カープ日記


9月15日

祝!嶋がシーズン最多安打球団新記録達成

 嶋選手は1・2打席は凡退したものの、6回裏に上原投手から左前打を放ち、 野村選手が1995年に記録したシーズン安打の球団記録173安打に並んだ。 続く8回裏の打席では前田投手から左前打を放って174安打とし、球団新記録を達成した。

 おめでとうございます。いずれも詰まったようなラッキーヒットでしたが、 あのような当たりがヒットになるのが今の嶋選手。 次はセ・リーグ記録の192安打、そして200安打を目指してください。

26イニング連続無得点

 対巨人戦、先発ベイル投手は2回表に仁志選手の26号2ラン、清水選手の16号ソロで3点を失った。 3回表にも二岡選手の適時打で1失点。4回表にも高橋由選手の適時二塁打で2失点。 4回6失点でKOされた。8回表にはワトソン投手が清水選手に適時打を浴びた。 9回表には林投手が阿部選手に30号ソロを浴びて8点差とされた。
 広島打線は巨人先発上原投手から5回裏一死一二塁、6回裏一死一二塁とチャンスを作ったものの崩せず、 7回までを無得点に抑えられた。8回からは前田・シコースキー投手に抑えられて26回連続無得点。
 0対8で完敗。広島は5連敗で70敗目。

 試合結果

 嶋選手のシーズン安打球団新記録だけを観に行ったと言っても過言ではないですね。 打線はこれで26回連続無得点。3番4番は打つものの、その前後の打者がさっぱりです。

照明が落ちて試合が中断

 9回表に落雷による停電で照明が落ち、試合が2度に渡って中断した。

 黄色のランプだけ点いていて、何か妖しい雰囲気でした。

9月14日

山本監督、来季も指揮

 山本監督が来季も続投することが決定した。 この日、山本監督は松田オーナーに進退伺を出したが、強く慰留された。 松田オーナーは「球界、チームの状況を考えて一番信頼できる人にお願いした。 球界での人望・人脈はなくてはならない」。 山本監督は「当然責任は感じているが、辞めるのは簡単にできる。 チームをここまで作ってきて、今、辞めるわけにはいかない。自分自身でも納得がいかない」。

 オーナーが山本監督に御執心なのはわかっていましたが、 ひょっとすると山本監督が御自分で進退をお決めになるかも知れないと思っていました。
 確かに、投手陣に怪我人が続出したり、調子が一向に上がらない人たちがいて、 気の毒な面もありましたので、今年に関してこの成績は仕方ないかなという気がします。 不振の原因を監督だけの責任にはできないでしょう。
 とりあえずもう1年待ちますので、何か手を打って欲しいです。 『球界での人望・人脈』を生かして、良いコーチを連れてくるとか。 それでもダメならファンが納得できる形で責任を取るべきでしょう。

9月13日

SATOの無責任先発予想

 15日から広島で巨人2連戦。
 広島の先発はベイル・黒田投手と予想します。
 巨人の先発は上原・工藤投手と予想します。 ローテ通りならば高橋尚・上原投手なのですが、 巨人が直後に中日3連戦を控えていることを考えて、 この順番にしてみました。

9月12日

小山田8回2失点プロ初完投実らず

 対中日戦、先発小山田投手は毎回のようにピンチを作りながら7回まで無失点の粘投。
 広島打線は中日先発山井投手の前に6回まで無安打。 7回表一死からようやく嶋選手が左前打した。ラロッカ選手の四球で一二塁としたが、 前田・シーツ選手がチャンスを潰した。 8回表にも一死から石原選手の中前打と小山田投手の四球で一二塁としたが、 森笠・新井選手がチャンスを潰した。
 そして8回裏。アレックス選手の中前打と谷繁選手の犠打で一死二塁とされ、 森野選手への敬遠四球と渡邉選手の左前打で満塁のピンチ。 ここで英智選手に中前へ2点適時打を浴びて均衡が破れた。
 広島打線は9回表も山井投手に抑えられ、プロ初完投初完封を許した。
 0対2で敗戦。広島は4連敗で借金は今季最多の19。 広島全勝、中日全敗でも中日の勝率を上回れなくなったため、優勝の可能性が完全に消滅した。

