カープ日記


2月15日

キャンプ情報

 紅白戦
 長谷川投手は2回を3安打1本塁打2失点。朝山選手に本塁打。
 大竹投手は2回を1安打無失点。
 広池投手は2回を1失点。木村拓選手に本塁打。
 林投手は2回を2安打2本塁打2失点。栗原・嶋選手に本塁打。  

 テレビ新広島で中継がありました。
 この試合でも本塁打がたくさん出ました。 特に朝山・栗原・嶋選手は阪神との練習試合から2試合連続本塁打になりますね。調子が良いんでしょう。
 一方、阪神戦で注目を集めた尾形選手は無安打。毎試合毎試合打てるわけではありませんからね。 それから、取り沙汰されている外野コンバートはやはり内外野兼務ということだそうです。 この試合では遊撃を守っていました。
 阪神戦では全く良いところがなかった比嘉選手。 第1打席では長谷川投手からなかなか良い当たりの二ゴロを打ちました。 しかし守備では2失策と精彩を欠き、一軍生き残りに赤信号が灯った感じです。
 ラロッカ選手の打撃を初めて見ました。第1打席では変化球を打って右翼線への大きなファールにしました。 なかなか柔軟性のある打撃をするという印象です。
 長谷川投手。球威はこの時期としてはあった方だと思いますが、 高めの甘い球を朝山選手に本塁打されました。相変わらずの一発病という感がなきにしもあらずといったところ。 ツーシームボールをかなり投げていたようです。
 大竹投手は天谷選手の好守備にも助けられて2回を無失点。 球のスピード自体は長谷川投手ほどではありませんでしたが、スライダーが切れていました (中国新聞によるとカーブもあったようですね)。まずまずの試運転だったと思います。
 苫米地投手は1回を3者凡退。MAXは134キロと全盛期には届きませんでしたが、 得意のスライダーは良かったと思います。去年は右手親指付け根の故障で1年を棒に振った形になりましたが、 まずは投げられるようになって良かったです。

木村一が入院

 下あごを骨折した木村一選手が広島市内の病院に入院した。 また、日南キャンプを訪れたセ・リーグの豊蔵会長は「連盟としての処分は今のところ考えていない」と話した。

 お大事に。

2月14日

木村一が飲食店トラブルであご骨折

 広島球団は、木村一選手が12日に日南市内の飲食店で一般客とトラブルになり、 下あごを骨折したことを明らかにした。球団は木村一選手に罰金30万円を課し、広島へ戻した。 また同行していた鈴衛選手にも罰金10万円、キャンプ中外出禁止の処分を課した。

 大変残念なニュースです。もちろんあってはならないことなのですが、 ただ、あえて言えば、事情によっては同情すべきことかも知れません。 知人の女性が絡まれているのを止めに入ってということらしいのですが、 例えば目の前で殺されかけている人がいて、その人を助けようとしてこうなったとしたら? 一方的に被害者であればまだ救いがありますので、トラブルの相手が怪我をしていないことを祈ります。

キャンプ情報

 春一番が吹き荒れた。
 二盗のタイムを計測するセンサーが登場。 1位は岡上選手の3秒23、2位が東出選手の3秒29。 ラロッカ選手は3秒35で俊足をアピール。
 尾形選手が外野守備練習を行った。

 尾形選手、外野コンバートですか。もし外野一本に絞るのだとすれば賛成しかねます。 今年だけを考えると良いと思いますが、将来を考えると。遊撃で打てて守れる選手はなかなかいませんからね。 たぶん内野も外野も両方できるようにしようということで、 外野一本に絞るということではないとは思うんですけど。

