カープ日記


7月15日

球宴初登板永川1回無失点

 オールスター第1戦、全セは2回裏にアリアス選手(神)のソロアーチで先制。 しかし全パは3回表に谷選手(オ)のソロアーチで同点とし、5回表には松井選手(武)のソロアーチで勝ち越した。 6回表にはカブレラ選手(武)の2ランで3点差となった。
 全セも反撃。7回裏に高橋由選手(巨)の2ランで1点差に迫り、9回裏にも高橋由選手のソロアーチで同点。
 4対4で引き分け。MVPは高橋由選手。
 広島勢。高橋投手は6回表に登板。ローズ選手(近)に右前打された後、カブレラ選手に2ランを浴びた。 2回を3安打2失点。
 永川投手は9回表に登板。1四球を与えたが併殺で切り抜けて無安打無失点。

 試合結果

 得点は全て本塁打というオールスターらしい試合でしたね。
 永川投手は球宴初登板。いきなり四球を出した時はどうなるかと思いましたが、 ペナントレースと同様、その後はまとめました。
 高橋投手はカブレラ選手に被弾。高めボール気味の直球でしたが、 あの高さはカブレラ選手にはストライクゾーンなんでしょうね。
 2人とも今日の試合で登板してしまいましたから、明日は広島勢の出番はないでしょうね。

7月14日

山本監督、来季以降も続投

 広島球団の松田オーナーは山本監督に来季以降も監督を任せることを明らかにした。

 野村選手が監督になるまで、来季から5年は監督を続けてもらう方針のようです。 まあ、オーナーがそう言っても、山本監督がチームの低迷が自分の責任だと感じれば 5年経たずに辞任ということはありえるでしょう。 とにかくチームを改善した結果を目に見える形で出して欲しいですね。

山本監督が前半戦を総括

 山本監督が13日にペナントレース前半戦を総括した。
「借金が5つですからね、これはもちろん誤算ですよね。せめて5割というのを目標に来ましたからね、 そういう面では後半もっともっと頑張らないかんなという気持ちですね。
(投手陣について)長谷川の出遅れ、それから黒田の不調というのが、どうしても軸になる投手ですからね。 2人がいなかったのがかなり響いてる感じがしますね。 高橋が軸になって、去年までとは違った安定感がありましたんでね。それと後ろが永川もすぐ活躍してくれましたんで、 小山田があまりよくなかったんで、永川の活躍も大きかったですね。 ローテーションが後半はうまく組めるんじゃないかなという気がしますしね、黒田が帰った、長谷川も状態がいいですからね、 デイビーも先発で行けそうな感じなんで、かなり良い形で行けるんじゃないかなという気がしますね。
(4番新井について)もちろん将来を見据えての起用だったんですけどね、なかなか技術的にも調子も上がってこず、 一番本人が苦しいわけですからね、悩んだと思うんで、昨日(12日)6番にしましたけどね、 ま、調子が上がってくれば、4番に戻すつもりでいますけどね。
(後半に向けて)去年まで夏場にチーム状態が悪くなるというケースが多かったですから、 さっきも選手には言ったんですが、これを反対にしようじゃないかと、毎年同じことをやってもいかん。 じゃあこの借金5つというのをまず取り返して、少しでも貯金できるような8月の戦いを持っていこうという風には言いましたけどね。
(阪神について)勢いがありますんで、前半終わってみても波というのがほとんどない状態で阪神来てますんで、 なかなか手強いんですけど、いつもいつも勢いというのはあるわけではないと思うんですよね。ですから、試合数も残っていますし、 後半もいきなり阪神戦からですから、なんとか照準はやはり阪神に持って行きたいですね」。

 新井選手と黒田投手。投打の軸と目された選手が大誤算でしたね。後半戦は何とか巻き返してもらいたいです。

球宴、西武松坂に代わりダイエー篠原

 西武の松坂投手が怪我のため球宴を辞退。代わってダイエーの篠原投手が出場する。

 あらら、松坂投手の抜きの球宴になってしまうんですね。残念。

7月13日

雨天中止で前半戦終了

 広島市民球場で行われる予定だった中日戦は雨のため中止となった。
 広島はオールスターまでのペナントレース前半戦を73試合34勝39敗、4位巨人と2ゲーム差、 1位阪神と20ゲーム差の5位で終了した。

 いろいろと誤算のあった前半戦。阪神が走りすぎて優勝は無理な感じになってしまいましたが、 まだまだAクラスは狙えます。オールスター休みに休んで鍛えて、後半戦はワクワクさせてもらいたいですね。