 試合結果

 小山田投手はピンチを作りながら粘投。裏を返せば中日の拙攻。 広島打線は山井投手にあわやノーヒットノーランという展開でした。 こういう試合展開の時はえてして広島がワンチャンスで得点して勝ってしまうものなのですが…。
 小山田投手は8回11安打2失点。ピンチの連続でしたが、よく粘ってくれました。 プロ初完投ということで、先発投手としての自信としてもらいたいです。
 打線。確かに山井投手の出来が良すぎましたが、 ここまで打てないとは。7回表と8回表のチャンスを潰したことに目が行きがちですが、 初回がポイントだったかも知れませんね。初回はいきなり先頭尾形選手がストレートの四球。 久々の先発の立ち上がりで山井投手に力みが見えていたのですけど、 新井選手の三振併殺で楽にさせてしまいました。 新井選手を2番として起用した意図は何だったのでしょうか?
 嶋選手は1安打。山井投手のノーヒットノーランを阻む1本でした。 これでシーズン安打の球団記録へあと1本です。

9月11日

打線スミ2、河内好投実らず

 対中日戦、初回に中日先発平松投手を攻め、シーツ・嶋選手の連打で一死一三塁とし、 ラロッカ選手が右中間適時二塁打を放って2点を先制した。
 先発河内投手は4回まで1安打無失点の好投。 しかし5回裏一死から大西選手の二塁内野安打の後、渡邉選手に左中間適時二塁打を浴びて1点差。 英智選手の遊撃左へのゴロはシーツ選手が弾いて左前打となり、一三塁。 代打高橋光選手への四球で満塁とされ、荒木選手の左犠飛で同点とされた。 暴投で二死二三塁とし、井端選手の遊撃適時内野安打で1点を勝ち越された。
 広島打線は平松投手から5回表まで毎回チャンスを作ったが得点できず。 6回表からは岡本・平井・岩瀬投手にわずか1安打に抑えられて逃げ切られた。
 2対3で敗戦。広島は3連敗で借金は今季最多タイの18。

 試合結果

 平松投手を早めに潰せなかったのが敗因ですね。特に3回表の無死一二塁を潰したのが痛かったです。
 河内投手は久々の好投。北別府コーチいわく「今季一番の出来」。 しかし5回裏、中日のワンチャンスでやられてしまいました。内野安打が3本もありましたし(失策臭いのも)、 不運な感じでした。
 嶋選手は3安打。今季171安打になり、野村選手の持つシーズン安打の球団記録へあと2本となりました。 あっさり明日達成してくれることを期待します。

木村一が栗原に代わり出場選手登録

 栗原選手が出場選手登録を抹消され、木村一選手が出場選手登録された。

 昨日の試合で捕手2人制の危うさが露呈しましたからね。

9月10日

終盤逆転も逃げ切れず、サヨナラ負け

 対中日戦、粘投していた先発佐々岡投手は6回裏に立浪・アレックス選手の連打と 谷繁選手の犠打で二三塁とされ、井上選手を敬遠して一死満塁のピンチ。 渡邉選手の二ゴロが併殺崩れとなる間に1点を先制された。 さらに英智選手に適時打を浴びて2点をリードされた。
 広島打線は天敵の中日先発ドミンゴ投手を相変わらず打てず、5回表無死二三塁のチャンスも無得点。 6回をわずか1安打に抑えられた。
 ようやく8回表に3番手平井投手から代打木村拓選手が右中間二塁打した後、 代打浅井選手が右中間適時二塁打して1点差とした。森笠選手の犠打で一死三塁とし、 二死後、嶋選手が右前適時打して同点とした。
 9回表には久本投手を攻め、前田・シーツ選手の短長打で無死二三塁とし、 新井選手の左前適時打で1点を勝ち越し。さらに暴投で2点をリードした。
 しかし9回裏に登板した大竹投手が乱調。渡邉選手への四球と英智選手の右前打、 土谷選手の犠打で一死二三塁のピンチ。荒木選手の二塁適時内野安打で1点差とされた。 なおも一三塁から井端選手の遊ゴロでシーツ選手がバックホームしたが間に合わず野選。 同点とされた。続く一死満塁のピンチは何とか切り抜けた。
 そして11回裏、一死無走者から登板した林投手が二死としたが、 井端選手の四球と盗塁で二死二塁のピンチ。 川相選手の三塁右へのゴロは栗原選手が後逸してサヨナラ適時打となった。
 4対5で敗戦。広島は2連敗で借金17。

