カープ日記


4月30日

粘った!浅井犠飛で福井激走サヨナラホームイン

 対巨人戦、初回に巨人先発工藤投手を攻め、尾形選手の左中間三塁打と緒方選手の四球で無死一三塁とし、 嶋選手の中前適時打で1点を先制。一死一二塁とした後、前田選手が右翼線適時二塁打して2点目。
 先発小山田投手は6回まで7安打を浴びながら要所を締めて無失点。 しかし7回表に阿部選手に左前打された後、代打斉藤選手に1号2ランを浴びて同点。 清水・高橋由選手の安打で一死一三塁とされ、清原選手に犠飛を打たれて1点を勝ち越された。
 粘る広島は8回裏に新井選手が林投手から右中間へ9号ソロを放って同点。
 しかし9回表に佐竹投手が高橋由選手の右前打、尾形選手の失策、ローズ選手への四球で無死満塁のピンチ。 救援した梅津投手が小久保選手を三ゴロ本塁併殺に抑えてピンチを脱したかに見えたが、 代打江藤選手に適時二塁打を浴びて2点を勝ち越された。
 粘る広島は9回裏に久保投手を攻め、一死からラロッカ選手が中前打した後、 前田選手が右越えへ7号2ランを放って同点。
 10回裏は中村投手を攻め、福井選手の左前打、尾形選手の犠打、緒方選手の敬遠四球で一死一二塁。 岡島投手から嶋選手が四球を選んで一死満塁のチャンス。ここで代打浅井選手が左中間へ浅めの中飛を上げ、 三塁走者福井選手がうまいスライディングでホームイン。
 6対5で今季2度目のサヨナラ勝ち。広島は貯金2。2位浮上。

 試合結果

 打線の終盤の粘りはすごかったですね。新井選手の同点弾、前田選手の同点弾。 特に前田選手の一発は土壇場も土壇場でしたからね。びっくりしました。感動しました。 最後まで試合をあきらめていませんでしたね。
 サヨナラの場面では浅井選手が左の岡島投手から犠飛を上げてくれました。 福井選手もよく出塁し、三塁からよく走ってくれました。いわゆる「古巣に恩返し」ってやつですね。
 試合全体は粘投合戦というか拙攻合戦というか。どちらのチームとも、 もう一押しがあれば一方的な展開にすることができていた感じです。
 小山田投手は6回までは粘投。昨日あれだけ猛威を振るった巨人打線を抑えていました。 7回表は制球が少し甘くなりましたかね。打線の援護がもう少しあれば勝利投手になれていたんですが。 そうすれば月間MVPは当確だったんですけど。
 救援投手陣もピンチの連続でしたが、粘って大量失点を防いだことが勝利につながりました。
 野村選手は1安打で2000安打へあと29本です。

ウエスタン情報

 試合結果

 4投手の完封リレー、打線の12安打8得点で快勝。 ウエスタン初先発の森投手が6回3安打無失点でウエスタン初勝利。おめでとうございます。

4月29日

清原500号含む7発被弾、連勝ストップ

 対巨人戦、先発佐々岡投手は初回に高橋由選手の6号ソロで先制された。 しかし2回裏に巨人先発内海投手から前田選手が右越えへ6号ソロを放って同点。
 4回表、清水選手の1号ソロで勝ち越されたが、 その裏、ラロッカ選手が中堅右へ3号ソロを放って同点。
 5回表、長谷川投手が清水選手の適時二塁打、高橋由選手の7号2ランで3点をリードされた。 しかしその裏、緒方・嶋選手の短長打で一死二三塁とし、ラロッカ選手の二ゴロの間に2点差に迫った。
 そして8回表。広池投手が清原選手にバックスクリーンへ通算500号ソロアーチを打ち込まれた。 さらに小久保選手に4号ソロ、阿部選手に7号2ランを浴びた。 9回表にはロマノ投手が高橋由選手にこの試合3本目の8号2ラン、小久保選手に適時打を浴びた。
 広島打線は8回裏にシコースキー投手から新井選手の二塁打などで一死二三塁とし、 野村選手の一ゴロの間に1点を返したが、そこまで。
 4対12で大敗。広島の連勝は2でストップ。貯金1。