天谷・末永・井生、F球宴でそれぞれ安打

 フレッシュオールスターが札幌ドームで行われた。
 全イは6回表に南選手(湘南)の適時二塁打で1点を先制。全ウはその裏、喜田選手(阪神)の3ランで逆転。 しかし全イは8回表一死満塁から今江選手(ロッテ)の走者一掃の三塁打で再逆転した。 全イが4対3で勝利。
 広島勢は天谷選手が1番中堅手、末永選手が2番左翼手で先発フル出場。天谷選手が4打数1安打、 末永選手が3打数2安打1四球。また井生選手が遊撃手で途中出場し、2打数1安打。 玉山投手は7回表に登板し、打者5人に無安打2四球2奪三振無失点。

 試合結果

 末永選手が2安打したのですが、天谷選手の打撃が印象に残りました。 天谷選手はファーストストライクを積極的に打っていました。 右直に倒れましたが、3打席目の内角球のさばきは見事でした。
 玉山投手は立ち上がり制球が定まらず、危なっかしい投球。 徐々に落ち着いていったという印象です。

7月12日

新井4番降格、シーツが4番に

 対中日戦、先発黒田投手は初回に井端・福留選手に連打された後、立浪選手に10号先制3ランを浴びた。 2回表にも谷繁選手に8号ソロを浴びて4点差とされた。 しかし、その後はピンチを作りながら粘り強い投球で7回までを零封した。
 広島打線は開幕以来4番を打っていた新井選手を6番に下げ、4番にシーツ選手を入れる新オーダー。 3回裏に中日先発平井投手を攻め、石原・福地選手の安打で一死一二塁とし、木村拓選手が右前適時打した。 この打球を福留選手が本塁へ悪送球する間に福地選手もホームイン。2点差とした。 4回裏には野村選手が山北投手から右中間へ2号ソロを放って1点差。
 5回裏と7回裏のチャンスを潰して迎えた8回裏。遠藤投手を攻め、町田選手の死球とシーツ選手の右翼線短打で無死一三塁とし、 前田選手の一ゴロの間に同点。新井選手が敬遠されて一死一二塁とした後、野村選手が右中間へ2点適時二塁打を放って勝ち越した。
 9回表は永川投手が1四球を出したが逃げ切った。
 6対4で勝利。広島は借金5。8回表を抑えたデイビー投手が来日初勝利。

 試合結果

 ついに新井選手が4番から外れて6番に下がりました。 山本監督によると「精神的にまいっていた。1からやり直し」だそうです。 ついに決断しましたね。
 代わって4番に入ったのはシーツ選手。3回裏5回裏は得点圏に走者を置いてのチャンスで凡退して、 シーツ選手でも4番を意識するのかなと思っていましたが、8回裏にはしっかり右方向へ安打してつないでくれました。 これまで通りの打撃をしてくれれば良いと思います。
 1番には森笠選手ではなく福地選手を起用。相手の先発が右か左かわからなかったので、 スタメンに2人も偵察要員を起用するわけにも行かず、こうなったのかなと思いました。 その福地選手は2安打2盗塁の活躍。
 左手打撲の前田選手はスタメン出場。一安心というところなのですが、 打つ時に左手がバットから早めに離れていたのが気になりました。 左下腿部打撲の町田選手も代打から守備につきました。また死球を受けてしまいました。
 野村選手。4回裏には追撃の一発。8回裏には決勝の2点適時二塁打。計3打点の活躍。 8回裏には目の前で新井選手が敬遠されて燃えていたのではないでしょうか。 野村選手は「新井は敬遠されると思っていた」とヒーローインタビューで話していましたが、 私は不調の新井選手が敬遠されてちょっとビックリしました。
 黒田投手。2回までに4失点した時はどうなるかと思いました。球が高かったですね。 その後は何とか踏ん張ってくれました。次回は文句なしの快投を期待します。

デイビーが来日初勝利

 デイビー投手が1点ビハインドの8回表に登板。3者凡退に抑え、その裏味方が逆転したため、 来日初勝利を挙げた。

 おめでとうございます。

7月11日

中日戦、雨天中止

 広島市民球場で行われる予定だった中日戦は雨のため中止となった。

 また中止ですか。9月以降の日程は大丈夫なのかな?

7月10日

出た!代打ブロック!?