 試合結果

 見事な逆転劇だったんですけどね。 9回裏11回裏は無駄な四球が致命傷になったという印象です。

前田が1500試合出場達成

 前田選手がプロ通算1500試合出場を達成した。

 おめでとうございます。

11日12日はスト回避

 プロ野球選手会と経営側代表者の労使交渉が行われ、 11日12日についてはストが回避されることになった。

 労使交渉は始まったばかりですので、いろいろなことを合意するには少し時間が必要でしょう。 経営者側に猶予を与えたということではないでしょうか。

ウエスタン全日程終了

 広島二軍は阪神と今季最終戦を戦い、ウエスタンリーグ全日程を終了した。 後期の成績は45試合17勝25敗3分。5位が確定している。

 試合結果

 先発長谷川投手は5回を4安打2失点。今季中の一軍登板もありそうですね。
 これで全日程終了。特に後期は投手陣に怪我人が多く、試合を消化するのに精一杯という感じでした。

新井に男児誕生

 新井選手夫人裕美子さんが第一子男児を出産した。

 おめでとうございます。9回表の適時打が決勝打になっていれば、良いお祝いになっていたんですけどね。

9月9日

瀬戸が現役引退

 瀬戸輝信捕手兼バッテリーコーチが今季限りで現役を引退し、 来季からはバッテリーコーチに専念することが明らかになった。 この日のウエスタンリーグ・サーパス戦に出場し、試合後ナインに胴上げされた。 14年間の成績は536試合、打率.244、10本塁打、91打点。

 長い間、西山捕手との二枚看板で頑張ってくれました。 今後はコーチとして、良い捕手を育ててください。お疲れ様でした。

また天敵誕生?

 対横浜戦、先発黒田投手は4回まで3安打の好投。 しかし5回表に多村選手の二塁打と内川選手への四球などで一死一三塁とされ、 相川選手のスクイズが適時内野安打となって1点を先制された。セドリック投手に四球を与えて満塁とされ、 二死後、種田選手に2点適時打を浴びて3点をリードされた。黒田投手は5回3失点。
 広島打線は横浜先発セドリック投手を打ちあぐねていたが、 5回裏に新井・石原選手の連打で無死一三塁とし、 木村拓選手の二邪犠飛で新井選手が判断良くホームインし、2点差に迫った。
 8回裏には代打緒方選手の四球と嶋選手の右中間フェンス直撃二塁打、 ラロッカ選手の敬遠四球で一死満塁のチャンス。 しかし救援した門倉投手に前田選手と代打野村選手が凡退して得点できず。
 1対3で敗戦。広島の連勝は3で止まり、借金16。

 試合結果

 セドリック投手を打てませんでしたね。これで2試合連続してやられました。 また天敵誕生でしょうか?
 8回裏のチャンスを潰したのが痛かったです。 前田選手は目の前でラロッカ選手が敬遠されて燃えていたと思うのですが…。 それから、珍しくシーツ選手に代打を送ったのですが、これも実りませんでした。 不発だった打線の中で、嶋選手が2安打してくれたのが救いです。
 黒田投手。4回までは快調に投げていたのですが、5回表につかまってしまいました。 1点取られた後のセドリック投手への四球で傷口が広がってしまいました。 あの回は1点に止めておきたかったです。

