カープ日記


9月30日

西山と町田がトレード要員に

 西山選手と町田選手がトレード要員になっていることが明らかになった。 広島球団はチーム若返りの方針もあって両選手に任意引退を勧めたが、現役続行を強く希望したため移籍先を探すことになった。

 西山選手は長年レギュラー捕手として頑張ってくれました。 近年は選手会長としてチームをまとめてくれていました。自身のホームページに昨季の終了時に 「来年は成績によっては、辞める事も考えています」とコメントしていましたので、 今季の出番の少なさを考えると、引退するのかなと思っていました。 石原選手が台頭したチーム事情から出番は少なくなりましたが、 西山選手自身は体力的にやれる自信があるのでしょうね。 出番が多くなるような移籍先が見つかると良いと思います。
 町田選手は右の代打の切り札として長年活躍してくれました。代打本塁打ではセ・リーグ記録を持っています。 今季は二軍暮らしが続きましたが、まだ限界ではないという思いなのでしょう。 代打本塁打の日本記録へ向かって頑張ってもらいたいですね。

鶴田・西川・酒井・横松に戦力外通告

 広島球団は、鶴田・西川・酒井・横松投手に戦力外通告を行ったと発表した。 4選手とも自由契約選手とする。

 鶴田投手。去年まではローテで困った時は鶴田投手で決まりだったのですが、 今年はこれだけ投手陣が苦しかったにもかかわらず1度も先発機会がありませんでした。 タイミング悪く故障していた時期もあったようですが、宝の持ち腐れといった感じでした。
 西川投手。貴重な左の中継ぎだったのですが、 開幕シリーズの中日戦で立浪選手に浴びたサヨナラ打の印象が悪すぎたのでしょう。 結局今年の一軍での登板はあの1人だけでした。ウエスタンでは好投しているんですけどね。
 酒井投手。4月に右肩の手術を受けた後、今年は登板がありませんでした。 故障の回復を待てないということでしょうか。中継ぎエースになってくれるかと期待していたのですが。
 横松投手。ドラフト1位入団、まだ21歳ということで戦力外にはビックリしました。 右肘痛で今季の登板はなしということで、こちらも故障が戦力外の理由でしょうか。
 新しく選手を入団させようとすると何人かは解雇しなくてはならないのは理解できるのですが、 やはり寂しいですね。各選手には新天地が見つかることを祈ります。

祝!嶋が日米野球に選出

 11月5日から行われる「イオンオールスターシリーズ2004日米野球」の日本側の出場選手が発表された。 広島からは嶋選手がただ一人監督推薦で選出された。
 嶋選手は「今年はオールスターにも選ばれて、なんとか後半戦も順調に来たので、 選ばれたということはアメリカのメジャーリーグのプレーも見れますし、 すごい良い勉強になると思うので、すごく嬉しく思います。 テレビでは見さしてもらってるんですけど、多分想像を絶する世界だと思っているので、 その中でいろいろ対戦させてもらって、自分で何か収穫できればなと思います。 パワーは多分違うと思うので、そういうのを見て、何か興奮したいなと思います。 やるからには思い切ってプレーして、ファンの皆さんにアピールできるように頑張っていこうと思ってます。 ソリアーノが元カープですから、二軍の時に一緒に練習してましたので、 会えたらなあという風に思ってます」。
 出場選手は以下の通り:
投手
上原浩治(巨)、五十嵐亮太(ヤ)、新垣渚(ダ)、三瀬幸司(ダ)、松坂大輔(武)、岩隈久志(近)、 渡辺俊介(ロ)、横山道哉(日)、山口和男(オ)、井川慶(神)、石井弘寿(ヤ)、加藤武治(横)
捕手
城島健司(ダ)、阿部慎之助(巨)、古田敦也(ヤ)
内野手
松中信彦(ダ)、仁志敏久(巨)、小久保裕紀(巨)、二岡智宏(巨)、 井口資仁(ダ)、小笠原道大(日)、井端弘和(中)
外野手
SHINJO(日)、高橋由伸(巨)、和田一浩(武)、赤星憲広(神)、嶋重宣(広)、多村仁(横)

