カープ日記
４月１５日
黒田・三浦譲らずスコアレスドロー
対横浜戦、先発黒田投手と横浜先発三浦投手の投手戦。
４回裏二死から嶋選手の中前打と前田選手の四球で一二塁としたが、新井選手が捕邪飛に倒れた。
６回裏二死から緒方選手の右前打と嶋・前田選手の連続四球で満塁としたが、新井選手が中飛に倒れた。
９回裏には嶋選手の左前打と新井選手の中前打で一死一二塁としたが、野村・浅井選手が倒れた。
結局三浦投手に９回を零封された。
黒田投手は変化球を多めにした丁寧な投球で好投。３回表二死二塁では石井選手を投ゴロに抑えた。
８回表に先頭村田選手に左前打されたが、相川選手のバントを自らの好守備で二封。ピンチを未然に防いだ。
結局１０回をわずか３安打に抑えて零封した。
両軍救援投手陣も踏ん張り、延長１２回両軍得点なし。
０対０で引き分け。
試合結果
エース同士の素晴らしい投手戦でしたね。野球でスコアレスドローは滅多に見られません。
前回不甲斐ない投球をした黒田投手でしたが、
今日は好投しました。投球フォームに無駄な力みがなかったように思います。
今日のような投球を次回からも続けてほしいと思います。
いつもならば、打線が黒田投手を見殺しにしたと責めるところですが、
三浦投手も抜群の出来でしたから、仕方ないのかなと思います。
三浦投手は好投しながらも援護がない試合が続いていますので、敵ながら少し気の毒な気もしました。
緒方選手がスタメン復帰。２安打しました。
ラロッカが天谷に代わり出場選手登録
天谷選手が出場選手登録を抹消され、ラロッカ選手が出場選手登録された。
ラロッカ選手は１１回裏二死から代打で登場。投ゴロに倒れました。
サヨナラ本塁打を期待したんですけど。
４月１４日
ラロッカが一軍練習に合流
ラロッカ選手が広島市民球場で行われた一軍練習に合流した。
二塁での守備練習も行った。１５日にも一軍登録される見込みで、代打での復帰が濃厚。
ラロッカ選手はもともと二塁守備も悪くなかったですし、日本人二遊間にこだわらないならば、
ラロッカ選手の二塁もありかなと思います。
「日本人二遊間にこだわらない」というのは大きな方針転換という気はしますけど。
ラロッカが２団体へ寄付
ラロッカ選手がリトルリーグ中国連盟と日本ダウン症協会広島支部に対して寄付を行う。
リトルリーグ中国連盟へは１打点につき５０００円を積み立てて合計金額で購入した野球ボールを寄付する。
日本ダウン症協会広島支部へは１本塁打につき１万円を寄付する。
また、第６回ＴＳＳ旗争奪リトルリーグ中国連盟卒団記念大会の優勝チームを公式戦に招待する。
せっかくですから、たくさん本塁打を打って、たくさん打点を挙げてもらわないといけませんね。
カープＯＢ福士敬章さんが死去
元広島投手の福士敬章さんが１３日死去した。５４歳。
福士さんは１９７７年から６年間カープに在籍し、５８勝を挙げてリーグ優勝に貢献。
１９８０年には最優秀勝率のタイトルを獲得。
日本シリーズでも活躍し、１９７９年と１９８０年の２年連続日本一
に貢献した。日本での通算成績は３３９試合９１勝８４敗９セーブ防御率３．６８。
韓国プロ野球では最多勝にも輝いた。
カープ黄金時代にローテの軸として活躍していたという記憶があります。ご冥福をお祈りします。
ブレイザー元コーチが死去
１９７８年に広島のコーチを務めたドン・ブレイザー氏が米アリゾナ州で死去した。７３歳。
訃報が続きます。ご冥福をお祈りします。
ウエスタン情報
試合結果
序盤の大量リードを守れず、逆転で５連敗。先発河内投手は６回途中６失点。
甲斐選手が３安打６打点。比嘉選手も３安打。
４月１３日
ミス合戦、乱戦制して貯金１
対中日戦、先発佐々岡投手は２回裏に森野選手への四球と谷繁選手の安打などで二死二三塁とされ、
荒木選手を二ゴロに抑えたが東出選手が一塁へ低投して野村選手が後逸。２点を先制された。
さらに荒木選手の盗塁と倉選手の二塁悪送球で二死三塁とされ、井端選手の適時打で３点目。
広島打線は５回表に中日先発落合投手を攻め、野村選手の四球と倉選手の左前打で無死一二塁とし、
一死後、尾形選手の左翼線適時二塁打で１点を返した。さらに東出選手の右前適時打、
新井選手の右犠飛で同点とした。
６回表には前田選手が石井投手から右中間への３号ソロアーチで勝ち越したが、
６回裏に広池投手が二死から英智選手への四球と暴投の後、谷繁選手に適時二塁打を浴びて同点。
８回表には岡本投手を攻め、木村拓選手の四球と野村選手の中前打で無死一三塁とし、
中越え適時短打で１点を勝ち越した。９回表にも高橋聡投手を攻め、
前田選手が中堅左へ４号ソロアーチを放った。木村拓選手の右前打の後、
代打廣瀬選手が中越え適時二塁打を放って３点をリードした。
９回裏は守護神ベイル投手が登板。先頭英智選手へ死球を与え、一死後、
代打渡邉選手に適時二塁打を浴びて２点差。荒木選手の左前打を廣瀬選手が後逸する適時失策で１点差とされ、
なおも一死三塁のピンチ。井端選手にはスクイズを決められて同点とされた。
１０回表、平井投手を攻め、二死から嶋選手の遊ゴロを井端選手が一塁悪送球。捕逸で二死二塁とし、
代打浅井選手が左中間へ適時二塁打を放って１点を勝ち越した。