ウエスタン情報

 試合結果

 大島・西川・天野・菊地原投手で完封リレー。瀬戸選手の引退試合を飾る。

9月8日

嶋決勝2ラン!3連勝で最下位脱出目前

 対横浜戦、初回に横浜先発土肥投手を攻め、二死から嶋・ラロッカ選手の短長打で二三塁とし、 前田選手が右越えへ20号先制3ランを放った。
 先発ベイル投手は3回表に相川選手の三塁内野安打をきっかけに二死二塁とされ、 種田・佐伯選手の連続適時打で1点差に迫られた。さらにラロッカ選手の失策で一二塁とされ、 多村選手に36号逆転3ランを浴びた。
 広島は4回裏に新井・石原選手の連打で無死一三塁とし、ベイル投手の左犠飛で1点差に。 5回裏にはラロッカ選手の遊ゴロ敵失と前田選手の右前打で一死一二塁とし、シーツ選手の左前適時打で同点。 土肥投手をKOした。
 6回裏には吉川投手を攻め、一死から代打森笠選手が中前打した後、 嶋選手が中越えへ31号2ランを放って勝ち越し。7回裏にはシーツ選手の左前打をきっかけに二死二塁とし、 代打野村選手が吉見投手から中越えへ適時二塁打を放った。 8回裏にも森笠選手の左前打などで一死二塁とし、ラロッカ選手が右前適時打を放って4点をリードした。
 ベイル投手は4回以降は粘りの投球で7回までを零封。8回表9回表は玉木・大竹投手が抑えた。
 9対5で勝利。広島は3連勝で借金15。

 試合結果

 初回に前田選手の先制3ランで幸先良く先制。しかし3回表にミスも絡んで大量5失点で逆転されました。 嫌なムードになるかなと思いましたが、1点ずつを取って同点とし、 嶋選手がもはや貫禄さえ感じさせる勝ち越し2ラン。その後も追加点。広島打線は元気でしたね。
 ベイル投手は3回表以外は粘投でした。3回表は味方の失策があって気の毒な面もありましたが、 もう少し粘って欲しかったですね。普通5失点もすれば致命傷ですから。チームトップの9勝目。
 これで3連勝。5位横浜とのゲーム差は1。明日勝てば最下位脱出です。

来季は11球団2リーグ

 プロ野球臨時オーナー会議が開かれ、オリックス・近鉄の合併が正式承認された(広島は採決を棄権)。 また、もう1組の合併は進んでおらず、来季はセ6球団パ5球団の2リーグで行われることが決まった。 セ・パ交流試合が導入されることも決まった。

 さらにもう1球団消滅するという最悪の事態はとりあえず避けられたかなという感想です。

ウエスタン情報

 試合結果

 玉山投手以下投手陣が打ち込まれ、14安打12失点。

9月7日

横浜戦、台風で中止

 広島市民球場で行われる予定だった横浜戦は台風18号のため中止となった。

 今回の台風は風が強かったです。

8月月間MVP発表

 8月の月間MVPが発表された。 セは中日の川上投手とヤクルトの岩村選手、 パはロッテの小林宏投手とダイエー井口選手。

 おめでとうございます。

9月6日

選手会、ストへ

 日本プロ野球選手会は「近鉄、オリックス両球団の統合を1年間凍結し、その是非、労働条件、 球団新規参入要件の緩和、ドラフト改革や収益分配策について協議・交渉を行うこと」という要求 が受け入れられない場合、11日以降、9月中の土日の全ての公式戦でストライキを行うことを決めた。

 どうやらストは不可避の状況になってきました。 プロ野球の未来がかかっていることで、今やるべきことをやっておかないと後悔することになりますから、 ストは仕方ないでしょう。