 嶋選手、おめでとうございます。カープからひとりだけというのが寂しいといえば寂しいのですが、 おそらく主力として頑張ってくれるのではないでしょうか。期待しています。

SATOの無責任先発予想

  1日にナゴヤドームで中日戦、 その後は広島に居座って阪神3連戦、横浜2連戦、中日戦、計7連戦。
 広島の先発は河内・佐々岡・小山田・長谷川・黒田・ベイル・河内投手と予想します。 河内投手をどこで先発させるかによって、 その他の投手が上記の予想より前倒しになる可能性はあります。 この時期なので若手投手を試して欲しい気もしますが、 特に横浜戦に対しては嶋選手と首位打者争いをしている佐伯選手がいますから、 そういうわけにもいかない気がします。
 中日の先発は山本昌投手かドミンゴ投手でしょう。 落合監督がベテラン投手を胴上げ投手にと思うか、 広島との相性を考慮するか。 マジック1ということで、何とか目前の胴上げだけは防ぎたいですね。

中日がウエスタン制覇

 ウエスタンリーグのプレーオフが行われ、 後期優勝の中日が前期優勝の近鉄を12対6で下して年度優勝を決めた。 中日は10月9日に宮崎サンマリンスタジアムで行われるファーム日本選手権で イースタンリーグ優勝の日本ハムと対戦する。

 おめでとうございます。中日はアベック優勝になりますね。

9月29日

ラロッカ100打点!嶋2安打!

 対巨人戦、先発ベイル投手は初回にローズ選手の45号2ランで先制を許した。
 広島打線は巨人先発上原投手の前に5回まで3安打無得点。 ようやく6回表にシーツ選手が左中間へ2試合連続の23号ソロを放って1点差とした。
 しかし6回裏に小久保・高橋由選手の連打と二岡選手への四球で二死満塁とされ、 上原投手の適時打で2点差とされた。ベイル投手は6回3失点。 8回裏には永川投手が清原選手に12号ソロを浴びて3点差とされた。
 9回表に巨人3番手中村投手から嶋選手がこの試合2安打目となる中越え三塁打で無死三塁とし、 ラロッカ選手の遊ゴロの間に1点を返した。ラロッカ選手は今季100打点目。しかし反撃もそこまで。
 2対4で敗戦。広島の借金は20。

 試合結果

 昨日あれだけ機能した1番森笠選手を変える必要があったのでしょうかね。 尾形選手に経験を積ませたいが、1番以外に入れる打順がないということなのでしょうけど。
 ベイル投手は前回同様、立ち上がりに失点した後に立ち直りました。 2回以降好投していただけに6回裏の上原投手の適時打が痛かったですね。
 ラロッカ選手は100打点を達成。故障でなかなかペースが上がりませんが、 次はなんとか40本塁打を達成してもらいたいですね。
 嶋選手。第1打席で中前打して、今日は猛打賞かなと期待したのですが、 その後は音なし。最終打席で中越え三塁打を放って2安打でした。これで184安打。

9月28日

シーツ2連発4打点!黒田力投!大竹好救援!嶋1安打!

 対巨人戦、3回表に巨人先発高橋尚投手を攻め、森笠選手の中前打の後、 シーツ選手が左中間へ21号先制2ランを放った。 5回表にも森笠選手のバント安打の後、シーツ選手が左中間へ2打席連続の22号2ランを放った。
 先発黒田投手は3回までわずか1安打。しかし4回裏二死から小久保選手に41号ソロを浴びた。 7回裏には一死から高橋由選手に30号ソロを浴びて2点差とされた。 さらにペタジーニ選手に二塁打を浴びたが、後続を抑えた。黒田投手は8回を6安打2失点の好投。
 9回裏は大竹投手がローズ・小久保・高橋由選手を抑えて逃げ切った。
 4対2で勝利。広島の借金は19。