 試合結果

 清原選手、通算500本塁打おめでとうございます。 しかしカープとしては大量失点につながる痛い一発になりました。 2点差でまだ試合がどう転ぶかわからない場面だっただけにね。
 救援の長谷川・広池投手が誤算でしたね。特に長谷川投手。 26日の横浜戦と同様、先発投手を早めに交代させて投入したのですが、いきなり3失点。 柳の下にドジョウは二匹いなかったといったところでしょうか。好投が続きませんね。
 野村選手は1安打で2000安打へあと30本です。
 清原選手の500本塁打、高橋由選手の3発、今季初スタメン清水選手の活躍と、 巨人を乗せてしまう要素が満載の試合となってしまいました。 しかし「打ち過ぎた次の試合は打てない」というジンクスがありますから、 明日は小山田投手が完封してくれるかも。

ウエスタン情報

 試合結果

 デイビー投手が7回4安打1失点の好投。打線は6回表に一挙6得点。3月27日29日以来の連勝。

4月27日

緒方3打点で故郷に錦!2連勝!

 対横浜戦、初回に地元佐賀出身の緒方選手が横浜先発セドリック投手から左越えへ2号ソロを放って先制。
 中5日で先発した黒田投手は1回裏に石井・金城・佐伯選手の安打で一死満塁とされ、 多村選手に押し出し四球を与えて同点。なおも一死満塁のピンチだったが連続三振で切り抜けた。 2回以降は走者を許すものの要所を抑えて6回まで無失点。
 セドリック投手を打ちあぐねていた広島打線は7回表に点火。 前田選手の左前打と新井選手の左翼フェンス直撃の二塁打で無死二三塁とし、 野村選手の左前適時打で1点を勝ち越し。倉選手の四球で無死満塁とし、二死後、 緒方選手が左前適時打して2点を追加。さらに嶋選手の四球で満塁とし、 ラロッカ選手の押し出し死球で4点をリードした。
 7回裏、二死から種田選手の中前打の後、金城選手の右中間適時三塁打で3点差とされた。 黒田投手は7回を9安打2失点。
 8回裏は永川投手が二死から相川選手への四球と古木選手の安打で一二塁とされたが、 広池投手が石井選手を抑えた。9回裏はベイル投手が種田選手への死球と尾形選手の失策で二死一二塁とされたが、 逃げ切った。
 5対2で勝利。広島は2連勝で貯金2。

 試合結果

 緒方選手が地元佐賀で大活躍。初回に左翼席へ先制ソロアーチ。 7回表には二死満塁から左前へ駄目押しの2点適時打。計3打点の活躍で、故郷に錦を飾りましたね。
 先発は佐々岡投手ではなく、中5日で黒田投手でした。 これからも黒田投手をローテの中心に据えて中5日が続く可能性もあるようですね。 初回にいきなり3安打で満塁とされ、押し出しで失点。どうなることかと思いましたが、 続くピンチを切り抜けて大量失点を防いだのが大きかったです。 徐々に調子は上がっていったようですね。7回でマウンドを降りましたが、3勝目です。
 救援投手陣は今日は今ひとつピリッとしませんでしたが、2回を無失点に抑えました。
 野村選手は1安打で2000安打へあと31本。この1安打は均衡を破る貴重な勝ち越し適時打でした。
 2連勝で貯金2。開幕以来のカード勝ち越し。次の巨人戦で一気に波に乗りたいですね。

ウエスタン情報

 試合結果

 小島投手が6回途中1失点。またも連敗ストッパーとなりました。鞘師選手が3安打。

4月26日

新井2発!長谷川好救援!ベイル完璧セーブ!貯金1!