臨時実行委員会でオ・近合併正式承認

 プロ野球の臨時実行委員会が行われ、オリックスと近鉄の正式合併が承認された。 広島を除く11球団が賛成し、広島は採決を棄権した。

 棄権ということは賛成も反対もしないということですが、事実上、反対票を投じたことにはなるのでしょうね。

SATOの無責任先発予想

 7日から広島で横浜3連戦、続いてナゴヤドームで中日3連戦。計6連戦。
 広島の先発は黒田・ベイル・佐々岡・河内・小山田・黒田投手と予想します。 週末の黒田投手が中4日になりますが、前節に小山田投手を中4日で起用したので、 黒田投手もそうだろうなということです。
 横浜の先発はマレン・土肥・セドリック投手でしょうか?
 5位横浜とは2ゲーム差。3連勝すれば最下位脱出ですので、 頑張ってもらいたいですね。

9月5日

粘った!ラロッカ殊勲のサヨナラ打!

 対中日戦、中4日で先発した小山田投手は初回に荒木・井端選手の連打などで二死一三塁とされ、 森野選手の4号3ランで先制を許した。
 広島打線もすぐさま反撃。1回裏に中日先発長峰投手を攻め、二死から嶋選手の中前打の後、 ラロッカ選手が右中間へ39号2ランを放って1点差とした。 2回裏には新井選手が左翼席最上段へ6号ソロを放って同点。 3回裏には二死からラロッカ選手の右中間二塁打の後、前田選手の右越え適時二塁打で1点を勝ち越した。
 2回以降もピンチの連続だった小山田投手は、 5回表に井端選手の二塁打と立浪選手の四球などで一死一三塁とされ、 森野選手の一ゴロ併殺崩れの間に同点とされた。小山田投手は6回4失点。
 7回表と8回表を玉木投手が抑えて迎えた9回表、 小林投手が先頭井端選手に左越えへ5号ソロを浴びて1点を勝ち越された。
 粘る広島は9回裏に平井投手を攻め、代打木村拓選手が右翼線二塁打し、一死後、 尾形選手の一ゴロを渡邉選手が失策して一三塁のチャンス。 ここで嶋選手が中前適時打を放って同点。 なおも一三塁からラロッカ選手が右前適時打を放ってサヨナラ勝ち。
 6対5で勝利。広島は2連勝で借金は16。

 試合結果

 ラロッカ選手がやってくれましたね。 同点としてなおも一死一三塁から大振りせずコツーンと右前へサヨナラ打。 これがこの試合4安打目、3打点目でした。 初回には追い上げの39号2ラン。40号へ王手をかけ、トップのローズ選手とは3本差。 打点はトップですし、打率も.331と急上昇。三冠王も狙えますね。 ひょっとすると嶋選手首位打者への最大のライバルはラロッカ選手かも。 ヒーローインタビューで「来年」を連発していたのが嬉しかったです。

祝!佐竹がプロ入り初勝利

 佐竹投手は9回表二死無走者から救援し、リナレス選手を抑えた。 広島がその裏に逆転サヨナラ勝ちしたため、プロ入り初勝利を挙げた。

 おめでとうございます。 実のところ一軍に上がってきた時にはすぐに二軍落ちしてしまうのではと思っていました。 成功も失敗もありますが、一軍に定着してよく投げてくれています。

緒方が腰痛で欠場

 緒方選手はスターティングメンバーに名を連ねていたが、 試合前の練習中に腰を痛めて欠場した。

 試合前の守備練習中には既に姿がありませんでした。 こりゃてっきり廣瀬選手がスタメンかと思いましたが、 スタメン発表で緒方選手の名前があったので「???」となりました。 大事でなければよいですが…。

廣瀬が永川に代わり出場選手登録

 永川投手が出場選手登録を抹消され、廣瀬選手が出場選手登録された。

 永川投手は好結果を出せませんでしたので、仕方ないでしょう。 今年の失敗を来年に生かしてもらいたいですね。
 廣瀬選手は8月に復帰して以来ウエスタンで打率.517と絶好調。 緒方選手の故障でチャンスが来ました。残念ながら無安打でしたが、四死球がありましたからね。