 試合結果

 黒田投手。今日はピンチを作りながらの粘投という感じではなく、相手を抑え込む感じの力投でしたね。 今年はこういった感じの時にも突然連打を浴びることがあったのですが、今日は大丈夫でした。 ヒヤリとしたのは7回裏ぐらいでしたかね。球数もそれほど多くなく、完投かと思ったのですが、 山本監督には黒田投手の完投にこだわって失敗を繰り返したことが頭にあったのか、すっぱりと継投しました。
 救援した大竹投手も今日は良かったです。力みも少なく、直球が走っていましたね。14セーブ目です。
 打では森笠・シーツ選手の1・2番コンビが目立ちました。 森笠選手が出塁して、シーツ選手がドカンと一発というパターンが2度あって4点を挙げました。 これまでは嶋・ラロッカ選手の3・4番コンビが目立っていましたが、今日は1・2番コンビでしたね。
 ラロッカ選手はスタメン復帰。7回裏で交代しましたが、3四球でした。 今季初スタメンの朝山選手は4打数無安打と結果を出せませんでした。
 嶋選手は1安打。3打席凡退の後に中前打を放ちました。1本でも前進できたのは良かったと思います。 これで182安打。

北別府・道原コーチが今季限りで退団

 北別府投手コーチと道原バッテリーコーチが試合前に広島球団に辞任の申し入れを行い、 了承された。投手コーチの後任には広島OBで野球評論家の大野豊氏が有力となっている。

 山本監督が辞めない以上、コーチ陣の誰かが責任を取らざるをえないでしょう。 低迷の最大の原因がリーグワースト防御率にあることを考えると、この2人になってしまうと思います。

木村拓がヘルニア手術

 木村拓選手が広島県廿日市市内の病院で椎間板ヘルニアの手術を受けた。 2ヶ月後に練習を再開できる見込み。

 春季キャンプには充分間に合いそうですね。お大事に。

9月27日

SATOの無責任先発予想

 ストがあったりして、先発予想をやるのをすっかり忘れてしまっていました。 すいません。
 28日から東京ドームで巨人2連戦。
 広島の先発は黒田・ベイル投手と予想します。 河内投手の登板間隔が開いていますが、 河内投手は比較的相性の良い次の中日戦に回すと予想します。
 巨人の先発は上原・高橋尚投手と予想します。
 7年連続Bクラスが決まってしまいましたが、チームとしては最下位脱出を目標に、 嶋選手など個人記録がかかっている選手は記録も目標にして頑張ってもらいたいですね。

スト代替試合行わず

 プロ野球実行委員会はストライキで中止になった試合の代替試合を行わないことを決めた。 これにより日本ハムのプレーオフ進出が決まり(1位ダイエー、2位西武、3位日本ハム)、 ダイエー松中選手の史上7人目の三冠王も確実となった。 中日のマジックは3。
 また来季からのセ・パ交流試合は各カードにつきホーム3試合ビジター3試合とすることを決めた。

 嶋選手の200安打挑戦を考えると、代替試合があると良いなと思っていたのですが。

パ・レギュラーシーズン終了

 パ・リーグのレギュラーシーズンが終了した。優勝は、 プレーオフで西武と日本ハムが10月1日から3試合行い、 西武が勝った場合ダイエーと5試合、日本ハムが勝った場合ダイエーと4試合行って決める。レギュラーシーズン最終順位は以下の通り:
順位 チーム名 試合数 勝率 ゲーム差
1 ダイエー 133 77 52 4 0.597 -
2 西武 133 74 58 1 0.561 4.5
3 日本ハム 133 66 65 2 0.504 12.0
4 ロッテ 133 65 65 3 0.500 12.5
5 近鉄 133 61 70 2 0.466 17.0
6 オリックス 133 49 82 2 0.374 29.0

 タイトルホルダーは以下の通り:

