カープ日記


7月31日

鶴田が出場選手登録抹消

 鶴田投手が出場選手登録を抹消された。

 先発でまずまずの投球をしていたのですが、 長谷川・デイビー投手がローテに入ってきて割を食った感じです。 5回3失点ぐらいで試合を作るタイプで、中継ぎタイプではないですし、 現状では仕方ないかな…。

ウエスタン情報

 試合結果

 8回裏に末永選手の逆転満塁弾などで一挙8点を挙げ、5点差を大逆転。 先発林投手は6回を8安打1失点。
 ルーキー鞘師選手が代打でウエスタン初出場。おめでとうございます。

7月30日

9回裏3点差追いつくも拙攻でサヨナラ勝ちならず

 対ヤクルト戦、広島は2回裏にヤクルト先発高井投手を攻め、 シーツ・前田選手の連打で一三塁とし、一死後、野村選手の中前適時打で1点を先制した。
 3連敗中の先発高橋投手は3回表に佐藤真・宮本選手の連打などでピンチを広げ、 ラミレス・古田選手に適時打されて1点をリードされた。 5回表には宮本選手の二塁打と岩村選手の犠打で一死三塁とされ、ラミレス選手の犠飛で2点差に。 高橋投手は7回を3失点。
 6回裏に野村選手が右中間へ3号ソロを放って1点差に迫ったが、 9回表に天野投手がラミレス選手に26号2ランを浴びて3点差とされた。
 粘る広島は9回裏に高津投手を攻略。代打浅井・福地選手の連打で無死一二塁とし、 木村拓選手の右前適時打で2点差に。送球の間に二三塁とし、 緒方選手が左翼線へ2点適時二塁打して同点とした。しかしその後のサヨナラのチャンスは拙攻で潰した。
 11回裏にも緒方選手の二塁打とシーツ選手の敬遠四球で無死一二塁のチャンスを作ったが、 岡上選手のバント失敗、新井選手の右前打も稲葉選手の本塁好返球でサヨナラならず。
 投げては10回表から中3日の長谷川投手を投入。12回表は永川投手が抑えた。
 5対5で引き分け。広島の引き分けは今季初。

 試合結果

 9回裏は高津投手相手に3点差をよく追いつきました。 ただ、その後は押しまくっていただけにサヨナラ勝ちしてほしかったなというのが正直なところ。
 8回裏は一死二塁から野村選手の中前打で岡上選手が本塁タッチアウト。 11回裏は一死一二塁から新井選手の右前打で緒方選手が本塁タッチアウト。 いずれも快速ランナーだけにヤクルトの守備を褒めるしかないわけですが、 その前の攻撃に問題がありました。 8回裏は無死二塁で新井選手が空振り三振。せめて進塁打を打ってくれていれば。 11回裏は無死一二塁で岡上選手が送りバント失敗。 岡上選手は9回裏にも無死一二塁で送りバントを失敗しています。 よく粘って追いついた試合なのに、こういった拙攻によって後味の悪さを感じてしまいます。
 打では御当地選手の緒方選手が9回裏の同点二塁打を含む3安打。 これまた御当地選手の福地選手が2安打と活躍。 また、野村選手が3安打1本塁打2打点で試合を引っ張ってくれました。 木村拓選手も9回裏の1点目の適時打とその後に抜け目なく二塁を陥れた走塁が見事でした。
 高橋投手。ファーストストライクをあっさり打たれる場面が目立ちました。 またも勝てませんでしたが、7回3失点ですから先発の役目は果たしています。 ひとつ勝てば乗ってくると思うのですが…。
 長谷川投手。先発後中3日での救援登板。ちょっとびっくりしましたが、 先発投手が6人いて、今節は5試合。その上に雨で1試合流れていますので、 先発投手が余っている状況です。誰かが中継ぎに回るのは当然でしょうね。 同点の場面での登板でしたので、うまくすれば勝ち投手になれるところでした。 1勝させて気分を変えてやりたいという首脳陣の親心があったのかも知れません。