その裏、ロマノ投手は二死から四球を与えたが、谷繁選手を抑えて来日初セーブを挙げた。
８対７で勝利。広島は貯金１。
試合結果
両軍ともミスが出まくった試合でした。守備のミス、バントミス、走塁ミス。
これで負けていたらちゃぶ台をひっくり返していたところでした。
尾形・東出選手の１・２番コンビは揃って３安打猛打賞。前田選手は２本塁打。倉・廣瀬選手は２安打。
嶋選手は２安打と２度の美技。そして浅井選手は決勝打。好プレーもたくさんありましたけどね。
ベイル投手は抑えに失敗。３点リードしていたので安心していたんですけど。
投げられる状態であることにはひと安心ですが、今後に不安を抱かせる投球でした。
野村選手は１安打。２０００安打へあと４２本です。
ロマノが来日初セーブ
ロマノ投手は１点リードの１０回裏に登板。１四球を与えたが無失点で切り抜け、来日初セーブを挙げた。
おめでとうございます。
ウエスタン情報
試合結果
デイビー投手の３回６失点で４連敗。比嘉選手が３安打。
４月１２日
拙攻合戦、また初戦黒星
対中日戦、初回に中日先発朝倉投手を攻め、尾形・東出・新井選手の３連打で無死満塁の大チャンス。
しかし嶋選手の二ゴロ併殺の間に１点を先制したのみ。
その後も７回表まで毎回得点圏に走者を進めたが、決定打が出ず。
先発長谷川投手は３回裏に荒木・井端選手への連続四球と立浪選手の安打で無死満塁とされ、
ウッズ選手の遊ゴロ併殺の間に同点とされた。
長谷川投手はその後も制球に苦しみながらも何とか粘って６回まで無失点。
しかし７回裏に代打井上選手の二塁打などで一死三塁のピンチ。
ここで井端選手の遊ゴロをバックホームを焦った尾形選手が後逸する失策で１点を勝ち越された。
８回裏には一死からフェリシアーノ投手が１四球を挟む２安打で満塁とされ、
梅津投手が英智選手に犠飛を上げられて２点差とされた。
広島打線は朝倉投手の後を高橋聡・平井・岩瀬投手とつながれて得点できなかった。
１対３で敗戦。広島は３カード連続初戦黒星で貯金０。
試合結果
長谷川投手。よく粘ったと褒めるべきか、
あれだけボール先行で四球を出したのでは野手のリズムが悪くなると貶すべきか、微妙ですね。
ただ、内容はともかく、７回２失点と結果は良かったので、ローテには残りそうな感じです。
追加点を与えたフェリシアーノ投手。かなり粘られていました。決め球がないのが苦しいですね。
打線は山ほどあったチャンスで残塁の山。そこそこ得点を取れていた時から懸念されていた拙攻癖ですが、
ついにスミ１。今日は嶋・木村拓選手あたりがブレーキでしたかね。
野村選手は１安打。２０００安打へあと４３本。１０日の欠場はやはり休養日とのことで、
移動日前日に休むと２日連続で休めるからとか。
緒方が代打で復帰
左脇腹痛だった緒方選手が９回表無死一塁の場面で代打で出場。三ゴロに倒れた。
戦列復帰おめでとうございます。早くスタメンで出場できるようになるといいですね。
４月１１日
SATOの無責任先発予想
１２日からナゴヤドームと豊橋で中日２連戦。１日空けて広島で横浜３連戦。
広島の先発は長谷川・佐々岡・黒田・小山田・大竹投手と予想します。
長谷川投手はローテ生き残りがかかっていますし、
初戦に勝って勢いをつけたいところなので、奮起を期待します。
中日の先発は中田・朝倉・落合投手のうちから２人ではないかと思われます。
緒方、１２日からの復帰濃厚
左脇腹痛の緒方選手が１２日の中日戦から代打で復帰することが濃厚となった。
戦力に一枚厚みが加わりますね。
奥田民生さんとのコラボチケット発売
広島球団はミュージシャンの奥田民生さんとのコラボレーションチケット
「OT Rock Seat 2005」を発売した。対象は７月５，６，７，２９，３０，３１日の横浜戦。
Ａ指定席、「民生坊や（首振り人形）」、「民生弁当」のセットで４７００円。
民生ファンならばぜひとも「民生坊や」は手に入れたいのではないでしょうか。
４月１０日
守護神不在、永川で逃げ切る
対ヤクルト戦、２回裏にヤクルト先発石堂投手に集中砲火。
前田選手の右中間への２号ソロで先制すると、木村拓・新井選手の短長打で無死一三塁のチャンス。
一死後、大竹投手がスクイズを決めて２点目。尾形選手が中前適時打を放って３点目。
東出選手が右中間二塁打で続き、浅井選手が左前へ２点適時打を放って石堂投手をＫＯ。
この回大量５点を挙げた。
先発大竹投手は毎回のように走者を許しながらもＭＡＸ１５１キロの直球を軸に粘投。
しかし３回表二死一塁から岩村選手の右翼右への適時二塁打で１点を返された。
７回表には青木選手への四球と土橋選手の安打などで二死一三塁とされ、ラミレス選手の適時打で３点差とされた。
さらにユウイチ選手の安打で満塁とされたが、古田選手を抑えた。大竹投手は７回を８安打２失点。
８回表は広池投手が２四球を出しながら抑えた。９回表も広池投手が続投。
土橋選手の１号ソロで２点差とされ、尾形選手の失策、古田選手の安打、代打小野選手への四球で二死満塁のピンチ。
ここで救援した永川投手が城石選手を空振り三振に抑えて逃げ切った。
５対３で勝利。広島は連敗を２で止めて貯金１。
試合結果
３点リードの９回表。当然ベイル投手が登板するものと思いましたが、広池投手の続投。