最優秀防御率 松坂 大輔(武) 2.90
勝率1位   岩隈 久志(近) .882
最多勝利   岩隈 久志(近) 15勝
最多三振奪取 新垣  渚(ダ) 177
最優秀救援  三瀬 幸司(ダ) 横山 道哉(日) 32SP
最優秀中継ぎ 建山 義紀(日) 13H
首位打者   松中 信彦(ダ) .358
最多本塁打  松中 信彦(ダ) セギノール(日) 44本
最多打点   松中 信彦(ダ) 120点
最多安打   松中 信彦(ダ) 川崎 宗則(ダ) 171本
最多盗塁   川崎 宗則(ダ) 42
最高出塁率  松中 信彦(ダ) .464

 開幕時には想像もしていませんでしたが、この6球団では最後のシーズンになってしまいました。

9月26日

逆転でヤクルトに今季負け越しBクラス確定

 対ヤクルト最終戦、今季初先発の長谷川投手は2回表に鈴木選手に14号ソロを浴びて先制を許した。 4回表には古田・ラミレス選手の連打と鈴木選手への四球で一死満塁とされ、 佐藤真・土橋選手の適時打で3点をリードされた。長谷川投手は5回3失点。
 ヤクルト先発ゴンザレス投手に4回裏まで1安打に抑えられていた広島打線は5回裏に反撃。 新井・野村選手の短長打で無死二三塁とし、石原選手の遊撃適時内野安打で2点差とし、 代打前田選手の左翼線適時二塁打で同点とした。
 6回表に広池投手が二死から佐藤真・土橋・度会選手の3連打で1点を勝ち越された。 しかし6回裏に山本投手を攻め、森笠・新井選手の連打で無死一二塁とすると、 野村選手が中前適時打を放って同点。この打球を志田選手が後逸して1点を勝ち越した。
 しかし7回表に玉木投手が岩村選手の安打と古田・鈴木選手への四球で二死満塁とされ、 佐藤真選手に遊撃適時内野安打されて2点を勝ち越された。
 8回裏に石井投手から森笠選手の右越え二塁打と新井選手の四球、 野村選手の犠打で一死二三塁としたが、石原選手の投直で森笠選手が飛び出して併殺。 9回裏も五十嵐亮投手を攻め、二死から緒方選手の四球と嶋選手の右中間安打で一三塁としたが、 シーツ選手が二ゴロに倒れた。
 5対6で敗戦。広島の借金は20。今季対ヤクルト戦負け越し。今季4位以下が確定した。

 試合結果

 惜しい試合を落としました。初対戦となるゴンザレス投手に手こずりましたが、 5回裏のワンチャンスで攻略。しかし同点とした後の無死二三塁のチャンスを潰しました。 6回裏も1点を勝ち越した後の無死二塁のチャンスを潰しました。 8回裏も一死二三塁、9回裏も二死一三塁のチャンスを潰しました。 もう一押しあればという試合でしたね。
 先発は意外にも長谷川投手でした。ヤクルトは河内投手を読んで、 志田・佐藤真選手をスタメンに入れてきていました。 見事に裏をかいたわけですが、その佐藤真選手に2度も適時打を浴びてしまう皮肉な結果に。 長谷川投手は5回を3失点。試合は作れたのではないでしょうか。 直球の走りは数字的には今ひとつだったようにですが、 カーブとのコンビネーションで緩急はついていたように思います。
 中継ぎ投手も失点を重ねてしまいました。 ここのところ安定していた広池投手を中継ぎ1番手に持ってきましたが、二死からの連打で失点。 玉木投手は一昨日の試合に続き、救援に失敗して逆転を許してしまいました。 永川投手も2回無失点だったものの不安定でしたね。
 ラロッカ選手は代打で登場。怪我の状態が少し改善したということでしょうね。
 嶋選手は最後の最後で1安打しました。これで181安打。 2試合連続無安打を避けられて良かったと思います。

朝山が廣瀬に代わり出場選手登録

 廣瀬選手が出場選手登録を抹消され、朝山選手が出場選手登録された。

 二軍戦では打ちまくっていた廣瀬選手でしたが、その勢いが出せませんでしたね。

応援団連盟、新球場建設へ署名活動開始

 「全国広島東洋カープ私設応援団連盟」は広島新球場の早期実現を求める署名活動を始めた。 この日は広島市民球場前で1887名分の署名を集めた。

 球場入りしたのが試合開始直前だったので署名できませんでした。 次回はぜひ署名したいと思います。

9月25日

小山田3勝!大竹13セーブ!