 対阪神戦、広島は初回二死無走者から阪神先発ムーア投手を攻め、町田・新井選手の連打の後、 前田選手の右前適時打で1点を先制。
 先発高橋投手は初回2回表とピンチを切り抜けたが、3回表につかまった。 赤星選手の二塁打と石原選手の捕逸、金本選手への四球などで無死一三塁のピンチ。 桧山選手の一ゴロで赤星選手を本塁封殺して一二塁としたが、アリアス選手に逆転の2点適時二塁打を浴びた。 さらに片岡選手に適時二塁打、矢野選手に適時打を浴びてこの回一挙4失点。 高橋投手は4回表にも桧山選手に適時打を浴びて4回5失点でKOされた。
 毎回チャンスを作っていた広島打線は4回裏に野村選手の中前打と森笠選手の四球で二死一二塁とし、 木村拓選手の右前適時打で3点差とした。さらに町田選手の死球で満塁としたが、新井選手が遊ゴロに倒れた。 5回裏にも前田選手の死球とシーツ選手の四球などで無死一三塁とし、野村選手の右前適時打で2点差に迫った。 しかし続く無死一二塁のチャンスは木村一・廣瀬選手が潰した。
 6回裏にはリガン投手を攻め、森笠選手の敵失と浅井選手の四球で一死一二塁のチャンスを作ったが、 重盗失敗の後、新井選手の見逃し三振で潰した。
 5回表以降をデイビー・ランドクィスト・菊地原・小山田投手の継投で阪神打線を零封して迎えた9回裏。 ウィリアムス投手を攻め、木村拓選手の四球と代打ブロック投手の死球で無死一二塁のチャンスを作ったが、 新井選手の二直併殺、福地選手の二ゴロで潰した。
 3対5で敗戦。広島は借金6。

 試合結果

 高橋投手の乱調と打線の拙攻が敗因ですね。
 高橋投手。初回と2回表のピンチは何とか切り抜けましたが、3回表は歯止めが効きませんでしたね。 夏場に弱いという実績があるので、ここに来ての2連敗は今後に不安を抱かせます。
 新井選手。初回こそ安打したものの、ポイントポイントでブレーキになってしまいました。 トンネルに出口はあるのでしょうか?ちなみに打撃フォームがまた微妙に変わっていました。 先週の横浜戦で肩まで上げていたグリップの位置が少し下がっています。 打ちに行く時にそこから一瞬グリップを下げて上げることでタイミングを取ろうとしているようです。
 9回裏にはブロック投手が代打に出てきました。代打で起用してはどうかと以前書いたことがありますが、 本当にやるとは思っていませんでした。もしやるとしても野手を使い切ってしまった時かと。 この試合では松本奉・西山・岡上選手あたりがまだ残っていたのですが…。 確かにこれらの選手よりもブロック投手の打撃の方が期待を持てそうな気はしますが、それも何だか情けないような気が…。
 デイビー投手。153キロ出してましたね。徐々に良い感じになってきているのでは。

前田・町田が死球で途中交代

 町田選手は4回裏にムーア投手から左膝下に死球を受けて5回表の守備から交代した。 また、前田選手は5回裏にムーア投手から左手甲に死球を受けて交代した。両選手とも病院で検査を受け、 町田選手が左下腿部打撲で全治1週間、前田選手が左手甲打撲で全治5日間と診断された。

 今後のことを考えると、今日の試合の勝ち負けよりもこちらの方が心配です。 緒方選手も欠場してますし、この上に前田選手も欠場なんてことになると大変です。

緒方、右手関節打撲で全治1週間

 9日の試合で右手首に死球を受けた緒方選手。病院で診察の結果、右手関節打撲で全治1週間と診断された。 緒方選手はこの日の試合を欠場した。

 サヨナラ勝ちで喜んでいたのですが、こんなことになっていたとは。 打線の軸として頑張ってくれていただけに痛いです。もう少しでオールスター休みになるのが不幸中の幸いでしょうか。

ランドクィストが西川に代わり出場選手登録

 西川投手が出場選手登録を抹消され、ランドクィスト投手が出場選手登録された。西川投手は腰痛。

 西川投手。左の中継ぎとして孤軍奮闘していましたが、抹消になってしまいました。 ある程度休んで復活してもらいたいですね。
 ランドクィスト投手はさっそく登板。2回を無安打無失点に抑えました。 オープン戦の時は良い時と悪い時がはっきりしていたので、好投したからといって安心はできないんですけど。 安定感が出てくるといいですね。

7月9日

延長10回、緒方死球でサヨナラ勝ち!

 対阪神戦、先発長谷川投手は2回表に2四球で無死一二塁とされ、二死後、 今岡選手に適時二塁打を浴びて2点を先制された。
 広島打線は3回裏に阪神先発伊良部投手を攻め、長谷川・森笠選手の短長打と木村拓選手の四球で一死満塁とし、 二死後、新井選手の押し出し死球で1点差とした。7回裏には四球の森笠選手が盗塁を決めるなどして二死三塁とし、 緒方選手の中前適時打で同点に追いついた。
 先発長谷川投手は3回以降7回まで無失点の好投。その後も菊地原・小山田・天野・永川投手をつないで10回までを抑えた。
 9回裏に阪神4番手久保田投手の前に無死満塁、サヨナラの大チャンスを潰したが、 10回裏にも一死から木村一・町田選手の連打と森笠選手の投ゴロが久保田投手の失策を誘って満塁のチャンス。 二死後、緒方選手が右手に死球を受けてサヨナラ勝ち。
 3対2で勝利。広島は借金を5に減らした。