ウエスタン情報

 試合結果

 天谷選手がサヨナラ打を含む3安打の活躍。先発大竹投手は5回8安打2失点。

7月29日

ヤクルト戦、雨天中止

 佐賀で行われる予定だったヤクルト戦は雨のため中止となった。

 緒方・福地選手の地元なので、 楽しみにしていた佐賀の野球ファンも多かったのではないでしょうか。 残念でした。

山本監督、高校野球決勝を市民球場で

 相次ぐ雨天順延のため31日に広島県営球場で行われる予定だった全国高校野球選手権広島大会決勝が、 山本監督の計らいで広島市民球場で行われることになった。

 美談ですね。

7月28日

SATOの無責任先発予想

 29日から佐賀でヤクルト2連戦。1日開けて広島で巨人3連戦。
 広島の先発は高橋・ブロック・佐々岡・長谷川・黒田投手と予想します。 高橋・ブロック投手の順番が前回とは逆ですが、やはり建さん優先ということで。 デイビー投手は今節はローテを飛ばすという予想です。 次節からは6連戦が続きますので、6人で回していくことになるでしょう。
 ヤクルトの先発は佐藤秀・高井投手でしょうか。
 長い遠征も終り、地元広島にカープが戻ってきます。 たくさんの観客で迎えてあげたいですね。

7月27日

野村殊勲の決勝打!黒田・永川で逃げ切る

 対横浜戦、先発黒田投手は2回裏にウッズ選手に24号先制ソロアーチを浴びた。
 横浜先発吉見投手に抑えられていた広島打線は4回表に反撃。福地・緒方選手の安打などで一死一三塁とし、 シーツ選手の左前適時打で同点。新井選手の四球で二死満塁とした後、 野村選手が右中間へ走者一掃の適時二塁打を放って3点を勝ち越した。 5回表には二死から木村拓選手が中前打と盗塁などで三塁へ進んだ後、緒方選手が左前適時打を放って4点をリード。
 3回以降横浜打線を抑えていた黒田投手は8回裏につかまった。一死から金城選手への四球と石井選手の内野安打で一二塁とされ、 鈴木尚選手に右前適時打を浴びて3点差。廣瀬選手の本塁悪送球で二三塁とされ、 ウッズ選手の遊ゴロをシーツ選手が適時失策して1点差とされた。
 しかし最終回は永川投手が制球に苦しみながらも3人で抑えて逃げ切った。
 5対4で勝利。広島の借金は5。

 試合結果

 黒田投手。前回ほどではありませんでしたが、まずまずの好投。 このまま完投かなと思われた8回裏に金城選手への何気ない四球をきっかけに3失点。 いくつかの守備の乱れが絡んだとはいえ、やはり最初の四球が拙かったですね。5勝目。
 永川投手。9回裏を3人で抑えて1点差を守り切ってくれました。 ただし、打者2人をフルカウントにしていますので、四球の不安がつきまといます。16セーブ目。
 打のヒーローは野村選手。4回表二死満塁で走者一掃の適時二塁打。泳ぎながらもうまく球を拾って右中間へ落としました。 守備でも好プレーがありました。体の状態は完璧ではなく、練習は別メニューだそうですが、やる時はやってくれますね。
 最近目立っている積極的な走塁もありました。4回表には一死一二塁で前田選手の中飛で一塁走者シーツ選手までタッチアップ。 5回表には二死無走者から木村拓選手がヒットと盗塁でチャンスを広げました。ソツのない攻撃だったと思います。
 守りでは珍しくシーツ選手が2失策。シーツ選手は打球の正面に入って体で止めるというプレースタイルではない上、 地方球場でイレギュラーしやすかったことから、こういったことになったのかなと思いました。 グラウンドが荒れていないはずの初回からイレギュラーバウンドでヒットが出ていましたから、 相当守りにくかったのではないでしょうか。