2月13日

キャンプ情報:日南第2次キャンプ始まる

 日南第2次キャンプが始まった。日南市役所の前で全選手参加の歓迎式。 保育園児の「それいけカープ」の合唱や2匹で50kgのマグロの差し入れ、子供獅子舞など。 北川日南市長は「去年は不本意なシーズンだったかも知れませんが、今年こと御健闘を願っています」と挨拶。 その後、新入団選手の紹介が行われた。山本監督は「全員のキャンプが今日から始まります。 どうぞみなさん、天福球場また東光寺球場においでいただき、選手を叱咤激励、 励ましてやってほしいと思います」と挨拶した。
 前田・野村・緒方・シーツ選手が合流。シーツ選手は「またカープでプレーできて嬉しい。 これから徐々にコンディションを上げて、開幕にはベストに持って行きたい」。 野村選手は「今年は思いっきりマイペースです」。
 ベテランの姿を見た尾形選手は「テレビで見た選手ばかりなので、自分も混ざって一緒にやらせてもらって、 まだまだドキドキしています」。
 マスコミ各社の選手名鑑の撮影が行われた。
 走者を置いての実戦守備練習が行われた。
 黒田投手は100球の投げ込み。「まずは100球を投げれたということで、 第1段階はクリアかな」。
 天野投手がアップ中に転倒して早退。病院で診察の結果、「右内転筋挫傷で全治3〜4日」と診断された。 また木村一選手が風邪による発熱で練習を休んだ。

 シーツ選手、ベテラン3選手、元気そうで安心しました。

2月12日

沖縄組が日南へ移動

 沖縄キャンプ組が日南へ移動した。シーツ選手も日南入りした。 なお鞘師選手は右肘の故障が完治しておらず二軍で調整する。

 鞘師選手の右肘はほぼ治ったと聞いて安心していたですが…。

2月11日

新人尾形が3安打でアピール

 対阪神練習試合、初回に尾形選手の中前打と盗塁で一死二塁とし、朝山選手の左越え2ランで先制した。 しかし先発河内投手が乱調。1回裏にキンケード選手に逆転3ランを浴びると、 桜井・葛城選手にもソロアーチを浴びて5失点。
 2回表に廣瀬選手の右越えソロアーチで1点を返したものの、 その裏に尾形選手の失策をきっかけにキンケード選手の適時二塁打で再び3点差に。
 広島は5回表に東出選手の右越え適時二塁打と朝山選手の中前適時打で1点差とすると、 6回表に栗原選手が左越えへソロアーチを放って同点とした。
 しかし4回裏から好投していた林投手が6回裏に一死一二塁のピンチを招くと、 救援した仁部投手が四球を与えて満塁。ここで狩野選手の遊ゴロを尾形選手が適時失策して2点を勝ち越された。 7回裏には大島投手が3四球を絡め、的場選手の適時三塁打、葛城選手の適時打、 平下選手の3ランで大量6失点。
 8回表に嶋選手のソロアーチで1点を返したが焼け石に水。7対14で敗戦。

 試合結果

 スカイAで中継がありました。3時半まで予約録画していたのですが、 試合時間がそれをオーバーしてしまいまして8回表からは観れていません。
 試合全体の感想を言いますと、本塁打がたくさん出たなという感じ。 この時期は投手の方が野手よりも調整が進んでいるというのが定説なのですが、 打撃戦になっちゃいました。
 一番目立った選手は尾形選手でしょう。初回に初球を中前打し、盗塁も決めました。 その後、右翼線二塁打と左中間二塁打。中右左ときれいに打ち分けました。 その全てを左投手から打ったというのもポイントが高いです。 逆に守備では2つの適時失策と、悪い方で目立ってしまいました。 1つ目は平凡な遊ゴロでしたが、最初の打球ということで固くなってしまったんでしょうね。 2つ目は二塁ベース上へのゴロで、東出選手も打球を追ってきていましたから、 それが目に入ってしまったのでしょう。同情の余地があるかなと思いました。 2失策してしまったわけですが、試合数をこなして慣れてくれば、 こういったミスは減ってくるのかなという気がしました。 尾形選手、まだ気が早いかも知れませんが、一軍枠に入ってきそうな感じです。
 大量失点しましたが、ほとんどが河内投手と大島投手の失点ですね。 河内投手は3回6失点。球威・制球ともにいまひとつという感じでした。 この日に合わせて調整してきたはずなんですが、この結果にはちょっとヘコミます。 5奪三振がせめてもの救いでしょうか。あと、振り子はやっぱりやめてますね。 2段気味のモーションでした。
 大島投手は四球を出しては打たれるというパターン。相変わらずの制球難でした。
 投手陣では林投手が良かったですね。内角をうまく突いていたと思います。
 仁部投手。いきなりピンチでの登板は気の毒かなと思いました。先頭打者に四球を出してしまいましたが、 あとは味方の失策と併殺ですから、上々のデビューだったのではないでしょうか。

