カープ日記

また、いわゆるWhat's Newとしても使います。

5月15日

赤ヘル涙雨、延長12回サヨナラ負けで貯金0

 対阪神戦、2回表に阪神先発下柳投手を攻め、前田選手の右翼線二塁打で一死二塁とし、 二死後、野村選手が中前適時打して1点を先制。
 しかし2回裏に先発ベイル投手が桧山選手の二塁打で一死二塁とされ、 二死後、関本選手に適時打を浴びて同点。
 4回表にラロッカ選手の中越え二塁打とシーツ選手の三ゴロで一死三塁とし、二死後、 栗原選手の遊撃適時内野安打で1点を勝ち越した。6回表にはラロッカ選手の右前打で一死一塁とし、 二死後、前田選手が右越えへ7号2ランを放って3点をリードした。
 6回まで好投していたベイル投手は7回裏二死無走者から沖原選手の安打と盗塁、 藤本選手の安打で一三塁とされ、赤星・今岡選手に連続適時打を浴びて1点差に迫られた。
 8回裏には大竹投手が先頭アリアス選手に15号ソロを浴びて同点。
 9回裏一死一二塁サヨナラのピンチは救援した菊地原投手が抑え、 天野投手は10回裏二死一二塁、11回裏二死一二塁のピンチを抑えた。
 広島打線は8回以降チャンスらしいチャンスを作れず勝利がなくなった12回裏。 佐々岡投手が二死無走者としたが、久慈・八木選手の連打で一二塁とされ、 赤星選手に右前へサヨナラ適時打を浴びた。
 4対5で敗戦。広島は貯金0。

 試合結果

 野球は二死からですね。アリアス選手の本塁打以外は全て二死から入った点でした。 12回裏もあっさり二死になって「こりゃ引き分けだ」と思っていたら、 佐々岡投手が連打されてサヨナラ負けでした。降りしきる雨で制球が狂ったのでしょうかね。 赤星選手の適時打は2−3にしていなければ二塁走者を本塁で刺せていたんですけど。
 先発は河内投手ではなく中5日でベイル投手でした。ベイル投手は7回3失点の好投。 7回裏はスタミナ切れでしたかね。どこで継投するかと思っていたら、7回裏は最後まで引っ張りました。 何とかリードを保ったまま救援陣に託したのですが…。 二死無走者からだっただけにあの回の2失点が痛かったです。
 大竹投手はセットアップで登板。横浜戦限定かと思っていましたが、今日も出てきました。 先発は来週末でしょうか。アリアス選手の一発は2−3になって「エイヤッ!」で投げてしまった感じでした。 後続を3者連続三振させただけにモッタイなかったです。
 菊地原・天野投手はギリギリの場面でよく踏ん張ってくれました。 特に菊地原投手は、大竹投手が作った一死一二塁のサヨナラのピンチでの好救援でした。
 打線。2回表は得点圏打率セ・リーグトップの野村選手が先制打。 4回表はここのところ当たりが止まっていた栗原選手が 一塁へのヘッドスライディングで執念の勝ち越し適時打。 6回表は前田選手が右翼席へライナーで2ラン。徐々に得点を重ねていく良い展開だったんですけどね。 8回表以降は阪神の救援投手陣にやられて、押されっぱなしの展開になってしまいました。 終盤だけ見れば引き分けでも御の字だったんですけど。

社会人大会、カープ二軍が優勝

 第43回社会人野球広島大会、カープ二軍は準決勝でJR西日本に10対4で快勝。 続く決勝では三菱自動車水島に4対3で勝利し、大会2連覇を達成した。 大会MVPは首位打者となった松本高選手。

 準決勝結果
 決勝結果

 おめでとうございます。 接戦が多かったですが、良い経験になったのではないでしょうか。

5月14日

デイビー、わずか3安打で虎を料理

 対阪神戦、阪神先発藪投手に抑えられていた広島打線は、 5回表にシーツ選手の敵失をきっかけに二死三塁とし、野村選手が左前適時打を放って1点を先制。
 4回裏までパーフェクト投球だったデイビー投手は、5回裏に金本選手に9号ソロを浴びて同点。
 しかし、6回表にデイビー投手の中前打と緒方選手の左前打で無死一二塁とし、 一死後、ラロッカ選手が左翼線へ適時二塁打を放って1点を勝ち越し。 8回表には緒方選手の左中間二塁打と嶋選手の二ゴロで一死三塁とし、 ラロッカ選手が左翼左へ適時打して2点をリードした。
 デイビー投手は7回表に金本選手の三塁打で一死三塁としたが切り抜け、 9回表にも一死一塁とされたが金本・桧山選手を抑えて今季初完投勝利。
 3対1で勝利。広島は貯金1。