 試合結果

 9回裏に無死満塁のチャンスを潰した時は、やっぱり天は阪神に味方しているのかと思ったのですが、 よくサヨナラ勝ちしてくれました。四死球やミスは恐いですね。
 投手陣の踏ん張りが勝利を呼びました。長谷川投手は7回2失点の好投。 ようやく10勝投手の片鱗を見せてくれました。フォークが良かったようですね。 そして救援投手陣もピンチはありましたが、踏ん張ってくれました。 5投手で強力阪神打線を10回2失点に抑えてくれました。
 打線はチャンスは作るもののあと1本出ずという感じでした。 そんな中、同点適時打と押し出し死球で2打点を挙げた緒方選手が打のヒーローということになるでしょうか。
 2回表、今岡選手の適時二塁打の時、今岡選手が三塁へ進塁したということでバックホームしたシーツ選手に失策が付きました。 ワンバウンドでしたがいい送球なんですよね。あれのどこが失策だったのか記録員を問いつめたい。 ゴールデングラブ賞は記者投票で決まるのですが、記録に残った失策数がかなり参考にされると思うんですよね。

岡上が朝山に代わり出場選手登録

 朝山選手が出場選手登録を抹消され、岡上選手が出場選手登録された。

 朝山選手は少ないチャンスでアピールできませんでしたね。 岡上選手も代走や守備固めばかりになりそうですが、チャンスではしっかりアピールしてください。

7月8日

ブロック炎上、阪神のマジック点灯阻止できず

 対阪神戦、先発ブロック投手は初回に今岡選手にプレーボール本塁打を浴びた。 1回裏に木村拓選手が阪神先発井川投手から左翼席へ6号ソロを放って同点。
 しかし2回表に片岡選手の安打と藤本選手への四球で二死一二塁とされ、 井川・今岡選手に連続適時打を浴びて2点を勝ち越された。 3回表にもアリアス選手に19号2ランを浴びた。
 4回裏に木村拓・緒方選手の連打などで一死一三塁とし、前田選手の左前適時打で3点差とした。 しかし5回表にアリアス選手の20号2ランを浴びてブロック投手はKO。 7回表にもデイビー投手が無死一三塁からアリアス選手の犠飛で6点差とされた。
 広島打線は5回以降井川投手に抑えられていたが、9回裏にようやく反撃。 一死から前田選手の右前打とシーツ選手の左前打などで一死一三塁とし、野村選手の中前適時打で1点。 二死後、木村一選手の右前適時打で4点差としたがそこまで。
 4対8で敗戦。広島の連勝は2でストップし、借金6。広島の自力優勝の可能性が消滅し、阪神にマジック49が点灯。

 試合結果

 あっさりマジック点灯しちゃいましたね。時間の問題だったとはいえ、こんな早い時期に。 カープには意地を見せてもらいたかったのですが…。
 ブロック投手。ここ最近しっかり試合を作れていたのですが、今日は5回途中7失点と試合を壊してしまいました。 なまじっか打撃が良いだけに代打で交代というパターンが少なくなって、引っ張り気味になってしまいますね。 普通の投手ならば3回5失点の3回裏で代打なのでしょうが、続投でした。 中盤で立ち直るということも過去ありましたし。
 打線では新井・廣瀬選手がブレーキでした。 新井選手については4番のプレッシャーで打てなくなっているというのが通説ですが、 本当にそうなのか確かめるために一度4番を外してみた方が良いんじゃないかと最近思うようになってきました。 山本監督の我慢強さには感服しているんですけど。
 廣瀬選手はせっかくのチャンスだったんですが。これでスタメンでは2試合続けて無安打となってしまったので、 左のムーア投手が先発の時にスタメン起用してもらえるかは微妙になったと思います。