 対ヤクルト戦、先発小山田投手は2回表に鈴木選手の13号ソロで先制を許した。
 しかし2回裏にヤクルト先発高井投手を攻め、シーツ選手の振り逃げなどで二死二塁とし、 野村選手の右前適時打で同点。 本塁への返球の間に二塁に進んだ野村選手が石原選手の中前適時打でホームインして逆転。 4回裏には緒方選手の左中間二塁打の後、新井選手が左翼線へ適時二塁打を放って2点をリード。
 6回表に古田選手の24号ソロで1点差とされたが、 6回裏にシーツ選手の右前打と高井投手のセ新記録となる1試合4暴投目で一死二塁とし、 新井選手の中前適時打で2点差とした。本塁への返球の間に二塁に進んだ新井選手が野村選手の二ゴロで三塁に進み、 石原選手の敬遠四球で二死一三塁のチャンス。小山田投手が三ゴロに倒れたが、 岩村選手が一塁へ悪送球して3点差とした。さらに尾形選手が右前適時打を放って4点をリードした。
 7回表に稲葉・土橋選手の連打で無死一三塁とされ、代打ユウイチ選手の一ゴロの間に3点差とされた。 小山田投手は7回8安打3失点。
 8回表は永川投手が、9回表は大竹投手が抑えて逃げ切った。
 6対3で勝利。広島の借金は19。

 試合結果

 小山田投手が7回3失点の好投でした。2発浴びてしまいましたが、 いずれもソロだったのが不幸中の幸いでした。試合を壊さない安定感がありますね。
 その小山田投手を守備で助けたのが緒方選手。2回表二死一二塁から高井投手に中前打。 二塁から本塁に向かった稲葉選手を正確なバックホームで刺しました。 抜群の立ち上がりを見せた小山田投手でしたが、鈴木選手の本塁打でリズムが狂いかけたところでしたので、 大きなプレーだったと思います。
 打も小山田投手をしっかり援護しました。新井選手の2本など適時打が5本も出ました。 適時打が出た流れの中で特筆すべきなのが、バックホームの間の二塁への進塁が2度あったこと。 2度とも得点につながっています。こういった抜け目ない走塁がしっかりできると得点機会が広がります。
 永川投手は1回を無安打無失点。2四球が気がかりですが、とりあえず結果は出しました。
 嶋選手は3打数無安打でした。そろそろ3安打以上の固め打ちが欲しいですね。

9月24日

継投失敗、逆転で連勝ストップ

 対ヤクルト戦、2回裏にヤクルト先発石堂投手を攻め、新井・野村選手の長短打で無死一三塁とし、 石原選手の三ゴロの間に1点を先制した。3回裏には東出・嶋選手の連打と暴投で無死一三塁とし、 シーツ選手が左前適時打で1点を追加。森笠選手の右前打で無死満塁とし、 新井選手の右犠飛で3点をリードした。
 先発佐々岡投手は球の切れ、制球とも良く、5回までわずか1安打。 しかし6回表に真中選手の4号2ランで1点差とされた。 7回表には玉木投手がラミレス選手の26号ソロで同点とされた。
 7回裏に坂元投手を攻め、尾形選手の右前打、嶋選手の四球、シーツ選手の右前打で一死満塁のチャンス。 二死後、新井選手が中前適時打を放って2点を勝ち越した。
 しかし8回表二死一塁から宮本選手の10号2ランで同点。 代わった佐竹投手が岩村選手に42号ソロを浴びて勝ち越された。
 広島打線は終盤を石井・五十嵐亮投手にかわされた。
 5対6で敗戦。広島の連勝は2で止まり、借金20。

 試合結果

 佐々岡投手の出来が素晴らしかっただけに、投手交代が裏目に出た形ですね。 6回表に被弾したことで首脳陣は嫌な予感がしたのでしょう。
 打線はまずまず。3点リードを追いつかれたものの、1度は再び突き放しました。 欲を言えば、得点後に続いていたチャンスでもう1本出ていれば大量得点になっていたのですが。
 嶋選手は2安打。180安打となり、セ記録へあと12安打です。