 試合結果

 去年のデイビー投手が戻ってきたようですね。9回を3安打2四球1失点。 コーナーを突くような細かい制球はなかったようですが、変化球でしっかりストライクが取れており、 ストライク先行の投球。これまでのように四球連発の不安がありませんでした。 直球は手元で揺れ、変化球で緩急がつき、長身で角度がつき、と文句なしの好投でした。 こういった投球を今後も続けて欲しいと思います。 打でも6回表に中前打を放ち、勝ち越しのホームを踏んでいます。
 打線。ラロッカ選手が勝ち越し打と駄目押し打を放って2打点の活躍。 緒方選手はそのラロッカ選手の一打を呼ぶ、チャンスメイクの2安打。野村選手は先制打を含む2安打。 苦手の藪投手を打ち崩すところまでは行きませんでしたが、3得点を挙げました。
 6回表無死一二塁のチャンスでファールになりましたが、嶋選手が送りバントを試みました。 これまでは攻撃的2番ということでバントはありませんでしたが、 場面や最近の嶋選手の調子を考えると、当然の作戦と感じました。
 バントといえば、3回表無死一塁の場面で石原選手に強攻させて併殺でした。 デイビー投手は打撃が良いですし、緒方選手は当たっていますし、 序盤の試合内容から投手戦になりそうな雰囲気がプンプンしていましたから、 あの場面は送りバントをさせて欲しかったです。
 借金生活転落を防ぎ、飛び出しかけている阪神を止めました。この1勝は大きいと思います。

5月13日

オールスター開催要項発表

 サンヨーオールスターゲームの開催要項が発表された。 第1戦は7月10日(土)18時15分からナゴヤドームで。 第2戦は7月11日(日)18時30分から南長野運動公園球場で。 選手はファン投票と監督推薦合わせてセ・パそれぞれ28人が選出される。 ファン投票は5月15日から6月20日までで発表は6月28日。 監督推薦発表は6月29日。選出規定として「投手は5試合以上登板または投球回10以上」 「野手は10試合以上出場または20打席以上」が設けられた。 インターネットでのファン投票は http://allstar.sanyo.co.jpから。

 カープファンとして注目は嶋選手。現在の成績を維持できれば監督推薦は確実。 4月の「赤ゴジラ」フィーバーを考えると、ファン投票での選出も夢ではないと思います。

5月12日

黒田完投も勝てず、貯金また0

 対横浜戦、初回に緒方選手が横浜先発吉見投手から中越えへ6号先頭打者本塁打を放って先制。
 先発黒田投手は3回裏に種田選手の1号ソロで同点。 内川・古木・ウッズ選手に3連打を浴びて1点を勝ち越された。
 4回表にシーツ選手の四球と前田選手の右前打で無死一三塁とし、 栗原選手の遊ゴロの間に同点とした。
 しかし4回裏一死から吉見投手の二塁打され、二死後、内川選手の適時打で1点を勝ち越された。
 広島打線は5回表二死満塁のチャンスを潰すと、 6回から川村・ギャラード・佐々木投手にわずか1安打でチャンスすら作れず逃げ切られた。
 2対3で敗戦。広島の連勝は2でストップ。貯金0。

 試合結果

 黒田投手は8回を3点に抑えて完投したのですが、勝てませんでした。 これまでは打線の援護だけはあったのですが、その援護を無駄にしてきた感もありましたから、 こういう試合があっても仕方がないですかね。投球内容を見ると、 同点にした直後に吉見投手の二塁打をきっかけに失点するなど悔いの残るものだったと思います。 次回頑張ってください。
 打線。いきなり緒方選手の本塁打が出た時は行けると思ったんですけどね。 3回表の一死一二塁、5回表の二死満塁など前半のチャンスをものにしきれなかったのが痛かったです。 後半は横浜の救援投手陣に手も足も出ませんでした。 あのようにあっさり、ひとつの山場もなく終わるとは思いませんでした。
 栗原選手は3打数無安打1打点。8回表の打席では代打を出されてしまいました。 確かに地元を意識しすぎて打てそうな雰囲気が全くありませんでしたが、 最後のチャンスに賭けさせてあげたかったです。 代打で登場した新井選手が全く自分のスイングをできず空振り三振したので、 余計にそう思いました。
 昨日途中交代したラロッカ選手は元気にフル出場しました。