大野豊氏が日本代表コーチに就任

 カープOBの大野豊氏が野球の日本代表投手コーチに就任することが発表された。

 コーチの腕を磨いて、将来的にはカープに戻ってきてください。

6月月間MVP発表

 6月の月間MVPが発表された。セは阪神の井川投手と巨人の高橋由選手。 パはダイエーの斉藤投手と西武のカブレラ選手。

 おめでとうございます。

7月7日

SATOの無責任先発予想

 7月8日から阪神3連戦。倉敷で1試合、広島で2試合。続いて広島で中日3連戦。 オールスター前、最後の6連戦。
 広島の先発はブロック・長谷川・高橋・鶴田・佐々岡・黒田投手と予想します。 が、長谷川・鶴田投手が休養充分ということで今回は予想しづらいですね。 初戦は試合の中盤まではしっかり試合を作っているブロック投手の安定感に期待。 2戦目は阪神キラーだった実績に期待して長谷川投手。 3戦目はエースの高橋投手。中5日になりますが、どこで雨が降るかわかりませんし、 早めに登板してもらうということで。5戦目は佐々岡投手。 中5日はきつそうなので、きっちり中6日開けて。で、残り4戦目が鶴田投手、 6戦目が黒田投手ということで。 オールスター前ということで投手総動員令を発令するということならば、 先週投げた先発投手全員を中5日で投入するということもあるでしょう。
 阪神の先発はムーア・井川・伊良部投手でしょうか。
 広島が8日に阪神に負けるとマジックが点灯するそうです。 何とかオールスター前のマジック点灯だけは阻止してもらいたいですね。

7月6日

黒田復活か?完投で1ヶ月半ぶり勝利!

 対横浜戦、3回までパーフェクトの先発黒田投手は4回裏に金城選手の初安打をきっかけに二死二塁とされ、 ウッズ選手の適時打で1点を先制された。
 広島打線は直後の5回表に反撃。横浜先発ドミンゴ投手を攻め、石原選手の左前打と黒田投手の犠打で一死二塁とし、 森笠選手が左翼フェンス直撃の適時二塁打を放って同点。さらに二死三塁から緒方選手が右前適時打して勝ち越した。 7回表にも石原選手の左前打と黒田投手の犠打で一死二塁とし、森笠選手が左中間へ適時二塁打を放って2点をリードした。
 黒田投手は丁寧な投球で5回以降8回までパーフェクト。9回裏も二死無走者としたが、 鈴木尚選手の左前打とウッズ選手への四球で一二塁とされ、多村選手の適時打で1点差とされた。 なおも一二塁のピンチだったが、黒田投手が二塁への牽制で代走万永選手を刺してゲームセット。
 3対2で勝利。広島は2連勝で借金を5に減らした。黒田投手は1ヶ月半ぶりの勝利。

 試合結果

 黒田投手。最終回は冷や汗をかかされましたが、完投で5月17日以来の勝利。 4回裏と9回裏以外はパーフェクト投球。制球が良かったです。低目へ丁寧に投げていましたね。 高めへ行くときもありましたが、意識して投げていたように思います。 今日ぐらいの投球ができれば勝ち星も増えるでしょう。何とか巻き返して2ケタ勝利を目指して欲しいですね。
 打では石原・黒田・森笠選手のトリオが目立ちました。石原選手が安打で出塁し、黒田投手が送りバントし、 森笠選手が適時打するというパターンで2点を挙げました。石原選手は3安打猛打賞。 森笠選手は2本の適時二塁打で2打点。
 新井選手。バットを構えた時のグリップの位置が上がったと聞いたので、注意して見てみましたが、 確かに上がっていました。今まではお腹のちょっと上のあたりに構えていて、 それから持ち上げてトップの位置へ持っていっていましたが、最初からトップの位置の近くに置いています。 球に差し込まれることが多いので、無駄な動きをなくすように変えたのでしょう。 多くの解説者がこれまでの新井選手のグリップの位置が下過ぎると指摘していますが、 上げたからといってすぐに打てるようにはならないと思います。 トップの位置からの始動が遅れたのでは同じことだからです。 これからしばらく新しい打撃フォームでのタイミングの取り方を模索することになりそうです。
 前田選手が今季初盗塁。おめでとうございます。1999年9月23日以来4年ぶりの盗塁でした。

ウエスタン情報

 試合結果

 9回表に2点差を追いついて引き分け。当たりの止まっていた天谷選手が4安打の活躍。

7月5日

シーツ2発!緒方グランドスラム!佐々岡2ヶ月ぶり勝利!

 対横浜戦、先発佐々岡投手は初回に鈴木尚・多村選手の長短打で1点を先制されたが、 2回表にシーツ選手が横浜先発川村投手から左越えへ10号ソロを放って同点。
 4回表には新井・前田選手の連打で無死一三塁とし、シーツ選手の一ゴロの間に1点勝ち越し。 石原選手の四球などで二死一三塁とした後、佐々岡投手が右中間フェンス直撃の適時打を放って2点をリード。
 しかし4回裏に多村選手の5号ソロで1点差。ウッズ・佐伯選手の連打で無死一三塁とされ、 種田選手の遊ゴロ併殺の間に同点とされた。
 そして6回表。シーツ・野村選手の連打の後、石原選手のバントが内野安打となって無死満塁のチャンス。 一死後、森笠選手が押し出し四球を選んで1点を勝ち越し。代わった木塚投手から二死後、 緒方選手が左中間へ14号満塁弾を運んで5点をリードした。
 7回表にはシーツ選手が河原投手から左中間へ11号ソロ。 8回表には森笠選手が富岡投手から初めて右打席での本塁打を左翼席へ運んだ(6号)。 さらに木村拓・新井選手の長短打で1点を追加。
 投げては6回裏から継投。6回7回を天野投手が抑えた後、 8回裏に菊地原投手が石井・鈴木尚選手に短長打されて無死二三塁とされ、 代わった小山田投手が一死後、ウッズ選手に犠飛を打たれて1失点。9回裏は永川投手が3人でピシャリ。
 11対4で勝利。広島は連敗を4で止め、借金を6に減らした。佐々岡投手は約2ヶ月ぶりの勝利。