ピンチが広がっても広池投手の続投。そして二死満塁となって登板したのが永川投手。
ベイル投手に登板できない事情があったようですね。故障か、それとも風邪などの体調不良か。
長期離脱にでもなろうものならば、チーム戦術は大きな変更を余儀なくされます。とても心配です。
広池投手は登板直後の８回表にも２四球を出すなど、ボール先行でストライクを取るのに四苦八苦していました。
ベイル投手不在で自分が何とかしなければというプレッシャーがあったのかも知れませんね。
永川投手は今季初セーブ。今日のように逃げ場のない場面だと力を発揮してくれるかも知れないと、
比較的落ち着いて見ていられました。今日の成功を自信にして復活してくれると、「瓢箪から駒」なのですが。
大竹投手は今季初勝利。１５０キロを連発していました。やや荒れ気味で四球も多かったですが、
要所を締めました。５回表無死一三塁でクリーンアップを抑えたのが大きかったですし、
７回表も同様のピンチを１失点に抑えました。ようやく先発投手が先発投手らしい仕事をしてくれました。
打線は東出・浅井・倉選手がスタメン。２回裏に見事な集中打。
大竹投手のスクイズで２点目を取って二死になったところから、
もう一押ししたのが良かったです。
３回以降に追加点を奪えなかったことが最終的には苦戦の原因になりましたが。
野村選手は欠場。開幕から出ずっぱりでしたので、休養日だったと思われます。
ベイル、首の違和感で登板回避
ベイル投手は首に違和感を訴えたため、登板を回避した。
だそうです。大したことがなければよいですが…。
大竹がプロ初打点
大竹投手は２回裏一死二三塁で石堂投手からスクイズを投前へ決め、プロ初打点を記録した。
おめでとうございます。一昨日、昨日とヤクルトにスクイズを決められていましたが、やり返しました。
ミッキー、公式戦初登板
ベースボールドッグのミッキーが公式戦に初登場。
３回裏と５回裏終了時にカゴに入ったボールを審判に運んだ。
プロ野球の歴史に新たな１ページが刻まれました。
ウエスタン情報
試合結果
ウエスタン初先発の小島投手が３回裏に大量６失点で逆転負け。阪神に３タテ食らう。
４月９日
投壊、守乱、拙攻
対ヤクルト戦、初回に尾形選手がヤクルト先発高井投手から右中間へ先頭打者本塁打を放って１点を先制した。
先発小山田投手は３回表に城石選手の左前打と野村選手の失策などで一死一三塁とされ、
青木選手の適時打で同点とされた。
さらに岩村選手の安打で一死満塁とされ、ラミレス選手の適時打で２点を勝ち越された。
４回表にも古田選手への四球と尾形選手の失策などで一死一三塁とされ、
高井投手の適時打と宮本選手のスクイズで４点差とされた。小山田投手は５回を８安打５失点。
７回表には佐竹投手が岩村選手に安打された後、梅津投手が救援したが、
新井選手の失策と真中選手への敬遠四球などで二死満塁とし、
城石選手に３点適時二塁打を浴びて７点差とされた。
広島打線は毎回走者を出塁させたが決定打が出ず。
８回裏に嶋選手が坂元投手から右中間へ２号ソロを放って１点を返したのみ。
２対８で敗戦。広島は２連敗で貯金０。
試合結果
今日は守備が乱れましたね。これまでは守備の破綻はなかったのですが…。
立ち上がりまずまずの出来だった小山田投手のリズムを崩してしまいました。
小山田投手は守備に足を引っ張られた気の毒な面がありましたが、
ここぞという場面での粘りが足りませんでした。
打線は拙攻。ヤクルトが１２安打で８得点なのに対し、広島は１１安打で２得点。
その２得点もソロアーチ２発によるもの。ボール球をしっかり見逃していれば序盤で高井投手を潰せたはずです。
野村選手は１安打。２０００安打へあと４４本です。
しかし今日は高井投手にキリキリ舞いさせられて、反撃機でブレーキになりました。
フェリシアーノ、上村に代わり出場選手登録
上村選手が出場選手登録を抹消され、フェリシアーノ投手が出場選手登録された。
倉選手は試合前の守備練習を行っていました。首痛は大丈夫なようですね。
フェリシアーノ投手はさっそく登板。球速は落ちたが、制球が良くなったとのこと。
登板過多で疲れている中継ぎ投手陣の救世主になってくれると良いですね。
ウエスタン情報
試合結果
林投手は６回を７安打４失点（自責点０）。救援した田中投手がウエスタン初黒星。
４月８日
どうした黒田！４回途中６失点ＫＯ
対ヤクルト戦、初回にヤクルト先発石川投手を攻め、尾形・廣瀬選手の長短打で無死一三塁とし、
新井選手の遊ゴロ併殺の間に１点を先制した。
しかし先発黒田投手は２回表に鈴木選手の安打と古田選手への四球の後、
真中選手に適時二塁打を浴びて同点とされた。さらに一死後、石川投手のスクイズで１点を勝ち越された。
２回裏、二死から野村選手の二塁内野安打の後、木村一選手が左越えへ１号逆転２ランを放った。
しかし３回表、二死からラミレス・鈴木選手への死四球の後、古田選手に適時二塁打を浴びて同点とされた。
さらに真中選手の適時打で１点を勝ち越された。
４回表には宮本選手の二塁打、青木選手への四球、岩村選手の安打で一死満塁のピンチ。
二死後、鈴木選手へ押し出し四球、古田選手の適時打で３点差とされた。黒田投手は４回を投げ切れずＫＯ。