5月11日

3発&3投手好継投で2連勝、貯金1

 対横浜戦、初回に横浜先発ウォーカー投手から嶋選手が右中間へ10号先制ソロアーチ。 4回表にはシーツ選手が左中間へ6号ソロアーチ。前田選手の右翼線安打の後、 野村選手が右越えへ4号2ラン。4点をリードした。
 中13日で先発した高橋投手は初回にいきなり一死満塁のピンチを作ったが切り抜けた。 5回裏に石井選手の3号ソロで3点差とされたが、4回裏無死一二塁、 7回裏無死一二塁のピンチを粘り強く切り抜けた。高橋投手は7回を6安打1失点。
 8回裏は大竹投手が1四球に抑え、9回裏は佐々岡投手が2安打で二死一三塁とされたが、 ウッズ選手を抑えて逃げ切った。
 4対1で勝利。広島は久々の連勝で貯金1。

 試合結果

 高橋投手は久々の登板ということで不安がありました。 初回はその不安が的中して一死満塁のピンチ。しかしここを踏ん張って波に乗りました。 前回も好投でしたし、開幕直後の不振からは完全に立ち直ったようですね。2勝目。
 セットアップは予告通り大竹投手。高橋投手の球数は100球ちょっとでしたし、 8回まで高橋投手で行って9回から直接佐々岡投手につないでもいいかなと思いましたが、 大竹投手を起用しました。大竹投手への信頼感というのもあるでしょうし、 来週の先発に向けて登板間隔が開き過ぎないようにという配慮もあると思います。 投球内容は1四球こそ与えましたが、安心して見ていられるものでした。 ひょっとすると抑えの適性があるのではないかと思ったほどでした。
 佐々岡投手。ウッズ選手の本塁打で同点という場面を作られてちょっとドキドキさせられました。 が、最後はしっかり抑えて3セーブ目です。
 打線は嶋・シーツ・野村選手の3発で4得点。 先手を取れたことが高橋投手の好投を引き出したように思います。
 地元山形出身の栗原選手は3打数無安打1四球。 地元ということで肩に力が入ってしまったという感じでしたね。 明日もう1試合ありますので、平常心で打席に入ってください。
 久々の連勝で貯金1。阪神が飛び出しかけていますから、ついていきたいですね。

ラロッカが腰の張りで途中交代

 ラロッカ選手が腰の張りを訴え、大事を取って4回裏の守備から木村拓選手と交代した。

 3回裏の守備で突き指でもしたのかなと思っていたのですが、腰だったのですね。 大事を取ってということなので大したことはないようですが、 そろそろ疲れが溜まってきているのかも知れませんね。

残念、嶋4月月間MVPならず

 4月の月間MVPが発表された。セは巨人の阿部選手と阪神の福原投手。 パは日本ハムのセギノール選手と近鉄の岩隈投手。

 嶋選手はあれだけ大活躍だったのに残念でした。阿部選手が本塁打と打点の二冠の上、 月間最多本塁打タイ記録でしたからねえ。月間MVPは毎月ありますので、 嶋選手には再噴火で獲ってくれることを期待します。 ここ2試合、その兆しも見えてきているように思います。

新外国人選手調査へ

 松田一宏国際業務部付部長と山根雅仁育成部主任が新外国人調査と球場視察のため渡米した。 シュールストロム駐米スカウトとともにスカウト活動を行う。

 この時期の渡米ということは、6月末までに新外国人の獲得を目指しているということなのでしょうか。

社会人大会、カープ決勝T進出

 第43回社会人野球広島大会、カープ二軍はリースキンに延長10回、4対3で勝利。 予選2勝で決勝トーナメントに進出した。

 試合結果

 またもきわどい試合でした。

5月10日

SATOの無責任先発予想

 11日から山形で横浜2連戦、1日空けて甲子園で阪神3連戦。
 広島の先発は高橋・黒田・デイビー・河内・ベイル投手と予想します。 今節は5試合しかないのでローテ6人のうち誰を外すかによってローテが変わってきます。 大竹投手を外すと予想したのですが、 これは大竹投手が開幕後初先発するまでに1度救援をやっているということが根拠です。 阪神との相性を考えると、外されるのは河内投手かも知れませんね。
 一方の横浜は吉見・ウォーカー投手でしょうか。 山形での試合ということで、栗原選手が故郷に錦を飾ってくれることを期待します。

大竹が期間限定セットアッパーに

 大竹投手が期間限定のセットアッパーに指名された。12日からの第7節は5試合しかないため。 北別府コーチは「勝ちパターンでは大竹を中継ぎに回すことになる」と明言した。

 と、いうことだそうです。

社会人野球広島大会、カープがサヨナラ勝ち

 カープ二軍は第43回社会人野球広島大会に参加。予選リーグ初戦でJFE西日本に5対4でサヨナラ勝ち。
 カープは3回裏に福地選手の3ランで逆転。7回裏には山本芳選手のソロで突き放したものの、 終盤に同点に追いつかれた。しかし9回裏に倉選手の適時打でサヨナラ勝ちした。