 対横浜戦、初回に横浜先発門倉投手を攻め、嶋選手の左飛を古木選手が落球して二死二塁とし、 ラロッカ選手が中前適時打して1点を先制した。 しかし先発高橋投手は1回裏に種田選手への四球と金城選手の右前打で一死一三塁とされ、 佐伯選手に右前適時打を浴びて同点とされた。
 2回表、新井選手が中堅右へ7号ソロを運んで1点を勝ち越し。野村選手の四球と高橋投手の犠打で二死二塁とし、 尾形選手が左翼線適時二塁打して2点差とした。 しかし2回裏、村田選手に中越えへ5号ソロを浴びて1点差に迫られた。
 3回表、一死から前田選手の四球の後、新井選手が左越えへ2打席連続の8号2ランを放って3点差とした。 しかし3回裏、種田選手への四球と金城選手の右前打で無死一三塁とされ、 佐伯選手の二ゴロ併殺の間に2点差に迫られた。高橋投手は3回5安打3失点で降板。
 4回表、尾形選手の遊撃内野安打と緒方選手の四球などで二死二三塁とし、 ラロッカ選手の左前適時打で2点を追加。4点差とした。 しかし4回裏、長谷川投手が村田選手の内野安打に新井選手の悪送球が重なるなどして一死三塁とされ、 代打鈴木選手に中犠飛を上げられて3点差に迫られた。
 しかし長谷川投手は5回裏から7回裏までを無安打に抑え、永川投手も8回裏を3人でピシャリ。 ベイル投手は9回裏を3者連続三振に抑えて逃げ切った。
 7対4で勝利。広島は貯金1。

 試合結果

 4回まで両軍毎回得点という展開でどうなることかと思いましたが、 5回からは一転して0行進。立役者は長谷川投手。立ち上がりに失点しましたが、 その後の試合を締めてくれました。突然四球を出したりしているので、 まだ全面的には信頼しきれないのですが、 おそらく来週にあるであろう先発登板が少し楽しみになってきました。 今季初勝利です。
 永川投手も良かったですね。開幕から徐々に信頼を取り戻してきて、 セットアッパーの座に就きました。
 そしてベイル投手。力で押す投球で完璧な救援を見せました。 この調子でお願いします。
 新井選手が2本塁打3打点。8本塁打はセ・リーグホームランダービー単独トップ。 ついに新井選手の時代が来ましたかねー。
 ラロッカ選手も2適時打で3打点。勝負強さを見せて4番の仕事をきっちりこなしてくれています。
 尾形選手は2安打1打点。ここ最近打率が下がり気味でしたが、 この調子で高打率を維持してもらいたいです。
 野村選手は1安打。2000安打へあと32本です。

嶋、死球を受けて交代

 嶋選手が9回表に右肘に死球を受けて交代した。打撲とのこと。

 大事には至っていないようです。

森笠が出場選手登録

 森笠選手が出場選手登録された。

 浅井選手が8回表に先頭打者として代打に。 もしも後で重大な局面がきた場合は森笠選手を起用するつもりだったのでしょう。 森笠選手がいることで、ある意味どうでもいい場面で、 試合勘を失わせないための浅井選手の起用ができました。

ウエスタン情報

 試合結果

 3連敗で借金9。先発林投手は5回を8安打3失点。甲斐選手が3安打。

来季から2段モーション禁止

 プロ野球実行委員会が開かれ、来季から投手の2段モーションについて規則を厳格に適用し、 禁止を徹底することが承認された。国際化に対応するため。

 現在は実質野放し状態。カープではパッと思いつくところでは林投手。 高橋投手も引っかかりそうです。黒田投手も一瞬止まるのでちょっと心配ですが、 五輪で何も言われなかったので多分大丈夫でしょう。

4月25日

SATOの無責任先発予想

 26日から長崎・佐賀で横浜2連戦。1日空けて広島で巨人3連戦。
 広島の先発は高橋・佐々岡・黒田・小山田・大竹投手と予想します。 高橋投手の代わりに長谷川投手という手もありますが。
 横浜の先発は門倉・セドリック投手でしょうか。
 中日と阪神が飛び出しかけているので、何とかついていきたいですね。