６回表には永川投手が２奪三振で二死とした後、ラミレス・鈴木選手に短長打を浴びて４点差とされた。
粘る広島は６回裏一死から嶋選手の中越え二塁打の後、前田選手の左前適時打で３点差。
７回裏には河端投手を攻め、代打東出・尾形選手の連打で無死一三塁とし、
廣瀬選手の中犠飛で２点差に迫った。
９回裏は五十嵐投手を攻め、２四球で二死一二塁のチャンスを作ったが、新井選手が倒れた。
５対７で敗戦。
試合結果
最終回は新井選手に一発が出ればサヨナラ勝ちの場面でした。
また劇的な勝利で感涙させてくれるかと期待したのですが、さすがにそう何度も奇跡は起きませんね。
誤算は黒田投手。開幕戦の出来を考えると、好投してくれるものと安心しきっていました。
今日は中継ぎ投手陣も休めると思っていたのですが…。制球が悪かったようで、散々な出来でした。
救援投手陣は永川投手の１失点のみとまずまず。佐竹投手は二死満塁の場面を抑えてくれました。
永川投手は今日は出来がいいなと思っていたら、二死からあっさり失点。もったいなかったです。
ロマノ投手も四死球がありましたが、まずまず。最後はベイル投手が登板しましたが、
登板間隔が開きすぎないようにするための調整登板でしょう。
「中継ぎ投手陣が不安だ不安だ」と言っていましたが、これまでの成績を見ると、
先発投手陣も頭数が揃っているだけという状態ですね。投手陣の奮起を期待します。
打線は１３安打と相変わらず好調なのですが、
３併殺に走塁ミスもあって効率の悪さも相変わらずという感じでした。
野村選手は２安打。２０００安打へあと４５本です。
天谷、高橋に代わり出場選手登録
高橋投手が出場選手登録を抹消され、天谷選手が出場選手登録された。
来週からの週５試合で、とりあえず先発ローテから外れたのは高橋投手でした。
再調整ということで故障ではないようですが、実際はどうなのでしょうか？
天谷選手はさっそく代走で出場し、盗塁を決めています。
ウエスタン情報
試合結果
ＧＡＯＲＡで中継がありました。
先発玉山投手は３回を１２安打１４失点と散々な出来。特に２回裏は７安打６四死球で９失点。
二軍は選手育成が第一の目的なので３回まで続投でしたが、一軍だと２回途中で交代だったでしょう。
球威・制球とも不足しているという感じですね。
仁部投手は２回を３安打３失点。１イニング目は小気味良く２奪三振でピシャリと抑えたのですが…。
サイドに変えたという投球フォームは、腕が大きく横から出てくる感じではなく、
スリークォーター気味のサイドという感じでした。
カーブを投げるときに腕が少し下がる感じで、
素人目に見ても、直球の時とはフォームが変わってしまっていました。
小島投手はウエスタン初登板。１回を１安打無失点。
きれいなフォームのオーバースローです。
天野投手は１回１安打無失点。３月３０日の試合で投球中に右手人差し指に裂傷を負ってしまったそうです。
球の切れがもう少し出てくると一軍も見えてくると思います。
横山投手は１回１安打無失点。いいカーブが１球ありましたが、直球に往年の球威はないですね。
打者では末永選手の左方向への打撃が目立ちました。
初球からどんどん打っていく積極性もオープン戦の時のままです。
好調の山本芳選手にも注目してみたのですが、
グリップをやや大きく後ろに引く動作でタイミングを取っていました。
安打は中前へのポテンヒット１本でした。
最終打者は横山投手。野手が残っておらず代打が出ませんでした。
栗原選手ら今日出場していない野手はなんらかの故障を抱えているということのようです。
ミッキーがベースボールカードに
ベースボールドッグのミッキーが「カルビー２００５プロ野球チップス」の
ベースボールカードに登場することになった。
ミッキーくん、話題になっていますね。
４月７日
浅井が決めた！シーソーゲームを逆転サヨナラ勝ち！
対阪神戦、先発高橋投手は初回に赤星選手の三塁打の後、藤本選手の犠飛で１点を先制された。
２回表には矢野選手の適時打で２点差とされた。
広島打線は２回裏に阪神先発井川投手を攻め、一死から木村拓選手の左中間二塁打をきっかけに二死三塁とし、
木村一選手の二塁適時内野安打で１点を返した。３回裏には尾形選手が右越えへ１号ソロを放って同点。
４回裏には前田選手が右中間へ１号ソロを放って１点を勝ち越した。
３回表以降立ち直っていた高橋投手は、
６回表二死からスペンサー選手に２号ソロを浴びて同点とされた。
さらに矢野選手に１号２ランを浴びて勝ち越された。
粘る広島は６回裏に新井選手の四球と嶋選手の左前打で無死一二塁とし、
前田選手の右前適時打で１点差とした。さらに木村拓選手の中前適時打で同点とした。
二死一三塁となった後、福井選手の三ゴロが敵失を誘って１点を勝ち越した。
７回表に佐竹投手がシーツ選手に３号逆転２ランを浴びた。
粘る広島は、その裏、藤川投手から廣瀬選手の三塁内野安打と牽制悪送球で無死三塁とし、
一死後、ウィリアムス投手から嶋選手が右犠飛を上げて同点とした。
９回表に広池投手が一死一塁からシーツ選手に４号２ランを浴びて勝ち越された。
粘る広島は９回裏に久保田投手を攻め、新井選手の中前打の後、
嶋選手が右中間へ１号２ランを突き刺して同点。前田選手の右前打の後、木村拓選手の犠打で一死二塁。
