カープ日記


6月30日

ウエスタン前期日程終了

 ウエスタン・リーグは前期日程を終了した。広島は前期最終戦でサーパスに破れ、 30勝12敗3分で優勝。7月1日から後期が開幕する。

ウエスタンリーグ前期勝敗表
チーム 試合 勝率
1 広  島 45 30 12 3 .714 -
2 阪  神 45 23 17 5 .575 6.0
3 近  鉄 45 19 20 6 .4872 9.5
4 中  日 45 18 19 8 .4865 9.5
5 ダイエー 45 18 25 2 .419 12.5
6 サーパス 45 14 29 2 .326 16.5

 試合結果

 嶋選手が3安打。松本高選手が代打でウエスタン初打席初安打しています。おめでとうございます。 急性胃潰瘍の木村一選手が代打で出場。治ったようですね。
 広島は見事な戦いぶりで前期優勝。後期優勝のチームとプレーオフで年度優勝を決めるわけですが、 1試合だけのプレーオフっていうのは運任せという感じがしますので、 ぜひ後期も優勝してプレーオフなしで年度優勝を決めて欲しいです。

SATOの無責任先発予想

 7月1日から広島で巨人3連戦。続いて横浜で横浜3連戦。計6連戦。
 広島の先発は佐々岡・ブロック・高橋・黒田・長谷川・鶴田投手と予想します。 好調の高橋投手を巨人戦と来週の阪神戦にぶつけるために 不調の黒田投手の順番を後ろにずらしてみました。
 巨人の先発は上原・ラス・工藤投手でしょうか。
 オールスターまで残り12試合。少しでも借金を減らしておきたいですね。

6月29日

セーフティリードは存在しない!!!

 対ヤクルト戦、先発鶴田投手は初回にラミレス選手に22号先制2ランを被弾したが、 2回裏にヤクルト先発鎌田投手からスタメン復帰の前田選手が右越えへ11号ソロ、 3回裏に浅井選手が右中間へ4号ソロを打ち込んで同点。
 4回表に鈴木選手に10号2ランを被弾したが、4回裏に森笠選手が中越えへ5号ソロ、 5回裏に緒方選手が左中間へ11号ソロを打ち込んで同点。
 6回裏には前田選手の四球とシーツ選手の左中間二塁打、森笠選手の敬遠四球で一死満塁のチャンス。 二死後、ヤクルト3番手河端投手から代打町田選手が中前適時打を放って2点を勝ち越し。 さらに緒方選手が中越えへ2点適時二塁打を放って4点差とした。 7回裏には山本投手から新井選手の左前打をきっかけに二死二塁とし、 シーツ選手が右前適時打して大量5点をリード。
 6回表から菊地原・小山田投手がヤクルト打線を零封して9回表は永川投手が登板。 しかし永川投手が乱調。一死から古田選手への四球の後、ベッツ選手に9号2ラン、土橋選手に2号ソロを被弾。 城石選手の安打、木村拓選手の失策、宮本選手への死球で満塁とされ、稲葉選手へ押し出し四球。 ラミレス選手に犠飛を打たれてついに同点。
 そして延長10回表、天野投手がベッツ選手の二塁打などで二死三塁とされ、 城石選手に右前適時打を浴びて決勝点を奪われた。
 9対10で敗戦。広島は2連敗で借金5。

 試合結果

 今日も広島市民球場へ行ってきたのですが、2日続けてとんでもない試合を見せられてしまいました。 4月26日の阪神戦で6点リードを守れず逆転負けしましたが、それに匹敵する試合ですね。 こんな試合を年間何試合もやっているようではいけませんよね。 今年はカープに限らずビッグイニングが多く、信じられないような逆転劇が多いのも確かなのですが…。
 9回表は永川投手の乱調と木村拓選手の失策が痛かったですね。四死球と失策。 大量失点のパターンにハマりました。継投は計算通りだったと思いますが、最後の最後でまさかまさかの展開でした。 永川投手が今日の失敗を今後にどのように生かし、乗り越えていくか。 小山田投手を抑えにして永川投手を中継ぎに回すという安易な手もあるにはありますが、さて。

