カープ日記


10月31日

プロ野球コンベンション開かれる

 プロ野球コンベンションが福岡市内のホテルで開かれ、タイトルホルダーなどが表彰された。 広島では緒方選手がセのスピードアップ賞、井上卓也打撃投手がスタッフ部門で表彰された。

 おめでとうございます。

アジア選手権始まる

 札幌ドームでアジア選手権1次リーグが始まった。 日本は11月5日の決勝リーグから登場する。

 プロ野球コンベンションには日本代表も参加していました。

10月30日

来季スタッフ発表

 来季のコーチングスタッフが発表された。()内は背番号。

一軍

監督    山本浩二
ヘッド   三村敏之(71)
チーフ打撃 内田順三
打撃    阿部慶二
投手    北別府学 川端順
守備走塁  山崎立翔 高信二
バッテリー 道原裕幸

二軍

監督    木下富雄
打撃    長内孝
投手    清川栄治
守備走塁  岡義朗(74) 永田利則
バッテリー 瀬戸輝信

三軍

総合    熊澤秀浩
投手    山内泰幸

 山崎コーチは改名したんですね。一瞬「誰や?」と思いました。
 瀬戸選手は選手兼任コーチですが、二軍には他にバッテリーコーチはいませんから、 一軍に上がることはないということになりますよね。

三村ヘッド・岡守備走塁コーチが会見

 三村敏之ヘッドコーチと岡義朗二軍守備走塁コーチが広島市民球場で就任会見を行った。
 三村ヘッドは「6年ぶりになるんですけど、私自身の気持ちとしては新しくユニフォームを着てがんばると、 そういう気持ちが多いんで、復帰したというよりも来年からスタートするんだなという気持ちですよね。
 ずっと三十何年間ですかね、ユニフォームを着続けてきましたんでね、 この5年間初めてネット裏から見たんですけども、 ファンが何を要求しているかとか、どういった野球が見たいかとか、 こういったことが色々勉強できたように思いますので。 勝つためには何が必要かというのを一番わかってくれているのがファンの人というか、 特にカープの場合は、打って守って走って、特に走り回るといいますか、 そういうイメージをすごく持っておられるというのがよく感じましたので、 それをここ数年どちらかというとできてなかったと、そういうところがありますのでね、 できれば秋のキャンプから、まず技術的というよりも意識の方で、我々の野球はスタートの動き回るというか、 グラウンドで目一杯自分を表現するというのがカープの野球だというのを もう一度選手に植え付けたいといいますかね。
 本当にカープの選手は練習からゲームから一生懸命取り組んでいるのはよくわかるんですよね。 ただゲームで結果を出すのは一生懸命取り組むだけでは難しいと言いますか、 ですから技術的なことはもちろんなんですけど、ある程度野球というものをもっと全体的にというか広く見て、 そしていろんな考え方をすればプレーにもある程度余裕が出るんじゃないかとそういう風に思いますんでね、 僕の場合は特に野球に対する考え方と言いますか、 そういったことを選手に指導できればなという風に思ってますけどね。
 (ヘッドコーチの役割は?)ちょっと難しいですね。それは僕も聞いてみたいんだけどね。 外からの印象なんですが、監督が何から何まで全てやらないといけないという感じを受けましたので、 ある程度監督には我々コーチが監督のやりたい野球に沿った選手をある程度揃えて、 その選手を監督に預けて、監督のやりたい野球をやってくださいと、そういう風にできるように、 各担当コーチと私と話し合ってそういった選手を作っていきたいと思いますけどね。 またそういう橋渡しをする役だと思っていますので」。
 岡コーチは「自分の持っている知恵といいますか、経験をフルに生かせれるように、 カープに恩返しさせてもらいたいという思いで一杯です。 内野守備担当ですんで、まず内野手の守備の底上げと言いますか、来年につながるような形で、 この秋季キャンプで何らかの形の手応えがあればなと思いますけども。 自分自身が鬼になるぐらいの気持ちで徹底した指導と言いますか、もちろん精神的なものもありますので、 選手とコミュニケーションを取りながら、 とにかく徹底した練習から自信を持ってゲームに挑めるようにというのが、 この14年間カープを離れて感じたことですね」。