ウエスタン情報

 試合結果

 昨日とは一転、14安打12得点の猛攻。東出・石橋選手が3安打。 玉山投手は6回4安打無失点の好投。

7月26日

長谷川また勝てず

 対横浜戦、広島は初回に横浜先発斎藤投手を攻め、森笠選手の四球とシーツ選手の左前打で二死一二塁とし、 前田選手が右越えへ14号3ランを放って先制。
 今季未勝利の先発長谷川投手は1回裏二死から鈴木尚選手の安打とウッズ選手の振り逃げで一二塁とされ、 佐伯選手の右前適時打で2点差とされた。その後、5者連続三振を奪うなど好投。 しかし5回裏に相川選手に4号ソロで1点差とされ、金城選手の内野安打の後、石井選手に3号逆転2ランを浴びた。 長谷川投手は6回4失点。
 7回裏には菊地原投手が鈴木尚選手の適時二塁打で1失点。 8回裏には鶴田投手が種田選手に2号ソロを浴びて3点差とされた。
 広島打線は3回表一死一二塁、7回表一死二三塁のチャンスを潰し、斎藤投手を攻め切れなかった。 8回表もデニー投手から一死一二塁のチャンスを作ったが潰した。 9回表はルーキー加藤投手に3人で抑えられてプロ初セーブを献上した。
 3対6で敗戦。広島の連勝は2でストップ。借金6。

 試合結果

 長谷川投手。立ち上がりは球が高いのが気になりましたが、球に力がありましたし、 カーブが面白いように決まっていました。奪三振ショーを演じていて、今日は大丈夫だろうと思って見ていたら、 5回裏ポカリポカリと2発浴びて逆転を許しました。6回で4失点もするような出来ではなかったと思うのですが…。 気持ちに粘りがないとか、そういった問題があるのでしょうか?
 鶴田投手が中26日で登板。中継ぎに配置転換されるのでしょうね。

前田が左膝を痛めて途中交代

 前田選手は8回表の打席で空振り三振した時に投球を左膝に当て、8回裏の守備から交代した。

 大丈夫でしょうか?

ウエスタン情報

 試合結果

 打線がわずか3安打で完封リレー許す。先発広池投手は5回4安打3失点。

7月25日

SATOの無責任先発予想

 26日から釧路・帯広で横浜2連戦。
 広島の先発は素直に長谷川・黒田投手と予想します。 横浜の先発は斎藤・ドミンゴ投手でしょうか。 ホルト投手が来る可能性もあります。
 投手陣が好調な広島。 打線に投手陣をしっかりと援護してもらいたいですね。

7月23日

来日初先発デイビー好投!緒方連夜の殊勲打!

 対巨人戦、来日初先発のデイビー投手は初回二死満塁や4回裏二死一二塁のピンチを切り抜けて5回無失点の好投。 救援天野・菊地原投手も6回裏から8回裏までパーフェクト救援。
 広島打線は巨人先発林投手からチャンスを作るものの、2度の犠打失敗や高橋由選手の好守備などで8回まで無得点。 しかし9回表に2番手前田投手を攻め、一死から福地選手が右翼線二塁打。 木村拓選手の投ゴロで福地選手は二三塁間に挟まれたものの、三塁を陥れて一死一三塁のチャンス。 ここで緒方選手が右前適時打を放って均衡を破った。
 その裏、守護神永川投手も巨人打線を3人でピシャリ。
 1対0で勝利。広島は2連勝で借金5。山本監督は監督通算501勝。