ウエスタン情報:デイビーが初登板

 デイビー投手が初登板し、1回を2安打2四球2失点。MAX146キロ。30日に一軍合流。

 試合結果

 デイビー投手。一応二軍で投げましたが、結果が今ひとつにもかかわらずすぐに一軍合流ということで、 一軍でテストするということみたいですね。
 大竹投手は5回を4安打1失点。すぐに一軍昇格ということはないでしょうが、 できれば今季中に一軍で見てみたいですね。
 松本高選手が代走でウエスタン初出場しています。

6月28日

新井地元初アーチもかすむ7本塁打被弾

 対ヤクルト戦、先発長谷川投手は2回表に古田選手に10号先制ソロを被弾。 しかしその裏、シーツ選手がヤクルト先発高井投手から9号ソロを左中間に打ち込んで同点。 4回裏には無死二塁から松本奉選手が今季初安打となる中前適時打を放って1点を勝ち越し。
 しかし5回表に3連打で一死満塁とされ、ラミレス選手に21号逆転満塁弾を被弾。 鈴木選手にも9号ソロを被弾して長谷川投手はKO。代わった横山投手も古田選手に11号ソロを被弾。
 その裏、新井選手が今季地元初アーチとなる6号2ランを左中間に打ち込んで3点差に迫った。
 しかし6回表に二死から稲葉選手に9号2ラン、古田選手に12号3ランを被弾。 8回表にも西川投手が古田選手に13号2ランを被弾。10点差とされた。 古田選手の1試合4本塁打、4打数連続本塁打はプロ野球タイ記録。
 4対14で惨敗。広島の連勝は2でストップ。借金4。

 試合結果

 久しぶりに広島市民球場に行ってきました。19被安打7被本塁打14失点。 失点は全て本塁打によるもの。ひどい負け方だったのですが、 古田選手のプロ野球タイ記録となる1試合4本塁打や3者連続本塁打など珍しいものが見られて良かったと思うしかないですね、 カープファンとしてでなく一プロ野球ファンとして。
 今季初スタメン松本奉選手の勝ち越し適時打でまた若手選手がヒーローかと盛り上がり、 長谷川投手の逆転満塁弾被弾で盛り下がり、新井選手の今季初の地元弾でまだまだ行けると再び盛り上がり、 横山投手の2発被弾で完全に盛り下がりました。
 野村・前田選手は試合前の守備練習に参加していました。足が全く使えない時は守備練習には参加しませんので、 かなり状態は良くなってきているのではないでしょうか。

長谷川・朝山、玉木・ハーストに代わり出場選手登録

 玉木投手とハースト選手が出場選手登録を抹消され、長谷川投手と朝山選手が出場選手登録された。 ハースト選手の抹消は26日の試合の守備で右手首を打撲したため。 

 長谷川投手。二軍で好投していたので期待していたのですが。 粘りのない投球は扁桃周囲炎で抹消される前の2試合と同じ。本人は手応えをつかんだと言っているようなので、 次回に期待しますが、また同じような投球をするようだと考えないといけませんね。 先発候補にはデイビー投手もいることですし、危機感を持って投げてもらいたいです。

6月27日

廣瀬どっかーん逆転弾!高橋無傷の8連勝!