松本奉が出場選手登録抹消

 松本奉選手が出場選手登録を抹消された。

 森笠選手が一軍練習に合流したようです。

年俸調査発表

 プロ野球選手会が加入選手(外国人選手除く)に対して行った年俸調査結果が発表された。 広島は年俸総額15億3210万円(12球団中12位)、平均年俸2471万円(11位)、開幕時の一軍平均年俸4258万円(11位)。 1位はいずれも巨人で総額38億7274万円、平均6246万円、一軍平均1億1983万円。
 選手にとっては高い方が良いのでしょうけど、 Bクラス続きと経営努力の結果ということで。

4月24日

粘投大竹、古田に2000安打浴びて崩れる

 対ヤクルト戦、初回にヤクルト先発高井投手を攻め、 緒方選手の左中間二塁打と嶋選手の四球などで二死一二塁とし、 前田選手の右前適時打で1点を先制した。
 先発大竹投手は1回裏にラミレス選手に4号逆転2ランを浴びた。 しかしその後はヤクルトの拙攻に助けられながら5回までを抑えた。
 高井投手に抑えられていた広島打線は6回表に反撃。 二死から嶋・ラロッカ選手の四球で一二塁とし、 代わった佐藤賢投手から前田選手が右前適時打して同点に追いついた。
 しかし直後の6回裏に古田選手に通算2000本安打となる三塁線二塁打を浴びた後、 鈴木選手に適時打されて勝ち越された。さらにボークと宮出選手への四球などで一死二三塁とされ、 代打真中選手に2点適時打を浴びた。大竹投手は6回途中でKO。
 広島打線は9回表に石井投手から前田・野村選手の安打で一死一二塁のチャンスを作ったが後続がなかった。
 2対5で敗戦。広島の連勝は2でストップ。貯金0。

 試合結果

 古田選手、2000本安打達成おめでとうございます。 しかしカープとしては3失点のきっかけになる痛い安打になりました。 点を取られそうで取られなかった大竹投手があの安打をきっかけに一気に崩れてしまいました。
 大竹投手。ヤクルトの拙攻に助けられつつ、粘投していたのですが…。 ボールが先行することが多いので、見ていて不安になってしまいます。 まだまだ安定感が足りないですね。
 打線は高井投手を打てませんでした。 それだけに6回途中で交代してくれた時は「ラッキー」と思ったんですが…。 そんな中、前田選手の活躍が目立ちました。2本の適時打を含む3安打2打点。
 野村選手は2安打で2000安打へあと33本。 古田選手が2000安打を達成した時には花束を贈呈していました。 きっと6月ぐらいには逆の立場になっていることでしょう。

ウエスタン情報

 試合結果

 対阪神戦5連敗。河内投手は5回2安打2失点も6四球。森笠選手が3安打。

4月23日

小山田完封で山本監督に通算600勝をプレゼント

 対ヤクルト戦、初回にヤクルト先発川島投手を攻め、嶋選手の左前打の後、 ラロッカ選手が左越えへ2号先制2ランを放った。 2回表には野村選手の左中間二塁打で無死二塁とし、二死後、 尾形選手が右中間適時二塁打を放って3点をリードした。
 先発小山田投手は内外角を丁寧に攻める投球で粘投。 1回裏一死一二塁、3回裏一死一二塁、4回裏無死一二塁、 5回裏無死一塁、6回裏二死一塁、8回裏二死一三塁のピンチを切り抜けた。
 追加点を取れなかった広島打線は9回表に吉川投手を攻め、前田選手の二塁内野安打、 代走福地選手の盗塁、新井選手の一ゴロで一死三塁とし、野村選手が四球で歩いて一三塁のチャンス。 ここで倉選手が3バントスクイズを決めて4点差とした。
 小山田投手は9回裏を味方の拙い守備が絡む2安打で二死一二塁とされたが抑え切り、 2試合連続の完投勝利を今季チーム初完封で飾った。
 4対0で快勝。広島は2連勝で貯金1。山本監督は監督通算600勝を達成。