 新任はこのお二方だけなので、何か変えてくれないかという期待が大きいです。 特に監督経験のある三村ヘッドがどういった働きをしてくれるか注目です。

10月29日

うそ〜!シーツがベストナイン落選

 両リーグのMVP・新人王・ベストナインが発表された。 MVPはセが阪神の井川投手、パがダイエーの城島選手。新人王はセが巨人の木佐貫投手、 パがダイエーの和田投手。ベストナインは以下の通りで広島からは選出されなかった。

    セ・リーグ      パ・リーグ
投 手 井川  慶(阪神)  斉藤 和巳(ダイエー)
捕 手 矢野 輝弘(阪神)  城島 健司(ダイエー)
一塁手 アリアス (阪神)  松中 信彦(ダイエー)
二塁手 今岡  誠(阪神)  井口 資仁(ダイエー)
三塁手 鈴木  健(ヤクルト)小笠原道大(日本ハム)
遊撃手 二岡 智宏(巨人)  松井稼頭央(西武)
外野手 赤星 憲広(阪神)  谷  佳知(オリックス)
    ラミレス (ヤクルト)ロ ー ズ(近鉄)
    福留 孝介(中日)  和田 一浩(西武)
D H            カブレラ (西武)

 永川投手が新人王を獲れなくて残念でした。 抑えで防御率が3点台後半ということで、ある程度はこの結果を覚悟していました。
 しかしシーツ選手がベストナインに選ばれなかったのは大いに疑問ですね。 確かに本塁打数・安打数・盗塁数は二岡選手に劣っていて圧倒的にシーツ選手が上だとは言えませんが、 打率・打点・出塁率などが上ですし、総合的に見るとシーツ選手の優勢勝ちだと思います。 広島より巨人、外国人より日本人、そういった要素が加味された結果に見えるのは、 カープファンの贔屓目でしょうか?

秋季練習始まる

 ほぼ全選手が揃って大野練習場で秋季練習が始まった。

 秋季キャンプへしっかり準備してください。

甲斐が秋季キャンプ不参加

 左足を痛めている甲斐選手の秋季日南キャンプ不参加が決まった。

 怪我をしっかり治してください。

黒田3回1失点

 日本代表はダイエー二軍と福岡ドームで練習試合を行い、7対1で勝利した。 黒田投手は2番手で登板し、3回を1失点。

 しっかりと抑えてもらいたいところでしたが。本番では快投をお願いします。

10月28日

日南秋季キャンプメンバー発表

 11月2日から21日まで宮崎県日南市で行われる秋季キャンプのメンバーが発表された。
監督・コーチ
山本、木下、三村、内田、北別府、川端、山崎、高、道原、清川、長内、阿部、永田、岡
投手
菊地原、大竹、長谷川、横山、河内、佐竹、小山田、大島、天野、玉山、林、酒井、広池、 ベントゥーラ、クエージョ、ゴンザレス、ミナージャ、フェリシアーノ
捕手
木村一、瀬戸、石原、倉、山本翔、鈴衛
内野手
嶋、東出、野村、新井、松本奉、岡上、福地、栗原、甲斐、山本芳、井生、フランコ
外野手
前田、町田、廣瀬、鞘師、朝山、森笠、松本高、末永、田村、天谷
なお、キャンプの休日は6日、11日、17日。

 永川投手は不参加なのですね。腰はだいぶ良くなったと聞いていましたが…。

10月27日

吉田投手が野手転向

 ルーキー吉田投手が野手転向を決めた。4月の投球練習中に左肩関節唇を痛めて回復しなかったため。

 よさこいリーグでの松本高選手の活躍を聞いて、 吉田投手はどうしてるのかなと思っていましたが、 そんなことになっていたのですか。貴重な左投手なので残念ですが、 ドラフト時には打者としての評価も高かったですし、 まだ若く早めの決断ということで、野手として成功する可能性も充分だと思います。