 対ヤクルト戦、先発高橋投手は2回表にベッツ選手に8号ソロを浴びて先制を許した。 4回表には浅井選手の失策と四死球で無死満塁とされ、ベッツ選手に2点適時二塁打を打たれて3点差とされた。 しかし続く無死二三塁のピンチは切り抜けた。
 広島打線は4回裏に反撃。ヤクルト先発佐藤秀投手を攻め、木村拓選手の右中間二塁打の後、 浅井選手が左中間適時二塁打して1点を返した。一死後、シーツ選手の左前打で一三塁とし、 森笠選手が左前適時打を放って1点差に迫った。そして廣瀬選手が左翼席へ1号3ランを運んで逆転。 2点のリードを奪った。
 8回裏には坂元投手からシーツ選手の左中間二塁打などで二死三塁とし、廣瀬選手が右翼線へ適時二塁打を落として駄目押し。
 高橋投手は5回以降ヤクルト打線をわずか2安打に抑えて今季5度目の完投。
 6対3で勝利。広島は2連勝で借金3。

 試合結果

 4回裏は見事な集中打でしたね。5安打を集中して一挙5得点。昨日の8回表に続くビッグイニングでした。
 打のヒーローは廣瀬選手。1点差に迫った一死一二塁の場面で初球から積極的に打ちに行き、左翼席へ豪快に放り込みました。 8回裏には待望の追加点となる適時二塁打。これで3試合連続の4打数2安打。 起用されてすぐに結果を出す、そして出し続けることがレギュラーへの道です。今後が楽しみですね。
 投のヒーローは高橋投手(って、高橋投手しか投げてないから当たり前)。4回表に失策と四死球でピンチを広げ、 ベッツ選手に2点適時二塁打。あの回は自滅気味の内容でしたが、その後の無死二三塁のピンチで踏ん張ったのが大きかったですね。 あそこでさらに追加点を奪われていれば、ほぼ試合は決まっていたでしょう。 その後は全く危なげない投球。今季5度目の完投勝利。無傷の8連勝。最多勝を狙えるんじゃないでしょうか。

ブロックに制裁処分

 26日に審判への暴言で退場処分となったブロック投手がセ・リーグから厳重戒告と制裁金5万円の処分を受けた。

 言葉だけだと5万円なんですね。

6月26日

8回に猛打爆発!対阪神戦の連敗止める

 対阪神戦、3回表に阪神先発藪投手を二死無走者から攻め、緒方・木村拓選手の連続左翼線二塁打で1点を先制。 浅井選手が遊撃右へ適時内野安打を放って2点目。
 先発ブロック投手は3回裏に今岡選手の安打をきっかけに二死二塁とされ、金本選手に中前適時打を浴びた。 4回裏には四球の片岡選手を一塁に置いて矢野選手に右中間へ適時三塁打を浴びて同点。 6回裏にも桧山・アリアス選手の連打などで二死二三塁とされ、藤本選手へ右中間へ適時三塁打を浴びて2点をリードされた。 ブロック投手はここで審判に暴言を吐いて退場処分。
 そして8回表。阪神2番手久保田投手を攻め、緒方選手の左翼線二塁打の後、木村拓選手が中越えへ適時二塁打を放って1点差。 浅井選手の遊撃内野安打の後、新井選手が中前適時打して同点。シーツ選手の犠打で一死二三塁とし、 代打野村選手が右前適時打を放って1点を勝ち越し。代わった金澤投手から廣瀬選手が遊撃へ適時内野安打、 森笠選手が右犠飛を放って3点をリードした。
 投げては6回裏途中から天野・菊地原・小山田・永川投手が阪神打線を零封。
 7対4で勝利。広島は対阪神戦の連敗を5で止めて借金4。 7回裏を3人で抑えた菊地原投手が2001年7月7日以来の勝利投手となった。

 試合結果

 8回表は見事なつなぎでした。6安打を集中して5得点。一度は逆転されて「またかよ」と思っていたのですが、 よく粘ってくれました。いつまでもやられっぱなしじゃいられません。
 決勝打は野村選手。6月17日以来の出場になります。ここぞという場面で打ってくれました。
 菊地原投手。2年ぶりの勝利おめでとうございます。低めへボールになるスライダーをくるくる空振りさせていました。 逆転への呼び水となる好投でした。
 小山田投手は切れのある球で見事なセットアップ。永川投手は直球多めの投球で12セーブ。 MAX151キロと球が走っていましたね。試合終盤の勝利の方程式が完成した感じです。