 試合結果

 小山田投手がやってくれましたね。後から振り返ればピンチの連続ですが、 それほど危ないとは思いませんでした。落ち着いたマウンドさばきと、そこそこ点差があったからでしょうか。 そこそこ点差があったと言っても3点差ですから、中押し点が取れない中でよく粘ってくれたと思います。 これで2試合連続の完投勝利。前回目前で逃した完封も今回はしっかり成し遂げました。 この安定感は頼もしいです。
 山本監督は通算600勝。おめでとうございます。 じっくり時間をかけて勝ち星を積み上げてもあまり意味がないですから、 今季中に一気に通算680勝ぐらいまで勝ち星を積み上げてください。お願いします。
 打線は序盤にいきなり3点。初回は二死無走者からの得点。 ラロッカ選手の開幕戦以来の本塁打で先制しました。2回表は相手の拙い守備から野村選手が幸運な二塁打。 二死から尾形選手が右中間へ適時二塁打。この時点では「今日は何点取るんだろう」と思っていましたが、 その後、なかなか得点できませんでした。中押しがあれば楽勝だったでしょうね。
 で、駄目押しは9回表になりました。前田選手が全力疾走で内野安打。 代走福地選手が当然のように盗塁を決め、 新井選手はバットを折りながらの右打ちで福地選手を三塁に進めました。 一死一三塁から倉選手がまさかの3バントスクイズを投前へ決めました。 この回の攻撃は往年の広島野球を見ているかのような感じでしたね。
 野村選手は1安打で2000安打へあと35本。 ちなみに古田選手は1安打で2000安打へあと1本です。
 カード初戦の勝利は開幕カード以来。明日は大竹投手にがんばってもらって、 開幕カード以来のカード勝ち越しと行きたいですね。

ウエスタン情報

 試合結果

 先発デイビー投手は5回を5安打4失点。腰痛の森笠選手が復帰して2安打。

4月21日

今季初の大勝で勝率5割復帰

 対中日戦、先発黒田投手は2回表にアレックス選手に4号ソロを浴びて先制を許した。
 2回裏に中日先発小笠原投手を攻め、一死から前田選手の右前打の後、 新井選手が左翼席中段へ5号2ランを放って逆転。3回裏には緒方・嶋選手の短長打で無死二三塁とし、 ラロッカ選手の中犠飛で1点を追加。
 4回裏には野村選手の左前打の後、倉選手が左中間へ1号2ラン。 緒方選手の四球の後、嶋選手が右翼線へ適時二塁打して1点を追加。
 6回裏には金剛投手を攻め、一死から緒方・嶋選手の長短打で一三塁とし、ラロッカ選手の遊ゴロの間に1点。 前田選手が右翼線へ適時二塁打した後、新井選手が左翼席中段へ6号2ランを放った。
 8回裏には高橋聡投手を攻め、一死から新井・福井選手の連続二塁打で1点。 二死後、松本奉選手の死球で一二塁とし、尾形選手が中越えへ2点適時二塁打した。 広島打線は17安打で13得点を挙げた。
 先発黒田投手は5回表に谷繁選手に4号ソロ、7回表にアレックス選手に6号ソロを浴びたが、 8回を5安打3失点に抑えた。9回表はベイル投手が抑えた。
 13対3で大勝。広島は連敗を3で止め、勝率5割に復帰。3位に浮上。