日本代表が最終合宿

 日本代表がアジア選手権に向けて福岡市内で最終合宿に入った。

 次の楽しみはアジア選手権ですね。

ダイエー日本一

 日本シリーズ第7戦、ダイエーが6対2で勝利。4勝3敗で日本シリーズを制した。

 ダイエー関係者のみなさん、おめでとうございます。

10月26日

よさこいリーグ終了

 試合結果

 大島投手が7回終了ながら2失点で完投勝利。 5勝6敗でリーグ全日程終了。

ダイエーが逆王手

 日本シリーズ第6戦、ダイエーが5対1で勝利。3勝3敗。

 最後までもつれましたね。これまでの6戦は地元チームが勝っていますが、明日はさて。

10月25日

よさこい情報

 試合結果

 大竹投手が6失点完投勝利。

10月24日

ハースト、ニューマン、ランドクィストが退団

 広島球団はハースト選手、ニューマン投手、ランドクィスト投手と来季の契約を結ばないことを発表した。

 3選手、お疲れ様でした。

広東レオパルドと協定締結

 広島球団は中国・広東レオパルド球団と業務提携を結んだ。 まずは今秋の日南キャンプにレオパルドの指導者を招く。 来季以降にレオパルド球団へドミニカアカデミーの選手の派遣を検討している。 将来的には中国に野球学校を開く構想もある。

 「中国カープアカデミー」ですか。思ったより話が大きいですね。

よさこい情報

 試合結果

 玉山投手が6回3失点。打線はスミ1。

日本シリーズ、阪神王手

 日本シリーズ第5戦、阪神が3対2で勝利。阪神は3勝2敗として日本一に王手をかけた。

 またまた接戦でした。阪神は一気に3連勝ですね。ダイエーが地元に帰って意地を見せるか?

10月23日

佐々岡をセットアッパーへ

 山本監督が湯布院リハビリキャンプに合流。 来季構想の一部を明かし「佐々岡に中継ぎを任せられる形が理想だ」と発言した。

 昨日スポーツ紙で報道された佐々岡投手自身の発言と合わせて考えると、そういう形になるのでしょうね。 今季後半戦の戦いぶりを見ると、投手陣の最大の問題点が中継ぎであることは明らかだったように思いますので、 英断だと思います。先発投手が揃わなくてやっぱり先発、とならないように祈ります。

友好協定で訪中

 中国・広東レオパルド球団と友好協定を結ぶため、鈴木清明球団副本部長らが中国広東省入りした。

 レッドソックスとの提携は自然消滅となったようですが、そうならないようにお願いします。

よさこい情報

 試合結果

 河内投手が3失点で完投勝利。

日本シリーズ、阪神タイに

 日本シリーズ第4戦、阪神が6対5で勝利。2勝2敗。2試合連続サヨナラ勝ちは日本シリーズ初。

 金本選手サヨナラ弾。やりますね。面白くなってきました。

10月22日

日本シリーズ、阪神が1勝

 日本シリーズ第3戦、阪神が2対1で勝利。ダイエーの2勝1敗。

 勝つと負けるとではシリーズの展開が大きく変わる1戦だったと思います。 あっさりダイエーが行くかと思っていましたが、これで面白くなってきそうです。

10月21日

新井ら5選手が湯布院入り

 新井・永川・石原・長谷川・森笠選手が湯布院のリハビリキャンプに合流した。

 若手主力選手は遅れて参加というのは、「君たちはまだ主力じゃないよ」という球団の意思表示でしょうか? それとも広島で何か行事があったとか?

黒田・木村拓が日本代表自主トレに参加

 アテネ五輪予選へ向け、日本代表の合同自主トレが始まった。黒田・木村拓選手も参加している。

 打力優先で、守備では本職以外のポジションを守らされる選手が出るようですね。 能力の高い選手たちなのでこなすでしょうけど、まるでオールスター戦のようです。

前田らが練習再開

 前田選手ら10選手が大野練習場で練習を再開した。

 前田選手は休まず体を動かしておいた方がよいという考えのようですね。

日本シリーズ、雨天順延

 日本シリーズ第3戦は雨天順延となった。残り全日程が1日ずつ順延される。

 どっちかと言えば阪神に恵みの雨でしょうか。

10月20日

黒田が最優秀JCB・MEP賞

 黒田投手が最優秀JCB・MEP賞を受賞した。 中日の平井投手、巨人の高橋由選手とともにMEP賞最多の9回だったが、 公式記録員の印象度による付加得点で上回った。優秀MEP賞は阪神の矢野選手、中日の平井投手、 巨人の高橋由選手、ヤクルトの石川投手、横浜の村田選手。最優秀賞の賞金は500万円。