ブロックが暴言で退場処分

 ブロック投手は6回裏に藤本選手に適時三塁打を打たれた後、 藤本選手への初球を笠原主審がボールと判定したことに対して激昂。笠原主審に暴言を吐いて退場処分となった。

 闘争心も大事ですが、もう少し冷静になってくれないといけませんね。 今日の試合では交代への良いタイミングになったので事なきを得た感じですが…。

6月25日

菊地原が1年2ヶ月ぶりに復活

 対阪神戦、先発黒田投手は3回裏に藤本選手の安打と井川投手への四球で無死一二塁とされ、 今岡・赤星選手に連続適時打。二死後に桧山選手にも適時打を浴びて3失点。 4回裏にも片岡選手への四球と矢野選手の二塁打で一死二三塁とされ、藤本選手に2点適時打を浴びた。 藤本選手の盗塁と井川投手への四球などで一死一三塁とされ、今岡選手に犠飛を打たれた。 黒田投手は4回を6失点でKO。
 5回裏からは菊地原投手が昨年4月6日以来の登板。2イニングを1安打無失点の好投を見せた。 しかし7回裏に横山投手が二死三塁から金本選手に適時打を浴びて7点差とされた。
 広島打線は阪神先発井川投手から2回表に二死一二塁、4回表に無死一三塁、5回表に二死二三塁のチャンスを作ったが、 打ち崩せず。井川投手に完封を許した。
 0対7で完敗。広島の連勝は2でストップ。借金5。

 試合結果

 菊地原投手が約1年2ヶ月ぶりの一軍マウンド。スライダーが切れていて良い投球でした。 故障で苦しんだだけに投げられる喜びを感じたことでしょう。おめでとうございます。
 今季初出場初先発の廣瀬選手は2安打。守備でも3回裏に二塁へ向かった桧山選手を刺す好守備を見せました。 右投手が先発の時もスタメンで起用してもらえるといいですね。
 黒田投手。3回裏無死一塁からバントをしようとしていた井川投手に四球を与えたのが痛かったですね。 素直にバントをさせておけば大量失点にはつながらなかったと思います。 それにしてもこの不調はどこから来ているのでしょうか? 去年の不調は腰痛が原因だということがわかっていたので、まだ救いがあったのですが、 今年の不調は…。これだけ不調が長引くと、 今まで積み上げてきた実績が全部水の泡になってしまうのではと不安になります。

ウエスタン情報

 試合結果

 快勝。広池投手は6回4安打無失点の好投。栗原・甲斐選手が3安打。

6月24日

先発読み違えも降雨ノーゲーム

 対阪神戦、先発佐々岡投手と阪神先発藪投手で試合は始まった。しかし2回表終了時に雨がひどくなり、 降雨ノーゲームとなった。

 試合経過

 阪神の先発は井川投手だと思っていましたが、藪投手でした。 広島は前田選手すらスタメンから外し、ズラリと右打者を並べていました。 広島ベンチは先発投手を完全に読み違えてましたね。
 先発佐々岡投手は初回だけ投げましたが、調子が良さそうでした。球が切れていて内外角に投げ分けていました。 そして捕手は、な、な、な、なんと石原選手。ついに佐々岡&西山コンビは解消でしょうか?

前田が左ふくらはぎ違和感

 前田選手が左ふくらはぎに違和感を訴え、先発メンバーから外れた。 25日以降の出場は様子を見て決める。

 シーズンが進んでくると万全の状態というわけにはいかないようですね。 シーズントータルで出場試合が多くなるような方法を考えてもらいたいです。

菊地原と廣瀬が出場選手登録

 菊地原投手と廣瀬選手が出場選手登録された。

 廣瀬選手は7番左翼手でスタメン。登録してすぐ起用するのは良いことだと思います。 一度あった打席はなかなか良い当たりの投ゴロ併殺でした。

6月23日

デイビー投手が入団会見

 トム・デイビー投手が入団会見を行った。 デイビー投手は「カープでプレーすることを楽しみにしている。 自信がある球はストレート。過去には158〜160キロ出したことがある。 競争心・勝つ意欲・プライドを前面に出してプレーしたい。 先発か中継ぎかわからないが、与えられた仕事の中で持ち味を発揮してカープの勝利に貢献したい。 今の状態はとてもいいので、気分としてはすぐにでも投げたい」。