野村選手が敬遠された後、木村一選手が左前打して一死満塁のチャンス。
ここで代打浅井選手が中前適時打を放ってサヨナラ勝ち。
１０対９で勝利。広島は連敗を２で止めた。
試合結果
すごい試合でしたね。最後まであきらめない姿勢が劇的な勝利をもたらしました。
「もうだめだ」と何度も思った私を許してください。
シーツ選手の２ランで２点をリードされた９回裏。
新井選手が技ありの中前打。
そして嶋選手の待ちに待った第１号アーチが同点弾となって右中間スタンドに突き刺さりました。
さらに一死満塁と攻め、浅井選手が中前へ歓喜のサヨナラ打。
ここぞという時の浅井選手の勝負強さはさすがですね。浅井さまさまですわ。
故障者続出で苦しいチーム状況の中、嶋・前田選手が復調気配なのは心強いですね。
打線に芯が通れば得点力もアップします。
首痛の倉選手の代わってスタメンマスクをかぶった木村一選手も２安打１打点の活躍。
代役選手の活躍という流れは続いているように思えます。
それだけ選手層は厚くなっているということでしょう。
一方の投手陣。これで３試合連続の９失点。高橋投手は６回表の３失点さえなければ良かったのですが…。
もったいなかったです。
終盤は中継ぎ陣がシーツ選手に２発を浴びました。これでこの３連戦は１３打数８安打３本塁打１０打点。
攻め方の研究はしているのでしょうが、狙ったところへ投げることができていないんでしょうね。
最終的には無駄打ちさせた形になったので少しは溜飲が下がりましたが、何とかしないといかんでしょう。
今日負けてしまうと開幕３連勝の熱気が冷めてしまいそうな気がしていたのですが、
今日の劇的な勝利でまた燃えてきました。打線はこの調子で、投手陣はもう少し踏ん張って、
ヤクルトを迎え撃ちましょう。
祝！梅津がプロ入り初勝利
９回表二死無走者、２点リードされた場面で登板した梅津投手は今岡選手に死球を与えたものの、
スペンサー選手を三ゴロに抑えた。９回裏に逆転勝ちしたため、プロ入り初勝利を記録した。
プロ入り初勝利おめでとうございます。
広池がプロ初盗塁、ナインに点火
広池投手は８回裏二死から内野安打で出塁し、二盗を決め、プロ入り初盗塁を記録した。
広池投手はこの闘志溢れるプレーの後にシーツ選手に被弾。
広池投手はベンチでタオルに顔をうずめていました。そしてその後の逆転サヨナラ劇。
広池投手の闘志が、このままで終われるものかとナインのハートに火をつけたのだと思います。
感動的でした。
参考（投手の盗塁）：ブロック投手、
紀藤投手
森笠が腰痛で出場選手登録抹消
森笠選手は６日の阪神戦での走塁中に腰に違和感を感じて途中交代。
病院で検査を受けた結果、「疲労性腰痛」と診断された。森笠選手は出場選手登録を抹消された。
昨日の交代は右左の問題ではなく、そういう理由があったんですね。
好調で、緒方選手の代わりになってくれそうだったので残念です。
上村が出場選手登録
上村選手が出場選手登録された。
倉選手が６日のプレーで首筋を痛めてスタメン落ち。
上村捕手が登録されたということは、しばらくは出場できないのかも知れませんね。
４月６日
２連敗、開幕３連勝の勢いは？
対阪神戦、先発佐々岡投手は初回一死三塁からシーツ選手の適時打で１点を先制された。
広島は２回裏に阪神先発太陽投手を攻め、新井選手の中堅左への３号ソロアーチで同点。
野村・倉選手の連打の後、佐々岡投手の右前適時打で１点を勝ち越した。
しかし３回表一死一三塁から金本選手の投手強襲適時内野安打で同点。
５回表には二死一二塁から今岡選手の１号３ランで３点をリードされた。
佐々岡投手は５回５失点でＫＯ。
６回表にロマノ投手が藤本選手の適時二塁打で４点差とされたが、
その裏に広島打線も反撃。吉野投手を攻め、代打廣瀬選手の左翼線二塁打の後、
前田選手が中前適時打を放って３点差。代わった藤川投手から新井選手が左前打で続き、
野村選手のあわや二塁内野安打かという打球で二死一三塁とした後、
代打浅井選手の中前適時打で２点差とした。
７回表からは広池投手を投入。しかし８回表二死無走者から５連打を浴びて３失点。駄目押しされた。
４対９で敗戦。広島は２連敗。
試合結果
この試合で一番痛かったのは、
セットアッパーと目される広池投手を負けている場面で投入した上に打たれてしまったこと。
勝ちパターンが見えなくなってしまったという印象です。
負けている場面での広池投手の起用自体に賛否両論あるでしょうが、
６回裏に２点を返して逆転の目があるという読みだったのでしょうし、
中継ぎ投手陣全体の負荷分散という意味もあったのでしょう。
広池投手は次回の登板でしっかり抑えて首脳陣の信頼を回復することが重要でしょう。
打線は１２安打で４得点と効率が悪いですね。そんな中、前田選手の今季初適時打、
浅井・廣瀬選手の今季初安打、新井選手の本塁打王あたりは明るい話題でしょうか。
守りでも良い場面があって、
３回表、今岡選手の中前打で本塁に突入したシーツ選手を刺した森笠選手、
そして脳震盪を起こしながらブロックした倉選手。
８回表、町田選手の左前左へのライナーをダイビングキャッチした前田選手。
点差が開いていても全力プレーを見せてくれました。