 試合結果

 きわどい試合だったようですね。深夜に録画中継があったのですが、観れてません。
 佐竹投手が今季初登板しています。

5月9日

祝!ベイルが来日初勝利

 対巨人戦、先発ベイル投手は初回に仁志選手に先頭打者本塁打を浴びて先制された。
 巨人先発久保投手に3回まで抑えられていた広島打線は4回裏に反撃。 シーツ選手の左前打と栗原選手の右前打で二死一二塁とし、野村選手が左前適時打して同点。 5回裏には一死から緒方選手の右前打と嶋選手の右越え二塁打、ラロッカ選手の四球で満塁とし、 二死後、前田選手が右前適時打して1点を勝ち越した。
 ベイル投手は走者を許しながら粘り強い投球で巨人打線を抑えたが、 9回表に先頭ペタジーニ選手に四球を許して降板。救援した佐々岡投手が後続を抑えて逃げ切った。
 2対1で勝利。広島は連敗を2で止めて勝率5割復帰。ベイル投手は来日初勝利。

 試合結果

 ベイル投手、来日初勝利おめでとうございます。 初回にいきなり仁志選手に本塁打を浴びた時はどうなるかと思いましたが、 結局その1点に抑えてくれました。 カーブ・チェンジアップ・横手投げを駆使して巨人打線に的を絞らせませんでしたね。 前回も好投でしたし、今後ローテの軸となってくれそうな感じです。 安定感のない先発投手が多いだけに期待が大きいです。
 佐々岡投手は好救援。ベイル投手の完投も考えられましたが、首脳陣の継投の決断が成功しました。 8回裏にベイル投手を打席に送り、一度は完投させようとしましたが、 9回表にペタジーニ選手に四球を与えると方針転換。臨機応変の采配だったのではないでしょうか。 最近は投手起用に関する采配が裏目に出ることが多かったので不安はありましたが、 佐々岡投手が首脳陣の期待によく応えてくれたと思います。
 守りでも良いプレーがありました。 7回表一死一二塁で元木選手の一二塁間を割ろうかというライナーは栗原選手が好捕。併殺としました。 8回表二死一三塁で高橋由選手の投ゴロはベイル投手が好捕しました。 今日のような1点を争う試合ではこういった守りの良さが効いてきます。
 打線。野村選手が同点打。前田選手が勝ち越し打。いずれも二死になってから出た貴重な一打でした。 しかし全体的にはシーツ選手がブレーキになって大量点を逃したという感じはありました。 ここのところ不調だった嶋選手の2安打は明るい材料です。
 勝率を5割に戻して今節は終了。そろそろ連勝して貯金を増やしたいですね。

ベイルが来日初安打

 ベイル投手は7回裏に久保投手から左前打を放ち、来日初安打を記録した。

 おめでとうございます。ブロック投手やデイビー投手とは違って、 あまり打撃は得意そうではないですけどね。

広池が永川に代わり出場選手登録

 永川投手が出場選手登録を抹消され、広池投手が出場選手登録された。

 永川投手。しっかり二軍で鍛え直してきてください。
 広池投手。まずはビハインドの場面での登板となるでしょうが、 結果を残してステップアップしてください。

5月8日

巨人に打ち負けてついに借金1

 対巨人戦、先発河内投手は初回に2四球と自らの牽制悪送球で一死一三塁のピンチを作り、 高橋由選手に先制適時打を許した。さらにペタジーニ選手に6号3ランを浴びていきなり4失点。 2回表にも仁志選手に5号ソロを浴びた。
 広島は初回に巨人先発木佐貫投手を攻め、嶋選手の左前打とラロッカ選手の死球で一死一二塁とし、 シーツ選手の中前適時打で1点を返した。2回裏には野村選手が左越えへ3号ソロ。 右前打の石原選手を河内投手が犠打で送って一死二塁とし、 緒方選手が左中間へ3試合連続の4号2ランを運んで1点差に迫った。木佐貫投手を2回KO。
 3回裏には三澤投手から前田・栗原選手の連打で一死一三塁とし、 野村選手が左中間へ適時二塁打して同点。石原選手の四球で一死満塁としたが、 河内投手が三ゴロ併殺に倒れた。
 5回表、先頭仁志選手に四球を与えると、清水選手に5号2ランを浴びて2点を勝ち越された。 河内投手はこの後、二死満塁とされたところでKO。 6回表は5回表に好救援を見せた林投手がシーツ選手の失策で二死二塁とされ、 ローズ選手に適時打を浴びて3点差とされた。
 7回裏にシコースキー投手からラロッカ選手が左中間へ10号ソロを放って2点差としたが、 8回表に澤崎投手が仁志選手に6号ソロを浴びて再び3点差とされた。
 9回裏に河原投手から先頭緒方選手が左越えへこの試合2本目の5号ソロを放って2点差に迫ったが、 反撃もそこまで。
 7対9で敗戦。広島は2連敗で借金1。