 160キロは無理としても、常時150キロ台が出たらすごいですよね。

澤崎と東出が出場選手登録抹消

 澤崎投手と東出選手が出場選手登録を抹消された。

 澤崎投手は最近失点が多く、不調という感じでした。 東出選手はスタメンのチャンスがありましたが、今ひとつ存在感をアピールできませんでした。 岡上選手は怪我しているみたいなので、代わりに誰が一軍に上がってくるのでしょうか。

菊地原と廣瀬が一軍合流

 菊地原投手と廣瀬選手が一軍に合流した。

 両選手とも二軍では好成績を挙げていますので、期待したいですね。
 内野手を抹消して外野手を登録することになるわけですが、 松本奉選手が内野のいろいろなポジションを守れるからではないでしょうか。

SATOの無責任先発予想

 24日から甲子園・大阪ドームで阪神3連戦。続いて広島でヤクルト3連戦。 計6連戦。14泊15日の長期遠征もようやく終り。
 広島の先発は佐々岡・黒田・ブロック・高橋・長谷川・鶴田投手と予想します。 長谷川投手は21日のウエスタンの試合で8回1安打の快投を演じていますので、 一軍昇格は間違いないところでしょう。
 阪神の先発は井川・藪・ムーア投手でしょうか。 絶好調の阪神はセを独走していますが、このあたりで一泡吹かせたいですね。

6月22日

中日に2連勝

 対中日戦、初回に中日先発山本昌投手から町田選手が左越えへ3号ソロを放って先制したが、 2回表に先発鶴田投手が2安打で二死一二塁とされ、森野選手に2点適時二塁打を浴びて逆転された。
 しかし2回裏にハースト選手が左中間へ5号ソロを放って同点。3回裏には鶴田・木村拓選手の短長打で一死二三塁とし、 町田選手が左前適時打して2点を勝ち越し。
 6回裏には落合投手からシーツ選手が右翼線二塁打した後、ハースト選手が右前適時打して1点を追加。 8回裏にも石原選手の中前打をきっかけに二死二塁とし、緒方選手の右越え適時二塁打で4点をリードした。
 投げては鶴田投手が6回表途中まで好投。一死一塁のピンチは西川投手が切り抜け、 7回表8回表は小山田投手が完全救援。9回表に永川投手がアレックス選手の適時打で1失点し、 なおも一死一二塁のピンチだったが後続を断った。
   6対3で勝利。広島は2連勝で借金を4に減らした。

 試合結果

 最終回は永川投手が一発で同点のピンチを作ってヒヤリとさせてくれましたが、 それ以外はほぼ快勝の試合でした。
 打のヒーローは町田選手とハースト選手。町田選手は初回に弾丸ライナーで先制ソロ。 同点で迎えた3回裏には詰まりながら左前へ勝ち越しの2点適時打。3打点の活躍。
 ハースト選手は2回裏に左中間へ5月11日以来の5号同点ソロ。 試合がこう着状態に入っていた6回裏には右前へ中押し適時打を放ちました。 ちまたではハースト選手不要論も出始めていますので、今日のような活躍を続けることでしょうね。
 先発鶴田投手。2回表の失点は二死一塁からの連打だったのでもったいなかったですが、 それ以外は好投でした。今日は前回の省エネ投法とは違い、 いつものように球数を多く使って粘り強く打者を抑えていきました。2勝目。
 3番手の小山田投手は球も走っていて非常に良かったです。 去年の守護神の面目躍如といった投球で強力なセットアッパーとなってくれそう。 そのうち永川投手との配置転換もありうるのではないかと思いました。

ウエスタン情報

 試合結果

 優勝ボケもなく勝利。先発林投手は5回6安打2失点といまひとつか。

6月21日

祝!ウエスタン前期優勝!