野村選手は２安打。２０００安打へあと４７本です。
これで２連敗。確かにこの２試合、阪神強しという印象を持ちました。
しかし何とか３連敗だけは阻止してもらいたいです。開幕３連勝の勢いが完全に死んでしまいますから。
緒方が左脇腹痛で欠場
緒方選手が左脇腹痛のため欠場した。
緒方選手、絶好調だっただけに痛いです。長引かなければいいですが…。
代役の森笠選手は２打数２安打。打率１０割です。
第３打席では左の吉野投手が相手ということで代打を出されてしまいました。
森笠選手はオープン戦では左投手も打っていたという印象があったので、
つまらない采配をすると思って腹を立てていたのですが、
代打に出た廣瀬選手が今季初安打となる二塁打。ま、これはこれで良かったのかなと…。
澤崎が出場選手登録抹消
澤崎投手が出場選手登録を抹消され、佐々岡投手が出場選手登録された。
巨人戦で元木選手に２点適時打を打たれたのが決め手になったということなんでしょうね。
ウエスタン情報
試合結果
連敗を３でストップ。河内投手は７回３安打自責点１とまずまず。
比嘉選手が３安打猛打賞。白濱選手がウエスタン初安打初打点。おめでとうございます。
４月５日
長谷川！なんじゃそのピッチングは！
地元開幕戦となった対阪神戦、先発長谷川投手は初回にシーツ選手に２号ソロを浴びて１点を先制された。
さらに２回表には鳥谷選手の安打、矢野選手への四球、下柳投手の犠打が内野安打になって無死満塁のピンチ。
赤星選手への押し出し四球で失点。一死後、シーツ選手への押し出し四球で失点。
金本選手に２点適時打を浴びた後、今岡選手の右邪犠飛でこの回計５失点。
広島打線は阪神先発下柳投手をうちあぐねていたが、４回裏に緒方・嶋選手の連続二塁打で１点を返した。
しかし５回表に佐竹投手がスペンサー・鳥谷選手の連続二塁打で再び６点差とされた。
６回裏一死から緒方・嶋選手の連続二塁打で１点を返した。
しかし８回表に永川投手が二死二三塁からシーツ選手に２点適時打を浴びて駄目押しされた。
２対９で敗戦。広島の連勝は３でストップ。
試合結果
広島市民球場へ行ってきました。今季公式戦初観戦が面白くない試合になってしまいました
今日は長谷川投手ですね。
この１戦に佐々岡投手でなく長谷川投手を起用したということは、
それだけ首脳陣の期待の大きさがうかがえるわけですし、私も今年こそやってくれると期待していました。
確かにオープン戦前半の好調ぶりから、開幕へ向けて調子は下降線でしたが、
ここまで不様な投球を見せられるとは思いませんでした。
２回表の２つの押し出し四球を含む３四球は頂けません。内容が悪すぎます。
次節からは週５試合がしばらく続きますから先発投手は５人で十分。
ひょっとすると佐々岡投手が登録される時に抹消されるのは長谷川投手になるかも知れません。
（追記：安仁屋コーチは「もう１回チャンスはある」）。
しかし先発投手が序盤で崩れたことで、中継ぎ投手のテストはできました。
これまで登板のなかった永川投手。球速はかなり出ていましたが１回３安打２失点。
現時点でセットアッパーは厳しそうです。
打線。ようやく嶋選手に安打が出ました。２安打２打点。
無安打のプレッシャーからは解放されましたので、
これをきっかけに昨年のような猛打が戻ってくるといいですね。
緒方・嶋選手の連続二塁打が２度出て２点を取りましたが、
それ以外の安打が倉選手の２安打と松本奉選手の１安打のみということで、
打線がほとんどつながりませんでした。
特に緒方・嶋選手の連打の後に前田・新井選手に１本出ていればもう少し試合が面白くなったでしょう。
今季初出場の松本奉選手が代打で出場。ファールで粘った末に左前打を放ちました。
明るい話題のひとつです。
梅津がプロ初登板
ルーキー梅津投手が６回表にプロ入り初登板。
２イニングを１安打無失点に抑える好投で上々のデビューを果たした。
初登板おめでとうございます。芯を食った当たりも２〜３本ありましたが、
２回１安打無失点は上々のデビュー。このまま成功を続ければ良い場面で起用されるようになるでしょう。
ラロッカが出場選手登録抹消
左太もも肉離れのラロッカ選手が出場選手登録を抹消され、長谷川投手が出場選手登録された。
最短期間で戻ってきてくれるとよいのですが…。
ウエスタン情報
試合結果
フェリシアーノ投手とデイビー投手の継投で中日打線を４安打２失点に抑えるも、打線が不発。
４月４日
ラロッカ全治２週間
左足太もも裏を痛めたラロッカ選手が病院で検査を受けた結果、
「左足ハムストリング肉離れ」で全治２週間と診断された。出場選手登録を抹消される見込み。
痛いですね。癖になっている感じなので再発防止の手立てがあると良いんですが…。
SATOの無責任先発予想
５日から広島で阪神３連戦、ヤクルト３連戦。計６連戦。
広島の先発は佐々岡・高橋・長谷川・黒田・小山田・大竹投手と予想します。
地元開幕ということで初戦はベテラン佐々岡投手と予想しました。
佐々岡・長谷川投手を登録するために２人登録抹消しなければいけないのが頭の痛いところ。
３戦目に長谷川投手を持ってきたのは、１・２戦で不出来な中継ぎ投手を見極めるためです。