祝!佐々岡が通算500試合登板達成

 この試合で先発した佐々岡投手はプロ入り通算500試合登板を達成した。

 おめでとうございます。今日はナイスピッチングでした。

木村拓、椎間板ヘルニアで手術へ

 腰痛の木村拓選手は広島県廿日市市内の病院で検査の結果、椎間板ヘルニアと診断された。 28日に手術を受ける予定。出場選手登録を抹消された。

 そんなに悪かったのですか。お大事に。

ラロッカが欠場

 22日の試合で右太ももを痛めたラロッカ選手が欠場した。

 雨で1日空いたにもかかわらず、代打でも出てきませんでした。 かなり状態が悪いのでしょうか。

松本奉が出場選手登録

 松本奉選手が出場選手登録された。

 8回裏二死二塁のチャンスで代打で登場したのですが、空振り三振でした。 ウエスタンでは打点王を獲りましたが、一軍ではなかなか結果が出せませんね。 

永川が林に代わり出場選手登録

 林投手が出場選手登録を抹消され、永川投手が出場選手登録された。

 永川投手。状態が上がっていれば良いのですが。

ウエスタン全日程終了:松本奉・天谷・大島・広池タイトル獲得

 ウエスタンリーグ全日程が終了した。個人タイトルは以下の通り:
首位打者  山下勝巳(近鉄).361
最多本塁打 山下勝巳(近鉄)19
最多打点  松本奉文(広島)71
最多盗塁  天谷宗一郎(広島)42
最高出塁率 山下勝巳(近鉄).445
防御率1位 広池浩司(広島)2.82
勝率1位  藤崎紘範(近鉄).750
最多勝利  大島崇行(広島)
最優秀救援 水田章雄(ダイエー)10SP

 広島から4人もタイトルホルダーが出ました。おめでとうございます。

追加日程

10月4日(月) 広島−阪神 18:20(広 島)

9月23日

労使合意、スト中止

 プロ野球選手会と経営者側の交渉で労使が合意し、25日26日に予定されていたストライキは中止となった。 合意内容は、来季からの新規球団参入努力など7項目。

 オリックスと近鉄の合併を阻むことはできませんでしたが、 最終的には選手会が経営側の大幅譲歩を引き出したと言ってよいでしょう。 これをきっかけに、よりよいプロ野球になることを期待します。

阪神戦、雨天中止

 広島市民球場で行われる予定だった阪神戦は、雨のため14時30分に試合開始時間を延期したが、 結局中止となった。

 観戦するつもりだったのですが、自宅を出た時に雨が強かったので、パスしてしまいました。

9月22日

祝!ベイル来日初完投で10勝

 対阪神戦、先発ベイル投手は初回に赤星・関本選手の安打と金本選手の四球などで二死満塁とされ、 アリアス選手の中前適時打で2点を先制された。
 広島打線は3回裏に反撃。阪神先発福原投手を攻め、石原選手の中前打とベイル投手の犠打で一死二塁とし、 森笠選手の中越え適時三塁打で1点差とした。さらにシーツ選手が右前適時打を放って同点。
 4回裏には新井選手の中前打、野村選手の左前打、ベイル投手の遊撃内野安打で一死満塁とし、 森笠選手の二ゴロの間に1点を勝ち越した。
 ベイル投手は立ち直り、2回以降8回までを2安打に抑え込んだ。 9回表は二死から野口選手の安打と赤星選手への四球で一二塁のピンチを招いたが、 関本選手を抑えて来日初完投勝利を挙げた。
 3対2で勝利。広島は2連勝で借金19。