 試合結果

 緒方選手が今日もやってくれました。昨日の決勝弾に続き、今日も決勝適時打。 2夜連続で打のヒーローとなりました。
 緒方選手の決勝打の前のプレーとなった木村拓選手の投ゴロ。ノーバウンドかワンバウンドかという点に関しては、 土の跳ね方を見るとワンバウンドだったのではないでしょうか。福地選手も二三塁間であきらめずよく粘りましたね。 二三塁間でタッチに行った江藤選手はノータッチだったように見えましたが、三塁ベース上でのタッチプレーはアウト臭かったかも(たぶん空タッチだったのでしょう)。
 打線は今日も拙攻でした。野村・新井選手といった普段あまりバントをしない選手がバントをやりましたが、失敗。 6回表に好投のデイビー投手に代打木村一選手を送り、木村一選手は安打したものの、前田選手が本塁憤死。 流れは巨人かと思いましたが、投手陣の踏ん張りに助けられた形です。
 デイビー投手は来日初先発。5回を4安打無失点の好投でした。まだまだ投げられそうな感じでしたが、 初先発ということで早めの交代になったのでしょう。巨人打線が初物に弱いということを割り引いても、 今日の投球で次回も先発のチャンスがもらえそうです。デイビー投手がしっかりと先発ローテに入れるようだと、 来年に向けて大きいと思います。
 膠着した試合展開では先に動いた方が負けということがよく言われます。 先に動いたのは山本監督で、デイビー投手に代打を出しました。 嫌な予感がしたのですが、2番手天野投手がそんな思いを吹き飛ばす好投を見せてくれました。 2回2/3をパーフェクト。
 続く菊地原投手もワンポイントでピシャリ。 現在の菊地原投手の安定感はシーズン最多登板記録を作った一昨年より上ではないでしょうか。 2勝目。
 永川投手は連夜のセーブで15個目。ペタジーニ・清原選手という一発が恐い打者を連続三振に切りました。 とまあ、とにかく今日は投手陣の踏ん張りが勝利を呼んだ試合でした。

7月22日

佐々岡踏ん張った!延長10回緒方が決勝2ラン!

 対巨人戦、広島は4回表に巨人先発ラス投手を攻め、シーツ・前田選手の連打などで一死一三塁とし、 野村選手の遊ゴロの間に1点を先制した。
 先発佐々岡投手は直後の4回裏二死から清原選手に15号ソロを浴びて同点。 しかし佐々岡投手は8回裏二死二塁、9回裏二死一三塁のピンチを切り抜け、9回1失点の好投。
 佐々岡投手を援護したい広島打線は、四死球で再三チャンスを作ったが決定打が出ない。 そして延長10回表、河本投手を攻め、一死から木村拓選手が右前打し、緒方選手が左中間へ16号2ランを放って勝ち越した。
 その裏、永川投手が巨人打線を3人でピシャリ。
 3対1で勝利。広島は連敗を2で止めて借金6。山本監督は監督通算500勝。

 試合結果

 「佐々岡投手好投報われず」のパターンかと思いましたが、緒方選手がよく打ってくれました。 前の2打席が送りバントだったので、10回表の打席もひょっとして送りバントかも知れないと思いましたが、 強攻策が成功しましたね。佐々岡投手を何とか勝利投手にしたいという気持ちが強く出た打席でした。
 佐々岡投手。登板間隔が中16日と開いたことが不安視されましたが、好投でした。 特に縦割れのカーブが良かったですね。8回裏と9回裏のピンチではドキドキさせてくれましたが、 よく踏ん張ってくれました。9回5安打1失点で5勝目。
 永川投手。佐々岡投手の好投を無にしてはならないというプレッシャーの中での投球となりました。 カウントを悪くしているので、安心して見ていられたというわけではないですが、とにかく好結果が出たので良かったと思います。 14セーブ目。
 最後に。山本監督、監督通算500勝おめでとうございます。

7月21日

緒方の一発で木佐貫の完封阻止

 対巨人戦、先発高橋投手は4回裏に高橋由選手の二塁打と清原選手への死球などで一死一三塁とされ、 江藤選手の犠飛で先制された。さらに阿部選手の内野安打の後、鈴木選手の一塁ベースに当たる適時二塁打で2点目。
 5回裏にも清水選手の二塁打と二岡選手への死球で無死一二塁とされ、一死後、高橋投手の一塁へ牽制悪送球で1点を追加された。 さらにペタジーニ選手の三ゴロの間に4点差とされた。
 広島打線は巨人先発木佐貫投手から序盤にチャンスを作ったものの、中盤以降チャンスらしいチャンスを作れず。 ようやく7回表二死から野村・石原選手の連打で一二塁としたが、代打浅井選手の見逃し三振でチャンスを逃した。 8回表に緒方選手が左越えへ15号ソロを放って完封を免れるのがやっと。
 1対4で敗戦。広島は2連敗で借金は今季最多タイの7。