 マジック1の広島は近鉄と対戦し、6対1で勝利。ウエスタンリーグ前期優勝を決め、木下監督が宙に舞った。 広島のウエスタン優勝は1991年以来。
 試合は先発長谷川投手が8回を1安打1失点の好投。打っては倉選手が6回裏に2試合連続の4号勝ち越し3ランを放った。
 木下監督は「結果を出すことによってまた自信も生まれますし、そしてまたなおかつ勝てば本人の自信が倍になってきますよね。 選手が力をつけてきたということを素直に喜びたいですね」。

 試合結果

 ついにやってくれましたね。みなさま、おめでとうございます!
 二軍が強いっていうのは将来に期待が持てます。 勝つ味を覚えた選手たちが一軍で大活躍する日が来ることを夢見てます。

高橋無傷の7連勝!前田4打点で援護

 対中日戦、広島は2回裏に中日先発平井投手を攻め、前田選手の右中間二塁打をきっかけに二死三塁とし、 ハースト選手の遊撃適時内野安打で先制した。4回裏には前田選手が右中間へ10号ソロアーチ。 5回裏には高橋・木村拓・浅井選手の安打で一死満塁として平井投手をKO。 遠藤投手から新井選手が四球を選んで押し出し。前田選手が左中間へ走者一掃の適時二塁打を放って大量6点をリードした。
 先発高橋投手は不安定な立ち上がり。1回表2回表とピンチを招いたが、いずれも併殺で切り抜けた。 6回表まで無失点投球だったが、7回表に谷繁・荒木選手の短長打で無死二三塁とされ、代打リナレス選手に2点適時打を浴びた。 高橋投手は7回を投げ切って降板。
 8回表には天野投手がアレックス・森野選手に二塁打を浴びて1失点。 9回表は永川投手が1安打されたが抑えきった。
 6対3で勝利。広島は連敗を3で止め、借金を5に減らした。対中日戦の連敗も5でストップ。

 試合結果

 終盤追い上げられてちょっと不安になりましたが、6点のリードを使って逃げ切った試合でした。
 打のヒーローは前田選手。2回裏には先制点のきっかけとなる右中間二塁打。 4回裏には逆風をついて「こまちスタジアム」1号本塁打。5回裏には左中間へ3点適時二塁打。 計4打点の大活躍でした。
 先発高橋投手は制球が今ひとつでしたかね。四死球が目立ちました。しかし要所はしっかりと抑えてくれました。 これで無傷の7連勝。勝つコツを覚えたのかなという感じですね。

デイビー投手が来日

 デイビー投手が来日し、広島入りした。23日に入団会見が行われる。

 いらっしゃいませ。

6月20日

ウエスタン情報:マジック1のまま

 試合結果

 マジック1の広島は近鉄と対戦し、3対3の引き分け。阪神が勝ったため、優勝マジックは1のまま。

高橋退場処分取り消さず

 プロ野球コミッショナー事務局とセ・パ両リーグは、 高橋投手の退場処分の取り消しなどを求めた選手会に対して回答書を送付した。 回答書では、
  1. 高橋投手の退場処分取消に対して、球をバックネット方向に投げること自体が危険でスポーツマンシップに反する行為
  2. 本人への事情聴取がなかったことに対して、 新井選手は暴力行為で事情聴取の必要はなく、高橋投手にはセ理事会の申し合わせに基づき広島球団が本人から聴取した
  3. 不服申し立て手続きの確立の要望に対して、不服申し立て手続きは野球協約で認められている
などとされている。