 試合結果

 ベイル投手がやってくれましたね。 初回にいきなり2失点した時はどうなることかと思いましたが、結局失ったのはその2点のみでした。 球数を考えると、これまでだと8回裏にベイル投手に代打、9回表は大竹投手というパターンだったと思いますが、 大竹投手が不調ということで9回表もベイル投手でした。二死から大ピンチになってしまいましたが、 踏ん張ってくれました。見事な来日初完投勝利。ついに10勝に到達しました。
 打線では森笠選手が目立ちました。3回裏は1点差に迫る中堅フェンス直撃の適時三塁打。 4回裏は一死満塁から二ゴロを放ち、その間に決勝点。計2打点の活躍でした。
 嶋選手は2安打。今季178本目。セ記録へあと14安打。

ラロッカが右太もも痛で交代

 ラロッカ選手は5回裏の走塁中に右太ももを痛め、6回表の守備から交代した。

 40本塁打100打点、タイトルもかかっていますので、大事でなければ良いのですが。

9月21日

シーツ逆転弾!新井中押し弾!嶋駄目押し弾!

 対阪神戦、先発黒田投手は初回に桧山選手の適時二塁打で1点を先制された。 しかし2回裏に緒方選手の二塁内野安打と新井選手の四球などで二死一二塁とし、 石原選手が右中間へ2点適時二塁打を放って逆転した。
 3回表には二死無走者から金本選手の右前打の後に桧山選手の適時二塁打で同点とされ、 アリアス選手の適時打で1点を勝ち越された。しかし3回裏に木村拓選手の中前打の後、 シーツ選手が中堅左へ20号2ランを放って逆転した。
 5回裏には嶋選手の中前打とラロッカ選手の四球などで二死一三塁とし、 新井選手が右中間へ7号3ランを放った。 7回裏には嶋選手がマイヤーズ投手から中越えへ32号ソロアーチを放って5点をリードした。
 黒田投手は4回以降もほぼ毎回ピンチを招いたが、粘り強く投げて8回を抑えた。 9回表は大竹投手が二死無走者としたが、四球の後に桧山選手の16号2ランで3点差とされた。 さらに2四球を与えて一発で同点のピンチを招いたが、鳥谷選手を抑えて逃げ切った。
 8対5で勝利。広島は連敗を6で止めて借金20。

 試合結果

 井川投手が相手だったので打ち崩すのは難しいかと思いましたが、石原選手が、シーツ選手が、新井選手が、 嶋選手が、良いところで打ってくれました。
 黒田投手は6月20日以来の白星。二死から連打で失点したり、悪癖が出かけましたが、 ギリギリで踏ん張って大量失点は防ぎました。できればそろそろ完璧な投球を見せてもらいたいですね。
 大竹投手。危なかったですね。今の状態だと僅差のゲームでは苦しいかも。
 嶋選手は2安打。前の試合が無安打でこの試合も2打席目まで無安打。 「やばいかも」と思いましたが、杞憂でしたね。

9月20日

5点差追いつくも長谷川メッタ打ちで今季負け越し決定

 対横浜戦、先発河内投手は初回に石井・種田選手に連続四球を与えた後、 佐伯選手の適時二塁打、古木選手の適時打、内川選手の適時二塁打、 相川選手の2点適時二塁打で5点を失い、初回でKO。
 広島はすぐさま反撃。2回表にラロッカ選手の左翼左二塁打などで二死三塁とし、 野村選手の中前適時打で28イニング目の得点。石原選手の左翼線二塁打で二三塁とし、 代打浅井選手が右翼席へ3号3ランを放って1点差とした。 3回表には二死からラロッカ選手が右中間二塁打した後、森笠選手が左前適時打して同点とした。
 しかし今季初登板の2番手長谷川投手が誤算。 一死から内川選手の四球と相川選手の右前打で一二塁とされ、代打鈴木選手の適時二塁打、 石井選手の2点適時打で3点。佐伯選手への四球の後、 ウッズ・古木・金城選手に3連続適時打を浴び、6点をリードされてKO。 7回裏には佐竹投手が野村選手の失策をきっかけにピンチを作り、種田選手の適時打で1点を追加された。
 広島打線は4回表から横浜2番手山田投手に抑えられ、8回9回は川村・若田部投手に抑えられた。
 5対12で敗戦。広島は6連敗で借金21。今季の負け越しが決まった。