 試合結果

 木佐貫投手が良過ぎましたね。12三振を喫してしまいました。 山本監督がコメントしているように今日の主審は低めにストライクゾーンが広かったですね。 そこにズバズバと決められたのでは打てませんわ。高橋投手もそれを利用すれば良かったのですけどね。
 高橋投手。調子は良かったそうです。4回裏の2点目は、阿部選手の当たり損ねのゴロが三塁ライン上に止まる内野安打、 そして鈴木選手の一ゴロがベースに当たって適時二塁打となる不運なもの。 5回裏には自らの牽制悪送球が痛かったです。これで3連敗。「やっぱり夏場は駄目だ」と高橋投手本人が弱気になってしまうと、 本格的にドツボにハマってしまうかも。

7月20日

延長11回、永川がサヨナラ打浴びる

 対阪神戦、先発ブロック投手は初回に今岡選手の安打と赤星選手の投ゴロを失策して無死一三塁のピンチ。 赤星選手の盗塁を刺したが、金本選手に四球を与えた投球が暴投となって1点を先制された。 さらにアリアス選手に21号2ランを浴びた。3回裏にも金本選手に12号ソロを浴びて4点差とされた。
 広島は4回表に反撃開始。阪神先発ムーア投手を攻め、木村拓・シーツ選手の短長打で一死二三塁とし、 前田選手の一ゴロと新井選手の右前適時打で2点を返した。5回表には左前打の石原選手が暴投で二塁へ進み、 ブロック投手の右前適時打で1点差に迫った。
 その後両軍投手陣が踏ん張って迎えた9回表。安藤投手を攻め、一死から代打浅井選手が中前打。 二死後、木村拓選手が四球を選んで一二塁とし、緒方選手が左前適時打して土壇場で同点に追いついた。
 そして延長11回裏。永川投手がアリアス選手に四球を許し、沖原選手の犠打で一死二塁のピンチ。 矢野選手を敬遠して一二塁とした後、代打久慈選手に左越えへサヨナラ適時二塁打を浴びた。
 4対5で敗戦。広島の借金は6。

 試合結果

 ブロック投手対ムーア投手の強打の投手対決がついに実現。 ムーア投手とブロック投手はそれぞれ1安打して引き分けといったところでしょうか。 ブロック投手の1安打は適時打だったので優勢勝ちかな。
 ブロック投手。投球の方は初回さえなければというところでしたね。 赤星選手の投ゴロを併殺にしてピンチを切り抜けるはずのところで悪送球。 その後、セ記録更新シーズン9個目のボークをするなどバタバタしてしまいました。
 打線はチャンスを作ってボチボチ点は取りましたが、もうひと押しがなかったですね。 緒方選手がブレーキになっていた感じでしたが、その緒方選手が9回表の土壇場で同点適時打を打ってくれました。 最終的には4点差を追いついたわけですから、よく粘ったと思います。
 10回表二死一二塁から木村一選手が左前打。二塁走者廣瀬選手が本塁を突きましたが、 金本選手の好返球でタッチアウトになりました。はっきり言って暴走のタイミングでしたが、 金本選手の守備があまり良くないことを知っている山崎三塁ベースコーチだけに、 イチかバチか悪送球してくれることを願って回したのでしょうね。
 サヨナラ打を浴びた永川投手。直球が高めに浮いていて、10回裏11回裏とも先頭打者に四球を出してしまいました。 10回は何とか切り抜けましたが、11回は踏ん張りきれませんでした。2敗目。
 この3連戦は首位阪神と互角に戦えました。 機動力野球も掛け声だけでなく勇気を持って実践してくれました。 こういった戦い方を続けていって欲しいと思います。

ウエスタン情報

 試合結果

 林・西川・玉木投手でサーパス打線を完封。打線は8回裏に甲斐選手の本塁打をきっかけに4得点。

7月19日

見たか!これが黒田だ!