 おめでとうございます。打線の援護で勝ったというより自力で勝ったといえる試合が多かったからでしょうね。

新井が日本代表壮行試合へ

 日本代表が11月1日福岡ドームで行う壮行試合で対戦するプロ野球選抜チームのメンバーが発表された。 広島からは新井選手が選ばれた。

 要するにスパーリングパートナーですね。新井選手、目立って欲しいですね。

よさこい情報

 試合結果

 大島投手は制球難がまた出たようですね。

井川と斉藤に沢村賞

 阪神の井川投手とダイエーの斉藤投手が沢村賞を受賞した。

 おめでとうございます。来年はぜひ黒田投手に獲ってもらいたいです。

10月19日

野村ら主力選手が湯布院入り

 野村・佐々岡・緒方選手ら主力選手がリハビリキャンプのため湯布院入りした。

 しっかり疲れをとってください。

よさこい情報

 試合結果

 2連勝。

日本シリーズ、ダイエーが大勝

 日本シリーズ第2戦、ダイエーが13対0で2連勝。

 阪神はコテンパンにやられちゃいましたね。3戦目から甲子園効果で巻き返せるか。

10月18日

白濱1巡目、西村3巡目指名へ

 広島はスカウト会議を開き、ドラフト会議で広陵高の白濱裕太捕手(17)を1巡目で、 広陵高の西村健太朗投手(18)を3巡目で指名する方針を決めた。 4巡目以下では早大の比嘉寿光内野手(22)、TDKの左腕仁部智投手(23)、 ホンダの尾形佳紀遊撃手(25)らを候補としている。4〜5人の指名になる見込み。

 西村投手はロッテと巨人の上位指名が噂されていますよね。 おまけにスポーツ紙には事実上の巨人逆指名という記事も出ていました。 地元ファンに配慮して指名するようなニュアンスの村上スカウト部長のコメントがありましたから、 「地元の星を獲らんでどうするんじゃ!」というファンの批判が球団に届いているのかも知れませんね。 球団の意欲は買いたいと思いますが、実際問題として3巡目ではたぶん遅いわけで、 指名するというのは地元ファンへの単なるポーズか、 巨人が囲い込みによる下位指名で交渉権を獲得するのを防ぐ目的か、といった感じがします。 当然3巡目で残っていれば指名するのでしょうけれど。
 指名人数が4〜5人ということは、 他球団からヨコヤリが入らなければここに挙がっている選手のみの指名になりそう(隠し玉はあるのか?)。 西村投手が残っていない場合は4位以下予定選手の巡位を繰り上げての指名になるのではないでしょうか。 そういう意味で西村投手指名はオプションという感じがします。 もし指名できたとして入団拒否となっても構わないという考えもあるのかも知れません。

よさこい情報

 試合結果

 初勝利。

FA有資格者名簿公示

 コミッショナー事務局からFA有資格者名簿が公示された。 広島では、野村選手、佐々岡投手、西山選手、前田選手、緒方選手、町田選手、瀬戸選手、木村拓選手。

 FA宣言残留を認めていないため、12球団で最多の8名です。

11月23日にファン感謝デー

 カープファン感謝デーが「赤一色の興奮」と題されて11月23日(日)13時から広島市民球場で行われる。

 気が向いたら行きます。

日本シリーズ、ダイエーが先勝

 日本シリーズ第1戦、ダイエー対阪神はダイエーが5対4でサヨナラ勝ち。

 ラジオでぼんやり聞いていたのですが、追いつ追われつの展開でしたね。

10月17日

木村拓が残留宣言

 木村拓選手が広島市民球場で会見を行い、FA宣言せず残留することを表明した。
 木村拓選手は「(球団からは)カープの目指す野球に一番合った選手だし、 君みたいな選手がこの先、 若い選手とかにもカープの野球というものを伝えていって欲しいという形で言われました。
FAのことに関しては、はっきり言ってほとんど考えていませんでした。 残留も、別に心が揺れたとかそういうこともなかったですし、やっぱりカープというチームが好きですし、 この仲間と一緒に何とか優勝したいなという気持ちの方が強かったので、 特別FAに関してどうのこうのという気持ちは全くなかったですね。
(FA資格について)自分にとってはこの世界で長くやれた勲章ではあると思いますけど。
(来季に向けて)もう一度原点に返って140試合出るんだと、 その中で勝利に貢献できるようなプレーをすることですね」。