 試合結果

 最近の打線の調子を考えると、初回にいきなり4失点した時は苦しいかと思いましたが、 3回裏には同点に追いつきました。打線は頑張ったんですけどね。
 後から思うと3回裏の一死満塁のチャンスで勝負に出なかったのが惜しかったですね。 先発投手を早めに交代させると後々の継投が苦しくなることはわかりますし、 同点にはなっていて、チャンスをその後にいくらでも作れそうな雰囲気ではありましたけど。 あの場面はイケイケの状態だったので、一気に逆転に持って行きたかったですね。
 河内投手。順番通り「悪い方」が出てしまいましたね。 次の登板では順番通り「良い方」を出してもらわないと困りますが、 このように交互に「良い方」「悪い方」を出されたんじゃ困りますね。
 緒方選手。2本塁打を含む3安打。完全復調ですかね。

祝!前田が通算1500本安打達成

 前田選手は3回裏に三澤投手から右前打した後、5回裏に前田投手から左中間二塁打を放ち、 プロ入り通算1500本安打を達成した。初安打は1990年6月6日ヤクルト戦で西村投手から。

 おめでとうございます。 あと3〜4年ぐらいレギュラーを張れば2000本も狙えますので、頑張ってください。

ウエスタン情報

 試合結果

 スカイAで中継がありました。終盤に尾形・甲斐選手の本塁打などで反撃するも4対6で敗戦。
 鶴田・横山・小山田・西川・広池投手が登板しましたが、 「これは!」という投球をした投手はいませんでした。あえて挙げれば、 小山田投手の球威が全盛期ほどではないにせよ、かなり戻ってきていることぐらいですかね。
 野手では天谷選手が3安打。うち2本は左の横手投げ投手からのものでした。
 尾形選手は伊良部投手から右中間に本塁打。他にも2本大きな当たりを打っていて、 なかなかのパワーでした。
 甲斐選手は左中間へ本塁打。打撃だけでなく、軽快な守備と安定した送球を見せていました。

5月7日

デイビー5回KO、打線はまた工藤打てず

 対巨人戦、先発デイビー投手は3回表に仁志・ローズ選手の安打などで二死一二塁とされ、 清原選手に適時打を浴びて1点を先制された。 5回表には高橋由・元木選手の安打で二死一二塁とされ、川中選手に二塁強襲適時二塁打を浴びて2点目。 さらに工藤投手に2点適時二塁打を浴びて4点差とされた。デイビー投手は5回KO。
 巨人先発工藤投手に4回まで抑えられていた広島打線は、 5回裏に緒方選手が右越えへ3号ソロを放って1点を返した。
 しかし6回表に永川投手が二死から清原・阿部・元木選手に3連打を浴びて4点差とされた。 8回表には菊地原投手がローズ選手の14号ソロ、高橋由選手の5号ソロで駄目押しされた。
 広島打線は8回まで工藤投手に抑えられ、9回裏はシコースキー投手に抑えられた。
 1対7で敗戦。広島の貯金は0。

 試合結果

 また工藤投手を打てませんでしたね。初回に一死一三塁のチャンスを逃したのが痛かったです。 ほとんど良いところのなかった広島打線ですが、 緒方選手が2試合連続本塁打を含む2安打をして復調気配を見せているのが明るい材料です。
 デイビー投手は悪いなりに粘っていましたが、5回表にやられました。 工藤投手に打たれたのが痛かったですね。 マウンド上では相当イライラしていたようで、開幕2試合目の中日戦のような感じだったようです。
 永川投手。あっさり二死を取って今日は良いかなと思ったら3連打で失点。 緒方選手の本塁打による反撃ムードに水を差してしまいました。
 菊地原投手は左打者2人に一発を浴びました。 せめて巨人の連続試合本塁打の記録を止めて欲しいなと思った矢先でした。
 4月の6連勝以来連勝がありません。勢いが出ませんねえ。