沖縄キャンプ打ち上げ

 カープは沖縄第1次キャンプを打ち上げた。カープナインは12日に日南へ移動する。

 キャンプ後半も頑張ってください。

福地は全治2〜3ヶ月

 右足首を痛めた福地選手が10日に広島市内の病院で検査を受けた結果、 「右足前距腓靭帯断裂で全治2〜3カ月」と診断された。

 全治後に筋力を戻すのにどれぐらいかかるのでしょうか。前半戦での復帰は厳しいかも知れませんね。 お大事に。

奥田民生が広島市民球場でライブ

 広島市出身でカープファンの奥田民生さんが 10月30日に広島市民球場でコンサートを開くことを発表した。 コンサートの宣伝用看板を右翼最上段に設置し、 カープ選手が本塁打を当てると10万円をプレゼントするという。

 達川前監督とタワーレコードの宣伝で共演したり、 カープが優勝したら応援歌を作ると約束したり、いろいろ話題がありましたが、 ついにコンサートですか。広島を盛り上げようという心意気が嬉しいです。 そして、看板直撃弾への賞金提供というのはとても良いアイデアだと思います。

2月10日

キャンプ情報

 沖縄。晴。誕生日の黒田投手が報道陣からチェンジアップの握りを模したケーキをプレゼントされた。 黒田投手は「相手も研究してくると思うので、僕もどんどん進歩していかないといけないと思うので」。
 11日阪神練習試合で先発予定の河内投手は変化球を交えて50球。 「今までやってきたことを出すだけなので、 打者に向かって思い切って攻めていこうっていう気持ちでいっぱいですね」。
 インフルエンザの大竹投手が退院。ランニングを行った。
 11日阪神練習試合。比嘉選手が三塁、尾形選手が遊撃でスタメン予定。

 黒田投手は29歳ですか。若いと思っていましたが、来年は三十路なんですね。

シーツが来日

 シーツ選手が来日した。12日に日南でチームに合流し、13日から練習を行う。

 今年もよろしくお願いします。

2月8日

キャンプ情報

 沖縄。第2クール最終日。
 黒田投手が捕手を座らせ、チェンジアップも交えて50球。高橋投手は73球。
 大竹投手がインフルエンザのため練習を休んだ。
 9日は練習休み。

 充分気をつけているはずなんですが、風邪引きが出ますねえ。

2月7日

福地が右足首靭帯断裂

 福地選手が沖縄キャンプで守備練習中に右足首を捻って立ち上がれなくなり、 病院で検査の結果「右足関節前距腓靱帯断裂」と診断された。8日に広島へ戻り、再検査を受ける。

 これは痛いですね。二塁レギュラー候補で、 もしレギュラーになれなくても代走として大きな戦力になってくれる選手ですから。 足が命の選手ですから、なんとか完治させてほしいですね。

2月6日

キャンプ情報

 沖縄。河内投手がフリー打撃に登板。「打者が立ったからといって力むんじゃなくて、 ブルペンと同じように力まず自分のフォームで投げるっていうのが一番の今日のテーマだったので、 そういう面では力まずに投げれたので上々の出来かなっていうのはあるんですけど。 本当に勝負の年なのでとにかく一日一日ガムシャラにやるっていうのがテーマなんで、 がんばります」。
 大竹投手もフリー打撃に登板。「腕も結構振れてたんで、感じとしては結構良かったと思います。 上出来という風に一応言ってもらったので良かったです」。
 佐竹投手が左肘痛、井生選手が左脚内転筋痛のため、日南へ移動。井生選手は病院で検査を受ける。 代わって大島投手が沖縄に合流する。

 河内投手は振り子投法をやめているような感じなのですが…。

シーツが13日に合流

 シーツ選手が10日に来日し、13日に日南でキャンプに合流することが決まった。

 開幕までにキッチリ仕上げてくれればよいと思います。

2月5日

キャンプ情報

 沖縄。第2クール初日は雨。ブルペンに火鉢。
 佐々岡投手が初ブルペン。捕手を立たせたまま36球。
 黒田投手も初ブルペン。捕手を立たせたまま35球。 「あんまり良くなかったですけどね。投げ始めなのでこんなもんじゃないですか。 もう少し投げれればと思ったんですけど、 ま、抑え気味で。 ブルペン入って初日なので、課題っていうよりはまずは投げれるということで」。
 高橋投手も初ブルペン。「気持ちよく、ブルペン初日なんで、 ピッチャーとしてブルペンに立つのは嬉しいことなので、気持ちよく投げれました」。
 野手陣はレクレーションドームで報道陣をシャットアウトしてサインプレーの練習。

