でしょうね。一応、門倉投手以外からも2点取っていますし。 明日の三浦投手からどれぐらい点を取れるかですね。
 先発は大竹投手ではなくダグラス投手でした。 大竹投手は前回の登板後に右肩にいつもより強い張りが出て先発を回避したそうです。 先発したダグラス投手は好投でした。 ノーヒットノーランの期待が高まりかけた7回表に打たれてしまいましたが、 大量点差で緊張感の維持が難しい中、7回2安打2失点は見事でした。

ダグラスが来日初安打初打点

 ダグラス投手が2回裏二死一二塁で門倉投手から中前適時打を放ち、来日初安打初打点を記録した。

 おめでとうございます。

大島が出場選手登録抹消

 左手人差し指にマメができた大島投手が出場選手登録を抹消された。

 お大事に。20日の先発はどうしますかね?中4日で佐々岡投手?長谷川投手?

中国へアカデミー選手派遣

 広島球団は中国プロ野球の広東レパーズへ カープドミニカアカデミーからの練習生カリダー投手とソリアーノ投手を派遣する。 白武スカウトも同行する。

 実戦経験を積んで飛躍のステップにしてください。

広島市民球場にWBC優勝トロフィー展示

 25日から27日まで広島市民球場正面広場にWBC優勝トロフィーが展示される。 15時30分から18時30分まで。

 黒山の人だかりになりそうですね。

4月17日

SATOの無責任先発予想

 18日から広島で横浜3連戦、1日空けて米子で中日2連戦。
 広島の先発は、大竹・ダグラス・大島・黒田・大竹投手と予想します。 今回も3本柱中4日フル回転策を信じたローテで大竹投手を中4日にしました。 個人的には大島投手よりも安定感のある佐々岡投手をローテに組み込みたいところですが、 横浜との3戦目は佐々岡投手中4日となってしまい、さすがにそれは無理そうなので、 このローテです。 大竹投手の中4日をやめて中日との2戦目に佐々岡投手を持ってくる可能性はあるでしょう。
 横浜の先発は門倉・三浦投手で、3戦目がベバリン投手抹消のため不明です。 秦投手あたりがくるのでしょうか?
 横浜とはとりあえず最下位争いになりますね。 不調の広島打線が投壊気味の横浜投手陣(三浦投手を除く)を相手に復調のきっかけをつかめるか、 注目です。

4月16日

2点打線、最後に黒田の粘りに応える

 対阪神戦、先発黒田投手は初回に一死満塁のピンチを迎えたが、今岡選手を遊ゴロ併殺に抑えた。 2回裏に濱中選手に左越えへ7号ソロを浴びて先制を許したものの、好投。 6回裏にも一死満塁のピンチを迎えたが、今岡選手を投ゴロ併殺に抑えた。 黒田投手は8回を7安打1失点。
 広島打線は阪神先発江草投手から2回表に新井・栗原選手の長短打で無死一三塁のチャンスを作ったが、 廣瀬選手の浅い中飛と倉選手の遊ゴロ併殺で得点できず。その後は7回まで無安打に抑え込まれた。 ようやく8回表に廣瀬選手の左前打で無死一塁としたが、倉選手の遊ゴロ併殺でチャンスを潰した。
 そして9回表。代打福井選手が左前打した後、緒方選手が右中間二塁打して無死二三塁の大チャンス。 ここで代打前田選手が右犠飛を放って同点。なおも一死三塁から嶋選手が右犠飛を放って1点を勝ち越した。
 9回裏はベイル投手が3人でピシャリ。
 2対1で勝利。広島は連敗を5で止めて借金5。

 試合結果

 2回表以外はチャンスらしいチャンスがなく、江草投手にやられてしまったかと思いましたが、 9回表はよく粘りましたね。 代打福井選手がファールで粘った末に左前打。緒方選手は右中間二塁打。無死二三塁のチャンス。 今年はここから決めの一打がなかなか出なかったのですが、 今季初めてスタメンを外れた前田選手がきっちり右犠飛を上げました。 逆風でなければ逆転3ランだったかも知れない打球でした。そして嶋選手も同じように右犠飛。 一気に逆転して黒田投手に勝利投手の権利が生まれました。最後の最後で黒田投手の力投に打線が応えましたね。
 この逆転劇を生んだのは紛れもなく黒田投手の好投。絶好調の濱中選手には一発打たれましたが、 打線の援護がない中、切れずに粘り強く投げてくれました。今季初勝利おめでとうございます。
 打順に注目していたのですが、今日は左投手用の打順で、昨日活躍した東出・森笠選手は外れました。 緒方・栗原選手がスタメン復帰。昨日は単なる休養日だったようです。そして前田選手がスタメン落ち。 おそらく単なる休養日でしょう。で、廣瀬選手が今季初スタメン。 嶋・新井選手の打順が入れ替わって4番が新井選手でした (追記:ブラウン監督は次の試合から3番嶋4番新井5番前田の打順にする構想を明かしたそうです)。

ウエスタン情報

 試合結果

 打線はサーパス5投手に4安打で完封。2番手苫米地投手が1回4安打3失点で負け投手。