野村が4月度Go・Go賞受賞

 野村選手がJA全農Go・Go賞4月度「好走塁賞」を受賞した。 対象となったのは4月13日阪神戦4回表の走塁。

 なるほど、あれですか。おめでとうございます。

セが要望書に回答

 2日の巨人戦の誤審について広島球団が提出した要望書にセ・リーグが 「指摘の重みを十分認識し、審判全員で注意喚起する」と回答した。

 あれだけ明らかな誤審ですと平謝りするしかないですよねえ。

ウエスタン情報

 試合結果

 打線が15安打13得点と爆発。松本奉選手が2打席連続本塁打。福地選手が3安打。 玉山投手は6回を5安打2失点。

二軍が10日からの社会人広島大会に参加

 カープの二軍が広島市民球場で10日から始まる第43回社会人野球広島大会に参加する。 12チームが4組に分かれて予選を行い、予選1位4チームがトーナメントを行う。 延長戦は無死満塁から始めるタイブレーク方式。 カープはB組で、10日12時からJFE西日本と、11日15時からリースキンと対戦する。 14日に準決勝(カープ予選突破の場合9時)と決勝(15時)が行われる。

 参加は3年目。昨年は優勝しました。今年も頑張ってください。

5月6日

SATOの無責任先発予想

 7日から広島で巨人3連戦。
 広島の先発はデイビー・河内・ベイル投手と予想します。 雨で先発が飛んだ高橋投手は5日は中継ぎの準備をしていたそうですので、 ローテの組み替えはないと見ます。
 一方の巨人は工藤・木佐貫・林投手でしょうか。
 先週の東京ドームでは投手陣がまずまず巨人打線を抑えていましたので、 今回は広島打線の奮起を期待したいと思います。 救援投手に不安のある巨人ですから、先発投手を早めに潰してもらいたいですね。

5月5日

やった!緒方復活のサヨナラ弾!

 対阪神戦、先発黒田投手は初回に一死一三塁から金本・桧山選手に連続適時打を浴びて2点を先制された。
 その裏、阪神先発井川投手からシーツ選手が右越えへ5号2ランを放って同点。 2回裏には栗原・野村選手の連続二塁打で1点を勝ち越した。
 3回表に桧山選手の適時打で同点とされたが、その裏、栗原・野村選手の安打などで一死満塁とし、 石原選手が押し出し四球を選び1点を勝ち越し。黒田投手が中前適時打して2点をリード。井川投手をKOした。
 さらに4回裏に杉山投手を攻め、ラロッカ選手の右越え9号ソロ、 前田選手の中越え6号2ランで大量5点をリードした。
 4回表から立ち直っていた黒田投手だが、7回表に今岡選手に10号ソロを浴びた。 8回表にはアリアス・矢野選手の安打と関本選手への四球で二死満塁のピンチ。 赤星選手の適時内野安打と藤本選手の2点適時打で1点差とされ、 今岡選手への四球で再び満塁としたところで降板。 救援した菊地原投手が金本選手に押し出し死球を与えて同点。続く桧山選手は空振り三振に抑えた。
 そして9回裏。安藤投手に二死無走者とされたが、代打新井選手が左前打し、 緒方選手が左翼席中段へ高々と2号2ランを運んでサヨナラ。
 10対8で今季2度目のサヨナラ勝ち。広島の貯金は1。

 試合結果

 緒方選手がやってくれました。ここのところの打撃不振で1日にはスタメン落ち。 スタメン落ちはその1試合でしたが、その後も不調。 木村拓選手のスタメン起用を求めるファンの声も大きくなってきたところで、この一発。 思えば昨年も4月29日のサヨナラ安打をきっかけに復調していきましたから、 今日のサヨナラ本塁打を復調への足がかりにしてもらいたいと思います (というかスタメン起用されている以上、復調してもらわないと困ります)。
 黒田投手。序盤に失点したものの中盤は立ち直っていました。 8回表も二死一塁まで行っていたのですが、そこから不運な当たりもあってやられました。 今年の黒田投手は打線の援護に恵まれているのですが、勝ちきれませんね。 交代のタイミングについては、同点にされるよりも前でしたので、 前回逆転負けを喫した時よりは早めだったと思います。首脳陣も多少は懲りたのでしょう。
 菊地原投手。非常に厳しい場面での救援で、いきなり金本選手にぶつけた時はどうなることかと思いましたが、 その後を抑えて阪神の勢いを何とか食い止めてくれました。
 天野投手。アリアス選手にいきなり0−3になった時にはどうなることかと思いましたが、 シーツ選手の好守備に助けられ、その後は安定した投球でした。2勝目。
 楽勝しなければいけない展開でこんな試合になってしまったのは確かに問題ですが、 この劇的な1勝でチームに勢いが出てくれればと良いと思います。 また、どんな形であれ、連勝の首位阪神を止めたのも大きいです。 混戦のセ・リーグで自チームが飛び出せないならば、混戦を続けるために、 出る杭は打っておかないといけませんから。