 この回答は高橋投手の行為は審判への侮辱行為ではなかったと間接的に認めていると考えていいんじゃないでしょうか。
 3については野球協約を知らないのでわかりませんが、1と2については予想された回答だと思います。 選手会の次のアクションがあるかどうか。

ヤクルト高津、通算270セーブポイントプロ野球新記録達成

 ヤクルトの高津臣吾投手が横浜戦でセーブを挙げ、通算セーブポイント270のプロ野球新記録を達成した。

 おめでとうございます。

6月19日

打線尻すぼみ、巨人に3連敗

 対巨人戦、初回に巨人先発工藤投手を攻め、新井選手が左越えへ5号先制2ラン。 2回表にもシーツ選手が左越えへ8号ソロ、ブロック投手が中越えへ1号ソロを放って工藤投手をKOした。
 先発ブロック投手は1回裏に清原選手の適時打、4回表に江藤選手の9号ソロ、 6回表に元木選手の適時二塁打、7回表に高橋由選手の11号ソロで同点とされて降板。 代わった玉木投手が清原選手への四球と江藤選手の安打で二死一二塁とされ、阿部選手に勝ち越し適時打を浴びた。 さらに元木選手の適時打で2点差とされた。
 広島打線は3回以降、巨人救援投手陣から得点できず。9回表に前田投手を攻め、 シーツ・森笠選手の連打で無死一三塁としたが、 石原選手の投ゴロ併殺の間に1点差に迫るのがやっと。
 5対6で敗戦。広島は3連敗で借金6。

 試合結果

 いきなり3発の本塁打で4点が入って工藤投手をKO。今日はウハウハだと思ったんですけどね。 巨人の中継ぎ投手陣から中押しができなかったのが痛かったですね。ブロック投手は粘投していたと思いますけど。
 新井選手に本塁打が出た試合は未だ勝てず。嫌なジンクスができてしまいました。

ブロックが来日初本塁打

 ブロック投手が2回表に工藤投手からバックスクリーンに来日初本塁打を放った。

 ブロック投手は本当に打撃がいいですね。バックスクリーンに持っていくとはすごい。 代打の切り札木村一選手が登録抹消されてしまいましたし、登板のない日は代打でスタンバイしてもらえばどうでしょう?

急性胃潰瘍の木村一に代わり瀬戸が出場選手登録

 木村一選手が出場選手登録を抹消され、瀬戸選手が出場選手登録された。 木村一選手は札幌市内の病院で「急性胃潰瘍」と診断された。

 ありゃりゃ。単なる食あたりというわけではなかったんですね。お大事に。

ウエスタン情報:マジック1

 由宇で行われる予定だったサーパス戦は雨のため中止となったが、阪神が破れたため、 広島の前期優勝マジックは1となった。

 「果報は寝て待て」といった感じですね。明日は試合ができそうです。いよいよかな。

6月18日

黒田、復帰登板を飾れず

 対巨人戦、ミニキャンプ明けで先発の黒田投手は初回二死から高橋由・清原選手の長短打で1点を先制された。 3回裏にも二死から高橋由・清原選手の長短打で1点を追加された。 5回裏にはラス投手の二塁打をきっかけに一死三塁とされ、暴投で1点を追加された。 6回裏には阿部選手に9号ソロを浴びた。黒田投手は6回4失点。
 8回裏には天野投手が清原選手に9号ソロを浴びた。
 広島打線は巨人先発ラス投手から2回表を除いて毎回得点圏に走者を進めたが、2併殺など拙攻の連続。 ようやく6回表に東出選手の遊撃内野安打と盗塁などで一死三塁とし、新井選手の二ゴロの間に1点を返した。 7回表からは巨人救援投手陣から得点できず。
 1対5で敗戦。広島は2連敗で借金5。

 試合結果

 不調からの脱出のため、登録抹消されてミニキャンプを張った黒田投手。 6回4失点という数字を見ると効果がなかったように思えるかもしれません。 しかし山本監督や北別府コーチによると、球の切れも出てきたようですし、 復調の兆しも見えたようです。次回以降に期待しましょう。