黒田・小山田・大竹投手を中５日で起用して、ヤクルト戦の３戦目に６人目を登録する手もありますが…。
開幕３連勝の勢いを本物にするために今節はぜひ勝ち越したいですね。
ミッキーくん、公式戦にも登場
ベースボールドッグのミッキーの公式戦登場試合が正式に発表された。
４月１０日、１７日、５月２１日、７月１０日。
いずれも企画を持ち込んだテレビ新広島の中継日だそうです。
４月３日
新井通算１００号本塁打は逆転弾！開幕３連勝！単独首位！
対巨人戦、初回に巨人先発久保投手を攻め、尾形・木村拓選手の連打で無死一二塁とし、
緒方選手が左前適時打を放って１点を先制した。その後、二死二三塁とし、
今季初出場の新井選手が左翼席へ１号３ランを放った。
先発大竹投手は３回裏一死まで完璧に抑えていたが、阿部選手に１号ソロアーチを浴びた。
しかし４回表に尾形・木村拓・緒方選手の３連打で無死満塁とし、
代わった前田投手から嶋選手の左邪飛で１点を追加した。
４回裏に清原選手への四球の後にローズ選手に１号２ランを浴びて２点差とされた。
しかし５回表に新井・野村選手の連打と大竹投手の犠打が前田投手の失策を誘って一死満塁とし、
尾形選手の遊ゴロの間に１点を追加した。
６回裏には高橋由選手の２号ソロで２点差に。清原選手の二塁打、
小久保・キャプラー選手への四球で一死満塁とされたところで大竹投手は降板。
佐竹投手は阿部選手を二ゴロに抑えたがその間に１点差とされた。
なおも二死二三塁のピンチから澤崎投手が元木選手に２点適時打を浴びて逆転された。
しかし８回表にシコースキー投手を二死から攻め、前田選手が四球を選んだ後、
新井選手が中堅右へ通算１００号本塁打となる２号２ランを放って逆転。
７回裏からロマノ・広池投手とつなぎ、９回裏はベイル投手が登板。
江藤選手の安打と高橋由選手への四球で二死一二塁とされ、
清原選手にあわや中前打という二遊間へのゴロを打たれたが、木村拓選手が好守備で抑えて逃げ切った。
８対７で勝利。広島は開幕３連勝で単独首位。
試合結果
今日は新井選手ですね。ラロッカ選手の故障で新井選手の出番が回ってきたわけですが、
そのチャンスを見事にものにしました。初回に試合の流れを引き寄せる３ラン。
雄叫びを上げ、ガッツポーズをしていました。そして８回表には逆転２ラン。
結局４安打５打点の大活躍でした。野村選手も好調ですから、
ラロッカ選手が戻ってきたらどうすればいいんでしょうか？
あ、通算１００号本塁打もおめでとうございます。
大竹投手は６回途中自責点７。立ち上がりは良かったのですが、飛ばしすぎだったのでしょうか。
もう少し良い投球が見られると期待していたので、ちょっと残念でした。
中継ぎ投手陣には不安が残ります。
昨日３イニング投げた広池投手が今日も投げなければいけない羽目になりましたしね。
守りでは９回裏の木村拓選手。中前に抜けたかと思いましたが、よく追いついてくれました。
４回裏の尾形選手。俊足キャプラー選手の三遊間のゴロをうまく処理していました。
うまくなったなと思いました。
野村選手は２安打。２０００安打へあと４９本です。
あとは嶋選手に早く１本出てほしいですね。今日も無安打でした。４回表の犠飛は良かったんですが…。
これで開幕３連勝。３連勝はカープだけでなんと単独首位。
あと１４３試合もあるので、単独首位に意味がないといえば意味がないのですが、
喜べる時に思いっきり喜んでおこーっと。
ロマノが来日初勝利
７回裏に来日初登板したロマノ投手が８回裏途中まで投げて来日初勝利を挙げた。
来日初勝利おめでとうございます。今日も突然四球を出しましたので、信頼しきれないのですが、
なんとか勝ちパターンを任せることができる投手になって欲しいです。
ラロッカが欠場
左太もも裏痛のラロッカ選手が欠場した。
復帰までどれぐらいかかるのでしょうか。新井選手の活躍で今日のところは穴埋めできましたが…。
４月２日
守り勝ち！開幕２連勝！
対巨人戦、初回に巨人先発内海投手を攻め、尾形・木村拓選手の連打とラロッカ選手の死球で一死満塁とし、
前田選手の一ゴロの間に１点を先制した。緒方選手の四球で二死満塁とし、
野村選手の右前適時打で２点を追加した。
３回表には福井選手の左前打などで一死二塁とし、緒方選手が中前適時打して１点を追加。
４回表には木村拓選手が左中間へ１号ソロアーチを放って５点をリードした。
先発小山田投手はのらりくらりと３回まで２安打無失点に抑えていたが、４回裏につかまった。
二岡・高橋由選手への連続死球で無死一二塁とされ、二死までこぎつけたが、
小久保選手の左翼線適時二塁打で１失点。キャプラー選手を四球で歩かせた後、
阿部選手に左前へ２点適時打を浴び、さらに代打元木選手に左翼線適時二塁打を浴びて１点差に詰め寄られた。
小山田投手は５回４失点。
６回裏から登板した広池投手は８回裏にピンチを迎えた。二岡選手の三ゴロを福井選手が失策し、
高橋由選手には四球。清原選手の右飛で一死一三塁。ここでローズ選手に中飛を上げられたが、
緒方選手の好返球と倉選手の見事なブロックとタッチで三塁走者二岡選手を本塁で刺した。
９回裏はベイル投手が登板。小久保・キャプラー選手を抑えてあっさり二死としたが、
阿部・代打江藤選手の連打で一二塁のピンチ。しかし仁志選手を右飛に抑えて逃げ切った。