5月4日

満員の広島市民球場で大惨敗、貯金0

 対阪神戦、先発大竹投手は2回表に四球と暴投などで二死三塁とし、 久保田投手に適時打を浴びて先制された。 3回表にも藤本選手の二塁打と桧山選手への四球で二死一二塁とされ、 アリアス選手に適時打を浴びて2点目。4回表にも矢野選手の安打と久保田投手への四球、 赤星選手の安打で無死満塁とされ、藤本選手に2号満塁弾を浴びた。 大竹投手は4回途中でKO。
 さらに7回表には永川投手が二死二三塁から久保田投手に2点適時二塁打を浴びた。 9回表にも澤崎投手がアリアス選手に13号2ラン、キンケード選手に3号ソロ、 今岡選手に9号3ランを浴びた。18被安打14失点。
 広島打線は阪神先発久保田投手をとらえ切れず、7回裏にラロッカ選手が右越えへ8号ソロを放ったのみ。 プロ初完投勝利を許した。
 1対14で惨敗。広島の貯金は0となった。

 試合結果

 打線が低調になっている今、投手陣に頑張ってもらわないといけないのですが、 今日はひどかったですね。
 大竹投手は今季初のKO。時々は良い球が行っていたのですが、全体的に制球が悪かったですね。 特に痛かったのは、2度の久保田投手との対決。2回表は2−1と追い込みながら、 真ん中高めの甘いところに投げて先制打を打たれました。 4回表はバントを2度ファールさせて追い込みながら四球を許してしまいました。 今日の試合のポイントでしょうね。次節は5試合しかなく先発投手が余りますので、 5月18日からの6連戦までは救援でスタンバイということになるかも知れません。
 永川投手は6点リードされた場面で登板。3連打で満塁とされ、併殺で二死としたものの、 久保田投手に2点適時二塁打を浴びました。復調には程遠いですね。 しかし2イニング目は3者連続三振をやってます。 1日の巨人戦でも2イニング目はピシャリと抑えているんですよね。 結局立ち上がりが悪い投手だということなのでしょうか。

木村一が出場選手登録

 木村一選手が出場選手登録された。

 9回表の守備につきました。出遅れた分を取り返す活躍をしてもらいたいですね。

5月3日

佐々岡が抑えに

 北別府コーチは、不調の永川投手に代わって佐々岡投手を抑え役とすることを明言した。 永川投手は楽な場面での中継ぎで復調を目指す。

 ハンパなことはせずに一度ミニキャンプでも張った方が良いような気がするんですが…。

阪神戦、雨天中止

 広島市民球場で行われる予定だった阪神戦は雨天のため中止となった。

 明日の天気予報も悪いです。営業的に大打撃ですね。

町田が出場選手登録抹消

 町田選手が出場選手登録を抹消された。なお、木村一選手が一軍に合流している。

 今季はここまでわずか1安打で打率2割ということで印象が薄かったです。 復調してもらいたいですね。

セに要望書を提出:2日の誤審問題

 広島球団は、2日巨人戦の9回裏の判定について、 審判団に注意を促す要望書をセ・リーグに提出する。

 あれだけ明らかなミスジャッジですからね。広島は勝ったことで審判団を救ったとも言えます。

5月2日

栗原殊勲の決勝打!連敗2で止める

 対巨人戦、5回までわずか1安打と好投の先発ベイル投手は、 6回裏に清水選手の内野安打で二死一塁とされ、清原選手に2号先制2ランを浴びた。
 巨人先発林投手に6回まで4安打に抑えられていた広島打線は、 7回表に前田選手の死球の後、栗原選手が中越えへ4号2ランを運んで同点。 8回表には嶋選手の左前打とラロッカ選手の死球の後、シーツ選手の犠打で一死二三塁のチャンス。 ここで前田選手が右前適時打を放って1点を勝ち越した。
 しかし8回裏、ローズ選手に12号ソロを浴びて同点。ベイル投手は8回途中3失点でマウンドを降りた。
 9回裏、審判のミスジャッジによる二死三塁のピンチは天野投手が切り抜けた。
 そして10回表。 岡島投手を攻め、ラロッカ・森笠選手の四球で二死一二塁とし、 栗原選手が中前適時打を放って1点を勝ち越し。
 10回裏は佐々岡投手が1四球を許しながら逃げ切った。
 4対3で勝利。広島は連敗を2で止めて貯金1。