 試合結果

 今季初の大勝ですね。勝つにしても負けるにしても胃の痛くなるような試合が続いていましたが、 ようやくすっきり勝ってくれました。初回が終わった時は投手戦になるかと思いましたが、 新井選手の逆転弾が導火線になりましたね。しっかり中押しと駄目押しができたのも良かったです。
 新井選手は2本塁打3安打4打点の活躍でお立ち台。新井選手が打つと盛り上がりますね。
 倉選手。打では試合の流れを完全に引き寄せる中押し2ラン。 守りでは3回表にピッチドアウトして荒木選手の盗塁を刺しました(セーフ臭かったですけど)。 点を取ったら取られるというのが前2試合の流れだったので、 ここでピンチの芽を摘み取ったのは大きかったと思います。
 黒田投手は8回を3失点。3発を浴びましたが、いずれもソロだったので、大事に至りませんでした。 完投できそうな感じでしたが、チームのことを考えると、 登板間隔の開いたベイル投手の調整登板は仕方ないでしょう。
 野村選手は2安打で2000安打へあと36本。 5回裏の倉選手の死球では、走者として出ていた二塁からマウンドへ血相を変えて向かっていきました。 倉選手が攻守に活躍していたこと、背中へまっすぐ向かっていった球筋、 二死二塁で敬遠かという状況を考えて、故意に狙ったものと思ったのでしょう。 あるいは単にこの試合3個目の死球ということで「多過ぎるじゃないか」ということだったのかも知れませんが。 両軍揉み合いになって警告試合になりました。
 幸いにも1日で勝率5割復帰。ズルズルと後退しなくて良かったと思います。 次はカード初戦を勝って、連勝・貯金と行きたいですね。

4月20日

3連敗、ついに借金生活へ

 対中日戦、初回にプロ初登板の中日先発川井投手を攻め、 嶋選手の左翼線二塁打とラロッカ選手の四球で二死一塁とし、前田選手の中前適時打で1点を先制した。
 先発佐々岡投手は丁寧な投球で3回まで無失点。しかし4回表にウッズ選手の5号ソロで同点とされた。
 4回裏に前田選手が中越えへ5号ソロアーチを放って1点を勝ち越し。
 しかし5回表に代打澤井選手に四球を与えた後、牽制球で澤井選手を誘い出したが、 野村選手が二塁へ悪送球して無死二塁のピンチ。一死三塁となった後、井端選手に適時打を浴びて同点。 佐々岡投手は5回を9安打2失点。
 同点のまま迎えた9回表、3番手永川投手が荒木選手の安打と盗塁などで二死三塁とされ、 立浪選手に適時二塁打を浴びて1点を勝ち越された。
 粘る広島は9回裏、岩瀬投手を攻め、新井・野村選手の連打で一死一二塁とし、 代打木村一選手の二ゴロで二死二三塁、一打サヨナラのチャンス。 しかし代打廣瀬選手はバットを一度もまともに振らず見逃し三振。
 2対3で敗戦。広島は3連敗で借金1。5位に後退。

 試合結果

 中日はローテの谷間で先発はプロ初登板の川井投手。 それが小刻みな継投にかわされて終わってみれば2得点のみ。投手陣は中日打線を3点に抑えたんですけど。 打線の不発が敗因ですね。
 佐々岡投手は5回を9安打されながらも2失点。しかも1失点は失策絡み。粘投でした。 ただし、これだけヒットを打たれると球数が増えて長い回は投げられないわけで、 そのあたりは問題かもしれません。
 長谷川投手は中継ぎで登板。7回表無死一二塁のピンチではどうなることかと思いましたが、 井端選手のバント失敗に助けられました。6連戦が始まるまでは中継ぎ起用ですかね。
 永川投手は決勝打を浴びて負け投手。球自体はかなりよくなっているように思いますので、 広池投手が調子を落としている現状ではセットアッパーとして頑張ってもらわないといけないでしょう。
 野村選手は1安打。2000安打へあと38本です。
 これでついに今季初の借金生活。どっぷりと浸かることのないよう、明日は黒田投手で必勝です。