五輪代表の救済策発表

 五輪代表選手の規定打席数および規定投球回数の算出基準となる公式戦試合数が発表された。 広島では黒田投手が118試合、木村拓選手が119試合。

 黒田投手はあと1イニングで最終規定投球回数に到達です。

ウエスタン情報

 試合結果

 菊地原投手は5回まで無失点も6回表に失策絡みで3失点。これが致命的に。 福地選手が3安打2盗塁の活躍。

9月4日

嶋30号先制2ラン!尾形・ラロッカ・新井で1イニング3発!

 対中日戦、初回に中日先発朝倉投手を攻め、緒方選手の左前打の後、 嶋選手が中越えへ特大の30号2ランで先制。ラロッカ選手の遊撃内野安打、前田選手の四球、 シーツ選手の右前打で一死満塁とし、暴投で1点を追加した。
 先発河内投手は2回表無死満塁、3回表一死一三塁のピンチを切り抜けたが、 4回表に谷繁選手の適時二塁打と荒木選手の適時打で1点差に迫られた。 6回表にも二死満塁とされたが、切り抜けた。河内投手は6回を安打2失点。
 追加点の欲しい広島は5回裏に一発攻勢。 遠藤投手から尾形選手が右中間へ3号ソロ、ラロッカ選手が左中間へ38号2ラン、 新井選手が右中間へ5号ソロを叩き込んだ。7回裏にもバルデス投手を攻め、 ラロッカ選手の左中間二塁打と森笠選手の一塁強襲安打で無死一三塁とし、 シーツ選手の左前適時打で6点をリードした。
 7回表を玉木投手、8回表を小林投手が無失点に抑え、9回表は永川投手が登板。 荒木・井上選手の安打で一死一三塁とされ、アレックス選手の適時打で5点差。 さらに森野選手の安打で満塁のピンチ。救援した大竹投手が渡邉選手の内野ゴロの間に1点を失ったが、 後続を抑えて逃げ切った。
 8対4で勝利。広島の借金は17。

 試合結果

 嶋選手がついに30号本塁打に到達。5回裏には尾形・ラロッカ・新井選手が一発。 派手に点を取ってくれましたね。こんなことなら何点か昨日に回せれば良かったのにと思っていましたが、 最終回に中日の反撃で少しだけ冷や汗をかかされました。 やはり点が取れる時には取れるだけ取っておいた方がいいですね。
 新井選手が7月30日以来のスタメン。三塁手としてのスタメンは今季初。 初回に立浪選手の三塁右へのゴロを横っ飛びで好捕したのをはじめ、実にハツラツとした動きでした。 試合に出られる喜びを全身から発散させていたように思います。 2失策はしていますが、いずれも前に思い切って出ての失策でしたので、 積極的な失策として評価できると思います。 特に7回表の立浪選手の打球に対する失策はなぜ記録が内野安打でないのか、 新井選手にも立浪選手にも気の毒に思いました。打撃でも本塁打を放って結果を出しました。 シーズン残り少なくなってきましたが、これからの新井選手の逆襲に期待したいです。
 河内投手は6回を2失点と数字だけを見れば好投したように見えますが、 綱渡りの投球でした。特に6四球はいただけません。それで2失点ですから、 よく粘ってくれたとも言えますけどね。ベイル投手と並ぶチームトップの8勝目。

9月3日

天敵ドミンゴに6敗目、好投佐々岡を見殺し

 対中日戦、先発佐々岡投手は緩急を効果的に使い、4回まで3安打無失点の好投。 しかし5回表、先頭アレックス選手の中前への飛球を緒方選手がダイビングの超美技で捕球し、 一死としたところで落とし穴が。井上選手への四球と渡邉選手の中前打で一二塁とされ、 英智選手の三塁内野安打を木村拓選手が一塁へ悪送球して1点を先制された。 7回表には二死から谷繁選手に15号ソロを浴びた。佐々岡投手は7回を6安打2失点。
 広島打線は中日先発ドミンゴ投手の前にチャンスは作るものの得点できず、 7回を2安打に抑えられた。8回裏からは平井・岩瀬投手に1安打に抑えられた。
 0対2で敗戦。広島の借金は今季最多タイの18。今季対中日戦の負け越しが決まった。