 試合結果

 中盤までは競った試合でしたが、6回表に大量5点を挙げて試合を決めました。 緒方選手の満塁弾は大きかったですね。試合を決める一発になりました。
 シーツ選手の活躍も目立ちました。2回表に同点弾。4回表には当たり損ねの一ゴロでしたが打点を挙げ、 6回表には先頭打者として大量点のきっかけとなる中前打。7回表には駄目押し弾。 守備では4回裏無死一三塁のピンチで中前打となりそうなゴロを美技で抑えて併殺を完成。 あれが抜けていれば大量失点につながっていたのではないかと思います。佐々岡投手を助けました。
 初めて佐々岡投手と組んだ石原捕手(ノーゲームになった阪神戦でも組みましたが)。 今日は見事な肩を見せてくれました。3度盗塁を仕掛けられて3度とも刺しました。
 先発は佐々岡投手。休み肩の佐々岡投手は期待できるかと思ったのですが、あまり調子は良くなかったようですね。 やはり登板間隔が開きすぎるのはよくないのでしょう。それでも5回を3失点にまとめて4勝目。 4月30日以来の勝利となりました。
 永川投手は7点リードの9回裏に登板。2三振を奪って3人でピシャリ。 普通ならば抑えの切り札を出すような状況ではありませんが、 5点差を追いつかれたヤクルト戦での悪いイメージをぬぐうためにも、 今日のような試合で一度登板しておくのは良いことだと思いました。

ウエスタン情報

 試合結果

 8回に同点に追いつくも横山投手がサヨナラ喫す。 先発河内投手は5回9安打6失点。一軍入りが遠のいたのでは。

7月4日

高橋ついに初黒星

 対横浜戦、先発高橋投手は初回に鈴木尚選手の二塁打と2四球で二死満塁とされた後、 種田選手に適時二塁打を浴びて2点を先制された。
 広島は3回表に横浜先発斎藤投手を攻め、緒方選手の四球と新井選手の右前打で一死一三塁とし、 前田選手が右翼フェンス直撃の適時二塁打を放って1点差とした。 4回表には森笠選手の左前打と盗塁で二死二塁とし、緒方選手が左中間へ適時二塁打して同点。
 4回裏に種田選手の安打と古木選手への死球などで一死二三塁とされ、代打村田選手の遊ゴロの間に1点を勝ち越された。 5回表に前田選手が田崎投手から右翼ポール際へ12号ソロアーチを放って同点とした。
 しかし7回裏に代打相川選手に2号ソロ、多村選手に4号ソロを被弾。高橋投手は7回5失点で降板。 8回裏には来日初登板のデイビー投手が古木選手の適時打と佐伯選手の適時三塁打で2失点。
 3対7で敗戦。広島は4連敗で借金は今季最多タイの7。高橋投手はついに今季初黒星。

 試合結果

 最終回は4点リードされていましたが、高橋不敗神話を信じて、何か起きるんじゃないかと最後まで期待していたのですが。 良い方のジンクスっていうのは案外あっさり崩れ去るものですね。
 高橋投手。スライド先発だったようで調子は今ひとつだったようですが、何とか粘っていました。 しかし7回裏に2発被弾して力尽きたという感じでしょうか。捕手が石原選手から西山選手に代わったことで、 リズムが変わったという可能性もありますが、それを打たれた原因にするのは考え過ぎかも知れません。 次回の登板でしっかりした投球をして、連勝の反動で連敗しないことが大事だと思います。
 打線は野村選手がスタメン復帰。1番森笠選手、3番緒方選手でした。どうやら浅井選手の体調が今ひとつだったようで、 こういうオーダーになったようです。今季は緒方選手の3番での打率が極端に悪いので、 この打順はちょっと心配だったのですが、緒方選手はしっかりとタイムリーを打ってますし、 森笠選手も2安打してますので、まずまずだったのではないでしょうか。