 主力3投手が揃い踏みでした。若手と違って目標はあくまで4月の開幕ですから、 まだまだ肩慣らしの段階ですね。

2月4日

キャンプ情報

 沖縄。休日。
 ラロッカ選手が休日練習。内田コーチとともに打撃練習を行った。 ラロッカ選手は「私はアメリカ人としては体も大きくなく、才能も人より勝っていない。 だから人の2倍は練習しないと駄目だ。今日はとても良い感じでバットが振れた。 内田コーチと自分は同じフォームを求めているので、指導がとても参考になる」。

 ラロッカ選手は練習好きのようですね。カープ向きです。

2月3日

キャンプ情報

 沖縄。雨のため午前中はレクレーションドームでの練習。
 ベイル投手がブルペンで45球の初投げ。カーブとチェンジアップを交えて上から投げたり横から投げたり。 ベイル投手は「気分はいい。フロリダでかなり練習してきたし、ブルペンでも8回投げてきた」。 山本監督は「球も重そうだし、横からの球は打者が面食らうだろうな。トップレベルの投手だ」。
 日本代表の大野豊コーチと高木豊コーチが視察・陣中見舞い。 大野コーチは「どの選手も候補者として選ばれるだけものをこのキャンプで作って欲しい、 シーズンに入って成績を残して欲しいという思いがありますから、どの選手も平等に見とこうかなと思います」。 高木コーチは「色眼鏡で見ないで今シーズン調子が良い人だとか、ある程度若さも必要ですから、 全体的に幅広く見ていきたいとは思いますけどね」。
 比嘉選手がフリー打撃でサク越えを連発。4日の休みには実家に戻る。
 広池投手が風邪による発熱で練習を休んだ。また、廣瀬選手が体調不良で練習を早退。
 第1クール終了。4日は練習休み。

 ついにベールを脱いだベイル投手(すいません、お約束のダジャレですから書きました)。 高評価のようで、一軍の外国人枠争いが激烈になってきそうです。

2月2日

小山田が右膝を手術

 小山田投手が広島市内の病院で検査を受けた結果「右膝内側滑膜ひだ障害」と診断されて手術を受けた。 約3週間の入院の後、本格的な練習再開まで1ヶ月かかる見込み。

 こういうことがちょっとずつあって、戦力構想がだんだん崩れていくんですよねえ。 ま、暗くなっても仕方がないです。 開幕ダッシュで中継ぎ投手陣が疲弊して来た時期に戻ってきてくれれば良いと思います。

キャンプ情報

 沖縄。ラロッカ選手が今日もランチタイム特打で快音を響かせた。 山本監督は「軽くとらえて良いミートをしている。しかもパワーも感じるよ」。 守備練習では三塁に入った。
 河内投手は100球の投球練習。
 朝山選手が風邪による発熱のため練習を休んだ。 また、日南では松本高・石橋・フェリシアーノ・ベントゥーラ選手が風邪のため練習を休んだ。

 ラロッカ選手は無茶振りするタイプではないようで、評判が良いようですね。

2月1日

キャンプイン

 カープは沖縄と日南でキャンプインした。
 沖縄。練習前。新井選手は「みっちしやりまくる、練習しまくるキャンプで」、 栗原選手は「初日からどんどんアピールできるようにしたいです」、 長谷川投手は「スタミナ作りと、1年間変わらないフォームで投げられるように」と意気込みを話した。
 11日阪神戦で登板予定の河内・大竹・天野・林投手は ブルペンで捕手を座らせて100球程度の投球練習。
 ラロッカ選手がランチタイム特打。広角打法でサク越えを連発。
 守備練習ではラロッカ選手が二塁、比嘉選手が三塁、尾形選手が遊撃を守っていた。
 山本監督は「今日が正月という気持ちですからね。選手の動きを見てもキビキビしてますし、 ユニフォームを着るっていうのは身が引き締まるという思いがしますね。 同じポジションのライバルに負けないぞという気持ちを常に持って、 チームの中で争いっていうのが始まってますんでね。そこから練習に取り組んでくれとは言いましたけどね」。

 いよいよ始まりました。とりあえず新戦力が気になります。