 試合結果

 昨日に続き、締まった試合だったのですが…。佐々岡投手は好投でした。 敗因は天敵のドミンゴ投手と谷繁選手、そして広島と中日の守備力の差ですかね。
 打線。たった3安打の割にはチャンスは結構ありました。 1回裏一死二塁、2回裏二死一二塁、4回裏二死一二塁、6回裏一死二塁、8回裏無死一塁。 相手を2点に抑えているわけですから、これらのチャンスで1〜2本出ていれば…。 それにしてもドミンゴ投手を打てません。これで6敗目ですか。 セーフティバントをやったりして揺さぶったのですが、ほとんど効果がなかったですね。 嶋選手も残念ながら無安打でした。

ウエスタン情報

 試合結果

 仁部投手が4回9失点と乱調。廣瀬選手の5安打、 福地選手の4安打などで打線が追い上げるも1点及ばず。
 高橋・矢野投手が復帰登板。西山選手が復帰。

9月2日

嶋先制打!ベイル快投8勝目!大竹リベンジ11セーブ!

 対ヤクルト戦、初回にヤクルト先発坂元投手を攻め、木村拓選手の中前打とラロッカ選手の四球で二死一二塁とし、 嶋選手が左中間へ適時二塁打を放って2点を先制した。
 先発ベイル投手は1回裏に宮本選手の四球と盗塁、岩村選手の左前打で一死一三塁とされ、 古田選手の右犠飛で1点差とされた。
 2回以降、坂元投手に抑えられていた広島打線は6回表にラロッカ選手の四球と嶋選手の左前打で無死一二塁とし、 シーツ選手が左中間へ適時二塁打を放って2点をリードした。続くチャンスは山本投手に抑えられた。
 ベイル投手は2回以降立ち直り、7回まで初回の1安打のみに抑えた。 しかし8回裏、宮本選手の右前打と岩村選手の二塁内野安打で二死一二塁とされ、 古田選手に左翼線適時二塁打を浴びて1点差とされた。続くピンチはラミレス選手を敬遠して二死満塁とした後、 鈴木選手を空振り三振に抑えて切り抜けた。
 9回裏は3連投の大竹投手が登板。あっさり二死としたが、2連続四球で一二塁のピンチ。 しかし代打度会選手を抑えて逃げ切った。
 3対2で勝利。広島の借金は17。

 試合結果

 初回に点の取り合いになって「また乱打戦かよ」と思いましたが、 2回からは1点が重い、締まった試合になりました。
 投のヒーローはもちろんベイル投手。8回を4安打2失点に抑える好投でした。 終盤につかまる癖は出てしまいましたが、8回裏は最後の力を振り絞ってリードを守ってくれました。 先発投手が8回もったのは8月3日の号泣黒田投手以来になります。次回もこの調子で頼みます。
 大竹投手。2試合連続で救援に失敗して相当プレッシャーがあったと思います。 2四球がその表れではないかと思いますが、よく踏ん張ってくれたと思います。 11セーブ目。
 打線。相変わらず嶋選手が好調。初回にいきなり左中間へ先制の二塁打。 6回表の左前打も得点につながりました。打線のつながりという意味では、 6回表に1点を挙げた後の無死二三塁から追加点がなかったのが苦戦の原因になったように思います。
 これでこの3連戦は勝ち越し。明日からは首位中日をいじめてセ・リーグを盛り上げたいですね。