 試合結果

 河内投手のいきなりの炎上で5点差。 「こりゃいかん」と思ったら27イニング連続無得点の打線が爆発して同点。 「行けるぞ」と思ったら、長谷川投手が大炎上。打線もその後沈黙してジ・エンド。 今季負け越しが決定しました。
 両軍、同じように先発投手が崩れましたが、2番手投手の差が出た形ですね。 長谷川投手が炎上で、山田投手が好投。 広池・佐竹投手がなかなかの好投を見せただけに、長谷川投手の不出来が悔やまれます。 おそらく去年までの実績を考えて、ロングリリーフで行けるだろうという首脳陣の考えだったのでしょうね。
 先発は河内投手。黒田・小山田・佐々岡投手も先発で行ける中での抜擢でしたが、炎上しました。 前回好投しましたし、経験を積ませたい投手を優先して起用する方針なのかも知れませんね。 いきなりの連続四球は「またかよ」という印象でした。
 打線はようやく得点を挙げました。緒方・前田選手を外し、東出・森笠選手を起用しました。 目立ったのは代打で登場して3ランを含む3安打した浅井選手。 スタメンのチャンスが少ないのですが、良いアピールになったと思います。 嶋選手は残念ながら無安打でした。

長谷川が出場選手登録

 長谷川投手が出場選手登録された。

 現状の投手陣を考えると、来年は必ず活躍してもらわなければ困る投手です。 今季中に復調へのきっかけをつかんで欲しいです。

入団テスト合格者なし

 広島球団は広島市民球場で新人入団テストを行った。129人が受験し、 遠投・50メートル走の1次テスト合格者は22人いたが、実技テスト合格者はいなかった。

 残念でした。

中日がウエスタン後期優勝

 中日がウエスタン後期優勝を決めた。

 おめでとうございます。

9月18日

スト

 プロ野球はストで全試合が中止。 広島ナインは横浜スタジアム前でファンサービスとして15時から30分間サイン会を行った。 その後、15時30分から横浜スタジアムでユニフォーム非着用で練習。 なお、19日はサイン会を1時間に延長する予定。

 何だかシーズンオフが来たみたいな雰囲気ですね。

スカウト会議開かれる

 広島はスカウト会議を開き、ドラフト1巡目に秋田商高の佐藤剛士投手を指名することを確認。 その他、沖縄・中部商高の金城宰之左投手、青学大の加藤領健捕手、九州東海大の松岡健一投手、 関西外大の森跳二投手らの名前が挙がった。指名人数は6〜7人にする予定。

 高校出身投手は素材は一級品としても、一軍に上がるまで3〜4年は見ないといけないでしょうから、 大学出身投手が即戦力に近い力を持ってくれていることを期待したいです。

9月17日

選手会、スト決行

 プロ野球選手会は18日、19日の全試合でプロ野球史上初のストライキを決行することを決めた。 この日行われた経営者側との協議が物別れに終わったため。

 残念ですが、仕方ないですね。

ワトソンが出場選手登録抹消

 ワトソン投手が出場選手登録を抹消された。なお、長谷川投手が一軍に合流している。

 長谷川投手は9連戦を見越して、何試合か救援した後に先発する予定だったのではないでしょうか?

追加日程

10月 9日(土) 広島−巨人 18:20(広島)
10月10日(日) 横浜−広島 18:00(横浜)

二軍、23日から社会人と交流戦

 広島二軍は9月23日から社会人チームと交流試合を行う。日程は以下の通り:
23日(木)広島−光シーガルス   12:30(由宇)
26日(日)広島−防府クラブ    12:30(由宇)
28日(火)広島−三菱重工広島   12:30(由宇)
29日(水)広島−倉敷オーシャンズ 12:30(由宇)
30日(木)広島−JR西日本    12:30(由宇)

 26日はストの可能性のある日ですが、これは公式戦ではないので関係ないのかな?

9月16日

巨人戦、雨天中止

 広島市民球場で行われる予定だった巨人戦は雨のため中止となった。

 雷がゴロゴロ鳴っています。