4月19日

よく追いついたが…2連敗で貯金0

 対中日戦、初回に中日先発朝倉投手を攻め、尾形選手の中前打と緒方選手の四球で一二塁とし、 一死後、スタメン復帰のラロッカ選手が中前適時打して1点を先制した。 続く前田選手も中前適時打して2点目。
 先発高橋投手は直後の2回表に福留・アレックス選手の連打と森野選手への死球で一死満塁とされ、 谷繁選手に押し出し四球。朝倉投手に右邪犠飛を上げられて同点。
 4回表には福留選手に右翼場外への2号ソロを浴びて勝ち越された。 6回表にはアレックス選手に3号2ランを浴びて3点差とされた。
 2回裏以降、完全に立ち直った朝倉投手を打ちあぐねていた広島打線は6回裏に反撃開始。 ラロッカ選手の右前打と前田選手の左中間二塁打で一死二三塁とし、新井選手の右犠飛で2点差に。 7回裏には二死から尾形選手の左前打と緒方選手の二塁後方への二塁打で二死二三塁とし、 嶋選手が右前へ2点適時打を放って同点とした。
 しかし8回表、広池投手がウッズ選手への四球とアレックス選手の右前打で一死一三塁とされ、 梅津投手が高橋光選手の三ゴロの間に1点を勝ち越された。 さらに中堅に抜けた梅津投手の牽制球を緒方選手が失策して二死三塁とされ、谷繁選手に適時打を浴びた。 9回表にはロマノ投手が荒木選手の安打と盗塁などで二死三塁とされ、ボークで3点差とされた。
 広島打線は8回9回を岡本・岩瀬投手に完璧に抑えられた。
 5対8で敗戦。広島は2連敗で貯金0。4位に後退。

 試合結果

 打線は3点差をよく追いついたんですけどね。 7回裏二死満塁で一気に逆転できていればよかったのですが…。 あとは初回に2点取った後の一死二三塁のチャンスですか。
 ラロッカ選手がスタメン復帰し、2安打1打点。さすがです。守備では二塁に入りました。 いわゆる攻撃的なオーダーってやつですかね。 6回裏の走塁を見ると、スピードがなく、脚への不安は残っているみたいです。
 前日の発熱が不安視された嶋選手。7回裏にきっちり同点適時打を打ってくれました。 あの時はこれで行けると思ったんですけど。
 広池投手は負け投手になりました。いきなりウッズ選手に四球を与えたのは拙かったです。 調子が落ちているんでしょうね。開幕当初の信頼感は薄れてきました。
 ロマノ投手。荒木選手に全くの無警戒で盗塁され、ボークで失点。脱力しました。
 野村選手は1安打。2000安打へあと39本になりました。

高橋が出場選手登録

 高橋投手が出場選手登録された。

 味方の得点直後に失点したのは拙かったですが、5回3失点ならばまずまずの出来、 と思っていたら6回表に2失点。6回5失点では先発として合格点とは言えませんね。 前回の登板と同じような失点経過です。

4月18日

SATOの無責任先発予想

 19日から広島で中日3連戦。1日空けて松山でヤクルト2連戦。
 広島の先発は長谷川・佐々岡・黒田・小山田・大竹投手と予想します。 黒田投手は中5日になりますが、問題ないでしょう。
 中日の先発は朝倉・落合・中田投手でしょうか(追記:落合投手は登録抹消されてました) 。
 大混戦模様になってきているセ・リーグ。最低限勝率5割を確保しつつ、 少しずつでも貯金を増やしたいですね。

フェリシアーノが出場選手登録抹消

 フェリシアーノ投手が出場選手登録を抹消された。

 昨日の投球では抹消も仕方ないですね。 代わりに上がってくるのは天野投手?それとも高橋投手? (追記:高橋投手が先発復帰するようです)

嶋、発熱で練習休み

 嶋選手が発熱のため広島市民球場で行われた練習を休んだ。

 ひょっとして開幕直前の体調不良をまだ引きずっているのでしょうか?