 木村拓選手、うれしいことを言ってくれますね。来年からもよろしくお願いします。

松原コーチの退団を発表

 広島球団は松原チーフ兼打撃コーチの契約満了による退団を発表した。 松原氏は横浜のヘッド兼打撃コーチに就任することが決まっている。

 3年間お疲れ様でした。来季からは敵ですね。

山本監督が今季を総括

 山本監督が16日の試合前に今季の総括を行った。
「結果がBクラスの5位ということで、1年の戦いの中では非常にファンの人には申し訳ないし、 自分自身もチームも反省をしなきゃいかんというシーズンでしたね。 非常に残念でもあり、悔しさがありという1年ですね。
例えばランナーの一歩とか、守備の一歩、守る位置とか、そういったものを、 状況判断というのがまだまだやらなきゃいかんというのがたくさんあります。
ベテランは怪我を持ってやっていたんですけどね、それぞれが状態に応じて目一杯の力を出してくれていますしね、 特に大事なところではベテラン頼りになるっていうのが、こういう現状ではなかったかと思いますね。 それじゃあ若手がもっともっとそういった場面で出てきてくれてというのがこれからですね。
後半の残り20試合ぐらいで、2位、Aクラスがかかっていて6連敗ですかね、 こういった反省材料っていうのがね、1年を通してはこれじゃいかんなというのが正直なところですね。 大事なところでのミスとか、記録に現れないミスというのが後半出てますので、 そういったものをもうひとつ練習し直すというか。 走塁、守備、全ての面をもう一度、一からといいますかね、 そういった気持ちで秋季練習は取り組まなきゃいかんと思ってます」。

 特にシーズン終盤のミス連発には閉口させられました。 ミス完全撲滅は無理だと思いますが、少しでも減らすようにしてもらいたいですね。 どうやったら減るんかねぇ?

山本監督がオーナー報告

 山本監督ら首脳陣が広島市民球場を訪れ、松田オーナーに今季終了の報告を行った。 なお、山本監督は現状維持の推定年俸8000万円の1年契約で契約を更新した。

 中国新聞に「3年後の優勝争いを目標にした話し合い」という文言が出てきます。 現状仕方ないとは思うのですが、「来年の優勝」でないところが寂しいですね。

よさこい情報

 試合結果

 広池投手が7回5失点。打線は沈黙。これで4連敗。シーズンの勢いはどこへやら。 中堅どころが抜けているからですかね?

10月16日

2003年全日程終了

 広島は今季最終戦をヤクルトと戦い、1対9で敗戦。 140試合67勝71敗2分勝率.486、首位阪神と20ゲーム差の5位でペナントレース全日程を終了した。

 選手をはじめカープ関係者のみなさん、ファンのみなさん、お疲れ様でした。 今年は阪神の独走もあってほとんどハートが高ぶりませんでした。ゴールデンウィーク前ぐらいですかね、 一瞬燃えたのは。来年はぜひ優勝争いに絡んでハートを高ぶらせて欲しいと思います。 そのためにどうすれば良いのかと問われると、答えに窮しますが。 フロントや首脳陣が「猛練習」以外の答えを持っていれば良いのですが…。
 私も正直疲れましたので、オフは気まぐれ更新でのんびりやります。引き続きご愛読よろしくお願いします。

大敗も緒方打率3割到達

 今季最終戦、対ヤクルト戦、先発河内投手は2回裏無死満塁のピンチを切り抜けたものの、 3回裏に宮本・岩村選手の連続二塁打で1点を先制された。一死後、鈴木選手の適時打で2点目。 鈴木選手の盗塁などで二死三塁とされ、宮出選手の三ゴロを栗原選手が適時失策して3点目。
 4回裏には二死無走者から宮本選手への四球の後、 岩村選手に二塁中堅右翼の真ん中に落ちる適時二塁打で1点を追加された。 さらにラミレス選手に40号2ラン。鈴木選手の二塁打の後、古田選手に23号2ラン。 河内投手は4回8失点でKO。
 広島打線はヤクルト先発石川投手の前に7回まで沈黙。8回表に代打木村一選手の中前打で二死一塁とし、 緒方選手がこの試合3本目の安打となる左翼フェンス直撃の短打で一三塁。 緒方選手は打率3割に到達。福地選手が中前適時打して1点を返した。
 8回裏には菊地原投手が2四球などで一死一三塁とされ、岩村選手の二ゴロの間に1点を追加された。
 1対9で大敗。