木村一が腹痛で欠場

 木村一選手が腹痛・下痢・嘔吐を訴えて病院へ行った。試合途中からベンチ入りしたものの、出場機会はなかった。

 お大事に。

松本奉・黒田が栗原・林に代わり出場選手登録

 栗原選手と林投手が出場選手登録を抹消され、松本奉選手と黒田投手が出場選手登録された。

 松本奉選手は代打で二飛に倒れました。二軍では絶好調だったので、スタメンで見てみたいですね。

6月17日

今季初の5連勝ならず

 対巨人戦、先発佐々岡投手は初回に緒方選手の失策と二岡選手への四球で無死一二塁とされ、 高橋由選手に10号3ランを浴びて先制された。2回裏にも清水選手に6号2ランを浴びて佐々岡投手はKO。
 3回裏には澤崎投手が江藤選手の適時打で1失点。5回裏には林投手が江藤選手の犠飛で1失点。 7回裏には西川投手がレイサム選手の1号ソロを浴び、計8失点。
 広島打線は巨人先発上原投手の前に6回まで無得点。7回表に途中出場の木村一選手の中前適時打で1点。 8回表に前田選手の左中間適時二塁打とシーツ選手の中前適時打で2点を返したのみ。
 3対8で敗戦。広島の連勝は4で止まり、借金4。

 試合結果

 いいところなく負けてしまいましたね。好調の木村拓選手が故障でスタメン落ちというマイナス要素に加え、 緒方選手の失策をきっかけに佐々岡投手がいきなり先制3ランを被弾するという展開。 連勝の勢いがいきなりそがれてしまった感じでした。その後も佐々岡投手と救援投手陣が失点を重ね、 打線もただ打っていくだけしか手がなくなってしまいました。やっぱり大波は来ないなー。

木村拓、左背筋痛で欠場

 木村拓選手が左背筋痛のため欠場した。

 好調だっただけに痛いですね。長引かなければいいですが。

ウエスタン情報:マジック2

 由宇で行われる予定だったサーパス戦は雨のため中止となったが、 阪神が破れたため、マジックは2に減った。

 いよいよ大詰めですね。

6月16日

SATOの無責任先発予想

 17日から札幌ドームで巨人3連戦。1日開けて、秋田で中日2連戦。
 広島の先発は佐々岡・黒田・ブロック・高橋・鶴田投手と予想します。 ミニキャンプを行っていた黒田投手は18日から再登録可能、 ブロック投手の右肩違和感は大したことがないということでこの予想です。 黒田・ブロック投手の順番は入れ替わるかも知れないですけれど。
 巨人の先発は上原・工藤・ラス投手でしょうか。 広島打線は4試合連続2ケタ安打と好調。 巨人投手陣を打ち込んで大波を作ってもらいたいですね。

FA制度一部改正

 プロ野球実行委員会が開かれ、諸々が決まった。2004年の開幕はセが4月2日、プレーオフがあるパは3月27日。 FAの資格取得年数が逆指名と自由枠選手について現行の10シーズン(出場選手登録150日で1シーズン)から9シーズンへ短縮。 最初のFA時の補償金がFA選手年俸の1.5倍から1.2倍へ、補償選手獲得時の補償金が年俸同額から0.8倍に減額。 補償プロテクト選手が30名から28名に減らされた。

 選手がFA宣言しやすくするための改正ですが、 カープはFA選手を獲得しない方針なので、補償金が減らされるのは痛いですね。 その代わりにプロテクト選手が減りました。28名というと出場選手登録できる人数なので、 一軍選手全員をギリギリでプロテクトできる人数になります(外国人選手はもともと補償選手から除外されていますが)。 二軍の有望選手がプロテクトから漏れる可能性もあって (実際には引退間際の一軍のベテラン選手あたりが漏れる可能性が高いですが)、 良い選手が獲得できる可能性も若干ですが上がります。