パク・ヨンハファンミーティングに新井・尾形

 広島市民球場で行われた韓国スターのパク・ヨンハさんのファンミーティングに新井・尾形選手がゲスト出演し、 新球場建設たる募金への協力を呼びかけた。

 サンヒョクがユジンに振られて拒食症っぽくなって死にかけた時は「そりゃ反則だろ」と思いました。

4月17日

大竹自滅4回KO、3発及ばず

 対横浜戦、先発大竹投手は初回に3連続四球で無死満塁とされ、 佐伯選手の二ゴロ併殺の間に1点を先制された。
 1回裏、横浜先発加藤投手から尾形選手が左越えへ先頭打者本塁打を放って同点。
 しかし2回表に村田選手の2号ソロで勝ち越されると、 3回表にも石井選手への四球と金城選手の安打などで一死一三塁とされ、 佐伯選手に適時打されて1点。多村選手の安打で一死満塁とされた後、ウィット選手の犠飛で3点差とされた。
 3回裏、嶋選手が中越えへ3号2ランを放って1点差としたが、 4回表に相川選手に1号ソロを浴びて2点差とされた。大竹投手は4回を6安打4四球5失点でKO。
 6回表にもロマノ投手が多村選手に3号ソロを浴びた。 8回表にはフェリシアーノ投手が連続四球と犠打で一死二三塁とされ、金城選手に2点適時打を浴びた。
 広島打線は4回以降立ち直った加藤投手から得点できず。 8回裏に3番手ホルツ投手から新井選手が左越えへ4号2ランを放ったが、反撃もそこまで。
 5対8で敗戦。広島の貯金は1。

 試合結果

 大竹投手は制球が悪かったですね。いつものことですが、力みまくっているように見えました。 一昨日の黒田投手と昨日の小山田投手の力の抜け具合を見ているだけに、余計そんな風に見えました。 力投が大竹投手の持ち味ですから、力を抜けば良いってものでもないんでしょうけど、 もう少し何とかならないのかなと思いました。
 野村選手は1安打。2000安打へあと40本です。
 ラロッカ選手ですが、昨日今日と試合前の守備練習は行っていました。
 ベースボールドッグのミッキー君ですが、今日はちょっと失敗してしまいました。 審判ではなく倉選手へ球を運んでしまいました。 審判の立ち位置が本塁近くでなかったのが原因のようでした。

ウエスタン情報

 試合結果

 連敗を6でストップ。先発した小島投手は5回1失点でウエスタン初勝利。おめでとうございます。
 吉田選手が3安打。

4月16日

小山田2安打完投勝利!野村満塁弾で援護!

 対横浜戦、先発小山田投手と横浜先発土肥投手の投げ合いで4回まで両軍無得点。
 5回裏に倉選手の左前打と小山田選手の犠打で二死二塁とし、 尾形選手が中前へ先制適時打を放ち、17イニングぶりの得点を挙げた。
 6回裏には嶋選手の死球と盗塁、前田選手の投前内野安打と新井選手の右前打で一死満塁のチャンス。 ここで野村選手が右翼席へ1号満塁弾を放って5点をリードした。
 小山田投手は丁寧な投球で8回まで横浜打線をわずか1安打に抑え込んだ。 完封目前の9回表一死から佐伯・多村選手に連続四球を与えた後、 ウィット選手に中越えへ2号3ランを許した。しかし後続を抑えて完投勝ち。
 5対3で勝利。広島は引き分けを挟んだ2連勝で貯金2。

 試合結果

 小山田投手、最後は惜しかったですね。1安打完封勝利をやってくれるかと思ったのですが、 最後に一発を浴びてしまいました。 ヒーローインタビューでも「真っ白になった」と、一発を浴びたことを相当悔やんでいる様子でした。 ま、でも、9回2安打3失点で完投勝利ですから胸を張って良いと思います。
 これで日曜日の大竹投手からのローテ一回りはいずれの先発投手も好投しました。 先発投手陣の安定は長いシーズンを戦う上で重要ですから、非常に良い傾向ですね。
 序盤は昨日の試合の続きをやっているような感じでしたが、 均衡を破ったのは尾形選手。前の打席で死球を受けていて、 「内角には来ない」という読みで打った一打だそうです。左投手を苦にしないところも良いですね。
 そして今日の打のヒーローは野村選手。6回裏一死満塁からライナーで右翼席へ本塁打。 私、思わず「バンザイ」をしてしまいました。2000安打へはあと41本です。

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 試合結果

 林投手が序盤6失点でKO。6連敗。