 試合結果

 打のヒーローは栗原選手。10回表は中前へ決勝打。7回表は低めのフォークをうまく打って同点2ラン。 計3打点の活躍でした。この巨人3連戦で7打点を挙げる活躍。 低調気味になってきた打線ですが、栗原選手の活躍で3試合とも接戦にすることができました。 Gキラーの誕生ですね。
 先発はベイル投手でした。左肩痛からの復帰で1ヶ月ぶりの登板ということで不安でしたが、 好投でしたね。これで先発投手がきっちり6人揃いました。 今日の出来ならば来日初勝利はそう遠くないでしょう。
 抑えは佐々岡投手でした。永川投手が昨日3イニング投げたからなのか、 正式に配置転換をしたのか定かではありませんが、 永川投手がはっきりと復調するまではこの形で行った方が良いように思います。
 天野投手も好投でした。黒田選手の飛球になったバントをワンバウンドで捕った判断は絶妙でした。 審判のミスジャッジ(無死一塁で黒田選手がバント。 投飛を天野投手がワンバウンドで捕って一塁へ送球。栗原選手が一塁にベースタッチした後、 一塁走者を一二塁間で挟殺。しかし一塁の佐々木塁審は栗原選手が一塁を踏んでいないとミスジャッジ。 山本監督が抗議している最中に内田コーチがベンチから血相を変えて飛び出してきましたが、 おそらくベンチ裏でVTRを見たのではないでしょうか。 あんなジャッジをされたらせっかくの好ゲームが台無し) にもめげずサヨナラのピンチを抑えました。 佐々岡投手が抑えに回るとすればセットアップ役に起用されるかも知れませんね。
 その他、前田選手の7回裏のバックホームと8回表の勝ち越し打や、 8回表の4番シーツ選手の犠打などいろいろあった試合でした。

玉山が出場選手登録抹消

 玉山投手が出場選手登録を抹消され、ベイル投手が出場選手登録された。

 玉山投手。一軍でもやれる可能性は感じさせてくれました。 次回の一軍昇格へ向けて二軍でしっかり準備しておいてください。

ウエスタン情報

 試合結果

 先発大島投手が7回裏につかまって逆転負け。小山田投手は1回を3者凡退。

5月1日

永川打たれて貯金0

 対巨人戦、先発河内投手は3回裏二死からローズ選手に11号ソロを浴びて先制された。
 巨人先発木佐貫投手に4回まで抑えられていた広島打線は、 5回表に野村選手の右中間二塁打の後、石原選手の一ゴロが野選と失策を誘って無死二三塁のチャンス。 一死後、木村拓選手の遊ゴロの間に同点とした。
 しかし5回裏にローズ選手の適時打で1点を勝ち越された。
 敗色濃厚の9回表、一死から前田選手が左前打した後、 栗原選手が左翼席上段へ起死回生の3号2ランを放って逆転。
 しかし9回裏に2週間ぶりに登板した永川投手が先頭小久保選手への四球と盗塁・暴投で無死三塁のピンチ。 阿部選手の四球で一三塁とした後、ペタジーニ選手の犠飛で同点とされた。 そして11回裏、先頭江藤選手へ四球を許し、一死後、阿部選手に17号サヨナラ2ランを浴びた。
 3対5で敗戦。広島は2連敗で貯金0。

 試合結果

 栗原選手の起死回生の逆転2ランで天国を見ただけに、このサヨナラ負けはショック倍増です。
 永川投手。2週間ぶりの登板ということで不安だったのですが、やられてしまいました。 打たれるのはある程度仕方ないですが、先頭打者への四球は勘弁してもらいたいです。 こんなことになるなら、河内投手を9回裏も続投させていればと思いますが、 永川投手もいつかは出さないといけませんしねえ。
 打線。不振の緒方選手を外してきました。故障ではなく、疲れがあるからということだそうです。 代わりに入った木村拓選手は2安打しました。 全体を見ると4番のシーツ選手のところでつながりが切れましたかね。
 河内投手は8回2失点。今日は順番通りに「良い方の河内投手」が出ました。 順番からすると次回が不安ですが、続けて「良い方の河内投手」を出してください。
 ついに貯金0。首位とはわずか1ゲーム差なのですが、貯金5から一気に貯金を減らしてきたことを考えると、 このままズルズル後退しそうな雰囲気を感じます。ここが踏ん張りどころですね。がんばって!

ウエスタン情報:井生がイニング最多失策のウ・タイ記録

 試合結果

 16安打10得点で乱戦を制す。 松本奉選手が4安打。尾形・甲斐選手が3安打。
 井生選手が2回裏に3失策でイニング最多失策ウエスタンタイ記録。 2回裏の4失策はチームイニング最多失策のウエスタンタイ記録。 井生選手はゲーム最多安打を記録しましたし、記録づいてますね。