 試合結果

 緒方選手、打率3割達成おめでとうございます。 3割には4打数3安打が求められる中、第1打席に凡退した時にはもう駄目かと思いましたが、 その後に3打数3安打。すごい精神力ですね。最後の打席はフェンス直撃の当たりで、 もうひとつの目標の30本塁打もあわや達成というところでした。
 河内投手。来季への希望の光を見たかったのですが…。 以前から好調の時期が長く続かないという傾向がありますので、 そのあたりをなんとかしないと来季もローテ定着はどうかなという気がします。
 新井選手。20本塁打はなりませんでした。残念でした。

セ全日程終了

 セ・リーグの全日程が終了した。最終順位は以下の通り:
順位 チーム名 試合数 勝率 ゲーム差
1 阪神 140 87 51 2 0.630 -
2 中日 140 73 66 1 0.525 14.5
3 巨人 140 71 66 3 0.518 15.5
3 ヤクルト 140 71 66 3 0.518 15.5
5 広島 140 67 71 2 0.486 20.0
6 横浜 140 45 94 1 0.324 42.5

 タイトルホルダーは以下の通り:

最優秀防御率 井川 慶(神) 2.80
最多勝利   井川 慶(神) 20勝
最多奪三振  上原浩治(巨) 194
最優秀救援  高津臣吾(ヤ) 36SP
最優秀中継ぎ 岩瀬仁紀(中) 31.15RP
首位打者   今岡 誠(神) .340
最多本塁打  ラミレス(ヤ) 40本
最多本塁打  ウッズ (横) 40本
最多打点   ラミレス(ヤ) 124点
最多安打   ラミレス(ヤ) 189本
最多盗塁   赤星憲広(神) 61
最高出塁率  福留孝介(中) .401

 今年もカープからタイトルホルダーはなし。1997年の最優秀防御率大野投手、 打点王最多安打ロペス選手、盗塁王緒方選手以来出ていません。長いですね。
 表彰選手ですと、シーツ選手のベストナインは行けそうだと思っているのですが…。 ゴールデングラブ賞は公式記録員が失策でないのを失策と記録したりしていて失策数が多くなってしまったので、 厳しいかも知れません。
 あとは永川投手の新人王。木佐貫投手との一騎打ちで、 ぜひ永川投手が選ばれて欲しいのですが、救援投手と先発投手ということで役割が違いますので、 評価が難しいように思います。

苫米地が右手親指を手術

 苫米地投手が広島市内の病院で右手親指第一関節の骨の一部を切除する手術を受けた。 1週間程度の入院の後、12月初旬に投球練習が再開できる見込み。

 二軍での登板もあったので治ったのだと思っていたのですが…。 今回の手術で完璧に治ると良いですね。

緒方がスピードアップ賞

 セ・リーグは種々の賞を発表した。 最優秀監督賞は阪神の星野仙一監督。 カムバック選手賞にヤクルトの鈴木健内野手と中日の平井正史投手。 特別賞にヤクルトの高津臣吾投手(通算セーブポイント日本新記録)、 古田敦也捕手(1試合4本塁打日本タイ記録)、 巨人の川相昌弘内野手(通算犠打メジャー記録越え)。 スピードアップ賞に広島の緒方孝市外野手が選ばれた。 緒方選手の受賞理由は「打席に入るまでが速く、打撃姿勢をとるまでも速い」というもの。

 受賞者の皆さん、おめでとうございます。
 緒方選手、スピードアップ賞ですか。 間合いを取るのも技術のうちだとは思いますが、 ダラダラと長い試合を見せられるのはたまりませんので、 他の選手も見習って欲しいですね。
 星野監督が勇退だそうで、びっくりしました。 これでセの上位3チームの監督が交代するということになりました。