 対阪神戦、初回に阪神先発下柳投手を攻め、左前打の福地選手が盗塁を決め、 緒方選手が左前適時打を放って先制した。
 先発黒田投手は初回に無死一二塁のピンチを作ったが、金本選手を三振併殺に抑えて波に乗った。 7回までわずか2安打、三塁を踏ませない快投。しかし8回裏に片岡選手に二塁打された後、 矢野選手の犠打で一死三塁のピンチ。ここで藤本選手に犠飛を打たれて同点。
 2回以降下柳投手に抑えられていた広島打線。9回表に久保田投手を攻め、 先頭緒方選手が右前打し、一死後、前田選手が右越えへ13号2ランを放って勝ち越した。
 黒田投手は9回裏も3者凡退に抑えて完投した。
 3対1で勝利。広島の借金は5。

 試合結果

 黒田投手が素晴らしい投球を披露しました。直球は150キロ台を連発。 スピードだけでなくキレもありましたね。フォークも切れていました。 阪神打線を力でねじ伏せるような投球。これを待ってたんですよ。 3安打1失点11奪三振で今季3度目の完投勝利。4勝目。
 決勝弾は前田選手。昨日今日と無安打で調子が悪いのかなと思っていましたが、 ここぞという場面で打ってくれました。8回裏に同点に追いつかれて、 「黒田好投報われず」の見出しが頭をよぎったところでの一発。 黒田投手がこれから乗っていくためにも、このような好投した試合で勝利投手になるのは重要だと思いますので、 大きな一発だったと思います。
 攻撃ではあまり得点にはつながりませんでしたが、積極的な走塁が目立ちました。 福地選手と緒方選手が2盗塁。盗塁死も2つありました。 一塁走者新井選手が野村選手の三ゴロで一気に三塁を陥れる好走塁もありました。 これからも失敗を恐れずドンドン走ってもらいたいですね。

祝!緒方が通算250盗塁達成

 緒方選手は初回に二盗、3回表にニ盗を決めて通算250盗塁を達成した。

 おめでとうございます。緒方選手は先制打を含む3安打の活躍でした。

7月18日

4番シーツが2発3打点

 対阪神戦、初回に阪神先発藪投手を攻め、中前打の森笠選手を木村拓選手が犠打で送り、 シーツ選手が左中間適時二塁打を放って先制した。
 先発長谷川投手はその裏に今岡選手に先頭打者本塁打を浴びて同点。 2回裏には矢野選手に11号2ランを浴びて勝ち越された。
 広島はシーツ選手が3回表に左中間へ12号ソロ、5回表には中堅左へ13号ソロを打ち込んで同点。
 3回以降、阪神打線を抑えていた長谷川投手だったが、8回裏に桧山選手に12号ソロを浴びて勝ち越された。
 広島も9回表に粘りを見せ、ウィリアムス投手から1四球2死球で二死満塁としたが、シーツ選手が安藤投手に抑えられた。
 3対4で敗戦。広島の借金は6。

 試合結果

 最終回は惜しかったですね。しかし最後はこの試合3打点を挙げていたシーツ選手でしたから、納得するしかないですね。
 シーツ選手は初回に先制適時二塁打、3回表に12号ソロ、5回表に2打席連続の13号ソロ。チーム全打点を叩き出す活躍でした。 4番、イケルじゃないですか。
 打線は9回表もですが、2回表と4回表のチャンスを潰したのが痛かったですね。 特に4回表は野村選手の走塁に冴えがありませんでした。森笠選手の中前打で二塁から本塁を突けなかったのは、 ゴロが赤星選手の正面に転がったので仕方ないとして、 木村拓選手の打席で森笠選手との重盗(たぶん)で全く動きがなかったのはどういうことだったのでしょうか? (追記:山崎コーチによると、サインは出ておらず、森笠選手の単独盗塁だったそうです)
 長谷川投手はまずまずの好投。時々球が高くなったところを一発で仕留められたといった感じでした。 基本的には大雑把な制球の投手ですから、もったいないとは思いましたが、仕方ないですかね。 前回今回と安定感が出てきていますので、今季初勝利もそう遠くないのでは。