５対４で勝利。広島は開幕２連勝。
試合結果
守り勝ちという感じでしたね。８回裏の緒方選手のバックホームと倉選手のブロック。
ＶＴＲで見ると空タッチのように見えましたが、プレーの勢いが審判にアウトと言わせたのでしょう。
５回裏にも仁志選手のあわや右中間を抜けるかという飛球を嶋選手がランニングキャッチ。
一度はグラブから球が飛び出していましたが、再度キャッチしていました。
打線は左の内海投手を読んで起用した２番木村拓選手が当たりました。
初回はチャンスを広げる中前打。４回表は結果的に決勝点となる本塁打を放ちました。
先発は小山田投手でした。１４０キロを超える快速球はありませんでしたが、
手元で微妙に変化する球で打たせて取る投球でした。
いい感じで投げていたのですが、４回裏は連続死球を与えた影響か、
球が甘くなった上にシンカー頼みの単調な投球になってしまったように思えました。
広池投手は３回無失点の好投でした。８回裏のピンチも失策がきっかけですから、
広池投手の責任は軽いでしょう。普通ならば８回表の打席で代打でしょうが、そのまま広池投手が打ちました。
それだけ広池投手の出来が良かったということでしょうし、
他に８回裏を任せられる投手がいないという首脳陣の判断でしょうね。
嶋選手は５打数無安打。これで昨日から９打数無安打です。
ボール球に手を出す場面が目立ちますし、どうやらスランプ状態に陥っているようです。
野村選手は１安打。２０００安打へあと５１本です。
これで開幕２連勝。明日もこの勢いで勝って３連勝と行きましょう。
ベイルが来日初セーブ
９回裏を抑えたベイル投手が来日初セーブを挙げた。
来日初セーブ、おめでとうございます。勝ちパターンができたのは大きいですね。
あっさり抑えてくれるかと思ったら、ちょっとヒヤヒヤさせられましたが。
福井が移籍初安打
途中出場の福井選手が３回表の移籍初打席で内海投手から左前打を放ち、移籍後初安打を記録した。
おめでとうございます。
ラロッカ左太もも痛で途中交代
ラロッカ選手が１回表の走塁で左太もも裏に強い張りを訴え、１回裏から交代した。
これは心配ですね。左太もも裏と言えば、去年も悪くしている箇所ですから…。
去年のように一塁手としての出場を考えないといけなくなるかも知れません。
４月１日
起死回生ラロッカ・緒方の一発で逆転！黒田完投で開幕白星！
２００５年開幕戦となった対巨人戦、初回に巨人先発上原投手を攻め、
尾形選手の右前打と盗塁、ボークで二死三塁とし、
ラロッカ選手が右中間適時二塁打を放って１点を先制した。
しかし１回裏に開幕投手黒田投手が高橋由選手に左越えソロアーチを浴びて同点。
その後、両投手の好投で両軍０行進。５回裏に小久保選手の中越え二塁打をきっかけに一死三塁とされ、
阿部選手の二塁強襲適時打で１点を勝ち越された。
広島打線は２回以降７回までわずか野村選手の２安打のみに抑えられた。
８回表にシコースキー投手からようやく二死三塁のチャンスを作ったが得点できず。
９回表は抑えのミセリ投手から一死。ここでラロッカ選手が中越えへ起死回生の１号ソロアーチを放って同点。
前田選手の一塁内野安打の後、代走福地選手が盗塁を決めて一死二塁のチャンス。
緒方選手が左中間へ高々と１号２ランを放って勝ち越した。
黒田投手は９回裏も清原・ローズ・小久保選手を抑えて完投。
４対２で勝利。開幕を白星で飾った。
試合結果
見事な逆転勝ちでした。９回表に簡単に一死になった時にはもうだめかと思いましたが、
ラロッカ選手が起死回生の一発。ＶＴＲで見るとフェンス上部に当たって跳ね返ったようにも見えましたが…。
前田選手の幸運な内野安打。ミセリ投手と清原選手の連携が悪かったわけですが、
それも前田選手の全力疾走があったからこそ。そして仕事人福地選手があっさり盗塁成功。
そして緒方選手が勝ち越し２ラン。開幕に間に合うかどうか危ぶまれていたのが嘘のようでした。
上原投手を打てそうになかったので、交代となってラッキーだと思いました。
しかし上原投手はオープン戦終盤で登板を回避するなど体調面で不安があったそうなので、
巨人側からすると交代も致し方なかったのでしょう。
初回の攻撃も良かったです。尾形選手がいきなり初球を叩いて右前打。盗塁を決めてチャンスを広げ、
ラロッカ選手がきっちり適時打。こういった形が数多く出ると良いと思います。
得点にはつながりませんでしたが、８回表の森笠選手の安打も大きかったと思います。
終盤でしたし、あそこで森笠選手が塁に出ていなければ
次の黒田投手に代打が送られた可能性はかなり高かったと思います。
黒田投手完投の陰の立役者と言って良いでしょう。
投のヒーローは黒田投手。９回を５安打２失点で完投勝利。
ところどころあった失投で２失点はしましたが、途中ＫＯされた去年の開幕戦とは雲泥の差の出来でした。
直球で三振を取れていたのが素晴らしいと思いました。
その黒田投手をリードした倉選手も良かったです。内角や高めの球を有効に使っていたように思います。
野村選手は３安打。２０００安打へ好スタート。あと５２本になりました。
ちょっと心配なのが嶋選手。４打数無安打。へっぴり腰のような感じで崩されていたのが気になります。