デイビー、苦い来日初登板

 デイビー投手が8回裏に来日初登板。1イニングを3安打2失点とほろ苦いデビューとなった。

 速球は140キロ台中盤でしたが、全体的に球が高かったですね。

おめでとう!高橋と永川が球宴出場

 サンヨーオールスターの監督推薦選手が発表された。 広島からは高橋投手と永川投手が選出された。
 高橋投手は「チームが低迷しているので、残念ながらうちから2名しか出れないんですけど、 その点では8勝0敗という数字は、僕にとっても、選ばれるんじゃないかなという気はしたんですけどね。 強打者がパ・リーグには揃っているので、誰と対戦するか、何人に投げるかわからないですけども、 ベストのピッチングができればなと思いますけどね」。
 永川投手は「そんなに納得いく結果も出ていないのに選んでもらえて光栄です。 各球団のスターの選手が出てますので、 僕も昔からプロ野球をテレビで見ていてオールスターを見るのは楽しいですし、 そういう舞台に自分が出れることが夢みたいですね。 プロに入ってからもオールスターに出ることまでは想像してませんでしたので、光栄なことだと思います。 多くのファンの人が見ていると思いますし、自分のピッチングが全て出せたらいいと思います」。
 両リーグの球宴出場選手は以下の通り:

     セ・リーグ
 投 手 井川  慶(阪神)
     岩瀬 仁紀(中日)
     高津 臣吾(ヤクルト)
     上原 浩治(巨人)
     木佐貫 洋(巨人)
     五十嵐亮太(ヤクルト)
     落合 英二(中日)
     伊良部秀輝(阪神)
     永川 勝浩(広島)
     高橋  建(広島)
 捕 手 矢野 輝弘(阪神)
     阿部慎之助(巨人)
     古田 敦也(ヤクルト)
 内野手 桧山進次郎(阪神)
     今岡  誠(阪神)
     アリアス (阪神)
     藤本 敦士(阪神)
     二岡 智宏(巨人)
     宮本 慎也(ヤクルト)
     鈴木  健(ヤクルト)
     立浪 和義(中日)
     ウ ッ ズ(横浜)
 外野手 金本 知憲(阪神)
     赤星 憲広(阪神)
     高橋 由伸(巨人)
     ラミレス (ヤクルト)
     福留 孝介(中日)
     金城 龍彦(横浜)

     パ・リーグ
 投 手 松坂 大輔(西武)
     森  慎二(西武)
     小林 雅英(ロッテ)
     豊田  清(西武)
     岩隈 久志(近鉄)
     吉田 豊彦(近鉄)
     和田  毅(ダイエー)
     斉藤 和巳(ダイエー)
     清水 直行(ロッテ)
     ミンチー (ロッテ)
     吉崎  勝(日本ハム)
 捕 手 城島 健司(ダイエー)
     三輪  隆(オリックス)
 内野手 カブレラ (西武)
     井口 資仁(ダイエー)
     小笠原道大(日本ハム)
     松井稼頭央(西武)
     高木 浩之(西武)
     阿部 真宏(近鉄)
     松中 信彦(ダイエー)
     小坂  誠(ロッテ)
     塩谷 和彦(オリックス)
 外野手 ロ ー ズ(近鉄)
     谷  佳知(オリックス)
     坪井 智哉(日本ハム)
     和田 一浩(西武)
     村松 有人(ダイエー)
 D H 大道 典嘉(ダイエー)

ファン選抜阪神濱中選手は怪我のため出場辞退。

 高橋投手、永川投手、球宴出場おめでとうございます。 高橋投手はカープのエースとして堂々の出場。 永川投手は防御率が悪いので無理かなと思いましたが、12セーブが評価されたのでしょうね。 亜細亜大学時代のチームメイト木佐貫投手との共演が見ものです。

7月3日

巨人戦、雨天中止

 広島市民球場で行われる予定だった巨人戦は雨のため中止となった。

 また中止ですか。先発投手が余っちゃいますね。

木村一、瀬戸に代わり出場選手登録

 瀬戸選手が出場選手登録を抹消され、木村一選手が出場選手登録された。

 代打として戦力になるというのが木村一選手の強みですね。

広島からオールスターファン投票選出なし

 サンヨーオールスターのファン投票結果が発表された。 広島からは2年連続で選出されなかった。両リーグのファン投票選出選手は以下の通り:

     セ・リーグ
 先 発 井川  慶(阪神)
 中継ぎ 岩瀬 仁紀(中日)
 抑 え 高津 臣吾(ヤクルト)
 捕 手 矢野 輝弘(阪神)
 一塁手 桧山進次郎(阪神)
 二塁手 今岡  誠(阪神)
 三塁手 アリアス (阪神)
 遊撃手 藤本 敦士(阪神)
 外野手 金本 知憲(阪神)
     赤星 憲広(阪神)
     濱中おさむ(阪神)