尾形が全農GoGo賞受賞

 尾形選手が8月のJA全農Go・Go賞(最多二、三塁打賞)を受賞した。

 おめでとうございます。カープ選手はこの賞には縁がありますね。

9月1日

黒田突然の乱調、復帰登板飾れず

 対ヤクルト戦、2回表にヤクルト先発高井投手を攻め、一死から嶋選手の左前打の後、 ラロッカ選手が中越えへ適時三塁打を放って1点を先制。石原選手の四球で二死一三塁とした後、 黒田投手の投前セーフティバントが適時内野安打となって2点目。 4回表にはシーツ選手の左前打の後、石原選手の右中間適時二塁打で3点をリードした。
 アテネ五輪後初先発となった黒田投手は3回まで2安打無失点。しかし4回裏につかまった。 宮本選手への四球と古田選手の内野安打で一死一二塁とされ、ラミレス選手に適時二塁打を浴びて2点差。 鈴木選手に11号3ランを浴びて逆転。続く稲葉選手にも16号ソロを浴びて2点をリードされた。
 直後の5回表に広島打線も反撃。緒方選手が中越えへ25号ソロを放って1点差に迫ると、 ラロッカ選手の四球と嶋選手の中前打で一死一三塁とし、高井投手をKO。 二死後、田中投手から野村選手が左前適時打を放って同点。 さらに石原選手が左翼左へ適時二塁打を放って1点を勝ち越した。
 しかし5回裏に宮本選手に7号ソロを浴びて同点。黒田投手は5回6失点で降板。
 6回表二死から河端投手を攻め、緒方・ラロッカ選手の連打の後、 嶋選手が4試合連続の29号3ランを放って勝ち越した。
 しかし6回裏にワトソン投手がラミレス選手の20号ソロで2点差に。 8回裏に林投手が一死からラミレス選手の21号ソロで1点差に。 佐竹投手が二死とした後に救援した小林投手が佐藤・土橋選手に連続二塁打を浴びて同点とされた。
 9回表、石井投手を攻め、石原選手が中前打し、代走東出選手が盗塁を決めて二死二塁のチャンス。 ここで木村拓選手が中前適時打を放ち、土壇場で1点を勝ち越した。
 しかし9回裏、大竹投手が真中選手に3号ソロを浴びて同点。 11回裏に永川投手が二死無走者から宮本選手の安打と暴投、古田選手への敬遠四球で一二塁とされ、 古田選手に三塁強襲適時打を浴びてサヨナラ負け。
 10対11で敗戦。広島は今季最多タイの借金18。

 試合結果

 凄い打撃戦になりましたね。ほぼノーガードの打ち合いでした。
 黒田投手が五輪後初登板。五輪では好投していましたから期待していたのですが…。 3回まではまずまずだったようですが、4回裏に大崩れしてしまいましたね。 このへんの崩れ方は五輪前と変わっていないなという感じでした。ひょっとして時差ぼけ?
 救援投手陣。ちょっと心配になってきたのは大竹投手。ここ4試合、登板するたびに失点しています。 最後に永川投手が登板していますが、ローテからは外すのでしょうか?
 打線は今日もよく打ちました。緒方選手は連夜の4安打。スタメン落ちして休んだのが良かったのでしょうか? 突然の復調という印象です。石原選手も4安打。打率を3割が狙える位置まで上げてきています。 嶋選手は3安打。本塁打は4試合連続ということで30号へ王手です。
 9回表の攻撃も見事でした。二死から東出選手が盗塁を決め、木村拓選手が適時打。 足を絡めた攻撃ができたのは良かったと思います。

天野が出場選手登録抹消

 天野投手が出場選手登録を抹消され、黒田投手が出場選手登録された。

 天野投手は投げるたびに失点してしまう状態になっていましたからね。

ウエスタン情報

 試合結果

 同点に追いついた直後の8回裏に横山投手が失策絡みで4失点。 先発鶴田投手は6回を3失点。
 廣瀬選手は3安打。絶好調ですね。

追加日程

10月10日(日)横  浜−広  島 時間未定(横 浜)