7月17日

高橋・黒田が日本代表候補

 今秋札幌で行われるアジア選手権(2004年アテネ五輪アジア予選)の日本代表候補33選手が発表された。 広島からは高橋・黒田投手が選ばれた。最終的には22選手が選ばれる。

 ざっと見るとオールスター級の選手が並んでいるのですが、 失礼かも知れませんが「あれっ?」という選手が1名います。 巨人の鈴木選手のことなのですが、セでは盗塁数が赤星選手に次ぐ15ということで、 おそらく代走要員として選抜したのでしょうね。
 今年の調子でなぜ黒田投手が選ばれるのかという気もしますが、 去年までのイメージが長嶋監督に強く残っているのでしょうね。 秋には復調しているかもしれないですし。

SATOの無責任先発予想

 ペナントレース後半戦がスタート。 18日から甲子園で阪神3連戦。続いて東京ドームで巨人3連戦。 計6連戦。
 今回はオールスター休みで先発ローテがリセットされていますので、 予想できません。 ですが、一応、長谷川・黒田・ブロック・高橋・佐々岡・デイビー投手と予想しておきます。 デイビー投手が先発起用されそうなことと、 オールスターで投げた高橋投手は阪神戦を回避した方がいいかなあということと、 前回阪神戦で好投した長谷川投手をまた阪神戦で起用して欲しいということを要素として、 適当に並べてみました。
 阪神の先発は藪・下柳・ムーア投手でしょうか。オールスターで投げた井川・伊良部投手は外してみました。
 4位巨人とは2ゲーム差、3位中日とは3ゲーム差。 まだまだAクラス進出は狙えます。まずは勝率5割を目標に、 やる気満々で戦ってもらいたいです。

7月16日

故松田耕平前オーナーが殿堂入り表彰

 千葉マリンスタジアムで行われたオールスター第2戦の5回裏終了時に野球殿堂入り表彰が行われた。 表彰されたのは、カープの前オーナー故松田耕平氏(勢津子夫人が出席)、関根潤三氏、上田利治氏。

 おめでとうございます。

球宴、広島勢出番なし

 オールスター第2戦、全セは初回に金本選手(神)のソロアーチで先制。 3回表にも金本選手が2打席連続のソロアーチを放って2点をリード。 4回裏にカブレラ選手(武)のソロアーチで1点差とされたが、5回表に金本選手の犠飛、 6回表にはアリアス選手(神)のソロアーチで3点差とした。
 全パは6回裏に小笠原選手(日)とカブレラ選手のソロアーチで1点差に迫ったが、 全セは7回表にラミレス選手の適時二塁打で突き放した。
 5対3で全セの勝利。MVPは2発3打点の金本選手。
 高橋・永川投手の出場機会はなかった。永川投手は第1戦の投球が評価され、新人賞を受賞した。

 試合結果

 見所は3回表のミンチー投手対金本選手の元カープ選手の対決でしたか。 カープの選手が出場しないとわかっている試合だったので、今ひとつ観戦に力が入りませんでした。

倉が左手薬指を骨折

 倉選手が由宇練習場で行われた紅白戦で死球を左手に受けた。 廿日市市内の病院で検査した結果、「第4中手骨骨折で全治3週間」の診断を受けた。

 二軍の主戦捕手なのですが…。お大事に。

ブロックが制裁金を寄付

 ブロック投手が中国新聞社会事業団を訪れ、審判への侮辱行為でセ・リーグから課された制裁金5万円を寄付した。

 制裁金ってリーグに上納されるのかと思っていましたが、こういう形なんですね。