     パ・リーグ
 先 発 松坂 大輔(西武)
 中継ぎ 森  慎二(西武)
 抑 え 小林 雅英(ロッテ)
 捕 手 城島 健司(ダイエー)
 一塁手 カブレラ (西武)
 二塁手 井口 資仁(ダイエー)
 三塁手 小笠原道大(日本ハム)
 遊撃手 松井稼頭央(西武)
 外野手 ロ ー ズ(近鉄)
     谷  佳知(オリックス)
     坪井 智哉(日本ハム)
 D H 大道 典嘉(ダイエー)

なおセ先発投手部門1位川崎投手(中日)辞退のため、2位井川投手がファン選抜とされた。

 今年のオールスターは阪神対全パという感じですね。
 辞退の時は繰り上げ当選なんていうルールがありましたっけ? 確かに一軍登板がない川崎投手が選ばれてしまうという異常事態ではありますが、 発表前に内示して辞退してもらうというのは何か変な話。 本来ならば発表後に辞退してもらって監督推薦で補充というのが筋のような気がします。 苦肉の策だったのでしょうね。
 カープから監督推薦されそうな選手は、高橋投手は確実として、 あとは外国人枠の問題がなければシーツ選手ぐらいですかね。

7月2日

継投失敗、逆転で巨人に4連敗

 対巨人戦、先発ブロック投手は初回に二岡選手の17号先制ソロ、 3回表には高橋由選手に12号2ランを浴びた。
 広島は3回裏から反撃開始。巨人先発上原投手から新井選手が中前適時打で2点差に。 4回裏二死から石原選手の遊撃内野安打とブロック投手の左前打で一二塁とし、 緒方選手が左越えへ12号逆転3ランを放った。
 6回裏にもサンタナ投手から緒方選手が左越えへ2打席連続の13号ソロ。 7回裏には新井・シーツ選手の安打で一死一二塁とし、森笠選手の投手強襲適時打で3点差としたが、 続く一死一三塁のチャンスを石原選手のスクイズ失敗で潰した。
 そして8回表、4回表以降立ち直っていたブロック投手が清原選手への四球の後、 ペタジーニ選手に12号2ランを浴びて1点差に。 続くレイサム選手に安打されたところで投手は菊地原投手に交代。阿部選手の犠打で一死二塁とされ、 投手は小山田投手に交代。元木選手の中飛で二死三塁としたが、江藤選手への四球で一三塁に。 清水選手に左翼線へ適時二塁打を浴びて逆転された。
 広島打線は8回9回を岡島・真田投手に抑えられた。
 6対7で敗戦。広島は3連敗で借金6。対巨人戦4連敗。

 試合結果

 あとから思えば7回裏の石原選手のスクイズ失敗で流れが変わりましたかね。 ど真ん中のストレートを空振りしてしまうとは。石原選手って結構バント失敗が目立つような気がするんですけど。 以前にも「バント練習をしろ」といった意味のことを書いた覚えがあります。
 継投も遅れ気味だったと思います。日曜日の試合で永川投手が打たれてしまったのが影響してるんですかね? 8回小山田投手9回永川投手という定型のパターンを使いにくかったのかなあ。 小山田投手を残した状態で9回に永川投手を投入したかったとか?う〜〜〜ん。

ブロック、ボーク記録連発

 ブロック投手はこの試合で3つのボークを記録。3回表の1イニング2ボークはセ・リーグタイ記録。1試合3ボークはプロ野球タイ記録。 シーズン8ボークはセ・リーグ新記録。

 1つは投げようとしてコケそうになって投球をやめたもので、いつものボークとは違ったのですが、 あとの2つは静止不充分のボーク。ここしばらくボークをしなかったので治ったかなと思っていたのですが。 ただ、あれだけボークをやっても7回まで3点に抑えたのはさすがというか何というか。

ウエスタン情報:後期開幕を飾る

 広島はウエスタン後期開幕戦でダイエーに勝利し、前後期完全優勝へ向けて幸先よいスタートを切った。

 試合結果

 林投手が9回2安打1失点自責点0でウエスタン初完投勝利。 わずか2安打というのがすごいですね。一軍定着はなりませんでしたが、着実に力をつけているようです。
 岡上選手が復帰しています。

7月1日

巨人戦、雨天中止

 広島市民球場で行われる予定だった巨人戦は雨のため中止となった。

 今年は雨天中止が多いですね。

デイビーが横山に代わり出場選手登録

 横山投手が出場選手登録を抹消され、デイビー投手が出場選手登録された。

 デイビー投手、まずは中継ぎで起用されるようですね。